JP2008521359A - 集積化無線受信機およびその無線受信方法 - Google Patents
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Abstract
無線受信機および無線受信方法が提供され、無線周波数(RF)の周波数が実質的にゼロの中間周波数(IF)信号または大幅に低いIF信号の周波数にダウンコンバートされる。ダウンコンバートされた信号は低いQ値を有する集積化フィルタによってフィルタされ、次いで特定のIF信号に再びアップコンバートされ、それによって外部素子を集積化することができる。例えば、受信装置は必要な帯域でRF信号を受信することができる。周波数ダウンコンバート装置は、RF信号の中心周波数がゼロになるように周波数をダウンコンバートすることができる。チャネル選択フィルタリング装置は、周波数がダウンコンバートされた信号から必要なチャネルを選択することができる。IF信号変換装置は、チャネル選択された信号の周波数を必要なIFにアップコンバートすることができる。IF処理装置は、変換されたIF信号が入力され処理された後にベースバンド信号を抽出することができる。増幅装置は、周波数を変換する処理で必要とされる利得で信号を増幅することができる。
Description
本出願は、2004年11月19日に出願した韓国特許出願第10―2004―0095374号明細書に基づいて優先権を主張し、その開示は参照することによって本明細書に組み込まれている。
本発明の実施形態は無線受信機およびその無線受信方法に関連付けることができる。より詳細には、本発明の実施形態は、外部素子が実質的にゼロの中間周波数(IF)または大幅に低いIFを使用して集積化されることができる無線受信機およびその無線受信方法に関連付けることができる。これによって無線受信機をスーパー・ヘテロダイン(super-heterodyne)インターフェースと互換することができる。
図1は、1つの例示的構成による無線通信システムの構成図である。他の構成も可能である。図1に示すように、送信機100により生成される信号は空中に放たれ、受信機200に送信されることができる。多くの他の雑音および信号が他の人々によって空中に送出される可能性がある。
送信機100は、受信機200が送信信号を受信できるように適切な電力を有する信号を送信することができる。送信機100は、送信機100で使用される周波数以外のいかなる周波数成分も送ることができない。種々の周波数チャネルを使用するとき、送信機100はそれらの間の干渉なしに信号を送信することができる。
受信機200は、送信機100から送信される弱い信号の電力を増幅し、空中における他の雑音を防止することができる。また、種々の周波数チャネルを使用するとき、受信機200は必要なチャネルだけを選択することができる。
受信機200は、中間周波数(IF)を使用してスーパー・ヘテロダイン方式に基づいて動作することができる。スーパー・ヘテロダイン方式は、搬送周波数が、ベースバンド(baseband)周波数に直接変換されず、その処理の中間で、ある周波数に、変換された後に、処理される方式であるとすることができる。
図2は、1つの例示的構成によるスーパー・ヘテロダイン受信機の構成図である。他の構成も可能である。図2に示すように、受信機200は、アンテナ210、帯域選択フィルタ220、低雑音増幅器(LNA)230、イメージ・リジェクト・フィルタ(image reject filter)240、ダウンミキサ(down-mixer)250、チャネル選択フィルタ280、およびIFプロセッサ280を含むことができる。アンテナ280は無線周波数(RF)信号を受信することができる。帯域選択フィルタ220は特定の帯域で信号をフィルタでき、低雑音増幅器230は、雑音の増幅を防止しながら信号を増幅することができる。イメージ・リジェクト・フィルタ240は、イメージ周波数がミキサ250に送信されることを防止することができる。ダウンミキサ250は低雑音増幅されたRF信号をIF信号に変換することができる。チャネル選択フィルタ280は、IFに変換された信号から特定のチャネルを選択することができる。IFプロセッサ290は選択されたチャネルでIF信号を処理することができる。
ダウンミキサ250は、RF信号を局部発振器260から入力される発振周波数fLOと混合し、それによってRF信号をIF信号に変換することができる。発振周波数fLOはフェーズ・ロック・ループ(PLL)270によって安定化することができる。
図3は、1つの例示的構成により周波数変換処理を説明するグラフを示す。他の構成も可能である。この周波数変換処理は、図2で説明される受信機で、低雑音増幅されたRFをIFに変換することを含むことができる。図3は、搬送波の中心周波数をfCとして、fCを中心とするRF信号のスペクトル(spectra)が存在することを示す。この種のRF信号は局部発振器260から発振されるfLOと混合されてダウンコンバートされる場合、RF信号は中心周波数fIFを有するIF信号に変換されることになる。このIFは無線通信装置のタイプに依存して異なる可能性がある。例えば、ラジオは10.7MHzのIFを使用し、テレビは45MHzのIFを使用し、衛星装置は160MHzのIFを使用することができる。
変換されたIF信号はIFプロセッサ290によってベースバンド信号に変換されるので、元の搬送波で搬送されたベースバンド信号が抽出されることになる。アナログ処理が、IFプロセッサ290の一方端から実装することができる。あるいは、デジタル処理が、アナログ信号をデジタル信号に変換することによってIFプロセッサ290の他方端から実装することができる。
上述のように無線通信受信機は、RF信号がベースバンド信号に直接変換されず、それがIFに変換された後にベースバンド信号にダウンコンバートされるスーパー・ヘテロダイン方式を使用することができる。
RFプロセッサとベースバンド・プロセッサとの間にIFプロセッサを設けることにはいくつかの理由がある。例えば、RF信号内の特定帯域をフィルタするために高いQ値を有するフィルタが要求され、この種の精巧なフィルタを設計することは困難な場合があるということである。技術的には、RF信号をIF信号に変換しより低いQ値を有するフィルタを使用することが、より高いQ値を有するフィルタを設計しRF帯域で信号を処理することよりも、より経済的であることになる。
他の例として、IFプロセッサがRFプロセッサとベースバンド・プロセッサとの間に設けられ、それによってRFプロセッサの種々の周波数変動または異常がベースバンド・プロセッサに送信されることを防止することができる。他の例として、RF信号がベースバンド・プロセッサに入力される前にIF信号が使用されない場合、すべての信号はRF信号で増幅されることになる。しかし、この増幅処理がシステムの一部分に集中する場合、システムは不安定になる可能性がある。
さらなる追加の例として、IFプロセッサを設けることによって、搬送周波数が異なっていても、IFプロセッサの次ぎのシステムは共通に使用されることができ、これにより受信機の経済的設計が可能になる。
しかし、この種の利点にかかわらず、IF信号が使用される場合、イメージ周波数による干渉が生じるおそれがある。イメージ周波数(すなわち、イメージ信号)は、局部発振器の発振周波数であるfLOを中心として、受信を必要とするRF信号と対称的に配置される信号とすることができる。また、イメージ周波数は、IF信号を直接妨害することによって受信機に重大な結果を引き起こしうる。したがって、スーパー・ヘテロダイン受信機においてイメージ周波数を除去するために、個別のイメージ・リジェクト・フィルタ240がダウンミキサ250の前段に設けられ、ミキサ250に入力されるイメージ周波数を除去することができる。
無線受信機の小型化および軽量化のために、多くの素子を集積化し、それによって、外部素子の数を低減する傾向があった。素子の集積化は、プロセス技術の開発と共に増大している。
上述のスーパー・ヘテロダイン受信機で使用される表面弾性波(SAW)フィルタまたはセラミックフィルタは、特定の信号以外のブロッキング信号(blocking signals)を減衰させるために使用可能な理想的フィルタであるが、この種の特性を有する集積化フィルタを具現化することは実際に非常に難しい可能性がある。
具体的には、集積化フィルタの性能は、表面弾性波(SAW)フィルタと比較して、可能な限り改善されてきた。しかし、適切なチップ面積内に低いQ値を有する低域通過フィルタ(LPF)または帯域通過フィルタ(BPF)を実装することは容易であるが、高いQ値を有するフィルタを設計することは難しい可能性がある。実際には、IF信号をフィルタするのに必要とされる可能性があるBPFのQ値は非常に高い可能性があり、一方、集積化フィルタに2を超えるQ値を実装することは非常に複雑であり不経済である。したがって、新しい手法が、無線受信機の外部の要素を集積化させることができる可能性がある。
本発明の実施形態は、必要な帯域内のRF信号を受信する受信手段、RF信号の中心周波数が実質的にゼロになるように周波数をダウンコンバートする周波数ダウンコンバート手段、および周波数がダウンコンバートされた信号から必要なチャネルを選択するチャネル選択フィルタリング手段を含む無線受信機を提供することができる。この無線受信機は、チャネル選択された信号の周波数を必要なIFにアップコンバートする中間周波数(IF)信号変換手段、変換されたIF信号が入力され処理された後にベースバンド信号を抽出するIF処理手段、および周波数を変換する処理で必要とされる利得で信号を増幅する増幅手段を含んでもよい。
本発明の実施形態はまた、必要な帯域内のRF信号を受信する受信手段、RF信号の中心周波数がゼロ近くの大幅に低いIFになるように周波数をダウンコンバートする周波数ダウンコンバート手段、および周波数がダウンコンバートされた信号から必要なチャネルを選択するチャネル選択フィルタリング手段を含む無線受信機を提供することができる。この無線受信機は、チャネル選択された信号の周波数を必要なIFにアップコンバートするIF信号変換手段、変換されたIF信号が入力され処理された後にベースバンド信号を抽出するIF処理手段、および周波数を変換する処理に必要な利得で信号を増幅する増幅手段を含んでもよい。
本発明の実施形態は、RF信号を受信するアンテナ、受信したRF信号内の必要な帯域を選択する帯域選択フィルタ、および帯域選択された信号を低雑音増幅する増幅器を含む無線受信機を提供することができる。この無線受信機は、低雑音増幅されたRF信号を実質的にゼロのIF信号または大幅に低いIF信号に変換する周波数ダウンコンバート器、周波数がダウンコンバートされた信号から必要なチャネルを選択する集積化チャネル選択フィルタ、およびチャネル選択された信号の利得を制御する自動利得コントローラをさらに含んでもよい。この無線受信機は、チャネル選択された信号を必要なIF信号にアップコンバートする周波数アップコンバート器、および必要なIFによってアップコンバートされる信号が入力され処理された後にベースバンド信号を抽出するIFプロセッサを含んでもよい。
本発明の実施形態はまた、必要な帯域内のRF信号を受信すること、RF信号の中心周波数が実質的にゼロになるように周波数をダウンコンバートすること、および周波数がダウンコンバートされた信号内で必要なチャネルを選択することを含む無線受信方法を提供することができる。この無線受信方法は、チャネル選択された信号内の周波数を必要なIFにアップコンバートすること、変換されたIF信号が入力され処理された後にベースバンド信号を抽出すること、および周波数を変換する処理に必要な利得で信号を増幅することをさらに含んでもよい。
本発明の実施形態は、必要な帯域内のRF信号を受信すること、RF信号の中心周波数がゼロ近くなどの低いIFになるように周波数をダウンコンバートすること、および周波数がダウンコンバートされた信号から必要なチャネルを選択することを含む無線受信方法を提供することができる。この無線受信方法は、チャネル選択された信号の周波数を必要なIFにアップコンバートすること、変換されたIF信号が入力され処理された後にベースバンド信号を抽出すること、および周波数を変換する処理に必要な利得で信号を増幅することをさらに含んでもよい。
本発明の実施形態は、RF信号を受信すること、受信したRF信号内の必要な帯域を選択すること、および帯域選択された信号を低雑音増幅することを含む無線受信方法を提供する。この無線受信方法は、低雑音増幅されたRF信号を実質的にゼロのIF信号または大幅に低いIF信号に変換すること、周波数がダウンコンバートされた信号から必要なチャネルを選択すること、およびチャネル選択された信号の利得を制御することを含んでもよい。無線受信方法は、チャネル選択された信号を必要なIF信号にアップコンバートすること、および信号が必要なIFによってアップコンバートされ入力され処理された後にベースバンド信号を抽出することをさらに含んでもよい。
本発明の他の目的、機能、利点、および実施形態の顕著な機能は、添付図面と共になされる下記の説明からより明らかになるかも知れない。
本発明の構成および実施形態は、同様の参照番号が同様の要素を参照する下記の図面を参照して詳しく説明されることになる。
図4は、本発明の1つの例示的実施形態による無線受信機の構成図である。他の実施形態および構成も本発明の範囲内である。図4は、この集積化受信機が、アンテナ410、帯域選択フィルタ420、低雑音増幅器(LNA)430、ダウンミキサ440aおよび440b、チャネル選択フィルタ460aおよび460b、自動利得コントローラ(AGC)465aおよび465b、アップミキサ(up-mixer)470aおよび470b、加算器483、低域通過フィルタ(LPF)485、ならびにIFプロセッサ490を含むことができることを、より詳細に示している。
アンテナ410は、RF信号を受信することができる。帯域選択フィルタ420は、受信したRF信号内の必要な帯域の周波数だけを選択的にフィルタすることができる。低雑音増幅器(LNA)430は、必要な周波数帯域の信号を増幅することができる。ダウンミキサ440aおよび440bは、周波数を実質的にゼロのIFまたは大幅に低いIFにダウンコンバートすることができる。さらに、チャネル選択フィルタ460aおよび460bは必要なチャネルを選択することができる。自動利得コントロール(AGC)465aおよび465bはチャネル選択された信号の利得を制御することができる。アップミキサ470aおよび470bは周波数をアップコンバートすることができ、加算器483は同相(I)チャネル信号と直交(Q)チャネル信号とを加算することができる。低域通過フィルタ(LPF)485は必要なIF信号以外の信号をフィルタすることができ、IFプロセッサ490はフィルタされたIF信号を処理することができる。
受信機400は、入力されたRF信号の周波数をダウンコンバートするために、第1の局部発振器450および基準周波数信号f1を発振する第1のフェーズ・ロック・ループ(PLL)455を含むことができる。受信機400は、Iチャネル信号およびQチャネル信号を発生させるI/Q発生器445を含んでもよい。
また、受信機400は、周波数がダウンコンバートされた後に、チャネル選択された信号の周波数をアップコンバートするために、第2の局部発振器475および基準周波数信号f2を発振する第2のPLL480を含むことができる。この受信機400は、Iチャネル信号およびQチャネル信号を発生させるI/Q発生器473をさらに含むことができる。
チャネル選択フィルタ460aおよび470bならびにLPF485は低いQ値を有するので、素子は集積化されることができる。
帯域選択フィルタ420は、アンテナ410から受信した信号から必要な周波数帯域信号を選択的に通過させることによって受信信号をフィルタすることができる。複数のチャネルを使用するとき、すべてのチャネルはフィルタ420を通過することができ、同一のアンテナ410で信号を送受信する場合には、帯域選択フィルタ420の機能と置き換えるように送受切替器(図示せず)を含めることができる。
LNA430は受信したRF信号を増幅し、空中の雑音が一緒に入ってくるRF信号内の雑音を防止することができる。
ダウンミキサ440aおよび440bは、第1の局部発振器450から発振される基準周波数f1に基づいて入力されたRF信号の周波数をダウンコンバートすることができる。第1の局部発振器450から発振される周波数はRF信号と同一または実質的に同一であってよい。したがって、ダウンコンバート周波数は実質的にゼロのIFまたは大幅に低いIFになることができる。さらに、I/Q生成器445は、位相差90°を与えることによって第1の局部発振器450から発振される信号をIチャネル信号とQチャネル信号とに分割し、次いでそれらの信号をダウンミキサ440aおよび440bのそれぞれに供給することができる。
チャネル選択フィルタ460aおよび460bは、周波数がダウンコンバートされた信号から必要なチャネルだけを選択的にフィルタすることができる。周波数がダウンコンバートされた信号は実質的にゼロのIFまたは大幅に低いIFであるので、これらの機能は低いQ値を有するフィルタによって実現されることができる。言い換えれば、Q値は中心周波数と通過帯域幅との比として定義することができる。ダウンミキサ440aおよび440bによって周波数がダウンコンバートされた信号は、はるかにより低い中心周波数を有するので、低いQ値を有するフィルタで必要なチャネルを十分にフィルタすることは可能であり、集積化フィルタでこの種のチャネル選択フィルタ460aおよび460bを実現することができる。
本発明の実施形態は実質的にゼロのIF信号または大幅に低いIF信号を使用することができるので、高いQ値が必要とされるイメージ・リジェクト・フィルタは、使用されなくてよい。
アップミキサ470aおよび470bは、第2の局部発振器475から発振される基準周波数信号f2に基づいて、実質的にゼロのIF信号または大幅に低いIF信号の周波数をアップコンバートすることができる。例えば、ラジオなどの無線受信機では、IFプロセッサ490用の入力周波数が10.7MHzの場合、アップミキサ470aおよび470bは、実質的にゼロのIF信号または大幅に低いIF信号を10.7MHzの周波数を有するIF信号にアップコンバートすることができる。
I/Qチャネルを使用するアップミキサは単側波帯ミキサとすることができる。アップミキサはアナログミキサだけでなくデジタルミキサを使用して実装することができる。デジタルミキサを使用してこの種の機能を実装するために、アナログデジタル変換器(ADC)がデジタルアップミキサ470aおよび470bの入力端に設けられ、デジタルアナログ変換器(DAC)がデジタルアップミキサ470aおよび470bの出力端に設けられることができる。このデジタルミキサはアップミキサ470aおよび470bとして使用され、それによって線形性およびダイナミック・レンジ(dynamic range)の品質を向上させることができる。
一方、第2の局部発振器475から発振される基準周波数は、IFプロセッサ490用の入力周波数と同一または実質的に同一とすることができる。例えば、ラジオなどの無線受信機では、IFプロセッサ用の入力周波数が10.7MHzである場合、アップミキサ470aおよび470bは、実質的にゼロのIF信号または大幅に低いIF信号を10.7MHzの周波数を有するIF信号にアップコンバートすることができる。
さらに、I/Q生成器473は、第2の局部発振器475から発振される信号をそれに位相差90°を与えることによってIチャネル信号とQチャネル信号とに分割し、次いでそれらの信号をアップミキサ470aおよび470bそれぞれに供給することができる。
周波数がアップミキサ470aおよび470bによってアップコンバートされるIチャネル信号およびQチャネル信号は加算器483によって加算され、次いでLPF485に入力されることができる。
LPF485は、周波数がアップコンバートされたIF信号をフィルタし、それによって混合処理で生成される相互変調歪み(IMD)を除去することができる。同様に、LPF485は低いQ値を有するフィルタによって交換されてよいので、これは集積化フィルタとして実現されることができる。LPF485は、必要なIF帯域により帯域通過フィルタ(BPF)に置き換えられてもよい。
IFプロセッサ490は、スーパー・ヘテロダイン受信機のIF信号プロセッサと同様の方法で入力されるIF信号を処理することができる。アナログ処理がIFプロセッサ490の他端から実現されてもよい。あるいは、デジタル処理が、アナログ信号をデジタル信号に変換することによってIFプロセッサ490の他端から実現されてもよい。
図5は、本発明の1つの例示的実施形態により、図4の集積化受信機によって受信されるRF信号の処理を示すフローチャートである。他の実施形態、運用、および運用順序も本発明の範囲内である。図5に示すように、RF信号がアンテナ410により受信される場合、帯域選択フィルタ420は必要な周波数帯域だけを選択的に通過させることができる(S510、S520)。例えば、ブルートゥース(Bluetooth)受信機は搬送周波数として2.4GHzの周波数を使用するので、帯域選択フィルタ420は、2.4GHzの帯域近くの周波数を選択的にフィルタすることができる。
帯域通過フィルタされたRF信号はLNA430によって低雑音増幅され、その周波数はダウンミキサ440aおよび440bによってダウンコンバートすることができる(S530、S540)。周波数をダウンコンバートするための発振周波数は、変換された周波数が実質的にゼロのIFになるように入力されたRF信号と同一(または実質的に同一)であってよい。例えば、ブルートゥース受信機は、ダウンミキサ440aおよび440bによって変換される信号の中心周波数がゼロになるように2.4GHzの発振周波数を使用することができる。
図6は、本発明の1つの例示的実施形態により、RF信号を実質的にゼロのIF信号にダウンコンバートする処理を説明するグラフを示す。他の実施形態も本発明の範囲内である。より具体的には図6は、RF信号の中心周波数fCと同一である周波数fLOが、ダウンコンバートされたスペクトルの周波数が実質的にゼロ周波数に一致するように、発振されることを示す。ゼロIFがこのように使用される場合、それ自体の信号に対するイメージ周波数だけが考慮され、個別のイメージ・リジェクト・フィルタは不要であってよい。
さらに、ゼロIFが使用されるときに生じる可能性がある直流(DC)オフセットは、ダイレクト・コンバージョン(direct conversion)技術(すなわち、IF信号を使用せず、RF信号をベースバンド信号に直接変換する)により解決されることができる。言い換えれば、GSM(Global System for Mobile Communications)などのタイム・スロット(time slot)を使用する通信では直流オフセットは、通信が続けられていない時間中にDC電荷を放電することによって解決されることができる。無線のローカル・エリア・ネットワーク(LAN)では、DCオフセットは、信号がDC周波数領域で搬送されることを防止することによって解決されることができる。
チャネル選択フィルタ460aおよび460bは、周波数が実質的にゼロのIFにダウンコンバートされる信号に対して、低いQ値を有する集積化フィルタを使用して、必要なチャネルだけをフィルタすることができる。上述のように、低いQ値を有するフィルタは、低周波数帯域で必要なチャネルだけをフィルタすることができる(S550)。
自動利得コントローラ465aおよび465bは、適切な利得でチャネル選択フィルタされた信号を増幅することができ、増幅された信号の周波数はアップミキサ470aおよび470bによってアップコンバートされてよい(S560、S570)。周波数をアップコンバートするために、第2の局部発振器475は必要な周波数を発振し、第2のフェーズ・ロック・ループ480は第2の局部発振器475の発振周波数をしっかりと固定することができる。
第2の局部発振器475から発振される周波数は、IFプロセッサ490の処理により変更されることができる。言い換えれば、10.7MHzのIFがラジオの受信機用などに使用される場合、第2の局部発振器475はラジオ受信機の動作周波数と同様の方法で10.7MHzの周波数を発振し、次いで実質的にゼロのIF信号の周波数は、10.7MHzの発振周波数が入力されるアップミキサ470aおよび470bによって10.7MHzの周波数にアップコンバートされてもよい。
周波数がIFにアップコンバートされる信号内のIMD信号はLPF485によって除去され、次いでIMD信号が除去された信号はIFプロセッサ490に入力されてよい(S580、S590)。IFプロセッサ490に入力される信号の処理は、上述のスーパー・ヘテロダイン方式の処理と同一であってよいので、さらなる説明は行われない。
本発明の他の実施形態では、受信したRF信号は処理のために実質的にゼロのIFではなく、大幅に低いIFに変換されてよい。具体的には、簡易型携帯電話(PHS)、ブルートゥースなどの無線アプリケーションでは必要なチャネルに隣接した周波数チャネルにブロッキング信号(blocking signal)がない可能性があるので、イメージ周波数は、受信したRF信号が大幅に低いIFに変換されても考慮されないままになる可能性がある。
図7は、本発明の1つの例示的実施形態により、RF信号を低いIF信号に変換する処理を説明するグラフを示す。本発明の他の実施形態は、図5の流れ図を参照して説明される。他の実施形態および構成も本発明の範囲内である。
RF信号がアンテナ410により受信される場合、帯域選択フィルタ420は必要な周波数帯域だけを選択的に通過させることができる(S510、S520)。例えば、PHS端末は搬送周波数として1.9GHzの周波数を使用することができるので、帯域選択フィルタ420は1.9GHzの帯域近くの周波数だけをフィルタすることができる。
帯域通過フィルタされたRF信号はLNA430によって低雑音増幅され、次いでダウンミキサ440aおよび440bによってダウンコンバートされてもよい(S530、S540)。ダウンコンバート用の発振周波数は、ダウンコンバートされた周波数が大幅に低いIFになるように受信したRF信号の中心周波数に近くてよい。図7で示すように、ダウンコンバートされた周波数は、受信したRF信号の中心周波数fCより帯域幅/2(=BW/2)だけ小さい発振周波数fLOを使用することによって大幅に低いIFになりうる。
チャネル選択フィルタ460aおよび460bは、低いQ値を有する集積化フィルタを用いて周波数が大幅に低いIFにダウンコンバートされる信号をフィルタすることによって必要なチャネルを得ることができる。さらに、自動利得コントローラ465aおよび465bは、適切な利得でチャネル選択フィルタによってフィルタされた信号を増幅することができる(S550、S560)。
図6を参照した上述の実施形態と同様に、増幅された信号の周波数はアップミキサ470aおよび470bによって再びアップコンバートされ、アップコンバートするときに第2の局部発振器475から発振される周波数は、IFプロセッサ490によって必要とされる入力周波数に依存してよい(S570)。
周波数をアップコンバートするときに生成されるIMDはLPF485によって除去され、周波数がアップコンバートされるIF信号はIFプロセッサに入力され、次いで処理されてよい(S580、S590)。
本発明の実施形態により、受信したRF信号は実質的にゼロのIFまたは低いIFに変換され、次いでフィルタされ、それによって低いQ値を有するフィルタであるにも関わらず必要とされる受信機の性能を満足することができる。
また、低いQ値を有するフィルタは集積化フィルタとして実現されることができ、それによって受信機が極めてより小さくなり軽くなり、その生産コストを低減することができる。集積化フィルタは、その要求仕様および性能に基づいて容易に変更されることができる。実質的にゼロのIFまたは大幅に低いIFが使用され、それによって個別のイメージ・リジェクト・フィルタは、イメージ周波数を除去するために不要とされることができる利点を有することができる。
また、RF信号は実質的にゼロのIF信号または大幅に低いIF信号にダウンコンバートされ、次いで必要なIF信号に再びアップコンバートされることができる。したがって、入出力はスーパー・ヘテロダイン・システムと同一であり、それによって無線受信機をスーパー・ヘテロダイン・インターフェースと互換性のあるものにすることができる。
前述の実施形態および利点は、単に例示であり、本発明を限定するように解釈されるべきではない。本教示は他のタイプの装置に容易に適用されることができる。本発明の実施形態の説明は例示的なものであって、特許請求の範囲を限定するものではない。多くの代替形態、修正形態、および変形形態が当業者には明らかであろう。特許請求の範囲では手段プラス機能の節は、列挙された機能を実行するように本明細書で説明された構造および構造的均等物だけでなく等価的構造を包含するものである。
Claims (32)
- 無線周波数(RF)信号を受信するための受信装置、
前記RF信号の実質的な中心周波数が実質的にゼロになるように、前記受信されたRF信号の周波数をダウンコンバートする周波数ダウンコンバート装置、
前記ダウンコンバートされた周波数信号からチャネルを選択し、チャネル選択された信号を供給するチャネル選択フィルタリング装置、
前記チャネル選択された信号の周波数を特定のIFにアップコンバートする中間周波数(IF)信号変換装置、
前記IF信号変換装置が前記周波数を前記特定のIFにアップコンバートした後、ベースバンド信号を抽出するIF処理装置、および
前記周波数の変換中に利得を有して信号を増幅する増幅装置
を備えることを特徴とする無線受信機。 - 前記チャネル選択フィルタリング装置は集積化フィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載の無線受信機。
- 前記IF信号変換装置は、
前記特定IFと実質的に同一の周波数を有する信号を供給する局部発振器、
前記局部発振器の発振周波数をロックするフェーズ・ロック・ループ、および
前記チャネル選択された信号を前記局部発振器により供給される前記信号と混合することによって周波数をアップコンバートするミキサ
を備えることを特徴とする請求項2に記載の無線受信機。 - 前記IF信号変換装置は、前記ミキサによりもたらされる相互変調歪み(IMD)を除去する集積化フィルタをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の無線受信機。
- 無線周波数(RF)信号を受信する受信装置、
前記RF信号の実質的な中心周波数がゼロに近い大幅に低い中間周波数(IF)になるように、前記受信されたRF信号の周波数をダウンコンバートする周波数ダウンコンバート装置、
前記ダウンコンバート周波数から特定のチャネルを選択し、チャネル選択された信号を供給するチャネル選択フィルタリング装置、
前記チャネル選択された信号の周波数を特定のIFにアップコンバートするIF信号変換装置、
前記IF信号変換装置が前記周波数を前記特定IFにアップコンバートした後、ベースバンド信号を抽出するIF処理装置、および
前記周波数の変換中に利得を有して信号を増幅する増幅装置
を備えることを特徴とする無線受信機。 - 前記チャネル選択フィルタリング装置は集積化フィルタとして構成されることを特徴とする請求項5に記載の無線受信機。
- 前記IF信号変換装置は、
前記特定IFと実質的に類似の周波数を有する信号を供給する局部発振器、
前記局部発振器の発振周波数をロックするフェーズ・ロック・ループ、および
前記チャネル選択された信号を前記局部発振器により供給される前記信号と混合することによって周波数をアップコンバートするミキサ
を備えることを特徴とする請求項6に記載の無線受信機。 - 前記IF信号変換装置は、前記ミキサによりもたらされる相互変調歪み(IMD)を除去する集積化フィルタをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の無線受信機。
- 前記局部発振器により供給される前記周波数は、前記特定のIFから前記低いIFを減算することによってもたらされる値と実質的に同一であることを特徴とする請求項7に記載の無線受信機。
- 前記受信機は、簡易型携帯電話(PHS)またはブルートゥース・システム内で提供されることを特徴とする請求項5に記載の無線受信機。
- 無線周波数(RF)信号を受信するアンテナ、
前記受信されたRF信号内の特定の帯域を選択する帯域選択フィルタ、
前記帯域選択された信号を増幅する増幅器、
前記増幅されたRF信号を、実質的にゼロの中間周波数(IF)信号または大幅に低いIF信号に変換する周波数ダウンコンバータ、
前記ダウンコンバート周波数信号から特定のチャネルを選択し、チャネル選択された信号を供給する集積化チャネル選択フィルタ、
前記チャネル選択された信号の利得を制御する自動利得コントローラ、
前記チャネル選択された信号の周波数を特定のIF信号にアップコンバートする周波数アップコンバータ、および
前記周波数アップコンバータが前記信号を前記特定IFにアップコンバートした後にベースバンド信号を抽出するIFプロセッサ
を備えることを特徴とする無線受信機。 - 前記周波数アップコンバート器は、
前記実質的にゼロIF信号または前記大幅に低いIF信号を前記特定IF信号にアップコンバートする周波数を有する信号を供給するための局部発振器、
前記局部発振器の発振周波数をロックするフェーズ・ロック・ループ、および
前記チャネル選択された信号を前記局部発振器により供給される前記信号と混合することによって周波数をアップコンバートするミキサ
を備えることを特徴とする請求項11に記載の無線受信機。 - 前記周波数アップコンバータは、前記ミキサによりもたらされる相互変調歪み(IMD)を除去するための集積化フィルタを備えることを特徴とする請求項12に記載の無線受信機。
- 前記局部発振器の発振周波数は、前記特定IFの前記周波数と実質的に同一であることを特徴とする請求項12に記載の無線受信機。
- 前記局部発振器の発振周波数は、前記特定IFから前記低IFを減算することによってもたらされる値であることを特徴とする請求項12に記載の無線受信機。
- 前記受信機は、簡易型携帯電話(PHS)またはブルートゥース・システム内で提供されることを特徴とする請求項11に記載の無線受信機。
- 実質的にゼロの中間周波数(IF)を使用する無線受信方法であって、
無線周波数(RF)信号を受信すること、
前記受信されたRF信号の実質的な中心周波数が実質的にゼロになるように周波数をダウンコンバートすること、
前記ダウンコンバート周波数信号から特定のチャネルを選択し、変換されて選択された信号を供給すること、
前記チャネル選択された信号の周波数を特定のIFにアップコンバートすること、
前記アップコンバートされた周波数信号からベースバンド信号を抽出すること、および
前記周波数の変換中に利得を有して信号を増幅すること
を備えることを特徴とする実質的にゼロの中間周波数(IF)を使用する無線受信方法。 - 前記特定チャネルを選択することは集積化フィルタによって実装されることを特徴とする請求項17に記載の無線受信方法。
- 前記アップコンバートすることは、
前記特定IFと実質的に同一の周波数を有する信号を発振すること、
フェーズ・ロック・ループを使用して前記発振周波数をロックすること、および
前記チャネル選択された信号を前記発振された信号と混合すること
を備えることを特徴とする請求項18に記載の無線受信方法。 - 前記アップコンバートすることは、前記混合することでもたらされる相互変調歪み(IMD)を、集積化フィルタを使用してフィルタし、除去することをさらに備えることを特徴とする請求項19に記載の無線受信方法。
- 大幅に低い中間周波数(IF)を使用する無線受信方法であって、
無線周波数(RF)信号を受信すること、
前記RF信号の実質的な中心周波数が大幅に低いIFになるように、周波数をダウンコンバートすること、
周波数がダウンコンバートされた前記信号から特定のチャネルを選択し、チャネル選択された信号を供給すること、
前記チャネル選択された信号の周波数を特定のIFにアップコンバートすること、
前記アップコンバート周波数信号からベースバンド信号を抽出すること、および
前記周波数の変換中に利得を有して信号を増幅すること
を備えることを特徴とする大幅に低い中間周波数(IF)を使用する無線受信方法。 - 前記アップコンバートすることは集積化フィルタにより実装されることを特徴とする請求項21に記載の無線受信方法。
- 前記アップコンバートすることは、
前記特定IFと、実質的に同一の周波数を有する信号を発振すること、
フェーズ・ロック・ループを使用して前記発振周波数をロックすること、および
前記チャネル選択された信号を前記発振された信号と混合すること
を備えることを特徴とする請求項22に記載の無線受信方法。 - 前記アップコンバートすることは、前記混合することの間にもたらされる相互変調歪み(IMD)を、集積化フィルタを使用してフィルタし、除去することをさらに備えることを特徴とする請求項23に記載の無線受信方法。
- 前記発振することによって発振された周波数は、前記特定のIFから前記低いIFを減算することの値としてもたらされることを特徴とする請求項23に記載の無線受信方法。
- 前記受信方法は、簡易型携帯電話(PHS)またはブルートゥース・システム内で提供されることを特徴とする請求項21に記載の無線受信方法。
- 無線周波数(RF)信号を受信すること、
前記受信されたRF信号内の特定の帯域を選択すること、
前記帯域選択された信号を低雑音増幅すること、
前記低雑音増幅されたRF信号を実質的にゼロの中間周波数(IF)信号または大幅に低いIF信号にダウンコンバートすること、
周波数がダウンコンバートされた前記信号から特定のチャネルを選択し、チャネル選択された信号を供給すること、
前記チャネル選択された信号の利得を制御すること、
前記チャネル選択された信号を特定のIF信号にアップコンバートすること、および
前記チャネル選択された信号を前記特定IF信号にアップコンバートした後にベースバンド信号を抽出すること
を備えることを特徴とする無線受信方法。 - 前記アップコンバートすることは、
前記実質的にゼロのIF信号または前記大幅に低いIF信号を前記特定IF信号にアップコンバートするための周波数を有する信号を発振すること、
フェーズ・ロック・ループを使用して前記発振周波数をロックすること、および
前記チャネル選択された信号を、前記周波数を発振する期間に発振される前記信号と混合すること
を備えることを特徴とする請求項27に記載の無線受信方法。 - 前記アップコンバートすることは、前記混合することでもたらされる相互変調歪み(IMD)を、集積化フィルタを使用してフィルタし、除去することをさらに備えることを特徴とする請求項28に記載の無線受信方法。
- 発振する周波数は前記特定IFと実質的に同一の周波数として規定されることを特徴とする請求項28に記載の無線受信方法。
- 発振する周波数は、前記特定IFから前記大幅に低いIFを減算した結果と実質的に同一の値として規定されることを特徴とする請求項28に記載の無線受信方法。
- 前記受信方法は、簡易型携帯電話(PHS)またはブルートゥース・システムに適用されることを特徴とする請求項27に記載の無線受信方法。
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