JP2008534035A - 電気的な外科用機器 - Google Patents

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Abstract

【目的】この発明は、処置すべき組織の切断及び/又は凝固のための電気的な外科用機器に関するものであり、少なくとも、切断処置を行うために、その組織を通過させる電導用高周波電流のための切断用電極と、少なくとも、切断用電極へ高周波電流を供給するための電極供給装置とを備えている。この電気的な外科用機器の目的は、信頼度を増大させながら、切断処理が実行される一方、同時に、切断用電極の使用可能な寿命を延ばすことである。
【構成】この目的のため、切断用電極は、回転軸の回りに回転させることを可能とするように、電気的な外科用機器の上に搭載されており、少なくとも1つの切断領域を備えている。この切断領域は、回転軸の周囲を移動する螺旋カーブ又は同等の3次元カーブの形を有しており、これは、切断用電極が回転軸の周りを回転するときに、この部分が、組織からの定義された最小距離以下及び/又は限定された窓領域内に位置しているときには、組織の部分(断面)での長さにわたって動作可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、治療のために組織の切断や凝固を行う電気的な外科用機器に関するものである。
電気的な外科用機器は、長年、外科用高周波手術の分野において、生体組織を凝固させるか或いは生体組織を切断するために使用されている。凝固させる場合、高周波電流は組織を通過させることで蛋白質を凝固または脱水させるような変化をおこさせる。この場合には、組織は収縮し、血管が閉じて出血が停止する。(組織の)切断には、高電流が必要であり、流動的な組織の爆発的な蒸発とこれに伴い細胞膜が裂かれて開口するによって、組織は完全に切断される。
単極一電極及び双極電極の技術が生体組織の熱的治療法にために用いられている。
単極電極による技術の場合、電気的な外科機器のための高周波発生器によって印加される高周波(HF)電流は、異なる電極によって治療すべき組織へ適用させるようになっており、その電流は、中立的で無関係な電極を通りそこから高周波発生器へ戻るような状態で患者の生体内部を通過する。単位表面積当たりの密度が高い電流が治療のために異なる電極へ与えられ、一方無関係な電極には単位表面積当たりの電流密度は、異なる電極に比べて(重要に)大きく減少される。これは、対応する大規模な表面についての電気的に中立な電極の設計を行うことができる。単極電極での切断は、厚い脂肪組織を通して切断する、例えば特に大規模な切断のために好都合である。
双極電極での技術は、高周波電流を高い精度で適用すべき場合に使用される。一般に、双極電極装置は、明確な方法で(関節のような方法で)互いに連結された2つの把持部と、中央(基部)に近いほうの端部に配置された前述の把持部を取り扱うための取り扱い装置と、を備えている。取り扱うべき組織を通り高周波発生器からの高周波電流を導通させるため電極部は、把持部の末端に配置されている。このため、電極部は、電力供給装置を経由して高周波発生器と接続されている。この電極部は、一般に、取り扱う組織の保持及び把持のために適したように設計されている。双極電極装置の電極部間で電流経路をショートさせることにより、患者の体を通り長い距離を流さないので、単極電極装置の場合に比べて、電流経路はよりうまく計算させることができる。
特許文献1には、内視鏡的な外科手術のための双極電極での凝固及び切断装置が開示されている。管部が軸方向に移動可能な手段よって動くことができるように配置された2つのブランチがある。そのブランチは内部にそれぞれ穴の領域を形成した平らな凝固用電極を有しており、この凝固用電極は処理すべき組織を保持するとともに凝固させるために互いに末端部が反対側にある。しかも、ロッド形状の切断用電極は、管部の手段で同様に動くことができるように配置されているとともに、穴領域を通る凝固用電極間でクランプされた組織を攻撃するようになっている。管部の連続した線形移動の結果、切断用電極は、はさみで切断するのと同様に、所望の切断ラインで完全にカバーされるまで、取り扱うべき組織にずっと近づいて行く。
電気的な外科手術装置の切断用電極での切断領域は、前述した特許文献1に示すように、単極電極技術の場合と双極電極技術の場合とにおいて存在し、絶えず、高いストレスに晒されている。というのは、電極を装着することが薦められた電極での切断処置のために、高密度の電流が必要であるからである。
他の電気的な外科手術装置には、凝固面が小さいので同時に起こる凝固が十分に実行できない程度の極端に小さな切断用電極(例えば、針状の電極)がある。特に、血管などの空洞組織の場合には、標的部分での熱的な溶融を行わせるためには非常に困難である。
電気的な外科手術装置は、しばしば、機械的に動作させなければならない切断用エッジに形成されている。首尾よく凝固させた後で、処置された組織は、切断用エッジにより完全に切り開くことができる。また、外科手術に適用されるべき効果としては、この場合は切断している間であるが、短時間後にのみ切断の質が大きく低下するという結果をともなった、切断端部における高い程度の被覆をもたらすということである。従って、切断用電極は、土台が頻繁に置き換えられなければならず、そしてこの土台は、結果的に、しばしば比較的複雑な構造であるので面倒である。あるケースでは、完全な電気的な外科手術装置を使用するのがもはや無駄となり得るかも知れず、従って、完全に置き換えられなければならない。
WO99/37228号公報
従って、この発明の目的は、上記したタイプの電気的な外科手術装置を改良することであって、その結果、切断処置は信頼度が向上し、同時にその一方で、切断用電極での使用可能な時間が増大可能となる電気的な外科用機器を提供することである。
また、この発明の目的は、請求項1により電気的な外科手術装置を実現することである。
特に、その目的は、処置すべき組織の切断用及び/又は凝固用の電気的な外科手術装置であって、切断処置を行うために前記組織を通過して高周波電流を伝導させるための少なくとも1つの切断用電極と、切断用電極に対して少なくとも高周波電流を供給するための電極供給装置とを備え、前記切断用電極は、回転軸の回りを回転可能とするために電気的な外科用機器に搭載されており、少なくとも、1個の切断領域を備えており、前記切断領域は、回転軸の回りを移動する、螺旋カーブ或いは類似する3次元カーブを形成しており、そして、切断用電極が回転軸の回りを回転するときに、この断面が、限定された窓領域の内部で前記組織から制限されている最小距離以下であるときに、組織の断面での長さにわたって動作可能となるように位置していることを特徴とする電気的な外科用機器を実現することである。
本発明のキーとなる点は、以下にある。即ち、切断用電極の形状により、広い切断領域が利用可能であり、そこにはそれぞれ切断電極の回転により使用される最良の領域がある。これは、電気的なアークを治療すべき切断領域の個々の部分と組織との間でのみ発生させることができるとともに、これによって、これに続く切断工程が行われるということを意味する。これは、任意の被覆は個々の部分に分布させることができ、その結果、切断用電極の使用可能な寿命が伸びている。電流を変換させた高周波数で切断させる場合に、もし、実際に動作する電極と組織との間での電圧が、電気的なアークが点火できる程度に高ければ、組織を通しての切断が可能となる。そして、もし、切断領域が組織にわたってあるならば、切断領域と組織とが十分に小さいところであれば、電気的なアークは、いたる所で点火できる。従って、電気的なアークが点火できる切断領域のエリアは、切断領域の動作部分である。
動作部を備えた切断用電極の形状によれば、処置すべき組織を線状に切断の発生は、切断用電極の回転によって可能となる。線状切断動作を実現するために、回転動作が根本的に用いられており、単位長さ当りの回転数が十分に高い場合に(下方への)収縮が発生している。そのため、特に、正確な切断が行われ、これはとりわけ長さを短縮する場合に非常に有利である。切断領域を形成するために3次元曲線がある回転数で究極的に定義されている以上、切断速度、即ち、組織を横切って移動する作動部での速度は、回転数を用いて調整することができる。作動部の切断速度は、回転数が一定のままであれば、単位長さ当りの回転数に反比例する。またこの場合、切断長さの全体にわたる個々の電気的なアークの進行は、らせん状の収縮効果により、遅くなる。
最初の好ましい具体例は、螺旋形のロッド状部を取り囲むように切断用電極が設けられており、その切断領域はロッド状部について螺旋曲線状に形成されているとともに、螺旋曲線に沿った切断領域は切断用電極が回転するときにロッド状部に沿って移動する。切断領域に対する螺旋カーブは、特に、この方法で作り出すのが容易である。その中に、ロッド状部は、少なくとも、ひとつの切断領域の表面に沿って或いはエッジに沿って移動するような状態で、巻き取られることができる。もし、その部分がそのエッジに沿って移動するならば、高密度電流がその部分で流れる。
さらに、好ましい実施例としては、切断用電極は、螺旋形状に形成された両端の上にねじれた表面要素を取り囲んでおり、螺旋カーブに沿った切断領域の部分は切断用電極が回転するときに表面要素に沿って移動する。こうして、切断領域は、特に、簡単な方法で、螺旋のライン形状を形成するように移動させることができる。さらに、このような方法で形成された切断用電極は、極めて安定した状態にあり、高レベルでの機械的なストレスにも耐える。
また、上記したロッド状部は、ねじられて、4箇所の切断領域が極端な螺旋曲線を形成するように配置させることができ、切断用電極が回転するときに、螺旋カーブに沿った切断領域での動作部分は、それぞれロッド状部に沿って移動する。
切断用電極は、原則として、任意の3次元曲線として形成される。例えばその描く3次元曲線とは、円錐形の包絡線或いはこれと同様な幾何学形状である。
切断用電極は、好ましくは、少なくとも1巻きを含むもので形成されており、好ましくは、正確に1回巻きの部分を備える。また、好ましくは、切断領域のひとつの動作部は、かくして、組織と相互作用を行い、理解できる方法で、切断は正確に実施される。
他には、また、切断用電極が、中空円筒形状体、或いは螺旋形の切断領域が配置された、棹状の3次元的な材質として形成される。その中には、電気的に絶縁された方法で、中空体或いはそれ自体が3次元的な材質を与えることができる。もし、中空体或いは3次元的な材質が、表面領域の上に与えられた絶縁層を含んでいる電気的に導電体で形成されると、螺旋形の切断領域は、このため、絶縁層が部分的に除去されることによって、例えば、削ったり、電気的なアークによって形成された切断処置を介して、晒される。このような方法で形成された切断用電極は、特に立体材料を使用する場合に、極端に安定しており、被覆するための抵抗である。
好ましくは、明確な方法で互いに連結された2つのブランチが設けられており、このブランチは、クランプ用具又は切断用具によって動作できるようになっており、従って、処置すべき組織を保持するために、そのブランチには、それぞれ、少なくとも一つの保持部を備えている。組織の把持は、切断が正確にこのような方法で実行されるために、固定することが要求されている。組織は保持部の間でクランプされるという事実により、保持装置は、切断用電極が処理すべき組織を邪魔しない方法で掴みながら相互作用することができるような方法で、形成されていなければならない。高周波電流による切断は、切断スパーク、即ち電気的なアーク手段を利用し、実質的に、接触自由な方法で行われている。その結果、切断用電極は、それ自体について回転自在となるようにのみ配置され、その他には、動かない状態で搭載される。従って、少なくとも、保持部の一つは、切断用電極に対する受動/通過領域を含んでおり、受動領域は保持手段の中または上にある切断用電極の搭載のためのものである。一方、通過領域は、切断スパークが処理すべき組織へ接近可能としている。これは、電気的なアークが、切断用電極と保持装置にクランプされた組織との間で、通過領域を横切って形成できる、ということを意味する。もし、現在、切断用電極が、回転軸を中心として回転しているならば、切断領域の動作部は、通過領域に沿って移動し、クランプされた組織が切断される。
前記受動/通過領域は、好都合なことに、限定された窓領域を含むような方法で形成されている。例えば、もし、高周波切断電流或いは高周波切断電圧が制御され、組織に対して最小限に限定された値以下になると切断領域が組織に対して動作可能となるならば、受動/通過領域は、保持装置によって保護されている切断用電極の障害物のように設計されなければならない。同時に、その組織の十分な固定動作は、確実でなければならない。この場合、この受動/通過領域の構成に関しては、これ以上のさらなる要求も課してはいない。しかしながら、もし、切断用電極の動作部での動作がその構成、特に、受動/通過領域の大きさに関して、依存するならば、これは、限定された窓として好ましく形成されている。その限定された窓の領域は、切断を行うべき組織領域のうえにのみ露出されている。残った組織は、電流がそこに適用させることができない窓領域を特定する保持部によってカバーされている。切断用電極が回転すると、窓領域に沿って動作部が移動する。その限定された窓領域は、切断領域は正確に限定されているので、極端に正確なガイドを行う。さらに、切断行為は、例えば、治療すべき組織(当然ある範囲内にある)から切断領域までの距離の関数として設定された電流の強さや電圧などのような、他のパラメータに広く依存しない。
実際の使用方法では、保持装置は、各ブランチにおいて、保持部として、組織を通過して凝固させるために、凝固電流を誘導させるための第1、第2の電極を備えており、その結果、電気外科的な装置には、主に双極電極装置が設けられている。実際に切断する前に、例えば血液などの保持された組織は、最初に凝固させることができ、その後、切断用電極によって切除される。それで、切断用電極は、切断処置の間、凝固用電極の一方と相互作用を行う。中立電極を備えた切断用電極の相互作用は、既に上述したように、同様に可能である。
前記受動/通過領域は、好ましくは、切断電極の方向に面した上面領域に、少なくとも絶縁層を備えており、その切断電極は、受動/通過領域と、切断処置の間の双極電極装置を形成する切断電極とを備えた電極に対して、反対側にある。こうして、受動/通過領域を含んだ電極と切断用電極との間では、いかなる切断処置も起きないことが確保される。
もし保持装置が2つの凝固用電極を備えているとしたら、その第1、第2電極と切断用電極は、例えば、第2電極は第1電極と切断用電極との間に形成されるような状態で、互いに相対して配置されている。この場合、これは、切断用電極が保持装置の下方又は外側に広がっている。処置すべき組織は、そこで第1、第2電極によりクランプされ、第1ステップにおいて凝固される。凝固処理の間、切断用電極は動作しない。第2ステップにおいて、切断処置は、凝固組織の上の切断用電極により行われる。切断用電極へのアクセスを可能とするために、少なくとも、第2電極は受動/通過領域を含む。切断用電極の方向に形成された受動/通過領域の表面領域は、同様に、絶縁層を含む。切断用電極と第2電極との間の相互作用、例えば、制御されていないスパークが防止されている。第1電極と切断用電極は、切断処置の間、双極電極装置を形成している。この実施形態の場合、同様に、受動/通過領域は、好ましくは限定した窓として形成される。
勿論、切断用電極は、同様に、上記した保持装置の上に配置させることができ、第1電極は、受動/通過領域と窓領域を含むか、受動/通過領域又は窓領域を含む。
代わりに、切断用電極は、凝固用電極の一つの内部に搭載されている。この目的のため、第1電極、第2電極、及び切断用電極は、切断用電極が、第1、第2電極間に形成されるような状態で、互いに相対するように配置されている。従って、この実施形態では、切断用電極は、凝固用電極の間(或いは、保持部の間)に配置されており、例えば、機械的な圧力から保護されている。このため、第1電極又は第2電極は、受動/通過領域を備えており、この受動/通過領域には、受動/通過領域とは反対側の電極と切断用電極は、切断処置の間、双極電極装置を形成するように、切断用電極の方向の表面領域に絶縁層を設けている。受動/通過領域は、好ましくは、限定された窓領域となるような状態で、形成されている。かくして、正確な切断ガイドが確保されている。
さらに、好ましい実施形態として、保持装置は、保持部、さらに、電気的な絶縁部としての電極を備え、その電極と切断用電極は、切断処置の間、双極電極装置を形成するような状態で、互いに相対して配置されている。上記した全ての変形例は、この実施形態で製造することができる。これは、切断用電極が保持部との間に配置されるか、その上又は下に配置されることを意味する。もし、保持部が電気的な絶縁部として形成されるならば、その後、明らかに、絶縁層はこの要素と切断用電極との間に配置する必要はない。これは、切断用電極のための、受動/通過領域及び窓領域、或いは、受動/通過領域又は窓領域は、特に容易に形成される、ことを意味する。
通過領域、特に限定された窓領域の大きさを変化させることにより、各種の可能な治療方法が実現可能となる。例えば、表面の凝固は、特に、保持部を凝固用電極として構成する場合には、より狭い窓領域が広げられる。これは、処置すべき組織の凝固について最適な条件を確実にする。反対に、必要とする切断エネルギーを減ずることができる程度で、より広い窓領域とより広い通過領域を持った凝固処置の間、湿度は、処置すべき組織内に保持される。
代わりに、2つの絶縁保持部によって保持装置を形成することができる。その保持装置は、クランプのみに使用され、処置すべき組織を固定する。一方、切断用電極に対して向かい側の電極は、例えば、患者を締め付ける中立電極として、形成される。
本発明による解決法では、処置すべき組織を移動させるため、及び/又は、処置すべき組織を受動/通過領域へ導くために、受動/通過領域の方向に突出した領域を含む受動/通過領域とは向かい合っている保持部を備えている。これは、例えば、切断スパークの改善された案内によって、切断ガイドを特定させることができる。さらに、組織内の湿度は、要求される切断エネルギーを減じることができるように、より長い時間残る。
好ましい実施例では、それぞれ、組織をつまんでいる間、保持部の間で予め張力が付与されるように、そして、切断処置は、切断用電極により予め張力が付与された上で、実行される。この組織は、両側の端部領域の方向において、張力付与された領域によって、例えば硬くするように引張される。張力が付与された組織は、より正確に、かつ、明確に切断することができる。何故ならば、組織の繊維は、それ自身、切断方向に対して横切る方向に配列されており、この場合、組織はより薄くなる。
張力の効果は、さらに、保持部に関する表面プロファイル(外形・輪郭)でさらに強まる。このため、プロファイルは、好ましくは、少なくとも、張力領域の上で端部領域に形成されており、張力付与によって限定された領域の張力方向での組織を追加的に動かし、この張力方向に対抗する組織の戻りを防止している。
張力効果を支持する表面形状は、好ましくは、鋸の歯の形状を形成している。その歯の形状は、例えば、両ブランチを一緒に持ってくる間、組織内部へさらに到達し、張力方向においてこれを通過させる(通す)。かくして、その組織における張力は、非常に増大する。しかしながら、それは組織への損傷が形状によって保護され、その結果、その歯は円形状のノブのように形成されている。
張力付与領域の一つは、好ましくは、少なくとも、第1中央部で凸状にカーブしており、これと反対の張力付与領域は、少なくとも第2中央部で凹状にカーブしている。かくして、その張力付与領域は、両ブランチが一緒にまとまると、互いに、積極的にロックするような状態で、実質的に合致(嵌合)する。その張力付与領域が曲がっている結果、組織の張力は、簡単な方法で可能となる。何故ならば、この組織は、カーブした領域で拡張しているからである。積極的にロック状態とした結果、両ブランチの間に張力が付与された状態である間、その組織は、ロック状態が確保されている。
切断用電極の回転動作を可能とするために、回転駆動装置が電気的外科的な装置に適用されている。かくして、例えば、これに加えて、電気的な駆動のようなものを備えることで、その回転は、注意を払うべき操作者なしで自動的に行われる。
さらに、本発明の実施例は従属するクレームから明らかになるであろう。
本発明は、さらに、以下に、図面を参照しながら一層詳細に説明された例示的な実施形態が参照用として記載されている。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一機能を有する部分には、同一符号を付す。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態に係る保持部と電極装置を備えた電気的な外科用機器10を示す斜視図である。電気的な外科用機器10は、開口した本体の上に組み付けて形成されており、生体組織80の処置に対して(提)供される。同図において、電気的な外科用機器10の2つのブランチが参照番号15,16で指定されている。ブランチ15、16は、互いに軸17で連結されており、この回りを回転する。これらのブランチ15、16は、先端部11、12に第1保持部30及び第2保持部40を備えており、この第1、第2保持部30、40は、互いに反対側にあって、処置すべき組織を保持するとともに固定するために設けられている。さらに、螺旋状の切断用電極50が設けられており、第1、第2保持部30、40の下方に配置されている。切断用電極50は、回転軸を中心として回転可能であり、好ましくは、回転駆動手段21が電気的な外科用機器10に設けられている。この場合、回転駆動手段21は、手動輪21´を介して作動するものであり、操作者は、例えば、回転切断用電極50を手先で動作させることができる。この切断用電極50の構成により、螺旋カーブに沿って形成された大きな切断領域51(図2参照)が利用可能である。そして、切開が、その切断領域の内でのみで切断用電極50の回転によって可能となる。これは、切断用電極50での利用可能な寿命を増大させながら、分布させるべき切断領域の個々の部分に対して、装着させることができる。これは、従来の圧力点を移動させる電極(例えば、針状電極)に比べて、使用可能な寿命が増大することを意味する。
1次元の移動動作を実現するためには、回転動作が最終的に利用されており、かくして(下方への)収縮(縮小)は、単位長さ当りの十分な高い回転数での場合に発生する。従って、特に、正確な切断が行える。これは、とりわけ、非常に短距離での場合に有利である。切断領域を形成するための3次元曲線は、最終的に、ある回転数に限定されているので、切断速度、即ち、組織を横断して移動する動作部分の速度は、回転数を利用して設定できる。動作部の切断速度は、回転速度はそのままの状態で、単位長さ当たりの回転数に逆比例する。全切断長さにわたる個々の電気的なアークの進行は、この場合、螺旋収縮効果によりゆっくりとなる。切断用電極50の追加説明として、引き続いた図面での説明がなされる。
さらに、ハンドル18、19は、電気的な外科用機器10のそれぞれ基端部13、14に設けられている。ブランチ16の基端部14は、電力接続部或いは電力供給装置20において、電気的な外科用機器10へ接続させるために、高周波電圧を発生する高周波発生器(図示せず)へ端部が接続されており、その結果、例えば電気的な外科用機器10において、少なくとも、切断用電極50とつながっている電気的な配線(図示せず)を通って、高周波電流が供給されている。その代わりに、両ブランチ15、16でも電極供給が可能である。
本実施形態において、保持部30、40は、第1凝固用電極及び第2凝固用電極が互いに向かい合った状態で、凝固用電極を形成している。これは、凝固処理の間、双極電極装置を形成する凝固用電極において、固定された組織を通って切断する前に、凝固を可能としている。それで、切断用電極50が電気的な外科用機器10に対して第3電極として装着されており、この場合、それゆえ、凝固用電極である保持部は、切断処理の間、切断用電極を備えた双極電極装置が同様に動作可能となるように、形成されなければならない。
原則として、また、保持部30,40は、電気的絶縁装置として形成でき、かくして、処置すべき組織を固定させるためだけに作用させる。それで、異なった電極としての切断用電極50は、患者に対して装着される、異なる中立電極(図示しない)と一緒になって、単極電極装置を形成するだろう。かかる装置の正確な形状(構成)は、次の図面を参照しながら説明する。
既に上述したように、図1に示す電気的な外科用機器10は、開放した生体の上に形成される。また、本発明によれば、切断用電極50の原理は、内視鏡、例えば腹腔鏡検査装置などの場合に対して適用できる。それで、例えば、ブランチ15、16を閉じた保持部30、40と切断用電極50とは、シャフト或いはコントロールユニットに締め付けたハンドルを介して動作させる必要があり、その結果、保持部と切断用電極の作動はこれらを介して制御される。
また、図2は、図1に示す好ましい第1の実施形態に係る、保持部及び/又は電極装置の拡大斜視図である。ここでの具体例では、保持部30、40は、例えば、第1凝固用電極30aと第2凝固用電極40aのように、凝固用電極として形成されており、例えば、第1凝固用電極30aが、逆に、即ち、ブランチ15、16が閉じたときに、第2凝固用電極40aをカバーする。その中で、第2凝固用電極40aは、凸状カーブを形成し、凸状に形成された第2凝固用電極40aとは反対側にある第1凝固用電極30aは、凹状を形成する。この方法で、第1、第2凝固用電極30a,40aは、ブランチ15、16が閉じたときに、互いに実質的に、積極的にロック状態となるように合致・嵌合する。第1、第2凝固用電極30a,40aがその第1、第2凝固用電極30a,40aの端部領域の方向にカーブしているので、その組織は、引っ張られ、即ち、広げられて硬くなる。従って、第1、第2凝固用電極30a,40aは、緊張領域31、41を形成する。これは、その組織の繊維が切断方向に対して横切るように配列し、その処置工程においてより薄くなるので、組織の切断をより正確に行わせることが可能となる。積極的なロック状態の結果、そこでの組織は、第1、第2凝固用電極30a,40aの間の緊張状態の中で、固定される。本実施形態の具体例において、第1、第2凝固用電極30a,40aは、実質的に、専ら緊張領域31、41を発生させている。逆に、緊張領域を形成できるのは、この電極部分だけである。
代わりに、張力領域は、異なる曲率半径で形成され得る;凹状に形成された張力領域のカーブ半径は、例えば、凸状に形成された張力領域よりも広い。それで、その曲線は、先端の軸線方向に移動し、その結果、先端間に保持され軸線方向に対して垂直に移動しているその組織は、張力領域の中央部に向けて増大している圧力により保持されている。クランプされた組織は、この場合、張力領域の間で増大する圧力により、特にロック状態が確保されていることが有利である。電極部分より外側の把持された組織のすべりは、かくして、除外されている。さらに、凝固処理の間、その組織の囲い込みの確保が、強力な把持力で高圧力が集中する領域において、行われる。
図2によれば、切断用電極50は、第2凝固用電極40aの下方に配置されており、即ち、この第2凝固用電極40aは第1凝固用電極30aと切断用電極50との間に設けられている。このような配置のために、切断用電極50は、保持部の間又は凝固用電極の間でクランプされている組織に接近することができる。実際の使用においては、切断用スパークによって非接触での切断を行うことができ、切断電極は、その周りを回転のみ自在に行えるように配置され、或いは動かない状態で搭載される。従って、第2凝固用電極40aは、受動/通過領域60と、切断用電極50を搭載させるために設けられている受動領域61とを備えている。一方、通過領域62は、切断用スパークが処置すべき組織に接近することを可能としている。これは、切断用電極50は、切断用領域51の部分のみがクランプされた組織へ運ばれているが、その組織では、切断用電極50と保持装置(保持部)においてクランプされている組織との間で、電気的なアークが、通過領域62を横切るように発生しており、その全切断用領域51を処置するために、回転軸52の周りを切断用電極51が回転することを意味する。
通過領域62は、限定された窓領域63として正常に設けられているか、少なくとも、限定された窓領域63を備えている。これは、通過領域62が、クランプされた組織の上の望む組織の領域を露出させるように配置されていることを意味する。これは、切断用電極50と切断処置のための組織との間で、相互作用を行うことができる。制限された窓領域63は、極度に精度の高い切断ガイドを可能とするものであって、これは、切断領域について正確に境界が定められているからである。さらに、切断処置は、例えば、設定された電流或いは電圧の強さは、処置すべき組織から切断用電極50の切断領域51までの距離の関数のように、主としてほかのパラメータから独立している。
しかしながら、もし、切断領域51の動作部分が、組織に対して限定された最小距離以下であるときに、その組織に対して動作可能となるように、高周波切断電流或いは高周波切断電圧が制御されていれば、受動/通過領域60は、切断用電極50の障害が保持装置によって防止されているような構成でなければならない。これにも関わらず、組織の十分な固定状態が確保されなければならない。
凝固処理の間、第1凝固用電極30aと第2凝固用電極40aは、双極電極装置として作用し、好ましくは、切断用電極50は電気的には中立である。しかしながら、切断処置の間、切断用電極50は、受動/通過領域60を介して第2凝固用電極40aと相互作用を行うとともに、制御されていないスパークがもたらされるであろう。従って、このような好ましくない影響を防止するために、第2凝固用電極40aは、切断用電極50の方向に形成されている表面領域の絶縁層65を備えている。これは、受動/通過領域60が、実質的に、絶縁層65で適用させている。それで、切断処置の間、第1凝固用電極30aと切断用電極50は双極電極装置を構成している。
図2は、切断用電極50が螺旋形状のロッド部を取り囲んでおり、切断領域51はロッド部の螺旋カーブのように形成されており、切断領域51の部分は、切断用電極50が回転するときにロッド部に沿って螺旋状に移動する、状態を示す。このロッド部は、回転軸52の回りを回転するように設けられている。そして、ロッド部は、切断領域51が切断領域の表面或いは端部に沿って移動するような状態で、巻かれている。もし、その部分が端部に沿って移動すれば、高電流密度がその部分に付与される。
図3は、図2における保持部及び/または電極装置の正面断面図を示すものであり、処置すべき組織80は、第1凝固用電極30aと第2凝固用電極40aとの間でクランプされている。クランプされている組織80は、切断用スパーク70で分離(分割)されている。
本発明に係る保持部及び/または電極装置の好ましい第2の実施形態を、図4に示す。保持部30、40は、この場合、処置すべき組織が保持部30、40の間でクランプできるように、カーブした状態に形成されている。図4は、切断用電極50が、ねじれた表面要素に取り囲まれている。そして、その表面要素の上の2つの切断領域51、51´の端部は螺旋状に形成されており、この螺旋カーブに沿った各切断領域51、51´の部分は、切断用電極が回転すると、表面要素に沿って移動する。このような状態で形成されている切断用電極50は、非常に安定しており、それゆえ、広い範囲での機械的なストレスに耐え得る。切断用電極50と第2保持部との間での相互作用を防ぐため、切断用電極50の方向に面した第2保持部40の表面領域上、或いは受動/通過領域60の上にある明確な絶縁層は、この場合設けられていない。なぜならば、保持部、例えば、電気的な絶縁保持部40bは形成されていない。かくして、相互作用は、排除される。この実施形態では、切断用電極50と第1電極30aは、切断処置を行うために双極電極装置を形成している。
保持部40は、代わりに、電極として設置することができ、受動/通過領域は絶縁層に適用できるであろう。さらに、図1で示してあるように、双方の保持部30、40は、電気的な絶縁材料で形成され得るだろう。その結果、切断用電極は、電気的な外科手術装置における単一電極として形成される。それで、患者に装着される中立電極は、切断用電極とともに単極電極装置を形成するであろう。
図5は、第3の好適な実施形態に係る保持部及び/または電極装置の斜視図を示す。この装置は、実質的に、図2から図4に示す同装置に対応するものであり、この装置は、上述した変形例に従って、同様に形成することができる。しかしながら、この例示する具体例では、保持部40は、受動/通過領域60とは反対に、処置すべき組織を運搬するため及び/又は処置すべき組織を受動/通過領域60へ導くための受動/通過領域60の方向に、突出領域32を備えている。これは、指定されたところへのガイドを削除することができる。というのは、例えば、望ましくは通過領域62の内部でのみ切断用スパークが発生するからである。さらに、その組織の水分は、必要な切断エネルギーを減ずることができる程度に、長期間にわたり通過領域42に残留している。
図6及び図7は、既に図2から図5によって説明されているように、それぞれ、切断用電極50を個別に示すものである。
さらに、好ましい第4実施形態として保持部及び/または電極装置を図8に示し、好ましい第5実施形態を図9に示し、好ましい第6実施形態を図10に示し、好ましい第7実施形態を図11に示す。これらの図面は、正面からの保持部及び/または電極装置を示すものであり、一部を示す概略図である。これらの図面に示す保持部は、既に叙述したように、それぞれ、凝固用電極及び/又は電気的な絶縁部として形成されている。
図8は、保持部30、40の外形に関して実質的な垂直断面を示す。例えば、保持部は第1凝固用電極30a及び第2凝固用電極40aとして形成されている。この場合、第2凝固用電極40aは、切断用電極50に対する受動/通過領域60を備え、受動/通過領域60は、実質上、通過領域62で構成されている。従って、ここでは円形で示す切断用電極50は、第2凝固用電極40aの下方に搭載されている。切断用電極50と第2凝固用電極40aとの間で相互作用するのを防止するために、第2凝固用電極40aは、実質的に、切断用電極50に向いている表面上で、受動/通過領域60上に絶縁層65を備えている。かくして、切断用電極50と第1凝固用電極30aは、切断処置の間、双極電極装置を形成している。第1凝固用電極30aは、受動/通過領域60の方向において、処置すべき組織を運ぶために及び/又はその組織を受動/通過領域60へ導入させるために、突出領域32を備えている。
図9によれば、保持部30、40及び切断用電極50は、実質上、図8のものと同じである。この場合、また、保持部は、第1凝固用電極30a及び第2凝固用電極40aとして形成されているが、曲線形状を有しており、それゆえ、張力領域31、41は、処置すべき組織の固定用及び硬化用に関して説明されている。受動/通過領域60は、保持部30、40の表面を保持する方向から離れる表面側の方向において、漏斗形状を呈しており、その結果、切断用電極50は、第2電極内部で保護されるように装備されている。
次に、図10において、実質的に、垂直断面での保持部30、40が示されている。切断用電極50は、第1保持部30と第2保持部40との間で、このように形成されており、例えば、受動/通過領域60は第1保持部30内部で、ここに配置されている。この場合、第1保持部は電気的な絶縁部30bとして形成されているとともに、第2保持部は第2凝固用電極40aとして形成されており、切断用電極50は第2凝固用電極40aを備えた双極電極装置を形成している。
図11は、実質上、図10に対応するものであり、ここで、保持部は、第1凝固用電極30a及び第2凝固用電極40aとして形成されているとともに、張力領域31、41を備えている。受動/通過領域60は、第1凝固用電極30aの中に配置されており、絶縁層65として適用されている。これは、切断処理の間、切断用電極50が第1凝固用電極30aと相互作用するのを防止している。
保持部の構成に関係なく、切断用電極50は、それ自体、それぞれ、回転軸52の回りを移動する螺旋カーブを形成しているか同じ3次元曲線を形成しており、その結果、巻かれたロッド部或いは捩れたシートとして、例えば、巻かれたロッド部を取り囲む。
これらの図に示す受動/通過領域60は、制限された窓領域63を形成するように、好ましい大きさに形成されている。かくして、切断処置の間、常に、限定された組織のみに接近できるように確保されている。
また、ほかの構成としては、切断用電極と受動/通過領域とを設けることができる。特に、受動/通過領域は、電気的な外科手術器具に関する交換可能な要素として、追加的に、その上またはその中に形成することができる。即ち、電気的な外科手術装置が、電極と同様に、受動/通過領域のための明らかな要素(従って、予め限定された窓領域が、例えば変化可能となる)を備えている。しかしながら、要素64は、巻装された切断用電極50の概略を示す図12についての具体的な実施形態を記載しているように、実質的に回転可能な楕円の包(おおい)として説明している、カーブした保持要素としてのみ、形成することができる。
例えば、電極50は、受動/通過領域60のため、対応する桶形の要素64に配置されており、この要素64は、例えば電気的な絶縁部として或いは電極として形成されている。その実施形態によれば、中立電極、或いは桶形の要素64を移動させるさらなる電極(図示せず)が対抗電極として設置でき、その結果、処置すべき組織は、要素64と更なる電極との間でクランプされる。通過領域62は、好ましくは、制限された窓として形成される。桶形の要素64によれば、窓63は、例えば正確な切断が曲がった窓領域に沿って行えるように、カーブさせて形成させることができる。切断用電極50は、回転駆動装置とその要素のガイド54に搭載された駆動シャフト53とにより回転される。
この点で、上述した全ての部分は、本質的には、それ自身により若しくは、任意のそれらの結合によって、発明に対してクレーム化されており、特に、詳細は図面で示す。これらの変形は、当業者によって熟知されている。
本発明の好ましい第1の実施形態に係る保持部と電極装置を備えた電気的手術装置を示す斜視図である。 本発明の好ましい第1の実施形態に係る保持部と電極装置を示す斜視図である。 本発明の好ましい第1の実施形態に係る正面からの保持部と電極装置における断面図である。 本発明の好ましい第2の実施形態に係る保持部と電極装置を示す斜視図である。 本発明の好ましい第3の実施形態に係る保持部と電極装置を示す斜視図である。 本発明の切断用電極を示す斜視図である。 本発明の他の切断用電極を示す斜視図である。 本発明の好ましい第4の実施形態に係る保持部と電極装置を示す断面図である。 本発明の好ましい第5の実施形態に係る保持部と電極装置を示す断面図である。 本発明の好ましい第6の実施形態に係る保持部と電極装置を示す断面図である。 本発明の好ましい第7の実施形態に係る保持部と電極装置を示す断面図である。 本発明の好ましい第8の実施形態に係る電極装置を示す斜視図である。
符号の説明
10 電気的な外科用機器
11 先端部
12 先端部
13 基端部
14 基端部
15 ブランチ
16 ブランチ
17 軸
18 ハンドル
19 ハンドル
20 電力供給装置
21 回転駆動手段
21´ 手動輪
30 第1保持部
30a 第1凝固用電極
30b 絶縁部
31 緊張領域
32 突出領域
40 第2保持部
40a 第2凝固用電極
40b 絶縁保持部
41 緊張領域
50 切断用電極
51 切断領域
51´ 切断領域
52 回転軸
53 駆動シャフト
54 ガイド
60 受動/通過領域
61 受動領域
62 通過領域
63 窓領域
64 桶形の要素
65 絶縁層
70 切断用スパーク
80 組織

Claims (13)

  1. 処置すべき組織の切断用及び/又は凝固用の電気的な外科用機器であって、
    切断処置を行うために前記組織(80)を通過して高周波電流を伝導させるための少なくとも1つの切断用電極(50)と、
    切断用電極(50)に対して少なくとも高周波電流を供給するための電極供給装置(20)とを備え、
    前記切断用電極(50)は、回転軸(52)の回りを回転可能とするために電気的な外科用機器(10)に搭載されており、少なくとも、1個の切断領域(51)を備えており、
    前記切断領域は、回転軸(52)の回りを移動する、螺旋カーブ或いは類似する3次元カーブを形成しており、そして、切断用電極(50)が回転軸(52)の回りを回転するときに、この断面が、限定された窓領域(63)の内部で前記組織(80)から制限されている最小距離以下であるときに、組織(80)の断面での長さにわたって動作可能となるように位置している
    ことを特徴とする電気的な外科用機器。
  2. 請求項1に記載の電気的な外科用機器であって、
    前記切断用電極(50)は、螺旋形状のロッド部を取り囲み、
    前記ロッド部で螺旋曲線として形成され、
    前記切断切断用電極(50)が回転すると、螺旋曲線に沿った前記切断領域(51)の断面は前記ロッド部に沿って移動することを特徴とする電気的な外科用機器。
  3. 請求項1又は2に記載の電気的な外科用機器であって、
    前記切断用電極(50)は、ねじれた表面要素を取り囲んでおり、
    その表面要素の上で、2つの切断領域(51、51´)の端部が螺旋カーブを形成しており、
    螺旋カーブに沿った前記切断領域(51、51´)の断面は、切断用電極が回転するときに、前記表面要素に沿って移動することを特徴とする電気的な外科用機器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の電気的な外科用機器であって、
    前記切断用電極(50)は、少なくとも、1巻きからなるもので構成されていることを特徴とする電気的な外科用機器。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電気的な外科用機器であって、
    2つのブランチ(1516)が、明晰な方法で互いに連結されており、クランプ具又は切断具に従って動作可能であり、従って、処置すべき組織(80)を保持するためのブランチ(15、16)の上で、それぞれ、少なくとも1つの保持部(30,40)を備えた保持装置を形成しており、
    前記少なくとも、保持部(30、40)は、前記受動領域(61)と通過領域(62)を備えた受動/通過領域(60)を備えており、
    前記切断用電極(50)は、受動領域(61)において保持部(3040)の中又は上に搭載でき、電気的なアークが、切断用電極と保持装置にクランプされている前記組織(80)の間で、通過領域(62)を横切って発生し得ることを特徴とする電気的な外科用機器。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電気的な外科用機器であって、
    前記受動/通過領域(60)は、限定された窓領域(63)を備えるような状態で、形成されていることを特徴とする電気的な外科用機器。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の電気的な外科用機器であって、
    前記保持装置は、それぞれ両ブランチ(15、16)における保持部として、前記組織(80)を通過して凝固処置に対する凝固電流を導電させるために、第1電極(30a)と第2電極(40a)とを備えていることを特徴とする電気的な外科用機器。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の電気的な外科用機器であって、
    前記受動/通過領域(60)は、少なくとも、切断用電極(50)の方向に面している表面領域で、絶縁層(64)を備えており、
    前記電極は、前記受動/通過領域(60)と、前記切断処置の間、双極電極装置を形成している前記切断用電極(50)とを備えた前記電極とは反対側にあることを特徴とする電気的な外科用機器。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の電気的な外科用機器であって、
    前記保持装置は、電極(30a、40a)と、電気的な絶縁保持部(30b、40b)とを備え、
    前記電極(30a、40a)と前記切断用電極(50)とは、切断処置の間、双極電極装置を形成するように、互いに相対するように配置されていることを特徴とする電気的な外科用機器。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の電気的な外科用機器であって、
    前記受動/通過領域(60)とは反対側の、前記保持部(30、40)は、処置すべき組織(80)を運搬するため及び/又は承知すべき組織を受動/通過領域(60)へ導くため、受動/通過領域(60)の方向に設けた突出領域32を備えたことを特徴とする電気的な外科用機器。
  11. 請求項1から9のいずれか1項に記載の電気的な外科用機器であって、
    保持部(30、40)は、少なくとも、それぞれ、一つの緊張領域(31、41)を備え、
    前記組織(80)がクランプされている間、その組織(80)は、保持部(30、40)間で緊張力が付与されており、
    切断処置は、予め緊張力が付与されている組織(80)において切断用電極(50)によって行うことができることを特徴とする電気的な外科用機器。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の電気的な外科用機器であって、
    前記緊張領域の一方(41)は、少なくとも、第1中央部において、凸状にカーブしており、一方、前記緊張領域の他方(31)は、少なくとも、第2中央部において、凹状にカーブしており、その結果、緊張領域(31、41)は、両ブランチが閉じると、実質上、互いに積極的にロック可能な状態となるように嵌合することを特徴とする電気的な外科用機器。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の電気的な外科用機器であって、
    前記切断用電極(50)を回転させるための回転駆動部(21)が、電気的な外科用機器(10)に適用されたことを特徴とする電気的な外科用機器。
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