JP2008510405A - ディジタル加入者線のデータ収集システム - Google Patents
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Abstract
情報は混乱をきたさない動作データパラメータを使用して、DSLシステム構成要素が送信する。混乱をきたさない動作データパラメータの1つ以上のビットを使用してその他の情報を送信する。幾つかの場合では、選択するパラメータは、DSLシステムにおいて動作データを報告するために使用する使用しない高速動作モードまたは差し込み動作モードのパラメータなどの使用しないパラメータであろう。本発明の一実施形態では、遠隔モデムは、モデムが動作している電話番号と対を形成することができる固有の装置識別子を提供する。電話番号と固有の装置識別子との正確な対形成のための確認および/または検索も実行することができる。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本発明は、一般にディジタル通信システムを管理するための方法、システムおよび装置に関する。より明確には、本発明はDSLシステムまたは同類におけるモデムおよび/またはその他の構成要素からのデータおよび情報の収集に関する。さらに明確には、本発明の少なくとも1つの実施形態は、モデムの固有の装置識別子(モデムのシリーズ番号など)を収集し、この識別子が、モデムが動作している回線を表す電話番号と整合することができる方法および装置を含む。
背景技術
ディジタル加入者線(Digital Subscriber Line、DSL)技術は、既存電話加入者線(ループおよび/または銅設備と呼ぶ)を経るディジタル通信に対して潜在的に広い帯域幅を提供する。電話加入者線はそのそもそも音声帯域アナログ通信のみに対する設計にもかかわらず、この帯域幅を提供することができる。特に非対称DSL(ADSL)は、各トーン(またはサブ搬送波)に幾つかのビットを割り当てる個別多重トーン(discrete multitone、DMT)加入者線符号を使用することにより加入者線の特性に調整することができ、各トーンへの幾つかのビットは、加入者線の各終端におけるモデム(代表的には送信機および受信機の両方として機能する送受信機)の調整および初期化中に決定するようなチャネル状態に調整することができる。
ディジタル加入者線(Digital Subscriber Line、DSL)技術は、既存電話加入者線(ループおよび/または銅設備と呼ぶ)を経るディジタル通信に対して潜在的に広い帯域幅を提供する。電話加入者線はそのそもそも音声帯域アナログ通信のみに対する設計にもかかわらず、この帯域幅を提供することができる。特に非対称DSL(ADSL)は、各トーン(またはサブ搬送波)に幾つかのビットを割り当てる個別多重トーン(discrete multitone、DMT)加入者線符号を使用することにより加入者線の特性に調整することができ、各トーンへの幾つかのビットは、加入者線の各終端におけるモデム(代表的には送信機および受信機の両方として機能する送受信機)の調整および初期化中に決定するようなチャネル状態に調整することができる。
DSLシステムにおける既存データ管理を使用して、あるデータおよび/または情報は利用可能であるが、その他のタイプのデータはオペレータ、管理者またはその他の関係者にとって入手が困難または不可能であることがある。より一般的には、DSLシステム構成要素間の情報伝送により、DSLシステムにおいてユーザに提供する性能および/またはサービスをかなり高度化することができる。以下に記すように、あるタイプのデータは、種々の規格および同類により確立される一定のパラメータ内において交換するか、またはさもなければ利用可能である。とはいえ、モデム識別子とモデムが動作しているループの電話番号とを整合させる例に関して以下に記すように、あるタイプのデータを取得する簡単な方法はない。
加入者線(ループ)は電話番号に付随する。この番号は、電話会社に既知であり、電話会社がユーザの活動記録およびアカウントの状態を保存する1つの方法である。さらに各モデムは、シリーズ番号および/またはその他の識別子など、1つ以上の固有の識別符号または番号を有する電子デバイスである。1つ以上の固有の装置識別子(またはunique equipment identifiers、「UEIs」)を有するモデムは、任意の数の異なる回線において何度も使用することができ、従ってモデムが結合する種々のDSL回線のそれぞれにおける異なる電話番号と関連する。例えば第1の電話番号による使用後に、モデムは次に切断され、後に異なる電話番号と接続され、その後使用することができる。従って電話番号はその回線に常に付随し、モデムはその1つ以上のUEIに常に付随するが、モデムと回線の(例えば、電話番号とモデムUEIとの整合による)信頼性のある整合は、特にDSLシステムにおいて問題であった。
動的スペクトラムマネジャ、即ちDSM(dynamic spectrum manager)センタなどのコントローラがインターネットまたはその他を経て遠隔DSLモデムと通信する場合、遠隔モデムは、(遠隔モデムはそのUEI(シリーズ番号、MAC(Medium Access Control)アドレス、イーサネット(登録商標)アドレスおよび/またはその他の固有の識別子)を知っているが)遠隔モデムが動作している回線に割り当てられる自らの電話番号を発見することができない。遠隔モデムは、ユーザまたはその他の人が正しい電話番号を遠隔モデムおよび/またはDSLシステムにおいて使用する任意のその他の情報源に正しく入力したことをただ信じることができるだけである。誤った電話番号が入力されるか、または例えばユーザが電話回線または場所を変更する場合、以前の電話番号を保持し、更新しなければ、コントローラおよび/またはその他は誤った電話番号を提供されることがある。コントローラが電話会社を通じて遠隔モデムのループにアクセスしようとする場合、これが問題になりうる、というのはコントローラは正しい電話番号を使用することが重要であるからである。
とはいえ今日まで、関係者(例えば、監督者または電話会社)にとって、正しい対が形成されていることを実際に確信して、シリーズ番号/電話番号対を整合および/または更新するための信頼できる方法がなかった。現在技術者またはその他の個人は、電話番号およびモデムのシリーズ番号を手動によりデータ記録装置に入力しなければならない。これは代表的に、個人がユーザの位置においてサービス呼または同類を行う場合にのみ行われる。それ故処理は、記録の確立における人的間違いに依存した(および人的間違いを蒙った)し、これらの記録を保存する簡単な方法を持たない。さらにITUG.992.1ADSL1標準のような規格が恐らく指定するDSLシステムの要素管理内におけるシリーズ番号報告機構には機能に大きな障害がある、というのは報告のためのフォーマットの誤解、正しい手順に関する販売者の不案内、および特に要素管理システムにおけるシリーズ番号報告の準拠に関する事前試験がないからである。
DSLシステムの正常動作を乱すことなくDSLシステム内において情報、特にシステム構成要素に通常利用可能でない情報の伝送ができるシステム、方法および技術は、技術のかなりの進歩を表すであろう。また、DSMセンタなどのDSLシステムコントローラが種々のタイプのデータおよび/または情報をシステムにおいてサービスを乱すことなくシステム構成要素からおよび/またはシステム構成要素と収集および/または交換することができるシステム、方法および技術は技術のかなりの進歩を表すであろう。さらに明確には、そのようなコントローラが正確なUEI/電話番号対により遠隔モデムを特定し、そのような対を適するように更新することができるシステム、方法および技術は、技術のかなりの進歩を表すであろう。特に、関係者がユーザに対するサービスを乱すことなく正確な識別子/電話番号対を特定することができるシステムは、DSLサービスの速度および関連範囲の分野におけるかなりの進歩を表すであろう。
発明の概要
情報は、混乱をきたさない動作データパラメータを使用するDSLシステム構成要素により送信する。混乱をきたさない動作データパラメータの1つ以上のビットは、その他の情報を送信するのに使用する。ある場合には選択されたパラメータは、DSLシステムにおいて動作データを報告するのに使用する、使用しない高速動作モードまたは差し込み動作モードパラメータなどの、使用しないパラメータである。本発明の一実施形態では遠隔モデムは、モデムが動作している電話番号と対を形成することができる固有の装置識別子を提供する。電話番号と固有の装置識別子との正しい対の確認および/または検索も実行することができる。
情報は、混乱をきたさない動作データパラメータを使用するDSLシステム構成要素により送信する。混乱をきたさない動作データパラメータの1つ以上のビットは、その他の情報を送信するのに使用する。ある場合には選択されたパラメータは、DSLシステムにおいて動作データを報告するのに使用する、使用しない高速動作モードまたは差し込み動作モードパラメータなどの、使用しないパラメータである。本発明の一実施形態では遠隔モデムは、モデムが動作している電話番号と対を形成することができる固有の装置識別子を提供する。電話番号と固有の装置識別子との正しい対の確認および/または検索も実行することができる。
さらに明確には本発明の一実施形態では、DSLシステム構成要素は混乱をきたさない動作データパラメータを使用して、情報を送信するように指令される。構成要素は適するパラメータを特定し、選択した混乱をきたさない動作データパラメータの1つ以上のビットに少なくとも幾らかの要求された情報を割り当て、従ってパラメータを修正する。修正した動作データパラメータを次に要求情報を送信する構成要素により送信する。この情報をDSMセンタまたは同類などのコントローラが検索することができる。DSLシステムの場合、構成要素はDSLシステム内で動作するモデムでありうる。
本発明のさらに特定の実施形態では、コントローラまたは同類はDSL回線の電話番号と回線を使用する遠隔モデムの固有の装置識別子(UEI)データとの対を見出および/または確認することを望むことができる。一実施形態では、コントローラは遠隔モデムに遠隔モデムのUEIデータを送信するように指令する。コントローラはDSL回線に付随する電話番号を知っている。遠隔モデムは混乱をきたさない動作データパラメータを特定および/または選択し、選択パラメータを使用して遠隔モデムのUEIデータを送信する。遠隔モデムはDSLシステムにより使用中の動作データパラメータの1つ以上のビットを徴用するか、または動作データパラメータを選択するかのいずれかを行うことができる。いずれの場合においても、DSLシステムの正常動作を乱すことを回避し、修正動作データパラメータを生成するように、UEIデータを選択動作データパラメータに追加する。修正動作データパラメータを直接か、またはDSLシステムのMIB(Management Information Base)またはその他のデータベースを介するかのいずれかによりコントローラへ送信する。代わりの実施形態では、ATU−CモデムはATU−CモデムのATU−Rモデム対応部へ、ATU−Cモデムが動作する回線の電話番号を送信する。ATU−RはATU−RのUEIデータを電話番号に追加し、その対を送信する。対はMIBまたはその他のデータベースなどのATU−C、コントローラまたは別のDSLシステム構成要素により受信することができる。
正しい情報のための確認および/または検索を支援するために、動作データマーカを使用することができる。また、相関技術を使用することもできる。
本発明のさらに詳細および利点は、以下の「発明を実施するための最良の形態」および関連する図面において記述する。
本発明は添付の図面と共に以下の詳細な記述により容易に理解され、同じ参照番号は同じ構成要素を示す。
発明の詳細な説明
本発明の以下の詳細な説明は1つ以上の本発明の実施形態を参照することとするが、そのような実施形態に制限されない。むしろ、詳細な説明はただ説明するものであることを意図する。当業者は、本発明はこれら制限のある実施形態を超えるものであるので、図面に関して本明細書に記す詳細な説明は説明のためのものである、ことを容易に理解するであろう。
本発明の以下の詳細な説明は1つ以上の本発明の実施形態を参照することとするが、そのような実施形態に制限されない。むしろ、詳細な説明はただ説明するものであることを意図する。当業者は、本発明はこれら制限のある実施形態を超えるものであるので、図面に関して本明細書に記す詳細な説明は説明のためのものである、ことを容易に理解するであろう。
本発明の実施形態により、DSLシステムにおける構成要素および同類はデータおよび/または情報、特に標準データの維持および管理手順からその他では利用できないデータおよび情報を収集および/または交換することができる。本発明のその他の実施形態により、DSLシステムの正常動作を乱すことなくDSLシステム構成要素から情報(特にシステムの正常動作データの一部として代表的には搬送または送信されない情報)の送信ができる。構成要素は1つ以上の動作データパラメータを使用して、混乱をきたさない動作データパラメータを特定し、DSLシステムの正常動作を乱すことを回避し、修正動作データパラメータを生成するように、混乱をきたさない動作データパラメータの1つ以上のビットに情報の少なくとも一部を割り当て、次に情報の少なくとも一部を含む修正動作データパラメータを送信することにより、動作データを報告する。以下に示す特定の実施例から当業者は、本発明が広く種々の状況において使用することができ、本明細書に示すただ例示的記述に制限されない、ことを認識するであろう。
本発明の特定の応用では、コントローラ(DSMセンタおよび/または動的スペクトラムマネジャなど)は、遠隔DSLモデムまたは同類から固有の装置識別子(例えば、シリーズ番号)またはその他の関係する情報を取得し、その固有の装置識別子(UEI)を、遠隔モデムが動作しているループに付随する電話番号(TN)との対を形成する。本発明の実施形態はモデムの再調整および/またはDSLサービスのその他の中断を必要とすることなく、遠隔モデムから利用可能な情報を要求するのに使用することができる。さらに、期待する番号対が最初に見出せない場合、本発明の実施形態は正しいUEI/TN対のための検索を容易にする方法を提供する。
以下により詳細に記述するように、本発明の1つ以上の実施形態を実装するDSMセンタなどのコントローラは、再調整を必要とすることなく、またはモデムが情報を提供しているユーザへのDSLサービスのその他の混乱をもたらすことなく、遠隔モデム、回線動作および特性に関する情報を収集し、更新することができる。本発明の1つ以上の実施形態はコントローラ(例えば、動的スペクトラムマネジャまたはDSMセンタ)の一部であるか、またはコントローラにおいて実装することができる。コントローラは、適する動作データを収集し、分析するコンピュータを実装するデバイスまたはデバイスの組み合わせであるか、またはデバイスまたはデバイスの組み合わせを含むことができる。本発明を使用して取得するシリーズ番号および/またはその他のUEIなどの情報は、遠隔モデムの電話番号と対を形成することができ、その後にシステム性能を評価するのに使用することができる。コントローラはどこにでも位置することができる。幾つかの実施形態では、コントローラはDSLCO(central office、中央局)に所在するが、その他の場合には送信機はCOの外部に位置する第3者が動作させることがある。本発明の実施形態に関連して使用することができるコントローラの構成、プログラムおよびその他の特定の特徴は、本開示の精読の後、当業者には明らかであろう。
本発明の実施形態の以下の例では、例示する通信システムとしてADSLシステムを使用することとする。これらADSLシステム内では、一定の習慣、規則、プロトコルなどを使用して、例示するADSLシステムの動作およびシステムにおけるユーザおよび/または装置から利用可能な情報および/またはデータを記述することができる。とはいえ当業者が理解するであろうように、本発明の実施形態は種々の通信システムに適用することができ、本発明はある特定のシステムに制限されることはない。本発明は任意のデータ伝送システムにおいて使用することができ、そのシステムに対して本明細書で説明するデータの特定に関する情報は貴重であろう。
種々のネットワーク管理要素をADSL物理層リソースの管理に使用するが、リソースの管理では、ネットワーク管理フレームワークは構成上1つ以上の管理するノードを含み、ノードはそれぞれエージェントを含む。管理するノードは、システムにおけるルータ、ブリッジ、スイッチ、遠隔ADSLモデムまたはその他のポイントでありうる。少なくとも1つのNMS(Network Management System、ネットワーク管理システム)は、管理するノードを監視し、制御し、通常一般のサーバまたはその他のコンピュータに基づく。ネットワーク管理プロトコルを使用して、管理情報およびデータを交換する。管理情報の単位はオブジェクトである。関係するオブジェクトの収集は管理情報ベース(MIB)として定義する。
図1および図2は、あらゆる目的のためにその全体を本明細書に参照により組み込む、一般にG.997.1DSL標準(G.ploam)による参照モデルに従うDSLシステムと関連する本発明の実施形態を示す。このモデルは全てのADSLシステムに適合し、ADSLシステムは、ADSL1(G.992.1)、ADSL−Lite(G.992.2)、ADSL2(G.992.3)、ADSL2−LiteG.992.4、ADSL2+(G.992.5)およびG.993.xを予定するVDSL標準、およびG.991.1およびG.991.2SHDSL標準などのスプリッタの包含の有無に関係しない種々の規格を満たし、ボンディングは持っても、持たなくても良い。このモデルは当業者には良く知られている。
G.997.1標準は、G.997.1において規定する明確な埋め込み動作チャネル(embedded operation channel、EOC)およびG.992.x標準において規定する指示子ビットの使用およびEOCメッセージに基づくADSL伝送システムのための物理層管理を仕様化する。さらにG.997.1は、構成、障害および性能管理のためのネットワーク管理要素の内容を仕様化する。これらの機能の実行において、システムはアクセスノード(access node、AN)において利用可能な多様な動作データを利用する。
図1の例示的システムでは、ユーザ端末110はホームネットワーク112に結合し、ホームネットワーク112は代わってネットワーク終端ユニット(network termination、NT)120に結合する。NT120は遠隔モデム即ちATU−R122(例えば、ADSL標準の1つにより規定する送受信機)または任意のその他のネットワーク終端モデム、送受信機またはその他の通信ユニットを含む。代表的にATU−R122は、シリーズ番号、MACアドレス、イーサネット(登録商標)アドレスなどの1つ以上の固有の識別子を有する、遠隔モデムである。NT120は、また管理実体(management entity、ME)124を含み、これは任意の適用可能な規格および/またはその他の基準が要求するような性能が可能な、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、またはファームウエアまたはハードウエアの回路状態マシーンなどの任意の適するハードウエアデバイスでありうる。ME124は動作データを収集し、そのMIBに格納するが、MIBは各MEが維持する情報データベースであり、管理コンソール/プログラムに提供する情報をネットワークデバイスから集めるのに使用する管理プロトコルである、SNMP(Simple Network Management Protocol、簡単なネットワーク管理プロトコル)などのネットワーク管理プロトコルまたはTL1命令によりアクセスすることができ、TL1は通信ネットワーク要素間の命令および応答をプログラムするのに使用する長年確立している命令言語である。
DSLシステムにおける各ATU−Rは、COまたはその他の適する場所におけるATU−C即ちDSLAMに結合する(本発明の実施形態の説明ではDSLAMを参照することとするが、当業者が理解するであろうように本発明は実装に際してただDSLAMに制限されることはない)。図1で、DSLAM142はCO146のアクセスノード(AN)140に位置する。ATU−R122およびDSLAM142はループ130により互に結合し、ループ130はADSLの場合代表的に電話撚り線対であり、この撚り線はまた他の通信サービスを搬送し、特に自体に割り当てられる電話番号を有する。DSLAM142は、DSLAM142および遠隔モデム122が伝送を行うループ130に割り当てられる電話番号を知っている。通信は遠隔モデム122に対して、遠隔モデム122が接続するループの電話番号を特定、使用することにより行われる。
別のME144も同様にDSLAM142に関係する動作データのMIBを維持する。当業者が理解するであろうように、AN140は広帯域ネットワーク170またはその他のネットワークに結合することができる。
図1に示す幾つかのインタフェースは(性能データおよび/またはその他の情報を含む)動作データの決定および収集のために使用することができる。例えば、Qインタフェース155は、運用会社のNMS150とAN140におけるME144との間のインタフェースを提供する。G.997.1標準において仕様化する全てのパラメータは、Qインタフェース155に適合する。ME144においてサポートする近端パラメータはDSLAM142から導出し、一方ATU−R122からの遠端パラメータはUインタフェースを経る2つのインタフェースのいずれかにより導出することができる。埋め込みチャネル132を使用して送信し、PMD層において提供する指示子ビットおよびEOCメッセージは、ME144において必要なATU−R122パラメータの生成に使用することができる。代わりに、動作、管理および保守(operation, administration and maintenance、OAM)チャネルおよび適するプロトコルは、ME144が必要とする場合ATU−R122からパラメータを取り出すのに使用することができる。同様に、DSLAM142からの遠端パラメータはUインタフェースを経る2つのインタフェースのいずれかにより導出することができる。PMD層において提供する指示子ビットおよびEOCメッセージは、NT120のME124において必要なDSLAM142パラメータを生成するのに使用することができる。代わりに、OAMチャネルおよび適するプロトコルは、ME124が必要とする場合DSLAM142からパラメータを取り出すのに使用することができる。
G.997.1標準は、Uインタフェースを経る任意選択のOAM通信チャネルを仕様化する。このチャネルを実装する場合、ATU−C(DSLAM)とATU−Rの対はそのチャネルを使用して、物理層のOAMメッセージを伝送することができる。従って、そのようなシステムの送受信機122、142はそのそれぞれのMIBにおいて保存する種々の動作データを共有する。
全ての目的のためにその全体を参照により本明細書に組み込む、1998年3月付けADSLフォーラムの「ADSLネットワーク要素管理」("ADSL Network Element Management")を表題とする技術レポートTR−005においてADSLNMSに関するさらに多くの情報を見出すことができる。また、2004年1月付けADSLフォーラムの「CPEWAN管理プロトコル」("CPE WAN Management Protocol")を表題とする作業文献WT−87(改訂6版)は、全ての目的のためにその全体を参照により本明細書に組み込む。最後に、2004年1月5日付けADSLフォーラムの「LAN側DSLCPEの構成仕様」("LAN-Side DSL CPE Configuration Specification")を表題とする作業文献WT−082第7版は、全ての目的のためにその全体を参照により本明細書に組み込む。これらの文献はCPE側の管理に対する異なる状況を述べている。
当業者が理解するであろうように、これらの文献に記載される少なくとも幾つかのパラメータは本発明の実施形態と関連して使用することができる。さらにシステム記述の少なくとも幾つかは、同様に本発明の実施形態に適用可能である。ADSLNMSから利用可能な種々のタイプのデータおよび情報は以上の文献に見出すことができる。その他は、当業者に既知でありうる。
本発明の一実施形態は、DSLシステム構成要素から情報を送信する方法を提供し、この方法はDSLシステムの正常動作を乱すことなく、代表的に1つ以上の動作データパラメータを使用して、動作データを報告する。図3に見るように方法300はステップ310を含み、混乱をきたさない動作データパラメータを特定する。一般に混乱をきたさないパラメータは1つ以上のビットを徴用することができ、(1)パラメータが正規に有する情報と異なるデータ/情報を送信し、(2)DSLシステムの正常動作を乱すことのない、パラメータである。ステップ320で、情報の少なくとも一部をDSLシステムの正常動作を乱すことを回避するように、混乱をきたさない動作データパラメータの1つ以上のビットに割り当てる。情報ビットの割り当てにより、修正動作データパラメータを生成する。ステップ330で、情報の少なくとも一部を含む修正動作データパラメータを次に送信する。情報の全てが送信されなければ、次に決定340により、本方法は全ての情報の送信を完了するように本方法自体を繰り返すことができる。
図4にその一例を示す本発明の別の実施形態では、サービスプロバイダに既知の電話番号に付随するDSL回線に結合する(その電話番号を知らない)遠隔モデムから、UEI/TN対形成情報を検索する。検索するUEIは、例えばシリーズ番号でありうる。方法400は、ステップ410で始まり、遠隔モデムと(例えば、DSMセンタなどのコントローラが)通信を行い、混乱をきたさない動作データパラメータを使用して、遠隔モデムにそのUEIを送信するように指令する。混乱をきたさない動作データパラメータは使用しない動作データパラメータ、またはDSLシステムの正常動作を乱すことなく、1つ以上のビットを徴用することができるパラメータでありうる。ステップ420で、遠隔モデムは次にそのUEI情報/データを送信する。UEIデータは直接コントローラに送信することができるか、またはデータを後に収集することのできるMIB即ちデータベースなどの別のDSLシステム構成要素に送信することができる。遠隔モデムが選択する混乱をきたさない動作データパラメータが、使用しない動作データパラメータである場合、以下にさらに詳細に記載するようにパラメータは、遠隔モデムの高速モード動作または差し込みモード動作に関連するものでありうる。UEIデータを送信した後、決定430を使用して、受信UEIデータと期待するUEI値とを比較することができる。2つが整合しなければ、検索を440で行うことができる。
図4の方法では、410における遠隔モデムへの通信はATU−CモデムからATU−Rへの通信でありうる。この例では、ATU−CはATU−CとATU−Rを接続するDSL回線に付随する電話番号を送信することができる。ATU−R(遠隔モデム)は、次にそのUEIデータのATU−Cが送信した電話番号との対を形成し、その対をATU−C(またはDSMセンタなどのコントローラ)に返送する。
本明細書で開示する本発明の幾つかの実施形態ではコントローラ180は、モデムなどのシステム構成要素に既知である、DSLシステムのNMSを使用して容易に利用できないデータおよび/または情報の習得、確認および/または更新を望むことができる。例えば図5に見るようにコントローラ180は、例えば遠隔モデム122のシリーズ番号を使用して、ループ130に対するUEI/TN対を習得、確認および/または更新することを望むことができ、現在未知である対を発見するか、またはモデムの対形成のコントローラのUEI/TNデータベース260に記録する対形成(「期待するUEI/TN対形成」)との整合の是非を見る。
図5のコントローラ180は命令信号生成手段250を含み、この手段は直接コントローラ180にまたはMIB148などの別の場所へのいずれかに、ある情報を送信するようにATU−RまたはATU−CなどのDSLシステム構成要素に指令するのに使用することができる。命令信号生成器250はこれらDSLシステム構成要素280に結合する。コントローラ180は、またTN/UEI対形成データベース260にアクセスを有するが、データベース260は図5では、その必要はないが、コントローラ180の外部にあるように示す。コントローラ180は情報確認モジュール200を使用して、コントローラ180が受信する情報を確認するが、そのような確認およびそのようなモジュール200の使用は同様に必要ではない。使用する場合、モジュール200は、1つ以上のDSLシステム構成要素が送信する情報を収集する手段220を含むことができ、情報および適すれば動作データを含む他のシステム情報は、1つ以上のDSLシステム構成要素から検索する。情報確認手段240は手段220から収集した情報を期待するUEIおよび/またはその他の値および/またはデータベース260からのデータと比較することができる。DSLシステム構成要素が送信するUEIまたはその他のデータが期待するデータ、情報および/または値と整合しない場合、コントローラ180は検索モジュール251を使用して検索を行うことができる。検索モジュールは種々の技術を使用して、例えばマーカおよび/または訂正技術を含むデータを確認、見出および/または訂正することができる。
本発明の幾つかの実施形態では、コントローラ180および本発明のその他の要素は、PC、ワークステーションまたは同類などのコンピュータに実装することができる。例えば収集手段220および確認手段240は、当業者が理解するであろうように、ソフトウエアモジュール、ハードウエアモジュールまたは両者の組み合わせでありうる。同様に命令信号生成手段250および検索モジュールは、また当業者が理解するであろうように、ソフトウエアモジュール、ハードウエアモジュールまたは両者の組み合わせでありうる。多数の回線の管理のために、データベース(例えば、データベース260、143)を導入し、回線が生成するデータ量を管理するのに使用することができる。
本発明を使用してコントローラ180は、既知の(例えば、電話会社の電話番号データベース143から利用できる)電話番号に付随するループ130に結合する遠隔モデム122へ通信するようにDSLAM(即ちATU−C)142に指令する。コントローラ180はこれをなしうるのは、任意の適するプロトコル(例えば、図1に示すようにTCP/IPおよび電子メール)およびループ130に付随する電話番号を知る、DSLAM142により遠隔モデム122へ通信を行うことによる。通信により、遠隔モデム122にそのシリーズ番号またはその他のUEI(再度、その他にはMACアドレス、イーサネット(登録商標)アドレスまたは幾つかのその他の等価なメディアアクセス番号)を送信するように指令する。
モデム122が要求されたUEI情報を送信することができる方法は幾つかある。好ましくは、遠隔モデム122はそのUEI情報を、混乱をきたさないパラメータを使用して(直接またはMIBまたはその他のNMS要素などの中間段階を介するかのいずれかにより)コントローラ180へ送信する。本発明の一実施形態では、モデム122はそのUEIを、使用しない動作データパラメータを使用してコントローラ180へ送信することにより応答するが、使用しない動作データパラメータはそのビットが徴用される時点における正常動作中には有用なデータを有さないパラメータである。例えばループのATU−C側から種々のタイプの動作データを収集することができる。これらのパラメータの幾つかはいつでも使用され、例えば以下のものがある:
−DNNMR(Downstream noise margin、下流雑音余裕):下流において目的性
能を達成するために必要な最少電力に加えて使用する余分の電力。
−DNRC(Downstream relative capacity、下流相対容量):下流の現在のデー
タ速度と最大達成可能データ速度との間の比。
−DNPWR(Downstream power、下流電力):下流への送信に使用する総電力。
−DNATEN(Downstream attenuation、下流減衰):ATU−Cからの総送信
電力とATU−Rにおける総受信電力との間の差分。
−UPNMR(Upstream noise margin、上流雑音余裕):上流において目的性能
を達成するために必要な最少電力に加えて使用する余分の電力。
−UPRC(Upstream relative capacity、上流相対容量):上流の現在のデータ
速度と最大達成可能データ速度との間の比。
−UPPWR(Upstream power、上流電力):上流への送信に使用する総電力。
−UPATEN(Upstream attenuation、上流減衰):ATU−Rからの総送信
電力とATU−Cにおける総受信電力との差分。
−DMTBITS:各DMT音において使用するビット数。
−DNNMR(Downstream noise margin、下流雑音余裕):下流において目的性
能を達成するために必要な最少電力に加えて使用する余分の電力。
−DNRC(Downstream relative capacity、下流相対容量):下流の現在のデー
タ速度と最大達成可能データ速度との間の比。
−DNPWR(Downstream power、下流電力):下流への送信に使用する総電力。
−DNATEN(Downstream attenuation、下流減衰):ATU−Cからの総送信
電力とATU−Rにおける総受信電力との間の差分。
−UPNMR(Upstream noise margin、上流雑音余裕):上流において目的性能
を達成するために必要な最少電力に加えて使用する余分の電力。
−UPRC(Upstream relative capacity、上流相対容量):上流の現在のデータ
速度と最大達成可能データ速度との間の比。
−UPPWR(Upstream power、上流電力):上流への送信に使用する総電力。
−UPATEN(Upstream attenuation、上流減衰):ATU−Rからの総送信
電力とATU−Cにおける総受信電力との差分。
−DMTBITS:各DMT音において使用するビット数。
幾つかの場合当業者が理解するであろうように、これらのパラメータ値の幾つかまたは全てを使用して、DSL回線およびシステム動作を乱すことなく混乱をきたさない報告を行うことができる。例えば1つの動作データパラメータの1つ以上のビットを使用して、1つの英数値をコントローラに搬送しうる。
他のパラメータは、遠隔モデムが、当業者には良く知られている動作モードである高速モードかまたは差し込みモードにおいて動作しているかによって、選択的に使用する。遠隔モデムがその高速モード動作、即ち「Fモード」動作にある場合、差し込みモードパラメータは使用しない。同様に遠隔モデムが差し込みモード動作、即ち「Iモード」動作にある場合、高速モード動作データパラメータは使用しない。これらの相互に排他的(対の)パラメータの幾つかは以下の通りである:
−DNCURFBR(Downstream current fast buffer bitrate、下流の現在の高
速バッファビット速度)
−DNCURIBR(Downstream current interleaved buffer bitrate、下流の
現在の差し込みバッファビット速度)
−DNMAXAFBR(Downstream maximum attainable fast buffer bitrate、
下流の最大達成可能高速バッファビット速度)
−DNMAXAIBR(Downstream maximum attainable interleaved buffer
bitrate、下流の最大達成可能差し込みバッファビット速度)
−DNCELLSF:下流Fモードで送信するATMセルのロール総数
−DNCELLSI:下流Iモードで送信するATMセルのロール総数
−UPCURFBR(Upstream current fast buffer bitrate、上流の現在の高
速バッファビット速度)
−UPCURIBR(Upstream current interleaved buffer bitrate、上流の現
在の差し込みバッファビット速度)
−UPMAXAFBR(Upstream maximum attainable fast buffer bitrate、上
流の最大達成可能高速バッファビット速度)
−UPMAXAIBR(Upstream maximum attainable interleaved buffer bit-
rate、上流の最大達成可能差し込みバッファビット速度)
−UPCELLSF:上流Fモードで送信するATMセルのロール総数
−UPCELLSI:上流Iモードで送信するATMセルのロール総数
−DNCURFBR(Downstream current fast buffer bitrate、下流の現在の高
速バッファビット速度)
−DNCURIBR(Downstream current interleaved buffer bitrate、下流の
現在の差し込みバッファビット速度)
−DNMAXAFBR(Downstream maximum attainable fast buffer bitrate、
下流の最大達成可能高速バッファビット速度)
−DNMAXAIBR(Downstream maximum attainable interleaved buffer
bitrate、下流の最大達成可能差し込みバッファビット速度)
−DNCELLSF:下流Fモードで送信するATMセルのロール総数
−DNCELLSI:下流Iモードで送信するATMセルのロール総数
−UPCURFBR(Upstream current fast buffer bitrate、上流の現在の高
速バッファビット速度)
−UPCURIBR(Upstream current interleaved buffer bitrate、上流の現
在の差し込みバッファビット速度)
−UPMAXAFBR(Upstream maximum attainable fast buffer bitrate、上
流の最大達成可能高速バッファビット速度)
−UPMAXAIBR(Upstream maximum attainable interleaved buffer bit-
rate、上流の最大達成可能差し込みバッファビット速度)
−UPCELLSF:上流Fモードで送信するATMセルのロール総数
−UPCELLSI:上流Iモードで送信するATMセルのロール総数
幾つかの場合(使用しない動作モードにおけるビット速度など)では、対の使用しないパラメータはゼロであるが、その他の場合(ATMセル総数を扱うパラメータなど)では、使用しないパラメータの値がゼロでないことがありうるが、その値はオペレータによるデータの報告には使用されない。
以上に記したように幾つかのパラメータは、遠隔モデムがその高速動作モードで動作する場合にのみ使用するが、その他のパラメータは遠隔モデムがその差し込み動作モードで動作する場合にのみ使用する。
従って、モデム122がそのシリーズ番号および/またはその他のUEIデータをコントローラ180に送信しようとし、モデム122がそのFモードで動作している場合、モデム122は、1つ以上の使用しない下流Iモード動作データパラメータ、例えばDNCURIBR、DNMAXAIBRまたはDNCELLSIを使用して、そのデータを送信することができる。以下に本発明の別の実施形態と関連して記述するように、1つ以上の他の混乱をきたさない動作データパラメータを使用して、UEIデータをコントローラへ搬送することができる。
コントローラ180は、次にモデムがその動作データパラメータ(そのうちの1つはUEI情報を含む)を送信するか、またはさもなければ提供する、MIB148または任意のその他の動作データソースからUEI情報を収集することができる。遠隔モデム122は所与の期間中は高速または差し込みモードのいずれかのみを使用し、両方は使用しないので、使用しないデータモードに関係するパラメータはゼロまたはさもなければ役に立たないデータである。従って、遠隔モデム122はそのUEIデータ(またはコントローラ180が検索する任意のその他のデータ)を使用しないパラメータの1つに追加し、その要求されたデータをコントローラ180へ送信することができる。
最初の対が間違いであるか、または正しく動作しない場合、少なくとも2つのタイプの引き続く動作、即ちUEI/TNの確認または正しいUEI/TNを見出すことがコントローラに必要および/または望むことができる。
UEI/TNの確認では、コントローラは幾つかの技術の1つ以上を使用することがある。1つの技術では、相関法を使用することができる。本発明の一実施形態によれば、コントローラ180はインターネットを経て、または任意のその他の適する方法により配信するコントローラの規定するデータファイルを使用して、ループ130のATU−R側からデータの組を収集する。同様に、データの組はループ130のATU−C側からも収集することができる。ATU−C側から収集する回線に関するデータの組は「データC」の組と呼ぶことができ、ATU−R側から収集する同じ回線に関するデータの組は「データR」の組と呼ぶことができる。データCの組は回線の電話番号を含むであろうし、データRの組はATU−Rモデムのシリーズ番号および/またはその他のUEIを含むであろう。各回線は、従って各DSLAMデータ収集からデータCの組を生成しており、データRの組を各コントローラの規定するデータファイルの収集から生成している。データCの組およびデータRの組をほぼ同時に収集すると、報告されるビットの分散、余裕、電力、減衰、などは同じか、またはその動作データパラメータ値に関して非常に近似する。最良に整合するデータCの組およびデータRの組を求めて、データRの組の関心のあるデータCの組に関する相関を行うことができる。最高の相関を持つ組は、コントローラからの最初の問い合わせにより生成するUEI/TNとの整合/確認が行えるはずである。
遠隔モデム122が望まれるUEIの送信に失敗すれば、以上に記述した相関技術を、元の対を見出す方法として使用することができ、その方法の一例を図6に示す。とはいえ幾つかの状況では、多くの異なる回線(幾つかの場合では、数百万の異なる回線)の多数のデータCの組およびデータRの組が存在する。(明瞭な相関が実際的でない)非常に多数のデータの組を扱う1つの方法は、候補モデム数を削減することである。データRの組において報告されたIPアドレスまたはISPログイン名などの任意のその他の情報が相関候補の削除に役立てば、データ相関法は合理的、実際的でありうる。例えば所与のIPアドレスが北カリフォルニアのみにおいて使用されるのであれば、その場合そのIPアドレスを持つデータRの組を北カリフォルニアに対応する電話番号を持つデータCの組と比較するのみでよい。このようにコントローラは、所与のデータCの組に対して整合するものでありうるデータRの組の候補数を削減することができる。図6で例えば、複数のDSL回線に対するATU−C動作データは610で収集する。620で、複数のDSL回線に対するATU−R動作データを収集する。多数のDSL回線が考えられる場合、630で動作データの幾つかをデータを制限することに基づいて場合によって削除することができる。考慮に残る利用可能なATU−CおよびATU−R収集データは、次に640で相関させ、最良に整合するATU−CおよびATU−R動作データを見出す。650で、最良の対を選択し、対としてまたは選択する対の確認としてのいずれかとして使用する。
本発明の別の実施形態では、「マーカ」を1台以上の遠隔モデムのデータフィールドに挿入することができる。例えば、遠隔モデム122にそのUEIデータをいかなるフォーマットを使用してでも送信するように指令することと共に、コントローラ180はまた遠隔モデム122に、その最大データ速度として256Mbpsなどの不可能に速い速度を報告するように指令することがある。これによりコントローラ180は、潜在的に数百万のDSLまたはその他の回線記録を検索し、256Mbpsのデータ速度を報告するモデムのデータ報告(または1つの報告)が非常に少ないことを見出すことができる。当業者が理解するであろうように明らかに、その他のパラメータおよびパラメータ値をマーカとして使用することができる。
上記のタイプのマーカは、またコントローラ180が正しいデータを受信せず、遠隔モデム122を検索しなければならないことが分かっている状況で使用することができる。例えば受信UEIがコントローラのデータベースまたはその他の記録の「期待」UEIに整合しない場合、コントローラ180はマーカ法を使用して、正しいモデムのその検索を簡単化することができる。
本発明の別の実施形態では、そのパラメータはモデムの(性能データを含むこともある)動作データを報告するためにモデムが使用中であるが、混乱をきたさない動作データパラメータはなおUEIデータを有することができる。例えば幾つかの動作データパラメータはフォーマット化され、報告された動作データの1つ以上のビットを変更することができ、再調整または通信システムへのその他の混乱を強いることがない。本質的にコントローラは動作データパラメータの1つ以上の比較的有意でないビットを徴用し、これらのビットを使用して、モデムにそのUEIデータを送信するように指令する。
コントローラ180が遠隔モデム122のUEI/TN対を習得または確認しようとするこの実施形態では、モデム122はそのUEIデータを一連のデータパケットにし、ループ130を介して送信することができる。これらデータパケットを再度ME144および/またはNMS150のMIB148に向けて送り、そこで格納することができる。モデムがそのシリーズ番号をADSLシステムのコントローラに送信しようとする場合、遠隔モデムのシリーズ番号は代表的に48ビット(12のヘキサデシマルの文字または6バイト)で表すことができる。ATU−R122からDSLAM142へ情報を特定する48ビットを送信するために、本発明では符号違反(CV)総数などの動作データパラメータの幾つかのビットを使用することができるが、符号違反(CV)総数はDSLAM142と遠隔モデム122との間のデータの動作/伝送に混乱をもたらすであろうことはないが、にもかかわらずMIB148に報告する動作データパラメータの正確な値を変化させることがある。
例えばCV総数の2つの最少有意デシマルディジットを徴用し、遠隔モデム122のシリーズ番号を伝達し、UEIの1つのヘキサディジット(0から15の値)を報告されたそれぞれのCV総数に挿入することができる。そのような例では、シリーズ番号の4ビットを各CV総数により搬送し、遠隔モデムのシリーズ番号における12ヘキサデシマルディジットのうちの1つのヘキサデシマルディジットを表現する。CV総数の最後の2つの(最少有意)デシマルディジットを使用して、システムは報告総数(整数として報告される)を使用し、0から15(モデムが、報告モードが15を超えないシリーズ番号に指定される場合、報告値の最後の2つのデシマルディジット)を4ビットの量に変換することができる。このように、システムは問題なく4ビットの情報を搬送することができる。上記のように、これはまた使用しないバッファのCV総数(FモードまたはIモード)であるか、または徴用を用いれば、使用バッファのCV総数でありえ、この場合モデムが徴用を行う間は、実際の符号違反は報告されない。従って、2つの最少有意ディジット以外のデシマルディジットは、なおCV情報を搬送するのに使用することができる。例として、値「12」を所与のCV総数に埋め込むために、以下の変更を行うことができる:
元のCV 変更CV
0 12
11 12
156 112
2341 2312
元のCV 変更CV
0 12
11 12
156 112
2341 2312
送信されたデータパケットはCV総数値の比較的有意でないビットが置き換えられているので、CV総数への変更は混乱をもたらすことはない(即ち、再調整またはデータ伝送におけるその他の混乱を起すほど本質的ではない)。従って、15分ごとに送信する(3時間のシリーズ番号の総送信時間)か、または同時に纏めて送信することができる、12の連続するCV報告に小さな変更を行うことにより(例えば、DSLAMは直近の8時間内の任意の15分の窓のCV報告にアクセスすることができ、従ってATU−Rは最後の12の連続する窓のCV総数を変更することができるので)、遠隔モデム122はその48ビットのシリーズ番号をNMSMIB148へ送信することができる。データ伝送への影響をさらに削減するために、コントローラ180は機能の整合/確認/更新を行うのに、遠隔モデムの送信パケット総数が十分低くなるまで、および/または混乱の可能性がより少ない時間(例えば、遠隔モデムの現地時間の3am)を待つことができる。コントローラ180から命令の受信直後か、またはコントローラの命令の一部として遠隔モデムに与えられる、適する開始時間に、遠隔モデム122は4ビットのデータパケットの添付を開始することができる。一度コントローラ180が関係する全てのデータパケットを収集すると、次にコントローラ180は受信データパケットからシリーズ番号を「編集する」。
再度、コントローラ180はDSLAM142が提供するUEI/TN対を調べ、これらのデータが期待する対と整合することの是非を決定する。期待する対が見出せない場合、上記の本発明の幾つかの実施形態(例えば、相関法および/または1つ以上の「フラグ」または「マーカ」の使用)により、コントローラ180は正しいデータを捜す検索を行うことができる。
コントローラ180は遠隔モデムの性能報告に「検定子」または「フラグ」を設定することができる。例えば遠隔モデム122へのその命令において、コントローラ180はまた関係する時間中に特定の異常な、および/または不可能な性能の量(例えば、256Mbpsの過大なデータ速度またはその他の目立つ特性)を報告するなどのフラグを「オン」にするか、または使用するように遠隔モデム122に最初に指令することができる。コントローラ180は、次にDSLAMの(例えば、DSLAMMIB148内の)記録によりユーザの性能報告または同類を検索し、ユーザのループ動作データが、ユーザが従属する遠隔モデムの報告する「検定子」または「フラグ」および電話番号を含む、ユーザを見つけることができる。そのような限定された検索により正しい電話番号/シリーズ番号対を手短に生じるであろう見込みがある。
コントローラが一度に1台のモデムのみにフラグを「オン」にするように命令すれば、その場合データCがフラグをオンにした回線をただ見出すことにより、コントローラは電話番号とUEIとを整合させることができる。シリーズ番号はインターネット経路を介して(DSMセンタなどの)コントローラに既知でありえ、電話番号はデータCの一部である。とはいえこの方法は、数百万の回線がTN/UEI整合を短い時間に行う必要がある場合には、実際的ではありえない。そのような場合、フラグは動作/性能データによりSNを報告しようとする回線の組を見出すことにのみ使用されるであろうし、3時間のシリーズ番号送信(または使用しない性能フィールドを使用するなどの任意のその他の方法)を使用して、次に正確な整合を見出すことができる。
CV総数またはその他の動作データパラメータによりシリーズ番号またはその他のUEIを報告することができない多くの既存遠隔DSLモデムがある。一方これらのモデムはDSMセンタによるUEIの特定を必要としない、というのはこれらのモデムは代わりの要素管理システムではない経路を経てコントローラ(例えば、DSMセンタ)に新しい情報を報告することはないからである。従って、これらの回線は検定試験を通過しないであろうし、検索される必要はない。即ち、モデムがデータRパケットを報告しようとしなければ、その場合コントローラはデータCとの相関または対を形成する必要はない、というのは、データRはなく、従ってコントローラはデータCのみを有するからである。
同じ考え方はATU−RとDSLAMの役割を切り替えることにより適用することができる。混乱をきたさない動作データパラメータ(例えば、DSLAMからATU−Rに送信する上流CVフィールドまたは使用中でない高速または差し込みモードパラメータ)を利用することにより、電話番号をDSLAMからATU−Rに送信することができる。当業者が理解するであろうように上記の処理および/または方法は単に反転し、送信電話番号を既知のシリーズ番号またはその他のUEIに整合させる。電話番号の遠隔モデムへの送信後にATU−CのデータよりむしろATU−Rのデータの組を収集することにより、コントローラはデータを取得する。再度混乱をきたさない動作データパラメータは、CV総数などの徴用パラメータの全てまたは一部でありうるか、または使用しない動作モードに対するFモードまたはIモードパラメータなどの使用しないパラメータでありうる。
一般に本発明の実施形態は1つ以上のコンピュータシステムに格納するか、または1つ以上のコンピュータシステムを通じて伝送するデータを含む種々の処理を使用する。本発明の実施形態は、またこれらの動作を実行するハードウエアデバイスまたはその他の装置にも関係する。この装置は要求される目的のために特に構築することができるか、またはコンピュータに格納するコンピュータプログラムおよび/またはデータ構造により選択的に起動するか、または再構成する汎用コンピュータでありうる。本明細書に提示する処理は、任意の特定のコンピュータまたはその他の装置に本来的に関係しない。特に、種々の汎用マシーンを本明細書の技術により記述するプログラムにより使用することができるか、または必要とする本方法のステップを実行するためにさらに専用化した装置を構築するのがさらに好都合でありうる。多様なこれらのマシーンのための特別な構造は、本明細書に示す記述に基づいて当業者には明らかであろう。
上記のように本発明の実施形態は、コンピュータシステムに格納するデータを含む種々の処理ステップを使用する。これらのステップは物理的量の物理的操作を必要とするものである。必然的ではないが通常、これらの量は格納、伝送、結合、比較およびその他の方法で操作することのできる電気的または磁気的信号の形を取る。主として共通使用のために、これらの信号をビット、ビットストリーム、データ信号、制御信号、値、要素、変数、文字、データ構造または同類と呼ぶことが時に好都合である。とはいえこれらの全ておよび類似の用語は、適する物理的量と関連するものであり、これらの量に適用する単に便宜的ラベルである、ことを記憶しておくべきである。
さらに実行する操作は、特定する、適合するまたは比較するなどの用語で呼ぶことがよくある。本発明の一部を形成する本明細書に記載するあらゆる動作では、これらの動作はマシーン動作である。本発明の実施形態の動作を実行するのに役立つマシーンは、汎用ディジタルコンピュータまたはその他の類似のデバイスを含む。全ての場合において、コンピュータを動作させる動作方法と計算自体の方法との間の区別を心に留めるべきである。本発明の実施形態は、電気的またはその他の物理的信号を処理することにおいてコンピュータを動作させ、その他の所望の物理的信号を生成するための方法のステップに関係する。
本発明の実施形態は、またこれらの動作を実行する装置にも関係する。この装置は、必要とする目的のために特に構築しうるか、またはコンピュータに格納するコンピュータプログラムにより選択的に起動するか、または再構成する汎用コンピュータでありうる。本明細書に提示する処理は、任意の特定のコンピュータまたはその他の装置に本来的に関係しない。特に、種々の汎用マシーンを本明細書の技術により記述するプログラムにより使用することができるか、または必要とする本方法のステップを実行するためにさらに専門化した装置を構築するのがさらに好都合でありうる。多様なこれらのマシーンのために必要とする構造は、以上に示す記述から明らかであろう。
加えて本発明の実施形態は、種々のコンピュータを実装する動作を実行するプログラム命令を含むコンピュータ可読媒体にさらに関係する。媒体およびプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計し、構築するものであるか、またはコンピュータソフトウエア技術に精通する者に良く知られ、利用可能な種類のものでありうる。コンピュータ可読媒体の例は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープなどの磁気媒体、CD−ROMディスクなどの光学的媒体、フロプティカルディスクなどの磁気光学的媒体、および読み取り専用メモリデバイス(read-only memory、ROM)およびランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)などのプログラム命令を格納し、実行するために特別に構成するハードウエアデバイスを含むが、これらに制限されない。プログラム命令の例は、コンパイラが生成するようなマシーンコード、およびインタプリータを使用してコンピュータが実行することができるハイレベルコードを含むファイルの両者を含む。
図7は、本発明の1つ以上の実施形態によるユーザおよび/またはコントローラが使用することができる代表的コンピュータシステムを図示する。コンピュータシステム700は(中央処理ユニット、即ちCPU(central processing unit)とも呼ぶ)任意の数のプロセッサ702を含み、プロセッサ702は1次格納装置706(代表的に、ランダムアクセスメモリ、即ちRAM)、1次格納装置704(代表的に、読み取り専用メモリ、即ちROM)を含む格納デバイスに結合する。当技術においてよく知られるように、1次格納装置704はデータおよび命令を一方向的にCPUへ伝送するために動作し、1次格納装置706はデータおよび命令を双方向的手法で伝送するために代表的に使用する。これら1次格納デバイスの双方は上記のあらゆる適するコンピュータ可読媒体を含むことができる。大規模格納デバイス708も双方向的にCPU702に結合し、追加データ格納容量を提供し、上記のあらゆるコンピュータ可読媒体を含むことができる。大規模格納デバイス708はプログラム、データおよび同類を格納するために使用することができ、1次格納装置より遅いハードディスクなどの代表的に2次格納媒体である。当然であるが、大規模格納デバイス708内に保持する情報は、適する場合バーチャルメモリのように1次格納装置706の一部として標準的様式で組み込むことができる。CD−ROM714などの特定の大規模格納デバイスも一方向的にCPUにデータを送る。
CPU702もインタフェース710に結合し、インタフェース710は、ビデオモニタ、トラックボール、マウス、キーボード、マイクロフォン、接触感応ディスプレイ、トランスデューサカードリーダ、磁気的または紙テープリーダ、タブレット、スタイラス、音声または手書き認識装置、または勿論その他のコンピュータなどの他の良く知られた入力デバイスなどのような1台以上の入/出力デバイスを含む。最後にCPU702は、任意選択に712において一般的に示すようなネットワーク接続を使用してコンピュータまたは通信ネットワークに結合することができる。このようなネットワーク接続により、CPUはネットワークから情報を受信することができるか、または上記の方法のステップを実行する過程においてネットワークへ情報を出力することができる、と考えられる。上記のデバイスおよび素材はコンピュータハードウエアおよびソフトウエア技術に精通するものには良く知られるものであろう。上記のハードウエア要素は本発明の動作を実行するための複数のソフトウエアモジュールを規定することができる。例えば符号ワードで構成するコントローラを動作させるための命令は大規模格納デバイス708または714に格納することができ、1次メモリ706と共にCPU702において実行することができる。好ましい実施形態では、コントローラをソフトウエアサブモジュールに分割する。
本発明の多くの特徴および利点は記載した説明から明らかであり、従って添付する特許請求の範囲は本発明の全てのそのような特徴および利点を含むと考えられる。さらに、多くの変形および変更は当業者には容易に思い浮かぶであろう故、本発明は図示し、記載したような厳密な構成および動作に限られない。それ故記載した実施形態は、説明するものであり、制限するものではないと解釈すべきであり、本発明は本明細書に示す詳細に制限されるべきではなく、現在または将来において予測できるか、または予測できなかろうと、添付の特許請求の範囲およびその等価物の持つ最大の範囲により規定されるべきである。
Claims (47)
- DSL(Digital Subscriber Line)システムの正常動作を乱すことなく、DSLシステム構成要素から情報を送信する方法であって、前記構成要素が1つ以上の動作データパラメータを使用して、動作データを報告し、前記方法が、
(a)混乱をきたさない動作データパラメータを特定するステップ、
(b)DSLシステムの正常動作を乱すことを回避し、修正動作データパラメータ
を生成するように、前記混乱をきたさない動作データパラメータの1つ以上のビットに前記情報の少なくとも一部を割り当てるステップ、
(c)前記情報の少なくとも一部を含む前記修正動作データパラメータを送信するステップ、
を含む前記方法。 - 前記DSLシステム構成要素が、次のモデム、ATU−CまたはATU−Rの1つである、請求項1に記載の方法。
- 前記混乱をきたさない動作データパラメータが、使用しない動作データパラメータである、請求項1に記載の方法。
- 前記混乱をきたさない動作データパラメータが、前記DSLシステムの正常動作を乱すことなく1つ以上のビットを徴用することができる動作データパラメータである、請求項1に記載の方法。
- 前記情報が、次の電話番号、UEI(User Equipment Identifier)、シリーズ番号、チャネル挿入損失情報、または前記DSLシステム構成要素への別の命令においてコントローラが割り当てる番号の少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
- 前記修正動作データパラメータを送信するステップが、該修正動作データパラメータをコントローラへ送信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記コントローラがDSM(dynamic spectrum manager)センタである、請求項5に記載の方法。
- 前記修正動作データパラメータを、DSLシステムのMIB(Management Information Base)を介して前記コントローラへ送信する、請求項5に記載の方法。
- 既知電話番号に付随するDSL回線に結合する遠隔モデムからUEI/TN(Telephone Number)対を形成する情報を取得する方法であって、前記遠隔モデムがUEIデータを有し、前記方法が、
(a)前記DSL回線に結合する前記遠隔モデムへ通信を行うステップ、
(b)混乱をきたさない動作データパラメータを使用して、前記モデムのUEIを送信する前記モデム、
を含む、前記方法。 - 前記モデムが送信する前記UEIデータをUEIの期待値と比較するステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
- 前記UEIの期待値と前記モデムにより送信する前記UEIデータが整合しない場合、検索を行うステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
- 前記モデムの動作データの報告において該モデムが使用するマーカ動作データパラメータ値を使用して、前記検索を行う、請求項11に記載の方法。
- 前記マーカが、動作データパラメータのありそうもないデータ値である、請求項12に記載の方法。
- 前記ありそうもないデータ値が、極端に速いデータ速度である、請求項13に記載の方法。
- 近端データと遠端データを比較する相関法を使用して、前記検索を行う、請求項11に記載の方法。
- 前記混乱をきたさない動作データパラメータが、前記DSLシステムの正常動作を乱すことなく1つ以上のビットを徴用することができる動作データパラメータである、請求項9に記載の方法。
- 前記混乱をきたさない動作データパラメータが、下流のCV総数である、請求項16に記載の方法。
- 前記混乱をきたさない動作データパラメータが、使用しない動作データパラメータである、請求項9に記載の方法。
- 前記使用しない動作データパラメータが、モデム動作の高速モードまたはモデム動作の差し込みモードのいずれかと関連するパラメータである、請求項18に記載の方法。
- 既知電話番号に付随するDSL回線に結合する遠隔DSLモデムのためのSN(Serial Number)/TN対を形成するデータを取得する方法であって、前記遠隔モデムがシリーズ番号を有し、該方法が、
(a)前記遠隔モデムへ通信を行うコントローラであって、前記通信により使用しない動作データパラメータを使用して前記モデムのシリーズ番号を送信するように前記モデムに指令する、前記コントローラ、
(b)使用しないプログラマブルデバイスパラメータを使用して前記シリーズ番号を送信する前記遠隔モデム、
を含む、前記方法。 - 前記遠隔モデムが該遠隔モデムのシリーズ番号をDSLシステムのMIBへ送信する、請求項20に記載の方法。
- 前記遠隔モデムが該遠隔モデムのシリーズ番号を前記コントローラへ送信する、請求項20に記載の方法。
- 前記遠隔モデムが該遠隔モデムのシリーズ番号をデータベースへ送信する、請求項20に記載の方法。
- 前記使用しない動作データパラメータが、高速動作モードまたは差し込み動作モードのいずれかにおける前記遠隔モデムの動作と関連する動作データパラメータである、請求項20に記載の方法。
- 前記使用しない動作データパラメータが、DNCURFBR(Downstream current fast buffer bitrate、下流の現在の高速バッファビット速度)またはDNCURIBR(Downstream current interleaved buffer bitrate、下流の現在の差し込みバッファビット速度)パラメータのいずれかである、請求項24に記載の方法。
- 前記コントローラから前記遠隔モデムへ前記通信を行うステップが、該遠隔モデムが報告する動作データにおいてマーカを提供するように該遠隔モデムに指令するステップをさらに含む、請求項20に記載の方法。
- 前記マーカがありそうもない動作データパラメータ値を含む、請求項26に記載の方法。
- 前記マーカが極端に速いデータ速度を含む、請求項26に記載の方法。
- 前記遠隔モデムが送信する前記シリーズ番号を該遠隔モデムに対して期待するシリーズ番号と比較する前記コントローラをさらに含む、請求項20に記載の方法。
- 前記遠隔モデムが送信する前記シリーズ番号と前記期待するシリーズ番号とが整合しない場合、前記マーカを検索する前記コントローラをさらに含む、請求項29に記載の方法。
- 前記SN/TN対を形成するデータを確認するために相関検索を行う前記コントローラをさらに含む、請求項29に記載の方法。
- 既知電話番号に付随するモデムからUEI/TN対を形成する情報を取得する方法であって、該方法が、
(a)複数のDSL回線に対するATU−C動作データを収集するステップ、
(b)複数のDSL回線に対するATU−R動作データを収集するステップ、
(c)前記ATU−C動作データと前記ATU−R動作データを相関させ、整合する最良の前記ATU−C動作データおよび前記ATU−R動作データを見出すステップ、
を含む、前記方法。 - 前記ATU−Cまたは前記ATU−Rのいずれかからのデータを制限することに基づき前記ATU−C動作データの幾らかを削除するステップをさらに含む、請求項32に記載の方法。
- 前記データを制限するステップが、前記ATU−Rに関連するIPアドレスである、請求項33に記載の方法。
- 前記データを制限するステップが、前記ATU−Cに関連する電話番号をさらに含む、請求項34に記載の方法。
- DSL回線を使用してATU−Rモデムに結合するATU−Cモデムに対するSN/TN対を形成するデータを取得する方法であって、該方法が、
(a)前記DSL回線に付随する電話番号を前記ATU−Rに送信する前記ATU−C、
(b)前記電話番号への前記ATU−Rのシリーズ番号の対を形成し、前記対を形成するシリーズ番号と電話番号を前記ATU−Cに送信する前記ATU−R、
を含む、前記方法。 - 前記ATU−CがATU−Cの混乱をきたさない動作データパラメータを使用して前記電話番号を前記ATU−Rへ送信し、さらに前記ATU−RがATU−Rの混乱をきたさない動作データパラメータを使用して前記対を形成するシリーズ番号と電話番号を前記ATU−Cへ送信する、請求項36に記載の方法。
- 前記ATU−Cの混乱をきたさない動作データパラメータが、使用しないATU−C動作データパラメータであり、さらに前記ATU−Rの混乱をきたさない動作データパラメータが、使用しないATU−R動作データパラメータである、請求項37に記載の方法。
- DSLシステムのためのコントローラであって、該コントローラが、
(a)前記DSLシステムの正常動作を乱すことなく、情報を送信するようにDSLシステム構成要素に指令するための手段であって、前記構成要素が1つ以上の動作データパラメータを使用して、動作データを報告し、情報を送信するように前記構成要素に指令するステップが、混乱をきたさない動作データパラメータを特定し、前記DSLシステムの正常動作を乱すことを回避し、修正動作データパラメータを生成するように、前記混乱をきたさない動作データパラメータの1つ以上のビットに前記情報の少なくとも一部を割り当てるように前記構成要素に指令するステップを含む、前記手段、
(b)前記修正動作データパラメータを収集するための手段、
を含む、前記コントローラ。 - 前記送信された情報を期待する情報と比較することにより前記構成要素が送信する前記情報を確認するための手段をさらに含む、請求項39に記載のコントローラ。
- 前記構成要素が送信する前記情報が前記期待する情報と整合しない場合、正しい情報を検索するための検索モジュールをさらに含む、請求項40に記載のコントローラ。
- 前記コントローラがDSMセンタである、請求項39に記載のコントローラ。
- 前記コントローラがコンピュータシステムである、請求項39に記載のコントローラ。
- 前記構成要素がDSLモデムである、請求項39に記載のコントローラ。
- 前記DSLモデムがATU−RモデムかまたはATU−Cモデムのいずれかである、請求項44に記載のコントローラ。
- 前記構成要素が送信する前記情報が固有の装置識別子である、請求項39に記載のコントローラ。
- 前記構成要素がDSLシステムのMIBへ前記情報を送信し、さらに前記コントローラが前記MIBから前記情報を収集する、請求項39に記載のコントローラ。
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