JP2008524789A - 質量分析計 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図2
Description
Bateman et al., Rapid Commun. Mass Spectrom. 9 (1995) 1227
直交加速領域を備えた直交加速式飛行時間質量分析器を用意することと、
第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群が第1の軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第1遅延時間の後、前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、第1の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンに関する第1の質量スペクトルデータを生成することと、
第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群が第2の異なる軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第2遅延時間の後、前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、第2の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の範囲の軸方向エネルギーを有する前記フラグメントまたは娘イオンに関する第2の質量スペクトルデータを生成することと、
前記第1の質量スペクトルデータと前記第2の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることによって複合質量スペクトルを形成することとを含む質量分析法が提供される。
第3の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第3の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第3の親または前駆イオンのパケットまたは群が第3の異なる軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第3の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第3フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第3の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第3フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第3遅延時間の後、前記複数の第3フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第3フラグメントまたは娘イオンのうち、第3の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第3フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第3の範囲の軸方向エネルギーを有する娘イオンのフラグメントに関する第3の質量スペクトルデータを生成することとをさらに含むことが好ましい。
第4の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第4の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第4の親または前駆イオンのパケットまたは群が第4の異なる軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第4の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第4フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第4の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第4フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第4遅延時間の後、前記複数の第4フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第4フラグメントまたは娘イオンのうち、第4の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第4フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第4の範囲の軸方向エネルギーを有する娘イオンのフラグメントに関する第4の質量スペクトルデータを生成することとをさらに含むことが好ましい。
第5の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第5の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第5の親または前駆イオンのパケットまたは群が第5の異なる軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第5の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第5フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第5の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第5フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第5遅延時間の後、前記複数の第5フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第5フラグメントまたは娘イオンのうち、第5の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第5フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第5の範囲の軸方向エネルギーを有する娘イオンのフラグメントに関する第5の質量スペクトルデータを生成することとをさらに含むことが好ましい。
第6の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第6の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第6の親または前駆イオンのパケットまたは群が第6の異なる軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第6の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第6フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第6の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第6フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第6遅延時間の後、前記複数の第6フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第6フラグメントまたは娘イオンのうち、第6の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第6フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第6の範囲の軸方向エネルギーを有する娘イオンのフラグメントに関する第6の質量スペクトルデータを生成することとをさらに含むことが好ましい。
直交加速領域を備えた直交加速式飛行時間質量分析器と、
(i)第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群が第1の軸方向エネルギーを有するようにし、
(ii)前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させ、
(iii)第1遅延時間の後、前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速し、
(iv)第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群が第2の異なる軸方向エネルギーを有するようにし、
(v)前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させ、かつ
(vi)第2遅延時間の後、前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速するように構成された制御システムと、
(i)前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、第1の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出し、
(ii)前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、第2の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出するように構成されたイオン検出器を備えた質量分析計であって、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンに関する第1の質量スペクトルデータを生成するように構成された手段と、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の範囲の軸方向エネルギーを有する前記フラグメントまたは娘イオンに関する第2の質量スペクトルデータを生成するように構成された手段と、
前記第1の質量スペクトルデータと前記第2の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることによって複合質量スペクトルを形成するように構成された手段とをさらに備えた質量分析計が提供される。
直交加速領域を備えた直交加速式飛行時間質量分析器を用意することと、
第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第1の直交方向エネルギーを有するようにすることと、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンに関する第1の質量スペクトルデータを生成することと、
第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第2の異なる直交方向エネルギーを有するようにすることと、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の直交方向エネルギーを有する前記フラグメントまたは娘イオンに関する第2の質量スペクトルデータを生成することと、
前記第1の質量スペクトルデータと前記第2の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることによって複合質量スペクトルを形成することとを含む質量分析法が提供される。
直交加速領域を備えた直交加速式飛行時間質量分析器と、
(i)第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させ、
(ii)前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第1の直交方向エネルギーを有するようにし、
(iii)第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させ、かつ
(iv)前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第2の異なる直交方向エネルギーを有するようにするように構成された制御システムと、
(i)前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出し、
(ii)前記複数の第2のフラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出するように構成されたイオン検出器とを備えた質量分析計であって、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンに関する第1の質量スペクトルデータを生成するように構成された手段と、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の直交方向エネルギーを有する前記フラグメントまたは娘イオンに関する第2の質量スペクトルデータを生成するように構成された手段と、
前記第1の質量スペクトルデータと前記第2の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることによって複合質量スペクトルを形成するように構成された手段とをさらに備えた質量分析計が提供される。
Claims (113)
- 直交加速領域を備えた直交加速式飛行時間質量分析器を用意することと、
第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群が第1の軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第1遅延時間の後、前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、第1の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンに関する第1の質量スペクトルデータを生成することと、
第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群が第2の異なる軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第2遅延時間の後、前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、第2の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の範囲の軸方向エネルギーを有する前記フラグメントまたは娘イオンに関する第2の質量スペクトルデータを生成することと、
前記第1の質量スペクトルデータと前記第2の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることによって複合質量スペクトルを形成することとを含む質量分析法。 - 前記第1の範囲の軸方向エネルギーが、前記第2の範囲の軸方向エネルギーと実質的に同一である、請求項1に記載の方法。
- 前記第1遅延時間が、前記第2遅延時間とは実質的に異なる、請求項1または2に記載の方法。
- 第1電場領域を設けることをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 第1フィールドフリー領域を設けることをさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1フィールドフリー領域が、前記第1電場領域の下流に配置される、請求項4または5に記載の方法。
- 第2電場領域を設けることをさらに含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 第2フィールドフリー領域を設けることをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第2フィールドフリー領域が、前記第2電場領域の下流に配置される、請求項7または8に記載の方法。
- 前記直交加速領域に隣接して配置される1以上の電極を設けることさらに含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速する前記工程が、前記第1電場および/または前記第1フィールドフリー領域および/または前記第2電場および/または前記第2フィールドフリー領域および/または前記1以上の電極を、第1電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差に保持することを含む、請求項4〜10のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速する前記工程が、前記第1電場および/または前記第1フィールドフリー領域および/または前記第2電場および/または前記第2フィールドフリー領域および/または前記1以上の電極を、第2電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差に保持することを含む、請求項4〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第2電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差が、前記第1電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差とは、少なくとも1%、5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、210%、220%、230%、240%、250%、260%、270%、280%、290%、300%、350%、400%、450%、または500%異なる請求項12に記載の方法。
- 前記第1の軸方向エネルギーが、(i)<20eV、(ii)20〜40eV、(iii)40〜60eV、(iv)60〜80eV、(v)80〜100eV、(vi)100〜120eV、(vii)120〜140eV、(viii)140〜160eV、(ix)160〜180eV、(x)180〜200eV、(xi)200〜220eV、(xii)220〜240eV、(xiii)240〜260eV、(xiv)260〜280eV、(xv)280〜300eV、(xvi)300〜320eV、(xvii)320〜340eV、(xviii)340〜360eV、(xix)360〜380eV、(xx)380〜400eV、(xxi)400〜420eV、(xxii)420〜440eV、(xxiii)440〜460eV、(xxiv)460〜480eV、(xxv)480〜500eV、(xxvi)500〜550eV、(xxvii)550〜600eV、(xxviii)600〜650eV、(xxix)650〜700eV、(xxx)700〜750eV、(xxxi)750〜800eV、(xxxii)800〜850eV、(xxxiii)850〜900eV、(xxxiv)900〜950eV、(xxxv)950〜1000eV、および(xxxvi)>1keVからなる群から選択される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1の軸方向エネルギーが、(i)1.0〜1.2keV、(ii)1.2〜1.4keV、(iii)1.4〜1.6keV、(iv)1.6〜1.8keV、(v)1.8〜2.0keV、(vi)2.0〜2.2keV、(vii)2.2〜2.4keV、(viii)2.4〜2.6keV、(ix)2.6〜2.8keV、(x)2.8〜3.0keV、(xi)3.0〜3.2keV、(xii)3.2〜3.4keV、(xiii)3.4〜3.6keV、(xiv)3.6〜3.8keV、(xv)3.8〜4.0keV、(xvi)4.0〜4.2keV、(xvii)4.2〜4.4keV、(xviii)4.4〜4.6keV、(xix)4.6〜4.8keV、(xx)4.8〜5.0keV、(xxi)5.0〜5.5keV、(xxii)5.5〜6.0keV、(xxiii)6.0〜6.5keV、(xxiv)6.5〜7.0keV、(xxv)7.0〜7.5keV、(xxvi)7.5〜8.0keV、(xxvii)8.0〜8.5keV、(xxviii)8.5〜9.0keV、(xxix)9.0〜9.5keV、(xxx)9.5〜10.0keV、および(xxxi)>10keVからなる群から選択される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1遅延時間が、(i)<1μs、(ii)1〜5μs、(iii)5〜10μs、(iv)10〜15μs、(v)15〜20μs、(vi)20〜25μs、(vii)25〜30μs、(viii)30〜35μs、(ix)35〜40μs、(x)40〜45μs、(xi)45〜50μs、(xii)50〜55μs、(xiii)55〜60μs、(xiv)60〜65μs、(xv)65〜70μs、(xvi)70〜75μs、(xvii)75〜80μs、(xviii)80〜85μs、(xix)85〜90μs、(xx)90〜95μs、(xxi)95〜100μs、(xxii)100〜100μs、(xxiii)110〜120μs、(xxiv)120〜130μs、(xxv)130〜140μs、(xxvi)140〜150μs、(xxvii)150〜160μs、(xxviii)160〜170μs、(xxix)170〜180μs、(xxx)180〜190μs、(xxxi)190〜200μs、(xxxii)200〜250μs、(xxxiii)250〜300μs、(xxxiv)300〜350μs、(xxxv)350〜400μs、(xxxvi)400〜450μs、(xxxvii)450〜500μs、(xxxviii)500〜1000μs、および(xxxix)>1000μsからなる群から選択される、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第1の直交方向エネルギーを有するようにする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1の直交方向エネルギーが、(i)<1.0keV、(ii)1.0〜1.5keV、(iii)1.5〜2.0keV、(iv)2.0〜2.5keV、(v)2.5〜3.0keV、(vi)3.0〜3.5keV、(vii)3.5〜4.0keV、(viii)4.0〜4.5keV、(ix)4.5〜5.0keV、(x)5.0〜5.5keV、(xi)5.5〜6.0keV、(xii)6.0〜6.5keV、(xiii)6.5〜7.0keV、(xiv)7.0〜7.5keV、(xv)7.5〜8.0keV、(xvi)8.0〜8.5keV、(xvii)8.5〜9.0keV、(xviii)9.0〜9.5keV、(xix)9.5〜10.0keV、(xx)10.0〜10.5keV、(xxi)10.5〜11.0keV、(xxii)11.0〜11.5keV、(xxiii)11.5〜12.0keV、(xxiv)12.0〜12.5keV、(xxv)12.5〜13.0keV、(xxvi)13.0〜13.5keV、(xxvii)13.5〜14.0keV、(xxviii)14.0〜14.5keV、(xxix)14.5〜15.0keV、(xxx)15.0〜15.5keV、(xxxi)15.5〜16.0keV、(xxxii)16.0〜16.5keV、(xxxiii)16.5〜17.0keV、(xxxiv)17.0〜17.5keV、(xxxv)17.5〜18.0keV、(xxxvi)18.0〜18.5keV、(xxxvii)18.5〜19.0keV、(xxxviii)19.0〜19.5keV、(xxxix)19.5〜20.0keV、(xl)>20keVからなる群から選択される、請求項17に記載の方法。
- 前記第2の軸方向エネルギーが、(i)<20eV、(ii)20〜40eV、(iii)40〜60eV、(iv)60〜80eV、(v)80〜100eV、(vi)100〜120eV、(vii)120〜140eV、(viii)140〜160eV、(ix)160〜180eV、(x)180〜200eV、(xi)200〜220eV、(xii)220〜240eV、(xiii)240〜260eV、(xiv)260〜280eV、(xv)280〜300eV、(xvi)300〜320eV、(xvii)320〜340eV、(xviii)340〜360eV、(xix)360〜380eV、(xx)380〜400eV、(xxi)400〜420eV、(xxii)420〜440eV、(xxiii)440〜460eV、(xxiv)460〜480eV、(xxv)480〜500eV、(xxvi)500〜550eV、(xxvii)550〜600eV、(xxviii)600〜650eV、(xxix)650〜700eV、(xxx)700〜750eV、(xxxi)750〜800eV、(xxxii)800〜850eV、(xxxiii)850〜900eV、(xxxiv)900〜950eV、(xxxv)950〜1000eV、および(xxxvi)>1keVからなる群から選択される、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第2の軸方向エネルギーが、(i)1.0〜1.2keV、(ii)1.2〜1.4keV、(iii)1.4〜1.6keV、(iv)1.6〜1.8keV、(v)1.8〜2.0keV、(vi)2.0〜2.2keV、(vii)2.2〜2.4keV、(viii)2.4〜2.6keV、(ix)2.6〜2.8keV、(x)2.8〜3.0keV、(xi)3.0〜3.2keV、(xii)3.2〜3.4keV、(xiii)3.4〜3.6keV、(xiv)3.6〜3.8keV、(xv)3.8〜4.0keV、(xvi)4.0〜4.2keV、(xvii)4.2〜4.4keV、(xviii)4.4〜4.6keV、(xix)4.6〜4.8keV、(xx)4.8〜5.0keV、(xxi)5.0〜5.5keV、(xxii)5.5〜6.0keV、(xxiii)6.0〜6.5keV、(xxiv)6.5〜7.0keV、(xxv)7.0〜7.5keV、(xxvi)7.5〜8.0keV、(xxvii)8.0〜8.5keV、(xxviii)8.5〜9.0keV、(xxix)9.0〜9.5keV、(xxx)9.5〜10.0keV、および(xxxi)>10keVからなる群から選択される、請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第2遅延時間が、(i)<1μs、(ii)1〜5μs、(iii)5〜10μs、(iv)10〜15μs、(v)15〜20μs、(vi)20〜25μs、(vii)25〜30μs、(viii)30〜35μs、(ix)35〜40μs、(x)40〜45μs、(xi)45〜50μs、(xii)50〜55μs、(xiii)55〜60μs、(xiv)60〜65μs、(xv)65〜70μs、(xvi)70〜75μs、(xvii)75〜80μs、(xviii)80〜85μs、(xix)85〜90μs、(xx)90〜95μs、(xxi)95〜100μs、(xxii)100〜100μs、(xxiii)110〜120μs、(xxiv)120〜130μs、(xxv)130〜140μs、(xxvi)140〜150μs、(xxvii)150〜160μs、(xxviii)160〜170μs、(xxix)170〜180μs、(xxx)180〜190μs、(xxxi)190〜200μs、(xxxii)200〜250μs、(xxxiii)250〜300μs、(xxxiv)300〜350μs、(xxxv)350〜400μs、(xxxvi)400〜450μs、(xxxvii)450〜500μs、(xxxviii)500〜1000μs、および(xxxix)>1000μsからなる群から選択される、請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第2の直交方向エネルギーを有するようにする、請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第2の直交方向エネルギーが、(i)<1.0keV、(ii)1.0〜1.5keV、(iii)1.5〜2.0keV、(iv)2.0〜2.5keV、(v)2.5〜3.0keV、(vi)3.0〜3.5keV、(vii)3.5〜4.0keV、(viii)4.0〜4.5keV、(ix)4.5〜5.0keV、(x)5.0〜5.5keV、(xi)5.5〜6.0keV、(xii)6.0〜6.5keV、(xiii)6.5〜7.0keV、(xiv)7.0〜7.5keV、(xv)7.5〜8.0keV、(xvi)8.0〜8.5keV、(xvii)8.5〜9.0keV、(xviii)9.0〜9.5keV、(xix)9.5〜10.0keV、(xx)10.0〜10.5keV、(xxi)10.5〜11.0keV、(xxii)11.0〜11.5keV、(xxiii)11.5〜12.0keV、(xxiv)12.0〜12.5keV、(xxv)12.5〜13.0keV、(xxvi)13.0〜13.5keV、(xxvii)13.5〜14.0keV、(xxviii)14.0〜14.5keV、(xxix)14.5〜15.0keV、(xxx)15.0〜15.5keV、(xxxi)15.5〜16.0keV、(xxxii)16.0〜16.5keV、(xxxiii)16.5〜17.0keV、(xxxiv)17.0〜17.5keV、(xxxv)17.5〜18.0keV、(xxxvi)18.0〜18.5keV、(xxxvii)18.5〜19.0keV、(xxxviii)19.0〜19.5keV、(xxxix)19.5〜20.0keV、(xl)>20keVからなる群から選択される、請求項22に記載の方法。
- 前記方法が、
第3の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第3の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第3の親または前駆イオンのパケットまたは群が第3の異なる軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第3の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第3フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第3の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第3フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第3遅延時間の後、前記複数の第3フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第3フラグメントまたは娘イオンのうち、第3の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第3フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第3の範囲の軸方向エネルギーを有する娘イオンのフラグメントに関する第3の質量スペクトルデータを生成することとをさらに含む、請求項1〜23のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第1、第2、および第3の範囲の軸方向エネルギーが実質的に同一である、請求項24に記載の方法。
- 前記第1、第2、および第3遅延時間が実質的に異なる、請求項24または25に記載の方法。
- 前記第3の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速する前記工程が、前記第1電場および/または前記第1フィールドフリー領域および/または前記第2電場および/または前記第2フィールドフリー領域および/または前記1以上の電極を、第3電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差に保持することを含む、請求項24〜26のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第3電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差が、前記第1および/または第2電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差とは、少なくとも1%、5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、210%、220%、230%、240%、250%、260%、270%、280%、290%、300%、350%、400%、450%、または500%異なる、請求項27に記載の方法。
- 前記第3の軸方向エネルギーが、(i)<20eV、(ii)20〜40eV、(iii)40〜60eV、(iv)60〜80eV、(v)80〜100eV、(vi)100〜120eV、(vii)120〜140eV、(viii)140〜160eV、(ix)160〜180eV、(x)180〜200eV、(xi)200〜220eV、(xii)220〜240eV、(xiii)240〜260eV、(xiv)260〜280eV、(xv)280〜300eV、(xvi)300〜320eV、(xvii)320〜340eV、(xviii)340〜360eV、(xix)360〜380eV、(xx)380〜400eV、(xxi)400〜420eV、(xxii)420〜440eV、(xxiii)440〜460eV、(xxiv)460〜480eV、(xxv)480〜500eV、(xxvi)500〜550eV、(xxvii)550〜600eV、(xxviii)600〜650eV、(xxix)650〜700eV、(xxx)700〜750eV、(xxxi)750〜800eV、(xxxii)800〜850eV、(xxxiii)850〜900eV、(xxxiv)900〜950eV、(xxxv)950〜1000eV、および(xxxvi)>1keVからなる群から選択される、請求項24〜28のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第3の軸方向エネルギーが、(i)1.0〜1.2keV、(ii)1.2〜1.4keV、(iii)1.4〜1.6keV、(iv)1.6〜1.8keV、(v)1.8〜2.0keV、(vi)2.0〜2.2keV、(vii)2.2〜2.4keV、(viii)2.4〜2.6keV、(ix)2.6〜2.8keV、(x)2.8〜3.0keV、(xi)3.0〜3.2keV、(xii)3.2〜3.4keV、(xiii)3.4〜3.6keV、(xiv)3.6〜3.8keV、(xv)3.8〜4.0keV、(xvi)4.0〜4.2keV、(xvii)4.2〜4.4keV、(xviii)4.4〜4.6keV、(xix)4.6〜4.8keV、(xx)4.8〜5.0keV、(xxi)5.0〜5.5keV、(xxii)5.5〜6.0keV、(xxiii)6.0〜6.5keV、(xxiv)6.5〜7.0keV、(xxv)7.0〜7.5keV、(xxvi)7.5〜8.0keV、(xxvii)8.0〜8.5keV、(xxviii)8.5〜9.0keV、(xxix)9.0〜9.5keV、(xxx)9.5〜10.0keV、および(xxxi)>10keVからなる群から選択される、請求項24〜29のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第3遅延時間が、(i)<1μs、(ii)1〜5μs、(iii)5〜10μs、(iv)10〜15μs、(v)15〜20μs、(vi)20〜25μs、(vii)25〜30μs、(viii)30〜35μs、(ix)35〜40μs、(x)40〜45μs、(xi)45〜50μs、(xii)50〜55μs、(xiii)55〜60μs、(xiv)60〜65μs、(xv)65〜70μs、(xvi)70〜75μs、(xvii)75〜80μs、(xviii)80〜85μs、(xix)85〜90μs、(xx)90〜95μs、(xxi)95〜100μs、(xxii)100〜100μs、(xxiii)110〜120μs、(xxiv)120〜130μs、(xxv)130〜140μs、(xxvi)140〜150μs、(xxvii)150〜160μs、(xxviii)160〜170μs、(xxix)170〜180μs、(xxx)180〜190μs、(xxxi)190〜200μs、(xxxii)200〜250μs、(xxxiii)250〜300μs、(xxxiv)300〜350μs、(xxxv)350〜400μs、(xxxvi)400〜450μs、(xxxvii)450〜500μs、(xxxviii)500〜1000μs、および(xxxix)>1000μsからなる群から選択される、請求項24〜30のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の第3フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第3フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第3の直交方向エネルギーを有するようにする、請求項24〜31のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第3の直交方向エネルギーが、(i)<1.0keV、(ii)1.0〜1.5keV、(iii)1.5〜2.0keV、(iv)2.0〜2.5keV、(v)2.5〜3.0keV、(vi)3.0〜3.5keV、(vii)3.5〜4.0keV、(viii)4.0〜4.5keV、(ix)4.5〜5.0keV、(x)5.0〜5.5keV、(xi)5.5〜6.0keV、(xii)6.0〜6.5keV、(xiii)6.5〜7.0keV、(xiv)7.0〜7.5keV、(xv)7.5〜8.0keV、(xvi)8.0〜8.5keV、(xvii)8.5〜9.0keV、(xviii)9.0〜9.5keV、(xix)9.5〜10.0keV、(xx)10.0〜10.5keV、(xxi)10.5〜11.0keV、(xxii)11.0〜11.5keV、(xxiii)11.5〜12.0keV、(xxiv)12.0〜12.5keV、(xxv)12.5〜13.0keV、(xxvi)13.0〜13.5keV、(xxvii)13.5〜14.0keV、(xxviii)14.0〜14.5keV、(xxix)14.5〜15.0keV、(xxx)15.0〜15.5keV、(xxxi)15.5〜16.0keV、(xxxii)16.0〜16.5keV、(xxxiii)16.5〜17.0keV、(xxxiv)17.0〜17.5keV、(xxxv)17.5〜18.0keV、(xxxvi)18.0〜18.5keV、(xxxvii)18.5〜19.0keV、(xxxviii)19.0〜19.5keV、(xxxix)19.5〜20.0keV、(xl)>20keVからなる群から選択される、請求項32に記載の方法。
- 前記複合質量スペクトルを形成する工程が、前記第1の質量スペクトルデータ、前記第2の質量スペクトルデータ、および前記第3の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることをさらに含む、請求項24〜33のいずれか一項に記載の方法。
- 前記方法が、
第4の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第4の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第4の親または前駆イオンのパケットまたは群が第4の異なる軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第4の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第4フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第4の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第4フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第4遅延時間の後、前記複数の第4フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第4フラグメントまたは娘イオンのうち、第4の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第4フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第4の範囲の軸方向エネルギーを有する娘イオンのフラグメントに関する第4の質量スペクトルデータを生成することとをさらに含む、請求項24〜34のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第1、第2、第3、および第4の範囲の軸方向エネルギーが実質的に同一である、請求項35に記載の方法。
- 前記第1、第2、第3、および第4遅延時間が実質的に異なる、請求項35または36に記載の方法。
- 前記第4の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速する前記工程が、前記第1電場および/または前記第1フィールドフリー領域および/または前記第2電場および/または前記第2フィールドフリー領域および/または前記1以上の電極を、第4電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差に保持することを含む、請求項35〜37のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第4電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差が、前記第1および/または第2および/または第3電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差とは、少なくとも1%、5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、210%、220%、230%、240%、250%、260%、270%、280%、290%、300%、350%、400%、450%、または500%異なる、請求項38に記載の方法。
- 前記第4の軸方向エネルギーが、(i)<20eV、(ii)20〜40eV、(iii)40〜60eV、(iv)60〜80eV、(v)80〜100eV、(vi)100〜120eV、(vii)120〜140eV、(viii)140〜160eV、(ix)160〜180eV、(x)180〜200eV、(xi)200〜220eV、(xii)220〜240eV、(xiii)240〜260eV、(xiv)260〜280eV、(xv)280〜300eV、(xvi)300〜320eV、(xvii)320〜340eV、(xviii)340〜360eV、(xix)360〜380eV、(xx)380〜400eV、(xxi)400〜420eV、(xxii)420〜440eV、(xxiii)440〜460eV、(xxiv)460〜480eV、(xxv)480〜500eV、(xxvi)500〜550eV、(xxvii)550〜600eV、(xxviii)600〜650eV、(xxix)650〜700eV、(xxx)700〜750eV、(xxxi)750〜800eV、(xxxii)800〜850eV、(xxxiii)850〜900eV、(xxxiv)900〜950eV、(xxxv)950〜1000eV、および(xxxvi)>1keVからなる群から選択される、請求項35〜39のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第4の軸方向エネルギーが、(i)1.0〜1.2keV、(ii)1.2〜1.4keV、(iii)1.4〜1.6keV、(iv)1.6〜1.8keV、(v)1.8〜2.0keV、(vi)2.0〜2.2keV、(vii)2.2〜2.4keV、(viii)2.4〜2.6keV、(ix)2.6〜2.8keV、(x)2.8〜3.0keV、(xi)3.0〜3.2keV、(xii)3.2〜3.4keV、(xiii)3.4〜3.6keV、(xiv)3.6〜3.8keV、(xv)3.8〜4.0keV、(xvi)4.0〜4.2keV、(xvii)4.2〜4.4keV、(xviii)4.4〜4.6keV、(xix)4.6〜4.8keV、(xx)4.8〜5.0keV、(xxi)5.0〜5.5keV、(xxii)5.5〜6.0keV、(xxiii)6.0〜6.5keV、(xxiv)6.5〜7.0keV、(xxv)7.0〜7.5keV、(xxvi)7.5〜8.0keV、(xxvii)8.0〜8.5keV、(xxviii)8.5〜9.0keV、(xxix)9.0〜9.5keV、(xxx)9.5〜10.0keV、および(xxxi)>10keVからなる群から選択される、請求項35〜40のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第4遅延時間が、(i)<1μs、(ii)1〜5μs、(iii)5〜10μs、(iv)10〜15μs、(v)15〜20μs、(vi)20〜25μs、(vii)25〜30μs、(viii)30〜35μs、(ix)35〜40μs、(x)40〜45μs、(xi)45〜50μs、(xii)50〜55μs、(xiii)55〜60μs、(xiv)60〜65μs、(xv)65〜70μs、(xvi)70〜75μs、(xvii)75〜80μs、(xviii)80〜85μs、(xix)85〜90μs、(xx)90〜95μs、(xxi)95〜100μs、(xxii)100〜100μs、(xxiii)110〜120μs、(xxiv)120〜130μs、(xxv)130〜140μs、(xxvi)140〜150μs、(xxvii)150〜160μs、(xxviii)160〜170μs、(xxix)170〜180μs、(xxx)180〜190μs、(xxxi)190〜200μs、(xxxii)200〜250μs、(xxxiii)250〜300μs、(xxxiv)300〜350μs、(xxxv)350〜400μs、(xxxvi)400〜450μs、(xxxvii)450〜500μs、(xxxviii)500〜1000μs、および(xxxix)>1000μsからなる群から選択される、請求項35〜41のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の第4フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第4フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第4の直交方向エネルギーを有するようにする、請求項35〜42のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第4の直交方向エネルギーが、(i)<1.0keV、(ii)1.0〜1.5keV、(iii)1.5〜2.0keV、(iv)2.0〜2.5keV、(v)2.5〜3.0keV、(vi)3.0〜3.5keV、(vii)3.5〜4.0keV、(viii)4.0〜4.5keV、(ix)4.5〜5.0keV、(x)5.0〜5.5keV、(xi)5.5〜6.0keV、(xii)6.0〜6.5keV、(xiii)6.5〜7.0keV、(xiv)7.0〜7.5keV、(xv)7.5〜8.0keV、(xvi)8.0〜8.5keV、(xvii)8.5〜9.0keV、(xviii)9.0〜9.5keV、(xix)9.5〜10.0keV、(xx)10.0〜10.5keV、(xxi)10.5〜11.0keV、(xxii)11.0〜11.5keV、(xxiii)11.5〜12.0keV、(xxiv)12.0〜12.5keV、(xxv)12.5〜13.0keV、(xxvi)13.0〜13.5keV、(xxvii)13.5〜14.0keV、(xxviii)14.0〜14.5keV、(xxix)14.5〜15.0keV、(xxx)15.0〜15.5keV、(xxxi)15.5〜16.0keV、(xxxii)16.0〜16.5keV、(xxxiii)16.5〜17.0keV、(xxxiv)17.0〜17.5keV、(xxxv)17.5〜18.0keV、(xxxvi)18.0〜18.5keV、(xxxvii)18.5〜19.0keV、(xxxviii)19.0〜19.5keV、(xxxix)19.5〜20.0keV、(xl)>20keVからなる群から選択される、請求項43に記載の方法。
- 前記複合質量スペクトルを形成する工程が、前記第1の質量スペクトルデータ、前記第2の質量スペクトルデータ、前記第3の質量スペクトルデータ、および前記第4の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることをさらに含む、請求項35〜44のいずれか一項に記載の方法。
- 前記方法が、
第5の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第5の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第5の親または前駆イオンのパケットまたは群が第5の異なる軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第5の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第5フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第5の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第5フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第5遅延時間の後、前記複数の第5フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第5フラグメントまたは娘イオンのうち、第5の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第5フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第5の範囲の軸方向エネルギーを有する娘イオンのフラグメントに関する第5の質量スペクトルデータを生成することとをさらに含む、請求項35〜45のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第1、第2、第3、第4および第5の範囲の軸方向エネルギーが実質的に同一である、請求項46に記載の方法。
- 前記第1、第2、第3、第4、および第5遅延時間が実質的に異なる、請求項46または47に記載の方法。
- 前記第5の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速する前記工程が、前記第1電場および/または前記第1フィールドフリー領域および/または前記第2電場および/または前記第2フィールドフリー領域および/または前記1以上の電極を、第5電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差に保持することを含む、請求項46〜48のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第5電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差が、前記第1および/または第2および/または第3および/または第4電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差とは、少なくとも1%、5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、210%、220%、230%、240%、250%、260%、270%、280%、290%、300%、350%、400%、450%、または500%異なる、請求項49に記載の方法。
- 前記第5の軸方向エネルギーが、(i)<20eV、(ii)20〜40eV、(iii)40〜60eV、(iv)60〜80eV、(v)80〜100eV、(vi)100〜120eV、(vii)120〜140eV、(viii)140〜160eV、(ix)160〜180eV、(x)180〜200eV、(xi)200〜220eV、(xii)220〜240eV、(xiii)240〜260eV、(xiv)260〜280eV、(xv)280〜300eV、(xvi)300〜320eV、(xvii)320〜340eV、(xviii)340〜360eV、(xix)360〜380eV、(xx)380〜400eV、(xxi)400〜420eV、(xxii)420〜440eV、(xxiii)440〜460eV、(xxiv)460〜480eV、(xxv)480〜500eV、(xxvi)500〜550eV、(xxvii)550〜600eV、(xxviii)600〜650eV、(xxix)650〜700eV、(xxx)700〜750eV、(xxxi)750〜800eV、(xxxii)800〜850eV、(xxxiii)850〜900eV、(xxxiv)900〜950eV、(xxxv)950〜1000eV、および(xxxvi)>1keVからなる群から選択される、請求項46〜50のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第5の軸方向エネルギーが、(i)1.0〜1.2keV、(ii)1.2〜1.4keV、(iii)1.4〜1.6keV、(iv)1.6〜1.8keV、(v)1.8〜2.0keV、(vi)2.0〜2.2keV、(vii)2.2〜2.4keV、(viii)2.4〜2.6keV、(ix)2.6〜2.8keV、(x)2.8〜3.0keV、(xi)3.0〜3.2keV、(xii)3.2〜3.4keV、(xiii)3.4〜3.6keV、(xiv)3.6〜3.8keV、(xv)3.8〜4.0keV、(xvi)4.0〜4.2keV、(xvii)4.2〜4.4keV、(xviii)4.4〜4.6keV、(xix)4.6〜4.8keV、(xx)4.8〜5.0keV、(xxi)5.0〜5.5keV、(xxii)5.5〜6.0keV、(xxiii)6.0〜6.5keV、(xxiv)6.5〜7.0keV、(xxv)7.0〜7.5keV、(xxvi)7.5〜8.0keV、(xxvii)8.0〜8.5keV、(xxviii)8.5〜9.0keV、(xxix)9.0〜9.5keV、(xxx)9.5〜10.0keV、および(xxxi)>10keVからなる群から選択される、請求項46〜51のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第5遅延時間は、(i)<1μs、(ii)1〜5μs、(iii)5〜10μs、(iv)10〜15μs、(v)15〜20μs、(vi)20〜25μs、(vii)25〜30μs、(viii)30〜35μs、(ix)35〜40μs、(x)40〜45μs、(xi)45〜50μs、(xii)50〜55μs、(xiii)55〜60μs、(xiv)60〜65μs、(xv)65〜70μs、(xvi)70〜75μs、(xvii)75〜80μs、(xviii)80〜85μs、(xix)85〜90μs、(xx)90〜95μs、(xxi)95〜100μs、(xxii)100〜100μs、(xxiii)110〜120μs、(xxiv)120〜130μs、(xxv)130〜140μs、(xxvi)140〜150μs、(xxvii)150〜160μs、(xxviii)160〜170μs、(xxix)170〜180μs、(xxx)180〜190μs、(xxxi)190〜200μs、(xxxii)200〜250μs、(xxxiii)250〜300μs、(xxxiv)300〜350μs、(xxxv)350〜400μs、(xxxvi)400〜450μs、(xxxvii)450〜500μs、(xxxviii)500〜1000μs、および(xxxix)>1000μsからなる群から選択される、請求項46〜52のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の第5フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第5フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第5の直交方向エネルギーを有するようにする、請求項46〜53のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第5の直交方向エネルギーが、(i)<1.0keV、(ii)1.0〜1.5keV、(iii)1.5〜2.0keV、(iv)2.0〜2.5keV、(v)2.5〜3.0keV、(vi)3.0〜3.5keV、(vii)3.5〜4.0keV、(viii)4.0〜4.5keV、(ix)4.5〜5.0keV、(x)5.0〜5.5keV、(xi)5.5〜6.0keV、(xii)6.0〜6.5keV、(xiii)6.5〜7.0keV、(xiv)7.0〜7.5keV、(xv)7.5〜8.0keV、(xvi)8.0〜8.5keV、(xvii)8.5〜9.0keV、(xviii)9.0〜9.5keV、(xix)9.5〜10.0keV、(xx)10.0〜10.5keV、(xxi)10.5〜11.0keV、(xxii)11.0〜11.5keV、(xxiii)11.5〜12.0keV、(xxiv)12.0〜12.5keV、(xxv)12.5〜13.0keV、(xxvi)13.0〜13.5keV、(xxvii)13.5〜14.0keV、(xxviii)14.0〜14.5keV、(xxix)14.5〜15.0keV、(xxx)15.0〜15.5keV、(xxxi)15.5〜16.0keV、(xxxii)16.0〜16.5keV、(xxxiii)16.5〜17.0keV、(xxxiv)17.0〜17.5keV、(xxxv)17.5〜18.0keV、(xxxvi)18.0〜18.5keV、(xxxvii)18.5〜19.0keV、(xxxviii)19.0〜19.5keV、(xxxix)19.5〜20.0keV、(xl)>20keVからなる群から選択される、請求項54に記載の方法。
- 前記複合質量スペクトルを形成する工程が、前記第1の質量スペクトルデータ、前記第2の質量スペクトルデータ、前記第3の質量スペクトルデータ、前記第4の質量スペクトルデータ、および前記第5の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることをさらに含む、請求項46〜55のいずれか一項に記載の方法。
- 前記方法が、
第6の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第6の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第6の親または前駆イオンのパケットまたは群が第6の異なる軸方向エネルギーを有するようにすることと、
前記第6の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第6フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第6の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第6フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
第6遅延時間の後、前記複数の第6フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速することと、
前記複数の第6フラグメントまたは娘イオンのうち、第6の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
複数の第6フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第6の範囲の軸方向エネルギーを有する娘イオンのフラグメントに関する第6の質量スペクトルデータを生成することとをさらに含む、請求項46〜56のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第1、第2、第3、第4、第5、および第6の範囲の軸方向エネルギーが実質的に同一である、請求項57に記載の方法。
- 前記第1、第2、第3、第4、第5、および第6遅延時間が実質的に異なる、請求項57または58に記載の方法。
- 前記第6の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速する前記工程が、前記第1電場および/または前記第1フィールドフリー領域および/または前記第2電場および/または前記第2フィールドフリー領域および/または前記1以上の電極を、第6電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差に保持することを含む、請求項57〜59のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第6電場強度、電圧または電位が、前記第1および/または第2および/または第3および/または第4および/または第5電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差とは、少なくとも1%、5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、210%、220%、230%、240%、250%、260%、270%、280%、290%、300%、350%、400%、450%、または500%異なる、請求項60に記載の方法。
- 前記第6の軸方向エネルギーが、(i)<20eV、(ii)20〜40eV、(iii)40〜60eV、(iv)60〜80eV、(v)80〜100eV、(vi)100〜120eV、(vii)120〜140eV、(viii)140〜160eV、(ix)160〜180eV、(x)180〜200eV、(xi)200〜220eV、(xii)220〜240eV、(xiii)240〜260eV、(xiv)260〜280eV、(xv)280〜300eV、(xvi)300〜320eV、(xvii)320〜340eV、(xviii)340〜360eV、(xix)360〜380eV、(xx)380〜400eV、(xxi)400〜420eV、(xxii)420〜440eV、(xxiii)440〜460eV、(xxiv)460〜480eV、(xxv)480〜500eV、(xxvi)500〜550eV、(xxvii)550〜600eV、(xxviii)600〜650eV、(xxix)650〜700eV、(xxx)700〜750eV、(xxxi)750〜800eV、(xxxii)800〜850eV、(xxxiii)850〜900eV、(xxxiv)900〜950eV、(xxxv)950〜1000eV、および(xxxvi)>1keVからなる群から選択される、請求項57〜61のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第6の軸方向エネルギーが、(i)1.0〜1.2keV、(ii)1.2〜1.4keV、(iii)1.4〜1.6keV、(iv)1.6〜1.8keV、(v)1.8〜2.0keV、(vi)2.0〜2.2keV、(vii)2.2〜2.4keV、(viii)2.4〜2.6keV、(ix)2.6〜2.8keV、(x)2.8〜3.0keV、(xi)3.0〜3.2keV、(xii)3.2〜3.4keV、(xiii)3.4〜3.6keV、(xiv)3.6〜3.8keV、(xv)3.8〜4.0keV、(xvi)4.0〜4.2keV、(xvii)4.2〜4.4keV、(xviii)4.4〜4.6keV、(xix)4.6〜4.8keV、(xx)4.8〜5.0keV、(xxi)5.0〜5.5keV、(xxii)5.5〜6.0keV、(xxiii)6.0〜6.5keV、(xxiv)6.5〜7.0keV、(xxv)7.0〜7.5keV、(xxvi)7.5〜8.0keV、(xxvii)8.0〜8.5keV、(xxviii)8.5〜9.0keV、(xxix)9.0〜9.5keV、(xxx)9.5〜10.0keV、および(xxxi)>10keVからなる群から選択される、請求項57〜62のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第6遅延時間が、(i)<1μs、(ii)1〜5μs、(iii)5〜10μs、(iv)10〜15μs、(v)15〜20μs、(vi)20〜25μs、(vii)25〜30μs、(viii)30〜35μs、(ix)35〜40μs、(x)40〜45μs、(xi)45〜50μs、(xii)50〜55μs、(xiii)55〜60μs、(xiv)60〜65μs、(xv)65〜70μs、(xvi)70〜75μs、(xvii)75〜80μs、(xviii)80〜85μs、(xix)85〜90μs、(xx)90〜95μs、(xxi)95〜100μs、(xxii)100〜100μs、(xxiii)110〜120μs、(xxiv)120〜130μs、(xxv)130〜140μs、(xxvi)140〜150μs、(xxvii)150〜160μs、(xxviii)160〜170μs、(xxix)170〜180μs、(xxx)180〜190μs、(xxxi)190〜200μs、(xxxii)200〜250μs、(xxxiii)250〜300μs、(xxxiv)300〜350μs、(xxxv)350〜400μs、(xxxvi)400〜450μs、(xxxvii)450〜500μs、(xxxviii)500〜1000μs、および(xxxix)>1000μsからなる群から選択される、請求項57〜63のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の第6フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第6フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第6の直交方向エネルギーを有するようにする、請求項57〜64のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第6の直交方向エネルギーが、(i)<1.0keV、(ii)1.0〜1.5keV、(iii)1.5〜2.0keV、(iv)2.0〜2.5keV、(v)2.5〜3.0keV、(vi)3.0〜3.5keV、(vii)3.5〜4.0keV、(viii)4.0〜4.5keV、(ix)4.5〜5.0keV、(x)5.0〜5.5keV、(xi)5.5〜6.0keV、(xii)6.0〜6.5keV、(xiii)6.5〜7.0keV、(xiv)7.0〜7.5keV、(xv)7.5〜8.0keV、(xvi)8.0〜8.5keV、(xvii)8.5〜9.0keV、(xviii)9.0〜9.5keV、(xix)9.5〜10.0keV、(xx)10.0〜10.5keV、(xxi)10.5〜11.0keV、(xxii)11.0〜11.5keV、(xxiii)11.5〜12.0keV、(xxiv)12.0〜12.5keV、(xxv)12.5〜13.0keV、(xxvi)13.0〜13.5keV、(xxvii)13.5〜14.0keV、(xxviii)14.0〜14.5keV、(xxix)14.5〜15.0keV、(xxx)15.0〜15.5keV、(xxxi)15.5〜16.0keV、(xxxii)16.0〜16.5keV、(xxxiii)16.5〜17.0keV、(xxxiv)17.0〜17.5keV、(xxxv)17.5〜18.0keV、(xxxvi)18.0〜18.5keV、(xxxvii)18.5〜19.0keV、(xxxviii)19.0〜19.5keV、(xxxix)19.5〜20.0keV、(xl)>20keVからなる群から選択される、請求項65に記載の方法。
- 前記複合質量スペクトルを形成する工程が、前記第1の質量スペクトルデータ、前記第2の質量スペクトルデータ、前記第3の質量スペクトルデータ、前記第4の質量スペクトルデータ、前記第5の質量スペクトルデータ、および前記第6の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることをさらに含む、請求項57〜66のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1の軸方向エネルギーおよび/または前記第2の軸方向エネルギーおよび/または前記第3の軸方向エネルギーおよび/または前記第4の軸方向エネルギーおよび/または前記第5の軸方向エネルギーおよび/または前記第6の軸方向エネルギーが互いに実質的に異なる、請求項1〜67のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1遅延時間および/または前記第2遅延時間および/または前記第3遅延時間および/または前記第4遅延時間および/または前記第5遅延時間および/または前記第6遅延時間が互いに実質的に異なる、請求項1〜68のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1の直交方向エネルギーおよび/または前記第2の直交方向エネルギーおよび/または前記第3の直交方向エネルギーおよび/または前記第4の直交方向エネルギーおよび/または前記第5の直交方向エネルギーおよび/または前記第6の直交方向エネルギーが実質的に同一である、請求項1〜69のいずれか一項に記載の方法。
- 衝突、フラグメント化、または反応装置を用意することをさらに含む、請求項1〜70のいずれか一項に記載の方法。
- 前記衝突、フラグメント化、または反応装置が、衝突誘起解離(「CID」)によってイオンをフラグメント化するように構成される、請求項71に記載の方法。
- 前記衝突、フラグメント化、または反応装置が、(i)表面誘起解離(「SID」)フラグメント化装置、(ii)電子移動解離フラグメント化装置、(iii)電子捕獲解離フラグメント化装置、(iv)電子衝突または衝撃解離フラグメント化装置、(v)光誘起解離(「PID」)フラグメント化装置、(vi)レーザー誘起解離フラグメント化装置、(vii)赤外線誘起解離装置、(viii)紫外線誘起解離装置、(ix)ノズル−スキマー・インターフェースフラグメント化装置、(x)インソースフラグメント化装置、(xi)イオン源衝突誘起解離フラグメント化装置、(xii)熱または温度源フラグメント化装置、(xiii)電場誘起フラグメント化装置、(xiv)磁場誘起フラグメント化装置、(xv)酵素消化または酵素分解フラグメント化装置、(xvi)イオン−イオン反応フラグメント化装置、(xvii)イオン−分子反応フラグメント化装置、(xviii)イオン−原子反応フラグメント化装置、(xix)イオン−準安定イオン反応フラグメント化装置、(xx)イオン−準安定分子反応フラグメント化装置、(xxi)イオン−準安定原子反応フラグメント化装置、(xxii)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−イオン反応装置、(xxiii)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−分子反応装置、(xxiv)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−原子反応装置、(xxv)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−準安定イオン反応装置、(xxvi)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−準安定分子反応装置、および(xxvii)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−準安定原子反応装置からなる群から選択される、請求項71に記載の方法。
- 前記イオンを自ずとフラグメント化させる工程が、ポストソース分解(「PSD」)によってイオンをフラグメント化させることを含む、請求項1〜73のいずれか一項に記載の方法。
- 静電エネルギー分析器および/または質量フィルターおよび/または特定の親または前駆イオンを選択するためのイオンゲートを用意することをさらに含む、請求項1〜74のいずれか一項に記載の方法。
- 前記質量フィルターが、磁場型質量フィルター、RF四重極質量フィルター、ウィーンフィルター、または直交加速式飛行時間質量フィルターを含む、請求項75に記載の方法。
- 直交加速領域を備えた直交加速式飛行時間質量分析器と、
(i)第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群が第1の軸方向エネルギーを有するようにし、
(ii)前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させ、
(iii)第1遅延時間の後、前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速し、
(iv)第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速し、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群が第2の異なる軸方向エネルギーを有するようにし、
(v)前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させ、かつ
(vi)第2遅延時間の後、前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速するように構成された制御システムと、
(i)前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、第1の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出し、
(ii)前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、第2の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出するように構成されたイオン検出器とを備えた質量分析計であって、
前記質量分析計が、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の範囲の軸方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンに関する第1の質量スペクトルデータを生成するように構成された手段と、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の範囲の軸方向エネルギーを有する前記フラグメントまたは娘イオンに関する第2の質量スペクトルデータを生成するように構成された手段と、
前記第1の質量スペクトルデータと前記第2の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることによって複合質量スペクトルを形成するように構成された手段とをさらに備えた質量分析計。 - 前記第1の範囲の軸方向エネルギーが、前記第2の範囲の軸方向エネルギーと実質的に同一である、請求項77に記載の質量分析計。
- 前記第1遅延時間が、前記第2遅延時間とは実質的に異なる、請求項77または78に記載の質量分析計。
- 第1電場領域をさらに備えている、請求項77〜79のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 第1フィールドフリー領域をさらに備えている、請求項77〜80のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記第1フィールドフリー領域が、前記第1電場領域の下流に配置される、請求項80または81に記載の質量分析計。
- 第2電場領域をさらに備えている、請求項77〜82のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 第2フィールドフリー領域をさらに備えている、請求項77〜83のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記第2フィールドフリー領域が、前記第2電場領域の下流に配置される、請求項83または84に記載の質量分析計。
- 前記直交加速領域に隣接して配置された1以上の電極をさらに備えている、請求項77〜85のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記制御システムが、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速するため、前記第1電場および/または前記第1フィールドフリー領域および/または前記第2電場および/または前記第2フィールドフリー領域および/または前記1以上の電極を、第1電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差に保持するように構成されている、請求項80〜86のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記制御システムが、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を加速するため、前記第1電場および/または前記第1フィールドフリー領域および/または前記第2電場および/または前記第2フィールドフリー領域および/または前記1以上の電極を、第2電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差に保持するように構成されている、請求項80〜87のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記第2電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差が、前記第1電場強度、電圧もしくは電位、または電圧もしくは電位差とは、少なくとも1%、5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、210%、220%、230%、240%、250%、260%、270%、280%、290%、300%、350%、400%、450%、または500%異なる、請求項88に記載の質量分析計。
- 前記第1の軸方向エネルギーが、(i)<20eV、(ii)20〜40eV、(iii)40〜60eV、(iv)60〜80eV、(v)80〜100eV、(vi)100〜120eV、(vii)120〜140eV、(viii)140〜160eV、(ix)160〜180eV、(x)180〜200eV、(xi)200〜220eV、(xii)220〜240eV、(xiii)240〜260eV、(xiv)260〜280eV、(xv)280〜300eV、(xvi)300〜320eV、(xvii)320〜340eV、(xviii)340〜360eV、(xix)360〜380eV、(xx)380〜400eV、(xxi)400〜420eV、(xxii)420〜440eV、(xxiii)440〜460eV、(xxiv)460〜480eV、(xxv)480〜500eV、(xxvi)500〜550eV、(xxvii)550〜600eV、(xxviii)600〜650eV、(xxix)650〜700eV、(xxx)700〜750eV、(xxxi)750〜800eV、(xxxii)800〜850eV、(xxxiii)850〜900eV、(xxxiv)900〜950eV、(xxxv)950〜1000eV、および(xxxvi)>1keVからなる群から選択される、請求項77〜89のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記第1の軸方向エネルギーが、(i)1.0〜1.2keV、(ii)1.2〜1.4keV、(iii)1.4〜1.6keV、(iv)1.6〜1.8keV、(v)1.8〜2.0keV、(vi)2.0〜2.2keV、(vii)2.2〜2.4keV、(viii)2.4〜2.6keV、(ix)2.6〜2.8keV、(x)2.8〜3.0keV、(xi)3.0〜3.2keV、(xii)3.2〜3.4keV、(xiii)3.4〜3.6keV、(xiv)3.6〜3.8keV、(xv)3.8〜4.0keV、(xvi)4.0〜4.2keV、(xvii)4.2〜4.4keV、(xviii)4.4〜4.6keV、(xix)4.6〜4.8keV、(xx)4.8〜5.0keV、(xxi)5.0〜5.5keV、(xxii)5.5〜6.0keV、(xxiii)6.0〜6.5keV、(xxiv)6.5〜7.0keV、(xxv)7.0〜7.5keV、(xxvi)7.5〜8.0keV、(xxvii)8.0〜8.5keV、(xxviii)8.5〜9.0keV、(xxix)9.0〜9.5keV、(xxx)9.5〜10.0keV、および(xxxi)>10keVからなる群から選択される、請求項77〜90のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記第1遅延時間が、(i)<1μs、(ii)1〜5μs、(iii)5〜10μs、(iv)10〜15μs、(v)15〜20μs、(vi)20〜25μs、(vii)25〜30μs、(viii)30〜35μs、(ix)35〜40μs、(x)40〜45μs、(xi)45〜50μs、(xii)50〜55μs、(xiii)55〜60μs、(xiv)60〜65μs、(xv)65〜70μs、(xvi)70〜75μs、(xvii)75〜80μs、(xviii)80〜85μs、(xix)85〜90μs、(xx)90〜95μs、(xxi)95〜100μs、(xxii)100〜100μs、(xxiii)110〜120μs、(xxiv)120〜130μs、(xxv)130〜140μs、(xxvi)140〜150μs、(xxvii)150〜160μs、(xxviii)160〜170μs、(xxix)170〜180μs、(xxx)180〜190μs、(xxxi)190〜200μs、(xxxii)200〜250μs、(xxxiii)250〜300μs、(xxxiv)300〜350μs、(xxxv)350〜400μs、(xxxvi)400〜450μs、(xxxvii)450〜500μs、(xxxviii)500〜1000μs、および(xxxix)>1000μsからなる群から選択される、請求項77〜91のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第1の直交方向エネルギーを有するようにする、請求項77〜92のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記第1の直交方向エネルギーが、(i)<1.0keV、(ii)1.0〜1.5keV、(iii)1.5〜2.0keV、(iv)2.0〜2.5keV、(v)2.5〜3.0keV、(vi)3.0〜3.5keV、(vii)3.5〜4.0keV、(viii)4.0〜4.5keV、(ix)4.5〜5.0keV、(x)5.0〜5.5keV、(xi)5.5〜6.0keV、(xii)6.0〜6.5keV、(xiii)6.5〜7.0keV、(xiv)7.0〜7.5keV、(xv)7.5〜8.0keV、(xvi)8.0〜8.5keV、(xvii)8.5〜9.0keV、(xviii)9.0〜9.5keV、(xix)9.5〜10.0keV、(xx)10.0〜10.5keV、(xxi)10.5〜11.0keV、(xxii)11.0〜11.5keV、(xxiii)11.5〜12.0keV、(xxiv)12.0〜12.5keV、(xxv)12.5〜13.0keV、(xxvi)13.0〜13.5keV、(xxvii)13.5〜14.0keV、(xxviii)14.0〜14.5keV、(xxix)14.5〜15.0keV、(xxx)15.0〜15.5keV、(xxxi)15.5〜16.0keV、(xxxii)16.0〜16.5keV、(xxxiii)16.5〜17.0keV、(xxxiv)17.0〜17.5keV、(xxxv)17.5〜18.0keV、(xxxvi)18.0〜18.5keV、(xxxvii)18.5〜19.0keV、(xxxviii)19.0〜19.5keV、(xxxix)19.5〜20.0keV、(xl)>20keVからなる群から選択される、請求項93に記載の質量分析計。
- 前記第2の軸方向エネルギーが、(i)<20eV、(ii)20〜40eV、(iii)40〜60eV、(iv)60〜80eV、(v)80〜100eV、(vi)100〜120eV、(vii)120〜140eV、(viii)140〜160eV、(ix)160〜180eV、(x)180〜200eV、(xi)200〜220eV、(xii)220〜240eV、(xiii)240〜260eV、(xiv)260〜280eV、(xv)280〜300eV、(xvi)300〜320eV、(xvii)320〜340eV、(xviii)340〜360eV、(xix)360〜380eV、(xx)380〜400eV、(xxi)400〜420eV、(xxii)420〜440eV、(xxiii)440〜460eV、(xxiv)460〜480eV、(xxv)480〜500eV、(xxvi)500〜550eV、(xxvii)550〜600eV、(xxviii)600〜650eV、(xxix)650〜700eV、(xxx)700〜750eV、(xxxi)750〜800eV、(xxxii)800〜850eV、(xxxiii)850〜900eV、(xxxiv)900〜950eV、(xxxv)950〜1000eV、および(xxxvi)>1keVからなる群から選択される、請求項77〜94のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記第2の軸方向エネルギーが、(i)1.0〜1.2keV、(ii)1.2〜1.4keV、(iii)1.4〜1.6keV、(iv)1.6〜1.8keV、(v)1.8〜2.0keV、(vi)2.0〜2.2keV、(vii)2.2〜2.4keV、(viii)2.4〜2.6keV、(ix)2.6〜2.8keV、(x)2.8〜3.0keV、(xi)3.0〜3.2keV、(xii)3.2〜3.4keV、(xiii)3.4〜3.6keV、(xiv)3.6〜3.8keV、(xv)3.8〜4.0keV、(xvi)4.0〜4.2keV、(xvii)4.2〜4.4keV、(xviii)4.4〜4.6keV、(xix)4.6〜4.8keV、(xx)4.8〜5.0keV、(xxi)5.0〜5.5keV、(xxii)5.5〜6.0keV、(xxiii)6.0〜6.5keV、(xxiv)6.5〜7.0keV、(xxv)7.0〜7.5keV、(xxvi)7.5〜8.0keV、(xxvii)8.0〜8.5keV、(xxviii)8.5〜9.0keV、(xxix)9.0〜9.5keV、(xxx)9.5〜10.0keV、および(xxxi)>10keVからなる群から選択される、請求項77〜95のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記第2遅延時間が、(i)<1μs、(ii)1〜5μs、(iii)5〜10μs、(iv)10〜15μs、(v)15〜20μs、(vi)20〜25μs、(vii)25〜30μs、(viii)30〜35μs、(ix)35〜40μs、(x)40〜45μs、(xi)45〜50μs、(xii)50〜55μs、(xiii)55〜60μs、(xiv)60〜65μs、(xv)65〜70μs、(xvi)70〜75μs、(xvii)75〜80μs、(xviii)80〜85μs、(xix)85〜90μs、(xx)90〜95μs、(xxi)95〜100μs、(xxii)100〜100μs、(xxiii)110〜120μs、(xxiv)120〜130μs、(xxv)130〜140μs、(xxvi)140〜150μs、(xxvii)150〜160μs、(xxviii)160〜170μs、(xxix)170〜180μs、(xxx)180〜190μs、(xxxi)190〜200μs、(xxxii)200〜250μs、(xxxiii)250〜300μs、(xxxiv)300〜350μs、(xxxv)350〜400μs、(xxxvi)400〜450μs、(xxxvii)450〜500μs、(xxxviii)500〜1000μs、および(xxxix)>1000μsからなる群から選択される、請求項77〜96のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第2の直交方向エネルギーを有するようにする、請求項77〜97のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記第2の直交方向エネルギーが、(i)<1.0keV、(ii)1.0〜1.5keV、(iii)1.5〜2.0keV、(iv)2.0〜2.5keV、(v)2.5〜3.0keV、(vi)3.0〜3.5keV、(vii)3.5〜4.0keV、(viii)4.0〜4.5keV、(ix)4.5〜5.0keV、(x)5.0〜5.5keV、(xi)5.5〜6.0keV、(xii)6.0〜6.5keV、(xiii)6.5〜7.0keV、(xiv)7.0〜7.5keV、(xv)7.5〜8.0keV、(xvi)8.0〜8.5keV、(xvii)8.5〜9.0keV、(xviii)9.0〜9.5keV、(xix)9.5〜10.0keV、(xx)10.0〜10.5keV、(xxi)10.5〜11.0keV、(xxii)11.0〜11.5keV、(xxiii)11.5〜12.0keV、(xxiv)12.0〜12.5keV、(xxv)12.5〜13.0keV、(xxvi)13.0〜13.5keV、(xxvii)13.5〜14.0keV、(xxviii)14.0〜14.5keV、(xxix)14.5〜15.0keV、(xxx)15.0〜15.5keV、(xxxi)15.5〜16.0keV、(xxxii)16.0〜16.5keV、(xxxiii)16.5〜17.0keV、(xxxiv)17.0〜17.5keV、(xxxv)17.5〜18.0keV、(xxxvi)18.0〜18.5keV、(xxxvii)18.5〜19.0keV、(xxxviii)19.0〜19.5keV、(xxxix)19.5〜20.0keV、(xl)>20keVからなる群から選択される、請求項98に記載の質量分析計。
- イオン源をさらに備えている、請求項77〜99のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記イオン源が、(i)エレクトロスプレーイオン化(「ESI」)イオン源、(ii)大気圧光イオン化(「APPI」)イオン源、(iii)大気圧化学イオン化(「APCI」)イオン源、(iv)マトリックス支援レーザー脱離イオン化(「MALDI」)イオン源、(v)レーザー脱離イオン化(「LDI」)イオン源、(vi)大気圧イオン化(「API」)イオン源、(vii)シリコン基板上脱離イオン化(「DIOS」)イオン源、(viii)電子衝撃(「EI」)イオン源、(ix)化学イオン化(「CI」)イオン源、(x)電界イオン化(「FI」)イオン源、(xi)電界脱離(「FD」)イオン源、(xii)誘導結合プラズマ(「ICP」)イオン源、(xiii)高速原子衝撃(「FAB」)イオン源、(xiv)液体二次イオン質量分析(「LSIMS」)イオン源、(xv)脱離エレクトロスプレーイオン化(「DESI」)イオン源、(xvi)ニッケル63放射性イオン源、(xvii)大気圧マトリックス支援レーザー脱離イオン化イオン源、および(xviii)サーモスプレーイオン源からなる群から選択される、請求項100に記載の質量分析計。
- 連続またはパルスイオン源をさらに備えている、請求項100または101に記載の質量分析計。
- 衝突、フラグメント化、または反応装置をさらに備えている、請求項77〜102のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記衝突、フラグメント化、または反応装置が、衝突誘起解離(「CID」)によってイオンをフラグメント化するように構成されている、請求項103に記載の質量分析計。
- 前記衝突、フラグメント化、または反応装置が、(i)表面誘起解離(「SID」)フラグメント化装置、(ii)電子移動解離フラグメント化装置、(iii)電子捕獲解離フラグメント化装置、(iv)電子衝突または衝撃解離フラグメント化装置、(v)光誘起解離(「PID」)フラグメント化装置、(vi)レーザー誘起解離フラグメント化装置、(vii)赤外線誘起解離装置、(viii)紫外線誘起解離装置、(ix)ノズル−スキマー・インターフェースフラグメント化装置、(x)インソースフラグメント化装置、(xi)イオン源衝突誘起解離フラグメント化装置、(xii)熱または温度源フラグメント化装置、(xiii)電場誘起フラグメント化装置、(xiv)磁場誘起フラグメント化装置、(xv)酵素消化または酵素分解フラグメント化装置、(xvi)イオン−イオン反応フラグメント化装置、(xvii)イオン−分子反応フラグメント化装置、(xviii)イオン−原子反応フラグメント化装置、(xix)イオン−準安定イオン反応フラグメント化装置、(xx)イオン−準安定分子反応フラグメント化装置、(xxi)イオン−準安定原子反応フラグメント化装置、(xxii)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−イオン反応装置、(xxiii)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−分子反応装置、(xxiv)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−原子反応装置、(xxv)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−準安定イオン反応装置、(xxvi)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−準安定分子反応装置、および(xxvii)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−準安定原子反応装置からなる群から選択される、請求項103に記載の質量分析計。
- 親または前駆イオンの少なくとも一部は、使用時に前記衝突、フラグメント化、または反応装置内でフラグメント化されるか、または反応させられ、フラグメント、娘、付加、または生成イオンを形成し、また、前記フラグメント、娘、付加または生成イオンおよび/またはこれらに対応するあらゆる親または前駆イオンは、実質的に同じ速度で前記衝突、フラグメント化、または反応装置から離脱し、実質的に同時に前記直交加速領域に到達する、請求項103〜105のいずれか一項に記載の質量分析計。
- ポストソース分解(「PSD」)によりイオンのフラグメント化を引き起こす、および/またはイオンをフラグメント化させる手段をさらに備えている、請求項77〜106のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 静電エネルギー分析器および/または質量フィルターおよび/または特定の親または前駆イオンを選択するためのイオンゲートをさらに備えている、請求項77〜107のいずれか一項に記載の質量分析計。
- 前記質量フィルターが、磁場型質量フィルター、RF四重極質量フィルター、ウィーンフィルター、または直交加速式飛行時間質量フィルターを含む、請求項108に記載の質量分析計。
- 直交加速領域を備えた直交加速式飛行時間質量分析器を用意することと、
第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第1の直交方向エネルギーを有するようにすることと、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンに関する第1の質量スペクトルデータを生成することと、
第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を用意することと、
前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させることと、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第2の異なる直交方向エネルギーを有するようにすることと、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出することと、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の直交方向エネルギーを有する前記フラグメントまたは娘イオンに関する第2の質量スペクトルデータを生成することと、
前記第1の質量スペクトルデータと前記第2の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることによって複合質量スペクトルを形成することとを含む質量分析法。 - 前記第1の直交方向エネルギーが、(i)<1.0keV、(ii)1.0〜1.5keV、(iii)1.5〜2.0keV、(iv)2.0〜2.5keV、(v)2.5〜3.0keV、(vi)3.0〜3.5keV、(vii)3.5〜4.0keV、(viii)4.0〜4.5keV、(ix)4.5〜5.0keV、(x)5.0〜5.5keV、(xi)5.5〜6.0keV、(xii)6.0〜6.5keV、(xiii)6.5〜7.0keV、(xiv)7.0〜7.5keV、(xv)7.5〜8.0keV、(xvi)8.0〜8.5keV、(xvii)8.5〜9.0keV、(xviii)9.0〜9.5keV、(xix)9.5〜10.0keV、(xx)10.0〜10.5keV、(xxi)10.5〜11.0keV、(xxii)11.0〜11.5keV、(xxiii)11.5〜12.0keV、(xxiv)12.0〜12.5keV、(xxv)12.5〜13.0keV、(xxvi)13.0〜13.5keV、(xxvii)13.5〜14.0keV、(xxviii)14.0〜14.5keV、(xxix)14.5〜15.0keV、(xxx)15.0〜15.5keV、(xxxi)15.5〜16.0keV、(xxxii)16.0〜16.5keV、(xxxiii)16.5〜17.0keV、(xxxiv)17.0〜17.5keV、(xxxv)17.5〜18.0keV、(xxxvi)18.0〜18.5keV、(xxxvii)18.5〜19.0keV、(xxxviii)19.0〜19.5keV、(xxxix)19.5〜20.0keV、(xl)>20keVからなる群から選択される、請求項110に記載の方法。
- 前記第2の直交方向エネルギーが、(i)<1.0keV、(ii)1.0〜1.5keV、(iii)1.5〜2.0keV、(iv)2.0〜2.5keV、(v)2.5〜3.0keV、(vi)3.0〜3.5keV、(vii)3.5〜4.0keV、(viii)4.0〜4.5keV、(ix)4.5〜5.0keV、(x)5.0〜5.5keV、(xi)5.5〜6.0keV、(xii)6.0〜6.5keV、(xiii)6.5〜7.0keV、(xiv)7.0〜7.5keV、(xv)7.5〜8.0keV、(xvi)8.0〜8.5keV、(xvii)8.5〜9.0keV、(xviii)9.0〜9.5keV、(xix)9.5〜10.0keV、(xx)10.0〜10.5keV、(xxi)10.5〜11.0keV、(xxii)11.0〜11.5keV、(xxiii)11.5〜12.0keV、(xxiv)12.0〜12.5keV、(xxv)12.5〜13.0keV、(xxvi)13.0〜13.5keV、(xxvii)13.5〜14.0keV、(xxviii)14.0〜14.5keV、(xxix)14.5〜15.0keV、(xxx)15.0〜15.5keV、(xxxi)15.5〜16.0keV、(xxxii)16.0〜16.5keV、(xxxiii)16.5〜17.0keV、(xxxiv)17.0〜17.5keV、(xxxv)17.5〜18.0keV、(xxxvi)18.0〜18.5keV、(xxxvii)18.5〜19.0keV、(xxxviii)19.0〜19.5keV、(xxxix)19.5〜20.0keV、(xl)>20keVからなる群から選択される、請求項110または111に記載の方法。
- 直交加速領域を備えた直交加速式飛行時間質量分析器と、
(i)第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第1の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第1フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させ、
(ii)前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第1の直交方向エネルギーを有するようにし、
(iii)第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへとフラグメント化するか、あるいは、前記第2の親または前駆イオンのパケットまたは群を、複数の第2フラグメントまたは娘イオンへと自ずとフラグメント化させ、かつ
(iv)前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの少なくとも一部を直交方向に加速し、前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンの前記少なくとも一部が第2の異なる直交方向エネルギーを有するようにするように構成された制御システムと、
(i)前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出し、
(ii)前記複数の第2のフラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンを検出するように構成されたイオン検出器とを備えた質量分析計であって、
前記質量分析計が、
前記複数の第1フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第1の直交方向エネルギーを有するフラグメントまたは娘イオンに関する第1の質量スペクトルデータを生成するように構成された手段と、
前記複数の第2フラグメントまたは娘イオンのうち、前記第2の直交方向エネルギーを有する前記フラグメントまたは娘イオンに関する第2の質量スペクトルデータを生成するように構成された手段と、
前記第1の質量スペクトルデータと前記第2の質量スペクトルデータを使用する、組み合わせる、または部分的に重ねることによって複合質量スペクトルを形成するように構成された手段とをさらに備えた質量分析計。
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