JP2009012594A - Fuel tank structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば炭化水素の液体を含む燃料を貯留するための燃料タンク構造に関する。 The present invention relates to a fuel tank structure for storing a fuel containing, for example, a hydrocarbon liquid.
キャニスタと燃料ポンプとを一体化したキャニスタユニットを燃料タンク内に設置する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の如き従来の技術では、キャニスタユニットが燃料タンクの底部に押し付けられているため、該キャニスタユニットから燃料への伝熱を抑制することについて改善の余地があった。 However, in the conventional techniques as described above, since the canister unit is pressed against the bottom of the fuel tank, there is room for improvement in suppressing heat transfer from the canister unit to the fuel.
本発明は、上記事実を考慮して、燃料タンク内の燃料への伝熱を抑制することができる燃料タンク構造を得ることが目的である。 In view of the above fact, an object of the present invention is to obtain a fuel tank structure capable of suppressing heat transfer to the fuel in the fuel tank.
請求項1記載の発明に係る燃料タンク構造は、燃料蒸気を吸着するためのキャニスタ及び燃料タンク内の燃料を圧送するためのポンプを含む燃料系部品が一体化され、前記燃料タンクの底壁から離間されると共に該燃料タンクにおける重力方向の上部空間に囲まれるように配置された燃料系部品ユニットと、一端側が前記燃料タンク内における重力方向の下部で開口され、他端側が前記ポンプの吸込口に接続された燃料導入部材と、を備えている。 In the fuel tank structure according to the first aspect of the present invention, a fuel system component including a canister for adsorbing fuel vapor and a pump for pumping fuel in the fuel tank is integrated. A fuel system component unit which is spaced apart and is disposed so as to be surrounded by an upper space in the gravity direction of the fuel tank, one end side is opened at the lower part in the gravity direction in the fuel tank, and the other end side is an inlet of the pump And a fuel introduction member connected to.
請求項1記載の燃料タンク構造では、ポンプは、燃料導入部材を介して吸い込んだ燃料を下流側に圧送する。この燃料タンク構造では、キャニスタ及びポンプを含む燃料系部品が一体化された燃料系部品ユニットを、一部品として、燃料タンクに対し該燃料タンクの上部空間に囲まれるように組み付けて構成されている。そして、この燃料タンク構造では、燃料系部品ユニットが燃料タンクの底壁から離間しているので、燃料の残量が所定量以下の場合には、燃料系部品ユニットのポンプから燃料への伝熱が抑制される。 In the fuel tank structure according to the first aspect, the pump pressure-feeds the fuel sucked through the fuel introduction member to the downstream side. In this fuel tank structure, a fuel system part unit in which fuel system parts including a canister and a pump are integrated is assembled as one part so as to be surrounded by the upper space of the fuel tank. . In this fuel tank structure, since the fuel system component unit is separated from the bottom wall of the fuel tank, heat transfer from the pump of the fuel system component unit to the fuel is performed when the remaining amount of fuel is less than a predetermined amount. Is suppressed.
このように、請求項1記載の燃料タンク構造では、燃料タンク内の燃料への伝熱を抑制することができる。 Thus, in the fuel tank structure according to the first aspect, heat transfer to the fuel in the fuel tank can be suppressed.
請求項2記載の発明に係る燃料タンク構造は、請求項1記載の燃料タンク構造において、前記燃料系部品ユニットは、前記ポンプを前記キャニスタにて被覆して構成されている。 A fuel tank structure according to a second aspect of the present invention is the fuel tank structure according to the first aspect, wherein the fuel system component unit is configured by covering the pump with the canister.
請求項2記載の燃料タンク構造では、ポンプがキャニスタで被覆されているので、該ポンプから燃料、燃料蒸気への伝熱が効果的に抑制される。
In the fuel tank structure according to
請求項3記載の発明に係る燃料タンク構造は、燃料を貯留するための燃料タンクと、前記燃料タンクの底壁から離間されると共に該燃料タンクにおける重力方向の上部空間に囲まれるように配置され、燃料蒸気を吸着するためのキャニスタと、前記キャニスタ内に配設され、前記燃料タンク内の燃料を圧送するためのポンプと、一端側が前記燃料タンク内における重力方向の下部で開口され、他端側が前記ポンプの吸込口に接続された燃料導入部材と、を備えている。 A fuel tank structure according to a third aspect of the present invention is disposed so as to be separated from a fuel tank for storing fuel, a bottom wall of the fuel tank, and an upper space in the gravity direction of the fuel tank. A canister for adsorbing fuel vapor; a pump disposed in the canister for pumping fuel in the fuel tank; and one end opened at a lower portion in the direction of gravity in the fuel tank and the other end A fuel introduction member having a side connected to the suction port of the pump.
請求項3記載の燃料タンク構造では、ポンプは、燃料導入部材を介して吸い込んだ燃料を下流側に圧送する。この燃料タンク構造では、キャニスタが燃料タンクの上部空間に囲まれるように配置された構成において、該キャニスタ内にポンプが配設されているので、換言すれば、ポンプがキャニスタにて被覆されているので、ポンプの熱が直接的に燃料、燃料蒸気に伝わることが抑制される。しかも、ポンプが配設された燃料タンクの底壁から離間して配置されているので、燃料の残量が所定量以下の場合には、燃料系部品ユニットのポンプから燃料への一層効果的に伝熱が抑制される。
In the fuel tank structure according to
このように、請求項3記載の燃料タンク構造では、燃料タンク内の燃料への伝熱を抑制することができる。 Thus, in the fuel tank structure according to the third aspect, heat transfer to the fuel in the fuel tank can be suppressed.
請求項4記載の発明に係る燃料タンク構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の燃料タンク構造において前記燃料導入部材における前記燃料タンク内の重力方向の下部で開口された端部に、前記ポンプ側への燃料の流れを許容する一方向弁を設けた。 A fuel tank structure according to a fourth aspect of the present invention is the fuel tank structure according to any one of the first to third aspects, wherein the end of the fuel introduction member is opened at a lower portion in the gravity direction in the fuel tank. A one-way valve that allows fuel flow to the pump side is provided in the section.
請求項4記載の燃料タンク構造では、燃料タンクの底壁から離間して配置されたポンプに燃料を吸い込ませるための燃料導入部材の重力方向下端に一方向弁が設けられているため、該燃料導入部材の内部は常に燃料液体にて満たされる。これにより、ポンプを燃料タンク底壁から離間させる構成において、ポンプがガスを吸い込んでしまうことが防止される。
In the fuel tank structure according to
請求項5記載の発明に係る燃料タンク構造は、請求項1〜請求項4の何れか1項記載の燃料タンク構造において、前記キャニスタは、前記燃料タンク内に配置されている。 A fuel tank structure according to a fifth aspect of the present invention is the fuel tank structure according to any one of the first to fourth aspects, wherein the canister is disposed in the fuel tank.
請求項5記載の燃料タンク構造では、燃料タンク内にキャニスタが配置されているので、例えば燃料蒸気をキャニスタに直接的に吸着させることが可能になる。 In the fuel tank structure according to the fifth aspect, since the canister is disposed in the fuel tank, for example, the fuel vapor can be directly adsorbed to the canister.
以上説明したように本発明に係る燃料タンク構造は、燃料タンク内の燃料への伝熱を抑制することができるという優れた効果を有する。 As described above, the fuel tank structure according to the present invention has an excellent effect that heat transfer to the fuel in the fuel tank can be suppressed.
本発明の第1の実施形態に係る燃料タンク構造が適用された車両用燃料タンクユニット10について、図1乃至図5に基づいて説明する。まず、車両用燃料タンクユニット10を備えた燃料系装置12の概略構成について説明し、次いで、本発明の要部である車両用燃料タンクユニット10の詳細構成を説明することとする。
A vehicle
(燃料系装置の概略構成)
図5には、車両用燃料タンクユニット10を備えた燃料系装置12が模式なシステム構成図にて示されている。この図に示される如く、燃料系装置12は、車両用燃料タンクユニット10を構成する燃料タンク本体11に貯留した燃料をエンジン14に供給する構成とされている。燃料タンク本体11には、図示しない給油ホース及び通気ホースが接続されており、給油ホースから燃料タンク本体11に燃料が給油され、給油時には燃料タンク本体11内の空気が通気ホースより給油口に逃げるようになっている。
(Schematic configuration of fuel system)
FIG. 5 is a schematic system configuration diagram showing a
また、車両用燃料タンクユニット10では、燃料タンク本体11内に燃料ポンプ16が設けられている。燃料ポンプ16は、燃料チューブ18を介してエンジン14に連通されており、燃料タンク本体11内に貯留された燃料をエンジン14へ送出する構成とされている。この燃料ポンプ16によって送り出された燃料は、インジェクタ20によって霧化されてエンジン14の燃焼室内に噴射される構成である。なお、燃料ポンプ16の吐出口と燃料チューブ18との間には、燃料の逆流を防止するための一方向弁としてのチェックバルブ22が配設されている。
In the vehicle
さらに、燃料タンク本体11上部(空間)は、ブリーザ配管24を介して、蒸発燃料を吸着するためのキャニスタ25に接続されている。詳細は後述するが、キャニスタ25は、その内部に導入された燃料蒸気を吸着剤としての活性炭54に離脱可能に吸着させるように構成されている。
Further, the upper portion (space) of the fuel tank
また、ブリーザ配管24と燃料タンク本体11との接続部には、ベントバルブ26、COV(カットオフバルブ)28、及びROV(ロールオーババルブ)30が設けられている。ベントバルブ26は、燃料タンク本体11の内圧がブリーザ配管24の内圧よりも高くなると開弁し、ブリーザ配管24を介して燃料タンク本体11内の燃料蒸気を含む空気をキャニスタ25へ流すようになっている。
A
ROV28は、フロータ弁として構成されており、給油時の液面上昇により閉弁し、ベントバルブ26と燃料タンク本体11との接続を遮断するようになっている。また、ROV28は、車両転倒時等にベントバルブ26と燃料タンク本体11との接続部を閉弁し、ブリーザ配管24を経由して外部に燃料が漏れることを防止する機能を有している。COV30は、フロータ弁として構成されてROV28と並列に配置されており、ROV28よりさらに液面が上昇したときにベントバルブ26と燃料タンク本体11との連通を遮断するようになっている。COV30は、給油中の液面上昇時にはROV28閉弁後も開弁して燃料タンク本体11とベントバルブ26とを連通するが、車両旋回による液面揺動によりCOV30位置まで液面が到達したような場合、及び車両転倒時等には閉弁し、ベントバルブ26を通って燃料がブリーザ配管24に進入することを防止する機能を有する。
The
さらに、キャニスタ25には、大気と連通した大気配管32、及び、その活性炭に吸着した燃料蒸気をパージするためのパージ配管34が接続されている。また、大気配管32には、エアフィルタ36が設けられている。一方、パージ配管34におけるキャニスタ25への接続側と反対側の端部は、エンジン14の吸気通路38におけるスロットルバルブ40の下流部分に、パージ装置としてのパージ制御弁(この実施形態ではバキュームスイッチングバルブ)42を介して接続されている。
Further, the
これにより、燃料系装置12では、エンジン14の作動中の適時にパージ制御弁42が開弁されると、エンジンの吸気動作に伴って大気配管32の開口端から外気を吸い込みつつ該大気配管32、パージ配管34中のガスがエンジン14の吸気通路38に吸い込まれる流れが生成されるようになっている。この流れによって、キャニスタ25に吸着されている燃料蒸気が該キャニスタ25(の活性炭)から離脱して吸気通路38に排出される、すなわちキャニスタ25の燃料蒸気がパージされる構成である。
Thus, in the
(車両用燃料タンクユニット10の詳細構成)
図1に示される如く、車両用燃料タンクユニット10は、燃料タンク本体11内に、燃料ポンプ16及びキャニスタ25を収容して構成されている。そして、この実施形態では、キャニスタ25と燃料ポンプ16とは一体化されてキャニスタユニット44を構成しており、このキャニスタユニット44では、一体化された燃料ポンプ16及びキャニスタ25が燃料タンク本体11の上壁11A側に偏倚されて該燃料タンク本体11内に配設されている。以下、具体的に説明する。
(Detailed configuration of vehicle fuel tank unit 10)
As shown in FIG. 1, the vehicle
図1に示される如く、キャニスタ25は、燃料ポンプ16と一体化された内側キャニスタ46と、内側キャニスタ46を覆うように設けられた外側キャニスタ48とを含んで構成されている。図2にも示される如く、内側キャニスタ46は、その軸心部に燃料ポンプ16が配設された略円筒状に形成されており、図1に示される如く、外側キャニスタ48は、内側キャニスタ46を径方向外側から覆う略円筒状に形成されている。
As shown in FIG. 1, the
このキャニスタユニット44は、キャニスタ25の軸線が上下(重力)方向に略一致するように燃料タンク本体11内に配置されている。なお、キャニスタユニット44(キャニスタ25)は、要求される燃料蒸気の吸着量に応じて、外側キャニスタ48の設置の有無や容量が選択されるようになっている。すなわち、キャニスタユニット44(キャニスタ25)は、外側キャニスタ48を有しない構成としても良い。
The
図2に示される如く、内側キャニスタ46は、略有底円筒状に形成された内側キャニスタケース50と、内側キャニスタケース50の軸心部に同軸的に配置されたポンプケース52と、内側キャニスタケース50とポンプケース52との間に充填された燃料蒸気吸着剤としての活性炭54と、内側キャニスタケース50の上側開口端を閉止するカバーフランジ56とを主要部として構成されている。
As shown in FIG. 2, the
図1に示される如く、外側キャニスタ48は、有底円筒状に形成されると共に軸心部に内側キャニスタケース50が配置された外側キャニスタケース58と、該外側キャニスタケース58と内側キャニスタケース50との間に充填された活性炭54とを主要部として構成されている。この実施形態では、内側キャニスタ46と共通のカバーフランジ56が外側キャニスタケース58の上側開口端を閉止している。この閉止状態でカバーフランジ56は、その周縁部56Aが外側キャニスタケース58の径方向外側に張り出している。この実施形態では、カバーフランジ56は、内側キャニスタケース50、外側キャニスタケース58に溶着等によって固定されている。
As shown in FIG. 1, the
図2に示される如く、ポンプケース52は、その軸線(上下)方向中間部に形成され燃料ポンプ16を収容するためのポンプ収容部60と、ポンプ収容部60の下側に設けられ該ポンプ収容部60と燃料タンク本体11内の空間とを連通させるタンク側連通部62と、ポンプ収容部60の上側に設けられ該ポンプ収容部60をキャニスタユニット44(内側キャニスタケース50、燃料タンク本体11)の外側と連通させるための外側連通部64とを含んで構成されている。ポンプケース52は、タンク側連通部62、外側連通部64がそれぞれポンプ収容部60よりも小径とされており、該タンク側連通部62、外側連通部64とポンプ収容部60と間に形成された段部52A、52Bを有している。
As shown in FIG. 2, the
燃料ポンプ16は、防振材としての防振ゴム66を介してポンプケース52のポンプ収容部60内に収容されている。燃料ポンプ16は、ポンプ収容部60との間に位置する防振ゴム66によって径方向に弾性的に支持され、段部52A、52Bとの間に位置する防振ゴム66によって弾性的かつ軸線方向に脱落しないように支持されている。
The
以上説明したポンプケース52は、軸線方向に分割された部分で構成された2ピース又は3ピース構造とされている。このポンプケース52は、内側キャニスタケース50の底壁50A側の一部が該内側キャニスタケース50と一体に形成されても良く、カバーフランジ56側の一部が該カバーフランジ56と一体に形成されても良い。
The
また、キャニスタユニット44では、上記した内側キャニスタ46(ポンプケース52)への燃料ポンプ16の支持状態では、燃料ポンプ16の吸込口としてのインレット(サクション)16Aがタンク側連通部62に突出している。また、この支持状態で、燃料ポンプ16のアウトレット(ディスチャージ)一体化されたチェックバルブ22が外側連通部64内に突出されている。
Further, in the
燃料ポンプ16のインレット16Aには、燃料導入部材としての燃料チューブ68の一端が接続されており、燃料チューブ68の他端は、燃料フィルタ70に接続されている。燃料フィルタ70は、例えばメッシュフィルタ等とされており、燃料中の異物が燃料ポンプ16に吸い込まれることを防止するようになっている。燃料フィルタ70からは、複数(例えば3つ)のガイドロッド72が上方に向けて突設されており、各ガイドロッド72は、内側キャニスタケース50に設けられたガイド孔部74にスライド可能に挿通されている。
One end of a
これにより、キャニスタユニット44では、燃料フィルタ70は、キャニスタ25、燃料ポンプ16に対する姿勢を維持したままで該キャニスタ25等に対し接離(上下方向に相対変位)可能とされている。少なくとも1つのガイドロッド72廻りには、圧縮コイルスプリング76が配設されており、燃料フィルタ70をキャニスタ25等に対し離間する方向に付勢している。なお、ガイドロッド72の先端には、内側キャニスタケース50のガイド孔部74に係合して燃料フィルタ70のキャニスタ25等に対する離間側の移動限を規定するストッパ72Aが形成されている。
Thereby, in the
図1に示される如く、ストッパ72Aは、後述する如きキャニスタユニット44の燃料タンク本体11に対する固定状態で、通常は燃料フィルタ70が燃料タンク本体11の底壁11Bに当接しないように設けられている。以上により、キャニスタユニット44では、燃料タンク本体11の変形(圧縮)の際に燃料フィルタ70がキャニスタ25側に移動して該変形を吸収し得る構成とされている。
As shown in FIG. 1, the
一方、外側連通部64内では、チェックバルブ22にアウトレットパイプ78の一端が接続されている。アウトレットパイプ78は、カバーフランジ56を貫通しており、該カバーフランジ56の外側(上側)に位置する部分が燃料チューブ18の上流端に接続されたメインポート78Aとされている。また、外側連通部64内には、燃料ポンプ16(のモータ)への給電用の配線80が配設されており、配線80はカバーフランジ56に設けられたコネクタ82と燃料ポンプ16とを導通している。コネクタ82は、カバーフランジ56に一体に形成しても良い。
On the other hand, one end of the
図3及び図4に示される如く、内側キャニスタ46における内側キャニスタケース50とポンプケース52との間の部分は、仕切り壁84、86、88によって周方向に区画されている。内側キャニスタ46では、仕切り壁84と仕切り壁86との間に形成された空間は、ブリーザ配管24を介して燃料タンク本体11から蒸発燃料が導入されるエバポ室46Aとされており、カバーフランジ56におけるエバポ室46Aを閉止する部分には、ブリーザ配管24が接続されるエバポポート90が設けられている。
As shown in FIGS. 3 and 4, a portion of the
また、内側キャニスタ46では、仕切り壁84と仕切り壁88と間に形成された空間は、大気配管32を介して大気が導入される大気導入室46Bとされており、カバーフランジ56における大気導入室46Bを閉止する部分には、大気配管32が接続される大気ポート92が設けられている。さらに、内側キャニスタ46では、仕切り壁86と仕切り壁88と間に形成された空間は、パージ配管34を介して燃料蒸気をパージするためのパージ室46Cとされており、カバーフランジ56におけるパージ室46Cを閉止する部分には、パージ配管34が接続されるパージポート94が設けられている。エバポ室46Aの容量は、大気導入室46B、パージ室46Cの各容量(の和)に対し十分に大とされている。
In the
図示は省略するが、仕切り壁84にはエバポ室46Aと大気導入室46Bとを部分的に連通する連通路が形成されており、仕切り壁86にはエバポ室46Aとパージ室46Cとを連通する連通路が形成されている。これにより、パージ制御弁42の開弁による内側キャニスタ46(活性炭54)への吸着燃料のパージが可能とされている。また、図示は省略するが、外側キャニスタ48は、内側キャニスタケース50に形成された連通路によってエバポ室46A、大気導入室46B、パージ室46Cのそれぞれに連通されており、大気導入室46Bへの連通路とパージ室46Cへの連通路との間には仕切り壁が配置されている。これにより、パージ制御弁42の開弁による外側キャニスタ48(活性炭54)への吸着燃料のパージが可能とされている。
Although illustration is omitted, the
図4に示される如く、以上説明したキャニスタユニット44は、上記の通りキャニスタ25及び燃料ポンプ16が燃料タンク本体11の上壁11Aに偏倚された状態で、該燃料タンク本体11に固定されている。具体的には、燃料タンク本体11には、上壁11Aに形成された開口部11Cの縁部に沿って立設された環状壁96が形成されており、該環状壁96の端部96Aと該環状壁96に固定された押えリング98との間にカバーフランジ56の周縁部56Aが挟み込まれることで、キャニスタユニット44が燃料タンク本体11に固定されている。押えリング98は、例えば螺合や溶着等によって環状壁96に固定されており、これら押えリング98、環状壁96、カバーフランジ56の間は気密にシールされている。
As shown in FIG. 4, the
以上により車両用燃料タンクユニット10は、キャニスタユニット44のキャニスタ25が、燃料タンク本体11の底壁11Bから上方に離間した状態で、燃料タンク本体11の上部空間に径方向外側から囲まれるように配置されて構成されている。また、車両用燃料タンクユニット10は、燃料ポンプ16が上記配置のキャニスタ25にて径方向外側から覆われて構成されている。
Thus, the vehicular
次に、第1の実施形態の作用を説明する。 Next, the operation of the first embodiment will be described.
上記構成の車両用燃料タンクユニット10では、燃料ポンプ16が作動されると、燃料タンク本体11内の燃料が燃料チューブ18を経由してエンジン14に送り出される。この燃料タンク本体11内の内圧(蒸気圧)がブリーザ配管24の内圧よりも高くなると、ベントバルブ26が開弁され、燃料タンク本体11内燃料蒸気がブリーザ配管24を介してキャニスタ25に流入し、該キャニスタ25の活性炭54に一時的に吸着される。
In the vehicular
そして、適時にパージ制御弁42が開弁されると、大気配管32からキャニスタ25に流入する空気によって該キャニスタ25の活性炭54に吸着されていた燃料蒸気が吸気通路38にパージされる。吸気通路38にパージされた燃料蒸気は、燃料としてエンジン14に消費される。
When the
ここで、車両用燃料タンクユニット10では、燃料ポンプ16がキャニスタ25に覆われているため、該燃料ポンプ16の作動に伴って生じる熱が燃料タンク本体11内の燃料に直接的に伝達されることがない。しかも、燃料ポンプ16及び該燃料ポンプ16を覆うキャニスタ25が燃料タンク本体11の底壁11Bから上方に離間して配置されているため、燃料タンク本体11内の燃料の残量が少ない場合には、燃料ポンプ16が発した熱が燃料(の液成分)に伝達されることが一層効果的に抑制される。
Here, in the vehicle
これにより、車両用燃料タンクユニット10では、一般的に燃料温度が上昇しやすいとされる燃料残量が少ない場合に、燃料温度の上昇を抑制することができ、燃料中に燃料ポンプ16を液没される構成と比較して、燃料蒸気(ベーパ)の発生量を低減することができる。
As a result, the vehicle
特に、車両用燃料タンクユニット10では、燃料ポンプ16がキャニスタ25に覆われていることにより、燃料ポンプ16の発熱が燃料タンク本体11内の燃料蒸気に伝達されることも効果的に抑制される。これにより、車両用燃料タンクユニット10では、燃料中に燃料ポンプ16を液没される構成と比較して、燃料タンク本体11内の温度が低減され、燃料蒸気の発生、圧力上昇(体積膨張)を抑制することができる。
In particular, in the vehicle
これらにより、車両用燃料タンクユニット10では、キャニスタ25への燃料蒸気の吸着量が減るので、該吸着燃料のパージ量が減り、燃費の向上に寄与する。また、キャニスタ25に吸着された燃料蒸気の大気放出(所謂エバポエミッション)を低減することができる。
As a result, in the vehicle
また、車両用燃料タンクユニット10では、燃料ポンプ16とキャニスタ25とが一体化されてキャニスタユニット44を構成しているので、これらを別個に燃料タンク本体11内に配設する構成と比較して、該燃料ポンプ16とキャニスタ25とを燃料タンク本体11内の上部に配置する構造が簡単である。補足すると、例えば燃料ポンプ16を燃料タンク本体11に固定するためのブラケットを不要とすることができ、質量低減、コスト低減に寄与する。また、燃料ポンプ16の質量をカバーフランジ56の周縁部56Aによって広い面積で支持することができるので、燃料タンク本体11の強度、耐久性の向上に寄与する。
Further, in the vehicle
さらに、車両用燃料タンクユニット10では、燃料ポンプ16がポンプケース52内で防振ゴム66に覆われているため、燃料ポンプ16からの放射音や振動を遮断することができる。内側キャニスタ46(内側キャニスタケース50、ポンプケース52、活性炭54)、外側キャニスタ48は特に防音効果に寄与し、防振ゴム66は、振動の遮断、減衰効果に寄与する。
Further, in the vehicular
またさらに、車両用燃料タンクユニット10では、燃料ポンプ16がキャニスタ25すなわち電磁波の遮断作用を奏する活性炭54にて覆われているため、該燃料ポンプ16からの電磁波が遮断され、ノイズの低減を図ることができる。
Further, in the vehicle
[他の実施形態]
次に本発明の他の実施形態を説明する。なお、上記第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部品・部分については上記第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付してその説明を省略し、また図示を省略する場合がある。
[Other Embodiments]
Next, another embodiment of the present invention will be described. Parts and portions that are basically the same as those in the first embodiment or the previous configuration are denoted by the same reference numerals as those in the first embodiment or the previous configuration, and the description thereof is omitted. Illustration may be omitted.
[第2の実施形態]
図6には、第2の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット100を構成するキャニスタユニット102の要部が図2に対応する模式的な断面図にて示されている。この図に示される如く、車両用燃料タンクユニット100を構成するキャニスタユニット102では、チェックバルブ22が、燃料ポンプ16のアウトレットに代えて燃料フィルタ70に設けられている点で、第1の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット10のキャニスタユニット44とは異なる。
[Second Embodiment]
FIG. 6 is a schematic cross-sectional view corresponding to FIG. 2 showing a main part of a
車両用燃料タンクユニット100すなわちキャニスタユニット102の他の構成は、車両用燃料タンクユニット10すなわちキャニスタユニット44の対応する構成と同じである。
Other configurations of the vehicle
したがって、第2の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット100によっても、基本的に第1の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット10と同様の作用よって同様の効果を得ることができる。また、車両用燃料タンクユニット100では、燃料フィルタ70内すなわち燃料タンク本体11内の下部(低所)にチェックバルブ22が配置されているため、燃料ポンプ16を燃料タンク本体11内の上部に配設する構成において燃料チューブ68内が燃料(液相)で満たされる。これにより、エンジン14の始動時に燃料ポンプ16が気相の燃料を吸い込むことが防止される。
Therefore, also by the vehicle
[第3の実施形態]
図7には、第3の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット110を構成するキャニスタユニット112の要部が図2に対応する模式的な断面図にて示されている。この図に示される如く、車両用燃料タンクユニット110を構成するキャニスタユニット112では、有底円筒状に形成された内側キャニスタケース50に代えて、円筒状に形成された内側キャニスタケース114と、該内側キャニスタケース114の下側開口端を閉止するロアカバー116とを備える点で、第1の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット10とは異なる。
[Third Embodiment]
FIG. 7 is a schematic cross-sectional view corresponding to FIG. 2 showing a main part of a
内側キャニスタケース114は、その下部から径方向外向きに張り出された係合フランジ114Aを有する。一方、ロアカバー116は、内側キャニスタケース114の下側開口端を閉止する円板状に形成されており、内側キャニスタケース114の係合フランジ114Aに嵌合する嵌合筒部116Aが周縁部から上向きに突設されている。嵌合筒部116Aの開口端には係合爪116Bが形成されている。
The
車両用燃料タンクユニット110のキャニスタユニット112では、ロアカバー116の係合爪116Bを内側キャニスタケース114の係合フランジ114Aの上面側に係合させることで、ロアカバー116が円筒状の内側キャニスタケース114の下側開口端を閉止した姿勢で該内側キャニスタケース114に保持されるようになっている。なお、このような嵌合構造に代えて、係合フランジ114A、嵌合筒部116A(係合爪116B)の少なくとも一方を周方向に部分的に設ける構造(所謂スナップフィット構造)を採用しても良い。
In the
この実施形態では、係合フランジ114Aは、内側キャニスタケース114における若干絞られた小径部分に形成されており、該小径部分の軽方向外側にガイド孔部74が配置されている。したがって、図示は省略するが、外側キャニスタケース58は、ガイド孔部74との干渉を避ける形状とされている。車両用燃料タンクユニット110すなわちキャニスタユニット112の他の構成は、車両用燃料タンクユニット10すなわちキャニスタユニット44の対応する構成と同じである。
In this embodiment, the engaging
したがって、第3の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット110によっても、基本的に第1の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット10と同様の作用よって同様の効果を得ることができる。また、車両用燃料タンクユニット110では、内側キャニスタケース114からロアカバー116を取り外すことができるので、燃料ポンプ16を内側キャニスタ46(キャニスタ25)から取り出すことができる。これにより、燃料ポンプ16の交換やメンテナンス、活性炭54の交換やメンテナンスが可能になる。
Therefore, the vehicle
なお、第3の実施形態では、内側キャニスタ46を構成する内側キャニスタケース114の下側開口端を開放可能な例を示したが、外側キャニスタ48の外側キャニスタケース58に代えて下側開口端をロアカバーにて開閉可能な外側キャニスタケースを採用しても良い。この場合、この外側キャニスタケースと内側キャニスタケース114とで共通のロアカバー116を用いることも可能である。
In the third embodiment, the lower opening end of the
[第4の実施形態]
図8には、第4の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット120を構成するキャニスタユニット122の要部が図2に対応する模式的な断面図にて示されている。この図に示される如く、車両用燃料タンクユニット120を構成するキャニスタユニット122では、内側キャニスタケース50、外側キャニスタケース58に溶着等によって固定されたカバーフランジ56に代えて、これらに対し着脱可能なカバーフランジ124を備える点で、第1の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット10とは異なる。
[Fourth Embodiment]
FIG. 8 is a schematic cross-sectional view corresponding to FIG. 2 showing a main part of a
カバーフランジ124は、内側キャニスタケース50に嵌合する嵌合筒部124Aが下向きに突設されており、嵌合筒部124Aの開口端には係合爪124Bが形成されている。キャニスタユニット122を構成する内側キャニスタケース50の上側開口端の近傍には、係合爪124Bが係合する係合部126が径方向に突設されている。この実施形態では、嵌合筒部124Aは、内側キャニスタケース50に内側から嵌合するようになっている。また、図示は省略するが、カバーフランジ124は、外側キャニスタケース58に対しても上記と同様の構造で着脱可能とされている。
The
車両用燃料タンクユニット120すなわちキャニスタユニット122の他の構成は、車両用燃料タンクユニット10すなわちキャニスタユニット44の対応する構成と同じである。
Other configurations of the vehicle
したがって、第4の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット120によっても、基本的に第1の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット10と同様の作用よって同様の効果を得ることができる。また、車両用燃料タンクユニット120では、内側キャニスタケース50からカバーフランジ124を取り外すことができるので、燃料ポンプ16を内側キャニスタ46(キャニスタ25)から取り出すことができる。これにより、燃料ポンプ16の交換やメンテナンス、活性炭54の交換やメンテナンスが可能になる。
Therefore, the vehicle
第4の実施形態では、カバーフランジ56が全体として内側キャニスタケース50、カバーフランジ56に対し着脱可能である例を示したが、例えば、カバーフランジ56を内側キャニスタ46を閉止する円形部分と外側キャニスタ48を閉止する環状部分とに分割し、これらの少なくとも一方を着脱可能に構成しても良い。
In the fourth embodiment, the
[第5の実施形態]
図9には、第5の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット130の概略全体構成が図1に対応する模式的な断面図にて示されている。この図に示される如く、車両用燃料タンクユニット130は、キャニスタユニット44を全体として内部に収容した燃料タンク本体11に代えて、キャニスタユニット44の一部が外側に配置される燃料タンク本体132を備える点で、第1の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット10のキャニスタユニット44とは異なる。
[Fifth Embodiment]
FIG. 9 is a schematic cross-sectional view corresponding to FIG. 1 showing a schematic overall configuration of a vehicle fuel tank unit 130 according to the fifth embodiment. As shown in this figure, the vehicular fuel tank unit 130 includes a fuel tank
燃料タンク本体132は、その上壁132Aに凹設されたキャニスタ収容部134を有する。キャニスタ収容部134は、外側キャニスタケース58に略対応する有底円筒状に形成されており、その内側にキャニスタ25を収容している。この収容状態でキャニスタ収容部134の上側開口端は、カバーフランジ56にて閉止されている。カバーフランジ56の周縁部は、上壁132Aに対し溶着等にて固定されるか、又は上壁132A等との間に所要のシール構造(図示省略)が介在されている。
The fuel tank
また、キャニスタ収容部134の底壁134Aには、連通窓134Bが開口しており、該連通窓134Bを通じて燃料フィルタ70が燃料タンク本体132内に配設されるようになっている。キャニスタ収容部134の底壁134Aにおける連通窓134Bの周縁部と外側キャニスタケース58との間には、図示しないシール構造が介在している。
Further, a communication window 134B is opened in the
以上により、車両用燃料タンクユニット130では、キャニスタユニット44を構成するキャニスタ25、燃料ポンプ16が燃料タンク本体132の外側に配置されている。キャニスタ25は、燃料タンク本体132の外側において、底壁132Bから上方に離間した状態で、燃料タンク本体132の上部空間に径方向外側から囲まれるように配置されている。車両用燃料タンクユニット130の他の構成は、車両用燃料タンクユニット10の対応する構成と同じである。
As described above, in the vehicle fuel tank unit 130, the
したがって、第5の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット100によっても、基本的に第1の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット10と同様の作用よって同様の効果を得ることができる。
Therefore, the vehicle
[第6の実施形態]
図10には、第6の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット140の概略全体構成が図1に対応する模式的な断面図にて示されている。この図に示される如く、車両用燃料タンクユニット140は、ブリーザ配管24を介して燃料蒸気が導入されるエバポポート90を有する構造に代えて、ベントバルブ26から外側キャニスタ48に直接的に燃料蒸気が導入されるように構成されている点で、第1の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット10のキャニスタユニット44とは異なる。
[Sixth Embodiment]
FIG. 10 shows a schematic overall configuration of a vehicular
ベントバルブ26は、その燃料出口が外側キャニスタケース58に形成された蒸気導入孔142に連通されている。この実施形態では、ベントバルブ26は、外側キャニスタケース58に固定的に取り付けられて、燃料出口を蒸気導入孔142に連通させている。車両用燃料タンクユニット140の他の構成は、車両用燃料タンクユニット10の対応する構成と同じである。
The
したがって、第6の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット100によっても、基本的に第1の実施形態に係る車両用燃料タンクユニット10と同様の作用よって同様の効果を得ることができる。また、車両用燃料タンクユニット140では、燃料タンク本体11内に収容されたキャニスタ25にベントバルブ26から直接的に燃料蒸気を導入することができるので、ブリーザ配管24を不要にして軽量化、低コスト化に寄与することができる。
Therefore, the vehicle
なお、第6の実施形態では、燃料タンク本体11内のキャニスタ25に直接的に燃料蒸気を導入する例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、キャニスタ収容部134に貫通孔を形成して車両用燃料タンクユニット130に同様の構造を採用しても良い。
In the sixth embodiment, the example in which the fuel vapor is directly introduced into the
また、上記した各実施形態では、燃料ポンプ16がキャニスタ25に一体されてキャニスタユニット44、102、112、122を構成する例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、燃料ポンプ16とキャニスタ25をユニット(アセンブリ)化しない構成としても良い。すなわち、例えば燃料タンク本体11、132に組み付けた後のキャニスタ25に燃料ポンプ16を取り付ける構造を採用しても良い。
In each of the above-described embodiments, the
さらに、上記した各実施形態では、燃料ポンプ16がキャニスタ25に覆われた例を示したが、本発明はこれに限定されず、燃料ポンプ16がキャニスタ25に一体(ユニット)化されている構成においては、燃料ポンプ16の少なくとも一部がキャニスタ25に覆われていない構成とすることも可能である。
Further, in each of the above-described embodiments, the example in which the
10 車両用燃料タンクユニット(燃料タンク構造)
11 燃料タンク本体(燃料タンク)
11B 底壁
16 燃料ポンプ(ポンプ)
16A インレット(吸込口)
22 チェックバルブ(一方向弁)
25 キャニスタ
44 キャニスタユニット(燃料系部品ユニット)
68 燃料チューブ(燃料導入部材)
100・110・120・130・140 車両用燃料タンクユニット
102・112・122 キャニスタユニット(燃料系部品ユニット)
132 燃料タンク本体(燃料タンク)
132B 底壁
10 Vehicle fuel tank unit (fuel tank structure)
11 Fuel tank body (fuel tank)
16A inlet (suction port)
22 Check valve (one-way valve)
25
68 Fuel tube (fuel introduction member)
100/110/120/130/140 Fuel tank unit for
132 Fuel tank body (fuel tank)
132B Bottom wall
Claims (5)
一端側が前記燃料タンク内における重力方向の下部で開口され、他端側が前記ポンプの吸込口に接続された燃料導入部材と、
を備えた燃料タンク構造。 A fuel system component including a canister for adsorbing fuel vapor and a pump for pumping fuel in the fuel tank is integrated, separated from the bottom wall of the fuel tank, and in the gravity space in the fuel tank A fuel system component unit arranged so as to be surrounded by
A fuel introduction member having one end opened at a lower portion in the direction of gravity in the fuel tank and the other end connected to the suction port of the pump;
With fuel tank structure.
前記燃料タンクの底壁から離間されると共に該燃料タンクにおける重力方向の上部空間に囲まれるように配置され、燃料蒸気を吸着するためのキャニスタと、
前記キャニスタ内に配設され、前記燃料タンク内の燃料を圧送するためのポンプと、
一端側が前記燃料タンク内における重力方向の下部で開口され、他端側が前記ポンプの吸込口に接続された燃料導入部材と、
を備えた燃料タンク構造。 A fuel tank for storing fuel;
A canister for adsorbing fuel vapor, arranged to be separated from the bottom wall of the fuel tank and surrounded by an upper space in the direction of gravity in the fuel tank;
A pump disposed in the canister for pumping fuel in the fuel tank;
A fuel introduction member having one end opened at a lower portion in the direction of gravity in the fuel tank and the other end connected to the suction port of the pump;
With fuel tank structure.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007176084A JP2009012594A (en) | 2007-07-04 | 2007-07-04 | Fuel tank structure |
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ID=40354026
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010280317A (en) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Aisan Ind Co Ltd | Fuel tank and method of manufacturing the same |
KR101004949B1 (en) | 2008-09-26 | 2010-12-28 | 현대위아 주식회사 | LPG fuel tank for vehicle |
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-
2007
- 2007-07-04 JP JP2007176084A patent/JP2009012594A/en active Pending
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