JP2008517506A - ワイヤレス通信システムにおける限界パワー調整を提供する方法および装置 - Google Patents

ワイヤレス通信システムにおける限界パワー調整を提供する方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、ワイヤレスシステム(例えば、セルラーネットワーク)において、例えば、通話時間の拡大を行うために、限界パワー調整を提供する。ワイヤレス端末の動作状態を指定するパラメータ値は、ワイヤレス端末内の無線周波数[RF]アンプのパワー調整のために収集される。パワー調整因子は、パラメータ値に従って計算され、ここで、パワー調整因子は、RFアンプの限界パワーを調整するために使用される。

Description

本発明は、通信に関し、特に、無線周波数[RF]システムにおける効率的な伝送の提供に関する。
セルラーシステムのような無線通信システムは、使用者に移動性の便利さを提供する。この便利さは、ビジネスおよび個人的な使用のための通信の受け入れられた方式として消費者による重要な採用を引き起こした。セルラーのサービスプロバイダは、例えば、より拡張されたネットワークサービスおよびアプリケーションを開発することによって、上記消費者による受け入れを煽ってきた。そして、モバイル機器(例えば、セルラーフォン:携帯電話)のメーカが絶えず益々僅かなフォームファクタのさらなる機能を加えるように挑戦してきた。これらの装置は、例えば、既に開発された高度な電話方式およびデータ能力を超えて、ディジタルカメラ機能やゲームアプリケーションのような他の洗練された機能およびアプリケーションを含むことができる。一般的に、より多くの機能はより多くのバッテリー消費を必要とするため、削減されたフォームファクタでのより大きな機能拡大の目標は、モバイル機器の電力設計に合致しない。しかしながら、消費者は、電話するという動作と同様に、或いは、それを超えてさらなる長い通話時間の能力を期待している。それによって、より長い通話時間などを提供する。従って、メーカは、競争するためにより長い電池寿命のための常に増大している要求に応える必要がある。
伝統的に、電池寿命の進歩は、バッテリーメーカの努力に集中していた。残念ながら、バッテリー技術の重要な進歩は、化学的および物質的な科学の大躍進を必要としている。これら化学的および物質的な科学の進歩は、モバイル通信産業の進行よりも遥かに遅れている。すなわち、バッテリー技術の開発サイクルは、携帯電話技術の開発サイクルについて行くことが困難になっている。
一方、セルラーフォンのメーカは、より少ない電力消費のハードウェアの発達に頼っている。しかしながら、電池寿命を拡大するための新しい機器の購入は、殆どの消費者にとって費用のかかる提案である。
従って、改善された電池寿命をもたらすことができる伝送効率を高めるためのアプローチが必要となっている。さらに、高価なハードウェアの変更或いはグレードアップが不要な電池寿命の拡大も必要とされている。
これらの並びに他の要求は本発明によって扱われ、そのアプローチは、与えられた動作状態でのワイヤレス端末(例えば、セルラーハンドセット)の限界パワーを制御する多重のアルゴリズムパワー調整(APA:Algorithmic Power Adjustment)機構を提供する。符号分割多重アクセス(CDMA:Code Division Multiple Access)のセルラーシステムのような無線システムにいて、RFパワーアンプは、伝統的に、全ての動作状態(例えば、チャネル周波数,周囲温度,バッテリー電圧およびチャネル構成)に渡って一定の限界パワー(電力)を出力することが要求されている。限界パワーは、通常、標準から出された線型性および比吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)の要求を満たすように出力することができる最大パワーに設定される。その分野の将来の展望からすると、必要とされる特徴は、アンテナの実効輻射電力(ERP:Effective Radiated Power)を最大化してセルラー通信を拡大することでもあるシステム運用出力パワーの最大化である。しかしながら、RFパワーアンプの線型特性は、高い温度,低い供給電圧および周波数帯域の極端な端での動作といった極端な条件下で低下することが認識されている。これらの動作状態(条件)下において、ハンドセットは、伝統的に、そのような状態で一定の限界パワーを提供することを要求し、RF技術者は、標準放射要求を満たすことのできるアンプ設計の制作に挑むことになる。本発明の一実施例によれば、APAは、出力パワー制御のためにハンドセットの動作状態の特定の領域を目標とする幅広く用いられる、すなわち、線型性を十分に活用することができるシステムのワイヤレスハンドセットを提供し、これにより、低い消費電流でより意欲的に設計されたパワーアンプを許容する送信機(TX)を可能とする。本発明の一実施例によれば、この機構は、ディジタル信号処理装置(DSP:Digital Signal Processor)によって実行される送信機の自動利得制御(AGC:Automatic Gain Control)アルゴリズムを介して行われる。パラメータにおけるAPA機構は、ワイヤレス端末の動作を伴った次のパラメータ:送信周波数,バッテリー電圧,温度および無線チャネル構成において機能する。上記の取り決めは、出力パワー制御のためにワイヤレス端末の動作状態、すなわち、線型性を好適に利用し、これにより、全体的な電流の削減を行って通話時間の改善を可能とする。
本発明の一形態によれば、ワイヤレス端末における伝送パワーを制御する方法が開示される。この方法は、前記ワイヤレス端末内の無線周波数[RF]アンプのパワー調整のために、前記ワイヤレス端末の動作状態を指定する複数のパラメータ値を決定することを含む。さらに、前記方法は、前記パラメータ値に基づいてパワー調整因子を計算することを含み、前記パワー調整因子は、前記RFアンプの限界パワーを調整するために使用される。
本発明の他の形態によれば、ワイヤレス端末における伝送パワーを制御する装置が開示される。この装置は、前記ワイヤレス端末内の無線周波数[RF]アンプのパワー調整のために、複数のパラメータ値を決定するように構成されたロジックを含む。前記パラメータ値は、前記ワイヤレス端末の動作状態を指定する。前記ロジックは、さらに、前記パラメータ値に基づいてパワー調整因子を計算するように構成され、前記パワー調整因子は、前記RFアンプの限界パワーを調整するために使用される。
本発明の他の形態によれば、無線通信システムにおいて通信を行うための装置が開示される。前記装置は、前記無線通信システムを介して伝送用の信号を増幅するように構成された無線周波数[RF]アンプを含む。さらに、前記装置は、前記RFアンプのパワー調整のために、複数のパラメータ値を決定するように構成されたロジックを含む。前記パラメータ値は、動作状態を指定する。さらに、前記ロジックは、前記パラメータ値に基づいてパワー調整因子を計算し、前記パワー調整因子は、前記RFアンプの入力パワーを調整するために使用される。
本発明の他の形態によれば、伝送パワーを制御する装置が開示される。この装置は、ワイヤレス端末内の無線周波数[RF]アンプのパワー調整のために、前記ワイヤレス端末の動作状態を指定する複数のパラメータ値を決定する手段を含む。さらに、前記装置は、前記パラメータ値に基づいてパワー調整因子を計算する手段を含み、前記パワー調整因子は、前記RFアンプの限界パワーを調整するために使用される。
本発明の他の形態によれば、ワイヤレス端末における送信パワーアンプのパワーを調整する方法が開示される。この方法は、前記ワイヤレス端末の動作状態のセンサ情報を収集することを含む。さらに、前記方法は、前記ワイヤレス端末内の無線周波数[RF]アンプの調節されたパワーを修正するために、前記収集されたセンサ情報および記憶されたパラメータ値に基づいて調整因子を決定することも含む。前記調整因子は、前記動作状態の前記伝送パワーアンプの限界パワーを修正する。さらに、前記方法は、前記決定された調整因子を前記調節されたパワーに適用することによって、出力パワーを生成することも含む。
本発明のさらなる他の形態によれば、ワイヤレス端末において動作する装置が開示される。この装置は、動作状態によるセンサ情報を収集する手段を含む。さらに、前記装置は、前記収集されたセンサ情報および記憶されたパラメータ値に基づいて、無線周波数[RF]アンプの調節されたパワーを修正するために、調整因子を決定する手段を含む。前記調整因子は、前記動作状態の前記RFアンプの限界パワーを修正する。さらに、前記装置は、前記決定された調整因子を前記調節されたパワーに適用することによって、出力パワーを生成する手段も含む。
本発明のさらに他の形態、構成および長所は、本発明を実行する熟考されたベストモードを含む幾つかの例および実施を描くことによって平易に以下の詳細な説明から明らかになるであろう。本発明は、他のおよび異なる実施例にも適用することができ、その幾つかの細目は、本発明の技術的思想および範囲を逸脱することなく様々に変形され得る。従って、図面および記述は、単なる記載であり制限的なものではないものと見做される。
本発明は、例としてだけで限定されるものではない添付の図面を参照して説明され、図面において、同様の参照番号は類似の構成を参照している。
ワイヤレス端末における伝送パワーを制御するための装置、方法およびソフトウェアが述べられる。以下の説明において、幾つかの特定の詳細は、説明の目的のために、本発明の全体な理解を提供するべく述べられる。しかしながら、本発明は、これらの特定の詳細以外にも、すなわち、同等な構成に対して実施され得ることは、いわゆる当業者には明らかであろう。他の事例において、本発明を不必要に曖昧にするのを避けるために、よく知られた構造および装置がブロック図形式で示される。
図1Aは、本発明の一実施例によるパワー調整を実行するように構成されたワイヤレス端末の図を示している。ワイヤレス端末100は、図2のセルラーシステムのような様々な無線通信システムで動作する。例として、ワイヤレス端末100は、セルラーハンドセット(すなわち、電話)、コードレス電話、モバイル送信機、静止しているワイヤレス送信機、ワイヤレスの個人用情報機器(PDA:Personal Digital Assistant)、ワイヤレスのモデム、或いは、ポケットベル(登録商標)として展開され得る。ワイヤレス端末100は、例えば、高い温度,低い供給電圧および動作周波数帯域の高い端の部分での使用といった極めて厳しい動作状態の下で、パワーアンプの線型特性の要求を低下させ得ることを一部認めることで、電力消費を最小限にすることによって効率的な伝送を提供するためのアルゴリズム的なアプローチを適用する。
図2は、図1A.のワイヤレス端末をサポートするのに適したセルラーシステムを示す図である。セルラーシステム200は、概念的に、六角形の分布パターンを構成するセル201を備えるように描かれ得る。セルラーシステム200は、符号分割多重アクセス(CDMA:Code Division Multiple Access),広帯域符号分割多重アクセス[WCDMA:Wideband CDMA),時分割多重アクセス(TDMA:Time Division Multiple Access)および汎欧州移動体通信(GSM:Global System for Mobile Communications)等のような任意の数の標準および技術を適用するアナログまたはディジタルシステムであり得る。典型的に、1つの基地局203は、実際のシステムにおける1つのセル201を規定し、地形および容量要求に応じてサイズを変化させ得る。基地局203は、セルラーフォン205と通信を行い、また、セルラースイッチ207と結合する呼び出しを処理する。セルラースイッチ207は、セルを交差するセルラーフォン205としての基地局203間のハンドオフに応答する。セルラースイッチ207は、公衆電話交換網(PSTN:Public Switched Telephone Network)のような他の電話網209との接続も提供する。ここで、伝送特性は、基地局203に対する近接度による他の因子により変化する。
図1Aのワイヤレス端末100に戻ると、送信チェーンの主要な構成要素はパワーアンプ101であり、典型的な実施例では、パワー検出器103および温度センサ105を含んでいる。パワー検出器103および温度センサ105は、パワーアンプ101の一部として示されているが、そのような構成要素103および105は、パワーアンプとは異なりまた分割されたものとすることが分かるであろう。パワーアンプ101は、バッテリーであり得る電源から電力を受け取っている。
ベースバンドおよびディジタル信号処理装置(DSP)ブロック109は、送信機の自動利得制御(AGC)スキムをアップコンバータおよびドライバアンプ111を使用して実施する。ベースバンドおよびディジタル信号処理装置(DSP)ブロック109は、ディジタル/アナログ(D/A)コンバータ(図示しない)を含む。アップコンバータおよびドライバアンプ111は、アップコンバートされて送信(TX)フィルタ113に供給される送信信号を出力する。TXフィルタ113は、アップコンバートされた信号を、ノイズを提言すると共に不要な周波数成分を除去するために整形する。デュプレクサ115は、増幅された信号を受け取り、アンテナ117からエネルギーを放射する。デュプレクサ115は、アンテナ117から同時にRF信号の送信および受信を許容する。
図3は、本発明の実施例に係るアルゴリズム的な制限を行うパワー調整の機能層の図である。上述したように、伝統的に、セルラーの適用に使用されたRFパワーアンプは、(米国)通信工業協会(TIA:Telecommunication Industry Association(登録商標))IS−98線型および比吸収率(SAR)の要求を満たすように最大出力電力を発生する。具体例として、SAR要求は、ワイヤレスハンドセットの使用者の頭において安全に吸収することのできるRFエネルギーの相対的な量に対応する値を特定することができる。
上述したように、典型的に、送信出力電力の最大値は、アンテナの効果的な放射電力(ERP:Effective Radiation Power)を最大にするように要求され、それにより、通信範囲を拡大する。この最大電力は、『限界パワー(limiting power)』と呼ばれ、伝統的に、動作状態に関わらず一定に保たれる。しかしながら、パワーアンプの性能は、周囲温度、低い供給電圧および動作周波数帯域の高い端の部分での使用といった様々な要因によって影響されることが認識されている。一方、図1Aのワイヤレス端末100は、アルゴリズム的な限界パワー調整(APA)機構を介して様々な動作状態に対処することによって線型性の好適な利用を提供する。機能主義者は、提携局の調節された電話(Align Station Tuned Phone)層301,周波数の選択的な温度制限(FST:Frequency Selective Temperature limiting)層303,APA層305および限界パワー(Limiting Power)層307といったソフトウェア層を備えるものとして考慮し得る。
FST層303の役割は、温度および補償することができない限界パワーによる損失を、後のパワー調整(PA)に線型補正を適用するためのものである。FST層303は、温度の制限応答を平坦化してAPA層305にベースラインを提供する。FST層303は、後のPA(パワー調整)が温度変動による変化に従って損失するという理由でAPA層305の上に置かれる。ここで、温度変動による変化は、パワー検出器103のようなハードウェアによって補正することのできない変化である。補正は、後のPAの損失は温度および伝送状態における変化からの抵抗を生じ、パワー検出は主としてPA段階と後のPA段階との間の接合部分で実行されるため、パワー検出器103によっては達成されない。
図1Bに示されるように、パワー検出は、ワイヤレス端末100の送信チェーンでの様々な場所で実施され得る。検出器103は、パワーアンプ101およびデュプレクサ115の間に位置決めされる。或いは、検出器103は、アンテナ117、すなわち、デュプレクサ115の後に設けることもできる。検出器103の配置に依存して、FSTプロセスは実施されなくてもよい。例えば、もし、検出器103がアンテナ117に配置されるならば、FST層303は必要とされない。
FST制限層303は、RFパワーアンプの構成要素の温度による反応を整えるためにソフトウェア補正層を提供する。この層303は、初期の限界パワーの温度補正を与え、且つ、APA動作のベースラインを提供する。APA層305を導出するとき、送信機(TX)システムにおける限界パワーは、送信状態および温度を含む全ての状態で一定(その調節された値)に留まると仮定される。もし、外部パラメータ、特に、温度が動作(送信)状態で変動すると、APAは現在の限界パワーに相関し、これらの変動が出力パワーにおけるエラーとして現れることになる。
多次元のAPA層305は、予め定められた要求(例えば、IS−98線型およびSAR要求)を満足する動作状態を与えるために制限パワーを制御する。APA層305は、異なるチャネル構成(例えば、IS−95,IS2KRC3或いはIS2KDCCHモード)において動作し得る。例えば、IS2Kモードにおけるチャネル構成によるピーク−平均電力比(PAR:peak-to-average power ratio)が、アルゴリズムが線型性マージンの効率的な使用を許す3.85(IS−97)よりも高いことが認められる。達成されるマージンは、極端な動作状態の線型性の要求を満足させるための名目的な状態における最大パワーを発生するようにRFパワーアンプが本質的に過大設計されるという事実に依るものとされ得る。例えば、もし、APAが、パワーアンプがIS−95PAR(3.85)で動作するように設計されるシステムで使用されるとき、同じ量のパワーは、多くの動作状態でも4.5のPAR(および、ACPR仕様を満たす)によるIS2K RC3において出力され得る。
図4は、本発明の実施例に係るパワー調整を提供する処理のフローチャートである。ステップ401において、APA動作のためのベースラインと共に初期の制限された温度補正を提供するために、例えば、温度センサ105からセンサ情報が収集される。次に、ステップ403において、パラメータ(係数)が、ワイヤレス端末100内のメモリ(図示しない)のような不揮発性のデータスペースから取り出される。ここで、FST調整は、周囲温度の不一致を確認するためにステップ405において、任意に計算される。
ステップ407において、ワイヤレス端末100の温度,バッテリー電圧および送信周波数を考慮に入れて、パワー調整因子(PAPA)が計算される。
Figure 2008517506
上記の式において、Freqは送信周波数(Hz)、Vbattは与えられたバッテリーの電圧、Tはワイヤレス端末100の内部温度(℃)、Channelは無線チャネル構成を示している。係数An…A,Bn…B,Cn…CおよびDは、重み値を既知のシステム状態に適応させるのを許容する。さらに、Eは、パワー調整因子を改良するために使用され得る定数である。また、説明される実施例において、nは整数である。
本発明の一実施例によれば、因子A,B,CおよびDは、送信チェーン性能の経験的な特徴から引き出される。
次に、ステップ409において、パワー調整因子PAPAは、調節されたワイヤレス端末100(PTUNED)の与えられた限界パワー目標と結合される。その後、最終出力パワー(POUT)が、PAPA,PTUNEDおよびPFST(周波数の選択的な温度制限補正)を合算することによって生成される。
Figure 2008517506
ここで、PTUNEDは調節された局で獲得された限界パワー目標であり、PAPAはAPAを適用して得られたパワー調整であり、そして、PFSTは温度ドリフト(すなわち、変化)を線型補正するための周波数の選択的な温度制限の式を任意に適用することにより得られるパワー調整因子を示している。
アンプの線型性の測定は、ACPRl−第1の隣接電力比およびACPR2−第2の隣接チャネル電力比である隣接チャネル電力比(Adjacent Channel Power Ratios:ACPRs)に置き換えられる。ACPRが仕様を満たさない状態において、特に、低い周囲温度および低い供給電圧のとき、出力電力POUTは、ACPRが仕様を満たすまで下へ調整される。
図5〜図7は、CDMAセルラーネットワークにおけるセルラーフォン動作のパワーPOUTを調整するための典型的な筋書きを示している。図5は、一定の限界パワーをとらえた図1Aのワイヤレス端末の典型的な隣接電力比(ACPRs)を示すグラフである。この例において、−4dBCのACPR1は、IS−95チャネル構成における目標値として取り扱う。結果は、この特定の電話が、バッテリー電圧が3.4Vよりも低く、周波数が846MHzよりも高く、且つ、温度がほぼ50℃よりも高いときの−44dBC ACPR1(−42dBC(IS−98で)−2dBマージン)の目標仕様を満たしていないのを描いている。ACPR1要求の他の条件は満たされている。図6は、ACPR1目標を満足するために、ACPR1が満たしていない状態よりも低くなるように要求する出力電力の量を描いている。
この分析により、3次元曲線(図5および図6)の組が多次元の式の1つに適合される。この特定の例において、式は線型であるが、結果として生じる非線型性および高次元を含む他の特性が考慮される。これは、表1に示されるような、分割された1次の式(他の場合には高次)に向かう温度,電圧および周波数を適合し、且つ、それらを1つの具体的な式に結合することによって達成される。
Figure 2008517506
上記3つの式(表1における)を組み合わせて1つのアルゴリズムにし、測定されたデータと調和するように係数Dを調節することによって、次の調整式がもたらされる。すなわち、
Figure 2008517506
従って、結果として生じるAPAアルゴリズムおよびFST式は、不揮発性装置のスペースに格納された全ての係数を伴って、DSPソフトウェアの一部として実施され得る。ここで、負の値は、ベースバンドおよびDSPブロック109によって無視され得る。
図7は、本発明の実施例に係るパワーアンプのアルゴリズム的なバックオフを示すグラフである。このバックオフスキムを使用することによって、セルラーフォンは、RFパワーアンプ101がAPA以外の線型性の標準を満たすように再設計されたものと比較して、伝統的なアプローチでも通話時間が10〜20%拡大され得る。
図8は、本発明に係る実施例が実施され得る典型的なハードウェアを描いている。計算システム800は、バス801または情報を通信するための他の通信機構、並びに、情報を処理するためのバス801に繋がれたプロセッサ803を含む。また、計算システム800は、情報を記憶してプロセッサ803により命令が実行されるようにバス801に繋がれたランダムアクセスメモリ(RAM)または他の動的なストレージ装置を含む。メインメモリ805は、プロセッサ803によって命令の実行が行われている間、一時的な可変のまたは他の中間的な情報を格納するために使用され得る。さらに、計算システム800は、静的な情報およびプロセッサ803の命令を格納するための読み出し専用メモリ(ROM)807または他の静的なストレージ装置を含むこともできる。時期ディスクまたは光学ディスクのようなストレージ装置809は、永続的に情報および命令を格納するためにバス801に繋がれる。
計算システム800は、使用者に情報を表示するための液晶表示ディスプレイ、すなわち、アクティブマトリクスディスプレイのような表示装置811にバス801を介して繋がれてもよい。アルファベットと数字を組み合わせた並びに他のキーを含むキーボードのような入力装置813は、プロセッサ803に情報を伝えると共に命令を選択するために、バス801に繋がれてもよい。入力装置813は、プロセッサ803に情報を伝えると共に命令を選択し、且つ、表示装置811上でカーソルの動きを制御するためのマウス,トラックボール或いはカーソル方向キーといったカーソル制御を含むことができる。
本発明の一実施例によれば、図4の処理は、メインメモリ805に含まれた命令取り決めを実行するプロセッサ803に応答する計算システム800によって提供され得る。そのような命令は、ストレージ装置809のような他のコンピュータ可読媒体からメインメモリ805に読み出され得る。メインメモリ805に含まれた命令の取り決めの実行は、プロセッサ803に対してここで記述された処理を実行することを生じさせる。マルチプロセッシングアレンジメントにおける1つ以上のプロセッサは、メインメモリ805に含まれた命令を実行するために使用されてもよい。代替的な実施例において、ハードウェアの回路構成は、本発明の実施例を実施するためにソフトウェア命令と組み合わされて或いはその代わりに使用されてもよい。他の実施例において、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAs:Field Programmable Gate Arrays)のような再構成可能なハードウェアが使用され得るが、そこで、機能性およびその論理ゲートの接続トポロジーは、典型的にメモリルックアップテーブルをプログラミングすることによってランタイムとしてカスタマイズされ得る。そのため、本発明の実施例は、ハードウェア回路構成およびソフトウェアの特定の組み合わせに限定されるものではない。
さらに、計算システム800は、バス801に繋がれた少なくとも1つの通信インターフェース815を含む。通信インターフェース815は、ネットワークリンク(図示しない)に繋がれる双方向のデータ通信を提供する。通信インターフェース815は、情報の様々な形式を表すディジタルデータストリームを搬送する電気的,電磁気的或いは光学的な信号を送受信する。さらに、通信インターフェース815は、ユニバーサルシリアルバス(USB:Universal Serial Bus)インターフェース,ピーシーエムシーアイエー(PCMCIA:Personal Computer Memory Card International Association)インターフェース等の様々な周辺インターフェース装置を含むことができる。
プロセッサ803は、通信インターフェース815を介して受信されたコードを実行し、および/または、ストレージ装置809または後で実行するために不揮発性のストレージ装置にコードを格納してもよい。このようにして、計算システム800は、搬送波におけるアプリケーションコードを獲得する。
ここで使用される『コンピュータ可読媒体:Computer-readable media』という用語は、実行のためのプロセッサ803に命令を提供するのに関係する様々な媒体を指している。そのような媒体は、それに限定されるものではないが不揮発性媒体、揮発性媒体および伝送媒体を含む多くの形式を取り得る。不揮発性媒体は、例えば、ストレージ装置809のような光学的または磁気的なディスクを含む。揮発性媒体は、メインメモリ805のようなダイナミックメモリを含む。伝送媒体は、無線周波数(RF)周波数および赤外線(ID)データ通信で発生されるような音響的,光学的或いは電磁気的な波の形式を取り得る。コンピュータ可読媒体の一般的な種類は、例えば、フロッピィディスク(登録商標),フレキシブルディスク,磁気テープ,他の様々な磁気媒体,CD−ROM,CDRW,DVD,他の様々な光学的媒体,パンチカード,紙テープ,光学的マークシート,孔の形状または他の光学的に認識可能な様々なしるし,RAM,ROM,EPROM,フラッシュEPROM,他の様々なメモリチップまたはカートリッジ,搬送波,或いは、コンピュータが読み出すことができる他の媒体を含む。
コンピュータ可読媒体の様々なフォームは、実行させるためにプロセッサに対して命令を提供するのに関係しているかも知れない。例えば、本発明の少なくとも一部を実行するための命令は、リモートコンピュータの磁気ディスク上に最初に生まれるかも知れない。そのような場合において、リモートコンピュータは、命令をメインメモリにロードし、その命令を、モデムを使用する電話線を介して送信する。ローカルシステムのモデムは、電話線のデータを受け取り、そのデータを赤外線に変換するために赤外線送信機を使用し、その赤外線を、個人用情報機器(PDA)またはラップトップといった携帯型計算装置に送信する。携帯型計算装置の赤外線検出器は、赤外線信号によって伝えられた情報および命令を受け取り、そのデータをバス上に伝える。バスは、そこからプロセッサ取り込んで命令を実行するデータをメインメモリに伝える。命令は、メインメモリによって受け取られ、プロセッサによる実行の前か後で任意にストレージ装置に格納される。
本発明は、幾つかの例および実施に関連して述べられたが、本発明は、それらに限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の記載に収まる様々な変形および同等の構成を包含する。
本発明の実施例に係るパワー調整を行うように構成されたワイヤレス端末を示す図である。 本発明の実施例に係るワイヤレス端末の送信チェーン内のパワー検出器の可変的な配置を示す図である。 図1Aのワイヤレス端末をサポートするのに適したセルラーシステムを示す図である。 本発明の実施例に係るアルゴリズム的な制限を行うパワー調整の機能層を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るパワー調整を提供するための処理を示すフローチャートである。 一定の限界パワーで取り込まれた図1Aのワイヤレス端末の典型的な隣接電力比(adjacent power ratios:ACPRs)のグラフを示す図である。 図1Aのパワーアンプの測定されたバックオフのグラフを示す図である。 図1Aのパワーアンプのアルゴリズム的なバックオフのグラフを示す図である。 本発明の一実施例を実施するために使用され得るハードウェアを示す図である。

Claims (40)

  1. ワイヤレス端末における伝送パワーを制御する方法であって、該方法は、
    前記ワイヤレス端末内の無線周波数[RF]アンプのパワー調整のために、前記ワイヤレス端末の動作状態を指定する複数のパラメータ値を決定し、
    前記パラメータ値に基づいてパワー調整因子を計算するのを備え、
    前記パワー調整因子は、前記RFアンプの限界パワーを調整するために使用されることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記ワイヤレス端末は、バッテリーによって電力が供給され、且つ、前記パワー調整因子は、前記バッテリーの電流流出を最小にするように計算されることを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、前記動作条件は、送信周波数,前記バッテリーの電圧,前記ワイヤレス端末の温度およびチャネル情報を含むことを特徴とする方法。
  4. 請求項3に記載の方法において、前記パワー調整因子[PAPA]は、次の式に従って計算されることを特徴とする方法。
    Figure 2008517506
    ここで、Freqは前記送信周波数、Vbattは前記バッテリーの電圧、Tは前記ワイヤレス端末の内部温度、Channelは前記チャネル情報、An…Aは周波数係数、Bn…Bはバッテリー電圧係数、Cn…Cは温度係数、Dはチャネル構成の係数、Eは定数、そして、nは整数である。
  5. 請求項1に記載の方法において、前記ワイヤレス端末は、セルラーシステムにおいて動作することを特徴とする方法。
  6. 請求項5に記載の方法において、前記セルラーシステムは、前記ワイヤレス端末を役立たせるために符号分割多重アクセス[CDMA]または広帯域符号分割多重アクセス[WCDMA]を利用することを特徴とする方法。
  7. 請求項5に記載の方法において、前記ワイヤレス端末は、セルラーフォンであることを特徴とする方法。
  8. 請求項1に記載の方法において、さらに、
    温度の調整因子を伴って前記伝送パワーを修正し、前記温度調整因子は、周波数に依存する線型補正を提供することを特徴とする方法。
  9. ワイヤレス端末における伝送パワーを制御するための命令を与えるコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行することによって、請求項1に記載の方法を1つ以上のプロセッサに実行させるのを生じるように取り決められていることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  10. ワイヤレス端末における伝送パワーを制御する装置であって、該装置は、
    前記ワイヤレス端末内の無線周波数[RF]アンプのパワー調整のために、複数のパラメータ値を決定するように構成されたロジックを備え、前記パラメータ値は前記ワイヤレス端末の動作状態を指定し、前記ロジックはさらに前記パラメータ値に基づいてパワー調整因子を計算するように構成されており、
    前記パワー調整因子は、前記RFアンプの限界パワーを調整するために使用されることを特徴とする装置。
  11. 請求項10に記載の装置において、前記ワイヤレス端末は、バッテリーによって電力が供給され、且つ、前記パワー調整因子は、前記バッテリーの電流流出を最小にするように計算されることを特徴とする装置。
  12. 請求項11に記載の装置において、前記動作条件は、送信周波数,前記バッテリーの電圧,前記ワイヤレス端末の温度およびチャネル情報を含むことを特徴とする装置。
  13. 請求項12に記載の装置において、前記パワー調整因子[PAPA]は、次の式に従って計算されることを特徴とする装置。
    Figure 2008517506
    ここで、Freqは前記送信周波数、Vbattは前記バッテリーの電圧、Tは前記ワイヤレス端末の内部温度、Channelは前記チャネル情報、An…Aは周波数係数、Bn…Bはバッテリー電圧係数、Cn…Cは温度係数、Dはチャネル構成の係数、Eは定数、そして、nは整数である。
  14. 請求項10に記載の装置において、前記ワイヤレス端末は、セルラーシステムにおいて動作することを特徴とする装置。
  15. 請求項14に記載の装置において、前記セルラーシステムは、前記ワイヤレス端末を役立たせるために符号分割多重アクセス[CDMA]または広帯域符号分割多重アクセス[WCDMA]を利用することを特徴とする装置。
  16. 請求項14に記載の装置において、前記ワイヤレス端末は、セルラーフォンであることを特徴とする装置。
  17. 請求項10に記載の装置において、前記ロジックは、さらに、
    温度の調整因子を決定するように構成され、前記温度調整因子は、周波数に従って前記RFアンプの出力パワーの線型補正を提供することを特徴とする装置。
  18. 無線通信システムにおいて通信を行うための装置であって、該装置は、
    前記無線通信システムを介して伝送用の信号を増幅するように構成された無線周波数[RF]アンプと、
    前記RFアンプのパワー調整のために、複数のパラメータ値を決定するように構成されたロジックと、を備え、前記パラメータ値は動作状態を指定し、前記ロジックはさらに前記パラメータ値に基づいてパワー調整因子を計算するように構成されており、
    前記パワー調整因子は、前記RFアンプの入力パワーを調整するために使用されることを特徴とする装置。
  19. 請求項18に記載の装置において、さらに、
    前記装置に対して電力を供給するバッテリーを備え、前記パワー調整因子は、前記バッテリーの電流流出を最小にするように計算されることを特徴とする装置。
  20. 請求項19に記載の装置において、前記動作条件は、送信周波数,前記バッテリーの電圧,前記装置の温度およびチャネル情報を含むことを特徴とする装置。
  21. 請求項20に記載の装置において、前記パワー調整因子[PAPA]は、次の式に従って計算されることを特徴とする装置。
    Figure 2008517506
    ここで、Freqは前記送信周波数、Vbattは前記バッテリーの電圧、Tは前記ワイヤレス端末の内部温度、Channelは前記チャネル情報、An…Aは周波数係数、Bn…Bはバッテリー電圧係数、Cn…Cは温度係数、Dはチャネル構成の係数、Eは定数、そして、nは整数である。
  22. 請求項18に記載の装置において、前記無線通信システムは、セルラーシステムであることを特徴とする装置。
  23. 請求項22に記載の装置において、前記セルラーシステムは、前記信号を処理するために符号分割多重アクセス[CDMA]または広帯域符号分割多重アクセス[WCDMA]を利用することを特徴とする装置。
  24. 請求項22に記載の装置において、前記装置は、セルラーフォンであることを特徴とする装置。
  25. 請求項18に記載の装置において、前記ロジックは、さらに、
    温度の調整因子を決定するように構成され、前記温度調整因子は、周波数に従って前記RFアンプの出力パワーの線型補正を提供することを特徴とする装置。
  26. 伝送パワーを制御する装置であって、該装置は、
    ワイヤレス端末内の無線周波数[RF]アンプのパワー調整のために、前記ワイヤレス端末の動作状態を指定する複数のパラメータ値を決定する手段と、
    前記パラメータ値に基づいてパワー調整因子を計算する手段と、を備え、
    前記パワー調整因子は、前記RFアンプの限界パワーを調整するために使用されることを特徴とする装置。
  27. 請求項26に記載の装置において、前記ワイヤレス端末は、バッテリーによって電力が供給され、且つ、前記パワー調整因子は、前記バッテリーの電流流出を最小にするように計算されることを特徴とする装置。
  28. 請求項27に記載の装置において、前記動作条件は、送信周波数,前記バッテリーの電圧,前記ワイヤレス端末の温度およびチャネル情報を含むことを特徴とする装置。
  29. 請求項28に記載の装置において、前記パワー調整因子[PAPA]は、次の式に従って計算されることを特徴とする装置。
    Figure 2008517506
    ここで、Freqは前記送信周波数、Vbattは前記バッテリーの電圧、Tは前記ワイヤレス端末の内部温度、Channelは前記チャネル情報、An…Aは周波数係数、Bn…Bはバッテリー電圧係数、Cn…Cは温度係数、Dはチャネル構成の係数、Eは定数、そして、nは整数である。
  30. 請求項26に記載の装置において、前記ワイヤレス端末は、セルラーシステムにおいて動作することを特徴とする装置。
  31. 請求項30に記載の装置において、前記セルラーシステムは、前記ワイヤレス端末を役立たせるために符号分割多重アクセス[CDMA]または広帯域符号分割多重アクセス[WCDMA]を利用することを特徴とする装置。
  32. 請求項30に記載の装置において、前記ワイヤレス端末は、セルラーフォンであることを特徴とする装置。
  33. 請求項26に記載の装置において、さらに、
    温度の調整因子を決定する手段を備え、前記温度調整因子は、周波数に従って前記伝送パワーの線型補正を提供することを特徴とする装置。
  34. ワイヤレス端末における送信パワーアンプのパワーを調整する方法であって、該方法は、
    前記ワイヤレス端末の動作状態のセンサ情報を収集し、
    前記収集されたセンサ情報および記憶されたパラメータ値に基づいて、前記ワイヤレス端末内の無線周波数[RF]アンプの調節されたパワーを修正するために、前記動作状態の前記伝送パワーアンプの限界パワーを修正する調整因子を決定し、
    前記決定された調整因子を前記調節されたパワーに適用することによって、出力パワーを生成することを特徴とする方法。
  35. 請求項34に記載の方法において、前記ワイヤレス端末は、バッテリーによって電力が供給され、且つ、前記パワー調整因子は、前記バッテリーの電流流出を最小にするように計算されることを特徴とする方法。
  36. 請求項35に記載の方法において、
    前記センサ情報は、前記ワイヤレス端末の温度および前記バッテリーの電圧を含み、且つ、
    前記パラメータ値は、周波数、チャネル情報、並びに、前記温度,前記バッテリーの電圧,前記周波数および前記チャネル情報に対応する係数値を含むことを特徴とする方法。
  37. ワイヤレス端末における伝送パワーアンプのパワーを調整するための命令を与えるコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行することによって、請求項34に記載の方法を1つ以上のプロセッサに実行させるのを生じるように取り決められていることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  38. ワイヤレス端末において動作する装置であって、該方法は、
    動作状態によるセンサ情報を収集する手段と、
    前記収集されたセンサ情報および記憶されたパラメータ値に基づいて、無線周波数[RF]アンプの調節されたパワーを修正するために、前記動作状態の前記RFアンプの限界パワーを修正する調整因子を決定する手段と、
    前記決定された調整因子を前記調節されたパワーに適用することによって、出力パワーを生成する手段と、を備えることを特徴とする装置。
  39. 請求項38に記載の装置において、さらに、
    前記RFアンプに電力を供給するように構成された電源を備え、前記調整因子は、前記電源の消費電力を最小にすることを特徴とする装置。
  40. 請求項39に記載の装置において、
    前記センサ情報は、前記装置の温度および前記電源の電圧を含み、且つ、
    前記パラメータ値は、周波数、チャネル情報、並びに、前記温度,前記電源の電圧,前記周波数および前記チャネル情報に対応する係数値を含むことを特徴とする装置。
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