JP2008544704A - アドホックモードでのワイヤレスネットワークのビーコン生成における節電のための方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
アドホックワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてビーコンステーションの節電状態をサポートする方法を開示する。本方法のうちの幾つかは、ワイヤレスネットワークにおけるステーションの間で電力管理情報を交換できるようにし、ビーコンステーションのハンドオーバーを可能にする。幾つかの方法では、常時オンステーションに対して、ビーコンステーション又はビーコンステーションのハンドオーバー先となるためのより高い優先度が与えられる。本方法によれば、ビーコンハンドオーバーの頻度を最少としつつ、良好な節電を達成することができる。
【選択図】 図9
【選択図】 図9
Description
本願は、2005年6月21日に出願された米国特許仮出願第60/692,768号の優先権を主張するものであり、当該米国特許仮出願を参照することによって本明細書に援用するものである。
<1.発明の分野>
本発明は、ワイヤレスコンピュータネットワークに関するものであり、特に、本発明は、アドホックワイヤレスコンピュータネットワークにおける節電動作に関するものである。
本発明は、ワイヤレスコンピュータネットワークに関するものであり、特に、本発明は、アドホックワイヤレスコンピュータネットワークにおける節電動作に関するものである。
<2.関連技術の説明>
ワイヤレスネットワークは、モバイルユーザが連続して又は時々場所を変えても、そのモバイルユーザがネットワークアクセスを維持できるようにする。必然的に、モバイルデバイスは、バッテリ電力により動作しており、バッテリ電力は、乏しい資源である。近年では、モバイルデバイス用のバッテリ寿命の改善は、コンピュータ電力及び通信容量の改善に対応できていない。従って、電力効率は、ワイヤレスコンピュータネットワークの重要な設計パラメータとなっている。
ワイヤレスネットワークは、モバイルユーザが連続して又は時々場所を変えても、そのモバイルユーザがネットワークアクセスを維持できるようにする。必然的に、モバイルデバイスは、バッテリ電力により動作しており、バッテリ電力は、乏しい資源である。近年では、モバイルデバイス用のバッテリ寿命の改善は、コンピュータ電力及び通信容量の改善に対応できていない。従って、電力効率は、ワイヤレスコンピュータネットワークの重要な設計パラメータとなっている。
基盤ネットワークにおける電力管理に比較して、アドホックワイヤレスネットワーク(例えば、802.11bの下でインデペンデントベーシックサービスセット、即ち「IBSS」を使用するアドホックワイヤレスネットワーク)のリンクレイヤーにおける電力管理は、十分理解されておらず、効率的なものではない。例えば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においては、アクセスポイント(「AP」)は、それに関連した全てのステーション(「STA」)の節電状態のグローバルな知識を有している。このようなネットワークでは、モバイルノードとの全ての通信は、APを通して行われ、APは、節電(「PS」)モードのSTAを指定するデータパケットをバッファリングすることができる。予め特定された時間間隔中に、APは、これらのSTAにバッファリングしたパケットを取り出すように通知する。しかしながら、これとは異なり、アドホックワイヤレスネットワークでは、全てのノードの節電状態のグローバルな知識を有するAPと同様のエンティティは、IBSSには存在しない。その代わりに、各STAは、パケットをローカルに記憶しており、そのピアと個々に通信してパケット配信をスケジューリングする。
IBSSの分散特性のために、802.11の下ではIBSSにおいて多くの節電上の問題点が存在する。
802.11の下で動作するWLANにおいては、分散制御機能(「DCF」)は、衝突回避キャリア波感知多重アクセス(CSMA/CA)プロトコルを使用し、分散方式にて、そのワイヤレスネットワーク内で動作しているステーションがフレームを送受信することが許可される時を決定する。CSMA/CAの下では、送信の前に、STAは、媒体を感知して、それが「ビジー」であるか(即ち、別のステーションが送信しているか)を判定する。その媒体がビジーでないならば、STAは送信を行なうことができる。CSMA/CAは、隣接するフレームシーケンスの間において「インターフレームスペース」(IFS)と称される最小の指定時間間隔を必要とする。送信機は、送信する前に少なくともIFSの間その媒体がアイドルとなるのを待つ。IFSの値は、送信されるフレームの優先度に従って変化する。IFS値の例としては、ショートIFS(SIFS)、ポイントIFS(PIFS)、及び分散IFS(DIFS)がある。
SIFSは、最も短いインターフレームスペースであり、STAのグループが実行すべきフレーム交換シーケンスの持続期間中に媒体を取得しているときに使用される。SIFSは、フレーム交換シーケンスが確実に完了してから、他のSTAがその媒体にアクセスできるようにする。従って、その他のSTAは、その媒体へ送信しようと試みる前に、SIFSよりも長い時期間において、その媒体がアイドルとなるのを待機する必要がある。確認応答(ACK)フレームは、例えば、SIFSを使用する。
PIFSは、無競合期間の開始時に媒体への優先アクセスを得るために、集中制御機能(PCF)の下で動作するSTAによって使用される。PIFSは、SIFSよりは長いが、DIFSより短い。
DIFSは、データフレーム及び管理フレーム(例えば、プローブ要求及びプローブ応答)を送信するために、DCFの下で動作するステーションによって使用される。
DCFの下では、媒体がビジーであると検出された場合に、STAは、現在の送信が完了するまで、送信を延期する。その延期の後に、又は、送信が成功した直後に再び送信を試みる前に、ステーションは、ランダムな「バックオフ」インターバルを選択する。このインターバルの間は、ステーションは送信を行なわない。バックオフ期間カウンタが、このインターバルを監視する。
コントロールパケットの幾つかのフォーマットの例を図1(「プローブ要求フレーム」)、図3(「プローブ応答フレーム」)、及び図4(「確認応答(ACK)フレーム」)に示す。コントロールパケットは、一般的に図5に示すようなフォーマット(即ち、「管理フレーム」)をもつ。図5に示すように、このフォーマットは、媒体アクセスコントロール(MAC)ヘッダー、フレーム本体、及びフレームチェックシーケンス(FCS)を含んでいる。FCSは、送信されるフレームの完全性についての判定を可能とする。802.11WLANにおいては、STAは、パケットのMACヘッダーにおける宛先アドレス(DA)フィールドを使用して、パケットに関する受信の決定を行なう。例えば、DAフィールドは、グループアドレス(例えば、ブロードキャストアドレス)を含み、そのフレームがビーコンフレームでない場合には、ベーシックサービスセット識別子(BSSID)が認証されなければならない(即ち、そのフレームのBSSIDフィールドが、受信先と同じBSSIDである)。(BSSIDフィールドは、プローブ要求フレームにおけるブロードキャストBSSIDである)。別の例として、アクセスポイントを含むSTAは、データフレーム又はDAフィールドにおいてグループアドレスを特定していない管理フレームを受信した際に、SIFSの遅延の範囲で、ACKフレームで応答することができる。ACKフレームは、DAフィールドにおいてグループアドレスを特定しているパケットについては送信されない。
媒体の状態は、物理及び仮想キャリア感知機能によって決定される。物理レイヤーは、ワイヤレス媒体におけるエネルギー検出に基づいて物理キャリア感知機構を提供する。MACレイヤーは、ネットワーク割当てベクトル(NAV)と称される仮想キャリア感知機構を提供する。NAVは、データの実際の交換前にフレームにて通知される持続期間情報に基づいて媒体における将来のトラフィックを予想する。ごく僅かの例外はあるが、このような持続期間情報は、MACヘッダーにおいて検出される。
プローブ要求フレームは、既存のネットワークのエリアを走査するSTAによって送られる。プローブ要求フレームは、そのエリアにおけるAPがプローブ応答フレームで応答するように求める。図1に示すように、プローブ要求フレームは、サービスセット識別子(SSID)フィールド、及びSTAによってサポートされるデータレートを含む。プローブ要求フレームを受信するAPは、STAがそのネットワークに加わるように求めるか否かを決定する。図2に示すように、フレームコントロールフィールドのタイプビット(B2、B3)及びサブタイプビット(B4−B7)は、フレームタイプ(例えば、「管理」)及びサブタイプ(例えば、「プローブ要求」)の双方を特定する。表1は、タイプビット及びサブタイプビットの種々のとり得る値を示している。
プローブ要求フレームに応答するために、APは、走査しているSTAへプローブ応答フレーム(図3)を送って、ネットワークの可用性及び特性を知らせる。他のフレームとしては、例えば、受信データフレームに対して確認応答を行なうACKフレーム、又は、ビーコンフレーム(ネットワークの存在を通知する)がある。
ビーコンフレームを送出することは、多くのネットワークメンテナンスタスクの重要な部分である。ビーコンフレームは、通常、一定間隔で送信され、モバイルSTAが、参加し得るネットワークを見出し、特定し、且つパラメータをマッチングすることを可能とする。ビーコンフレームにおいては、フレーム本体は、次のフィールド、即ち、(a)タイムスタンプ、(b)ビーコンインターバル、(c)ケイパビリティ、(d)SSID、(e)IBSSパラメータセット、及び(f)TIM(Traffic Indication Map)を含む。IBSSパラメータ内の情報フィールドは、ATIMウィンドウパラメータを含む。
基盤ネットワークでは、APは、ビーコンフレームを送信することを担っている。APのサービスエリアは、ビーコンフレームの到達範囲によって画成される。BSSのタイミングは、ビーコンフレームにて特定されるビーコンインターバルによって決定される。ビーコンフレームの連続する送信の間のタイムインターバルは、「ターゲットビーコン移行タイム」、即ちTBTTと称される。
IBSSネットワークでは、ビーコンフレームは、分散方式にて生成される。ビーコンインターバルは、ビーコンフレーム及びプローブ応答フレームの双方に含められる。STAは、各STAがアドホックネットワークに加わるときにビーコンインターバルを採用する。IBSSネットワークでは、全てのメンバがビーコン生成に参加する。各STAは、ビーコンインターバルタイミングのためのタイミング同期ファンクション(TSF)タイマーを維持する。IBSSネットワークはアクセスポイントを有さないので、STAが低電力モードにある受信機用にバッファしたフレームを有している場合には、当該STAは、ATMウィンドウ中にアナウンスメントトラフィック指示メッセージ(ATIM)フレームを送って、当該STAが受信先用にバッファしたデータを有していることをその受信先に通知する。ATIMフレームは、空のフレーム本体をもっている。
図7は、IBSSにおけるビーコンフレーム生成のプロセスを示している。各TBTTにて、各ステーションは、(a)そのチャネルにて現在送信しているパケットが完了するのを待機し、(b)目下の非ビーコン又は非ATIM送信のためにバックオフタイマーを一時停止し、(c)零と2*CWmin*TUとの間の範囲にて均一に分散されたランダム遅延を計算する。ここで、CWminは、最小衝突ウィンドウのサイズであり、TUは、タイミングユニットである。次いで、STAは、このランダム遅延を使用してタイマーをセットし、このタイマーが切れるのを待機する。ランダム遅延タイマーが切れる前に、ビーコンフレームが到達する場合には、その待機がキャンセルされ、バックオフタイマーが再始動される。しかしながら、STAがビーコンフレームを受信せずに、ランダム遅延タイマーが切れる場合には、STAは、ビーコンフレームを送出する。ATIMメッセージは、送信元ステーションから宛先ステーションへのビーコンフレームに続いて、通常データパケットと同じ分散制御機能(DCF)アルゴリズムを使用して送信される。ATIMウィンドウの長さは固定されており、ビーコンインターバル中のパケット送信の存在に依らず、理論的TBTTタイムから常に始まる。
ビーコンフレームにおけるタイムスタンプフィールドは、当該フレームの送信元でのTSFタイマーにおける値を表している。IBSSネットワークに参加しているステーションは、そのTSFタイマーを0に初期化し、整合するSSIDを有するIBSSの別のメンバからビーコンフレーム又はプローブ応答フレームを受信する後まで、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレームを送信せず、IBSSネットワーク内の適切な同期を保証する。
IBSSネットワークでは、STAは、当該STAの電力が十分であるような「アウェイク(Awake)」状態にあるか、又は、当該STAが電力を殆ど消費できず、送信又は受信することができないような「ドーズ(Doze)」状態にある。STAのための「電力管理」なる用語は、STAがアウェイク状態とドーズ状態との間で移行する方式を指している。
基盤ネットワークでは、電力管理モードをドーズ又はPS状態に変更するSTAは、送信されるフレームのフレームコントロールフィールド内の電力管理ビットを使用してAPに知らせる。その後、APは、MACサービスデータユニット(MSDU)をSTAへ任意に送信しない。MSDUは、バッファされ、指定された時間に送信される。STAのためにMSDUをバッファしたAPに関連するSTAは、そのAPによって生成された全てのビーコンフレームに含まれるTIMにて特定される。そのTIMを解釈することにより、STAは、当該STA用にMSDUがバッファされていることを知る。PSモードにおいて動作するSTAは、その聴取インターバル及び受信DTIM(delivery traffic indication message)パラメータに従って、周期的にビーコンフレームを聴取する。MSDUがAPにおいて現在バッファされていることを知ると、そのSTAは、ショートPSポールフレームをそのAPへ送信し、当該APが、対応するバッファしたMSDUを用いて直ちに応答するか、又は、そのPSポールに対して確認応答を行ない、その後に対応するMSDUを用い応答する。そのBSSにおけるSTAがPSモードにあるならば、APは、全てのブロードキャスト及びマルチキャストMSDUをバッファし、それらを、DTIM送信を含む次のビーコンフレームに続いて直ぐに、STAへ伝送する。
図8は、IBSSにおける電力管理の基本的な動作を示している。図8に示すように、各TBTTの後に、ATIMウィンドウが設けられている。このATIMウィンドウ中に、PSモードにて動作するSTAは、アウェイク状態となり、ビーコンフレーム又はATIMフレームを聴取する。MSDUをPSモードにて受信先STAへ送信するために、送信STAは、先ず、ATIMウィンドウ中にATIMフレームを送信する。異なるSTAからのATIMの送信は、共通DCPバックオフ手順を使用してランダム化される。宛てられたATIMに対しては確認応答がなされる。ACKフレームが宛てられたATIMに応答して受信されない場合には、送信STAは、バックオフ手順を実行して再送信を試みる。マルチキャストATIMに対しては確認応答がなされない。ATIMインターバルの後、確認応答されたMSDU及び通知されたブロードキャスト/マルチキャストMSDUが、通常のDCFアクセス手順を使用して、PSモードにあるSTAへ送信される。STAは、MSDUが通知されるビーコンインターバル中にバッファしたMSDUを送信することができない場合には、バッファしたMSDUを保持し、次のATIMウィンドウ中にATIMにて再び当該MSDUを通知する。全てのバッファしたMSDUが送信された後、アウェイク状態にあるSTAへ通知されていないMSDUが送信される。
PSモードにおいて動作するSTAは、各TBTTの前にアウェイク状態に入る。STAは、ATIMウィンドウ中に、当該STAに宛てられたATIM管理フレーム又はマルチキャストATIM管理フレームを受信した場合には、次のATIMウィンドウの終わりまで、アウェイク状態に留まる。ビーコンフレーム又はATIM管理フレームを送信したSTAは、そのATIMに対する確認応答が受信されるか否かにかかわらず、次のATIMウィンドウの終わりまでアウェイク状態に留まる。STAは、ATIMを送信しておらず、ATIMウィンドウ中に、当該STAに宛てられたATIM管理フレームもマルチキャストATIM管理フレームも受信していない場合には、現在のATIMウィンドウの終了の後にドーズ状態に戻ることができる。
ビーコン生成及び電力管理は、関連したアクティビティである。ビーコンフレームは、PSモードにて動作しているSTAのアウェイク期間中に送信され、全てのSTAがそのビーコンフレームを処理することができる。その上、ビーコンフレームの送信元は、少なくとも一つのSTAがアウェイク状態となりネットワークを走査している新たなSTAからのプローブ要求フレームに対して応答するようにするため、次のアクティブ期間の終わりまでは、PS状態に入らない。
従って、現在の標準は、IBSSネットワークにおいてビーコンフレームを送信するSTAが次のATIMウィンドウの終わりまではアウェイク状態に留まることを要求して、ネットワークを走査しているSTAによって送られるあらゆるプローブ要求にも応答があることを確実にしている。STAは、そのSTAが送信又は受信するパケットを有しているか否かにかかわらず、アウェイク状態に維持される。従って、相当の電力がそのSTAによって浪費されてしまう。従って、ビーコン生成STAがドーズモードに入ることができ、且つ、プローブ要求メッセージがアウェイク状態にある他のSTAによって応答されるようにする新しいスキームが必要とされている。
本発明は、アドホックコンピュータネットワーク(例えば、IBSS)におけるビーコン生成のための新規な節電技法を提供する。本発明による技法は、ATIM/ACKフレームを送出する全てのSTAがビーコンインターバルを通してアウェイク状態に維持されるような環境に適用できるだけでなく、そのようなSTAが自由にドーズモードに入ることのできるような環境にも適用できる。一実施形態によれば、本発明は、ビーコンSTAがアウェイク状態にある別のSTAへ、その役割をハンドオーバーすることができるようにするアルゴリズムを提供する。比較的大きなビーコンインターバルの場合には、相当なエネルギー節約を達成することができる。
一実施形態によれば、バッテリ作動STAの節電を更に向上するために、本発明は、バッテリ作動STAを、信頼性のある電力供給源を有する「常時オン」STAとは区別している。常時オンSTAは、優先度ベースDCFの下で、ビーコンSTAになることが多いばかりでなく、常時オンSTAは、ビーコンステーションハンドオーバーが生じるときにも新しいビーコンSTAになることが多い。
以下の詳細な説明では、種々の実施形態により、種々のセットアップの下で使用されるアルゴリズムに関する詳細を提供する。これら実施形態は、ビーコンハンドオーバー、アウェイクリスト更新、電力管理フィールドのセッティング、並びに、電力管理通知メッセージの送信及び処理を例示している。本発明の幾つかの実施形態によれば、常時オンSTAに対して、ビーコン生成をサポートするためのより多くの役割が与えられる。
本発明は、以下の詳細な説明及び添付図面を参照すると、より良く理解されよう。
本発明は、ビーコン生成STAのための節電を最適化する。
本発明の一実施形態では、ATIMウィンドウ内でATIMメッセージを送出し又は受信するSTAが、現在の802.11標準の下で実施されているように、次のATIMウィンドウの終わりまでは、アウェイク状態に保たれる。また、この実施形態では、全てのSTAは、節電モードで動作する(即ち、常時オンステーションはない)。図9は、本発明のこの実施形態によるビーコンフレーム生成手順を示している。この手順では、ビーコンインターバル中にアウェイク状態に留まるSTAは、そのコントロールパケットの各々のMACヘッダーにおける電力管理フィールドを「1」にセットする。さもなくて、STAがその電力管理状態をアウェイク状態からドーズ状態へと変える場合には、電力管理フィールドは0にセットされる。
図9に示すように、電力を節約するためにドーズ状態となることを示すため、MACフィールドにおける電力管理フィールドを「0」にセットしてビーコンフレームを送出した(ステップ901)後に、ビーコンSTAは、このビーコンインターバルのATIMウィンドウにおいて無差別モードにて動作する。そのATIMウィンドウの残りの間、この無差別モードによって、ビーコンSTAはATIMのMACヘッダーにおける電力管理フィールド又は現在のビーコンインターバル中にアウェイク状態に留まるSTAからのACKメッセージを調べることが可能となる。ATIM又はACKメッセージから、ビーコンSTAは、アウェイクモードにあるSTAを含むアウェイクリストを編集する(ステップ903、904)。そのATIMウィンドウの終わりに、通常のデータトラフィックがワイヤレスネットワークにて実施される(ステップ905)。通常データ送信の後、STAは、ドーズモードに入りたい場合(ステップ906)に、アウェイクリストが空であるかを調べる(即ち、ATIM交換がないこと、ステップ908)。ビーコンSTAは、次のビーコンインターバルにおいてアウェイク状態を維持する(ステップ1011)。アウェイクリストが空でない場合には、STAが電力管理状態を変えようとしていることを通知するために、通知メッセージがその隣接メンバへ送られる(ステップ909)。
図10は、STAが通知メッセージを送出し得る二つの方法を示している。図10に示すように、ビーコンSTAは、そのアウェイクリストにおける最初のSTAへユニキャストの空データフレーム(例えば、タイプ10、サブタイプ0100のような)を送出することができる。このアウェイクリストは、ATIMウィンドウ中に図9のステップ903及び904での無差別モードを使用した収集されたものである。ユニキャストの空ヌルデータフレームを受信したSTAは、そのメッセージに対して確認応答するためにACKフレームを送ることによって応答し、次のビーコンSTAとなる。(この次のビーコンSTAは、この時からプローブ要求メッセージに応答する)。現在のビーコンSTAが正しくACKフレームを受信する場合には(ステップ1005)、その現在のビーコンSTAは、ドーズモードに入る(ステップ1006)。さもなければ、現在のビーコンSTAは、タイムアウト後に、空のデータフレームを再送し、この再送は、それが所定の最大回数に達しない限り行われる(ステップ1007、1008)。所定の再送限界に達した場合には、現在のビーコンSTAは、アウェイクリストの次のSTAへ通知メッセージを送り(ステップ1009)、次のビーコンSTAが見出されるまで、ステップ1003−1009を繰り返す。
或いは、図10に示すように、現在のビーコンSTAは、全てのその隣接メンバへ、マルチキャストの空のデータフレームを送ることができる(ステップ1010)。このデータフレームに対しては、確認応答がなされない。現在のビーコンSTAは、マルチキャストの空のデータフレームを送出した直後に、ドーズモードに入ることができる(ステップ1006)。これらのマルチキャストの空のデータフレームを受信する全てのアウェイク状態のステーションは、後のプローブ要求フレームに最初に応答することにより、次のビーコンステーションとなることができる。これらSTAのうち最初にプローブ要求フレームに応答したものが次のビーコンSTAとなった後、他のSTAは、そのプローブ要求フレームに応答する試みを中止する。
本発明の別の実施形態によれば、ATIMウィンドウ内でATIMメッセージを送信又は受信するSTAは、802.11ネットワークにおいて実施されるように、次のATIMウィンドウの終わりまでは、アウェイク状態に留まる。しかしながら、この実施形態では、それらSTAのうちの一以上のものが「常時オン」状態にて動作する(即ち、ドーズ状態に入らない)。「常時オン」状態で動作するSTAは、典型的には、信頼性のある電力供給源を有しており、より一般的には、より性能指向型のものである。図11は、常時オンSTAがビーコン生成に参加するプロセスを示している。この実施形態では、常時オンSTAの各々は、それが別のものによるビーコンフレームを検出しない限り、そのビーコンインターバルの開始時にビーコンフレームを送出することができる。各常時オンSTAは、それらのコントロールデータパケットにおける電力管理フィールドを1にセットする(ステップ1101)。ビーコンインターバルにおいて最初のビーコンフレームを送るSTAは、ビーコンSTAとなり、そのビーコンインターバルの間、ビーコンSTAとして留まる(ステップ1103)。
ビーコンインターバルにおいて最初のビーコンフレームが送られた後、そのビーコンSTAは、無差別モードにて動作して、交換されるべきコントロールパケットを聴取する。常時オンステーションがATIMフレーム又はACKフレームを別のSTAへ送る必要がある場合(ステップ1104、1106)に、その常時オンSTAは、そのATIM又はACKフレームの電力管理フィールドを「1」にセットする(ステップ1105、1107)。ビーコンSTAがコントロールパケットの電力管理フィールドにおいて値「1」を検出した場合に、そのビーコンSTAは、そのアウェイクリストにその送信元STAを含ませる。常時オンステーションがそれ自身のATIM/ACK交換を有さない場合には(ステップ1108)、その常時オンステーションは、電力管理フィールドを「1」にセットしてATIMメッセージをビーコンSTAへ送出し、そのビーコンSTAのアウェイクリストに含まれるようにすることができる(ステップ1109)。そのATIMウィンドウが終了した後、常時オンSTAは、ビーコンSTAへ空のデータフレームを送り、通知送信を完了する(ステップ1110)。
ステップ1109にてビーコンSTAへATIMフレームを送る前に、常時オンSTAは無差別モードにて動作しており、電力管理フィールドが「1」にセットされたATIM又はACKフレームを受信する場合には、その常時オンSTAは、ステップ1109にてビーコンSTAにATIMフレームの送信を行う必要はない。何故ならば、すでに別の常時オンSTAが後のプローブ要求フレームに応答するようになっているからである。
ビーコンSTAは、PSモードにおける他のSTAと同じようにその常時オンSTAを取り扱う。幾つかの常時オンステーションは、アウェイクリストが空でないときに、サイレント状態を維持することがあるので、ビーコンSTAのアウェイクリストは、必ずしも全ての利用可能なSTAを含まない。ビーコンSTAは、その電力管理モードを変える場合には、図10に示すようにアウェイクリストにおけるSTAへ通知メッセージを送って、次のビーコンSTAを探す。
本発明の第3の実施形態によれば、ATIMウィンドウ内でATIMメッセージを送出し又は受信するSTAは、通知されるフレームの全ての送信及び/又は受信を完了した後に、それらの電力管理状態を「アウェイク」から「ドーズ」へと変えることができる。この実施形態では、全てのステーションがPSモードにて動作できる。どのSTAもその電力管理状態を変えることができるので、ビーコンSTAは、そのアウェイクリストを連続的に更新する。各ビーコンインターバルの開始時に、各STAは、通常のDCF手順を使用して、最初にビーコンフレームを送り出すよう試みることができる。ビーコンフレームを送出した最初のSTAが、そのビーコンインターバルのビーコンSTAとなる。図12は、この実施形態におけるSTAの動作を示している。ビーコンSTAは、それがアウェイク状態に留まろうとする場合には、ビーコンフレームにおける電力管理フィールドを「1」にセットすることができる(ステップ1202)。そうでないときは、電力管理フィールドは、「0」にセットされる。
ビーコンフレームを送出した後、ビーコンSTAが電力を節約するためにドーズ状態に入る場合には、ビーコンフレームにおける電力管理フィールドを「0」にセットした後に、そのビーコンSTAは、ATIMウィンドウの残りの間、無差別モードで動作して、ATIM又はACKフレームを送出するSTAのリストを編集する(ステップ1203−1205)。リスト上のSTAのうちのいずれもが、現在のビーコンSTAがドーズモードに入っている場合に、プローブ要求メッセージに応答するタスクを委託され得る。ビーコンSTAのアウェイクリストが空である(即ち、ATIM交換がない)場合には、そのビーコンSTAは、ビーコンインターバルの残りの間、アウェイク状態に留まる(ステップ1210)。各STAは、そのATIMウィンドウにおいて無差別モードで動作して、アウェイク状態にあることを通知している隣接メンバの記録を編集することができる。
ATIM又はACKフレームを送るときに、STAは、コントロールフレームにおける電力管理フィールドを必要に応じて「1」又は「0」にセットすることにより、ドーズモードに入るか否かを指示する。各STAは、それ自身のアルゴリズムを実行することにより、ドーズ状態に入るときを決定することができる。このような一つのアルゴリズムは、「Method and Apparatus for Power Saving in Packet Transmission of802.11 in ad hoc Mode」と題しており、米国仮特許出願第60/692,798号に基づいている同時係属中の米国特許出願(「同時係属出願」)に開示されている。この同時係属出願明細書を、その全体を参照することによって本明細書に援用する。ビーコンインターバル内で、通常のデータ送信インターバル中に、STAは、それが現在のフレーム交換後アウェイク状態に留まる場合には、データフレームのその電力管理フィールドを「1」にセットする。或いは、STAは、それが現在のフレーム交換後にドーズ状態に入るならば、データフレームの電力管理フィールドを「0」にセットする。無差別モードにて動作しておらず、らデータフレームを受信しないSTAに通知するために、ドーズモードに入るSTAは、電力管理フィールドを「0」に設定してマルチキャストの空のデータフレームを送出する。このデータフレームに対しては確認応答がなされない。この空のデータフレームを受信する各STAは、アウェイクリストからその送信STAを除去する。
ドーズモードに入る前に、ビーコンSTAは、先ず、そのアウェイクリストを調べる。アウェイクリストが空であるならば、ビーコンSTAは、アウェイクモードに留まる。さもなければ、ビーコンSTAは、ドーズモードに入る前に、通知メッセージを送出する。図9に関して説明したプロセスにおけるように、通知メッセージは、ユニキャストメッセージであっても、マルチキャストメッセージであってもよい。
ビーコンステーションは、電力管理フィールドを「0」にセットしてマルチキャストの空のデータフレームを送り出すことができる。この空のフレームを受信するSTAは、そのマルチキャストデータフレームのソースアドレスから、そのビーコンSTAがドーズモードに入ろうとしていることを認識する。応答の際に、各受信先は、次のプローブ要求フレームに最初に応答するよう用意する。このスキームは簡単であるが、マルチキャストヌルデータフレームに対して確認応答がなされないので、次のプローブ要求フレームに応答するSTAが存在しないことがある。
或いは、ビーコンSTAは、ユニキャストの空のデータフレームを送って、アウェイクリストにおけるSTAのうちの一つへその電力管理の変更を通知し、その受信先からの応答ACKフレームを待機することができる。最初に常時オンSTAへ通知メッセージを送ることについての優先度を与えて、将来のビーコンステーションハンドオーバーを減少させることができる。所定の期間後にACKフレームが受信されない場合には、ビーコンSTAは、空のデータフレームを、再び同じSTAに再送信するか、又は、そのリストにおける全てのSTAがコンタクトに失敗するまで、そのアウェイクリストにおける別のSTAへ再送信する。この場合に、ビーコンSTAは、ビーコンインターバルの残りの間、アウェイク状態に留まる。さもなければ、ACKフレームを返送するSTAが次のビーコンSTAとなり、現在のSTAはドーズ状態に入ることができる。
本発明の第4の実施形態によれば、ATIMウィンドウ内でATIMフレームを送出し又は受信するSTAは、全てのフレームの送信及び受信を完了した後、それらの電力管理状態をアウェイクからドーズへと変えることができる。この第4の実施形態では、幾つかのSTAは、常時オン状態にて動作することができる。このような常時オンSTAは、信頼できる電力供給源を有するか、アウェイク状態に留まる他の理由を有することができ、前述したような態様で常時オンSTAとして動作することができる。この第4の実施形態は、ビーコンSTAのハンドオーバーの回数を減少させることを目的としている。図13は、ビーコンSTAハンドオーバーの回数を減少させる方法を例示している。
図13に示すように、常時オンSTAがビーコンステーションとなる可能性は、ビーコンSTAを決定するための優先度ベースDCFスキームを使用することにより高められる(ステップ1302)。常時オンSTAがビーコンSTAになる場合には、ビーコンインターバルの残りの間は、ビーコンSTAのハンドオーバーは発生しない。優先度ベースDCFによれば、常時オンSTAに優先度が与えられ、常時オンSTAがビーコンフレームを送出する最初のものとなる可能性が高くなり、従って、ビーコンSTAとなる可能性が高くなる(ステップ1303)。既存の優先度ベースDCFの変形例は当業者には既知で幾つかの優先度ベースDCFの変形例は、異なる衝突ウィンドウサイズ又は異なるバックオフパラメータ値を含む。
或いは、この第4の実施形態の下では、常時オンSTAは、ステップ1302で決定されたビーコンSTAがドーズ状態に入ると決定したときには、現在のビーコンインターバルにおいてビーコンフレームを送出するための付加的な機会をもつことができる。常時オンSTAがビーコンフレームを受信するとき、当該常時オンSTAは、ビーコンフレームの電力管理フィールドを調べる。電力管理フィールドが「1」にセットされているならば、そのフィールドは、現在のビーコンSTAがアウェイク状態に留まろうとしていることを示す。その受信STAによる更なる動作はなされない。しかしながら、その電力管理フィールドが「0」にセットされていることが検出された場合には、常時オンSTAは、電力管理フィールドを「1」にセットしてビーコンフレームを送り、それが次のビーコンSTAとなったことを指示することができる。
前述の詳細な説明は、本発明の特定の実施形態を例示するために提供したものであり、本発明を限定することは意図していない。本発明の範囲内において、種々な変更及び変形が可能なものである。本発明の範囲は、特許請求の範囲に記載されている。
Claims (1)
- アドホックワイヤレスネットワークにおいてビーコンステーションが節電状態に入ることを可能とする方法であって、
ビーコンインターバル中に、前記ビーコンステーションから、該ビーコンステーションが節電状態に入ることを指示するコントロールメッセージを送るステップと、
前記ビーコンインターバルの終了前に前記節電状態に入るステップと、
を含む方法。
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