JP2009012483A - インクジェット記録用インク - Google Patents

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Abstract

【課題】液面センサを有するインクカートリッジにおいて、液面センサに気泡が付着することによる誤検知を防ぐ。
【解決手段】インクを収容するインク収容部と、インク収容部の液面を振動により検出する液面センサとを備えたインクカートリッジであって、インク収容部は、着色剤および抑泡剤を含むインクを収容した。インクの着色剤は染料または顔料であって、抑泡剤は、ポリエーテル系抑泡剤またはシリコーン系抑泡剤であることが好ましい。
【選択図】図9

Description

本発明は、液体収容体に関する。本発明は、特に、液体であるインクの液面を振動により検出する液面センサを有する液体収容体に関する。
液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置は、記録ヘッドから、記録用紙等の被記録物にインクを噴射して記録を行う。インクジェット式記録装置が噴射するインクは、インクカートリッジから供給される。このインクカートリッジは大気に連通しており、インクをインクジェット式記録装置に供給するにつれて、内部に空気を受け入れる。またインクカートリッジは、インクの残量を検知するために、液面を検出する液面センサを備えている。液面センサは、例えば圧電振動体を有しており、この圧電振動体が液体に接している場合と空気に接している場合とにおける残留振動の相違に基づいて、液面が圧電振動体より上にあるか否かを検出している(例えば特許文献1参照)。
特開2001−328278号公報
インクカートリッジがインクジェット式記録装置に装着された時、および、インクカートリッジのインクが供給されることにより内部に空気を受け入れる時に、インク中に気泡が発生する場合がある。この場合に、気泡は液面に上昇する。インクが界面活性剤などを含む場合、気泡は液面に溜まる。気泡は、液面が液面センサとほぼ同じ高さになった場合に、液面センサ上を移動する。液面センサに気泡が付着した場合、圧電振動体の残留振動は、空気に接している場合と同様の特性を示し、気泡と気泡との境界の壁部分が液体センサに付着した場合、圧電振動体の残留振動は、インクに接している場合と同様の特性を示す。このため、気泡が液面センサ上を移動すると液面センサの出力は安定せず、液面センサが液面を正確に検出できない虞がある。また、気泡が残留しやすい場合、実際にインクが少なくなり液面が下がっても、センサ部分での追従が悪くなり、正確な検出ができない虞がある。従って、液面センサに気泡が付着しないようにするか、安定的に気泡を保持、また、残留しにくくする必要がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、液体を収容する液体収容部と、液体収容部の液面を振動により検出する液面センサとを備えた液体収容体であって、液体収容部は、着色剤および抑泡剤を含む液体を収容した。これにより、液面センサに付着する気泡を抑え、液面センサによる液面の誤検知を少なくすることができる。
上記液体収容体において、液体は、着色剤として染料または顔料を含み、さらに、界面活性剤、顔料を液体中に分散する分散樹脂等を含んでもよい。これにより、気泡が生じやすい分散樹脂や界面活性剤等を含む液体においても、液面センサに付着する気泡を抑え、液面センサによる液面の誤検知を少なくすることができる。
上記液体収容体において、抑泡剤は、ポリエーテル系抑泡剤であってもよい。また、上記液体収容体において、抑泡剤は、シリコーン系抑泡剤であってもよい。これにより、気泡の発生を抑え、また、発生した気泡を短い時間で消滅させることができる。
上記液体収容体において、液面センサに付着した気泡を安定して保持するために設けられ、液面センサを上方及び両脇から囲み、液面センサの下方を開放しているセンサ周辺壁を更に備えてもよい。これにより、気泡が発生した場合であっても、所望の大きさの気泡を液面センサに保持させて、液面センサによる液面の誤検知を少なくすることができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、液体噴射装置の液体噴射ヘッドに液体を供給するのに適した液体収容体の一例を、インクジェット式記録装置用のインクカートリッジ100に例を採り、その構造を斜め上方からみた状態で示す正面斜視図である。
なお、本発明でいう液体噴射装置とは、インクジェット式記録装置の液体噴射ヘッドだけではなく、液晶ディスプレイのカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造装置の色剤噴射ヘッドや、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極を形成する電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、さらにはバイオチップを製造するバイオチップ製造装置の生体有機物噴射ヘッド及び精密ピペットしての試料噴射ヘッドなどを含む。
図2及び図3は、図1のインクカートリッジ100を斜め下方からみた背面斜視図で、図2は、インクカートリッジ100の表面にフィルム110が貼り付けられる前の状態を示す図であり、図3は、インクカートリッジ100にフィルム110が貼り付けられた状態を示す図である。さらに図4、図5は、インクカートリッジ100を構成する部材を分解して示す組み立て斜視図である。図6及び図7は、図1のインクカートリッジ100の正面図であり、図6は、インクカートリッジ100の開口部122にフィルム130が貼り付けられる前の状態を示す図であり、図7は、インクカートリッジ100の開口部122にフィルム130が貼り付けられた状態を示す図である。なお、図7において、ハッチングで示された領域にフィルム130が貼り付けられる。
図4に示すように、インクカートリッジ100は、開口部122を有する有底の略筐体形状のカートリッジ本体(容器本体)120、この開口部122のほぼ全面を覆うフィルム130、および、このフィルム130の外側を覆う蓋体140を備える。カートリッジ本体120の内部は、後述のようにリブや壁により区画される。フィルム130は、カートリッジ本体120の開口部122のほぼ全面を、その内部が密閉状態となるように封止する。蓋体140は、さらにフィルム130の外側を非密閉状態で被覆するようにカートリッジ本体120に固定される。
カートリッジ本体120は、インクを収容するインク収容部111と、インク収容部111からインク供給部160までのインク流路部と、インク収容部111を大気に連通させるインク側通路、大気弁収容部及び大気側通路からなる大気連通部とを備え、例えばポリプロピレン(PP)により一体成形されている。
インクカートリッジ100はさらに、インク供給制御手段150と、インク供給部160と、記憶手段170と、係合レバー180とを有する。インク供給部160は、カートリッジ本体120の下面に配され、インクカートリッジ100が装着されるホルダのインク供給針が挿入されて、インク収容部111に収容されたインクをインクジェット式記録装置の記録ヘッドへ供給する。記憶手段170は、取付部190にかしめられ、この取付部190は、カートリッジ本体120の側面の下方にかしめられて取り付けられる。記憶手段170は、インクカートリッジ100の種類の情報、インクカートリッジ100が保持するインクの色の情報、および、インクの現存量等の情報を記憶し、表面に露出した複数の端子171により装置本体との間でこれらの情報を受け渡す。係合レバー180は、カートリッジ本体120における取付部190と対向する側面の上部に成形され、インクジェット式記録装置のホルダと係合する。
インク供給制御手段150は、インクの消費に伴って発生するインク収容部111とインク供給部160との圧力差により、インク収容部111のインクをインク供給部160へ供給する。インク供給制御手段150は、弾性変形可能であって、カートリッジ本体120の差圧弁ユニット収容部495に挿入される弁部材の一例である膜弁900と、差圧弁ユニット収容部495を覆う弁蓋151と、膜弁900および弁蓋151の間に配されるコイルバネ907とを有する。
インク収容部111は、図6、7に示したように水平方向に延びる壁272により、上部と下部とに大きく分割され、下部には連通孔242により大気と連通可能な大気側収容部270が、また上部には大気から遮断された2つの第1インク収容部292及び第2インク収容部294からなる供給側収容部290が形成されている。供給側収容部290は、壁272の近傍(下部領域)に連通部276を有する斜めの壁271により、第1、及び第2インク収容部292、294の2つに分割され、また第2インク収容部294に周りを囲まれるように配された流路部296が形成されている。流路部296は下部の連通部278を介して、第2インク収容部294と接続されるとともに、フィルタ310が配された通路298、300及び通孔918を介してインク供給制御手段150に接続されている。
また、インク供給制御手段150の下流側は、インク供給制御手段150と連通する通孔910、通孔910と連通する連通部302および流路321、流路321の一端に形成され、表面側に向けて形成された通孔323、および、通孔323と一端が連通した連通部304を介して、インク供給部160と連通するよう構成されている。
大気側収容部270と第1インク収容部292とは垂直に延びる連通路295により連通されていて、インク供給部160からのインクの消費に対応して大気側収容部270のインクを第1インク収容部292に吸い上げ、ここから第2インク収容部294、流路部296等を介してインク供給制御手段150に流れ込ませるように構成されている。インク収容部111の大気側収容部270からインク供給制御手段150へは、連通部274、第2のインク注入口162、連通路295、連通部276、278、流路部296、通路298、300、通孔918をこの順に通ってインクが流れ込む。
一方、大気弁部250は、大気弁254が収容される大気弁収容部である中空部232を有し、中空部232の下方の壁面には、大気弁254の軸部264の径より若干径が大きく大気の連通流路をも兼ねる連通孔239を有し、ここに大気弁254の軸部264が壁269に当接したバネ255により常時、インクカートリッジ100の底面に向かって付勢されて摺動自在に挿入されて、インクカートリッジ100がインクジェット式記録装置のホルダに装着されていない場合に大気弁254によって連通孔239を封止している。
図8は、図1のインクカートリッジ100においてフィルム110が貼り付けられる前の状態を示す背面図である。上述した連通孔239を境として大気と連通する側である大気側通路は、開口212、蛇行した通路214、フィルタ収容部216、連通孔218および連通部222、連通部222の底面に形成された連通孔253、連通部224により構成されている。
詳細には、図8に示すように、カートリッジ本体120の表側に形成された迷路状に蛇行した1本の通路214の一端は開口212として大気に開放され、他端は撥インク性と通気性の機能を備えたフィルタ215(図4、図5)が収容されたフィルタ収容部216に接続されている。フィルタ収容部216は、カートリッジ本体120の表側から裏側に貫通する連通孔218と連通する。連通孔218は、カートリッジ本体120の裏側において連通部222、連通部222を区画する部屋の底部に形成された連通孔253を介して連通部224と接続している。通路214の途中には、凹部からなるチャンバ930が設けられている。
図2に示すように連通部224は、カートリッジ本体120の底面に凹部257として形成され、大気弁254の作動棹である軸部264を露出させ、かつ大気弁254を収容する中空部232との連通が可能な連通孔239と、連通部222に連通する連通孔253が凹部257内に形成され、凹部257の外面を第1のインク注入口161、第2のインク注入口162を封止するフィルム132により封止して形成されている。このフィルム132は、ホルダから突出する突起の押圧力により弾性変形可能なものが選択されている。
一方、図6に示すように上述した連通孔239を境として大気側収容部270と連通するインク側通路は、中空部232、通孔234a、連通室234b、連通部234c、連通室234d、連通部236、連通室237および連通孔238、連通溝240、連通孔242とで形成されている。詳細には、中空部232の上部の壁には通孔234aが形成されており、この通孔234aを介して連通室234b、連通室234bの上部の壁の切り欠きによって形成された連通部234c、連通部234cの上部に設けられた連通室234d、連通室234dの上部の壁の切り欠きによって形成された連通部236、下方に連通孔238が形成された連通室237と順に連通する大気通路が形成されている。
カートリッジ本体120の裏側から表側に貫通する連通孔238は、連通孔238と連通する連通溝240、連通溝240と連通すると共にカートリッジ本体120の表側から裏側に貫通する連通孔242を介して大気側収容部270と連通する。
これら、大気側収容部270、供給側収容部290、大気弁部250、及び大気側通路、インク側通路は、それぞれを区画する壁にフィルム130、110を熱溶着などの方法で貼着することにより大気と隔離された領域となる。
インク供給部160は、ホルダに設けられたインク供給針が挿入される挿入口26を有するエラストマ等から形成されたシール部材12と、シール部材12の挿入口26を塞ぐ供給弁13と、供給弁13をシール部材12に向けて付勢するコイルスプリング等からなる付勢部材14とを有する。なお、シール部材12の挿入口26には、工場出荷時において、フィルム604が貼り付けられている。
インクカートリッジ100がインクジェット式記録装置のホルダに装着されると、ホルダに設けられた凸部がフィルム132を介して大気弁254の軸部264を上方に押し上げるとともに、ホルダのインク供給針がインク供給部160の供給弁13を上方に押し上げる。これにより、連通孔239は、中空部232から連通孔242までの大気流路を大気と連通する。また、インク供給部160における供給弁13より上流は、インク供給針と連通する。なお、インクカートリッジ100が工場出荷後に初めてホルダに装着される場合には、ホルダのインク供給針がインクカートリッジ100の挿入口26に貼り付けられたフィルム604を破いて、挿入口26に進入する。
連通孔242が大気と連通している状態において、インクジェット式記録装置が記録を始めると、インク供給部160からインク供給針を通して記録ヘッドへインクが供給される。インク供給部160からインクが供給されると、インク収容部111からインク供給部160へは、インクが、図6に示す矢印a、通孔918の順に流れたインクが、インク供給制御手段150を経由して図8に示す矢印b、及び図6に示す矢印、c、dの順に流れて、インク供給部160に流れ込み、インク供給部160に挿入されたインク供給針に供給される。なお、インクが矢印bを流れるように、通孔910および通孔918をリブ492が囲んでいる。
このインクの流れにあわせてインク収容部111においては、大気側収容部270のインクが供給側収容部290に供給される。大気側収容部270のインクの消費に伴って空気が、図6における矢印f、底面の連通部224、および矢印gの経路をこの順に通って、連通孔242から大気側収容部270へ流入する。インク供給部160から記録ヘッドへインクが供給されて大気側収容部270の液面が下がるが、大気側収容部270と供給側収容部290とを接続する流路は、大気側収容部270の最も下部に連通口があるので、大気側収容部270の全てのインクが供給側収容部290へ移動するまで、供給側収容部290には空気が流入しない。
大気側収容部270のインクがすべて消費された後に、供給側収容部290の第1インク収容部292および第2インク収容部294のインクがこの順に消費される。この間、供給側収容部290と大気側収容部270とを連通する第2のインク注入口162に形成されるインクのメニスカスによる表面張力により、供給側収容部290のインクが大気側収容部270に逆流することが防止される。
第1インク収容部292のインクが消費され始めると、第1インク収容部292に空気が流入する。これにより、第1インク収容部292の液面が下がるが、第1インク収容部292と第2インク収容部294とは、下部のみが連通部276により連通しているので、まず、第1インク収容部292のインクが消費される。第1インク収容部292のインクが消費されて、液面が連通部276に到達すると、第2インク収容部294のインクが消費されるのにあわせて、空気は第2インク収容部294にも流入する。第2インク収容部294のインクが消費される間、連通部276にインクのメニスカスによる表面張力が生じるため、第2インク収容部294のインクが第1インク収容部292に逆流することが防止される。
上述のように大気側収容部270、第1インク収容部292および第2インク収容部294のインクはこの順に消費されるが、インクの液面がいずれの収容部にあっても、インクは、インク収容部111を上下に略二分する壁272の近傍に配された連通部278から通路300を経由して通孔918を通ってインク供給部160へ供給される。
図9は、図6に示した第2インク収容部294の一部を拡大した図であり、図10は図9に示す第2インク収容部294のA−A断面における断面図である。図11は、図10に示した液面センサ700の拡大図である。図9に示すように、第2インク収容部294には、斜壁273及び縦壁275が形成されている。
斜壁273は、上下に斜めに延伸している。斜壁273は、連通部276側の端部が下になっており、第2インク収容部294の内部を、第2インク収容部本体294aと、センサ配置部294bとに区画している。また斜壁273の上端及び下端は、それぞれカートリッジ本体120及び壁271から離間しており、それぞれ上部隙間部602及び下部隙間部603を形成している。上部隙間部602は、液面が下がった場合に空気を第2インク収容部本体294aからセンサ配置部294bに流入させる。下部隙間部603はインクをセンサ配置部294bから第2インク収容部本体294aに供給する。ここで下部隙間部603は連通部276より第1インク収容部292側にあるため、連通部276で発生した気泡は、センサ配置部294bに流入しない。なお下部隙間部603は空気流入口の一例である。
縦壁275は、第2インク収容部本体294a側において、斜壁273の下部近傍で鉛直に延伸している。
また、図9に示すように、センサ配置部294bには、インクの液面を検出する液面センサ700、並びに、液面センサ700の周辺530を囲うセンサ周辺壁500が設けられている。液面センサ700は、水平方向において下部隙間部603より第1インク収容部292側に配置されており、図10に示す構造を有する。すなわち、板材702の中心部には貫通孔702aが形成され、貫通孔702aを外側から塞ぐようにセンサーチップ701が板材702に溶着されている。センサーチップ701は図11に示す構造を有する。すなわちチップベース710の中心部には貫通孔710aが形成され、貫通孔710aを外側から塞ぐように振動板703が積層されている。さら振動板703の外側には、下電極705、圧電振動体704、及び上電極706がこの順に積層されている。下電極705及び上電極706は、それぞれ接続端子709及び接続端子708に接続されている。なお、上電極706は導通板707を介して接続端子708と電気的に接続されている。接続端子708及び接続端子709は、他より若干外側に突出するように形成されている。センサーチップ701は、チップベース710の貫通孔710aが板材702の貫通孔702aと同心になるように配置される。
液面センサ700が液面を検知するとき、圧電振動体704は信号が入力されて振動を発生する。信号の入力が終わった後、圧電振動体704には振動が残留する。この残留振動の特性は、振動板703が液面に接しているときと空気に接しているときで異なる。このため、液面センサ700は、液面が液面センサ700より下がったことを検出することができる。
図9に示すように、液面センサ700は、センサ周辺壁500により上部及び両脇が囲われ、下方が開放されている。具体的には、センサ周辺壁500は、逆U字型に形成されており、上に凸である略半円形状の上部510と、上部510の両下端部から下方にそれぞれ延伸している足部520を有する。足部520の長さは、上部510の内径の略半分である。センサ周辺壁500は、液面センサ700が上部510を形成する半円の中心に位置するように配されている。センサ周辺壁500は、水平方向において下部隙間部603より第1インク収容部292側(図9中右側)に位置している。
なお、上部510の内径は、例えば、センサ配置部294bに空気が流入するときに形成される気泡の外径の平均値に略等しい。またこの内径は、カートリッジ本体120の円状開口部121の内径より小さい。例えば円状開口部121の内径は6mm以上であり、上部510の内径はこれ以下である。インクが顔料インクの場合、上部510の内径は例えば3mmである。
また図10に示すように、センサ周辺壁500は、液面センサ700が固定されている側の面から、この面に対向する面を形成するフィルム130に向けて立ち上がっている。センサ周辺壁500の高さは、液面センサ700が固定されている側の面からフィルム130までの距離の略半分である。このようにセンサ周辺壁500はフィルム130との間に間隙を有している。
このような構成において、第2インク収容部294からインクが供給された時の液面の変化を、図12、図13及び図14を用いて説明する。図12は、インクの液面がセンサ周辺壁500の上端より低く液面センサ700より高い場合の、図9に示す第2インク収容部294のA−A断面における断面図であり、図13は、インクの液面が液面センサ700とほぼ等しくなった場合の、図9に示す第2インク収容部294のA−A断面における断面図である。図14は、インクがセンサ周辺壁500の下端より低くなった状態における第2インク収容部294のA−A断面における断面図である。
第2インク収容部294からインクが供給されていくと、連通部276から空気が流入する。流入した空気は気泡となって、斜壁273に沿ってインクの中を上昇していき、第2インク収容部本体294aにおいてインクの液面に泡を形成する。センサ周辺壁500及び液面センサ700は下部隙間部603より第1インク収容部292側(図9中右側)に位置しているため、気泡はセンサ周辺壁500の中には入らない。
さらにインクが供給されていくと、図12に示すように、第2インク収容部本体294a及びセンサ配置部294bの液面が下がっていく。このとき、第2インク収容部本体294aからセンサ配置部294bに空気が流入し、気泡が新たに形成される。また第2インク収容部本体294aに形成された泡の一部は、上部隙間部602を通ってセンサ配置部294bに進入する。
そして液面はセンサ周辺壁500の上端より低くなり、液面センサ700と略等しくなる。このとき図13に示すように気泡はセンサ周辺壁500の内部に進入し、液面センサ700に付着する。液面センサ700に付着した気泡はセンサ周辺壁500によって保持され、移動しない。従って気泡が付着した後、液面センサ700の出力は安定する。また上部510の内径は、例えば、センサ配置部294bに空気が流入するときに形成される気泡の外径の平均値に略等しいため、特に気泡はセンサ周辺壁500の内側で安定する。なお、液面センサ700に気泡が一つ付着した場合、液面センサ700の出力は、空気に接している場合と同様の特性で安定する。また複数の気泡がセンサ周辺壁500の内部に進入して液面センサ700に気泡と気泡の境界の壁部分が付着した場合、液面センサ700の出力は、インクに接している場合と同様の特性で安定する。前者の場合、この段階で液面センサ700は、液面が液面センサ700より下がったことを検出する。
そして図14に示すように、液面が更に下がると、センサ周辺壁500の下部は開放されているため、センサ周辺壁500の内側に保持されていた気泡が壊れ、液面センサ700は空気と接する。気泡と気泡の境界の壁部分が付着していた場合、液面センサ700は、この段階で液面が液面センサ700より下がったことを検出する。
上記液面センサ700を有するインクカートリッジ100において、誤検知を防ぐためには、液面センサ700になるべく気泡が付着しないことが好ましい。そこで、本実施形態のインクカートリッジ100は、着色剤および抑泡剤を含むインクを収容する。また、本実施形態における抑泡剤は、消泡剤のうち、気泡の発生を抑える消泡剤、および、発生した気泡をより小さい気泡にする機能を有する消泡剤を含む。このような機能を有する抑泡剤として、ポリエーテル系抑泡剤およびシリコーン系抑泡剤が用いられることが好ましい。インクが抑泡剤を含むことにより、インクの液面を検知する液面センサ700に付着する気泡を抑え、液面センサ700による液面の誤検知を少なくすることができる。
本実施形態におけるポリエーテル系抑泡剤として、例えば、レオコン1020H、レオコンPG2510、レオコンGP700、レオコンTA470等のレオコンシリーズ(ライオン株式会社)、SNデフォーマー170、SNデフォーマー171、SNデフォーマー470、SNデフォーマー777(サンノプコ株式会社)、または、アンチフォームE−20(花王株式会社)等があげられる。
本実施形態におけるシリコーン系抑法剤として、例えば、SNデフォーマー381、ノプコ8034−L(サンノプコ株式会社)、または、KM−72A(信越化学株式会社)等があげられる。
さらに、他の抑泡剤として、例えば、サーフィノールDF−110D、または、サーフィノールPSA−204(日信化学工業株式会社)が用いられてもよい。
インクジェット式記録装置に用いられるインクは、着色剤と様々な性能を付与するための溶剤や添加剤を含んでなる水性インクが一般的である。本発明に用いられるインクの着色剤は染料または顔料であり、インクの記録媒体への浸透性を促進するために界面活性剤を含んでいる。さらに、着色剤として顔料が用いられるインクは、顔料をインク中に分散する分散樹脂や樹脂エマルジョンを含む場合がある。この場合にインクが抑泡剤を含むことにより、気泡が生じやすい界面活性剤を含むインク、さらに、より気泡が生じやすく気泡が消えにくい分散樹脂や樹脂エマルジョンを含む顔料のインクにおいても、液面センサ700に付着する気泡を抑え、液面センサ700による液面の誤検知を少なくすることができる。
以下に、本発明の実施例及び比較例のインクを用いて、気泡を抑える効果と液面センサ700の検知への影響を実験した。
(実施例1)
本実施形態の実施例1のインクは、染料であるC.I.DirectBlue199と、保湿剤であるグリセリンと、浸透剤であるトリエチレングリコールモノブチルエーテル(TEGmBE)と、染料の溶解助剤である2−ピロリドンと、浸透剤および表面張力の調剤である界面活性剤のオルフィンE1010(日信化学工業(株)製品)と、pH調整剤であるトリエタノールアミンと、主溶媒である純水とを、おのおの、表1に示すwt%分含む。実施例1のインクはさらに、抑泡剤Aとして、ポリプロピレングリコール−エチレンオキサイド3mol付加物を0.1wt%含む。
実施例1のインクの泡立ちやすさと形成された気泡の消滅しやすさについて、口径20mm、容量100mlの円柱のガラスサンプル瓶に、実施例1のインク10mlを入れ、このインク部分に口径2mmのチューブを挿入し、2ml/secの速度で空気を1分間送気、送気が終了した直後に発生している気泡の高さを「泡立ち高さ」とし、その後に気泡の高さが2mm以下となるまでの時間を「消泡時間」として、実験を行った。その結果を表1に示した。また、実施例1のインクをインクカートリッジ100に充填し、インクを消費する過程で、(1)インク液面が液面センサ700より上にある時の振動板703の振動と、(2)インク液面が液面センサ700上にある時の振動板703の振動と、(3)インク液面が液面センサ700より下にある時の振動板703の振動を測定し、インク液面が液面センサ700より下がったことを的確に検出できるか評価を行った。
なお、「センシング効果」は、液面センサ700における液面の検知が良好であるか不良であるかを示し、判断基準は、
◎;(1)と(2)の振動特性が等しく安定で、(3)の振動特性とは明確に異なり、検知が極めて良好。
○;(2)の振動特性がやや乱れるが、(3)の振動特性とは明確に異なり、検知が良好。
△;(2)の振動特性がやや乱れるが、(3)の振動特性とは異なり、検知ができる。
×;(2)の振動と(3)との区別がつかず、検知できない。
Figure 2009012483
(実施例2)
本実施形態の実施例2として、抑泡剤Aの量を0.05wt%とした他は、実施例1と同じインクを準備した。実施例2のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表1に示した。
(実施例3)
本実施形態の実施例3のインクは、抑泡剤Bとしてシリコーン系抑泡材であるKM−72A(信越シリコーン(株)製品)を0.1wt%含む。その他の組成は、実施例1と同じとした。実施例3のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表1に示した。
(実施例4)
本実施形態の実施例4のインクは、抑泡剤Bを0.08wt%含み、その他の組成は実施例3と同じとした。実施例4のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表1に示した。
(実施例5)
本実施形態の実施例4のインクは、抑泡剤Bを0.05wt%含み、その他の組成は実施例3と同じとした。実施例4のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表1に示した。
(比較例1)
本実施形態に対する比較例1として、抑泡剤を含まないインクを準備した。その他の組成は、実施例1と同じとした。比較例1のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表1に示した。
以上、表1から明らかなように、抑泡剤Aを含む実施例1および2並びに抑泡剤Bを含む実施例3および4は、抑泡剤を含んでいない比較例と比べて、泡立ち高さが低く、かつ、消泡時間が短かった。また、実施例1から4において液面センサ700の検知が良好である一方で、比較例において液面センサ700の検知が不良であった。以上により、着色剤が染料であるインクにおいて、抑泡剤を含んでいるインクは、抑泡剤を含んでいないインクに比べて、液面センサ700の検知が良好であるという結果が得られた。なお、実施例5について液面センサ700の検知が不良となったが、抑泡剤Bの量が少なかったためと考えられる。
(実施例6)
本実施形態の実施例6は、顔料のインクを準備した。実施例6は、表2に示すように、顔料であるCAB-O-Jet300(自己分散型カーボンブラック(Cabot社製品))と、保湿剤であるグリセリンと、浸透剤であるトリエチレングリコールモノブチルエーテル、1,2−ヘキサンジオール、2−ピロリドンと、界面活性剤であるオルフィンE1010、オルフィンSTGと、pH調整剤であるトリエタノールアミンと、純水とを、おのおの、表2に示すwt%含む。実施例6のインクはさらに、抑泡剤Cとして、ポリエーテル系抑泡剤であるレオコン1020H(ライオン(株)製品)を0.1wt%含む。実施例6のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表2に示した。
Figure 2009012483
(実施例7)
本実施形態の実施例7は、表2に示すように、樹脂エマルジョンとして、アルマテックスZ116(三井化学(株)製品)を2.0wt%、さらに抑泡剤Cを0.15wt%含む他は、実施例6と同じ組成とした。実施例7のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表2に示した。
(比較例2)
本実施形態に対する比較例2として、抑泡剤を含まないインクを準備した。その他の組成は、実施例6と同じとした。比較例2のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表2に示した。
(実施例8)
本実施形態の実施例8は、表2に示すように、顔料としてC.I.PigmentRed122(マゼンタ顔料;スチレンアクリル系分散剤による分散体)を含み、抑泡剤Dを0.2wt%含む。実施例8のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表2に示した。
(実施例9)
本実施形態の実施例9は、抑泡剤Dを0.05wt%含む他は、実施例8と同じ組成とした。実施例9のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表2に示した。
(実施例10)
本実施形態の実施例10は、表2に示すように、顔料としてC.I.PigmentYellow74(イエロー顔料;スチレンアクリル系分散剤による分散体)を含み、抑泡剤Dとしてポリエーテル系抑泡剤であるSNデフォーマー170(サンノプコ(株)製品)を0.2wt%含む。実施例10のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表2に示した。
(実施例11)
本実施形態の実施例11は、抑泡剤Dを0.05wt%含む他は、実施例10と同じ組成とした。実施例11のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表2に示した。
(比較例3)
本実施形態に対する比較例3として、抑泡剤を含まないインクを準備した。その他の組成は、実施例10と同じとした。比較例3のインクを実施例1と同じ方法で実験し、その結果を表2に示した。
以上、表2から明らかなように、着色剤が分散剤分散の顔料である実施例8から11は、着色剤が染料である実施例1から5や自己分散顔料を用いた実施例6に比べて、泡立ち高さが高い傾向にある。また、樹脂エマルジョンを含む実施例7は、実施例6に比べ、泡立ち高さが高く、消泡時間も長い。これは、実施例8から11に含まれる分散樹脂、および実施例7に含まれる樹脂エマルジョンによると考えられる。しかしながら、実施例7、8および10について、液面センサ700の検知が良好であった。以上により、着色剤が顔料であるインクにおいても、抑泡剤を含んでいるインクは、液面センサ700の検知が良好であるという結果が得られた。なお、実施例9および11について、液面センサ700の検知が不良であったが、これは、抑泡剤Dの量が少なかったためと考えられる。
ここで、液面センサ700の「センシング効果」と、「泡立ち高さ」および「消泡時間」との間には、以下の相関があった。「泡立ち高さ」が5mm以下であるか、または、「消泡時間」が35sec以下であれば、液面センサ700の液面の検知は良好である。「泡立ち高さ」が5mm以下ということは、インクが最初から泡立ちにくく、第2インク収容部本体294aからセンサ配置部294bに空気が流入した際に形成される気泡がすくなく、液面での気泡が少ないか、気泡の大きさがセンサ周囲壁500の内径程度以下で、液面センサ700に与える影響が小さいことに関係する。また、「消泡時間」が35sec以下ということは、液面での気泡が多くても短い時間で気泡が消滅または小さな気泡に分割され、気泡が液面センサ700に与える影響が小さいことと、下部隙間部603を滞りなく通過でき、気泡がセンサ配置部294bに残留しないので、液面センサ700に与える影響が小さく、誤検知を防ぐことができると考えられる。よって、インクが泡立つのを抑えるか、または、液面の気泡をより小さな気泡に分割する機能を有する消泡剤である抑泡剤をインクに含むことが好ましいと考えられる。
また、この抑泡剤の効果を得るためには、その効果を発現する適当量の添加が必要であり、その添加量は着色剤やインクに含まれる界面活性剤等の種類などによって、適宜異なる。
以上、本実施形態によれば、インクが抑泡剤を含むことにより、インクの液面を検知する液面センサ700に付着する気泡を抑え、液面センサ700による液面の誤検知を少なくすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
インクカートリッジ100の正面斜視図である。 フィルム110が貼り付けられる前のインクカートリッジ100の背面斜視図である。 フィルム110が貼り付けられた後のインクカートリッジ100の背面斜視図である。 インクカートリッジ100の分解斜視図である。 インクカートリッジ100の分解斜視図である。 フィルム130が貼り付けられる前のインクカートリッジ100の正面図である。 フィルム130が貼り付けられた後のインクカートリッジ100の正面図である。 フィルム110が貼り付けられる前のインクカートリッジ100の背面図である。 第2インク収容部294の一部を拡大した図である。 図9のA−A断面における第2インク収容部294の断面図である。 センサーチップ701の構造を示す断面拡大図である。 第2インク収容部294の断面を液面とともに示す図である。 第2インク収容部294の断面を液面とともに示す図である。 第2インク収容部294の断面を液面とともに示す図である。
符号の説明
100…インクカートリッジ、120…カートリッジ本体、130…フィルム、121…円状開口部、271…壁、273…斜壁、275…縦壁、276…連通部、292…第1インク収容部、294…第2インク収容部、294a…第2インク収容部本体、294b…センサ配置部、296…流路部、500…センサ周辺壁、510…上部、520…足部、530…周辺、602…上部隙間部、603…下部隙間部、700…液面センサ、702…板材、702a…貫通孔、703…振動板、704…圧電振動体、705…下電極、706…上電極、707…導通板、708…接続端子、709…接続端子。

Claims (6)

  1. 液体を収容する液体収容部と、
    前記液体収容部の液面を振動により検出する液面センサと
    を備えた液体収容体であって、
    前記液体収容部は、着色剤および抑泡剤を含む液体を収容した液体収容体。
  2. 液体は、前記着色剤として染料または顔料を含み、さらに、界面活性剤を含む請求項1に記載の液体収容体。
  3. 液体は、前記着色剤として顔料を含み、さらに、前記顔料を液体中に分散する分散樹脂を含む請求項1または2に記載の液体収容体。
  4. 前記抑泡剤は、ポリエーテル系抑泡剤である請求項1から3のいずれかに記載の液体収容体。
  5. 前記抑泡剤は、シリコーン系抑泡剤である請求項1から3のいずれかに記載の液体収容体。
  6. 前記液面センサに付着した気泡を安定して保持するために設けられ、前記液面センサを上方及び両脇から囲み、前記液面センサの下方を開放しているセンサ周辺壁を更に備える請求項1から5のいずれかに記載の液体収容体。
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