JP2008536398A - 無線ブロードキャストネットワークの信号の再取得 - Google Patents

無線ブロードキャストネットワークの信号の再取得 Download PDF

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Abstract

【課題】無線ブロードキャストネットワークの信号の再取得
【解決手段】本開示は、いつ性能上の混乱がブロードキャスト信号との同期の損失を示すかどうかを判断し、それに応じて、信号の再取得を開始する、移動通信デバイスに関する。再取得技術は、ブロードキャスト信号内のヘッダ情報の選択された部分のみを特定して、復号化することを含みうる。再取得は同様に、1つ以上の決定性のトリガーに応答して、又は動作のテストモードの間に開始される。
【選択図】 図3

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、2005年4月7日に出願され、「モバイルブロードキャストシステムにおける再取得のための技法(TECHNIQUES FOR RE-ACQUISITION IN A MOBILE BROADCAST SYSTEM)」というタイトルの仮出願60/669,554号への優先権を主張し、参照として明確に本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般に電気通信に関し、より詳細には、無線ブロードキャストネットワークを介して通信することができる移動通信デバイスをサポートするシステム及び方法に関する。
無線及び有線ブロードキャストネットワークが広範囲に展開されて、大きなユーザの集団に多様なデータコンテンツを提供している。一般的な有線ブロードキャストネットワークは、マルチメディアコンテンツを多くの家庭に配信するケーブルネットワークである。ケーブルネットワークは、通常ヘッドエンド及び分配ノードを含んでいる。各ヘッドエンドは、さまざまなソースから番組を受信し、各番組に対する個別の変調された信号を生成し、全ての番組に関するこれらの変調された信号を出力信号の上に多重化して、この出力信号を分配ノードに送信する。各番組は、広い地理的領域にわたって(例えば、州全体)又はより小さな地理的領域(例えば、都市)にわたって分配されてもよい。各分配ノードは、上記の広い地理的領域内の特定の地域(例えば、地域社会)をカバーする。各分配ノードは、ヘッドエンドからの出力信号を受信し、異なる周波数チャネル上に自身のカバレージエリアの中で分配されるべき各番組に関する変調された信号を多重化し、その出力信号をカバレージエリア内の各家庭に送信する。各分配ノードに関する出力信号は、通常、全国的な番組又は地方の番組の両方を伝え、これらはしばしば、出力信号上に多重化される別々の変調信号上で送信される。
無線ブロードキャストネットワークは、ネットワーク内のカバレージエリア内のワイヤレスデバイスに無線でデータを送信する。しかしながら、無線ブロードキャストネットワークは、いくつかの鍵となる点で有線ブロードキャストネットワークとは異なる可能性がある。2つのタイプのネットワークが異なる1つの点は、無線ブロードキャストネットワーク内で送信されているブロードキャスト信号の再取得(reacquire)又はこれとの再同期化(resynchronize)を携帯ハンドセットに要求する、サービスの途絶又は他の活動に携帯ハンドセットが遭遇する可能性があるということである。
この懸念については、以前にさまざまな無線ネットワークにおいてさまざまな方法で取り組まれたが、信号と再同期を取る(resynchronize)ためにデータシンボルの代わりにオーバーヘッド情報すなわち制御情報を利用し、且つワイドエリア(wide-area)特有の信号及びローカルエリア(local-area)特有の信号の両方の中で複数のデータチャネルを有利に利用するような、ハンドセットの電力効率を改善するやり方で、無線ブロードキャストネットワークの信号の再取得(reacquiring)を制御する、方法及び技術に対する必要が依然として存在している。
発明の概要
移動通信デバイスの一態様は、無線ブロードキャストネットワークのブロードキャスト信号を再取得する方法に関連する。この態様によれば、オーバーヘッド部分とデータ部分とを有するブロードキャスト信号が受信され、ブロードキャスト信号を受信する中でもしあれば不良(failure)が検出される。該不良に基づいて、再取得するオーバーヘッド部分の一部が決定され、オーバーヘッド部分のこの部分は次に再取得される。
移動通信デバイスの他の態様は同様に、無線ブロードキャストネットワークのブロードキャスト信号を再取得する方法に関連する。この他の態様に従って、ワイドエリア部分(wide-area portion)とローカルエリア部分(local-area portion)とを有するブロードキャスト信号が受信される。ローカルエリア部分(local-area portion)の中にもしあれば第2の不良(failure)を検出することとは独立して、ワイドエリア部分(wide-area portion)の中に(もしあれば)第1の不良(failure)が検出される。第1の不良又は第2の不良のいずれかが検出された場合、その後ブロードキャスト信号は再取得される。
移動通信デバイスの更なる他の態様は、ワイドエリア部分とローカルエリア部分を含むブロードキャスト信号を、無線ブロードキャストネットワークから受信するように構成された受信器を含むデバイスに関連している。このデバイスは同様に、ローカルエリア部分の中にもしあれば第2の不良を検出することとは独立して、もしあればワイドエリア部分の第1の不良を検出するように構成され、且つ第1の又は第2の不良のどちらか一方又は双方が検出された場合に、受信器を制御してブロードキャスト信号を再取得するように構成された、プロセッサを含んでいる。
移動通信デバイスの更なる他の態様は、受信器と、受信器に結合されたプロセッサとを含むデバイスに関連している。受信器は、オーバーヘッド部分とデータ部分を含むブロードキャスト信号を、無線ブロードキャストネットワークから受信するように構成されている。プロセッサは、a)ブロードキャスト信号を受信することにおいて、(もしあれば)不良を検出し、b)該不良に基づいて、再取得するオーバーヘッド部分の部分を決定し、c)受信器を制御してブロードキャスト信号のオーバーヘッド部分の上記部分を再取得するように構成されている。
本発明の他の実施形態が、当業者には以下の詳細な説明からすぐに明確になるであろうということと、該詳細な説明が本発明のいろいろな実施形態を例として示し、記述しているのみであるということが理解されよう。理解されるように、本発明は他の且つ異なる実施形態が可能であり、本発明のいくつかの詳細は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなしにさまざまな他の観点で変更することができる。従って、図面及び詳細な説明は、事実上例示的なものであり、また限定するものではないと見なされる。
[発明の詳細な説明]
無線通信システムのさまざまな態様が例示としての方法で、また限定的な方法ではないものとして、添付の図面の中で説明される。
添付の図面に関連して以下に説明される詳細な説明は、本発明の多様な実施形態の説明として意図されており、本発明が実施されることが可能な実施形態のみを示すことを意図しているものではない。詳細な説明は、本発明の完全な理解をもたらす目的のための具体的な詳細を含む。しかしながら、当業者には、本発明はこれらの具体的な詳細がなくても実施できるということが明白であろう。幾つかの事例において、本発明の概念を分かりにくくするのを避けるために、良く知られた構造やコンポーネントがブロック図形式の中に示される。
無線ブロードキャストネットワーク内での異なるタイプの送信(例えば、ローカル送信及ワイドエリア送信)をブロードキャストするための技術が、本明細書に記述されている。本明細書で使われるように、「ブロードキャスト(broadcast)」及び「ブロードキャストすること(broadcasting)」は、任意の規模のユーザグループにコンテンツ/データを送信することを示し、また「マルチキャスト(multicast)」又は幾つかのの他の専門用語を意味してもよい。ワイドエリア送信は、ネットワーク内の全ての又は多くの送信器によりブロードキャストされる可能性のある送信である。ローカル送信は、所定のワイドエリア送信に関する送信器の部分集合によりブロードキャストされうる送信である。異なるローカル送信が、所定のワイドエリア送信に関する異なる送信器の部分集合によりブロードキャストされてもよい。異なるワイドエリア送信が、ネットワーク内の送信器の異なるグループにより同様にブロードキャストされてもよい。このワイドエリア及びローカル送信は、通常異なるコンテンツを伝えるが、これらの送信は同様に同じコンテンツを伝えてもよい。
図1は、例えば、ワイドエリア送信及びローカル送信などの、異なるタイプの送信をブロードキャストすることができる、無線ブロードキャストネットワーク100を示す。各ワイドエリア送信は、ネットワーク内の全ての又は多くの基地局を含む可能性のある、ネットワーク内の1組の基地局によりブロードキャストされる。各ワイドエリア送信は典型的には、大きな地理的領域にわたってブロードキャストされる。各ローカル送信は、所定のワイドエリア送信に関する所定の集合内の基地局の部分集合によりブロードキャストされる。各ローカル送信は、通常、より小さな地理的領域にわたってブロードキャストされる。簡単にするために、ワイドエリア送信のための大きな地理的領域はまた、広域カバレージエリア又は単純に「ワイドエリア」と呼ばれ、ローカル送信のための小さな地理的領域は同様に、ローカルカバレージエリア又は単純に「ローカルエリア」と呼ばれる。ネットワーク100は、例えば米国全体、米国の大きな地方(例えば、西部の各州)、1つの州全体などの大きなカバレージエリアを有してもよい。例えば、単一のワイドエリア送信がカリフォルニア州全体にわたってブロードキャストされ、異なるローカル送信が、例えばロスアンジェルス及びサンディエゴなどの異なる都市にわたってブロードキャストされてもよい。
簡単にするために、ネットワーク100が、ワイドエリア110a、110bの範囲にわたっており、ワイドエリア110aが、3つのローカルエリア120a、120b、120cを包含しているということを図1は示している。一般に、ネットワーク100は、異なるワイドエリア送信を伴う任意の数のワイドエリア、及び異なるローカル送信を伴う任意の数のローカルエリアを含んでもよい。各ローカルエリアは、他のローカルエリアに隣接してもよいし、又は孤立していてもよい。ネットワーク100はまた、任意の数の異なるサイズの地理的領域にわたる受信のために指定された、任意の数の異なるタイプの送信をブロードキャストしてもよい。例えば、ネットワーク100は同様に、より小さな地理的領域(これは所定のローカルエリアの一部でもよい)にわたる受信のために指定された現場の送信をブロードキャストしてもよい。
このようなブロードキャストネットワークの一例は、番組編成ラインアップを高いスペクトル効率で配信する、QUALCOMMのMediaFLO(商標)ネットワークである。用いられる技術は、無線加入者に大量のリッチマルチメディアコンテンツをコスト効率よくマルチキャストするために特別に設計された、直交周波数分割多重(OFDM)ベースの無線インターフェースである。これは、単一周波数ネットワークにおけるマルチキャスト技術を巧みに利用しており、同一のコンテンツを多数のユーザに同時に配信するコストを著しく低減している。さらに、単一のRFチャネル(例えば、700MHz)内でのローカルエリア及びワイドエリアカバレージの共存が、上述のようにサポートされている。このワイドエリアとローカルエリアとの間の区分けは、より多くの対象番組、ローカル広告、並びに要求時に放送停止及び再選局する能力を、サポートする。MediaFLO(商標)は単に本明細書で説明されるブロードキャストネットワークのタイプの一例であり、他の機能的に同等のブロードキャストネットワークが同様に考えられる。
ケーブルテレビに酷似して、無線ブロードキャストネットワーク内の加入者は、自身に1組のチャネル(例えば、テニス、ESPN、ソープオペラ、BBCなど)を提供する、異なるパッケージやサービスのまとまり(例えば、プレミアム映画、スポーツなど)に加入することができる。異なるコンテンツプロバイダが、ブロードキャストネットワークにコンテンツを転送し、このネットワークは次にコンテンツを合成し、既定のスケジュールに従ってこれをブロードキャストする。ユーザのモバイルデバイスの準備動作中に、ユーザが加入するチャネルを受信し且つ復号化する機能が、このモバイルデバイスの中にプログラムされる。この準備は、その後、他のパッケージやチャネルの除去又は追加のために更新されてもよい。従って、多様なコンテンツをブロードキャストするブロードキャストネットワークオペレータが存在し、しかしまた、ハンドセットを提供するキャリア(例えばベリゾン(Verizon)、シングラー(Xingular)など)も存在し、これらは、コンテンツのどの部分がキャリアのユーザにより加入されることができるかを決定する。当業者は、上に説明されたチャネルの階層的な配置は単に、如何にマルチメディア及び他のコンテンツを提供するかの一例であるということを、認識するであろう。データの他の配置及び構成、並びにこれのそれぞれのチャネルは、本発明の範囲から逸脱することなく用いることができる。
無線ブロードキャストネットワーク内での操作のための携帯ハンドセットについての論理的な図は、図2に例示されている。具体的には、無線ブロードキャストネットワークを通してブロードキャストされるコンテンツを受信するための端末202の、オペレーティングシステム内で走行する、複数の異なるアプリケーション208、210、212がある。これらのアプリケーション208、210、212は、例えば、ストリーミングビデオビューア、ストリーミングオーディオプレーヤー、ニュースサービス、株式サービス、スポーツスコアラー(sports scorer)等を含んでもよい。これらは通常、BREW又はこれの等価物のような無線オペレーティングシステムの中で動作する。
論理的には、これらのアプリケーションは、ソフトウェアスタック206の「最上部」に位置しており、このソフトウェアスタックはこれ自身、ハンドセット202のハードウェア204と通信をする。作動中、このハードウェア(例えば、プロセッサ、受信器など)は、無線ブロードキャストネットワークを通してブロードキャストされる信号を受信し、且つこれらをソフトウェアスタック206に渡すように設定されている。ソフトウェアスタック206は、ハードウェア204から受信した信号を逆カプセル化(unencapsulate)し、これらを適切なフォーマットで異なるアプリケーション208、210、212に提供する。
ハンドセット202が信号を受信し正常に動作している間に、ハンドセット202は通常、最初に信号の属性を用いてこの信号を取得する。例えば、この信号がフレームのような構造で送信されると仮定すると、パイロット信号がフレームに入れられてブロードキャストされてもよく、いつ該フレームが始まるのかをハンドセット202が判断することを該フレームは可能にする。該取得プロセスは同様に、ハンドセットが自動利得レベル若しくは周波数補償値を設定することを可能にする、より高いタイミング分解能及び/又はチャネル推定能力を含んでもよい。この信号が容認可能な方法で受信され続ける限り、ハンドセット202は通常、最初の取得以後は、限られた状況を除けばこの信号を再取得する必要はない。しかしながら、ブロードキャストされる信号の受信が途絶すると、ブロードキャスト信号の再取得が必要になる可能性がある。
図3のフローチャートは、さまざまな状況下でブロードキャスト信号を再取得する例示的な方法を描いている。ステップ302では、携帯ハンドセットは、通常そうされるように、無線ブロードキャストネットワークの中で送信される信号の受信、復調、復号化をするように動作させられる。この動作は、ハンドセットが受信のためにどのネットワークを選ぶかを判断するようにした2つ以上の異なるネットワークからハンドセットが信号を受信することに帰着してもよい。更に、ブロードキャスト信号は、ローカルエリアを対象としたデータ、及びワイドエリアを対象にした他のデータの両方を含んでもよい。少なくとも3つの異なる場合において、ハンドセットはブロードキャスト信号が再取得されるべきだということを決定してもよい。
第1の場合を表すステップ304では、端末は性能上の中断(disruption in performance)を検出する。この性能上の中断は、ブロードキャスト信号の信号強度又は他の特性により証明されてもよい。1つの例示的な検出方法には、信号の中にカプセル化されている物理レイヤパケットの復号化中にエラーに遭遇するかどうかを判断することが含まれる。例えば、ブロードキャスト信号の中で16個の物理レイヤパケットが受信かつ復号化され、次に復号化された時に25%を超えるパケットがエラーを有する場合には、ハンドセットは、性能上の中断が起こったと判断してもよい。この閾値25%は、事実上例示的なものであり、ブロードキャスト信号をフォーマットする際に採用されるエラー訂正及びエラー検出コードに基づくさまざまな値のいずれであってもよい。当業者は、この閾値の設定は、十分なエラーが発生した時に正確に検出することと、問題が誤って検出される回数を極少化することとの、バランスであるということを認識するであろう。エラー閾値が検出されると、ハンドセットはブロードキャスト信号は再取得されるべきだと判断する。
ステップ306に示される他の場合は、ハンドセットがブロードキャスト信号を再取得するモードで動作することを引き起こす、決定性のトリガーを含んでいる。このような決定性の信号の一例は、ハンドセットのユーザがチャネル(例えば、オーディオチャネル又はビデオ視聴チャネル)を変えた時である。それに応じて、ハンドセットは、ブロードキャスト信号のどこに新しいチャネルが配置されているのかを特定しなければならない可能性がある。従って、ハンドセットは、チャネルの位置を特定するオーバーヘッド情報すなわち制御情報を、受信及び復号化するように動作する。後でより詳細に説明するように、ブロードキャスト信号は、ブロードキャストフレームの期間内の異なる時刻にブロードキャストされる、多くの異なるチャネルを含んでもよい。所望のチャネルがブロードキャストされている期間の間のみ、受信器、復調器、復号器を動作させることにより、ハンドセットは著しい省電力化をもたらすことができる。決定性のトリガーの他の例は、ハンドセットがスリープモードから起きる時である。例えば、ユーザは、データが周期的にのみ(例えば、20秒毎に1回)ブロードキャスト及び受信される、IPデータキャストなどのアプリケーションを動作させていてもよい。従って、ハンドセットは、各受信の間にスリープモードに入ることができる。しかしながら、目覚め次第、ハンドセットは信号を再取得(同期及びタイミングの再確立のために)し、IPデータキャストの次の部分を受信且つ復号化できるようにする。
図3に示す第3の場合は、テストモード308を含んでいる。このモードでは、ブロードキャストされる全てのフレームのパイロット及びオーバーヘッド情報を受信且つ復号化するように、ハンドセットは動作したままであってもよい。前に述べたように、パイロット信号は、多くの異なる目的のために用いてもよく、この1つには、送信チャネル特性を推定することが含まれる。最初のフレームのみではなく、全てのフレームからのパイロット信号のサンプリングは、チャネルのより詳細な分析を提供し、ハンドセットのトランシーバの利得及び周波数の設定を改善するために用いられ得る。
上述の3つの場合のそれぞれにおいては、あるトリガーの結果として、ハンドセットの受信器は、ステップ310に示すようにブロードキャスト信号を再取得するために動作させられる。再取得は、典型的には1つ以上のパイロット信号、及び他のオーバーヘッド信号、すなわち制御信号を、受信及び復号化することを含んでいる。後でより詳細に説明するように、パイロット信号とオーバーヘッド信号の両方がブロードキャスト信号を再取得するために用いられる事例があり、また、一部のみが用いられる他の事例もある。ステップ310の信号の再取得のステップは、繰り返し実行されてもよい。例えば、信号を再取得しようとして、例えば、a)ハンドセットがパイロット信号を検出できない、b)オーバーヘッド情報が検出されたが、復号化された時に1つ以上のエラーを含んでいる、又はc)ブロードキャストチャネルの物理レイヤパケットが、これら自身、これらが復号化された時に続けてエラーを含んでいるなどの、異なる問題が起こる可能性がある。これらのそれぞれの場合において、ハンドセットは、成功するまでブロードキャスト信号の再取得を試みようとし続ける。これらの再取得の試みがいつまでも続く場合には、電力は瞬く間にハンドセットにより消費され、バッテリーは急速に消耗されるであろう。従って、ハンドセットが、サービスが完全に失われたと判断し、これ以上の信号の再取得の試みはなされるべきではないということを決定することができるように、タイムアウト機能が含まれてもよい。
従って、ステップ310からの結果は、信号が成功裏に再取得されたということ(ステップ312)か、又はハンドセットは信号の再取得に失敗したということ(ステップ314)の、いずれかである。成功裡の再取得に応答して、ハンドセットは正常に動作し続ける。信号の再取得の失敗に応答して、ハンドセットは、アプリケーション208、210、212が再びこの信号に対する要求を実行するまで、又はスリープモードから周期的に目覚めて信号を再取得しようとすることができるまでは、信号を再取得しようと試みることを停止してもよい。
ブロードキャストネットワーク信号が準備され且つブロードキャストされ得る特定の方法は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなしに、大幅に変化することができる。加えて、通知メッセージ及び制御チャネル情報の、特定のフォーマット及び符号化は、同様に変化しうる。しかしながら、以下に記述されるのは、フローチャート3の方法が実装される無線ブロードキャストネットワークの、特定の実装の1つである。
より詳細には、ローカル及びワイドエリア送信のためのデータ、パイロット、及びオーバーヘッド情報は、多様な形で多重化されてもよい。例えば、ワイドエリア送信のためのデータシンボルは、ワイドエリア送信に対して割り当てられる「送信スパン」上に多重化されてもよく、ローカル送信のためのデータシンボルは、ローカル送信のために割り当てられる送信スパン上に多重化されてもよく、ワイドエリア送信のためのTDM及び/又はFDMパイロットは、これらのパイロットに割り当てられる送信スパン上に多重化されてもよく、ローカル送信のためのTDM及び/又はFDMパイロットは、これらのパイロットに割り当てられる送信スパン上に多重化されてもよい。ローカル及びワイドエリア送信のためのオーバーヘッド情報は、1つ以上の指定された送信スパン上に多重化されてもよい。異なる送信スパンは、(1)FDMが無線ブロードキャストネットワークにより用いられる場合には、周波数サブバンドの異なる組に、(2)TDMが用いられる場合には、異なる時間セグメントに、又は(3)TDM及びFDMの双方が用いられる場合には、異なる時間セグメントの中の異なるサブバンドのグループに相当してもよい。多様な多重化スキームが以下に説明される。3つ以上の異なるカバレージの階層を伴う、3つ以上の異なるタイプの送信が、同様に処理、多重化、及びブロードキャストされてもよい。無線ブロードキャストネットワーク内のワイヤレスデバイスは、ローカル及びワイドエリア送信のためのデータの再生のための、相補的な処理を実行する。
図4は、OFDMベースの無線ブロードキャストネットワーク内でローカル及びワイドエリア送信をブロードキャストするために用いられてもよい、例示的なスーパーフレーム構造400を示す。データ送信は、スーパーフレーム410を単位として生起する。各スーパーフレームは、例えば、ブロードキャストされるデータストリームに対する望ましい統計的な多重化、データストリームに対して望ましい時間ダイバーシチの量、データストリームに対する取得時間、ワイヤレスデバイスに対するバッファ要求などの、多様な要因に基づいて選択される可能性のある、既定の持続時間にわたっている。約1秒のスーパーフレームサイズが、上述の多様な因子間の良好なトレードオフを提供する可能性がある。しかしながら、他のスーパーフレームサイズも同様に用いられる。
図4に示す実施形態に対しては、各スーパーフレーム410は、ヘッダセグメント420と、4つの等しいサイズのフレーム430a〜430dと、及びトレーラセグメント440とを含んでいる(これらは、図4の中でスケールするように示されてはいない)。表1は、セグメント420及び440、並びに各フレーム430に対するさまざまなフィールドを一覧にしている。
Figure 2008536398
図4に示す実施形態に対しては、異なる目的のために異なるパイロットが用いられる。1対のTDMパイロット401が、各スーパーフレームの開始時に又は開始の近傍で送信され、これらは表1の中に記された目的のために用いられてもよい。例えば、パイロットの中の1つであるTDM1は、フレーム400の始まりを検出する粗いタイミングのために用いてもよく、一方他のパイロットTDM2は、長チャネル推定を提供するために用いてもよい。遷移パイロットは、ローカルフィールド/送信間及びワイドエリアフィールド/送信間の境界で送信され、ローカルフィールド/送信間及びワイドエリアフィールド/送信間のシームレスな遷移を可能にする。
ローカル及びワイドエリア送信は、例えば、ビデオ、オーディオ、文字多重放送(teletext)、データ、ビデオ/オーディオクリップ等のマルチメディアコンテンツのためであってもよく、また分離されたデータストリームの中で送信されてもよい。例えば、単一のマルチメディア(例えば、テレビ)番組が、ビデオ、オーディオ、及びデータの3つの分離されたデータストリームの中で送信されてもよい。これらのデータストリームは、データチャネル上で送信される。各データチャネルは、1つ以上のデータストリームを運んでもよい。ローカル送信のためのデータストリームを運ぶデータチャネルはまた、「ローカルチャネル」とも呼ばれ、ワイドエリア送信のためのデータストリームを運ぶデータチャネルは同様に「ワイドエリアチャネル」とも呼ばれる。ローカルチャネルは、ローカルデータフィールドの中で送信され、ワイドエリアチャネルはスーパーフレームのワイドエリアデータフィールドの中で送信される。従って、フレーム430bのワイドエリアデータ441の中には、多数のメディアロジカルチャネル(MLC)440が有る(ただし、図4の中にはただ1つのみしか描かれていない)。各MLCは、個別のビデオストリーム、オーディオストリーム、又はデータストリームを表すロジカルチャネルである。ローカルデータ443は同様に、多くの異なるロジカルチャネル442に分離される。フレームの複数の部分を復号化する時に、モバイルデバイスは、アプリケーションがデータを要求しているMLC440、442のみを受信し復号化してもよい。本明細書でより詳細に説明されるように、タイミング情報、すなわちMLC440、442の「位置」は、ヘッダ420のオーバーヘッド情報(すなわち、ワイドエリアOIS及びローカルOIS)の中に含まれている。
各データチャネルは、データチャネルに対するペイロード、スーパーフレーム内でのインタレースの利用可能性、及び場合によっては他の因子に従って、それぞれのスーパーフレーム内での固定数の又は可変数のインタレースを「割り当て」られてもよい。各データチャネルは、任意の所与のスーパーフレームの中で、アクティブ又は非アクティブであってもよい。アクティブなデータチャネルの各々は、少なくとも1つのインタレースを割り当てられる。アクティブなデータチャネルの各々は同様に、(1)全てのアクティブなデータチャネルをできるだけ効率的に詰め込むことと、(2)各データチャネルに対する送信時間を短縮することと、(3)各データチャネルに対して適切な時間ダイバーシチを提供することと、(4)各データチャネルに割り当てられたインタレースを表すために必要なシグナリングの量を極小化すること、とを試みる割り当てスキームに基づいて、スーパーフレーム内の特定のインタレースを「割り当て」される。それぞれのアクティブなデータチャネルに対しては、該スーパーフレームの4つのフレームのために同じインタレース割り当てが用いられてもよい。
ローカルOISフィールドは、現在のスーパーフレームのためのアクティブなローカルチャネルの各々に対する、時間・周波数割り当てを表す。ワイドエリアOISフィールドは、現在のスーパーフレームのためのアクティブなワイドエリアチャネルの各々に対する、時間・周波数割り当てを表す。ローカルOIS及びワイドエリアOISは、各スーパーフレームの開始時に送信されて、ワイヤレスデバイスが興味のある各データチャネルのスーパーフレーム内における時間・周波数上の位置を判断することを可能にする。
スーパーフレームのさまざまなフィールドが、図4に示す順番又はある他の順番で送信されてもよい。一般に、TDMパイロット及びオーバーヘッド情報をスーパーフレーム中の早期に送信して、TDMパイロット及びオーバーヘッド情報が、スーパーフレーム中の後の方で送られるデータを受信するために用いることができるようにすることが望ましい。ワイドエリア送信は、図4に示すようにローカル送信に先立って送信されてもよいし、又はローカル送信の後でもよい。
図4は、特定のスーパーフレーム構造を示している。一般に、スーパーフレームは、任意の持続時間にわたってもよく、また任意の数及び任意のタイプのセグメント、フレーム、フィールドを含んでもよい。しかしながら、通常、取得時間及び受信電子回路に関するサイクル時間に関連している、スーパーフレーム持続時間の有用な範囲が存在する。他のスーパーフレーム及びフレーム構造が同様に、異なるタイプの送信をブロードキャストするために用いられてもよく、これは本発明の範囲内である。
ブロードキャスト送信の間に送信される図4のパイロット信号は、(1)ワイドエリアチャネル推定とも呼ばれる、ワイドエリア送信のためのチャネル推定と、(2)ローカルチャネル推定とも呼ばれる、ローカル送信のためのチャネル推定とを導き出すために用いられてもよい。ローカルチャネル推定及びワイドエリアチャネル推定は、ローカル送信に対するデータ検出及び復号化並びにワイドエリア送信に対するデータ検出及び復号化に、それぞれ用いられてもよい。これらのパイロットはまた、チャネル推定、時間及び周波数同期、取得(例えば、自動利得制御(AGC)など)に用いられてもよい。遷移パイロットは、同様に、ローカル送信及びワイドエリア送信のための改善されたタイミングを取得するために用いられてもよい。
今説明された、スーパーフレーム400内の例示的なパイロット信号及びオーバーヘッド情報構造は、ハンドセットの動作中に発生する受信エラーの検出、及びブロードキャスト信号の再生又は再取得を容易にするために有利に用いられることが可能である。続くフローチャートは、一度に1つ以上のMLCが受信及び復号化され、1つのMLCはワイドエリア信号であり、一方もう1つのMLCはローカルエリア信号であることを考慮する、信号の再取得の例示的な方法を表している。従って、論じられる多くの特徴は、スーパーフレームのある特定の部分に依存しているものの、他の特徴は、多数の番組チャネルが同時に視聴されるすなわち復号化されるブロードキャストネットワークに一般に適用可能である。
図5は、ワイドエリア及びローカルエリア情報と、かかる領域のそれぞれの中の多数のチャネルとを含んでもよい無線ブロードキャストネットワーク信号の、再取得に関連する例示的なフローチャートを表す。再取得は、オーバーヘッド及びパイロットシンボルの一部又は全てが初期電源投入の後に処理されるシナリオに関連している。図5のフローチャートは、ローカル情報及びワイドエリア情報の、同時的であるが分断されている処理を描いている。具体的には、概して図5の左側はワイドエリア情報の処理に関連し、概して右側はローカルエリア情報の処理に関連している。従って、当業者は、図5のフローチャートの幾つかの処理ステップが、データのワイドエリアチャネルのみ(又はローカルエリアチャネルのみ)が受信されている場合には実行されなくてもよいということを認識するであろう。
ステップ500では、携帯ハンドセットが、例えば図4の例示的なスーパーフレーム400のような、無線ブロードキャストネットワークの信号を受信し始める。ステップ502及び504で、タイマX及びXがそれぞれ初期化される。このタイマは、ハンドセットのリアルタイムクロックから離れて動作するクロックタイマであってもよく、又は定期的に加算されるカウンタであってもよい。従って、「タイマ」という用語は、特定の時間間隔又はカウントされる反復回数を指すために一般に用いられる。一旦各タイマが初期化されると、ハンドセットの受信器はステップ506で、TDM1を検出することを試みる。例えば、TDM1の前に既定の数のOFDMシンボルが期待されており、受信器はTDM1の期待される立ち上がりエッジ、平坦領域、立下りエッジの基準が満足されるかどうかを識別するために、TDM1を探し始めることができる。TDM1が予想された時間間隔の間に成功裏に検出されなかった場合は、次にステップ516で、ハンドセットはTDM1が遅れていると判定する。TDM1が遅れている場合は、ブロードキャスト信号の更なる処理は試みられず、TDM1を再度探すためにステップ506が繰り返される。しかしながら、ステップ506でTDM1を探す前に、ステップ508においてタイマXは閾値Tと比較されて、これがこの閾値を超えるかどうかを調べる。Tを超える場合、これはハンドセットが延長された時間間隔の間に又は延長された試行回数の間に、ブロードキャスト信号を再取得できなかったということを表す。Tに関する例示的な値は60秒であるが、他の閾値の値が同様に選択されてもよい。閾値を超える場合、処理はステップ510においてサービスの喪失を処理するルーチンを続ける。閾値を超えなかった場合、処理は、ステップ506でもう一度TDM1を探すことにより続く。同様の閾値の値T及び比較が、ローカルエリアサービスに関しても同様に存在する。比較は、ステップ512で起こり、サービスの喪失のルーチンがステップ514で処理される。
しかしながら、TDM1が成功裏に検出された場合、次にTDM2がステップ518で処理される。図5のフローチャートについての以下の説明は、先ずフローチャートのワイドエリア側を説明し、次にローカルエリア側を説明するが、これらのステップは分かれて記述されているけれども同時に起こってもよい。一旦、WIC及びTDM2が処理されると、W−OISがステップ520で復号化される。W−OISは、ワイドエリアに関係するブロードキャスト信号に関連するオーバーヘッド情報を表す、複数の物理レイヤパケットを含んでいる。ステップ524で、W−OISを復号化する時にエラーが発生すると、再取得は不成功だったと見なされ、処理はステップ508でタイマXをチェックして、もう1度ステップ506でTDM1を探すことにより継続する。何がW−OISを復号化する時の「エラー」を構成するかについては、これは例えば、任意の物理レイヤパケットの復号化がエラーに帰着する場合などである。
一旦、W−OISが成功裏に復号化されると、次に、ハンドセットが受信している1つ以上のW−MLCが同様にステップ528で復号化される。あるW−MLCの復号化には、スーパーフレームの4フレームのそれぞれからのこのW−MLCの物理レイヤパケットの、受信、復調、及び復号化が含まれる。ステップ532では、W−MLCを復号化する時に、不良が発生したかどうかを判断する。各W−MLCは、1つのW−MLCの復号化でのエラーが、他のW−MLC又はスーパーフレーム全体に対してエラーが起こったということを必ずしも意味しないように分離して考察すると有利である。成功裏に復号化されたこれらのW−MLCは、ハンドセット上で実行している1つ以上のアプリケーションに関して利用可能な且つ有用なそれぞれのデータを有している。復号化に失敗した各W−MLCは、ハンドセット上のアプリケーションが壊れたなデータを提供されないように、それぞれのデータが破棄される。
特定のW−MLCを復号化する時に不良が起こったかどうかの判断は、さまざまな異なる方法で達成されてもよい。例えば、復号化している期間中の特定のMLCに対するエラーを有する物理レイヤパケットの数がカウントされ、この数が閾値を超えた場合には、このW−MLCが失敗だったと考えられてもよい。一部の物理レイヤパケット(PLP)がエラーを含んでいたとしても、全てのPLPがまだ回復する可能性があるようにするために、各W−MLCはリードソロモン符号化されると有利である。例えば、各PLPが、(16、k)のRSコードを用いて符号化された場合、たとえ16−k個のPLPがエラーを含んでいたとしても、全てのPLPが回復され得る。従って、(16、12)のRS符号化スキームにおいては、W−MLC失敗を宣言する前に、4つ(すなわち25%)より多くののPLPがエラーになっている必要がある。当業者は、多くの異なる符号化スキーム(全く符号化スキームがない場合でさえ)が可能であり、このような場合の各々において、特定のW−MLCの復号化が失敗した時の宣言に対する適切なエラーレベルを決定することができるということを、認識するであろう。W−MLCが「失敗した」復号化であると特定される原因となる、エラーの数、又はエラーの割合は、スーパーフレーム内のそれぞれのフレームか、又はスーパーフレーム全体に基づいていてよい。
エラーが何れのW−MLCの中でも全く起こらなかった場合には、次のスーパーフレームのヘッダ情報の如何なる再取得もなしに、該スーパーフレームがステップ540で復号化される。このスーパーフレームの復号化のループは、W−MLCの失敗が発生するまで続く。
ステップ538では、全てのW−MLCが失敗したかどうかを判断するテストが実行される。全てのW−MLCが失敗したか、又は一部のW−MLCのみが失敗したかにかかわらず、ハンドセットは、ブロードキャスト信号との同期が失われたと考え、TDM1がステップ506で再取得される。しかしながら、タイマXの扱いは、一部のみのW−MLCが失敗したのか全てが失敗したのかに従って、異なる。全てが失敗の場合は、単に1つ以上の特定のチャネルのみでなく、ワイドエリアブロードキャストサービスの完全な失敗がある可能性がある。幾つかのW−MLCが正しく復号化される場合、ブロードキャストサービスはアクティブなままであり、チャネルの一部だけがエラーを体験していることになる。全てのW−MLCが失敗の場合、タイマXは動き続け、すなわち増加され、ステップ508のテストが、ワイドエリアサービスの喪失が生じたかどうかの判断ができるようにする。少なくとも1つのW−MLCが正しく復号化された場合、タイマXはゼロにリセットされる。
ワイドエリアブロードキャスト信号及びチャネルに関して上に説明された振る舞いは、ハンドセットにより同様に受信されている任意のローカルメディアロジカルチャネル(L−MLC)に対して同時に実行される。従って、どのようにステップ504、512、514、522、526、530、534、及び536が実行されるかの詳細は、W−MLCに関連する上記の説明から容易に確かめることができる。従って、ブロードキャスト信号の再取得は、ワイドエリアチャネルにおけるエラー検出をローカルエリアチャネルにおけるエラー検出から切り離しており、同様に、各チャネルのエラーチェックを互いに切り離している。
ブロードキャストサービスの喪失が、ステップ510又はステップ514のいずれかで検出された場合、ハンドセットは、インターフェース画面を通してユーザにこのサービスが失われたということを示すことができる。このメッセージは、具体的にワイドエリアサービスが失われたということか、ローカルエリアサービスが失われたということか、又は両方のサービスが失なわれたということでもよい。ユーザは、次に再取得プログラムを再スタートする「再試行するか?(Try Again?)」というオプションを提供され、これを選択することができる。代替的に、アイドルタイマを起動して、ハンドセットがこのタイマの持続時間の間、アイドル、又はスリープモードに入るようにしてもよい。タイマが終了すると、再取得の試みを再開することができる。アイドルタイマは、ローカルエリア及びワイドエリアサービスに対して、組み合わされてもよいし、分離されていてもよい。例えば、アイドルタイマが5分間続き、ローカルエリアサービスが3分前に失われた場合。この場合、ワイドエリアサービスが失われた場合、アイドルタイマを5分にリセットして、再取得が試みられる前に実際には8分間が満了するようにすることができる。
ブロードキャスト信号とのロックが失われた後のブロードキャスト信号の再取得のための図5のフローチャートは、事実上単に例示的なものである。当業者は、多くの追加の改良が、説明された方法に対して、本発明の精神及び範囲から逸脱することなくなされ得るということを認識するであろう。例えば、単一のスーパーフレーム内の1つのMLCの不良は、チャネルが「障害を起こした」と見なすには十分でないとしてもよい。代わりに、連続した2つ(又はそれ以上)のスーパーフレーム内のMLCの不良が、チャネルが障害を起こしたかどうか及び再取得がなされるべきかどうかを判断する基準であってもよい。更に、図5においては、再取得は常にTDM1を探すことで始まり、その後他のヘッダ情報の処理(例えば、WIC/LIC、WOIS、LOIS、TDM2など)を進めている。このような振る舞いは、発生する信号不良のタイプに基づき、必須のものではなく、特定の場合では、ブロードキャスト信号の再取得を実行するためにTDM1は再取得される必要はない可能性がある。以下の表は、さまざまな異なるシナリオを表し、各シナリオの中でブロードキャスト信号を再取得するためにどのヘッダ情報が用いられるかを特定している。この表の中では、「1」はヘッダ情報が処理及び復号化されるということを表し、一方「0」はこのシナリオに関する再取得プロセスがこの特定のヘッダ情報を検出又は復号化しないということを、意味している。
Figure 2008536398
上記の表により表されたロジックの結果として、ブロードキャスト信号の再取得がどのタイプの不良が起こったのかに依存するように、図5のフローチャートは変更されてもよい。とりわけ、再取得は、ヘッダ情報の特定の部分のみを必要とするであろうし、また検出され復号化されるスーパーフレームの全てのヘッダは必要としないであろう。同様のロジックが、上で論じられた決定性のトリガーにも適用されてもよい。例えば、ユーザが1つのW−MLCから他に変えることを単に欲している場合には、TDM1は必ずしも再取得される必要はなく、WOISのみが再取得されればよい。同様に、この場合、LOISも必ずしも復号化されない。上で確認されたヘッダ情報は、図4の例示的なスーパーフレーム構造に特有のものである。より一般的な言葉で言えば、ヘッダ情報は、例えばタイミング情報、周波数情報、カバレージエリア識別表示、及びチャネル情報などの、ブロードキャスト信号についての情報を含んでいる。当業者は、このオーバーヘッド情報は、図4の特定のスーパーフレーム構造以外の、さまざまな異なる方法でブロードキャストされてもよいということを、認識するであろう。
図5のフローチャートのステップ520、522の処理の間に、携帯ハンドセットが1つのカバレージエリアから他のカバレージエリアに移動した可能性があるということを表す、新しいWID又はLIDが検出されてもよい。この場合には、受信器は新しい信号により表される新しいWOI又はLOIに切り替える。しかしながら、新しいWID又はLIDの検出はよりずっと過渡的な事象であり、新しいWOI又はLOIへの切り替えは有利でない他の場合がある。従って、ヒステリシスタイマが、新しいWOI又はLOIへの不必要な切り替えを防止するために、図5のフローチャートにおいて用いられてもよい。作動中に、ヒステリシスタイマは、新しいWID又はLIDが連続した回数xだけ、成功裏に検出されるまで、新しいWOI又はLOIに切り替えるのを防止してもよい。一旦、既定の連続回数の間、新しいWID又はLIDが検出されると、通信は新しいWOI又はLOIに切り替わる。上述のヒステリシスタイマの機能は、WOI及びLOIに関して独立に動作してもよい。
図6は、図1の無線ブロードキャストネットワーク100を実装するために用いられてもよい、基地局1010及びワイヤレスデバイス1050のブロック図を示す。基地局1010は一般に、固定局であり、アクセスポイント、送信器、又はある他の専門用語でも呼ばれる。無線デバイス1050は、固定又は移動式であり、ユーザ端末、移動局、受信器、又は他の専門用語で呼ばれてもよい。無線デバイス1050はまた、セルラー電話、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモジュール、携帯情報端末(PDA)などの、過搬型ユニットであってもよい。
基地局1010において、送信(TX)データプロセッサ1022が複数のソース1012からワイドエリア送信のためのデータを受信し、このワイドエリアデータを処理(例えば、符号化、インタリーブ、及びシンボルマッピング)し、ワイドエリア送信のためのデータシンボルを生成する。データシンボルは、データに対する変調シンボルであり、変調シンボルは、ある変調スキーム(例えば、M−PSK、M−QAM等)に対する信号コンステレーション内の1点に対する複素数値である。TXデータプロセッサ1022はまた、基地局1010が属するワイドエリアに対するFDM及び遷移パイロットを生成し、ワイドエリアに対するデータ及びパイロットシンボルを多重化装置(Mux)1026に提供する。TXデータプロセッサ1024はローカル送信のためのデータを各ソース1014から受信し、このローカルデータを処理し、ローカル送信に対するデータシンボルを生成する。TXデータプロセッサ1024は同様に、基地局1010が属するローカルエリアに対するパイロットを生成し、ローカルエリアに対するデータ及びパイロットシンボルを多重化装置1026に提供する。データに対する符号化及び変調は、例えば、データがワイドエリア又はローカルエリア送信のためかどうか、データのタイプ、データに対する望ましいカバレージなどの、さまざまな要因に基づいて選択されてもよい。
多重化装置1026は、オーバーヘッド情報及びTDMパイロットのためのシンボルとともに、ローカル及びワイドエリアのためのデータ及びパイロットシンボルを、サブバンドおよびこれらのシンボルのために割り当てられたシンボル期間の上に多重化する。変調器(MOD)1028は、ネットワーク100により用いられる変調技術に従って、変調を実行する。例えば、変調器1028は、多重化されたシンボルに対してOFDM変調を実行してOFDMシンボルを生成してもよい。送信器ユニット(TMTR)1032は、変調器1028からのシンボルを、1つ以上のアナログ信号に変換し、更にこのアナログ信号(複数のアナログ信号)を調整して(例えば、増幅、フィルタリング、及び周波数アップコンバートなど)、変調信号を生成する。基地局1010は次に、変調信号をアンテナ1034を介してネットワーク内の無線デバイスに送信する。
無線デバイス1050では、基地局1010から送信された信号がアンテナ1052により受信され、受信器ユニット(RCVR)1054に提供される。受信器ユニット1054は、受信された信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、周波数ダウンコンバートなど)し、調整された信号をデジタル化してデータサンプルのストリームを生成する。復調器(Demod)1060が、これらのデータサンプル上で復調(例えば、OFDM)を実行し、受信されたパイロットシンボルを同期(Sync)/チャネル推定ユニット1080に提供する。ユニット1080はまた、受信器ユニット1054からデータサンプルを受信し、このデータサンプルに基づいてフレーム及びシンボルタイミングを判定し、ローカル及びワイドエリアに対するチャネル推定を、これらの領域に関する受信されたパイロットシンボルに基づいて導き出す。ユニット1080は、上記シンボルタイミング及びチャンネル推定を復調器1060に提供し、フレームタイミングを復調器1060及び/又はコントローラ1090に提供する。復調器1060は、ローカル送信に関する受信されたデータシンボル上で、ローカルチャネル推定を用いてデータ検出を実行し、ワイドエリア送信に関する受信されたデータシンボル上で、ワイドエリアチャネル推定を用いてデータ検出を実行し、且つローカル及びワイドエリア送信に関して検出されたデータシンボルをデマルチプレクサ(Demux)1062に提供する。これらの検出されたデータシンボルは、基地局1010により送信されたデータシンボルの推定であり、これらは対数尤度比(LLR)又は他の何らかの形式で提供されてもよい。
デマルチプレクサ1062は、興味のある全てのワイドエリアチャネルに関する検出されたデータシンボルを受信(RX)データプロセッサ1072に提供し、興味のある全てのローカルチャネルに関する検出されたデータシンボルを、RXデータプロセッサ1074に提供する。RXデータプロセッサ1072は、適用可能な復調及び復号化スキームに従って、ワイドエリア送信に関する検出されたデータシンボルを処理(例えば、デインターリーブ及び復号化)し、ワイドエリア送信に関する復号化されたデータを提供する。RXデータプロセッサ1074は、適用可能な復調及び復号化スキームに従って、ローカルエリア送信に対する検出されたデータシンボルを処理し、ローカル送信に関する復号化されたデータを提供する。一般に、無線デバイス1050における復調器1060、デマルチプレクサ1062、並びにRXデータプロセッサ1072及び1074による処理は、基地局1010における変調器1028、多重化装置1026、並びにTXデータプロセッサ1022及び1024による処理に対して、それぞれ相補的である。
コントローラ1040及び1090は、基地局1010及び無線デバイス1050での動作をそれぞれ指図する。これらのコントローラは、ハードウェアベース、ソフトウェアベース、又は双方の組み合わせであってもよい。メモリユニット1042及び1092が、コントローラ1040及び1090によりそれぞれ用いられる、プログラムコード及びデータを格納する。スケジューラ1044が、ローカル及びワイドエリア送信のブロードキャストをスケジュールし、これらの異なる送信タイプに対するリソースを配分し、割り当てる。
明確にするために、図6Aは、基地局1010及びワイヤレスデバイス1050の両方において、2つの異なるデータプロセッサにより実行されるローカル及びワイドエリア送信のためのデータ処理を示す。送信の全てのタイプに対するデータ処理を、基地局1010及びワイヤレスデバイス1050のそれぞれで、単一のプロセッサにより実行してもよい。図6Aはまた、2つの異なるタイプの送信のための処理を示している。一般に、異なるカバレージエリアを有する任意の数の送信タイプが、基地局1010により送信され、無線デバイス1050により受信されてもよい。明確にするために、図6Aは同様に、同じサイトに配置されている、基地局1010のための全てのユニットを示している。一般に、これらのユニットは、同じサイト又は異なるサイトに配置されてもよく、またさまざまな通信リンクを介して通信してもよい。例えば、データソース1012及び1014はサイト外に配置されてもよいし、送信器ユニット1032及び/又はアンテナ1034は送信サイトなどに配置されてもよい。ユーザインターフェース1094が同様に、デバイス1050のユーザが該デバイスの動作の様相を制御することを可能とする、コントローラ1090と通信している。例えば、ユーザに指令及び命令を促し次にこれらが一旦受信された際にこれらを処理するために必要なキーパッド及びディスプレーを、基礎となるハードウェア及びソフトウェアとともにインターフェース1094は、含むことができる。
図6Bは、図5の典型的な方法が実装されてもよい無線端末の、機能レベルのブロック図を表している。携帯ハンドセット600が、無線ブロードキャストネットワークの信号を受信する受信手段602を含んでいる。これらのブロードキャスト信号は、例えば、ローカル部及びワイドエリア部分の両方を含んでもよい。第1のタイプのエラー(例えば、ローカルエリア信号内の)、第2のタイプのエラー(例えば、ワイドエリア信号内の)、又は両方のタイプのエラーを検出することができる、エラー検出手段604が提供される。どんな場合でも、エラーが検出されるならば、受信手段602を制御して無線ブロードキャストネットワークの信号を再取得する手段606が含められる。
本明細書で説明された、無線で異なるタイプの送信をブロードキャストするための技術は、さまざまな手段により実装されてもよい。例えば、これらの技法は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせで実装されてもよい。ハードウェア実装に関しては、異なるタイプの送信をブロードキャストするために用いられる基地局における処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書で説明された機能を実行するように設計された他の電子ユニット、又はこれらの組み合わせの中に実装されてもよい。異なるタイプの送信を受信するために用いられる無線デバイスにおける処理ユニットは同様に、1つ以上の、ASIC、DSPなどの中に実装されてもよい。
ソフトウェア実装に対しては、本明細書で説明された技法は、本明細書で説明された機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、関数など)で実装されてもよい。ソフトウェアコードは、メモリユニット(例えば、図6Aのメモリユニット1042又は1092)の中に格納されてもよく、またプロセッサ(例えば、コントローラ1040又は1090)により実行されてもよい。このメモリユニットは、プロセッサの内部か又はプロセッサ外に実装されてもよく、この場合、メモリユニットは当技術分野において既知のさまざまな手段を介してプロセッサに通信可能に連結することができる。
先の説明は、あらゆる当業者が、本明細書で説明された多様な実施形態を実行することができるようにするために提供されている。これらの実施形態へのさまざまな修正が、当業者には直ちに明白になるであろうし、本明細書で定義された一般的な原理は、他の実施形態に適用してもよい。従って、特許請求の範囲は、本明細書で示された実施形態に限定されることを意図されたものではなく、しかし言語による請求項と一致する全範囲と一致するべきであり、ここで単数形の要素への参照は、特に言及されない限り「1つ及び1つのみ」ではなく、むしろ「1又はそれ以上」を意味することが意図されている。当業者に既知の又は後に既知となるであろう、本開示全体を通して説明されたさまざまな実施形態の要素に対する全ての構造的及び機能的な等価物は、参照することにより明確に本明細書に組み込まれ、且つ特許請求の範囲に包含されるということが意図されている。その上、本明細書で開示されたことのいずれも、これらの開示が明示的に特許請求の範囲の中で挙げられているかどうかにかかわらず、公にささげることを意図されたものではない。どの請求項の要素も、この要素が「のための手段」という句を用いて明示的に挙げられていない限り、又は方法クレームの場合にはこの要素が「のためのステップ」という句を用いて挙げられていない限りは、米国特許法第112条第6項の条項下にあるものとは見なされない。
本発明の原理に従う、例示的な無線ブロードキャストネットワークを説明する。 図1の環境の中でブロードキャストコンテンツを受信するための無線ハンドセットの論理ブロック図を説明する。 無線ハンドセットの受信器を、ブロードキャスト信号を再取得するモードに置くための、例示的な方法のフローチャートを表す。 図1のような無線ブロードキャストネットワークの中でコンテンツを提供するために用いることができる、例示的なスーパーフレームを表す。 ブロードキャスト信号とのロックが失われた後に、このブロードキャスト信号を再取得する、例示的な方法とフローチャートを表す。 無線ブロードキャスト基地局及びハンドセットのブロック図を表す。 図5の例示的な方法が実装されてもよい無線ハンドセットの、機能レベルのブロック図を表す。
符号の説明
100…無線ブロードキャストネットワーク、120a…ローカルエリアA、120b…ローカルエリアB、120c…ローカルエリアC、202…携帯ハンドセット、204…FLOハードウェア(プロセッサ、受信器)、206…FLOソフトウェアスタック、302…モバイルデバイスをブロードキャスト信号を受信するように動作させる、304…性能上の混乱を検出、306…決定性のトリガーを検出、308…テストモード、310…受信器をブロードキャスト信号を再取得するように動作させる、312…信号の再取得、314…失敗、400…例示的なスーパーフレーム構造、410…1つのスーパーフレーム、420…ヘッダ、430a…フレーム1、430b…フレーム2、430c…フレーム3、430d…フレーム4、440…トレーラーセグメント、441…ワイドエリアデータ、443…ローカルデータ、500…ブロードキャストサービスの開始、502…リセット及びタイマX起動、504…リセット及びタイマX起動、506…TDM1を探す、508…X>Tか?、512…X>Tか?、510…W損失、514…L損失、516…TDM1遅れ?、518…TDM2の処理、520…WICの処理及びW−OISの復号化、522…LICの処理及びL−OISの復号化、524…W−OIS復号化中エラー?、526…L−OIS復号化中エラー?、528…W−MLC復号化、530…L−MLC復号化、532…任意のW−MLC不良あり?、534…任意のL−MLC不良あり?、538…全て失敗?、536…全て失敗?、540…次のスーパーフレームの復号化、1012…ワイドエリアデータソース、1222…ワイドエリアTXデータプロセッサ、1014…ローカルデータソース、1024…ローカルTXデータプロセッサ、1044…スケジューラ、1040…コントローラ、1042…メモリ、1026…多重化装置、1028…変調器、1032…送信器ユニット、1054…受信器ユニット、1060…復調器、1062…デマルチプレクサ、1072…ワイドエリアRXデータプロセッサ、1074…ローカルRXデータプロセッサ、1080…同期/チャネル推定、1090…コントローラ、1092…メモリ、1094…ユーザインターフェース、600…携帯ハンドセット、602…ブロードキャスト信号の受信手段、604…第1の不良、第2の不良及び双方の検出手段、606…ブロードキャスト信号の再取得手段

Claims (42)

  1. 下記を備える移動通信デバイス:
    ワイドエリア部分とローカルエリア部分を含むブロードキャスト信号を、無線ブロードキャストネットワークから受信するように構成された受信器;および、
    前記ローカルエリア部分の中にもしあれば第2の不良を検出することとは独立して、前記ワイドエリア部分の中にもしあれば第1の不良を検出するように構成されたプロセッサ、ここにおいて
    前記プロセッサは更に、前記第1の不良又は前記第2の不良のいずれか一方又は両方が検出された場合に、前記受信器を制御して前記ブロードキャスト信号を再取得するように構成されている。
  2. 請求項1記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記ブロードキャスト信号は、オーバーヘッド部分を含む。
  3. 請求項2記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記プロセッサは更に、前記ブロードキャスト信号を再取得するときに、前記オーバーヘッド部分を復号化するように構成される。
  4. 請求項2記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記オーバーヘッド部分は、タイミング同期のために用いられる少なくとも1つのパイロット信号を含む。
  5. 請求項2記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記オーバーヘッド部分は、前記ローカルエリア部分のコンテンツに関連している第1の部分と、前記ワイドエリア部分のコンテンツに関連している第2の部分とを含む。
  6. 請求項1記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記プロセッサは更に、前記第1の不良を検出するために前記ワイドエリア部分を復号化している時に、1つ以上のエラーが発生したかどうかを識別するように構成されている。
  7. 請求項6記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記プロセッサは更に、前記1つ以上のエラーが既定の閾値を超えたかどうかを判断するように構成される。
  8. 前記既定の閾値は、前記ワイドエリア部分がどのように符号化されるかに基づいている、請求項7に記載の移動通信デバイス。
  9. 請求項1記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記プロセッサは更に、前記第2の不良を検出するために前記ローカルエリア部分を復号化している時に、1つ以上のエラーが発生したかどうかを識別するように構成されている。
  10. 請求項9記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記プロセッサは更に、前記1つ以上のエラーが既定の閾値を超えたかどうかを判断するように構成される。
  11. 前記既定の閾値は、前記ワイドエリア部分がどのように符号化されるかに基づいている、請求項10に記載の移動通信デバイス。
  12. 請求項1記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記ワイドエリア部分は、第1の複数のチャネルを含み、前記ローカルエリア部分は、第2の複数のチャネルを含む。
  13. 請求項12記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記プロセッサは更に、前記第1の複数のチャネルのそれぞれの不良を、互いに独立に判定するように構成される。
  14. 請求項12記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記プロセッサは更に、前記第2の複数のチャネルのそれぞれの不良を、互いに独立に判定するように構成される。
  15. 請求項1記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記プロセッサは更に、決定性のトリガーの事象に基づいて、前記第1の不良及び前記第2の不良とは無関係に、前記ブロードキャスト信号を再取得するために前記受信器を制御するように構成される。
  16. 請求項15記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記決定性のトリガーの事象は、アイドルモードから目を覚ます前記移動通信デバイスに関連している。
  17. 請求項15記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記決定性のトリガーの事象は、ユーザが前記ワイドエリア部分又は前記ローカルエリア部分の内部のコンテンツを選択することに関連している。
  18. 請求項15記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記決定性のトリガーの事象は、テストモードで動作させられる前記移動通信デバイスに関連している。
  19. 下記を備える移動通信デバイス:
    オーバーヘッド部分とデータ部分を含むブロードキャスト信号を、無線ブロードキャストネットワークから受信するように構成された受信器;および、
    プロセッサ、ここにおいて、前記プロセッサは下記のように構成される:
    前記ブロードキャスト信号を受信することにおいて、もしあれば不良を検出し;
    前記不良に基づいて前記オーバーヘッド部分の一部を再取得することを決定し;
    前記受信器を制御して、前記ブロードキャスト信号の前記オーバーヘッド部分の前記一部を再取得する。
  20. 請求項19記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記オーバーヘッド部分の前記一部は、実質的に前記オーバーヘッド部分の全てを含む。
  21. 請求項19記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記プロセッサは更に、前記不良が前記オーバーヘッド部分に関連しているかどうか、又は前記データ部分に関連しているのかどうかを判定するように構成される。
  22. 請求項21記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記不良が前記オーバーヘッド部分に関連している場合は、前記オーバーヘッド部分の前記一部は、実質的に前記オーバーヘッド部分の全てである。
  23. 請求項21記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記不良が前記データ部分に関連している場合は、前記オーバーヘッド部分の前記一部は、前記データ部分のコンテンツに関連している区域である。
  24. 請求項19記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記データ部分は、ワイドエリア部分とローカルエリア部分とを備える。
  25. 請求項24記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記不良が前記ワイドエリア部分に関連している場合は、前記オーバーヘッド部分の前記一部は、前記ワイドエリア部分のコンテンツに関連している区域である。
  26. 請求項24記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記不良が前記ローカルエリア部分に関連している場合は、前記オーバーヘッド部分の前記一部は、前記ローカルエリア部分のコンテンツに関連している区域である。
  27. 請求項19記載の移動通信デバイス、ここにおいて、
    前記オーバーヘッド部分は、パイロット信号を含み、前記不良が前記パイロット信号の検出に関連している場合は、前記オーバーヘッド部分の前記一部は、前記パイロット信号に関連している区域である。
  28. 無線ブロードキャストネットワークのブロードキャスト信号を再取得する方法、該方法は下記を備える:
    ワイドエリア部分とローカルエリア部分とを有する前記ブロードキャスト信号を受信すること;
    前記ローカルエリア部分の中にもしあれば第2の不良を検出することとは独立して、前記ワイドエリア部分の中にもしあれば第1の不良を検出すること;および、
    前記第1の不良又は前記第2の不良のいずれかが検出された場合、前記ブロードキャスト信号を再取得すること。
  29. 請求項28記載の方法、ここにおいて、
    前記ブロードキャスト信号を再取得することは、更に下記を含む、
    前記ブロードキャスト信号の中に含まれるオーバーヘッド情報の少なくとも一部を、検出し且つ復号化すること。
  30. 請求項28記載の方法、ここにおいて、
    前記ワイドエリア部分は、複数の第1のチャネルを含み、前記ローカルエリア部分は、複数の第2のチャネルを含む。
  31. 請求項30記載の方法、ここにおいて、
    前記第1の不良を検出することは更に下記を含む、
    前記第1のチャネルのそれぞれに対して、それぞれのチャンネルを復号化するときに、それぞれについてのエラーが発生するかどうかを検出すること。
  32. 請求項31記載の方法、ここにおいて、
    前記それぞれのエラーは、誤って復号化される1つ以上の物理レイヤパケットに関連する。
  33. 請求項30記載の方法、ここにおいて、
    前記第2の不良を検出することは更に下記を含む、
    前記第2のチャネルのそれぞれに対して、それぞれのチャンネルを復号化するときに、それぞれについてのエラーが発生するかどうかを検出すること。
  34. 請求項33記載の方法、ここにおいて、
    前記それぞれのエラーは、誤って復号化される1つ以上の物理レイヤパケットに関連する。
  35. 無線ブロードキャストネットワークのブロードキャスト信号を再取得する方法、該方法は下記を備える、
    オーバーヘッド部分及びデータ部分を有する前記ブロードキャスト信号を受信すること;
    前記ブロードキャスト信号を受信することにおいて、もしあれば不良を検出すること;
    前記不良に基づいて、前記オーバーヘッド部分の一部を再取得することを決定すること;および、
    前記オーバーヘッド部分の前記一部を再取得すること。
  36. 請求項35に記載の方法、ここにおいて、
    前記不良が前記オーバーヘッド部分に関連している場合は、前記オーバーヘッド部分の前記一部は、実質的に前記オーバーヘッド部分の全てである。
  37. 請求項35に記載の方法、ここにおいて、
    前記不良が前記データ部分に関連している場合は、前記オーバーヘッド部分の前記一部は、前記データ部分のコンテンツに関連している区域である。
  38. 請求項35に記載の方法、ここにおいて、
    前記データ部分は、ワイドエリア部分とローカルエリア部分とを備える。
  39. 請求項38に記載の方法、ここにおいて、
    前記不良が前記ワイドエリア部分に関連している場合は、前記オーバーヘッド部分の前記一部は、前記ワイドエリア部分のコンテンツに関連している区域である。
  40. 請求項38に記載の方法、ここにおいて、
    前記不良が前記ローカルエリア部分に関連している場合は、前記オーバーヘッド部分の前記一部は、前記ローカルエリア部分のコンテンツに関連している区域である。
  41. ワイドエリア部分とローカルエリア部分を含むブロードキャスト信号を、無線ブロードキャストネットワークから受信するように構成された受信器を有する、移動通信デバイス、該移動通信デバイスは下記を備える:
    前記ローカルエリア部分の中にもしあれば第2の不良を検出することとは独立して、前記ワイドエリア部分の中にもしあれば第1の不良を検出する手段;および、
    前記第1の不良又は前記第2の不良のいずれか又は両方が検出された場合に、前記受信器を制御して前記ブロードキャスト信号を再取得する手段。
  42. 無線ブロードキャストネットワークのブロードキャスト信号を再取得するためのコンピュータプログラムで符号化された、コンピュータで読み取り可能な媒体、ここにおいて、前記コンピュータプログラムの実行は、1つ以上のプロセッサに下記をさせる、
    ワイドエリア部分とローカルエリア部分とを有する前記ブロードキャスト信号を受信すること;
    前記ローカルエリア部分の中にもしあれば第2の不良を検出することとは独立して、前記ワイドエリア部分の中にもしあれば第1の不良を検出すること;および、
    前記第1の不良又は前記第2の不良のいずれかが検出された場合、前記ブロードキャスト信号を再取得すること。
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