JP2008547083A - メディア転送通信の直列化 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リムーバブル・コンテンツ転送システムおよび方法を提供する。
【解決手段】 リムーバブル記憶媒体(図3の要素203)を端末とデバイスとの間で受け渡し、リムーバブル記憶媒体(図3の要素203)に格納したデバイス・ファイル(図3の要素302)を用いて、端末とデバイスとの間でメディア・コンテンツおよびその他の情報を伝達する。デバイス・ファイル(図3の要素302)は、端末とデバイス・ファイル(図3の要素302)との間のネットワークまたは直接接続セッションを表すために用いることができる情報のような、「セッション情報」を含むことができる。セッション情報は、例えば、メディア・コンテンツ・ヘッダ情報を含むことができる。デバイス・ファイルによって、端末は、状況によっては、リムーバブル記憶媒体(図3の要素203)を局部接続デバイスのように扱うこともできる。例えば、端末は、リムーバブル記憶媒体上に格納されているデバイス・パラメータを用いてデバイス・スタックを作成、デバイス・スタックを用いて、リムーバブル記憶媒体を介してデバイスと通信することができる。
【選択図】 図3

Description

(関連出願に対する相互引用)
本願は、2005年6月17日に出願し"Removable Storage Content Transfer"(リムーバブル・ストレージ・コンテンツの転送)と題する米国特許出願第11/154,633号の一部継続出願である。
カメラ、個人音楽プレーヤのような多くの消費者電子デバイスは、再生可能なファイルまたはその他のコンテンツを格納する。パーソナル・コンピュータは、このようなコンテンツの主要ストレージとして増々用いられている。電子デバイスは、したがって、コンテンツを交換するためにパーソナル・コンピュータとインターフェースするように設計されている。例えば、ディジタル・カメラは写真ファイルをパーソナル・コンピュータのハード・ドライブに転送することができる。別の例として、個人音楽プレーヤは、音楽ファイルをパーソナル・コンピュータから受信することができる。
たとえば、コンパクト・フラッシュ(CF)メモリ・カード、セキュア・ディジタル(SD)メモリ・カード、メモリ・スティック等のような記憶カードは、電子デバイスとパーソナル・コンピュータとの間でコンテンツを転送するために用いることができる。このような記憶カードは、例えば、フラッシュ・メモリを含むリムーバブル・メモリ・デバイスを含むことができる。デバイスは記憶カードに書き込むことができ、次いで記憶カードをこのデバイスから取り外して、パーソナル・コンピュータに挿入することができ、パーソナル・コンピュータは情報を記憶カードから検索することができる。同様に、パーソナル・コンピュータは記憶カードに書き込むことができ、次いで記憶カードをパーソナル・コンピュータから取り外してデバイスに挿入し、デバイスが記憶カードから情報を検索することができる。例えば、カメラからパーソナル・コンピュータに写真を転送するため、またはパーソナル・コンピュータから個人音楽プレーヤに音楽ファイルを転送するために、記憶カードを用いることもできる。
場合によっては、パーソナル・コンピュータが転送の前または後にコンテンツを処理することができると便利である。例えば、あるエンコード・フォーマットから別のエンコード・フォーマットに情報をトランスコードする、即ち、符号化情報を変換することができると便利である。別の例として、音楽ファイルは、パーソナル・コンピュータでは、比較的大きな高忠実度ファイルとして格納されている場合がある。再生のために音楽ファイルを個人音楽プレーヤに転送する前に、音楽ファイルを縮小した低忠実度ファイルとして表せれば便利である。別の例として、カメラから受信した写真にメタデータを付加することもできる。
例えば、著作権保護されているメディア・コンテンツのようなコンテンツは、多くの場合、ディジタル権利管理(DRM)機構を実施する等によって、保護機構を含むことができる。しかしながら、コンテンツ保護のために多数の技術的メカニズムが存在し、種々のデバイスが別個にコンテンツ保護メカニズムを扱う場合もある。更に、DRMは個々のコンテンツ、個々のデバイス、または双方に対して制約を指定する場合がある。例えば、事前予約DRMサービスでは、1カ月の間全ての音楽の無制限再生を許容するというように、ユーザが特定の個人音楽プレーヤ上では全てのコンテンツの無制限再生を許容する。一例として、ユーザ毎のDRMサービスでは、ユーザが映画を1回再生することを許容する、またはユーザが歌を3回再生することを許容するというように、ユーザが特定の回数だけ特定のコンテンツを再生することを許容する。多数の技術的メカニズムがあり、異なる形式の制約があり、更に異なるデバイスが用いるDRMを処理するのに異なる方法があるため、DMRコンテンツの転送または再生が複雑となることがある。
デバイスおよび端末の双方が1組の規約および動作に従えば、リムーバブル記憶媒体をネットワーク接続部として作用させることができる。このような規約および動作に合わせれば、端末はデバイスを設定することができ、リムーバブル記憶媒体のデバイスと端末間における移動のみによって、メディア・オブジェクトをデバイスと端末との間で転送することが可能となる。これらの能力は、ネットワーク接続部によってデバイスと端末との間で許容される環境設定および転送能力と同等であり、デバイスと端末との間における記憶媒体の物理的移動によって生ずる高いレイテンシに対処することができる。
種々の実施形態では、リムーバブル記憶コンテンツの転送システムおよび方法を提供する。端末とデバイスとの間でリムーバブル記憶媒体を受け渡し、リムーバブル記憶媒体上に格納されているデバイス・ファイルを用いて、端末とデバイスとの間で、メディア・コンテンツおよびその他の情報を伝達する。デバイス・ファイルは、端末とデバイス・ファイルとの間におけるネットワーク・セッションを表すために用いられる情報のような、「セッション情報」を含むこともできる。セッション情報は、1つ以上のセグメントで構成することができ、各セグメントは1つ以上の要求および/または応答を収容する。更に、セッション情報は、例えば、メディア・コンテンツおよびヘッダ情報を含み、有線または無線通信プロトコルによって直接2つ以上のデバイスを接続する場合に生ずる場合がある他のあらゆる通信ストリームも共に含むことができる。デバイス・ファイルは、端末にリムーバブル記憶媒体を、状況によっては内部に接続するデバイスとして扱わせることができる。例えば、端末は、デバイス・ファイルに基づいて、リムーバブル記憶媒体上に格納されているデバイス・パラメータを用いてデバイス・スタックを作成し、このデバイス・スタックを用いて、リムーバブル記憶媒体を介してデバイスと通信することができる。
特定的な応用の1つに、メタデータの作成および転送がある。応答し有用なユーザ・インターフェースを設けるために、デバイスは、人が読み取り可能なデータを用いて、そのコンテンツを表すことができる。例えば、オーディオ・ファイル再生用ユーザ・インターフェースは、タイトル、アーティスト、アルバム、長さ等のようなメタデータをユーザに呈示するとよい。端末は、このようなメタデータをオンライン・ソースのような外部ソースから得ることができ、あるいは、例えば、ファイル・ヘッダを解釈することによってこのようなメタデータを発生することができるが、多くのデバイスには有用なメタデータを得るまたは発生するための資源が欠如している。したがって、一実現例では、端末がこのようなメタデータを得るまたは発生し、メタデータをデバイスに転送する方法を提供する。他の実現例では、端末は、エンコード・パラメータ(例えば、メディア・ファイルのビットレート)、抽象化したコンテンツ(例えば、個人情報管理データ)等のような、他の形式のメタデータを発生することができる。
この摘要は、選択した概念を簡略化した形態で紹介するために提示したのであり、概念については詳細な説明で以下で更に説明する。この摘要は、特許請求する主題の枢要な特徴または必須の特徴を特定することを意図しているのではなく、特許請求する主題の範囲を決定する際の補助として用いることも意図していない。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明について詳細に説明する。
一実現例では、本発明は、リムーバブル・ストレージ・コンテンツの転送システムおよび方法に関する。メモリ・スティック等のようなリムーバブル記憶媒体は、デバイスと、パーソナル・コンピュータのような端末との間において情報を転送するために用いることができる。
異質の情報を有する2つ以上のデバイス間において情報を転送するために同期、即ち、「シンク」動作を用いることができる。シンク動作の目的は、デバイスの全てが最終的に共通のデータ部分集合を保持することと言える。一実現例では、通信は、シンク動作を構成することができる一連の情報交換に従えばよい。典型的な一連の情報交換は、下記を含むことができる。
1)デバイスを調査する。
2)デバイスのコンテンツを調査する。
3)デバイスからコンテンツを削除する。
4)コンテンツをデバイスに追加する。
この一連の動作は、必ずしもデバイスとの双方向処理ではなく、デバイスが使用する記憶媒体との双方向処理であってもよい。つまり、同期は、デバイスと端末との間で記憶媒体を相互に(back and forth)受け渡すことによって実行することができる。
第1および第2ステップでは、デバイスから端末に情報を転送する。一実現例では、デバイスは、規定したファイル・フォーマットで情報を記憶媒体に書き込むことができ、端末は記憶媒体から情報を読み取ることができる。このように、記憶媒体は、デバイス特定のメディア・エンコード、デバイス/ストレージ・コンテンツのメタデータに基づくビュー等のような機能を実行するために端末上のアプリケーションが必要とする全ての情報を提供することができる。
第3および第4ステップでは、端末からデバイスに情報を転送する。端末は、例えば、デバイスのコンテンツに追加すること、デバイスのコンテンツから削除すること、またはデバイスのコンテンツを並び換えることを選択することができる。これを双方向的に実行する代わりに、端末は記憶媒体上のコンテンツを直接修正することができ、そのコンテンツに対して行われる処置は、規定されたファイル・フォーマットにログ・インすることができるので、デバイスは、そのコンテンツがアクティブのセッションにおいて伝達されたかのように、後にそれを処理することができる。
一実現例では、同期は記憶媒体の1回の「ラウンド・トリップ」において実行することができる。ラウンド・トリップは、リムーバブル記憶媒体にデバイス群における各デバイスが少なくとも1回アクセスしたときに完了することができる。特定のデバイスに同期するには、ラウンド・トリップは、デバイス群における他の全てのデバイスの前にそのデバイスが少なくとも1回リムーバブル記憶媒体にアクセスし、再度少なくとも1回デバイス群における他の全てのデバイスの前にアクセスすることから成るとすればよい。一実現例では、デバイスと端末との間において同期動作を実行するには、ラウンド・トリップは、デバイスが記憶媒体にアクセスし、端末が記憶媒体にアクセスし、そしでデバイスが再度記憶媒体にアクセスすることから成るとすればよい。
一実施形態では、エラー処理を含む同期動作を、記憶媒体の2回のラウンド・トリップにおいて遂行することができる。最初のラウンド・トリップでは、記憶媒体をデバイスから端末に転送することができ、端末はコマンドを記憶媒体上に置き、次いで記憶媒体を転送してデバイスに戻すことができる。デバイスが記憶媒体上のコマンドを処理することができない場合、デバイスは記憶媒体上にエラー・メッセージを置くことができる。2回目のラウンド・トリップの間に、記憶媒体を端末に転送することができ、端末がエラー・メッセージを処理することができる。この実現例では、エラーのために、コンテナ・ファイルを規定し供給することができる。2回目のラウンド・トリップは、次回ユーザが情報をデバイスと端末との間で転送したいときに実行することができる。つまり、2回目のラウンド・トリップは、エラー・メッセージの伝達と同時に、メディア転送またはシンク動作のために用いることができる。
デバイス同期のステップを2つの標準的プロセスに分離することによって、デバイス同期の双方向プロセスを1回の記憶媒体の交換で行うことができる。更に、デバイス情報は記憶媒体上のフラット・ファイル(flat file)において伝達することもできる。このデバイス情報によって、端末は記憶媒体と、これがあたかもデバイスであるかのように、通信することが可能となる。このため、端末上の同期アプリケーションは、記憶媒体を単なるストレージと認識せず、デバイス自体と見なしてもよい。
一実現例では、デバイスと端末との間で転送するデータは、標準的なファイル・フォーマットに配列すればよい。標準的なファイル・フォーマットは、実際の双方向セッションにおいてデバイスに対して両方向に送られ、フラット・ファイルに直列化した同じデータ(恐らく、追加のフォーマット情報を有する)とすればよい。この環境設定により、デバイス・コンテンツが双方向処理直接セッションまたは記憶媒体の交換のどちらで転送されるかには無関係に、1組の処理ロジックのみを用いてデバイスを構築することが可能となる。
図1は、メディア転送の直列化のためのシステムを実施することができる、適した計算システム環境100の一例を示す。計算システム環境100は、適した計算機環境の一例に過ぎず、本発明の使用範囲や機能性について限定を示唆する意図は全くない。また、計算機環境100は、動作環境例100に示す構成要素のいずれの1つまたは組み合わせに関しても、何らかの依存性や必須要件を有するという解釈は行わないこととする。
本発明は、コンピュータによって実行するプログラム・モジュールのような、コンピュータ実行可能命令に関して総合的に説明する。一般に、プログラム・モジュールは、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含み、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象的データ・タイプを実現する。更に、本発明は、ハンドヘルド・デバイス、マイクロプロセッサ・システム、マイクロプロセッサに基づくまたはプログラマブル消費者用電子機器、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ等含む種々のコンピュータ・システム構成を用いて実用化できることは当業者には認められよう。また、本発明は、通信ネットワークを通じてリンクされているリモート処理デバイスがタスクを実行する分散型計算機環境においても実用可能である。分散型計算環境では、プログラム・モジュールは、メモリ記憶装置を含むローカルおよびリモート・コンピュータ記憶媒体双方に配することができる。
図1を参照すると、本発明を実施するシステム例100は、コンピュータ110の形態とした汎用計算機を含む。コンピュータ110の構成要素は、限定ではなく、演算装置120、システム・メモリ130、およびシステム・バス121を含むことができる。システム・バス121は、システム・メモリを含む種々のシステム構成要素を演算装置120に結合する。
コンピュータ110は、通例、種々のコンピュータ読み取り可能媒体を含む。限定ではない一例をあげると、コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体から成るとすればよい。システム・メモリ130は、リード・オンリ・メモリ(ROM)131およびランダム・アクセス・メモリ(RAM)132のような揮発性および/または不揮発性メモリの形態で、コンピュータ記憶媒体を含む。基本入出力システム133(BIOS)は、起動中のように、コンピュータ20内のエレメント間におけるデータ転送を補助する基本的なルーチンを含み、通例ROM131内に格納されている。RAM132は、通例、演算装置120が直ちにアクセス可能であるデータおよび/またはプログラム・モジュール、または現在これによって処理されているデータおよび/またはプログラム・モジュールを収容する。一例として、そして限定ではなく、図1は、オペレーティング・システム134、アプリケーション・プログラム135、その他のプログラム・モジュール136、およびプログラム・データ137を示す。
また、コンピュータ110は、その他のリムーバブル/非リムーバブル揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体も含むことができる。一例としてのみ、図1は、非リムーバブル不揮発性磁気媒体からの読み取りおよびこれへの書き込みを行なうハード・ディスク・ドライブ141、リムーバブル不揮発性磁気ディスク152からの読み取りおよびこれへの書き込みを行なう磁気ディスク・ドライブ151、ならびにCD ROMまたはその他の光媒体のようなリムーバブル不揮発性光ディスク156からの読み取りおよびこれへの書き込みを行なう光ディスク・ドライブ155を示す。動作環境の一例において使用可能なその他のリムーバブル/非リムーバブル、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体には、限定する訳ではないが、磁気テープ・カセット、フラッシュ・メモリ・カード、ディジタル・バーサタイル・ディスク、ディジタル・ビデオ・テープ、ソリッド・ステートRAM、ソリッド・ステートROM等が含まれる。ハード・ディスク・ドライブ141は、通例、インターフェース140のような非リムーバブル・メモリ・インターフェースを介してシステム・バス121に接続され、磁気ディスク・ドライバ151および光ディスク・ドライブ155は、通例、インターフェース150のようなリムーバブル・メモリ・インターフェースによって、システム・バス121に接続する。
先に論じ図1に示すドライブおよびそれらと関連するコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能命令、データ構造、プログラム・モジュール、およびコンピュータ110のその他のデータを格納する。図1では、例えば、ハード・ディスク・ドライブ141は、オペレーティング・システム144、アプリケーション・プログラム145、その他のプログラム・モジュール146、およびプログラム・データ147を格納するように示されている。尚、これらの構成要素は、オペレーティング・システム134、アプリケーション・プログラム135、その他のプログラム・モジュール136、およびプログラム・データ137と同じでも異なっていても可能であることを記しておく。オペレーティング・システム144、アプリケーション・プログラム145、その他のプログラム・モジュール146、およびプログラム・データ147は、ここで、少なくともこれらが異なるコピーであることを示すために、異なる番号が与えられている。ユーザは、キーボード162、および一般にマウス、トラックボールまたはタッチ・パッドと呼ばれているポインティング・デバイス161によって、コマンドおよび情報をコンピュータ110に入力することができる。他の入力デバイス(図示せず)には、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲーム・パッド、衛星ディッシュ、スキャナ等を含むことができる。これらおよびその他の入力デバイスは、多くの場合、ユーザ入力インターフェース160を介して、演算装置120に接続されている。ユーザ入力インターフェース160は、システム・バス121に結合されているが、パラレル・ポート、ゲーム・ポート、またはユニバーサル・シリアル・バス(USB)のようなその他のインターフェースおよびバス構造によって接続することも可能である。モニタ191またはその他の形式の表示装置も、ビデオ・インターフェース190のようなインターフェースを介して、システム・バス121に接続されている。モニタに加えて、コンピュータは、スピーカ197およびプリンタ196のような、その他の周辺出力装置も含むことができ、これらは出力周辺インターフェース195を通じて接続することができる。
コンピュータ110は、リモート・コンピュータ180のような1つ以上のリモート・コンピュータへの論理接続を用いて、ネットワーク環境において動作することも可能である。リモート・コンピュータ180は、パーソナル・コンピュータ、ハンドヘルド・デバイス、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピア・デバイス、またはその他の共通ネットワーク・ノードとすることができ、通例、コンピュータ110に関して先に説明したエレメントの多くまたは全てを含むが、図1にはメモリ記憶装置181のみを示す。図1に示す論理接続は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)171およびワイド・エリア・ネットワーク(WAN)173を含むが、他のネットワークも含むことができる。
LANネットワーク環境で用いる場合、コンピュータ110は、ネットワーク・インターフェースまたはアダプタ170を介してLAN171に接続する。WANネットワーク環境で用いる場合、コンピュータ110は、通例、モデム172、またはインターネットのようなWAN173を通じて通信を確立するその他の手段を含む。モデム172は、内蔵でも外付けでもよく、ユーザ入力インターフェース160またはその他の適切な機構を介してシステム・バス121に接続することができる。ネットワーク環境では、コンピュータ110に関して図示したプログラム・モジュール、またはその一部は、リモート・メモリ記憶装置に格納することもできる。一例として、そして限定ではなく、図1は、リモート・アプリケーション・プログラム185がメモリ素子181上に常駐するものとして示している。尚、図示のネットワーク接続は一例であり、コンピュータ間で通信リンクを確立する他の手段も使用可能であることは認められよう。
コンピュータ110のその他の内部構成要素の多くは示されていないが、このような構成要素および相互接続は周知であることは、当業者には認められよう。したがって、コンピュータ110の内部構造に関する更なる詳細は、本発明に関しては開示する必要はない。
図2は、本発明の一実施形態によるシステムの全体像を示すブロック図である。図2に示すように、消費者電子デバイスのようなデバイス200が、パーソナル・コンピュータのような端末202からコンテンツを受信し、端末202へコンテンツを転送することができる。デバイス200および端末202の各々には1つ以上のストレージ・リーダおよび/またはライタを装備することができる。デバイス200は、例えば、自動内蔵メディア・システム、携帯用ディジタル・ステレオ・システム、ストレージ内蔵の家庭用娯楽システム、カメラ、携帯用ゲーム・デバイス、移動体電話機、またはその他のいずれの電子システムとしてもよい。
デバイス200および端末202双方は、環境設定(configuration)および転送プロトコルを実装することができ、これによって、ネットワーク接続部204がデバイスとPCとの間に確立されたときに、デバイス200の環境設定、およびデバイス200と端末202との間における情報交換が可能となる。例えば、デバイス200および端末202は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)コネクタ203、204を有することができるので、直接USBケーブル206またはUSBケーブルとUSBハブとの何らかの組み合わせによって、デバイス200を端末202に接続することができる。デバイス200および端末202がUSBケーブル206を通じて接続されると、MTP情報のような情報がUSBケーブル206上搬送され、環境設定および転送動作を行うことができるようになっている。尚、他の環境設定および転送プロトコルも使用できること、そして種々の転送プロトコルも使用できることは、当業者には認められよう。例えば、MTPまたはその他の環境設定および転送プロトコルを、送信制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)と合わせて用いることもできる。別の例として、ピクチャ転送プロトコル(PTP)をUSBケーブル206上で搬送すること、または他の転送プロトコルと合わせて用いることもできる。
デバイス200と端末202との間に、USBケーブル206またはその他の何らかの接続部を通じてネットワーク接続が確立されると、情報の離散パケットをデバイス200から端末202に、または端末202からデバイス200に送ることができる。このような転送を行うのに要する時間は、ネットワーク接続のレイテンシによって異なる場合があり、このような送信の信頼性の高さは、接続を支持するネットワークの信頼性に依存する可能性がある。環境設定および転送プロトコルならびにトランスポート・プロトコル双方が、送信誤りを低減しつつ(信頼性を向上する)ネットワーク接続を最大限利用する(レイテンシを低減する)メカニズムを含むとよい。
USBケーブル206またはその他のネットワーク接続部を通じたデバイス200と端末202との間の通信は、1つ以上のセッションを含むことができる。各セッションは、例えば、多くのパケット交換を伴う長い通信である。
MTPのような、用いられる環境設定および転送プロトコルは、1つ以上の転送プロトコル実体を規定することができる。これらは、環境設定および転送に有用なソフトウェア・モジュールであり、動作、結果コード、オブジェクト・フォーマット、データ・タイプ、データ集合、データ・ファイル参照等である。MTPのような、環境設定および転送プロトコルは、更に、これらの転送プロトコル実体をどのように用いればよいかも規定することができる。USBケーブル206またはその他のネットワーク接続部を通じて環境設定または転送を行うと、これらの転送プロトコル実体の1つ以上を、セッションの一部として、離散パケット内において送ることができる。
デバイス200および端末202は、記憶媒体208を共有することができる。一実現例では、記憶媒体208は、メモリ・カードまたは磁気ディスクのようなリムーバブル読み取り/書き込み記憶媒体である。記憶媒体208をデバイス200、あるいはデバイス200と通信状態にあるそれ以外のものに挿入すると、デバイス200上で走るソフトウェアが記憶媒体208のコンテンツにアクセスすることができる。同様に、記憶媒体208を端末202、または端末202と通信状態にあるそれ以外のものに挿入すると、端末202上で走るソフトウェアが記憶媒体208のコンテンツにアクセスすることができる。記憶媒体208には、個々のファイルを作成し、読み取り、書き込み、または削除することを可能にするファイル・システム210によってフォーマットすることができる。デバイス200および端末202双方で走るソフトウェアは、ファイル・システム210に対するサポートを実現し、デバイス200および端末202双方が、記憶媒体208上に格納されているファイルへのアクセスを行うことができるようになる。
記憶媒体208は、デバイス200と端末202との間で常態的に交互に移動することができる。この場合、デバイス200および端末202双方で走るソフトウェアが記憶媒体208上に支持されているファイル内の情報にアクセスしこれを修正できるように、記憶媒体208をフォーマットすることができる。記憶媒体208上に格納されているファイルを修正することによってデバイス200および端末202が通信すると、記憶媒体208をネットワーク接続部として扱うことができる。この環境設定によって、デバイス200および端末202はUSBケーブル206がなくても通信することが可能になる。
先に論じたように、ネットワーク接続部を環境設定または転送のために用いる場合、セッションが確立され、USBケーブル206またはその他のネットワーク接続を通じて1つ以上の離散パケットが送られる。パケットは、転送プロトコル実体を含むことができる。転送プロトコル実体は、MTPまたはその他の環境設定および転送プロトコルによって規定される動作、結果コード、オブジェクト・フォーマット、データ・タイプ、データ集合、ファイル参照等である。
同様に、ネットワーク接続ではなく記憶媒体208を通じて環境設定または転送が行われるときも、これらの転送プロトコル実体を同様に用いて、デバイスの環境設定または転送を実行することができる。これらの転送プロトコル実体を離散パケット内でUSBケーブル206またはその他のネットワーク接続を通じて送る代わりに、転送プロトコル実体を記憶媒体208上のデバイス・ファイル212内に記録することができる。デバイス・ファイル212内に格納されている情報は、例えば、バイト・ストリームとして記録することができる。デバイス・ファイル212は、セッション中に送信される情報全てを含むことができ、したがって、デバイス・ファイル212は、セッションを「表す」と言うことができる。一実現例では、全ての転送プロトコル実体、ヘッダ情報、およびデバイス200と端末202との間でセッション中に伝達されるその他の情報は、デバイス・ファイル212に記録される。
記憶媒体208がデバイス200と端末202との間で受け渡されると、情報がデバイス200と端末202との間で受け渡され、双方向通信が可能になる。デバイス・ファイル212は、いずれの方向に送られる転送プロトコル実体でも記録することができ、パケットが発生したところ(例えば、デバイス200またはPC202から)、およびパケットの宛先を記述するパケット「ヘッダ」を含む。同様に、デバイス・ファイル212は、シーケンス番号、セッション識別子、トランザクション識別子のような、その他のパケット・ヘッダ情報も含み、これらは完全なセッションを表すために用いることができる。デバイス・ファイル212内の情報は、デバイス200および端末202双方に対して意図した効果が得られるセッションを構成するのに十分であるという意味で、デバイス・ファイル212は、1つのデバイス200と1つの端末202との間における「直列化した」セッションと見なすことができる。
記憶媒体208がセッションを表すデバイス・ファイル212を含む場合、記憶媒体208は場合によっては局部接続デバイスとして扱うことができる。例えば、プログラム、プロトコル、および局部接続デバイスとの間で双方向に情報を転送するために用いられるデータ構造を利用することができる。特定的な一例として、Windows(登録商標)オペレーティング・システムは、局部接続デバイスと双方向でデータを転送するためにデバイス・スタックを用いることができる。セッションを表すデバイス・ファイル212によって、オペレーティング・システムは、デバイス・スタックを用いて、デバイスと通信することが可能になる。デバイス・スタックの詳細については、図5を参照して更に論ずることにする。
図3は、本発明の一実施形態による記憶媒体の全体像を示すブロック図である。図3に示すように、記憶媒体は、ファイル・システム210を含むことができる。ファイル・システム210は、記憶媒体208上に格納されているファイルにアクセスすることができる。更に、記憶媒体208は1つ以上のデバイス・ファイル212も含むことができる。記憶媒体208は、例えば、デバイスおよび/または端末間において相互に記憶媒体208を受け渡すことによって、1つ以上のデバイスおよび/または端末(図3には示されていない)間における通信のために用いることができる。
各デバイス・ファイル212は、1つの端末と1つのデバイスとの間の通信を表すことができる。一例として、複数のデバイスが記憶媒体208を用いて中央の端末と通信することができる。この場合、各デバイスは、中央の端末との通信に用いられる別個のデバイス・ファイル212を作成することができる。
デバイス・ファイル212の各々は、デバイス・プロファイル302を収容することができる。各デバイス・プロファイル302は、通信のためにデバイス・ファイルを用いるデバイスを特定することができる。一実現例では、各デバイス・プロファイル302は、各デバイスが、どのデバイス・プロファイル302がそのデバイスに対応するか判断するために、十分な情報を収容する。例えば、各デバイス・プロファイル302は一意のデバイス識別子を収容することができる。
一実現例では、デバイス・ファイル・ディレクトリを用いて、記憶媒体208上に格納されているデバイス・ファイル212へのアクセスを簡略化する。この実現例では、デバイス・プロファイル情報302をデバイス・ファイル・ディレクトリに格納することができる。デバイスが然るべきデバイス・ファイル212を探索する場合、デバイス・ファイル・ディレクトリを探索して、該当するプロファイル情報302を求め、次いでデバイス・プロファイル・ディレクトリにおけるポインタに従えばよく、あるいはデバイス・ファイル・ディレクトリを用いて対応するデバイス・ファイル212にアクセスしてもよい。
一実現例では、記憶媒体208を用いる各デバイスは、デバイス・ファイル212を作成するときに、デバイス・プロファイル302をデバイス・ファイルおよび/またはデバイス・ファイル・ディレクトリに書き込む。デバイス・プロファイル302は、環境設定および転送プロトコルによって、デバイスを特徴付けるために用いられるデータ集合として規定することができる。例えば、MTPが環境設定および転送プロトコルである場合、各デバイスはデバイス・ファイル212を作成し、このデバイス・ファイル212および/またはデバイス・ファイル・ディレクトリ内のデバイス・プロファイル302に「DeviceInfo」データ集合を書き込むことができる。後の時点で、デバイスが記憶媒体208上で該当するデバイス・ファイル212を探索しているときに、デバイス・プロファイル302内にあるDeviceInfoデータ集合によって、デバイスは、デバイス・ファイル212があれば、どれがそのデバイスに対応するか正確に判断することが可能となる。
各デバイス・ファイル212は0個以上のセグメント304を収容することができる。各セグメントはセッション情報とすることができ、通信の一方側によって、デバイスまたは端末のいずれかによって書き込まれ、他方側によって読み出される。セグメント304毎に、書き込み側をイニシエータ(initiator)と呼び、他方側をレスポンダ(responder)と呼ぶこともできる。イニシエータおよびレスポンダは、しかるべき環境設定および転送プロトコルであればいずれを用いてでも、通信することができる。各セグメント304において、イニシエータは0個以上の応答を含むことができ、各応答は、以前のセグメント304における他方側による要求に対応する。また、イニシエータは、セグメント304に0個以上の要求も含むことができ、各要求は、今後のセグメント304においてレスポンダからの応答を誘起することを意図している。要求および応答は、セグメント304内部においてはいずれの順序で現れてもよい。実現例の中には、この様式のセグメント304では、要求および応答が、環境設定および転送プロトコルが規定したモデルに直接対応しない場合もあり得る。その場合、環境設定および転送プロトコルの規則を緩和して、セグメント、要求、および応答のモデルを許容すればよい。
一実現例では、例えば、各セグメント304の範囲を制限するデバイス・ファイル212における情報によって、各セグメント304を纏めてもよい。例えば、MTPが環境設定および転送プロトコルの場合、各セグメント304を"OpenSession"および"CloseSession"要求によって纏めることができる。一実現例では、これらのOpenSessionおよびCloseSession要求に対する応答をセグメント304に含めないが、その他の要求に対する応答がセグメント304内に出てきてもよい。
以下の説明は、デバイスと端末との間の通信に、デバイス・ファイル212をどのように用いることができるかを例示する。この例では、MTPは環境設定および転送プロトコルである。端末は、"SetDevicePropValue"要求と共にセグメント304をデバイス・ファイル212に書き込むことができる。この要求は、新しいプロパティ値を要求の一部として含む。後に、要求の宛先であるデバイスに記憶媒体208を挿入すると、デバイスはこの要求に応答して、新たなセグメント304をデバイス・ファイル212に添付することができる。この新しいセグメントは、"SetDevicePropValue"要求に対する応答を含むことができ、例えば、プロパティ値修正の成功または失敗を示す応答コードを含む。
情報の要求、および要求に応じたその後の応答は、「関係付けられる」と言うことができる。一実現例では、デバイス・ファイル内において関係付けられた要求および応答は、共通情報を収容し、これらの関係を判定するためにこの共通情報を用いることができる。例えば、MTPが環境設定および転送プロトコルである場合、関係付けられた要求および応答が共通の"SessionID"および"TransactionID"を共有することができる。デバイス・ファイル212の1つのセグメント304に異なる要求または応答がある場合、異なる SessionIDおよび/またはTransactionID値を用いればよい。何故なら、これらの項目は互いに関係付けられていない場合があるからである。これは、セッションおよびトランザクションのMTP概念と、デバイス・ファイル212において用いられるデバイス・ファイルおよびセグメントの概念との間の不一致の例と言うことができる。しかしながら、一実現例では、異なるSessionIDおよび/またはTransactionIDを有する要求および応答を含むセグメントに対処するために、例えば、MTPの規則を緩和してもよい。別の実現例では、別の環境設定および転送プロトコルを用いてもよく、リムーバブル記憶媒体を用いた直列化通信に対処するために、環境設定および転送プロトコルの規則を緩和してもよい。
一実現例では、デバイス・ファイル212は、追加のセグメント304をデバイス・ファイル212に添付して行くに連れて、増々増大する場合がある。デバイスまたは端末は、デバイス・ファイル212が用いるストレージを取り戻すために、セグメント304をデバイス・ファイル212から削除することもできる。デバイス・ファイル212からの不要なセグメントの削除については、図4および図5を参照して以下で更に論ずることにする。
システムを端から端まで説明する一例は、次の通りである。直接接続されることがない2つ以上のデバイスを接続する手段として、記憶カードを用いることができる。これらのデバイスは、一例としてMTPのような、共通の通信プロトコルを理解する。1組のプロトコル動作を直列化し、あるいはファイルに保存することができ、このファイルを、コンパクト・フラッシュ・メモリ・カードのような、リムーバブル記憶媒体に格納する。セッションのこのような一例は、デバイスがサポートすることができるファイル・タイプを説明するメカニズムである。例えば、写真の転送のみをサポートする特定のデバイスが、そのリムーバブル・ストレージ上にあるそのデバイス・ファイルに、そのデバイスは写真のみを理解することを記録することができる。このリムーバブル・ストレージを端末に直接挿入すると、端末はデバイス・ファイルを解析し、次いで、実際のデバイスをエミュレートするデバイス・ファイルに結び付いた余分な仮想レイヤによって、デバイス・スタックをインスタンス化する。したがって、端末は、それがデバイスと直接通信していると確信し、このデバイスには写真しか転送できないと判断する。次いで、端末は、例えば、写真をその仮想デバイスに転送することを選択することができる。この動作の結果、デバイス上に新しいオブジェクトが作成されていることを示す別のデバイス・ファイルがリムーバブル・ストレージ上に作られ、更にリムーバブル・ストレージに保存された実際の写真ファイルに対する参照が作られる。次に、このリムーバブル・ストレージをデバイスに挿入すると、デバイスは、端末が作成した新しいデバイス・ファイルを読み取り、新しい写真ファイルが追加されたと結論付け、デバイス・ファイルはこの新しい写真ファイルの属性を説明する。ある属性またはメタデータの例は、ファイルのサイズ、ファイルの名称、ファイルを転送した日時等を含むことができる。この例は、単なる例示に過ぎず、他の数多くの実現例や応用が可能であることは、当業者には認められよう。
直列化通信の別の応用も考えられる。例えば、デバイスと端末との間のコンテンツ同期を行うため、または任意に端末を共通のコンテンツ・デポ(content depot)として用いて、2つ以上のデバイス間でコンテンツ同期を行うために、直列化通信を用いることもできる。別の例として、更に、ユーザの好み、設定値、および環境設定を端末から1つ以上のデバイスに伝搬するため、または最新のユーザ設定値を1つ以上のデバイスから端末に収集するために、直列化通信を用いることもできる。更に、端末を通じてサービスからデバイスにDRMキーを転送すること、または端末を通じてデバイスからサービスにコンテンツ要求を送信することも、更に別の応用に含むことができる。また、その他の更に別の応用には、デバイス・クロック、時間帯、または場所の端末から1つ以上のデバイスへの同期を含むこともできる。その他の更に別の応用には、端末上における新しいデバイスの発見、新しいデバイスが発見されたときの端末上における追加のデバイス特定ユーザ・インターフェースまたは機構の露出、あるいはデバイスの新しい組み合わせが発見されたときの端末上における追加のユーザ・インターフェースまたは機構の露出を含むことができる。その他の多くの応用も、当業者には明白であろう。
図4は、端末との通信方法を示すフローチャートである。図4に示すように、本方法はステップ400において開始することができ、ここでデバイスは記憶媒体を受け取ることができる。例えば、記憶媒体は、スロットまたはディスク・ドライブに挿入することができ、あるいはそれ以外でデバイスと通信状態に置くこともできる。
本方法はステップ402に進むことができ、ここで記憶媒体は当該デバイスに合わせてフォーマットされているか否か判定を行う。一実現例では、デバイスは、例えば、記憶媒体上にデバイス特定情報が存在することを検出することによって、当該デバイスに合わせて記憶媒体がフォーマットされているか否か判定を行う。例えば、デバイスは、デバイス・プロファイル、デバイス・ファイル、または記憶媒体上にあるその他の情報の存在を検出することができる。
ステップ404において、記憶媒体がデバイスに合わせてフォーマットされていない場合、デバイスは記憶媒体をフォーマットすることができる。記憶媒体のフォーマットは、例えば、デバイス・ファイルおよび/またはデバイス・プロファイルを記憶媒体上に作成および/または格納することを含めばよい。本方法はステップステップ408に進むことができる。
一実現例では、デバイス・ファイルおよび/またはデバイス・プロファイルを、例えば、ストレージ・マイクロコントローラの補助により、記憶媒体の保証部分に書き込むこともできる。この実現例は、デバイス特定状右方を不意の消去から保護することができる。
ステップ402において、記憶媒体がデバイスに合わせてフォーマットされていると判定した場合、本方法はステップ405に進み、記憶媒体上において該当するデバイス・ファイルを発見する。デバイスは、例えば、当該デバイスに対応するデバイス・プロファイルを含むデバイス・ファイルを探索することによって、該当するデバイス・ファイルを発見することができる。一実現例では、デバイス・ファイル・ディレクトリを用いて、該当するデバイス・ファイルを発見することができる。
ステップ406において、1つ以上のセグメントをデバイス・ファイルから読み出すことができる。一実現例では、読み出されるセグメントは、例えば、1つ以上の要求および/または応答を含むことができる。ステップ408において、1つ以上のセグメントを記憶媒体に書き込むことができる。一実現例では、書き込まれるセグメントは、例えば、1つ以上の要求および/または応答を含むことができる。セグメントの書き込みは、例えば、これらの要求および/または応答をデバイス・ファイルにバイト・ストリームとして格納することを含む。一実現例では、要求および/または応答は1つ以上のメディア転送実体を含む。記憶媒体から読み出されるまたは記憶媒体に書き込まれる要求および応答は、メディア・コンテンツ、またはコンテンツの要求のようなコンテンツ転送の指示、コンテンツ転送成功を示す結果コード、ヘッダ情報、またはその他の情報を含むことができる。
ステップ409において、デバイスは不要なセグメントをデバイス・ファイルから削除することができる。一実現例では、セグメントにおける要求のいずれかには同一デバイス・ファイル内に関係付けられた応答がない間は、当該セグメントをデバイス内部に保存することができる。更に、一実現例では、セグメントをデバイス・ファイルから除去してもよいのは、当該セグメントによってなされた要求がイニシエータによって承認されたときだけとするのがよい。一実現例では、この承認は正式に与えられなくてもよく、したがってセグメントはイニシエータによって除去されるのが通例である。この実現例では、デバイスは、それがイニシエータであるセグメントを除去する。しかしながら、別の実施形態では、例えば、イニシエータがセグメントにおける全ての要求に対する応答を受信した後に追加の要求を行った場合、レスポンダがセグメントを除去してもよい。更に別の実現例では、デバイスは単に既存のデバイス・ファイル全体を削除し、新しいデバイス・ファイルを作成し、デバイス・プロファイルを作成することによってそれを初期化してもよい。
ステップ410において、記憶媒体をデバイスから除去することができる。例えば、記憶媒体をカード・スロットまたはディスク・ドライブから除去するか、あるいはデバイスとの通信から引き揚げることもできる。
図5は、デバイスとの通信方法を示すフローチャートである。図5に示すように、本方法はステップ500において開始することができ、ここで端末は記憶媒体を受け取ることができる。例えば、記憶媒体をスロットまたはディスク・ドライブに挿入するか、それ以外では端末と通信状態に置くこともできる。
ステップ501において、端末は記憶デバイス上で該当するデバイス・ファイルを発見することができる。端末は、例えば、当該端末が通信したい特定のデバイスに対応するデバイス・プロファイルを含むデバイス・ファイルを探索することによって、該当するデバイス・プロファイルを発見することができる。一実現例では、ユーザに潜在的なデバイスのリストを連絡し、通信するデバイスを選択するように要請することができる。別の実現例では、予め入力されているユーザの好みを用いて、通信するデバイスを決定する。更に別の実現例では、デバイス・ファイル・ディレクトリを用いて該当するデバイス・ファイルを発見することができる。
本方法はステップ502に進み、ここで端末はデバイス・ファイルまたは記憶媒体上のいずれかの場所からデバイス・プロファイルを得ることができる。ステップ504において、デバイス・スタックを構築することができる。デバイス・スタックは、例えば、デバイスに対する接続をシミュレートすることによって通信をし易くするように環境設定したソフトウェアとすることができる。デバイス・スタックは、例えば、記憶媒体から得られたデバイス・プロファイルに基づいて、オペレーティング・システムによって構築することができる。デバイス・スタックは、例えば、デバイスの動作をシミュレートするように環境設定された仮想レイヤと、記憶媒体、オペレーティング・システム、またはコンテンツ・アプリケーション間で通信を行うように環境設定されたドライバとを含むことができる。
ステップ506において、1つ以上のセグメントをデバイス・ファイルから読み出すことができる。セグメントの読み取り506は、例えば、含むことができる。ステップ406において、1つ以上のセグメントをデバイス・ファイルから読み出すことができる。一実現例では、読み出されるセグメントは、例えば、1つ以上の要求および/または応答を含むことができる。一実現例では、要求および/または応答は1つ以上のメディア転送実体を含む。記憶媒体から読み出された要求および応答は、メディア・コンテンツ、またはコンテンツの要求のようなコンテンツ転送の指示、コンテンツ転送成功を示す結果コード、ヘッダ情報、またはその他の情報を含むことができる。
ステップ507において、コンテンツに対して処置(action)を行うことができる。コンテンツに対して行われる処置は、端末を通じて行われる。この実現例では、したがって、端末は、例えば、コンテンツの圧縮、メタデータのコンテンツへの追加、コンテンツに関連があるDRM機能の実行、またはデバイスと端末との間の通信をし易くするためのその他の処置の実行に対して責務がある。
コンテンツ507に対する処置は、例えば、DRMエンジンまたはその他の保護コンテンツ・エンジン、オペレーティング・システム、および/またはコンテンツ・アプリケーションによって実行することができる。ステップ406においてセッション情報においてコンテンツを受信した場合、コンテンツに対して行う処置は、受信したコンテンツを処理し、それを端末に格納することを含むことができる。例えば、受信したコンテンツを端末に格納する前に、メタデータを付加することができ、あるいはDRM機能を実行することができる。ステップ506においてコンテンツの要求を受信した場合、コンテンツに対して行われる処置は、コンテンツを処理してデバイスに送信することを含むことができる。例えば、端末上の内部ストレージからコンテンツを検索し、コンテンツをデバイスに送信するための準備に、そのコンテンツを圧縮するかまたはDRM機能を実行することができる。
一実現例では、種々のDRM方式を処理するために、複数のDRMエンジンを設けることもできる。この場合、コンテンツに処置を行うのに適したDRMエンジンを選択すればよい。例えば、特定のデバイスとの通信に適したDRMエンジンを選択することができる。この場合、デバイス・プロファイルまたはデバイス・ファイルに基づいて、DRMエンジンを選択すればよい。更に、ユーザの好みまたは端末のパラメータに基づいて、適したDRMエンジンを選択することもできる。この場合、端末に格納されている好みまたはパラメータを用いて、DRMエンジンを選択することができる。DRMエンジンは、本発明の実施形態において用いられる保護コンテンツ・エンジンの一例である。保護コンテンツの保護および/または再生に用いられる別の種類の保護コンテンツ・エンジンを用いてもよいことは、当業者には認められよう。
ステップ508において、1つ以上のセグメントを記憶媒体に書き込むことができる。一実現例では、書き込まれるセグメントは、例えば、1つ以上の要求および/または応答を含むことができる。セグメントの書き込みは、例えば、これらの要求および/または応答をデバイス・ファイルにバイト・ストリームとして格納することを含む。一実現例では、要求および/または応答は1つ以上のメディア転送実体を含む。記憶媒体から読み出したまたは記憶媒体に書き込んだ要求および応答は、メディア・コンテンツまたはコンテンツの要求のような、コンテンツ転送の指示、コンテンツ転送成功を示す結果コード、ヘッダ情報、またはその他の情報を含むことができる。コンテンツに対する処置の実行507およびデバイス・ファイルへのセグメントの書き込み508については、図6を参照して更に論ずることにする。
ステップ509において、端末は不要のセグメントをデバイス・ファイルから削除することができる。一実現例では、セグメントにおける要求のいずれかには同一デバイス・ファイル内に関係付けられた応答がない間は、当該セグメントをデバイス内部に保存することができる。更に、一実現例では、セグメントをデバイス・ファイルから除去してもよいのは、当該セグメントによってなされた要求がイニシエータによって承認されたときだけとするのがよい。一実現例では、この承認は正式に与えられなくてもよく、したがってセグメントはイニシエータによって除去されるのが通例である。この実現例では、デバイスは、それがイニシエータであったセグメントを除去する。しかしながら、別の実施形態では、例えば、イニシエータがセグメントにおける全ての要求に対する応答を受信した後に追加の要求を行った場合、レスポンダがセグメントを除去してもよい。
ステップ510において、端末から記憶媒体を除去することができる。例えば、記憶媒体をカード・スロットまたはディスク・ドライブから除去するか、あるいはデバイスとの通信から引き揚げることもできる。
図6は、本発明の一実施形態によるシステムの全体像を示すブロック図である。図6に示すように、端末202は、メモリ・カードまたは磁気ディスクのような記憶媒体208を、カード・スロット、ディスク・ドライブ等のような入力600を通じて受け取るように構成することができる。記憶媒体208は、例えば、記憶媒体208を端末202およびデバイス間で相互に受け渡すことによって、デバイス(図6には示されていない)と通信するために用いることができる。
端末202は、記憶媒体208を通じてデバイスと通信するコンテンツ・アプリケーション601を含むことができる。例えば、一実現例では、コンテンツ・アプリケーション601は、個人音楽再生デバイスと通信するように構成されているディジタル・メディア・プレーヤとすることができる。この場合、コンテンツ・アプリケーション601は、個人音楽プレーヤにメディア・ファイルを送信する、または個人音楽プレーヤからメディア・ファイルを受信するように構成されている。別の実現例では、コンテンツ・アプリケーション601は、写真を格納し操作するアプリケーションとすることができる。この場合、コンテンツ・アプリケーション601は、カメラ・デバイスから写真を受信する、またはカメラ・デバイスに写真を送信するように構成されている。他のコンテンツ・アプリケーション601、他のコンテンツ・タイプ、および他のデバイスを含む別の実現例も可能である。
また、端末202は、例えば、オペレーティング・システム602も含む。オペレーティング・システム602は、記憶媒体208を通じて通信するように構成することができる。
記憶媒体208を入力600に挿入すると、デバイス・タック604を作成することができる。一実施形態では、デバイス・スタック604をオペレーティング・システム602によって作成する。デバイス・スタックは、例えば、デバイスへの接続をシミュレートすることによって、通信をし易くするように構成されたソフトウェアである。
デバイス・スタック604を作成するために、記憶媒体208上のデバイス・ファイル212からデバイス・プロファイル302を読み出し、端末202に格納することができる。デバイス・プロファイル302は、例えば、デバイスのプロパティまたは属性を指定するパラメータ、あるいはそれ以外のデバイスを記述するものとすることができ、あるいはこれらを含むことができる。デバイス・プロファイル302は、デバイスのタイプ、デバイスが受け入れるコンテンツのタイプ、デバイスが用いる圧縮方式、デバイス上で利用可能なメモリ、デバイスについてのディジタル権利管理情報等のような情報を含むことができる。デバイス・プロファイル302は、例えば、フォーマット中にデバイスによって記憶媒体208に書き込むことができる。
デバイス・スタック604を作成するために、例えば、デバイス・プロファイルに基づいて仮想レイヤ608を作成することができる。一実現例では、仮想レイヤ608は、デバイスの動作をシミュレートする。デバイス・ファイル212と仮想レイヤ608の組み合わせは、「仮想デバイス」を構成すると言うことができる。仮想デバイスの動作は、端末202の観点からは、デバイスが実際に端末202に接続されているように見えるようにすることができる。
また、デバイス・スタックはドライバ612も収容することができる。ドライバ612は、例えば、記憶媒体208とコンテンツ・アプリケーション601またはオペレーティング・システム602との間で通信を行うように構成されたソフトウェア・モジュールである。一実現例では、ドライバ612はデバイス・ファイル212を記憶媒体208から受け取るか、そうでなければ記憶媒体208上のデバイス・ファイル212にアクセスする。また、ドライバ612は情報および/または命令もコンテンツ・アプリケーション601および/またはオペレーティング・システム602から受信することができる。デバイス・ファイル212内にある情報、コンテンツ・アプリケーション601から受信した情報、および/またはオペレーティング・システム602から受信した情報に基づいて、ドライバ212は、デバイス・ファイル212から端末202にコンテンツを送信するか否か、そして端末202からデバイス・ファイル212にコンテンツを送信するか否か判定を行う。
ドライバ612が、コンテンツをデバイス212から端末202に書き込むと決定した場合、ドライバ612はデバイス・ファイル612からコンテンツを検索する。次いで、ドライバ612は、コンテンツに対して何らかの処置を行うか否か決定する。ドライバ612は、例えば、仮想レイヤ608、コンテンツ・アプリケーション601、および/またはオペレーティング・システム602を試験することによって、コンテンツに対して処置を行うか否か決定する。コンテンツに対して行われる処置の例には、例えば、コンテンツの圧縮、メタデータのコンテンツへの追加、コンテンツに関連があるDRM機能の実行が含まれる。コンテンツに対して処置を行うとよい場合、ドライバ612は、例えば、仮想レイヤ608を試験することによって、このような処置を行う。コンテンツに処置を行う際、ドライバ612は1つ以上のDRMエンジン614と通信することができる。コンテンツに対して処置を行った後、修正されたコンテンツを、例えば、データベース616に格納することができる。コンテンツを受信、修正、および/または格納したことを示す転送プロトコル実体のような、行われた動作を示す1つ以上の転送プロトコル実体をデバイス・ファイル212に書き込むことができる。
ドライバ612が、コンテンツを端末202からデバイス・ファイル212に書き込むことを決定した場合、ドライバ612は、例えば、データベース616、コンテンツ・アプリケーション601、または端末202内部のその他の場所から、コンテンツを検索する。次いで、ドライバ612は、コンテンツに対して何らかの処置を行うか否か決定する。ドライバ612は、例えば、仮想レイヤ608、コンテンツ・アプリケーション601、および/またはオペレーティング・システム602を試験することによって、コンテンツに対して処置を行うか否か決定する。コンテンツに対して行われる処置の例には、例えば、コンテンツの圧縮、メタデータのコンテンツへの追加、コンテンツに関連があるDRM機能の実行が含まれる。コンテンツに対して処置を行うとよい場合、ドライバ612は、例えば、仮想レイヤ608を試験することによって、このような処置を行う。コンテンツに処置を行う際、ドライバ612は1つ以上のDRMエンジン614と通信することができる。コンテンツに対して処置を行った後、修正されたコンテンツを、例えば、デバイス・ファイル212に書き込むことができる。修正したコンテンツは、例えば、ビット・ストリームとしてデバイス・ファイル212に格納する。修正コンテンツは、例えば、ヘッダ・データ、転送プロトコル実体、またはその他のデータと共に格納することができる。
一実現例では、ドライバ612は複数のDRMエンジン614と通信することができる。この場合、ドライバ612および/または仮想レイヤ608は、コンテンツに対して処置を行うのに適したDRMエンジン614を選択することができる。特定のデバイスとの通信に適したDRMエンジン614を選択することができる。この場合、DRMエンジンは、デバイス・プロファイル、デバイス・ファイル212、または仮想レイヤ608に基づいて選択するとよい。更に、ユーザの好みまたは端末のパラメータに基づいて、適したDRMエンジン614を選択することもできる。この場合、端末202に格納されている好みまたはパラメータを用いて、DRMエンジン614を選択することができる。
端末202上でコンテンツを修正することができるので、デバイス・ファイル212に格納されているコンテンツをストリーム・パラメータ、DRMモデル、およびデバイスのその他の予想(expectation)に合わせることができる。その結果、ユーザの操作(experience)が滑らかになり、ユーザからの入力を殆どまたは全く必要とせずに、デバイス上での再生またはその他のコンテンツ消費が可能となる。
ターゲット・デバイスは制約を受けることが頻繁にあるので、記憶カード上の大量のメディア・コンテンツは、デバイスの動作改善に対処するように編成するとよい。これを達成するには、本発明と共にアクセレレータを用いることができる。例えば、メディア・コンテンツの格納を完了しているときに、アクセレレータが記憶媒体にアクセレレータ・ファイルを書き込むことができる。アクセレレータ・ファイルは、コンテンツ・メタデータを提供することができ、例えば、デバイスのユーザ・インターフェースによってコンテンツ・メタデータにアクセスすることができる。本発明と共に用いるアクセレレータ方式は、例えば、カードをフォーマットするために用いられるブロック・ファイル・システムには依存しないようにするとよい。
実施形態の中には、メディア・コンテンツを記録することができないデバイスの場合のように、例えば、デバイス最適化メタデータ・データベースのようなアクセレレータを用いるとよい場合もある。種々の実現例では、その他のアクセレレータを用いることもできる。
実現例の中には、端末がコンテンツを走らせるときに、端末にデバイス・パラメータの精度高いスナップショットを供給することによって、ユーザに首尾一貫した操作を行わせるものもある。また、デバイス・パラメータの標準的なエンコード方式を備えることにより記憶媒体を通じて転送を行う場合に、端末が最適なデバイス動作を行うことを可能にする実現例もある。したがって、端末は、デバイスが用いるためのアクセレレータ・ファイルを作成することができ、その上デバイスにメディア・コンテンツを準備するために、メディア・コンテンツに処置を行うことができる。
以上、本発明の特定的な実施形態について図示し説明したが、本発明の範囲および意図から逸脱することなく、種々の変更や修正が本発明に対して可能であることは言うまでもない。ここに記載した実施形態は、あらゆる観点からも、限定ではなく例示であることを意図している。本発明が属する技術の当業者には、発明の範囲から逸脱することなく、代替実施形態も明白であろう。
即ち、中央端末と1つ以上のデバイスとの間の通信に用いられる記憶媒体に関して本発明を説明したが、本発明の実施形態では、複数の端末が記憶媒体を用いて、互いに、および/または外部デバイスと通信することも可能である。この場合、通信セッションに関与する端末を識別する端末プロファイルを、デバイス・プロファイル302の代わりに、またはそれに加えて、格納することもできる。更に、本発明の実施形態では、複数のデバイスが記憶媒体を用いて互いに通信することも可能である。この場合、2つ以上のデバイス・プロファイル302を、各デバイス・ファイル212に含ませる、またはこれと関連付けることができる。
更に、種々の例では、直列化通信に用いられる環境設定および転送プロトコルとしてMTPを記載したが、他の環境設定および転送プロトコルを用いてもよいことは、当業者には認められよう。例えば、オブジェクト交換(OBEX)、ピクチャ転送プロトコル(PTP)、赤外線移動体通信(IrMC)、ウェブに基づく分散オーサリングおよびバージョニング(WebDAV)、ファイル転送プロトコル(FTP)、ハイパー・テキスト転送プロトコル(HTTP)、またはその他のしかるべきプロトコルであればいずれでも、通信に用いることができる。
以上の説明から、本発明は、先に明記した目的全てを達成するのに非常に適しており、その上、本システムおよび方法には自明で固有のその他の利点も同時に得られることが分かるであろう。尚、ある種の特徴および下位組み合わせも有益であり、その他の特徴や下位組み合わせを参照しなくても採用することができる。これは想定されており、添付した特許請求の範囲に該当することとする。
図1は、本発明の実施形態を実施することができるコンピュータ化環境を示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態によるシステムの全体像を示すブロック図である。 図3は、本発明の一実施形態による記憶媒体の全体像を示すブロック図である。 図4は、本発明の一実施形態にしたがって、デバイスと通信する方法を示すフローチャートである。 図5は、本発明の一実施形態にしたがって、端末と通信する方法を示すフローチャートである。 図6は、本発明の一実施形態によるシステムの全体像を示すブロック図である。

Claims (20)

  1. 命令を格納した1つ以上のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記命令は、
    リムーバブル記憶媒体上に格納されたデバイス・ファイルから少なくとも第1セグメントを得るステップであって、前記デバイス・ファイルは、端末とデバイスとの間のセッションを記述し、前記第1セグメントは要求および応答から成る一群から選択した少なくとも1つを含む、ステップと、
    前記リムーバブル記憶媒体上の前記デバイス・ファイルに格納する少なくとも第2セグメントを送信するステップであって、前記第2セグメントは、要求および応答から成る一群から選択した少なくとも1つを含む、ステップと、
    を備えた方法を、コンピュータに行わせるように実行可能である、コンピュータ読み取り可能媒体。
  2. 請求項1記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、更に、
    前記リムーバブル記憶媒体上に格納されたデバイス・プロファイルに基づいて、前記デバイス・ファイルを選択するステップを備えた、コンピュータ読み取り可能媒体。
  3. 請求項1記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、更に、
    前記デバイス・ファイルから少なくとも第3セグメントを削除するステップを備えた、コンピュータ読み取り可能媒体。
  4. 請求項1記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記端末および前記デバイスは、メディア転送プロトコルを実装する、コンピュータ読み取り可能媒体。
  5. 請求項1記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記デバイス・ファイルにおける各要求または応答は、
    関係付けられた要求または応答を発見するために用いられる識別子を備えた、コンピュータ読み取り可能媒体。
  6. 請求項1記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記デバイス・ファイルはメディア・コンテンツを備えた、コンピュータ読み取り可能媒体。
  7. 請求項1記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記デバイス・ファイルは、少なくとも1つの転送プロトコル実体を備えた、コンピュータ読み取り可能媒体。
  8. 請求項1記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記記憶媒体は複数のデバイス・ファイルを収容し、各デバイス・ファイルは端末とデバイスとの間のセッションを記述する、コンピュータ読み取り可能媒体。
  9. 請求項1記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記記憶媒体の保証部分に前記デバイス・ファイルを格納する、コンピュータ読み取り可能媒体。
  10. 命令を格納した1つ以上のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記命令は、
    リムーバブル記憶媒体上にデバイス・ファイルを作成するステップであって、前記デバイス・ファイルが端末とデバイスとの間のセッションを記述する、ステップと、
    前記記憶媒体に格納するデバイス・プロファイルを送信するステップであって、前記デバイス・プロファイルが前記デバイスを特定する、ステップと、
    を備えた方法を、コンピュータに行わせるように実行可能である、コンピュータ読み取り可能媒体。
  11. 請求項10記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、更に、前記リムーバブル記憶媒体上の前記デバイス・ファイルに格納する少なくとも1つの第1セグメントを送信するステップを備えており、前記第1セグメントは、要求および応答から成る一群から選択した少なくとも1つを備えた、コンピュータ読み取り可能媒体。
  12. 請求項10記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記端末および前記デバイスはメディア転送プロトコルを実装する、コンピュータ読み取り可能媒体。
  13. 請求項10記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記セッション情報は少なくとも1つの転送プロトコル実体を含む、コンピュータ読み取り可能媒体。
  14. 請求項10記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記デバイス・ファイルを前記記憶媒体の保証部分に格納する、コンピュータ読み取り可能媒体。
  15. 命令を格納した1つ以上のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記命令は、
    リムーバブル記憶媒体からデバイス・プロファイルを得るステップであって、前記デバイス・プロファイルが外部デバイスの少なくとも1つのプロパティを指定する、ステップと、
    前記デバイス・プロファイルに基づいて仮想デバイスを作成するステップであって、前記仮想デバイスが前記外部デバイスの挙動をエミュレートする、ステップと、
    ドライバと前記仮想デバイスとの間の通信を確立するステップと、
    を備えた方法を、コンピュータに行わせるように実行可能である、コンピュータ読み取り可能媒体。
  16. 請求項15記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記方法は、更に、
    前記ドライバを、少なくとも1つの保護コンテンツ・エンジンと通信状態に置くステップを備えた、コンピュータ読み取り可能媒体。
  17. 請求項15記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記方法は、更に、
    前記仮想デバイスに基づいて少なくとも1つの保護コンテンツ・エンジンを選択するステップを備えた、コンピュータ読み取り可能媒体。
  18. 請求項15記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記方法は、更に、
    ユーザから受けた選択に基づいて、少なくとも1つの保護コンテンツ・エンジンを選択するステップを備えた、コンピュータ読み取り可能媒体。
  19. 請求項16記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記方法は、更に、
    ローカル・パラメータに基づいて、少なくとも1つの保護コンテンツ・エンジンを選択するステップを備えた、コンピュータ読み取り可能媒体。
  20. 請求項16記載のコンピュータ読み取り可能媒体において、前記デバイス・プロファイルを前記記憶媒体の保証部分から受ける、コンピュータ読み取り可能媒体。
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