JP2008536806A - 5,6−ジアルキル−7−アミノアゾロピリミジン、それらの製造方法、植物病原性菌類を防除するためのそれらの使用、および該化合物を含む薬剤 - Google Patents

5,6−ジアルキル−7−アミノアゾロピリミジン、それらの製造方法、植物病原性菌類を防除するためのそれらの使用、および該化合物を含む薬剤 Download PDF

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Abstract

本発明は式(I):
【化1】
Figure 2008536806

[式中、置換基は以下のように定義される:
R1はアルキルまたはアルコキシアルキルを表わし;
R2はアルキルを表わし、ここでR1および/またはR2は説明したように置換されていてもよく;
AはNまたはCHを表わし;
R3はCH3、そしてAがCHを表わす場合にはさらに水素を表わす]
の5,6-ジアルキル-7-アミノアゾロピリミジンに関する。さらに、本発明は該化合物を製造するための方法および中間体生成物、後者を含む薬剤、ならびに植物病原性菌類を防除するための化合物の使用に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は式I:
Figure 2008536806
[式中、置換基は以下に定義される通りである:
R1はC1-C5-アルキルまたはC1-C10-アルコキシ-C1-C10-アルキルであり:
R2はC5-C12-アルキルであり、ここで、R1および/またはR2は1〜3つの以下の基によって置換されていてもよく:
シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C3-C6-シクロアルキル、C1-C10-アルキルチオまたはNRaRb
RaおよびRbは水素またはC1-C10-アルキルであり;
AはNまたはCHであり;
R3はCH3、そしてAがCHである場合にはさらに水素である]
の5,6-ジアルキル-7-アミノアゾロピリミジンに関する。
さらに、本発明はこれらの化合物を製造するための方法、それらを含む組成物、および植物病原性の有害な菌類を防除するためのそれらの使用に関する。
一般に、5,6-ジアルキル-7-アミノアゾロピリミジンは(特許文献1)において提案されている。個々の殺菌活性5,6-ジアルキル-7-アミノアゾロピリミジンは(特許文献2)から知られている。
英国特許第1148629号明細書 欧州特許出願公開第141317号明細書
しかしながら、それらの活性は多くの場合において満足できるものではない。これに基づき、改善された活性および/または幅広い活性スペクトルを有する化合物を提供することが本発明の目的である。
この目的は冒頭で定義した化合物によって達成されることを見出した。さらに、それらを製造するための方法および中間体、それらを含む組成物、ならびに化合物Iを使用する有害な菌類を防除するための方法を見出した。
式Iの化合物は、アゾロピリミジン骨格の5位における置換基の特定の実施形態によって、上記の刊行物における化合物とは異なる。
周知の化合物と比較して、式Iの化合物は有害な菌類に対してより活性がある。
本発明の化合物は異なる経路によって得ることができる。有利には、本発明の化合物を得るには、式IIの置換β-ケトエステルを式IIIのアミノアゾールと反応させ、式IVの7-ヒドロキシアゾロピリミジンを生じさせる。式IIおよびIVにおける置換基は式Iについて定義された通りであり、式IIにおける基RはC1-C4-アルキル、ここで、実用的な理由のためにメチル、エチルまたはプロピルが好ましい。
Figure 2008536806
式IVの化合物は新規である。
式IIの置換β-ケトエステルと式IIIのアミノアゾールとの反応は溶媒の存在下、または無溶媒で行うことができる。出発物質が実質的に不活性であり、それらが完全に、または部分的に溶解する溶媒を使用することが有利である。適切な溶媒は特に、エタノール、プロパノール、ブタノール、グリコール、グリコールモノエーテル、ジエチレングリコールもしくはそれらのモノエーテルなどのアルコ−ル、トルエン、ベンゼンもしくはメシチレンなどの芳香族炭化水素、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジブチルホルムアミドもしくはN,N-ジメチルアセトアミドなどのアミド、ギ酸、酢酸もしくはプロピオン酸などの低級アルカン酸、またはアルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ金属水素化物、アルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属アミド、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属重炭酸塩、有機金属化合物、特にアルカリ金属アルキル、アルキルマグネシウムハライド、アルカリ金属アルコキシド、アルカリ土類金属アルコキシドおよびジメトキシマグネシウム、さらに有機塩基(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミンおよびN-メチルピペリジンなどの3級アミン、N-メチルモルホリン、ピリジン、置換ピリジン(例えば、コリジン、ルチジンおよび4-ジメチルアミノピリジン)ならびに2環式アミン)などの塩基、ならびにこれらの溶媒と水との混合物である。適切な触媒は、上記したような塩基、またはスルホン酸もしくは無機酸などの酸である。特に好ましくは、本反応は、無溶媒またはクロロベンゼン、キシレン、ジメチルスルホキシドもしくはN-メチルピロリドン中で行われる。特に好ましい塩基は、トリイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、N-メチルモルホリンまたはN-メチルピペリジンなどの3級アミンである。もし反応が溶媒中で行われるならば、温度は50〜300℃、好ましくは50〜180℃である(参照:欧州特許出願公開第770615号明細書; Adv. Het. Chem. 57 (1993), 81ff]。
通常、塩基は触媒量で使用する。しかしながら、等モル量、過剰量、または適切な場合には溶媒として使用することもできる。
Figure 2008536806
多くの場合において、式IVの得られた縮合物は反応溶液から純粋な形態で沈殿し、同一の溶媒または水で洗浄し、続いて乾燥させた後に、ハロゲン化剤、特に塩素化剤または臭素化剤と反応させ、式Vの化合物(式中、Halは塩素または臭素であり、特に塩素である)を得る。好ましくは、本反応は、オキシ塩化リン、塩化チオニルまたは塩化スルフリルなどの塩素化剤を使用して50℃〜150℃で行い、好ましくは過剰のリン酸トリクロリド中、還流温度で行う。過剰のリン酸トリクロリドを蒸発させた後、残留物を氷水で、適切であれば水と混ざらない溶媒を加えて、処理する。多くの場合において、適切であれば不活性溶媒を蒸発させた後に、乾燥させた有機層から単離された塩素化生成物は非常に純粋であり、次に不活性溶媒中、100℃〜200℃でアンモニアと反応させ、7-アミノアゾロ[1,5-a]ピリミジンを得る。好ましくは、本反応は、1〜100barの圧力下で1〜10モル過剰量のアンモニアを使用して行う。
新規な7-アミノアゾロ[1,5-a]ピリミジンは、適切であれば溶媒を蒸発させた後、水に溶解させることによって結晶化合物として単離される。
式IIのβ-ケトエステルはOrganic Synthesis Coll. Vol. 1, p. 248に記載されたように調製することができ、および/またはそれらは市販されている。
式Vの中間体は新規である。
別の方法として、式Iの新規化合物は、式VIの置換アシルシアニド(式中、R1およびR2は上記で定義した通りである)を式IIIのアミノアゾールと反応させることによって得ることができる。
Figure 2008536806
本反応は溶媒の存在下、または無溶媒で行うことができる。出発物質が実質的に不活性であり、それらが完全に、または部分的に溶解する溶媒を使用することが有利である。適切な溶媒は特に、エタノール、プロパノール、ブタノール、グリコール、グリコールモノエーテル、ジエチレングリコールもしくはそれらのモノエーテルなどのアルコ−ル、トルエン、ベンゼンもしくはメシチレンなどの芳香族炭化水素、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジブチルホルムアミドもしくはN,N-ジメチルアセトアミドなどのアミド、ギ酸、酢酸もしくはプロピオン酸などの低級アルカン酸、または上記したような塩基、ならびにこれらの溶媒と水との混合物である。反応が溶媒中で行われるならば、本反応温度は50〜300℃、好ましくは50〜150℃である。
式Iの新規な7-アミノアゾロ[1,5-a]ピリミジンは、適切であれば溶媒を蒸発させた後、または水で希釈させた後、結晶化合物として単離される。
7-アミノアゾロ[1,5-a]ピリミジンを調製するために必要な式VIの置換アルキルシアニドのいくつかは知られており、強塩基(例えば、アルカリ金属水素化物、アルカリ金属アルコキシド、アルカリ金属アミドまたは金属アルキル)を使用して、アルキルシアニドとカルボン酸エステルから周知の方法によって調製することができる(参照:J. Amer. Chem. Soc. 73, (1951), p. 3766)。
もし個々の化合物Iが上記の経路で得ることができないならば、他の化合物Iを誘導体化することによって調製することができる。
異性体混合物が合成中に生成しても、場合によっては、個々の異性体は、使用するための後処理中、あるいは施用中(例えば光、酸または塩基の作用中)に、相互変換することができるので、通常、分離は必ずしも必要とされない。そのような変換は使用後、例えば、植物の処理中、処理した植物中、または防除すべき有害な菌類の中でも起こり得る。
上記の式における記号の定義において、一般的に以下の置換基を表わす集合的用語を使用する:
ハロゲン:フッ素、塩素、臭素およびヨウ素;
アルキル:1〜4個または5〜12個の炭素原子を有する飽和の直鎖または、単分岐もしくは二重分岐の炭化水素基、例えばC1-C6-アルキル(メチル、エチル、プロピル、1-メチルエチル、ブチル、1-メチルプロピル、2-メチルプロピル、1,1-ジメチルエチル、n-ペンチル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、3-メチルブチル、2,2-ジメチルプロピル、1-エチルプロピル、ヘキシル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、1-メチルペンチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル、4-メチルペンチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチル、1-エチルブチル、2-エチルブチル、1,1,2-トリメチルプロピル、1,2,2-トリメチルプロピル、1-エチル-1-メチルプロピルおよび1-エチル-2-メチルプロピルなど);
シクロアルキル:3〜6の炭素環原子を有する単環式または二環式の飽和炭化水素基、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシル;
アルコキシアルキル:酸素原子によって中断された飽和の直鎖または単分岐、二重分岐もしくは三重分岐の炭化水素鎖、例えばC2-C11-アルコキシアルキル(2〜11個の炭素原子を有し、任意の場所で酸素原子によって中断された上記の炭化水素鎖(例えば、メトキシエチル、エトキシエチル、プロポキシエチル、ブトキシエチル、ペントキシエチル、ヘキシルオキシエチル、ヘプチルオキシエチル、オクチルオキシエチル、ノニルオキシエチル、3-(3-エチルヘキシルオキシ)エチル、3-(2,4,4-トリメチルペンチルオキシ)エチル、3-(1-エチル-3-メチルブトキシ)エチル、メトキシプロピル、エトキシプロピル、プロポキシプロピル、ブトキシプロピル、ペントキシプロピル、ヘキシルオキシプロピル、ヘプチルオキシプロピル、オクチルオキシプロピル、ノニルオキシプロピル、3-(3-エチルヘキシルオキシ)プロピル、3-(2,4,4-トリメチルペンチルオキシ)プロピル、3-(1-エチル-3-メチルブトキシ)プロピル、メトキシブチル、エトキシブチル、プロポキシブチル、ブトキシブチル、ペントキシブチル、ヘキシルオキシブチル、ヘプチルオキシブチル、オクチルオキシブチル、ノニルオキシブチル、3-(3-エチルヘキシルオキシ)ブチル、3-(2,4,4-トリメチルペンチルオキシ)ブチル、3-(1-エチル-3-メチルブトキシ)ブチル、メトキシペンチル、エトキシペンチル、プロポキシペンチル、ブトキシペンチル、ペントキシペンチル、ヘキシルオキシペンチル))。
本発明の範囲には、キラル中心を有する式Iの化合物の(R)および(S)の異性体ならびにラセミ体が含まれる。
式Iのアゾロピリミジンの使用用途の観点から、いずれの場合も単独で、または組み合わせて以下の置換基が特に好ましい。
基R1およびR2の炭素原子の合計が最大で14である、化合物Iが好ましい。
式IのR1およびR2におけるアルキル基は好ましくは直鎖または単分岐、二重分岐もしくは三重分岐のアルキル基である。
R1がメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチルまたはn-ペンチル、特にメチルまたはエチルであり、ここでR1が冒頭で定義したように置換されていてもよい、化合物Iが好ましい。
R1およびR2が如何なる置換基も有さない化合物Iが好ましい。
R1がC5-C12-アルコキシアルキルであり、ここで炭素鎖が無置換であるか、または冒頭で定義したように置換されていてもよい、化合物Iが特に好ましい。
化合物Iの1つの実施形態において、R1はアルコキシアルキルである。
化合物Iの他の実施形態において、基R1およびR2の両方は、冒頭で定義したように置換されているか、または好ましくは無置換のアルキルである。
R2が他に如何なる置換基も有さない直鎖または単分岐もしくは二重分岐のC5-C12-アルキル基である、化合物Iが好ましい。
式Iの化合物の他の実施形態において、R2はα-炭素原子で分岐している。それらは式Ia:
Figure 2008536806
[式中、R21はC3-C10-アルキルまたはC2-C10-アルケニルであり、R22はC1-C4-アルキル、特にメチルであり、ここでR21およびR22は一緒に最大で12個の炭素原子を有し、無置換であるか、または式IにおけるR1と同様に置換基されていてもよい]
で記載される。
R1またはR2がシアノ基を有するならば、シアノ基は好ましくは末端炭素原子上にある。
R2がn-ペンチル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、3-メチルブチル、2,2-ジメチルプロピル、1-エチルプロピル、n-ヘキシル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、1-メチルペンチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル、4-メチルペンチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチル、1-エチルブチル、2-エチルブチル、1,1,2-トリメチルプロピル、1,2,2-トリメチルプロピル、1-エチル-1-メチルプロピルまたは1-エチル-2-メチルプロピルである、化合物Iが特に好ましい。
式Iの化合物のさらに好ましい実施形態において、R2はn-ヘプチル、1-メチルヘキシル、n-オクチル、1-メチルヘプチル、n-ノニル、1-メチルオクチル、n-デシル、1-メチルノニル、n-ウンデシル、1-メチルデシル、n-ドデシルまたは1-メチルウンデシルである。
本発明の化合物の1つの実施形態は、AがCHである化合物Iに関する。これらの化合物は式I.1:
Figure 2008536806
に相当する。
本発明の化合物の他の実施形態は、AがNである化合物Iに関する。これらの化合物は式I.2:
Figure 2008536806
に相当する。
それらの使用に関して、以下の表に並べられた化合物Iが特に好ましい。さらに、表中の置換基について記載された基はそれ自体が、それらが記載された組み合わせとは独立して、問題となっている置換基の特に好ましい実施形態である。
表1
R1がメチルであり、R3が水素であり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表2
R1がエチルであり、R3が水素であり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表3
R1がn-プロピルであり、R3が水素であり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表4
R1がイソプロピルであり、R3が水素であり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表5
R1がn-ブチルであり、R3が水素であり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表6
R1がイソブチルであり、R3が水素であり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表7
R1がsec-ブチルであり、R3が水素であり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表8
R1がn-ペンチルであり、R3が水素であり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表9
R1およびR3がメチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表10
R1がエチルであり、R3がメチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表11
R1がn-プロピルであり、R3がメチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表12
R1がイソプロピルであり、R3がメチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表13
R1がn-ブチルであり、R3がメチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表14
R1がイソブチルであり、R3がメチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表15
R1がsec-ブチルであり、R3がメチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表16
R1がn-ペンチルであり、R3がメチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.1の化合物。
表17
R1がメチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.2の化合物。
表18
R1がエチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.2の化合物。
表19
R1がn-プロピルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.2の化合物。
表20
R1がイソプロピルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.2の化合物。
表21
R1がn-ブチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.2の化合物。
表22
R1がイソブチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.2の化合物。
表23
R1がsec-ブチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.2の化合物。
表24
R1がn-ペンチルであり、各化合物に対してR2が表Aの1つの行に対応する、式I.2の化合物。
Figure 2008536806
Figure 2008536806
Figure 2008536806
Figure 2008536806
Figure 2008536806
Figure 2008536806
Figure 2008536806
Figure 2008536806
Figure 2008536806
化合物Iは殺菌剤として適している。これらは、子嚢菌綱(Ascomycetes)、不完全菌綱(Deuteromycetes)、卵菌綱(Oomycetes)および担子菌綱(Basidiomycetes)の綱から、特に卵菌綱(Oomycetes)の綱からの広い範囲の植物性病原菌類に対する際立った効果で区別される。一部のものは浸透的に作用し、それらは、葉面殺菌剤および土壌殺菌剤として植物保護に使用することができる。
これらは、コムギ、ライムギ、オオムギ、カラスムギ、イネ、トウモロコシ、牧草、バナナ、綿、ダイズ、コーヒー、サトウキビ、ブドウ、果物および観葉植物などの様々な栽培植物、キュウリ、マメ、トマト、ジャガイモおよびウリなどの野菜、ならびにこれらの植物の種子につく数多くの菌類の防除において特に重要である。
これらは以下の植物の病気を防除するのに特に適している:
・野菜、菜種、甜菜、果物およびイネにつくアルテルナリア(Alternaria)種(例えば、ジャガイモおよび他の植物につくA.ソラニ(A. solani)またはA.アルタナリア(A. alternata))、
・甜菜および野菜につくアファノマイセス(Aphanomyces)種、
・トウモロコシ、禾穀類、イネ、および芝生につくビポラリス(Bipolaris)種およびドレクスレラ(Drechslera)種(例えば、オオムギにつくD.テレス(D. teres)コムギにつくD.トリティキレペンティス(D. tritci-repentis))、
・禾穀類につくブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis)(うどん粉病)、
・イチゴ、野菜、花、およびブドウにつくボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)(灰色カビ病)、
・レタスにつくブレミア・ラクテューカ(Bremia lactucae)、
・トウモロコシ、ダイズ、イネおよび甜菜につくセロスポラ(Cerospora)種(例えば、甜菜につくC.ベティテューカ(C. beticula))、
・トウモロコシ、禾穀類およびイネにつくコクリオボラス(Cochliobolus)種(例えば、禾穀類につくコクリオボラス・サティバス(Cochliobolus sativus)、イネにつくコクリオボラス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanus))、
・ダイズ、綿および他の植物につくコレトトリカム(Colletotricum)種(例えば、様々な植物につくC.アキテーカム(C. acutatum))、
・トウモロコシにつくエクセロヒラム(Exserohilum)種、
・ウリ科植物につくエリシフェ・シコラセアルム(Erysiphe cichoracearum)およびスファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea)、
・様々な植物につくフサリウム(Fusarium)種およびベルチシリウム(Verticillium)種(例えば、V.ダーリエ(V. dahliae)およびコムギにつくF.グラミネアルム(F. graminearum))、
・禾穀類につくゴウマノマイセス・グラニリス(Gaeumanomyces graminis)、
・禾穀類およびイネにつくジベレーラ(Gibberella)種(例えば、イネにつくジベレーラフジクロイ(Gibberella fujikuroi))、
・イネにつく穀物染色複合体(Grain staining complex)、
・トウモロコシおよびイネにつくヘルミントスポリウム(Helminthosporium)種(例えば、H.グラミニコーラ(H. graminicola))、
・禾穀類につくミクロドキウム・ニバレ(Michrodochium nivale)、
・禾穀類、バナナおよびラッカセイにつくマイコスファエレラ(Mycosphaerella)種(例えば、コムギにつくH.グラミニコーラ(M. graminicola)、バナナにつくM.フィジエシス(M. fijiesis))、
・ダイズにつくファコプサラ・ファチリーズ(Phakopsara pachyrhizi)およびファコプサラ・メイボミア(Phakopsara meibomiae)、
・ダイズ、ヒマワリおよびブドウにつくフォモプシス(Phomopsis)種(例えば、ブドウにつくP.ビチコーラ(P. viticola)、ヒマワリにつくP.ヘリアンチ(P. helianthii))、
・ジャガイモおよびトマトにつくフィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)、
・ブドウつくプラスモパラ・ビチコーラ(Plasmopara viticola)、
・リンゴにつくポドスファエラ・ロイコトリカ(Podosphaera leucotricha)、
・禾穀類につくシュードセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides)、
・ホップおよびキュウリにつくシュードペロノスポラ(Pseudoperonospora)種(例えば、キュウリにつくP.クベンシス(P. cubenis))、
・禾穀類、トウモロコシおよびアスパラガスにつくプッシニア(Puccinia)種(例えば、コムギにつくP.トリティシナ(P. triticina)およびP.ストリイフォルミス(P. striformis)、アスパラガスにつくP.アスパラギ(P. asparagi))、
・禾穀類につくピレノフォラ(Pyrenophora)種、
・イネにつくピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)、コーテシウム・ササキ(Corticium sasakii)、サロクラディウム・オリザエ(Sarocladium oryzae)、S.アテニュエータム(S.attenuatum)、エンチロマ・オリザエ(Entyloma oryzae)、
・芝生および禾穀類につくピリクラリア・グリセア(Pyricularia grisea)、
・芝生、イネ、トウモロコシ、綿、菜種、ヒマワリ、甜菜、野菜および他の植物につくピチウム(Pythium)種、
・綿、イネ、ジャガイモ、芝生、トウモロコシ、菜種、甜菜、野菜および他の植物につくリゾクトニア(Rhizoctonia)種(例えば、S.ソラニ(S. solani))、
・菜種、ヒマワリおよび他の植物につくスクレロティニア(Sclerotinia)種(例えば、S.スクレロティオラム(S. sclerotiorum))、
・コムギにつくセプトリア・トリチシ(Septoria tritici)およびスタゴノスポラ・ノドラム(Stagonospora nodorum)、
・ブドウにつくエリシフェ(Erysiphe)(ウンシヌラ鉤虫属(syn. Uncinula necator))、
・トウモロコシおよび芝生につくセトスパエリア(Setospaeria)種、
・トウモロコシにつくスファケロテカ・レイリニア(Sphacelotheca reilinia)、
・ダイズおよび綿につくチェバリオプシス(Thievaliopsis)種、
・禾穀類につくチレティア(Tilletia)種、
・禾穀類、トウモロコシおよび甜菜につくウスティラゴ(Ustilago)種、および
・リンゴおよびナシにつくベンチュリア(Venturia)種(疥癬)(例えば、リンゴにつくV.イナエクアリス(V. inaequalis))。
それらは、ペルノスポラ(Peronospora)種、フィトフトラ(Phytophthora)種、プラスモパラ・ビチコーラ(Plasmopara viticola)およびシュードペロノスポラ(Pseudoperonospora)種などの卵菌綱(Oomycetes) の綱からの有害な菌類を防除するのに特に適している。
そのうえ、化合物Iは、材料(例えば、木材、紙、塗料分散液、繊維または布)の保護、および貯蔵製品の保護における有害な菌類を防除するのに適切である。木材の保護において、以下の有害な菌類に特に注意が払われる:オフィオストマ(Ophiostoma)種、セラトシスティス(Ceratocystis)種、アウレロバシディウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、スクレロフォーマ(Sclerophoma)種、チャエトミウム(Chaetomium)種、フミコーラ(Humicola)種、ペトリエラ(Petriella)種およびトリチュルス(Trichurus)種などの子嚢菌類;コニオホラ(Coniophora)種、コリオラス(Coriolus)種、グロエオフィルム(Gloeophyllum)種、レンティヌス(Lentinus)種、プレロータス(Pleurotus)種、ポリア(Poria)種、セルプラ(Serpula)種およびチロミセス(Tyromyces)種などの担子菌類;アスパルギルス(Aspergillus)種、クラドスポリウム(Cladosporium)種、ペニシリウム(Penicillium)種、トリコデルマ(Trichoderma)種、アルテルナリア(Alternaria)種、パエシロミセス(Paecilomyces)種などの不完全菌類;ムコル(Mucor)種などの接合菌類(Zygomycetes);さらに、材料の保護において以下の酵母:カンジダ(Candida)種およびサッカロミセス・セレビシェ(Saccharomyces cerevisae)。
化合物Iは、殺菌効果のある量の活性化合物を用いて、菌類または菌類の攻撃から守るべき植物、種子、材料もしくは土壌を処理することに使用される。材料、植物または種子が菌類に感染する前または後の両方において使用することができる。
一般的に、殺菌組成物は0.1〜95重量%、好ましくは0.5〜90重量%の活性化合物を含む。
植物保護に用いる場合、使用する量は、所望の効果の種類により決まり、1ヘクタール(ha)あたり活性化合物0.01〜2.0kgである。
種子の処理では、一般的に種子100kgあたり、1〜1000g、好ましくは5〜100gの量の活性化合物が必要である。
材料または貯蔵製品の保護に使用する場合、施用する活性化合物の量は施用場所の種類および所望の効果により決まる。材料の保護に施用する通常の量は、例えば、処理する材料の1立方メートルあたり活性化合物0.001g〜2kg、好ましくは0.005g〜1kgである。
式Iの化合物は様々な結晶形態(crystal modification)で存在することができ、それらの生物活性は異なりうる。それらもまた本発明の主題の一部を形成する。
化合物Iは通常の製剤、例えば溶剤、乳剤、懸濁剤、微粒子剤、粉末製剤、ペースト剤及び粒剤に加工することができる。使用形態は特定の目的によって決まる。いずれの場合にも、本発明の化合物の微細かつ均一な分布を保証しなければならない。
製剤は周知の方法、例えば、望ましい場合には乳化剤および分散剤を使用して、活性化合物を溶媒および/または担体で希釈させることにより調製する。適切な溶媒/補助剤は本質的に以下のものである:
水、芳香族溶媒(例えば、Solvesso製品、キシレン)、パラフィン類(例えば、鉱物油画分)、アルコール類(例えば、メタノール、ブタノール、ペンタノール、ベンジルアルコール)、ケトン類(例えば、シクロヘキサノン、ガンマ−ブチロラクトン)、ピロリドン類(NMP、NOP)、酢酸エステル類(グリコールジアセテート)、グリコール類、脂肪酸ジメチルアミド類、脂肪酸類および脂肪酸エステル類。原則として、溶媒混合物も使用することができる;
担体、例えば、粉砕した天然鉱物(例えば、カオリン、粘土、タルク、チョーク)および粉砕した合成鉱物(例えば、高分散シリカ、シリケート);乳化剤、例えば、非イオン性およびアニオン性乳化剤(例えば、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル類、アルキルスルホネート類およびアリールスルホネート類)、ならびに、分散剤、例えば、リグノスルファイト廃液およびメチルセルロース。
適切な界面活性剤は、リグノスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸、アルキルアリールスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルスルホネート、脂肪アルコールスルフェート、脂肪酸および硫酸化脂肪アルコールグリコールエーテル類のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩およびアンモニウム塩、さらに、スルホン化ナフタレンとナフタレン誘導体のホルムアルデヒドとの縮合生成物、ナフタレンまたはナフタレンスルホン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドとの縮合生成物、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、トリステアリルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコール類、アルコールおよび脂肪アルコール/エチレンオキシド縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、エトキシル化ポリオキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタール、ソルビトールエステル類、リグノスルファイト廃液、ならびにメチルセルロースである。
直接散布可能な溶液、エマルション、ペーストまたは油性分散液を調製するのに適しているものは、中〜高沸点の鉱物油画分、例えば、灯油もしくはディーゼル油、さらに、コールタール油、および、植物油もしくは動物油、脂肪族、環状および芳香族炭化水素類、例えば、トルエン、キシレン、パラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレンまたはそれらの誘導体、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール、シクロヘキサノン、イソホロンまたは強極性溶媒、例えば、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドンおよび水などである。
粉状剤、分散用物質(materials for spreading)及び散粉用製剤(dustable products)は、活性物質を固体担体と混合または同時に粉砕することにより調製することができる。
粒剤、例えば、被覆粒剤(coated granule)、含浸粒剤(impregnated granule)及び均質粒剤(homogeneous granule)などは、活性化合物を固体担体に結合させることにより調製することができる。固体担体の例は、鉱物質土壌(mineral earth)(例えば、シリカゲル、シリケート、タルク、カオリン、アタクレー(Attaclay)、石灰石、石灰、チョーク、膠灰粘土、黄土、粘土、ドロマイト、ケイ藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウムおよび粉砕された合成材料)、肥料(例えば、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウムおよび尿素)、植物に由来する生成物(例えば、穀類粉、樹皮粉、木粉、堅果殻粉およびセルロース粉末)、ならびに別の固体担体である。
通常、製剤は0.01〜95重量%、好ましくは0.1〜90重量%の活性化合物を含む。活性化合物は90〜100%、好ましくは95〜100%の純度(NMRスペクトルより)で使用される。
製剤の実施例:1.水で希釈するための製剤
A.水溶性剤(Water-soluble concentrates)(SL、LS)
10重量部の活性化合物を、90重量部の水または水溶性溶媒中に溶解させる。別法として、湿潤剤または別の補助剤を加える。水で希釈した際、活性化合物は溶解する。このようにして、活性化合物含有量が10重量%の製剤を得る。
B.分散性剤(Dispersible concentrates)(DC)
20重量部の活性化合物を、10重量部の分散剤(例えば、ポリビニルピロリドン)を添加して、70重量部のシクロヘキサノンに溶解させる。水で希釈し、分散液を得る。活性化合物含有量は20重量%である。
C.乳剤(Emulsifiable concentrates)(EC)
15重量部の活性化合物を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムとヒマシ油エトキシレート(いずれも5重量部)を添加して、75重量部のキシレンに溶解させる。水で希釈し、乳液を得る。製剤の活性化合物含有量は15重量%である。
D.エマルション製剤(Emulsions)(EW、EO、ES)
25重量部の活性化合物を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムとヒマシ油エトキシレート(いずれも5重量部)を添加して、35重量部のキシレンに溶解させる。この混合物を、乳化機(例えば、Ultraturrax)を用いて30重量部の水に加え、均質なエマルションとする。水で希釈し、乳液を得る。製剤の活性化合物含有量は25重量%である。
E.懸濁製剤(Suspensions)(SC、OD、FS)
撹拌ボールミル内において、20重量部の活性化合物を、10重量部の分散剤および湿潤剤ならびに70重量部の水または有機溶媒を添加して細分化し、微細な活性化合物の懸濁液を得る。水で希釈し、活性化合物の安定な懸濁液を得る。製剤の活性化合物含有量は20重量%である。
F.水和顆粒剤(Water-dispersible granules)および水溶性顆粒剤(water-soluble granules)(WG、SG)
50重量部の活性化合物を、50重量部の分散剤および湿潤剤を添加して、微粉砕し、専用の装置(例えば、押出機、噴霧塔、流動床など)を使用して、水和顆粒剤または水溶性顆粒剤として調製する。水で希釈し、活性化合物の安定な分散液または溶液を得る。製剤の活性化合物含有量は50重量%である。
G.水和剤(Water-dispersible powders)および水溶剤(water-soluble powders)(WP、SP、SS、WS)
75重量部の活性化合物を、25重量部の分散剤および湿潤剤ならびにシリカゲルを添加して、ローター・ステーターミル(rotor-stator mill)内で粉砕する。水で希釈し、活性化合物の安定な分散液または溶液を得る。製剤の活性化合物含有量は75重量%である。
H.ゲル製剤(Gel formulations)
ボールミル内において、20重量部の活性化合物、10重量部の分散剤、1重量部のゲル化剤および70重量部の水または有機溶媒を粉砕し、微細な懸濁剤を得る。水で希釈し、20重量%の活性化合物を有する安定懸濁液を得る。
2.希釈せずに施用する製品
I.散性粉剤(Dustable powder)(DP、DS)
5重量部の活性化合物を微粉砕し、95重量部の微粉化したカオリンと充分に混合する。これにより、活性化合物含有量が5重量%の散性製剤が得られる。
J.粒剤(Granules)(GR、FG、GG、MG)
0.5重量部の活性化合物を微粉砕し、99.5重量部の担体と組み合わせる。現行の方法は、押出、噴霧乾燥または流動床である。これにより、活性化合物含有量が0.5重量%の希釈せずに施用する粒剤が得られる。
K.ULV溶液(UL)
10重量部の活性化合物を、90重量部の有機溶媒(例えば、キシレン)に溶解させる。これにより、活性化合物含有量が10重量%の希釈せずに施用する製品が得られる。
種子の処理に関して、一般的に、水溶性剤(LS)、懸濁製剤(FS)、散性粉剤(DS)、水和剤および水溶剤(WS、SS)、エマルション製剤(ES)、乳剤(EC)ならびにゲル製剤(GF)を使用する。これらの製剤は希釈せずに、または好ましくは希釈して種子に施用することができる。種をまく前に施用することができる。
活性化合物は、それらの製剤形態または製剤形態から調製した使用形態、例えば、直接散布可能な溶液、粉末、懸濁液もしくは分散液、エマルション、油性分散液、ペースト、散性粉剤、散布用物質または粒剤の形態として、散布、噴霧、散粉、拡散または流し込みにより使用することができる。使用形態は、もっぱらその意図する目的によって決まる;このような使用形態はいずれの場合も、本発明の活性化合物の可能な限り微細な分散を保証しなければならない。
水性の使用形態のものは、水を加えることにより、乳剤、ペースト剤、または水和剤(散布用粉剤、油性分散剤)から調製することができる。乳液、ペースト、または油性分散液を調製するために、本物質(そのまま、または油もしくは溶媒に溶解する)を、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤、または乳化剤を用いて、水中で均質化することができる。あるいは、活性物質、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤もしくは乳化剤、およびもし適切であれば溶媒もしくは油を含み、水で希釈するのに適している濃縮物を調製することもできる。
直ぐに使用できる調製物中の活性化合物の濃度は、比較的広い範囲で変えることができる。一般に、それらは、0.0001〜10%、好ましくは、0.01〜1%である。
本活性化合物は、超微量散布法(ULV(ultra-low volume))においてもうまく使用することができ、それにより95重量%を超える活性化合物を含む製剤を施用すること、あるいは添加物を加えることなく活性化合物を施用することでさえ可能である。
さまざまな種類の油、湿潤剤、アジュバント、除草剤、殺菌剤、他の農薬及び殺細菌剤を、適当あれば、使用直前であっても活性化合物に添加することができる(タンク混合)。これらの薬剤を、1:100〜100:1、好ましくは1:10〜10:1の重量比で本発明の薬剤と混合することができる。
この意味での適切なアジュバントは特に:有機的に修飾されたポリシロキサン(例えば、Break Thru S240(登録商標));アルコールアルコキシレート(例えば、Atplus 245(登録商標)、Atplus MBA1303(登録商標)、Plurafac LF300(登録商標)およびLutensol ON30(登録商標));EO/POブロックポリマー(例えば、Pluronic RPE2035(登録商標)およびGenapol B(登録商標));アルコールエトキシレート(例えば、Lutensol XP80(登録商標))ならびにジオクチルスルホコハク酸ナトリウム(例えば、Leophen RA(登録商標))である。
本発明の製剤は、殺菌剤としての使用形態において、他の活性化合物、例えば除草剤、殺虫剤、成長調節剤、殺菌剤と、または肥料と共存してもよい。化合物Iまたはそれを含有する組成物を、1つ以上の他の活性化合物、特に殺菌剤と混合することで、多くの場合において、例えば、活性スペクトルを広げること、あるいは耐性の発現を抑えることができる。多くの場合において、相乗効果が得られる。
本発明の化合物と一緒に使用することができる殺菌剤の以下のリストは、可能な組合せを例示するものであって、それらを限定するものではない:
ストロビルリン類
アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、エネストロブリン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン、オリサストロビン、メチル(2-クロロ-5-[1-(3-メチルベンジルオキシイミノ)エチル]ベンジル)カルバメート、メチル(2-クロロ-5-[1-(6-メチルピリジン-2-イルメトキシイミノ)エチル]ベンジル)カルバメート、メチル2-(オルト-((2,5-ジメチルフェニルオキシメチレン)フェニル)-3-メトキシアクリレート;
カルボキシアミド類
カルボキシアニリド類:ベナラキシル、ベノダニル、ボスカリド、カルボキシン、メプロニル、フェンフラム、フェンヘキサミド、フルトラニル、フラメトピル、メタラキシル、オフレース、オキサジキシル、オキシカルボキシン、ペンチオピラド、チフルザミド、チアジニル、N-(4’-ブロモビフェニル-2-イル)-4-ジフルオロメチル-2-メチルチアゾール-5-カルボキシアミド、N-(4’-トリフルオロメチルビフェニル-2-イル)-4-ジフルオロメチル-2-メチルチアゾール-5-カルボキシアミド、N-(4’-クロロ-3’-フルオロビフェニル-2-イル)-4-ジフルオロメチル-2-メチルチアゾール-5-カルボキシアミド、N-(3’,4’-ジクロロ-4-フルオロビフェニル-2-イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチルピラゾール-4-カルボキシアミド、N-(2-シアノフェニル)-3,4-ジクロロイソチアゾール-5-カルボキシアミド;
カルボン酸モルホリド類:ジメトモルフ、フルモルフ;
ベンズアミド類:フルメトバー、フルオピコリド(ピコベンザミド)、ゾキサミド;
他のカルボキシアミド:カルプロパミド、ジクロシメット、マンジプロパミド、N-(2-(4-[3-(4-クロロフェニル)プロプ-2-イニルオキシ]-3-メトキシフェニル)エチル)-2-メタンスルホニルアミノ-3-メチルブチルアミド、N-(2-(4-[3-(4-クロロフェニル)プロプ-2-イニルオキシ]-3-メトキシフェニル)エチル)-2-エタンスルホニルアミノ-3-メチルブチルアミド;
アゾール類
トリアゾール:ビテルタノール、ブロモコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、エニルコナゾール、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルシラゾール、フルキンコナゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、ペンコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメノール、トリアジメホン、トリチコナゾール;
イミダゾール類:シアゾファミド、イマザリル、ペフラゾエート、プロクロラズ、トリフルミゾール;
ベンズイミダゾール類:ベノミル、カルベンダジム、フベリダゾール、チアベンダゾール;
他:エタボキサム、エトリジアゾール、ヒメキサゾール;
含窒素ヘテロシクリル化合物
ピリジン類:フルアジナム、ピリフェノックス、3-[5-(4-クロロフェニル)-2,3-ジメチルイソキサゾリジン-3-イル]ピリジン;
ピリミジン類:ブピリメート、シプロジニル、フェリムゾン、フェナリモル、メパニピリム、ヌアリモル、ピリメタニル;
ピペラジン類:トリホリン;
ピロール類:フルジオキソニル、フェンピクロニル;
モルホリン類:アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ;
ジカルボキシイミド類:イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン;
他:アシベンゾラル-S-メチル、アニラジン、キャプタン、カプタホール、ダゾメット、ジクロメジン、フェノキサニル、ホルペット、フェンプロピジン、ファモキサドン、フェンアミドン、オクチリノン、プロベナゾール、プロキナジド、ピロキロン、キノキシフェン、トリシクラゾール、5-クロロ-7-(4-メチルピペリジン-1-イル)-6-(2,4,6-トリフルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン、2-ブトキシ-6-ヨード-3-プロピルクロメン-4-オン、N,N-ジメチル-3-(3-ブロモ-6-フルオロ-2-メチルインドール-1-スルホニル)-[1,2,4]トリアゾール-1-スルホンアミド;
カルバメート類およびジチオカルバメート類
ジチオカルバメート類:フェルバム、マンコゼブ、マンネブ、メチラム、メタム、プロピネブ、チラム、ジネブ、ジラム;
カルバメート類:ジエトフェンカルブ、フルベンチアバリカルブ、イプロバリカルブ、プロパモカルブ、メチル3-(4-クロロフェニル)-3-(2-イソプロポキシカルボニルアミノ-3-メチルブチリルアミノ)プロピオネート、4-フルオロフェニルN-(1-(1-(4-シアノフェニル)エタンスルホニル)ブト-2-イル)カルバメート;
他の殺菌剤
グアニジン類:ドジン、イミノクタジン、グアザチン;
抗生物質:カスガマイシン、ポリオキシン、ストレプトマイシン、バリダマイシン A;
有機金属化合物:フェンチン塩;
硫黄含有ヘテロシクリル化合物:イソプロチオラン、ジチアノン;
有機リン化合物:エジフェンホス、ホセチル、ホセチル-アルミニウム、イプロベンホス、ピラゾホス、トルクロホス-メチル、亜リン酸およびその塩;
有機塩素化合物:チオファネートメチル、クロロタロニル、ジクロフルアニド、トリルフルアニド、フルスルファミド、フタリド、ヘキサクロロベンゼン、ペンシクロン、キントゼン;
ニトロフェニル誘導体:ビナパクリル、ジノカップ、ジノブトン;
無機活性化合物:ボルドー液、酢酸銅、水酸化銅、オキシ塩化銅、塩基性硫酸銅、硫黄;
他:スピロキサミン、シフルフェナミド、シモキサニル、メトラフェノン。
合成実施例
以下の合成実施例に記載された方法は、出発物質の適切な修飾によって別の化合物Iを調製するために使用される。得られた化合物は、物理データと共に以下の表に列挙する。
実施例1:3-オキソ-2-ペンチルオクタンニトリルの調製
-70℃で、150mlのテトラヒドロフラン(THF)中に33.3g(0.3mol)のヘプタンニトリルを含む溶液と150mlのTHF中に39g(0.3mol)のメチルヘキサノエートを含む溶液とを、64.2g(0.6mol)のリチウムジイソプロピルアミド(LDA)のヘキサン溶液中に滴下した。45分後、反応を20〜25℃まで暖め、NH4Cl溶液および氷の中で撹拌した。水層をエチルアセテートで抽出し、組み合わせた有機層をNaCl溶液で洗浄した。有機層を脱水し、溶媒を除去した。60gの表題の化合物を得た。
1H-NMR [400Mhz] δ: 0.9ppm (t, 6H); 1.3-1.7ppm (m, 12H);1.8ppm (m, 2H); 2.7ppm (t, 2H); 3.4ppm (t, 1H)
実施例2:2-メチル-5,6-ジペンチルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン[I−1]
5mlのメシチレン中に実施例1からの1.3g(5mmol)のケトニトリルと0.61g(5mmol)の5-メチルピラゾロ-3-アミンと0.2gのp-トルエンスルホン酸とを含む溶液を170℃で3時間熱した。次に溶媒を完全に留去し、残留物をジクロロメタン中に入れた。飽和NaHCO3溶液と水で洗浄した後、有機層を脱水し、溶媒を除去し、残留物をジエチルエーテルで溶解した。0.55gの表題の化合物を、融点が127〜131℃である白色結晶の形態で得た。
1H-NMR [400Mhz] δ: 0.9ppm (t, 6H); 1.1-1.3ppm (m, 11H); 1.7ppm (m, 2H); 2.6ppm (m, 6H); 6.0ppm (s, 1H); 7.2ppm (s, 2H)
Figure 2008536806
有害な菌類に対する作用の実施例
式Iの化合物の殺菌作用を以下の試験により実証した:
活性化合物を、99:1の溶媒:乳化剤の容量比でのアセトンおよび/またはDMSOならびに乳化剤Uniperol(登録商標)EL(エトキシ化アルキルフェノール類に基づく乳化および分散作用を有する湿潤剤)の混合物を使用して10mlとした25gの活性化合物を含むストック溶液として調製した。次に、その混合物を水を用いて100mlとした。ストック溶液を、記載された溶媒/乳化剤/水の混合物を使用して、以下に記載された活性化合物濃度まで希釈した。
比較試験 プラスモパラ・ビチコーラに起因するブドウのペロノスポラ(peronospora)に対する活性
鉢植えのブドウの葉に、以下に記載した活性化合物濃度の水性懸濁液を液が滴るまで噴霧した。翌日、葉の裏側をプラスモパラ・ビチコーラの水性胞子懸濁液で接種した。その後、初めにブドウを水蒸気が飽和した室内に24℃で48時間置き、次に、20〜30℃の温室に5日間置いた。この後、再び該植物を、胞子の発生を促進させるために16時間、湿室に置いた。続いて、葉の裏側における感染の進行の程度を目視により決定した。
最も近い先行技術との比較により以下の結果を得た。
Figure 2008536806

Claims (10)

  1. 式I:
    Figure 2008536806
    [式中、置換基は以下に定義された通りである:
    R1はC1-C5-アルキルまたはC1-C10-アルコキシ-C1-C10-アルキルであり;
    R2はC5-C12-アルキルであり、ここで、R1および/またはR2は1〜3つの以下の基によって置換されていてもよく:
    シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C3-C6-シクロアルキル、C1-C6-アルキルチオおよびNRaRb
    RaおよびRbは水素またはC1-C6-アルキルであり;
    AはNまたはCHであり;
    R3はCH3、そしてAがCHである場合にはさらに水素である]
    のアゾロピリミジン。
  2. AがCHである、請求項1に記載の式Iの化合物。
  3. R1およびR2が無置換であり、一緒に最大で14の炭素原子を有する、請求項1または2に記載の式Iの化合物。
  4. R1がメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチルまたはn-ペンチルであり、ここで、炭素鎖が無置換であるか、または請求項1に従って置換されていてもよい、請求項1〜3のいずれか1項に記載の式Iの化合物。
  5. R2がn-ヘプチル、n-オクチル、n-ノニルまたは1-メチルオクチルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の式Iの化合物。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物の製造方法であって、式II:
    Figure 2008536806
    [式中、RはC1-C4-アルキルである]
    のβ−ケトエステルを式III:
    Figure 2008536806
    のアミノアゾールと反応させ、式IV:
    Figure 2008536806
    の7-ヒドロキシアゾロピリミジンを得て、それをハロゲン化して、式V:
    Figure 2008536806
    [式中、Halは塩素または臭素である]
    の化合物を得て、そしてVをアンモニアと反応させる、上記方法。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物の製造方法であって、式VI:
    Figure 2008536806
    のアシルシアニドを請求項7に記載の式IIIのアミノアゾールと反応させる、上記方法。
  8. 固体または液体担体および請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物を含む組成物。
  9. 100kgにつき1〜1000gの量で、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物を含む種子。
  10. 植物病原性の有害な菌類を防除するための方法であって、菌類、または菌類の攻撃に対して保護すべき材料、植物、土壌もしくは種子を、有効量の請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物で処理する、上記方法。
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