JP2008505580A - ピアツーピアハイブリッド通信のためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 ピアツーピア通信用に改良されたシステムおよび方法を開示する。一例において、この方法は、認証プロセス中に第1のエンドポイントによりアクセスサーバーからプロファイルおよびルーティングテーブルを読み出す工程を含む。前記プロファイルは、前記第1のエンドポイントが通信許可を有するエンドポイントとして、少なくとも第2のエンドポイントを識別する。前記ルーティングテーブルは、前記第1のエンドポイントが直接前記第2のエンドポイントと通信するために必要なアドレス情報を含む。前記第1のエンドポイントは、前記アドレス情報を使って、直接前記第2のエンドポイントに通知メッセージを送信し、当該前記第1のエンドポイントがオンラインであることを前記第2のエンドポイントに通知する。
【選択図】 図4

Description

現在のパケットベースの通信ネットワークは、一般にピアツーピアネットワークおよびクライアント/サーバーネットワークに分けることができる。従来のピアツーピアネットワークは、中間装置(ホストやサーバーなど)を使用することなく、種々のエンドポイント間の直接的な通信をサポートする。各エンドポイントは、各エンドポイントに格納されたクレデンシャルおよびアドレスの情報を使って、直接他のエンドポイントへ要求を発信し、他のエンドポイントからの要求に応答する。しかしながら、従来のピアツーピアネットワークでは、ネットワーク全体にわたり、安全性に欠ける種々のエンドポイントにおいて(アドレスおよびクレデンシャルなどの)エンドポイント情報が分散および格納されているため、このようなネットワークでは本質的にセキュリティリスクが増加する。クライアント/サーバーモデルでは、クレデンシャルおよびアドレスの情報格納をサーバーに局在化させてピアツーピアモデル固有のセキュリティ問題に対処しているが、クライアント/サーバーネットワークの欠点は、通信試行中の複数クライアントをサーバーが十分にサポートできないことにある。(2つのクライアント間の場合でも)通信はすべてサーバーを通過しなければならないため、サーバーは容易にシステムのボトルネックになる可能性がある。
このため、これらの問題に対処するシステムおよび方法が必要とされている。
本開示は、ピアツーピアハイブリッド通信用のシステムおよび方法を対象にしたものである。以下の開示内容では、異なる実施形態または例を多数提供していると理解される。本開示を簡略化するため、構成要素および配置について特定の例を説明している。当然のことながら、これらは単なる例に過ぎず、限定を意図したものではない。また、本開示では種々の例で繰り返し参照符号を使用する場合がある。この反復は簡潔性および明瞭化を目的とするものであり、それ自体が種々の実施形態および/または開示する構成の関係を決定するものではない。
図1を参照すると、ピアツーピアハイブリッドシステム100の一実施形態が例示されている。このシステム100は、パケットネットワーク108経由でエンドポイント104および106に接続されたアクセスサーバー102を含む。前記アクセスサーバー102と、エンドポイント104と、エンドポイント106と間の通信は、事前定義され公共利用が可能な(すなわち、非プロプライエタリな)通信規格または通信プロトコル(インターネット・エンジニアリング・タスクフォース(Internet Engineering Task Force:IETF)や国際電気通信連合電気通信標準化部門(International Telecommunication Union Telecommunications Standard Sector:ITU−T)により定義されたものなど)を使って達成される。例えば、シグナリング通信(セッションのセットアップ、管理、ティアダウンなど)では、セッション・イニシエーション・プロトコル(Session Initiation Protocol:SIP)などのプロトコルを使用することが可能だが、実際のデータトラフィックは、リアルタイム転送プロトコル(Real−time Transport Protocol:RTP)などのプロトコルで通信可能である。以下の例でわかるように、通信用の標準プロトコルを使用すると、前記エンドポイント104および106は同じ規格を使用するいかなる装置とも通信できるようになる。この通信には、音声通話、インスタントメッセージ、音声およびビデオ、電子メール、および他の任意タイプのリソース(任意のデジタルデータ)転送が含まれる可能性がある(これに限定されるものではない)。以下の説明において、メディアトラフィックは一般にユーザーデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol:UDP)に基づいているが、認証は伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(Transmission Control Protocol/Internet Protocol:TCP/IP)に基づいている。ただし、これらは例示目的で使用するものであり、UDPおよびTCP/IPに追加して、またはそれらに代えて他のプロトコルも使用可能であると理解される。
前記アクセスサーバー102と、前記エンドポイント104と、前記エンドポイント106との間の接続は、有線(ワイヤーライン)および/または無線(ワイヤレス)の通信チャネルを含む場合がある。以下の説明において、用語「直接」は、前記エンドポイント104と106との間の通信チャネル、またはいずれかのエンドポイントと前記アクセスサーバーとの間の通信チャネルにエンドポイントもアクセスサーバーも介在しないことを意味すると理解される。このため、前記アクセスサーバー102と、前記エンドポイント104と、前記エンドポイント106との間に(ルータ、ファイアウォール、および他のネットワーク構成要素などの)他の装置が配置されている場合でも、これらは直接接続されている。また、エンドポイント、位置、またはサービスへの接続はサブスクリプションベースの可能性があり、その場合、エンドポイントは現行のサブスクリプションを有する場合のみアクセスが可能になる。さらに、以下の説明では用語「利用者」および「エンドポイント」を同義的に使用する場合があるが、利用者は複数のエンドポイントのいずれを使用していてもよいと理解される。そのため、エンドポイントがネットワークにログインした場合は、利用者がエンドポイント経由でログインしていると理解され、また前記エンドポイントが前記利用者の本人性を使ってネットワーク上の利用者を表していると理解される。
前記アクセスサーバー102は、利用者に関するプロファイル情報と、どの利用者が現在オンラインであるか追跡するためのセッションテーブルと、エンドポイントのアドレスを各オンライン利用者と合致させるルーティングテーブルとを格納する。前記プロファイル情報には各利用者の「バディリスト(buddy list)」が含まれており、このバディリストでは、当該利用者と通信することを以前合意した他の利用者(「バディ(buddies)」)が識別されている。利用者がログインすると、その利用者のバディリストに含まれるオンライン利用者が表示され、その後ログインするバディは、(図4を参照して説明するように)オンラインになったことを前記利用者に直接通知する。前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント104および106のそれぞれに、該当するプロファイル情報およびルーティングテーブルを提供し、これらのエンドポイントが互いに直接通信できるようにする。このため、本実施形態においては、前記アクセスサーバー102の機能の1つは、エンドポイントが他のエンドポイントとの通信に必要とする情報の格納位置として機能することであり、また以下で詳しく説明するように要求やボイスメールなどの一時的な格納位置として機能することである。
さらに図2aを参照すると、図1のアクセスサーバー102用のアーキテクチャ200の一実施形態が例示されている。このアーキテクチャ200は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアにより提供することが可能な機能性を含んでおり、この機能性は単一のハードウェアプラットフォームに統合するか、または複数のハードウェアプラットフォームに分散することが可能である。例示のため、以下の例におけるアクセスサーバーは単一装置として説明するが、この用語は、前記アクセスサーバーによる機能性の少なくとも一部が存在する(分散環境を含む)いかなるタイプの環境にも同等に適用されると理解される。
この例において前記アーキテクチャは、ルーティングテーブル208と、プロファイル210と、1若しくはそれ以上のセッションテーブル212とを格納し読み出すため、ウェブサービス202(XML、SOAP、NET、MONOの提供する機能に基づくものなど)と、ウェブサーバー204(ApacheやIISを使ったものなど)と、データベース206(mySQLやSQLServerを使ったものなど)とを含む。このアーキテクチャ200には、STUN(Simple Traversal of UDP through NATs (Network Address Translation:ネットワークアドレス変換))サーバー214の機能もある。公知のように、STUNは、NATファイアウォールまたはそのパケットルーティングを行うルータの後方にある装置を支援するプロトコルである。また、このアーキテクチャ200は、前記システム100の外部から発信される要求を処理するリダイレクトサーバー216も含む場合がある。前記STUNサーバー214および前記リダイレクトサーバー216のどちらか一方または双方は、前記アクセスサーバー102に組み込むか、またはスタンドアロン装置としてもよい。本実施の形態においては、前記サーバー204も前記リダイレクトサーバー216も前記データベース206に接続される。
図2bを参照すると、図1の前記エンドポイント104(前記エンドポイント106と同様または同一でありうる)用のアーキテクチャ250の一実施形態が例示されている。用語「エンドポイント」は、コンピュータ、VoIP電話、携帯情報端末、携帯電話、または必要なプロトコルが動作するIPスタックを有する他の任意装置など、説明する機能性の一部または全部を有する異なる多数の装置を指す可能性があると理解される。前記アーキテクチャ250は、グラフィカルユーザインターフェース(graphical user interface:GUI)254とオペレーティングシステム256との間に配置されたエンドポイントエンジン252を含む。当業者に公知のとおり、前記GUI 254は利用者に前記エンドポイントエンジン252へのアクセスを提供し、前記オペレーティングシステム256はより下層の機能性を提供する。
前記エンドポイントエンジン252は、前記エンドポイント104の操作を実行する上で必要な機能性をサポートする複数の構成要素およびレイヤーを含みうる。例えば、このエンドポイントエンジン252は、ソフトスイッチ258と、管理レイヤー260と、暗号化/復号化モジュール262と、フィーチャーレイヤー264と、プロトコルレイヤー266と、音声テキスト変換エンジン268と、テキスト音声変換エンジン270と、言語変換エンジン272と、ネットワーク外接続性モジュール274と、他ネットワークからの接続モジュール276と、pコマースエージェントおよびpコマースブローカーを含むpコマース(ピアコマースなど)エンジン278と、セルラー・ネットワーク・インターフェース・モジュール280とを含む。
これらの構成要素/レイヤーは、それぞれさらに複数のモジュールに分割される。例えば、前記ソフトスイッチ258は、通話制御モジュールと、インスタントメッセージング(instant messaging:IM)制御モジュールと、リソース制御モジュールと、CALEA(Communications Assistance to Law Enforcement Act:法執行のための通信支援法)エージェントと、メディア制御モジュールと、ピア制御モジュールと、シグナリングエージェントと、ファックス制御モジュールと、ルーティングモジュールとを含む。
前記管理レイヤー260は、存在(ネットワークでの存在)の有無と、ピア管理(ピアを検出し、オンラインであることをピアに通知)と、ファイアウォール管理(ナビゲーションおよび管理)と、メディア管理と、リソース管理と、プロファイル管理と、認証と、ローミングと、ファックス管理と、メディア再生/録音管理とに関するモジュールを含む。
前記暗号化/複号化モジュール262では、発信パケットの暗号化と、着信パケットの複号化とを提供する。この例では、この暗号化/複号化モジュール262は、ネットワークよりむしろ送信元においてアプリケーションレベルの暗号化を提供する。ただし、一部の実施形態ではネットワークでこの暗号化/複号化モジュール262が暗号化を提供すると理解される。
前記フィーチャーレイヤー264は、音声、ビデオ、IM、データ、ボイスメール、ファイル転送、ファイル共有、クラス5機能、ショートメッセージサービス(short message service:SMS)、音声自動応答(interactive voice response:IVR)、ファックス、および他のリソースなど種々の機能をサポートする。前記プロトコルレイヤー266は、SIP、HTTP、HTTPS、STUN、RTP、SRTP、およびICMPなど、前記エンドポイントによりサポートされるプロトコルを含む。これらは単なる例であり、これより多い、または少いプロトコルもサポート可能であると理解される。
前記音声テキスト変換エンジン268は、前記エンドポイントにより(マイクロホンまたはネットワーク経由などで)受信された音声をテキストに変換し、前記テキスト音声変換エンジン270は、前記エンドポイントにより受信されたテキストを(スピーカーでの出力用などに)音声に変換し、前記言語変換エンジン272は、インバウンド情報またはアウトバウンド情報(テキストまたは音声)を1つの言語から別の言語に変換するよう構成することができる。前記ネットワーク外接続性モジュール274は、(図12を参照して説明するとおり)前記エンドポイントと外部装置間の接続を処理する場合に使用可能であり、前記他ネットワークからの接続モジュール276は、外部装置からの着信接続試行を処理する。前記セルラー・ネットワーク・インターフェース・モジュール280は、無線ネットワークとのインタラクションに使用することができる。
また図2cをさらに参照すると、このセルラー・ネットワーク・インターフェース・モジュール280がより詳しく例示されている。図2bには示していないが、前記エンドポイントアーキテクチャ250の前記ソフトスイッチ258は、前記セルラー・ネットワーク・インターフェース・モジュール280との通信用にセルラー・ネットワーク・インターフェースを含む。また、前記セルラー・ネットワーク・インターフェース・モジュール280は、通話制御モジュール、シグナリングエージェント、メディアマネージャ、プロトコルスタック、装置インターフェースなど、種々の構成要素を含む。これらの構成要素は、一部の実施形態において、前記エンドポイントアーキテクチャ250内のレイヤーに対応し、また前記エンドポイントアーキテクチャに直接組み込むことが可能であることに注目されたい。
図2dを参照すると、2つのエンドポイント282および284を伴った従来のソフトスイッチアーキテクチャが例示されており、どちらのエンドポイントにもソフトスイッチは含まれていない。この例では、外部のソフトスイッチ286が前記エンドポイント282と第1のシグナリングレッグ(点線)を維持し、前記エンドポイント284と第2のシグナリングレッグ(点線)維持している。前記ソフトスイッチ286によって、これら2本のレッグがリンクされ、前記エンドポイント282と284との間にシグナリング情報が転送される。メディアトラフィック(実線)は、メディアゲートウェイ287を介し、前記エンドポイント282と284との間で転送される。
さらに図2eを参照すると、図2dの従来のソフトスイッチアーキテクチャがやはりソフトスイッチを含まない第3のエンドポイント288を伴って例示されている。この場合、前記外部ソフトスイッチ286は、前記エンドポイント288と第3のシグナリングレッグ(点線)を維持している。この例では、会議通話が進行している。但し、いずれのエンドポイントにもソフトスイッチは含まれておらず、メディアトラフィックのためには各エンドポイントに接続されたメディアブリッジ290が必要となる。このため、各エンドポイントは、最高2つの同時接続(一方は前記ソフトスイッチとのシグナリングのための接続、他方は前記メディアブリッジとのメディアトラフィック用の接続)を有する。
図2fを参照すると、一実施形態では図2dおよび2eの従来アーキテクチャと異なり、2つのエンドポイント(図1のエンドポイント104および106など)がそれぞれソフトスイッチ(図2bのソフトスイッチ258など)を含んでいる。各エンドポイントは、シグナリングおよびメディアトラフィック双方の接続(どちらも仮想レッグおよび物理的レッグ)を他のエンドポイントと確立および維持できる。このモデルでは、前記エンドポイント間で直接通信を処理する際に分散ソフトスイッチ方法を使用するため、外部のソフトスイッチは不要となる。
また図2gを参照すると、前記エンドポイント104および106が、ソフトスイッチを含んだ別のエンドポイント292とともに例示されている。この例では、前記エンドポイント104がホストとして機能する会議通話が進行中である。これを達成するため、前記エンドポイント104に含まれるソフトスイッチは、前記エンドポイント104が前記エンドポイント292との直接的なシグナリング接続およびメディアトラフィック接続をサポートできるようにする。これにより、前記エンドポイント104は、前記エンドポイント106と前記エンドポイント292との間でメディアトラフィックを双方向に転送できるようになり、図2fのように、外部のソフトスイッチを必要とすることなく複数のエンドポイントへの複数の接続をサポートできるようになる。
再び図2bを参照すると、動作時、前記ソフトスイッチ258は、より下位のレイヤーから提供される機能性を使って他のエンドポイントおよび前記アクセスサーバー102との接続を処理し、前記エンドポイント104が必要とするサービスを処理する。例えば以下で図3aおよび図3bを参照してより詳しく説明するように、着信呼および発信呼には、前記エンドポイントアーキテクチャ250内の複数の構成要素を利用することが可能である。
図3aを参照すると、前記エンドポイント104が前記アーキテクチャ250の種々の構成要素を使って前記エンドポイント106への通話を開始する例示的な工程が、シーケンス図300に示されている。工程302の前に、利用者(図示せず)は前記GUI 254経由で通話を開始する。工程302において、このGUI 254は発呼するために(前記ソフトスイッチ258の)前記通話制御モジュールにメッセージを転送する。前記通話制御モジュールが工程304で前記ピア制御モジュール(ソフトスイッチ258)に通信すると、このピア制御モジュールは前記ピアを検出し(既に検出していなかった場合)、前記ルーティングテーブル(ソフトスイッチ258)から前記ルーティング情報を検索し、同様な操作を実行する。言うまでもなく、すべてのインタラクションを例示しているわけではない。例えば、前記ピア制御モジュールは、ピアを検出するために(前記管理レイヤー260の)前記ピア管理モジュールを利用する場合もある。次に、前記通話制御モジュールが、工程306でその通話用のルートを識別し、工程308で(前記プロトコルレイヤー266の)前記SIPプロトコルレイヤーにメッセージを送信して発呼する。工程310では、アウトバウンドメッセージが(前記暗号化/複号化モジュール262を使って)暗号化され、工程312では、このメッセージが前記OS(オペレーティングシステム)256経由で前記ネットワークへ送信される。
前記メッセージの送信後かつ応答の受信前、前記通話制御モジュールは、工程314で、必要な近端メディアを確立するよう前記メディア制御モジュール(ソフトスイッチ258)に命令する。工程316で前記メディア制御モジュールが前記命令を(前記管理レイヤー260の)前記メディアマネージャに転送すると、このメディアマネージャは前記近端メディアの確立を処理する。
付加的に図3bを参照すると、工程312で前記エンドポイント104が送信したメッセージ(図3a)は、前記エンドポイント106で受信され、工程352で前記OSから前記SIPプロトコルレイヤーへ転送される。このメッセージは、工程354で複号化され、工程356で前記通話制御モジュールに通話がオファーされる。工程358で、この通話制御モジュールが着信呼のあることを前記GUIに通知すると、GUIは、工程360でその着信呼が(利用者などにより)承認されたか拒否されたかを識別する入力を受信する。この例では前記着信呼(通話)が承認されて、前記GUIは工程362で当該承認を前記通話制御モジュールに転送する。前記通話制御モジュールが工程364で前記ピア制御モジュールに通信すると、当該ピア制御モジュールは、工程366で発呼側エンドポイントへのルートを識別してそのルートを前記通話制御モジュールに返す。工程368および370では、前記着信呼(通話)が承認されたことを前記通話制御モジュールが前記SIPプロトコルレイヤーに通知し、そのメッセージが前記暗号化/複号化モジュールにより暗号化される。次に、承認メッセージは、工程372で前記OS経由で前記ネットワークへ送信される。
この例では、前記通話制御モジュールが前記承認メッセージを前記SIPプロトコルレイヤーに転送したのち、前記エンドポイント106を前記通話のために準備するよう他の工程が発生する可能性がある。例えば、前記通話制御モジュールは、工程374で近端メディアを確立するよう前記メディア制御モジュールに命令し、このメディア制御モジュールは、工程376で着信メディアへのリスニングを開始するよう前記メディアマネージャに命令する。また前記通話制御モジュールは、遠端メディアを確立するよう前記メディア制御モジュールに命令し(工程378)、このメディア制御モジュールは、工程380で音声の送信を開始するよう前記メディアマネージャに命令する。
図3aに戻ると、前記エンドポイント106が送信したメッセージ(工程372)は、工程318で前記OSにより受信されて前記SIPプロトコルレイヤーに転送され、工程320で複号化される。この(通話が承認されたことを示す)メッセージは、工程322で前記通話制御モジュールへ転送され、次に、工程324で前記GUIへ転送される。次に工程326で、前記通話制御モジュールは、前記メディア制御モジュールに遠端メディアを確立するよう命令し、このメディア制御モジュールは、工程328で、音声の送信を開始するよう前記メディアマネージャに命令する。
以下の図は、前記アクセスサーバー102、前記エンドポイント104、および106が通信に利用する、種々の例示的な機能および操作を示したシーケンス図である。これらの図ではすべてを網羅しているわけではなく、説明する態様を明瞭化するため種々の工程を除外している可能性があると理解される。
(前記エンドポイント104を例にとり)図4を参照すると、シーケンス図400では、前記エンドポイント104が前記アクセスサーバー102で前記エンドポイント106を認証したのちこのエンドポイント106と通信する例示的な工程が示されている。以下に説明するように、認証後、前記エンドポイント104と106との間のすべての通信(シグナリングおよびメディアトラフィックの双方)は、前記アクセスサーバー102からのいかなる介入もなく直接発生する。この例では、このシーケンスの開始時どちらのエンドポイントもオンラインではなく、かつ前記エンドポイント104および106は「バディ」同士であると理解される。上述したように、これらのバディは相互通信することを両者間で以前に合意したエンドポイントである。
工程402で、前記エンドポイント104は、登録および/または認証要求メッセージを前記アクセスサーバー102に送信する。このエンドポイント104が前記アクセスサーバー102で未登録の場合、このアクセスサーバーは、前記登録要求(利用者ID、パスワード、電子メールアドレスなど)を受信し、当該エンドポイントのプロファイルを作成する(図示せず)。これらの利用者IDおよびパスワードは、後日前記エンドポイント104のログイン中にこのエンドポイントの認証に使用される。これらの利用者IDおよびパスワードによって、利用者は前記エンドポイント104からのみでなく、任意のエンドポイントからも認証できるようになることが理解される。
認証時、前記アクセスサーバー102は現在前記エンドポイント104に関連付けられている利用者IDがオンラインであることを示すよう、当該サーバーに常駐するセッションテーブルを更新する。また、このアクセスサーバー102は、現在前記エンドポイント104で使用されている利用者IDに関連付けられたバディリストを読み出し、前記セッションテーブルを使って、どのバディがオンラインであるか識別する。前記エンドポイント106は現在オフラインであるため、前記バディリストはそのステータスを反映する。次に、前記アクセスサーバー102は、工程404で前記プロファイル情報(前記バディリストなど)およびルーティングテーブルを前記エンドポイント104に送信する。このルーティングテーブルには、バディリストのオンラインメンバーに関するアドレス情報が含まれている。工程402および404は、前記エンドポイント104が前記プロファイル情報およびルーティングテーブルを受信した後に切断される接続の確立および切断を表していると理解される。
工程406および408において、前記エンドポイント106および前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント104について説明したように、工程402および404を繰り返す。ただし、前記エンドポイント106が認証される時点で前記エンドポイント104はオンラインであるため、前記エンドポイント106へ送信される前記プロファイル情報は前記エンドポイント104のオンラインステータスを反映しており、前記ルーティングテーブルは前記エンドポイント104に直接通信する方法を識別する。このため、工程410において前記エンドポイント106は前記エンドポイント104に直接メッセージを送信して、前記エンドポイント106がオンラインになったことを前記エンドポイント104に通知する。またこの通知により、前記エンドポイント106と直接通信するために必要なアドレス情報が前記エンドポイント104に提供される。工程412では、前記エンドポイント104と106との間で1若しくはそれ以上の通信セッションを直接確立することが可能である。
図5を参照すると、シーケンス図500では、エンドポイント(前記エンドポイント104など)の認証を行う例示的な工程を示している。また、認証後、前記エンドポイント104は前記エンドポイント106と通信できるかどうか決定する。この例では、シーケンスの開始時に前記エンドポイント106はオンラインである。
工程502では、前記エンドポイント104が図2の前記STUNサーバー214に要求を送信する。公知のように、このSTUNサーバーは、アウトバウンドIPアドレス(前記エンドポイント104の後方にある装置(ファイアウォールやルータ)の外部アドレスなど)、外部ポート、および前記装置で使用されるNATタイプを決定する。このNATタイプは、例えばfull cone、restricted cone、port restricted cone、またはsymmetricである。これらは当該技術分野で知られているため、本明細書では詳しく説明しない。前記STUNサーバー214は、工程504で前記エンドポイント104について得られた情報とともにSTUN応答を当該エンドポイント104に戻す。
工程506では、前記エンドポイント104が認証要求を前記アクセスサーバー102に送信する。この要求には、前記STUNサーバー214から受信したエンドポイント104に関する情報が含まれている。工程508では、前記アクセスサーバー102は前記要求に応答して、関連プロファイルおよびルーティングテーブルを前記エンドポイント104に送信する。前記プロファイルには、オンラインである各バディに関する前記外部IPアドレスと、ポートと、NATタイプとが含まれる。
工程510で、前記エンドポイント104は、当該エンドポイント104のオンラインステータスを前記エンドポイント106に通知するメッセージを送信し(前記エンドポイント106はすでにオンラインであるため)、さらに工程512で応答を待機する。前記エンドポイント106からの応答待ちがタイムアウトすると、前記エンドポイント104は、前記エンドポイント106のステータスを(ダウンロードされたプロファイル情報で示された)「オンライン」から「到達不能」に変更する。バディのステータスは、各バディに関連付けられたアイコンの色によりバディリスト画像に示される。例えばログイン時、オンラインバディは青いアイコンで、またオフラインバディは赤いアイコンで示される。特定のバディについて通知メッセージへの応答が受信されると、そのバディのアイコンは、そのバディのオンラインステータスを示すよう青から緑に変更される。応答が受信されない場合、当該アイコンは青のままとなり当該バディが到達不能であることを示す。図示していないが、工程514の後に前記エンドポイント106から送信されて前記エンドポイント104で受信されるメッセージは前記エンドポイント106が現在到達可能であることを示し、これにより前記エンドポイント104は前記エンドポイント106のステータスをオンラインに変更する。同様に、その後前記エンドポイント104が前記エンドポイント106にメッセージを送信して応答を受信した場合も、前記エンドポイント104は前記エンドポイント106のステータスをオンラインに変更する。
他の実施形態には別のNAT越え技術を導入することが可能であることが理解される。例えば、TCP/IPパケットを使ってUDPに制約されたファイアウォールまたはルータを越える単一のペイロード技術を使用することもできる。別の例としては、UDPパケットがTCP/IPパケットに挿入される二重ペイロードを使用する場合もある。さらに、STUN以外のプロトコルも使用可能であると理解される。例えば、インターネット接続性確立(Internet Connectivity Establishment:ICE)やTraversal Using Relay NAT(TURN)などのプロトコルも使用できる。
図6を参照すると、シーケンス図600では、(前記エンドポイント104のバディである)前記エンドポイント106との通信を確立する際に、前記アクセスサーバー102が前記エンドポイント104を支援する例示的な工程を示している。支援の提供後、前記アクセスサーバー102は通信に関与しなくなり、双方のエンドポイントは直接通信し合えるようになる。この例では、前記エンドポイント106は、当該エンドポイント106がメッセージを発信した場合のみ(当該エンドポイント106宛てに)メッセージを受け入れるNAT装置の後方にある。この工程を迂回しない限り、前記エンドポイント104は前記エンドポイント106に接続できない。例えば前記エンドポイント104は、それ自体がオンラインになったことを前記エンドポイント106に通知できない。
工程602では、前記エンドポイント106が図2の前記STUNサーバー214に要求を送信する。上述したように、前記STUNサーバーは、アウトバウンドIPアドレス、外部ポート、および前記エンドポイント106用のNATタイプを決定する。工程604で、前記STUNサーバー214は前記エンドポイント106について収集された情報とともにSTUN応答を前記エンドポイント106に戻す。工程606では、前記エンドポイント106が認証要求メッセージを前記アクセスサーバー102に送信する。この要求には、前記STUNサーバー214から受信した、エンドポイント106に関する情報が含まれている。工程608では、前記アクセスサーバー102が前記要求に応答して、関連プロファイルおよびルーティングテーブルを前記エンドポイント106に送信する。この例において、前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント106に関連付けられたNATタイプを、インバウンドパケットの着信が許可される前にアウトバウンドパケットの送信を必要とするタイプとして識別している。このため、前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント106に当該アクセスサーバー102へ定期的にメッセージを送信し、NAT装置を越えるためのピンホールを確立および維持するよう命令する。例えば、前記エンドポイント106は前記NAT装置のタイムアウト前にメッセージを送信して、タイムアウト時間をリセットする。このようして、前記ピンホールは無期限に開いたままとなる。
工程612および614では、前記エンドポイント104がSTUN要求を前記STUNサーバー214に送信し、このSTUNサーバーが前述のように応答する。工程616では、前記エンドポイント104が認証要求を前記アクセスサーバー102に送信する。前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント104のバディリストを読み出し、前記エンドポイント106が前記エンドポイント104からの通信をブロックするNATタイプに関連付けられていると識別する。このため、工程618で、前記アクセスサーバー102が前記エンドポイント106に支援メッセージを送信する。この支援メッセージによって、前記エンドポイント106は前記エンドポイント104にメッセージを送信するよう命令を受け、これにより前記NAT装置に前記エンドポイント104のためのピンホールが開く。セキュリティ上、前記アクセスサーバー102は前記エンドポイント104に関するSTUN情報を有するため、前記エンドポイント106により開けられた前記ピンホールは、特に当該STUN情報に関連付けられた前記エンドポイントにのみ限定される。さらに、前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント106のバディリストに含まれないエンドポイント用にはこのようなピンホールを要求しない可能性がある。
前記アクセスサーバー104は、工程620で前記エンドポイント104に前記プロファイルおよび前記ルーティングテーブルを送信する。工程622では、前記エンドポイント106が前記エンドポイント104にメッセージ(pingパケットなど)を送信する。次に、前記エンドポイント104はそのメッセージに応答し、それ自体がオンラインになったことを前記エンドポイント106に通知する。前記エンドポイント106は、所定の時間内に前記エンドポイント104から返信を受信しない場合、前記ピンホールを閉じる可能性がある(これは、単に別のメッセージを送信せずに前記ピンホールをタイムアウトさせることによって起こる)。従って、前記NAT装置に起因する問題は前記支援メッセージを使って克服でき、その後は前記アクセスサーバー102の介入がなくても前記2つのエンドポイントは通信し合うことができる。
図7を参照すると、シーケンス図700では、前記エンドポイント106が前記エンドポイント104のバディリストに追加されるよう要求する例示的な工程が示されている。この例において前記エンドポイント104および106は、どちらも工程全体にわたりオンラインのままである。
上記のとおり、工程702において、前記エンドポイント104は登録および/または認証要求メッセージを前記アクセスサーバー102に送信する。認証時、前記アクセスサーバー102は現在前記エンドポイント104に関連付けられている利用者IDがオンラインであることを示すよう、当該サーバーに常駐するセッションテーブルを更新する。また、このアクセスサーバー102は、現在前記エンドポイント104で使用されている利用者IDに関連付けられたバディリストを読み出し、前記セッションテーブルを使って、(バディが存在する場合)どのバディがオンラインであるか識別する。前記エンドポイント106は現在前記バディリストに含まれていないため、リストでは不在である。次に工程704で、前記アクセスサーバー102はプロファイル情報およびルーティングテーブルを前記エンドポイント104に送信する。
工程706および708において、前記エンドポイント106および前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント104について説明したように、工程702および704を繰り返す。前記アクセスサーバー102から前記エンドポイント106に送信されたプロファイル情報は、これら2つのエンドポイントがまだバディ同士でないため、前記エンドポイント104を含まない。
工程710では、前記エンドポイント106は、前記エンドポイント104を当該バディリストに追加するよう要求するメッセージを前記アクセスサーバー102に送信する。工程712において、前記アクセスサーバー102は、(例えば前記セッションテーブルを使って)前記エンドポイント104がオンラインであることを決定し、工程714で前記エンドポイント104のアドレスを前記エンドポイント106に送信する。工程716では、前記エンドポイント106は、当該エンドポイント106を前記エンドポイント104のバディリストに追加するよう要求するメッセージを直接前記エンドポイント104に送信する。工程718で、前記エンドポイント104は許可または拒否をもって前記エンドポイント106に応答し、工程720ではその応答内容で前記アクセスサーバー102を更新する。例えば、前記応答が許可を与えるものである場合、前記エンドポイント104は前記アクセスサーバー102に通知して、当該アクセスサーバー102が双方のエンドポイントのプロファイルを修正して新しい関係を反映できるようにする。当然のことながら、他の種々のアクションも実行可能である。例えば、前記エンドポイント104が前記要求を拒否した場合、前記アクセスサーバー102は、以降前記エンドポイント106から(前記エンドポイント104に関する)要求があっても一定の時間が経過するまで応答しない場合もある。
バディリストについては、多くの異なる操作が実行可能であると理解される。例えば、バディについては削除やブロック/ブロック解除、バディステータスについては更新、バディプロファイルについては更新などを行うことが可能である。ブロック/ブロック解除、およびステータスとプロファイルの更新の場合は、当該アクションを要求しているエンドポイント(前記エンドポイント104など)により、まずメッセージが前記アクセスサーバー102に送信される。前記アクセスサーバー102側で更新が行われると、前記エンドポイント104は、前記アクションで影響を受けるピア(前記エンドポイント106など)にメッセージを送信する。
バディの削除は以下のように処理される。前記エンドポイント104の利用者が、前記オンラインのエンドポイント106に現在関連付けられている連絡先をバディリストから削除したい場合、前記エンドポイント104は、まずそのバディを削除することを前記アクセスサーバー102に通知する。次に前記アクセスサーバー102は、双方の利用者のプロファイルを更新し、どちらのバディリストからも他方の利用者がバディとして表示されないようにする。なお、この場合は、一方の利用者による片側からのアクションだけで他方の利用者のプロファイルも変更される。次に、前記エンドポイント104は直接前記エンドポイント106にメッセージを送信し、(前記エンドポイント104の利用者である)バディをエンドポイント106の利用者のバディリストからリアルタイムで削除する。これにより、前記エンドポイント106で利用者がオンラインであっても、前記エンドポイント104の利用者は前記エンドポイント106のバディリストから削除される。
図8を参照すると、シーケンス図800では、前記エンドポイント106が前記エンドポイント104のバディリストに追加されるよう要求する例示的な工程が示されている。この例において、前記エンドポイント104は、前記エンドポイント106が要求を行うまでオンラインにならない。
前述のように、工程802において、前記エンドポイント106は登録および/または認証要求メッセージを前記アクセスサーバー102に送信する。認証時、前記アクセスサーバー102は現在前記エンドポイント106に関連付けられている利用者IDがオンラインであることを示すよう、当該サーバーに常駐するセッションテーブルを更新する。また、このアクセスサーバー102は、現在前記エンドポイント106で使用されている利用者IDに関連付けられたバディリストを読み出し、前記セッションテーブルを使って、(バディが存在する場合)どのバディがオンラインであるか識別する。次に、前記アクセスサーバー102は、工程804でプロファイル情報およびルーティングテーブルを前記エンドポイント106に送信する。
工程806では、前記エンドポイント106は、前記エンドポイント104を当該バディリストに追加するよう要求するメッセージを前記アクセスサーバー102に送信する。前記アクセスサーバー102は、工程808で前記エンドポイント104がオフラインであることを決定し、工程810で前記要求メッセージを一時的に格納する。工程812および814において、前記エンドポイント104および前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント106について説明したように、工程802および804を繰り返す。ただし、前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント104に前記プロファイル情報およびルーティングテーブルを送信する際、前記エンドポイント106による(前記エンドポイント106のアドレス情報を含む)要求も送信する。
工程816で、前記エンドポイント104は、許可または拒否をもって前記エンドポイント106に直接応答する。次に、工程818で、前記エンドポイント104は、前記応答の結果で前記アクセスサーバー102を更新し、また一時的に格納されていた前記要求を削除するよう前記アクセスサーバーに命令する。
図9を参照すると、シーケンス図900では、前記エンドポイント106が前記エンドポイント104のバディリストに追加されるよう要求する例示的な工程が示されている。この例では、前記エンドポイント104は前記エンドポイント106が要求を行うまでオンラインにはならない。さらに、前記エンドポイント106はオンラインではなく、前記エンドポイント104による応答を受信しない。
前述のように、工程902において、前記エンドポイント106は登録および/または認証要求メッセージを前記アクセスサーバー102に送信する。認証時、前記アクセスサーバー102は現在前記エンドポイント106に関連付けられている利用者IDがオンラインであることを示すよう、当該サーバーに常駐するセッションテーブルを更新する。また、前記アクセスサーバー102は、現在前記エンドポイント106で使用されている利用者IDに関連付けられたバディリストを読み出し、前記セッションテーブルを使って、(バディが存在する場合)どのバディがオンラインであるか識別する。次に、前記アクセスサーバー102は、工程904でプロファイル情報およびルーティングテーブルを前記エンドポイント106に送信する。
工程906では、前記エンドポイント106は、前記エンドポイント104を当該バディリストに追加するよう要求するメッセージを前記アクセスサーバー102に送信する。前記アクセスサーバー102は、工程908で前記エンドポイント104がオフラインであることを決定し、工程910で前記要求メッセージを一時的に格納する。工程912では、前記エンドポイント106はこれからオフラインになることを前記アクセスサーバー102に通知する。
工程914および916において、前記エンドポイント104および前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント106について説明したように、工程902および904を繰り返す。ただし、前記アクセスサーバー102は、前記エンドポイント104に前記プロファイル情報およびルーティングテーブルを送信する際、前記エンドポイント106による要求も送信する。工程918でエンドポイント104は前記要求に対する応答を前記アクセスサーバー102に送信し、また一時的に格納されていた前記要求を削除するよう前記アクセスサーバーに命令する。(前記エンドポイント104が許可を与えたと仮定すると)前記エンドポイント106の次回の認証プロセスからは、そのプロファイル情報にエンドポイント104がバディとして含まれるようになる。
図10を参照すると、シーケンス図1000では、前記エンドポイント106が前記エンドポイント104へのボイスメールを格納する例示的な工程が示されている。この例では、前記エンドポイント106はオンラインだが、通話には対応できない状態である。
工程1002では、前記エンドポイント104は前記エンドポイント106に通話要求メッセージを送信し、これら2つのエンドポイント間で通話が確立されるよう要求する。工程1004では、その要求に前記エンドポイント106がメッセージで応答し、ビジー状態で通話に対応できないことを示す。ボイスメール(図示せず)の録音後、工程1006で前記エンドポイント104がそのボイスメールを前記アクセスサーバー102に送信すると、工程1008で前記アクセスサーバー102がそれを一時的に格納する。次に工程1010で、前記エンドポイント104は、メッセージ(メッセージ待機インジケータ(message waiting indicator:MWI)など)を前記エンドポイント106へ送信したのち、工程1012で前記エンドポイント106に前記ボイスメールを送信する。前記エンドポイント106は、(例えばそれまでの通話を終了してから)工程1014でそのボイスメールを受信し、工程1016で、一時的に格納されていた前記ボイスメールを削除するよう前記アクセスサーバー102に命令する。前記エンドポイント106は、前記ボイスメールに対し、保存、転送、応答など異なる多数のアクションを実行可能であると理解される。
図11を参照すると、シーケンス図1100では、前記エンドポイント106が前記エンドポイント104からのボイスメールを受信する例示的な工程が示されている。この例では、前記ボイスメールが録音および送信される時点で、前記エンドポイント106はオフラインである。工程1102において、前記エンドポイント104は前記エンドポイント106がオフラインであることを決定する。前述のように、このような決定は、前記エンドポイント104が認証された時点で前記エンドポイント106がオンラインでなかった(前記アクセスサーバー102からの前記プロファイル情報で示される)という事実と、前記エンドポイント106が前記エンドポイント104の認証以来ログインしていない(ログインした場合は図4を参照して説明したとおり前記エンドポイント104に通知される)という事実とに基づいて行われる。前記エンドポイント106がオフラインであるため、工程1104で前記エンドポイント104が録音済みボイスメールを前記アクセスサーバー102に送信すると、工程1106で前記アクセスサーバー102はそのボイスメールを一時的に格納する。工程1108で、前述のとおり前記エンドポイント106が前記アクセスサーバー102で認証されると、前記アクセスサーバーは、工程1110で前記エンドポイント106へ関連するプロファイル情報およびルーティングテーブルを送信する。認証後に通常前記エンドポイント106へ送信される情報に加え、前記アクセスサーバー102はメッセージ待機インジケータなどのメッセージを送信し、格納されているボイスメールがあることを前記エンドポイント106に通知する。工程1112および1114では、前記エンドポイント106が録音された前記ボイスメールを読み出し、このボイスメールを前記サーバーから削除するよう当該アクセスポイント102に命令する。
図12の別の実施形態では、図1のシステム100がより大きなシステム1200の一部を形成する「ホームシステム(home system)」として例示されている。このホームシステムには、前記アクセスサーバー102に登録済みのエンドポイントがすべて含まれている。このホームシステム100のほかに(当該ホームシステム100に対する)外部装置がいくつか例示されており、この外部装置としては、外部エンドポイント1202(例えばSIP電話、コンピュータ、携帯情報端末(personal digital assistant:PDA)、家庭用電化製品、ビジネスまたは家庭用自動制御システムなど、SIP対応のもの)が含まれている。他の外部装置としては、ゲートウェイ1204やIPPBX 1206などがあり、どちらもPSTN 1208に接続されている。また、前記ゲートウェイ1204はセルラーネットワーク1210にも接続されており、このセルラーネットワーク1210は、無線アクセスネットワーク、コアネットワーク、および他のセルラーネットワーク構成要素を含んでいる(図示せず)。この例では、前記ゲートウェイ1204も前記IPPBX 1206も、SIPベースの前記エンドポイント104および106と直接通信することを可能にする非プロプライエタリインターフェース(SIPインターフェースなど)を含む。前記システム1200の種々の部分は、有線および/または無線のインターフェースおよび構成要素を含んでいる場合があることが理解される。
前記ホームシステム100内の前記エンドポイント104および106は、(前述のとおり)利用者が供給するクレデンシャルを使って前記アクセスサーバー102により認証される。前記エンドポイント104、106と、前記ホームシステム100の外部にある装置との間の通信は、以下のとおり直接行われる。前記アクセスサーバー102は、ルーティングテーブルリポジトリとして機能する。前述のとおり、ルーティングテーブルは、前記ホームネットワーク100内でバディと接続するため前記エンドポイント104、106が必要とする情報を含む。この例において、前記ルーティングテーブル(または別のルーティングテーブル)は、前記エンドポイント104、106が前記外部装置に接続するために必要とする情報も含む。外部の装置、位置、またはサービスへの接続はサブスクリプションベースであり、特定のエンドポイントのルーティングテーブルのみが当該エンドポイントが現行のサブスクリプションを有する外部装置のアドレス情報を有する。例えば前記エンドポイント104に関連付けられたプロファイルは、当該エンドポイントがPSTN通話プランなどのサービスをサブスクライブしているかを表すフラグを有する場合がある。
図13を参照すると、シーケンス図1300では、前記エンドポイント104が図12の前記システム1200内の前記外部エンドポイント1202に直接通信する例示的な工程が示されている。前記エンドポイント1202はオンラインであり、前記エンドポイント104には、このエンドポイント1202と通信する権限(サブスクリプションなど)がある。この例ではシグナリングのためにSIPを使用し、メディアトラフィックのためにRTPを使用しているが、他のプロトコルも使用可能であると理解される。
工程1302では、前述のとおり、前記エンドポイント104が認証要求メッセージを前記アクセスサーバー102に送信する。認証後、工程1304で、前記アクセスサーバー102は、プロファイル情報およびルーティングテーブルを前記エンドポイント104に送信する。前記エンドポイント104が認証されると、このエンドポイントの利用者は、前記エンドポイント1202に対し(VoIP通話などを)発呼する。工程1306では、前記エンドポイント104が利用者が入力した番号に対し、ディジット収集およびディジット分析を行う。エンドポイント104は、ルーティングテーブルおよびソフトスイッチの双方を具備しているため、前記エンドポイント1202を識別し、直接発呼することができる。
工程1308では、前記エンドポイント104および106が通話を設定する。例えば、前記エンドポイント104は、SIP INVITEメッセージを直接前記エンドポイント1202に送信する。前記エンドポイント104は、前記エンドポイント1202が必要とするクレデンシャルをすべて提供しなければならない。前記エンドポイント1202は200 OKメッセージで応答し、前記エンドポイント104はACKメッセージで応答する。次に前記エンドポイント104および1202は、VoIP通話にRTPセッションを使用する(工程1310)。前記RTPセッションが完了すると、工程1312で通話がティアダウンされる。以上、前記ホームシステム100におけるエンドポイント間の例で説明したとおり、前記エンドポイント104は、認証中に前記プロファイルおよびルーティングテーブルをダウンロードした後は、前記アクセスサーバー102が介入することなく、前記エンドポイント1202(またはゲートウェイ1204かIPPBX 1206)と直接通信する。
別の外部エンドポイント1212も前記エンドポイント1202の場合と同じ態様で通信可能であるが、この通信は、前記ゲートウェイ1204およびセルラーネットワーク1210経由でルーティングする必要が出てくる。前記エンドポイント1202と同様、前記エンドポイント104は、前記アクセスサーバー102からの介入を受けずに前記エンドポイント1212と直接通信可能である。
図14を参照すると、方法1400では、外部通信用に前記アクセスサーバー102の前記ルーティングテーブルを利用する上で考えられる一連のイベントが例示されている。この方法は、エンドポイント(前記エンドポイント104など)が前記アクセスサーバー102に認証される工程1402で開始する。工程1404において、前記エンドポイント104は、該当するサービスのサブスクリプションがあるかどうか(前記エンドポイント104に前記ホームネットワーク外部との通話が許可されているか)といった要因に応じて、1若しくはそれ以上のルーティングテーブルをダウンロードする。これらのルーティングテーブルは生データ形式でダウンロードされ、前記エンドポイント104は、工程1406で当該生データを処理し、工程1408で最適なルーティング規則を生成する。この時点で、前記エンドポイント104は前記ルーティング規則を使って他のエンドポイントと通信可能である。
前記ルーティングテーブルは、前記アクセスサーバー102において変化する可能性がある。例えば、新しいサービス領域や新しいサブスクリプションオプションがアクセス可能になる可能性がある。しかし、前記エンドポイント104は、ログオフして再びログオンするまでこういった変化を認識しない。このため前記アクセスサーバー102は、工程1410で、前記ルーティングテーブルに変更があった旨の通知を送信する。工程1412では、前記エンドポイント104が当該エンドポイントの前記ルーティングテーブルに関し変更があったかどうかを決定する。例えば、前記エンドポイント104がログオン直後である場合、前記ルーティングテーブルは更新されている可能性がある。代替的に、または追加的に、前記通知では、どのルーティングテーブルが変更されたのかが示されていない可能性があるため、前記エンドポイントは使用するルーティングテーブルのうち変更されたものがあるかどうかを決定する必要がある。
前記ルーティングテーブルが変更されている場合、前記エンドポイント104は、工程1414で、その変更が比較的大きなものか小さなものかを決定する。その変更が大きかった場合、前記方法は工程1404に戻り、前記ルーティングテーブルがダウンロードされる。前記変更が小さかった場合、前記方法は工程1416へ進み、前記エンドポイント104は前記ルーティングテーブルを更新する(例えば、前記エンドポイント104は変更された情報のみをダウンロードする)。既存のルーティング規則に新しい情報を追加するには、その準備に何らかの処理が必要となると理解される。
外部装置に発呼する場合(工程1418)、前記エンドポイント104は、工程1420で自らのルーティング規則内に該当するものがあるかを決定する。該当規則があった場合、前記エンドポイント104は、工程1422で、そのルーティング規則を使用して適切なゲートウェイまたはエンドポイントへ通話をルーティングする。該当する規則がなかった場合、前記エンドポイント104は通話のルーティングに十分な情報がないと決定し(工程1424)、その通話工程を終了する。
図15を参照すると、シーケンス図1500では、前記エンドポイント1202が、SIPメッセージングを使って、図12の前記システム1200内の前記エンドポイント104との通信の確立を試行する例示的な工程が示されている。工程1502では、前記エンドポイント1202がSIP INVITEメッセージをリダイレクトサーバー(図2aの前記リダイレクトサーバー216など)に送信する。このリダイレクトサーバー216は、工程1504でデータベース(図2aの前記データベース206など)にアクセスし、前記エンドポイント104の連絡先情報を取得する。また、この情報は前記エンドポイント104が必要とするクレデンシャル(利用者名やパスワードなど)も含む場合がある。クレデンシャルが必要な場合、前記リダイレクトサーバー216は、工程1506で、当該クレデンシャルを要求するメッセージを前記エンドポイント1202に送信する。前記エンドポイント1202は、工程1508でそのクレデンシャル要求に応答して、クレデンシャルを含むSIP INVITEを前記リダイレクトサーバー216へ送信する。次に、前記リダイレクトサーバー216は、工程1510で、前記エンドポイント104のアドレス情報と伴にリダイレクトメッセージを前記エンドポイント1202に送信する。次に、工程1512では、前記エンドポイント1202がSIP INVITEメッセージで前記エンドポイント104に直接通信する。前記エンドポイント104が応答しない場合(オフラインの場合など)、前記リダイレクトサーバー216は、前記エンドポイント104が応答しない旨のメッセージを前記エンドポイント1202に送信する。
再び図12を参照すると、この例では前記ホームシステム100がリソースサーバー1214を含んでいる。このリソースサーバー1214は前記アクセスサーバー102の一部でありうるが、例示のため別個のサーバーとして分離されている。前記アクセスサーバー102および前記リソースサーバー1214は、アクセス権限および同様な事柄を識別するため、互いに通信自在(図示せず)である。前記リソースサーバー1214は、前記エンドポイント104および106用に種々のリソースを格納および分散する。前述したように、リソースとは任意タイプのデジタルデータを表す。動作時、エンドポイント(前記エンドポイント104など)は、前記エンドポイント106から後日読み出せるよう、リソースを前記リソースサーバー1214に格納するか、あるいは当該リソースを直接前記エンドポイント106に転送することが可能である。さらに、前記リソースサーバー1214は、前記エンドポイント106だけでなく他のエンドポイントにもリソースを分散する場合もある。このように、前記リソースサーバー1214は、一時的または永久的なストレージとして機能する。一部の実施形態では、前記リソースサーバー1214は、前記エンドポイント104および106から提供されるクレデンシャルに基づきアクセスを制限する。例えば前記エンドポイント104が特定のリソース用のクレデンシャルのみを有する場合、前記リソースサーバーは、前記エンドポイントのアクセスをそれらのリソースのみに限定する。エンドポイントと前記リソースサーバー間の通信は、2つのエンドポイントに関して前述したように直接行われる。
上記のエンドポイントおよび/またはアクセスサーバーを使って異なる多数の方法を実施可能であることが理解される。以下、種々の方法を例として説明するが、他の多くの方法または方法の変形形態が可能であることは言うまでもない。
一実施形態ではポート循環法が実施され、これにより、通信のリスニングに使用するポートを変更/循環が可能になり、セキュリティが向上する。前記循環は、前記エンドポイント動作のアイドル時間中に行われる。例えば、アイドル時間が検出されると、使用されていないポートがランダムに選択される。次に、前記エンドポイントは前記アクセスサーバーに新しいルート情報を通知し、すべてのオンラインバディにピアツーピア通知を行いポート/ルート情報の変更を知らせる。
別の実施形態では、エンドポイント経由で無線通話を行う。例えば、(図2bの前記セルラー・ネットワーク・インターフェース280を使うなどにより)3G(第三世代)または任意類似の無線ネットワークとの直接的なインターフェースを、直接ピアツーピアハイブリッドシステム内の前記エンドポイントから可能にする方法を実施する。前記エンドポイントが起動されると、無線モジュールがその存在を前記無線ネットワークに通知する。この時点で、前記無線ネットワークに対する発呼および着呼が可能になる。前記エンドポイントは、ネットワークの無線側からIP側へ通話をブリッジすることもできる。例えば、前記エンドポイントにおいて無線電話から前記無線インターフェース経由で通話を受信した場合、当該エンドポイントの利用者は、当該ネットワークのIP側にある任意のバディエンドポイントへ通話をルーティングするよう選択できる。このブリッジング機能は、前記エンドポイントの別の能力である。同様に、前記IP側での着呼を前記無線側へブリッジすることもできる。
図16を参照すると、別の実施形態では、音声自動応答(IVR)(図2bの前記フィーチャーレイヤー264が提供するIVRサポートなど)ともに方法1600を使用して、自動応答がオンの場合に通話を自動的に処理することができる。この自動応答では、利用者がビジー状態または不在で着呼や他形態の通信に対応できない場合、通信への対応以外のタスクを実行を可能にする機能性が提供される。前記方法1600では利用者に代わって通話が自動的に終了され、当該利用者により定義された他のタスクが実行される(メッセージを残す、別の送信先にルーティングするなど)。
この例では、前記方法1600は、エンドポイント(前記エンドポイント104など)が通話を受信する工程1602から開始する。工程1604では、前記自動応答が有効にされているかどうかが決定される(IVR機能がオンになっているかなど)。有効でない場合、前記方法は工程1606へ進み、前記通話が通常通り処理される。有効である場合、工程1608で前記通話は承認され前記IVR機能が起動される。工程1610では、前記通話が接続される。
図17を参照すると、さらに別の実施形態では、方法1700を使ってエンドポイント(前記エンドポイント104など)において通信傍受機能を提供する。このような機能は、例えば図2bの前記ソフトスイッチ258の前記CALEAエージェントにより提供可能である。前記方法は、前記エンドポイント104が発呼または着呼する工程1702で始まる。工程1704で決定されるように、前記エンドポイントが通信傍受されている場合、前記方法は工程1706へ進み、通話の開始がログされる。次に、前記方法1700は工程1708へ進み、通話が確立される。前記エンドポイントが通信傍受されていない場合、前記方法は工程1706を省略し、直接工程1708へ進む。工程1710では、前記通話に関連付けられたメディアをキャプチャすべきか決定される。キャプチャすべきと決定された場合、前記メディアは、工程1712でキャプチャされて指定された法執行機関へ安全にストリームされる。次に、前記方法は工程1714へ進み、通話終了後、前記通話がティアダウンされる。キャプチャすべきメディアがない場合、前記方法は工程1710から工程1714へ直接進む。工程1718では、(工程1716で決定されたように通信傍受が有効である場合)通話の終了がログされ、工程1720で前記エンドポイント104がアイドル状態に戻る。現在の例では、このログ情報もキャプチャされた時点で前記法執行機関へ安全にストリームされる。
別の実施形態では、Find Me Follow Me(ローミング)方法を使って、前記ピアツーピアハイブリッド環境において前記エンドポイントに同時に複数のセッションを提供する。前記エンドポイントは、複数の場所でサインインして、オファーされたサービスにアクセスし、バディである他のエンドポイントとピアツーピア態様で直接通信することができる。この方法では、1つのエンドポイントがバディ宛てに通信を試行する際にバディが複数の場所でサインオンしている場合、発信元バディが当該バディがサインインしている全ての場所へメッセージを送信する。前記エンドポイントが、サインインしている前記複数の場所のいずれか1つから応答した時点で、他のエンドポイントへの要求は取り下げられ、通信要求を承認した前記エンドポイントと通信が継続される。
図18を参照すると、さらに別の実施形態でシーケンス図1800は例示的な工程を示しており、この工程により、前記エンドポイント104は、1若しくはそれ以上の他のバディエンドポイント106および292(図2g)に対し、一度に1つずつ、または双方同時にリアルタイムでデータをストリームする。工程1802および1804では、発信元エンドポイント(前記エンドポイント104など)が、それぞれ前記エンドポイント106および292にデータをストリームする旨の要求を送信する。この要求を受信した前記エンドポイントは、当該要求を承認または拒否するメッセージで応答する(工程1806および1808)。(工程1810で示すとおり)前記要求が承認されると、データストリームに対する前記要求を承認した全バディへデータストリームが送信される(工程1812および1814)。終端エンドポイント106および292では、前記データストリームの処理を扱えるアプリケーションを利用者が選択し、当該データを利用する。一部のアプリケーションは、認識または事前定義されたデータ型に応じ、前記エンドポイントにより自動的に選択可能であることが理解される。次に、前記ストリームは、当該エンドポイントにより処理される(工程1816および1818)。工程1820および1822では、前記エンドポイント104が、それぞれ前記エンドポイント106および292に前記ストリームを終了する旨の要求を送信する。前記エンドポイント106および292は、工程1824および1826でそれぞれ処理を中止する。
さらに別の実施形態では、Smart IM(商標)(開発元Damaka,Inc.、米国テキサス州Richardson)またはEnhanced IM(強化IM)用の方法を使って、前記エンドポイントにより送受信されたテキストデータを、テキスト音声変換システムによりリアルタイムで音声に変換することが可能である。テキストデータは、前記ネットワークから、またはローカルに受信して、音声信号に変換し再生することができる。このような機能性は、例えば図2bの前記テキスト音声変換エンジン270により提供可能である。
さらに別の実施形態では、前記エンドポイントにより送受信された音声データを、音声テキスト変換システムによりリアルタイムでテキスト形態に変換する方法が提供される。音声データは、前記ネットワークから、またはローカルに受信して、利用者が処理できるようテキスト信号に変換することができる。このような機能性は、例えば図2bの前記音声テキスト変換エンジン268により提供可能である。
一実施形態では、前記エンドポイントにより送受信されるテキストデータに対する修正サービス(スペルチェックなど)を提供する方法を使用する。さらに別の実施形態では、一方法により、前記エンドポイントで送受信中のテキストデータに関連する付加的な情報を得るため、利用者が検索エンジンによりワールドワイドウェブすなわちインターネットで検索を行えるようにする機能性を提供可能である。さらに別の実施形態では、一方法により、1若しくはそれ以上の言語変換エンジン(図2bの前記言語変換エンジン272など)を使って、前記エンドポイントで送受信中のテキストデータに対し言語変換を実行するための機能性を提供可能である。
さらに別の実施形態では、一方法により、前記エンドポイントで受信されたテキストデータを、後日読み出せるよう当該エンドポイントでアーカイブできるようにする機能性を提供する。例えば、データベース(SQL)エンジンを使用して、前記エンドポイントによりバディから受信されたデータを格納およびインデックスし、より高速に読み出すことが可能である。さらに、標準的なクエリインターフェースを使って、データを格納、または利用者への提示用に読み出すことができる。
さらに別の実施形態では、SMS機能性を提供する一方法を使用する。このような機能性は、例えば図2bの前記フィーチャーレイヤー264の前記SMS機能により提供可能である。例えばSMSテーブルは、エンドポイントが前記ネットワークにログオンする際に前記ルーティングテーブルとともにダウンロードすることが可能である。前記エンドポイントがモバイル設定を有する場合、前記エンドポイントは、このSMS機能で直接通信できる。
図19を参照すると、さらに別の実施形態でシーケンス図1900は例示的な工程を示しており、この工程により、前記エンドポイント104は、エンドポイント106および292で表されるバディに対し、プライベートトランザクションを開始する(商品オファーを送信する、オークション工程を開始するなど)。工程1902および1904では、前記エンドポイント104が、1若しくはそれ以上の商品を販売するオファーを含むメッセージを、それぞれ前記エンドポイント106および292に送信する。工程1906および1908では、前記エンドポイント106および292のそれぞれが、前記オファーを承認または拒否するメッセージ、またはカウンターオファーのメッセージを返す。前記エンドポイント104の利用者は、受信したメッセージを検討し、工程1910で一方を承認する、双方を拒否する、一方または双方にカウンターオファーを返信するなど行うことが可能である。この工程(オファー、応答、検討)は、オファーが最終的に承認されるか拒否されるまで継続する。この例ではバディ間でインタラクションが起こるため、実際の金融取引が電子的に行われない場合もある。
図20を参照すると、さらに別の実施形態でシーケンス図2000は例示的な工程を示しており、この工程により、前記エンドポイント104はパブリックトランザクションを開始する(オファーする、オークション工程を開始するなど)。工程2002では、前記エンドポイント104が商品を掲示するためのメッセージを前記アクセスサーバー102に送信する。このメッセージには、商品の説明、開始価格、オークションの開始日/終了日などの情報が含まれる。工程2004では、(この例ではバディでない)前記エンドポイント106がこの商品の情報を前記サーバーから取得する。得られた情報には前記エンドポイント104の「代理ID」とそれに関連付けられたアドレス情報とが含まれている。前記代理IDは前記商品の販売のためだけに前記エンドポイント104に割り当てるもので、これにより、前記エンドポイント106は、前記エンドポイント104の利用者の実際のIDを取得することなく前記エンドポイント104に直接通信することができる。このため、この商品の販売が終了した時点で、前記エンドポイント106は前記エンドポイント104と連絡を取ることができなくなる。
工程2006では、前記エンドポイント106は前記エンドポイント104に入札メッセージを直接送信する。工程2008では、前記エンドポイント104は、入札および入札者の情報により前記アクセスサーバーの情報を更新する。図示していないが、バディエンドポイントも掲示商品に対し入札することが可能である。工程2010では、前記エンドポイント104の利用者が入札内容を検討し、(存在すれば)落札者を選択してその落札者に直接通知を行う(工程2012)。工程2014では売買取引が行われる。この例では、前記取引は互いにバディでない者の間で起こりうるため、第三者のクリアリングハウスにより実施される。ただしバディが落札した場合、関係者はプライベートトランザクションを行う可能性がある。また、いかなる関係者も(バディかどうかにかかわらず)希望に応じて当該トランザクション(取引)を取り決めることが可能であると理解される。一部の実施形態では、この工程は、保留中の入札について関係者に直接または間接に通知する工程や、承認/拒否された入札価格について関係者に通知する工程などを含む場合がある。また販売者は、(最高の入札価格だけでなく)望ましい任意の入札価格を承認し、随時競売を終了することができる。競売が行われる時点でエンドポイントがオフラインの場合(工程2006のメッセージ送信時に前記エンドポイント104がオフラインである場合や、工程2012のメッセージ送信時に前記エンドポイント106がオフラインである場合など)、前記メッセージは、前記エンドポイントが前述のとおりログインする際、認証中にダウンロードされる。
図21を参照すると、さらに別の実施形態でシーケンス図2100は例示的な工程を示しており、この工程により、前記エンドポイント104は、他のエンドポイント(前記エンドポイント106および1202など。この例では双方とも前記エンドポイント104のバディである)と会議通話を開始する。ただし、前記エンドポイント106および1202は、互いにバディであってもなくてもよいことに注目されたい。工程2102および2104では、前記エンドポイント104が、それぞれ前記エンドポイント106および1202に会議通話への参加を求める要求を送信する。前記エンドポイント106および1202は、それぞれ工程2106および2108で承認または拒否をもって応答する。この例では、(工程2110で示されるように)エンドポイント106および1202は双方とも前記要求を承認する。
次に、前記エンドポイント104は、工程2112および2114で(テキスト情報または音声情報などの)メディアをそれぞれ前記エンドポイント106および1202に送信する。(前記エンドポイント106などからの)着信メディアは、工程2116で前記エンドポイント104に受信され、工程2118で当該エンドポイント104から前記エンドポイント1202へ送信される。この例において、前記エンドポイント104は、情報をマルチキャストするのでなく、むしろ各エンドポイントとの個別ピアツーピア接続を使ってこの会議通話をホストしている。前記エンドポイント106および1202は、前記エンドポイント104を介して会議通話で接続されており、直接通信し合っているわけではないため、互いにバディ同士である必要はない。このため、この例の前記エンドポイント104は、前記会議通話に関連付けられたルーティングエントリを2つ有する。その一方はエンドポイント106用のルーティングエントリで、他方はエンドポイント1202用のルーティングエントリである。他の実施形態では、前記エンドポイント104から前記エンドポイント106および1202へのデータ送信にマルチキャストを使用する場合もある。
図21を参照して説明した工程は、他のシナリオにも適用できると理解される。例えば、前記エンドポイント104は多人数参加型ゲームのホストとして機能してもよい。その場合、着信データは、前記エンドポイントにより、ホストされているゲームに関連付けられた他のエンドポイントへ分散される。
上記では1若しくはそれ以上の実施形態を示し説明してきたが、当業者であれば、本発明の要旨を変更しない範囲で、種々の変形形態が可能なことが理解されるであろう。例えば、特定のシーケンス図で例示した種々の工程を組み合わせてもよいし、またはさらに分割してもよい。また、1つの図で説明した工程を別の図に組み込むことも可能である。例えば、図5の前記STUN要求/応答工程をこの工程を示していない図にも組み込むことが可能である。さらに、説明した機能性はハードウェアおよび/またはソフトウェアで提供可能であり、これらは分散させるか、もしくは単一のプラットフォームに混在させることができる。さらに、特定の例で説明した機能性は例示と異なる態様でも達成しうるが、それらも本開示に包含されるものである。したがって、添付した特許請求の範囲は本開示と一貫して広義に解釈されるべきである。
図1は、ハイブリッドピアツーピアシステムの一実施形態のネットワークの略図である。 図2aは、図1のシステム内で使用可能なアクセスサーバーアーキテクチャの一実施形態を例示したものである。 図2bは、図1のシステム内で使用可能なエンドポイントアーキテクチャの一実施形態を例示したものである。 図2cは、セルラーネットワーク接続のために使用可能な、図2bのエンドポイントアーキテクチャ内の構成要素の一実施形態を例示したものである。 図2dは、2つのエンドポイントを伴う従来のソフトスイッチ構成を例示したものである。 図2eは、3つのエンドポイントおよびメディアブリッジを伴う従来のソフトスイッチ構成を例示したものである。 図2fは、2つのエンドポイントを伴う本開示の一実施形態を例示したものであり、各エンドポイントはソフトスイッチを含むものである。 図2gは、3つのエンドポイントを伴る本開示の一実施形態を例示したものであり、各エンドポイントはソフトスイッチを含むものである。 図3aは、図2bの種々の構成要素について発呼時におけるインタラクションを例示したシーケンス図である。 図3bは、図2bの種々の構成要素について着呼時におけるインタラクションを例示したシーケンス図である。 図4は、図1のエンドポイントを認証し、当該エンドポイントが別のエンドポイントと通信することを可能にする例示的な工程を示したシーケンス図である。 図5は、図1のエンドポイントが別のエンドポイントのステータスを決定する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図6は、図1のアクセスサーバーが1つのエンドポイントを支援して別のエンドポイントとの通信を確立できるようにする場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図7は、図1のエンドポイントが、現在オンラインである別のエンドポイントのバディリストに当該図1のエンドポイントを追加するよう要求する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図8は、図1のエンドポイントが、現在オフラインである別のエンドポイントのバディリストに当該図1のエンドポイントを追加するよう要求する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図9は、図1のエンドポイントが、オフラインになる前に、現在オフラインである別のエンドポイントのバディリストに当該図1のエンドポイントを追加するよう要求する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図10は、図1のエンドポイントが、オンラインである別のエンドポイントにボイスメールを送信する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図11は、図1のエンドポイントが、オフラインである別のエンドポイントにボイスメールを送信する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図12は、外部の送信先に接続されたピアツーピアシステムの別の実施形態の略図である。 図13は、図12のエンドポイントが前記ピアツーピアシステム外部の送信先と直接通信する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図14は、エンドポイントがルーティングテーブルをダウンロードして利用することが可能な方法の一実施形態のフローチャートである。 図15は、外部装置が図12の前記ピアツーピアシステム内のエンドポイントと通信を確立する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図16は、エンドポイントが音声自動応答機能を提供する方法の一実施形態のフローチャートである。 図17は、エンドポイントで通信傍受機能を提供する方法の一実施形態のフローチャートである。 図18は、エンドポイントが1若しくはそれ以上の他のエンドポイントへデータをストリームする場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図19は、エンドポイントが1若しくはそれ以上のバディエンドポイントとプライベートトランザクションを実施する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図20は、エンドポイントが1若しくはそれ以上の他のバディエンドポイントとパブリックトランザクションを実施する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。 図21は、エンドポイントが他のエンドポイントと会議通話を確立する場合の例示的な工程を示したシーケンス図である。

Claims (28)

  1. 非プロプライエタリ(non−proprietary)プロトコルを使って、ピアツーピアネットワークにおける第1のエンドポイントと第2のエンドポイントとの間の通信セッションを確立および維持するための、コンピュータで実行される方法であって、
    認証プロセス中に前記第1のエンドポイントによりアクセスサーバーからプロファイルおよびルーティングテーブルを読み出す工程であって、前記プロファイルは前記第1のエンドポイントが通信を許可されたエンドポイントとして第2のエンドポイントを識別し、前記ルーティングテーブルは前記第1のエンドポイントが直接前記第2のエンドポイントと通信するために必要なアドレス情報を含むものである、前記読み出す工程と、
    前記アドレス情報を使って、前記第1のエンドポイントから直接前記第2のエンドポイントに通知メッセージを送信し、前記第1のエンドポイントがオンラインであることを前記第2のエンドポイントに通知する工程と
    を有する方法。
  2. 請求項1記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記通信セッションの確立を要求するため、前記アドレス情報を使って、前記第1のエンドポイントから直接前記第2のエンドポイントに要求メッセージを送信する工程と、
    前記第1のエンドポイントにより、直接前記第2のエンドポイントから応答メッセージを受信する工程と、
    前記応答メッセージにより許可された場合、前記第1のエンドポイントにより前記第2のエンドポイントとの直接的な通信セッションを確立する工程であって、すべてのシグナリングメッセージおよびメディアトラフィックメッセージは、前記第1のエンドポイントから前記第2のエンドポイントへ、また当該第2のエンドポイントから当該第1のエンドポイントへ直接送信されるものである、前記確立する工程と
    を有するものである。
  3. 請求項1または2記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記プロファイルに基づき、前記第2のエンドポイントがオンラインであるか識別する工程と、
    前記第2のエンドポイントがオンラインである場合のみ、前記通知メッセージを送信する工程と
    を有するものである。
  4. 請求項1、2、または3記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記認証プロセス前に前記第1のエンドポイントからSTUN(Simple Traversal of UDP through NATs (Network Address Translation:ネットワークアドレス変換))サーバーへSTUN要求を送信する工程と、
    前記認証プロセス中に前記STUN要求に応答して前記STUNサーバーから受信した情報を使用する工程と
    を有するものである。
  5. 請求項4記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記第1のエンドポイントにより発信されたメッセージの受信を妨げる装置の後方に前記第2のエンドポイントがあることを、前記アクセスサーバーにより決定する工程と、
    前記第2のエンドポイントに前記アクセスサーバーへ定期的にメッセージを送信するよう命令し、前記装置を介した第1の通信チャネルを維持する工程と、
    前記プロファイルおよび前記ルーティングテーブルを前記第1のエンドポイントへ送信する前に、当該第1のエンドポイント用の第2の通信チャネルを前記装置経由で開くためのメッセージを当該第1のエンドポイントへ送信するよう、前記第1の通信チャネル経由で前記第2のエンドポイントに命令する工程であって、前記第1のエンドポイントの通知メッセージは前記第2の通信チャネル経由で前記装置を越えて、前記第2のエンドポイントに到達することが可能である、前記命令する工程と
    を有するものである。
  6. 請求項5記載の方法において、前記第2のエンドポイントは、前記第1のエンドポイントの通知メッセージが所定の時間内に受信されない場合、前記第2の通信チャネルを閉じるものである。
  7. 請求項1、2、3、4、5、または6記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記通知メッセージに応答して前記第2のエンドポイントから送信される応答メッセージを待機する工程と、
    前記応答メッセージが所定の時間内に受信されない場合は、応答がなかったことを反映させるため、前記第1のエンドポイントにおける前記第2のエンドポイントのステータスを修正する工程と
    を有するものである。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6、または7記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記アドレス情報を使って、前記第1のエンドポイントから直接前記第2のエンドポイントに要求メッセージを送信し、音声通話の確立を要求する工程と、
    前記第2のエンドポイントが前記要求を現在承認できないことを示す応答メッセージを、前記第1のエンドポイントにより直接前記第2のエンドポイントから受信する工程と、
    前記第1のエンドポイントにおいてボイスメール(音声メール)を録音する工程と、
    前記第2のエンドポイントおよび前記アクセスサーバー双方での格納用に前記ボイスメールを送信する工程と
    を有するものである。
  9. 請求項8記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記第2のエンドポイントにおいてボイスメールを受信する工程と、
    前記第2のエンドポイントから前記アクセスサーバーに対して前記ボイスメールを削除するための命令を送信する工程と
    を有するものである。
  10. 請求項1記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記第2のエンドポイントが現在オフラインであることを、前記第1のエンドポイントにより決定する工程と、
    前記第1のエンドポイントにおいてボイスメールを録音する工程と、
    前記アクセスサーバーでの格納用に前記ボイスメールを送信する工程と、
    前記第2のエンドポイントの認証プロセス中、前記アクセスサーバーからメッセージ待機インジケータを前記第2のエンドポイントにより受信する工程と、
    前記第2のエンドポイントにより前記アクセスサーバーから前記ボイスメールを読み出す工程と
    を有するものである。
  11. 請求項1記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記第2のエンドポイントから前記アクセスサーバーへ削除メッセージを送信し、前記第1のエンドポイントが当該第2のエンドポイントと通信することはもはや許可されないことを示す工程と、
    前記アクセスサーバーで前記第1のエンドポイントの前記プロファイルを更新し、前記許可の欠如を反映させる工程と、
    前記第2のエンドポイントから直接前記第1のエンドポイントへ削除メッセージを送信し、前記第1のエンドポイントが当該第2のエンドポイントと通信することはもはや許可されないことを示す工程と、
    前記第1のエンドポイントに格納されている、前記第2のエンドポイントに相当する情報を、前記削除メッセージの受信時にリアルタイムで削除する工程と
    を有するものである。
  12. 第1のエンドポイントと第2のエンドポイントとの間の関係を確立および維持するための、コンピュータで実行される方法であって、
    前記第1のエンドポイントからアクセスサーバーへ、前記第2のエンドポイントの連絡先情報を要求する要求メッセージを送信する工程と、
    前記アクセスサーバーにより前記第2のエンドポイントがオンラインであるか、あるいはオフラインであるかを決定する工程と、
    前記第2のエンドポイントがオンラインである場合、前記アクセスサーバーから前記第1のエンドポイントにより前記連絡先情報を受信する工程と、
    前記第1のエンドポイントから直接前記第2のエンドポイントへ、前記第2のエンドポイントに関連付けられたバディリスト(buddy list)に前記第1のエンドポイントを追加するよう要求する要求メッセージを送信する工程と、
    前記要求を承認または拒否する応答メッセージを、前記第1のエンドポイントにより直接前記第2のエンドポイントから受信する工程と、
    前記第2のエンドポイントから前記アクセスサーバーへ、前記要求が承認または拒否されたことを当該アクセスサーバーに通知するメッセージを送信する工程と
    を有する方法。
  13. 請求項12記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記要求が承認された場合、前記第1のエンドポイントおよび第2のエンドポイントのそれぞれに関連付けられたプロファイル情報を更新して、前記関係を反映させる工程を有するものである。
  14. 請求項12記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記第2のエンドポイントがオフラインである場合、前記第1のエンドポイントから前記アクセスサーバーへ送信された前記要求メッセージを格納する工程と、
    前記第2のエンドポイントの認証プロセス中に前記アクセスサーバーから前記第2のエンドポイントへ前記要求メッセージを送信する工程であって、前記認証プロセスは前記第2のエンドポイントがオンライン処理中であることを示すものである、前記送信する工程と、
    前記第2のエンドポイントから直接前記第1のエンドポイントへ、前記要求を承認または拒否する応答メッセージを送信する工程と、
    前記第2のエンドポイントから前記アクセスサーバーへメッセージを送信して、結果が承認または拒否であったことを当該アクセスサーバーに通知する工程と
    を有するものである。
  15. 請求項12記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記第2のエンドポイントがオフラインである場合、前記第1のエンドポイントから前記アクセスサーバーへ送信された前記要求メッセージを格納する工程と、
    前記第2のエンドポイントがオンラインになった時点で、前記第1のエンドポイントがオフラインであることを、前記アクセスサーバーにより決定する工程と、
    前記第2のエンドポイントの認証プロセス中に前記アクセスサーバーから前記第2のエンドポイントへ前記要求メッセージを送信する工程と、
    前記第2のエンドポイントから前記アクセスサーバーへ、前記要求を承認または拒否する応答メッセージを送信する工程と
    を有するものである。
  16. ピアツーピア通信のためのシステムであって、
    パケットベースの通信ネットワークに接続されたアクセスサーバーと、
    前記通信ネットワーク経由で前記アクセスサーバーに接続された第1のエンドポイントと、
    前記通信ネットワーク経由で前記アクセスサーバーおよび前記第1のエンドポイントに接続され、前記アクセスサーバーから以前に取得したルーティング情報を使って前記第1のエンドポイントと直接通信チャネルを確立するよう構成されたソフトスイッチ(Softswitch)を有する第2のエンドポイントであって、前記第1のエンドポイントと前記第2のエンドポイントとの間のシグナリング通信およびメディアトラフィック通信は、非プロプライエタリプロトコルを使用し、前記アクセスサーバーを通過しないものである、第2のエンドポイントと
    を有するシステム。
  17. 請求項16記載のシステムにおいて、前記第1のエンドポイントと前記第2のエンドポイントとの間のシグナリング通信ではセッションイニシエーションプロトコル(session initiation protocol:SIP)が利用され、前記メディアトラフィック通信ではリアルタイム転送プロトコル(real−time transfer protocol:RTP)が利用されるものである。
  18. 請求項16または17記載のシステムにおいて、前記アクセスサーバーは、
    前記第1のエンドポイントおよび前記第2のエンドポイントにウェブサービスを提供するよう構成されたウェブサービスレイヤーと、
    前記ウェブサービスレイヤーをサポートするよう構成されたウェブサーバーレイヤーと、
    データベースレイヤーであって、
    前記第1のエンドポイントおよび前記第2のエンドポイントがオンラインかどうかを識別する、少なくとも1つのセッションテーブルと、
    前記第1のエンドポイントおよび前記第2のエンドポイントそれぞれのための第1のプロファイルおよび第2のプロファイルであって、各プロファイルは、当該プロファイルに関連付けられたエンドポイントが通信許可を有する他のエンドポイントを識別するものである、第1のプロファイルおよび第2のプロファイルと、
    前記第1のエンドポイントおよび前記第2のエンドポイントそれぞれのための第1のルーティングテーブルおよび第2のルーティングテーブルであって、各ルーティングテーブルは、当該ルーティングテーブルに関連付けられた前記エンドポイントが当該エンドポイントのプロファイルに含まれる他のエンドポイントと直接通信するために必要なアドレス情報を含むものである、第1のルーティングテーブルおよび第2のルーティングテーブルと
    を格納および管理するよう構成されたデータベースレイヤーと
    を有するものである。
  19. 請求項16、17、または18記載のシステムにおいて、前記第2のエンドポイントは、エンドポイントエンジンをさらに含み、当該エンドポイントエンジンは、
    前記ソフトスイッチと、
    前記ソフトスイッチからアクセス可能で、前記第2のエンドポイントが提供する複数サービスを管理するよう構成された管理レイヤーと、
    前記管理レイヤーおよび前記ソフトスイッチからアクセス可能で、前記管理レイヤーが管理する前記サービスの提供に必要な機能性をサポートするよう構成されたフィーチャーレイヤーと、
    前記フィーチャーレイヤーが提供する前記機能性と、前記第1のエンドポイントとの通信とをサポートするために複数のプロトコルを提供するよう構成されたプロトコルレイヤーと
    を有するものである。
  20. 請求項16、17、18、または19記載のシステムにおいて、前記アクセスサーバー、前記第1のエンドポイント、および前記第2のエンドポイントはホームネットワークを形成し、当該システムは、さらに、前記ホームネットワークの外部装置を少なくとも1つ有する。
  21. 請求項20記載のシステムにおいて、前記外部装置は、前記第1のエンドポイントまたは前記第2のエンドポイントとの通信を開始する前に、前記アクセスサーバーに登録される必要があるものである。
  22. 請求項20記載のシステムにおいて、前記第2のエンドポイントは、前記ソフトスイッチを使って前記外部装置と直接接続するよう構成されており、前記接続の確立中に前記外部装置が要求するクレデンシャルを提供する必要があるものである。
  23. 2つのエンドポイント間で直接通信するためのシステムであって、
    第1の通信ネットワークに接続された第1のエンドポイントと、
    第2の通信ネットワークに接続されたアクセスサーバーと、
    前記第1の通信ネットワークおよび前記第2の通信ネットワーク経由でそれぞれ前記第1のエンドポイントおよび前記アクセスサーバーに接続された第2のエンドポイントであって、当該第2のエンドポイントは、前記アクセスサーバーから以前に取得したルーティング情報を使って前記第1のエンドポイントと直接通信チャネルを確立するよう構成されたソフトスイッチを有し、前記第1のエンドポイントと前記第2のエンドポイントとの間のシグナリング通信およびメディアトラフィック通信は非プロプライエタリプロトコルを使用し、前記アクセスサーバーを通過しないものである、第2のエンドポイントと
    を有するシステム。
  24. 請求項23記載のシステムにおいて、前記第1の通信ネットワークは公衆交換電話網(public switched telephone network:PSTN)である。
  25. 請求項23記載のシステムにおいて、前記第1の通信ネットワークはセルラーネットワークである。
  26. 請求項23、24、または25記載のシステムにおいて、前記ルーティング情報は、前記第2のエンドポイントが前記アクセスサーバーに認証された時点で、ルーティングテーブルの形態で前記アクセスサーバーから取得される。
  27. 請求項23、24、25、または26記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    リダイレクトサーバーを有し、当該リダイレクトサーバーは、前記第1のエンドポイントから前記第2のエンドポイントに宛てられた要求を受信し、且つ前記第1のエンドポイントに前記第2のエンドポイントのアドレス情報を提供するよう構成されており、前記第1のエンドポイントは、前記アクセスサーバーの関与を介さずに、前記第2のエンドポイントと通信できるものである。
  28. 請求項27記載のシステムにおいて、前記リダイレクトサーバーは、前記第1のエンドポイントに前記第2のエンドポイントのアドレス情報を提供する前に、前記第1のエンドポイントの認証を実行するよう構成されているものである。
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