JP2008541539A - Mimo送信用のデータストリームの個別インターリービング - Google Patents

Mimo送信用のデータストリームの個別インターリービング Download PDF

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Abstract

本発明は、一般的に言えば、下位互換性の要求を満たし、さらに、競合する設計対象に有効に対処する、インターリーバ及びインターリービング方法を提供する。本発明の一態様によれば、データを、予想される受信アンテナの個数よりも多数の送信アンテナを用いて送信する。少なくとも一対の送信アンテナ(ant’_1、ant’_N)を形成し、第1データストリームから多数の第2データストリーム(610a、610n)を形成し、前記第1データストリームにおける連続ビットは、前記第2データストリームの異なる1つに割り当てられるようにする。前記第2ストリームの多数のそれぞれのストリームのブロックインターリーブは個々に行う(611a、611n)。連続する送信インターバル(617)の間に、対の送信アンテナを用いて、前記第2データストリームの異なるストリームから取り出した一対のデータシンボルを送信し、これに続いて、等価変換したデータシンボル対を送信する。

Description

本発明は、ワイヤレスデジタル通信に関する。
典型的な802.11a/g送信機のブロック図を図1に示してある。このような送信機は、単一入力単一出力(SISO)システムである。送信すべきビットは、順方向誤り訂正(FEC)エンコーダ101に供給され、これにインターリーバ103が後続する。インターリーバ103の出力ビットは、シンボルマッパー105(例えば、QAMマッパー)によってグループ分けされ、信号平面内にマッピングされて、シンボルを形成する。そして、IFFT演算107が続き、ここでは、シンボルが一連のサブキャリア周波数(すなわち周波数ビン)にマッピングされると共に、一連のタイムサンプルを得るために変換される。次に、巡回拡張演算108(ガードシンボルを付加することに等価)を行って、結果としてOFDMシンボルを得る。それから、パルス整形109及びIQ変調111を行って、RF出力信号113を得る。
典型的な802.11a/gシステムはブロックインターリーバ(例えば、ブロックインターリーバ103)を有しており、これは、以下のパラメータを用いて、第2置換(permutation)が続く第1置換によって表わすことができる。
N_CBPSはインターリーバのサイズ、すなわち、シンボル当たりの符号化ビット数、
kは入力ビットのインデックス、
iは第1置換の後のインデックス、
jは第2置換の後のインデックスである。
第1及び第2置換は以下のように定義され、
第1置換
i=(N_CBPS/16)(k mod 16)+floor(k/16),
k=0,1,…,N_CBPS-1
16個の列及びN_CBPS/16個の行がある。
ビットは行ごとに書き込まれ、列ごとに読み取られる。
第2順列
j=s*floor(i/s)+(i+N_CBPS−floor(16*i/N_CBPS))mod s,
i=0,1,…,N_CBPS-1
ここで、s=max(N_BPSC/2,1)であって、N_CBPSは、OFDMサブキャリアにおけるシンボル当たりのビット数である。異なる列に対しては、ビット重要度インデックスが変化するため、隣接ビットが必ずしも常にシンボルの同じインデックスにマップされるとは限らない。
上述の置換を、図2にブロック201及び203によって示してある。
802.11a/b/gのワイヤレスネットワーキング構築の市場成功に続いて、802.11nワーキンググループが2003年に結成され、高スループットワイヤレスLANのための標準規格を作成することが許可された。この提案された標準規格では、最大データ転送速度は、802.11a/b/gと比較して、2倍以上のレンジを有する720Mbps程度にすることができる。この基本的な技術は、多入力多出力(MIMO)法と称され、これは本来、ワイヤレス媒体にパスダイバーシチを活用するために、多数のアンテナを用いる。MIMOシステムについて述べる場合、M×Nとは、M個の送信アンテナとN個の受信アンテナのことを意味する。
多数のアンテナは、時空間ブロック符号化(STBC)と称されるタイプの符号化、例えばAlamouti符号化を可能にする。STBCにおいては、情報のブロックをエンコードしてから、多数のアンテナ(空間)で、かつ多数のシンボル期間(時間)で送信する。
MIMOシステムの802.11nは、少なくともSISOシステムの802.11a/gと下位互換性を持つことが望ましい。特に、インターリービングに関しては、下位互換性を持ち、さらに、競合する設計対象(例えば、小型化、低電力消費、通信の安定性)に対処する、インターリービング装置が必要とされる。
本発明は、一般的に云えば、下位互換性の要求を満たし、さらに競合する設計対象に有効に対処する、インターリーバ及びインターリービング方法を提供する。本発明の一態様によれば、データを、予想される受信アンテナ数よりも多くの数の送信アンテナを用いて送信する。少なくとも一対の送信アンテナを形成し、第1データストリームから多数の第2データストリームを形成し、前記第1データストリームにおける連続ビットは、前記第2データストリームのそれぞれ異なるストリームに割り当てられるようにする。前記第2データストリームの多数のそれぞれのストリームのブロックインターリービングは個々に行う。連続するインターバルの間には、対の送信アンテナを用いて、前記第2データストリームのそれぞれ異なるストリームから取り出した一対のデータシンボルを送信し、これに続いて、等価変換したデータシンボル対を送信する。本発明の他の態様によれば、データを、1つのアンテナか、又は多数のアンテナのいずれかを用いて送信する。1つのアンテナを用いてデータを送信する場合には、そのデータを送信する前に第1インターリービング法を用いてデータをブロックインターリーブする。多数のアンテナを用いてデータを送信する場合には、第1データストリームから多数の第2データストリームを形成し、前記第1データストリームにおける連続ビットが、前記第2データストリームのそれぞれ異なるストリームに割り当てられるようにする。前記第2データストリームの多数の各ストリームのブロックインターリービングは、前記第1インターリービング法とほぼ同じインターリービング法を用いて行う[OPERATION C]。本発明の他の態様によれば、予想される受信アンテナ数よりも多くの数の送信アンテナを用いてデータを送信する。送信アンテナはグループ分けし、第1データストリームから各アンテナに対する多数の第2データストリームを形成し、前記第1データストリームにおける連続ビットが前記第2データストリームのそれぞれ異なるストリームに割り当てられるようにする。前記第2データストリームの多数の各ストリームのブロックインターリービングは個々に行う。連続する送信インターバルの間には、前記アンテナのうちのそれぞれ異なるアンテナから、ゼロでないシンボルを送信用に順に出力するのであって、所定の送信インターバルの間には、ゼロでないシンボルがアンテナグループのただ1つに割り当てられ、ゼロのシンボルはアンテナグループのその他のアンテナに割り当てられるようにする。
以下、添付図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
以下の説明において、2つの送信アンテナのケースは、N個の送信アンテナの、より一般的なケースの模範例として示している。本発明の原理は、当業者に分かるように、2つのアンテナから、2つ以上のアンテナにまで容易に拡大することができる。
802.11nシステムには、多数の空間ストリームが必要とされる。802.11nシステムにとっては、802.11a/gシステムとの下位互換性を持たせなければならないから、802.11a/gのインターリーバを存在させなければならない。本発明の手法は、802.11a/gのインターリーバに基づく、新たなインターリーバを作成することにある。すなわち、入力ビットを2つのストリームに解析(parse)し、その各ストリームに802.11a/gのインターリーバを用いる。
MIMO通信用送信機のブロック図を示している図3を参照するに、単一の情報ストリームは、ビットパーサー301に供給される。送信モードに応じて、ビットパーサーは、単一情報ストリーム又は2つの別々の情報ストリームを生成する。SISOモードでは、ビットパーサーは、入力情報ストリームをインターリーバ310の上側ブランチ311へ導く。インターリーバの上側ブランチは、図2のインターリーバと同じ構成とすることができる。すなわち、ブロックインターリーバのオペレーション313の後に、ビット重要度インデックスのシャッフラー315が続く。MIMOモードでは、ビットパーサーは、入力情報ストリームの交互ビットを、インターリーバの上側ブランチ311とインターリーバの下側ブランチ312へ交互に出力して、2つの別々の情報ストリームを生成する。
インターリーバの下側ブランチは、好ましくは、インターリーバの上側ブランチのように、対応するブロック314及び316を含むようにする。加えて、インターリーバの下側ブランチは、ブロック316c(オペレーションC)を含み、また、ブロック316b(オペレーションB)又はブロック316a(オペレーションA)を随意含むことができる。
異なる空間ストリームにおける隣接ビットは、周波数領域において、できるだけ離して離間させるのが望ましい。その1つの簡単な方法は、多数のN_CBPSにてブロック316の出力を、巡回的に回転させることである(オペレーションC)。オペレーションCは、インターリーブしたブロックを線形バッファにバッファリングして、多数のN_CBPSによって巡回的な回転を行うことと想定することができる。現実的なシステムモデルを用いると、2×2で、40MHzのシステムの場合に、巡回的に回転数する57N_CBPS、すなわち、OFDMにおける巡回的に回転する57周波トーンが、所定のSNRに対して、最低のPER(パケット誤り率)を生成することになることが分かる。2×2で、20MHzのシステムに好適な回転は、25N_CBPSである。オペレーションCでは、ビット重要度インデックスは変化していないことに注意する。
また、2つのストリーム間の、ビット重要度インデックスを変えることも望ましい。これには多くの方法がある。1つの方法は、例えば、前述の第2置換におけるsの定義を変えることによって、オペレーション2(ブロック316)を変える方法である。あるいは、現行の置換処理は列インデックスに従って変化するから、ビット重要インデックスは、異なる列インデックス、例えば列インデックス+1に従って置換を行うことにより変えることができる。
オペレーション2を変更しないようにするために(例えば、ハードウェアの再利用観点で)、回路内の様々な箇所、例えば、ビットパーサー301又はオペレーションA又はオペレーションBで、同等の作用を行うようにすることができる。例えば、オペレーションBを実施する1つの簡単な方法は、第2ビットストリームのシンボルに属するビットを、例えば1つずつ巡回的に回転させることである。第3ビットストリームの場合には、シンボルに属するビットを、2つずつ巡回的に回転させることになる。
オペレーションAは、例えば、ビット重要度インデックスのシャッフリングを個別に行うように設計した、他のインターリーバの形態を取ることができる。オペレーションAをビットパースブロック301と組合わせることも潜在的に可能である。
ビット重要度インデックスの個別シャッフリングは、オペレーションCの一部として(すなわち、周波数分離を既に行った上で)行うこともできる。そうするための簡単な方法は、第2ビットストリームでは1ビット以上、第3ビットストリームでは2ビット以上、と云うように順次ビットをシフトすることである。
MIMO−OFDMシステムにおいて、送信アンテナの数が受信アンテナよりも多い場合には、データストリームの数を、送信アンテナの数よりも少なくしなければならない。しかしながら、追加の送信アンテナ(1個又は複数)を設けて、空間ダイバーシチを増やすことができ、従って、システムの性能を改善できることが知られている。そうするための1つの方法は、空間拡散法を用いるやり方であり、これは、他のアンテナの信号からのサイクリック遅延信号を用いる。
そうするための他の方法は、図4に示すように、2つのアンテナに、トーンインターリーブした信号を用いるやり方である。図4におけるブロック401,403及び405はブロック101,103及び105にほぼ対応する。ブロック407は、以下の方法でトーンインターリーブを行う。
周波数領域において、
ant1=[a1,0,a3,0,…]
ant2=[0,a2,0,a4,…]
すなわち、一対のアンテナを形成し、特定のシンボル期間中に、アンテナ対の一方のアンテナを経て送信される、OFDMシンボル内のトーンの半分を使用し、トーンの残りの半分は使用しない。もう一方のアンテナでは、使用又は不使用の特定トーンは、逆になる。この簡単なトーンインターリービングは、簡単な代替スキームであるために、OFDM信号の周波数ダイバーシチを全く活用しない。
図5を参照するに、ここにはN個のアンテナがあるが、1つのストリームを考慮しているだけである。単一の情報ストリームは、FECエンコーダ501に供給され、これにビットパーサー503が続く。このビットパーサーは、入力情報ストリームのビットを、ブランチ510a〜510nのうちのそれぞれ異なるブランチに、順に出力する。各ブランチは、インターリーバ511と、それに続くビット/シンボルマッパー513と、トーンインターリービングブロック515とを備える。周波数ダイバーシチは以下のように活用する。
ant_1=[a1,0,…0,a_N+1,0,…]
ant_2=[0,a2,0,…0,a_N+2,0,…]

ant_N=[0,…,0,a_N-1,0,a_N+N,0,…]
インターリーバの深さは、レイテンシー要求を適えるように調整することができる。
図6を参照するに、同じ構成をSTBCに適用することができ、STBC(ブロック617)は、トーンインターリービングの後に適用する。
2×1システムに対する、STBCの特別な改良型がAlamouti符号化である。Alamouti符号化は、2つの隣接するシンボルを、同時送信用の2つの送信アンテナにマッピングする。Alamouti符号化(AC)を最大限に活用するために、インターリーバは、通常、ACの前に用いる。図7を参照するに、送信すべきデータは、FECエンコーダ701に供給され、この後に、順に、インターリーバ703、QAMマッパー705、シンボルパーサー707が続く。シンボルパーサーは、ACブロック709に供給する多数のシンボルストリームを生成する。
OFDMシステムでは、図8に示すように、ACブロック809に続くIFFT806を各ブランチに追加する。
4×1システムの場合には、Alamouti符号化は、4×1の時空間ブロック符号化(STBC)に一般化される。現行の共通スキームは次のように機能する。
s1(k) −s2(k) 繰り返し
s2(k) s1(k) 繰り返し
s3(k) −s4(k) 繰り返し
s4(k) s3(k) 繰り返し
各列は、2つの連続するシンボル期間中に、特定のアンテナで送信されるシンボルを表わす。より詳細には、2つの連続するシンボル期間のうちの最初の期間中には、個別のシンボルがアンテナ1〜4で送信される。次の連続するシンボル期間中には、等価ではあるが、変換したシンボルが送信される。従って、アンテナ2で送信されたシンボルの負の共役シンボルはアンテナ1で送信され、アンテナ1で送信されたシンボルの共役シンボルはアンテナ2で送信される、というようになる。上記のように表示したパターンは繰り返される(すなわち、アンテナ1では、s1(k+1),(−s2(k+1))と続く)。
非常に近接している符号化ビットは、OFDMを適用する場合には、時間領域及び周波数領域において、出来るだけ遠くに切り離されなければならない。この目的を達成するインターリーバを設計することは可能だが、既存のインターリーバを備えるシステムの性能を高めることは不可能である。また、M×1システム(ここにM>2)にとっては、既存の繰り返しスキームは、空間ダイバーシチの種々の多様性を全く活用していない。
空間ダイバーシチの種々の多様性をもっと活用するために、多数の情報ストリームを形成し、それから個々にインターリーブする。図9を参照するに、ブロック901,903,911a,911b,913a及び913bは、ブロック501,503,511a,511b,513a及び513bにほぼ対応する。ACブロック915は、(個々にインターリーブした)結果ストリームを受信して、既知の方法によってAlamouti符号化を行う。このような処置は、個別インターリーブAlamouti符号化(I2AC)と称することができる。
OFDMシステムでは、図10に示すように、各ブランチに対し、ACブロックの後にIFFT1006を追加する。
M>2の場合には、I2ACに加えて、空間回転を適用することができる。例えば、4×2の場合には、4つのストリームをビット解析する。各ストリームを個々にインターリーブして、QAMシンボルにマッピングする。次いで、AC符号化を以下のように行う。
s1(k) −s2(k) s1(k+1) −s3(k+1) s1(k+2) −s4(k+2)
s2(k) s1(k) s2(k+1) −s4(k+1) s2(k+2) −s3(k+2)
s3(k) −s4(k) s3(k+1) s1(k+1) s3(k+2) s2(k+2)
s4(k) s3(k) s4(k+1) s2(k+1) s4(k+2) s1(k+2)
このため、ストリームは4つのアンテナに対を成してSTBC符号化される(3通りの対((1,2),(3,4))、((1,3),(2,4))、((1,4),(2,3)))。これは、以下の2つの方法で行うことができる。
オプション1:
Alamouti符号化を以下のように、6つのOFDMシンボルにわたって行う。すなわち、最初の2つのOFDMシンボルが前記対の組み合わせ(1,2),(3,4)を全ての周波数で用い、次の2つのOFDMシンボルが全ての周波数にわたって組み合わせ(1,3),(2,4)を用い、最後の2つのOFDMシンボルが全ての周波数にわたって組み合わせ(1,4),(2,3)を用い、次いで、次の6つの連続するOFDMシンボルに対するパターンを繰り返す。こうする事の不利な点は、各周波数に対するチャネルマトリックスが、時間と共に変化するということにある。
i番目のOFDMブロックにおけるj番目のデータシンボルをaij,bij,cij及びdijとし、4つのストリームをa,b,c及びdと示すものとする。各OFDMブロックは、N個のデータシンボルを有するものとする。角括弧[]間の一組のシンボルは、1つのOFDMシンボルである。ACブロックによって行われるオペレーションは、以下のように表わすことができる。
STBC(AC)ブロックへの入力:
[a11 a12…a1N][a21 a22 …a2N][a31 a32…a3N]………
[b11 b12…b1N][b21 b22 …b2N][b31 b32…b3N]………
[c11 c12…c1N][c21 c22 …c2N][c31 c32…c3N]………
[d11 d12…d1N][d21 d22 …d2N][d31 d32…d3N]………
STBCブロックの出力:
[a11 a12…a1N][-b11* -b12…-b1N*][a21 a22…a2N][-c21* -c22…-c2N*][a31 a32…a3N][-d31* -d32…-d3N*]………
[b11 b12…b1N][a11* a12*…a1N*][b21 b22…b2N][-d21* -d22…-d2N*][b31 b32…b3N][-c31* -c32…-c3N*]………
[c11 c12…c1N][-d11* -d12*…-d1N*][c21 c22…c2N][a21* a22*…a2N*][c31 c32…c3N][b31* b32*…b3N*]………
[d11 d12…d1N][c11* c12*…c1N*][d21 d22…d2N][b21* b22*…b2N*][d31 d32…d3N][a31* a32*…a3N*]………
オプション2:
Alamouti符号化は、次のように2つのOFDMシンボルにわたって行う。すなわち、第1の周波数ビンは組み合わせ(1,2),(3,4)を用い、第2の周波数ビンは組み合わせ(1,3),(2,4)を用い、第3の周波数ビンは組み合わせ(1,4),(2,3)を用い、このパターンを繰り返す。従って、Alamouti符号化は、各周波数ビンに対する異なるアンテナからのシンボルを用いる。しかしながら、各周波数ビンに対するチャネルマトリックスは経時的に変化しない。
STBCブロックへの入力:
[a11 a12 a13 a14…a1N]
[b11 b12 b13 b14…b1N]
[c11 c12 c13 c14…c1N]
[d11 d12 d13 d14…d1N]
STBCブロックの出力:
[a11 a12 a13 a14 a15 a16…a1N][-b11* -c12* -d13* -b14* -c15* -d16*………]
[b11 b12 b13 b14 b15 b16…b1N][a11* -d12* -c13* a14* -d15* -c16*………]
[c11 c12 c13 c14 c15 c16…c1N][-d11* a12* b13* -d14* a15* b16*………]
[d11 d12 d13 d14 d15 d16…d1N][c11* b12* a13* c14* b15* a16*………]
同じ原理は、任意の2p×pSTBCシステムにも適用することができる。
本発明は、その精神又は本質的特徴から逸脱することなく、他の態様で具体化し得ることは当業者に明らかである。従って、図示の実施例は、いずれも例示に過ぎず、これに限定されるものではない。本発明の範囲は、前述の説明よりむしろ添付の特許請求の範囲によって示されるものであり、本発明の精神及び均等な範囲内においてとり得るあらゆる変更は、本発明に包含されるものとする。
既知のSISO通信送信機のブロック図である。 図1のインターリーバの詳細なブロック図である。 MIMO通信送信機の一部のブロック図である。 2つのアンテナ用にトーンインターリーブ信号を用いる通信送信機の一部を示すブロック図である。 本発明の一態様による、2つのアンテナ用にトーンインターリーブ信号を用いる通信送信機の一部を示すブロック図である。 本発明の他の態様による、2つのアンテナ用にトーンインターリーブ信号を用いる通信送信機の一部を示すブロック図である。 Alamouti符号化を用いる通信送信機の一部を示すブロック図である。 OFDM及びAlamouti符号化を用いる通信送信機の一部を示すブロック図である。 本発明の一態様によるAlamouti符号化を用いる通信送信機の一部を示すブロック図である。 本発明の他の態様によるOFDM及びAlamouti符号化を用いる通信送信機の一部を示すブロック図である。

Claims (10)

  1. 予想される受信アンテナ数よりも多くの数の送信アンテナを用いてデータを送信する方法であって、少なくとも一対の送信アンテナを形成するステップと、第1データストリームから多数の第2データストリームを形成し、前記第1データストリームの連続ビットが前記第2データストリームの異なるデータストリームに割り当てられるようにするステップと、前記第2データストリームの多数の各ストリームを個々にブロックインターリーブするステップと、連続する送信インターバルの間に、前記対の送信アンテナを用いて、前記第2データストリームのそれぞれ異なるストリームから取り出した一対のデータシンボルを送信し、これに続いて、等価変換したデータシンボル対を送信するステップとを備えているデータ送信方法。
  2. 前記第1データストリームをエンコードするステップ備える、請求項1に記載の方法。
  3. 予想される受信アンテナ数よりも多くの数の送信アンテナを用いるデータ送信機において、少なくとも一対の送信アンテナと、第1データストリームから多数の第2データストリームを形成し、前記第1データストリームの連続ビットが前記第2データストリームの異なるデータストリームに割り当てられるようにする手段と、前記第2データストリームの多数の各ストリームを個々にブロックインターリーブする手段と、連続する送信インターバルの間に、前記対の送信アンテナを用いて、前記第2データストリームのそれぞれ異なるストリームから取り出した一対のデータシンボルを送信し、これに続いて、等価変換したデータシンボル対を送信する手段とを備えているデータ送信機。
  4. 前記第1データストリームをエンコードする手段を備える、請求項3に記載の装置。
  5. 予想される受信アンテナ数よりも多くの数の送信アンテナを用いてデータを送信する方法であって、第1データストリームから多数の第2データストリームを形成し、前記第1データストリームの連続ビットが前記第2データストリームの異なるデータストリームに割り当てられるようにするステップと、前記第2データストリームの多数の各ストリームを個々にブロックインターリーブするステップと、前記第2データストリームのそれぞれのストリームからOFDMシンボルを形成するステップと、連続する送信インターバルの間に、等価変換した周波数ビン情報が続く前記第2データストリームの異なるストリームから取り出した周波数ビン情報をOFDMシンボルの1つの周波数ビン内で1つのアンテナから送信することによって、前記OFDMシンボルの周波数ビン情報を再配列するステップとを備えているデータ送信方法。
  6. 前記第1データストリームをエンコードするステップを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 各OFDMシンボルに対して、当該OFDMシンボルの周波数ビン情報を、前記第2データストリームのうちの1つのストリームから取り出す、請求項5に記載の方法。
  8. 少なくとも幾つかの前記OFDMシンボルに対して、特定のOFDMシンボルの周波数ビン情報を、前記第2データストリームの2つ以上の偶数個のデータストリームから取り出す、請求項5に記載の方法。
  9. 予想される受信アンテナ数よりも多くの数の送信アンテナを用いるデータ送信機において、少なくとも一対の送信アンテナと、第1データストリームから多数の第2データストリームを形成し、前記第1データストリームの連続ビットが前記第2データストリームの異なるデータストリームに割り当てられるようにする手段と、前記第2データストリームの多数の各ストリームを個々にブロックインターリーブする手段と、前記第2データストリームのそれぞれのストリームからシンボルを形成する手段と、連続する送信インターバルの間に、等価変換したOFDMシンボルが続く前記第2データストリームの異なるストリームから取り出されるOFDMシンボルを一対のアンテナが送信するように、OFDMシンボルを形成する手段とを備えているデータ送信機。
  10. 前記第1データストリームをエンコードする手段を備える、請求項9に記載の装置。
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