JP2008520272A - 脊椎プレートシステムおよびこれを使用する方法 - Google Patents

脊椎プレートシステムおよびこれを使用する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】最少の工程数、ならびに、最小の組織退縮、組織切開、および、損傷で植え込み可能なボーンプレートシステムを提供する。
【解決手段】細長いボーンプレートであって、第1の表面と、第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、最大プレート幅と、最小プレート幅と、ボーンスクリューを受け入れるための、第1の表面から第2の表面に延びる、複数の開口部と、を有する、細長いボーンプレートを含む、ボーンプレートシステムが提供される。このシステムは、骨に挿入可能な複数のボーンスクリューを追加的に含み、各スクリューは、スクリュー外径およびスクリュー内径を有する。ボーンプレートおよびボーンスクリューの寸法は、スクリュー外径に対する最大プレート幅の比率が約2.7以下であるような、寸法である。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
〔発明の分野〕
本発明は、整形外科手術および脊椎手術(orthopaedic and spinal surgery)で用いる固定器具に関し、特に骨のセグメントを位置決めおよび固定化させるために役立つ骨固定プレート(bone fixation plates)に関する。
〔発明の背景〕
多くの既知の理由で、骨固定器具(bone fixation devices)は、外傷、腫瘍の増殖または椎間板変性症(degenerative disc disease)によって引き起こされる負傷または損傷した脊椎の骨のセグメントにおける適切な治療の促進に有益である。この固定器具は、損傷したセグメント間の新しい骨組織の成長を確保するため、負傷した骨のセグメントを固定化する。このような種類の骨固定器具は、変形もしくは不安定性を伴わず、損傷領域の有効な治療を円滑にし、一方で固定期間および患者の術後のケアを最小限にするため、脊柱を固定する内部押さえ材(internal bracing)および器具を備えることが多い。
このような器具の1つに、一般的に骨固定プレートと呼ばれる骨接合プレートがあり、骨などの隣接した骨格部分を固定するために利用することができる。典型的に、固定プレートは、互いに固定し合うことが必要な骨または骨のセグメントを橋渡し(span)するように配置された、堅い金属または高分子のプレートである。プレートは、通常、ボーンスクリューを用いて個々の骨に締結されるので、プレートは骨との接触を維持したまま、これらの骨を所望の位置に固定する。ボーンプレートは、椎間板、椎体、または、骨片がずれ動いた場合などにおいて、椎体を適切な位置に保持し、弱体化または罹患した領域をブリッジするために必要な機械的支持を提供するのに有益である。
このようなプレートは、脊柱の椎体を含む様々な骨を固定するために利用されている。これらのボーンプレートシステムは、通常、複数のスクリュー開口部を有する堅いボーンプレートを含む。この開口部は、スクリューの自由な移動を可能にする孔またはスロットのいずれかである。ボーンプレートは、損傷した椎体に対して取り付けられ、ボーンスクリューは、通常、椎体にねじ込まれるボーンスクリューで脊椎にボーンプレートを固定するために使用される。模範的なシステムは、ロゴジンスキー(Rogozinski)に付与された米国特許第6,159,213号、リチェルソフ(Richelsoph)に付与された米国特許第6,017,345号、オックスランド他(Oxland et al.)に付与された米国特許第5,676,666号、ヤップ他(Yapp et al.)に付与された米国特許第5,616,144号、ヤップ他(Yapp et al.)に付与された米国特許第5,549,612号、ワーデン他(Warden et al.)に付与された米国特許第5,261,910号、および、ステフィー(Steffee)に付与された米国特許第4,696,290号に開示されている。
これらのボーンプレートシステムの存在にかかわらず、最少の工程数、ならびに、最小の組織退縮(minimal tissue retraction)、組織切開、および、損傷で植え込み可能なボーンプレートシステムの必要性は、依然として残存している。
〔発明の概要〕
本願は、ボーンプレートおよびプレート幅を最小限にする固有の幾何学的形状および寸法を有するボーンスクリューを含むボーンプレートシステムを開示する。1つの態様では、ボーンプレートは、従来のボーンプレートの幅より小さい幅を有し、プレートに用いるボーンスクリューは、従来のボーンスクリューより大きい外径を有する。これらの特徴の組み合せは、柔軟組織および骨への最小の損傷でボーンプレートの固定を円滑にし、かつ、ボーンプレートシステムの植え込みを少数の工程で可能にする。
ボーンプレートの狭い幅は、植え込みのために最小の組織退縮および切開によって、柔軟組織への外傷を軽減する利点がある。結果として患者の苦痛は少なくてすみ、より早く回復することができる。さらに、ボーンスクリューの大きい直径は固定化の向上をもたらし、より少数のボーンスクリューを必要とする。例えば、1つの実施形態では、椎体ごとに1つだけのボーンスクリューを用いてプレートを植え込むことができる。従来のボーンプレートと比較すると、本システムはこのように、ボーンスクリューによって骨の構造が与える骨組織の損傷の程度を軽減することができる。さらなる利点として、医師が植え込まなければならないスクリューの数が削減されるので、ボーンプレートシステムを植え込むために要求される多くの工程が削減される。
1つの実施形態では、ボーンプレートシステムは、第1の表面と、第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、最大プレート幅と、ボーンスクリューを受け入れるための、第1の表面から第2の表面にプレートを通って延びる、複数の開口部と、を有する細長いボーンプレートを含む。このシステムはまた、骨に挿入するための開口部の中に対になる複数のボーンスクリューを含み、各スクリューは、スクリュー外径を有する。ボーンプレートおよびボーンスクリューの寸法は、模範的な実施形態では、スクリュー外径に対する最大プレート幅の比率が、約2.7以下である。
1つの態様では、ボーンプレートシステムは、ボーンスクリューの外れ(backout)防止のためのロック機構のような追加的な特徴を含む。ボーンプレートはまた、回転および捻れに対してより強化された安定性を提供するために、プレートの少なくとも1つの表面から延びる骨係合突起部(bone-engaging protrusions)も含むことができる。これらの突起部は、ボーンプレートの側端から延びることができる。
別の態様では、ボーンプレートの開口部は、ボーンプレートの縦軸に沿って整列されている。この実施形態では、各開口部は、異なる椎体に隣接して配置されるように構成されている。
別の実施形態では、ボーンプレートは、第1の表面と、対向する第2の骨接触表面と、複数の開口部であって、各開口部が、ボーンスクリューを受け入れるよう構成され、ボーンプレートの縦軸に沿って整列するように、第1の表面から第2の表面にボーンプレートを通って延びる、複数の開口部とを有する。ボーンプレートは、開口部からスクリューが外れるのを防ぐため、一体的な保持部材(integrated retaining member)をさらに含む。また、ボーンプレートは、最大幅および最小幅を含む、縦軸に沿って変化する幅を有し、開口部の最小直径に対する最大幅の比率は、縦軸に対する横軸方向で測定して、約2.5以下である。
さらに別の実施形態では、ボーンプレートシステムは、上端部と、中央部と、下端部と、第1の表面と、第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、を有するボーンプレートを含む。ボーンプレートは、複数の開口部であって、第1の表面から第2の表面にボーンプレートを通って延びる、複数の開口部を含む。このシステムはまた、骨に挿入するための開口部内に植え込み可能な複数のボーンスクリューも含み、各スクリューは、スクリュー外径を有する。ボーンプレートはまた、プレートの長さの部分に沿って変化し得る幅を含む。
さらにまた別の態様では、ボーンプレートシステムは、第1の表面と、第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、ボーンスクリューを受け入れるための、第1の表面から第2の表面に延びる、複数の開口部とを有するボーンプレートを含む。この開口部は、ボーンプレートの縦軸に沿って配置され、各開口部が異なる椎骨体部に隣接して配置されるよう構成されるように離間されてもよい。ボーンプレートは、ボーンプレートの縦軸に沿って変化する幅を有する細長い形状を有してもよく、最大幅は約10.5mm以下である。このシステムはまた、骨に開口部を介して挿入可能な複数のボーンスクリューも含み、各スクリューは、少なくとも約4.6mmのスクリュー外径を有する。
追加的な態様では、ボーンプレートは、ボーンプレートの他の部分より大きい幅を有する部分を含むことができる。大きい幅の部分は、ボーンプレートの縦軸に対する横軸に配向され、同一の椎体に隣接して配置されるように構成された、2つの開口部を有してもよい。1つの実施形態では、ボーンプレートはまた、より小さい幅を有するこのプレートの一部に少なくとも1つの追加的な開口部を含む。より小さい幅を有するこのプレートの部分での、少なくとも1つの開口部を横切るように測定した、ボーンスクリュー外径に対するボーンプレート幅の比率は、約2.5以下である。
さらに別の態様では、ボーンプレートは、ボーンプレートの一方の端部で、より大きい幅を有する部分を含む。このプレートのより大きい端部は、より大きい幅を横切るように配列された複数の開口部を含むことが好ましく、この複数の開口部は、プレートの縦軸に対する横軸に配向され、各開口部は、同一の椎体に隣接して配置されるよう構成されている。より小さい幅を有するプレートの端部は、少なくとも1つの開口部を含むことが好ましく、より小さい幅を有する端部の開口部のそれぞれは、プレートの縦軸に沿って整列され、異なる椎体に隣接して配置されるように構成される。1つの実施形態では、スクリュー外径に対するプレート幅の比率は、狭い端部の開口部を横切るように測定して、約2.7より小さい。
本発明はまた、ボーンプレートシステムを植え込む方法も包含する。1つの実施形態では、この方法は、細長いボーンプレートを準備する工程であって、この細長いボーンプレートは、第1の表面と、第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、最大プレート幅と、最小プレート幅と、ボーンスクリューを受け入れるための、第1の表面から第2の表面にこのプレートを通って延びる複数の開口部とを有する、工程、を含む。また、複数のボーンスクリューも準備され、各スクリューは、スクリュー外径およびスクリュー内径を有し、スクリュー外径に対する最大プレート幅の比率は、約2.7以下である。この方法は、患者の脊椎の部位もしくは脊椎に隣接する部位にアクセスを提供するために、少なくとも1つの切開部を形成する工程と、少なくとも1つの切開部を介してボーンプレートを挿入する工程と、少なくとも2つの椎体にわたる(spanning)所望の位置でボーンプレートを設置する工程とをさらに含む。ボーンスクリューはこのとき、少なくとも1つの切開部を介してボーンプレートの開口部を通して挿入される。1つの模範的な技術では、各ボーンスクリューは異なる椎体に植え込まれる。
〔発明の詳細な説明〕
本発明は、添付の図面と併せて検討される詳細な説明によってより十分に理解されるであろう。
概して、本願の開示は、ボーンスクリューを受け入れるための少なくとも2つの開口部を有する脊椎固定プレート(spinal fixation plate)である。このプレートは、脊椎を固定位置に保持するため、隣接する脊椎に取り付けられるよう構成されてもよく、これにより脊椎に生体力学的な安定性を与える。ボーンプレートシステムの形状および構造は、低侵襲の外科手術を含む様々な外科的処置における利用を円滑にする。1つの態様では、このプレートは、従来使用されていたボーンプレートの幅よりも狭い幅を有し、より小さな切開部の経由を可能にする。さらに、プレートシステムに使用されるボーンスクリューは、従来のボーンスクリューより大きい外径を有する。結果として、骨にプレートを固定するために必要とされるボーンスクリューはより少なくなり、プレートが固定される椎体のそれぞれにつき1つのボーンスクリューのみを使用することができる。これにより、プレートを植え込むことに医師が必要とする時間および工程数を削減する。
以下の模範的な実施形態は、脊椎固定技術で、隣接する椎体を橋渡しして固定するために使用するボーンプレートに関連して、本明細書に説明するものである。一方、説明するボーンプレートシステムは、あらゆる種類の隣接する骨または骨のセグメントの固定化に適用可能であることを理解されたい。
図1はボーンプレートシステム10の1つの実施形態を示し、ボーンスクリュー16を受け入れるように構成された開口部14を有するボーンプレート12を含む。開口部は、ボーンプレートの縦軸L(図2A)に沿って配置され、プレートを固定するために椎体ごとに1つのボーンスクリューだけを使用するよう、個別の骨のセグメントを固定するために離間される。ボーンプレートはまた、ボーンプレートの外れ防止を提供するためロック機構18を含んでもよい。後に詳述するように、図1に示したシステムは、1段のプレート(one level plate)(すなわち2つの椎体をブリッジする)として使用するが、このシステムは、例えば図11に示すように、2つ以上の椎体60をブリッジするプレートに適用可能である。
図2A、2B、および、2Cはそれぞれ、ボーンプレート12の上面図、側面図、および、端面図を示す。図のように、ボーンプレートは通常、下端部22と上端部24との間に位置された中央部20を備えるほぼ細長い形状を有し、縦軸Lは、この下端部22および上端部24の間に延びている。ボーンプレート12は、骨非接触表面26および骨接触表面28、ならびに、下端部22と上端部24との間にわたって延びる対向側面30aおよび30bをさらに含む。このプレートはまた、医師がプレートを取り付ける解剖学的構造の形状に合わせてプレートを曲げることを可能にする、プレートのより薄い領域である湾曲領域(図示せず)を含んでもよい。
前述のように、プレート12は、少なくとも2つの椎骨を結合するように構成される。図1〜図2Eに示されたこのシステムおよびプレートは、下端部22を下方の椎骨に固定し、上端部24を上方の椎骨に固定して、上方の椎骨と下方の椎骨との間を結合するように構成される。したがって、プレート12は、隣接する椎骨にプレートを取り付けるため、ボーンスクリュー16のような締結要素(fastening element)を受け入れるための1つ以上の開口部14を含むことが好ましい。各開口部14は、プレート12を通して骨非接触表面26から骨接触表面28に延びている。1つの実施形態では、ボーンプレートは、椎体ごとに1つのボーンスクリューだけを使用して脊椎に固定するように構成される。この実施形態では、開口部は、ボーンプレートの縦軸Lに沿って配列さられている。図1〜図2Cは、プレート12が2つの椎体を橋渡しするボーンプレートを示し、各開口部14は、椎体中のボーンスクリューの所望の位置に対応している。図2Dおよび2Eのボーンプレートは、3つの椎体を橋渡しし、各開口部14は、椎体中のボーンスクリューの所望の位置に対応する。
しかしながら、ボーンプレート12は様々な形状を有することができ、ボーンプレートは通常、長さに沿って不均一な幅を有する。1つの実施形態では、ボーンプレートは、図1および図2Aに示すように、実質的に砂時計の形状を有する。図のように、プレート12は、下端部22および上端部24で最大幅(または最も広い幅)を有し、中央部20で最小幅(または最も狭い幅)を有する。図2AのW1として示すボーンプレート12の最大幅は、好ましくは約14mmよりも小さく、さらに好ましくは約12mmより小さく、さらにより好ましくは約10.5mm以下である。さらに別の実施形態では、ボーンプレートの最大幅は、約5mm〜約10.5mmの範囲である。図2AのW2として示す最小幅は通常、ボーンプレート12の中央部20で横切るように位置しており、好ましくは約2mm〜約10mmの範囲であり、より好ましくは約4mm〜約10mmの範囲である。最大幅W1の位置は通常、開口部を有するプレートの領域に対応しており、最小幅W2は通常、開口部間のプレートの領域に対応している。当業者は、最大幅および最小幅を有する様々な他のボーンプレートの形状が、本明細書で示した砂時計の形状と置き換え可能であることを理解するであろう。均一な幅を有するプレートもまた、包含される。
ボーンプレート12の開口部14は、固定要素を受け入れるために適切であれば、様々な形状を有することができる。1つの模範的な実施形態では、開口部14は略円形である。図示した実施形態を含む他の実施形態では、開口部は縦軸方向にわずかに細長い円形の形態とすることができる。1つ以上の開口部14は、骨非接触表面26と骨接触表面28との間で変化する直径であってもよい。1つの模範的な実施形態では、1つ以上の開口部14は、骨非接触表面26から骨接触表面28にかけてテーパー状である直径を有する。例えば、図2Dおよび2Eに示すように、模範的なプレートの開口部は、プレートの縦軸に対する横軸で測定された、骨接触表面28の近傍の最小直径Dを有する。当業者は、開口部の直径Dが、ボーンスクリューの直径、および、ワッシャーまたはロック機構の任意の使用に依存することを理解するであろう。1つの模範的な実施形態では、開口部の直径Dは約4mm〜約6mmの範囲である。他の実施形態では、開口部の直径Dは、約4.6mm以上であり、さらに別の実施形態では、開口部の直径Dは、約5.2mm以上である。以下に詳述されるように、ボーンプレートの幅およびボーンスクリューの直径は、互いに一致し、1つの実施形態では、開口部の直径Dに対する最大プレート幅W1の比率は、好ましくは約2.7以下である。他の実施形態では、開口部の最小直径Dに対する最大プレート幅の比率は、好ましくは、約1.1〜約2.7の範囲であり、より好ましくは、約1.5〜約2.5の範囲であり、さらにより好ましくは、約1.9〜約2.5の範囲である。模範的な実施形態では、この範囲は約2.0〜約2.3である。別の実施形態では、開口部の最小直径Dに対する最大プレート幅W1の比率は、約2.5以下である。
開口部14の間の間隔は、患者の脊柱の長さに沿った椎体(および/またはボーングラフト)の間の距離に依存する。ボーンプレートが椎体(またはボーングラフト)ごとに1つのスクリューを備えるように構成される1つの実施形態では、開口部間の模範的な孔‐孔の間隔(hole-to-hole spacing)は、約8mm〜約25mmの範囲であることが好ましい。1つの実施形態では、孔‐孔の間隔に対するプレート幅の比率は、約0.2〜約1.0の範囲であることが好ましく、より好ましくは、約0.3〜約0.9の範囲である。
ボーンプレート12もまた、骨非接触表面26と骨接触表面28との間のボーンプレート厚T(図2B)を含んでいる。一般的に、ボーンプレート厚は、約1mm〜約3mmの範囲である。ボーンプレート厚を測定する目的では、プレート表面の特徴は無視することが好ましい。
模範的な実施形態では、プレート12は、脊椎の頚部または腰部領域における椎骨の前面に取り付けるように構成されている。例えば、模範的なプレート12の骨接触表面28は、プレートが取り付けられる脊椎の前湾性の湾曲部(lordotic curvature)に近い縦軸方向のカーブXを有することができる。図2Bに示すように、模範的なプレート12は、矢状面(すなわち上方−下方の方向)に延びる縦軸方向のカーブXを有し、プレート12の長さに沿って一定の半径を有する。代替的に、プレート12は、このプレートが脊椎の前湾性の湾曲部に近接する縦軸方向の湾曲部を集合的に備えるように構成された、複数の縦軸方向のセグメントを含んでもよい。例えば、1つ以上の縦軸方向のセグメントは、縦軸方向の湾曲部を有してもよく、または、他の縦軸方向のセグメントに対する角度で配向されてもよい。
模範的なプレート12は、縦軸Lだけに従って湾曲していてもよいが、他の実施形態では、プレート12はまた、図2Cに示すように、プレートが取り付けられる脊椎の横軸方向の湾曲部に近接する横軸方向のカーブYも含むことができる。プレート12は、プレート12の長さに応じて、または、プレートの縦軸方向のセグメントのそれぞれに応じて、横軸方向の湾曲部を備えてもよい。例えば、模範的なプレート12の中央部20は、脊椎の横軸方向の湾曲部に近接する横軸方向の湾曲部を含んでもよい。代替的に、下端部22および/または上端部24は、横軸方向の湾曲部を備えてもよい。
本システムに有益なボーンスクリュー16は、脊椎のセグメントにボーンプレートを固定するために用いる従来のボーンスクリューよりも大きい直径を有することが好ましい。図3Aおよび図3Bは、ボーンプレートシステムで使用するためのボーンスクリュー16の1つの実施形態を示す。ボーンスクリュー16は、少なくとも一部に形成されたネジ山32と、ドライバーツールを任意に受け入れるためのヘッド34とを有する細長い本体30を含むことが好ましい。ボーンスクリュー16は、スクリュー外径SD1、および、スクリュー内径SD2を有する。
1つの実施形態では、ボーンプレートおよびボーンスクリューの寸法は、スクリュー外径に対する最大プレート幅の比率が約2.7以下であるように構成されている。他の実施形態では、スクリュー外径に対する最大プレート幅が、約1.1〜約2.7の範囲であることが好ましく、より好ましくは、約1.5〜約2.5の範囲、さらにより好ましくは約1.9〜約2.5の範囲である。模範的な実施形態では、この範囲は約2.0〜約2.3である。
本システムの1つの態様では、ボーンスクリュー16の外径は、従来のボーンスクリューの外径よりも大きい。システム10で利用される標準的なスクリューのためのスクリュー外径SD1は、約4.4mm〜約5.0mmの範囲である。模範的な実施形態では、標準的なスクリューのスクリュー外径は、約4.6mm以上である。他の実施形態では、システム10は、特大のリビジョンスクリュー(oversized revision screw)を含むことができ、スクリューの植え込みにおいて遭遇する問題がある場合(例えば、新たにより大きな孔を椎体の既存の孔の代わりに開けなければならない)に特に有益である。1つの実施形態では、特大のリビジョンスクリューは、約5.0mm〜約5.6mmの範囲の外径を有する。模範的な実施形態では、特大のリビジョンスクリューは、約5.2mmのスクリュー外径を有する。さらに別の態様では、リビジョンスクリューの外径は、少なくとも0.6mm、標準的なスクリューの外径よりも大きい。
ボーンプレートシステムは、様々な機能性を有する異なる種類のボーンスクリューを含んでもよい。例えば、ボーンスクリューは、スクリューロック機構が係合した後に、スクリューのいかなる方向への動きも防止する剛体型であってもよい。ボーンスクリューはまた、スクリューロック機構が係合した後にスクリューが外れることを防止するが、スクリューはすべての方向(すなわち多軸的)に動くことが可能である半剛体型とすることもできる。さらに、ボーンスクリューはまた、スクリューロック機構が係合した後にスクリューが外れることを防止するが、スクリューは1つの選択された方向だけ(例えば、上方−下方の方向、または、横軸方向)に動くことが可能であるハイブリッド型とすることもできる。さらにまた、ボーンスクリューは、プレートの開口部の中で並進してもよい。例えば、ボーンスクリューは、プレートの開口部を画定する細長いスロットの長さに沿って並進してもよい。当業者は、ボーンプレートシステムが、いかなる単一のスクリューの型、または、全ての、もしくはいずれのスクリューの型の組み合わせを備えてもよいことを理解するであろう。
前述のように、本発明のボーンプレートシステムはまた、図4Aおよび図4Bに示す2段プレート112のような多段プレート(multi-level plate)も包含する。多段プレートは2つ以上の隣接する椎体を橋渡しすることができ、例えば、図示されたプレート112は、3つの椎体を橋渡しすることが可能である。図示された多段プレートは、各椎体に隣接して1つの開口部だけを用いる3つの開口部214を含んでいる。別の実施形態では、多段プレートは、ボーンスクリューを受け入れるための、4つ以上の開口部を有する3段以上のプレートとすることが可能である。多段プレートはまた、ボーングラフトの橋渡しおよび固定のために有益である。例えば、ボーンプレート112の中央開口部214は、ボーングラフトにプレートを固定するためのボーンスクリューを受け入れることができる。前述のように、この実施形態では、各開口部214が、異なる椎体またはボーングラフトに隣接して配置されている唯一の開口部となるように構成することが好ましい。
多段プレートは、前述の1段プレートの特徴を含んでもよく、このように、多段プレートの寸法および幾何学的形状は同様に、低侵襲の外科手術を含む様々な外科的処置に適用される。すなわち、1段プレートに対する前述の比率および寸法は、多段プレートに同様に適用可能である。
本システムはまた、プレートの一部だけが前述の寸法および幾何学的形状を有する、プレートシステムの設計も包含する。すなわち、プレートの他の部分はむしろ従来の設計、または、補助的な設計を有することができる一方で、1つの開口部だけが椎体に隣接して配置されるように、プレートの一部だけが設計される。1つの実施形態では、ボーンプレートは、1つの椎体に隣接して配置されるように構成された、複数のスクリュー開口部を含む特別に広い部分(extra wide portion)を含むことができる。このような設計の例を、図5および図6に示す。
図5に示すプレートは、その一方の端部に特別に広い部分238を含む。図示のごとく、特別に広い部分は、1つの椎体に隣接して配置されるように構成された複数の開口部214を含む。使用時、複数のボーンスクリューが、ボーンプレート(図5)のより広い端部222を、1つの骨のセグメントに固定するために用いられる。当業者は、ボーンプレートの下端部または上端部に特別に広い部分238が様々な形状を有することができることを理解するであろう。さらに、ボーンプレート212の特別に広い端部は、ドリルのガイドに合うように構成することが可能である。
図6および図7は、中央部220に特別に広い部分238を有するプレート212’および212’’を示している。この特別に広い部分238は、椎体に固定するための追加的な表面領域を備えることができる。特別に広い部分は、ボーングラフトに追加的な安定性を与え、荷重を受けてずれることを防止することができ、かつ、1つの開口部(図7)、または、1つ以上の開口部(図6)を備えることができる。
図5〜図7に示されたボーンプレート212、212’および212’’はまた、椎体ごとに1つのボーンスクリューを固定するように構成された領域を含み、これにより、プレートのこの領域における最小の外形(minimal profile)を提示する。この領域は、1段プレートに関して前述の寸法および幾何学的形状を有する。例えば、プレート212、212’および212’’の上端部224は、固有に一致したプレート幅、および、スクリュー外径を含むことができる。スクリュー外径に対するプレート幅の比率を決定するために用いられる最大幅W1は、椎体ごとに1つのボーンスクリューを固定するように構成されたボーンプレートの一部における開口部を横切るように測定される。例えば、図5および図6のプレート幅は、上端部224または下端部222で、上端部または下端部の開口部214を横切って測定することができる。
図7に示された別の実施形態では、プレート212’’は、椎体に隣接して配置されるように構成された1つの開口部だけを有する特別に広い部分220を含む。好ましくは、プレート212’’の下端部および上端部は、1段プレートに対して前述した寸法および幾何学的形状を有する最小の外形を有する。下端部222および/または上端部224で測定された最大プレート幅は、好ましくは、所望のボーンプレートシステムの比率内に収まる。特に、スクリュー外径に対する、下端部(および/または上端部)に設けられた開口部を横切って測定した最大プレート幅の比率は、約2.7以下であることが好ましい。他の実施形態では、スクリュー外径に対する、下端部(および/または上端部)に設けられた開口部を横切って測定した最大プレート幅は、約1.1〜約2.7の範囲であり、より好ましくは、約1.5〜約2.5の範囲であり、さらにより好ましくは、約1.9〜約2.5の範囲である。模範的な実施形態では、この範囲は約2.0〜約2.3の範囲である。
ボーンプレートシステムの様々な実施形態は、ボーンプレートの安定性を提供する追加的な特徴を含むことができる。例えば、ボーンプレートの骨接触表面は、プレートと椎骨の表面との係合を容易にする表面の特徴を含んでもよい。例えば、前述の模範的なプレート12では、プレート12の骨接触表面28は、骨接触表面28と椎体の表面との係合を容易にする1つ以上の滑り止め29を備えてもよい。模範的な実施形態では、滑り止め29は、プレート12の縦軸Lに対して横軸に配向され、プレート12の幅にわたる。ボーンプレートは、他の表面の特徴を備えてもよい。例えば、1つの実施形態では、ボーンプレート(12、112、および、212)は、ボーンプレートの外側縁に隣接して配置された1つ以上の骨係合スパイクを含む。図8Aおよび図8Bに示すように、回転もしくは捻れのプレートの動き最小にするため、ボーンプレートから3組の骨係合スパイク50が下方に延びている。他の実施形態では、骨係合スパイク50は、図9Aおよび図9Bに示すように、ボーンプレートの外側縁から離間することも可能である。図示したように、一対の骨係合スパイク50がボーンプレートの側面から外側に延び、次いで、下方に延びている。一対の骨係合スパイクの間の間隔は、回転および/または捻れに対する安定性を向上させるため、スパイクが椎体の側面に位置するように構成されるように、ほぼ椎体の幅に対応させてもよい。
当業者は、骨係合スパイク50がボーンプレートの縁に沿ったあらゆる場所、または、プレートの骨接触面のいかなる場所にも配置させることができることを理解するであろう。1つの実施形態では、骨係合スパイクは、最大プレート幅のボーンプレートの縁に配置される。他の実施形態では、少なくとも1セットの骨係合スパイクが開口部に隣接して配置され、さらに別の実施形態では、骨係合スパイクは、各開口部に隣接して配置される。
ボーンプレートシステムの様々な実施形態は、ボーンスクリューが外れることを防ぐため、追加的に、ロック機構または保持機構18を備えることができる。例えば、ボーンプレート(12、112、および、212)は、プレート12の骨非接触表面に設けられた一体的なロック機構を含むことができる。一体的なロック機構は、ロック位置とアンロック位置(locked and unlocked position)との間で回転可能な、回転カム52の形態とすることができる。図10Aおよび図10Bは、アンロック位置(図10A)およびロック位置(図10B)にあるカム52の断面図を示す。ロック位置では、回転カム52は、ボーンスクリューの外れ防止となるように、ボーンスクリューのヘッド部に対して押圧する。模範的なカム型のロック機構は、米国特許第5,549,612号に開示されており、本明細書に参照してその全てを本願の一部とする。当業者は、プレートと一体化された保持機構、および、一体化されない保持機構を含めて、さらに他の様々な保持機構が利用可能であることを理解するであろう。模範的な保持機構は、ロックワッシャー(locking washer)、ロックスクリュー(locking screw)、および、ボーンスクリューカバーを含む。当業者は、様々なロック機構の組み合わせも利用可能であることを理解するであろう。
本明細書に説明した模範的なボーンプレートシステムは、例えば、ステンレス鋼、および、チタニウムなどの金属、高分子化合物、ならびに、これらの組合せを含む、任意の生体適合性材料で構成されてもよい。ある模範的な実施形態では、ボーンプレートシステムは、例えばポリ乳酸(PLA)、ポリグリコール酸(PGA)、および、これらの混合物、または、共重合体などの生体吸収性材料で構成されてもよい。
前述のボーンプレートシステムは、低侵襲性の外科技術を含むあらゆる種類の外科的処置によって植え込み可能である。例えば、本明細書で説明した模範的なボーンプレートシステムは、例えば、ポートまたはリトラクタを含む低侵襲性のアクセスシステムを介して植え込まれてもよい。模範的な低侵襲性のアクセスシステムおよび方法は、米国特許第6,159,179号、米国特許出願公開第2003/0083689号、米国特許出願公開第2003/0083688号、および、2004年7月21日出願の米国特許出願第60/589,727号に開示されており、ここに参照して本願の一部とする。当業者は、前述の実施形態に基いて、本発明のさらなる特徴および利点を理解するであろう。従って、本発明は、添付の特許請求の範囲によって示されたことを除き、特別に示して説明したことによって限定されるものではない。本明細書に引用した全ての刊行物および参考文献は、その全てを本明細書に参照することによって、明示的に本願の一部とする。
〔実施の態様〕
(1)ボーンプレートシステムにおいて、
細長いボーンプレートであって、
第1の表面、
前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面、
最大プレート幅、および、
ボーンスクリューを受け入れるための、前記第1の表面から前記第2の表面に延びる、複数の開口部、
を含み、
前記第2の骨接触表面は、前記プレートが取り付けられるように構成された、椎骨前面の前湾性の湾曲部(lordotic curvature)に近接する矢状湾曲部(sagital curvature)を有する、
ボーンプレートと、
骨に挿入可能な複数のボーンスクリューであって、スクリュー外径を有する、ボーンスクリューと、
を含み、
前記スクリュー外径に対する最大プレート幅の比率は、約2.7以下である、
システム。
(2)実施態様1に記載のシステムにおいて、
前記スクリュー外径に対する前記最大プレート幅は、約1.1〜約2.7の範囲である、システム。
(3)実施態様1に記載のシステムにおいて、
前記スクリュー外径に対する前記最大プレート幅は、約1.5〜約2.5の範囲である、システム。
(4)実施態様1に記載のシステムにおいて、
前記スクリュー外径に対する前記最大プレート幅は、約1.9〜約2.5の範囲である、システム。
(5)実施態様1に記載のシステムにおいて、
前記スクリュー外径に対する前記最大プレート幅は、約2.0〜約2.3の範囲である、システム。
(6)実施態様1に記載のシステムにおいて、
前記複数の開口部は、前記ボーンプレートの縦軸に沿って整列されている、システム。
(7)実施態様1に記載のシステムにおいて、
前記ボーンプレートは、前記ボーンプレートの第2の端部の幅より大きい、第1の端部の幅を有する、システム。
(8)実施態様7に記載のシステムにおいて、
前記ボーンプレートは、前記ボーンプレートの縦軸に沿って配置される前記第1の端部および第2の端部の中間に配置された、少なくとも1つの開口部をさらに含む、システム。
(9)実施態様7に記載のシステムにおいて、
前記ボーンプレートの前記第1の端部は、前記ボーンプレートの縦軸に対する実質的な横軸に配向された複数の横断開口部を有し、
各前記複数の横断開口部は、同一の椎体に隣接して配置されるように構成され、
前記ボーンプレートの第2の端部における前記複数の開口部は、前記ボーンプレートの前記縦軸に沿って整列され、
前記ボーンプレートの前記第2の端部における各開口部は、異なる椎体に隣接して配置されるように構成されている、
システム。
(10)実施態様9に記載のシステムにおいて、
前記最大プレート幅は、前記ボーンプレートの前記第2の端部における開口部を横切って測定する、システム。
(11)実施態様1に記載のシステムにおいて、
前記ボーンスクリューの外れ防止のための保持機構、
をさらに含む、システム。
(12)実施態様1に記載のシステムにおいて、
最大プレート厚に対する前記最大プレート幅の比率は、約3〜約8の範囲である、システム。
(13)実施態様1に記載のシステムにおいて、
前記ボーンプレートは、前記ボーンプレートの少なくとも1つの表面から延びる、複数の骨係合突起部をさらに含む、システム。
(14)実施態様1に記載のシステムにおいて、
各前記複数の開口部は、異なる椎体に隣接して配置されるように構成されている、システム。
(15)ボーンプレートにおいて、
第1の表面、およびこれに対向する第2の骨接触表面と、
前記第1の表面から前記第2の表面に前記ボーンプレートを通って延びる複数の開口部であって、各前記複数の開口部は、ボーンスクリューを受け入れるように構成され、前記ボーンプレートの縦軸に沿って整列された、開口部と、
前記開口部からスクリューが外れることを防ぐための一体的な保持部材と、
を含み、
前記ボーンプレートは、最大幅および最小幅を含む、縦軸に沿って変化する幅を有し、
前記開口部の最小直径に対する前記最大幅の比率は、前記縦軸に対する横軸方向(direction transverse to)で測定して、約2.5以下である、
ボーンプレート。
(16)実施態様15に記載のボーンプレートにおいて、
前記一体的な保持部材は、前記ボーンプレートの前記第1の表面上に、開口部に近接して配置されたカムである、ボーンプレート。
(17)ボーンプレートシステムにおいて、
ボーンプレートであって、
第1の表面と、
前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、
ボーンスクリューを受け入れるための、前記第1の表面から前記第2の表面に延びる、複数の開口部であって、ボーンプレートの縦軸に沿って配置され、各前記開口部が異なる椎体に隣接して配置されるように構成されるように離間される、複数の開口部と、
を有し、
前記ボーンプレートは、前記ボーンプレートの縦軸に沿って変化する幅を有する細長い形状を有し、
最大幅が、約10.5mm以下である、
ボーンプレートと、
骨に挿入可能な複数のボーンスクリューであって、各前記スクリューは、少なくとも約4.6mmのスクリュー外径を有する、ボーンスクリューと、
を含む、システム。
(18)実施態様17に記載のシステムにおいて、
前記複数のボーンスクリューの前記スクリュー外径より、少なくとも約0.6mm大きい直径を有する特大スクリュー、
を含む、システム。
(19)ボーンプレートにおいて、
細長い部材であって、
上端部と、
下端部と、
第1の表面と、
前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、
前記第1の表面から前記第2の表面に前記細長部材を通って延びる複数の開口部と、
を有し、
前記細長い部材は、第2の端部の幅よりも大きい第1の端部の幅をさらに含み、
前記第1の端部における各前記開口部は、前記細長部材の縦軸に対する横軸上に(transversely to)整列され、1つの椎体に隣接して配置されるよう構成され、
前記細長部材の前記第2の端部における各開口部は、前記縦軸に沿って整列され、異なる椎体に隣接して配置されるように構成されている、
細長い部材、
を含み、
前記開口部の最小直径に対する、前記第2の端部で測定した最大ボーンプレート幅の比率は、前記縦軸に対する横軸方向で測定して、約2.5以下である、
ボーンプレート。
(20)ボーンプレートにおいて、
細長い部材であって、
第1の端部と、
中央部と、
第2の端部と、
第1の表面と、
前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、
前記第1の表面から前記第2の表面に前記細長部材を通って延びる複数の開口部と、
を有し、
前記細長い部材は、前記第1の端部および前記第2の端部のそれぞれの幅よりも大きい中央部の幅をさらに含み、
前記第1の端部における前記開口部および前記第2の端部における前記開口部は、前記細長部材の縦軸に沿って整列され、異なる椎体に隣接して配置されるように構成されている、
細長い部材、
を含み、
前記開口部の最小直径に対する、前記第1の端部で測定した最大ボーンプレート幅の比率は、前記縦軸に対する横軸方向で測定して、約2.5以下である、
ボーンプレート。
(21)実施態様19に記載のボーンプレートにおいて、
前記開口部の直径に対して、前記第2の端部で測定した最大ボーンプレート幅の比率は、約2.5以下である、ボーンプレート。
(22)実施態様19に記載のボーンプレートにおいて、
前記中央部は、前記細長部材の中央縦軸に沿って配置された少なくとも1つの開口部を含む、ボーンプレート。
(23)ボーンプレートシステムを植え込む方法において、
細長いボーンプレートを準備する工程であって、
前記細長いボーンプレートは、
第1の表面、
前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面、
最大プレート幅、
最小プレート幅、および、
ボーンスクリューを受け入れるための、前記第1の表面から前記第2の表面に通って延びる、複数の開口部、
を含み、
前記ボーンプレートは、前記ボーンスクリューが外れることを防ぐロック機構をさらに含む、
工程と、
骨に挿入可能な複数のボーンスクリューを準備する工程であって、
前記スクリューは、スクリュー外径を有し、
前記スクリュー外径に対して、前記最大プレート幅の比率が、約2.7以下である、
工程と、
患者の脊柱の部位および前記脊柱に隣接する部位のいずれかにアクセスするため、少なくとも1つの切開部を形成する工程と、
前記少なくとも1つの切開部を介して前記ボーンプレートを挿入し、少なくとも2つの椎体にわたる所望の位置で前記ボーンプレートを設置する工程と、
各ボーンスクリューが異なる椎体に植え込まれ、各椎体が1つだけボーンスクリューを受け入れるように、前記少なくとも1つの切開部を介して前記ボーンプレートの開口部を通して前記ボーンスクリューを挿入する工程と、
を含む、方法。
(24)実施態様23に記載の方法において、
前記少なくとも1つの切開部の各長さは、前記最大プレート幅以下である、方法。
(25)ボーンプレートシステムにおいて、
細長いボーンプレートであって、
第1の表面、
前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面、および、
ボーンスクリューを受け入れるための、前記第1の表面から前記第2の表面に延びる、複数の開口部、
を含み、
前記第2の骨接触表面は、前記プレートが取り付けられるように構成された、椎骨前面の前湾性の湾曲部に近接する湾曲部を有する、
ボーンプレートと、
骨に挿入可能な複数のボーンスクリューであって、前記スクリューは、スクリュー外径を有する、ボーンスクリューと、
前記複数のボーンスクリューの前記スクリュー外径より、少なくとも0.6mm大きい外径を有する、特大スクリューと、
を含む、ボーンプレートシステム。
(26)実施態様25に記載のボーンプレートシステムにおいて、
前記開口部から前記スクリューが外れることを防ぐための一体的な保持部材、
をさらに含む、ボーンプレートシステム。
(27)実施態様25に記載のボーンプレートシステムにおいて、
前記複数の開口部のそれぞれが、前記プレートの縦軸に沿って整列されている、ボーンプレートシステム。
本発明のボーンプレートシステムのボーンプレートおよびボーンスクリューを含む模範的な実施形態の斜視図である。 模範的なボーンプレートの他の実施形態における上面図である。 図2Aのボーンプレートの側面図である。 図2Aのボーンプレートの端面図である。 ボーンプレートの代替的な実施形態における側面図である。 図2Dに示す断面線2E−2Eに沿った断面図である。 本発明のボーンプレートシステムで有益なボーンスクリューの1つの実施形態における斜視図である。 図3Aのボーンスクリューの断面側面図である。 模範的なボーンプレートの他の実施形態における上面図である。 図4Aのボーンプレートの側面図である。 模範的なボーンプレートの他の実施形態における上面図である。 模範的なボーンプレートのさらに別の実施形態における上面図である。 模範的なボーンプレートの追加的な実施形態における上面図である。 骨結合スパイクを有するボーンプレートの斜視図である。 図8Aの断面線8B−8Bに沿った、図8Aのボーンプレートの側面図である。 骨結合スパイクを有するボーンプレートのさらに別の実施形態における上面図である。 図9Aのボーンプレートの端面図である。 アンロック位置におけるロック機構を示した、ボーンプレートのための模範的なロック機構の部分図である。 ロック機構がロック位置に回転した後の、図10Aのロック機構の図である。 患者の脊柱上に植え込まれたボーンプレートシステムの斜視図であり、椎骨の隣接する脊椎の前面に取り付けられたプレートを示す。

Claims (26)

  1. ボーンプレートシステムにおいて、
    細長いボーンプレートであって、
    第1の表面、
    前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面、
    最大プレート幅、および、
    ボーンスクリューを受け入れるための、前記第1の表面から前記第2の表面に延びる、複数の開口部、
    を含み、
    前記第2の骨接触表面は、前記プレートが取り付けられるように構成された、椎骨前面の前湾性の湾曲部に近接する矢状湾曲部を有する、
    ボーンプレートと、
    骨に挿入可能な複数のボーンスクリューであって、スクリュー外径を有する、ボーンスクリューと、
    を含み、
    前記スクリュー外径に対する最大プレート幅の比率は、約2.7以下である、
    システム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記スクリュー外径に対する前記最大プレート幅は、約1.1〜約2.7の範囲である、システム。
  3. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記スクリュー外径に対する前記最大プレート幅は、約1.5〜約2.5の範囲である、システム。
  4. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記スクリュー外径に対する前記最大プレート幅は、約1.9〜約2.5の範囲である、システム。
  5. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記スクリュー外径に対する前記最大プレート幅は、約2.0〜約2.3の範囲である、システム。
  6. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記複数の開口部は、前記ボーンプレートの縦軸に沿って整列されている、システム。
  7. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記ボーンプレートは、前記ボーンプレートの第2の端部の幅より大きい、第1の端部の幅を有する、システム。
  8. 請求項7に記載のシステムにおいて、
    前記ボーンプレートは、前記ボーンプレートの縦軸に沿って配置される前記第1の端部および第2の端部の中間に配置された、少なくとも1つの開口部をさらに含む、システム。
  9. 請求項7に記載のシステムにおいて、
    前記ボーンプレートの前記第1の端部は、前記ボーンプレートの縦軸に対する実質的な横軸に配向された複数の横断開口部を有し、
    各前記複数の横断開口部は、同一の椎体に隣接して配置されるように構成され、
    前記ボーンプレートの第2の端部における前記複数の開口部は、前記ボーンプレートの前記縦軸に沿って整列され、
    前記ボーンプレートの前記第2の端部における各開口部は、異なる椎体に隣接して配置されるように構成されている、
    システム。
  10. 請求項9に記載のシステムにおいて、
    前記最大プレート幅は、前記ボーンプレートの前記第2の端部における開口部を横切って測定する、システム。
  11. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記ボーンスクリューの外れ防止のための保持機構、
    をさらに含む、システム。
  12. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    最大プレート厚に対する前記最大プレート幅の比率は、約3〜約8の範囲である、システム。
  13. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記ボーンプレートは、前記ボーンプレートの少なくとも1つの表面から延びる、複数の骨係合突起部をさらに含む、システム。
  14. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    各前記複数の開口部は、異なる椎体に隣接して配置されるように構成されている、システム。
  15. ボーンプレートにおいて、
    第1の表面、およびこれに対向する第2の骨接触表面と、
    前記第1の表面から前記第2の表面に前記ボーンプレートを通って延びる複数の開口部であって、各前記複数の開口部は、ボーンスクリューを受け入れるように構成され、前記ボーンプレートの縦軸に沿って整列された、開口部と、
    前記開口部からスクリューが外れることを防ぐための一体的な保持部材と、
    を含み、
    前記ボーンプレートは、最大幅および最小幅を含む、縦軸に沿って変化する幅を有し、
    前記開口部の最小直径に対する前記最大幅の比率は、前記縦軸に対する横軸方向で測定して、約2.5以下である、
    ボーンプレート。
  16. 請求項15に記載のボーンプレートにおいて、
    前記一体的な保持部材は、前記ボーンプレートの前記第1の表面上に、開口部に近接して配置されたカムである、ボーンプレート。
  17. ボーンプレートシステムにおいて、
    ボーンプレートであって、
    第1の表面と、
    前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、
    ボーンスクリューを受け入れるための、前記第1の表面から前記第2の表面に延びる、複数の開口部であって、ボーンプレートの縦軸に沿って配置され、各前記開口部が異なる椎体に隣接して配置されるように構成されるように離間される、複数の開口部と、
    を有し、
    前記ボーンプレートは、前記ボーンプレートの縦軸に沿って変化する幅を有する細長い形状を有し、
    最大幅が、約10.5mm以下である、
    ボーンプレートと、
    骨に挿入可能な複数のボーンスクリューであって、各前記スクリューは、少なくとも約4.6mmのスクリュー外径を有する、ボーンスクリューと、
    を含む、システム。
  18. 請求項17に記載のシステムにおいて、
    前記複数のボーンスクリューの前記スクリュー外径より、少なくとも約0.6mm大きい直径を有する特大スクリュー、
    を含む、システム。
  19. ボーンプレートにおいて、
    細長い部材であって、
    上端部と、
    下端部と、
    第1の表面と、
    前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、
    前記第1の表面から前記第2の表面に前記細長部材を通って延びる複数の開口部と、
    を有し、
    前記細長い部材は、第2の端部の幅よりも大きい第1の端部の幅をさらに含み、
    前記第1の端部における各前記開口部は、前記細長部材の縦軸に対する横軸上に整列され、1つの椎体に隣接して配置されるよう構成され、
    前記細長部材の前記第2の端部における各開口部は、前記縦軸に沿って整列され、異なる椎体に隣接して配置されるように構成されている、
    細長い部材、
    を含み、
    前記開口部の最小直径に対する、前記第2の端部で測定した最大ボーンプレート幅の比率は、前記縦軸に対する横軸方向で測定して、約2.5以下である、
    ボーンプレート。
  20. ボーンプレートにおいて、
    細長い部材であって、
    第1の端部と、
    中央部と、
    第2の端部と、
    第1の表面と、
    前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面と、
    前記第1の表面から前記第2の表面に前記細長部材を通って延びる複数の開口部と、
    を有し、
    前記細長い部材は、前記第1の端部および前記第2の端部のそれぞれの幅よりも大きい中央部の幅をさらに含み、
    前記第1の端部における前記開口部および前記第2の端部における前記開口部は、前記細長部材の縦軸に沿って整列され、異なる椎体に隣接して配置されるように構成されている、
    細長い部材、
    を含み、
    前記開口部の最小直径に対する、前記第1の端部で測定した最大ボーンプレート幅の比率は、前記縦軸に対する横軸方向で測定して、約2.5以下である、
    ボーンプレート。
  21. 請求項19に記載のボーンプレートにおいて、
    前記開口部の直径に対して、前記第2の端部で測定した最大ボーンプレート幅の比率は、約2.5以下である、ボーンプレート。
  22. 請求項19に記載のボーンプレートにおいて、
    前記中央部は、前記細長部材の中央縦軸に沿って配置された少なくとも1つの開口部を含む、ボーンプレート。
  23. ボーンプレートシステムを植え込む方法において、
    細長いボーンプレートを準備する工程であって、
    前記細長いボーンプレートは、
    第1の表面、
    前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面、
    最大プレート幅、
    最小プレート幅、および、
    ボーンスクリューを受け入れるための、前記第1の表面から前記第2の表面に通って延びる、複数の開口部、
    を含み、
    前記ボーンプレートは、前記ボーンスクリューが外れることを防ぐロック機構をさらに含む、
    工程と、
    骨に挿入可能な複数のボーンスクリューを準備する工程であって、
    前記スクリューは、スクリュー外径を有し、
    前記スクリュー外径に対して、前記最大プレート幅の比率が、約2.7以下である、
    工程と、
    患者の脊柱の部位および前記脊柱に隣接する部位のいずれかにアクセスするため、少なくとも1つの切開部を形成する工程と、
    前記少なくとも1つの切開部を介して前記ボーンプレートを挿入し、少なくとも2つの椎体にわたる所望の位置で前記ボーンプレートを設置する工程と、
    各ボーンスクリューが異なる椎体に植え込まれ、各椎体が1つだけボーンスクリューを受け入れるように、前記少なくとも1つの切開部を介して前記ボーンプレートの開口部を通して前記ボーンスクリューを挿入する工程と、
    を含む、方法。
  24. ボーンプレートシステムにおいて、
    細長いボーンプレートであって、
    第1の表面、
    前記第1の表面に対向する第2の骨接触表面、および、
    ボーンスクリューを受け入れるための、前記第1の表面から前記第2の表面に延びる、複数の開口部、
    を含み、
    前記第2の骨接触表面は、前記プレートが取り付けられるように構成された、椎骨前面の前湾性の湾曲部に近接する湾曲部を有する、
    ボーンプレートと、
    骨に挿入可能な複数のボーンスクリューであって、前記スクリューは、スクリュー外径を有する、ボーンスクリューと、
    前記複数のボーンスクリューの前記スクリュー外径より、少なくとも0.6mm大きい外径を有する、特大スクリューと、
    を含む、ボーンプレートシステム。
  25. 請求項24に記載のボーンプレートシステムにおいて、
    前記開口部から前記スクリューが外れることを防ぐための一体的な保持部材、
    をさらに含む、ボーンプレートシステム。
  26. 請求項24に記載のボーンプレートシステムにおいて、
    前記複数の開口部のそれぞれが、前記プレートの縦軸に沿って整列されている、ボーンプレートシステム。
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