JP2008517246A - 生鮮品の処理方法および装置 - Google Patents
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Abstract
肉などの生鮮品の処理用に集中管理されたキャビネット収納準備処理システムは、食品の種類に応じて食品を加工処理するために、蓋(56)と、ガス供給装置(58)と、トレイ(82)と、圧縮装置(72,74)と、内部冷却装置(70)とを含む処理装置と協働して用いられる容器(50)を含む。在庫ストック(1)と、搬送システム(2,20,22)と、制御システムも設けられ、処理を行うために食品の効率的且つ安全な取り扱いを許容する。
Description
本発明は、生鮮品の処理に関するものである。本発明は、特に肉の処理および集中管理された或いはキャビネット収納できる(cabinet ready)肉の処理システムを適用分野とするものである。
本願明細書を通して参照される「肉」という用語は、特定のものに限定されずに、例えば、魚、牛肉、豚肉、ラム、鶏肉およびくず肉を含み、一般に食用に適したすべての種類のすべての形状の肉を含む。
肉は通常、小売店での小売用に処理される。この処理は典型的には、胴体や部分肉の小売店への供給と、梱包、ラベル貼り、陳列キャビネットへの展示を含む小売店での処理とを要する。「部分肉(meat primal)」という用語は、食肉解体処理後であって、小売用加工前の肉を意味する。通常、この用語は、骨をほとんど取り除いた肉であって、例えば、多量のひき肉とともに筋肉部位を含む可能性があるものを指す。肉が加工処理されて、小売キャビネットでの陳列の準備が整うと、「キャビネット収納できる(cabinet ready)」状態となる。
通常、部分肉は、食肉解体処理された後プラスチック製バッグに真空パックされ、次に段ボール箱に箱詰めされる。これらの段ボール箱は、順々にパレットに載せられて、パレットのまま寝かされた状態で冷凍機内に保管される。しかしながら、段ボール箱を無菌とすることができないので、これらの段ボール箱を生産エリアに持ち込むことはできず、真空パックされたバッグは、加工エリアに入る前に段ボールから梱包を解かなければならない。同様に肉も、生産エリアに入る前に、真空パックまたは他の消耗梱包から梱包を解かなければならない。したがって、既存のシステムでは労力が大き過ぎて、無駄が多く、環境に優しくない。このようなシステムは、衛生リスクを引き起こすことにもなる。
本発明は、肉などの生鮮品の処理方法および/または装置の改良を提供することを目的とする。
更なるまたは他の目的は、公知の方法または装置の1つまたはそれ以上の不利益を改善すること、或いは公衆に少なくとも有益な選択肢を提供することができる、肉などの生鮮品の処理装置および/または処理方法を提供することである。
そのため本発明の第1の側面においては、概して、生鮮品の処理または貯蔵方法は、
容器の自動化処理を許容する取扱手段が外面に設けられ、蓋により閉塞可能な容器を準備するステップと、
蓋と、ガス供給手段と、トレイ手段と、圧縮手段と、内部冷却手段とを含む複数の処理装置とのアクセスを提供するステップと、
1つまたはそれ以上の生鮮品を受け取るステップと、
生鮮品の特性に応じて、1つまたはそれ以上の前記処理装置と協働して前記容器内に生鮮品を詰めるステップとからなることを特徴とする。
容器の自動化処理を許容する取扱手段が外面に設けられ、蓋により閉塞可能な容器を準備するステップと、
蓋と、ガス供給手段と、トレイ手段と、圧縮手段と、内部冷却手段とを含む複数の処理装置とのアクセスを提供するステップと、
1つまたはそれ以上の生鮮品を受け取るステップと、
生鮮品の特性に応じて、1つまたはそれ以上の前記処理装置と協働して前記容器内に生鮮品を詰めるステップとからなることを特徴とする。
好ましくは、前記生鮮品が部分肉を含むことを特徴とする。
好ましくは、前記ガス供給手段は、前記容器内の雰囲気を変化させる装置を含むことを特徴とする。
好ましくは、前記トレイ手段は、前記容器内で生鮮品を支持するように配設された1つまたはそれ以上の棚またはトレイを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記圧縮手段は、前記容器内で生鮮品に機械的な圧縮力を付与するように配設された1つまたはそれ以上のプラテンを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記冷却手段は、前記容器内の生鮮品を冷却するために、前記容器内に設置される冷媒を収納する装置を含むことを特徴とする。
好ましくは、前記容器に前記蓋を固定する複数のクリップを設けたことを特徴とする。
好ましくは、複数の容器を設けたことを特徴とする。
本発明の第2の側面においては、概して、生鮮品の処理または貯蔵装置は、
容器の自動化処理を許容する取扱手段が外面に設けられ、蓋により閉塞可能な容器と、
蓋と、ガス供給手段と、トレイ手段と、圧縮手段と、内部冷却手段とを含む複数の処理装置とからなることを特徴とする。
容器の自動化処理を許容する取扱手段が外面に設けられ、蓋により閉塞可能な容器と、
蓋と、ガス供給手段と、トレイ手段と、圧縮手段と、内部冷却手段とを含む複数の処理装置とからなることを特徴とする。
好ましくは、前記生鮮品が部分肉を含むことを特徴とする。
好ましくは、前記ガス供給手段は、前記容器内の雰囲気を変化させる装置を含むことを特徴とする。
好ましくは、前記トレイ手段は、前記容器内で生鮮品を支持するように配設された1つまたはそれ以上の棚またはトレイを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記圧縮手段は、前記容器内で生鮮品に機械的な圧縮力を付与するように配設された1つまたはそれ以上のプラテンを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記冷却手段は、前記容器内の生鮮品を冷却するために、前記容器内に設置される冷媒を収納する装置を含むことを特徴とする。
好ましくは、前記容器に前記蓋を固定する複数のクリップを設けたことを特徴とする。
本発明の第3の側面においては、概して、集中管理された肉の処理方法は、
複数の再利用可能な容器を準備するステップと、
各容器に肉製品生産材料を収納し、前記複数の容器を在庫ストックに貯蔵するステップと、
少なくとも1つの容器を選択するステップと、
前記在庫ストックから前記少なくとも1つの容器を取り出すステップと、
前記材料を前記容器から取り除くステップと、
前記材料を加工工程で使用するステップと、
未使用の材料を前記容器に戻すステップと、
前記容器を前記在庫ストックに戻すステップとからなることを特徴とする。
複数の再利用可能な容器を準備するステップと、
各容器に肉製品生産材料を収納し、前記複数の容器を在庫ストックに貯蔵するステップと、
少なくとも1つの容器を選択するステップと、
前記在庫ストックから前記少なくとも1つの容器を取り出すステップと、
前記材料を前記容器から取り除くステップと、
前記材料を加工工程で使用するステップと、
未使用の材料を前記容器に戻すステップと、
前記容器を前記在庫ストックに戻すステップとからなることを特徴とする。
好ましくは、前記容器を取り出すステップまたは前記容器を前記在庫ストックに戻すステップは、前記容器をコンベアで搬送するステップを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記容器を取り出すステップまたは前記容器を前記在庫ストックに戻すステップは、前記在庫ストックの所定の位置に対して或いは前記在庫ストックの所定の位置から、前記容器を自動的に搬送するステップを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記材料が部分肉を含むことを特徴とする。
本発明の第2の側面においては、概して、集中管理された肉の処理方法は、
複数の再利用可能な容器を準備するステップと、
各容器に肉製品生産材料を収納し、前記複数の容器を在庫ストックに貯蔵するステップと、
少なくとも1つの容器を選択するステップと、
前記在庫ストックから前記選択した容器を取り出すステップと、
前記材料を前記選択した容器から取り除くステップと、
前記材料を食肉加工工程で使用するステップと、
食肉加工工程の副産物や半製品を容器内に収納するステップと、
前記容器を前記在庫ストックに置くステップとからなることを特徴とする。
複数の再利用可能な容器を準備するステップと、
各容器に肉製品生産材料を収納し、前記複数の容器を在庫ストックに貯蔵するステップと、
少なくとも1つの容器を選択するステップと、
前記在庫ストックから前記選択した容器を取り出すステップと、
前記材料を前記選択した容器から取り除くステップと、
前記材料を食肉加工工程で使用するステップと、
食肉加工工程の副産物や半製品を容器内に収納するステップと、
前記容器を前記在庫ストックに置くステップとからなることを特徴とする。
本発明の第3の側面においては、概して、食肉加工方法は、
1つまたはそれ以上の小売肉製品の生産に使用する複数の材料を容器に詰めて貯蔵するステップと、
生産する生産物を選択するステップと、
前記選択された生産物を生産するのに要する要求材料のリストを準備するステップと、
各要求材料を生産エリアに配送する要求を出すステップと、
前記要求材料が貯蔵された1つまたはそれ以上の容器を選択するステップと、
前記選択された容器を前記生産エリアに配送するステップとからなることを特徴とする。
1つまたはそれ以上の小売肉製品の生産に使用する複数の材料を容器に詰めて貯蔵するステップと、
生産する生産物を選択するステップと、
前記選択された生産物を生産するのに要する要求材料のリストを準備するステップと、
各要求材料を生産エリアに配送する要求を出すステップと、
前記要求材料が貯蔵された1つまたはそれ以上の容器を選択するステップと、
前記選択された容器を前記生産エリアに配送するステップとからなることを特徴とする。
好ましくは、前記1つまたはそれ以上の容器は、容器が材料を収納した時間に応じて選択されることを特徴とする。
本発明の第4の側面においては、概して、食肉加工装置は、
少なくとも1つの食肉加工材料を収納する容器を支持するのに適した複数の容器支持構造体を有する食肉解体処理後の肉を処理する在庫ストックと、
前記容器内に収納された1つまたはそれ以上の材料を用いて小売肉製品の生産を行う生産装置と、
棚と前記生産装置との間で前記容器を搬送する容器搬送手段と、
材料の配送要求を受けて、前記材料を収納する容器を選択し、前記配送要求に応答して前記容器搬送手段に前記選択された容器を前記生産装置まで或いは前記生産装置の隣接位置まで搬送させる制御手段とからなることを特徴とする。
少なくとも1つの食肉加工材料を収納する容器を支持するのに適した複数の容器支持構造体を有する食肉解体処理後の肉を処理する在庫ストックと、
前記容器内に収納された1つまたはそれ以上の材料を用いて小売肉製品の生産を行う生産装置と、
棚と前記生産装置との間で前記容器を搬送する容器搬送手段と、
材料の配送要求を受けて、前記材料を収納する容器を選択し、前記配送要求に応答して前記容器搬送手段に前記選択された容器を前記生産装置まで或いは前記生産装置の隣接位置まで搬送させる制御手段とからなることを特徴とする。
好ましくは、前記制御手段は、容器を冷凍機に戻す返送要求を受けて、この返送要求に応答して前記容器搬送手段に前記容器を前記在庫ストックに戻させることを特徴とする。
好ましくは、前記生産装置は複数の生産セルを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記制御手段は、前記容器に保持された前記材料が前記在庫ストックに貯蔵された時間に応じて、前記容器を選択することを特徴とする。
好ましくは、前記材料を前記容器から前記生産装置へと荷卸しする荷卸手段を含むことを特徴とする。
好ましくは、前記容器は、再利用可能な剛体の容器であることを特徴とする。
本発明は、明細書中に開示されるあらゆる新規な特徴または複数の特徴の組み合わせにも広く及ぶものとする。
添付の図面を参照することで、本発明の1つまたはそれ以上の実施形態を以下に説明する。
図1を参照すると、集中管理された食肉処理加工施設の一部が略式的な概略図で示されている。このような施設は、通常、部分肉(meat primals)を含む材料からキャビネット収納できる肉製品を供給する。この施設および対応する生産工程は、肉製品の処理加工および分配を参照して説明するが、特定のものに限定されず、一般的に、農業または園芸の産物(食料品または非食料品の両者)、自然および半加工食品、有機製品を含む様々な他の生鮮品の分配および/または処理加工に本発明を適用することも可能であることは当業者に明らかである。この処理加工は、製品の品質または寿命を確保するために雰囲気調節または少なくとも温度調節状態が望ましい或いはこのような調整が必要とされる製品にも一般的に適用することができる。
図1では、好適には細菌の増殖を遅らせるまたは最小限に抑えるための調温環境に置かれた在庫ストック1が備えられており、部分肉などの生鮮材料が貯蔵され、必要に応じて冷却される。これらの材料は剛体で再利用可能な容器に収納され、材料が貯蔵された在庫ストック1に搬送される。好適には充填された容器は、制御システム21への要求および制御システム21からの指令に応答して、コンベアシステム2,20または22などの自動化手段によって在庫ストック1に案内され、貯蔵され、在庫ストック1から取り出される。好適な実施形態において、制御システム21は、データベースおよび様々な機械類およびユーザディスプレイへのインターフェースを有するコンピュータ化された装置を含む。在庫ストック1は、それぞれ容器を載せる複数のラックまたは棚4を有する1つまたはそれ以上の容器支持構造体を有する。これらは好適には複数列に配置され、棚4の列どうしの間には通路6を残し、起重機(図示せず)などの自動化搬送装置が、例えばレール8に沿って通路6を移動する。またこれらの構造体は、容器の間に空気の循環を許容するため、好適には容器の間に空間を設けた構成または配置とされる。好適な実施形態においては、搬送装置が制御システムを用いて自動化されることで、起重機は各通路6に沿って所定位置に移動し、そして、所定のラックまたは棚位置に容器を移動または配送するために、所定のラックまたは棚にローディングフォークまたは同様の荷積み装置を移動させる。
容器は、食肉加工用材料を収納する、上述したように、これらの材料は主に部分肉である。しかし、特定の容器では、例えばパン粉、衣用生地(batter)、保存処理用材料(curing ingredients)、マリネ(marinades)、ソーセージ材料およびソーセージの皮、調味料、パージ(purge)やトリム(trim)等の副産物、半製品などの食肉加工作業に使用する材料を収納する。
材料を収納する容器は、出願人による米国特許第5,670,195号および第6,194,012号に記載されたものと同一または類似のもので良く、上述した特許の記載内容は参照によりそのすべてが本願の開示内容に含まれるものとする。容器は、肉または他の材料を入れた後に密閉され、好適には中身に関連する固有の識別子を有している。好適な実施形態では、識別子は、容器に貼り付けられたRFID(Radio Frequency Identification)タグである。しかしながら、例えばバーコードまたはラベルを貼り付ける等の他の方法を用いることも可能である。
容器の好適な形状を図2に示す。同図を参照すると、容器50は、ベース52と、1つまたはそれ以上の側壁(この実施形態では4つの側壁が示されている)54と、蓋56とを含む。容器の外法寸法は規格化され、容器の自動化処理を許容する取扱手段を提供する。従って、外部リブ55はカラーを提供し、このカラーは、上述した起重機などの起重および搬送装置により係合され、容器を取り扱うのに利用される。容器の外法寸法が規格化されることにより、取扱装置が在庫ストック1にあるすべての容器を取り扱うことが可能となる。容器の壁はテーパ57を有し、1つの容器を他の容器に積み重ねることを可能とする。テーパを設けることで自動化処理を促進することもできる。
各容器の蓋には弁58が設けられる。容器が密閉されると、例えば真空源と共に弁を用いること、および/または所望のガスまたは複数のガスを組み合わせて供給して、材料周囲で容器内の空気を抜き、所望のガス(例えば、食肉加工における好適な実施形態では炭酸ガス)または所望のガスの組み合わせと空気を入れ替えることによって、各容器内の雰囲気は変更または加圧される。好適な実施形態では、容器内の雰囲気は嫌気性の雰囲気である。これは、例えば炭酸ガス等の1つまたはそれ以上のガスで容器をフラッシングすることで行われる。図7を参照すると、ガスフラッシング処理を行う装置が概略図で示されている。容器50は実質的に流体密封された封入容器92内に置かれる。流体連通装置93が容器の蓋56に設けられた弁58と係合することで、装置93と接続される真空源により容器内が真空にされ、選択されたガスまたはガスの混合物が装置93を通して容器内に導入される。封入容器92は、さらに正圧または負圧源に接続される流体通路95を有する。制御装置96は、真空源の制御と、装置93および通路95へのガスの供給制御を行うことで、ガスを移動させるとともに、容器50内の雰囲気の圧力と実質的に一致するように、封入容器92内における雰囲気の調圧を行う。
蓋は一般的なU字形状を有する複数のクリップ60によって容器に固定され、各クリップのU字の1つの脚部が容器のリムと係合し、他の脚部が蓋と係合する。これらのクリップにより蓋が容器と密閉接触状態に維持され、液体密封される。これにより容器内を所望の雰囲気および/または所望の加圧状態に維持することができる。これらのクリップは、容器本体と蓋との機械的な結合を容易にして、容器の全体構造としての完全性を補助する機能も果たす。
図3を参照すると、容器には圧縮および/または冷却装置70が設けられている。従って、材料が骨を取り除いた部分牛肉である場合、これらの部分肉はプラテン72と74との間に載置される。プラテン係合機構80を用いてプラテン76に下向きの圧力を加え、プラテン76を中央ステム74と係合させることで、部分肉に機械的な圧縮力を付与することができる。係合機構80は、確実に部分肉に圧力を加えるためにスプリング等の付勢手段を含む。代わりに或いはさらに追加して、ステム74が冷却機能を備えることも可能である。ステムは開口78を通して連通する空洞を含み、水などの冷媒を空洞内に充填して氷となるまで冷凍することができる。ステムの周囲で容器内に部分肉を収納した後で氷が解凍すると、かなりの熱エネルギが部肉から奪われるので、氷が解凍され、部分肉の温度を低下させることができる。
図4を参照すると、一連の取り外し自在で高さ調整可能な棚82が、骨付き部分肉または他の材料を貯蔵する容器内に設けられている。これらの棚は中央支柱84に対して調節自在に可動であり、中央支柱84は荷上げ用アイボルト86を備え、荷積みまたは荷卸し機構が棚ユニットを容器内にまたは容器から外部に下降または上昇させることができる。これらの棚82は輪郭中央開口を含み、各棚が支柱84に設けられた歯と選択的に係合可能となる。これらの棚は1つの角配置で支柱84と係合し、(例えば約45度に)回転することで支柱に沿って移動可能となり、離脱させることができる。
従って、材料が容器内に収納される際、全体的な処理の一部として、ユーザには材料の貯蔵または処理に多数の選択肢がある。上述した処理装置または構成要素は、生鮮品の最大限の品質および/または状態を確保するため、特定の材料に対して最適な貯蔵条件を許容する。例えば、鶏の部分肉を容器内に収納する場合、典型的にはこれらを容器内に載置して、単に容器に蓋をするのみでよい。牛肉の部分肉が供給される場合、典型的にはこれらは機械的圧縮下で維持され、内部冷却装置を利用してこれら部分肉の温度を下げる。典型的には、ガス混合物が容器に供給されて細菌の増殖を減少させ、容器内が加圧される。骨付き部分牛肉は、典型的には容器内の棚に載置され、蓋がされ、ガスの供給がなされて、加圧される。他の材料を棚に載置することも可能であり、材料によっては容器の蓋を必要としないものもある。
所望の材料を詰めると、容器が在庫ストックに置かれる。材料が部分牛肉などの特定の肉である場合、容器は所定期間在庫ストックに置かれ、細菌の増殖を最小限に抑えながら、処理前の肉の熟成を行う。例えば牛肉の場合、小売棚に陳列される前に、典型的には5日から7日間熟成される。肉が熟成される期間は、例えば肉の種類や切断方法等の要因の数に応じて様々に変更される。
各容器における位置、「熟成期間」、材料の識別情報は記録され、データベース内の容器の識別情報と関連付けされる。このように、容器をいつ冷凍機から取り出すことができるか或いはいつ取り出すべきであるか、移動工程を効率的に行うために容器をどこに置くべきかをシステムが把握している。
部分肉が熟成されると、容器は一般に符号10で示される生産エリアに搬送される。この生産エリアは、容器内の材料から1つまたはそれ以上の製品を生産するように連続的に配置された1つまたはそれ以上の機械からなる少なくとも1つの生産セルを有している。図示した例では、9箇所の生産セル(符号11ないし19で参照)が設けられている。好適な実施形態では、例えば骨付き肉、ロースト肉、スライス肉、ひき肉、ダイスカット/細切り、パン粉をまぶした肉(crumbing)、ソーセージ、チキンなどの一次製品(primary product)用にそれぞれ専用の生産ラインが設けられている。
さらに、コンベア装置20が容器を主要冷凍機から生産エリアグループへと搬送する。コンベア装置20は、主要冷凍機1内で、搬送装置とインターフェースで接続する。制御システム(図示しないが、好適な実施形態では、要求を受けて電子的にまたは無線で指令を伝達することができるコンピュータ制御システムを含む)が設けられ、主要冷凍機から取り出される1つまたはそれ以上の容器または材料に対して、生産エリア内で指令が生成される。指令を受けると、制御システムは主要冷凍機内の搬送装置およびコンベア装置20に指令を出して、要求された材料を収納する1つまたはそれ以上の容器を選択して取り出し、それらの容器を生産エリア10に配送させる。図示した例では、コンベア装置20は、コンベア組立体の端部22で或いはその周囲で生産エリアに容器を荷卸しする。しかしながら、コンベア装置20は選択された生産セルまで直接容器を搬送する構成としても良い。さらに、コンベア装置20は、さらに配送または入り口ポイント24を有する。このポイント24を使用済み容器の荷卸しに用いて、使用済みの容器に洗浄および消毒処理を施すこともできる。配送または入り口ポイント24は、洗浄および消毒処理が施された容器を生産エリアに配送するのに用いても良く、詳細を後述するように、これらの容器は、半製品、副産物または未使用材料を収納するのに使用する。
図5を参照すると、典型的な生産セルが略式的に平面図で図示されている。セルを通した生産の流れ経路は、矢印30で示す方向になる。所望材料の容器は荷卸装置32に案内される。荷卸装置への到着前或いは到着時、容器の蓋は外され、(材料が肉の場合)パージが除去される。荷卸装置は、容器の中身を重力によって空にして処理装置34による加工処理を行うように、容器を昇降および/または回転する。しかしながら、例えば味付け肉等の材料では、容器を傾けずに所定品質の材料を取り出す。加工処理は、典型的に手作業または自動化作業による部分肉の切断処理および/または肉材料を他の材料と混ぜ合わせる処理を含む。処理加工の終了前或いは終了後、装置35は小売トレイを取り出し、小売製品をトレイに載置する。その後、製品がバッファコンベア36によってバッファされ、包装機37に供給される。包装された小売製品は、他のバッファコンベア38上で再度バッファされ、一般に図1において符号40で参照されるバッファ冷凍機内に蓄積するために搬送される。
一例として、図6に示すフローチャートを参照して生産工程を説明する。同図を参照すると、生産工程はステップS41で始まり、生産施設に関連して統合業務システム(enterprise resource planning system)から生産計画が取り込まれる。生産計画は制御システム21に取り込まれ、各生産セルが生産計画を受け取り、これをセルのオペレータに対して表示する。生産計画に基づいてオペレータは所定材料の容器を要求する。これはステップS42で行われる。このステップにおいて、余剰または未使用製品および処理工程から得られる副産物を入れるために、好適にはオペレータは所定数の空の容器を要求する。ステップS43において、制御システムは、容器を選択することで要求された材料を取り出す。選択工程は制御システムに与えられた多数の基準に依存する。例えば、冷凍機1内に載置された部分肉のほとんどは、処理加工前に所定期間(例えば、牛肉の場合には5ないし7日間)熟成させる必要がある。従って、制御システムは、要求された期間を満たし且つ要求された所定の材料を収納する容器を選択する。そして制御システムは、容器を確実に生産エリア(および/または直接所定の生産セル)まで配送する。
ステップS43において、荷卸装置を用いて一次材料(primary ingredient)を含む容器が各セルで荷卸しされる。ステップS44では加工処理が行われる。各生産セルは対話式スクリーンを備え、例えば、該セル用の生産計画、製品の詳細、パック数、機械設定、切り換えおよび動作条件、洗浄手順、詰まりや故障等のメンテナンス指令および警告情報などの情報を表示することができる。上述したように、処理加工ステップは、好適にはキャビネット収納できる小売製品を提供するステップを含む。製品にはラベルが貼られるが、好適な実施形態では、貯蔵のために製品がバッファ冷凍機に供給され、製品はラベルが貼られていない状態で小売注文を待つことになる。このようにして、小売注文を受けると、小売業者の要求に応じてラベル貼りが行われる。
小売製品(retail ready products)の生産では、ソーセージなどの他の製品に含められる副産物や、パン粉をまぶす処理(crumbing)やマリネにする処理(marinating)などの更なる処理を要する製品が相当量得られる。これらがすぐに必要とされない場合(或いは時間を置いてからこれらを処理することがより効率的である場合)、後で更なる処理を行うために在庫ストックに戻される。これはステップS45で行われる。
処理加工全体を通して、工程処理、切り替え時間、収率等の変量は、制御システムを利用して自動的に記録され、統合業務システムでの効率および財務分析に利用される。これにより、システムが長期に亘って、生産計画、セル設備および処理手順を最適化して、最大限の生産性を得ることができる。システムが用いる情報として、さらに、機械運転速度、製品設定および切り替え時間、洗浄時間、主要冷凍機等のインターフェースの制約条件、アキュムレータ収納、回収および能力、仕分けが含まれる。
本発明では、個別の生産セルが所定の範囲で異なる材料から異なる製品を提供することができるので、例えば牛肉、豚肉、ラム、鶏肉の複数の異なる部分肉から、9または10箇所の生産セルによって、異なる400以上(SKU)の小売製品またはキャビネット収納できる製品の生産ラインを作り出すことができる。このシステムにより、種および/または部分肉の種類の変更の際も、洗浄や機械設定の手順等の実用的な衛生要件に対処することができる。
食肉生産処理に使用する材料は腐りやすいので、コンテナ輸送システムは、材料の効率的且つ衛生的な取り扱いを可能とし、温度制御(および/または雰囲気制御)された環境で材料を保存することを可能とする。これにより効率的な作業が可能となる。さらに容器を自動的に搬送することができるので、単一材料の取り扱いシステムを用いて、効率の改善と、生産セルへの時間通りの配送が可能となる。
以上の説明において、本発明の具体的な構成要素や整数として言及され、均等物がないものについては、そのような均等物は、個別に記載したのと同然のものとして本明細書中に含まれるものとする。
「からなる」「含む」(comprising)という用語とその派生語は、他の構成要素を含むことを許容する意味で解釈されることを意図している。
本発明について、例を挙げて、その可能な実施態様に言及しながら説明したが、本発明の範囲を逸脱することなく、変更や改良がなされ得るものと理解される。
Claims (27)
- 生鮮品の処理または貯蔵装置であって、
容器の自動化処理を許容する取扱手段が外面に設けられ、蓋により閉塞可能な容器と、
蓋と、ガス供給手段と、トレイ手段と、圧縮手段と、内部冷却手段とを含む複数の処理装置とからなることを特徴とする装置。 - 前記生鮮品が部分肉を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記ガス供給手段は、前記容器内の雰囲気を変化させる装置を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。
- 前記トレイ手段は、前記容器内で生鮮品を支持するように配設された1つまたはそれ以上の棚またはトレイを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の装置。
- 前記圧縮手段は、前記容器内で生鮮品に機械的な圧縮力を付与するように配設された1つまたはそれ以上のプラテンを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の装置。
- 前記冷却手段は、前記容器内の生鮮品を冷却するために、前記容器内に設置される冷媒を収納する装置を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の装置。
- 前記容器に前記蓋を固定する複数のクリップを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の装置。
- 生鮮品の処理または貯蔵方法であって、
容器の自動化処理を許容する取扱手段が外面に設けられ、蓋により閉塞可能な容器を準備するステップと、
蓋と、ガス供給手段と、トレイ手段と、圧縮手段と、内部冷却手段とを含む複数の処理装置を準備するステップと、
1つまたはそれ以上の生鮮品を受け取るステップと、
生鮮品の特性に応じて、1つまたはそれ以上の前記処理装置と協働して前記容器内に生鮮品を詰めるステップとからなることを特徴とする方法。 - 複数の容器を準備するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 集中管理された肉の処理方法であって、
複数の再利用可能な容器を準備するステップと、
各容器に肉製品生産材料を収納し、前記複数の容器を在庫ストックに貯蔵するステップと、
少なくとも1つの容器を選択するステップと、
前記在庫ストックから前記少なくとも1つの容器を取り出すステップと、
前記材料を前記容器から取り除くステップと、
前記材料を加工工程で使用するステップと、
未使用の材料を前記容器に戻すステップと、
前記容器を前記在庫ストックに戻すステップとからなることを特徴とする方法。 - 前記容器を取り出すステップまたは前記容器を前記在庫ストックに戻すステップは、前記容器をコンベアで搬送するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 前記容器を取り出すステップまたは前記容器を前記在庫ストックに戻すステップは、前記在庫ストックの所定の位置に対して或いは前記在庫ストックの所定の位置から、前記容器を自動的に搬送するステップを含むことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の方法。
- 前記材料が部分肉を含むことを特徴とする請求項10ないし請求項13のいずれか一項に記載の方法。
- 集中管理された肉の処理方法であって、
複数の再利用可能な容器を準備するステップと、
各容器に肉製品生産材料を収納し、前記複数の容器を在庫ストックに貯蔵するステップと、
少なくとも1つの容器を選択するステップと、
前記在庫ストックから前記選択した容器を取り出すステップと、
前記材料を前記選択した容器から取り除くステップと、
前記材料を食肉加工工程で使用するステップと、
食肉加工工程の副産物や半製品を容器内に収納するステップと、
前記容器を前記在庫ストックに置くステップとからなることを特徴とする方法。 - 食肉加工方法であって、
1つまたはそれ以上の小売肉製品の生産に使用する複数の材料を容器に詰めて貯蔵するステップと、
生産する生産物を選択するステップと、
前記選択された生産物を生産するのに要する要求材料のリストを準備するステップと、
各要求材料を生産エリアに配送する要求を出すステップと、
前記要求材料が貯蔵された1つまたはそれ以上の容器を選択するステップと、
前記選択された容器を前記生産エリアに配送するステップとからなることを特徴とする方法。 - 前記1つまたはそれ以上の容器は、容器が材料を収納した時間に応じて選択されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 食肉加工装置であって、
少なくとも1つの食肉加工材料を収納する容器を支持するのに適した複数の容器支持構造体を有する食肉解体処理後の肉を処理する在庫ストックと、
前記容器内に収納された1つまたはそれ以上の材料を用いて小売肉製品の生産を行う生産装置と、
棚と前記生産装置との間で前記容器を搬送する容器搬送手段と、
材料の配送要求を受けて、前記材料を収納する容器を選択し、前記配送要求に応答して前記容器搬送手段に前記選択された容器を前記生産装置まで或いは前記生産装置の隣接位置まで搬送させる制御手段とからなることを特徴とする装置。 - 前記制御手段は、容器を冷凍機に戻す返送要求を受けて、この返送要求に応答して前記容器搬送手段に前記容器を前記在庫ストックに戻させることを特徴とする請求項17に記載の装置。
- 前記生産装置は複数の生産セルを含むことを特徴とする請求項17または請求項18に記載の装置。
- 前記制御手段は、前記容器に保持された前記材料が前記在庫ストックに貯蔵された時間に応じて、前記容器を選択することを特徴とする請求項17ないし請求項19のいずれか一項に記載の装置。
- 前記材料を前記容器から前記生産装置へと荷卸しする荷卸手段を含むことを特徴とする請求項17ないし請求項20のいずれか一項に記載の装置。
- 前記容器は、再利用可能な剛体の容器であることを特徴とする請求項17ないし請求項21のいずれか一項に記載の装置。
- 実質的に添付図面に示したいずれか1つの実施形態を参照して説明される生鮮品の処理または貯蔵装置。
- 実質的に添付図面に示したいずれか1つの実施形態を参照して説明される生鮮品の処理または貯蔵方法。
- 実質的に添付図面に示したいずれか1つの実施形態を参照して説明される集中管理された肉の処理方法。
- 実質的に添付図面に示したいずれか1つの実施形態を参照して説明される食肉加工方法。
- 実質的に添付図面に示したいずれか1つの実施形態を参照して説明される食肉加工装置。
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