JP2009000012A - 細胞培養容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラズマ処理等の表面処理を行わなくても優れた細胞の接着性を有する細胞を静置培養することができると共に、使用後には70℃程度の加熱によりその形状を扁平化して容易に廃棄できる細胞培養容器を提供する。
【解決手段】細胞を静置培養する細胞培養容器を、該容器内の少なくとも底面が水に対する接触角が60°〜80°である平滑な生分解性高分子材料で構成されている構造にする。容器全体が生分解性高分子材料で構成されている態様と、容器内の底面に生分解性高分子材料のシート材が設置されている態様とがあり、生分解性高分子材料としては、ポリグリコール酸,ポリ乳酸,乳酸−グリコール酸共重合体,ポリアミノ酸,ポリリンゴ酸,ポリジオキサン,ポリ−ε−カプロラクトン,乳酸−ε−カプロラクトン共重合体及びそれらの共重合体中から選択された少なくとも一種であることが好ましい。
【選択図】なし
【解決手段】細胞を静置培養する細胞培養容器を、該容器内の少なくとも底面が水に対する接触角が60°〜80°である平滑な生分解性高分子材料で構成されている構造にする。容器全体が生分解性高分子材料で構成されている態様と、容器内の底面に生分解性高分子材料のシート材が設置されている態様とがあり、生分解性高分子材料としては、ポリグリコール酸,ポリ乳酸,乳酸−グリコール酸共重合体,ポリアミノ酸,ポリリンゴ酸,ポリジオキサン,ポリ−ε−カプロラクトン,乳酸−ε−カプロラクトン共重合体及びそれらの共重合体中から選択された少なくとも一種であることが好ましい。
【選択図】なし
Description
本発明は、足場依存性細胞が接着し易く、且つ使用後に加熱によりその形状を扁平化して容易に廃棄できる、細胞を静置培養する容器に関するものである。
細胞を静置培養する容器としては、シャーレ,フラスコ,マルチウェル等があり、近年ではガラスに代わってポリスチレン,ポリエチレン,ポリエチレンテレフタレート等のプラスチック材料から加工されて広く使用されている。しかし、これらの材料は疎水性が高いので、これらの材料を細胞培養容器に成形加工後のままでは細胞を静置培養すると、基材表面に接着しなければ増殖できない足場依存性細胞が接着しにくいという問題がある。そのため細胞培養容器の静置培養する面には、コロナ,γ線、アルゴン線等のプラズマ処理等の化学的な方法で極性基を導入し親水性を高めることが一般的である(例えば、特許文献1参照)。また、細胞培養容器の底部内面にセラミックス皮膜を形成させる方法もある(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら従来の表面処理を施した細胞培養容器は、培養を行う面に足場依存性細胞が接着し易いように容器の製造時に表面処理を行う必要があるので生産性が悪く、また高価な処理装置が必要であるので費用がかかるばかりでなく、細胞の培養を行った後に容器を廃棄する際にそのままの形状で廃棄しなければならないか、または100℃以上の熱をかけて扁平化して廃棄しなければならないため廃棄処理が面倒であるという問題があった。
そこで本発明は、プラズマ処理等の表面処理を行わなくても優れた細胞の接着性を有し、且つ使用後に加熱によりその形状を扁平化して容易に廃棄できる細胞培養容器を提供することを課題とする。
本発明者等は前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、容器内の少なくとも底面を水に対する接触角が60°〜80°である平滑な生分解性高分子材料で構成すれば、従来のプラズマ処理等の特別な表面処理を行わなくても足場依存性細胞が接着し易い細胞培養容器とすることができると共に、使用後には70℃程度の加熱によりその形状を扁平化して容易に廃棄できることを究明して本発明を完成した。
即ち本発明は、細胞を静置培養する容器であって、該容器内の少なくとも底面が水に対する接触角が60°〜80°である平滑な生分解性高分子材料で構成されていることを特徴とする細胞培養容器であり、容器全体が生分解性高分子材料で構成されている態様や、容器内の底面に生分解性高分子材料のシート材が設置されている態様があり、生分解性高分子材料としては、ポリグリコール酸,ポリ乳酸,乳酸−グリコール酸共重合体,ポリアミノ酸,ポリリンゴ酸,ポリジオキサン,ポリ−ε−カプロラクトン,乳酸−ε−カプロラクトン共重合体及びそれらの共重合体中から選択された少なくとも一種が好ましい。
本発明に係る細胞培養容器は、細胞を静置培養する容器内の少なくとも底面を構成する素材として水に対する接触角が60°〜80°である平滑な生分解性高分子材料とするだけで、従来の細胞培養容器の如くプラズマ処理等の表面処理を行わなくても優れた細胞の接着性を有する細胞培養容器であるから、安価且つ容易に製造することができると共に、使用後には70℃程度の加熱によりその形状を扁平化して容易に廃棄できる。
本発明は、細胞を静置培養する容器であって、該容器内の少なくとも底面が水に対する接触角が60°〜80°である平滑な生分解性高分子材料で構成されていることを特徴とする細胞培養容器であり、容器全体が生分解性高分子材料で構成されている態様と、容器内の底面に生分解性高分子材料のシート材が設置されている態様とがあり、生分解性高分子材料としては、ポリグリコール酸,ポリ乳酸,乳酸−グリコール酸共重合体,ポリアミノ酸,ポリリンゴ酸,ポリジオキサン,ポリ−ε−カプロラクトン,乳酸−ε−カプロラクトン共重合体及びそれらの共重合体中から選択された少なくとも一種が好ましく使用できる。
生分解性高分子材料は、その表面の水に対する接触角が60°〜80°であることが必要であり、この範囲外では実用に十分な細胞の接着性が得られない。最も好ましい接触角は70°近辺である。
この水に対する接触角とは、針先から水を出して試料上に触れさせて水滴を作り、その水滴の左端(L),右端(R)及び頂点(T)の3点の座標を求め、その座標から水滴の直径(2r)と高さ(h)を求めて、下式から求められる接触角(θ)を言う。
θ=2tan-1(h/r)
θ=2tan-1(h/r)
この水に対する接触角は、例えばポリ乳酸(PLA)やポリ乳酸グリコール酸共重合体(PLGA)の場合は60°〜80°の範囲内であるから、このようなその表面の水に対する接触角が60°〜80°である生分解性高分子材料を使用する場合には、表面を研磨した金型内へ加熱して軟化させた材料を射出する成形方法により容器全体を生分解性高分子材料で構成させるか、加熱して軟化させた材料を平滑な金属ロール間に供給したり平滑なステンレス鋼板の間に挾むなどして平滑なシート材としたものをガラスや従来の容器内の底面に設置させるだけで容易に本発明で必要とされる水に対する接触角を有する細胞培養容器を得ることができる。
尚、本発明で言う「平滑」とは、その表面粗さが十点平均粗さで0.5μm以下であることを言い、好ましくは0.15μm以下である。これは十点平均粗さが0.5μmを超えると、生分解性高分子材料の表面に滴下した水滴が広がらず水に対する接触角が大きくなってしまうからである。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
分子量400000の乳酸−ε−カプロラクトン共重合体を約160℃に加熱した後、射出成形機にて内径約60mm、高さ約15mmの空間を持つ容器と蓋体とから成るシャーレを作製した。このシャーレの底面の十点平均粗さは0.0033μmで、水に対する接触角は78.3°であった。
分子量400000の乳酸−ε−カプロラクトン共重合体を約160℃に加熱した後、射出成形機にて内径約60mm、高さ約15mmの空間を持つ容器と蓋体とから成るシャーレを作製した。このシャーレの底面の十点平均粗さは0.0033μmで、水に対する接触角は78.3°であった。
<実施例2>
分子量250000のポリ乳酸グリコール酸共重合体(PLGA)を約140℃に加熱した後、鏡面研磨された2枚のステンレスで挟んで厚さ0.5mmのシート状に成形した。その後、シートから直径58mmの細胞培養用シート材を切り出し、内径約60mm、高さ15mmの空間を持つ容器と蓋体とから成るガラス製シャーレ内の底面に設置した。この細胞培養用シート材の十点平均粗さは0.0025μmで、水に対する接触角は70.0°であった。
分子量250000のポリ乳酸グリコール酸共重合体(PLGA)を約140℃に加熱した後、鏡面研磨された2枚のステンレスで挟んで厚さ0.5mmのシート状に成形した。その後、シートから直径58mmの細胞培養用シート材を切り出し、内径約60mm、高さ15mmの空間を持つ容器と蓋体とから成るガラス製シャーレ内の底面に設置した。この細胞培養用シート材の十点平均粗さは0.0025μmで、水に対する接触角は70.0°であった。
<実施例3>
分子量220000のポリ−L−乳酸(PLLA)を約180℃に加熱した後、射出成形機にて内径約60mm、高さ約15mmの空間を持つ容器と蓋体とから成るシャーレを作製した。このシャーレの底面の十点平均粗さは0.003μmで、水に対する接触角は75.1°であった。
分子量220000のポリ−L−乳酸(PLLA)を約180℃に加熱した後、射出成形機にて内径約60mm、高さ約15mmの空間を持つ容器と蓋体とから成るシャーレを作製した。このシャーレの底面の十点平均粗さは0.003μmで、水に対する接触角は75.1°であった。
<比較例1>
市販の未処理ポリスチレン製シャーレ(コード6−9742−01:シック社製)を使用した。底面内の水に対する接触角は約95.7°であった。
市販の未処理ポリスチレン製シャーレ(コード6−9742−01:シック社製)を使用した。底面内の水に対する接触角は約95.7°であった。
<比較例2>
市販のプラズマ処理ポリスチレン製シャーレ(コード430167:コーニング社製)を使用した。底面内の水に対する接触角は71.9°であった。
市販のプラズマ処理ポリスチレン製シャーレ(コード430167:コーニング社製)を使用した。底面内の水に対する接触角は71.9°であった。
<細胞の接着性試験>
通報に従って培養したV79細胞をトリプシン処理により培養皿から剥離し、血球計算板にて細胞数を計測し、規定した細胞懸濁液を調製した後、各シャーレ内の底面上に同容量の細胞懸濁液を滴下して播種し、30分間培養する。各被検体をPBSで3回洗浄し、トリプシン処理により細胞を剥離・回収した後、血球計算板にて細胞数を計測し、接着していた細胞数を求め、その接着細胞数を各シャーレ内の底面積(培養面積)で除して、単位面積当りの接着細胞数を算出した。
通報に従って培養したV79細胞をトリプシン処理により培養皿から剥離し、血球計算板にて細胞数を計測し、規定した細胞懸濁液を調製した後、各シャーレ内の底面上に同容量の細胞懸濁液を滴下して播種し、30分間培養する。各被検体をPBSで3回洗浄し、トリプシン処理により細胞を剥離・回収した後、血球計算板にて細胞数を計測し、接着していた細胞数を求め、その接着細胞数を各シャーレ内の底面積(培養面積)で除して、単位面積当りの接着細胞数を算出した。
各実施例と比較例についての細胞の接着性試験の結果を表1に示す。
表1より明らかなように、実施例1〜3に示された本発明に係る細胞培養容器は、特別な表面処理を行うことなく十分な細胞の接着性を得ることが可能であるので、安価且つ容易に製造することができるばかりでなく、使用後には70℃程度の加熱によりその形状を扁平化して容易に廃棄できる。
Claims (4)
- 細胞を静置培養する容器であって、該容器内の少なくとも底面が水に対する接触角が60°〜80°である平滑な生分解性高分子材料で構成されていることを特徴とする細胞培養容器。
- 容器全体が、生分解性高分子材料で構成されている請求項1に記載の細胞培養容器。
- 容器内の底面に、生分解性高分子材料のシート材が設置されている請求項1に記載の細胞培養容器。
- 生分解性高分子材料が、ポリグリコール酸,ポリ乳酸,乳酸−グリコール酸共重合体,ポリアミノ酸,ポリリンゴ酸,ポリジオキサン,ポリ−ε−カプロラクトン,乳酸−ε−カプロラクトン共重合体及びそれらの共重合体中から選択された少なくとも一種である請求項1ないし3の何れか1項に記載の細胞培養容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007161689A JP2009000012A (ja) | 2007-06-19 | 2007-06-19 | 細胞培養容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=40317123
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015195762A (ja) * | 2014-04-01 | 2015-11-09 | 大日本印刷株式会社 | 細胞培養容器 |
WO2017073533A1 (ja) * | 2015-10-26 | 2017-05-04 | コニカミノルタ株式会社 | 稀少細胞を観察するための細胞展開方法および細胞展開用キット |
JP6205507B1 (ja) * | 2016-05-19 | 2017-09-27 | 光次 斉藤 | 培養装置および培養方法、並びにこの培養方法により製造された培養臓器 |
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US11788045B2 (en) | 2019-12-06 | 2023-10-17 | Diversified Biotech, Inc. | Polylactide cell culture containers and use in cell culture |
-
2007
- 2007-06-19 JP JP2007161689A patent/JP2009000012A/ja active Pending
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