JP2008503329A - プランジャ上に低位配置のしるしを有するアプリケータ - Google Patents

プランジャ上に低位配置のしるしを有するアプリケータ Download PDF

Info

Publication number
JP2008503329A
JP2008503329A JP2007518384A JP2007518384A JP2008503329A JP 2008503329 A JP2008503329 A JP 2008503329A JP 2007518384 A JP2007518384 A JP 2007518384A JP 2007518384 A JP2007518384 A JP 2007518384A JP 2008503329 A JP2008503329 A JP 2008503329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tampon
plunger
applicator
indicia
insertion member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007518384A
Other languages
English (en)
Inventor
チャールズ、ジョン、バーグ、ジュニア
ダイアナ、リン、ギャン
トーマス、ワード、オズボーン、ザ、サード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2008503329A publication Critical patent/JP2008503329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • A61F13/26Means for inserting tampons, i.e. applicators

Abstract

挿入部材及びプランジャを含む、タンポンを収容できるアプリケータ装置が示される。挿入部材は、把持部端に対向する挿入端を含む。プランジャは、挿入部材内で滑動可能に構成される。プランジャは、外径、長手方向軸線、第2端に対向する第1端、及び低位配置のしるしを含む。低位配置のしるしは、プランジャの第1端と第2端との間に位置する。

Description

本発明は、アプリケータ、特に、アプリケータのプランジャ上に低位配置のしるしを含むタンポンアプリケータに関する。
タンポンアプリケータは、月経液又は他の流体の漏れを防ぐために、タンポンを膣腔に挿入するために使用されてきた。タンポンアプリケータの分野において、「プッシュ」タイプのタンポンアプリケータは、周知である。これらのアプリケータは、その最も単純な形態では、1対の同軸の中空円筒又は管を含む。外側の太い方の管は、タンポンを含む膣挿入管として作用する一方、内側の細い方の管即ちプランジャは、タンポンを外側の管から排出させる。
「プッシュ」タイプのタンポンアプリケータは、特定の欠点を有することが認められる。膣腔内のタンポンの位置が、漏れを低減する及び/又は除去するタンポンの効率に直接影響を及ぼし得ることもまた認められる。例えば、従来の「プッシュ」タイプのアプリケータは、タンポンを膣腔内で、流量の主要通路より上に過度に高く配置することがあるので、月経液は、吸収されずにタンポンを通過することがある。あるいは、タンポンアプリケータは、膣腔内でタンポンを過度に低く配置することがあり、それが、着用者の括約筋からタンポンに対して加えられる圧力のために不快感をもたらすことがある。タンポンを過度に低く配置することの別の非常に望ましくない危険性は、タンポンが偶然排出されることである。
タンポンの位置決めに関する上記の問題を解決するために、タンポンを膣腔内の所望の位置で適切に配置するタンポンアプリケータを提供することが、有益である。
本発明は、タンポンを収容できるアプリケータ装置を含む。アプリケータは、挿入部材及びプランジャを含む。挿入部材は、把持部端に対向する挿入端を含む。プランジャは、挿入部材と滑動可能に構成される。プランジャは、長手方向軸線、第2端に対向する第1端、及び低位配置のしるしを含む。低位配置のしるしは、プランジャの第1端と第2端との間に位置する。
本明細書で使用する時、「アプリケータ」とは、膣、直腸、耳道、鼻腔又は咽喉など、哺乳動物の外部開口部へのタンポン、薬剤、治療器具、視覚補助具又は他のものの挿入を容易にする器具又は道具を指す。そのようなものの非限定的な具体例として、タンポンを受け入れることができ、タンポン挿入のために使用できる、衛生用に設計されたいかなる既知のアプリケータもが挙げられ、いわゆるテレスコープ式アプリケータ、チューブ・アンド・プランジャ式アプリケータ、コンパクトアプリケータ、疾病の予防又は治療のための部位に薬剤を供給するためのアプリケータ、先端に光ファイバーを介して接続されたマイクロカメラが入った分光器、任意の設計の検鏡、外科用器具を導くための細い中空のパイプなどが挙げられる。
用語「排出された」は、本明細書で使用する時、タンポンがタンポンアプリケータから完全に又は部分的に押し出された後のタンポンの位置である。したがって、本明細書で使用する時、「排出」は、タンポンをタンポンアプリケータから押し出す行為又は部分的に押し出す行為ということになる。
本明細書で使用する時、用語「処女膜環」は、膣腔と外部生殖器との間の境界を指し、処女膜又は処女膜の残留組織の位置によって識別される。
用語「しるし」は、本明細書で使用する時、マーク、境界、点、又は手掛かりを指す。しるしに関する辞書の定義は複数名詞であることを容認して、本明細書で使用する時、その用語は、1つの若しくは複数のマーク、境界、点、又は手掛かりを含むことを意図している。
本明細書で使用する時、用語「低位配置」は、膣腔の内側のタンポンの垂直な位置を指し、タンポンの挿入端は、概ね、子宮頚部の下に配置され、タンポンの引き抜き端部は、概ね、処女膜環より上に配置される。タンポンの引き抜き端部は、タンポンの主要吸収材料を超えて延出するいかなる外装、二次的吸収性部材、又は引き抜きコードも含まない。
本明細書で使用する時、「接合した」又は「取り付けた」という用語は、第1要素を第2要素に直接固着することによって第1要素を第2要素に直接固定する構成;第1要素を中間部材(類)に固着し、次にその中間部材を第2要素に固着することによって第1要素を第2要素に間接的に固定する構成;及び第1要素が第2要素と一体化している構成、即ち、第1要素が本質的に第2要素の一部分である構成を包含する。
本明細書で使用する「タンポン」という用語は、膣管又は体の他の空洞に挿入されてそこからの流体を吸収して創傷治癒を助けるための、又は薬剤若しくは水分などの活性物質を送達するための、いかなるタイプの吸収性構造体をも指す。
一般に、自己維持タイプ、及び流体透過性袋タンポンなどの変形可能タイプの2つのタイプのタンポンがある。タンポンは、概ね「自己維持性」であり、使用前にその全体的形状及び大きさを保持する傾向がある。故に、タンポンプレジットが圧縮及び/又は成形される時、外力なしに膣に挿入可能である全体的形状及び寸法をとる。この自己維持形状は、タンポンの実際の使用中には持続する必要がなく、好ましくは持続しないことが、当業者に理解されるであろう。即ち、タンポンが挿入されて流体を獲得し始めると、タンポンは膨張し始めることができ、その自己維持形態を失うことができる。タンポンは、放射方向において、長手方向軸線に沿って軸線方向において、又は放射方向及び軸線方向の両方向においてほぼ円筒形体に圧縮されることができる。タンポンは、ほぼ円筒形体に圧縮されることができるものの、他の形が可能である。それらは、矩形、三角形、台形、半円形、砂時計形、S字型、又は他の適した形として説明することができる横断面を有する形を含むことができる。タンポンは、挿入端、引き抜き端部、長さ、幅、長手方向軸線、及び放射方向軸線を有する。タンポンの長さは、挿入端から引き抜き端部まで長手方向軸線に沿って測定することができる。低位配置で使用するための自己維持性タンポンは、タンポンの上部からタンポンの基部まで、長手方向軸線に沿って測定した長さが約60mm未満、典型的には長さが約30mm〜約56mm、又は長さが35mm〜約48mmである。タンポンの基部までの測定には、タンポンの主要吸収材料を超えて延出するいかなる外装、二次的吸収性部材、又は引き抜きコードも含まれない。典型的な自己維持性タンポンは、円筒の最大横断面に相当する幅が5〜20mmである。この幅は、自己維持性タンポンの長さに沿って変化することができる。第2のタイプのタンポンは、「変形可能な流体透過性袋タンポン」である。これらの変形可能な流体透過性袋タンポンは、一般に圧縮されず、チップ、球体、又は繊維などの、吸収性材料の小片を含む流体透過性袋から構成される。これらのタンポンは、約211g/cm(約3psi)未満の力で容易に変形する。
本明細書で使用する時、用語「膣腔」、「膣内」、及び「膣管」は、ヒトの女性の体の外陰部の内部生殖器を指す。用語「膣管」は、膣前庭部の下床部を含む陰唇間空間を含むことを意図していない。本明細書で使用する時、外から見える生殖器は、一般に用語「膣管」内に含まれない。
図1〜図5は、本発明のアプリケータ10を示している。図1は、挿入部材20Aの横断面及びプランジャ30Aを有する、本発明のアプリケータ10Aの1つの実施形態の側面図を説明している。挿入部材20Aは、タンポン36を収容することに適合している。挿入部材20Aは、中空の内部を含み、図1では、それはタンポン36、把持部端24に対向する挿入端22で充填されている。図1におけるプランジャ30Aは、長手方向軸線L、及び第2端28に対向する第1端26を含む。プランジャ30Aはまた、第1端26と第2端28との間に位置する、低位配置の1つ又は多数のしるし40Aも含むことができる。一般に低位配置のしるし40Aは、第1端26と第2端28との間でプランジャ30Aの中央部に隣接している。低位配置のしるし40Aは、典型的には、プランジャ30の第1端26又は第2端28のどちらにも位置しない。プランジャ30Aは、挿入部材20Aの内径内で滑動可能に構成される。加えて、第1端26は、挿入部材20内に収容されたタンポン36と接触するプランジャ30Aの部分である。第2端28は、長手方向軸線Lに沿って力が加えられて、挿入部材20Aを通してタンポン36を排出するプランジャ30Aの部分である。
アプリケータを使用するために、消費者は、通常、大陰唇を超えて挿入部材20Aの挿入端22を配置し、挿入部材20Aの把持部端24を把持する。次に、消費者は、アプリケータ10を突き込む。本明細書で使用する時、用語「突き込む」又は「突き込み」は、タンポン36の挿入プロセスの中の工程における行為を指し、結果として、挿入部材20Aの内径内で滑動可能に構成されたプランジャ30Aの第2端28が、挿入部材20Aの把持部端24の方により接近して、プランジャ30A上の低位配置のしるし40Aは、挿入部材の把持部端24とぴったり重なる。突き込む間、低位配置のしるし40は、消費者がプランジャ30Aを挿入部材30Aの把持部端24の方に移動させるか又は滑動させるのを停止する手掛かりとなり、その結果、タンポン36は、膣内の所望の位置に配置される。
低位配置のしるし40Aは、鮮明な又は段階的な感覚上の印象を示す、挿入プロセスにおけるいかなる境界、点、手掛かりであることもでき、タンポン36の所望の配置が達成される時を知らせるように視覚的な、聴覚的な、又は触覚的なしるしを含む。しるし40Aは、その人にとって理想的な、予め定められた挿入レベルと一致させるために、ユーザによって任意に変更可能である。その手法では、様々な挿入の深さに対応する1以上の低位配置のしるし40Aが、存在することができる。そのような場合、様々な低位配置のしるし40Aは、挿入の特定の深さに対応する異なる形状又は色彩であるが、それは、ユーザが自分の用途に適切な挿入の深さを識別し、選択するためである。
例えば、低位配置のしるし40Aは、1本の線、色彩の境界、色彩の違い、模様の違い(表面模様の違いを含む)を含むことができる視覚的なしるしであることができるか、又は2つの色彩、2つの模様、若しくは模様及び色彩が、プランジャ30Aの第1端26と第2端28の間で接する点であることができる。視覚的な低位配置のためのしるし40A、40B、及び40Cの実施形態が、図1〜図3に示されている。図1では、低位配置のしるし40Aは、プランジャ30Aの周囲を取り囲む細い実線の形態である。図2では、低位配置のためのしるし40Bは、プランジャ30Bの第1端26とプランジャ30Bの第2端28との間に位置する、プランジャ30Bを取り囲む斜めの縞の幅広のバンドである。低位配置のためのしるし40Bは、図2に示されるように、開始地点50及び終結地点52を有する。図3に説明されるように、低位配置のためのしるし40Cは、質感又は模様における違いである。挿入部材20Cは、プランジャ30Cの第1端26から低位配置のためのしるし40Cの開始地点50まで滑らかな質感を有するか、又は模様がなく、低位配置のためのしるし40Bの開始地点50からプランジャ20Cの第2端28に隣接する低位配置のためのしるし40Cの終結地点52まで砂利模様又は質感を有する。低位配置のしるし40B及び40Cは、図2及び図3に説明されるように、開始地点50及び終結地点52を有することに注意すべきである。タイプ及び幅によって、低位配置のためのしるし40は、開始地点50及び終結地点52を含むことができる。場合によっては、開始地点50及び終結地点52は、同一場所に存在することができるか、又は図1に説明される細い実線のしるし40Aなど、低位配置のためのしるし40自体と区別できないように、非常に接近していることができる。
低位配置のしるし40は、聴覚的な手掛かりであることができ、しるし40は、1つの音、音の段階、又は複数の異なる音を生じる。聴覚的な低位配置のしるし40Dの例は、図4におけるような、ロック機構の係合から生じるカチッという可聴音である。しかし、そのような聴覚的なしるし40は、プランジャ30に取り付けられたセンサの聴覚的な構成要素を形成することができ、これが、アプリケータ内に配置される電源に取り付けられた音波発生装置を介して可聴アラームを引き起こす低アンペア回路を完成させる。
その上、低位配置のしるし40は、挿入部材20上の複数の穴、ピットの凹部、溝、変化する表面質感、摩擦係数、又はプランジャ部分30上の複数の起立部分若しくはつば部分などの、触覚による手掛かりであることができる。触覚による低位配置の他のしるし40は、プランジャ30における複数の穴、又はプランジャにおける複数の起立部分の形態であることができる。
挿入部材20及びプランジャ30は、螺旋形に巻いた、包旋形に巻いた、又は長手方向に継ぎ合わせた中空の管の形態であることができ、紙、板紙、厚紙、又はこれらの組み合わせから形成される。挿入部材20及びプランジャ30はまた、プラスチックシートから熱成形されるか、又はプラスチックフィルムを折り畳む若しくは巻くなど、可撓性プラスチックから射出成型される、押し出される、又は形成されることもできる。挿入部材20及びプランジャ30はまた、紙とプラスチックとの組み合わせから形成されることもできる。
一般に外側管とも称される挿入部材20の大きさは、主にタンポン36の寸法によって決定することができる。特に、挿入部材20の直径は、様々な吸収性のタンポン36に対応するために多様であることができる。挿入部材20の内径は、通常、約19mm(約0.75インチ)未満及び約16mm(約0.625インチ)未満である。タンポン36の直径は多様であるが、女性が利用する大抵のタンポン36は、約19mm(約0.75インチ)未満の外径を有する。しかし、農場の動物又は他の哺乳動物などの動物に薬剤を投与するために本発明を使用することを所望する場合、より大きい直径を有する挿入部材を必要とする、より大きい寸法のタンポン36が使用できる。その上、挿入部材20の内径は、多様な直径及び形を有し、取り囲んだタンポン36の輪郭の形に適合することができる。一般に、挿入部材20の内径は、タンポン36の直径より好適に大きく、外側部材20が挿入部材20からのタンポン36の排出を妨げるのを防ぐべきである。プランジャ30は、挿入部材20より小さい直径を有する。プランジャ30は、挿入部材20内で滑動可能に移動する寸法であり、それらの間に最小限の隙間を有する。
挿入部材20及びプランジャ30は、約0.1mm〜約2mmの予め定められた厚さを有する壁を有する。挿入部材20及びプランジャ30の壁は、単プライの材料から構成されることができるか、又は合わせて固着されて積層体を形成する2以上のプライから形成されることができる。
2以上のプライ又は層を使用することは、挿入部材20及びプランジャ30の作製では一般的であるが、それは、製造者が、様々な層において、タンポンアプリケータ10の性能を高めることができる特定の材料の使用を可能にするからである。2以上のプライが使用される時、全てのプライは螺旋形に巻かれるか、包旋形に巻かれるか、又は長手方向に継ぎ合わされて、細長い円筒を形成することができる。例えば、幾つかの実施形態では、より粗い、そしておそらくより厚いプライを取り囲む外側又は外部表面上の滑らかな薄い材料のプライを使用して、壁を構成することができる。少なくとも3プライを含む実施形態では、中間のプライはより厚いプライであることができ、内部プライ及び外部プライは滑らか及び/又は滑りやすくして、それぞれタンポン36の排出を容易にすること、そして女性の膣に挿入部材20を挿入するのを容易にすることができる。薄くて滑らかな2つのプライの間に、厚くてより粗い材料のプライを挟むことによって、非常に機能的である安価な挿入部材20が提供できる。壁は、1〜4プライを含むことができるが、所望される場合、それより多くのプライが使用されることができる。同様に、挿入部材20の端にへりが作られることができる。
のりなどの接着剤、又は熱、圧力、超音波などが、壁を形成するプライを共に留めることができる。接着剤は、水溶性又は非水溶性のどちらであることもできる。水溶性接着剤は、水に浸した時、壁が迅速に分離するという環境的な理由ために使われる。そのような浸漬は、挿入部材20及びプランジャ30をトイレに流すことによって処理される場合に発生する。水への浸漬、化学物質との相互作用、及び攪拌の全てが起こる自治体の汚物処理設備に挿入部材20及びプランジャ30が曝されることによって、比較的短時間で壁が分離し、均等に分散する。
あるいは、材料は、管の形体に重なり合うことができる。挿入部材20及び/又はプランジャ30を螺線形か又は包旋形に巻いて円筒形の管にすることは、挿入部材20及び/又はプランジャ30が積層体から形成される時、特に有利である。
挿入部材20は、吸収性タンポン36などの挿入可能要素を収容する大きさにされ構成される。上述のように、挿入部材20は、実質的に滑らかな外側表面、即ち女性の膣に挿入部材20を挿入するのを容易にする、膣の体内組織との抵抗が少ない外側表面を有するべきである。外側表面が滑らか及び/又は滑りやすい時、挿入部材20は、膣の内部組織の表皮剥離を起こすことなく女性の膣に容易に滑り込む。挿入部材20は、コーティングされて、高い滑り特性をもたらすことができる。ワックス、ポリエチレン、ワックスとポリエチレンとの組み合わせ、セロファン、粘土、雲母、及び他の潤滑剤は、挿入部材20に塗布されて快適な挿入を容易にすることができる代表的なコーティングである。
本発明のアプリケータ10は、挿入される物体を収容するのに有用である形状又は横断面を有することができる。収容されるタンポン36の形は、挿入部材20の形を示すことが多いが、この一般的な通例から離れて、例えば、円筒形のタンポン36が、矩形のアプリケータに収容されることができるように作製できる。挿入部材20及びプランジャ30は、多数の断面形をとることができ、それには円形、楕円形、多角形(例えば台形、矩形、三角形)などが挙げられるがこれらに限定されない。加えて、挿入部材20及びプランジャ30は、タンパックス・パール・スーパー(TAMPAX PEARL SUPER)のような線状のつくりなどの実質的に細長い、湾曲、若しくは可撓性であることができるか、又は当業者に明白である他の形をとることができる。加えて、挿入部材20及びプランジャ30は、実質的に細長い、湾曲、若しくは可撓性であることができるか、又は当業者に明白である他の形をとることができる。アプリケータの形の幾つかの例は、PCT国際公開特許WO2004/024193(レーカン(Lecan)ら、2004年3月25日発行)及び欧州特許出願1101473(ミツヒロ(Mitsuhiro)ら、2001年5月23日発行)に記載されている。
挿入部材30の挿入端は、開いた端又は閉じた端であることができ、ペタル(花弁)、波形、プリーツ、又はフィルムキャップを含むことができる。挿入中、タンポン36がプランジャ30によって上向きに押される時、ペタルが開き、タンポン36を膣内に通す。
挿入部材30の把持部端は、挿入部材上に位置するフィンガーグリップ46の形体を含むことができ、消費者が、体腔に材料を挿入する間にアプリケータをよりしっかりと保持するのを可能にする。アプリケータの取り扱いを容易にし、挿入体験を改善するために、様々なフィンガーグリップ46の形体が提案されてきた。1つの提案は、タンポンアプリケータの挿入部材の外側表面を型押しすることにより形成される一体式フィンガーグリップ46を有するタンポンアプリケータである。アプリケータの型押し部分は、一連の周辺の環か又は一連の別個の起立した点の形態をとることができる。そのようなフィンガーグリップ46の例は、米国特許第6,045,526号(ジャクソン(Jackson))、米国特許第5,395,308号(フォックス(Fox)ら)、米国特許第5,290,501号(クレシアス(Klesius))、米国特許第4,573,964号(ハフマン(Huffman))、米国特許第4,573,963号(シェルドン(Sheldon))、米国特許第4,891,042号(ネルビン(Nelvin)ら)、米国特許第4,412,833号(ウェイグナー(Weigner)ら)、米国特許第3,895,634号(バーガー(Berger))、米国特許第3,628,533号(バーガー(Berger))、米国特許第3,628,533号(レーヤー(Leyer))、米国特許第2,922,423号(リカルド(Rickard))、米国特許第2,587,717号(フォーネス(Fourness))、米国特許第2,489,502号(ルース(Ruth))、米国特許第6,685,787号及び米国特許第6,685,788号(どちらもリナレス(Linares)ら)に見出される。
その上、本発明のアプリケータ10のプランジャ30は、同様のフィンガーグリップ部分又は把持手段を有することができる。プランジャ30上のフィンガーグリップは、当該技術分野において既知のいかなるタイプの浮き出し又は凹部であることもできる。プランジャ30上のフィンガーグリップ部分の例は、米国特許第3,068,867号(ブレッツィンガー(Bletzinger)ら、1962年12月18日発行)に記載されるようなプランジャのほぼ平坦な部分、欧州特許出願034922(アレキサンダー(Alexander)ら、1990年3月1日公開)に記載されるような、把持を援助するための周辺の一連の窪み、又は米国特許第3,196,873号(ブレッツィンガー(Bletzinger)ら、1962年8月27日発行)に示されるような、正反対に配置され、軸線方向に延出するプランジャ上の一対のガイド溝として示される。
本発明のアプリケータ10のプランジャ30は、中空又は中実であることができる。中実のプランジャ30の例は、棒の形をしたものであり、米国特許第3,068,867号(ブレッツィンガー(Bletzinger)ら、1962年12月18日発行)に記載される。プランジャ30の第1端26からプランジャ30の第2端28まで測定した本発明のプランジャ30の長さは、45〜100mmの範囲であることができる。プランジャ30はまた、第1端26と第2端28との間に位置する低位配置のしるし40も含む。
挿入部材20及びプランジャ30は、組み合わさって、米国特許第6,019,744号に開示されるタンポンアプリケータ10のようにロック機構48を有することができ、ロック機構は、曲げ可能であるように、また挿入部材20の長手方向のスリットを通って突き出すように、一体的にプランジャ30に接続した舌形の保持要素を含む。別の提案は、米国特許第6,450,986号に開示されるタンポンアプリケータ10であり、プランジャから放射方向外側に突き出すショルダーと戻りの縁とを含むへりを有するプランジャ30を含む。へりは、挿入部材20の外筒に干渉して、停止をもたらす。
本発明のアプリケータ10は、タンポンの低位配置をもたらすためのキットの一部分であることができる。キットは、タンポン36を収容できる少なくとも1つのアプリケータ10を含むパッケージであることができる。キット内のアプリケータ10は、挿入部材20、プランジャ30、及び挿入部材20内に配置されるタンポン36を含む。挿入部材20は、把持部端24に対向する挿入端22を含む。プランジャ30は、長手方向軸線L、第1端26、第2端28、及び低位配置のしるし40を有する。アプリケータ10が挿入前の位置にある時、低位配置のしるし40は、プランジャ30の第2端28に対向する第1端22の間に配置される。
キットはまた、パッケージと関連する一組の使用説明書も含む。一組の使用説明書は、タンポン36を膣内の低位配置位置に配置するための説明を含む。パッケージは、次の書面による説明を含む:まず、消費者が自分の指で挿入部材20の把持部端24を把持するべきであると使用説明書に記述されている。その後、消費者が挿入部材20を膣開口部に又はそれに隣接して配置し、自分の指が自分の体に隣接するか又は接触するまで挿入部材20を膣に滑り込ませることが使用説明書に記述されている。次に、消費者が、プランジャ30上の低位配置のしるし40が挿入部材20の把持部端24とぴったり重なるように、挿入部材20の把持部端24により近い方にプランジャ30の第2端28を押すことが使用説明書に記述されている。
本発明のアプリケータは、挿入端22及び把持部端24を有する挿入部材20を最初に準備することによって作製される。次に、第1端26及び第2端28を有するプランジャ30が準備される。次に、プランジャが挿入部材20に挿入される。幾つかの実施形態では、プランジャ30が挿入部材20内に滑動可能に導入されるように、ロック機構48が配置される。低位配置のしるし40は、プランジャ30の形成中又は形成後に作製されることができる。しるし40が、線、色彩、又は色彩及び模様における変化若しくは段階である場合、プランジャ30には、スプレー、浸漬、塗装、染色、スクリーン印刷、レーザー印刷、ないしは別の方法でしるしをつけることができる。いかなる染料、塗料、又は顔料も使用することができる。適した染料、塗料、及び顔料は、恒久的であって、ユーザ又は着用者の衣類を汚さず、着用者に毒性及び刺激がない。
低位配置のためのしるし40は、プランジャ30上に配置されて、タンポン36が膣内の低位配置位置に挿入されるのを確実にする。低位配置位置は、膣腔の内側のタンポン36の位置を指し、タンポン36の挿入端54は、概ね、子宮頚部の下に配置され、タンポン36の引き抜き端部56は、概ね、処女膜環の上に配置される。タンポン36の低位配置位置を得るために、低位配置のためのしるし40は、プランジャ30上の正確な位置になければならない。しるし40が不正確な位置に置かれた場合、アプリケータ10の突き込みの後、タンポン36は、膣内で過度に高く又は膣内で過度に低く配置され得る。それ故に、本発明の目的のために、低位配置のしるし40は、プランジャ30上の距離Ipの位置に配置される。低位配置のためのしるし40が配置される測定距離Ipは、次の等式のいずれか1つによって引き出すことができる。
(1)Ip=A+TL−(M−X)及び
(2)Ip=EP+TL−M
この等式において、「A」の値は、タンポン36が低位配置位置にあるためにタンポン36が移動しなければならない距離を表す。等式中の「A」の値は、大陰唇にある挿入前の位置のタンポン36の挿入端54と、挿入後の膣内のタンポン36の引き抜き端部56との間の距離ということになる。「A」の値は、タンポン36が膣内の低位配置位置にあるための、挿入の目標となる深さに応じて変化することができる。
表1は、Aの値を示す。下記の表1のAの値は、MRI及び試験によって多数の官能試験員から出願人が収集したデータに基づく。Aの値は、目標となる深さが処女膜環に又はそのわずかに上にある場合、タンポン36が移動しなければならない距離を表す。Aは、大陰唇にある挿入前の位置のタンポン36の挿入端54と、処女膜環にあるタンポン36の引き抜き端部56との間の距離である。Aの値は、目標となる深さが処女膜環より5mm上である場合にタンポン36が移動しなければならない距離を表す。Aは、大陰唇にある挿入前の位置のタンポン36の挿入端54と、処女膜環より5mm上の距離のタンポン36の引き抜き端部56との間の距離である。Aの値は、目標となる深さが処女膜環より10mm上にある場合にタンポン36が移動しなければならない距離を表す。Aは、大陰唇にある挿入前の位置のタンポン36の挿入端54と、処女膜環より10mm上の距離のタンポン36の引き抜き端部56との間の距離である。Aの値は、目標となる深さが処女膜環より15mm上である場合にタンポン36が移動しなければならない距離を表す。Aは、大陰唇にある挿入前の位置のタンポン36の挿入端54と、処女膜環より15mm上の距離のタンポン36の引き抜き端部56との間の距離である。Aの値は、約21mmより大きく、約36mm未満である。
Figure 2008503329
この等式において、「TL」は、タンポン36の挿入端54からタンポン36の引き抜き端部56まで測定したタンポン36の、mmでの長さを表す。
この等式において、M−Xは、アプリケータ10を膣に挿入する間に挿入部材20が大陰唇を超えて配置される時の、挿入部材20の長さを表す。Mは、挿入部材20の挿入端22から挿入部材20の把持部端24までの、挿入部材20の長さである。但し、図5におけるように、端部が開放されたアプリケータでは、Mは、タンポン36の挿入端54から、挿入部材20の把持部端34まで測定されることに注意すること。Xは、フィンガーグリップ46の挿入端58から挿入部材20の把持部端24までのフィンガーグリップの長さである。一般に、Xは17mmであり、これは一般的な消費者が把持部端24で挿入部材20を把持するために使用すると仮定した長さである。
EP即ち「有効突き込み」は、A+Xの値である。EPは、等式(1)Ip=A+TL−M+Xにおいて、A+Xと置換されて、等式(2)Ip=EP+TL−Mを引き出すことができる。EPの値において、Xは17mmであり、これは一般的な消費者が把持部端24で挿入部材20を把持するために使用すると仮定した長さである。挿入端58から挿入部材20の把持部端24まで測定したアプリケータ10上の実際のフィンガーグリップ46が、17mmに等しくない場合、EPは修正することができる。「修正したEP」即ち「EP」は、等式(A−X)+17mmで計算でき、式中、Xは、フィンガーグリップ46の挿入端58から挿入部材20の把持部端24まで測定したフィンガーグリップの長さである。一般に、EPは、38〜60mm又は43〜60mmの範囲である。
Figure 2008503329
低位配置のしるし40の配置は、タンポンの長さ及び有効突き込みの長さの両方に依存する。用語「組み合わされた有効突き込み」即ち「CEP」は、本明細書で使用する時、EPにTLを足した数学的合計である。本出願におけるCEPは、103mm未満である。あるいは、CEPは99mm未満である。
どちらかの等式から得られる「Ip」の値は、膣に適切に挿入した後、タンポン36の低位配置位置を得るために使用されるべきプランジャ30の長さを表す。故に、Ipは、低位配置のためのしるし40がプランジャ30上に配置される測定距離であり、挿入部材20の把持部端24からプランジャ30の第2端28に向かって測定される。低位配置のためのしるし40が正確な位置にあるようにIpを適切に測定するために、アプリケータは、挿入前の位置になければならない。用語「挿入前の位置」は、本明細書で使用する時、挿入前のアプリケータ10の配置を指し、プランジャ30の第1端26が、タンポン36の引き抜き端部56と接触し、またタンポン36の挿入端54が、挿入部材20の挿入端22に隣接し、結果として、プランジャ30のいかなる追加的な動きも、タンポン36の同等の、及び相互に対応する動きを引き起こす。但し、消費者によって受け入れられるアプリケータは、挿入前の位置にあってもよく又はなくてもよいことに注意すること。故に、Ipを測定する前に、アプリケータ10は、挿入前の位置に配置されなければならない。図5は、挿入部材20を有するアプリケータ10の横断面の側面図であるので、アプリケータ10が挿入前の位置にある時の、挿入部材20内のタンポン36及びプランジャ30の位置を見ることができる。Ipの値は、約21mm+TL−(M−X)より大きく、約36mm+TL−(M−X)未満である。
図5は、本発明のアプリケータ10上のTL、M、X、及びIpの値を説明している。
しるし40が、正確な位置に付けられた時、アプリケータが、消費者によって適切に突き込まれた後、タンポン36の低位配置位置が得られる。突き込まれる間、低位配置のしるし40は、消費者が挿入部材30の把持部端24の方にプランジャ30の第2端28を移動させる又は滑動させるのを停止する手掛かりであり、その結果、タンポン36は、膣内の所望位置に配置される。
実施例1:本発明のアプリケータ10は、プラスチックから構成される。アプリケータ10は、挿入端22から把持部端24までの挿入部材20の長さ、即ち59mmのMを有する挿入部材20と、挿入端54から引き抜き端部56までの長さ、即ちTLを有するタンポン36とを含み、アプリケータ10が挿入前の位置にある時、TLは42mmである。Xは、フィンガーグリップ46の挿入端58から挿入部材20の把持部端24までのフィンガーグリップ46の長さであり、17mmである。等式Ip=A+TL−M+Xを使用すると、Ipの値は、低位配置の範囲に入るAの様々な値において次のとおりである。
Figure 2008503329
Ipは、タンポン36が低位配置位置に挿入されるために、表中の距離のいずれか又はそれらの間であることができることに注意すること。
しかし、タンポン36の引き抜き端部56が処女膜環にあるように配置したい場合、Ipは21mmであり、結果として、低位配置のしるし40の開始地点50は、挿入部材20の把持部端24からプランジャ30の第2端28に向かって測定した距離21mmの位置でプランジャ30上に配置される。低位配置のしるし40は、ロック機構48の係合から生じるカチッという可聴音であり、係合時、ロック機構48は、挿入部材20の把持部端24からプランジャ30の第2端28に向かって測定した距離21mmの位置でプランジャ30上に配置される。
実施例2:本発明のアプリケータ10は、プラスチックから構成される。アプリケータ10は、挿入端22から把持部端24までの挿入部材20の長さ、即ち70mmのMの挿入部材20と、挿入端54から引き抜き端部56までの長さ、即ちTLを有するタンポン36とを含み、アプリケータ10が挿入前の位置にある時、TLは48mmである。等式Ip=EP+TL−Mを使用すると、Ipの値は、低位配置の範囲に入るEPの様々な値において次のとおりである。
Figure 2008503329
Ipは、タンポン36が低位配置位置に挿入されるために、表中の距離のいずれか又はそれらの間であることができることに注意すること。
しかし、タンポン36の引き抜き端部56が、処女膜環より10mm上の距離にあってほしい場合、EPは48mmであり、Ipは26mmである。挿入部材20の把持部端24から測定したプランジャ30上の26mmが滑らかであり、挿入部材20の把持部端24からプランジャ30の第2端28まで測定したプランジャの残部がきめの粗い質感であるように、低位配置のしるし40は、プランジャ30の表面上の2つの質感の間の遷移地点であることができる。
実施例3:本発明のアプリケータ10は、板紙から構成される。アプリケータ10は、挿入端22から把持部端24までの挿入部材20の長さ、即ち70mmのMの挿入部材20と、挿入端54から引き抜き端部56までの長さ、即ちTLを有するタンポン36とを含むことができ、アプリケータ10が挿入前の位置にある時、TLは48mmである。Xは、フィンガーグリップ46の挿入端58から挿入部材20の把持部端24までのフィンガーグリップの長さであり、17mmである。等式Ip=A+TL−M+Xを使用すると、Ipの値は、低位配置の範囲に入るAの様々な値において次のとおりである。
Figure 2008503329
Ipは、タンポン36が低位配置位置に挿入されるために、表中の距離のいずれか又はそれらの間であることができることに注意すること。
しかし、同じアプリケータ上に低い配置のためのしるし40を2つ設置することができるので、消費者は挿入の深さを選択することができる。第1のしるし40は、タンポン36の引き抜き端部56が処女膜環より5mm上の距離にあるように配置するためであるので、Ipは21mmである。低位配置のしるし40は、プランジャ30の周囲を取り囲む青色の2mmのバンドであり、しるし40の開始地点50は、挿入部材20の把持部端24からプランジャ30の第2端に向かって測定した距離21mmの位置に配置される。第2のしるし40は、タンポン36の引き抜き端部56が処女膜環より10mm上の距離にあるように配置するためであるので、Ipは26mmである。低位配置のしるし40は、プランジャ30の周囲を取り囲むラベンダー色の3mmのバンドであり、しるし40の開始地点50は、挿入部材20の把持部端24からプランジャ30の第2端に向かって測定した距離26mmの位置に配置される。
「発明を実施するための最良の形態」の説明で引用したすべての文献は、その関連部分において本明細書に参考として組み込まれ、いかなる文献の引用も、それが本発明に対する従来技術であることを認めるものと解釈すべきではない。
本発明の特定の実施形態が説明及び記載されてきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
挿入部材の横断面を有する、本発明のアプリケータの1つの実施形態の側面図であり、タンポンも含む。 挿入部材の横断面を有する、本発明のアプリケータの別の実施形態の側面図であり、引き抜き部材を有するタンポンも含む。 挿入部材の横断面を有する、本発明のアプリケータの別の実施形態の側面図であり、タンポンも含む。 挿入部材の横断面を有する、本発明のアプリケータの別の実施形態の側面図であり、引き抜き部材を有するタンポンも含む。 挿入部材の横断面を有する、挿入前の位置における本発明のアプリケータの別の実施形態の側面図であり、引き抜き部材を有するタンポンも含む。

Claims (9)

  1. 中空の内部、及び把持部端に対向する挿入端を有する挿入部材と、
    前記挿入部材内で滑動可能に構成されたプランジャであって、長手方向軸線、第2端に対向する第1端を有する前記プランジャと
    を含む、タンポンを収容できるアプリケータであって、前記プランジャが、低位配置のしるしを含み、
    前記アプリケーションが挿入前の位置にある時、前記低位配置のしるしが、前記プランジャの前記第1端と前記第2端との間に配置されることを特徴とする、アプリケータ。
  2. 前記アプリケータが挿入前の位置にある時、前記低位配置のしるしが、前記挿入部材の前記把持部端と前記プランジャの前記第2端との間に配置される、請求項1に記載のアプリケータ。
  3. 前記アプリケータが挿入前の位置にある時、前記挿入部材の前記把持部端から測定したときに、前記低位配置のしるしが、前記プランジャ上の距離Ipの位置に配置される、請求項1又は2に記載のアプリケータ。
    Ip=A+TL−(M−X)
  4. 38mm〜60mmの有効突き込み(EP)を更に含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  5. 103未満、好ましくは99未満の総有効突き込み(CEP)を更に含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  6. 30mm〜56mmの範囲のタンポンの長さ(TL)を更に含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  7. 前記低位配置のしるしが、視覚的なしるしを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  8. 前記低位配置のしるしが、触覚的なしるしを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  9. 前記低位配置のしるしが、聴覚的なしるしを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のアプリケータ。
JP2007518384A 2004-06-30 2005-06-30 プランジャ上に低位配置のしるしを有するアプリケータ Pending JP2008503329A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/881,888 US20060004320A1 (en) 2004-06-30 2004-06-30 Applicator with low placement indicia on the plunger
PCT/US2005/023567 WO2006005008A1 (en) 2004-06-30 2005-06-30 Applicator with low placement indicia on the plunger

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008503329A true JP2008503329A (ja) 2008-02-07

Family

ID=34977070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007518384A Pending JP2008503329A (ja) 2004-06-30 2005-06-30 プランジャ上に低位配置のしるしを有するアプリケータ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20060004320A1 (ja)
EP (1) EP1781224A1 (ja)
JP (1) JP2008503329A (ja)
CA (1) CA2569232C (ja)
WO (1) WO2006005008A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009240784A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mcneil Ppc Inc 尿失禁用装置のための調節可能なアプリケータ

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007064761A1 (en) * 2005-11-30 2007-06-07 The Procter & Gamble Company Intravaginal article measuring device
EP2664312A1 (en) 2006-06-12 2013-11-20 Playtex Products, Inc. Tampon Assembly Providing Proper Bodily Placement of a Pledget
US7799005B2 (en) * 2006-11-30 2010-09-21 The Procter & Gamble Company Intravaginal article measuring device
US8062245B2 (en) * 2007-02-08 2011-11-22 The Procter & Gamble Company Self-orienting applicator
US20090192436A1 (en) * 2008-01-24 2009-07-30 Nancy Karapasha Applicator having plunger with gripping elements
US8221374B2 (en) * 2008-03-31 2012-07-17 Mcneil-Ppc, Inc. Urinary incontinence device applicator
US7935098B2 (en) * 2008-03-31 2011-05-03 Mcneil-Ppc, Inc. Applicator for intravaginal devices
US8435205B2 (en) 2010-01-29 2013-05-07 The Procter & Gamble Company Applicator having a color gradient
CA2823792C (en) * 2011-01-07 2020-06-23 John Mikhail Biodegradable water soluble tampon applicator and process and apparatus to manufacture same
JP5875349B2 (ja) * 2011-11-30 2016-03-02 ユニ・チャーム株式会社 生理用タンポンの位置確認シート、生理用タンポンの説明書、生理用タンポンの包装袋及び生理用タンポンの収容体
USD756518S1 (en) 2014-08-15 2016-05-17 The Procter & Gamble Company Applicator

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001524005A (ja) * 1997-05-06 2001-11-27 コロプラスト アクティーゼルスカブ 不随意排尿の防止装置
JP2002521135A (ja) * 1998-07-29 2002-07-16 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー ソフトな適合性中空バッグタンポンおよびタンポン伸展アプリケーター
WO2004024193A2 (en) * 2002-09-12 2004-03-25 Playtex Products, Inc. Ergonomic tampon applicator

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB557035A (en) * 1939-07-15 1943-11-02 Henry Hodges Hall An intra-vaginal menstrual appliance
US3068867A (en) * 1959-01-02 1962-12-18 Kimberly Clark Co Cellulosic product
US3643661A (en) * 1969-07-15 1972-02-22 Kimberly Clark Co Tampon for directional placement and applicator therefor
US3760808A (en) * 1969-12-01 1973-09-25 K Bleuer Tampon applicator assembly
US4148317A (en) * 1977-09-14 1979-04-10 Personal Products Company Reduced length tampon-applicator assembly
US4479791A (en) * 1980-07-28 1984-10-30 Tampax Incorporated Tampon applicator
GB2166656B (en) * 1984-11-10 1988-06-29 Kao Corp Tampon applicator
US4646802A (en) * 1986-02-24 1987-03-03 Worldsbest Industries, Inc. Removably-supported hamper bag and foldable support therefor
US4960417A (en) * 1986-06-26 1990-10-02 Tambrands, Inc. Compact tampon applicator with improved interlock
US4846802A (en) * 1986-06-26 1989-07-11 Tambrands Inc. Tampon applicator
US4726805A (en) * 1986-06-26 1988-02-23 Tambrands Inc. Tampon applicator
GB9123524D0 (en) * 1991-11-06 1992-01-02 Tambrands Ltd Sanitary tampon
US5348534A (en) * 1992-11-06 1994-09-20 Tambrands Inc. Tampon applicator
US5279541A (en) * 1992-11-06 1994-01-18 Tambrands Inc. Tampon applicator
CA2143083A1 (en) * 1994-08-22 1996-02-23 Steven James Nielsen Tampon applicator having a semi-spherically shaped pleated tip
US5693009A (en) * 1994-08-22 1997-12-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon applicator with multilayered tip
US5792096A (en) * 1994-08-22 1998-08-11 Kiberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon applicator having an improved pleated tip
US5569177A (en) * 1994-08-22 1996-10-29 Kimberly-Clark Corporation Tampon applicator
US5782793A (en) * 1994-08-22 1998-07-21 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon applicator having a semi-spherically shaped pleated tip
US5571540A (en) * 1994-09-06 1996-11-05 Kimberly-Clark Corporation Apparatus for crimping, pleating and forming a tip on a hollow tube
US5501063A (en) * 1994-09-06 1996-03-26 Kimberly-Clark Corporation Apparatus and method of reducing the force to expel a tampon from a tampon applicator and the applicator itself
US5709652A (en) * 1995-06-28 1998-01-20 Mcneil-Ppc, Inc. Tampon applicator tube having apertured finger grip
US6036666A (en) * 1996-10-09 2000-03-14 Peiler; Frances K. Tampon applicator
US6302861B2 (en) * 1998-07-29 2001-10-16 The Procter & Gamble Company Spreading tampon applicator
IL126111A0 (en) * 1998-09-07 1999-05-09 Medivice Systems Ltd Tampon applicator
JP3939118B2 (ja) * 2001-10-01 2007-07-04 ユニ・チャーム株式会社 体液吸収製品の個包装体
JP4249047B2 (ja) * 2004-01-30 2009-04-02 ユニ・チャーム株式会社 生理用タンポン

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001524005A (ja) * 1997-05-06 2001-11-27 コロプラスト アクティーゼルスカブ 不随意排尿の防止装置
JP2002521135A (ja) * 1998-07-29 2002-07-16 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー ソフトな適合性中空バッグタンポンおよびタンポン伸展アプリケーター
WO2004024193A2 (en) * 2002-09-12 2004-03-25 Playtex Products, Inc. Ergonomic tampon applicator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009240784A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mcneil Ppc Inc 尿失禁用装置のための調節可能なアプリケータ

Also Published As

Publication number Publication date
US20060004320A1 (en) 2006-01-05
CA2569232A1 (en) 2006-01-12
CA2569232C (en) 2012-01-10
WO2006005008A1 (en) 2006-01-12
EP1781224A1 (en) 2007-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008503329A (ja) プランジャ上に低位配置のしるしを有するアプリケータ
JP2008504108A (ja) 挿入部材上に低位配置のしるしを有するアプリケータ
CA2530784C (en) Applicator having an indented fingergrip with raised portions
FI93793C (fi) Laite tahattoman virtsaamisen estämiseksi
JP2008520368A (ja) タンポンアプリケータ
JP2005530557A (ja) コルゲート化されたグリップを有するタンポンアプリケータ
US20060161096A1 (en) Pessary applicator providing low placement
US20060155240A1 (en) Pessary applicator providing low placement
US20060111661A1 (en) Pessary applicator providing low placement
US20070027424A1 (en) Tampon applicator for a feminine hygiene product providing proper vaginal placement
JP2007502168A (ja) 複数のスリットを備えるロック機構を有するアプリケータを作製する方法
US20050273038A1 (en) Tampon applicator providing low placement
US20050273042A1 (en) Tampon applicator providing low placement
JP2007502167A (ja) 複数のスリットを備えるロック機構を有するデバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091111

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100514