JP2008535110A - 情報管理のための方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

送信者は、データ値を含むフィールド52,54がデータ相関スキーム51に従って所定の印刷色53,57で着色されたフォームを作成する。フォームは仮想プリンタに印刷され、送信者から受信者にデータストリームとして送信される。受信者のコンピューター56がインボイス55を受信すると、インボイス55は各印刷色53,57に関連付けられた値を抽出するように処理される。また、受信者のコンピューター56は、図4に示すように機能的に同一のバージョン又はオリジナルバージョンへのリモートアクセスを介してデータ相関スキーム51にアクセスすることができる。次に、受信者のコンピューター56は、値をデータフィールド52,54と関連付けるようにデータ相関スキーム51及び印刷色53,57を処理する。
【選択図】図4

Description

本発明は、コンピューティング環境において情報を管理するための方法及び装置に関する。
本発明は、主として販売業者と複数の供給業者との間の業務上のやりとりを合理化するために開発されたものであり、そのような用途を参照して説明する。ただし、本発明はそのような特定の使用分野に限定されるものではなく、様々なシナリオにおいて情報を管理するために適している。例えば、本発明は、財務関連分野や教育システム、マーケティング、情報を共有するその他の多くの領域に適用することができる。
本明細書における従来技術に関する記載は、そのような従来技術が当該分野で広く知られていたり、通常の一般知識の一部をなすものと自認するものではない。
企業は、取引を通じて受け取る文書内に保存された情報を抽出するために多くの時間、資金、労力を費やしている。このような情報は、連絡先の詳細、インボイスの詳細、期限、会計報告等を含む。通常、企業は、参照、照合又はさらなる操作のためにこのような情報を自社の情報システムに組み込むことを望んでいる。従って、受け取った文書内の情報を情報システムに組み込むプロセスを合理化することは企業にとって有益である。
情報を抽出するための初歩的な方法は手作業によるデータ入力である。この作業は時間とコストがかかり、本質的に誤入力が生じ得る。手作業によるデータ入力は、多くの状況においては唯一の公知の解決手段である。
場合によって実施される部分的な解決手段は光学文字認識(OCR)である。OCRは、文書内の情報を認識し、情報を使用可能なテキストとしてデジタル的に再作成するものである。公知のOCRシステムは比較的不正確であり、不正確さから生じるリスクを最小化するためにかなりの品質管理が必要となる。OCRは、通常は情報の自動デジタル複製を可能とすることによってデータ入力時間を節約するためにのみ適している。すなわち、通常のOCRは、文書内の特定の重要な情報を特定する手段又は抽出した情報を意味を考慮して操作するためのプロトコルを提供するものではない。例えば連絡先電話番号や合計金額といった情報の一部のみを抽出したい場合には特有の問題が生じる。また、OCRは抽出した情報を操作するための内蔵メカニズムを備えていない。これらの欠点のために、OCRは有用なデータ抽出及び/又は操作を行うために比較的高いレベルの物理的な指示及び管理を必要とする傾向がある。
企業によっては、通信文書に標準フォーマット及びスタイルを使用することによって効率を向上させることを試みている。例えば、複数の企業がコンプリメンタリー(complimentary)送受信インターフェースを備えた互換性を有する情報システムを採用する場合が挙げられる。すなわち、第1の企業は第2の企業の情報システムで認識されるフォーマットの文書を送信する。この解決手段は、情報システムは企業が関与する限りは通常はそれぞれの好みに応じて選択され、コストや所望の機能等の外部的な検討を行わなければならない点で問題がある。また、企業が単に他社の業務の効率を向上させるために特定の情報システムを採用することは考えにくい。
上述した問題は、販売業者が多数の供給業者と取引を行う場合に特に当てはまる。多くの場合、販売業者は情報システムを操作して供給業者に送信した注文をトラッキングする。供給業者は、各供給業者の裁量に従ってフォーマットされたインボイスをこれらの注文に応じて送信する。通常、販売業者は、インボイスを認証し、支払いを行う前にインボイスの詳細を関連する注文の詳細と照合することを望む。そのため、販売業者は、供給業者のインボイスの情報を販売業者の情報システムに組み込むためにかなりのデータ入力作業を行う。このような情報は、合計金額、注文参照番号、日付、注文の詳細等を含む。これらのデータ入力作業により、当業者には明らかなようにインボイスを認証する取引当たりのコストが増加してしまう。
販売業者にとっては、認証プロセスを合理化し、おそらくはOCRの効率的な使用を容易化するように特定のインボイスフォーマットを指定することが好ましい。しかし、当事者間の関係の性質によってはそのような要望を行うことは困難な場合が多い。
本発明の目的は、従来技術の欠点の少なくとも1つを克服又は改善するか、有用な代替手段を提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、
1以上のデータランクを各デジタル属性にそれぞれ関連付けるためのテーブルと、
前記テーブルからのデータランクを文書内の情報部分に割り当てるためのインターフェースと、
前記割り当てられたデータランクの前記関連付けられたデジタル属性を特定するために前記インターフェースに応答するプロセッサと、
前記関連付けられたデジタル属性が前記情報部分に埋め込まれた前記文書をデータストリーム内に出力するために前記プロセッサと通信する出力装置と、
を含む情報管理システムが提供される。
好ましくは、前記システムはデータストリームを受信するための入力装置をさらに含む。より好ましくは、前記入力装置は前記情報部分を特定し、抽出するために前記埋め込まれた属性に応答する。より好ましくは、前記入力装置は前記抽出された情報部分を処理するために前記テーブルに応答する。
前記入力装置は、好ましくは、前記抽出された情報部分をデータベース、情報システム、二次文書、通信パッケージの1以上に供給する。
本発明の第2の態様によれば、
1以上のデータランクを各デジタル属性に関連付ける工程と、
データランクを文書内の情報部分に割り当てる工程と、
前記割り当てに応じて、前記割り当てられたデータランクの前記関連付けられたデジタル属性を特定する工程と、
前記関連付けられたデジタル属性が前記情報部分に埋め込まれた前記文書をデータストリーム内に出力する工程と、
を含む情報管理方法が提供される。
好ましくは、前記方法は前記データストリームを受信する工程を含む。より好ましくは、前記受信工程は前記埋め込まれたデジタル属性に応じて前記情報部分を特定し、抽出することを含む。好ましくは、前記抽出工程は、データランクと各デジタル属性の関連付けに応じて前記抽出された情報部分を処理することを含む。
前記抽出された情報部分は、好ましくは、データベース、情報システム、二次文書、通信パッケージの1以上に供給される。好ましくは、前記デジタル属性又は各デジタル属性は色彩マーカーを含む。より好ましくは、前記色彩マーカー又は各色彩マーカーはRGBカラーのバリエーションを含む。好ましくは、前記バリエーションは実質的に目視で感知することができない。
本発明の第3の態様によれば、
送信者と受信者との間のデータ通信方法であって、
複数のデータフィールドが対応する複数の印刷色にそれぞれ関連付けられたデータ相関スキームを用意する工程と、
少なくとも1つの予め選択されたデータフィールド内に少なくとも1つの値を有する電子フォームを印刷する工程であって、前記値を前記データ相関スキームに従って決定された印刷色で印刷する工程と、
前記電子フォームを前記送信者から前記受信者に送信する工程と、
前記値と前記印刷色を判断するように前記電子フォームを処理する工程と、
前記値を前記予め選択されたデータフィールドと関連付けるように前記データ相関スキーム及び前記印刷色を処理する工程と、
を含む方法が提供される。
好ましくは、前記印刷色はユーザーによって手動で選択可能である。より好ましくは、前記印刷色はRGBカラーフォーマットにおける3つの数値の指定によって手動で選択可能である。
好ましい実施形態において、前記電子フォームを印刷する工程は、
ブランクフォームテンプレートを用意する工程と、
少なくとも1つの予め選択されたデータフィールド内の前記少なくとも1つの値を入力するための前記ブランクフォームテンプレートの部分を定義する工程と、
前記部分を前記印刷色でフォーマットする工程と、
前記少なくとも1つの値を前記部分に挿入する工程と、
前記フォームを印刷する工程と、を含む。
前記方法は、好ましくは、前記少なくとも1つの値の1以上の色を単一の標準色に変換する工程をさらに含む。
本発明の第4の態様によれば、
データ相関スキームを利用する複数のユーザーを特定する情報を有する通信ハブを用意する工程と、
前記ハブにおいて前記ユーザーの1人から少なくとも1つの電子フォームを受信する工程と、
前記ハブにおいて前記フォームを処理して受信者を決定する工程と、
前記ハブにおいて前記情報を処理して前記受信者が前記データ相関スキームを利用するか否かを決定する工程と、
前記受信者が前記データ相関スキームを利用する場合には、前記ハブから前記受信者に前記電子フォームを電子的に送信する工程と、
を含む通信処理方法が提供される。
本発明の第5の態様によれば、
複数のデータフィールドが対応する複数の印刷色にそれぞれ関連付けられたデータ相関スキームを利用する複数のユーザーを特定する情報を有する通信ハブを用意する工程と、
前記ハブにおいて、少なくとも1つの予め選択されたデータフィールド内に少なくとも1つの値を含み、前記値が前記データ相関スキームに従って決定された印刷色で印刷される少なくとも1つの電子フォームを前記ユーザーの1人から受信する工程と、
前記ハブにおいて前記フォームを処理して受信者を決定する工程と、
前記ハブにおいて前記情報を処理して前記受信者が前記データ相関スキームを利用するか否かを決定する工程と、
前記受信者が前記データ相関スキームを利用する場合には、前記少なくとも1つの値と前記少なくとも1つの予め選択されたデータフィールドを抽出するように前記フォームを処理し、前記少なくとも1つの値と前記少なくとも1つの予め選択されたデータフィールドを前記ハブから前記受信者に電子的に送信する工程と、
を含む通信処理方法が提供される。
一実施形態では、前記受信者が前記データ相関スキームを利用しない場合には、前記フォームの物理的なコピーを印刷し、前記ハブから前記受信者又は第三者に送付する。別の実施形態では、前記受信者が前記データ相関スキームを利用しない場合には、前記フォームを前記ハブから前記送信者に電子的に返送する。
本発明の好ましい実施形態は、前記電子フォームのコピーを前記ハブに格納する工程をさらに含む。
本発明の第6の態様によれば、
買い手による売り手からの商品の購入のための取引方法であって、
複数のデータフィールドが対応する複数の印刷色にそれぞれ関連付けられたデータ相関スキームを用意する工程と、
前記売り手が前記買い手による商品の注文を受信する工程と、
前記売り手が少なくとも1つの予め選択されたデータフィールド内に商品配達データを含むフォームを印刷する工程であって、前記商品配達データを前記データ相関スキームに従って決定された印刷色で印刷する工程と、
前記フォームを前記売り手から通信ハブに送信する工程と、
前記ハブにおいて、特定の識別子と関連付けて前記商品配達データを保存する工程と、
前記特定の識別子を前記ハブから前記売り手に送信する工程と、
前記売り手が前記特定の識別子を物理的に印刷する工程と、
前記特定の識別子を前記商品に物理的に関連付ける工程と、
前記売り手が前記商品を前記買い手に配達するために発送する工程と、
を含む方法が提供される。
前記取引方法は、好ましくは、
前記買い手が前記商品及び物理的に関連付けられた特定の識別子を受け取る工程と、
前記特定の識別子を前記買い手から前記ハブに送信する工程と、
前記商品配達データを前記ハブから前記買い手に送信する工程と、
をさらに含む。
本発明のさらなる利点は、図面を参照してなされる実施形態と特許請求の範囲の説明から当業者には明らかになるだろう。
異なる図面においては、対応する構成要素を対応する参照番号で示している。
図1は、情報を管理するためのシステム1を示す。システム1は、参照番号3〜7で示す1以上のデータランクを参照番号8〜12で示すデジタル属性にそれぞれ関連付けるためのテーブル2を含む。インターフェース13は、テーブル2からのデータランク3〜7を文書内の各情報部分に割り当てるために設けられている。図示する実施形態では、文書は参照番号15〜19で示す5つの情報部分を含むインボイス14である。別の実施形態では、通常の通信文書、名刺、会計報告、教育パッケージ(education package)又は請求書等の他の文書を使用することができる。プロセッサ20は、割り当てられたデータランク3〜7の関連付けられたデジタル属性8〜12を特定するためにインターフェース13に応答する。データストリーマ21としての出力装置は、関連付けられたデジタル属性が情報部分に埋め込まれたインボイス14をストリーム22内にエクスポートするためにプロセッサ20及びインターフェース13と通信する。
本実施形態では、テーブル2は比較的初歩的なSQL型データベースである。テーブル2はプロセッサ20から供給される問合せを処理する。より具体的には、プロセッサ20はデータランク3〜7を示す信号を供給し、関連付けられた属性8〜12を示す信号を受信する。別の実施形態では、適当なハードウェア及び/又はソフトウェアの別の組み合わせをテーブル2の機能を達成するために使用することができる。
なお、プロセッサ20はシステム1を使用して管理する対象の文書を特定することができなければならない。他の文書はプロセッサ20によって処理されず、データストリーマ21によってエクスポートされることはない。そのような文書は従来の方法のみによって処理される。
テーブル2は5つのデータランク3〜7を含む。別の実施形態では、システム1の所望の機能的な実装に関連して選択される別のデータランクを使用する。例えば、一部の実施形態では1つのデータランクのみを使用する。各データランク3〜7はインボイス14等のインボイスで通常見られる特定の種類の情報を示す。本実施形態では各データランク3〜7は以下の通りである。
・ランク3はインボイスの発送者を示す。
・ランク4は注文参照番号を示す。
・ランク5はインボイス参照番号を示す。
・ランク6は商品/サービスの種類を示す。
・ランク7は合計金額を示す。
本明細書の目的においては、デジタル属性はデジタル認識可能なマーカーを意味する。デジタル属性は、文字内に属性を本質的に保持するように文字情報を修正したり、情報部分上又はその周囲にデジタルマーカーを付与し、情報部分を含むデジタル認識可能なフィールドを定義するといった様々な方法で情報部分に埋め込むことができる。場合によっては、デジタル属性は、デジタル手段によって容易に認識できるが、人間の目では実質的に感知できないことが有利である。そのようなアプローチの利点を本明細書において明らかにする。ただし、人間の目で認識可能か否かにかかわらず、デジタル属性はデジタル認識装置によって認識可能なマーカーを含むことが基本的な概念である。一部の実施形態では、デジタルマーカーによって人間の目で情報を読み取ることを困難又は不可能とすることができる。
図面では、概略的に図示するためにデジタル属性を異なる陰影によって示している。一部の実施形態では、デジタル属性を埋め込むことは、情報部分に陰影をつけてデジタル認識可能なフィールドを定義することを含むことができる。別の実施形態では、デジタル属性を埋め込むことは、デジタルマーカーを本質的に保持するようにテキスト文字を修正することを含むことができる。なお、図面の陰影は説明のみを目的とするものであり、本発明又はその実施形態の範囲を限定するものではない。陰影は、情報部分がテーブル2からのデジタル属性でマークされていることを図示するためにのみ使用している。
本実施形態では、各デジタル属性はテキストの色を示している。より具体的には、デジタル属性はRGB値によって示される色彩マーカーを含み、各色彩マーカーは実質的に目視で感知できないRGBカラーのバリエーションを含む。当業者には明らかなように、RGBカラーは(x,y,z)の形式に規則的に分類され、xは赤色成分を表し、yは緑色成分を表し、zは青色成分を表す。黒は通常は(0,0,0)で表される。黒の値の1以上を増加させると、増加調整された黒のバリエーションが得られる。そのようなバリエーションは人間の目では容易に知覚することができないが、デジタル認識手段を使用して認識することができる。本実施例では、テーブル2は各データランクをテキスト色の特定のRGB値に関連付けている。関連付けは以下の通りである。
・ランク3は(1,0,0)と関連付けられている。
・ランク4は(0,1,0)と関連付けられている。
・ランク5は(0,0,1)と関連付けられている。
・ランク6は(1,1,0)と関連付けられている。
・ランク7は(1,0,1)と関連付けられている。
本実施例では、デジタル属性を情報部分に埋め込むことは、関連する情報を構成するテキストを関連するRGB値で着色することを実質的に含む。
同様なデジタル属性を利用する別の実施形態は多少異なる。例えば、RGBのバリエーションは必ずしも厳密に数字ではなくともよい。すなわち、特定のランクを(1,0,A)に関連付けることができる。一部の実施形態では、「A」は変数を表すことができる。別の実施形態では、RGB値の各数字の特性が関連している。例えば、特定のランクを各数字の最後の桁が「2」である任意のRGB値(例えば、(12,142,232)、(82,2,192)又は(252,2,2))に関連付けることができる。なお、これらのRGB値の後者はビビッドな赤を表す。RGBを使用する本実施例においてもデジタル属性の選択を様々に変形することができる。また、CMYKカラー等の別の表色系を使用することができる。基本的な概念はデジタルシステムにおいて任意の色をデジタル的に表すことができることであり、色のデジタル分析に基づいて処理を行うことができる。
別の実施形態では、使用するデジタル属性はドットタグ付けである。ドットタグ付けは、テキストの各文字内に特定の配列で配置された小さなドットのアレイを使用することを含む。例えば、ランク3を正三角形に配置された3つのドットに関連付けると共に縦の直線経路に配置された4つのドットに関連付けることができる。ドットは目視では認識できないほど小さいが、デジタル認識手段はテキストを走査する際にドットを読み取る。
デジタル属性をテキストの文字に直接付与する一部の実施形態では、最初と最後の文字に特別な属性を付与し、情報の重要な文字列の最初と最後に印を付けることができる。
別の実施形態では、使用するデジタル属性はフィールドシェーディングである。フィールドシェーディングは、デジタルスキーマを情報上に配置してデジタル認識可能なフィールドを定義する方法である。各デジタル属性は、テーブル2の関連付けに沿った意味を定義された各フィールドの情報の目的に付与するように独自のスキーマを含む。一部の実施形態では、デジタルスキーマを付与することは強調表示のデジタル的な適用と見なすことができる。すなわち、情報部分を特定の色、陰影又は他のデジタル認識可能な手段によってデジタル的に強調表示し、情報部分の周囲にフィールドを定義する。特定の色、陰影又は他のデジタル認識可能な手段はテーブル2内のデジタル属性であり、特定のデータランクに関連付けられる。一部の実施形態では、デジタル強調表示は実質的に目視で感知できないことが好ましい。通常のRGBの白は(255,255,255)で表される。そのため、例えば(255,255,254)等の白のバリエーションで強調表示を行うことが望ましい場合がある。
一部の実施形態では、デジタル属性を埋め込むことは隠し情報を文書に埋め込むことを含む。隠し情報は微妙な白のバリエーションで着色されたコードとして埋め込むことができ、隠し情報によって情報部分のランクと位置を特定することができる。例えば、目に見えないコードによって相対的な空間座標を与え、情報部分を含むフィールドを定義することができる。
図1に示す実施形態では、インターフェース13は、インボイス14を作成するために使用される既存の会計ソフトウェアパッケージ25に統合されたユーティリティである。インターフェース13は、システム1の目的のためにソフトウェアパッケージ25の動作を修正する。
システム1を使用するために、ソフトウェアパッケージ25を従来の方法でインボイス14を作成するために使用する。インボイス14の情報部分15〜18は、ソフトウェアパッケージ25の通常動作の一部としてなされるフォーマット選択に従って配置される。インボイス14の各部分は以下の通りである。
・部分15はインボイスの発送者である。
・部分16は注文参照番号である。
・部分17はインボイス参照番号である。
・部分18は商品/サービスの種類である。
・部分19は合計金額である。
別のソフトウェアパッケージによって作成されたインボイスは別の方法で配置された同一の情報部分を含む。
インターフェース13は、適当なデータランク3〜7を各情報部分15〜18に割り当てるために会計ソフトウェアパッケージに応答する。このような応答性は統合プロセスによって得られるものである。一部の実施形態では、インターフェース13が割り当てを行うことができるように各部分のデータランクを手動で特定することが必要である。
別の実施形態では、別のインターフェースを使用することができる。例えば、一部の実施形態では、インターフェース13は、文書を受け取り、ワードプロセッサソフトにおける従来のテキスト選択のように、情報部分を構成するテキストの手動デジタル選択に応じてデータランクを情報部分に割り当てるスタンドアロンのアプリケーションである。別の実施形態では、インターフェース13は、文書を受け取り、文書上の部分の位置に応じてデータランクを情報部分に割り当てるスタンドアロンのアプリケーションである。例えば、インターフェース13は、インボイス14のフォーマットを認識し、情報部分の位置に基づいて情報部分に適切なデータランクを割り当てるように初期設定される。
インターフェース13が適当なデータランク3〜7を割り当てると、プロセッサ20はテーブル2を参照して割り当てられたデータランク3〜7の関連付けられたデジタル属性8〜12を特定する。次に、データストリーマ21は、関連付けられたデジタル属性8〜12が関連する情報部分15〜19に埋め込まれたインボイス14をストリーム22内にエクスポートする。本実施形態では、プロセッサ20とデータストリーマ21はソフトウェアパッケージ25に統合されたソフトウェアユーティリティである。一部の実施形態では、データストリーマ21は個別のソフトウェアアプリケーションである。そのような実施形態では、インボイス14はソフトウェアパッケージ25を使用して従来の方法で作成され、データストリーマ21を使用して送出される。これにより、送出前にインボイス14をさらに検討することができる。すなわち、インボイスの作成する当事者は、文書の管理が所定の受信者に受け渡される前に文書を再検討する最後の機会を有する。これは、会社の一部署がインボイスを作成し、別の部署がインボイスをチェックし、承認し、送出する責任を有する場合に特に有用である。
本実施例では、インボイス14がストリーム22内にエクスポートされる際にテキストは以下のように着色されている。
・部分15のテキストは(1,0,0)で着色されている。
・部分16のテキストは(0,1,0)で着色されている。
・部分17のテキストは(0,0,1)で着色されている。
・部分18のテキストは(1,1,0)で着色されている。
・部分19のテキストは(1,0,1)で着色されている。
本実施形態では、ストリーム22は、インボイス14がPortable Document Format(PDF)であるデジタル通信ストリームである。別の実施形態では、ストリーム22は、JPEG、PDF、TIFF又はGIF等の電子メール又は他の電子的転送に好適なデジタル文書フォーマットを示す。本明細書の目的においては、ストリームは通信に好適なフォーマット又は通信手段そのものであるフォーマットである。さらに別の実施形態では、ストリーム22は従来の文書印刷及び郵送を含むが、そのような実施形態では、文書内へのデジタル属性の埋め込みとデジタル属性の認識を可能とするために適切な印刷・走査構成要素が必要である。例えば、微妙なRGBのバリエーションを使用する場合には、バリエーションが僅かであることを考えると、テキストを特定のRGBカラーとしてデジタル的に特定することができる文書を出力可能なプリンタが必要となる。そのため、データストリーム22が通常の印刷及び郵送を含む実施形態では、ドットタグ付け等の別のデジタル属性を利用することが好ましい場合がある。
ある実施形態では、ストリーム22は電子的ストリームであり、従来の印刷及び郵送と並列して使用される。そのような実施形態では、デジタル属性は印刷文書とデジタルストリームにおいて目に見える必要はない。これは、上述したようにデジタル属性が白のバリエーションの仮想的なスキーマを含む場合に特に当てはまる。
インボイス14は、インボイス14の債務者である受信者にストリーム22によって送信される。本実施形態では、インボイス14は確認のために従来の方法(本実施例では書留郵便)でも送付される。なお、これは常に必要であるという訳ではない。一部の実施形態では、従来の方法で送付されるインボイス14はストリーム22内のインボイス14と異なっていてもよい。例えば、従来の方法でインボイス14を印刷する際に一部の情報を認識し、除去することができる。そのため、余分な情報をストリーム22内のインボイス14に付与することができる。そのような情報の例としては、(255,255,254)等の白のバリエーションで着色したテキストが挙げられる。
インボイス14の債務者は、必ずしも会計パッケージ25と互換性を有してはいない会計システム26を処理する。すなわち、会計システム26は本来はインボイス14を受け取るようにはなっていない。
債務者は受信器27としての入力装置を有する。本実施形態では、受信器27はシステム1の一部とみなしているが、別の実施形態では受信器27をシステム1の外部装置とみなすことができる。受信器27は、情報部分15〜19を抽出するためにインボイス14内の埋め込まれた属性8〜12に応答する。このような抽出は物理的な除去を意味するものではなく、電子的認識と外部複製を意味する。
本実施形態では、受信器27は、ストリーム22を受信及び処理するためのハードウェア及びソフトウェア構成要素を含み、会計システム26に情報を送信するスタンドアロンの装置である。別の実施形態では、受信器27を会計システム26に統合することができる。
受信器27は、テーブル2の機能的複製にアクセスすることができる。一部の実施形態では、プロセッサ20と受信器27は広域ネットワーク又はインターネット接続を介して同一のテーブル2にアクセスする。受信器27は、抽出された情報部分15〜19を処理するためにテーブル2に応答する。本実施形態では、抽出された情報部分15〜19を処理することは情報を会計システム26に組み込むことを含む。そのため、受信器27は既存の会計システムとの通信を容易にするための必要なソフトウェアユーティリティを含む。会計システム26は、会計ソフトウェアパッケージ25と互換性を有している必要はない。
本実施形態では、受信器27はインボイス14に関する他の情報も会計システム26に組み込む。他の情報としては、受信器27がインボイス14を受信した日時が挙げられる。その他の追加情報としては、データストリーム22の送信者を示す識別子や、システム1の様々なユーザーに関する情報を含むデータベース等の外部データベースから得られる情報が挙げられる。
要約すると、インボイス14を既存の会計ソフトウェアパッケージ25を使用して従来の方法で作成する。システム1は、属性8〜12を使用して自動的にインボイス14をデジタル的に調整し、調整したインボイス14をストリーム22によって債務者に送出する。受信器27はインボイス14から重要な情報を自動的に抽出し、当該情報を会計システム26に機能的に組み込む。これは、本質的に互換性のない会計管理インフラをインターフェース接続する有用な手段である。
図2はシステム1の実施例を模式的に示す。本実施形態では、システム1は単一の販売業者30を複数の供給業者31にインターフェース接続する。本実施形態の主要な動機付けは供給業者31からのインボイスを認証することである。インボイスを「認証する」とは、インボイスを受け取り、チェックし、支払いを承認するプロセスを意味する。インボイスが以前に注文した商品に公正に基づくものであることを保証することが望ましい。また、商品を受け取ったことを保証することが望ましい。従来、インボイスを認証することは販売業者30にとってコストのかかるプロセスであり、各取引にコストが発生する。また、インボイスの確認には時間がかかり、供給業者31にとっては望ましくないキャッシュフローレートとなる可能性がある。各取引のコストは時には比較的低いことがあるが、長期的又は大規模な視点から見ると認証プロセスには特にコストがかかる。
外部管理者32がシステム1を実施し、管理する。別の実施形態では、販売業者30が管理者32のタスクを引き受ける。特に管理者32が複数の販売業者のためにシステム1を管理することができることを考慮すると、管理者32を使用することによってシステム1の費用対効果を向上させることができる。本実施形態では、管理者32はシステム1に関連するサービスを提供する会社である。管理者32とシステム1との間の破線は、管理者32がシステム1の管理を統制しており、システム1の実施に主として責任を有することを示すために使用している。現実には、システム1の構成要素の多くは管理者32によって維持される実際のサーバに位置する。
別の実施形態では、管理者32はコンピューターシステム、人、販売業者30又は供給業者31の部署、これら又はその他のものの組み合わせである。
管理者32はシステム1のハードウェア及びソフトウェアの初期設定に責任を有する。一部の実施形態では、これはシステム1の必要な構成要素を供給業者31の会計パッケージに統合するために必要なユーティリティを開発することを含む。また、管理者32は、これらのユーティリティを供給業者31に提供し、統合プロセスが供給業者31にとって比較的障害にならないことを保証する責任がある。当業者は、システム1等のシステムの実現の成功がある程度は供給業者31の協力に依存することを理解されるだろう。そのため、できる限り障害とはならず、要求的ではないことが望ましい場合が多い。一部の実施形態では、これは会計ソフトウェアパッケージとコンピューターシステムをそのようなインフラを持っていない供給業者31に提供することを含む。
図2では、システム1を供給業者31から完全に分離しているように模式的に示している。ただし、システム1の一部の機能を供給業者31の情報システムに統合することもできる。
販売業者30は供給業者31に各詳細を含む注文33を出す。これらの詳細は以下の通りである。
・注文の対象となる供給業者31
・注文参照番号
・注文した商品の種類
注文33を出す際には、販売業者30の会計システム26に詳細が記録される。
通常、供給業者31は注文33を受け取り、注文された商品34を販売業者30に供給する。販売業者30の通常の取引実務の一部として、受け取った商品34の詳細が会計システム26に入力される。これらの詳細としては、発送人の識別子、受領日時、受領商品、注文参照番号等が挙げられる。
商品34の発送と同時又は発送直後に、供給業者31はそれらの商品のインボイス14を作成する。図1の例と同様に、インボイス14は以下の5つの情報部分を含む。
・インボイスの発送者の識別子
・注文参照番号(注文33の一部として販売業者30によって提供された注文参照番号)
・インボイス参照番号
・供給された商品の種類
・合計金額
図2では、各供給業者31が作成したインボイス14はフォーマットが異なる。また、各インボイス14は異なる会計ソフトウェアパッケージを使用して作成されている。しかし、各インボイス14は5つの情報部分を全て含み、これらの情報部分は全てのインボイスにおいて比較的標準的である。そのため、システム1を動作させれば、多くの公知のOCRシステムと同様にインボイス14のフォーマットは重要ではない。
インボイスは従来の方法で作成され、管理者32の管理下においてシステム1によって自動的に処理される。すなわち、図1と関連して説明したことを要約すると、インターフェース13はインボイスを受け取り、各情報部分にデータランクが割り当てられ、プロセッサ20は関連付けられたRGB属性をテーブル2を参照して判断し、調整されたインボイスがストリーム22内に送出される。受信器27は、テーブル2を参照して情報部分を抽出・処理する。次に、管理者32は会計システム26に情報を伝達する。そのため、会計システム26は、供給業者31によって供給された各インボイスの5つの情報部分を全て含む。会計システム26は、特にデータ入力と比較した場合には比較的迅速かつ費用対効果の高い方法で情報を入手する。
そして、会計システム26は注文33に対して以下の3組の情報を入手する。
・注文33の詳細
・受領した商品34の詳細
・インボイス14の詳細
全体を通じて一定の注文参照番号によって3組の情報を簡便に結びつけることができる。一部の実施形態では、会計システム26は注文参照番号を使用しない。この場合、注文33、商品34、インボイス14の情報を結びつける別の構成を実施する。
この情報を有することにより、会計システム26はインボイス14を確認することができる。本実施形態では、インボイスを認証することは3組の情報を照合することを含む。「照合する」とは、3組の情報に含まれる同種の情報を比較して一致することを保証するプロセスを意味する。例えば、注文、インボイス、受領商品は、共通のインボイスの発送者の識別子、注文参照番号、商品種類を共有するはずである。
図2の実施形態の確認過程の具体例として、システム1を介して会計システム26が入手する以下の情報を有するシステム1がインボイス14を受け取る。
・インボイスの発送者=Joe’s Supplies
・注文参照番号=123
・インボイス参照番号=456
・商品=部品7個
・合計金額=$500
通常の場合、会計システム26は、Joe’s Suppliesへの注文参照番号123で特定される部品7個の注文33の詳細を有することになる。また、会計システム26は、Joe’s Suppliesからの部品7個の商品34の配達の詳細を有するか、適宜入手する。このような場合、会計システム26は、注文が出され、正しい商品を受け取ったと確認する。そのため、インボイス14が認証され、インボイス14に対する支払手続が開始される。
多くの場合には、商品34の受領前にインボイス14を受け取る。これは、供給業者31が商品34を発送すると同時にインボイス14がシステム1を介して送信される場合に生じる場合が多い。このような状況では、システム26はインボイス14を確認するために商品34の配達の詳細の受け取りに応答する。
なお、一部の実施形態では、注文33とインボイス14の詳細を正しく照合すればそのインボイスを認証するには十分である。これらの実施形態では、配達されていない商品34に関する問題は後の段階で追跡する。
ある状況では、注文33、商品34、インボイス14から得られる詳細が一致しない。例えば、インボイス14を受け取ったが、対応する注文の記録がない場合である。そのような場合には、問題が特定され、インボイスは当然のこととして認証されない。その後の手続きは実施形態に応じて異なるかもしれないが、通常はさらなる調査のためにそのインボイスを上位レベルで処理する。特定のインボイス14の状況に関して供給業者31からの照会を処理するために同様な実務を使用する。なお、会計システム26は、上位レベルで処理するインボイスを調査するために必要な実質的に全ての情報を含む。
本実施形態では、管理者32は、論争を監査・解決するためにシステム1の動作の記録を維持している。記録は、インボイス14から抽出され、データベースに保存された情報を含む。また、管理者32は、供給業者31が作成した状態(正本)のインボイス14を複製するために必要なデータを含むデジタル記憶設備を維持している。これにより、販売業者30が容易にアクセス可能な形態でインボイス14の正本を維持する必要性をある程度軽減することができる。問題が生じた場合には、販売業者30は特定のインボイスの正本を管理者32に要求する。要求の一部として、販売業者30はインボイス番号、供給業者31の名称、商品34、注文参照番号、インボイス受領日時、インボイス番号の1以上を提供する。より多くの情報を提供すれば、要求が特定のインボイスを示す可能性が高くなる。ある期間またはある供給業者31の全てのインボイスの正本を得ることが望ましい場合が多い。そのため、要求には情報の所定の選択のみが必要であってもよい。
図示する実施形態では、インボイス14の照合は、システム1を介して管理者32によって提供された情報に基づいて会計システム26内で行われる。ただし、一部の実施形態では、管理者32が照合を行うことができる。そのため、システム1の反対方向の通信によって販売業者30に送られる注文33を含んでもよい注文33の詳細を管理者32に提供する。管理者32がインボイス14を処理するために十分な情報を有するように、同様なプロセスが商品の配達に関連して行われる。照合が完了すると、管理者32は支払いのためにインボイス14を販売業者30に渡す。このような構成は、全ての状況において本質的に照合プロセッサを備えていないかもしれない会計システム26の負担を減少させるために特に有用である。
システム1は、インボイスの照合のために販売業者30と供給業者31との間の改良されたインターフェースを提供する。システム1は、販売業者30によるインボイスの照合のコストと労力を減少させ、供給業者31のキャッシュフローを向上させる。
システム1は、インボイスを取り扱う以外の目的のために当事者を統合するように容易に変形することができる。図3はそのような変形を説明するものであり、販売業者30と供給業者31との間の全ての通信はデータ管理のためのシステム1を介して行われる。特に、通常の通信文書35は双方向にシステム1を通過する。このような実施形態では、システム1は販売業者30と供給業者31にさらなる利点を提供する。実際、情報を受け取り、その情報をローカル情報システムに効率的に処理することは販売業者30と供給業者31にとって同様に関心事である。システム1は、実質的に各当事者の情報とデータ転送システムのほとんど全てをインターフェース接続するために使用することができ、非常に便利な情報の共有を容易にすることができる。そのため、システム1は、互換性のない情報システムに関連するハードルを克服するために使用され、情報の効率的な処理、操作、全般的な管理を容易にすることができる。
上記実施形態の開示から明らかなように、システム1は2以上の当事者間の有益な電子的やりとりを促進するために使用することができる。システム1の提供を管理者32に申し込むことにより、ある事業者は効率的な方法で他の事業者と情報を共有することができる。管理者32は、インボイス14等の特定の情報の交換を管理するためにシステム1を変更する立場にある。
別の実施形態では、連絡先の詳細を管理するためにシステム1を使用することができる。会社は、社名、住所、電話番号を含む社名入り便箋を利用することが知られている。社名入り便箋は通信のために使用される。通常、そのような便箋は、ファクシミリ番号、電子メールアドレス、事業登録番号(Business Registration Numbers)等のさらなる情報を含む。システム1はそのような情報も処理することができるが、これらの詳細は説明を簡単にするために本実施例では無視する。
本実施例では、電子通信のためのデジタル的に構成された便箋に関連してシステム1について説明する。当業者には、紙を使用する便箋及び通信に使用するために必要なシステム1の変更は明らかであろう。一部の実施形態では、そのような変更は公知の専用プリンタ及びスキャナの使用を含む。
本実施形態では、システム1は便箋を作成するためのソフトウェアアプリケーションを含む。テーブル2はこのソフトウェアアプリケーションの構成要素であり、社名、住所、電話番号を示す3つのデータランクを含む。テーブル2は、各データランクを黒のRGBバリエーションである(1,0,0)、(0,1,0)、(0,0,1)としてのデジタル属性に関連付ける。
インターフェース13もソフトウェアアプリケーションの構成要素であり、社名入り便箋の作成及び/又は既存の便箋の修正を可能とするエディタである。システム1のユーザーはインターフェース13を使用して便箋を作成又は修正し、社名、住所、電話番号を示す情報部分を特定する。一部の実施形態では、このプロセスは適当なソフトウェアコンポーネント及び/又はプロセスウィザードを使用することによってある程度改善することができる。
ソフトウェアアプリケーションは、プロセッサ20とデータストリーマ21も含む。ユーザーが便箋を作成又は修正し終わると、プロセッサ20はテーブル2から適当なデジタル属性を特定し、データストリーマ21は調整された便箋をストリーム22に出力する。この場合、ストリーム22は調整された便箋をデジタル通信に適用するために使用されるデジタル便箋テンプレートである。本実施形態の特定の実施例では、ユーザーは従来の方法で通信文書を作成し、通信文書をPDFで出力する。このPDFは調整された便箋を含む。別の実施形態では、調整された便箋をワードプロセッサにインポートし、ワードプロセッサを使用して通信文書に付加することができる。当業者には、調整された便箋を通信文書に付加するためにその他の方法を使用することができることは明らかであろう。
調整された便箋を含む通信文書は従来の方法(本実施形態では電子メール)で送信される。本実施例では、電子メールの受信者は受信器27を含むコンプリメンタリー(complimentary)ソフトウェアアプリケーションを使用する。このソフトウェアアプリケーションは上述したソフトウェアアプリケーションとは必ずしも同じではない。例えば、一部の実施形態ではコンプリメンタリーソフトウェアアプリケーションは「フリーウエア」であってもよく、便箋を作成又は修正する機能を必ずしも備えていない。
受信器27は調整された便箋を含む通信文書の受領を認識する。本実施形態では、ユーザーが通信文書を見た時に受領を認識するが、別の実施形態では電子メールを受信した時に受領を認識する。受信器27は認識のためにサードパーティのアプリケーションと統合することができる。調整された便箋を含む通信文書の受領を認識すると、受信器27は社名、住所、電話番号を抽出し、連絡先データベースに保存する。連絡先データベースが既に同一の詳細を含む場合には、新しいエントリーは作成されない。連絡先データベースは、顧客関係管理(CRM:Customer Relations Management)システム及び電子アドレスブックを含む他の連絡先データベースと連動していてもよい。一部の実施形態では、受信器27はCRMシステムに含まれるような外部連絡先データベースに詳細を直接送信することができる。
このようなシステム1を実現することにより、通信文書から連絡先の詳細を自動的に得ることができる。これは、貴重な顧客情報を獲得する送信者及びデータ入力を回避することによって時間と労力を節約する受信者の双方にとって貴重である。
別の実施形態では、既存のOCRハードウェア及び/又はソフトウェアの効率を向上させるためにシステム1を使用する。例としては、デジタル強調表示を使用する場合が挙げられる。本実施形態では、各データランクは情報の種類を示し、各データランクはテーブル2内のデジタル強調表示色に関連付けられている。本実施形態では、インターフェース13はスタンドアロンアプリケーションの一部であり、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を含む。ユーザーはGUI内で文書を閲覧し、情報の性質に基づいて適当な色を使用して情報部分をデジタル強調表示する。これは、テーブル2からのデータランクを文書内の情報部分に割り当てたものと認識され、プロセッサ20は関連付けられたデジタル属性を特定するためのインターフェースに応答する。ユーザーが文書を閲覧し、強調表示を終了すると、強調表示が存在する文書はデータストリーム22内にエクスポートされる。次に、文書は受信器27に渡され、受信器27はデジタル強調表示に従って情報を抽出・処理する。
別の実施形態では、情報を保持するが、テキストデータとしての通常の情報を必ずしも保持しない文書の部分にデジタル属性を埋め込むためにシステム1を使用する。しかし、文書は1以上のフィールドの存在を示す情報を含む。実施形態の1つは、例えば電話料金の支払処理の分野である。支払いフォームは複数の電話会社が作成し、それぞれが独自のフォーマットを有する。各フォームは、受信者がクレジットカード番号を入力する部分と、クレジットカードの有効期限を入力する部分を含む。これらの部分はデジタル属性によってマークされ、デジタル認識可能なフィールドを定義する。デジタル属性はテーブル2内の適当なデータランクに関連付けられる。その結果、記入済みの支払いフォームが返信されると、電話会社はクレジットカード番号と有効期限を抽出し、標準的なクレジットカード処理システムを使用して支払いを処理することができる。
図4は、送信者と受信者との間のデータ通信方法を実現する実施形態を示す。送信者は、データ相関スキーム51に関連して第1のコンピューター50を利用してフォームを作成する。データ相関スキーム51は、利用できるデータフィールド(左列に示す)と対応する印刷色(右列に示す)を関連付けている。各印刷色は、3桁のRGBカラーフォーマットで指定される。本実施形態を参照した動作例では、「債務者」フィールド52及び「支払金額」フィールド54という2つのフィールドを有するインボイス型フォームを考える。本実施例では、データ相関スキーム51は、RGB印刷色(0,0,1)53を有する債務者フィールド52とRGB印刷色(0,1,0)57を有する支払金額フィールド54を関連付ける。これらのRGB印刷色は、(0,0,0)で表される純粋な黒とは目視で区別することができない。
送信者がインボイス55等のフォームを作成し、印刷したい場合には、ユーザーはブランクフォームテンプレートを作成することによって作業を開始する。テンプレートの第1の部分は債務者フィールド52の値のために予約されており、テンプレートの第2の部分は支払金額フィールド54の値のために予約されている。送信者はデータ相関スキーム51を参照し、債務者フィールド52がRGB印刷色(0,0,1)53に相互に関連付けられていると判断する。そのため、送信者はテンプレートの第1の部分にRGB印刷色(0,0,1)53を手動で選択する。送信者はデータ相関スキーム51を再び参照し、支払金額フィールド54がRGB印刷色(0,1,0)57に相互に関連付けられていると判断する。そのため、送信者はテンプレートの第2の部分にRGB印刷色(0,1,0)57を手動で選択する。このテンプレートは、以下に概要を説明するチェック手順を使用して任意にチェックする。
次に、送信者はテンプレートの第1及び第2の部分に値を入力する。この動作例では、「債務者」の値は「XYZ社」であり、「支払金額」の値は$100.00である。そのため、送信者はテンプレートの第1及び第2の部分にこれらの値をそれぞれ入力する。これらの値を入力することによりインボイス55が作成され、仮想プリンタに印刷される。この好適な実施形態では、仮想プリンタはPDFファイルを作成する。
次に、電子フォーム(インボイス55)が送信者から受信者に送信される。より詳細には、PDFファイルはデータストリーム58として送信者のコンピューター50のモデム59から受信者のコンピューター56のモデム60に送信される。
受信者のコンピューター56がインボイス55を受信すると、インボイス55は各印刷色53,57に関連付けられた値を抽出するように処理される。すなわち、受信者のコンピューターはインボイス55を処理し、「XYZ社」がRGB印刷色(0,0,1)で印刷され、「$100.00」がRGB印刷色(0,1,0)で印刷されていると判断する。
また、受信者のコンピューター56は、図4に示すように機能的に同一のバージョン又はオリジナルバージョンへのリモートアクセスを介してデータ相関スキーム51にアクセスすることができる。次に、受信者のコンピューター56は、値をデータフィールド52,54と関連付けるようにデータ相関スキーム51及び印刷色53,57を処理する。すなわち、受信者のコンピューターはデータ相関スキーム51を参照し、RGB印刷色(0、0、1)が債務者フィールド52に関連付けられ、RGB印刷色(0,1,0)が支払金額フィールド54に関連付けられていると判断する。そのため、受信者のコンピューターは、値「XYZ社」が債務者フィールド52に該当し、値「$100.00」が支払金額フィールド54に該当すると判断する。このようにして、本質的に互換性のない異なるアプリケーションを利用する2つの個別のコンピューターシステム50,56が相互間の効果的なデータ通信に本発明を利用する。
任意のさらなる工程は、フォームのフィールド52,54内の全ての色を単一の標準色(例えば純粋な黒)に変換することを含む。その際に、フィールドタイプに関する埋込情報は失われる。このオプションは、多数の異なるフィールドタイプを使用する場合の本発明の実施に特に有用である。そのような場合には、区別することができない印刷色の範囲は使い果たされ、目視により標準色と区別することができる印刷色を使用することが必要な場合がある。
別の実施形態では、各フィールドは2以上のRGB印刷色と関連付けられる。そのような実施形態の1つでは、所与のフィールドをある範囲のRGB印刷色に関連付ける。例えば、1つのフィールドを(0,0,1)〜(0,0,5)といった範囲に連付ける。このオプションは、仮想印刷プロセスによって例えば「色補正」のために正確な色値が多少ずれる場合に特に有利である。
図5は、通信ハブ70が登録ユーザーのデータベースとして情報を記憶する通信処理方法を示す。データベースは複数の登録ユーザー71,72を特定し、各登録ユーザーはデータ相関スキーム73を利用する。
例として、2種類の通信について説明する。第1の通信では、第1の登録ユーザー71が電子フォーム74を第2の登録ユーザー72に送信する。第2の通信では、第1の登録ユーザー71がフォームを未登録事業者75に送信する。未登録事業者は、データ相関スキーム73を利用しない事業者である。
第1の通信では、第1のユーザー71は、上述した方法によって特定の印刷色でフォーマットされたフィールド部分を有する電子フォーム74を送信する。フォーム74を表すデータストリームはハブのモデム79によって受信される。ハブプロセッサ76はフォーム74を処理して所期の受信者(この場合は登録ユーザー72)を決定する。ハブプロセッサ74は、印刷色が受信者フィールドに関連付けられたデータ相関スキーム73から判断することによって所期の受信者を決定する。これにより、詳細はフォーム74上に関連する印刷色で印刷されているため、ハブプロセッサ74はフォーム74から受信者の詳細を抽出することができる。次に、ハブプロセッサ76は登録ユーザーのデータベースに問い合わせ、受信者がデータ相関スキーム73を利用するか否かを決定する(この場合の応答は肯定的である)。そのため、ハブ70は電子フォーム74を登録ユーザー72に電子的に送信する。次に、登録ユーザーのコンピューターは上述した方法によって電子フォーム74から値と関連付けられたデータフィールドを抽出する。別の実施形態では、ハブプロセッサ76が上述した方法によって電子フォーム74から値と関連付けられたデータフィールドを抽出し、抽出された情報は電子フォーム74と共に又は電子フォーム74の代わりに登録ユーザー72に電子的に送信される。
第2の通信では、第1のユーザー71は特定の印刷色でフォーマットされた電子フォーム74をハブ70に送信する。ハブプロセッサ76はフォーム74を処理して所期の受信者(この場合は未登録事業者75)を決定する。次に、ハブプロセッサ76は登録ユーザーのデータベースに問い合わせ、受信者がデータ相関スキーム73を利用するか否かを決定する(この場合の応答は否定的である)。そのため、ハブ70はプリンタ78を使用してフォーム74の物理的なコピー77を印刷し、物理的なコピー77は従来の郵便でハブ70から未登録事業者75に郵送される。別の実施形態では、物理的なコピー77は従来の郵便でサードパーティに郵送される。さらに別の実施形態では、前記受信者がデータ相関スキーム73を利用しない場合には、ハブ70は電子フォーム74を送信者71に電子的に返送する。
通信ハブ70は、ハブ70が受信した全ての電子フォームのコピーが格納されるデータ格納手段を含む。
また、ハブ70は、テストテンプレートとフォームがデータ相関スキーム73との使用に適しているか否かをチェックするように構成されている。テストプロセスは、データ相関スキームに従ってフィールド部分が必要な印刷色で着色されたテスト文書を作成することで開始する。また、テスト文書のフォーマットは、例えば会社のロゴ等を印刷するために他の色を使用する場合もある。次に、テスト文書はハブ70に送られ、ハブ70はテスト文書に使用されている各色をチェックする。チェックの目的は、データ相関スキームからの印刷色がテスト文書の非フィールド部分で不注意に使用されていないことを保証することである。次に、ハブ70はテスト文書を送信した事業者にテストの結果を送信する。結果が肯定的である場合には、事業者はテンプレート又はフォームを安全に使用することができる。結果が否定的である場合には、テンプレート又はフォームの修正が必要となる。そのような場合には、ハブによるテスト結果はテスト文書の誤った色の使用を強調表示して修正プロセスを支援する。
本発明の別の実施形態では1以上のデータ相関スキーム73を利用する。本実施形態では、ハブ70に送られる各フォーム74は文書内に埋め込まれたスキーマ標識を含む。スキーマ標識は、所定の印刷色で文書に印刷された英数字の列である。英数字の列はハブプロセッサ76によって抽出され、フォーム74から残りのデータを抽出する際に適用される特定のデータ相関関係スキームを特定するために使用される。
図6は、買い手87が売り手86から商品を購入するための取引方法を模式的に示す。方法は、複数のデータフィールドが対応する複数の印刷色にそれぞれ関連付けられたデータ相関スキーム88を利用する。方法は、売り手86による買い手87からの商品の注文の受領と共に開始する。一実施形態では、注文は通信ハブ89を介して買い手87から売り手86に送信され、注文のフィールドはデータ相関スキーム88に従って買い手87によって着色されている。別の実施形態では、注文は電話、郵便、インターネット等の他の手段によって伝達される。
この好適な実施形態の動作例では、買い手であるXYZ社は、サイズ10、ブランドXのランニングシューズ5足を$40.00ドルの単価で売り手であるABC社に注文する。
注文を受け取ると、売り手は7つの予め選択されたデータフィールド内に含まれる商品配達データを含むフォーム90を以下のように印刷する。
Figure 2008535110
商品配達データの各要素は、関連する予め選択されたフィールドに基き、データ相関スキーム88に従って特定の印刷色でフォーム90に印刷される。フォーム90は仮想プリンタに印刷され、印刷ファイルを作成する。次に、印刷ファイルは売り手86から通信ハブ89のモデム98にデータストリーム91によって送信される。
別の実施形態では、フォーム90は送信者のコンピューター上で作成され、送信者はフォーム90をハブ89に設けられた遠隔仮想プリンタに印刷する。
ハブプロセッサ92はフォーム90を処理して商品配達データを抽出する。これは、特定の印刷色で印刷されたフォーム90から全てのデータを抽出し、データ相関スキーム88を使用して各フィールドを各商品配達データに関連付けることにより達成される。商品配達データが抽出されると、ハブプロセッサは特定の識別子(ID番号93)を決定する。次に、ハブ89は後の使用のためにID番号93と関連付けて商品配達データを保存する。
ID番号93はバーコードフォーマットに変換され、ハブ89から売り手86にデータストリーム94によって送信される。一部の実施形態では、フォーム90のコピーもバーコードと共にハブ89から売り手86に送信される。これにより、システムの停止時における手動の取り扱いが容易となり、取引方法の登録ユーザーではない事業者の助けとなる。
バーコードを受け取ると、売り手86はバーコードを紙に物理的に印刷し、商品95に添付するか、商品95に物理的に関連付ける。そして、商品95及び関連付けられたバーコードは、買い手87への配達のために売り手86から発送(96)される。
商品95を受け取ると、買い手87はバーコードを走査し、データストリーム97によってハブ89に送信する。データはハブプロセッサ92によって受信・処理され、特定の識別子に関連付けられた以前に保存された商品配達データを検索することができる。検索された商品配達データはハブ89から買い手87に送信される。この情報を受け取ると、買い手は受け取った商品と最初の注文を容易に照合することができる。
以上、本発明を実施形態を参照して説明したが、本発明の範囲内でさらなる変更や変形を行うことができる。
図1は本発明に係るシステムの概略図である。 図2は図1に示すシステムの別の実施形態の概略図である。 図3は図1に示すシステムの別の実施形態の概略図である。 図4は本発明に係るシステムの概略図である。 図5は本発明に係る通信ハブの概略図である。 図4は本発明に係る取引方法の概略図である。

Claims (25)

  1. 送信者と受信者との間のデータ通信方法であって、
    複数のデータフィールドが対応する複数の印刷色にそれぞれ関連付けられたデータ相関スキームを用意する工程と、
    少なくとも1つの予め選択されたデータフィールド内に少なくとも1つの値を有する電子フォームを印刷する工程であって、前記値を前記データ相関スキームに従って決定された印刷色で印刷する工程と、
    前記電子フォームを前記送信者から前記受信者に送信する工程と、
    前記値と前記印刷色を判断するように前記電子フォームを処理する工程と、
    前記値を前記予め選択されたデータフィールドと関連付けるように前記データ相関スキーム及び前記印刷色を処理する工程と、
    を含む方法。
  2. 前記印刷色はユーザーによって手動で選択可能である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記印刷色はRGBカラーフォーマットにおける3つの数値の指定によって手動で選択可能である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記電子フォームを印刷する工程が、
    ブランクフォームテンプレートを用意する工程と、
    少なくとも1つの予め選択されたデータフィールド内の前記少なくとも1つの値を入力するための前記ブランクフォームテンプレートの部分を定義する工程と、
    前記部分を前記印刷色でフォーマットする工程と、
    前記少なくとも1つの値を前記部分に挿入する工程と、
    前記フォームを印刷する工程と、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの値の1以上の色を単一の標準色に変換する工程をさらに含む、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  6. データ相関スキームを利用する複数のユーザーを特定する情報を有する通信ハブを用意する工程と、
    前記ハブにおいて前記ユーザーの1人から少なくとも1つの電子フォームを受信する工程と、
    前記ハブにおいて前記フォームを処理して受信者を決定する工程と、
    前記ハブにおいて前記情報を処理して前記受信者が前記データ相関スキームを利用するか否かを決定する工程と、
    前記受信者が前記データ相関スキームを利用する場合には、前記ハブから前記受信者に前記電子フォームを電子的に送信する工程と、
    を含む通信処理方法。
  7. 複数のデータフィールドが対応する複数の印刷色にそれぞれ関連付けられたデータ相関スキームを利用する複数のユーザーを特定する情報を有する通信ハブを用意する工程と、
    前記ハブにおいて、少なくとも1つの予め選択されたデータフィールド内に少なくとも1つの値を含み、前記値が前記データ相関スキームに従って決定された印刷色で印刷される少なくとも1つの電子フォームを前記ユーザーの1人から受信する工程と、
    前記ハブにおいて前記フォームを処理して受信者を決定する工程と、
    前記ハブにおいて前記情報を処理して前記受信者が前記データ相関スキームを利用するか否かを決定する工程と、
    前記受信者が前記データ相関スキームを利用する場合には、前記少なくとも1つの値と前記少なくとも1つの予め選択されたデータフィールドを抽出するように前記フォームを処理し、前記少なくとも1つの値と前記少なくとも1つの予め選択されたデータフィールドを前記ハブから前記受信者に電子的に送信する工程と、
    を含む通信処理方法。
  8. 前記受信者が前記データ相関スキームを利用しない場合には、前記フォームの物理的なコピーを印刷し、前記ハブから前記受信者又は第三者に送付する、請求項6又は7に記載の通信処理方法。
  9. 前記受信者が前記データ相関スキームを利用しない場合には、前記フォームを前記ハブから前記送信者に電子的に返送する、請求項6又は7に記載の通信処理方法。
  10. 前記電子フォームのコピーを前記ハブに格納する工程をさらに含む、請求項6又は7に記載の通信処理方法。
  11. 1以上のデータランクを各デジタル属性にそれぞれ関連付けるためのテーブルと、
    前記テーブルからのデータランクを文書内の情報部分に割り当てるためのインターフェースと、
    前記割り当てられたデータランクの前記関連付けられたデジタル属性を特定するために前記インターフェースに応答するプロセッサと、
    前記関連付けられたデジタル属性が前記情報部分に埋め込まれた前記文書をデータストリーム内に出力するために前記プロセッサと通信する出力装置と、
    を含む情報管理システム。
  12. 前記データストリームを受信するための入力装置をさらに含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記入力装置が前記情報部分を特定し、抽出するために前記埋め込まれた属性に応答する、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記入力装置が前記抽出された情報部分を処理するために前記テーブルに応答する、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記入力装置が、データベース、情報システム、二次文書、通信パッケージの1以上に前記抽出された情報部分を供給する、請求項13又は14に記載のシステム。
  16. 1以上のデータランクを各デジタル属性にそれぞれ関連付ける工程と、
    データランクを文書内の情報部分に割り当てる工程と、
    前記割り当てに応じて、前記割り当てられたデータランクの前記関連付けられたデジタル属性を特定する工程と、
    前記関連付けられたデジタル属性が前記情報部分に埋め込まれた前記文書をデータストリーム内に出力する工程と、
    を含む情報管理方法。
  17. 前記データストリームを受信する工程をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記受信工程が、前記埋め込まれたデジタル属性に応じて前記情報部分を特定し、抽出することを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記抽出工程が、データランクと各デジタル属性の関連付けに応じて前記抽出された情報部分を処理することを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記抽出された情報部分をデータベース、情報システム、二次文書、通信パッケージの1以上に供給する、請求項18又は19に記載の方法。
  21. 前記デジタル属性又は各デジタル属性が色彩マーカーを含む、請求項16〜20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記色彩マーカー又は各色彩マーカーがRGBカラーのバリエーションを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記バリエーションが実質的に目視で感知することができない、請求項22に記載の方法。
  24. 買い手による売り手からの商品の購入のための取引方法であって、
    複数のデータフィールドが対応する複数の印刷色にそれぞれ関連付けられたデータ相関スキームを用意する工程と、
    前記売り手が前記買い手による商品の注文を受信する工程と、
    前記売り手が少なくとも1つの予め選択されたデータフィールド内に商品配達データを含むフォームを印刷する工程であって、前記商品配達データを前記データ相関スキームに従って決定された印刷色で印刷する工程と、
    前記フォームを前記売り手から通信ハブに送信する工程と、
    前記ハブにおいて、特定の識別子と関連付けて前記商品配達データを保存する工程と、
    前記特定の識別子を前記ハブから前記売り手に送信する工程と、
    前記売り手が前記特定の識別子を物理的に印刷する工程と、
    前記特定の識別子を前記商品に物理的に関連付ける工程と、
    前記売り手が前記商品を前記買い手に配達するために発送する工程と、
    を含む方法。
  25. 前記買い手が前記商品と物理的に関連付けられた特定の識別子を受け取る工程と、
    前記特定の識別子を前記買い手から前記ハブに送信する工程と、
    前記特定の識別子を処理し、前記関連付けられた商品配達データを検索する工程と、
    前記商品配達データを前記ハブから前記買い手に送信する工程と、
    をさらに含む、請求項24に記載の方法。
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