JP2008526762A5 - - Google Patents

Claims (26)

1. 単離された脂肪由来幹細胞（ＡＤＳＣ）を包含する、哺乳動物における組織再生を促進するための治療組成物。
2. 前記ＡＤＳＣが、ＡＤＳＣサイド・ポピュレーション（ＡＤＳＣ−ＳＰ）細胞を包含し、ここで前記ＡＤＳＣ−ＳＰ細胞が、細胞表面マーカーであるＬｉｎ⁻、Ｓｃａr−１^＋、ＣＤ９０^＋、ＣＤ３４^{＋/ｌｏｗ}、ＣＤ１３^{＋/ｌｏｗ}、ＣＤ１１７⁻およびＣＤ１８^{＋/ｌｏｗ}を包含する、請求項１に記載の治療組成物。
3. 医薬的に受容可能な担体をさらに包含する、請求項１に記載の治療組成物。
4. 前記治療組成物が、組織再生有効量の前記ＡＤＳＣを包含し、そしてここで前記組織再生有効量の前記ＡＤＳＣが、１日当たり１治療部位当たりおよそ０．５−５．０×１０^６細胞数/治療部位１０ｍｍである、請求項１に記載の治療組成物。
5. 前記哺乳動物がヒトである、請求項１に記載の治療組成物。
6. 単離された哺乳類の脂肪由来幹細胞サイド・ポピュレーション（ＡＤＳＣ−ＳＰ）を包含するＡＤＳＣ−ＳＰであって、細胞表面マーカーであるＬｉｎ⁻、Ｓｃａr−１^＋、ＣＤ９０^＋、ＣＤ３４^{＋/ｌｏｗ}、ＣＤ１３^{＋/ｌｏｗ}、ＣＤ１１７⁻およびＣＤ１８^{＋/ｌｏｗ}を包含する、ＡＤＳＣ−ＳＰ。
7. 前記哺乳動物がヒトである、請求項６に記載のＡＤＳＣ−ＳＰ。
8. 組織再生の促進のための医薬剤の製造における組織再生有効量のＡＤＳＣの使用。
9. 前記ＡＤＳＣが、ＡＤＳＣサイド・ポピュレーション（ＡＤＳＣ−ＳＰ）細胞を包含し、ここでＡＤＳＣ−ＳＰ細胞が、細胞表面マーカーであるＬｉｎ⁻、Ｓｃａr−１^＋、ＣＤ９０^＋、ＣＤ３４^{＋/ｌｏｗ}、ＣＤ１３^{＋/ｌｏｗ}、ＣＤ１１７⁻およびＣＤ１８^{＋/ｌｏｗ}を包含する、請求項８に記載の使用。
10. 前記ＡＤＳＣ組成物が、ＡＤＳＣおよび所望により医薬的に受容可能な担体を包含する、請求項８に記載の使用。
11. 前記組織再生有効量の前記ＡＤＳＣが、１日当たり１治療部位当たりおよそ０．５×１０^６細胞数/治療部位１０ｍｍである、請求項８に記載の使用。
12. 前記ＡＤＳＣが自家性である、請求項８に記載の使用。
13. 前記ＡＤＳＣが同系である、請求項８に記載の使用。
14. 前記組織再生が創傷部位での皮膚の再生である、請求項８に記載の使用。
15. 前記組織再生が心筋の再生である、請求項８に記載の使用。
16. 前記組織再生が神経組織の再生である、請求項８に記載の使用。
17. 前記組織再生が血管の再生である、請求項８に記載の使用。
18. 前記組織再生が創傷部位での瘢痕化を最小とする、請求項８に記載の使用。
19. 前記医薬剤を、局所への適用、皮内注射、静脈内注射、および皮下注射から成る群より選択される少なくとも１つの方法により投与する、請求項８に記載の使用。
20. 前記ＡＤＳＣを、再生を必要とする組織と同じ組織タイプの細胞に分化させることをさらに包含する、請求項８に記載の使用。
21. 生物学的に活性な物質を投与することをさらに包含する、請求項８に記載の使用。
22. 前記生理活性物質が増殖因子を包含する、請求項２１に記載の使用。
23. 前記生理活性物質が、移植片拒絶を予防する免疫抑制薬を包含する、請求項２１に記載の使用。
24. 前記生理活性物質を、全身投与または組織再生部位での局所投与を包含する経路により投与する、請求項２１に記載の使用。
25. 高圧酸素療法の施与をさらに包含する、請求項８に記載の使用。
26. 皮膚移植をさらに包含する、請求項８に記載の使用。