JP2008547056A - 引張り、ねじれ屈曲と、該屈曲を用いて光を走査するコンパクトドライブおよび方法 - Google Patents

引張り、ねじれ屈曲と、該屈曲を用いて光を走査するコンパクトドライブおよび方法 Download PDF

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Abstract

引張り、ねじれの屈曲は、光を走査するためのコンパクトドライブにおいて用いられ、また、軽量、コンパクトな画像投影モジュールにおいて、特に光透過性ウィンドウを有するハウジングの中に取り付けられて、有利に用いられ、モジュールは、ラスタパターンにおいて選択されたピクセルが照明されるように動作し、VGA品質の高解像度の画像をカラーで生成する。ドライブは、サポートと、屈曲と、走査ミラーと、屈曲を曲げる手段と、屈曲に張力を加える手段とを備えている。

Description

本発明は、一般的に、引張り、ねじれ屈曲および該屈曲を用いて光を走査するコンパクトドライブおよび方法に関し、特に、低消費電力、高解像度、小型コンパクトサイズ、静かな動作および最小限の振動を維持しながら、二次元の画像を投影するように動作するカラー画像投影装置において使用する、引張り、ねじれ屈曲および該屈曲を用いて光を走査するコンパクトドライブおよび方法に関する。
一対のミラーであって、互いに直交する方向にそれぞれのドライブによって振動し、ラスタパターンの上でレーザビームを走査する、一対の走査ミラーに基づき、画面上に二次元の画像を投影することは一般的に公知である。しかしながら、公知の画像投影装置は、典型的には、640×480ピクセルのビデオグラフィクスアレイ(VGA)品質の4分の1より少ない限られた解像度で画像を投影し、比較的大きな電力を消費し、比較的重量が重く比較的大きな体積を占有し、それによって、小型、ハンドヘルド、バッテリ駆動のアプリケーションにおいてそれらの装置の使用が非実用的にされる。
例えば、走査ミラーの1つのためのドライブは、ミラーと連動可能な永久磁石を含む。磁石およびミラーは、軸の回りの振動を可能にする屈曲に取り付けられる。電磁コイルは、周期的駆動信号によって電力を加えられ、磁石の永久磁界と相互に作用し屈曲を曲げ、磁石および同時に走査ミラーを軸の回りに振動させる磁界を生成する。
上記の電磁ドライブは、その意図された目的に対して一般的に十分であるが、小型、ハンドヘルド、バッテリ駆動のアプリケーションのために理想的ではない。例えば、屈曲は、周囲温度の変化に対する耐性を向上し、繰り返し可能な振動を生成するために、引張り状態まで張力を加えられなければならない。そのような引張りは、クランプ、ピンおよびねじなどの追加の別々のコンポーネントによって提供され、それらのすべては、ドライブの重量、体積およびエネルギ消費を増加させる。さらに、これらの追加のコンポーネントの組立ては、1つ以上のこれらの追加のコンポーネントがゆるんだりまたは故障したりする可能性を増加させるだけでなく、ドライブの製造のコストおよび複雑性を増加させ、それによって、屈曲の張力を損ない、結局は信頼性のない繰り返し不能な温度依存の走査を引き起こす。例えば、そのような損なわれた屈曲によって支持されたミラーに入射するレーザビームは、画像のレーザビームの意図されたピクセルに正確に向けられないで、その結果、投影された画像の解像度は劣化する。
従って、本発明の一般的な目的は、光を走査するコンパクトドライブおける使用、特に、装置から離れた広範囲の距離にわたってシャープで鮮明な二次元のカラー画像を投影する画像投影装置において使用する、引張り、ねじれの屈曲を提供することである。
本発明の別の目的は、そのようなドライブの重量、体積、複雑性およびエネルギ消費を最小限にすることである。
本発明のさらに別の目的は、そのような屈曲の引張りを単純化することである。
本発明のさらに別の目的は、画像投影装置に、信頼性ある、繰り返し可能な、温度の影響を受けない光走査を提供することである。
さらなる目的は、様々な形状因子の多くの機器、特にハンドヘルド機器において有用な小型、コンパクト、軽量、エネルギ効率のよい、ポータブルのカラー画像装置を提供することである。
これらの目的および以下に明らかになるその他のことを踏まえると、本発明の1つの特徴は、簡単に述べると、光を走査するためのドライブおよびその方法にある。屈曲はサポートに取り付けられる。屈曲は軸に沿って延びる一対のねじれ部分を有する。光反射走査ミラーは、それと連動する屈曲に取り付けられる。屈曲は、軸の回りに走査ミラーを振動する軸の回りに対向する周囲方向に曲げられる。
本発明に従って、屈曲が曲げられる引張り状態に軸に沿って屈曲に張力を加える、屈曲自体と一体化した手段が提供される。引張り屈曲を達成するために、クランプ、ピンおよびねじなどの追加の別々のコンポーネントは用いられない。管理、作表、組立て、故障または紛失する追加のコンポーネントはない。ドライブは、振動する質量が、これまでより少ないので、よりコンパクトで、重量、体積およびエネルギ消費がより少ない。本明細書において達成される引張りは、繰り返し可能で信頼性があり、周囲温度の変動に対して耐性がある。走査ミラーに入射する光ビームは、走査ミラーのターゲット、例えば、そのようなコンパクトドライブが有用である画像投影装置によって投影される画像のピクセルに正確に反射される。
別のアプリケーションにおいて、光ビームは画像投影に用いられないで、代わりに、一次元または二次元バーコード記号などの機械読取り可能なインディシアを横切って光ビームを掃引するために用いられる。なおも別のアプリケーションにおいて、光ビームは掃引されないで、代わりに、光検出器の視野が記号を横切って、掃引され、記号によって散乱された光は、振動ミラーによって反射され、検出器に向けられる。
好ましい実施形態において、屈曲は磁界相互作用によって曲げられる。永久磁石が屈曲に取り付けられ、電磁コイルがサポートに取り付けられる。コイルに印加される周期的駆動信号に応答して、磁石の永久磁界と相互に作用する周期的電磁界が生成され、それによって屈曲を曲げ、磁石と走査ミラーの両方を振動させる。
磁石および走査ミラーは、好ましくは、ねじれ部分の中間の屈曲のサポート部分に取り付けられる。屈曲は、軸に沿って間隔のあいた端部部分を有する。端部部分の一方は、サポートに定着される。端部部分の他方は屈曲に張力を加える手段を提供する。好ましくは、弾性のあるフラップは、他方の端部部分において形成される。このフラップは、サポートに対して弾性的に支え、端部部分を互いに離れるように軸方向に押して引張り状態にする。
動作時、磁石は上記の磁界の相互作用によって振動される。このことは、屈曲のサポート部分および走査ミラーが対向する周囲方向に動くようにし、それによって、まず、一方の周囲方向にねじれ部分をねじり、次いで、対向する周囲方向にねじれ部分をねじる。屈曲は、これらのねじり動作中、フラップによって常時張力を加えられ、それによって、不規則な意図されない屈曲の動作が発生しないことを確実にする。振動ダンパは、望まない振動を減衰させるために用いられ得る。
コンパクトドライブにおいて、引張り、ねじれの屈曲を使用することは、二次元のカラー画像を投影するための画像投影装置において特に有益である。装置は、サポートと、赤色、青色および緑色のレーザビームをそれぞれ発射する複数の赤色、青色および緑色のレーザと、レーザビームを同一直線状に配置し複合ビームを形成するための光学アセンブリと、サポートから動作距離の間隔のあいた走査線であって、各走査線は多数のピクセルを有する、走査線のパターンとして複合ビームを掃引するスキャナと、および選択されたピクセルがレーザビームによって照明され見えるようにされ、カラー画像を生成するコントローラとを含む。
好ましい実施形態において、スキャナは、様々な走査速度および様々な走査角度で、全体的に互いに直交の方向に沿って複合ビームを掃引するための一対の振動可能な走査ミラーを含む。走査速度の少なくとも1つは、ノイズを減少させるために、可聴振動数を超え、例えば、18kHzを超える。走査ミラーの少なくとも1つは、消費電力を最小限にするために、慣性ドライブによって駆動される。他方の走査ミラーは、本発明のコンパクトドライブによって駆動される。画像解像度は、好ましくは、VGA品質の4分の1を超えるが、典型的にはVGA品質に等しいかまたはそれを超える。サポート、レーザ、スキャナ、コントローラおよび光学アセンブリは、好ましくは、30立方センチメートル未満の体積を占める。
装置は、ペン形状、銃形状、または懐中電灯形状の機器、パーソナルデジタルアシスタント、ペンダント、腕時計、コンピュータ、および要約すると、コンパクトで小型サイズに起因して、任意の形状を含むが、これらに限定されない、様々な形状因子のハウジングに交換可能で取り付け可能である。投影された画像は、広告または標示の目的、またはテレビまたはコンピュータモニタ画面、および、要約すると何かを表示することを所望する任意の目的のために用いられ得る。
図1における参照番号10は、一般的に、例えば、パーソナルデジタルアシスタントなどのハンドヘルド機器と同一であり、ここにおいて、図2に示されるように、軽量でコンパクトな画像投影装置20が、取り付けられ、機器から可変の距離において二次元カラー画像を投影するように動作する。例として、画像18は、機器10に対して動作範囲内の距離に位置する。
図1に示されるように、画像18は、画像の水平方向に沿って延びる光の水平走査角度Aにわたり、また画像の垂直方向に沿って延びる光の垂直走査角度Bにわたり、延びる。下記のように、画像は、装置20においてスキャナによって掃引される走査線のラスタパターン上の照明されるピクセルおよび照明されないピクセルから構成される。
機器10の平行六面体の形状は、装置20がハウジングの中においてインプリメントされ得るハウジングの1つの形状因子にすぎない。機器は、例えば、2002年3月4日に出願され、本出願と同じ譲受人に譲渡され、本明細書に参考として援用される米国特許出願第10/090,653号に示されるような、ペン、セルラー電話、クラムシェル(clamshell)または腕時計のように形作られ得る。
好ましい実施形態において、装置20は、体積約30立方センチメートルより小さい。このコンパクトで小型のサイズにより、装置20は、搭載ディスプレイ12、キーパッド14および画像がそこを通って投影されるウィンドウ16を有する一部のハウジングを含む、大型または小型の、ポータブルまたは固定式などの多くの様々な形状のハウジングに収納されることが可能である。
図2および図3を参照すると、装置20は、電圧が印加されると約635〜655ナノメートルの明るい赤色レーザビームを放射する半導体レーザ22を含む。レンズ24は、正の焦点距離を有するバイアスフェリック(biaspheric)凸レンズであり、赤色ビームの事実上すべてのエネルギを集め、回析制限されたビームを生成するように動作する。レンズ26は、負の焦点距離を有する凹レンズである。レンズ24、26は、機器10の内部のサポート(明快さのため図2に示されていない)上で、離れている、図示されていないそれぞれのレンズホルダーによって保持される。レンズ24、26は、動作距離にわたって赤色ビームプロファイルを形作る。
サポートに取り付けられた別の半導体レーザ28は、電圧が印加されると約475〜505ナノメートルの回折制限された青色レーザビームを放射する。別のバイアスフェリック凸レンズ30および凹レンズ32は、レンズ24、26と類似の方法で青色ビームプロファイルを形作るために用いられる。
530ナノメートルのオーダーの波長を有する緑色レーザビームは、半導体レーザによって生成されるのではなく、代わりに、出力ビームが1060ナノメートルである赤外線ダイオード励起のYAG結晶レーザを有する緑色モジュール34によって生成される。非線形周波数倍化結晶は、2つのレーザミラーの間にある赤外線レーザキャビティの中に含まれる。キャビティ内の赤外線レーザ出力は、キャビティ外で結合される出力よりはるかに大きいので、周波数二倍器は、キャビティ内の倍化周波数緑色光を生成することにおいてより効率的である。レーザの出力ミラーは1060nm赤外線放射に対して反射性を有し、倍化された530nm緑色レーザビームに対して透過性を有する。固体レーザおよび周波数二倍器の正確な動作は厳密な温度制御を必要とするので、ペルチェ効果による熱電冷却機などの半導体デバイスが緑色レーザモジュールの温度を制御するために用いられる。熱電冷却機は、印加された電流の極性に従って、デバイスを加熱し得るまたは冷却し得る。サーミスタは、緑色レーザモジュールの温度を監視するために、緑色レーザモジュールの一部である。サーミスタからの読出しは、コントローラに送られ、従って、コントローラは、熱電冷却機への制御電流を調整する。
下記に説明されるように、レーザは、動作時100MHzのオーダーの周波数でパルス化される。赤色および青色の半導体レーザ22、28は、そのような高周波数でパルス化され得るが、現在利用可能な緑色固体レーザは、そのような高周波数でパルス化され得ない。その結果、緑色モジュール34から出る緑色レーザビームは、緑色ビームを回折するための水晶内に音響定常波を生成する音響光学変調器(AOM)を用いてパルス化される。しかしながら、AOM36は、ゼロ次の非回折ビーム38および一次のパルス化された回折ビーム40を生成する。ビーム38、40は、互いからはずれ、望ましくないゼロ次ビーム38を除去するためにそれらを分離させるために、ビーム38、40は、折り曲げミラー42を有する長い、折り曲がった経路に沿って送られる。あるいは、AOMは、緑色レーザモジュールをパルス化するために、緑色レーザモジュールに対して外部または内部のいずれかに用いられ得る。緑色レーザビームを変調する他の可能な方法は、電子吸収変調すなわちマッハツェンダー干渉計を含む。AOMは図2に概略的に示される。
ビーム38、40は、正および負のレンズ44、46を通って送られる。しかしながら、回折された緑色ビーム40のみが、折り曲げミラー48に当たり、そこから反射されることが可能である。非回折ビーム38は、好ましくはミラー48に取り付けられたアブソーバ50によって吸収される。
装置は、緑色、青色および赤色ビームを、走査アセンブリ60に達する前に、できるだけ同一直線状にするように配置された一対のダイクロイックフィルタ52、54を含む。フィルタ52は、緑色ビーム40がそこを通過することを可能にするが、青色レーザ28からの青色ビーム56は、干渉効果によって反射される。フィルタ54は、緑色ビーム40および青色ビーム56がそこを通過することを可能にするが、赤色レーザ22からの赤色ビーム58は、干渉効果によって反射される。
ほぼ同一直線状のビーム40、56、58は、固定バウンスミラー62に向けられ、また反射される。走査アセンブリ60は、第1の水平走査角度Aにわたってバウンスミラー62から反射されたレーザビームを掃引するために、第1の走査速度で慣性ドライブ66(図4〜図5に分離して示されている)によって振動可能な第1の走査ミラー64と、第2の垂直走査角度Bにわたって第1の走査ミラー64から反射されたレーザビームを掃引するために、第2の走査速度で電磁ドライブ70によって振動可能な第2の走査ミラー68とを含む。変形の構造において、走査ミラー64、68は、単一の二軸ミラーによって置き換えられ得る。
慣性ドライブ66は、高速で低消費電力のコンポーネントである。慣性ドライブの詳細は、2003年3月13日に出願され、本出願と同じ譲受人に譲渡され、本明細書に参考として援用される米国特許出願第10/387,878号に見出され得る。慣性ドライブの使用は、走査アセンブリ60の消費電力を1ワット未満、およびカラー画像の投影の場合は下記のように10ワット未満に減少させる。
ドライブ66は、ヒンジによって走査ミラー64を支持する可動フレーム74を含み、該ヒンジは、ヒンジ軸に沿って延び走査ミラー64の相対する領域とフレームの相対する領域との間で接続された一対の同一直線状のヒンジ部分76、78を含む。フレーム74は、示されるように走査ミラー64を囲む必要はない。
フレーム、ヒンジ部分および走査ミラーは、厚さ約150μの、一片でほぼ平坦なシリコン基板で組み立てられる。シリコンは、エッチングされ、上部並行スロット部、下部並行スロット部およびU形状の中央スロット部を有するオメガ形状のスロットを形成する。走査ミラー64は、好ましくは楕円形を有し、スロット部の中で自由に動く。好ましい実施形態において、楕円形の走査ミラーの軸に沿った寸法は、749μ×1600μである。各ヒンジ部分は、幅が27μ長さが1130μの寸法である。フレームは、幅が3100μ長さが4600μの寸法の長方形の形状を有する。
慣性ドライブは、ほぼ平坦なプリント回路基板80に取り付けられ、フレームを直接に動かし、慣性によって、ヒンジ軸の回りに走査ミラー64を間接的に振動させるために動作する。慣性ドライブの一実施形態は、基板80に垂直に、ヒンジ部分76の両側でフレーム74の間隔のあいた離れた部分に延びる一対の圧電変換器82、84を含む。各変換器の一端と各フレーム部分の一端との間の永続的な接触を確実にするために、接着剤が用いられ得る。各変換器の反対の端部は、基板80の後部から突き出て、ワイヤ86、88によって周期的交流電圧源(図示されていない)に電気的に接続される。
使用時、周期的信号は、周期的駆動電圧を各変換器に印加し、それぞれの変換器の長さを交互に延伸および収縮させる。変換器82が延伸する場合、変換器84は収縮し、変換器84が延伸する場合、変換器82は収縮し、それによって、間隔のあいたフレーム部分を同時に押して引き、フレームをヒンジ軸の回りにねじるようにする。駆動電圧は、走査ミラーの共鳴振動数に対応する振動数を有する。走査ミラーは、その最初の静止位置から、走査ミラーも共鳴振動数でヒンジ軸の回りを振動するまで、動かされる。好ましい実施形態において、フレームおよび走査ミラーは、厚さが約150μであり、走査ミラーは高いQ値を有する。各変換器による1μのオーダーでの動きは、20kHzを超える走査速度で走査ミラーの振動を引き起こし得る。
別の対の圧電変換器90、92は、基板80に垂直に、ヒンジ部分78の両側でフレーム74の間隔のあいた離れた部分に永続的に接触するように延びる。変換器90、92は、フレームの振動動作を監視し、ワイヤ94、96に沿って電気的フィードバック信号をフィードバック制御回路(図示されていない)に伝えるためのフィードバックデバイスとして役立つ。
あるいは、フィードバックのための圧電変換器90、92を用いる代わりに、磁気フィードバックが用いられ得、この場合、磁石が高速ミラーの背面に取り付けられ、振動する磁石によって生成された変化する磁界をピックアップするために外部のコイルが用いられる。
光は走査ミラーの外部の表面で反射し得るが、ミラー64の表面を、金、銀、アルミニウムから作られる反射性コーティングまたは特別に設計された高反射の誘電性コーティングで塗布することが望ましい。
電磁ドライブ70(図8に組立分解図および図9に組立図で示されている)は、屈曲(flexure)200の上および第2の走査ミラー68の後に結合して取り付けられる永久磁石71、および周期的な駆動信号の受信に応答して周期的な磁界を生成するように動作する電磁コイル72を含む。コイル72は、下記に詳細に記述されるように、周期的な磁界が磁石の永久磁界と磁気的に相互に作用し、磁石および同様に第2の走査ミラー68を振動させるように、磁石71の近辺にある。
慣性ドライブ66は、好ましくは5kHzより大きく、より詳細には18kHz以上のオーダーの走査速度での高速で走査ミラー64を振動させる。この高走査速度は不可聴振動数であり、それによってノイズおよび振動を最小限にする。電磁ドライブ70は、過度のフリッカなしに画像を人間の目の網膜に残存させることを可能にする速さである40Hzのオーダーのより遅い走査速度で走査ミラー68を振動させる。
より速いミラー64は水平走査線を掃引し、より遅いミラー68は水平走査線を垂直に掃引し、それによって、画像が作成されるグリッドまたはほぼ並行な走査線の連続であるラスタパターンを作成する。各走査線は多数のピクセルを有する。画像解像度は、好ましくは、1024×768ピクセルのXGA品質である。限定された動作範囲にわたって、720p、1270×720ピクセルで示される高品位テレビ規格を表示し得る。一部の実施形態において、320×480ピクセルである2分の1のVGA品質または320×240ピクセルである4分の1のVGA品質で十分である。最低限160×160ピクセルの解像度が望ましい。
ミラー64、68の役割は、ミラー68がより速くミラー64がより遅くとなるように、逆にされ得る。ミラー64はまた、垂直走査線を掃引するように設計され得、この場合、ミラー68は水平走査線を掃引する。また、慣性ドライブは、ミラー68を駆動するために用いられ得る。実際に、どちらのミラーも、電気機械ドライブ、電気ドライブ、機械ドライブ、静電気ドライブ、磁気ドライブ、または電磁気ドライブによって駆動され得る。
低速ミラーは一定の速度の掃引モードで動作され、そのモード中、画像が表示される。ミラーが戻る間、ミラーは、その有意に高い固有振動数で初期位置に戻り掃引される。ミラーの戻る移動の間、レーザは、デバイスの消費電力を減少させるために、電力供給が下げられ得る。
図6は、図2の斜視図と同じ斜視図における装置20の実際的なインプリメンテーションである。上記コンポーネントは、トップカバー100およびサポートプレート102を含むサポートに取り付けられる。ホルダ104、106、108、110、112はそれぞれ、折り曲げミラー42、48、フィルタ52、54およびバウンスミラー62を相互に整列して保持する。各ホルダは、サポートに固定的に取り付けられた位置決めポストを受けるための複数の位置決めスロットを有する。従って、ミラーおよびフィルタは、正しく位置決めされる。示されるように、3つのポストがあり、それによって2つの角度調整および1つの横の調整が可能である。各ホルダはその最終の位置に接着され得る。
画像は、1本以上の走査線におけるピクセルの選択的な照明によって作成される。図7を参照してより詳細に下記されるように、コントローラ114は、ラスタパターンにおいて選択されたピクセルが3つのレーザビームによって照明され、見えるようにされるようにする。例えば、赤色、青色および緑色のパワーコントローラ116、118、120はそれぞれ、各選択されたピクセルにおいて、それぞれの光ビームを放射させるために、赤色レーザ22、青色レーザ28および緑色レーザ34に電流を送り、それらのレーザに電圧を加え、他の選択されないピクセルを照明しないために、赤色レーザ、青色レーザおよび緑色レーザに電流を送らず、それらのレーザに電圧を加えない。照明されたピクセルおよび照明されないピクセルの結果として生じるパターンは画像を構成し、該画像は人間または機械が読取り可能な情報またはグラフィックの任意の表示であり得る。
図1を参照すると、ラスタパターンが拡大図で示される。エンドポイントで開始すると、レーザビームは、慣性ドライブによって水平走査速度で水平方向に沿って反対のエンドポイントに向って掃引され、走査線を形成する。そこでレーザビームは、電磁ドライブ70によって垂直走査速度で垂直方向に沿って別のエンドポイントに向って掃引され、第2の走査線を形成する。連続する走査線の形成は同じ方法で進行する。
画像は、マイクロプロセッサ114またはパワーコントローラ116、118、120の動作による制御回路の制御の下に、選択された時間にレーザに電圧を加えることまたはレーザをパルス化して、オンおよびオフにすることによって、ラスタパターンにおいて作成される。レーザは、可視光を生成し、所望の画像のピクセルが見られるように所望されるときにのみ、オンにされる。各ピクセルの色は、ビームの1つ以上の色によって決定される。可視光スペクトルにおける任意の色は、1つ以上の赤色レーザ、青色レーザ、および緑色レーザの選択的な重なりによって形成され得る。ラスタパターンは、各線および複数の線上の複数のピクセルから作られるグリッドである。画像は、選択されたピクセルのビットマップである。あらゆる文字または数字、任意の図表デザインまたはロゴ、および機械読取り可能バーコード記号でさえ、ビットマップの画像として形成され得る。
図7に示されるように、ピクセルデータおよびクロックデータと同様に垂直同期データおよび水平同期データを有する入力ビデオ信号は、マイクロプロセッサ114の制御の下に赤色バッファ122、青色バッファ124および緑色バッファ126に送られる。1つのフルVGAフレームの格納は多くのキロバイト数を必要とし、一方のフレームが処理または投影されている間に他方のフレームが書き込まれることを可能にする2つのフルフレームに十分なメモリをバッファに有することが望ましい。バッファされたデータは、スピードプロファイラ130の制御の下にフォーマッタ128に、および、投影された画像の表示の角度によって引き起こされる幾何学的ゆがみと同様に、走査によって引き起こされる固有の内部のゆがみを補正するために、赤色ルックアップテーブル(LUT)132、青色ルックアップテーブル134、緑色ルックアップテーブル136に送られる。その結果生じる赤色ディジタル信号、青色ディジタル信号、緑色ディジタル信号は、ディジタル−アナログ変換器(DAC)138、140、142によって、赤色アナログ信号、青色アナログ信号、緑色アナログ信号に変換される。赤色アナログ信号および青色アナログ信号は、赤色レーザドライバ(LD)144および青色レーザドライバ146に出力され、赤色レーザドライバ144および青色レーザドライバ146はまた、赤色出力コントローラ116および青色出力コントローラ118に接続される。緑色アナログ信号は、AOM無線周波数(RF)ドライバ150および同様に緑色レーザ34に出力され、緑色レーザ34はまた、緑色LD148および緑色出力コントローラ120に接続される。
フィードバック制御はまた、赤色アナログ−ディジタル(A/D)変換器158、青色アナログ−ディジタル変換器160、緑色アナログ−ディジタル変換器162に、および同様にマイクロプロセッサ114に接続された赤色フォトダイオード増幅器152、青色フォトダイオード増幅器154、緑色フォトダイオード増幅器156を含み、図7に示される。熱は、A/D変換器166に、および同様にマイクロプロセッサに接続されたサーミスタ増幅器164によって監視される。
走査ミラー64、68は、マイクロプロセッサに同時に接続されたDAC172、174からのアナログ駆動信号が供給されるドライバ168、170によって駆動される。フィードバック増幅器176、178は、走査ミラー64、68の位置を検出し、フィードバックA/D180、182に、および同様にマイクロプロセッサに接続される。
電力管理回路184は、好ましくは、緑色レーザを常時オンに保ち、および赤色レーザおよび青色レーザの電流をレーザの閾値よりすぐ下に保つことによって高速のオンタイム(on−time)を可能にしながら、電力を最小限にするように動作する。
レーザ安全遮断回路186は、走査ミラー64、68のいずれかが、位置からずれていると検出された場合、レーザを遮断するように動作する。
ここで図8〜図9の電磁ドライブ70を参照すると、上記の屈曲200は、平面サポート部分202、一対の平面の同一直線状のねじれ部分204、206、および一対の平面の端部部分208、210を含む。屈曲は、弾性材料、好ましくは0.027mmのオーダーの厚さを有する強化ステンレス鋼からなる単一の細長い部分である。ねじれ部分の幅は0.122mmのオーダーであり、そのような寸法を有する屈曲を機械加工することは可能であるが、この目的のために屈曲を化学的にエッチングすることが好ましい。ねじれ部分は、下記のようにねじれバーとして作用する、薄く長いワイヤ様のストランドである。
ドライブ70は、上部プレート212および下部プレート214を有し、その間にコイル72がはさまれている、成形プラスチックサポートを含む。上部プレートは、上部開口部を有する細長い凹部区画216、浅いほぼ長方形の凹部222に取り付けられた一対の直立の円筒形の位置決めピン218、220、および別の浅い凹部226に取り付けられた直立の突起部224を有する。
屈曲200は、上部プレート212に取り付けられ、区画216の上部開口部に長手方向にかかる。磁石71は、サポート部分202の底側に取り付けられ、区画216内に少なくとも部分的にあり、それによって、磁石71がこれまでよりもコイルに近くに位置させ、ドライブに必要な総垂直高を小さくする。
端部領域208は、E形状をしており、ピン220、218をぴったりと受けるために一対の切り取り228、230を有する。入口穴232、234は、液体接着剤の導入が浅い凹部222に端部領域を確実に固定することを可能にする。
端部領域210は、長方形として形作られ、長手方向のカット236、238および横断方向のカット240で内側に形成され、それによって長方形フラップ242を形作り、作成する。フラップ242は端部領域210と同じ平面にある。しかしながら、例示の明快さのために、図8のフラップ242は、引張り状態において端部領域210の平面の上にあるフラップの自由端244をよりよく表示するために、下記のように、フラップが曲がり、圧縮され、よじれた状態で示されている。フラップ242は、自由端244に並行なヒンジ端部246において端部領域210に対してヒンジをつけられる。
端部領域210が上部プレート212に取り付けられた場合、上記の突起部224の上部表面250は、自由端244の近辺のフラップ242の下側にかみ合い、フラップを押して、例示された曲がった形状を呈する。フラップが曲げられるので、フラップは、端部領域210において長方形の切り取り248をあける。突起部224も、曲がったフラップ242の湾曲に全体的に相補的な輪郭の、曲がった表面252を有する。実際に、屈曲がピンセットなどのツールの助けを用いて手動で取り付けられるとしても、曲がった表面252が、組み立ての間に曲がったフラグ242がその降伏点を通り越して曲がらないことを確実にするように設計される。換言すると、下記のように、永続的な変形はフラップから屈曲に必要な張力を提供することを奪うので、フラップに対する永続的な曲がりとすることは望ましくない。さらに、曲がった表面252と曲がったフラップ242との間の限定されたすきまは、落下事象、例えば装置が誤って地面または他の硬い表面に当たったときに突然の衝撃および減速を受けた場合のために、フラップを永続的な曲がりにしないことを確実にする。
図9の組立図に示されるように、一旦、端部領域210が上部プレート212上に平らに置かれると、自由端244は、突起部250の直立の垂直表面256と曲がった表面252との間に形成される角254においてパチンという動作で捕獲される。突起部224は、弾性のあるフラップ242と協力して屈曲の長手方向に張力を加える。すなわち、端部領域210は、端部領域208から離れるように押される。この張力は、先行技術のように追加の別々のコンポーネントによってではなく、その代わりに屈曲と一体化しているフラップによって達成される。屈曲のねじれ部分に張力をかける反作用力を作るのはフラップの圧縮または曲がりである。
張力の加えられた屈曲は、その上に取り付けられた走査ミラー68のための復元スプリングとして動作する。周期的な駆動信号によるコイル72の電圧印加中に、周期的な電磁界は、伝えられ、磁石71の永久磁界に相互作用し、それによって、ねじれ部分204、206が延びている軸に沿って、対向する周囲方向に磁石を振動させる。振動する磁石は、サポート部分202および走査ミラー68を振動させ、固定の端部部分208、210に対する軸の回りに一周囲方向に端部限界走査位置まで、ねじれ部分204、206をねじる。その後、ねじられたねじれ部分に蓄えられたエネルギは発散され、それによって、固定の端部部分208、210に対する軸の回りに反対の周囲方向にねじれ部分204、206のねじりを戻すのと同様に、サポート部分202および走査ミラー68を動かす。このエネルギ発散は、相互作用する磁界によって助けられ得るかまたは助けられ得ない。いずれにしても、サポート部分202の動きおよび走査ミラーの動きは継続し、ねじれ部分204、206は、今回は反対の周囲方向に別の最終制限走査位置までねじられる。このサイクルは、繰り返され、それによって、走査ミラー68を振動させ、端部限界走査位置の間で走査ミラー68に入射する任意の光ビームを掃引する。屈曲が張力をかけられることを確実にすることによって、ミラーの走査の動きは、反復可能であり、信頼性があり、金属の屈曲の拡張と収縮を引き起こす周囲温度の変動の影響を受けない。
一対の振動ダンパ258、260は、端部領域210および上部プレート212に接着される。ダンパは、特定の振動数範囲における任意の振動を減衰させるように設計されている粘弾性ダンパとして役立つ。ダンパはまた、落下事象時に屈曲が突起部224から移動されるのを防ぐために端部領域210のために追加の機械的なアンカレッジ(anchorage)として役立つ。
前述のとおり、本発明のコンパクトドライブは、好ましい実施形態において、ラスタパターンを作成する際の垂直ドライブまたはYドライブとして用いられる。このことは、走査ミラーに入射する光ビームは、走査線であり、該走査線の長さはラスタパターンの水平またはX方向に沿って延びる。走査線の全長を収納するために、図8〜図9に示されるような走査ミラー68は、長さが大きく、高さが小さい。しかしながら、長い走査ミラーは、ドライブの全長を増加させ、従って、全長を減少させ、従ってコンパクトな構造を達成するために、走査ミラーは、ねじれ部分204、206を少なくとも部分的に重ね合わせるように設計される。この目的のために、図10に示されるように、走査ミラー68の背面は、ねじれ部分204、206が走査ミラーの重ね合わせ領域において走査ミラーに接触しないように長手方向の凹部262を有する。
図10に見られるように、走査ミラー68は、T形状の断面を有し、好ましくは反射ミラーコーティングが塗布されたプラスチックの突き出た部分またはガラスの引き伸ばされた部分である。長い突起部が組み立てられ得、ドライブにおける使用のために、次いで磨かれ、コーティングされ、およびカットされる。
新規として、特許証によって保護されることを所望されるものは、添付の特許請求の範囲に述べられる。
図1は、ハンドヘルド機器から動作距離に画像を投影するハンドヘルド機器の斜視図である。 図2は、図1の機器に据え付けられる画像投影装置の拡大された上からの斜視図である。 図3は、図2の装置の平面図である。 図4は、図2の装置において使用するための慣性ドライブの斜視前面図である。 図5は、図4の慣性ドライブの斜視背面図である。 図6は、図2の装置の実際的なインプリメンテーションの斜視図である。 図7は、図2の装置の動作を描く電気的略ブロック図である。 図7は、図2の装置の動作を描く電気的略ブロック図である。 図8は、図6の装置において用いられるような本発明に従ったコンパクトドライブの組立分解図である。 図9は、図8のドライブの組立図である。 図10は、図9の線10−10で取られた拡大断面図である。

Claims (20)

  1. 光を走査するドライブであって、
    a)サポートと、
    b)該サポート上にあり、軸に沿って延びるねじれ部分を有する屈曲と、
    c)該屈曲上にあり、該屈曲と連動する光反射走査ミラーと、
    d)該軸の回りに該走査ミラーを振動する、該軸の回りを対向する周囲方向に該屈曲を曲げる手段と、
    e)該屈曲が曲げられる引張り状態まで、該軸に沿って該屈曲に張力を加える、該屈曲と一体化した手段と
    を備えている、ドライブ。
  2. 前記曲げる手段は、前記屈曲上の永久磁石と、前記サポート上にあり、該屈曲を曲げ、該磁石および同様に前記走査ミラーを振動させる該磁石の永久磁界と相互に作用する周期的な電磁界を、周期的な駆動信号に応答して生成するように動作する電磁コイルとを含む、請求項1に記載のドライブ。
  3. 前記屈曲は、前記ねじれ部分の中間にサポート部分を有し、前記磁石および前記走査ミラーは、該サポート部分に取り付けられている、請求項2に記載のドライブ。
  4. 前記屈曲は、前記軸に沿って間隔のあいた離れた端部部分を有し、該端部部分のうちの1つは前記サポートにアンカされ、前記張力を加える手段は、該屈曲の他方の端部部分において該屈曲と一体化している、請求項1に記載のドライブ。
  5. 前記サポートは、少なくとも1つのピンを有し、前記屈曲の前記一方の端部部分は、該屈曲に該少なくとも1つのピンを位置するための少なくとも1つの切り取りを有する、請求項4に記載のドライブ。
  6. 前記サポートは突起部を有し、前記張力を加える手段は、前記屈曲の他方の端部部分に形成される弾性のあるフラップを含み、該フラップは、該突起部に対して弾性的に支え、該屈曲の該端部部分を前記引張り状態において互いに離れるように押す、請求項4に記載のドライブ。
  7. 前記フラップは、前記引張り状態において曲がった形状を有し、前記突起部は、該曲がったフラップに対する相補的な輪郭の曲がった表面を有する、請求項6に記載のドライブ。
  8. 前記フラップは、自由端を有し、前記突起部は、該自由端とかみ合うリッジを有する、請求項6に記載のドライブ。
  9. 前記他方の端部部分は、レーンにあり、長方形の切り取りを形作り、前記フラップは、該長方形の切り取りに対応する長方形の形状を有し、該フラップは、前記引張り状態において平面に対して持ち上げられた自由端および該平面において該他方の端部部分に接続されたヒンジ付きのエッジを有する、請求項6に記載のドライブ。
  10. 前記サポート部分は、前記軸に沿って所定の距離だけ延び、前記走査ミラーは、該軸に沿って該所定の距離より大きい距離を延び、前記ねじれ部分の上に少なくとも部分的にかかる、請求項3に記載のドライブ。
  11. 前記走査ミラーは、前記屈曲の前記サポート部分に取り付けられた後部部分を有し、該後部部分は、該屈曲が曲がる間、該ねじれ部分がねじれるように機械的な隙間を提供するために凹んでいる、請求項10に記載のドライブ。
  12. 前記屈曲および前記サポート上に少なくとも1つの振動ダンパを含む、請求項1に記載のドライブ。
  13. 前記サポートは前記屈曲の幅に及ぶ凹部区画を有し、前記磁石は、少なくとも部分的に該区画の中に受け取られる、請求項2に記載のドライブ。
  14. 走査ミラーの振動を可能にする引張り可能でねじり可能な屈曲であって、
    a)該走査ミラーを支持するサポート部分と、
    b)軸に沿って延びる一対のねじれ部分と、
    c)該軸に沿って間隔のあいた一対の端部部分であって、該端部部分のうちの1つは、該端部部分を該軸に沿って離れるようにして、該走査ミラーが振動するために支持される引張り状態にさせることによって、該屈曲に張力を加える一体化した引張りフラップを有する、一対の端部部分と
    を備えている、屈曲。
  15. 前記すべての部分は、弾性材料の単一の部分から構成される、請求項14に記載の屈曲。
  16. 前記1つの端部部分は、前記フラップの境界を示す全体的に平坦なフレームを有し、該フラップは前記引張り状態において曲がった形状を有する、請求項14に記載の屈曲。
  17. 光を走査する方法であって、
    a)軸に沿って延びるねじれ部分を有する屈曲に光反射の走査ミラーを取り付けるステップと、
    b)該軸の回りに該走査ミラーを振動するために該軸の回りを対向する周囲方向に該屈曲を曲げるステップと、
    c)該屈曲が曲げられる引張り状態に該軸に沿って該屈曲に張力を加えることによって、該屈曲に自ら張力を加えるステップと
    を包含する、方法。
  18. 前記自ら張力を加えるステップは、前記屈曲の一方の端部領域の外に、かつ該一方の端部領域と一体化して、フラップを形成することによって、実行される、請求項17に記載の方法。
  19. 振動に対して前記屈曲を減衰するステップを含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記曲げるステップは、前記走査ミラーと連動する振動のために前記屈曲に永久磁石を取り付けることによって、ならびに、該磁石の永久磁界と相互に作用し、該磁石および該走査ミラーを前記軸の回りに振動させる周期的な電磁界を生成するための電磁コイルに周期的な駆動信号を印加することによって、行われる、請求項17に記載の屈曲。
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