JP2009008807A - 画像比較装置、プログラム及び画像比較方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる表示装置間の動作確認を容易に行うことができる画像比較装置、プログラム及び画像比較方法を提供する。
【解決手段】画像比較装置は動画を第1の表示装置と第2の表示装置とで再生した場合における動画を構成する画像を第1の表示装置と第2の表示装置とで再生した時刻の差であるズレ時間を特定するズレ時間特定部と、第1の表示装置と第2の表示装置とを操作する処理命令の入力を受け付ける処理命令入力部と、処理命令を第1の表示装置に出力した時刻から第1の時間後に第1の表示装置が表示している画像を記憶する第1の画像記憶部と、処理命令を第2の表示装置に出力した時刻から第1の時間とズレ時間を加算した時間後に第2の表示装置が表示している画像を記憶する第2の画像記憶部と、第1の画像記憶部と第2の画像記憶部とが記憶している画像を比較する画像比較部と、画像比較部による比較結果を出力する比較結果出力部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像比較装置、プログラム及び画像比較方法、特に、複数の表示装置間の動作状態を確認するための画像比較装置、プログラム及び画像比較方法に関する。
図9は、従来の技術における画像比較システムの概略構成図である(特許文献1参照)。この画像比較システムは、画像比較装置11、表示装置20a、表示装置20bを備えている。
表示装置20a、表示装置20bは、テレビジョン受像機などの表示機器である。表示装置20a、表示装置20bは、それぞれ内蔵するプログラムを実行することによって、画像データの表示処理などの動作を行う。ここで、表示装置20aは、上記プログラムのバージョンアップ後のプログラムを実行する。一方、表示装置20bはバージョンアップ前のプログラムを実行する。
画像比較装置11は、表示装置20a、表示装置20bとにそれぞれ接続されており、情報の送受信を行う。画像比較装置11は、比較処理装置40、画像比較アダプタ30a、画像比較アダプタ30bを備えている。
比較処理装置40は、画像データ送信要求命令を画像比較アダプタ30a、30bに出力する。また、比較処理装置40は、表示装置20a、20bからそれぞれ送信される画像データを画像比較アダプタ30a、30bを介して受信する。比較処理装置40は、受信した画像データを内蔵するソフトウェアにより比較することによって、表示装置20aと表示装置20bとが同じ動作をしているか否かについて判定する。
画像比較アダプタ30a、30bは、比較処理装置40が出力する画像データ送信要求命令を受信する。また、画像比較アダプタ30a、30bは、その画像データ送信要求命令に基づいて表示装置20a、20bが表示する画像データを、表示装置20a、20bから受信して記憶し、比較処理装置40に出力する。
次に、図9の画像比較システムの処理について説明する。画像比較装置11は、予め作成される処理命令に基づいて表示装置20a、20bでプログラムを実行させることにより、所定の画像データを作成して表示装置20a、20bの動作状態の確認を開始する。ここで、処理命令は、表示装置20a、20bの動作状態を確認するための検査項目が含まれている。
表示装置20aはバージョンアップ後のプログラムを実行して、その結果の画像データを表示装置20a内のメモリに格納する。同様に表示装置20bは、バージョンアップ前のプログラムを実行し、実行結果の画像データを表示装置20b内のメモリに格納する。
次に、比較処理装置40は、画像データ送信要求命令を画像比較アダプタ30a、30bに出力する。
画像データ送信要求命令を受信した画像比較アダプタ30aは、バージョンアップ後のプログラムの実行結果の画像データを表示装置20aから受信して画像比較アダプタ30aのメモリに記憶し、その画像データを比較処理装置40に出力する。
同様に、画像比較アダプタ30bはバージョンアップ前のプログラムの実行結果の画像データを表示装置20bから受信して画像比較アダプタ30bのメモリに記憶し、その画像データを比較処理装置40に出力する。
比較処理装置40は、画像比較アダプタ30aが出力した画像データと、画像比較アダプタ30bが出力した画像データとが一致するか否かについて内蔵のソフトウェアにより比較することにより、表示装置20aと表示装置20bとが同じ動作をしているか否かについて判定する。
特開平5−28229号公報
しかしながら、従来の技術では、処理速度が異なる2つの表示装置で同じ処理命令の実行を同時に開始した場合に、その処理命令の実行後に各表示装置が表示する画像データが異なってしまう。よって、各表示装置が同じ動作をしているか否かについて確認することが難しいという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、異なる表示装置間の動作確認を容易に行うことができる画像比較装置、プログラム及び画像比較方法を提供することにある。
(1) 本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による画像比較装置は、第1の表示装置と第2の表示装置とに接続される画像比較装置であって、所定の動画を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とでそれぞれの表示装置が内蔵するプログラムを用いて再生した場合における前記所定の動画を構成する画像を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とで再生した時刻の差であるズレ時間を特定するズレ時間特定部と、前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とを操作する処理命令の入力を受け付ける処理命令入力部と、前記処理命令を前記第1の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間後に前記第1の表示装置が表示している画像を記憶する第1の画像記憶部と、前記処理命令を前記第2の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間と前記ズレ時間を加算した時間後に前記第2の表示装置が表示している画像を記憶する第2の画像記憶部と、前記第1の画像記憶部と前記第2の画像記憶部とが記憶している画像を比較する第1の画像比較部と、前記第1の画像比較部による比較結果を出力する比較結果出力部とを備える。
本発明では、処理命令を第1の表示装置に出力した時刻から第1の時間後に第1の表示装置が表示している画像データと、処理命令を第2の表示装置に出力した時刻から第1の時間とズレ時間を加算した時間後に第2の表示装置が表示している画像データとを、画像比較部で比較することができる。よって、第1の表示装置と第2の表示装置で処理命令を実行する時間に差があり、第1の表示装置の処理が第2の表示装置の処理よりもズレ時間だけ早く実行される場合であっても、同じ処理段階の画像を比較することができ、第1の表示装置と第2の表示装置とが同じ動作をしているか否かについて容易に判定することができる。
(2) また、本発明の一態様による画像比較装置は、第2の時間と第3の時間とを記憶する時間記憶部と、前記第2の時間だけ前記所定の動画を前記第1の表示装置で再生した場合に前記第1の表示装置が表示している画像を記憶する第3の画像記憶部と、前記第3の時間だけ前記所定の動画を前記第2の表示装置で再生した場合に前記第2の表示装置が表示している画像を記憶する第4の画像記憶部と、前記第3の画像記憶部と前記第4の画像記憶部とが記憶している画像を比較する第2の画像比較部とを備え、前記ズレ時間特定部は、前記第2の画像比較部の比較画像が一致する場合には前記第2の時間と前記第3の時間との差を前記ズレ時間として特定し、前記画像比較部の比較画像が一致しない場合には前記時間記憶部が記憶している第3の時間を所定時間だけ増加させて再度比較を行う。
本発明では、第2の表示装置による処理命令の処理速度が、第1の表示装置による処理命令の処理速度よりも遅い場合であって、第3の画像記憶部が記憶している画像と第4の画像記憶部が記憶している画像が異なる場合であっても、時間記憶部が記憶している第3の時間を所定時間増加させて第2の表示装置の処理命令の処理時間を長くすることにより、第1の表示装置と第2の表示装置で実行する処理命令の実行結果を、同じ処理段階で比較することができる。
(3) また、本発明の一態様による画像比較装置は、前記所定の動画を構成する前記所定の画像の少なくとも1画素の色を所定色に変更する色変更部を備え、前記ズレ時間特定部は、前記所定の動画を前記第1の表示装置で再生した場合に前記色変更部が色を変更した画素が前記所定色となる時刻と、前記所定の動画を前記第2の表示装置で再生した場合に前記色変更部が色を変更した画素が前記所定色となる時刻との差を前記ズレ時間として特定する。
本発明では、所定の画像の画素の色を所定色に変更した動画を色生成部によって生成し、その画素に対応する画素の色が所定色となる時刻を第1の表示装置と第2の表示装置とで求め、それらの時刻の差からズレ時間を算出する。よって、色を変更した画素の位置のみを比較すれば良く、所定の動画を構成する画像の全体を比較する必要がないため、比較処理に要する負荷を軽減することができる。
(4) また、本発明の一態様による画像比較装置は、前記処理命令入力部に処理命令が入力された場合にその処理命令を所定時間遅延させる処理遅延部を備え、前記第2の画像記憶部は、前記処理遅延部が前記ズレ時間遅延させた処理命令を前記第2の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間後に前記第2の表示装置が表示している画像を記憶する。
本発明では、処理遅延部がズレ時間遅延させた処理命令を、第2の表示装置で実行するようにした。処理命令を実行した場合にその処理命令に応答して所定表示が所定時間だけ第2の表示装置の表示画面に表示される機種を用いる場合に、第2の表示装置が遅延なしで処理命令を実行すると、比較処理を行う時点で第2の表示装置の表示画面に表示される所定表示が消えてしまう。よって、第1の表示装置と第2の表示装置の処理命令の実行結果が同じであっても、画像データが異なるため、比較画像が一致しないという問題があったが、本発明ではこのような問題が生じることを防ぐことができる。
(5) また、本発明の一態様によるプログラムは、第1の表示装置と第2の表示装置とに接続される画像比較装置のコンピュータを、所定の動画を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とでそれぞれの表示装置が内蔵するプログラムを用いて再生した場合における前記所定の動画を構成する画像を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とで再生した時刻の差であるズレ時間を特定するズレ時間特定手段と、前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とを操作する処理命令の入力を受け付ける処理命令入力手段と、前記処理命令を前記第1の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間後に前記第1の表示装置が表示している画像を記憶する第1の画像記憶手段と、前記処理命令を前記第2の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間と前記ズレ時間を加算した時間後に前記第2の表示装置が表示している画像を記憶する第2の画像記憶手段と、前記第1の画像記憶手段と前記第2の画像記憶手段とが記憶している画像を比較する第1の画像比較手段と、前記第1の画像比較手段による比較結果を出力する比較結果出力手段として機能させる。
(6) また、本発明の一態様による画像比較方法は、第1の表示装置と第2の表示装置とに接続される画像比較装置を用いた画像比較方法であって、所定の動画を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とでそれぞれの表示装置が内蔵するプログラムを用いて再生した場合における前記所定の動画を構成する画像を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とで再生した時刻の差であるズレ時間を特定するズレ時間特定過程と、前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とを操作する処理命令の入力を受け付ける処理命令入力過程と、前記処理命令を前記第1の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間後に前記第1の表示装置が表示している画像を記憶する第1の画像記憶過程と、前記処理命令を前記第2の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間と前記ズレ時間を加算した時間後に前記第2の表示装置が表示している画像を記憶する第2の画像記憶過程と、前記第1の画像記憶過程と前記第2の画像記憶過程とで記憶した画像を比較する第1の画像比較過程と、前記第1の画像比較過程による比較結果を出力する比較結果出力過程とを実行する。
本発明の画像比較装置、プログラム及び画像比較方法によれば、異なる表示装置間の動作確認を容易に行うことができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による画像比較システムの概略構成図である。この画像比較システムは、画像比較装置100a、表示装置200a、表示装置200bを備えている。
表示装置200a、200bは、テレビジョン受像機などの表示機器であり、それぞれ画像比較装置100aに接続されている。表示装置200a、表示装置200bは、それぞれ内蔵するプログラムによって動画等の表示処理などの制御を行う。例えば、圧縮されて送信されてきたデジタルテレビジョン信号を、表示装置200a、200bが備えるアンテナA1、A2を介して受信し、その受信した信号を解凍してフレームメモリに記録する。
本実施形態において、表示装置200aは、バージョンアップ後のプログラムを記録している。一方、表示装置200bはバージョンアップ前のプログラムを記録している。本実施形態において、表示装置200bによる画像表示に要する実行速度は、表示装置200aによる画像表示に要する実行速度よりも遅い。例えば、表示装置200aと表示装置200bは同じ機種であっても良いし、表示装置200aが開発中の機種、表示装置200bが旧型の機種であっても良い。
画像比較装置100aは、記憶部110a(第1の画像記憶部、第3の画像記憶部とも称する)、記憶部110b(第2の画像記憶部、第4の画像記憶部とも称する)、比較処理部120(第1の画像比較部、第2の画像比較部とも称する)、比較タイミング指定部130、操作部140(処理命令入力部とも称する)、表示部170(比較結果出力部とも称する)を備えている。
記憶部110aは、メモリなどを備えており、比較タイミング指定部130が指示するタイミングで、表示装置200aが表示している画像データを記憶する。例えば、記憶部110aは、処理命令を表示装置200aに出力した時刻から時間T1(第1の時間とも称する)後に、表示装置200aが表示している画像を記憶する。また、記憶部110aは、時間Ta(第2の時間とも称する)だけ所定の動画を表示装置200aで再生した後に表示装置100aが表示している画像を記憶する。なお、本実施形態では、所定の動画として、放送波により受信するテレビ番組を利用している。
記憶部110bは、メモリなどを備えており、比較タイミング指定部130が指示するタイミングで、表示装置200bが表示している画像データを記憶する。例えば、記憶部110bは、処理命令を表示装置200bに出力した時刻から時間T1とズレ時間TZとを加算した時間(=T1+TZ)後に、表示装置200bが表示している画像を記憶する。また、記憶部200bは、時間Tb(第3の時間とも称する)だけ所定の動画を表示装置200bで再生した後に表示装置200bが表示している画像を記憶する。
比較処理部120は、記憶部110aと記憶部110bとが記憶している画像データを読み出して、それらの画像データを構成するビット列を対比することにより、それらの画像データが一致するか否かについて比較し、その比較結果を比較タイミング指定部130、操作部140、表示部170に出力する。
比較タイミング指定部130は、ズレ検出部131(ズレ時間特定部とも称する)、ズレ指定部132(時間記憶部とも称する)、タイミング指定部133を備えている。
ズレ検出部131は、比較処理部120が出力する比較結果に基づいて、所定の動画を表示装置200aと表示装置200bとで再生した場合における所定の動画を構成する画像を表示装置200aと表示装置200bとで再生した時刻の差であるズレ時間TZを特定する。より具体的には、ズレ検出部131は、比較処理部120の比較画像が一致する場合には、時間Tbと時間Taとの差(=Tb−Ta)をズレ時間TZとして特定する。また、ズレ検出部131は、比較処理部120の比較画像が一致しない場合には、ズレ指定部132が記憶している時間Tbを所定時間(例えば、時間β)だけ増加させて再度比較を行う。なお、時間βは、例えば、30ミリ秒である。
ズレ指定部132は、ズレ検出部131で特定したズレ時間TZを記憶し、記憶部110bにズレ時間TZを指示する。また、ズレ指定部132は、メモリを備えており、時間Ta、時間Tb、ズレ時間TZなどを記憶する。
タイミング指定部133は、操作部140から画像比較命令を受けると、記憶部110aと記憶部110bに画像データを記憶するタイミングを指示する。
操作部140は、表示装置200aや表示装置200bとを操作する処理命令の入力を受け付け、その処理命令を表示装置200aや表示装置200bに送信して、その処理命令を各表示装置で実行させる。操作部140は、処理命令などを画像比較システムの管理者の操作などに基づいて取得する。
図2は、本発明の第1の実施形態による操作部140に入力される処理命令の一例を示す図である。処理命令には、図2に示すように、「チャンネル1」、「wait(1秒)」、「メニューボタン」、「右ボタン」、「右ボタン」、「決定ボタン」、「wait(3秒)」、「画像比較」、・・・という命令が含まれている。表示装置200a、200bは、画像比較装置100aの操作部140から図2の処理命令を受信し、これらの命令を順次実行する。また、比較処理部120は、処理命令が「画像比較」になった場合に操作部140から画像比較命令を受信し、比較処理を実行する。
図1に戻り、表示部170は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)などの表示機器を備えており、比較処理部120による比較結果を表示する。比較処理部120が出力する比較結果が、2つの画像データが一致することを示す場合には、表示部170は、例えば「OK」というメッセージを表示する。一方、比較処理部120が出力する比較結果が、2つの画像データが一致しないことを示す場合には、表示部170は、例えば「NG」というメッセージを表示する。
図3は、本発明の第1の実施形態による画像比較装置100aの処理を示すフローチャートである。画像比較システムの管理者の操作に基づいて処理開始指示が操作部140に入力された場合に、ズレ検出部131は、ズレ指定部132が記憶している時間Taと時間Tbを初期化する(ステップS501)。ここでは、Ta=α、Tb=αに設定している。なお、時間αは、例えば、1秒である。
そして、操作部140は、表示装置200aと表示装置200bとに制御命令を送信することによって、表示装置200aと表示装置200bとで同じ動画(所定の動画とも称する)の再生を開始させる。
ズレ検出を開始した時刻t0から時間Taが経過した時刻に、記憶部110aは、表示装置200aが出力する画像データを記憶する。また、ズレ検出を開始した時刻t0から時間Tbが経過した時刻に、記憶部110bは、表示装置200bが出力する画像データを記録する(ステップS502)。
比較処理部120は、記憶部110aに記録されている画像データと、記憶部110bに記録されている画像データを読み出す(ステップS503)。
比較処理部120は、ステップS503で読み出した2つの画像データが等しいか否かについて判定する(ステップS504)。2つの画像データが等しくない場合には、ステップS504で比較処理部120が「NO」と判定し、ステップS505に進む。そして、ズレ検出部131は、ズレ指定部132が記憶している時間Tbを変更する(ステップS505)。具体的には、ズレ検出部131は、ズレ指定部132が記憶している時間Tbに所定時間βを加算した値を、タイミング指定部133に記録する。
一方、2つの画像データが等しい場合には、ステップS504で比較処理部120が「YES」と判定し、ステップS506に進む。そして、ズレ検出部131は、ズレ指定部132が記憶している時間Tbと時間Taとの差分(=Tb−Ta)であるズレ時間TZを算出して、ズレ指定部132に記録する(ステップS506)。
そして、操作部140は、表示装置200aと表示装置200bに対する処理命令の送信を開始する(ステップS507)。操作部140は、表示装置200a、200bで処理命令が「画像比較」になった時刻t1から、記憶部110aと記憶部110bが記憶している画像データの比較を行うまでの時間T0を、画像比較システムの管理者の操作などに基づいて取得し、その時間T0をズレ指定部132に記録する。
操作部140は、図2に示す処理命令を順次、表示装置200aと表示装置200bとに送信する。操作部140は、処理命令が「画像比較」になった場合に、比較処理部120とタイミング指定部133に画像比較命令を出力する。
比較処理部120は、操作部140から画像比較命令を受けたか否かについて判定する(ステップS508)。画像比較命令を受けていない場合には、ステップS508で「NO」と比較処理部120は判定し、再度、ステップS508に進む。
一方、画像比較命令を受けた場合には、ステップS508で「YES」と比較処理部120は判定し、ステップS509に進む。
ズレ指定部132は、時間T0を記憶部110aに出力するとともに、時間T0と時間TZとを記憶部110bに出力する(ステップS509)。
記憶部110aは、タイミング指定部133より処理命令を受け、操作部140の処理命令が「画像比較」になった時刻t1から時間T0が経過した時刻に、表示装置200aが出力する画像データを記憶する(ステップS510)。また、記憶部110bは、タイミング指定部133より処理命令を受け処理命令が「画像比較」になった時刻t1から時間T0+TZが経過した時刻に、表示装置200bが出力する画像データを記憶する(ステップS510)。
そして、比較処理部120は、ステップS510で記憶部110aと記憶部110bとに記録された画像データをそれぞれ読み出し(ステップS511)、それらの画像データが等しいか否かについて比較を行い、その比較結果を表示部120などに出力する(ステップS512)。表示部120は、ステップS512での比較結果を表示する。
操作部140が全ての処理命令(図2参照)を表示装置200a、200bに送信するまで、つまり、ステップS513で「YES」と判定するまで、画像比較装置100aは、ステップS508〜S513の処理を繰り返す。
本発明の第1の実施形態では、処理命令を表示装置200aに出力した時刻から時間T0後に表示装置200aが表示している画像データと、処理命令を表示装置200bに出力した時刻から時間T0+TZ後に表示装置200bが表示している画像データとを比較処理部120で比較し、その比較結果を表示部120に表示するようにした。よって、表示装置200aと表示装置200bで処理命令を実行したときに、表示装置200aの処理が表示装置200bの処理よりもズレ時間TZだけ早く実行される場合であっても、同じ処理段階の画像を比較することができ、表示装置200aと表示装置200bとが同じ動作をしているか否かについて容易に判定することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態による画像比較システムの概略構成図である。この画像比較システムは、画像比較装置100b、表示装置200a、表示装置200bを備えている。表示装置200a、200bの構成は、第1の実施形態(図1)と同様であるので、それらの説明を省略する。
画像比較装置100bが、第1の実施形態による画像比較装置100a(図1)と同様の構成をとる部分については、同一の符号を付して、それらの説明を省略する。画像比較装置100bは、画像生成部150(色変更部とも称する)を備えている点において、第1の実施形態による画像比較装置100aと異なる。
画像生成部150は、所定の動画(例えば、1秒間に30枚の画像が再生される動画)を構成する所定の画像(例えば、30枚目の画像)の所定位置の画素(例えば、画像の左上の画素)の色を所定色(例えば、赤)に変更する。
ズレ検出部131は、画像生成部150が生成した所定の動画を表示装置200aで再生した場合に、画像生成部150が色を変更した画素が赤となる時刻ta’と、所定の動画を表示装置200bで再生した場合に、画像生成部150が色を変更した画素が赤となる時刻tb’との差をズレ時間TZ(=tb’−ta’)として特定する。
図5は、本発明の第2の実施形態による画像比較装置100bの処理を示すフローチャートである。操作部140に処理開始指示が入力された場合に、画像生成部150は、所定の動画(例えば、1秒間に30枚の画像が再生される動画)における所定の画像(例えば、30枚目の画像)の予め設定された所定位置の画素(例えば、左上の画素)を所定色(例えば、赤)に変化させた画像データである期待値画像データを生成する(ステップS601)。画像生成部150が生成した期待値画像データは、比較処理部120のメモリに記録される。画像生成部150が生成した期待値画像データを含む動画は、表示装置200aと表示装置200bとに出力される。表示装置200aと表示装置200bは、画像生成部150が出力する動画を再生する。
そして、ズレ検出部131は、記憶部110aに制御命令を出力することにより、表示装置200aが出力する画像データを全て記憶部110aに記憶させる。また、ズレ検出部131は、記憶部110bに制御命令を出力することにより、表示装置200bが出力する画像データを全て記憶部110bに記憶させる。
なお、記憶部110aと記憶部110bは、画像生成部150が色を変更した画素の位置に対応する位置の画素(例えば、画像の左上の画素)のみを記憶するようにしても良い。このような構成にすることにより、記憶部110aや記憶部110bが記憶する情報量を減少させることができるので、ステップS602の処理の負荷を軽減することができる。
比較処理部120は、記憶部110aと記憶部110bが記憶している画像データを読み出す(ステップS602)。そして、比較処理部120は、所定の動画(期待値画像データを含む動画)を表示装置200aで再生を表示装置200aで開始した時刻t2から、比較処理部120が記憶している期待値画像データの所定位置の画素(例えば、左上の画素)の色(例えば、赤)と、記憶部110aが出力する画像データの所定の画像(例えば、30枚目の画像)の所定位置の画素(例えば、左上の画素)の色(例えば、赤)とが一致するまでの時刻ta’を求める。また、比較処理部120は、所定の動画(期待値画像データを含む動画)を表示装置200bで再生を表示装置200bで開始した時刻t2から、比較処理部120が記憶している期待値画像データの所定位置の画素(例えば、左上の画素)の色(例えば、赤)と、記憶部110bが出力する画像データの所定の画像(例えば、40枚目の画像)の所定位置の画素(例えば、左上の画素)の色(例えば、赤)とが一致するまでの時刻tb’を求める。そして、比較処理部120は、時刻ta’と時刻tb’とをズレ検出部131に出力する(ステップS603)。
ズレ検出部131は、時刻tb’から時刻ta’を減算することによりズレ時間TZ(=tb’−ta’)を算出し、そのズレ時間TZをズレ指定部132に記録する(ステップS604)。そして、ズレ検出部131は、ズレ検出が完了したことを比較処理部120に通知する。
そして、操作部140は、表示装置200aと表示装置200bに対する処理命令の送信を開始する(ステップS605)。操作部140は、表示装置200a、200bで処理命令が「画像比較」になった時刻t1から、記憶部110aと記憶部110bが記憶している画像データの比較を行うまでの時間T0を、画像比較システムの管理者の操作などに基づいて取得し、その時間T0をズレ指定部132に記録する。
操作部140は、図2に示す処理命令を順次、表示装置200aと表示装置200bとに送信する。操作部140は、処理命令が「画像比較」になった場合に、比較処理部120とタイミング指定部133に画像比較命令を出力する。
比較処理部120は、操作部140から画像比較命令を受けたか否かについて判定する(ステップS606)。画像比較命令を受けていない場合には、ステップS606で「NO」と比較処理部120は判定し、再度、ステップS606に進む。
一方、画像比較命令を受けた場合には、ステップS606で「YES」と比較処理部120は判定し、ステップS607に進む。
ズレ指定部132は、時間T0を記憶部110aに出力するとともに、時間T0と時間TZとを記憶部110bに出力する(ステップS607)。
記憶部110aは、タイミング指定部133より処理命令を受け、処理命令が「画像比較」になった時刻t1から時間T0が経過した時刻に、表示装置200aが出力する画像データを記憶する(ステップS608)。また、記憶部110bは、タイミング指定部133より処理命令を受け、処理命令が「画像比較」になった時刻t1から時間T0+TZが経過した時刻に、表示装置200bが出力する画像データを記憶する(ステップS608)。
そして、比較処理部120は、ステップS608で記憶部110aと記憶部110bとに記録された画像データをそれぞれ読み出し(ステップS609)、それらの画像データが等しいか否かについて比較を行い、その比較結果を表示部120などに出力する(ステップS610)。表示部120は、ステップS610での比較結果を表示する。
操作部140が全ての処理命令(図2参照)を表示装置200a、200bに送信するまで、つまり、ステップS611で「YES」と判定するまで、画像比較装置100bは、ステップS606〜S611の処理を繰り返す。
本発明の第2の実施形態では、所定の動画(例えば、1秒間に30枚の画像が再生される動画)に含まれる所定の画像(例えば、30枚目の画像)の所定位置の画素(例えば、画像の左上の画素)の色を所定色(例えば、赤)に変更した動画を画像生成部150によって生成し、その画素の位置に対応する位置の画素の色が所定色となる時刻ta’、tb’を表示装置200aと表示装置200bとで求め、それらの時刻の差(tb’−ta’)からズレ時間TZを算出する。よって、画像生成部150が色を変更した位置の画素を比較することで、ズレ時間TZを特定することができ、画像の全体を比較する必要がないため、比較処理に要する負荷を軽減することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図6は、本発明の第3の実施形態による画像比較システムの概略構成図である。この画像比較システムは、画像比較装置100c、表示装置200a、表示装置200bを備えている。表示装置200a、200bの構成は、第1の実施形態(図1)と同様であるので、それらの説明を省略する。
画像比較装置100cが、第1の実施形態による画像比較装置100a(図1)と同様の構成をとる部分については、同一の符号を付して、それらの説明を省略する。画像比較装置100cは、操作調整部160(処理遅延部とも称する)を備えている点において、第1の実施形態による画像比較装置100aと異なる。
操作調整部160は、バッファを備えており、操作部140に処理命令が入力された場合に、その処理命令をバッファに蓄積することにより所定時間遅延させて、表示装置200bに出力する。
記憶部110bは、操作調整部160がズレ時間TZ遅延させた処理命令を、表示装置200bに出力した時刻から時間T1後に、表示装置200bが表示している画像を記憶する。
次に、本発明の第3の実施形態による画像比較装置100cの処理について説明する。第3の実施形態の画像比較装置100cの処理は、第1の実施形態の画像比較装置100aの処理(図3)とほぼ同様であるため、その説明を省略する。
ただし、第3の実施形態では、図3ステップS507において、操作部140は、表示装置200aに対して処理命令(図2)を時間的な遅延なしで送信するが、表示装置200bに対して処理命令を時間TZ遅延させて表示装置200bに送信する。
図7、図8は、本発明の第3の実施形態による効果について説明するための比較図である。図7、図8では、横軸に時間をとっている。図7は、第3の実施形態を用いていない場合を示しており、図8は、第3の実施形態を用いている場合を示している。
ここでは、表示装置200a、200bは、処理命令としてチャンネルを切り替える命令(CH切替)を受信し、チャンネルを12チャンネル(12ch)に変更する。また、表示装置200a、200bは、処理命令(CH切替)を実行した場合に、所定時間だけ所定表示(12ch)を表示画面の右上に表示する。また、表示装置200aと表示装置200bが表示する動画には、画像Aと画像Bが含まれている。
図7では、表示装置200aと表示装置200bで同時に処理命令(CH切替)を実行した後、画像Bを表示装置200aの記憶部110aと表示装置200bの記憶部110bに記録する。この場合、記憶部110aには、処理命令(CH切替)に応じて各表示装置の表示画面に表示されるCH番号表示(12ch)が表示された画像Bが記録される。一方、記憶部110bには、CH番号表示(12ch)が表示されていない画像Bが記録される。よって、記憶部110aと記憶部110bとは、同じ画像Bを記憶しているにもかかわらず、CH番号表示が含まれているか否かにおいて異なるため、比較処理部120による比較で等しくないと判定されてしまう。
図8では、表示装置200bにおいて、表示装置200aよりズレ時間TZ遅延させた処理命令(CH切替)を実行した後、画像Bを表示装置200aの記憶部110aと表示装置200bの記憶部110bに記録する。この場合、記憶部110aには、CH番号表示(12ch)が表示された画像Bが記録される。また、記憶部110bにも、CH番号表示(12ch)が表示された画像Bが記録される。これは、画像比較装置100cの操作調整部160から、ズレ時間TZ遅延して処理命令が表示装置200bに送信されるため、画像Bを記憶部110bに記録する直前に、処理命令を表示装置200bで実行することができ、CH番号表示が表示された画像Bを記憶部110bに記録することができるためである。
よって、記憶部110aと記憶部110bとは、CH番号表示が表示された同じ画像Bを記憶することができるため、比較処理部120による比較で2つの画像が等しいと判定することができる。
上述した第1から第3の実施形態では、表示装置200aと表示装置200bの画像データのズレを示すズレ時間TZを自動的に検出し、画像の動きが早いテレビジョン受像機のような機器同士でも、2つの表示装置間で動作状態を比較することができる。
また、旧型の表示装置に基づいて、表示装置を開発する際に、旧型の表示装置と開発中の表示装置の動作状態を比較することにより、同じ仕様の機能確認を簡単に行うことができる。
なお、第3の実施形態では、第1の実施形態の図3のフローチャートのステップS507の処理に第3の実施形態を用いる場合について説明したがこれに限定されるものではなく、第2の実施形態の図5のフローチャートのステップS605の処理に第3の実施形態を用いるようにしても良い。
なお、上述した第1から第3の実施形態では、比較処理部120が記憶部110aと記憶部110bから画像データを1枚ずつ読み出して比較処理を行う場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、表示装置200a、200bが再生する画像データとして同じものが連続する場合もあるため、比較処理部120が複数枚の画像データをそれぞれ記憶部110a、110bから読み出し、それら複数毎の画像データ同士を比較するようにしても良い。
また、第1から第3の実施形態では、表示装置200a、200bが表示する画像データを、記憶部110a、110bが記憶し、記憶部110a、110bが記憶している画像データを比較処理部120が比較する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、画像比較装置にカメラなどの撮像部を2つ設け、一方の撮像部で表示装置200aが表示する画像を撮像し、他方の撮像部で表示装置200bが表示する画像を撮像し、それらの撮像部が撮像した画像データについてひずみ補正、位置補正を行った後、比較処理部120が比較するようにしても良い。この場合、2つの撮像部が撮像した画像について、画素ごとに濃度値の差分を取り、その差分を合計した値が、所定の閾値以下である場合には、それらの画像が等しいと比較処理部120が判定するようにしても良い。また、各撮像部が撮像した画像データの全画素を比較するのではなく、画像データの所定の位置の画素を比較するようにしても良い。
上述した画像データの比較処理には、画像自動認識ソフトウェアであるHALCON(株式会社リンクス製)などを用いることができる。
また、第1から第3の実施形態では、画像比較装置によって表示装置200aと表示装置200bの動作状態を確認する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、画像比較装置によって3台以上の表示装置の動作状態を確認するようにしても良い。
また、第1から第3の実施形態では、画像比較システムの管理者が時間T0などを操作部140から入力する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、時間T0などを予めタイミング指定部133に記録しておくようにしても良い。また、時間T0は、固定値としても良いし、定期的に変化させるようにしても良い。
なお、以上説明した実施形態において、図1、図4、図6の画像比較装置の各部の機能又はこれらの機能の一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより画像比較装置の制御を行っても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
本発明の第1の実施形態による画像比較システムの概略構成図である。 本発明の第1の実施形態による操作部140に入力される処理命令の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による画像比較装置100aの処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による画像比較システムの概略構成図である。 本発明の第2の実施形態による画像比較装置100bの処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による画像比較システムの概略構成図である。 本発明の第3の実施形態による効果について説明するための比較図である。 本発明の第3の実施形態による効果について説明するための比較図である。 従来の技術における画像比較システムの概略構成図である。
符号の説明
100a〜100c・・・画像比較装置、110a・・・記憶部、110b・・・記憶部、120・・・比較処理部、130・・・比較タイミング指定部、131・・・ズレ検出部、132・・・ズレ指定部、133・・・タイミング指定部、140・・・操作部、150・・・画像生成部、160・・・操作調整部、170・・・表示部、200a・・・表示装置、200b・・・表示装置

Claims (6)

  1. 第1の表示装置と第2の表示装置とに接続される画像比較装置であって、
    所定の動画を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とでそれぞれの表示装置が内蔵するプログラムを用いて再生した場合における前記所定の動画を構成する画像を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とで再生した時刻の差であるズレ時間を特定するズレ時間特定部と、
    前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とを操作する処理命令の入力を受け付ける処理命令入力部と、
    前記処理命令を前記第1の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間後に前記第1の表示装置が表示している画像を記憶する第1の画像記憶部と、
    前記処理命令を前記第2の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間と前記ズレ時間を加算した時間後に前記第2の表示装置が表示している画像を記憶する第2の画像記憶部と、
    前記第1の画像記憶部と前記第2の画像記憶部とが記憶している画像を比較する第1の画像比較部と、
    前記第1の画像比較部による比較結果を出力する比較結果出力部と、
    を備えることを特徴とする画像比較装置。
  2. 第2の時間と第3の時間とを記憶する時間記憶部と、
    前記第2の時間だけ前記所定の動画を前記第1の表示装置で再生した場合に前記第1の表示装置が表示している画像を記憶する第3の画像記憶部と、
    前記第3の時間だけ前記所定の動画を前記第2の表示装置で再生した場合に前記第2の表示装置が表示している画像を記憶する第4の画像記憶部と、
    前記第3の画像記憶部と前記第4の画像記憶部とが記憶している画像を比較する第2の画像比較部とを備え、
    前記ズレ時間特定部は、前記第2の画像比較部の比較画像が一致する場合には前記第2の時間と前記第3の時間との差を前記ズレ時間として特定し、前記画像比較部の比較画像が一致しない場合には前記時間記憶部が記憶している第3の時間を所定時間だけ増加させて再度比較を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像比較装置。
  3. 前記所定の動画を構成する前記所定の画像の少なくとも1画素の色を所定色に変更する色変更部を備え、
    前記ズレ時間特定部は、前記所定の動画を前記第1の表示装置で再生した場合に前記色変更部が色を変更した画素が前記所定色となる時刻と、前記所定の動画を前記第2の表示装置で再生した場合に前記色変更部が色を変更した画素が前記所定色となる時刻との差を前記ズレ時間として特定することを特徴とする請求項1に記載の画像比較装置。
  4. 前記処理命令入力部に処理命令が入力された場合にその処理命令を所定時間遅延させる処理遅延部を備え、
    前記第2の画像記憶部は、前記処理遅延部が前記ズレ時間遅延させた処理命令を前記第2の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間後に前記第2の表示装置が表示している画像を記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像比較装置。
  5. 第1の表示装置と第2の表示装置とに接続される画像比較装置のコンピュータを、
    所定の動画を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とでそれぞれの表示装置が内蔵するプログラムを用いて再生した場合における前記所定の動画を構成する画像を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とで再生した時刻の差であるズレ時間を特定するズレ時間特定手段と、
    前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とを操作する処理命令の入力を受け付ける処理命令入力手段と、
    前記処理命令を前記第1の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間後に前記第1の表示装置が表示している画像を記憶する第1の画像記憶手段と、
    前記処理命令を前記第2の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間と前記ズレ時間を加算した時間後に前記第2の表示装置が表示している画像を記憶する第2の画像記憶手段と、
    前記第1の画像記憶手段と前記第2の画像記憶手段とが記憶している画像を比較する第1の画像比較手段と、
    前記第1の画像比較手段による比較結果を出力する比較結果出力手段として機能させるためのプログラム。
  6. 第1の表示装置と第2の表示装置とに接続される画像比較装置を用いた画像比較方法であって、
    所定の動画を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とでそれぞれの表示装置が内蔵するプログラムを用いて再生した場合における前記所定の動画を構成する画像を前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とで再生した時刻の差であるズレ時間を特定するズレ時間特定過程と、
    前記第1の表示装置と前記第2の表示装置とを操作する処理命令の入力を受け付ける処理命令入力過程と、
    前記処理命令を前記第1の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間後に前記第1の表示装置が表示している画像を記憶する第1の画像記憶過程と、
    前記処理命令を前記第2の表示装置に出力した時刻から前記第1の時間と前記ズレ時間を加算した時間後に前記第2の表示装置が表示している画像を記憶する第2の画像記憶過程と、
    前記第1の画像記憶過程と前記第2の画像記憶過程とで記憶した画像を比較する第1の画像比較過程と、
    前記第1の画像比較過程による比較結果を出力する比較結果出力過程と、
    を実行することを特徴とする画像比較方法。
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