JP2009003552A - 通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像や音楽の利用の機会を拡大する。
【解決手段】コンテンツ再生装置は、複数のコンテンツ再生装置を含むコンテンツ交換システムに用いられる。コンテンツ再生装置は、近接通信部42と、メモリ56と、制御部58と、コンテンツを出力するためのスピーカ48とを含む。近接通信部42は、要求情報、応答情報、コンテンツデータ、およびフラグ情報を、コンテンツ再生装置同士で通信する。制御部58は、コンテンツデータを送信するように近接通信部42を制御する。制御部58は、近接通信部42が受信したコンテンツデータとフラグ情報とを記憶するようにメモリ56を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信端末に関し、特に、コンテンツデータ取得に適合した通信端末に関する。
特許文献1は、入手情報記憶部と、応答情報記憶部と、無線通信部と、第1の送信制御部と、受信制御部とを含む携帯情報端末を開示する。入手情報記憶部は、入手を希望する情報を記憶する。応答情報記憶部は、入手した情報を記憶する。無線通信部は、他の機器との間で情報の送受信を行なう。第1の送信制御部は、入手情報記憶部および無線通信部に接続され、入手情報記憶部に記憶された情報を他の機器に送信する。受信制御部は、応答情報記憶部および無線通信部に接続され、他の機器より情報を受信して応答記憶部に記憶する。
特許文献1に開示された発明によると、他人に気づかれることなく情報の交換を行なうことができる。
特許文献2は、再生部と、再生状態検出部と、選択部と、生成部と、送信部とを備える情報処理装置を開示する。再生部は、楽曲を再生する。再生状態検出部は、再生部による楽曲の再生状態を検出する。選択部は、再生状態に対応して、再生部により再生された楽曲を推薦楽曲として選択する。生成部は、選択部により選択された推薦楽曲の楽曲情報を生成する。送信部は、楽曲情報を他の情報処理装置に送信する。
特許文献2に開示された発明によると、特定のジャンルに限定されることなく、効率良く好みの楽曲を選曲することができ、サーバを用いることなく好みの楽曲を選曲できる。
特許文献3は、無線端末間でのコンテンツ配信方法を開示する。コンテンツ配信方法は、次に述べる4つのステップを無線端末が実行する方法である。第1のステップは、通信可能な無線端末を検出するステップである。第2のステップは、コンテンツを受信するステップである。第3のステップは、コンテンツに係る制御情報を受信するステップである。第4のステップは、制御情報に応じた制御を行うステップである。
特許文献3に開示された発明によると、コンテンツ提供側の意図を反映するように通信できる。
特許文献4は、端末と情報提供局とからなる情報交換システムを開示する。端末は、近距離無線通信装置を備える。情報提供局も、近距離無線通信装置を備える。情報提供局の近距離無線通信装置は、情報コンテンツ保持部と、第1の放送部とを備える。情報コンテンツ保持部は、予め登録された情報コンテンツを記憶する。第1の放送部は、情報コンテンツ保持部に記憶された情報コンテンツを一定時間間隔で放送する。端末の近距離無線通信装置は、第1の受信部と、蓄積部とを備える。第1の受信部は、情報提供局の第1の放送部から放送された情報コンテンツを受信する。蓄積部は、受信した情報コンテンツを蓄積する。
特許文献4に開示された発明によると、利用者の特別な操作や情報の送受信を繰り返すことなく、情報提供側と情報被提供側との間で効率的に情報を交換できる。
特開2002−94687号公報 特開2004−54023号公報 国際公開第2004/66178号公報 特開2002−223466号公報
しかし、特許文献1および特許文献2に開示された発明では、映像や音楽の利用の機会が限られてしまいかねないという問題点がある。特許文献1および特許文献2に開示された発明の場合、情報提供の対象となる映像や音楽は、情報を提供する端末のユーザによって何らかの意味での評価を得た映像や音楽に限られる。そのため、多くのユーザから評価を得られる映像や音楽であっても、最初にその映像や音楽を視聴したユーザから評価を得られなければ、その映像や音楽は他のユーザに利用される機会を失いかねない。
特許文献3に開示された発明でも、映像や音楽の利用の機会が限られてしまいかねないという問題点がある。ある映像や音楽に対するユーザの評価がどのようなものであったかを把握することはできても、その利用を促進するために講じられた対策は限られているためである。
特許文献4に開示された発明では、映像や音楽の利用の機会が限られることについて何ら考慮されていないという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、映像や音楽の利用の機会を拡大することができる通信端末を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、通信端末は、複数の通信端末を含むコンテンツ交換システムに用いられる。通信端末は、通信手段と、記憶手段と、制御手段と、コンテンツを出力するための出力手段とを含む。通信手段は、応答を要求することを示す要求情報、応答を示す応答情報、画像および音声の少なくとも一方であるコンテンツを示すコンテンツデータ、およびコンテンツデータを送信の対象とするか否かを判断するための情報である判断情報を、通信端末同士で通信する。判断情報は、送信を許諾するか否かを示すコンテンツ送信許諾情報と、コンテンツデータごとに異なるように予め定められたコンテンツ識別情報とを含む。記憶手段は、複数のコンテンツデータと、複数のコンテンツデータにそれぞれ対応する、複数の判断情報とを記憶する。制御手段は、コンテンツデータおよび判断情報の通信を制御する。制御手段は、要求制御手段と、応答制御手段と、制限判断手段と、提供制御手段と、記憶制御手段とを含む。要求制御手段は、通信端末のいずれかに対して要求情報を繰返し送信し、かつ、要求情報の送信に応じて通信端末のいずれかが送信した応答情報を通信手段が受信すると応答情報を送信した通信端末である応答端末に対して判断情報を送信するように、通信手段を制御する。応答制御手段は、通信端末のいずれかである要求端末から要求情報を受信すると要求端末に応答情報と判断情報とを送信するように通信手段を制御する。制限判断手段は、通信手段が判断情報を送信し、かつ通信手段が送信した判断情報とは異なる判断情報を通信手段が受信した場合、送信を許諾することを示すコンテンツ送信許諾情報と通信手段が受信したコンテンツ識別情報とは異なるコンテンツ識別情報とを含む判断情報に対応すれば、コンテンツデータを送信すると判断する。提供制御手段は、個別判断手段が送信すると判断したコンテンツデータである送信コンテンツデータを送信するように通信手段を制御する。記憶制御手段は、送信コンテンツデータとは異なるコンテンツデータを通信手段が受信すると、通信手段が受信したコンテンツデータと通信手段が受信したコンテンツデータについての判断情報とを記憶するように記憶手段を制御する。
本発明の他の局面に従うと、通信端末は、複数の通信端末を含むコンテンツ交換システムに用いられる。通信端末は、通信手段と、記憶手段と、制御手段と、コンテンツを出力するための出力手段とを含む。通信手段は、応答を要求することを示す要求情報、応答を示す応答情報、画像および音声の少なくとも一方であるコンテンツを示すコンテンツデータ、およびコンテンツデータを送信の対象とするか否かを判断するための情報である判断情報を、通信端末同士で通信する。記憶手段は、コンテンツデータおよび判断情報を記憶する。制御手段は、コンテンツデータおよび判断情報の通信を制御する。制御手段は、要求制御手段と、応答制御手段と、送信判断手段と、提供制御手段と、記憶制御手段とを含む。要求制御手段は、通信端末のいずれかに対して要求情報を繰返し送信し、かつ、要求情報の送信に応じて通信端末のいずれかが送信した応答情報を通信手段が受信すると応答情報を送信した通信端末である応答端末に対して判断情報を送信するように、通信手段を制御する。応答制御手段は、通信端末のいずれかである要求端末から要求情報を受信すると要求端末に応答情報と判断情報とを送信するように通信手段を制御する。送信判断手段は、通信手段が判断情報を送信し、かつ通信手段が送信した判断情報とは異なる判断情報を通信手段が受信した場合、通信手段が送信した判断情報と通信手段が受信した判断情報とに基づいて、コンテンツデータにつき送信するか否かを判断する。提供制御手段は、送信判断手段が送信すると判断したコンテンツデータである送信コンテンツデータを送信するように通信手段を制御する。記憶制御手段は、送信コンテンツデータとは異なるコンテンツデータを通信手段が受信すると、通信手段が受信したコンテンツデータと通信手段が受信したコンテンツデータについての判断情報とを記憶するように記憶手段を制御する。
また、上述の記憶手段は、複数のコンテンツデータと、複数のコンテンツデータにそれぞれ対応する、複数の判断情報とを記憶するための手段を含むことが望ましい。併せて、送信判断手段は、複数のコンテンツデータそれぞれにつき送信するか否かを判断するための個別判断手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の判断情報は、コンテンツ送信許諾情報と、コンテンツデータごとに異なるように予め定められたコンテンツ識別情報とを含むことが望ましい。コンテンツ送信許諾情報は、送信を許諾するか否かを示す。併せて、個別判断手段は、送信を許諾することを示すコンテンツ送信許諾情報と通信手段が受信したコンテンツ識別情報とは異なるコンテンツ識別情報とを含む判断情報に対応すれば、コンテンツデータを送信すると判断するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の通信端末は、指示受付手段をさらに含むことが望ましい。指示受付手段は、判断情報を更新する指示を受付ける。併せて、制御手段は、判断更新手段をさらに含むことが望ましい。判断更新手段は、指示受付手段による指示受付に応じて判断情報を更新する。
もしくは、上述の判断情報は、回数情報と、コンテンツデータごとに異なるように予め定められたコンテンツ識別情報とを含むことが望ましい。回数情報は、送信回数を示す。併せて、個別判断手段は、送信数判断手段を含むことが望ましい。送信数判断手段は、送信回数が要件を満たしていることを示す回数情報と通信手段が受信したコンテンツ識別情報とは異なるコンテンツ識別情報とを含む判断情報に対応すれば、コンテンツデータを送信すると判断する。併せて、制御手段は、受信更新手段をさらに含むことが望ましい。受信更新手段は、通信手段が受信したコンテンツデータについての回数情報を更新する。
もしくは、上述の判断情報は、コンテンツデータごとに異なるように予め定められたコンテンツ識別情報を含むことが望ましい。併せて、記憶手段は、コンテンツデータおよび判断情報に加え、コンテンツの出力回数をコンテンツごとに記憶するための手段を含むことが望ましい。併せて、制御手段は、回数更新手段をさらに含むことが望ましい。回数更新手段は、出力手段がコンテンツを出力したことに応じて増加するように記憶手段が記憶したコンテンツの出力回数を更新する。併せて、個別判断手段は、再生数判断手段を含むことが望ましい。再生数判断手段は、通信手段が受信したコンテンツ識別情報とは異なるコンテンツ識別情報を含む判断情報に対応し、かつ、出力回数が閾値を越えているとき、コンテンツデータを送信すると判断する。
もしくは、上述の判断情報は、通信端末ごとに異なるように予め定められた端末識別情報と、コンテンツデータごとに異なるように予め定められたコンテンツ識別情報とを含むことが望ましい。併せて、個別判断手段は、防止判断手段を含むことが望ましい。防止判断手段は、応答情報を送信した通信端末とは異なる通信端末に対応する端末識別情報と通信手段が受信したコンテンツ識別情報とは異なるコンテンツ識別情報とを含む判断情報に対応すれば、コンテンツデータを送信すると判断する。併せて、制御手段は、送信元更新手段をさらに含むことが望ましい。送信元更新手段は、応答端末に対応する端末識別情報を含むように、通信手段が受信したコンテンツデータについての判断情報を更新する。
また、上述の制御手段は、削除制御手段をさらに含むことが望ましい。削除制御手段は、送信コンテンツデータを通信手段が送信した後、記憶手段が記憶した送信コンテンツデータを削除する。
もしくは、上述の判断情報は、要否情報を含むことが望ましい。要否情報は、記憶手段が記憶した送信コンテンツデータの削除の要否を示す。併せて、削除制御手段は、送信コンテンツデータの削除が必要であることを要否情報が示すとき、記憶手段が記憶した送信コンテンツデータを削除するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の通信手段は、通信端末に加え、通信端末とは異なるコンテンツデータ送信装置から、コンテンツデータとコンテンツデータについての判断情報とを受信し、かつ、通信端末のいずれかに対してコンテンツデータとコンテンツデータについての判断情報とを送信するための手段を含むことが望ましい。併せて、制御手段は、コンテンツデータ送信装置から受信したコンテンツデータを記憶するように記憶手段を制御するための手段と、判断情報制御手段とをさらに含むことが望ましい。判断情報制御手段は、コンテンツデータ送信装置から受信したコンテンツデータについての判断情報を記憶するように記憶手段を制御する。
もしくは、上述の判断情報制御手段は、送信を許諾することを示す判断情報をコンテンツデータ送信装置から受信したとき、コンテンツデータ送信装置から受信した判断情報を記憶するように記憶手段を制御し、送信を許諾することを示す判断情報をコンテンツデータ送信装置から受信しなかったとき、送信を許諾しないことを示す判断情報をコンテンツデータ送信装置から受信したコンテンツデータについての判断情報として記憶するように記憶手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の通信手段は、通信端末に加え、通信端末とは異なるコンテンツデータ送信装置から、無線通信により、コンテンツデータとコンテンツデータについての判断情報とを受信し、かつ、無線通信により、通信端末のいずれかに対してコンテンツデータとコンテンツデータについての判断情報とを送信するための手段を含むことが望ましい。併せて、制御手段は、コンテンツデータ送信装置から受信したコンテンツデータを記憶するように記憶手段を制御するための手段と、判断情報制御手段とをさらに含むことが望ましい。判断情報制御手段は、コンテンツデータ送信装置から受信したコンテンツデータについての判断情報を記憶するように記憶手段を制御する。
また、上述の記憶手段は、コンテンツデータおよび判断情報を互いに異なるファイルとして記憶するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の記憶手段は、コンテンツデータおよび判断情報を含むファイルを記憶するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の応答情報は、通信端末ごとに異なるように予め定められた端末識別情報を含むことが望ましい。併せて、記憶手段は、コンテンツデータおよび判断情報に加え、端末識別情報に対応付けられた送信回数を示す情報を記憶するための手段を含むことが望ましい。併せて、要求制御手段は、送信制御手段を含むことが望ましい。送信制御手段は、送信回数を示す情報に基づいて、応答情報を送信した通信端末のうち送信回数が最多の通信端末に対して判断情報を送信するように、通信手段を制御する。
もしくは、上述の通信手段は、要求情報、応答情報、コンテンツデータ、および判断情報を、電波によって通信するための手段を含むことが望ましい。併せて、送信制御手段は、送信回数が最多の通信端末の数が1つのとき、送信回数が最多の通信端末に対して判断情報を送信し、送信回数が最多の通信端末の数が2つ以上のとき、送信回数が最多の通信端末のうち最大の強度の電波によって応答情報を送信した通信端末に対して判断情報を送信するように、通信手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の通信手段は、要求情報、応答情報、コンテンツデータ、および判断情報を、電波によって通信するための手段を含むことが望ましい。併せて、要求制御手段は、応答情報を送信した通信端末のうち最大の強度の電波によって応答情報を送信した通信端末に対して判断情報を送信するように、通信手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の記憶手段は、コンテンツデータおよび判断情報に加え、通信が許諾されているか否かを示す通信許諾情報を記憶するための手段を含むことが望ましい。通信許諾情報は、通信端末のいずれかに対応づけて予め記憶される。併せて、要求制御手段は、通信が許諾されていることを示す通信許諾情報に対応付けられた応答端末に対して判断情報を送信するように、通信手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の通信端末は、通信許諾情報を更新する指示を受付ける指示受付手段をさらに含むことが望ましい。併せて、制御手段は、指示受付手段による指示受付に応じて記憶手段が記憶した通信許諾情報を更新するための許諾更新手段をさらに含むことが望ましい。
また、上述の制御手段は、送信コンテンツデータとは異なるコンテンツデータを通信手段が受信すると、通信手段が受信したコンテンツデータが示すコンテンツを出力するように出力手段を制御するための手段をさらに含むことが望ましい。
また、上述の判断情報は、コンテンツの名称を示す情報を含むことが望ましい。併せて、出力手段は、コンテンツデータが示す画像とコンテンツの名称とを表示するための表示手段を含むことが望ましい。併せて、記憶手段は、判断情報をコンテンツデータの受信の順序に対応付けて記憶するための手段を含むことが望ましい。併せて、制御手段は、コンテンツの名称をコンテンツデータの受信の順序に従って表示するように、表示手段を制御するための手段をさらに含むことが望ましい。
本発明に係る通信端末は、映像や音楽の利用の機会を拡大することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施の形態に係るコンテンツ交換システムの構成と動作とを示す概念図である。図1を参照して、本実施の形態に係るコンテンツ交換システムは、コンテンツ再生装置20aとコンテンツ再生装置20b(以下、これらを総称して、コンテンツ再生装置20と称する。)を含む。本実施の形態の場合、コンテンツ再生装置20は携帯電話として実現される。コンテンツ再生装置20は、通信端末(すなわち、サーバ22その他のコンピュータとの通信が可能な装置)であるかぎり、どのような機器として実現されてもよい。たとえば、コンテンツ再生装置20は、携帯型オーディオプレーヤとして実現されてもよいし、ポータブルDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤとして実現されてもよい。
本実施の形態の場合、コンテンツ再生装置20は、ユーザの指示を受付けると、基地局30およびネットワーク32を介してサーバ22からコンテンツデータを受信する。コンテンツデータを受信すると、コンテンツ再生装置20は、そのコンテンツデータを記憶する。本実施の形態において、「コンテンツデータ」とは、画像および音声の少なくとも一方を示すデータのことである。本実施の形態において、画像や音声自体は、「コンテンツ」と称される。
ユーザによって持ち歩かれたコンテンツ再生装置20は、定期的に電波を送信する。この電波は、要求情報を示す。本実施の形態において、「要求情報」とは、応答を要求することを示す情報を意味する。コンテンツ再生装置20は、他のコンテンツ再生装置が送信した電波を要求情報の送信の合間に検出する。この電波は、応答情報を示す。本実施の形態において、「応答情報」とは、要求情報に対する応答と、その応答を返信したコンテンツ再生装置20の識別情報とを示す。電波が検出されると、コンテンツ再生装置20は、その電波の強度が閾値を超えているか否かを判断し、閾値を超えている場合、コンテンツデータを交換できるか否かの判断を行なう。コンテンツデータが交換できると判断した場合、コンテンツ再生装置20は、応答情報を送信したコンテンツ再生装置20と、コンテンツデータを交換するための処理を実施する。コンテンツデータを交換できるか否かの判断や、コンテンツデータを交換するための処理については後述する。
図2は、本実施の形態に係るコンテンツ再生装置20の構成とコンテンツ再生装置20に含まれた制御部58の機能とを示す図である。図2を参照して、本実施の形態に係るコンテンツ再生装置20は、基地局通信部40と、近接通信部42と、キー操作部44と、マイク46と、スピーカ48と、ヘッドホン50と、音声処理部52と、表示部54と、メモリ56と、制御部58とを含む。
基地局通信部40は、基地局30と通信する。近接通信部42は外部の通信装置(本実施の形態の場合他のコンテンツ再生装置20)と通信する。近接通信部42が外部の通信装置と通信するためのプロトコルは、基地局通信部40が基地局30と通信するためのプロトコルとは異なる。キー操作部44は、ユーザの操作に応じて信号を生成することにより、ユーザの指示や情報の入力を受付ける。マイク46は、音声を電気信号に変換する。これにより、マイク46は、ユーザの音声を受付けることとなる。スピーカ48は、音声を示す電気信号を音声に変換する。これにより、スピーカ48は、音声を出力することとなる。ヘッドホン50は、マイク46およびスピーカ48とは別に、ユーザの音声を電気信号に変換し、音声を示す電気信号を音声に変換する。音声処理部52は、マイク46やヘッドホン50が出力した電気信号を制御部58などが利用できる信号に変換する。また、音声処理部52は、制御部58などが出力した信号をスピーカ48やヘッドホン50が利用できる信号に変換する。表示部54は、電気信号の入力があるとその電気信号に応じた情報を表示する。これにより、表示部54は、電気信号が示す情報を表示する装置として動作することとなる。メモリ56は、情報を記憶する。記憶される情報については後述する。制御部58は、CPU(Central Processing Unit)により実現され、コンテンツ再生装置20の各部を制御する。また、制御部58は、各種の演算や検索などを行なう。
基地局通信部40は、基地局変調部70と、基地局復調部72と、信号測定部74とを含む。
基地局変調部70は、制御部58などが出力した信号を送信するための信号に変調する。基地局復調部72は、アンテナが受信した電気信号を制御部58などが利用できる信号に復調する。信号測定部74は、基地局復調部72が復調した信号の強度を測定する。
近接通信部42は、近接変調部80と、近接復調部82と、信号測定部42とを含む。
近接変調部80は、制御部58などが出力した信号をアンテナが送信するための信号に変調する。近接復調部82は、アンテナが受信した信号を制御部58などが利用できる信号に復調する。信号測定部84は、近接復調部82が復調した信号の強度を測定する。
制御部58は、コンテンツ処理部90と、フラグ情報処理部92と、メモリ制御部94と、通信制御部96と、全体シーケンス制御部98とを含む。
コンテンツ処理部90は、メモリ56に記憶されたコンテンツデータの選択やその検索などを行なう。フラグ情報処理部92は、メモリ56に記憶されたフラグ情報(コンテンツデータを送信の対象とするか否かを判断するための情報を、その判断の基礎となる要素ごとに、フラグの値やデータとして示したもの)の制御やその生成を行なう。メモリ制御部94は、コンテンツデータの転送回数などを制御する。
通信制御部96は、基地局通信部40や近接通信部42による通信を制御する。全体シーケンス制御部98は、コンテンツ再生装置20がその機能を果たすために必要な動作を制御する。
全体シーケンス制御部98が担当する処理には、次に述べる2種類の処理が含まれる。第1種類目の処理は、サーバ22から受信したコンテンツデータを記憶するようにメモリ56を制御する処理である。第2の処理は、サーバ22から受信したコンテンツデータについてのフラグ情報を記憶するようにメモリ56を制御する処理である。この場合、サーバ22から受信したフラグ情報の中に、送信を許諾することを示すフラグの値の情報が含まれていなければ、送信を許諾しないことを示すフラグの値の情報をフラグ情報の一部として記憶するようにメモリ56を制御する。
コンテンツ処理部90は、コンテンツ選択部110と、コンテンツ検索部112とを含む。
コンテンツ選択部110は、近接通信部42が送信したフラグ情報と近接通信部42が受信したフラグ情報(近接通信部42が送信したフラグ情報とは異なるもの)とに基づいて、複数のコンテンツデータそれぞれにつき送信するか否かの判断を繰返すことにより、コンテンツを選択する。この処理は、近接通信部42がフラグ情報を送信し、かつ近接通信部42がフラグ情報を受信した場合に実施される。送信するか否かの判断は、様々な基準に基くことができる。本実施の形態の場合、次の4種類の場合のうち予め定められた場合に該当すると、コンテンツデータは送信される。第1の場合は、フラグ情報が送信を許諾することを示し、近接通信部42が受信したタイトル(タイトルを示す情報は、フラグ情報の一部として受信される)とはタイトルが異なる場合である。第2の場合は、送信回数が要件を満たしていることをフラグ情報が示し、近接通信部42が受信したタイトルとはタイトルが異なる場合である。第3の場合は、再生回数(スピーカ48や表示部54などから出力された回数)が閾値を越え、近接通信部42が受信したタイトルとはタイトルが異なる場合である。第4の場合は、近接通信部42が受信したフラグ情報の送信元がコンテンツデータの送信元と同一でない場合である。
コンテンツ検索部112は、メモリ56に記憶されたコンテンツデータを検索する。
フラグ情報処理部92は、フラグ情報生成部120と、読出制御部122とを含む。
フラグ情報生成部120は、フラグ情報を生成する。読出制御部122は、フラグ情報をメモリ56から読出したりメモリ56にフラグ情報を記憶させたりする。
メモリ制御部94は、回数制御部124と、削除制御部125と、制限制御部126とを含む。
回数制御部124は、メモリ56に記憶された情報に基づき、コンテンツデータの転送回数を管理する。その管理の一種として、回数制御部124は、次の3種類の更新を行う。第1種類目の更新は、キー操作部44による指示受付に応じたフラグ情報の更新である。例えば、フラグ情報のうち変更が許可されているものについては、転送をしてよいか否かを示すフラグや転送後削除するか否かを示すフラグの値を、キー操作部44による指示受付に応じて変更する。第2種類目の更新は、コンテンツデータの送信回数を示すフラグの値の更新である。この更新は、コンテンツデータと共にフラグ情報が送信された際、そのフラグ情報が含むフラグに対して実施される。第3種類目の更新は、送信元を示す情報を追加するための更新である。この更新は、応答情報を送信したコンテンツ再生装置20に対応する識別情報を含むように実施される。
削除制御部125は、コンテンツデータを近接通信部42が送信した後、メモリ56が記憶し、かつ近接通信部42が送信したコンテンツデータを削除する。本実施の形態の場合、削除制御部125は、近接通信部42が送信したコンテンツデータの削除が必要であることをフラグ情報が示すとき、メモリ56が記憶したそのコンテンツデータを削除する。
制限制御部126は、メモリ56に記憶された情報に基づき、コンテンツの転送に関する制御を行う。その制御の一種として、制限制御部126は、近接通信部42が送信したコンテンツデータとは異なるコンテンツデータを近接通信部42が受信すると、近接通信部42が受信したコンテンツデータとそのコンテンツデータについてのフラグ情報とを記憶するようにメモリ56を制御する。
通信制御部96は、接続履歴記憶部128と、接続確立検出部130とを含む。
接続履歴記憶部128は、コンテンツ再生装置20が過去に接続した機器を示す情報を記憶する。接続確立検出部30は、接続が確立されたことを検出する。
接続確立検出部130は、コンテンツ選択部110が送信すると判断したコンテンツデータを送信するように近接通信部42を制御する。接続確立検出部130は、応答情報を送信したコンテンツ再生装置20に対してフラグ情報を送信するように、近接通信部42を制御する。フラグ情報の送信は、コンテンツ再生装置20のいずれかに対して要求情報を繰返し送信し、かつ、要求情報の送信に応じてコンテンツ再生装置20のいずれかが送信した応答情報を近接通信部42が受信すると実施される。ただし、送信先は、過去の送信回数が最多のコンテンツ再生装置20(この場合、コンテンツ再生装置20ごとの過去の送信回数はメモリ56に記憶されている)と、通信に用いられる電波の強度が最強のコンテンツ再生装置20とのうちいずれかである。ただし、通信に用いられる電波の強度が最強のコンテンツ再生装置20が複数あるときは、その中で過去の送信回数が最多のコンテンツ再生装置20が送信先となる。過去の送信回数が最多のコンテンツ再生装置20が複数あるときは、その中で通信に用いられる電波の強度が最強のコンテンツ再生装置20が送信先となる。あるいは、通信が許諾されているコンテンツ再生装置20としてその識別情報がメモリ56に記憶されているとき、送信先となることもある。
また、接続確立検出部130は、コンテンツ再生装置20から要求情報を受信するとそのコンテンツ再生装置20に応答情報とフラグ情報とを送信するように近接通信部42を制御する。
図3は、本実施の形態において、フラグ情報やコンテンツデータがどのように記憶されているかを示す概念図である。図3を参照して、本実施の形態において、フラグ情報とコンテンツデータとは互いに対応付けて記憶される。フラグ情報の順序は、受信した順序に従う。ただし、本実施の形態の場合、フラグ情報とコンテンツデータとは、互いに異なるファイルとして記憶される(フラグ情報とコンテンツデータとを含むファイルが記憶されてもよいことは言うまでもない)。フラグ情報は、コンテンツ自体のタイトルを示すデータ(図3においては「タイトル」の欄がこれに該当する)と、再生回数のデータ(図3においては「再生回数」の欄がこれに該当する)と、転送許可を示すフラグの値(図3においては「転送許可」の欄がこれに該当する)と、転送後削除するか否かを示すフラグの値(図3においては「転送後削除」の欄がこれに該当する)と、転送が可能な回数を示すデータ(図3においては「転送回数」の欄がこれに該当する)と、ユーザにより転送のための条件が変更できるか否かを示すフラグの値(図3においては「変更許可」の欄がこれに該当する)と、コンテンツデータを送信したコンテンツ再生装置20の識別情報(この識別情報は、コンテンツ再生装置20同士を識別するため、コンテンツ再生装置20ごとに異なるように予め定められた情報である。図3においては「送信元」の欄がこれに該当する。)と、コンテンツに対応付けられたキーワードを示す情報(キーワードの内容は特に限定されないが、演奏者名や、作曲者名や、作詞者名や、関連する映画のタイトル名や、出演者名などがその例となる。図3においては「キーワード」の欄がこれに該当する。)とを含む。
フラグ情報生成部120は、サーバ22から受信した情報に基づき、これらの情報のうち生成が必要なものを生成する。図4は、サーバ22が、基地局30およびネットワーク32を介して送信する情報のフォーマットを示す図である。図4を参照して、そのフォーマットは、タイトルを示す領域と、転送条件を示す領域と、転送の可否を示す領域と、コンテンツデータを示す領域とを含む。
転送条件を示す領域は、転送が可能な回数を示す領域と、転送後削除するか否かを示す領域とを含む。
なお、サーバ22が送信する情報のフォーマットは、図4に示した領域の他に、図示しないヘッダ領域を含む。ヘッダ領域は、これらの情報の通信のために必要な一定の情報を示す領域である。
図5を参照して、コンテンツ再生装置20で実行されるプログラムは、他のコンテンツ再生装置20との通信の確立に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS160にて、信号測定部84は、近接復調部82が復調した電気信号の強度を測定し、その強度を示す値を制御部58に出力する。制御部58の接続確立検出部130は、その値に基づき、近接復調部82が出力した電気信号の強度が閾値以上か否かを判断する。信号強度が閾値以上と判断した場合には(ステップS160にてYES)、処理はステップS162へと移される。もしそうでないと(ステップS160にてNO)、処理はステップS160へと戻される。
ステップS162にて、接続確立検出部130は、近接復調部82が出力した電気信号のうち、信号測定部84が測定した信号強度が閾値以上である信号を解析し、その信号が2台以上のコンテンツ再生装置20から送信されたものであるか否かを判断する。その信号が示す応答情報が2種類以上の識別情報(この場合、コンテンツ再生装置20同士を識別するために使用される、コンテンツ再生装置20ごとに予め定められた情報)を含むとき、接続確立検出部130は、その信号が2台以上のコンテンツ再生装置20から送信されたものであると判断する。2台以上のコンテンツ再生装置20から送信されたものであると判断した場合には(ステップS162にてYES)、処理はステップS164へと移される。もしそうでないと(ステップS162にてNO)、処理はステップS166へと移される。
ステップS164にて、接続確立検出部130は、コンテンツデータの交換を行なうコンテンツ再生装置20を選択する。この処理は、図7に示す処理である。
ステップS166にて、接続確立検出部130は、ステップS164にて自らが選択したコンテンツ再生装置20に対し、通信開始のリクエストを示す情報と、自分自身の端末としてのタイプを示す情報とを送信する。「タイプを示す情報」の具体的な内容は特に限定されるものではない。たとえば、携帯電話か否かを示すものであってもよいし、互換性のある通信プロトコルに基づいて分類されるタイプを示すものであってもよい。
ステップS168にて、接続確立検出部130は、近接通信部42が、相手となったコンテンツ再生装置20(ステップS166にて通信開始のリクエストなどを送信したコンテンツ再生装置20)からACK(情報を受信したことを示す信号)を受信したか否かを判断する。ACKを受信したと判断した場合には(ステップS168にてYES)、処理はステップS170へと移される。もしそうでないと(ステップS168にてNO)、処理はステップS160へと移される。
ステップS170にて、接続確立検出部130は、接続が確立されたことを示す信号を生成し、自らの内蔵するバッファに記憶させる。併せて、接続履歴記憶部128は、ACKを送信したコンテンツ再生装置20を識別する情報をメモリ56に記憶させる。
図6を参照して、コンテンツ再生装置20で実行されるプログラムは、通信開始のリクエストがあった場合における通信の確立に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS180にて、近接復調部82は、アンテナが電波を受信すると、アンテナが電波の受信に応じて出力した電気信号を復調する。近接復調部82は、復調した電気信号を制御部58に出力する。接続確立検出部130は、近接復調部82が出力した電気信号に基づき、その信号の送信元が、自分自身と情報の通信が可能な機器であるか否かを判断する。情報の通信が可能な機器と判断した場合には(ステップS180にてYES)、処理はステップS182へと移される。もしそうでないと(ステップS180にてNO)、処理は終了する。情報の通信が可能な否かを判断するための基準は、特に限定されない。ただし、本実施の形態においては、その電波が示す情報が所定のコードを含んでいる場合、接続確立検出部130は、送信元である機器と通信が可能と判断する。
ステップS182にて、信号測定部84は、近接復調部82が出力した電気信号の強度を測定し、その強度を示す情報を制御部58に出力する。接続確立検出部130は、信号測定部84が出力した情報に基づき、近接復調部82が出力した信号の強度が閾値以上か否かを判断する。信号の強度が閾値以上と判断した場合には(ステップS182にてYES)、処理はステップS184へと移される。もしそうでないと(ステップS820にてNO)、処理は終了する。
ステップS184にて、接続確立検出部130は、自らの端末としてのタイプを示す情報とACKを意味する情報とを、近接変調部80に出力する。近接変調部80は、信号としてその情報を受付けると、その信号を変調しアンテナに出力する。アンテナはその信号を電波として送信する。
ステップS186に、接続確立検出部130は、通信が確立されたことを示す信号を生成し、自らのバッファに記憶させる。併せて、接続履歴記憶部128は、メモリ56に、ステップS180にて信号を送信した端末を示す情報を記憶させる。
図7を参照して、コンテンツ再生装置20で実行されるプログラムは、コンテンツデータ交換の相手となる機器の選択に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS190にて、接続確立検出部130は、コンテンツデータを交換する機器を信号の強度に基づいて選択するか否かを判断する。この判断は、制御部58が内蔵するバッファに記憶された値に基づき判断される。信号強度に基づいて機器を選択すると判断した場合には(ステップS190にてYES)、処理はステップS192へと移される。もしそうでないと(ステップS190にてNO)、処理はステップS194へと移される。
ステップS192にて、接続確立検出部130は、信号測定部84が出力した信号の強度を示す情報に基づき、信号強度が最も大きい機器を選択する。機器が選択されると、接続確立検出部130は、その機器を示す情報を自らが内蔵するバッファに記憶させる。
ステップS194にて、接続確立検出部130は、メモリ56に、通信回数を示す情報が記憶されているか否かを判断する。通信回数を示す情報が記憶されていると判断した場合には(ステップS194にてYES)、処理はステップS196へと移される。もしそうでないと(ステップS194にてNO)、処理はステップS192へと移される。
ステップS196にて、接続確立検出部130は、自らの内蔵するバッファに記憶された情報に基づき、通信回数が多い機器をコンテンツデータ交換の相手として指定するか否かを判断する。通信回数が多い機器を指定すると判断した場合には(ステップS196にてYES)、処理はステップS198へと移される。もしそうでないと(ステップS196にてNO)、処理はステップS200へと移される。
ステップS198にて、接続確立検出部130は、メモリ56から、通信回数を示す情報を読出す。その情報が読出されると、接続確立検出部130は、その情報に基づき、通信回数が最も多い機器を選択する。その機器が選択されると、接続確立検出部130は、通信回数が最も多い機器を示す情報を自らが内蔵するバッファに記憶させる。
ステップS200にて、接続確立検出部130は、メモリ56から、通信回数を示す情報を読出す。その情報が読出されると、接続確立検出部130は、その情報に基づき、通信回数が最も少ない機器を選択する。その機器が選択されると、接続確立検出部130は、通信回数が最も少ない機器を示す情報を自らが内蔵するバッファに記憶させる。
図8を参照して、コンテンツデータ再生装置20で実行されるプログラムは、コンテンツデータの通信に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS210にて、コンテンツ選択部110は、メモリ56からフラグ情報を読出す。
ステップS212にて、コンテンツ選択部110は、フラグ情報のうち転送許可を示すフラグの値に基づいて、転送が可能なコンテンツがないか否かを判断する。転送が可能なコンテンツがないと判断した場合には(ステップS212にてYES)、処理は終了する。もしそうでないと(ステップS212にてNO)、処理はステップS214へと移される。
ステップS214にて、コンテンツ選択部110は、フラグ情報のうち、転送許可を示すフラグの値が「1」(転送が許可されていることを示す)である情報を自らが内蔵するバッファに複写する。これにより、転送が可能なコンテンツが抽出されたこととなる。
ステップS216にて、接続確立検出部130は、バッファに内蔵されたタイトルを示す情報すなわち転送が可能なコンテンツを示す情報を近接変調部80に出力する。近接変調部80は、その情報を示す信号を変調しアンテナに出力する。アンテナは、出力された信号に基づき、電波を放出する。ステップS218にて、接続確立検出部130は、コンテンツデータの通信の準備が整ったか否かを示す問合せ情報を近接変調部80に出力する。近接変調部80は、その情報を示す信号を変調しアンテナに出力する。アンテナは、その信号を電波として放出する。
ステップS220にて、近接通信部42のアンテナは相手の機器から転送が可能なコンテンツを示す情報を受信する。アンテナはその情報を電気信号として近接復調部82に出力する。近接復調部82は、その信号を変調し制御部58に出力する。
ステップS222にて、コンテンツ検索部112は、近接復調部82が復調した信号が示す情報に基づき、送信が可能なコンテンツを検索する。図9に示す一連の処理がこの処理である。
ステップS224にて、コンテンツ検索部112は、相手の機器に対し送信可能なコンテンツがないか否かを判断する。そのようなコンテンツがないと判断した場合には(ステップS224にてYES)、処理は終了する。もしそうでないと(ステップS224でNO)、処理はステップS226へと移される。
ステップS226にて、接続確立検出部130は、送信可能なコンテンツが決定され、相手側の準備が完了したか否かを判断する。送信可能なコンテンツが決定され、かつ相手側の準備が完了したと判断した場合には(ステップS226にてYES)、処理はステップS228へと移される。もしそうでないと(ステップS226にてNO)、処理はステップS234へと移される。
ステップS228にて、回数制御部124は、送信可能コンテンツとされたコンテンツのフラグ情報のうち、転送回数を示す情報を「1」減算するようにメモリ56の内容を更新する。
ステップS230にて、接続確立検出部130は、コンテンツデータを送受信するための処理を開始する。その後、コンテンツデータが送受信される。
ステップS232にて、接続確立検出部130は、近接通信部42が出力する情報などに基づき、コンテンツデータの送受信が完了したか否かを判断する。コンテンツデータの送受信が完了したと判断した場合には(ステップS232にてYES)、処理は終了する。もしそうでないと(ステップS232にてNO)、処理はステップS232へと戻される。
ステップS234にて、接続確立検出部130は、相手側の機器のコンテンツデータの送受信の準備がまだでありかつタイムアウトしていないか否かを判断する。相手側の機器の準備がまだでありかつタイムアウトしていないと判断した場合(ステップS234にてYES)、処理はステップS218へと移される。もしそうでないと(ステップS234でNO)、処理は終了する。
図9を参照して、コンテンツ再生装置20で実行されるプログラムは、送信可能なコンテンツの検索に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS240にて、コンテンツ検索部112は、自らが内蔵するバッファに記憶された値に基づき、相手の所有コンテンツに関連するものを優先して検索するか否かを判断する。相手の所有コンテンツに関連するものを優先して検索すると判断した場合には(ステップS240にてYES)、処理はステップS242へと移される。もしそうでないと(ステップS240にてNO)、処理はステップS254へと移される。
ステップS242にて、コンテンツ検索部112は、自らが内蔵するバッファに記憶されたフラグ情報のうち、1つのコンテンツについてのタイトルを示す情報とキーワードを示す情報と送信元を示す情報とを読出す。本実施の形態の場合、これらの情報は、データSlist(i,n)として読出される。データSlist(i,n)の添字のうち、「i」はコンテンツに対応し、「n」は情報の種類に対応する。このため、添字のうち「i」の部分が異なるデータは、互いに別のコンテンツの情報を示す。添字のうち「n」の部分が異なるデータは、同じコンテンツについての別の種類の情報を示す。
ステップS244にて、コンテンツ検索部112は、自らが内蔵するバッファに記憶された相手側のコンテンツを示す情報のうち、タイトル名を示す情報とキーワードを示す情報とを読出す。本実施の形態の場合、これらの情報は、データDlist(j,m)として読出される。データDlist(j,m)の添字のうち、「j」はコンテンツに対応し、「m」は情報の種類に対応する。このため、添字のうち「j」の部分が異なるデータは互いに別のコンテンツの情報を示し、「m」の部分が異なるデータは互いに別の種類の情報を示す。
ステップS246にて、コンテンツ検索部112は、ステップS242において読出した送信元を示す情報に基づき、その情報が示すコンテンツが相手側から過去に送信されたコンテンツか否かを判断する。相手側から過去に送信されたコンテンツと判断した場合には(ステップS246にてYES)、処理はステップS248へと移される。もしそうでないと(ステップS246にてNO)、処理はステップS250へと移される。
ステップS248にて、コンテンツ検索部112は、バッファに記憶された情報に基づき、データDlist(j,m)の検索が終了したか否かを判断する。データDlist(j,m)の検索が終了したと判断した場合には(ステップS248にてYES)、処理はステップS264へと移される。もしそうでないと(ステップS248にてNO)、処理はステップS244へと移される。
ステップS250にて、コンテンツ検索部112は、送信の候補となったコンテンツが相手側の保有するコンテンツと関連するか否かを判断する。関連しているか否かの判断基準は特に限定されるものではないが、本実施の形態においては、次の2つの場合に送信の候補となったコンテンツが相手側の保有するコンテンツと関連すると判断される。その第1の場合は、データSlist(i,n)として読み出されたキーワードがデータDlist(j,m)として読み出されたキーワードに一致する場合である。第2の場合は、タイトルを構成する文字列のうち一致する部分の割合が閾値を越えた場合である。タイトルを構成する文字列は、データSlist(i,n)およびデータDlist(j,m)により示される。相手側のコンテンツに関連すると判断した場合(ステップS250にてYES)、処理はステップS252へと移される。もしそうでないと(ステップS250にてNO)、処理はステップS248へと移される。
ステップS252にて、コンテンツ検索部112は、ステップS250にて比較の対象としたコンテンツを送信の対象とする。このために、コンテンツ検索部112は、そのコンテンツのタイトル名を示す情報をバッファに記憶させる。これにより、送信の対象となるコンテンツが存在することが示される。
ステップS254にて、コンテンツ検索部112は、バッファに記憶された転送の対象となったコンテンツの情報を読出す。本実施の形態の場合、これらの情報は、データSlist(i,n)として読出される。
ステップS256にて、コンテンツ検索部112は、相手側のコンテンツとしてバッファに記憶された情報を読出す。本実施の形態の場合、これらの情報は、データDlist(j,m)として読出される。
ステップS258にて、コンテンツ検索部112は、ステップS254にて読出したコンテンツを示す情報とステップS256にて読出したコンテンツを示す情報とを比較し、それらが関連しているか否かを判断する。関連しているか否かの判断基準は特に限定されるものではないが、本実施の形態においては、ステップS250と同様の基準で判断される。それらが関連していると判断した場合には(ステップS258にてYES)、処理はステップS260へと移される。もしそうでないと(ステップS258にNO)、処理はステップS262へと移される。
ステップS260にて、コンテンツ検索部112は、バッファに記憶された情報に基づき、データSlist(i,n)の検索が終了したか否かを判断する。データSlist(i,n)の検索が終了したと判断した場合には(ステップS260にてYES)、処理は終了する。もしそうでないと(ステップS260にてNO)、処理はステップS254へと移される。
ステップS262にて、コンテンツ検索部112は、バッファに記憶された情報に基づき、データDlist(j,m)の検索が終了したか否かを判断する。データDlist(j,m)の検索が終了したと判断した場合には(ステップS262にてYES)、処理はステップS252へと移される。もしそうでないと(ステップS262にてNO)、処理はステップS256へと移される。
ステップS264にて、コンテンツ検索部112は、バッファに記憶された情報に基づき、データSlist(i,n)の検索が終了したか否かを判断する。データSlist(i,n)の検索が終了したと判断した場合には(ステップS264にてYES)、処理は終了する。もしそうでないと(ステップS264にてNO)、処理はステップS242へと移される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、コンテンツ交換システムの動作について説明する。
コンテンツ再生装置20aの接続確立検出部130は、近接通信部42が受信した信号強度が閾値以上か否かを判断する(ステップS160)。この場合、その信号強度が閾値以上と判断したとすると(ステップS160にてYES)、接続確立検出部130は、送信元となるコンテンツ再生装置20が2台以上あるか否かを判断する(ステップS162)。この場合、コンテンツ再生装置が1台であったとすると(ステップS162にてNO)、コンテンツ再生装置20aの接続確立検出部130は、通信開始のリクエストおよび自機の端末タイプを送信するように、近接通信部42を制御する(ステップS166)。
コンテンツ再生装置20bの近接通信部42は、コンテンツ再生装置20aが送信した通信開始のリクエストや端末タイプを受信する。それらが受信されると、コンテンツ再生装置20bの接続確立検出部130は、コンテンツ再生装置20aが通信可能な機器か否かを判断する(ステップS180)。この場合、コンテンツ再生装置20aは通信可能な機器なので(ステップS180にてYES)、コンテンツ再生装置20bの接続確立検出部130は、コンテンツ再生装置20aから送信されてくる信号の強度が閾値以上か否かを判断する(ステップS182)。この場合、信号強度が閾値以上とすると(ステップS282にてYES)、コンテンツ再生装置20bの接続確立検出部130は、自機の端末タイプとACKを近接通信部42に送信させる(ステップS184)。その後、コンテンツ再生装置20bの接続履歴記憶部128は、通信が確立したことを示す信号を生成し、バッファに記憶させる(ステップS186)。
端末タイプおよびACKをコンテンツ再生装置20aの近接通信部42が受信する。それらが受信されると、コンテンツ再生装置20aの接続確立検出部130は、コンテンツ再生装置20bからACKを受信したか否かを判断する(ステップS168)。この場合、近接通信部42は、ACKなどを受信したので(ステップS168にてYES)、接続確立検出部130は、通信が確立したことを示す信号を生成しバッファに記憶させる(ステップS170)。
その後、コンテンツ再生装置20aのコンテンツ選択部110は、メモリ56からフラグ情報を読出す(ステップS210)。フラグ情報が読出されると、コンテンツ再生装置20aのコンテンツ選択部110は、転送可能なコンテンツがないか否かを判断する(ステップS212)。図10は、この時点でコンテンツ再生装置20aのメモリ56が記憶するフラグ情報の一部を示す。図10から明らかなように、転送が可能なコンテンツ(転送許可を示すフラグの値が「1」であるコンテンツ)が存在するので(ステップS212にてNO)、コンテンツ再生装置20aのコンテンツ選択部110は、転送可能なコンテンツのフラグ情報をバッファに複写する(ステップS214)。フラグ情報が複写されると、コンテンツ再生装置20aの接続確立検出部130は、転送可能なコンテンツを示す情報を近接通信部47に送信させる。送信先はコンテンツ再生装置20bである(ステップS216)。それらが送信されると、コンテンツ再生装置20aの接続確立検出部130は、コンテンツ再生装置20bの、コンテンツデータ通信のための準備が整ったか否かを確認する(ステップS218)。
ステップS216およびステップS218の処理と並行して、コンテンツ再生装置20aの近接通信部42は、コンテンツ再生装置20bから転送可能なコンテンツを示す情報を受信する(ステップS220)。その情報が受信されると、コンテンツ再生装置20aのコンテンツ検索部112は、相手の所有コンテンツに関連するものを優先して検索するか否かを判断する(ステップS240)。この場合、相手の所有コンテンツに関連するものを優先して検索するとすると(ステップS240にてYES)、コンテンツ再生装置20aのコンテンツ検索部112は、バッファに記憶された情報のうち、自らが記憶するコンテンツのデータSlist(i,n)を読出す(ステップS242)。そのデータが読出されると、コンテンツ再生装置20aのコンテンツ検索部112は、相手側が記憶するコンテンツを示すデータDlist(j,m)をバッファから読出す(ステップS244)。そのデータが読出されると、コンテンツ再生装置20aのコンテンツ検索部112は、自らが記憶するコンテンツが相手側(コンテンツ再生装置20b)から過去に送信されたものか否かを判断する(ステップS246)。この場合、そうではないとすると(ステップS246にてNO)、コンテンツ再生装置20aのコンテンツ検索部112は、ステップS242にて読出したコンテンツとステップS244にて読出したコンテンツとが関連しているか否かを判断する(ステップS250)。この場合、それらが関連しているとすると(ステップS250にてYES)、コンテンツ再生装置20aのコンテンツ検索部112は、ステップS242にてフラグ情報を読出したコンテンツを転送データとする(ステップS252)。
転送データが選択されると、コンテンツ再生装置20aのコンテンツ検索部112は、転送可能なコンテンツがないか否かを判断する(ステップS224)。この場合、転送可能なコンテンツがあるので(ステップS224にてNO)、コンテンツ再生装置20aの接続確立検出部130は、送信可能なコンテンツが決定されかつ相手側(コンテンツ再生装置20b)の準備が完了したか否かを判断する(ステップS226)。この場合、送信可能なコンテンツが決定されかつ相手側の準備が完了したものとすると(ステップS226にてYES)、コンテンツ再生装置20aの回数制御部124は、コンテンツ再生装置20bに対し送信するコンテンツデータのフラグ情報のうち、転送回数を示す情報を更新する(ステップS228)。その情報が更新されると、接続確立検出部130は、コンテンツデータを近接通信部48に送信させる(ステップS230)。その後、送受信が完了すると(ステップS232にてYES)、コンテンツデータの送受信が完了する。
図11は、送受信が完了する前における、コンテンツ再生装置20bのメモリ56に記憶されたフラグ情報の一部を示す図である。図12は、コンテンツデータの送受信が完了した後におけるコンテンツ再生装置20aのメモリ56に記憶されたフラグ情報の一部を示す図である。図13は、コンテンツデータの送受信が完了した後におけるコンテンツ再生装置20bのメモリ56に記憶されたコンテンツデータの一部を示す図である。コンテンツデータの送受信に伴い、記憶されるコンテンツが変化している。また転送回数を示す情報が変化している。
以上のようにして、本実施の形態におけるコンテンツ交換システムは、コンテンツ再生装置20が互いに近づき、かつ交換の対象となるコンテンツデータを互いに記憶している場合、それらのコンテンツデータを交換する。これにより、あるコンテンツデータは、他のコンテンツデータと交換されることとなる。コンテンツデータが交換されるので、コンテンツ再生装置20のユーザは多種多様なコンテンツ(ユーザが知らなかったコンテンツも)を楽しむことができる。しかも、そのユーザがコンテンツを楽しむためには、交換の対象となるコンテンツをコンテンツ再生装置20に予め記憶させておかなければならないので、ユーザは、多種多様なコンテンツデータの入手に努めるようになる。多種多様なコンテンツデータの入力により、それらのコンテンツは起用されることとなる。その結果、映像や音楽の利用の機会を拡大することができるコンテンツ交換システムを提供することができる。
また、コンテンツを迅速かつ広範囲に、しかもユーザにそのことを意識させることなく頒布することができる。これにより、プロモーションコンテンツなどを広く頒布できる。
なお、本実施の形態の第1の変形例において、コンテンツ再生装置20は、基地局通信部40および近接通信部42に代え、有線通信により情報を通信する装置を含んでもよい。基地局通信部40および近接通信部42の一方に代え、有線通信により情報を通信する装置を含んでもよい。それらの場合、異なるプロトコルにしたがって通信する複数の通信装置を含んでもよい。複数の通信装置が含まれる場合、それらの通信装置は、通信する情報に応じて使い分けられてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るコンテンツ交換システムの概念を示す図である。 本発明の実施の形態に係るコンテンツ再生装置の構成およびCPUの機能を示す図である。 本発明の実施の形態に係るメモリが記憶したフラグ情報とコンテンツデータとの関係を示す図である。 本発明の実施の形態に係るコンテンツ再生装置に送信される情報のフォーマットを示す図である。 本発明の実施の形態に係る通信開始のリクエスト処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る通信開始のリクエストがあった場合の確立処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るコンテンツ再生装置の選択処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るコンテンツデータの通信処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るコンテンツの選択処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るコンテンツデータの送信前のコンテンツ再生装置の一方に記憶されたフラグ情報を示す図である。 本発明の実施の形態に係るコンテンツデータ通信前のコンテンツ再生装置の他方に記憶されたフラグ情報を示す図である。 本発明の実施の形態に係るコンテンツデータ通信後のコンテンツ再生装置の一方に記憶されたフラグ情報を示す図である。 本発明の実施の形態に係るコンテンツデータの通信後のコンテンツデータ再生装置の他方に記憶されたフラグ情報を示す図である。
符号の説明
20 コンテンツ再生装置、22 サーバ、30 基地局、32 ネットワーク、40 基地局通信部、42 近接通信部、44 キー操作部、46 マイク、48 スピーカ、50 ヘッドホン、52 音声処理部、54 表示部、56 メモリ、58 制御部、70 基地局変調部、72 基地局復調部、74,84 信号測定部、80 近接変調部、82 近接復調部、90 コンテンツ処理部、92 フラグ情報処理部、94 メモリ制御部、96 通信制御部、98 全体シーケンス制御部、110 コンテンツ選択部、112 コンテンツ検索部、120 フラグ情報生成部、122 読出制御部、124 回数制御部、125 削除制御部、126 制限制御部、128 接続履歴記憶部、130 接続確立検出部、142 タイトル領域、144 転送条件領域、146 変更の可否領域、148 コンテンツデータ領域、150 転送回数領域、152 転送後削除領域。

Claims (22)

  1. 複数の通信端末を含むコンテンツ交換システムに用いられる前記通信端末であって、
    応答を要求することを示す要求情報、前記応答を示す応答情報、画像および音声の少なくとも一方であるコンテンツを示すコンテンツデータ、および前記コンテンツデータを送信の対象とするか否かを判断するための情報である判断情報を、前記通信端末同士で通信するための通信手段を含み、
    前記判断情報は、
    送信を許諾するか否かを示すコンテンツ送信許諾情報と、
    前記コンテンツデータごとに異なるように予め定められたコンテンツ識別情報とを含み、
    複数の前記コンテンツデータと、前記複数のコンテンツデータにそれぞれ対応する、複数の前記判断情報とを記憶するための記憶手段と、
    前記コンテンツデータおよび前記判断情報の通信を制御するための制御手段とをさらに含み、
    前記制御手段は、
    前記通信端末のいずれかに対して前記要求情報を繰返し送信し、かつ、前記要求情報の送信に応じて前記通信端末のいずれかが送信した前記応答情報を前記通信手段が受信すると前記応答情報を送信した前記通信端末である応答端末に対して前記判断情報を送信するように、前記通信手段を制御するための要求制御手段と、
    前記通信端末のいずれかである要求端末から前記要求情報を受信すると前記要求端末に前記応答情報と前記判断情報とを送信するように前記通信手段を制御するための応答制御手段と、
    前記通信手段が前記判断情報を送信し、かつ前記通信手段が送信した前記判断情報とは異なる前記判断情報を前記通信手段が受信した場合、送信を許諾することを示す前記コンテンツ送信許諾情報と前記通信手段が受信した前記コンテンツ識別情報とは異なる前記コンテンツ識別情報とを含む前記判断情報に対応すれば、前記コンテンツデータを送信すると判断するための制限判断手段と、
    前記個別判断手段が送信すると判断した前記コンテンツデータである送信コンテンツデータを送信するように前記通信手段を制御するための提供制御手段と、
    前記送信コンテンツデータとは異なるコンテンツデータを前記通信手段が受信すると、前記通信手段が受信したコンテンツデータと前記通信手段が受信したコンテンツデータについての前記判断情報とを記憶するように前記記憶手段を制御するための記憶制御手段とを含み、
    前記コンテンツを出力するための出力手段をさらに含む、通信端末。
  2. 複数の通信端末を含むコンテンツ交換システムに用いられる前記通信端末であって、
    応答を要求することを示す要求情報、前記応答を示す応答情報、画像および音声の少なくとも一方であるコンテンツを示すコンテンツデータ、および前記コンテンツデータを送信の対象とするか否かを判断するための情報である判断情報を、前記通信端末同士で通信するための通信手段と、
    前記コンテンツデータおよび前記判断情報を記憶するための記憶手段と、
    前記コンテンツデータおよび前記判断情報の通信を制御するための制御手段とを含み、
    前記制御手段は、
    前記通信端末のいずれかに対して前記要求情報を繰返し送信し、かつ、前記要求情報の送信に応じて前記通信端末のいずれかが送信した前記応答情報を前記通信手段が受信すると前記応答情報を送信した前記通信端末である応答端末に対して前記判断情報を送信するように、前記通信手段を制御するための要求制御手段と、
    前記通信端末のいずれかである要求端末から前記要求情報を受信すると前記要求端末に前記応答情報と前記判断情報とを送信するように前記通信手段を制御するための応答制御手段と、
    前記通信手段が前記判断情報を送信し、かつ前記通信手段が送信した前記判断情報とは異なる前記判断情報を前記通信手段が受信した場合、前記通信手段が送信した前記判断情報と前記通信手段が受信した前記判断情報とに基づいて、前記コンテンツデータにつき送信するか否かを判断するための送信判断手段と、
    前記送信判断手段が送信すると判断した前記コンテンツデータである送信コンテンツデータを送信するように前記通信手段を制御するための提供制御手段と、
    前記送信コンテンツデータとは異なるコンテンツデータを前記通信手段が受信すると、前記通信手段が受信したコンテンツデータと前記通信手段が受信したコンテンツデータについての前記判断情報とを記憶するように前記記憶手段を制御するための記憶制御手段とを含み、
    前記コンテンツを出力するための出力手段をさらに含む、通信端末。
  3. 前記記憶手段は、複数の前記コンテンツデータと、前記複数のコンテンツデータにそれぞれ対応する、複数の前記判断情報とを記憶するための手段を含み、
    前記送信判断手段は、前記複数のコンテンツデータそれぞれにつき送信するか否かを判断するための個別判断手段を含む、請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記判断情報は、
    送信を許諾するか否かを示すコンテンツ送信許諾情報と、
    前記コンテンツデータごとに異なるように予め定められたコンテンツ識別情報とを含み、
    前記個別判断手段は、送信を許諾することを示す前記コンテンツ送信許諾情報と前記通信手段が受信した前記コンテンツ識別情報とは異なる前記コンテンツ識別情報とを含む前記判断情報に対応すれば、前記コンテンツデータを送信すると判断するための手段を含む、請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記通信端末は、前記判断情報を更新する指示を受付ける指示受付手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記指示受付手段による指示受付に応じて前記判断情報を更新するための判断更新手段をさらに含む、請求項4に記載の通信端末。
  6. 前記判断情報は、
    送信回数を示す回数情報と、
    前記コンテンツデータごとに異なるように予め定められたコンテンツ識別情報とを含み、
    前記個別判断手段は、前記送信回数が要件を満たしていることを示す前記回数情報と前記通信手段が受信した前記コンテンツ識別情報とは異なる前記コンテンツ識別情報とを含む前記判断情報に対応すれば、前記コンテンツデータを送信すると判断するための送信数判断手段を含み、
    前記制御手段は、前記通信手段が受信したコンテンツデータについての前記回数情報を更新するための受信更新手段をさらに含む、請求項3に記載の通信端末。
  7. 前記判断情報は、前記コンテンツデータごとに異なるように予め定められたコンテンツ識別情報を含み、
    前記記憶手段は、前記コンテンツデータおよび前記判断情報に加え、前記コンテンツの出力回数を前記コンテンツごとに記憶するための手段を含み、
    前記制御手段は、前記出力手段が前記コンテンツを出力したことに応じて増加するように前記記憶手段が記憶した前記コンテンツの出力回数を更新するための回数更新手段をさらに含み、
    前記個別判断手段は、前記通信手段が受信した前記コンテンツ識別情報とは異なる前記コンテンツ識別情報を含む前記判断情報に対応し、かつ、前記出力回数が閾値を越えているとき、前記コンテンツデータを送信すると判断するための再生数判断手段を含む、請求項3に記載の通信端末。
  8. 前記判断情報は、
    前記通信端末ごとに異なるように予め定められた端末識別情報と、
    前記コンテンツデータごとに異なるように予め定められたコンテンツ識別情報とを含み、
    前記個別判断手段は、前記応答情報を送信した前記通信端末とは異なる前記通信端末に対応する前記端末識別情報と前記通信手段が受信した前記コンテンツ識別情報とは異なる前記コンテンツ識別情報とを含む前記判断情報に対応すれば、前記コンテンツデータを送信すると判断するための防止判断手段を含み、
    前記制御手段は、前記応答端末に対応する前記端末識別情報を含むように、前記通信手段が受信したコンテンツデータについての前記判断情報を更新するための送信元更新手段をさらに含む、請求項3に記載の通信端末。
  9. 前記制御手段は、前記送信コンテンツデータを前記通信手段が送信した後、前記記憶手段が記憶した前記送信コンテンツデータを削除するための削除制御手段をさらに含む、請求項2に記載の通信端末。
  10. 前記判断情報は、前記記憶手段が記憶した前記送信コンテンツデータの削除の要否を示す要否情報を含み、
    前記削除制御手段は、前記送信コンテンツデータの削除が必要であることを前記要否情報が示すとき、前記記憶手段が記憶した前記送信コンテンツデータを削除するための手段を含む、請求項9に記載の通信端末。
  11. 前記通信手段は、前記通信端末に加え、前記通信端末とは異なるコンテンツデータ送信装置から、前記コンテンツデータと前記コンテンツデータについての前記判断情報とを受信し、かつ、前記通信端末のいずれかに対して前記コンテンツデータと前記コンテンツデータについての前記判断情報とを送信するための手段を含み、
    前記制御手段は、
    前記コンテンツデータ送信装置から受信した前記コンテンツデータを記憶するように前記記憶手段を制御するための手段と、
    前記コンテンツデータ送信装置から受信したコンテンツデータについての前記判断情報を記憶するように前記記憶手段を制御するための判断情報制御手段とをさらに含む、請求項2に記載の通信端末。
  12. 前記判断情報制御手段は、送信を許諾することを示す前記判断情報を前記コンテンツデータ送信装置から受信したとき、前記コンテンツデータ送信装置から受信した前記判断情報を記憶するように前記記憶手段を制御し、前記送信を許諾することを示す前記判断情報を前記コンテンツデータ送信装置から受信しなかったとき、前記送信を許諾しないことを示す前記判断情報を前記コンテンツデータ送信装置から受信した前記コンテンツデータについての前記判断情報として記憶するように前記記憶手段を制御するための手段を含む、請求項11に記載の通信端末。
  13. 前記通信手段は、前記通信端末に加え、前記通信端末とは異なるコンテンツデータ送信装置から、無線通信により、前記コンテンツデータと前記コンテンツデータについての前記判断情報とを受信し、かつ、無線通信により、前記通信端末のいずれかに対して前記コンテンツデータと前記コンテンツデータについての前記判断情報とを送信するための手段を含み、
    前記制御手段は、
    前記コンテンツデータ送信装置から受信した前記コンテンツデータを記憶するように前記記憶手段を制御するための手段と、
    前記コンテンツデータ送信装置から受信したコンテンツデータについての前記判断情報を記憶するように前記記憶手段を制御するための判断情報制御手段とをさらに含む、請求項2に記載の通信端末。
  14. 前記記憶手段は、前記コンテンツデータおよび前記判断情報を互いに異なるファイルとして記憶するための手段を含む、請求項2に記載の通信端末。
  15. 前記記憶手段は、前記コンテンツデータおよび前記判断情報を含むファイルを記憶するための手段を含む、請求項2に記載の通信端末。
  16. 前記応答情報は、前記通信端末ごとに異なるように予め定められた端末識別情報を含み、
    前記記憶手段は、前記コンテンツデータおよび前記判断情報に加え、前記端末識別情報に対応付けられた送信回数を示す情報を記憶するための手段を含み、
    前記要求制御手段は、前記送信回数を示す情報に基づいて、前記応答情報を送信した前記通信端末のうち前記送信回数が最多の前記通信端末に対して前記判断情報を送信するように、前記通信手段を制御するための送信制御手段を含む、請求項2に記載の通信端末。
  17. 前記通信手段は、前記要求情報、前記応答情報、前記コンテンツデータ、および前記判断情報を、電波によって通信するための手段を含み、
    前記送信制御手段は、前記送信回数が最多の通信端末の数が1つのとき、前記送信回数が最多の通信端末に対して前記判断情報を送信し、前記送信回数が最多の通信端末の数が2つ以上のとき、前記送信回数が最多の通信端末のうち最大の強度の電波によって前記応答情報を送信した前記通信端末に対して前記判断情報を送信するように、前記通信手段を制御するための手段を含む、請求項16に記載の通信端末。
  18. 前記通信手段は、前記要求情報、前記応答情報、前記コンテンツデータ、および前記判断情報を、電波によって通信するための手段を含み、
    前記要求制御手段は、前記応答情報を送信した前記通信端末のうち最大の強度の電波によって前記応答情報を送信した前記通信端末に対して前記判断情報を送信するように、前記通信手段を制御するための手段を含む、請求項2に記載の通信端末。
  19. 前記記憶手段は、前記コンテンツデータおよび前記判断情報に加え、通信が許諾されているか否かを示す通信許諾情報を記憶するための手段を含み、
    前記通信許諾情報は、前記通信端末のいずれかに対応づけて予め記憶され、
    前記要求制御手段は、通信が許諾されていることを示す前記通信許諾情報に対応付けられた前記応答端末に対して前記判断情報を送信するように、前記通信手段を制御するための手段を含む、請求項2に記載の通信端末。
  20. 前記通信端末は、前記通信許諾情報を更新する指示を受付ける指示受付手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記指示受付手段による指示受付に応じて前記記憶手段が記憶した前記通信許諾情報を更新するための許諾更新手段をさらに含む、請求項19に記載の通信端末。
  21. 前記制御手段は、前記送信コンテンツデータとは異なるコンテンツデータを前記通信手段が受信すると、前記通信手段が受信したコンテンツデータが示す前記コンテンツを出力するように前記出力手段を制御するための手段をさらに含む、請求項2に記載の通信端末。
  22. 前記判断情報は、前記コンテンツの名称を示す情報を含み、
    前記出力手段は、前記コンテンツデータが示す前記画像と前記コンテンツの名称とを表示するための表示手段を含み、
    前記記憶手段は、前記判断情報を前記コンテンツデータの受信の順序に対応付けて記憶するための手段を含み、
    前記制御手段は、前記コンテンツの名称を前記コンテンツデータの受信の順序に従って表示するように、前記表示手段を制御するための手段をさらに含む、請求項2に記載の通信端末。
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