JP2009003028A - 掲示装置及び掲示方法 - Google Patents

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仁 松崎
Noboru Ishizuka
登 石塚
Yoshinori Kumashiro
美徳 熊代
Hisaya Okuno
寿也 奥野
Hideaki Iwai
英明 岩井
Tomoya Shiotsuki
知也 塩月
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Abstract

【課題】掲示物の着脱が容易に行えるとともに、掲示物を取り付けていない場合でも視界を遮ったり、美観を損なったりすることがない掲示装置を提供する。
【解決手段】 掲示場所に立設又は吊設されるとともに、片面又は両面に掲示物60が着脱可能に取り付けられる透明又は半透明の掲示板2と、該掲示板2の片面又は両面に着脱可能に設けられて、前記掲示板2の片面又は両面に取り付けられた掲示物60の表面を被覆する透明又は半透明の保護板16とを備える。掲示板2及び前記保護板16は、強化ガラス又は強化プラスチックからなるので、掲示物60が取り付けられていない状態でも視界を遮ったり、美観を損なったりすることはない。
【選択図】図4

Description

本発明は、掲示装置及び掲示方法に関し、特に、交通機関の構内(鉄道のプラットホーム、改札口等)や停留場(バスの停留場等)等に広告、時刻表、業務内容等の情報を表示した各種の掲示物を掲示するのに有効な掲示装置及び掲示方法に関する。
一般に、交通機関の構内(鉄道のプラットホーム、改札口等)や停留場(バスの停留場等)等には、広告、時刻表、業務内容等の情報を表示した各種の掲示物が掲示されており、交通機関の利用者や業務に携わる者等に各種の情報を提供している。
この種の情報を掲示する掲示装置の一例として、特許文献1には、鉄道の駅のプラットホームに設置した転落防止用柵を利用して広告を表示するように構成した例が記載されている。
特許文献1に記載された転落防止用柵は、プラットホーム上に設置される外枠体と、外枠体の内側に設けられる柵体と、柵体に着脱可能に設けられる板状の広告表示部とからなり、広告表示部の片面又は両面に広告が表示されている。また、広告の表示手段として、(1)広告表示部に広告ポスターを貼り付ける、(2)広告表示部に印刷や電飾による広告を表示する、(3)広告表示部上にLEDやプラズマディスプレイ等を用いて広告を流し表示する等の例が示されている。
また、掲示装置の他の例として、特許文献2には、内部に超光輝描画部を有する積層型樹脂ガラス構造体を建築物のサッシガラス等に利用し、この積層型樹脂ガラス構造体に広告を表示するように構成した例が記載されている。
特許文献2に記載された構成では、積層型樹脂ガラス構造体は、内部に超光輝描画部を形成した樹脂体と、樹脂体の表裏面に設けられる強化ガラス等からなるガラス体と、樹脂体と各ガラス体との間に設けられる熱反射フィルム又はポリカーボネートとから構成され、樹脂体にLEDより照射することにより広告を着色表示するようになっている。
特開2002−242142号公報 特開2003−225971号公報
ところで、上記のような構成の掲示装置のうち、特許文献1に記載の掲示装置にあっては、広告を入れ替える等の理由で広告表示部から広告を剥がした場合に、広告表示部が露出した状態でプラットホーム上に配置されることになるため、広告表示部によって視界が遮られ、利用者等に圧迫感を与えるとともに、美観を損なうことにもなる。
また、特許文献2に記載の掲示装置にあっては、ガラス体及び樹脂体がほぼ透明であるため、ガラス体及び樹脂体によって視線が遮られるようなことはなく、また、ほぼ透明のガラス体及び樹脂体によって美観を損なうようなこともない。しかし、広告を入れ替える場合に、積層型樹脂ガラス構造体を入れ替えしなければならず、その作業に時間と手間がかかる。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、広告等の入れ替え作業を容易に行うことができるとともに、広告等を表示しない場合であっても視界を遮って圧迫感を与えたり、美観を損なったりするようなことがない掲示装置及び掲示方法を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、請求項1に係る発明は、片面又は両面に掲示物が着脱可能に取り付けられる透明又は半透明の掲示板と、該掲示板の片面又は両面に着脱可能に設けられて、前記掲示板の片面又は両面に取り付けられた掲示物の表面を被覆する透明又は半透明の保護板とを備えてなることを特徴とする。
本発明による掲示装置によれば、透明又は半透明の掲示板の片面又は両面に掲示物が着脱可能に取り付けられ、この掲示物の表面が掲示板の片面又は両面に取り付けられる透明又は半透明の保護板によって被覆されることになる。
従って、掲示物が取り付けられていない状態では、掲示場所に透明又は半透明の掲示板と保護板とが位置することになるので、掲示板及び保護板によって視界が遮られることはなく、また掲示板及び保護板によって美観が損なわれることもない。
さらに、掲示板の片面又は両面に掲示物を着脱させる場合には、掲示板の片面又は両面に掲示物を配置した状態でその上に保護板を着脱させればよいので、掲示板への掲示物の着脱作業を容易に行うことができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の掲示装置であって、前記掲示板及び前記保護板は、強化ガラス又は強化プラスチックからなることを特徴とする。
本発明による掲示装置によれば、掲示板及び保護板は、強化ガラス又は強化プラスチックから形成されているので、掲示場所に立設又は吊設した場合に、破損等するのを防止できることになる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の掲示装置であって、前記掲示板は、枠の内側に嵌め込まれた状態で掲示場所に立設又は吊設されていることを特徴とする。
本発明による掲示装置によれば、枠を掲示場所に取り付けることで、掲示板を掲示場所に立設又は吊設することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から3の何れかに記載の掲示装置であって、前記保護板は、前記掲示板の片面又は両面に着脱手段を介して着脱可能に設けられていることを特徴とする。
本発明による掲示装置によれば、保護板は、掲示板の片面又は両面に着脱手段を介して着脱されることになるので、保護板の掲示板への着脱作業を容易に行うことができる。
請求項5に係る発明は、請求項1から3の何れかに記載の掲示装置であって、前記保護板は、前記掲示板の片面又は両面に開閉手段を介して開閉自在に設けられていることを特徴とする。
本発明による掲示装置によれば、保護板は、掲示板の片面又は両面に開閉手段を介して開閉自在に設けられることになるので、保護板の掲示板に対する着脱作業を容易に行うことができる。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の掲示装置であって、前記保護板には、前記保護板を閉じた状態に固定するロック手段が設けられていることを特徴とする。
本発明による掲示装置によれば、ロック手段によって保護板を閉じた状態に固定することができることになる。
請求項7に係る発明は、請求項1から6の何れかに記載の掲示装置であって、交通機関の構内又は停留場に設置されていることを特徴とする。
本発明による掲示装置によれば、交通機関の構内又は停留場に設置することにより、交通機関の利用客や業務に携わる者等に掲示物の掲示内容を提供することができることになる。
請求項8に係る発明は、請求項1から7に記載の掲示装置であって、防風スクリーンの機能を兼ね備えていることを特徴とする。
本発明による掲示装置によれば、掲示物を掲示する機能の他に防風の機能が得られることになる。
請求項9に係る発明は、透明又は半透明の掲示板の片面又は両面に掲示物を着脱可能に取り付け、前記掲示板の片面又は両面に透明又は半透明の保護板を着脱可能に取り付け、前記掲示板の片面又は両面に取り付けられた掲示物の表面を被覆することを特徴とする。
本発明による掲示方法によれば、掲示板の両面又は片面に掲示物を着脱可能に取り付けるとともに、掲示板の片面又は両面に保護板を着脱可能に取り付けることで、掲示板の片面又は両面に取り付けられた掲示物の表面が保護板によって被覆されることになる。
以上、説明したように、本発明の掲示装置によれば、透明又は半透明の掲示板の片面又は両面に掲示物が着脱可能に取り付けられ、この掲示物の表面が掲示板の片面又は両面に着脱可能に取り付けられる透明又は半透明の保護板によって被覆されることになる。
従って、掲示物が取り付けられていない状態で、透明又は半透明の掲示板及び保護板によって視界を遮られるようなことはなく、また美観が損なわれることもない。
また、掲示板に掲示物を取り付ける場合には、掲示板の片面又は両面に掲示物を配置し、この状態で掲示板の片面又は両面に保護板を取り付ければよいので、掲示板への掲示物の取り付け、取り外しの作業を容易に行うことができ、掲示内容の入れ替え作業に要する時間と手間を削減することができる。
さらに、掲示板及び保護板を強化ガラス又は強化プラスチックで形成することにより、防風機能を付与することができるので、交通機関(鉄道、バス)のプラットホームや停留場等に設置することにより、利用客等に広告、時刻表等の情報を提供する他に、防風機能を提供することもできる。
さらに、本発明の掲示方法によれば、掲示板の片面又は両面に掲示物を着脱可能に取り付けた上で、掲示板の片面又は両面に保護板を着脱可能に取り付けることで、掲示物の表面を保護板で被覆することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図6には、本発明による掲示装置の第1の実施の形態が示されていて、図1は掲示装置の設置状態を示す斜視図、図2及び図3は図1の掲示装置の斜視図、図4は掲示装置の正面図、図5は図4のA−A線に沿って見た断面図、図6は図4のB−B線に沿って見た断面図である。
本実施形態の掲示装置1は、交通機関の構内や停留場等の掲示場所(本実施の形態では、図1に示すように、鉄道のプラットホーム65に適用している。)に広告、時刻表、業務内容等の各種の情報を表示した掲示物60を掲示するのに有効なものであって、図2及び図3に示すように、掲示板2と、掲示板2を支持する外枠5と、掲示板2の片面又は両面(本実施の形態では両面)に着脱可能に設けられる保護板16とを備え、プラットホーム65上に垂直に立設されている。
掲示板2は、透明又は半透明の強化ガラス又は強化プラスチック(本実施の形態では強化ガラス)からなる矩形板状をなすものであって、この掲示板2の両面に広告、時刻表、業務内容等の各種の情報を表示したシート状の掲示物60が両面テープ等を介して着脱可能に取り付けられる。
なお、強化ガラスとしては各種の強化ガラスを使用することができ、強化プラスチックとしては、アクリル樹脂板、ポリカーボネート板等を使用することができる。
外枠5は、角筒状の上枠6と下枠7と4本の縦枠8とを四方枠組みして構成したものであって、下枠7をプラットホーム65にアンカーボルト等を介して固定することでプラットホーム65上に垂直に立設されている。
上枠6と、下枠7と、隣り合う2本の縦枠8、8とによって囲まれる部分には矩形状の開口部13がそれぞれ設けられ、各開口部13に各開口部13を閉塞するようにそれぞれ掲示板2が取り付けられている。
図5に示すように、各縦枠8の開口部13に面する側面には所定の幅の溝14が設けられ、この溝14内に掲示板2の側縁部を嵌め込むことで、掲示板2が各開口部14に取り付けられている。この場合、各縦枠8の内部にはH型鋼からなる支柱10が一体に設けられており、この支柱10に取付け板11及び固定ネジ12を介して掲示板2の側縁部を固定することで、掲示板2と外枠5とが一体化されている。また、溝14の内面と掲示板2の側縁部両面との間にはゴム、樹脂等から形成されるシール部材15が嵌め込まれ、このシール部材15によってそれらの間がシールされている。
なお、図6に示すように、掲示板2と上枠6及び下枠7との間には微小隙間(上枠6と掲示板2との間の微小隙間のみを表示)形成されている。
図4〜図6に示すように、掲示板2の周縁部の上枠6、及び縦枠8に沿う部分には、複数箇所(本実施の形態では6箇所)にネジ挿通用孔3が設けられ、このネジ挿通用孔3と後述する保護板16のネジ挿通用孔17との間に着脱手段18を取り付けることで、掲示板2の両面に保護板16が取り付けられる。
保護板16は、透明又は半透明の強化ガラス又は強化プラスチック(本実施の形態では強化プラスチック(例えば、アクリル樹脂板、ポリカーボネート板等))からなる矩形板状をなすものである。図4に示すように、保護板16は、掲示板2の下端部を除くほぼ全体を被覆する大きさに形成され、後述する着脱手段18を介して掲示板2の両面に着脱可能に取り付けられ、この保護板16によって掲示板2の両面に取り付けられる掲示物60の表面が被覆される。
図5に示すように、保護板16の周縁部の掲示板2のネジ挿通用孔3に対応する部分にはそれぞれネジ挿通用孔17が設けられ、保護板16を掲示板2の両面に設置した状態で、保護板16の各ネジ挿通用孔17と掲示板2の各ネジ挿通用孔3とを合致させ、両ネジ挿通用孔17、3間に着脱手段18を取り付けることで、保護板16が掲示板2の両面に取り付けられる。
着脱手段18は、図5及び図6に示すように、例えば、雄ネジ20と雌ネジ22との組合せからなるネジ締結体19であって、雌ネジ22のネジ部23を一方の保護板16のネジ挿通用孔17、掲示板2のネジ挿通用孔3、及び他方の保護板16のネジ挿通用孔17内に挿入し、雄ネジ20のネジ部21を他方の保護板16側から雌ネジ22のネジ部23に螺合させて締め付けることで、掲示板2の両面に保護板16が取り付けられ、掲示板2の両面に取り付けられる掲示物60が一方の保護板16と掲示板2との間及び他方の保護板16と掲示板2との間で挟持される。
そして、上記のように構成した本実施の形態による掲示装置1に広告、時刻表、業務内容等の各種の情報を表示した各種の掲示物60を取り付けるには、掲示板2の両面に掲示物60を両面テープ等を用いて仮止めする。
そして、両掲示物60の上部にそれぞれ保護板16を配置し、各保護板16の各ネジ挿通用孔17と掲示板2のネジ挿通用孔3とを合致させ、この状態で一方の保護板16のネジ挿通用孔17、掲示板2のネジ挿通用孔3、及び他方の保護板16のネジ挿通用孔17内にネジ締結体19の雌ネジ22のネジ部23を挿入し、他方の保護板16側から雄ネジ20のネジ部21を雌ネジ22のネジ部23に螺合させて締め付ける。
このようにして、掲示板2の両面に掲示物60を仮止めした状態で、掲示板2の両面に保護板16を取り付けることで、一方の保護板16と掲示板2との間、及び他方の保護板16と掲示板2との間でそれぞれ掲示物60が挟持され、掲示物60の表面が保護板16によって被覆され、透明又は半透明の保護板16を透過して掲示物60に表示されている広告、時刻表等の情報が鉄道の利用客等に提供される。
また、掲示物60を入れ替えする場合には、ネジ締結体19を取り外して両保護板16を掲示板2の両面から取り外し、掲示板2の両面から掲示物60を取り外し、掲示物60を新しいものと入れ替え、上記した手順によって掲示板2の両面に保護板16を取り付ければよい。
上記のように構成した本実施の形態による掲示装置1にあっては、掲示板2及び保護板16は、透明又は半透明であるので、掲示物60を取り付けていない状態でも鉄道の利用客等の視界を妨げたり、美観を損なったりするようなことはない。
また、掲示板2及び保護板16は、強化ガラス又は強化プラスチックから形成されているので、鉄道の駅のプラットホーム65に設置した場合には、利用客等に作用する風を遮る防風装置(防風スクリーン)として機能させることができる。
さらに、掲示物60を入れ替えする場合に、ネジ締結体19を取り外して保護板16を掲示板2から取り外し、掲示物60を新しいものと入れ替えた後に、保護板16をネジ締結体19で掲示板2に取り付けるだけでよいので、掲示物60の入れ替え作業に要する時間と手間を削減することができる。
図7〜図11には、本発明による掲示装置の第2の実施の形態が示されていて、図7及び図8は掲示装置の斜視図、図9は掲示装置の正面図、図10は図9のC−C線に沿って見た断面図、図11は図9のD−D線に沿って見た断面図である。
本実施形態の掲示装置1は、保護板16を掲示板2の両面に対して開閉可能に設け、保護板16を閉じた状態で掲示板2の両面に取り付けた掲示物60の表面を被覆し、保護板16を開いた状態で掲示物60の表面を露出させるように構成したものであって、その他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様である。
この場合、保護板16は、角筒状の上枠26と、下枠27と、隣り合う2本の縦枠28とを四方枠組みして構成した内枠25の内側に嵌め込まれており、この状態で外枠5の各開口部13に開閉手段31を介して開閉自在に取り付けられている。
図10及び図11に示すように、内枠25の上枠26、下枠27、及び各縦枠28の内面には2つの角筒状の支持部29が所定の間隔をおいて設けられ、両支持部29、29間に形成される溝30内に保護板16の周縁部を嵌め込むことで、内枠25と保護板16とが一体化されている。
図10に示すように、内枠25の一方の縦枠28と外枠5の一方の縦枠8との間には、両縦枠28、5を所定の範囲内で相対的に回動自在に連結する開閉手段31である蝶番32が設けられ、この蝶番32を介して内枠25を外枠5に対して回動させることにより、内枠25と一体に保護板16が回動し、保護板16によって掲示板2の両面が開閉される。
なお、保護板16で掲示板2の両面を閉じた状態では、保護板16と掲示板2との間に所定の間隙が形成される。
図10に示すように、内枠25の他方の縦枠28には固定手段33であるコインロック34が設けられ、保護板16によって掲示板2の両面を閉じた状態でこのコインロック34を回動させて、ロックピン35を外枠5の縦枠8のロック溝9内に係合させることで、保護板16を掲示板2の両面を閉じた状態に固定することができる。
本実施の形態では、保護板16を閉じた状態で保護板16と掲示板2との間に所定の間隙が形成されることになるので、掲示物60を掲示板2の両面に取り付ける取付け手段36として、図11〜図14に示すような構成のものを使用することが可能である。
すなわち、図11に示す取付け手段36は、掲示板2の両面の所定の位置に接着剤を介して接着される金属板等の磁性体からなる固定板37と、この固定板37に磁着されるマグネット板38とを備え、掲示板2の両面に配置した掲示物60の外側からマグネット板38を固定板37に磁着させることで、掲示物60を掲示板2の両面に取り付けるように構成したものである。
また、図12に示す取付け手段36は、掲示板2の所定の位置に設けた孔4内に、掲示板2の一方の面側からネジ部46が挿入される金属等の磁性体からなる雌ネジ45と、掲示板2の他方の面側から雌ネジ45のネジ部46にネジ部40が螺合される金属等の磁性体からなる雄ネジ39と、雌ネジ45の頭部47、及び雄ネジ39の頭部41に磁着されるマグネット板38とを備え、掲示板2の両面に配置した掲示物60の外側からマグネット板38を雌ネジ45の頭部47及び雄ネジ39の頭部41に磁着させることで、掲示物60を掲示板2の両面に取り付けるように構成したものである。
なお、雌ネジ45の頭部47と掲示板2との間、雄ネジ39の頭部41と掲示板2との間にはそれぞれシリコンゴム48が介装されている。
さらに、図13に示す取付け手段36は、掲示板2の所定の位置に設けた孔4内に、掲示板2の一方の面側からネジ部46が挿入される雌ネジ45と、掲示板2の他方の面側から雌ネジ45のネジ部46にネジ部40が螺合される雄ネジ39と、雄ネジ39の中心部に設けられたネジ孔42に掲示板2の一方の面側及び他方面側からそれぞれネジ部51が螺合される2つの固定ネジ50とを備え、掲示板2の両面に配置した掲示物60の外側から固定ネジ50のネジ部51を掲示物60を貫通させて雄ネジ39のネジ孔42に螺合させることで、掲示物60を掲示板2の両面に取り付けるように構成したものである。
なお、雌ネジ45の頭部47と掲示板2との間、雄ネジ39の頭部41と掲示板2との間にはそれぞれシリコンゴム48が介装されている。
さらに、図14に示す取付け手段36は、掲示板2の所定の位置に設けた孔4内に、掲示板2の一方の面側からネジ部46が挿入される雌ネジ45と、掲示板2の他方の面側から雌ネジ45のネジ部46にネジ部40が螺合される雄ネジ39と、雄ネジ39の中心部に設けられた孔43内に嵌合されるコルク44と、掲示板2の一方の面側及び他方面側からそれぞれコルク44に突き刺されるピン55とを備え、掲示板2の両面に配置した掲示物60の外側からピン55を掲示物60を貫通させてコルク44に突き刺すことで、掲示物60を掲示板2の両面に取り付けるように構成したものである。
なお、雌ネジ45の頭部47と掲示板2との間、雄ネジ39の頭部41と掲示板2との間にはそれぞれシリコンゴム48が介装されている。
そして、上記のように構成した本実施の形態による掲示装置1にあっても、前記第1の実施の形態に示すものと同様に、掲示板2及び保護板16は、透明又は半透明であるので、掲示物60を取り付けていない状態でも鉄道の利用客等の視界を妨げたり、美観を損なったりするようなことはない。
また、掲示板2及び保護板16は、強化ガラス又は強化プラスチックから形成されているので、鉄道の駅のプラットホーム65に設置することにより、利用客等に作用する風を遮る防風装置(防風スクリーン)として機能させることができる。
さらに、保護板16を掲示板2に対して開閉可能に構成したので、掲示物60を入れ替えする場合に、保護板16を回動させて開いた状態とし、この状態で掲示物60を新しいものと入れ替え、保護板16を回動させて閉じればよいので、掲示物60の入れ替え作業に要する時間と手間を削減することができる。
図15には、本発明による掲示装置の第3の実施の形態が示されていて、この掲示装置1は、保護板16の一側部を開閉手段31である蝶番32を介して直接に外枠5の一方の縦枠8に取り付け、蝶番32を介して保護板16を回動させることにより掲示板2の両面を開閉させるように構成したものであって、その他の構成は前記第2の実施の形態に示すものと同様である。
なお、保護板16の他側部と外枠5の他方の縦枠8との間には固定手段33であるコインロック34が設けられ、保護板16によって掲示板2の両面を閉じた状態でこのコインロック34を回動させて、ロックピン35を外枠5の縦枠8のロック溝9内に係合させることで、保護板16を掲示板2の両面を閉じた状態に固定することができる。
そして、本実施の形態に示す掲示装置1にあっても、前記第2の実施の形態に示すものと同様に、掲示板2及び保護板16は、透明又は半透明であるので、掲示物60を取り付けていない状態でも鉄道の利用客等の視界を妨げたり、美観を損なったりするようなことはない。
また、掲示板2及び保護板16は、強化ガラス又は強化プラスチックから形成されているので、鉄道の駅のプラットホーム65に設置することにより、利用客等に作用する風を遮る防風装置(防風スクリーン)として機能させることができる。
さらに、保護板16を掲示板2に対して開閉可能に構成したので、掲示物60を入れ替えする場合に、保護板16を回動させて開いた状態とし、この状態で掲示物60を新しいものと入れ替え、保護板16を回動させて閉じればよいので、掲示物60の入れ替え作業に要する時間と手間を削減することができる。
さらに、保護板16を内枠を用いずに蝶番32を介して直接に外枠5に取り付けているので、保護板16の外枠5への取り付け作業を容易にすることができる。
なお、前記各実施の形態においては、本発明による掲示装置1を鉄道のプラットホーム65に設置した場合について説明したが、図16に示すように、鉄道の駅のプラットホーム65の天井部66の梁67に吊設してもよいし、図17に示すように、鉄道の駅の改札口68に隣接する部分に設置してもよいし、それらの場合にも同様の作用効果を奏する。
なお、図17の例では、外枠5に4つの開口部13を設け、各開口部13に掲示板2を取り付け、各掲示板2に保護板16を着脱可能又は開閉可能に設けている。
さらに、図示はしないが、鉄道の駅の構内の他の場所に設置してもよいし、バスの停留場等に設置してもよいし、商業施設(ショッピングセンター等)等の広場等に設置してもよいし、その他の掲示物を掲示する各種の場所に設置してもよいし、それらの場合にも同様の作用効果を奏する。
さらに、前記の説明においては、透明又は半透明の保護板16を用いた例について説明したが、透明又は半透明のシート状の保護幕を用い、この保護幕を掲示板2の上部に繰り出し、巻き取り可能に設け、掲示板2の両面を開閉するように構成してもよい。
さらに、掲示板2及び保護板17は、透明又は半透明であれば斑等の模様がはいったものであってもよい。
本発明による掲示装置の第1の実施の形態の設置状態を示した斜視図である。 図1の掲示装置の斜視図であって、掲示物の取り付け前の状態を示した斜視図である。 図1の掲示装置の斜視図であって、掲示物の取り付け後の状態を示した斜視図である。 図1の掲示装置の正面図である。 図4のA−A線に沿って見た断面図である。 図4のB−B線に沿って見た断面図である。 本発明による掲示装置の第2の実施の形態を示した斜視図であって、掲示物の取り付け前の状態を示した斜視図である。 図7の掲示装置の掲示物の取り付け後の状態を示した斜視図である。 図7の掲示装置の正面図である。 図9のC−C線に沿って見た断面図である。 図9のD−D線に沿って見た断面図である。 取付け手段の変形例を示した断面図である。 取付け手段の変形例を示した断面図である。 取付け手段の変形例を示した断面図である。 本発明による掲示装置の第3の実施の形態を示した断面図である。 本発明による掲示装置の第4の実施の形態の設置状態を示した斜視図である。 本発明による掲示装置の第5の実施の形態の設置状態を示した正面図である。
符号の説明
1 掲示装置
2 掲示板
3 ネジ挿通用孔
4 孔
5 外枠
6 上枠
7 下枠
8 縦枠
9 ロック溝
10 支柱
11 取付け板
12 固定ネジ
13 開口部
14 溝
15 シール部材
16 保護板
17 ネジ挿通用孔
18 着脱手段
19 ネジ締結体
20 雄ネジ
21 ネジ部
22 雌ネジ
23 ネジ部
25 内枠
26 上枠
27 下枠
28 縦枠
29 支持部
30 溝
31 開閉手段
32 蝶番
33 固定手段
34 コインロック
35 ロックピン
36 取付け手段
37 固定板
38 マグネット板
39 雄ネジ
40 ネジ部
41 頭部
42 ネジ孔
43 孔
44 コルク
45 雌ネジ
46 ネジ部
47 頭部
48 シリコンゴム
50 固定ネジ
51 ネジ部
55 ピン
60 掲示物
65 プラットホーム
66 天井部
67 梁
68 改札口

Claims (9)

  1. 片面又は両面に掲示物が着脱可能に取り付けられる透明又は半透明の掲示板と、該掲示板の片面又は両面に着脱可能に設けられて、前記掲示板の片面又は両面に取り付けられた掲示物の表面を被覆する透明又は半透明の保護板とを備えてなることを特徴とする掲示装置。
  2. 前記掲示板及び前記保護板は、強化ガラス又は強化プラスチックからなることを特徴とする請求項1に記載の掲示装置。
  3. 前記掲示板は、枠の内側に嵌め込まれた状態で掲示場所に立設又は吊設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の掲示装置。
  4. 前記保護板は、前記掲示板の片面又は両面に着脱手段を介して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の掲示装置。
  5. 前記保護板は、前記掲示板の片面又は両面に開閉手段を介して開閉自在に設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の掲示装置。
  6. 前記保護板には、前記保護板を閉じた状態に固定するロック手段が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の掲示装置。
  7. 交通機関の構内又は停留場に設置されていることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の掲示装置。
  8. 請求項1から7に記載の掲示装置であって、防風スクリーンの機能を兼ね備えていることを特徴とする掲示装置。
  9. 透明又は半透明の掲示板の片面又は両面に掲示物を着脱可能に取り付け、前記掲示板の片面又は両面に透明又は半透明の保護板を着脱可能に取り付け、前記掲示板の片面又は両面に取り付けられた掲示物の表面を被覆することを特徴とする掲示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106847136A (zh) * 2017-01-20 2017-06-13 重庆伟睿科技有限公司 防破坏广告展示牌

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