JP2008546055A - ワイヤレス・ページング・システム - Google Patents

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    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/12Messaging; Mailboxes; Announcements
    • H04W4/14Short messaging services, e.g. short message services [SMS] or unstructured supplementary service data [USSD]

Abstract

ワイヤレス・ページング・システムは、既存のセルラ電気通信ネットワークを利用して、かつ別個のローカルエリア・ページング・ネットワークを設ける必要なく、顧客の既存の移動電話機または他のワイヤレス装置を介して、企業が顧客を自動的に呼び出すことを可能にする。ページング・システムは、企業に配置されたローカルのインターネット接続されたコンピュータ、ならびにコンピュータ上で実行される通知およびスケジューリング・プログラムを含む。通知プログラムは直接または間接的に、インターネットまたはその他を介して、セルラ・ネットワークのショート・メッセージング・サービスなどにインタフェースされる。顧客が到着後に、製品および/またはサービスを得るために待たなければならない場合、顧客の移動電話番号が通知プログラムに入力される。例えば従業員によってローカル・コンピュータ内に入力されたように、製品および/またはサービスが利用可能になったことを示すデータを受け取ると、通知プログラムは、通知メッセージを顧客のワイヤレス装置に送信させるための適切なコマンドおよび/または命令を生成する。

Description

本発明はワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレス・ページングおよびメッセージング・サービスに関する。
ある種のサービス産業関連事業では、顧客は従来、製品が用意できるのを、あるいはサービスを受ける順番が来るのを、敷地内または敷地外のいずれかで、不定の時間待たなければならなかった。例えば、診療所の診療が予定より遅れている場合、患者は待合室でかなりの時間待たなければならないかもしれない。また、ドライクリーニングまたは靴修理/靴磨きに対して急ぎのサービスを要求する場合、作業が正確にいつ完了するかは不確かであるかもしれない。顧客は現場で待機するか、あるいは予定を再調整し、電話を介して、またはじかに、処理が済んだか定期的に企業に確認する必要がある。
顧客がしばしば待たなければならないもう1つの場所は、レストランである。レストランが繁忙であり、顧客が予約していない場合、仮にテーブルが空いたとしても、待ち時間は1時間を超えるかもしれない。加えて、たとえ顧客が予約していた場合でも、レストランがフル操業状態であり、かつ/または客の一行がデザートやコーヒーに長々と時間をかけるので入れ替えに時間がかかっている場合は、やはり待ち時間が生じることがある。いくつかのレストランは、テーブルが空いたとき、または食品を受け取る用意ができたとき、待機している顧客に通知するために、小規模のローカル・ページング・システムを設置している。通常、レストラン内およびそのすぐ外の領域内の動作範囲を有する、時には飲料コースタとして形作られる小型のページャが顧客に手渡される。顧客は呼び出されるためにレストランの比較的近くに留まる必要があるので、これは顧客の移動性を制限する。また、顧客はローカルエリア・ページャを返却しなければならないので、企業は、顧客が敷地から遠く離れて歩き回るのを一般に好まない。
人々に遠隔的に連絡するための様々な手段が存在する。例えばワイヤレス・ワイドエリア・ページャを使用して、折返し電話をかけるための電話番号などを、または他のタイプの通知を受信者に提供することができる。しかし、専用ページャを使用する人々は多くなく、また、忙しいレストラン従業員が予約を追跡し、1件ごとに通知を発行することは非現実的である。従来のページャ(例えば一方向数値メッセージング付きのもの)の人気はおそらく衰えつつある一方、多くの人々は今や移動電話機、ワイヤレス携帯情報端末(PDA)、または音声もしくはデータ連絡用の他のワイヤレス端末を携行している。しかし、ページャの場合と同様に、忙しいレストラン従業員が顧客の移動電話の番号に留意し、予約/待ち時間を追跡し、次いでテーブルの用意ができる少し前に顧客に手動で電話をかけることは現実的でない。
本発明の実施形態によれば、ワイヤレス・ページング・システムは、既存のセルラ電気通信ネットワークを利用して、かつ別個のローカルまたはワイドエリア・ページング・ネットワークを設ける、または実装する必要なしに、顧客がすでに所有している可能性の高いワイヤレス装置、例えば移動電話機を介して、企業が顧客を自動的に呼び出すか他の方法で顧客に連絡することを可能にする。ワイヤレス・ページング・システムは、事業所、例えば診療所、レストラン、またはサービス・プロバイダで展開されている「ローカル」コンピュータを含む。一般に、ローカル・コンピュータは既存のコンピュータまたは端末である。データ入力、スケジューリング、および通知機能を実行するために、通知プログラムがローカル・コンピュータ上で展開される。ローカル・コンピュータはインターネットに動作可能に接続される。通知プログラムは、セルラ・ネットワークのメッセージング機能を利用してメッセージまたは他の通知をワイヤレス装置に送信するために、インターネットを介して1つまたは複数の既存のセルラ電気通信ネットワーク、例えば移動電話ネットワークに、直接または間接的にインタフェースされる。
動作時には、顧客が事業所に到着したとき、要求されたサービスおよび/または製品に対してかなりの待ち時間または遅延が存在する場合、顧客のメッセージング識別子、例えば移動電話の番号、テキスト・メッセージング・アドレス、または電子メール・アドレスさえも、通知プログラムを介してローカル・コンピュータに入力される。通知プログラムは、メッセージング識別子および他の可能な情報をデータベースに入力して記憶するためのデータ入力機能を含む。データ入力は、ローカル・コンピュータとワイヤレス装置との間のローカルエリア・ワイヤレス・インタフェース(例えば赤外光学インタフェース)を用いて、部分的にまたは完全に自動化することができる。ひとたび顧客情報が入力されると、通知プログラムは、「製品データ」、すなわち製品および/またはサービスに関係する情報、例えば要求されたサービスおよび/または製品が今利用可能であるか、あるいはまもなく利用可能になることを示す情報を受け取るのを待つ。例えば通知プログラムは、企業によって提供されるサービスをスケジューリングまたは追跡するためのスケジューリング・モジュールを含むことができる。製品またはサービスが利用可能になると、従業員はスケジューリング・モジュールに情報を入力する。この情報に基づいて、通知プログラムは、サービスが用意できたかあるいはまもなく用意できることを示すメッセージまたは他の通知を顧客のワイヤレス装置に送信するために、セルラ・ネットワークへのアクセスを自動的に開始する。通知はテキスト・メッセージ、自動音声メッセージ、電子メール・メッセージなどとすることができる。
ワイヤレス・ページング・システムは、例えば、テキストまたは自動音声メッセージによって、かつローカル・エリア、プライベート・ページング・システムを設置する必要なしに、クライアントまたは顧客に自動的に連絡する必要のある企業にとって有用である。例えば、レストランは、紛失または損傷するかもしれない専用ページング装置(例えばコースタ形ページャ)を手渡さなければならないことを含めて、テーブルが用意できたとき顧客に通知するためにローカル・エリア・ページング・システムを設けなければならない代わりに、ワイヤレス・ページング・システムを使用し、顧客自身の既存の移動電話機または他のワイヤレス装置を介して、顧客に自動的に連絡することができる。
本発明は、添付の図面を参照しながら非限定的な実施形態の以下の説明を読めば、よりよく理解されるであろう。
図1〜7を参照すると、本発明の実施形態は、既存のセルラ電気通信ネットワークを利用し、かつ別個のローカルまたはワイドエリア・ページング・ネットワークを設ける、または実装する必要なしに、顧客がすでに所有している可能性の高いワイヤレス装置12、例えば移動電話機を介して、企業が顧客を自動的に呼び出すか、あるいは他の方法で顧客に連絡することを可能にするワイヤレス・ページング・システム10に関する。ワイヤレス電気通信産業の成長は結果的に高い浸透率をもたらし、その人口の高い割合が何らかのタイプのワイヤレス・サービスに加入し、ワイヤレス装置12を所有している。そのようなワイヤレス装置は、従来の移動電話機、「ハイエンド」または「3G」移動電話装置(例えば高データ転送速度を持つもの)、従来のページャ、PDA型移動電話機、特殊データ装置(例えばPCデータ・カード)、および他の装置を含むが、それらに限定されない。この高い浸透率のため、これらの既存の装置は、ワイヤレス・ページング・システム10の一部として使用される。
ワイヤレス・ページング・システム10は、事業所、例えば診療所、レストラン、または他のサービス・プロバイダで展開された「ローカル」コンピュータ14を含む。通知プログラム16は、データ入力、スケジューリング、および通知機能を実行するためにコンピュータ14で実行される。ローカル・コンピュータ14は、インターネットまたは他のネットワーク18に標準的な方法で動作可能に接続され、メッセージまたは他の通知をワイヤレス装置12に自動的に送信するために、1つまたは複数の既存のセルラ電気通信ネットワーク20、例えば移動電話機ネットワークにインタフェースされる。
動作時には、顧客が事業所に到着したとき、要求されたサービスまたは製品に対してかなりの待ち時間または遅延が存在する場合、顧客のメッセージングまたは他の通信識別子22、例えば移動電話の番号またはメッセージング・アドレスが、通知プログラム16を介してローカル・コンピュータ14に入力される。通知プログラム16は、顧客情報をデータベース24に入力するためにデータ入力機能を持つユーザ・インタフェースを含む。データ入力は、ローカル・コンピュータとワイヤレス装置との間のローカルエリア・ワイヤレス・インタフェース(例えば赤外光学インタフェースなど)の使用を通して完全にまたは部分的に自動とすることができる。顧客情報は、メッセージング識別子22を含み、顧客の氏名26、およびサービスが利用可能になる前に顧客に連絡するための通知28の所望の量など、追加の関連情報を含むことができる。ひとたび顧客情報が入力されると、通知プログラム16は、サービスまたは製品が今利用可能であるか、あるいはまもなく利用可能になることを示す製品データ30を受け取るのを待つ。例えば、通知プログラム16は、企業によって提供されるサービスをスケジューリングまたは追跡するためのスケジューリング・モジュール32を含むことができる。当該のサービスが利用可能になると、従業員は、ローカル・コンピュータ14を介して、または別のコンピュータ、端末、もしくは装置を介して、対応する製品データ30をスケジューリング・モジュール32に入力する。この製品データ30は顧客への通知を開始するための「トリガ」として働き、通知を顧客のワイヤレス装置12に送信するかどうか、かつ/またはいつ送信するか判定するための処理を受けることができる。通知プログラム16は、サービスが用意できているか、あるいはまもなく用意できることを示すメッセージまたは他の通知を顧客のワイヤレス装置12に送信するために、直接または間接的にセルラ・ネットワーク20にアクセスする。通知はテキスト・メッセージ、自動音声メッセージ、電子メール・メッセージなどとすることができる。
理解される通り、本発明は製品および/またはサービスの両方に関連する通知の送信に適用可能である。したがって、本明細書では、用語「製品データ」は、製品(物理的な物品を意味する)、サービス(実行される行為を意味する)、および/またはそれら2つの組合せ(例えばレストランで食品を給仕すること)に関する情報を意味する。一般に、製品データは、要求された製品および/またはサービスの利用可能性に関連し、ここで「要求された」とは、製品および/またはサービスが依頼されたが、それを得るのに待ち時間または遅延が存在することを意味する。
図1は、典型的なセルラ・ネットワーク20のトポグラフィを示す。ネットワーク20は、地理的にいくつかのセルまたはセクタに分割され、セルまたはセクタは、一般に連続しており、一緒にネットワークのカバレージエリアを画定する。各セルは、基地局34によってサービスを提供され、基地局34は、サービスをネットワークのユーザに提供するワイヤレス装置12とワイヤレス通信するために1つまたは複数の固定/静止トランシーバおよびアンテナ36を含む。基地局34は、ネットワーク38の残りの部分に(ワイヤレスで、または陸線を介して)接続され、ネットワーク38は一般に、ネットワーク/インターネットゲートウェイ、および各々がネットワークの容量および構成に応じて特定数の基地局にサービスを提供する1つまたは複数の移動交換局(MSC)を含む。移動交換局は、ワイヤレス装置12との呼または他のデータ転送を確立するために必要なシグナリング機能を実行することを含めて、ネットワーク20のワイヤレス/無線端と公衆交換電話網または他のネットワーク18との間のインタフェースとして働く。ゲートウェイは、ネットワーク20とインターネットまたは他のネットワーク18との間の通信を可能にするために、それらの間の物理的、論理的インタフェースとして働く。理解される通り、本発明は特定のセルラ・ネットワークの構成に依存せず、一般に直接的または間接的にインターネットまたはその他を介して、いくつかの異なるセルラ・ネットワーク20と共に使用するように実施される。様々なセルラ・ネットワークは、図1に示すネットワーク20とは異なるように構成することができる。
セルラ・ネットワーク20はまた、ショート・メッセージング・サービス(SMS)40をも含む。SMS40は、適切に構成されたワイヤレス装置を持つユーザが、セルラ・ネットワーク20を介してテキスト・メッセージを互いに送信することを可能にする、セルラ・ネットワーク20の既存の機能である。テキスト・メッセージを送信するために、メッセージは、受信者に連絡するためのメッセージング識別子22と共に、ユーザのワイヤレス装置12にタイプ入力される。上述の通り、メッセージング識別子は、受信者の移動電話の番号とすることも、特定のネットワークおよびSMSシステムに応じてメッセージング・アドレスまたは番号、例えばテキスト・メッセージング用に指定されたストリームライン化番号またはアドレスとすることもできる。ネットワーク20は、受信者に経路選択するために、テキスト・メッセージを処理する。メッセージの長さは通常80〜160文字に限定され、受信者は、互換のワイヤレス装置を必要とする可能性がある。
ローカル・コンピュータ14は、インターネットまたは他のネットワーク18を介して間接的にセルラ・ネットワーク20に接続される。SMS40を用いてテキスト・メッセージまたは他の通知の生成を開始するために、ローカル・コンピュータ14には、セルラ・ネットワークのSMSシステム40と直接または間接的にインタフェースするためのSMSインタフェース手段42を備える。SMSインタフェース手段42は、通知プログラム16と共に、またはその一部として機能する。適切なSMSインタフェース手段42は、直接インタフェース46、市販のテキスト・メッセージング・ソフトウェア・パッケージ48、および/または1つもしくは複数のインターネットをベースとするテキスト・メッセージング・ポータル44とインタフェースするためのプログラムまたはスクリプト54を含む。直接インタフェース46は、SMSシステム40にアクセスしテキスト・メッセージを生成および処理するために、ネットワーク20上で実施されているプロトコルおよび/またはコマンド構造を使用して、セルラ・ネットワーク20および/またはSMSシステム40と直接的にインタフェースするように構成された、カスタマイズされたSMSアクセス・プログラムである。これは、特定のセルラ・ネットワーク20に応じて、セルラ・ネットワークへの加入またはそのユーザアカウント、およびおそらく専用のインタフェースハードウェアを必要とする可能性がある。
SMS直接アクセス・プログラム46の代わりに、SMSシステム40とインタフェースするために市販のテキスト・メッセージング・ソフトウェア・パッケージ48を使用することができる。テキスト・メッセージング・ソフトウェア48は、ローカル・コンピュータ14上で実行され、ユーザ・インタフェース50およびネットワーク・インタフェース52を含むことになる。ネットワーク・インタフェース部52は、インターネットまたは他のネットワーク18を介してSMSシステム40にアクセスするように構成され、一方、ユーザ・インタフェース50は、ユーザがネットワーク・インタフェース52の機能にアクセスして利用するためのストリームライン化された直観的方法、例えばグラフィカル・ユーザ・インタフェースなどを提供する。動作時には、SMSシステム40に直接アクセスするためのプロトコルメッセージまたは他のコマンドなどを生成するために、カスタマイズされたプログラムを使用する代わりに、ユーザは単にメッセージング識別子22等をユーザ・インタフェース50にキー入力し、ネットワーク・インタフェース部52は、その内蔵されたプログラム・コーディングに従って、自動的にSMSシステム40にアクセスする。ユーザ・インタフェース50は、おそらく人によって使用されるように構成される以外に、通知プログラム16によって動作するようにも構成される。例えば通知プログラム16は、おそらくユーザ・インタフェース50を介して、ネットワーク・インタフェース52に動作可能に接続される。理解される通り、通知プログラム16は、カスタマイズされた直接インタフェース46を設ける代わりに、ストリームライン化または簡素化されたユーザ・インタフェース50にアクセスするように構成するだけでよいことになるので、テキスト・メッセージング・ソフトウェア・プログラム48は、ページング・システム10の実装を容易にする。適切なテキスト・メッセージング・ソフトウェア・プログラム48として、NotePagerPro(商標)およびPageGate(商標)があり、両方ともwww.notepager.comから入手可能である。
SMSインタフェース手段42は、1つまたは複数の既存の、インターネットをベースとするテキスト・メッセージング・ポータル44とインタフェースするためのプログラムまたはスクリプト54とすることができる。一部のインターネットをベースとするポータルは、特定のワイヤレス・サービス・プロバイダ特有であり、メッセージを特定のサービス・プロバイダの加入者に送信するためにしか使用することができない。しかし、ある種の汎用ポータルは、ワイヤレス・サービス・プロバイダから独立してワイヤレス端末へのテキスト・メッセージングが可能である。例としてwww.smseverywhere.comおよびwww.teleflip.comが挙げられる。スクリプトまたはプログラム54は、通知プログラム16と共にローカル・コンピュータ14上で動作し、テキスト・メッセージをワイヤレス装置12に送信させるために、インターネットをベースとするテキスト・メッセージング・ポータル44にアクセスするように構成される。別法として、スクリプトまたはプログラム54は、適切に構成された電子メール・メッセージをテキスト・メッセージング電子メール・アドレスに送信するために、ローカル・コンピュータ14上の既存の電子メール・プログラムまたはサーバ(例えばMicrosoft Outlook(商標))とインタフェースするように構成することができる。テキスト・メッセージング電子メール・アドレスは、ユーザが電子メール・メッセージを用いてテキスト・メッセージを送信することを可能にするために、あるセルラ・ネットワーク・サービス・プロバイダおよび/またはテキスト・メッセージング・ポータル44によって維持される。テキスト・メッセージの送信を開始するために、電子メール・メッセージが特定の電子メール・アドレスに送信される。一般に、電子メール・アドレスは、(メッセージング識別子)@ドメイン名.comと同様のフォーマットを有する。明らかなように、電子メール・メッセージの本体は、メッセージ・テキスト、電子メール・メッセージ件名、テキスト・メッセージ件名、および電子メール・アドレスの「メッセージング識別子(messaging_identifier)」部分、所望の受信者のワイヤレス装置のメッセージング識別子を形成する。アドレス例として、(メッセージング識別子)@vtext.comおよび(メッセージング識別子)@teleflip.comが挙げられる。前者はVerizon(登録商標)ネットワーク特有である一方、後者はネットワーク特有ではない。その代わりに、サービスは、メッセージング識別子のサービス・プロバイダを決定し、それに応じてテキスト・メッセージを送信する方法を決定するために、データベースでメッセージング識別子をルック・アップする。
図2は、SMSインタフェース手段42の一般的な動作を示す。工程100では、通知プログラム16と共に、またはその一部としてローカル・コンピュータ14上で動作するSMSインタフェース42は、通知プログラム16からの1つまたは複数の命令56を待つ。命令56は一般に、通知対象の顧客のメッセージング識別子22、および送信されるメッセージのテキストを含む。命令56は、SMSインタフェース42を制御するための1つまたは複数のコマンドなどをも含むことができる。工程102では、SMSインタフェース42は、命令56が適正にフォーマットされており、必須情報を含むかどうか任意選択で検査する。否である場合、工程104で、エラー・メッセージが通知プログラム16に送信される。命令56が適切に構成されている場合には、工程106で、SMSインタフェース42は、SMSシステム40にアクセスされる特定の方法に応じて、必要ならばSMSシステム40にアクセスするための1つまたは複数のプロトコル・コマンド58を生成する。「プロトコル・コマンド」とは、メッセージをワイヤレス装置12に送信させるために直接または間接的にSMSシステム40にアクセスするために必要な何らかの電子的命令、信号、または伝達物を意味する。また、メッセージング識別子22およびメッセージをフォーマットすることが必要である可能性がある。工程108では、セルラ・ネットワーク20および/またはインターネットあるいは他のネットワーク18がアクセスされる。次いで、工程110で、SMSインタフェース42は、プロトコル・コマンド58、メッセージング識別子22、およびメッセージを送信する。特定のSMSインタフェース42に応じて、工程106〜110は異なる順序で実行することができる。
SMSインタフェース42がカスタマイズされたSMS直接アクセス・プログラム46である場合、プロトコル・コマンドは、メッセージング識別子22によって識別されたワイヤレス装置にメッセージが送信されることを示す1つまたは複数の命令または信号と共に、加入アカウント名およびパスワードを含むことができる。SMSインタフェース42がテキスト・メッセージング・ソフトウェア・プログラム48である場合、同様のプロトコル・コマンドが一般に発行される。しかし、これはテキスト・メッセージング・ソフトウェアの既存のプログラミングに従って行われることになり、通知プログラム16は、ユーザ・インタフェース50またはその他を介してテキスト・メッセージング・ソフトウェア・プログラム48を制御するための命令を生成するように構成される。SMSインタフェース42がインターネットをベースとするテキスト・メッセージング・ポータル44用のスクリプト54である場合、プロトコル・コマンドは、ポータル44を用いて、その特定の構成に従って、メッセージを送信するために必要な命令または信号である。例えばwww.smseverywhere.comを使用するために、スクリプト54は、次の機能/工程、すなわちwww.smseverywhere.comウェブサイトにアクセスすること、会員制ページを通してサービスにログオンすること(会員制は任意選択であるが無制限のメッセージングを提供する)、特定のメッセージング識別子22を「宛先」フィールドまたは同等物に入力すること、「件名」フィールドまたは同等物に件名を入力すること、「メッセージ」フィールドまたは同等物にメッセージを入力すること、最大文字数を超えていないか検査を実行すること、および「今送信」機能を開始して、メッセージング識別子22に関連付けられるワイヤレス装置12にメッセージを送信することの1つまたは複数を自動的に実行する。
メッセージ配信検証が利用可能なセルラ・ネットワーク20では、メッセージが成功裏に配信されたこと、またそれにアクセスされたか否かをも、ページング・システム10に通知することができる。いずれの場合も、否であるときは、企業の従業員に警告することができ、あるいはメッセージを再送することができる。
ワイヤレス・ページング・システム10は、既存の市販のワイヤレス・システム20とは別個にワイヤレス・システムを設置する必要なしに、ローカル・ページング・システムの代用として、または新しいページングまたは他の能力を提供するために、標準的な市販のワイヤレス装置12を使用することを可能にする。ローカル・ページング・システムを介して通知するための専用ローカルエリア・ページャなどを顧客に提供する代わりに、顧客は、すでに所有している可能性の高い、移動電話機などワイヤレス装置12を介して通知を受ける。そのような動作は、サービスが用意できたとき、従業員が顧客に電話をすることによって、手動で実行することができる。しかし、大企業で繁忙な時にそうすることはたちまち非現実的になる。したがって、ワイヤレス・ページング・システム10は顧客に自動的に、かつスケジューリング・モジュール32およびデータベース24により、改善された自動スケジューリング機能に従って通知する。
次に、スケジューリング・モジュール32およびデータベース24について、フードサービス業界、例えばレストランまたは類似の企業で使用される例示的な実施に関連してさらに述べる。これらの構成要素は、他の事業についてわずかに異なるやり方で実施される可能性があるが、全体的な動作および機能は概して同じである。ワイヤレス・ページング・システム10は決してレストランなどによる使用に限定されないが、例示のために、本明細書全体でこの内容に準じて記載する。
図3は、高級料理店で一般に起きるような関連事象の文脈で、一行が到着したときに情報をデータベース24に入力するために、スケジューリング・モジュール32およびデータベース24がいかに動作するかを示す。例えば工程120では、1人または複数の顧客の一行が、例えば地方新聞の外食案内コーナで最近特集されたようなシェフの5コース・テイスティング・メニューのためにテーブルを確保したいと希望してレストランに到着する。工程122では、ホスト、ホステス、またはメイトルディは、一行がテーブルを待たなければならないことになるか否か判定する。否である場合、工程124で、一行は着席する。待たなければならない場合、工程126で、一行は、付近の待機領域で待ちたいかどうか、あるいはテーブルが用意できたとき、ワイヤレス装置を介して通知した方がよいかどうかを尋ねられる。待ち時間が非常に短い場合(例えば5〜10分)、一行を不都合なほどに「遠くに行かせる」ことを回避するために、一行は付近で待つように指示され、テーブルが用意できたとき声で呼び出されてもよい。一行が付近で待つことを選択した場合、給仕係りがそのような一行のためにテーブルの利用可能性を手動で追跡する場合があり得る。しかし、待ち時間が特に長い場合(それを給仕係りが手動で追跡することは難しい)、テーブルの利用可能性はシステム10を介して自動的に追跡される。そのような場合、工程128で、一行の氏名26が、一行の規模60および一行が喫煙席または禁煙席のどちらを選好するかなど、他の関連情報と共に、スケジューリング・モジュール32を介してデータベース24に入力される。メッセージング識別子22または通知28が入力されない場合、スケジューリング・モジュール32はこれを、一行が近くに待機していることを示すものとして使用し、ワイヤレス装置12を介して通知されない。工程130では、スケジューリング・モジュール32は任意選択で、一行がいつ到着したかを示すものとして、タイム・スタンプまたは時間入力記録62を自動的にデータベース24に追加する。理解される通り、この組み合わされた一行の情報(氏名、一行の規模、タイム・スタンプ等)は事実上、データベース24のデータ・レコード64、例えば1組の関連するデータまたは情報を構成する。一行がワイヤレス装置12による通知を選択した場合、工程132で、給仕係りは一行の名前26、メッセージング識別子22、一行の規模60、および任意選択で所望の通知28の量をデータベース24に入力する。再び、この情報は組み合わされてデータベース24のデータ・レコード64を形成する。工程130では、スケジューリング・モジュール32は任意選択で、一行がいつ到着したかを示すタイム・スタンプ62を自動的に追加する。
図4を参照すると、タイム・スタンプ62は、一行が予想したより長時間待っている場合を識別するための「バックアップ」手段として使用することができる。例えばスケジューリング・モジュール32は、各データ・レコード64に対して「時間検査」サブルーチン66を周期的に実行することができる。工程134では、スケジューリング・モジュール32は、現在の時刻とタイム・スタンプ62との差を算出することによって、一行の待ち時間を決定する。工程136では、待ち時間は、レストランによって決定された最大所望待ち時間を表わすデフォルト値と比較される。工程138では、待ち時間がデフォルトの最大値を超えたかどうか判定される。超えた場合、スケジューリング・モジュール32は工程140で給仕係りに警告する。否である場合、工程142で、待ち時間は、給仕係りによって以前に入力された、または他の方法で決定された予測待ち時間と比較される(一般に、レストランの給仕係りは、予測待ち時間の何らかの指示を一行に与え、予想待ち時間は、一行の名前等と共にデータベース24に入力することができる)。工程144では、スケジューリング・モジュール32は、実際の待ち時間が予測待ち時間を何らかの所定の妥当な値「X」、例えば15分を超えたかどうか判定する。超えた場合、工程140で給仕係りに警告される。否である場合、時間検査サブルーチン66は、その次の周期的な実施まで停止する。
上述の通り、待機中の一行に通知するときを決定するために使用するために、製品データ30はスケジューリング・モジュール32に入力される。レストランの文脈で、データ30は一般に、レストランのどのテーブルが新しい顧客に利用可能になったかに関する情報である。スケジューリング・モジュール32は、このデータ30を、データベース24に格納されている待機中の一行のデータ・レコード64に相関させるように構成される。例えば図5の工程150に関連して、現在の一行がテーブルを空けるとき、給仕係りの1員がローカル・コンピュータ14の通知プログラム16にアクセスし、特定のテーブル番号が今空いたことを示すデータ30を入力する。通知プログラム16は、テーブル番号をそれらのそれぞれの席数に相関させる、データベース24内のルックアップ・テーブルまたは他のデータ・アレイを含む。したがって、工程152では、スケジューリング・モジュール32はルックアップ・テーブルにアクセスして、空いたテーブルの番号をそのテーブルの席数に相関させる。給仕係りはまた、テーブルが現在利用可能であるか、それともまだ片付けられていないかをも示すことができ、スケジューリング・モジュール32は、後者によるテーブルが、ある時間内で新しい一行が着席するのに利用可能になると想定する。工程154では、スケジューリング・モジュール32は、新たに利用可能になったテーブルの席数を待機中の一行のデータ・レコード64と比較し、工程156で、適切な合致を見出す、例えばどの一行に空きテーブルを割り当てるか判定する。次いで工程158では、通知プログラム16は、合致した一行へのメッセージまたは他の通知の発行を開始する。
工程126で一行が待機することを選択した場合(図3)、または一行の誰もワイヤレス装置12を携行していなかった場合、通知については、通知プログラム16は、可聴ローカルエリア呼び出しの手動または自動(例えばコンピュータ生成)発行のために、テーブルが利用可能になったことを給仕係りに警告する。例えば通知プログラム16は、ローカル・コンピュータのディスプレイ上で、一行の名前、規模、および利用可能なテーブルを含む適切な「ポップ・アップ」メッセージまたはウィンドウを生成することができる。工程126で一行がワイヤレス装置による通知を選択した場合、通知プログラム16は、上述の通り、適切なテキスト・メッセージなどの送信を開始する。任意選択で、通知プログラム16は、一行のテーブルが利用可能になったことを給仕係りに警告することもできる。例えば通知プログラム16はローカル・コンピュータのディスプレイ上で、通知メッセージが送信された一行を識別するリストを維持することができる。次いで、各一行が着席するために到着したとき、給仕係りはテーブルからそのエントリを削除し、通知プログラム16は対応するレコード64をデータベース24から自動的に削除する。任意選択で、通知プログラム16は通知した一行のリストを周期的に検査し、特定の時間内に削除されていないエントリに対し、ワイヤレス装置またはその他を介して通知を再送することができる。
指摘した通り、スケジューリング・モジュール32は、工程154および156で、新たに空いたテーブルを待機中の一行にいかに割り当てるか判定する。これは、レストランが運営される特定の方法に応じて、また可能なデータベースの照会および分類オプションの数に従って、いくつかの異なる方法で行うことができる。図6は、テーブルをいかに割り当てるか判定するためにスケジューリング・モジュール32によって実行される、1つの可能なデータ分類サブルーチン68を示す(言うまでも無く、任意の数の他のサブルーチンが可能である)。最初に、一行のデータ・レコード64が、分類リストを形成するために分類される。そうするために、工程170で、サブルーチンは、データベース24内の第1データ・レコード64に、あるいは1つまたは複数のデータ・レコードがすでに分類されている場合には、次のデータ・レコードに進む。工程172では、現在アクセスされているデータ・レコードについて、新たに利用可能になったテーブルが一行の規模60に対して充分に大きい席数を有するかどうか判定される。否である場合、サブルーチンは工程174に進み、分類すべき残りのデータ・レコード64があるかどうか判定する。工程174から、データ・レコードが依然として分類すべきままである場合、サブルーチンは、工程170に戻って次のデータ・レコードに進む。
工程172に戻って、テーブルが一行の規模にとって充分に大きい席数を有する場合、サブルーチンは、工程176で、テーブルが一行の規模に対して「大きすぎる」かどうか判定する。例えばレストランは、テーブル空間を無駄にすることを回避するために、非常に大きいテーブルを非常に小規模の一行には決して割り当てないという方針を有する可能性がある。1つの可能なテーブル席数構成70のリスト例を図7に示す。ここで「最適」とは、テーブル空間の使用を最適化するための、一行の規模とテーブルの席数との最良の合致を意味し、「受入可能」とは、最適には及ばないが、依然として受入可能な形でテーブル空間を利用する合致を意味する。例えば、図7に示す通り、6人の席数のテーブルは4人未満の顧客には決して割り当てられず、4人の顧客に割り当てることはあまり好ましくなく、5人または6人の顧客に割り当てることが最も好ましい(この場合も、これは、例として1つの考えられるレストランの方針に基づく1つの可能な構成にすぎないことを銘記されたい)。
新たに利用可能になったテーブルが、工程176で一行の規模に対して「大きすぎない」と決定された場合、現在のデータ・レコードが、工程178で分類リストに追加される。テーブル席数が大きすぎるとみなされた場合には、現在のデータ・レコードは分類リストに追加されない。いずれの場合も、サブルーチン68は、現在のデータ・レコードが最後のデータ・レコードであるか否か判定するために、工程174に進む。否である場合、サブルーチンは、工程170に戻って続行される。最後のデータ・レコードである場合、全てのデータ・レコード64が分類されており、分類リストは完了する。サブルーチン68は工程180に進み、分類リスト上の待ち時間が最も長い一行を決定する。例えば、最も早いタイム・スタンプ62を持つデータ・レコード64を見つけ出す。この時点で、スケジューリング・モジュール32は、単に、新たに利用可能になったテーブルを、待ち時間が最も長い一行に割り当てることができる。しかし、分類リストをさらに処理することによって、テーブル席数をさらによりよく利用することが可能であるかもしれない。そうするために、1つの可能な例として、工程182で、サブルーチンは、待ち時間が最も長い一行が新たに利用可能になったテーブルと最適な組合せであるかどうか調べる。この場合も、これは、図7に示すようなデータ相関テーブルを参照し、テーブル席数を一行の規模と比較することによって行われる。例えば、新たに利用可能になったテーブルに4人の顧客が着席することができる場合、そのテーブルに着席するのに最適な一行の規模は3人または4人であろう。
待ち時間が最も長い一行がテーブル席数と最適な組合せである場合には、工程184でテーブルは待ち時間が最も長い一行に割り当てられる。そうでない場合、サブルーチン68は、待ち時間のより短い、最適な組合せの一行にテーブルを割り当てるが、それはその一行が、待ち時間が最も長い一行から妥当な短時間内に到着した場合だけである。例えば、テーブルの席数を最適に利用するために、4人の一行が1人の一行のすぐ後に到着した場合、4人掛けのテーブルに1人の一行より先に、4人の一行を着席させることは理に適う可能性がある。一方、1人の一行がかなり長い時間待っている場合、レストランの方針によって、たとえ席数の大きなテーブルであっても、その一行を先に着席させることが決まる可能性がある。したがって、工程186で、サブルーチンは、分類リストから、待ち時間が最も長い一行から「X」分以内に到着した一行が存在するかどうか判定する。ここで「X」は、レストランの方針に従って値を割り当てられる変数である。例えば、Xは5分乃至10分とすることができる。否である場合、工程184でテーブルは待ち時間が最も長い一行に割り当てられる。存在する場合には、サブルーチンは工程188で、これらの他の一行のいずれかが、新たに利用可能になったテーブルの席数と最適な合致になるかどうか検査する。否である場合、テーブルは工程184で、待ち時間が最も長い一行に割り当てられる。最適な合致になる場合、工程190で、テーブルは、その代わりに最適化された合致の中で待ち時間が最も長い一行に割り当てられる。
ローカル・コンピュータ14上の通知プログラム16にアクセスすることによってテーブルまたは他のトリガ・データ30をデータベース24に入力する代わりに、従業員は、リモートまたは他の端末を用いてデータを入力することができる。例えば各従業員は、ローカル・コンピュータ14に動作可能にワイヤレス接続されたワイヤレスPDAにアクセスすることができる。また、テーブルまたは他の情報30は、従業員がシステム10に手動で入力する代わりに、例えばいつテーブルの精算が済まされたかに基づいて金銭登録システムから、またはビデオ・カメラなど、コンピュータをベースとする検出手段によって、自動的に入力することができる。
スケジューリング・モジュール32を含む通知プログラム16は、顧客の通知のスケジューリングおよび修正のために、いくつかの追加機能を備えることができる。例えば、従業員がデータ・レコードを削除または修正し、テーブルの構成を変更し、事前の予約を入力しかつ維持し、手動通知などを発行する、などのための機能を設けることができる。通知プログラム16は、グラフィカル・ユーザ・インタフェースを備えることができる。
簡潔な例に関連してページング・システム10の動作を要約すると、最初にレストランに到着したとき、顧客はテーブルについて質問し、待ち時間があることを告げられる。顧客は、彼または彼女の移動電話の番号、およびテーブルの利用可能性についてどの程度の通知を顧客が希望するか、何らかの指示をホストに与える。次いでホストは、通知プログラム16を介して電話番号22および通知間隔情報28をデータベース24に入力する。自動的にまたは手動でシステムに提供されるテーブルの利用可能性情報30に基づいて、システム10は顧客の移動電話機12との連絡を開始する。一例は、システムが顧客の移動局12に対してSMSメッセージを開始し、「あなたのテーブルは5分で用意できます」のようなことを述べることである。代替例は、事前に記録された、またはコンピュータによって生成された音声メッセージをシステムが顧客に送信することである。このシステムは、診療所のような他の事業向けに実施することができる。上述のタイプのページング/メッセージング能力を提供する1つの方法は、カスタム・ハードウェアおよびソフトウェアを構築することであろう。しかし、既存のハードウェアおよびソフトウェアを活用することも可能であり、上述の実施では、標準的な、容易に入手可能なコンピュータ機器およびネットワークを利用する。特定の用途に対しては、待ち行列の作成、あるいはページまたはメッセージを顧客に送信することを必要とする自動認識トリガなど、何らかのカスタマイズを行うことができる。
本発明の一実施形態は、通知プログラム16によって実行される、ネットワーク(例えばセルラ・ネットワーク20)でワイヤレス装置(例えば顧客の移動電話機12)と通信または他の方法で連絡するための方法として特徴付けることができる。最初に、通知プログラムは製品データ、例えば要求された製品および/またはサービスの利用可能性に関する情報を受け取る。例えば従業員は、特定のテーブルが利用可能になったことを示す情報をコンピュータ14に入力することができる。次いで製品データに基づいて、通知プログラム16は通知または他のメッセージをワイヤレス装置に自動的に送信する。受信したデータは、通知をワイヤレス装置に送信するかどうか判定するために、自動的に処理することもできる。そのような処理は、タイム・スタンプおよび他の顧客データを受信したデータ(例えば製品またはサービスが利用可能になったことを示すデータ)と相関させること、ならびに/あるいはアルゴリズムで実装される様々な事業方針に関連して、受信したデータおよび/または顧客データを処理することを含むことができる(例えば図6および関連説明を参照)。
図8は、ページング・システムの代替的実施形態72を示す。ここで、インターネットまたは他のネットワーク18を介してセルラ・ネットワーク20とインタフェースする代わりに(図1参照)、ページング・システム72は、ローカル・コンピュータ14に接続されたワイヤレス・モジュール74を含む。ワイヤレス・モジュール74は、基地局34と通信するためのRFトランシーバおよびアンテナなど典型的なワイヤレス装置12と同じ、または同様の機能と、テキスト・メッセージなどを送受信するための機能とを有する。加えて、ワイヤレス・モジュール74は、コンピュータから電力を受け取るための、またコンピュータとデータを交換するためのデータ/電力バス76、例えばIEEE1394インタフェースを有する。ローカル・コンピュータ14およびワイヤレス・モジュール74は、メッセージング・インタフェース42がワイヤレス・モジュール74と通信して制御することを可能にする、相互通信ソフトウェア・プログラムをも有する。理解される通り、図8は、1つのセルラ・ネットワークを介して通信するワイヤレス・モジュール74および顧客のワイヤレス装置12を示すが、ワイヤレス・モジュール74およびワイヤレス装置12が異なるセルラ・ネットワークおよび/またはサービス・プロバイダによってサービスを受けることができる場合もあり、異なるネットワークはインターネット、公衆交換電話網、またはその他を介して標準的な方法で相互通信する。
本明細書に含まれる発明の精神および範囲から逸脱することなしに、上述のワイヤレス・ページング・システムにいくつかの変更を加えることができるので、上記の説明の、または添付の図面に示した全ての主題は、本明細書において本発明の概念を例示する単なる例と解釈すべきであり、発明を限定するものと解釈すべきではないものとする。
本発明の実施形態に係るワイヤレス・ページング・システムの略図である。 ワイヤレス・ページング・システムのメッセージング・インタフェース部の動作を示すフローチャートである。 ワイヤレス・ページング・システムに顧客データをいかに入力するかを示すフローチャートである。 予想外に長い顧客の待ち時間の発生時に従業員に自動的に警告するための方法を示すフローチャートである。 ワイヤレス・ページング・システムを通して待機中の顧客にいつ連絡するかを決定するための1つの可能な方法を示すフローチャートである。 ワイヤレス・ページング・システムを通して待機中の顧客にいつ連絡するかを決定するための1つの可能な方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るデータ相関テーブルを示す図である。 ワイヤレス・ページング・システムの代替的実施形態の略図である。

Claims (10)

  1. ネットワークを介してワイヤレス装置と通信する方法であって、
    製品データを受信する工程と、
    前記製品データに基づいて、前記ネットワークを介して前記ワイヤレス装置に通知を自動的に送信する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記通知を送信すべきかどうか判定するために、前記製品データを自動的に処理する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記製品データが、要求された製品および/またはサービスの利用可能性に関連し、
    前記方法はさらに、前記製品および/またはサービスがいつ要求されたかに関連するタイム・スタンプ・データを記憶する工程を含み、
    前記製品データを処理する工程が、前記製品データを前記タイム・スタンプ・データに相関させる工程を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記製品データを前記タイム・スタンプ・データに相関させる工程が、前記製品および/またはサービスに対する異なる要求間の優先度を決定する工程を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記ネットワークがショート・メッセージング・サービス(SMS)を有するワイヤレス・ネットワークであり、そして、
    前記通知が前記SMSを用いて送信されるテキスト・メッセージである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記テキスト・メッセージを送信するかどうか判定するために、前記製品データを自動的に処理する工程をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記製品データが、要求された製品および/またはサービスの利用可能性に関連し、
    前記方法はさらに、前記製品および/またはサービスがいつ要求されたかに関連するタイム・スタンプ・データを記憶する工程を含み、
    前記製品データを処理する工程が、前記製品データを前記タイム・スタンプ・データに相関させる工程を含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. ネットワークを介してワイヤレス装置と通信する方法であって、
    データを受信する工程と、
    前記受信データに基づいて、前記ワイヤレス装置に通知を送信するかどうか自動的に判定する工程と、
    送信する場合、前記ネットワークを介して前記ワイヤレス装置に通知を自動的に送信する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  9. ネットワークを介してワイヤレス装置と通信する方法であって、
    顧客データを記憶する工程と、
    製品データを受信する工程と、
    前記製品データを前記顧客データと相関させる工程と、
    前記相関に基づいて、前記ネットワークを介して前記ワイヤレス装置に通知を自動的に送信する工程と、
    を含む方法。
  10. 前記製品データが、要求された製品および/またはサービスの利用可能性に関連し、
    前記顧客データが、前記製品および/またはサービスがいつ要求されたかに関連するタイム・スタンプ・データを含み、
    前記製品データを前記顧客データに相関させる工程が、前記タイム・スタンプ・データに少なくとも部分的に基づいて前記製品および/またはサービスに対する異なる要求間の優先度を決定する工程を含み、
    前記ネットワークがショート・メッセージング・サービス(SMS)を含み、そして、
    前記通知が、前記SMSを介して送信されるテキスト・メッセージである、
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
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