JP2009008540A - 情報報知装置、情報報知方法及びプログラム - Google Patents

情報報知装置、情報報知方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009008540A
JP2009008540A JP2007170425A JP2007170425A JP2009008540A JP 2009008540 A JP2009008540 A JP 2009008540A JP 2007170425 A JP2007170425 A JP 2007170425A JP 2007170425 A JP2007170425 A JP 2007170425A JP 2009008540 A JP2009008540 A JP 2009008540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guidance intersection
driver
intersection
guidance
vehicle position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007170425A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Adachi
和英 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2007170425A priority Critical patent/JP2009008540A/ja
Publication of JP2009008540A publication Critical patent/JP2009008540A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】運転者に対して経路上の曲がるべき案内交差点と曲がる方向を正確に報知することが可能となる情報報知装置、情報報知方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場合、即ち、案内交差点を見つける難易度が高いと判定した場合には、自車位置から案内交差点までの距離が50m以下で、且つ、次の交差点が当該案内交差点になった後に、案内交差点の進行方向に対応する右側振動体53又は左側振動体54の振動を開始して、該案内交差点の進行方向を運転者に報知する(S11〜S22)。
【選択図】図3

Description

本発明は、目的地までの経路上における曲がるべき案内交差点を運転者に報知する情報報知装置、情報報知方法及びプログラムに関するものである。
従来より、目的地までの経路上における交差点の進行方向を運転者に報知する技術に関し種々提案されている。
例えば、車両の運転者用シートに設けられ電気信号で駆動され振動する振動体を運転者用シートの異なる部位に複数設け、経路誘導時に、移動経路上の各交差点における誘導方向を地図情報から求め、交差点の手前からその交差点を通過するまで、複数の振動体のうちの誘導方向に対応する振動体を選択的に駆動するように構成されたナビゲーションシステムの報知装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−221051号公報(段落(0027)〜(0089)、図1〜図11)
しかしながら、前記した特許文献1に記載されたナビゲーションシステムの報知装置では、進行方向前方に複数の交差点が連続して存在する場合には、この複数の交差点の手前から誘導方向に対応する振動体が駆動されるため、運転者が曲がるべき交差点を誤認識してしまう虞があるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、運転者に対して経路上の曲がるべき案内交差点を正確に報知することが可能となる情報報知装置、情報報知方法及びプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る情報報知装置は、自車位置を検出する自車位置検出手段(11)と、地図情報を記憶する地図情報記憶手段(25)と、目的地までの経路を探索する経路探索手段(13)と、車両の運転者用シートの異なる部位に設けられて電気信号で駆動されて振動する複数の振動体(53、54)と、前記地図情報に基づいて前記経路上の前方の案内交差点を運転者が容易に識別できるか否かを判定する難易度判定手段(13)と、前記案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場合には、前記自車位置から該案内交差点までの距離が所定距離以下で、且つ、自車位置前方において最も近い交差点が当該案内交差点になった後に、前記振動体を振動させて該案内交差点を運転者に報知するように制御する報知制御手段(13、51)と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る情報報知装置は、請求項1に記載の情報報知装置(1)において、前記報知制御手段(13、51)は、前記複数の振動体のうちの前記案内交差点の進行方向に対応する振動体を選択的に振動させて該案内交差点の進行方向を運転者に報知するように制御することを特徴とする。
また、請求項3に係る情報報知装置は、請求項1又は請求項2に記載の情報報知装置(1)において、前記難易度判定手段(13)は、前記案内交差点から進行方向前後の所定範囲内に当該案内交差点を通過後走行する予定道路に並行する道路がある場合には、該案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定することを特徴とする。
更に、請求項4に係る情報報知装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報報知装置(1)において、前記難易度判定手段(13)は、前記案内交差点に目印となる目標物がない場合には、該案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定することを特徴とする。
また、請求項5に係る情報報知方法は、自車位置を検出する自車位置検出工程と、地図情報に基づいて目的地までの経路を探索する経路探索工程と、前記経路探索工程で探索した前記経路上の前方の案内交差点を運転者が容易に識別できるか否かを判定する難易度判定工程と、前記難易度判定工程で前記案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場合には、前記自車位置から該案内交差点までの距離が所定距離以下で、且つ、自車位置前方において最も近い交差点が当該案内交差点になった後に、車両の運転者用シートに設けられて電気信号で駆動されて振動する振動体を振動させて該案内交差点を運転者に報知するように制御する報知制御工程と、を備えたことを特徴とする。
更に、請求項6に係るプログラムは、コンピュータに、自車位置を検出する自車位置検出工程と、地図情報に基づいて目的地までの経路を探索する経路探索工程と、前記経路探索工程で探索した前記経路上の前方の案内交差点を運転者が容易に識別できるか否かを判定する難易度判定工程と、前記難易度判定工程で前記案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場合には、前記自車位置から該案内交差点までの距離が所定距離以下で、且つ、自車位置前方において最も近い交差点が当該案内交差点になった後に、車両の運転者用シートに設けられて電気信号で駆動されて振動する振動体を振動させて該案内交差点を運転者に報知するように制御する報知制御工程と、を実行させるためのプログラムである。
前記構成を有する請求項1に係る情報報知装置では、案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場合には、自車位置から経路上の前方の案内交差点までの距離が所定距離以下で、且つ、自車位置前方において最も近い交差点が当該案内交差点になった後に、運転者用シートに設けられた振動体を振動させて該案内交差点を運転者に報知する。このため、運転者に対して経路上の曲がるべき案内交差点を正確に報知することが可能となる。また、運転者は経路上の前方の案内交差点を容易に識別できない場合でも、振動体の振動によって案内交差点を正確に識別することが可能となる。
また、請求項2に係る情報報知装置では、運転者用シートに設けられた複数の振動体のうちの案内交差点の進行方向に対応する振動体を選択的に振動させて該案内交差点の進行方向を運転者に報知する。このため、運転者に対して経路上の曲がるべき案内交差点と曲がる方向を正確に報知することが可能となる。また、運転者は経路上の前方の案内交差点を容易に識別できない場合でも、振動体の振動によって経路上の曲がるべき案内交差点と曲がる方向を正確に識別することが可能となる。
また、請求項3に係る情報報知装置では、案内交差点から進行方向前後の所定範囲内に当該案内交差点を通過後走行する予定道路に並行する道路がある場合には、該案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定するため、運転者が識別しにくい案内交差点を確実に検出することが可能となる。
また、請求項4に係る情報報知装置では、案内交差点に目印となる目標物(例えば、信号機や店舗等である。)がない場合には、該案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定するため、運転者が識別しにくい案内交差点を更に確実に検出することが可能となる。
また、請求項5に係る情報報知方法では、案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場合には、自車位置から経路上の前方の案内交差点までの距離が所定距離以下で、且つ、自車位置前方において最も近い交差点が当該案内交差点になった後に、運転者用シートに設けられた振動体を振動させて該案内交差点を運転者に報知する。このため、運転者に対して経路上の曲がるべき案内交差点を正確に報知することが可能となる。また、運転者は経路上の前方の案内交差点を容易に識別できない場合でも、振動体の振動によって案内交差点を正確に識別することが可能となる。
更に、請求項6に係るプログラムでは、コンピュータは当該プログラムを読み込むことによって、該コンピュータは、案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場合には、自車位置から経路上の前方の案内交差点までの距離が所定距離以下で、且つ、自車位置前方において最も近い交差点が当該案内交差点になった後に、運転者用シートに設けられた振動体を振動させて該案内交差点を運転者に報知する。このため、コンピュータは、運転者に対して経路上の曲がるべき案内交差点を正確に報知することが可能となる。また、運転者は経路上の前方の案内交差点を容易に識別できない場合でも、振動体の振動によって案内交差点を正確に識別することが可能となる。
以下、本発明に係る情報報知装置、情報報知方法及びプログラムをナビゲーション装置について具体化した一実施例に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
[ナビゲーション装置の概略構成]
先ず、本実施例に係るナビゲーション装置の概略構成について図1に基づいて説明する。図1は本実施例に係るナビゲーション装置1を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施例に係るナビゲーション装置1は、自車両2(図7参照)の現在位置(以下、「自車位置」という。)を検出する現在地検出部11と、各種のデータが記録されたデータ記録部12と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーション制御部13と、操作者からの操作を受け付ける操作部14と、操作者に対して地図等の情報を表示する液晶ディスプレイ15と、経路案内等に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16と、不図示の道路交通情報センタや地図情報配信センタ等との間で携帯電話網等を介して通信を行う通信装置17とから構成されている。また、ナビゲーション制御部13には、自車の走行速度を検出する車速センサ21が接続されている。
また、ナビゲーション制御部13には、扁平型振動モータ等を駆動制御する振動体ECU(ElectronicControl Unit)51が電気的に接続されている。そして、この振動体ECU51には、扁平型振動モータ等で構成されて後述の運転者用シート61(図2参照)に取り付けられた右側振動体53と左側振動体54が電気的に接続されている。
以下に、ナビゲーション装置1を構成する各構成要素について説明すると、現在地検出部11は、GPS31、方位センサ32、距離センサ33、高度計(図示せず)等からなり、現在の自車の位置、方位等を検出することが可能となっている。
また、データ記録部12は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記憶された地図情報データベース(地図情報DB)25及び所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。
また、地図情報DB25には、経路案内及び地図表示に必要な各種情報から構成されており、例えば、各新設道路を特定するための新設道路情報、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、ノード点に関するノードデータ、施設の一種である道路(リンク)に関するリンクデータ、経路を探索するための探索データ、施設の一種である店舗等のPOI(Pointof Interest)に関する店舗データ、地点を検索するための検索データ等から構成されている。
そして、地図情報DB25の内容は、不図示の地図情報配信センタから通信装置17を介して配信された更新情報をダウンロードすることによって更新される。
ここで、特に地図表示データとしては、10km×10kmで区画された2次メッシュをベースに4分割(長さ1/2)、16分割(1/4)、64分割(1/8)されたユニットで構成されており、各ユニットのデータ量が略同レベルになるように、各地のユニットが設定されている。最も小さい64分割サイズのユニットは、約1.25km四方の大きさである。
また、ノードデータとしては、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)、各道路に曲率半径等に応じて所定の距離ごとに設定されたノード点の座標(位置)、ノードが交差点に対応するノードであるか等を表すノード属性、ノードに接続するリンクの識別番号であるリンクIDのリストである接続リンク番号リスト、ノードにリンクを介して隣接するノードのノード番号のリストである隣接ノード番号リスト、各ノード点の高さ(高度)等に関するデータ等が記録される。
また、リンクデータとしては、道路を構成する各リンクに関してリンクの属する道路の幅員、勾(こう)配、カント、バンク、路面の状態、道路の車線数、車線数の減少する箇所、幅員の狭くなる箇所、踏切り等を表すデータが、コーナに関して、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口及び出口等を表すデータが、道路属性に関して、降坂路、登坂路等を表すデータが、道路種別に関して、国道、県道、細街路等の一般道のほか、高速自動車国道、都市高速道路、一般有料道路、有料橋等の有料道路を表すデータがそれぞれ記録される。更に、有料道路に関して、有料道路の入口及び出口の取付道(ランプウェイ)、料金所(インターチェンジ)等に関するデータが記録される。
また、図1に示すように、ナビゲーション装置1を構成するナビゲーション制御部13は、ナビゲーション装置1の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU41、並びにCPU41が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM42、制御用のプログラムのほか、後述の案内交差点の進行方向を運転者に報知する報知制御処理のプログラム(図3及び図4参照)等が記憶されたROM43、ROM43から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ44等の内部記憶装置や、時間を計測するタイマ45等を備えている。
更に、前記ナビゲーション制御部13には、操作部14、液晶ディスプレイ15、スピーカ16、通信装置17の各周辺装置(アクチュエータ)が電気的に接続されている。
操作部14は、走行開始時の現在地を修正し、案内開始地点としての出発地及び案内終了地点としての目的地を入力する際や施設に関する情報の検索を行う際等に操作され、各種のキー等の複数の操作スイッチから構成される。そして、ナビゲーション制御部13は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、操作部14としては、キーボード、マウス等や、液晶ディスプレイ15の前面に設けたタッチパネルによって構成することもできる。
また、液晶ディスプレイ15には、操作案内、操作メニュー、キーの案内、現在地から目的地までの誘導経路、誘導経路に沿った案内情報、交通情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。
また、スピーカ16は、ナビゲーション制御部13からの指示に基づいて、誘導経路に沿った走行案内等を出力する。ここで、案内される音声ガイダンスとしては、例えば、「300m先、○○交差点を右方向です。」等である。
そして、通信装置17は、情報配信センタや道路交通情報センタと通信を行う携帯電話網等による通信手段であり、情報配信センタとの間で最もバージョンの新しい更新地図情報等の送受信を行う。また、通信装置17は情報配信センタ等に加えて、他の車両に搭載されたナビゲーション装置1とも双方向通信可能に構成されている。
また、振動体ECU51は、ナビゲーション制御部13から送信された制御情報を受信するデータ受信部51Aを備えると共に、受信した制御情報に基づいて右側振動体53及び左側振動体54を駆動制御する駆動制御部51Bを備えている。ここで、駆動制御部51Bは、各振動体53、54を構成する扁平型振動モータの回転速度を変えて各振動体53、54の振動の大きさや振動パターンを変更したり、各振動体53、54の振動タイミングを変更することができる。
[運転者用シートの構成]
次に、運転者用シート61に設けられた右側振動体53及び左側振動体54について図2に基づいて説明する。図2は運転者用シート61の斜視図である。
図2に示すように、運転者用シート61は、運転時に運転者が座る水平状のシートクッション62と、このシートクッション62の後端部に揺動可能に枢支され、運転者を後側から支持するシートバック63とからなっている。
そして、シートクッション62の前端近傍部であって、運転者の左右両太股が当接する左右の表面部位において円形状の凹部が夫々形成され、右側の凹部に扁平型振動モータ等で構成される右側振動体53が設けられると共に、左側の凹部に扁平型振動モータ等で構成される左側振動体54が設けられている。
[報知制御処理]
次に、上記のように構成されたナビゲーション装置1のCPU41が実行する処理であって、経路上の案内交差点の進行方向を運転者に報知する報知制御処理について図3乃至図8に基づいて説明する。
図3及び図4は本実施例に係るナビゲーション装置1のCPU41が実行する処理であって、案内交差点の進行方向を運転者に報知する報知制御処理を示すメインフローチャートである。図5は図3の「案内交差点の難易度判定処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。図6は図3の「振動出力処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。図7は案内交差点の前方70mに他の並行する道路がある場合の案内振動を説明する図である。図8は案内交差点の手前40mに他の並行する道路がある場合の案内振動を説明する図である。
尚、図3乃至図6にフローチャートで示されるプログラムはROM43に記憶されており、CPU41によって所定時間毎に(例えば、約0.1秒〜1秒毎である。)実行される。
図3及び図4に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)11において、CPU41は、誘導経路の経路案内中か否かを判定する判定処理を実行する。そして、誘導経路の経路案内中でない場合には(S11:NO)、CPU41は、当該処理を終了する。
一方、誘導経路の経路案内中の場合には(S11:YES)、CPU41は、S12の処理に移行する。S12において、CPU41は、地図情報DB25に格納される地図情報から自車両2(図7参照)の現在位置(以下、「自車位置」という。)から前方の所定距離範囲内に(例えば、自車位置から約2km以内である。)右左折方向を案内する必要がある交差点(以下、「案内交差点」という。)があるか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車位置から前方の所定距離範囲内に案内交差点が無い場合には(S12:NO)、CPU41は、当該処理を終了する。
一方、自車位置から前方の所定距離範囲内に案内交差点がある場合には(S12:YES)、CPU41は、S13の処理に移行する。S13において、CPU41は、後述の運転者が案内交差点を容易に識別できるか否かを判定する、つまり、運転者が案内交差点を見つける難易度を判定する「案内交差点の難易度判定処理」のサブ処理(図5参照)を実行する。
そして、S14において、CPU41は、最初の誘導経路の音声案内を行う。例えば、自車位置から前方約2kmに左折する案内交差点がある場合には、CPU41は、「およそ2km先、左方向です。」と音声案内を行う。
続いて、S15において、CPU41は、自車位置から案内交差点まで約700m以下になったか否か、即ち、自車位置が案内交差点から約700m手前の地点か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車位置が案内交差点から約700m手前の地点でない場合には(S15:NO)、CPU41は、後述のS17の処理に移行する。
一方、自車位置が案内交差点から約700m手前の地点の場合には(S15:YES)、CPU41は、S16の処理に移行する。S16において、CPU41は、案内交差点から700m手前の音声案内を行う。例えば、CPU41は、「およそ700m先、○○交差点を左方向です。」と音声案内を行う。
続いて、S17において、CPU41は、自車位置から案内交差点まで約300m以下になったか否か、即ち、自車位置が案内交差点から約300m手前の地点か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車位置が案内交差点から約300m手前の地点でない場合には(S17:NO)、CPU41は、後述のS20の処理に移行する。
一方、自車位置が案内交差点から約300m手前の地点の場合には(S17:YES)、CPU41は、S18の処理に移行する。S18において、CPU41は、液晶ディスプレイ(LCD)15の画面を通常の地図表示から交差点拡大図に切り替える(図7参照)。
そして、S19において、CPU41は、案内交差点から300m手前の音声案内を行う。例えば、CPU41は、「およそ300m先、○○交差点を左方向です。」と音声案内を行う。
続いて、S20において、CPU41は、自車位置から案内交差点まで約100m以下になったか否か、即ち、自車位置が案内交差点から約100m手前の地点か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車位置が案内交差点から約100m手前の地点でない場合には(S20:NO)、CPU41は、後述のS22の処理に移行する。
一方、自車位置が案内交差点から約100m手前の地点の場合には(S20:YES)、CPU41は、S21の処理に移行する。S21において、CPU41は、案内交差点から100m手前の音声案内を行う。例えば、CPU41は、「まもなく、左方向です。」と音声案内を行う。
そして、S22において、CPU41は、後述の案内交差点の進行方向に対応する右側振動体53又は左側振動体54の振動を開始する「振動出力処理」のサブ処理(図6参照)を実行する。
続いて、S23において、CPU41は、現在地検出部11により自車位置を検出し、地図情報DB25に格納される地図情報から自車位置が案内交差点を通過したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車位置が案内交差点を通過していない場合には(S23:NO)、CPU41は、再度S15以降の処理を実行する。
一方、自車位置が案内交差点を通過した場合には(S23:YES)、CPU41は、S24の処理に移行する。S24において、CPU41は、この通過した案内交差点は、見つける難易度が高い交差点か否か、つまり、この案内交差点の手前で右側振動体53又は左側振動体54を振動させたか否かを判定する判定処理を実行する。具体的には、CPU41は、RAM42から難易度フラグを読み出し、ONに設定されているか否かを判定する判定処理を実行する。
尚、ナビゲーション装置1の起動時には、難易度フラグは、OFFに設定されてRAM42に記憶されている。そして、後述のように、案内交差点を見つける難易度が高い場合には、難易度フラグは、ONに設定されてRAM42に記憶される(図5参照)。
そして、通過した案内交差点は、見つける難易度が高い交差点でない場合、つまり、RAM42から読み出した難易度フラグがOFFに設定されている場合には(S24:NO)、CPU41は、S26の処理に移行する。
一方、通過した案内交差点は、見つける難易度が高い交差点である場合、つまり、RAM42から読み出した難易度フラグがONに設定されている場合には(S24:YES)、CPU41は、S25の処理に移行する。S25において、CPU41は、運転者用シート61の右側振動体53及び左側振動体54の振動を停止させるように指示する制御信号を振動体ECU51に出力して、振動している右側振動体53又は左側振動体54を停止させる。
そして、S26において、CPU41は、液晶ディスプレイ15に表示している交差点の拡大図を消去して、通常縮尺の道路地図に戻し、誘導経路を青い太線で表示後、当該処理を終了する。
[案内交差点の難易度判定処理]
次に、CPU41が上記S13において実行する「案内交差点の難易度判定処理」のサブ処理について図5に基づいて説明する。
図5に示すように、S111において、CPU41は、地図情報DB25に格納される地図情報から、自車位置前方の案内交差点から進行方向前後の所定範囲内に(例えば、進行方向前後の約100m以内である。)、当該案内交差点を通過後走行する予定道路に並行する道路があるか否かを判定する判定処理を実行する。つまり、CPU41は、自車位置前方の案内交差点から進行方向前後の所定範囲内に(例えば、進行方向前後の約100m以内である。)、当該案内交差点の進行方向と同じ方向に進行可能な他の交差点があるか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車位置前方の案内交差点から進行方向前後の所定範囲内に(例えば、進行方向前後の約100m以内である。)、当該案内交差点を通過後走行する予定道路に並行する道路がある場合、つまり、自車位置前方の案内交差点から進行方向前後の所定範囲内に(例えば、進行方向前後の約100m以内である。)、当該案内交差点の進行方向と同じ方向に進行可能な他の交差点がある場合には(S111:YES)、CPU41は、S112の処理に移行する。
S112において、CPU41は、当該案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定し、即ち、当該案内交差点を見つける難易度は高いと判定して、難易度フラグをRAM42から読み出してONに設定し、再度RAM42に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻り、S14の処理に移行する。
一方、自車位置前方の案内交差点から進行方向前後の所定範囲内に(例えば、進行方向前後の約100m以内である。)、当該案内交差点を通過後走行する予定道路に並行する道路が無い場合、つまり、自車位置前方の案内交差点から進行方向前後の所定範囲内に(例えば、進行方向前後の約100m以内である。)、当該案内交差点の進行方向と同じ方向に進行可能な他の交差点が無い場合には(S111:NO)、CPU41は、S113の処理に移行する。
S113において、CPU41は、地図情報DB25に格納される地図情報から、自車位置前方の案内交差点に目印となる信号機(目標物)が設置されておらず、且つ、当該案内交差点に目印となるランドマーク(目標物)が無いか否かを判定する判定処理を実行する。尚、ランドマーク(目標物)としては、例えば、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の店舗や、公園、学校等がある。
そして、自車位置前方の案内交差点に目印となる信号機(目標物)が設置されておらず、且つ、当該案内交差点に目印となるランドマーク(目標物)が無い場合には(S113:YES)、CPU41は、S112の処理に移行する。つまり、CPU41は、当該案内交差点を見つける難易度は高いと判定してS112の処理に移行する。
一方、自車位置前方の案内交差点に目印となる信号機(目標物)が設置されているか、又は、当該案内交差点に目印となるランドマーク(目標物)がある場合には(S113:NO)、CPU41は、S114の処理に移行する。
S114において、CPU41は、当該案内交差点を運転者が容易に識別できると判定し、即ち、当該案内交差点を見つける難易度は低いと判定して、難易度フラグをRAM42から読み出してOFFに設定し、再度RAM42に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻り、S14の処理に移行する。
[振動出力処理]
次に、CPU41が上記S22において実行する「振動出力処理」のサブ処理について図6に基づいて説明する。
図6に示すように、S211において、CPU41は、案内交差点を見つける難易度が高いか否かを判定する判定処理を実行する。具体的には、CPU41は、難易度フラグをRAM42から読み出してONに設定されているか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、案内交差点を見つける難易度が低いと判定した場合、つまり、RAM42から読み出した難易度フラグがOFFに設定されている場合には(S211:NO)、CPU41は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻り、S23の処理に移行する。
一方、案内交差点を見つける難易度が高いと判定した場合、つまり、RAM42から読み出した難易度フラグがONに設定されている場合には(S211:YES)、CPU41は、S212の処理に移行する。
S212において、CPU41は、現在地検出部11により自車位置を検出し、地図情報DB25に格納される地図情報から、自車位置が案内交差点から約50m以内に近づき、且つ、次の交差点が案内交差点か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車位置が案内交差点から約50m以内に近づき、且つ、次の交差点が案内交差点の場合には(S212:YES)、CPU41は、S213の処理に移行する。
S213において、CPU41は、当該案内交差点の進行方向が左方向の場合には、運転者用シート61の左側振動体54を所定の振動の大きさで振動させるように指示する制御信号を振動体ECU51に出力して、左側振動体54の振動を開始させた後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻り、S23の処理に移行する。また、CPU41は、当該案内交差点の進行方向が右方向の場合には、運転者用シート61の右側振動体53を所定の振動の大きさで振動させるように指示する制御信号を振動体ECU51に出力して、右側振動体53の振動を開始させた後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻り、S23の処理に移行する。これにより、案内交差点の進行方向に対応して、右側振動体53又は左側振動体54の振動が開始される。
一方、自車位置が案内交差点から約50m以内に近づいていない場合、又は、次の交差点が案内交差点でない場合には(S212:NO)、CPU41は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻り、S23の処理に移行する。
ここで、案内交差点の前方70mに他の並行する道路がある場合の案内振動の一例を図7に基づいて説明する。
図7に示すように、誘導経路71上の自車両2の前方約2kmに左折する案内交差点72があり、その案内交差点72の進路方向前方70mに左折可能な他の交差点73がある。即ち、当該案内交差点72を通過後走行する予定道路75から進路方向前方70mに並行する道路76がある。
この場合には、CPU41は、自車位置が案内交差点72から手前約2kmの地点のときに、スピーカ16を介して「およそ2km先、左方向です。」と音声案内を行う。
そして、CPU41は、自車位置が案内交差点72から手前約700mの地点のときに、スピーカ16を介して「およそ700m先、左方向です。」と音声案内を行う。
続いて、CPU41は、自車位置が案内交差点72から手前約300mの地点のときに、液晶ディスプレイ(LCD)15の画面の右半分に案内交差点72の部分を拡大した拡大道路地図15Aを表示する。また、CPU41は、スピーカ16を介して「およそ300m先、左方向です。」と音声案内を行う。
そして、CPU41は、案内交差点72を通過後走行する予定道路75から進路方向前方70mに並行する道路76があるため、当該案内交差点72を見つける難易度が高いと判定する(S111:YES)。このため、CPU41は、案内交差点72の手前約50mの地点から案内交差点72までの振動案内区間78を自車両2が走行する間、左側振動体54を振動させて、運転者に案内交差点72で左折するように案内する。
その後、自車両2が案内交差点72を通過した場合には、CPU41は、左側振動体54の振動を停止すると共に、液晶ディスプレイ15に表示していた拡大道路地図15Aを消去して、通常縮尺の道路地図に戻し、誘導経路を青い太線で表示する。
次に、案内交差点の手前40mに他の並行する道路がある場合の案内振動の一例を図8に基づいて説明する。
図8に示すように、誘導経路81上の自車両2の前方約2kmに左折する案内交差点82があり、その案内交差点82の進路方向手前40mに左折可能な他の交差点83がある。即ち、当該案内交差点82を通過後走行する予定道路85から進路方向手前40mに並行する道路86がある。
この場合には、CPU41は、自車位置が案内交差点82から手前約2kmの地点のときに、スピーカ16を介して「およそ2km先、左方向です。」と音声案内を行う。
そして、CPU41は、自車位置が案内交差点82から手前約700mの地点のときに、スピーカ16を介して「およそ700m先、左方向です。」と音声案内を行う。
続いて、CPU41は、自車位置が案内交差点82から手前約300mの地点のときに、液晶ディスプレイ(LCD)15の画面の右半分に案内交差点82の部分を拡大した拡大道路地図15Aを表示する。また、CPU41は、スピーカ16を介して「およそ300m先、左方向です。」と音声案内を行う。
そして、CPU41は、案内交差点82を通過後走行する予定道路85から進路方向手前40mに並行する道路86があるため、当該案内交差点82を見つける難易度が高いと判定する(S111:YES)。このため、CPU41は、案内交差点82の手前の他の交差点83を通過後、当該案内交差点82までの振動案内区間88を自車両2が走行する間、左側振動体54を振動させて、運転者に案内交差点82で左折するように案内する。
その後、自車両2が案内交差点82を通過した場合には、CPU41は、左側振動体54の振動を停止すると共に、液晶ディスプレイ15に表示していた拡大道路地図15Aを消去して、通常縮尺の道路地図に戻し、誘導経路を青い太線で表示する。
[上記実施例の効果]
以上詳細に説明した通り、本実施例に係るナビゲーション装置1では、案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場合、即ち、案内交差点を見つける難易度が高いと判定した場合には、自車位置から案内交差点までの距離が50m以下で、且つ、次の交差点が当該案内交差点になった後に、案内交差点の進行方向に対応する右側振動体53又は左側振動体54の振動を開始して、該案内交差点の進行方向を運転者に報知する(S11〜S22)。
これにより、運転者に対して経路上の曲がるべき案内交差点と曲がる方向を右側振動体53又は左側振動体54の振動によって正確に報知することが可能となる。また、運転者は経路上の前方の案内交差点を容易に識別できない場合でも、右側振動体53又は左側振動体54の振動によって経路上の曲がるべき案内交差点と曲がる方向を正確に識別することが可能となる。
また、案内交差点から進行方向前後の100m以内に当該案内交差点を通過後走行する予定道路に並行する道路がある場合には、つまり、案内交差点の進行方向前後の100m以内に案内交差点の進行方向と同じ進行方向に進むことが可能な他の交差点がある場合には(S111:YES)、CPU41は、該案内交差点を運転者が容易に識別できない、即ち、該案内交差点を見つける難易度が高いと判定する(S112)。このため、CPU41は、運転者が識別しにくい案内交差点を確実に検出することが可能となる。
更に、案内交差点に目印となる信号機(目標物)が設置されておらず、且つ、当該案内交差点に目印となるランドマーク(目標物)が無い場合には(S113:YES)、CPU41は、該案内交差点を運転者が容易に識別できない、即ち、該案内交差点を見つける難易度が高いと判定する(S112)。これにより、運転者が識別しにくい案内交差点を更に確実に検出することが可能となる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
(A)上記ステップ113において、自車位置前方の案内交差点に目印となる信号機(目標物)が設置されていないか、又は、当該案内交差点に目印となるランドマーク(目標物)が無い場合には(S113:YES)、CPU41は、S112の処理に移行するようにしてもよい。
一方、上記ステップ113において、自車位置前方の案内交差点に目印となる信号機(目標物)が設置されており、且つ、当該案内交差点に目印となるランドマーク(目標物)がある場合には(S113:NO)、CPU41は、S114の処理に移行するようにしてもよい。
これにより、運転者が識別し易い案内交差点、即ち、運転者が見つけやすい案内交差点を確実に検出することが可能となる。
(B)右側振動体53及び左側振動体54をナビゲーション装置1のCPU41が直接駆動制御するようにしてもよい。
(C)右側振動体53及び左側振動体54をシートバック62の運転者の背中が当接する部分の左右や、運転者の両肩が当接する部分の左右に設けてもよい。また、右側振動体53及び左側振動体54を運転者用シート61以外の場所(例えば、ハンドル等である。)に設けてもよい。更に、右側振動体53及び左側振動体54の2個の振動体だけでなく、3個以上の振動体を配置する構成にしてもよい。
(D)前記実施例(図7及び図8)において、CPU41は、自車位置から前方の所定距離範囲内(例えば、自車位置から約2km以内である。)に、案内交差点があるか否かを判定する判定処理を行い、案内交差点がある場合には、運転者が案内交差点を容易に識別できるか否かを判定する難易度判定処理を行っている。更に、CPU41は、自車位置から前方の所定距離範囲内に案内交差点がある場合には、最初の誘導経路の音声案内を行っている。これを、CPU41は、案内交差点72、83の直前の案内交差点を右左折した後に、次の案内交差点があるか否かを判定する判定処理を行い、案内交差点がある場合には、運転者が案内交差点を容易に識別できるか否かを判定する難易度判定処理を行うようにしてもよい。更に、CPU41は、次の案内交差点がある場合には、最初の誘導経路の音声案内を行うようにしてもよい。この場合、例えば、次の交差点までの距離が10kmより長い距離の場合には、「しばらく道なりです。」と音声案内を行い、次の交差点までの距離が10km以下の場合には、その距離に合わせて「およそ何km先、左方向です。」等の音声案内を行うようにしてもよい。
本実施例に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。 運転者用シートの斜視図である。 CPUが実行する処理であって、案内交差点の進行方向を運転者に報知する報知制御処理を示すメインフローチャートである。 CPUが実行する処理であって、案内交差点の進行方向を運転者に報知する報知制御処理を示すメインフローチャートである。 図3の「案内交差点の難易度判定処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 図3の「振動出力処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 案内交差点の前方70mに他の並行する道路がある場合の案内振動を説明する図である。 案内交差点の手前40mに他の並行する道路がある場合の案内振動を説明する図である。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
2 自車両
11 現在地検出部
12 データ記録部
13 ナビゲーション制御部
25 地図情報DB
41 CPU
42 RAM
43 ROM
51 振動体ECU
53 右側振動体
54 左側振動体
61 運転者用シート
62 シートクッション
71、81 誘導経路
72、82 案内交差点
73、83 他の交差点
75、85 予定道路
76、86 道路
78、88 振動案内区間

Claims (6)

  1. 自車位置を検出する自車位置検出手段と、
    地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
    目的地までの経路を探索する経路探索手段と、
    車両の運転者用シートの異なる部位に設けられて電気信号で駆動されて振動する複数の振動体と、
    前記地図情報に基づいて前記経路上の前方の案内交差点を運転者が容易に識別できるか否かを判定する難易度判定手段と、
    前記案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場合には、前記自車位置から該案内交差点までの距離が所定距離以下で、且つ、自車位置前方において最も近い交差点が当該案内交差点になった後に、前記振動体を振動させて該案内交差点を運転者に報知するように制御する報知制御手段と、
    を備えたことを特徴とする情報報知装置。
  2. 前記報知制御手段は、前記複数の振動体のうちの前記案内交差点の進行方向に対応する振動体を選択的に振動させて該案内交差点の進行方向を運転者に報知するように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報報知装置。
  3. 前記難易度判定手段は、前記案内交差点から進行方向前後の所定範囲内に当該案内交差点を通過後走行する予定道路に並行する道路がある場合には、該案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報報知装置。
  4. 前記難易度判定手段は、前記案内交差点に目印となる目標物がない場合には、該案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報報知装置。
  5. 自車位置を検出する自車位置検出工程と、
    地図情報に基づいて目的地までの経路を探索する経路探索工程と、
    前記経路探索工程で探索した前記経路上の前方の案内交差点を運転者が容易に識別できるか否かを判定する難易度判定工程と、
    前記難易度判定工程で前記案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場合には、前記自車位置から該案内交差点までの距離が所定距離以下で、且つ、自車位置前方において最も近い交差点が当該案内交差点になった後に、車両の運転者用シートに設けられて電気信号で駆動されて振動する振動体を振動させて該案内交差点を運転者に報知するように制御する報知制御工程と、
    を備えたことを特徴とする情報報知方法。
  6. コンピュータに、
    自車位置を検出する自車位置検出工程と、
    地図情報に基づいて目的地までの経路を探索する経路探索工程と、
    前記経路探索工程で探索した前記経路上の前方の案内交差点を運転者が容易に識別
    できるか否かを判定する難易度判定工程と、
    前記難易度判定工程で前記案内交差点を運転者が容易に識別できないと判定した場
    合には、前記自車位置から該案内交差点までの距離が所定距離以下で、且つ、自車位置前方において最も近い交差点が当該案内交差点になった後に、車両の運転者用シートに設けられて電気信号で駆動されて振動する振動体を振動させて該案内交差点を運転者に報知するように制御する報知制御工程と、
    を実行させるためのプログラム。
JP2007170425A 2007-06-28 2007-06-28 情報報知装置、情報報知方法及びプログラム Pending JP2009008540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007170425A JP2009008540A (ja) 2007-06-28 2007-06-28 情報報知装置、情報報知方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007170425A JP2009008540A (ja) 2007-06-28 2007-06-28 情報報知装置、情報報知方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009008540A true JP2009008540A (ja) 2009-01-15

Family

ID=40323765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007170425A Pending JP2009008540A (ja) 2007-06-28 2007-06-28 情報報知装置、情報報知方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009008540A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017138311A (ja) * 2016-01-29 2017-08-10 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America ナビゲーション端末、ナビゲーションシステム、ウェアラブル端末、ナビゲーション方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017138311A (ja) * 2016-01-29 2017-08-10 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America ナビゲーション端末、ナビゲーションシステム、ウェアラブル端末、ナビゲーション方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4207060B2 (ja) 描画システム
JP4929997B2 (ja) 運転支援装置
JP4561722B2 (ja) 運転支援装置
JP2009301132A (ja) 運転支援装置、運転支援方法及びプログラム
JP2015141476A (ja) 自動運転支援システム、自動運転支援方法及びコンピュータプログラム
JP2007240338A (ja) ナビゲーションシステム
JP2012127745A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びプログラム
JP4328381B2 (ja) 移動経路探索装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、案内誘導装置
JP2007163274A (ja) ナビゲーション装置
JP5481226B2 (ja) 車載装置
JP2010528272A (ja) 目的地案内指示を表示するための方法および装置
JP2007285998A (ja) ナビゲーション装置および迂回経路作成方法
JP2007078489A (ja) ナビゲーション装置
JP2019053394A (ja) 自動運転支援装置及びコンピュータプログラム
JP2011052963A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JP4831054B2 (ja) 情報報知装置、情報報知方法及びプログラム
JP4831056B2 (ja) 情報報知装置、情報報知方法及びプログラム
JP5028175B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2012098030A (ja) ナビゲーション装置
JP2012007986A (ja) ナビゲーション装置および経路誘導案内方法
JP2011047690A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JP2010181274A (ja) ナビゲーション装置
JP2007263886A (ja) ナビゲーション装置
JP2008040780A (ja) 周辺車両監視装置
JP2009008540A (ja) 情報報知装置、情報報知方法及びプログラム