JP2008520733A - 経粘膜搬送デバイス - Google Patents

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Abstract

中でも、バッキング層と、セイヨウニワトコ(Sambucus nigra)抽出物を含む植物抽出物の適当な組成物の有効量を有する粘着レザバーとを有する搬送デバイスを、病気感染組織の粘膜またはそれに隣接した組織に周期的に使用することを包含する粘膜または隣接組織の適応症を治療する方法であって、粘着レザバーは30〜70重量のポリマーを含有し、その大部分がポリアクリル系ポリマーであり、該搬送デバイスは可撓性で組織適合性である、方法が提供される。

Description

本出願は、2004年11月22日出願の米国仮出願60/630,363の優先権を主張する。
本発明は、セイヨウニワトコ含有植物抽出物を、他の抽出物と共にまたは他の植物抽出物を伴わずに、粘膜組織に搬送するデバイス(device:装置、手段)および方法に関するものである。
従来、植物界は、ヒトおよび動物の病気を治療し、健康維持における予防薬として用いる医薬品の最も重要な供給源であった。少なくともこの150年間は、西洋医学では、合成および/または高度に精製された化学薬品が支配的であった。現在、植物抽出物が病気の改善および治療に極めて有効な薬剤でありうることが、ますます認識されるようになってきている。多くの合成または高度に精製された薬剤に比べて、抽出物を適切に選択すれば、毒性を低下させ、副作用の発生を大きく低減させることができる。さらに、植物は、多くの医薬的に活性な剤を有しているので、抽出物は、種々の生理的過程においてそれらの活性を発揮することができ、所期の治療効果の範囲を広くする。
WO02/094300に記載されているのは、粘膜の病気を治療または改善するハーブ抽出物の多数の有用な組み合わせである。
現在、ハーブ抽出物の粘着レザバーを有する特定の粘膜粘着性搬送デバイスが、歯肉炎の治療に極めて有効であることが、発見されている。一形態においては、このデバイスは、搬送形状が平らでない口腔粘膜表面に適合し、粘着するのに特に効果的であるため、有効であると思われる。適切な抽出物の組み合わせにより、粘着強度が高くなる。
他の形態においては、このデバイスは、デバイスを最初に粘膜へ粘着させた後、ハーブ剤のより軟らかい粘着レザバーを粘膜に粘着したままで、バッキング層を取り除くことができる。かくして、この搬送デバイスは、患者の快適さを高め、あるいは効果を著しく低減させることなく、必要に応じて患者が口の障害物を制限することができる。
別の態様においては、搬送デバイスのバッキング層および/または粘着レザバー内の染料を選択し、(i)適当な使用時間が完了した時、または(ii)そのバッキング層を取り除くのに適当な時間が来た時(その時間において、残りの粘着層がまだハーブ剤を搬送していてもよい)、搬送デバイスの色が変わるような適当な量で配合する。
WO02/094300
(発明の要約)
本発明は、一実施態様において、バッキング層と、セイヨウニワトコ(Sambucus nigra)抽出物を含む植物抽出物の適当な組成物の有効量を有する粘着性レザバー (adhesive reservoir) とからなる搬送デバイスを、病気感染組織の粘膜またはその組織に隣接した粘膜に周期的に使用することからなる粘膜または隣接組織の適応症を治療する方法において、該搬送デバイスは30〜70重量のポリマーからなり、その大部分がポリアクリル系ポリマーからなり、該搬送デバイスは可撓性で、組織適合性である方法を提供する(更に以下に述べるように)。
他の実施態様においては、バッキング層と、セイヨウニワトコ抽出物を含む植物抽出物の適当な組成物の有効量を有する粘着レザバーとからなる経粘膜搬送デバイスにおいて、粘着レザバーは30〜70重量のポリマーからなり、その大部分がポリアクリル系ポリマーからなり、該搬送デバイスは可撓性で、組織適合性であるデバイスも提供される。
更に他の実施態様は、 バッキング層と、セイヨウニワトコ抽出物を含む植物抽出物の適当な組成物の有効量を有する粘着レザバーとを有する経粘膜搬送デバイス;(i)必要な場合、推奨治療時間よりも短い初期時間の後で、バッキング層を取り除いてもよいということ、もしくは(ii)デバイスが表示されている程度に変色した場合、搬送デバイスまたはそのバッキング層を取り除いてもよいということを記載したラベリングまたは使用説明書;を含有する口腔疾患治療用キットを提供する。
(発明の詳細な説明)
植物抽出物
このデバイスに使用する適当な植物抽出物組成物としては、セイヨウニワトコ(SN)の抽出物が挙げられ、ニンニク(Allium sativum)(AS)、キンセンカ(Calendula officinalis)(CO)、チャ(Camellia sinensis)(CS)、ツボクサ(Centella asiatica)(CA、ゴツコーラ(Gotu Kola)としても知られる)、ミルラ(Commiphora molmol)(CM)、ムラサキバレンギク(Echinacea purpurea)(EP)、ヒメコウジ(Gaultheria procumbens)(GP)、セイヨウオトギリソウ(Hypericum perforatum)(HP)、ラタニア(Krameria triandra)(KT)、オーシャ(Ligusticum porterii-osha)(LP)、カモミール(Matricaria recutita)、レモンバーム(Melissa officinalis)、セイヨウシロヤナギ(Salix alba)、タチジャコウソウ(Thymus vulgaris )、キャッツクロー(Uncaria tomentosa)、ウスニアバルバタ(Usnea barbata)またはビルベリー(Vaccinium myrtillus)といった他の植物抽出物を含んでもよい。この抽出物組成物は、例えば、次の文章に列挙された低い方のパーセント(重量)の一つから90、95、96、97、98、99または100%までの量のセイヨウニワトコ抽出物を含むことができる。これらの低い方のパーセントは、50、55、60、65、70、75、80、85、90または95%である。第二または第三の抽出物が存在する場合は、例えば、これらの低い方のパーセントの一つから次の文章に列挙された高い方のパーセントの一つまでの量で存在することができる。第二または第三の抽出物についての低い方のパーセントは、例えば、0.5、1、2、5、10または20%であることができる。高い方のパーセントは、例えば、1、2、5、10、20、30、40または50%であることができる。これらの範囲およびこの出願に記載された他の如何なる範囲も、一つまたは二つの終点を含むかもしくは除外することができる。
“抽出物”という用語は、ここでは、有効量の活性成分を含む多くの種類の生成物の全てを含むものとして用いられる。かくして、種々の異なる抽出溶剤を用いた冷抽出技術により抽出物を製造することができ、抽出溶剤としては、水、脂肪性溶剤(オリーブオイルなど)およびアルコール性溶剤(例えば、70%エタノール)が挙げられるが、これらに限定されるものではない。冷抽出技術は、代表的には、葉、花などの植物のより軟らかい部分に、あるいは植物の所望の活性成分が熱不安定性である場合に適用される。もう一つの方法として、熱抽出技術を用いることができ、そこでは、このような溶剤が室温より高い温度に加熱されており、該温度の正確な値は選択された溶剤の性質、抽出効果などの要因に依存している。熱抽出技術は、樹皮、木の枝、より大きい根などの植物のより硬く、より強い部分に一般的に適用される。ある場合には、2つ以上の溶剤中にて異なる温度で、連続抽出を行う必要がある。植物抽出物を製造する標準方法(熱抽出、冷抽出およびその他の技術を始めとする)は、“薬用植物:イスラエル国の薬用植物に対するフィールドガイド(ヘブライ語)、著者:エヌ クリスピル(N. Krispil)、ハー ギロ(Har Gilo)、イスラエル、1986年”および“植物医薬を作る、著者:アール セック(R. Cech)、Horizon Herbs発行、2000年”を初めとする多くの出版物に記載されている。
典型的な抽出物組成物を重量パーセントで示すと、次のようなものが挙げられる。
Figure 2008520733
Figure 2008520733
Figure 2008520733
Figure 2008520733
Figure 2008520733
上記の量は一般的には(exemplary)、1〜2%の量については± 0.5%、3〜5%の量については± 0.5または1%、6〜10%の量については± 0.5、1または2%、70〜90%の量については± 1、2、3、4または5%をその有効使用量(useful amounts) として提供するものである(上記パーセント範囲は、全抽出物量(重量)についてのものである)。
実施態様によっては、抽出物からの固形体(solids)は、典型的には次に示す低い方の終点の一つまたは次に示す高い方の終点の一つからの量が、粘着レザバー層に与えられる。低い方の終点は、10、15、20、25および30重量パーセントである。高い方の終点は、15、20、25、30、35、40および45重量パーセントである。粘着レザバー層におけるこのような固形体のパーセントは、例えば、ほぼ30.0、30.1、30.2のように0.1ずつ40.0まで上がっていくことができる。
粘着レザバー層用ポリマー
実施態様によっては、ポリマーは、次に示す低い方の終点の一つまたは次に示す高い方の終点の一つからの量が、粘着レザバー層に与えられる。低い方の終点は、30、35、40、45および50重量パーセントである。高い方の終点は、35、40、45、50、55、60、65および70重量パーセントである。例えば、ポリマーは、35〜65重量%または40〜60重量%からなることができる。この目的のための、ポリマーとしては、合成ポリマー、天然ポリマー製品または天然ポリマー製品の誘導体があるが、植物抽出物中に見出されることがあるかもしれないポリマーであることはない。
ポリマーの大部分は、カルボポルTM(Carbopol)(ノベオン、クリーブランド、OH(Noveon, Cleveland, OH))またはオイドラギットTM(Eudragit)(ローム社、KG、ダームシュタット、ドイツ(R.m GmbH & Co., KG, Darmstadt, German))として販売されている架橋カルボマーなどのポリアクリル酸ポリマーである。例えば、カルボポル971を用いることができる。ポリマーのカルボマー重量パーセントは、例えば、次に示す低い方の終点の一つまたは次にしめす高い方の終点の一つからであることができる。低い方の終点は、51、55、60、65および75重量パーセントである。高い方の終点は、60、65、70、80、85、90、95、98、99および100重量パーセントである。例えば、カルボマーポリマーは、65〜85重量%または70〜80重量%からなることができる。
例えば、粘着レザバー層のポリマー部分は、ほぼ45.0(重量)%、45.1%、45.2%のように0.1%ずつ上昇して55.0%までであることができる。ポリマーにおける重量パーセントカルボマーは、例えば、ほぼ70.0、70.1、70.2のように0.1ずつ上昇して80.0までであることができる。
その他のポリマーは、粘着レザバー層の水和速度または粘膜粘着性に影響を及ぼすポリマーであることができる。そのようなポリマーは、例えば、カルボキシメチルセルロース、酢酸セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC、例えば、ファルマコート606TM(Pharmacoat 606)、信越化学工業株式会社、日本)、ニトロセルロース、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンポリマー、コポリマーまたはブロックコポリマー、ポリビニルピロリドンポリマーまたは誘導体などであることができる。
一実施態様において、第二の水溶性ポリマーの重量パーセント(ポリマーに関して)は、例えば、次に示す低い方の終点の一つまたは次に示す高い方の終点の一つからであることができる。低い方の終点は、5、6、7、8、9および10重量パーセントである。高い方の終点は、10、12、14、16、18および20重量パーセントである。
粘着レザバー層用の他の成分
粘着レザバーの他の任意の成分の中には、例えば、二酸化チタンや酸化亜鉛などの顔料がある。イチゴ香料などの香料添加剤を含んでもよい。更なる任意成分としては、保湿剤、酸化防止剤、抗菌剤などが挙げられる。保湿剤としては、例えば、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコールなどが挙げられる。粘着レザバーの保湿剤重量パーセントは、例えば、次の低い方の終点の一つまたは次の高い方の終点の一つからであることができる。低い方の終点は、1、2および4重量パーセントである。高い方の終点は、2、4および10重量パーセントである。粘着レザバー層におけるこのような保湿剤のパーセントは、例えば、4.0、4.1、4.2のように0.1ずつ上昇して12.0までであることができる。
一実施態様においては、植物抽出物に見いだされる両親媒性分子を除いて、オレイン酸やトリグリセリドなどの両親媒性皮内浸透エンハンサーは、本質的に粘着レザバーに添加されていない。
バッキング層
患者の体の目標としない領域から粘着レザバーを分離するために、様様なバッキング層を用いることができる。バッキング層は、例えば、ポリエステルフィルムなどの可撓性ポリマーフィルムであることができるが、制限されるものではない。一つのそのようなフィルムとしては、15ミクロンの厚さのポリエステルフィルム(例えば、三菱、日本から)がある。バッキング層用の適当な材料としては、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリエステル、エチレンビニルアセテート、アクリロニトリル、セロファン、酢酸セルロース、セルロース誘導体、エチルセルロース、エチレン酢酸ビニル(EVA)共重合体、可塑化酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレートポリマー、ナイロン、レーヨン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、金属化ポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリスチレンおよびアルミニウム箔が挙げられるが、制限されるものではない。バッキング層は、例えば、ハーブ剤が外方へ拡散するのを防ぐために選択されたポリマーおよび賦形剤を含むことができる。
例えば、バッキングフィルムに粘着剤混合物を塗布し、粘着剤のキャリア溶剤を除去することにより、バッキングフィルム上に粘着剤を層状化させることができる。あるいは、例えば、粘着剤を剥離層上に形成し、粘着剤の上にバッキング層を形成または層状化させることもできる。
一実施態様において、バッキング層は、疎水性ポリマー、ゴムおよび溶剤中のオイルの懸濁液/溶液から作られる。懸濁液/溶液を粘着剤上に塗布し、乾燥して溶剤を除去することができる。適当なポリマーとしては、エチルセルロースまたは酢酸セルロースなどのセルロース誘導体、ポリエチレン、メタクリレートポリマー、高分子量ポリビニルアルコールなどが挙げられる。
バッキング層は、着色剤を含むことができる。搬送デバイスまたはそのバッキング層を取り除くことが使用中に適当である時に、変色するように着色剤を選択することができる。この選択は、バッキング層の他の成分により変性される場合のように、着色剤の溶解性に基づき、また着色剤の量に基づいている。適当な着色剤としては、カラーE172レッド、酸化チタンおよびそれらの混合物が挙げられるが、制限されるものではない。
搬送デバイスの包装が有しているラベリングは、搬送デバイスまたはそのバッキング層を取り除くことが適当である時を示すカラーチャートまたはその他の印を含むことができる。
事例的適応症;治療パラメーター
本発明の方法およびデバイスで治療される適応症としては、記載した植物抽出物で治療できる、粘膜組織または粘膜組織に十分に隣接した組織の任意の適応症が挙げられる。例えば、口腔適応症および微生物適応症(微生物疾患など)をこの方法およびデバイスで治療することができる。
本発明による治療に適当な口腔適応症としては、歯周病、歯肉炎、アフタ性潰瘍(潰瘍性口内炎)、機械的外傷、熱的外傷、扁平苔癬の口腔疾患または発疹、水疱性類天疱瘡、尋常性天疱瘡、疱疹状皮膚炎または口角びらん症、再発性ヘルペス、または口腔粘膜のその他の微生物(ウイルスを含む)発疹が挙げられるが、制限されるものではない。
このデバイスは、病気に冒された粘膜組織または病気に冒された組織に隣接した粘膜組織に周期的に用いられる。例えば、このデバイスは、1日に1回、2回または3回用いることができる。このデバイスは、各使用において、例えば、12、30、60、120、240分またはそれ以上の間、所定の位置にそのままにしておく。
その他のパラメーター
搬送デバイスの粘着性は、チャーリー(Chary)等、“粘膜粘着性薬剤搬送系の試験管内および生体内粘着試験” 薬剤開発および工業製薬学(Drug Development and Industrial Pharmacy), 25:685−90(1999)に記載されている試験管内法で試験することができる。
次の実施例は、本発明を更に説明するものであるが、勿論、その範囲を限定するものと決して解釈されるべきではない。
粘着層を作るために、EtOH(4.2g)をファルマコート(Pharmacoat)606(HPMC、1.19g)と共に撹拌し、30分間撹拌して懸濁液を作成する。メカニカルミキサー(空気駆動ベンチュリ撹拌器)を用いて、カルボポル(Carbopol)971(3.95g)をこの懸濁液と60分間混合し,均一な白色ゲルを得る。別に、酸化チタン(0.12g)を無水グリセリン(0.79g)と混合し、次いで白色ゲルに添加する。香料添加剤(0.4g)およびハーブ抽出物(96%EtOHに3.56gの固体)も加える。この混合物を、脱気しながら一晩ゆっくり撹拌する。
この混合物を、エリクセンコーターセットを用いて988cmの剥離ライナー上に塗布し、2mmの湿潤コーティング層を得る。まず室温(20分)で、次いで50℃(10分)で乾燥し、最後に60℃(15分)で乾燥する。
バッキング層を作るために、エチルセルロース(3.95g)をEtOH(33.6g)中に分散させ、ポリマーが溶解するまで撹拌する。次いで、カラーE172レッド(2mLの水に0.08g)を添加する。別に、酸化チタン(0.1g)をひまし油(1.98g)と混合し、次いでポリマー溶液に添加する。次に、ポリソルベート(0.1g)を加え、溶解するまで撹拌する。次いで、アカシアゴム(1.49g)を加え、溶解するまで撹拌する。溶液/懸濁液は、脱気することができる。
この混合物を、エリクセンコーターセットを用いて乾燥した粘着層上に塗布し、1mmの湿潤コーティング層を得る。まず室温(10分)で、次いで60℃(15分)で乾燥する。乾燥したバッキング層は、薄赤色のものである。使用中、1時間後にこの色がピンクがかった白色に退色し、その時点で、少なくともいくつかの抽出物組成物に関し、適当な治療時間、搬送デバイスが所定の位置にあったものと考えられる。
1.25cmの経皮デバイスを得るには、穿孔機が用いられる。経皮デバイスは、剥離ライナーから分離され、熱シール複合箔内に包装される。
その他の定義
次の用語は、本出願の目的で、以下に述べるそれぞれの意味を有するものとする。
●有効量
本発明の適応症を治療するためには、医薬化合物の有効量が臨床医により確認されるであろうが、これは治療しようとする一つ以上の病気の症状または治療もしくは回避しようとする容態を治療し、緩和し、軽減し、改善し、取り除き、あるいは予防し、または、その他に、病状もしくは容態の臨床的に確認しうる好ましい変化をもたらすのに有効な量を含むものである。従って、有効量は、例えば、口腔疾患、潰瘍、出血、刺激、膨張、紅斑などの重篤性または持続を緩和する量であることができる。
●可撓性および組織適合性
粘膜組織に使用する前に可撓性であり、歯肉にデバイスを適合させる際に、粘膜組織の助けによりデバイスを濡らすかどうかにかかわらず、別の同等な直径1cmのデバイスが患者の歯肉に適合することができれば、搬送デバイスは可撓性であり、組織適合性である。
●微生物感染
微生物感染としては、バクテリア、マイコバクテリア、真菌およびウイルス感染が挙げられるが、制限されるものではない。
●治療
“治療”とは、病気、疾患または容態と戦う目的での患者の管理および看護を意味する。この用語は、病気、疾患または容態の進行を遅らせること、緩和、改善または症状および合併症の軽減、および/または病気、疾患または容態の治療および除去を含むことを意味する。被治療動物は、哺乳類、特に人間であることができる。
特許および特許出願を含むがこれらに限定されるものではない、本明細書に引用された出版物および参考文献は、各個々の出版物または参考文献全部が記載されているものとして具体的および個別的に示されているように引用されている全体の部分において、それら全体で参照のために組み込まれる。本出願が優先権を主張する特許出願も、出版物および参考文献について上に述べたように、ここに参照のために組み込まれる。
好ましい実施態様に重点を置いて本発明を説明してきたが、好ましいデバイスおよび方法の変形を用いてもよいこと、並びに具体的にここに記載されたものとは別のやり方で本発明を実施してもよいことを意図していることは、当業者には明白であろう。従って、本発明は、特許請求範囲により規定された本発明の精神および範囲内に含まれる全ての変更を含むものである。

Claims (19)

  1. バッキング層と、セイヨウニワトコ(Sambucus nigra)抽出物を含む植物抽出物の適当な組成物の有効量を有する粘着レザバーを有する搬送デバイスを、病気感染組織の粘膜またはそれに隣接した組織に周期的に使用することを含む粘膜または隣接組織の適応症を治療する方法であって、粘着レザバーは30〜70重量のポリマーを含有し、その大部分がポリアクリル系ポリマーであり、該搬送デバイスは可撓性で組織適合性である、粘膜または隣接組織の適応症を治療する方法。
  2. 適応症が口腔のものである請求項1記載の方法。
  3. 適応症がウイルス性のものである請求項2記載の方法。
  4. 適応症がウイルス性のものである請求項1記載の方法。
  5. バッキング層と、セイヨウニワトコ抽出物を含む植物抽出物の適当な組成物の有効量を有する粘着レザバーとを有する経粘膜搬送デバイスであり、粘着レザバーは30〜70重量のポリマーを含有し、その大部分がポリアクリル系ポリマーであり、該搬送デバイスは可撓性で、組織適合性である経粘膜搬送デバイス。
  6. 粘着レザバーにおいて、セイヨウニワトコ抽出物が植物抽出物固形体の51〜100重量%である請求項5記載の経粘膜搬送デバイス。
  7. 粘着レザバーにおいて、第二の植物抽出物が植物抽出物固形体の1〜50重量%である請求項6記載の経粘膜搬送デバイス。
  8. 粘着レザバーにおいて、第三の植物抽出物が植物抽出物固形体の0.5〜5重量%である請求項7記載の経粘膜搬送デバイス。
  9. カルボマーポリマーが、粘着レザバーのポリマーの65〜85重量%である請求項5記載の経粘膜搬送デバイス。
  10. カルボマーポリマーが、粘着レザバーのポリマーの70〜80重量%である請求項5記載の経粘膜搬送デバイス。
  11. 粘着レザバーが40〜60重量のポリマーを含有する請求項5記載の経粘膜搬送デバイス。
  12. カルボマーポリマーが、粘着レザバーのポリマーの65〜85重量%である請求項11記載の経粘膜搬送デバイス。
  13. カルボマーポリマーが、粘着レザバーのポリマーの70〜80重量%である請求項11記載の経粘膜搬送デバイス。
  14. 粘着レザバーが45〜55重量のポリマーである請求項5記載の経粘膜搬送デバイス。
  15. カルボマーポリマーが、粘着レザバーのポリマーの65〜85重量%である請求項14記載の経粘膜搬送デバイス。
  16. カルボマーポリマーが、粘着レザバーのポリマーの70〜80重量%である請求項14記載の経粘膜搬送デバイス。
  17. バッキング層と、セイヨウニワトコ抽出物を含む植物抽出物の適当な組成物の有効量を有する粘着レザバーを含有する経粘膜搬送デバイス;
    (i)必要な場合、推奨治療時間よりも短い初期時間の後で、バッキング層を取り除いてもよいということ、もしくは(ii)デバイスが表示されている程度に変色した場合、搬送デバイスまたはそのバッキング層を取り除いてもよいということを記載したラベリングまたは使用説明書;
    を含有する口腔疾患治療用キット。
  18. ラベリングまたは使用説明書が(i)を記載している請求項17記載のキット。
  19. ラベリングまたは使用説明書が(ii)を記載している請求項17記載のキット。
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