JP2008504471A - ダウンホール・ドリル用ストリングのための捕捉用流体チャネル移送デバイス - Google Patents

ダウンホール・ドリル用ストリングのための捕捉用流体チャネル移送デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】ダウンホール・ドリルに対して容易に組み込み及び取り外しが行われると共に、ダウンホール・ドリルにおける作動流体の体積を容易に調節可能であり、更にはダウンホール・ドリルにおける内部背圧を低減し得る流体チャネル移送デバイスを提供する。
【解決手段】流体チャネル移送デバイス(10)は、中央軸心(1c)を有すると共に該軸心(1c)に沿い下向き方向(D)に孔内へと前進可能なダウンホール・ドリル・アセンブリ(1)用である。アセンブリ(1)は、中央ボア(2b)を境界付ける内側面(2a)と、外側面(2c)とを備えたドリル部材(2)を含む。上記チャネル移送システムは、概略的にドリル部材の内側面(2a)と外側面(2c)との間に延在すべくドリル部材(2)内に配備された少なくとも一本の通路(12)を含む。ドリル部材(2)の一部分の回りには概略的に環状のチャネル移送部材(14)が配設可能であり、該部材は、少なくともひとつの取入ポート(20)と、少なくともひとつの放出ポート(16)と、取入ポート(20)と放出ポート(16)との間に延在する通路(12)とを有する。取入ポート(20)はドリル部材通路(12)に対して流体接続することで、中央ボア(2b)を放出ポート(16)に対して流体結合し得る。放出ポート(16)は流体を、概略的にドリル・アセンブリ(1)の外部に且つ概略的に軸心(1c)に沿う上向き方向(U)に導向すべく構成される。
【選択図】図1

Description

本発明はダウンホール・ドリル用ストリングに関し、より詳細には、斯かるドリル用ストリング内で作動流体をチャネル移送するデバイスに関する。
多くの深穴穿孔用途は、十分な孔清浄化速度および“掘屑の揚動除去”を実現するために大容量の空気を必要とする。適切なドリル性能のためには、“清浄”な孔を維持すべく且つ流体循環の閉塞もしくは損失を阻止すべく、ドリルにより掘屑が生成されるにつれて作業孔から該掘屑を除去することが必要とされる。圧縮空気などの作動流体は通常は孔の底部にて排出されるが、補足的な流体流/速度が有用な箇所にて作業孔の種々の深度にても流体を排出もしくは放出することが望ましい。
なし なし
しかし、ダウンホール・ドリル(“DHD”)の内部の形状もしくは構造の故に、該ダウンホール・ドリルにより循環され得る流体の量もしくは体積には概略的な制限が在る。また、ドリル性能は、斯かる補足的流れを生成するバイパス流から概略的に帰着するという過剰な内部背圧により悪影響を受ける。更に、殆どのDHDは流れ調節を行うために分解されねばならないが、これは有資格の保守要員により実施されるべき通常は時間の掛かる処理である。
更に、一般的に“ジェット・サブ(JET SUB)”と称される市販デバイスは、斯かる所望の空気流を提供することが知られている。しかし、これらのデバイスは相当に複雑であり、ドリル用ストリング内へと別体的デバイスを取入れる必要があり、且つ、破損し易いので、概略的に信頼性が低い。たとえばこれらのデバイスは典型的に、スプリング式逆止弁により逆流から保護される(ことで、清浄な高圧空気供給源に異物が進入するのを阻止する)という絞りオリフィスを含む。斯かる逆止弁は、破断することが多く、上記ドリル用ストリング内への異物進入を許容する。
ひとつの見地において本発明は、中央軸心を有すると共に該軸心に沿い下向き方向において孔内へと前進可能なダウンホール・ドリル・アセンブリであって、少なくとも一個のドリル部材を含むというダウンホール・ドリル・アセンブリ用の流体チャネル移送デバイスである。上記ドリル部材は、中央ボアを境界付ける内側円周表面と、外側円周表面とを有する。上記流体チャネル移送デバイスは、概略的に上記ドリル部材の内側および外側表面の間に延在すべく該ドリル部材内に配備された少なくとも一本の通路を備える。上記ドリル部材の一部分の回りには概略的に環状のチャネル移送部材が配設可能であり、該チャネル移送部材は、少なくとも一個の取入ポートと、少なくとも一個の放出ポートと、上記取入ポートおよび放出ポート間に延在する通路とを有する。上記取入ポートは上記中央ボアを上記放出ポートに対して流体結合すべく上記ドリル部材通路に対して流体接続可能である。更に、上記放出ポートは流体を概略的に上記ドリル・アセンブリの外部に且つ概略的に上記軸心に沿う上向き方向に導向すべく構成される。
別の見地において本発明は再び、ダウンホール・ドリル・アセンブリ用の流体チャネル移送デバイスである。該流体チャネル移送デバイスは、中央ボアを境界付ける内側表面と、外側表面と、概略的に当該ドリル部材の内側表面および外側表面の間に延在する少なくとも一本の通路とを有する第1ドリル部材を備える。上記第1ドリル部材の一部分の回りにはチャネル移送部材が配設可能であり、該チャネル移送部材は、少なくとも一個の取入ポートと、少なくとも一個の放出ポートと、上記取入ポートおよび放出ポートの間に延在する通路とを有する。上記取入ポートは上記中央ボアを上記放出ポートに対して流体結合すべく上記ドリル部材通路と流体接続可能である。上記放出ポートは概略的にダウンホール・ドリル・アセンブリの外部へと流体を導向すべく構成される。更に、上記第1ドリル部材上に配設された上記チャネル移送部材を保持すべく、第2ドリル部材は上記第1ドリル部材に対して接続可能であり且つ上記チャネル移送部材に対して接触可能である。
更なる見地において本発明は、中央軸心と、中央ボアを境界付ける内側円周表面と、外側円周表面と、概略的に上記内側表面と外側表面との間に延在する通路とを有する長寸ドリル部材を備えたダウンホール・ドリル・アセンブリである。上記ドリル部材は、上記軸心に沿い概略的に下向き方向において孔内へと前進可能である。上記ドリル部材の一部分の回りには概略的に環状のチャネル移送部材が配設可能であり、該チャネル移送部材は、取入ポートと、放出ポートと、上記取入ポートおよび上記放出ポートの間に延在する通路とを有する。上記取入ポートは上記ドリル部材中央ボアを上記放出ポートに対して流体接続すべく上記ドリル部材通路と流体接続可能である。更に、上記放出ポートは流体を概略的に上記ドリル・アセンブリの外部に且つ概略的に上記中央軸心に沿う上向き方向に導向すべく構成される。
更に別の見地において本発明は、第1および第2部材を含むダウンホール・ドリル用の流体チャネル移送デバイスである。上記第1ドリル部材は、径方向端部表面と、中央ボアを境界付ける内側表面と、外側表面とを有し、且つ、上記第2ドリル部材は径方向端部表面を有する。上記流体チャネル移送デバイスは、上記第1ドリル部材内に配備された通路であって上記第1部材の内側表面および外側表面の間に延在する通路と、チャネル移送部材とを備える。上記チャネル移送部材は、上記第1ドリル部材の一部分の回りに配設可能であり、且つ、取入ポートと、放出ポートと、上記取入ポートおよび上記放出ポートの間に延在する通路とを有する。上記取入ポートは上記中央ボアを上記放出ポートに対して流体接続すべく上記第1ドリル部材通路と流体接続可能であり、且つ、上記放出ポートは流体を概略的に上記ドリル・アセンブリの外部に放出すべく構成される。更に、上記第1および第2ドリル部材の各々の端部表面は上記第1部材部分の回りに配設された上記チャネル移送部材を保持すべく該チャネル移送部材に対して接触する。
本発明によれば、ダウンホール・ドリルに対して容易に組み込み及び取り外しが行われると共に、ダウンホール・ドリルにおける作動流体の体積を容易に調節可能であり、更にはダウンホール・ドリルにおける内部背圧を低減し得る流体チャネル移送デバイスが提供される。
本発明の好適実施例に関する上記の要約ならびに詳細な説明は、添付図面と関連して読破されたときに更に良好に理解されよう。本発明を例示するために、概略的である図面中では、現在において好適である実施例が示される。但し、本発明は示された詳細な配置および手段に限定されないことを理解すべきである。
本発明の一切の実施例が詳細に説明される前に、本発明はその適用性において、以下の記述中に示された又は添付図面に示された構成要素の構成および配置の詳細に限定されないことを理解すべきである。本発明は他の実施例が可能であると共に、種々の様式で実用化または実施され得る。また本明細書中で使用される表現および語句は記述を目的としており、限定的と解釈されてはならないことも理解されるべきである。本明細書中における“含む”、“から成る”または“有する”という語句およびそれらの変化形が使用されたときには、その後に列挙される項目およびその均等物ならびに付加的な項目を包含することが意味される。また、別様に特定または限定されなければ、“取付けられた”、“接続された”、“支持された”および“連結された”という語句およびその変化形は広範囲に使用されると共に、直接的および間接的な取付け、接続、支持および連結の両方を包含し、故に、両者間に他の一切の部材なしでの2つの部材間の直接接続、および、両者間にひとつ以上の他の部材が介設されるという両部材間の間接的接続を包含することが意図される。更に、“接続された”および“連結された”という語句は、物理的または機械的な接続または連結に限定されるものでない。また、“下側の”、“上側の”、“上方に”および“下方に”という語句は、図面において参照が為される方向を表している。“内側の”、“内方に”、および、“外側の”、“外方に”という語句は、記述されつつある要素の指定軸心もしくは幾何学的中心に向かい又はそれから離間する方向を指しており、特定の意味は記述の前後関係から容易に明らかである。上記用語は、特に上述された語句、その派生物、および、語句もしくは同様の含意を包含する。
次に、全図を通して同様の番号は同様の要素を示すという図面を詳細に参照すると、図1乃至図10には、作業孔H内に配設可能な好適にはドリル用“ストリング”1であるダウンホール・ドリル・アセンブリ1であって上端部および下端部1a、1b、ならびに、端部1a、1b間に延在する中央軸心1cを有するというダウンホール・ドリル・アセンブリ1に対する流体チャネル移送デバイス10の現在において好適な実施例が示される。ドリル用ストリング1は、軸心1cに沿い下向き方向Dに孔H内へと前進可能であると共に、少なくとも、第1ドリル部材2と、該第1部材2と接続可能な第2ドリル部材3と、流体起動式衝撃ドリル4とを含んでいる。衝撃ドリル4は、2つの部材2、3の一方を提供し得るか、または、上述された如く2つの部材2、3に対して単に接続され得る。更に、図7および図8に示される如く第1ドリル部材2は、(不図示の)作動流体源に対して流体接続可能な中央ボア2bを境界付ける内側円周表面2aと、外側円周表面2cとを有する。本発明のチャネル移送デバイス10は基本的に、第1ドリル部材2内に配備された少なくとも一本の、好適には複数本の通路12と、第1ドリル部材2の“基礎”部分の回りに配設可能である概略的に環状のチャネル移送部材14とを備える。チャネル移送部材14は少なくともひとつの、好適には複数の放出ポート16を有し、各ポート16は、ドリル用ストリング1の概略的に外部に向けて(すなわちドリル用ストリングの構成要素の外側に向けて、但し、孔H内で)、且つ、軸心1cに沿い概略的に上向き方向Uに流体fを導向すべく構成されている。
詳細には各ドリル部材通路12は第1部材の内側および外側表面2a、2cの間に延在し、且つ、該ドリル部材通路は以下に記述される如くドリル部材ボア2bをひとつ以上の放出ポート16に対して流体接続すべく構成される。ドリル部材通路12は各々、上記部材の内側表面2aに配置された取入口12aと、上記部材の外側表面2bに配置された吐出口12bとを有する。チャネル移送部材14は、少なくともひとつの、好適には複数の取入ポート20と、少なくとも一本の、好適には複数本の通路22とを含む。各チャネル移送部材通路22は、個々の取入ポート20と個々の放出ポート16との間に延在する。チャネル移送部材のひとつ以上の取入ポート20はドリル部材通路12に対して流体接続可能とされることで、ドリル部材中央ボア2bを放出ポート16に対して流体接続し、これによりボア2bと作業孔Hとの間に流路を確立する。
上記構造によれば、ドリル用ストリング1が第1部材中央ボア2b内に(たとえば圧縮空気などの)作動流体Fを含むとき、該流体の一部分fは、ドリル部材通路12を通り、チャネル移送部材通路22を通り、放出ポート16の外方へと流れる。更に、上述された如く各放出ポート16は好適には、特定の放出ポート16から流出する流体fを、概略的にドリル中央軸心1cに沿う方向であって概略的にドリル上端部1aに向かう方向に導向すべく構成される。故に、ドリル用ストリング1が作業孔H内に配設されている(すなわち、ドリル用ストリング1により孔が形成されつつある)とき、放出ポート16から流出する流体fは孔H内に配置された異物C(すなわち、穿孔破砕石、岩石掘屑、土塊、汚泥粒子など)を捕捉し、それらを孔Hから除去すべく、ドリル用ストリング上端部1aに向けて上向き方向Uに移動させる。詳細には図2に示された如く、ドリル孔Hは内側円周表面Sを有し、且つ、ドリル用ストリング1は概略的に環状の除去通路Pを画成すべく孔の内側表面Sから内径方向に離間された(ドリル部材外側表面2cを含む)外側円周表面Sを有し、流体流fにより捕捉された異物Cは概略的に除去通路Pを通り、孔の上端部Hから外方に移動する。故に流体チャネル移送デバイス10は、基本的には作業孔H内の物質を除去するための一本以上の捕捉流体流fを生成すべく機能すると共に、以下において相当に詳細に論じられる如く衝撃ドリル4内の背圧も低減する。
好適には、(示される如く)チャネル移送部材14または(構造が不図示の)第1ドリル部材2は、以下で論じられる如くチャネル移送部材14がドリル部材基礎部分11上に配設されたときに当該凹所21が概略的に環状の流れチャンバ23とシール部材24に対する間隙空間とを提供する如く配置された円周方向延在内部凹所21を有する。チャネル移送部材通路22は各々、環状の流れチャンバ23がドリル部材通路12をチャネル移送部材通路22に対して流体接続する如く、凹所21に対して流体接続され、換言すると、流体はドリル通路22に進入する前にドリル通路12から環状チャンバ23内に流入する。以下で論じられる如く流体チャンバ23は、流体チャネル移送デバイス10を通る流れを増進すると共に、ドリル用ストリング1内における背圧の低減を助力する。但しチャネル移送デバイス10は代替的に、流体チャンバ23なしで(すなわちチャネル移送部材凹所21なしで)、且つ、ドリル吐出口12bがチャネル移送部材の取入ポート20の近傍に配置されると共に該ポートと整列される如くドリル部材通路12をチャネル移送部材通路22に対して直接的に流体接続して構築され得る。
更に流体チャネル移送デバイス10は好適には、ドリル部材基礎区画11とチャネル移送部材14との間に配設可能なシール部材24であって好適には少なくとも部分的に内部凹所21内とされ且つ一本以上のドリル部材通路12内への流体流を阻止すべく構成されたシール部材24を更に備える。すなわちシール部材24は、ドリル部材ボア2bからチャネル移送部材14に向かう第1方向においては通路12を通る流体流を許容すべく構成されるが、チャネル移送部材14から中央ボア2bに向かう第2方向においては流体流および固体粒子(穿孔破砕石C、汚泥など)の両方を含む流れを阻止する。故にシール部材24は、異物が流体チャネル移送デバイス10を通りドリル用ストリング1に進入するのを阻止すべく構成される。好適にはシール部材24は、ドリル部材通路吐出口12b上に延在すべくドリル部材基礎部分11の回りに配設可能である概略的に可撓なリング26を含む。リング16は流体圧力によりドリル部材通路12内で概略的に外径方向に偏向して一個以上の吐出口12bからの流出を許容し得る。最も好適にはシール部材24はポリマ性“O−リング”により提供されるが、代替的には、ドリル部材通路12を概略的にシールすべく機能し得る任意の適切なデバイスもしくは構成要素により提供され得る。
特に図8を参照すると第1および第2ドリル部材2、3は各々、好適には、以下に記述される如く該2つの部材2、3が結合されたときに概略的に他方の端部表面SE2、SE1に臨む径方向端部表面SE1、SE2を有する。チャネル移送部材14は、ドリル部材2、3が相互に接続されたときに第1部材基礎部分11上に配設されたチャネル移送部材14を保持すべく、2つのドリル部材端部表面SE2、SE1間に配設されて該端部表面の各々に対して結合される。故に流体チャネル移送デバイス10は好適には習用のドリル用ストリング1の既存の継手J内へと一体化されるが、単一のドリル部材2の“中間”または更に中央に配置された部分へと組み込まれ得る(構造は示されない)。
上記の配置構成によれば、2つのドリル部材2、3を接続解除し、基礎部分11からチャネル移送部材14を取り外し又は基礎部分11上にチャネル移送部材14を設置してから、2つのドリル部材2、3を再接続することにより、チャネル移送部材14は第1ドリル部材2に対し(故にドリル用ストリング1に対しても)着脱自在に設置かつ該第1ドリル部材から取り外される。故にチャネル移送部材14は、締結具、螺着接続、または、他の一切の手段を必要とせずにドリル部材2上に保持される。更に、第1ドリル部材2は好適には基礎部分11を提供するシャフト区画2dを更に含むことから、チャネル移送部材14はシャフト区画2dの少なくとも一部上に配設可能であり、第1部材端部表面SE1はシャフト2dの回りで円周方向に延在する。第2ドリル部材3は第2部材端部表面SE2を提供する開放端部3aを有し、第1部材シャフト区画2dは、2つのドリル部材2、3を接続すべく且つ更にはドリル部材部分11上に配設されたチャネル移送部材14を端部表面SE1、SE2間に保持すべく、第2ドリル部材開放端部3a内に配設可能である。更に好適には、以下において更に詳細に記述される如く第1部材シャフト区画2dは外部螺条2eを有すると共に第2ドリル部材3はシャフト部分2dを受容すべく構成された螺条付き開口3bを有することで、第1および第2ドリル部材2、3を解除可能に接続する。
次に図3乃至図8を参照するとチャネル移送部材14は好適には、中央軸心31と、該軸心31の回りで円周方向に延在する内側および外側表面32、34とを備える概略的に環状の本体30を含む。チャネル移送部材の取入ポート20は本体内側表面32上に配置され、且つ、放出ポート16は本体外側表面34上に配置される。内側円周表面32は、ドリル部材基礎部分11を受容すべく寸法設定された中央ボア36を画成する。更に環状本体30は好適には上述された如く、本体内側表面32から外径方向にオフセットされた内部凹所21であって本体軸心31の回りを円周方向に延在する内部凹所21を含む。
更に、本体外側表面34は好適には、チャネル移送部材14が第1ドリル部材2上に配設されたときに概略的に第1ドリル端部1aに向けて臨むべく概略的に径方向に延在または角度付けされた吐出口表面区画35を有する。ひとつ以上の放出ポート16は各々が好適には、軸心31の回りで円周方向に離間されるべく吐出口表面区画35上に配置される。更にチャネル移送部材通路22は、該通路22の各々の少なくとも一部が概略的に本体軸心31に沿い延在する如く形成されると共に、該通路22は最も好適には、本体軸心31に対して概略的に平行であり且つ概略的に径方向である方向に本体30を貫通延在すべく外径方向に角度付けされる。故に、各通路22を通り協働放出ポート16から流出する流体は、上記で論じられた如く且つ以下において更に詳細に論じられる如く、概略的にドリル用ストリング上端部1aに向けて導向される。付加的に、好適な環状本体30は好適には、上記で論じられた如くおよび以下において相当に詳細に論じられる如くチャネル移送部材14の保持のために本体端部表面SE2、SE3の夫々に対して接触可能に対向する第1および第2径方向端部表面40、41も有する。
上記にては流体チャネル移送デバイス10の基本構成要素を記述してきたが、以下においては本発明のこれらのおよび他の要素が更に詳細に記述される。
図1、図2および図7を参照すると、本発明の流体チャネル移送デバイス10は好適には、流体起動式衝撃ドリル4と一本以上のドリルパイプ5もしくは(いずれも不図示の)カラーとを基本的に含む習用のダウンホール・ドリル用ストリング1と共に使用される。ドリル用ストリング1は、(図1に示された如く)単一個の流体チャネル移送デバイス10のみ、または、以下で論じられる如くドリル用ストリング1の種々の箇所に配備された複数の流体チャネル移送デバイス10を使用し得る。好適にはドリル4は作動流体Fとしての圧縮空気により作動され得るが、代替的に別の加圧気体または(たとえば水などの)液体によってさえも作動され得る。ドリル4は、ケーシング6と、該ケーシング6の上端部6aに対して取付けられた流体分配用後部ヘッド7と、各々がケーシング6内に配設された(不図示の)ピストンおよびチャック8とを含む。チャック8は、一個以上のビット9を保持すると共に、各ビットが岩石、土壌などの被穿孔材内に打ち込まれてそれを切削する如く衝撃され得る。ドリル部材通路12と基礎部分11とを提供する第1ドリル部材2は、ドリル用ストリング1の後部ヘッド7、ケーシング6、ドリルパイプ5または(いずれも不図示の)ドリル・カラーの内の一方であり、且つ、第2ドリル部材3は、後部ヘッド7、ケーシング6、ドリルパイプ5またはカラーの内の他方である。更に、ひとつの流体チャネル移送デバイス10が後部ヘッド7と基端ドリルパイプ5との間に配備され得ると共に、別のチャネル移送デバイス10が2つのドリルパイプ5間などに配備され得る。
流体チャネル移送デバイス10は好適には、後部ヘッド7とドリルパイプ5との間などの様に(たとえば図1を参照)第1部材基礎部分11上に保持されるべく2つのドリル部材2、3間に配設されるが、流体チャネル移送デバイス10は第1ドリル部材2の中間部分上に配設されると共に該部分上に任意の適切な手段(たとえばクリップ、キー、締結具など)により保持されても良い。更に、第1ドリル部材2は好適には、最も好適にはシャフト区画2d上に外部螺条区画2eを有し、且つ、第2ドリル部材3は上記第2部材開放端部に隣接して配設された(不図示の)内部螺条区画を有し、2つの螺条区画は係合して第1および第2ドリル部材2、3を着脱自在に結合し得る。代替的に2つのドリル部材2、3は、一個以上の突起部および凹所による接続、キー、螺条付き締結具などの他の任意の適切な手段により連結され得る。
次に図3乃至図5、図7および図8を参照すると、第1ドリル部材2は好適には概略的にドリル軸心1cと同一線上の中央軸心2fを有し、且つ、基礎部分11は好適には、ドリル部材2の概略的に環状的な管状区画により提供される。示された如く、ドリル部材基礎部分11は最も好適には上記部材のシャフト区画2d上に配備されると共にその螺条区画2eから内方に離間されるが、ドリル部材2の他の任意の適切な部分に配置されても良い。ドリル部材通路12の各々は軸心2fに関して概略的に径方向に、好適には実質的に径方向に延在するが、代替的には、部分的に軸心方向に(すなわち上記部材の軸心2fと平行に)延在すべく角度付けされても良く、且つ、軸心2fの回りで円周方向に離間される。
好適には、一本以上のドリル部材通路12は各々、チャネル移送部材14が第1ドリル部材2の基礎部分11上に配設されたときに該チャネル移送部材14が該ドリル通路12の全ての回りにおいて円周方向に延在する如く基礎部分11を貫通延在する。代替的にドリル部材通路12は、該ドリル部材通路12が少なくとも部分的に軸心方向に延在することでチャネル移送部材通路22に対して流体接続するために延在する様に、基礎部分11の近傍のドリル部材2の部分を貫通延在し得る(構造は不図示である)。更に、ドリル部材基礎部分11は好適には、外側表面2cから内径方向に且つ軸心2fの回りで円周方向に延在する保持凹所46も有する。シール部材24の径方向の最内側部分は、ドリル部材の吐出口12b上に位置された該部材24を維持すべく保持凹所46内に配設可能である。
次に図3乃至図8を参照すると、チャネル移送部材14の環状本体30は好適には概略的に環状的となるべく形成されるが、ドリル部材基礎部分11の回りに嵌合すべくたとえば概略的に卵状、概略的に六角形状、概略的に矩形状などの任意の適切な形状を有し得る。本体外側表面34は好適には、3つの区画35、37および39、詳細には、上記で論じられた如き角度付き表面区画35、上側径方向端部表面41に隣接して配置された上側円周表面区画37、および、下側径方向端部表面40に隣接して配設されると共に上側表面区画37に関して外径方向に離間された下側円周方向端部表面39を含む(図6を参照)。角度付き吐出口表面区画35は、上述された如く該角度付き表面区画37上に配設された放出ポート16が、自身を通る流れを概略的に上方にドリル上端部1aに向け且つ概略的に外径方向に導向する如く、2つの円周表面区画37、39間で概略的に軸心方向に延在する。代替的に吐出口表面区画35は、角度付けされるのとは対照的に、実質的に径方向に延在し又は実質的に軸心方向に延在しても良い。
更に、各放出ポート16は角度付き吐出口表面区画35の回りで(故に軸心31の回りでも)円周方向に離間され、且つ、チャネル移送部材通路22および取入ポート20はいずれも中央軸心31の回りで円周方向に離間される。更に、チャネル移送部材通路22は各々が好適には、協働する取入ポート20から協働する放出ポート16に向かう方向において概略的に外径方向に(且つ軸心方向に)延在すべく角度付けされる。ポート16をこの配置構成とすることで流体チャネル移送デバイス10は、上向き方向Uにおいて軸心1cに沿いドリル上端部1aに向かう作動流体Fの捕捉流fを提供する。故に、上向きの捕捉流fはドリル4の回りにおける作業孔Hの下側環状部分H内に部分的真空を発生し、図1および図2に示された如く該部分的真空によれば孔の底端部Hにおける穿孔破砕石Cおよび他の異物は上記流れ内に引張られもしくは捕捉された後で孔の上端部Hへと移動される。
更に、放出ポート16およびチャネル移送部材通路22は各々、チャネル移送部材14を通る流れを所望の体積速度に調節すべく寸法設定可能である。換言すると、通路22およびポート16、20のサイズを増大することにより、放出ポート16からの流出の速度は増大され、逆も同様である。ポート16、20および通路22の寸法は、穿孔、拡径または他の適切な加工操作により、または、ブッシュもしくは他のインサートを除去することなどにより増大され得ると共に、代替的には、ブッシュ/インサートを設置するか、或いは上記寸法は、更に小寸の直径を有すべくポート16、20および通路22を再穿孔することにより減少され得る。付加的に流体チャネル移送デバイス10は、(いずれも示されてはいない)当該2つ以上のチャネル移送部材14の特定のひとつが所望の流速を提供すべく適切に使用される如く、各々が異なるサイズのポート16、20および通路22を有するという2つ以上のチャネル移送部材14を含み得る。
特に図9および図10を参照すると流体チャネル移送デバイス10は好適には、チャネル移送部材14が第1ドリル部材2から分離されたときにドリル部材基礎部分11の回りに配設可能な遮断部材50を更に備える。遮断部材50は好適には、一切の流路もしくはポートなしで形成された概略的に中実で環状の部材もしくはリングであると共に、ドリル部材基礎部分11に嵌装されるべく寸法設定される。故に遮断部材50は、基礎部分11の回りに配設されたときにドリル部材通路12を通る流体流を実質的に阻止すべく構成される。故に、遮断部材50がチャネル移送部材14の代わりに使用されたときに流体チャネル移送デバイス10は一切の捕捉流fを生成しないが、これは、(不図示の)ドリル・ピストンに対する最大の流体流が所望されたときに有用である。
好適にはチャネル移送部材14は、最初に該チャネル移送部材14をシャフト区画2dの自由端部に位置決めすることにより、ドリル部材基礎部分11上に着脱自在に設置される。その場合、シャフト区画2dが本体中央ボア36内に進入し且つ該ボア内に配設される如く、チャネル移送部材14はチャネル移送部材本体30が基礎部分11の回りに配設されるまで上記部材の中央軸心2fに沿い移動される。その時点において、本体内側表面32は上記部材の外側表面2cの回りに並置され、本体内部凹所21はドリル部材の保持凹所46と径方向に整列され、且つ、好適なシール部材24は両凹所21および46内に部分的に配設される。するとチャネル移送部材の取入ポート20は流体チャンバ23を介してドリル部材通路吐出口12bと流体接続されることで、ドリル部材ボア2bを放出ポート16に対して流体接続する。遮断部材50は、ドリル部材通路12をシールする代わりに、同様の様式で設置される。
ドリル用ストリング1およびドリル4の使用の間に、作動流体の主要流Fは途中でボア2cを貫通通過することで、(不図示の)ピストンを往復動させるべくドリル・ケーシング6内の(いずれも不図示の)駆動チャンバおよび戻りチャンバへと導向される。主要流体流Fの一部分fは、ドリル部材の各取入口12a内に入り、協働するドリル部材通路12を通り、且つ、通路吐出口12bから流出することから、シール部材24は外径方向に偏向されることで、流体部分fが流体チャンバ23内に流入するのを許容する。その後、チャンバ23内の流体Fは、チャネル移送部材のひとつ以上の取入ポート20内に入り、協働するチャネル移送通路22を通り、且つ、放出ポート16から流出することで、上向きに導向された捕捉流fを提供する。但し、ドリル部材2内を作動流体が流れないとき、シール部材24は異物がドリル部材通路22を通りドリル部材ボア2cに進入するのを阻止する。
本発明の流体チャネル移送デバイス10は、捕捉流fを生成する既に公知のデバイスまたは方法と比較して多数の利点を提供する。チャネル移送デバイス10は、任意の好都合な箇所にドリル部材通路12を配備(たとえば切削もしくは穿孔)することで基礎部分11を形成してから、その上にチャネル移送部材14を設置するだけで、比較的に容易に既存のドリル用ストリング1内に組み込まれる。流体チャネル移送デバイス10は、単一のチャネル移送部材14のチャネル移送部材通路22のサイズを拡大もしくは減少することにより、または、異なるサイズとされた通路22を備える一個以上の付加的なチャネル移送部材14を配備することにより、調節が容易である。チャネル移送デバイス10は、該デバイス10が隣接して配置される継手Jを単に取り外すことにより、保守(たとえば洗浄)または調節のために容易にアクセス可能である。更に、流体チャネル移送デバイス10はまた、上述された如く背圧を低減することによりドリル性能を増進する。
当業者であれば、本発明の広範囲な発明概念から逸脱することなく上述の実施例もしくは構成に対して変更が為され得ることを理解し得よう。故に、本発明は開示された特定の実施例または構成に限定されるのではなく、本明細書において概略的に記述された本発明の精神および有効範囲内における改変例を包含することが意図されることは理解される。
作業孔内に示された本発明に係る流体チャネル移送デバイスを含むドリル用ストリングの部分的破断正面図である。 図1のドリル用ストリングの拡大破断図である。 上記流体チャネル移送デバイスを含むドリル部材の斜視図である。 図3のドリル部材およびチャネル移送デバイスの拡大破断斜視図である。 図4に示された流体チャネル移送デバイスおよびドリル部材の分解図である。 上記チャネル移送デバイスのチャネル移送部材を相当に拡大した軸心方向断面図である。 2つのドリル部材間に配設されて示される流体チャネル移送デバイスの軸心方向断面図である。 図7の流体チャネル移送デバイスおよびドリル部材を相当に拡大した破断図である。 上記流体チャネル移送デバイスの遮断部材の斜視図である。 上記遮断部材の軸心方向断面図である。
符号の説明
C 異物/穿孔破砕石
D 下向き方向
F 作動流体
流体
捕捉流
一部分
H 作業孔
孔の底端部
下側環状部分
孔の上端部
J 継手
概略的に環状の除去通路
外側円周表面
E1 第1部材端部表面
E2 第2部材端部表面
内側円周表面
U 上向き方向
1 ダウンホール・ドリル・アセンブリ
1a 上端部
1b 下端部
1c ドリル中央軸心
2 第1ドリル部材
2a 内側円周表面
2b ドリル部材中央ボア
2c ドリル部材外側表面
2d 第1部材シャフト区画
2e 外部螺条
2f 中央軸心
3 第2ドリル部材
3a 第2ドリル部材開放端部
3b 螺条付き開口
4 流体起動式衝撃ドリル
5 ドリルパイプ
6 ドリル・ケーシング
6a 上端部
7 流体分配用後部ヘッド
8 チャック
9 ビット
10 流体チャネル移送デバイス
11 ドリル部材基礎部分
12 ドリル部材通路
12a ドリル部材の取入口
12b ドリル部材通路吐出口
14 環状チャネル移送部材
16 放出ポート
20 チャネル移送部材の取入ポート
21 チャネル移送部材凹所
22 チャネル移送部材通路
23 環状の流体チャンバ
24 シール部材
26 概略的に可撓なリング
30 チャネル移送部材本体
31 中央軸心
32 本体内側表面
34 本体外側表面
35 角度付き吐出口表面区画
36 本体中央ボア
37 上側円周表面区画
39 下側円周方向端部表面
40 下側径方向端部表面
41 上側径方向端部表面
46 ドリル部材の保持凹所
50 遮断部材

Claims (32)

  1. 中央軸心を有すると共に該軸心に沿い下向き方向において孔内へと前進可能なダウンホール・ドリル・アセンブリであって、中央ボアを境界付ける内側円周表面と、外側円周表面とを有する少なくとも一個のドリル部材を含むというダウンホール・ドリル・アセンブリ用の流体チャネル移送デバイスであって、
    概略的に上記ドリル部材の内側および外側表面の間に延在すべく該ドリル部材内に配備された少なくとも一本の通路と、
    上記ドリル部材の一部分の回りに配設可能である概略的に環状のチャネル移送部材であって該チャネル移送部材は、少なくとも一個の取入ポートと、少なくとも一個の放出ポートと、上記取入ポートおよび放出ポート間に延在する通路とを有し、上記取入ポートは上記中央ボアを上記放出ポートに対して流体結合すべく上記ドリル部材通路に対して流体接続可能であり、上記放出ポートは流体を概略的に上記ドリル・アセンブリの外部に且つ概略的に上記軸心に沿う上向き方向に導向すべく構成されるという概略的に環状のチャネル移送部材と、
    を備えて成る、流体チャネル移送デバイス。
  2. 前記ドリル部材中央ボアは、該ボア内の作動流体の一部が前記ドリル部材通路およびチャネル移送部材通路を通り且つ前記放出ポートから流出する如く、作動流体源に対して流体接続可能である、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  3. 前記ドリル・アセンブリは上端部および下端部を有し、
    前記中央軸心は概略的に上記上端部および下端部の間に延在し、且つ、
    前記チャネル移送部材の放出ポートは流体を概略的に上記ドリル・アセンブリ上端部に向けて導向すべく構成される、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  4. 前記ドリル・アセンブリが作業孔内に少なくとも部分的に配設されたときに前記チャネル移送部材の放出ポートから流出する流体は、異物が概略的に前記ドリル上端部に向かい移動する如く、上記孔内に配置された異物を捕捉する、請求項3記載の流体チャネル移送デバイス。
  5. 前記作業孔は内側円周表面を含み、
    前記ドリル・アセンブリは、概略的に環状の通路を画成すべく上記孔内側表面から内径方向に離間された外側円周表面を含み、且つ、
    前記放出ポートから流出する流体により捕捉された異物は概略的に上記環状通路を通り移動する、請求項4記載の流体チャネル移送デバイス。
  6. 概略的に前記ドリル部材部分と前記チャネル移送部材との間に配設可能であると共に前記ドリル部材通路内への流体流を阻止すべく構成された環状シール部材を更に備えて成る、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  7. 前記ドリル部材通路は吐出口を有し、
    前記シール部材は上記ドリル部材通路吐出口上に延在すべく前記ドリル部材部分の回りに配設可能である概略的に撓曲可能なリングを含み、
    上記リングは流体圧力により概略的に外径方向に偏向して上記吐出口から流体が流出するのを許容し得る、請求項6記載の流体チャネル移送デバイス。
  8. 前記チャネル移送部材は前記ドリル部材部分の回りに着脱自在に配設可能であり、且つ、
    前記チャネル移送システムは、上記チャネル移送部材が前記ドリル部材から分離されたときに上記ドリル部材部分の回りに配設可能である概略的に環状の遮断部材であって前記ドリル部材通路を通る流体流を実質的に阻止すべく構成された遮断部材を更に備える、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  9. 前記ドリル部材および前記チャネル移送部材の一方は円周方向凹所を有し、
    上記凹所は、上記チャネル移送部材が上記ドリル部材部分上に配設されたときに該凹所は概略的に上記ドリル部材部分と上記チャネル移送部材との間に配置された概略的に環状の流体チャネルを提供する如く配置され、
    上記環状チャンバは前記ドリル部材通路を上記チャネル移送部材通路に対して流体接続する、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  10. 前記チャネル移送部材通路は、前記チャネル移送部材を通る流れを、略々所望の体積流速へと調節すべく寸法設定可能である、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  11. 前記ドリル部材は前記ドリル部材部分を提供するシャフト区画を含み、且つ、
    前記チャネル移送部材は上記シャフト区画上に配設可能である、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  12. 前記ドリル部材は第1ドリル部材であり、
    前記ドリル・アセンブリは、開放端部を備えた第2ドリル部材を更に含み、
    上記第1部材のシャフト区画は、上記2つのドリル部材を接続すべく且つ上記第1ドリル部材上に配設された前記チャネル移送部材を保持すべく少なくとも部分的に上記第2部材の開放端部内に配設可能である、請求項11記載の流体チャネル移送デバイス。
  13. 前記ドリル部材は第1ドリル部材であり且つ端部表面を更に有し、
    前記ドリル・アセンブリは、上記第1ドリル部材に接続可能な第2ドリル部材であって端部表面を有する第2ドリル部材を更に含み、且つ、
    前記チャネル移送部材は、上記第1部材部分上に配設された該チャネル移送部材を保持すべく上記2つのドリル部材が接続されたときに該第1および第2ドリル部材の端部表面の各々の間に配設され且つ該端部表面により接触される、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  14. 前記第1および第2ドリル部材の各々は、後部ヘッド、ケーシング、ドリルパイプ、および、ドリル・カラーの内のひとつである、請求項13記載の流体チャネル移送デバイス。
  15. 前記チャネル移送部材は、中央軸心と、第1および第2径方向端部表面と、上記軸心の回りで円周方向に延在する内側表面および外側表面とを備えた概略的に環状の本体を含み、
    上記本体の内側表面は前記ドリル部材部分を受容すべく寸法設定された中央ボアを画成する、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  16. 前記チャネル移送部材通路の少なくとも一部が概略的に前記本体軸心に沿い延在する如く、前記チャネル移送部材の外側表面は概略的に径方向に延在する区画を有し且つ前記放出ポートは上記径方向に延在する表面区画上に配置される、請求項15記載の流体チャネル移送デバイス。
  17. 前記環状本体は、前記本体軸心の回りで円周方向に延在する凹所であって、前記本体内側表面からの外径方向および前記第1および第2端部表面の一方からの軸心方向の内の少なくともひとつの方向に延在する凹所を有し、
    上記本体凹所は、前記チャネル移送部材が前記ドリル部材基礎部分上に配設されたときに、上記前記ドリル部材と上記チャネル移送部材との間に概略的に環状の流体チャネルを少なくとも部分的に画成し、
    上記環状チャンバは前記ドリル部材通路を前記チャネル移送部材通路に対して流体接続する、請求項15記載の流体チャネル移送デバイス。
  18. 前記ドリル部材は、概略的に前記ドリル部材内側表面と外側表面との間に各々が延在する前記通路を複数本含み、且つ、
    前記チャネル移送部材は、複数個の前記取入ポートと、複数個の前記放出ポートと、個々の上記取入ポートと個々の上記放出ポートとの間に各々が延在する複数本の通路とを有し、
    チャネル移送部材の各取入ポートは前記ドリル部材通路の少なくともひとつと流体接続可能である、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  19. 前記複数のドリル部材通路は前記ドリル・アセンブリ軸心の回りで円周方向に離間され、且つ、
    前記複数のチャネル移送部材通路は上記軸心の回りで円周方向に離間される、請求項18記載の流体チャネル移送デバイス。
  20. 中央ボアを境界付ける内側表面と、外側表面と、概略的に当該ドリル部材の内側表面および外側表面の間に延在する少なくとも一本の通路とを有する第1ドリル部材と、
    上記第1ドリル部材の一部分の回りに配設可能なチャネル移送部材であって、該チャネル移送部材は、少なくとも一個の取入ポートと、少なくとも一個の放出ポートと、上記取入ポートおよび放出ポートの間に延在する通路とを有し、上記取入ポートは上記中央ボアを上記放出ポートに対して流体結合すべく上記ドリル部材通路と流体接続可能であり、上記放出ポートは概略的にダウンホール・ドリル・アセンブリの外部へと流体を導向すべく構成されるというチャネル移送部材と、
    上記第1ドリル部材上に配設された上記チャネル移送部材を保持すべく上記第1ドリル部材に対して接続可能であり且つ上記チャネル移送部材に対して接触可能な第2ドリル部材とを備えて成る、
    ダウンホール・ドリル・アセンブリ用の流体チャネル移送デバイス。
  21. 前記第1および第2ドリル部材の各々は、後部ヘッド、ケーシング、ドリルパイプ、および、ドリル・カラーの内のひとつである、請求項20記載の流体チャネル移送デバイス。
  22. 前記第1ドリル部材は、外部螺条を備えたシャフト区画と、該シャフト区画の回りで円周方向に延在する径方向端部表面とを含み、
    前記チャネル移送部材は上記シャフト区画の回りに配設可能であり、
    前記第2ドリル部材は、螺条付き開口と、該開口の回りで円周方向に延在する径方向端部表面とを有し、
    上記開口は、上記チャネル移送部材が概略的に上記第1部材端部表面と上記第2部材端部表面との間に配設される如く、上記第1部材シャフト部分を受容して上記第1および第2ドリル部材を解除可能に接続すべく構成される、請求項20記載の流体チャネル移送デバイス。
  23. 前記チャネル移送部材は、中央軸心と、第1および第2径方向端部表面と、上記軸心の回りで円周方向に延在する内側表面および外側表面とを備えた概略的に環状の本体を含み、
    上記本体の内側表面は前記ドリル部材部分を受容すべく寸法設定された中央ボアを画成する、請求項20記載の流体チャネル移送デバイス。
  24. 前記環状本体は対置された径方向端部表面を更に有し、且つ、
    前記第1および第2ドリル部材の各々は、前記第1ドリル部材部分上に配設された上記本体を保持すべく、上記本体端部表面の個々に対して接触可能な端部表面を有する、請求項23記載の流体チャネル移送デバイス。
  25. 前記ドリル・アセンブリは前記第1および第2ドリル部材の中心を長手方向に延在する中央軸心を有し、該ドリル・アセンブリは該軸心に沿い下向き方向に孔内へと前進可能であり、且つ、
    前記チャネル移送部材の放出ポートは、流体を概略的に上記ドリル・アセンブリの外部に且つ概略的に上記軸心に沿う上向き方向に導向すべく構成される、請求項20記載の流体チャネル移送デバイス。
  26. 概略的に前記ドリル部材部分と前記チャネル移送部材との間に配設可能であると共に前記ドリル部材通路内への流体流を阻止すべく構成された環状シール部材を更に備えて成る、請求項20記載の流体チャネル移送デバイス。
  27. 前記ドリル部材通路は吐出口を有し、
    前記シール部材は上記ドリル部材通路吐出口上に延在すべく前記ドリル部材部分の回りに配設可能である概略的に撓曲可能なリングを含み、
    上記リングは流体圧力により概略的に外径方向に偏向して上記吐出口から流体が流出するのを許容し得る、請求項26記載の流体チャネル移送デバイス。
  28. 前記チャネル移送部材は前記第1ドリル部材部分の回りに着脱自在に配設可能であり、且つ、
    前記チャネル移送システムは、上記チャネル移送部材が前記ドリル部材から分離されたときに上記ドリル部材部分の回りに配設可能である概略的に環状の遮断部材であって前記ドリル部材通路を通る流れを実質的に阻止すべく構成された遮断部材を更に備える、請求項20記載の流体チャネル移送デバイス。
  29. 前記ドリル部材および前記チャネル移送部材の一方は円周方向凹所を有し、
    上記凹所は、上記チャネル移送部材が上記ドリル部材部分上に配設されたときに該凹所は概略的に上記ドリル部材部分と上記チャネル移送部材との間に配置された概略的に環状の流体チャネルを提供する如く配置され、
    上記環状チャンバは前記ドリル部材通路を上記チャネル移送部材通路に対して流体接続する、請求項1記載の流体チャネル移送デバイス。
  30. 前記ドリル・アセンブリは前記第1および第2ドリル部材を貫通して長手方向に延在する中央軸心を有し、
    前記第1ドリル部材は、上記中央軸心の回りで円周方向に離間された複数個の前記通路であって概略的に前記ドリル部材内側表面と外側表面との間に各々が延在する複数個の前記通路を含み、且つ、
    前記チャネル移送部材は、複数個の前記取入ポートと、複数個の前記放出ポートと、個々の上記取入ポートと個々の上記放出ポートとの間に各々が延在する複数本の通路とを有し、
    チャネル移送部材の各取入ポートは前記ドリル部材通路の少なくともひとつと流体接続可能であり、
    上記各放出ポートは上記中央軸心の回りで円周方向に離間される、請求項20記載の流体チャネル移送デバイス。
  31. 中央軸心と、中央ボアを境界付ける内側円周表面と、外側円周表面と、概略的に上記内側表面と外側表面との間に延在する通路とを有する長寸ドリル部材であって、上記軸心に沿い概略的に下向き方向において孔内へと前進可能な長寸ドリル部材と、
    上記ドリル部材の一部分の回りに配設可能である概略的に環状のチャネル移送部材であって、該チャネル移送部材は、取入ポートと、放出ポートと、上記取入ポートおよび上記放出ポートの間に延在する通路とを有し、上記取入ポートは上記ドリル部材中央ボアを上記放出ポートに対して流体接続すべく上記ドリル部材通路と流体接続可能であり、上記放出ポートは流体を概略的に上記ドリル・アセンブリの外部に且つ概略的に上記中央軸心に沿う上向き方向に導向すべく構成されるという概略的に環状のチャネル移送部材と、
    を備えて成る、ダウンホール・ドリル・アセンブリ。
  32. 第1および第2部材を含むダウンホール・ドリルであって、上記第1ドリル部材は、径方向端部表面と、中央ボアを境界付ける内側表面と、外側表面とを有し、上記第2ドリル部材は径方向端部表面を有するというダウンホール・ドリル用の流体チャネル移送デバイスであって、
    上記第1ドリル部材内に配備されると共に、上記第1部材の内側表面および外側表面の間に延在する通路と、
    上記第1ドリル部材の一部分の回りに配設可能なチャネル移送部材であって、該チャネル移送部材は、取入ポートと、放出ポートと、上記取入ポートおよび上記放出ポートの間に延在する通路とを有し、上記取入ポートは上記中央ボアを上記放出ポートに対して流体接続すべく上記第1ドリル部材通路と流体接続可能であり、上記放出ポートは流体を概略的に上記ドリル・アセンブリの外部に放出すべく構成され、上記第1および第2ドリル部材の各々の端部表面は上記第1部材部分の回りに配設された上記チャネル移送部材を保持すべく該チャネル移送部材に対して接触するというチャネル移送部材と、
    を備えて成る、ダウンホール・ドリル用の流体チャネル移送デバイス。
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