JP2008538400A - ローラ・スラスト・アセンブリ - Google Patents

ローラ・スラスト・アセンブリ Download PDF

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リチャード ジュニア ギスト、ウォルター
シック、ゲリー
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Abstract

【課題】カム・プレートの回転角度および収容寸法を減少する一方で、更に大きなスラスト荷重および更に大きな揚程を提供し得るカム・スラスト・アセンブリを提供すること。
【解決手段】少なくとも一枚の回転可能カム・プレートと、該カム・プレートに画成された少なくとも一個のローラ保持凹所とを含むカム・スラスト・アセンブリ。上記ローラ保持凹所は内側半径および外側半径を有し、且つ、該ローラ保持凹所は浅底部および深底部を有する傾斜部表面を画成する。上記カム・スラスト・アセンブリは、上記傾斜部表面に沿い移動するために上記ローラ保持凹所内で該傾斜部表面上に位置されたテーパ付きローラを更に含む。上記傾斜部表面の少なくとも一部分は、ローラ進行の方向において上記浅底部と深底部との間で湾曲される。
【選択図】図3

Description

関連出願に関する相互参照
本出願は、2005年2月9日に出願されると共にその全ての開示内容は言及したことにより本明細書中に援用される米国仮特許出願第60/651,393号の特典を主張する。
本発明はローラ・スラスト・アセンブリに関し、より詳細には、ローラ・スラスト傾斜部を含むローラ・スラスト・アセンブリに関する。
多くの用途では、スラスト力を提供し得る解除可能な機構が必要とされる。斯かるスラスト機構のひとつはカム転動アセンブリであり、その場合に転動要素はカム・プレート上の傾斜部に対して回転することで、該転動要素が上記傾斜部の深底部から該傾斜部の浅底部へと移動するにつれて上記カム・プレートを軸心方向に付勢する。
たとえば多くの車両は、ユーザの選好性を満足すべく当該ステアリング・コラムの傾斜を、または、傾斜および嵌合伸縮を許容するステアリング・コラムを備えている。適切な調節の後でステアリング・コラムは、車両動作の間における該ステアリング・コラムの動きを防止するために固定されねばならない。故に比較的に容易に解除されることで調節を許容するロック機構であってステアリング・コラムを適切に固定もするというロック機構を提供すべく、カム・スラスト機構が使用されてきた。
カム・スラスト機構が利用され得る別の例は、駐車ブレーキ用アクチュエータである。ブレーキ・レバーが揚動されるにつれ、カム・プレートは回転されると共に軸心方向スラスト荷重が達成されることでブレーキが起動される。
なし なし
これらは、カム・スラスト機構を使用する用途の2つの例にすぎない。これらの用途が発展すると共に他の用途が開発されるにつれ、カム・プレートの回転角度および収容寸法を減少する一方で、更に大きなスラスト荷重および更に大きな揚程を提供することが望まれる。
更に大きなスラスト荷重を達成するために、ボールとの比較においてニードル・ローラは大きな荷重を提供することが見出された。同一の回転角度により更に大きな揚程を達成するためには、ローラ軌跡に対し、すなわち、ローラが上記傾斜部表面上を転動するときにローラ中心線が追随する経路に対し、更に急峻な角度が必然である。ローラ軌跡およびローラ直径が傾斜部表面を規定する。ローラ直径が大きいほど且つ軌跡曲率が急峻であるほど、鋭角的な傾斜部表面が形成され、これは大きな表面接触応力を生成する。更に小さなローラ直径を用いることで傾斜部表面を“平坦化”することは可能であるが、斯かる構成によれば、各ローラが同相に留まることを確実にする上で好適なローラ・リテイナの使用が妨げられる。本発明者等は、更に小さな回転角度により更に大きなスラスト力を許容する構成を見出した。
一実施例において本発明は、少なくとも一枚の回転可能カム・プレートと、該カム・プレートに画成された少なくとも一個のローラ保持凹所とを含むカム・スラスト・アセンブリを提供する。上記ローラ保持凹所は内側半径および外側半径を有し、且つ、該保持凹所は浅底部および深底部を有する傾斜部表面を画成する。上記カム・スラスト・アセンブリは、上記傾斜部表面に沿い移動するために上記ローラ保持凹所内で該傾斜部表面上に位置されたテーパ付きローラを更に含む。上記傾斜部表面の少なくとも一部分は、ローラ進行の方向において上記浅底部と深底部との間で湾曲される。
別実施例において本発明は、軸心の回りで回転可能なステアリング・コラムと、カム・スラスト・アセンブリとを含むステアリング・コラム・アセンブリを提供する。上記カム・スラスト・アセンブリは、第1位置と第2位置との間で回転可能な少なくとも一枚の回転可能カム・プレートを含む。上記カム・スラスト・アセンブリは、上記カム・プレートに画成された少なくとも一個のローラ保持凹所を更に含む。上記ローラ保持凹所は内側半径および外側半径を有し、且つ、該保持凹所は浅底部および深底部を有する傾斜部表面を画成する。上記カム・スラスト・アセンブリは、上記傾斜部表面に沿い移動するために上記ローラ保持凹所内で該傾斜部表面上に位置されたテーパ付きローラを更に含む。上記傾斜部表面の少なくとも一部分は、ローラ進行の方向において上記浅底部と深底部との間で湾曲される。上記ステアリング・アセンブリは、上記少なくとも一枚の回転可能カム・プレートを上記第1および第2位置へと回転させるべく作用可能なレバーを更に含む。上記カム・プレートが上記第1位置に在るときに上記ステアリング・コラムは上記軸心の回りで回転可能であり、且つ、上記カム・プレートが上記第2位置に在るときに上記軸心の回りにおける上記ステアリング・コラムの回転は実質的に阻止される。
本発明によれば、カム・プレートの回転角度および収容寸法を減少する一方で、更に大きなスラスト荷重および更に大きな揚程を提供し得るカム・スラスト・アセンブリが提供される。
本発明の一切の実施例が詳細に説明される前に、本発明はその適用性において、以下の記述中に示された又は添付図面に示された構成要素の構成および配置の詳細に限定されないことを理解すべきである。本発明は他の実施例が可能であると共に、種々の様式で実用化または実施され得る。また本明細書中で使用される表現および語句は記述を目的としており、限定的と解釈されてはならないことも理解されるべきである。本明細書中における“含む”、“から成る”または“有する”という語句およびそれらの変化形が使用されたときには、その後に列挙される項目およびその均等物ならびに付加的な項目を包含することが意味される。また、別様に特定または限定されなければ、“取付けられた”、“接続された”、“支持された”および“連結された”という語句およびその変化形は広範囲に使用されると共に、直接的および間接的な取付け、接続、支持および連結の両方を包含する。更に、“接続された”および“連結された”という語句は、物理的または機械的な接続または連結に限定されるものでない。
本発明は、全図を通して同一番号は同一要素を表すという添付図面を参照して記述される。以下の記述において、たとえば“内側”、“外側”、“頂部”、“底部”、“右側”、“左側”、“前側”、“前側の”、“前方へ”、“後側”、“後側の”および“後方へ”という一定の用語は、相対的記述を明瞭化するためにのみ使用されるものであり、限定を意図するものでは無い。
図1は、両者間にローラ・アセンブリ40が位置された一対の対向カム・プレート32および34を含むカム・スラスト・アセンブリ30を示している。図示されたカム・スラスト・アセンブリ30は対向する2枚のカム・プレート32、34を含むが、カム・スラスト・アセンブリ30は1枚のカム・プレートまたは2枚より多いカム・プレートを利用し得る。
図示されたローラ・アセンブリ40は、3個のテーパ付きローラ44(図1においては1個のみが視認可能である)、および、テーパ付きローラ44を受容するリテイナ・プレート45を含む。リテイナ・プレート45は各テーパ付きローラ44間において概略的に等しい円周方向距離を維持することで、各ローラ44がカム・プレート32、34に関して転動するときに各ローラ44を同相に維持する。図示されたカム・スラスト・アセンブリ30は3個のテーパ付きローラ44を含むが、該カム・スラスト・アセンブリは、1個、2個、または、3個より多いテーパ付きローラ44を含み得る。
図2は、上記テーパ付きローラ44の内の1個のテーパ付きローラを示している。テーパ付きローラ44の各々は概略的に同一であることから、各テーパ付きローラ44の内の1個のテーパ付きローラのみが詳述される。テーパ付きローラ44は、半径TRIRを有する内側端部46と、該内側端部46の半径TRIRより大きな半径TRORを有する外側端部47とを含む。外側端部47および内側端部46の中心を通る直線により、ローラ軸心48が画成される。テーパ付きローラ44は、長さLTRと、実質的に内側および外側端部46、47の中間(すなわち内側または外側端部46、47のいずれかから上記長さの半分)に配置されたピッチ箇所とを有する。テーパ付きローラ・ピッチ半径TRPRは、上記ピッチ箇所におけるテーパ付きローラ44の半径として定義される。図示された構成においてテーパ付きローラ44の長さLTRは、テーパ付きローラ・ピッチ半径TRPRの略々2倍以上である。この構成は、(以下において更に詳細に論じられる)カム・スラスト・アセンブリ30の用途に対して特に適している。他の構成においてテーパ付きローラ44の長さLTRは、テーパ付きローラ・ピッチ半径TRPRの2倍未満とされ得る。
図1を参照するとカム・プレート32および34は概略的に同一の特徴を有することから、以下においてはカム・プレート34のみが詳述される。図3を参照すると、図示されたカム・プレート34は、中央ボア49と、概略的に平坦な内側および外側面50および51とを含む概略的に円形状のディスクである。図1のカム・プレート34と図3のそれとを比較すると、図3のカム・プレート34は明瞭化のために図1のカム・プレート34の周縁部から種々の特徴を除去して示されている。図1および図3に示されたカム・プレート34はひとつの可能的な構成にすぎず、該カム・プレートは他の形状を取り得ると共に他の表面特徴を含み得ることを理解すべきである。
依然として図3を参照すると、カム・プレート34の内側面50上には3個の凹所53が形成される。凹所53は、深底部55および浅底部57を含む。図示されたカム・プレート34は3個の凹所53を含むが、他の構成においてカム・プレート34は1個、2個、または、3個より多い凹所53を含み得る。3個の凹所53の各々は概略的に同一であることから、1個の凹所53のみが詳述される。
依然として図3を参照すると、凹所53は内側半径REIRおよび凹所外側半径REORを有する。内側半径REIRと外側半径REORとの間の差は、凹所53の長さLREを定義する(すなわちLRE=REOR−REIR)。凹所53の径方向ピッチ箇所は実質的に内側半径REIRと外側半径REORとの中間箇所として定義されることから、凹所ピッチ半径REPRはボア49の中心と上記径方向ピッチ箇所との間の距離として定義される。
図4を参照すると、凹所53は1個のテーパ付きローラ44を受容すべく構成されると共に、図示された構成においてテーパ付きローラ44の長さLTRは凹所53の長さLREに略々等しいことから、凹所53のピッチ箇所はテーパ付きローラ44のピッチ箇所と実質的に一致する。他の構成において上記テーパ付きローラは上記凹所と同一長さとされなくても良いことから、各ピッチ箇所は一致しない。
依然として図4を参照すると、凹所53は内側面50に関して角度αにて径方向にテーパ付けされる。図4においては深底部55のみが示されるが、浅底部57もまた深底部55と概略的に同一の角度αでテーパ付けされる。角度αは該当用途のスラスト荷重要件に基づき選択され得ることから、特定用途に依存して変更され得る。図示された構成において浅底部および深底部57、55は、ローラ軸心48が内側面50と概略的に平行である如く、テーパ付きローラ44を受容する。故にローラ44のテーパは角度αと実質的に同一である。他の構成においてローラ軸心48は内側面50に対して平行でなくても良い。
図3を参照すると、深底部および浅底部55、57間において円周方向には、湾曲した傾斜部表面60を有する傾斜部59が延在する。傾斜部表面60は、該傾斜部表面60における鋭角的変化を最小限とすべく、且つ、カム・スラスト・アセンブリ30の動作範囲の全体に亙り該傾斜部表面60がテーパ付きローラ44との連続的接触を維持するのを確実とすべく輪郭形成される。図示された傾斜部59は円周方向すなわちローラ進行の方向において凹所53の長さLRE全体に沿い概略的に湾曲されているが、他の構成において上記傾斜部は、湾曲部分と、直線状にテーパ付けされもしくは傾斜され乍らも湾曲されない部分とを含み得る。更なる他の構成において上記傾斜部は、各々が異なる曲率半径を有する1個より多い湾曲部分を含み得る。
図4および図5a乃至図5cを参照すると凹所53は円周方向および径方向の両方において、湾曲傾斜部59が、凹所外側半径REORにおける曲率半径すなわち傾斜部半径RROR(図5c)であって凹所内側半径REIR(図5a)における傾斜部半径RRIRより大きいという曲率半径を有する如く輪郭形成される。凹所ピッチ半径REPRにおける傾斜部半径RRPR(図5b)は、凹所内側半径REIRにおける傾斜部半径RRIRより大きいが、凹所外側半径REORにおける傾斜部半径RRORより小さい。故に、
RRIR<RRPR<RROR
である。
ひとつの構成において、凹所ピッチ半径REPRにおける傾斜部半径RRPRは、テーパ付きローラ44のピッチ箇所におけるローラ半径TRPRより小さいか該ピッチに略々等しい。この構成は、当業者がカム・スラスト・アセンブリ30の高揚程用途と考える処に対して特に適しており且つ斯かる用途を定義している。但し、他の構成において、上記凹所ピッチ半径における傾斜部半径は、上記ピッチ箇所におけるローラ半径より大きくされ得る。
図3および図5a乃至図5cを参照すると、カム・スラスト・アセンブリ30の動作の間においてカム・プレート34は、テーパ付きローラ44が浅底部および深底部57、55の間で湾曲傾斜部59に沿い転動する如く、ボア49の中心の回りで角度θだけ回転する。深底部および浅底部55、57の間においてローラ軸心48が前後に転動するときに該ローラ軸心48が追随する経路により、ローラ軌跡62が画成される。湾曲傾斜部59の結果として、ローラ軌跡62も湾曲され且つ該ローラ軌跡はローラ軌跡半径TEを有する。図示された構成において、湾曲傾斜部59に沿う任意の点においてローラ軌跡半径TEは、傾斜部半径RRとテーパ付きローラ半径TRとの和に等しい。故に、
TEOR=RROR+TROR
TEIR=RRIR+TRIR
TEPR=RRPR+TRPR
である。
依然として図5a乃至図5cを参照すると、テーパ付きローラ44が深底部55から浅底部57にかけて進行するにつれて、ローラ軸心48は軸心方向に距離LFだけ揚動されると共に、該ローラ軸心48は回転距離Sを掃引する。径方向および円周方向の両方において輪郭形成された凹所53のテーパの結果として、凹所内側半径REIRと凹所外側半径REORとの間における任意の点における揚程LFは概略的に等しい。故に、
LFIR=LFPR=LFOR
である。
図1および図5a乃至図5cを参照すると図示された構成において、各テーパ付きローラ44はカム・プレート34の凹所53に受容されることから揚程LFは上記径方向ピッチ箇所におけるテーパ付きローラ半径TRPRより小さく、故に、2枚のカム・プレート32、34が利用されるというカム・アセンブリ30の図示構成において、揚程LFはテーパ付きローラ44のピッチ半径TRPRに等しくなり得ず且つ該ピッチ半径TRPRを超過し得ない。他の構成においてカム・プレート34は凹所ではなく、当該突出部に沿いローラが進行するという突出部を含み得ることから、上記揚程は上記径方向ピッチ箇所におけるテーパ付きローラ半径以上となり得る。
ローラ軸心48が掃引する回転距離Sは、ボア49の中心の回りでカム・プレート34が回転する角度θと、凹所53に沿う径方向箇所との関数である。凹所53に沿う任意の径方向箇所において距離Sは、ボア49の中心から測定された半径に対して角度θを乗算した積に等しいことから、
IR=REIR×θ
PR=REPR×θ
OR=REOR×θ
である。
図5dは距離Sに対する揚程LFを示す2次元のグラフ表現であり、湾曲傾斜部59およびテーパ付きローラ44のひとつの構成に対するローラ軌跡を示している。円弧63は凹所内側半径REIRにおけるローラ軌跡を示し、且つ、円弧64は凹所ピッチ半径REPRにおけるローラ軌跡を示している。上述された如く、凹所内側半径REIRと凹所外側半径REORとの間の任意の点において揚程LFは等しく、且つ、掃引距離Sは凹所外側半径REORにおけるよりも凹所内側半径REIRにおいて比例的に小さい。故に、傾斜部の凹所内側半径REIRにおける軌跡半径TEIRは傾斜部の凹所ピッチ半径REPRにおける軌跡半径TEPRより小さく、
TEPR=RRPR+TRPR
TEIR=RRIR+TRIR
であることを思い起こされたい。
故に、上記ローラが一定の揚程LFを維持すると共に該ローラ44が自身の全ての径方向箇所において湾曲傾斜部表面60と接触するなら、軌跡半径TEが小さいほど傾斜部半径RRは小さい。小さな傾斜部半径RRはローラ44における大きな応力集中を引き起こし得ることから、ローラ44の半径TRとカム・スラスト・アセンブリ30の特定用途とに依存して該傾斜部半径RRを所定値より低く減少することは望ましくない。故に、外側半径TRORより小さな内側半径TRIRを備えたローラ44(すなわちテーパ付きローラ)を利用することにより、同一の軌跡半径TRに対して特に凹所内側半径REIRにおいて傾斜部半径RRは増大され得る。
図6は、典型的な円筒状ローラ(すなわち一定の直径もしくは半径)を受容すべく構成された凹所66と、テーパ付きローラ44を受容すべく構成された上述の凹所53とを含むカム・プレート65を示している。凹所66を参照すると、円筒状ローラによる一定揚動を達成するために、内側半径の近傍における箇所67にて傾斜部半径は不都合に鋭角的(すなわち小さな傾斜部半径)となる。箇所67における小さな傾斜部半径はローラ上において不都合に大きな応力を生成することから、ローラまたはカム・プレート65の尚早な破損に繋がり得る。但し、円筒状ローラに対する凹所66の傾斜部半径を増大すると、揚程が減少されるか、または、カム・プレートが回転されるべき角度が増大されるか、或いは、その両方の組み合わせである。
カム・スラスト・アセンブリ30の幾つかの用途においては、揚程LFの増大と、カム・プレート34が回転される角度θの減少との両方を行うことが望ましい。但し、揚程LFの増大または角度θの減少のいずれかを行うと更に小さな軌跡半径TEに帰着し、これは、特に上記凹所の内側半径における小さな傾斜部半径RRに帰着する。故にテーパ付きローラ44を利用するとカム・アセンブリ30は、カム・プレート34が回転される角度θを最小限とし乍ら、比較的に高い揚程LFを達成し得る。更に、上述の傾斜部59を備えたテーパ付きローラを利用することは、更に長寸のローラ(すなわち、ローラ自体のピッチ半径より大きな長さを備えたローラ)を利用する用途において特に有用である、と言うのも、更に小さな傾斜部半径RRの効果はローラの長さにより増大されるからである。
図1および図3を参照すると、作動中にて、対向する深底部55の対に各テーパ付きローラ44が位置されてカム・スラスト・アセンブリ30が始動するなら、プレート32、34が相互に対して回転されるにつれて各テーパ付きローラ44は対向する傾斜部59に乗り上げる。カム・プレート32、34が相互に対して角度θだけ回転されたとき、各テーパ付きローラ44は夫々の浅底部57内に受容される。深度が減少された浅底部57内にテーパ付きローラ44が位置されると、プレート32および34は押圧離間される(すなわち分離される)ことで、軸心方向のスラストもしくは拡開を提供する。分離距離とは、各ローラ44が浅底部および深底部57、55内に在るときにおけるカム・プレート32、34の夫々の内側面50間の距離の差として定義される。図示構成において、分離距離は上記揚程の2倍に等しい。
図7は、ステアリング・コラム・ロック・アセンブリ72と併せて使用されるカム・スラスト・アセンブリ30を示している。ステアリング・コラム・ロック・アセンブリ72は、スラスト軸受アセンブリ76、レバー部材77、カム・スラスト・アセンブリ30およびステアリング・コラム78を貫通延在する連結ボルト74を含む。連結ボルト74は一端にて(ボルト74の一体的部分とされ得る)保持プレート80にて終端すると共に、該連結ボルトは、ステアリング・コラム78に対する固定のために構成された自由端部82を有する。たとえば自由端部82は、ナット84などを受容すべく螺条形成される。
図示されたレバー部材77は、プレート84に対して接続された延在ハンドル85を含む。プレート84は、ハンドル85と一体的に形成され得るか、または、該ハンドルに取付けられた別体構成要素とされ得る。プレート84は、該プレート84が連結ボルト74の回りで回転され得る如く連結ボルト74を受容すべく該プレート自体を貫通する開孔89を有する。図示実施例においてスラスト軸受アセンブリ76は保持プレート80とレバー・プレート84との間に位置されることで、レバー部材77の回転を更に促進する。レバー・プレート84の逆側は、カム・スラスト・アセンブリ30に係合してカム・プレート32を回転させるべく構成される。
図1および図7を参照すると、作動中にて、ステアリング・コラム・ロック・アセンブリ72がロック位置において始動するなら、レバー85は開始位置から回転されることで、対応してレバー・プレート84およびカム・プレート32が回転される。カム・プレート34に対してカム・プレート32が回転すると、各テーパ付きローラ44は湾曲傾斜部59に沿い浅底部57から深底部55まで移動することで、カム・プレート32、34を相互に向けて移動させてステアリング・コラム78をロック解除する。そのときにユーザは、連結ボルト74の回りでステアリング・コラム78を回転することで、該ステアリング・コラム78を所望位置に位置決めし得る。次にレバー85が上記開始位置に戻し回転されると、カム・プレート32、34は相互に対して回転されることで、各ローラ44を深底部55から浅底部57へと移動させる。この移動によれば、カム・プレート32、34は分離されてステアリング・コラム・ロック・アセンブリ72をロックするスラスト力に帰着し、且つ、連結ボルト74の回りにおけるステアリング・コラム78の回転が実質的に阻止される。
本発明を具現するカム・スラスト・アセンブリの斜視図である。 図1のカム・スラスト・アセンブリにおいて利用されるテーパ付きローラ斜視図および該テーパ付きローラのワイヤフレーム表現である。 図1のカム・スラスト・アセンブリにおいて利用されるカム・プレートの斜視図である。 テーパ付きローラを含めると共に明瞭化のために交差陰影線を除いた図3の4−4線に沿う図3のカム・プレートの断面図である。 テーパ付きローラを含めると共に明瞭化のために交差陰影線を除いた図3の5a−5a線に沿う図3のカム・プレートの断面図である。 テーパ付きローラを含めると共に明瞭化のために交差陰影線を除いた図3の5b−5b線に沿う図3のカム・プレートの断面図である。 テーパ付きローラを含めると共に明瞭化のために交差陰影線を除いた図3の5c−5c線に沿う図3のカム・プレートの断面図である。 図3のカム・プレートの凹所に沿い進行する上記テーパ付きローラのグラフ的表現図である。 テーパ付きローラ用傾斜部と円筒状ローラのためのローラ用傾斜部とを含むカム・プレートの斜視図であり、各傾斜部の相違を示している。 図1のカム・スラスト・アセンブリを含むステアリング・コラム・アセンブリの正断面図である。
符号の説明
α テーパ角度
θ 回転角度
LF 揚程
RE 凹所の長さ
TR テーパ付きローラの長さ
REIR 凹所内側半径
REOR 凹所外側半径
REPR 凹所ピッチ半径
RRIR 傾斜部半径
RROR 傾斜部半径
RRPR 傾斜部半径
S ローラの掃引距離
TE ローラ軌跡半径
TEIR ローラ軌跡半径
TEOR ローラ軌跡半径
TEPR ローラ軌跡半径
TRIR テーパ付きローラの内側半径
TROR テーパ付きローラの外側半径
TRPR テーパ付きローラのピッチ半径
30 カム・スラスト・アセンブリ
32 カム・プレート
34 カム・プレート
40 ローラ・アセンブリ
44 テーパ付きローラ
45 リテイナ・プレート
46 内側端部
47 外側端部
48 ローラ軸心
49 中央ボア
50 内側面
51 外側面
53 凹所
55 深底部
57 浅底部
59 湾曲傾斜部
60 湾曲した傾斜部表面
62 ローラ軌跡
63 円弧
64 円弧
65 カム・プレート
66 凹所
67 箇所
72 ステアリング・コラム・ロック・アセンブリ
74 連結ボルト
76 スラスト軸受アセンブリ
77 レバー部材
78 ステアリング・コラム
80 保持プレート
82 自由端部
84 レバー・プレート
85 ハンドル/レバー
89 開孔

Claims (11)

  1. 少なくとも一枚の回転可能カム・プレートと、
    上記カム・プレートに画成されると共に内側半径および外側半径を有する少なくとも一個のローラ保持凹所であって、浅底部および深底部を有する傾斜部表面を画成する少なくとも一個のローラ保持凹所と、
    上記傾斜部表面に沿い移動するために上記ローラ保持凹所内で該傾斜部表面上に位置されたテーパ付きローラであって、上記傾斜部表面の少なくとも一部分はローラ進行の方向において上記浅底部と深底部との間で湾曲されるというテーパ付きローラと、
    を備えて成る、カム・スラスト・アセンブリ。
  2. 前記テーパ付きローラはローラ半径を呈する径方向ピッチ箇所を有し、且つ、
    前記傾斜部表面は上記ピッチ箇所において、該ピッチ箇所における上記テーパ付きローラ半径より小さいか又はそれに等しい半径を有する、請求項1記載のカム・スラスト・アセンブリ。
  3. 当該アセンブリは2枚のカム・プレートを含み、該2枚のカム・プレートの少なくとも一方は回転可能であり且つ該2枚のカム・プレートの各々は少なくとも一個のローラ保持凹所を含み、
    上記各カム・プレートは、前記テーパ付きローラが夫々の凹所の傾斜部表面の浅底部に到達したときに最大分離距離を達成し、且つ、
    上記最大分離距離は径方向ピッチ箇所におけるテーパ付きローラ直径未満である、請求項1記載のカム・スラスト・アセンブリ。
  4. 前記テーパ付きローラは、径方向ピッチ箇所における該テーパ付きローラの直径より大きいか又はそれに等しい長さを有する、請求項1記載のカム・スラスト・アセンブリ。
  5. 前記カム・プレートに画成された少なくとも2個のローラ保持凹所と、
    上記少なくとも2個のローラ保持凹所の各々内に位置決めされたテーパ付きローラと、
    上記各テーパ付きローラを受容すべく、且つ、各テーパ付きローラ間に概略的に等しい円周方向距離を維持すべく構成されたリテイナとを更に備えて成る、請求項1記載のカム・スラスト・アセンブリ。
  6. 軸心の回りで回転可能なステアリング・コラムと、
    カム・スラスト・アセンブリであって、
    第1位置および第2位置へと回転可能な少なくとも一枚の回転可能カム・プレートと、
    上記カム・プレートに画成されると共に内側半径および外側半径を有する少なくとも一個のローラ保持凹所であって、浅底部および深底部を有する傾斜部表面を画成する少なくとも一個のローラ保持凹所と、
    上記傾斜部表面に沿い移動するために上記ローラ保持凹所内で該傾斜部表面上に位置されたテーパ付きローラであって、上記傾斜部表面の少なくとも一部分はローラ進行の方向において上記浅底部と深底部との間で湾曲されるというテーパ付きローラと、
    を含むカム・スラスト・アセンブリと、
    上記少なくとも一枚の回転可能カム・プレートを上記第1および第2位置へと回転させるべく作用可能なレバーであって、上記少なくとも一枚のカム・プレートが上記第1位置に在るときに上記ステアリング・コラムは上記軸心の回りで回転可能であり、且つ、上記少なくとも一枚のカム・プレートが上記第2位置に在るときに上記軸心の回りにおける上記ステアリング・コラムの回転は実質的に阻止されるというレバーと、
    を備えて成る、ステアリング・コラム・アセンブリ。
  7. 前記テーパ付きローラはローラ半径を呈する径方向ピッチ箇所を有し、且つ、
    前記傾斜部表面は上記ピッチ箇所において、該ピッチ箇所における上記テーパ付きローラ半径より小さいか又は実質的にそれに等しい半径を有する、請求項6記載のステアリング・コラム・アセンブリ。
  8. 当該アセンブリは2枚のカム・プレートを含み、少なくとも一方のカム・プレートは回転可能であり且つ各カム・プレートは少なくとも一個のローラ保持凹所を含み、
    上記各カム・プレートは、前記テーパ付きローラが夫々の凹所の傾斜部表面の浅底部に到達したときに最大分離距離を達成し、且つ、
    上記最大分離距離は径方向ピッチ箇所におけるテーパ付きローラ直径未満である、請求項6記載のステアリング・コラム・アセンブリ。
  9. 前記テーパ付きローラは、径方向ピッチ箇所における該テーパ付きローラの直径より大きいか又はそれに等しい長さを有する、請求項6記載のステアリング・コラム・アセンブリ。
  10. 前記カム・スラスト・アセンブリは、
    前記カム・プレートに画成された少なくとも2個のローラ保持凹所と、
    上記少なくとも2個のローラ保持凹所の各々内に位置決めされたテーパ付きローラと、
    上記各テーパ付きローラを受容すべく、且つ、各テーパ付きローラ間に概略的に等しい円周方向距離を維持すべく構成されたリテイナとを更に含む、
    請求項6記載のステアリング・コラム・アセンブリ。
  11. 径方向ピッチ箇所における当該テーパ付きローラの半径の2倍より大きい又はそれに等しい長さを有するテーパ付きローラと、
    少なくとも一方が回転可能であるという少なくとも2枚のカム・プレートと、
    各カム・プレートに画成されると共に内側半径および外側半径を有する少なくとも一個のローラ保持凹所であって、各カム・プレートにおける保持凹所は浅底部および深底部を有する傾斜部表面を画成し、上記テーパ付きローラは上記傾斜部表面に沿い移動するために各カム・プレートにおける上記ローラ保持凹所内で上記傾斜部表面上に位置されるという少なくとも一個のローラ保持凹所と、
    を備えたカム・スラスト・アセンブリであって、
    上記傾斜部表面の少なくとも一部分はテーパ付きローラ進行の方向において上記浅底部と深底部との間で湾曲され、
    上記傾斜部表面は上記径方向ピッチ箇所において、該ピッチ箇所におけるテーパ付きローラ半径より小さい又はそれに等しい半径を有し、
    上記各カム・プレートは、上記ローラが夫々の凹所の傾斜部表面の浅底部に到達したときに最大分離距離を達成し、且つ、
    上記最大分離距離は上記径方向ピッチ箇所におけるローラ半径の2倍未満である、
    カム・スラスト・アセンブリ。
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