JP2009008939A - 光ファイバ保持部材およびこれを用いた光コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】光ファイバを挿入孔に入れて整列した状態で光ファイバ同士を融着接続することができるため、現場における光ファイバの接続作業が容易になる。
【解決手段】光ファイバ挿入孔部を有する筒状体1からなり、該筒状体1の両側から挿入される光ファイバ同士を保持し、かつ内部で一対の前記光ファイバを接続する光ファイバ保持部材であって、筒状体1は、それぞれが外周面と内周面に開口する一対の貫通孔部1bを有し、該一対の貫通孔部1bは、前記内周面の開口部が前記光ファイバ挿入孔部1aを介して対向することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】光ファイバ挿入孔部を有する筒状体1からなり、該筒状体1の両側から挿入される光ファイバ同士を保持し、かつ内部で一対の前記光ファイバを接続する光ファイバ保持部材であって、筒状体1は、それぞれが外周面と内周面に開口する一対の貫通孔部1bを有し、該一対の貫通孔部1bは、前記内周面の開口部が前記光ファイバ挿入孔部1aを介して対向することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ファイバを保持するための光ファイバ保持部材、および該光ファイバ保持部材を備えてなる光コネクタに関するものである。
近年、光ファイバによるアクセス網の構築では、製造工場と比べて作業性に制約のある現場、たとえば実際に光ファイバによる配線を構築する建物内で光コネクタを取付けることが要求されている。この要求に基づいた光コネクタとしては、予めフェルールに光ファイバを装着して端面処理したものを、現地で光ファイバ心線と融着にて接続する構成のものが知られている。
この光コネクタの構成の概略を図4により説明する。光コネクタ100は、フェルール101、光ファイバ102、103、補強体104、ハウジング105、コイル状のばね106を備えている。
ハウジング105は、プラグハウジング105a、ストップリング105b、およびブーツ105cで構成されている。プラグハウジング105aは、フェルール101を保持する部材であり、ストップリング105bと係合されている。ブーツ105cは、ハウジング105の後部を構成するものであり、ストップリング105bに取付けられる。ばね106は、フェルール101とストップリング105bとの間に配置されており、フェルール101を軸方向に移動可能に保持する機能を担う。
光ファイバ102は、先端部がフェルール101の貫通孔内に挿入されており、フェルール101の先端面と該先端面に露出する光ファイバの先端面102とが、予め端面研磨処理されている。一方で、光ファイバ102の後端部(後端面)と、該後端部と融着接続される光ファイバ103の先端面の端面処理は、たとえば光ファイバクリーバーを用いて現場で行われている。すなわち、光コネクタ100は、このような端面処理を行った後に、融着接続機のV溝基板上に光ファイバ102と光ファイバ103とを載置して位置決めし、光ファイバ102と光ファイバ103とを融着接続する工程を経て、最後に、光ファイバの融着部の外周部に補強体104を配置する作業を行うという手順で組み立てられている(たとえば特許文献1参照)。
特開2002−82257号公報
しかしながら、光コネクタ100では、光ファイバ102、103を融着接続機のV溝基板に載置して位置決めし、光ファイバ102、103を融着接続した後に、融着部に補強体を配置していたため、現場における作業が煩雑になっていた。すなわち、従来の光コネクタ100では、光ファイバの位置決めと融着部の補強が別の工程でなされており、現場における簡易な光ファイバ接続という要求に応えるのが難しかった。
上記課題に鑑みて、本発明は光ファイバ挿入孔部を有する筒状体からなり、該筒状体の両側から挿入される光ファイバ同士を保持し、かつ内部で一対の前記光ファイバを接続する光ファイバ保持部材であって、前記筒状体は、それぞれが外周面と内周面に開口する一対の貫通孔部を有し、該一対の貫通孔部は、前記内周面の開口部が前記光ファイバ挿入孔部を介して対向することを特徴とする。
また、本発明において、前記貫通孔部は、前記光ファイバ挿入孔部と直交するように設けられていることが好ましい。
さらに、本発明において、前記貫通孔部は、前記筒状体の外周面に向かって、漸次、径が大きくすることが好ましい。
また、本発明において、前記筒状体は、金属またはセラミックスで構成されていることが好ましい。
本発明の光コネクタは、本発明の光ファイバ保持部材と、少なくとも先端部が前記光ファイバ保持部材の前記光ファイバ挿入孔部に挿入された一対の光ファイバと、を備え、一対の前記光ファイバの先端面同士が前記貫通孔部の直下で接続されていることを特徴とする。
また、本発明の光コネクタでは、好ましくは前記光ファイバ保持部材の外周面に、前記貫通孔部を覆う保護部材を設けることを特徴とする。
また、本発明の光コネクタでは、好ましくは前記貫通孔部を充填剤で封止したことを特徴とする。
また、本発明の光コネクタにおいて、前記充填剤が接着剤であることを特徴とする。
本発明の光ファイバ保持部材では、接続した一対の光ファイバを保持する筒状体に、それぞれが外周面と内周面に開口する一対の貫通孔部の内周面における開口部が前記光ファイバ挿入孔部を介して対向するように設けたことにより、一対の光ファイバを光ファイバ挿入孔部に入れて整列させた状態で、貫通孔部からたとえば放電によって光ファイバ同士を融着接続することができる。すなわち、本願発明の光ファイバ保持部材では、光ファイバを光ファイバ挿入孔部で精度よく位置決めながら、融着接続するとともに、光ファイバを保護することができるため、現場における光ファイバの接続作業が容易になる。
本発明の光コネクタでは、光ファイバ挿入孔部に挿入された一対の光ファイバの先端面同士が前記光ファイバ保持部材の貫通孔部の直下で接続されているため、光ファイバ挿入孔部に挿入された光ファイバを貫通孔部から目視しながら接続できることから、光ファイバ間で生じる光の損失を低減できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る光ファイバ保持部材Xを示す断面図であり、図1(b)は斜視図、図1(c)は図1(a)のA-A’における部分断面図である。光ファイバ保持部材Xは、略中央部に光ファイバ挿入孔部1aを有する筒状体1を備えている。筒状体1は、その両側から一対の光ファイバ2、光ファイバ3がそれぞれ光ファイバ挿入孔部1aに挿入され、内部で光ファイバ2および光ファイバ3を保持し、かつ保護する機能を担う。なお、光ファイバ保持部材Xは、光ファイバを有さない部材であるが、光ファイバ2、3が挿入される部材であることを説明するために、図1(a)において、便宜上、光ファイバ2、3を一点鎖線で示した。また、図1(b)において、光ファイバ挿入孔部1aは、点線で示している。
光ファイバ保持部材Xの一部を構成する筒状体1は、筒状体1の外周面および内周面にそれぞれ開口し、かつ内周面の開口部が光ファイバ挿入孔部1aを介して対向する一対の貫通孔部1bを有している。貫通孔部1bは、図1(b)において、筒状体1の軸方向(光ファイバ挿入孔部の軸方向)と交差する方向に設けられた点線で示している。貫通孔部1bは、図1(a)に示すように、光ファイバ挿入孔部1aを挟んで対向するように対を成して形成されている。換言すれば、一対の貫通孔部1bは、光ファイバ挿入孔部1aに互いに共有する連通部でもってつながっている。また、この一対の貫通孔部1bは、筒状体を外周面から平面視したときに、外周面に開口する開口部の少なくとも一部が重なるように設けられている。この貫通孔部1bは、光ファイバ挿入孔部1aに挿入される光ファイバ2と光ファイバ3とを融着接続する際、たとえば放電による融着接続に利用する電極等の融着手段を挿入可能とするものである。また、図1(a)に示すように、貫通孔部1bを光ファイバ挿入孔部1aと直交するように形成すれば、光ファイバ挿入孔部1aに挿入された光ファイバ2と光ファイバ3との融着接続部に対して均一に融着加工を施すことができるため、融着不良によって生じる接続部の光の損失を低減することができる。
このように、光ファイバ保持部材Xでは、先端面同士を接続する一対の光ファイバ2、3を保持する筒状体1に、光ファイバ挿入孔部1aと連通する一対の貫通孔部1bを設けることにより、一対の光ファイバ2、3を光ファイバ挿入孔部1aに入れて整列させた状態で、貫通孔部1bからたとえば放電によって光ファイバ同士を融着接続することができる。その結果、光ファイバ保持部材Xでは、光ファイバ2、3を光ファイバ挿入孔部1aで精度よく位置決めながら、貫通孔部1bを利用して融着接続するとともに、筒状体1で光ファイバ2、3を保護(補強)することができるため、光ファイバの位置決め、融着接続、および保護をほぼ同時に行うことが可能となり、現場における光ファイバの接続作業が容易になる。
光ファイバ保持部材Xを構成する筒状体1の材質は、たとえば銅合金、ニッケル合金、もしくはステンレス等の金属、または結晶化ガラス等のガラス、またはセラミックス等を使用することができるが、光ファイバの融着の際に放電加工を利用するのであれば、金属もしくはセラミックスを用いるのが好適である。特に、このような材質において、筒状体1は、ジルコニアセラミックスで形成することが好ましい。具体的には、ZrO2を主成分とし、Y2O3、CaO、MgO、CeO2、Dy2O3などの少なくとも一種を安定化剤として含み、正方晶の結晶を主体とする部分安定化ジルコニアセラミックスを用いることが好ましい。
次に、光ファイバ保持部材の製造方法について説明する。まず、光ファイバ保持部材をジルコニアセラミックスで作製する場合について説明する。ジルコニアセラミックスの場合、ZrO2を主成分とし、Y2O3、CaO、MgO、CeO2、Dy2O3などの少なくとも一種を安定化剤として含み、正方晶の結晶を主体とする部分安定化ジルコニアセラミックスにバインダを加えて、光ファイバ挿入孔部1aを有した筒状体1の前駆体である成形体を作製し、その後、乾燥させる。次に筒状の成形体の長手方向の略中央部において、光ファイバ挿入孔部1aに対して直交するように、外周面から光ファイバ挿入孔部1aを挟んで対向する外周面まで到達する一対の貫通孔部1bを、たとえばドリルを用いて切削加工する。その後、貫通孔部1bの外周面につながる開口縁部に対してもドリル加工を施し、テーパ状の面取りを形成する。上記切削加工の終了した筒状の成形体を焼成炉にて1300〜1500℃で焼結させる。最後に、その焼結体となった筒状体1の光ファイバ挿入孔部1aおよび外周面に仕上げ研磨加工を施すことにより、光ファイバ保持部材が作製される。
次に、光ファイバ保持部材を金属で作製する場合について説明する。ここでは、ステンレス鋼(SUS304)で作製する場合について説明する。まず、SUS304製の円柱状の棒材を準備する。次に、この棒材の長手方向の略中央部において、光ファイバ挿入孔部1aをドリルで切削し、その後、棒材に設けた光ファイバ挿入孔部1aおよび外周面に仕上げ研磨加工を施す。次いで、光ファイバ挿入孔部1aに対して直交するように、外周面から光ファイバ挿入孔部1aを挟んで対向する外周面まで到達する一対の貫通孔部1bを、たとえばドリルを用いて切削加工する。その後、貫通孔部1bの外周面につながる開口縁部に対してもドリル加工を施し、テーパ状の面取りを形成することにより、光ファイバ保持部材が作製される。
次に、光ファイバ保持部材Xの他の実施形態(光ファイバ保持部材X’)について、図2を参照しつつ説明する。なお、図2においては、図1と同様の要素については同一の符号を付してある。
図2(a)は、貫通孔部1bが筒状体1の外周面に向かうにともない、漸次、径が大きくなっている点で光ファイバ保持部材Xと相違する。この実施形態によれば、たとえば放電によって光ファイバ同士を融着接続する場合、放電電極を貫通孔部1bから光ファイバの融着接続部に放電電極を近づけることができるため、精度よく融着加工を実施することができる。
貫通孔1bの形状は、図1および図2(a)に以外にも、たとえば図2(b)に示す円柱形状、図2(c)に示す開口部が方形(四角形)を有する四角柱形状、または図2(d)に示す図2(c)に貫通孔部1bの開口部をテーパ状とした形状、等を選択することができる。
また、図2(e)で示された実施形態は、光ファイバ挿入孔部1aの径の大きさが2段階に形成されている点で光ファイバ保持部材Xと相違する。この実施形態では、光ファイバ挿入孔部1aの貫通孔部1b側の径が筒状体1の端部側の径に比べて小さくなっている。この場合、貫通孔部1b側の径を光ファイバ2、3の被覆が除去された裸ファイバ部と同等の大きさとし、端部側の径を光ファイバの被覆部と同等の径とすれば、光ファイバ被覆部までも筒状体1の内部で固定できるため、たとえば外部からの圧力等による光ファイバに作用する力を小さくし、光ファイバの損傷を低減するという観点で好適である。
次に、本発明の光ファイバ保持部材に光ファイバを融着し、光コネクタを製造する方法について図3を参照しつつ説明する。図3は光コネクタの製造方法を説明するための説明図である。
まず、図3(a)に示すように、光ファイバ2、3をそれぞれの先端部分の被覆を除去して、先端面を光ファイバクリーバー(フジクラ社製HKB-TL31)でクリーブエンド加工する。
次に、図3(b)に示すように、光ファイバ保持部材Xの光ファイバ挿入孔部1aに光ファイバ2、3の被覆を除去した先端部分を挿入して、それぞれの先端面を貫通孔部1bが形成されている光ファイバ保持部材Xの略中央部にて当接させて配置する。次に、放電電極20を貫通孔部1bの両端から光ファイバ2、3の先端部分に近づけて、放電アーク21を放出させて放電加熱し融着接続する。この際、光ファイバ2、3の先端面は光ファイバ保持部材Xの光ファイバ挿入孔部1a内で精度よく位置決めできる。
また、光コネクタは、図3(c)に示すように、貫通孔部1bに充填剤4を充填して光ファイバの融着接続部を封止するのが好ましい。このような形態であれば、光ファイバの融着接続部のコンタミネーションを小さくすることができる。そして、この充填剤4をたとえばエポキシ接着剤やUV硬化型接着剤のような接着剤にすれば、光ファイバの位置ずれを小さくすることができる。さらに、図3(c)に示すようなリング状の保護部材5を設ければ、貫通孔部1bの形成された近傍部における光ファイバ保持部材Xの強度を増大させることができる。このような保護部材5は、たとえばジルコニア製もしくは金属製の割スリーブ状の部材を用いることができる。
次に、本発明の光ファイバ保持部材X用いた光コネクタYについて、図4を参照しつつ説明する。図4は本発明の光コネクタの実施形態を示す断面図である。
光コネクタYは、図4に示すように、光ファイバ保持部材Xと、先端部が光ファイバ保持部材Xの光ファイバ挿入孔部1aに挿入された一対の光ファイバ2、3と、光ファイバ2の後端部を保持するフェルール6と、ハウジング7と、を備えている。一対の光ファイバ2、3は、先端面同士が貫通孔部1bの直下で接続されている。
フェルール6の細孔およびそのハウジング7内部側には光ファイバ2が接着固定されており、フェルール6の先端面は光ファイバ2の端面と共に球面状に研磨仕上げされている。
光ファイバ2の先端面は、現場にて取り付けられる光ファイバ3の先端面と光ファイバ保持部材Xの内部で融着接続されている。さらに、光ファイバ保持部材Xの貫通孔部1bには充填剤4が充填されている。
ハウジング7は、プラグハウジング8、ストップリング9、およびブーツ10を有しており、フェルール6および光ファイバ保持部材Xの外部に装着されている。プラグハウジング8とストップリング9とは、互いに係合されている。ハウジング7の後部に配されたブーツ10は、ストップリング9に取付けられている。ばね11は、フェルール6を軸方向に移動可能に保持する。
光ファイバ2は、後端部側がフェルール6内に接着固定されている。この光ファイバ2の後端面は、フェルール6の端面と同時に研磨処理されている。フェルール6の材質は銅合金、ニッケル合金、もしくはステンレス等の金属、またはエポキシ樹脂、液晶ポリマー等のプラスチック、または結晶化ガラス等のガラス、またはセラミックス等を使用することができる。
また、光ファイバ2、3は、シングルモード光ファイバ、マルチモード光ファイバ、偏波依存ファイバ、分散シフトファイバ、ノンゼロ分散シフトファイバ等各種ファイバを用いることができ、また材料としても石英ガラス光ファイバに限らず、POF、PCF等のプラスチック光ファイバ等も用いることが可能である。
また、プラグハウジング8はPBTや液晶ポリマー等の樹脂を用いて射出成形にて製造することができる。ストップリング9はPBTや液晶ポリマー等の樹脂を用いて射出成形にて製造するか、もしくは、ステンレス鋼、ニッケル合金、銅合金等の金属から切削にてせいぞうすることができる。また、ブーツ10はPVC、ポリエステルエラストマー等の軟質の樹脂もしくはゴムで金型成形することにより製造することが可能である。最後にばね11はステンレス鋼やピアノ線等のばね部材を用いてコイル成形することにより製造することが可能である。
このように、光コネクタYでは、光ファイバ保持部材Xに設けられた一対の貫通孔部1bの直下で一対の光ファイバの先端面同士を接続しているため、光ファイバ挿入孔部に挿入された光ファイバを貫通孔部1bから目視しながら接続できることから、光ファイバ間で生じる光の損失を低減できる。
X:光コネクタ
1:光ファイバ保持部材
1a:光ファイバ挿入孔部
1b:筒状体
1c:貫通孔部
2:光ファイバ
3:光ファイバ
4:充填剤
5:保持部材
6:フェルール
7:ハウジング
8:プラグハウジング
9:ストップリング
10:ブーツ
11:ばね
20:放電電極
21:放電アーク
1:光ファイバ保持部材
1a:光ファイバ挿入孔部
1b:筒状体
1c:貫通孔部
2:光ファイバ
3:光ファイバ
4:充填剤
5:保持部材
6:フェルール
7:ハウジング
8:プラグハウジング
9:ストップリング
10:ブーツ
11:ばね
20:放電電極
21:放電アーク
Claims (8)
- 光ファイバ挿入孔部を有する筒状体からなり、該筒状体の両側から挿入される光ファイバ同士を保持し、かつ内部で一対の前記光ファイバを接続する光ファイバ保持部材であって、
前記筒状体は、それぞれが外周面と内周面に開口する一対の貫通孔部を有し、該一対の貫通孔部は、前記内周面の開口部が前記光ファイバ挿入孔部を介して対向することを特徴とする光ファイバ保持部材。 - 前記貫通孔部は、前記光ファイバ挿入孔部と直交するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ保持部材。
- 前記貫通孔部は、前記筒状体の外周面に向かって、漸次、径が大きくなることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバ保持部材。
- 前記筒状体は、金属またはセラミックスで構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバ保持部材。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の光ファイバ保持部材と、
少なくとも先端部が前記光ファイバ保持部材の前記光ファイバ挿入孔部に挿入された一対の光ファイバと、を備え、
一対の前記光ファイバの先端面同士が前記貫通孔部の直下で接続されていることを特徴とする光コネクタ。 - 前記光ファイバ保持部材の外周面に、前記貫通孔部を覆う保護部材を設けたことを特徴とする請求項5に記載の光コネクタ。
- 前記貫通孔部を充填剤で封止したことを特徴とする請求項5または6に記載の光コネクタ。
- 前記充填剤は、接着剤であることを特徴とする請求項7に記載の光コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007171021A JP2009008939A (ja) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | 光ファイバ保持部材およびこれを用いた光コネクタ |
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JP2007171021A JP2009008939A (ja) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | 光ファイバ保持部材およびこれを用いた光コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009008939A true JP2009008939A (ja) | 2009-01-15 |
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JP2007171021A Pending JP2009008939A (ja) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | 光ファイバ保持部材およびこれを用いた光コネクタ |
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JP (1) | JP2009008939A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015508188A (ja) * | 2012-02-20 | 2015-03-16 | エーディーシー テレコミュニケーションズ,インコーポレイティド | 光ファイバコネクタ、光ファイバコネクタとケーブルとの組立体、及び製造方法 |
-
2007
- 2007-06-28 JP JP2007171021A patent/JP2009008939A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015508188A (ja) * | 2012-02-20 | 2015-03-16 | エーディーシー テレコミュニケーションズ,インコーポレイティド | 光ファイバコネクタ、光ファイバコネクタとケーブルとの組立体、及び製造方法 |
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