JP2008546999A5

JP2008546999A5 -

Info

Publication number: JP2008546999A5
Application number: JP2008516865A
Authority: JP
Filing date: 2006-03-31
Publication date: 2009-05-14
Anticipated expiration: 2026-03-31

Claims

第１の基板と、
前記第１の基板と略平行で、前記第１の基板との間で空隙を形成している第２の基板と、
前記空隙内に含まれるガスと、
前記第２の基板に接続された少なくとも１つの第１の電極と、
前記第１の電極に電気的接続された少なくとも１つの第２の電極と、
前記第１の電極に接続された第１のインピーダンス素子と、
前記第２の電極に接続された第２のインピーダンス素子と、
前記電極の少なくとも１つに接続された電源と、
前記第１のインピーダンス素子に接続された第１の放電現象検出器と、
前記第２のインピーダンス素子に接続された第２の放電現象検知器と、
複数の画素と、
ガス放電パルスが前記画素から出力されたことを検出し、各ガス放電パルスを個別の現象として計数するための回路と、
を備える電離放射線計数検知器であって、
前記複数の画素のそれぞれは、電離放射線との相互作用でガス放電パルスを出力可能であり、
各ガス放電パルスは互いにほぼ等価であるとして計数されることを特徴とする電離放射線計数検知器。
前記各画素を定義するために、前記第１の電極および前記第２の電極は電気的に接続されることを特徴とする請求項１に記載の電離放射線計数検知器。
前記第１の電極はＸ電極、前記第２の電極はＹ電極であることを特徴とする請求項２に記載の電離放射線計数検知器。
さらに、前記第１の電極に接続された第１の駆動回路と、前記第２の電極に接続された第２の駆動回路と、を含むことを特徴とする請求項１に記載の電離放射線計数検知器。
さらに、前記第１の放電現象検出器および前記第２の放電現象検出器によって検知された放電現象をタイムスタンプする、前記第１の放電現象検出器および前記第２の放電現象検出器に接続されたタイムスタンプ回路を含むことを特徴とする請求項１に記載の電離放射線計数検知器。
前記第１の放電現象検出器および前記第２の放電現象検出器によって検知された、略同時に発生した連結した放電現象の格納のために、前記タイムスタンプ回路に接続された放電現象データ保存装置をさらに含むことを特徴とする請求項５に記載の電離放射線計数検知器。
前記電源と前記第１および第２の放電現象検出器にフィードバック情報を提供するために、前記放電現象データ保存装置に接続された感度コントロールをさらに含むことを特徴とする請求項６に記載の電離放射線計数検知器。
前記第１の基板に接続された変換層をさらに含むことを特徴とする請求項３に記載の電離放射線計数検知器。
前記第１の基板を前記第２の基板に接続するための密閉シールと、前記空隙を規定する周端部スペーサーと、を備えることを特徴とする請求項１に記載の電離放射線計数検知器。
前記第２の電極は前記第１の基板に接続されていることを特徴とする請求項１に記載の電離放射線計数検知器。
前記第２の電極は前記第２の基板に接続されていることを特徴とする請求項１に記載の電離放射線計数検知器。
前記第１と第２電極間でのガス放電は表面放電形状であることを特徴とする請求項１１に記載の電離放射線計数検知器。
前記第１と第２基板間で、かつ第１と第２電極の交点でのガス放電は円柱放電形状であることを特徴とする請求項１０に記載の電離放射線計数検知器。
第１の基板と、
前記第１の基板上の変換材料と、
前記第１の基板と略平行で、前記第１の基板のガス空隙を形成している第２の基板と、
第１の電極と、
前記第１の電極とともに少なくとも一つの画素を形成する第２の電極と、
前記第１の電極に接続された第１のインピーダンス素子と、
前記第２の電極に接続された第２のインピーダンス素子と、
前記電極の少なくとも１つに接続された電源と、
前記第１の電極のガス放電検出現象を検出するために前記第１のインピーダンス素子に接続された第１の回路と、
前記第２の電極のガス放電検出現象を検出するために前記第２のインピーダンス素子に接続された第２の回路と、
複数の画素と、
を備える電離放射線計数検知器であって、
前記複数の画素のそれぞれは、電離放射線との相互作用でガス放電パルスを出力可能であり、
各ガス放電パルスは互いにほぼ等価であるとして計数され、
前記第１の電極および前記第２の電極が、ガス放電パルスが前記画素から出力されたことを検出し、各ガス放電パルスを個別の現象として計数できるようになっていることを特徴とする電離放射線計数検知器。
前記第１の基板と連結された誘電体層をさらに含むことを特徴とする請求項１４に記載の電離放射線計数検知器。
前記第１の電極はＸ電極、前記第２の電極がＹ電極であることを特徴とする請求項１４に記載の電離放射線計数検知器。
前記第１の電極に接続された第１の駆動回路と、前記第２の電極に接続された第２の駆動回路と、をさらに含むこと特徴とする請求項１４に記載の電離放射線計数検知器。
前記第１の回路および前記第２の回路に接続され、前記第１の回路および前記第２の回路によって検知された電離粒子検出現象をタイムスタンプするタイムスタンプ回路をさらに備えることを特徴とする請求項１４に記載の電離放射線計数検出器。
前記画素はガス放電現象によって形成されることを特徴とする請求項１４に記載の電離放射線計数検知器。
ガス放電現象の計数に基づく電離放射線の検出方法であって、該方法は、
第２の基板を有するプラズマパネルの第１の基板で電離放射線を受信する工程と、
受信した電離放射線に応答して、前記第１の基板に接続される変換層内で少なくとも１つの自由電子を生成する工程と、
前記自由電子の生成によって、前記変換層から、前記第１の基板と前記第２の基板との間の空間内に含まれるガス中に、電子を放出する工程と、
プラズマパネルのピクセル部でガス放電現象を引き起こす工程と、
第１の電極に接続した第１のパルス検出部および第２の電極に接続した第２のパルス検出部で、複数の前記現象を検出する工程と、を含み、
前記各現象は、ほぼ等価として計数されることを特徴とする電離放射線の検出方法。