JP2008536440A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. ビデオ信号をデコーディングする方法であって、
   第１のレイヤの対応するブロックの対応するピクセル値を導出する段階であって、前記対応するピクセル値は第２のレイヤの現在のブロックの現在のピクセルによって参照される、段階と、
   前記対応するブロックのブロックタイプがイントラモードであるとき、現在のピクセル予測値を前記対応するピクセル値として取得する段階と、
   前記現在のピクセル予測値及び受信した残りの（residual）値に基づいて前記現在のブロックを再構成する段階とを備え、
   前記第１のレイヤはベースレイヤを表し、前記第２のレイヤはエンハンストレイヤを表すことを特徴とする方法。
2. 前記ベースレイヤは、アップサンプリングされたベースレイヤであり、前記アップサンプリングされたベースレイヤの空間的スケーラビリティは、前記エンハンストレイヤの空間的スケーラビリティに対応すること
   を特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記現在のブロックが前記ベースレイヤの複数のブロックと重なっている場合、前記現在のブロックの各サブブロックのロケーション情報に基づいて前記現在のブロックのパーティション情報を判断する段階をさらに備え、
   前記今回のブロックの前記ピクセル予測値は、前記判断されたパーティション情報に基づいて修正されること
   を特徴とする請求項１に記載の方法。
4. 前記サブブロックのロケーション情報は、前記サブブロックの右上角のピクセルのロケーション情報を含むこと
   を特徴とする請求項３に記載の方法。
5. 前記サブブロックは、４ｘ４ブロックを含むこと
   を特徴とする請求項３に記載の方法。
6. ビデオ信号をデコーディングする方法であって、
   ベースレイヤの対応するブロックのモーション情報を導出する段階であって、前記モーション情報はモーションベクトル及び基準インデックスを含む、段階と、
   前記対応するブロックの前記モーション情報に基づいてエンハンストレイヤの現在のブロックのモーション情報を導出する段階と、
   前記ベースレイヤの前記対応するブロックのブロックタイプに基づいて前記現在のブロックのピクセル予測値を修正する段階と、
   前記現在のブロックの前記修正されたピクセル予測値を、受信した残りの値に追加することによって、前記現在のブロックを再構成する段階と、
   を備え、
   前記ベースレイヤの前記対応するブロックは前記エンハンストレイヤの現在のブロックに対応すること
   を特徴とする方法。
7. 前記現在のブロックの前記ピクセル予測値は、対応するブロックの前記ブロックタイプがイントラモードであるとき、前記対応するブロックのピクセル値として修正されること
   を特徴とする請求項６に記載の方法。
8. ビデオ信号をデコーディングする装置であって、
   第１のレイヤの対応するブロックの対応するピクセル値を導出するエンハンストレイヤデコーダであって、前記対応するピクセル値は第２のレイヤの現在のブロックの現在のピクセルによって参照される、エンハンストレイヤデコーダと、
   前記対応するブロックのブロックタイプがイントラモードであるとき、現在のピクセル予測値を前記対応するピクセル値として取得することと、
   前記現在のピクセル予測値及び受信した残りの値に基づいて前記現在のブロックを再構成することと
   を備え、
   前記第１のレイヤはベースレイヤを表し、前記第２のレイヤはエンハンストレイヤを表すことを特徴とする装置。