JP2008506339A - 非シールド撚対線信号用増幅器 - Google Patents

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Abstract

アナログ電子回路(100)は、電気通信プロバイダの中央局と、非シールド撚対線(“UTP”)を用いるデジタル加入者回線システムの顧客構内設備と、の間に配置される。電子回路(100)は、第1ミキサ(400)でアップリンク信号からダウンリンク信号を分離する。音声信号は、未修正の状態で電子回路(100)周辺を通過する。ダウンリンク信号は、1つ以上のピーク等化増幅器で増幅され(402)、フィルタ処理され(404)、再度増幅され(406)、そして、第2ミキサを介してダウンリンク信号を顧客構内設備へのUTP回線に駆動するための電力を提供するドライバ(407)で増幅される。電子回路は、第2ミキサでダウンリンク信号からアップリンク信号を分離する。アップリンク信号は、増幅され、フィルタ処理され、再度増幅され、そして、第1ミキサを介して中央局と接続されたUTPに駆動される。

Description

本発明は、アナログ増幅器に関し、特に、非シールド撚対線に用いるための増幅器に関する。
データ通信のユーザは、より高速のサービスを絶えず要求している。音響モデムは、通常、最大56,000ビット毎秒(kbps)を出力することが可能である。より高速の広帯域接続によって、コンテンツプロバイダは、遅い速度では実用的でない、最小150kbpsを必要とするサービスを提供できるようになった。デジタル加入者回線(“DSL”)は、電話サービスプロバイダの中央局(“CO”)から顧客構内設備(“CPE”)への距離及び割増金を支払おうというユーザの意思に依存して、数メガビット毎秒(Mbps)までの速度を提供する。或る距離では、高速DSLは、単に、技術的に可能ではないことから、どのような妥当な料金でも利用可能ではない。通常、一般消費者向け速度のDSLは、COから約2.5マイル(約4.0km)を超えると、電気通信会社によって提供されない。従って、プロバイダのサービスエリアは、COの数及びそれらの互いに対する近接度によって制限される。この制限は、DSL供給業者が、商用電話通信の発足から今まで電話インフラの大黒柱であった既存の非シールド撚線対(“UTP”)銅線ネットワークを利用する結果である。UTPの優位点は、普通の電話接続を支えるその用途のおかげで、それが、実質的にあらゆる家庭や企業に入り込んでいることである。UTPの不利な点は、所望のデータ速度に必要な高い周波数は、配線媒体それ自体によって強く減衰されるという点において、それが高周波信号にあまり適していないことである。このことは、配線長さによるインピーダンスの蓄積結果である。
競合広帯域サービスは、テレビケーブル会社によって提供され、この場合、光ファイバサービスが、近隣に設置される。そして、制限された数の加入者が、同軸配線を介して、ファイバ接続の終端部から約1.25マイル(約2km)まで利用可能な総帯域幅を共有し得る。ケーブル広帯域速度は、1Mbpsを超えることが多い。速度と同様に広帯域到達範囲についてケーブルプロバイダと競争するために、DSLプロバイダも、DSL_UTP回線を生成し得るより多くのファイバ接続を、COからより遠くに設置するよう強要される。ファイバの設置は、人手、材料、及び場合によっては、アクセス権の点において、極めて多大の費用を要する。米国では、現在、広帯域ケーブルは、DSLより大きな市場シェアを有するが、広帯域サービスの総合的な市場浸透は、極めて小さい。従って、シェア競争は、極めてオープンである。
既存のUTPインフラで自分達の市場範囲を経済的に拡張することが可能であり、また、広帯域ケーブルと競争力のあるデータ速度でそのようにすれば、DSLプロバイダには、経済上の及び製品化までの時間の優位点がある。従来技術は、今までほとんど、DSL信号を受信し、関係するプロトコルを用いてそれを復号してエラー検出及び補正を行い、そして、データを再構築し、それを元の信号で再送信する中継器に基づいてきた。そのような解決策は、極めて多大の費用を要する。当該分野の他の製品は、UTPインフラを利用するが、電気通信会社が、CO及びCPEに異なる高価な設備を設置する必要がある。
本発明は、CO又はCPEにおいて設備又はソフトウェアを変更せずに既存のUTP回線を介して、往々にして現在利用可能なデータ速度より大きいデータ速度でのDSLサービス範囲の拡張を提供する。
DSL技術は、COにおけるデジタル加入者回線接続多重装置(“DSLAM”)盤と
顧客構内のDSLモデムとの間の双方向接続に基づく、1対1の関係がある。即ち、単一で専用の一組の撚線対配線が、DSLAM上の単一のポートから顧客のDSLモデムに延在する。他の加入者は、同じ組の配線によってサービス提供を受けない。構内入口又はその付近の分配器は、(もしあれば)アナログ音声信号に割り当てられた周波数スペクトルをDSL用途専用のスペクトルから分割する。30kHz未満は、音声信号のために確保される。DSL信号には、“アップリンク”(CO側)方向では、1つ以上の別々の重なり合わない周波数帯が割り当てられ、“ダウンリンク”(CPE側)方向では、1つ以上の重なり合わない周波数帯が割り当てられる。これら2つの方向に流れるデータは、互いに独立であり、同じ媒体を同時に通り全く異なる方向に、時間によってではなく周波数によって分離されて同時に流れる。従って、構内分配器とCO_DSLAMとの間に挿入されるあらゆる装置は、方向に関わりなく、dc付近から1100khz以上の範囲の信号に対応しなければならないが、ここで、“方向”は、送信機が接続のどちらの端(アップリンクの場合CPE、ダウンリンクの場合CO)にあるか区別し、また、受信機がどちらの端(ダウンリンクの場合CPE、アップリンクの場合CO)にあるか区別する。
伝送用非対称DSL(“ADSL”、ADSLは、ダウンリンクデータ速度がアップリンクデータ速度と同じでないことを意味する)及び対称DSL(“SDSL”)標準は、音声、アップリンク、及びダウンリンク信号が、UTP上に同時に存在するためのものである。このことは、ダウンリンクデータが1つのUTP組に適用され、アップリンクが他のUTP組に適用され、音声データがシステムによって全く搬送されない高ビットレートDSL(“HDSL”)とは対照的である。(ANSI_Tl.417等に記載された)業界標準は、周波数範囲毎に様々な範疇のデータを分離する。
G.992.1(ADSL)標準の1100khz帯域幅には、256の4.3125khz“バケット”がある。ADSLの物理的な配線回線上に存在する信号は、異なる周波数トーンのエネルギが含まれることから、デジタルマルチトーン(DMT)と呼ばれる。DMT信号のバケットの周波数が高いと、UTP線回線長さが増加するにつれて、大きな減衰を被る。その結果、より高い周波数バケットは、より低い周波数のバケットと比較して、データを効果的に搬送するそれらの能力が阻害される。
ADSLの場合、約0Hz(バケット0)から30khz(バケット7)の帯域幅の部分は、音声チャネル及び他の信号送信のために確保される。約34khz(バケット8)から125khz(バケット29)の帯域幅の部分は、ADSLアップストリームチャネルに割り当てられ、従って、次の22のバケットが含まれる。UTP線回線の長さが増加するにつれて、データを搬送可能なアップストリームバケットが少なくなり、アップストリームデータ速度が低下する。
約164khz(バケット38)から1100khz(バケット255)の帯域幅の部分は、ダウンストリームチャネルに割り当てられ、従って、上位218バケットを含む。UTP線回線の長さが増加するにつれて、データを搬送可能なダウンストリームバケットが少なくなり、ダウンストリームデータ速度が低下する。データ速度は、COとCPEとの間で取り決められる。
通常用いられるUTP電話線の約18,000フィート(約5.4km)を超えると、対応する帯域幅のほとんどが減衰され、ほとんどのダウンストリームバケットが役に立たなくなり、このため、ADSL標準に準拠する通信は、全て停止する。
一般的に、任意の数の重なり合わない周波数帯が、アップリンク及びダウンリンクデータに対して割り当てられ、両者は交互配置される。例えば、図1は、交互配置されたDSL用の一般的な割当て方式を示す。図2は、ADSL用の周波数帯割当て標準を示し、こ
の場合、1つの帯域(34khz乃至125khz)だけがアップリンクデータに割り当てられ、1つの帯域(164khz乃至1100khz)だけがダウンリンクデータに割り当てられる。1100khzを超えるスペクトルは利用されない。ある程度異なる周波数ブロックを割り当て得る及び/又はより高い最大周波数を利用し得る他の標準が発展しつつある。本発明は、適切な周波数範囲において、除去され、通過され、又は増幅されるように調整された本明細書に述べる様々な回路ブロック用の異なる構成要素値を選択することによって、そのような異なる周波数割当てに適用可能であることを当業者は、理解されるであろう。
本発明は、ISO_OSIモデル層1上で動作する。即ち、ソフトウェアを有さずプロトコルやフレームを理解しない純粋なアナログ装置である。弱い雑音のある信号を受け取り、整え、そして増幅する。従って、信号がどのようなプロトコルを表し得るかにかかわらず、有用である。当業者は、あらゆるUTP伝送システムにおいて、信号品質を改善する際、その適用可能性を理解されるであろう。
本発明の目的は、DSLサービスプロバイダが、経済的に自らの市場範囲を拡大し、速度の点において広帯域ケーブルプロバイダと競争し、また、インフラ拡大に対する低資本ニーズのために、広帯域ケーブル供給業者より速く範囲及びサービス改善を拡大できるようにすることである。
電子回路が、電気通信中央局と、非シールド撚線対DSL接続の顧客構内設備との間に挿入される。割り当てられた周波数帯によってダウンリンク又はアップリンクに関して分離された信号は、別個の信号調整のために分離される。ダウンリンク信号は、通常、アップリンク信号より高い周波数であるが、分離され、増幅され、フィルタ処理され、等化処理され、増幅され、そして、CPEへのUTP接続に駆動される。アップリンク信号は、分離され、増幅され、フィルタ処理され、増幅され、そして、COへのUTP接続に駆動される。他の実施形態において、アップリンク信号は、分離され、増幅され、フィルタ処理され、等化処理され、増幅され、そして、COへのUTP接続に駆動される。あらゆる音声信号が、未修正の状態で、低域通過フィルタによって能動回路周辺を双方向に通過し、UTP上でアップリンク及びダウンリンク信号と接続される。他の実施形態において、アップリンク及びダウンリンク信号は、共通の一組のUTP配線を共有せず、また、ミキシング又はフィルタ処理なしで増幅される。
本発明の一実施形態において、アナログ回路は、COとCPEとの間に適切な距離でUTP回線に挿入される。これは、(もしあれば、アップリンク(1つ以上)及びダウンリンク(1つ以上)音声に割り当てられた)3つ以上の周波数帯を分離する装置である。本発明は、未修正の状態であらゆる音声信号を通過させ、アップリンク及びダウンリンク信号をフィルタ処理し、増幅し、そして、あらゆる音声信号をアップリンク又はダウンリンクデータ信号と適宜再結合する。従って、ユーザの構内にある電話は、挿入された装置が停電等のために機能しなくなったとしても、そのまま動作を継続する。このことは、緊急番号911との接続性が損なわれてはならないという業界の要件を満足する。
図3は、周波数割当て方式に適する本発明の一実施形態を示し、この場合、複数の“m”ダウンリンク及び複数の“n”アップリンク周波数帯が指定されるが、その一例を図1に示す。COからのUTP回線は、ミキサ/分配器ミキサ1.1_316と接続される。前置増幅器PREAMP1.1_300及び1つ以上の帯域通過フィルタ(FILTER
1.1−1_304乃至FILTER1.1−m_306)は、mダウンリンク周波数帯の各々に提供され、各フィルタが特定の周波数帯に対して適切に調整される。フィルタ(1つ以上)の出力は、対応する数の増幅器AMP1.1−1_308乃至AMP1.1−m_310と接続される。増幅器出力は、ドライバ1.1_324に提供され、ドライバ1.1_324は、信号をCPE分配器に至るUTP回線にミキサ2.1を介して駆動する。CPEからのアップリンク信号は、同様に処理される。図1に示すように、アップリンク信号は、n帯域が割り当てられる。音声信号は処理されないが、その代わり、低域通過フィルタFILTER3.1_330を介して、能動回路周辺を通過する。
図4は、ADSLシステムの一実施形態を示す。ADSL信号用の例示の周波数帯割当てを図7に示す。前置増幅器及びフィルタは、アップリンク及びダウンリンク周波数帯に必要であり、また、低域通過フィルタは、音声帯域に必要である。挿入された装置は、双方向差動広帯域等化増幅器100(“BDBEA”)と称され、一端において、回線420及び422上の差動信号を介してCOと接続され、また、他端において、UTP回線452及び454上の差動信号を介してCPEと接続される。まず、COと接続された端を見ると、第1要素は、ミキサ1_400であるが、これは、3つの目的を有する。即ち、1)回線420及び422上の音声信号がPREAMP1_402に入るのをブロックし、2)回線420及び422上のダウンリンク信号から回線456及び458上のアップリンク信号を分離し、3)回線456及び458上のAMP2_416からのアップリンク信号を回線464及び466上の音声信号と混合する。従って、ミキサ1_400は、周波数帯に依存して、ブロッカー、分配器、又はミキサであり、各信号が、ミキサ1_400のポートに印加される。ダウンリンク信号の6dbが、ミキサ1_400を介して失われる。
ダウンリンク方向の場合、次の段は、回線424及び426によってミキサ1_400と接続されたPREAMP1_402である。PREAMP1_402は、全てのアップリンク信号が、ミキサ1_1によって相殺されないことから、ダウンリンク信号及び残りの(AMP2_416によって)増幅されたアップリンク信号に約12dbの利得を与える。PREAMP1_402の出力において、望ましくないアップリンク信号の電圧レベルは、ダウンリンク信号のそれよりかなり高い。ダウンリンク信号は、アップリンク信号に乗っているリップルとして出現することがある。従って、FILTER1_404は、アップリンク信号を除去し、所望のダウンリンク信号を残すのに必要である。
FILTER1_404の入力は、回線428及び430によってPREAMP1_402の出力と接続される。ダウンリンク帯域未満の周波数帯が割り当てられた信号は、アップリンク帯域であり、ダウンリンク帯域のそれより高い周波数帯を割り当てられた信号はない。従って、FILTER1_404は、高域通過フィルタであり、その遮断周波数は、165khzの直前である。FILTER1_404の出力において、唯一の残りの信号は、ダウンリンク信号であり、その時点で、アップリンク信号は、ダウンリンク信号より約70db低い。FILTER1_404の出力は、回線432及び434によってAMP1_406への入力と接続される。ダウンリンク信号の約6dbが、FILTER1_404を介して失われる。
残りのダウンリンク信号は、ピーク等化増幅器AMP1_406によって強く増幅され、周波数に依存して、約28db乃至46dbの利得を提供する。
等化は、或る“設定周波数”において信号強度を増加させること又は減少させることであり、他の周波数では効果は小さい。ピーク等化器は、それ用に設計された設定周波数で、また、設定周波数に近い周波数の範囲で増幅する。設計のQは、増幅される周波数の帯域の幅を設定するが、ほぼ同様な量の増幅を有する設定周波数周辺の周波数の範囲に影響を及ぼす。等化は、バケットのデータ搬送能力に影響を及ぼすが、その理由は、基本周波
数と高調波周波数の強度関係を変化させるためである。
BDBEA100がCOとCPEとの間に配置されることから、一実施形態におけるダウンストリーム信号用のピーク等化器の設定周波数及びQは、COからBDBEA100までの配線回線長の影響によって既に生じた信号減衰を補償し、また、BDBEA100からCPEまでの配線回線長の影響から予想される信号減衰を予め補償する。これによって、ダウンリンクデータ信号は、予め等化された状態で、CPEモデムに到着し得る。
回線407上のAMP1_406の出力は、単一端であり、UTP回線452及び454を適切に駆動するのに充分な程強くない。従って、回線407は、ドライバ1_408と接続され、これにより、信号強度が増大し、差動信号が回線436及び438上でミキサ2_410に提供される。
ADSLシステムの一実施形態において、ダウンリンク信号が、アップリンク信号よりかなり高い周波数範囲に割り当てられる場合、等化及び事前補償は、ダウンストリーム信号だけに利用される。他の実施形態では、等化及び事前補償は、ほとんど全てのアップリンク及びダウンリンク周波数帯で用いられる。
ミキサ2_410は、CPE分配器と接続し、その後、UTP回線452及び454上でCPE_DSLモデムと接続する。従って、着信ダウンリンク信号が、整えられ、増幅され、そして、回線460及び462からの音声信号と共に、UTPを介して再送信される。
ADSL用途の一実施形態において、BDBEA100を介したアップリンク経路は、ダウンリンク経路のそれとほぼ同じである。その差異は、AMP2_416が等化増幅器ではなく、また、AMP2_416とミキサ1_400との間にドライバ段がないことである。等化増幅器は、ADSLシステムでは、アップリンク方向には必要ないが、その理由は、より低い周波数スペクトル割当てによって、アップリンク信号は、ダウンリンク信号が遭遇するような大きな信号損失を受けないためである。また、FILTER2_414は、低域通過フィルタであり、回線444及び446上に依然として存在するあらゆるダウンリンク信号を除去するという点において、FILTER2_414は、FILTER1_404と異なる。アップリンク方向の最終段は、AMP2_416であり、ミキサ1_400によって混合される前に、約6db乃至26dbの利得を提供し、その後、回線464及び466からの音声信号と共に、UTP回線420及び422でCOに送信される。
ミキサ1_400及びミキサ2_410は、同じ回路である。ミキサ1_400について詳細に説明するが、当業者は、ミキサ2_410の対応する詳細を認識されるであろう。
図5において、回線420及び422上の正及び負の信号COp及びCOnは、COから送られる。全てのdc乃至1100khzの信号は、これらの回線によって搬送される。DSL変圧器500は、BDBEA100からCO信号を隔離し、また、dc乃至30Khzの音声信号を効果的に阻止する。同時に、信号Acpep及びAcpenが、変圧器500の出力から送られるダウンストリーム信号よりかなり高い超高レベルでAMP2_416によって回線456及び458上に提供される。(図5に示される)変圧器500の左側は、ダウンリンク信号によって見える変圧器の二次側を表す。しかしながら、それは、また、(増幅された)アップリンク信号Acpep及びAcpenによって見える変圧器の一次側を表す。このことは、ミキサ1_400及びミキサ2_410の二重性、入力及び出力の双方であり、まさに双方向性の定義である。COに提供された変圧器50
0のインピーダンスが、COのそれ、即ち、業界標準である100オームに厳密に合致することは、重要である。このことは、アップリンク信号が変圧器500の一次側と見なすものと直列な50オーム抵抗器Rtcon502及びRtcop504によって実現される。コンデンサCcoac506は、変圧器500の一次側を通過しないようにあらゆるdc成分を阻止する。
変圧器500出力508及び510は、抵抗器R1cop514、R1con516、R2con518及びR2cop520が含まれるR/2Rハイブリッド結合器512と接続される。ハイブリッド結合器512は、回線424及び426上におけるPREAMP1_402に提供される混合信号の望ましくないアップリンク信号の信号強度を約6db減少させる。抵抗器514、516、518、及び520の値は、重要ではなく、それらの比率2:1だけが重要である。公称値を図5に提案する。
次に、図6において、広帯域PREAMP1_402について詳細すると、PREAMP1_402及びPREAMP2_412は、構造的には、同じであるが、異なる利得を有し得る。当業者は、この説明からPREAMP2_412の使用方法を理解されるであろう。PREAMP1_402への入力は、回線424及び426上の信号であり、ミキサ1_400の出力である。この時点で、信号は、ダウンリンク信号並びに何らかの残りのアップリンク信号を含む。フィルタ段FILTER1_404は、残りのアップリンク信号を除去するが、処理には良好な信号強度を必要とし、従って、PREAMP1_402による増幅が必要である。PREAMP1_402は、差動増幅器である。回線424及び426上の信号間の位相関係は、それぞれ、増幅器600及び602の非反転入力にそれらを接続することによって保持される。増幅器の利得は、フィードバック抵抗器Rcoip604、Rcoin606、及びRcog608によって制御される。オペアンプ600及び602用の製造業者の仕様は、Rcoip604及びRcoin606のための推奨値を取り入れるべきである。PREAMP1_402による結果的に生じる利得は、約12dbである。PREAMP1_402及びPREAMP2_412については、確実にクリッピングが起こらないように注意すべきである。差動出力回線428及び430は、高域通過フィルタFILTER1_404と接続される。
FILTER1_404を図7に詳細に示す。一実施形態において、FILTER1_404は、第9次楕円フィルタである。当業者には、他の適切な高帯域通過フィルタが公知であろう。FILTER1_404の実装は、重要ではなく、高域通過フィルタを用いて、164khz未満の信号を強く減衰させ、164khz以上はほとんど又は全く減衰させないことだけが重要である。抵抗器Rbpp700、Rbpn702、Pbpsp704、及びPbpsn706は、インピーダンスマッチング用である。FILTER1_404は、回線428及び430を介して、PREAMP1_402と接続される。FILTER1_404の出力は、回線432及び434上にあり、AMP1_406に接続する。
AMP1_406は、ピーク等化増幅器である。図8において、回線432及び434を介したFILTER1_404からの入力信号は、映像差動増幅器800と接続される。映像差動増幅器800の利得は、回線804上の電圧によって制御される。回線802は、接地される。利得は、次の関係により求められる。
Figure 2008506339
映像差動増幅器800のピーク利得周波数は、コンデンサCdbb808によって強く制御される。ピーク利得周波数は、Cdbb808の値が大きくなるにつれて減少する。CO及びCPEにおけるDSLAMは、それらの間でのデータ速度を取り決める。それらは、データのほとんどを下位のバケットに詰め込むが、ここでは、損失は、より高い周波数が割り当てられる上位バケットより小さい。従って、一実施形態におけるピーク利得周波数は、ダウンストリーム帯域の最大周波数よりある程度低く設定される。
図13は、様々な構成要素値のSPICEシミュレーションを提示する。1KオームのRdfc812で全て行われる。図13Aにおいて、Cdbb=33nFであり、Rdbbは、10オームである。ピーク利得は、805khzにあり、最大利得は、43dbである。Cdbb808を47nFに変更することによって、図13Bにおいて、ピーク利得周波数が、671khzに低減され、最大利得は、ほとんど変化しないことが分かる。逆に、(Cdbbが33nFの場合)Rdbb810を5オームに変更すると、図13Cにおいて、周波数が805khzに留まり、利得が48dbに増加することが分かる。ピークでの利得の減衰は、Rdbb=10オームよりRdbb=5オームに対して、急峻である。
AMP1_406からの出力は、回線407上の単一端信号である。この信号は、限流抵抗器Rdse809を介して、ドライバ1_408の環状コイル807に提供される。環状コイル807の目的は、再度、差動信号を有することである。環状コイル807の二次側は、回線815及び817上で増幅器816及び818に差動信号を提供する。
増幅器816及び818は、UTP回線452及び454用のドライバであり、ミキサ2_410によって結合される。
AMP1_406及びドライバ1_408の全体的な利得の最適な値は、COからの距離及びCPEからの距離の双方に依存する。更に、AMP1_406、ドライバ1_408の利得、業界標準がUTP回線452及び454に許容し得る最大パワー、並びにダウンリンク信号が適切に減衰されている場合、フィルタ2_414がAMP2_416に信号を提供できるように、如何に効果的にミキサ2_410のR2/Rハイブリッド結合器が、望ましくないダウンリンク信号を低減し得るか、との間には相互作用がある。一実施形態において、AMP1_406及びドライバ1_408は、チャートに従って、Rdfc812及びRdgg814用の値で構成され、このチャートを用いて、CO及びCPEからの特定の距離に対してBDBEA100を構成し得る。例を図14に示す。図14は、COからBDBEA100まで13,500フィート(約4km)の設置例である。欄Aは、BDBEA100からCPEまでの様々な距離、3,000フィート(約0.9km)から13,000フィート(約3.9km)まで、をリスト化している。各距離に対して、欄Bには、Rdfc812に対応する値があり、欄Cには、Rddg814に対応する値がある。これらの値は、たった今述べたトレードオフ要因を考慮して、実験的に求められている。
ミキサ2_410は、回線436及び438を介して、ドライバ1_408と接続される。ミキサ2_410は、CPE構内分配器に延在するUTP配線452及び454にダウンリンク信号を通過させる。更に、回線460及び462上の音声信号は、この点(ミ
キサ2_410の外)において、UTP回線452及び454に物理的に接続され、これによって、COとCPEとの間の音声信号の双方向接続を保持する。ミキサ2_410は、ミキサ1_2と同様に構成され機能するが、明らかに、ダウンリンク信号は、この時点で、望ましくない信号であり、また、アップリンク信号は、PREAMP2_412に提供すべき所望の信号である。ミキサ2_410は、回線440及び442を介して、PREAMP2_412と接続される。
上述したように、PREAMP2_412は、構造的には、PREAMP1_402と同じである。2つの前置増幅器の利得は、異なることがあり、各々、クリッピングなしで、できるだけ大きな利得を提供するように設定される。PREAMP2_412は、回線444及び446を介して、フィルタ2_414と接続される。
フィルタ2_414は、FILTER1_404と同じではない。フィルタ2_414は、低域通過フィルタであり、その遮断周波数は、125khzの直後である。この結果、アップリンク信号が通過し、他方、ダウンリンク信号は減衰される。図9に示す設計は、第9次楕円フィルタであるが、FILTER1_404のように、当業者が選択し得る低域通過フィルタの多くの他の選択肢としての設計がある。この設計に対して提案された構成要素値を示す。抵抗器900、902、904、及び906は、インピーダンスマッチングを提供するために選択されている。フィルタ2_414は、回線448及び450上の信号を介して、AMP2_416と接続される。フィルタ2_414の出力において、望ましくないダウンリンク信号は、アップリンク信号より約70db低い。
図12に示すAMP2_416は、前述した理由により等化増幅器ではない。それは、回線448及び450上の入力信号と、ミキサ1_400と接続される回線456及び458上の出力信号と、の間に6db乃至26dbの利得を提供する。AMP2_416は、ドライバ段を必要としないだけの充分な利得を有する。AMP1_404及びドライバ1_406の全体的な利得を設定する際に詳述したことと同じように、AMP2_416利得は、実験的に求められている。再度図14において、欄Aにリスト化されたCPEへの各距離の場合、Rudg950の推奨値がある(図12)。
一実施形態において、ADLS2及びVDSL等のシステムの場合、複数のアップリンク及び/又はダウンリンク帯域があるが、フィルタ及び増幅器は、各帯域に対して設けられる。図3に戻ると、2つのダウンリンク帯域(“m”=2)のシステムの場合、一実施形態には、FILTER1.1−1及びFILTER1.1−2が含まれ、各々、割り当てられた帯域用の帯域通過フィルタである。各フィルタ出力は、増幅器と接続され、その利得及びピーク利得周波数は、対象の周波数帯に調整される。図11は、各増幅器がどのように構成されるか示す。オペアンプ1110は、FILTER1.1−1_304から回線1100及び1102上で信号を受信する。AMP1_406のADSL実施形態の場合に述べように、Rdbb.1_1120及びCdbb.1_1122は、割り当てられた帯域に対する最適な周波数及び利得に対して決定される。オペアンプ1112は、FILTER1.2から回線1104及び1106上で信号を受信する。オペアンプ1112にオペアンプ1110のものと異なる周波数帯の信号が提供されることから、Rdbb.2_1106及びCdbb.2_1108の最適な値は、オペアンプ1110の対応する構成要素用のものとは異なる。これら2つの増幅器の(限流抵抗器に続く)結果的に生じる出力は、回線407と接続され、これは、更に、ドライバ1_408の環状コイル807と接続される。
当業者は、この構成は、任意の数のアップリンク及び/又はダウンリンク周波数帯に拡張し得ることを理解されるであろう。一実施形態において、アップリンク信号は、顕著な信号損失を生じるのに充分な程高い信号用の周波数帯が割り当てられ、このため、1つ以
上のピーク等化増幅器が用いられる。他の実施形態において、これらの信号には、高周波損失及び/又はCOへの距離を補償するために、所定の他の利得段(ドライバ2_328、図3)が与えられる。
一実施形態において、音声信号は、COとCPEとの間のUTP回線に存在する。この場合、低域通過フィルタFILTER3_418は、BDBEA100の能動回路周辺において信号を通過させる。フィルタ3_418の例を図10に示すが、当業者には、幾つかの他の選択肢としての低域通過フィルタ設計が公知であろう。
幾つかのDSLシステムにおいて、一組のUTP配線はダウンリンク信号専用であり、他の一組のUTP配線はアップリンク信号専用である。音声信号に対しては何も設けられていない。アップリンク及びダウンリンク信号は分離されていることから、増幅器はミキサ又はフィルタを設ける必要がなく、単に各UTP組に等化増幅器を設け、もし望まれるならば、結合用のDSL変圧器を備えてよい。
交互配置システム用の周波数帯割当てを示す図。 ADSLシステム用の周波数帯割当てを示す図。 一般的な形態の本発明のブロック図。 一般的な形態の本発明のブロック図。 本発明のブロック図であり、その主要な機能ブロック及びADSL実装用の信号の流れ方向を示す図。 ミキサ1の概略図。 前置増幅器の概略図。 高域通過フィルタFILTER1の概略図。 等化増幅器AMP1の概略図。 低域通過フィルタFILTER2の概略図。 低域通過フィルタFILTER3の概略図。 複数のピーキング増幅器及びドライバの概略図。 増幅器AMP2の概略図。 AMP1用の一組のSPICEシミュレーションを示す図。 AMP1用の一組のSPICEシミュレーションを示す図。 AMP1用の一組のSPICEシミュレーションを示す図。 CO及びCPEからの距離の関数として或る構成要素の値のテーブルを示す図。

Claims (10)

  1. 電子回路であって、
    第1双方向端子と、
    第1双方向端子と接続された第1ミキサと、
    第1ミキサと接続された第1増幅器と、
    第1増幅器と接続された1つ以上の第1フィルタと、
    第1の1つ以上のフィルタと接続された1つ以上の第2増幅器と、
    1つ以上の第2増幅器と接続された第1ドライバと、
    第1ドライバと接続された第2ミキサと、
    第2ミキサと接続された第2双方向端子と、
    第2ミキサと接続された第3増幅器と、
    第3増幅器と接続された1つ以上の第2フィルタと、
    1つ以上の第2フィルタと接続され、更に、第1ミキサと接続された1つ以上の第4増幅器と、
    が含まれる電子回路。
  2. 請求項1に記載の電子回路であって、更に、
    第4の1つ以上の増幅器と第1ミキサとの間に接続された第2ドライバが含まれる電子回路。
  3. 請求項1に記載の電子回路であって、
    第1ミキサには、更に、一次及び二次コイル端子を含む第1変圧器が含まれ、前記一次コイル端子は、第1双方向端子と接続され、また、前記二次コイル端子は、R2/Rハイブリッド結合器及び1つ以上の第4増幅器と接続される電子回路。
  4. 請求項2に記載の電子回路であって、
    第1ミキサには、更に、一次及び二次コイル端子を含む第1変圧器が含まれ、前記一次コイル端子は、第1双方向端子と接続され、また、前記二次コイル端子は、R2/Rハイブリッド結合器及び1つ以上の第2ドライバと接続される電子回路。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の電子回路であって、第1増幅器は、差動増幅器である電子回路。
  6. 請求項5に記載の電子回路であって、差動増幅器には、更に、第1演算増幅器が含まれ、その非反転入力は、第1差動入力と接続され、また、第2演算増幅器が含まれ、その非反転入力は、第2差動入力と接続され、第1演算増幅器の反転入力は、フィードバック抵抗器の第1端子と接続され、また、第2演算増幅器の反転入力は、フィードバック抵抗器の第2端子と接続される電子回路。
  7. 請求項1又は請求項2に記載の電子回路であって、第1の1つ以上のフィルタは、低域通過フィルタである電子回路。
  8. 請求項1又は請求項2に記載の電子回路であって、第1の1つ以上のフィルタは、帯域通過フィルタである電子回路。
  9. 請求項1又は請求項2に記載の電子回路であって、1つ以上の第2増幅器には、更に、
    第1の1つ以上のフィルタと接続された映像差動増幅器と、
    映像差動増幅器用の利得設定フィードバック回路であって、映像差動増幅器の出力とその利得設定入力との間に接続された第1抵抗器が含まれ、前記利得設定入力は、更に、接
    地に直列な第2抵抗器及び第1コンデンサを含む仮想接地基準に前記第1抵抗器と並列に接続される前記利得設定フィードバック回路と、
    限流抵抗器であって、第1端子が、映像差動増幅器の出力と接続され、第2端子が、環状コイルの第1一次コイル端子に接続される前記限流抵抗器と、が含まれ、
    環状コイルには、更に、第2一次コイル端子と、第1二次コイル端子と、第2二次コイル端子と、が含まれ、前記第2一次コイル端子は、接地に接続され、前記第1二次コイル端子は、第1演算増幅器の非反転入力と接続され、前記第2二次コイル端子は、第2演算増幅器の非反転入力と接続され、
    前記第1及び第2演算増幅器は、差動増幅器として接続され、抵抗器が、第1演算増幅器の反転入力と第2演算増幅器の反転入力との間に接続される電子回路。
  10. 請求項1又は請求項2に記載の電子回路であって、更に、遮断周波数が34khz以下の低域通過フィルタであって、第1ミキサ及び第2ミキサと並列に第1双方向端子及び第2双方向端子と接続された前記低域通過フィルタが含まれる電子回路。
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