JP2008502197A - 同一の送信においてプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージを有する情報を送信/受信する方法、装置及び信号 - Google Patents

同一の送信においてプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージを有する情報を送信/受信する方法、装置及び信号 Download PDF

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Abstract

情報を送信する送信器(116)及び前記情報を受信する受信器(126)は、同一の送信又は同一の受信において結合されたプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージを有する前記情報により規定され、前記プライマリ及びセカンダリメッセージは、通信プロトコル信号メッセージを有し、プロトコル変換構成が追加され、送信器(116)と受信器(126)との間に配置される必要があることを回避する。これは、送信器(116)と受信器(126)との効率を増大する。プライマリ及びセカンダリ通信プロトコルメッセージは、802.11a及び802.11nのような新しい規格のような第1及び第2の規格に従う。受信器(126)は、受信器(126)が前記第1又は第2の規格に従う場合に前記プライマリ又はセカンダリ通信プロトコルメッセージを検出することができる。前記セカンダリメッセージは、変調により、又は変調コンスタレーションのセットのサブセットの選択により、前記プライマリメッセージに埋め込まれる。

Description

本発明は、受信器に情報を送信する送信器に関し、送信器から情報を受信する受信器、前記送信器を有する及び/又は前記受信器を有する装置、送信器と受信器との間で情報を交換する方法、並びに信号に関する。
このような装置の例は、携帯電話、パーソナル・デジタル・アシスタント、デスクトップ及び/又はラップトップ及び/又はハンドヘルド型コンピュータ、並びに無線インターフェースである。
従来の構成は、プロトコル変換構成を開示する欧州特許第EP0742662A1号公開公報から既知である。このプロトコル変換構成は、第1のプロトコルに基づく第1の構成と第2のプロトコルに基づく第2の構成との間に配置され、第1の情報要素を記憶された第2の情報要素、及び場合により記憶された第3の情報要素と比較し、1つ以上の比較結果に依存して前記第1の情報要素又は前記第2の情報要素のいずれかを転送する。
前記既知の構成は、特に、追加されなければならずかつ前記第1の構成と前記第2の構成との間に配置されなければならない追加の構成を形成するという事実のため、不利である。
本発明の第1の目的は、特に、追加の構成が追加され、かつ送信器と受信器との間に配置されることを必要としない送信器を提供することである。本発明の第2の目的は、特に、追加の構成が追加され、かつ送信器と受信器との間に配置されることを必要としない受信器を提供することである。本発明の他の目的は、特に、このような送信器を有する及び/又はこのような受信器を有する装置を提供すること、送信器と受信器との間で情報を交換する方法を提供すること、並びに追加の構成が追加され、かつ送信器と受信器との間に配置されることを必要としない前記送信器と前記受信器との間で交換されるべき信号を提供することである。
受信器に情報を送信する本発明による送信器は、前記情報が同一の送信において結合されたプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージを有することにより規定され、前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージは、通信プロトコル信号メッセージを有する。送信器から情報を受信する本発明による受信器は、前記情報が同一の送信において結合されたプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージを有することにより規定され、前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージは、通信プロトコル信号メッセージを有する。
少なくとも1つの通信プロトコル信号メッセージをそれぞれ有するプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージであって、前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージが送信器の視点から同一の送信において送信される情報の一部を形成する、又は前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージが受信器の視点から同一の受信において受信される情報の一部を形成する前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージを導入することにより、プロトコル変換構成を追加し、前記送信器と前記受信器との間のこのプロトコル変換構成を配置することは、もはや必要ではない。これは大きな利点である。
本発明の範囲から逸脱することなく、前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージは、更に他のメッセージ及び/又は他の情報を有してもよく、前記情報が、更に他のメッセージ及び/又は他の情報を有してもよく、同一の送信及び/又は同一の受信が、更に他のメッセージ及び/又は他の情報を有してもよい。本発明による送信器、及び本発明による受信器は、追加の構成が前記送信器と前記受信器との間に配置されることを必要としないが、追加の構成が前記送信器と前記受信器との間に配置される(ことになる)場合を除外しない。
本発明は、特に、同一の送信において送信される又は同一の受信において受信されるプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージの結合体が前記送信器及び前記受信器の効率を増大させる点で更に有利である。
本発明の一態様は、1回の送信及び/又は1回の受信において、前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージが、プライマリ通信プロトコル信号メッセージ及びセカンダリ通信プロトコル信号メッセージを有し、前記受信器がプライマリタイプである場合に前記プライマリ通信プロトコル信号メッセージが前記受信器に向かうことになり、前記受信器がセカンダリタイプである場合には前記セカンダリ通信プロトコル信号メッセージが前記受信器に向かうことになるものである。これにより、前記プライマリ及びセカンダリ通信プロトコル信号メッセージは、異なるメッセージであり、前記プライマリ及びセカンダリ受信器タイプは、異なる受信器タイプである。したがって、前記受信器が前記プライマリタイプである場合、前記受信器は、前記プライマリ通信プロトコル信号メッセージを検出することができ、前記受信器が前記セカンダリタイプである場合、前記受信器は、少なくとも前記セカンダリ通信プロトコル信号メッセージを検出することができ、前記送信器は前記受信機タイプを知る必要は無い。
本発明による前記送信器の一実施例は、前記プライマリ通信プロトコルメッセージが第1の規格に従い、前記セカンダリ通信プロトコルメッセージが第2の規格に従うことにより規定される。本発明による前記受信器の一実施例は、前記プライマリ通信プロトコルメッセージが第1の規格に従い、前記セカンダリ通信プロトコルメッセージが第2の規格に従うことにより規定される。両方の実施例に対して、前記受信器は、前記受信器が前記第1の規格に従う場合には前記プライマリ通信プロトコルメッセージを検出することができ、前記受信器は、前記受信器が前記第2の規格に従う場合には前記セカンダリ通信プロトコルメッセージを検出することができる。
異なる規格に従う異なる通信プロトコルメッセージを導入することにより、これらの規格は、プロトコル変換構成が追加される必要なく、かつ前記送信器と前記受信器との間に配置される必要なく、並列して使用されることができる。前記受信器がそれぞれ第1及び/又は第2の規格に従う場合に前記受信器がそれぞれプライマリ及び/又はセカンダリ通信プロトコルメッセージを検出することができるようにすることにより、2つの異なる受信器が、同じ情報を受信するために使用されることができる。これは、例えば、古い及び新しい受信器が、1つ以上の送信器及び1つ以上の古い受信器及び1つ以上の新しい受信器を有する1つのシステムにおいて並列して使用されることを可能にする。
最小の状況において、前記第1の規格に従う受信器は、前記プライマリ通信プロトコルメッセージを検出することができるべきであり、前記第2の規格に従う受信器は、前記セカンダリ通信プロトコルメッセージを検出することができるべきである。好適な状況において、前記第2の規格に従う受信器は、前記プライマリ通信プロトコルメッセージをも検出することができる。用語"規格"は、"規格"又は"プロトコル"に対応し得るが、"クラス"、"モード"又は"構成"に対応してもよく、過度に限定的に解釈されるべきでない。用語"受信器が特定の規格に従う場合に特定の通信プロトコルメッセージを検出することができる前記受信器"も、過度に限定的に解釈されるべきではなく、"前記受信器が特定の規格、プロトコル、クラス、モード又は構成に切り替えられる場合に特定の通信プロトコルメッセージを検出することができる切り替え可能な受信器"をも含み得る。
本発明による前記送信器の一実施例は、前記第1の規格が802.11aであり、前記第2の規格がより新しい規格であることにより規定される。本発明による前記受信器の一実施例は、前記第1の規格が802.11aであり、前記第2の規格がより新しい規格であることにより規定される。結果として、例えば802.11n規格のようなより新しい規格は、802.11a規格と下位互換性を持つようになっている。他の規格は除外されるべきでない。
本発明による前記送信器の一実施例は、前記プライマリ及びセカンダリメッセージがデジタルメッセージであることにより規定される。本発明による前記受信器の一実施例は、前記プライマリ及びセカンダリメッセージがデジタルメッセージであることにより規定される。結果として、デジタルウォーターマーク技術が、通信プロトコル技術に導入されている。
本発明による前記送信器の一実施例は、前記セカンダリメッセージが、前記プライマリメッセージの少なくとも一部の変調により、及び/又は変調コンスタレーション(modulation constellation)のセットのサブセットの選択により前記プライマリメッセージに埋め込まれ、前記変調コンスタレーションのセットが基準グリッド(reference grid)として使用されることにより規定される。本発明による前記受信器の一実施例は、前記セカンダリメッセージが、前記プライマリメッセージの少なくとも一部の変調により、及び/又は変調コンスタレーションのセットのサブセットの選択により前記プライマリメッセージに埋め込まれ、前記変調コンスタレーションのセットが基準グリッドとして使用されることにより規定される。
前記変調は、振幅変調、電力変調、周波数変調及び/又は位相変調を有し得るが、他の変調を除外しない。前記変調コンスタレーションのセットのサブセットの選択は、振幅直交変調コンスタレーションのセットのサブセットの選択を有し得るが、他のコンスタレーションを除外しない。結果として、高度に効率的な送信器及び高度に効率的な受信器が作成された。
本発明による前記送信器の一実施例は、前記セカンダリメッセージが、前記情報内で使用されるフレームのタイプ、前記送信器により使用されるアンテナの数、方式、レート及び/又は符号を規定することにより規定される。本発明による前記受信器の一実施例は、前記セカンダリメッセージが、前記情報内で使用されるフレームのタイプ、前記送信器により使用されるアンテナの数、方式、レート及び/又は符号を規定することにより規定される。
前記フレームのタイプは、例えば、前記情報の特定のタイプが802.11aフレーム又は802.11nフレームであることを示すが、他の種類のフレームを除外しない。前記送信器により使用されるアンテナの数は、例えば、前記受信器に到着するストリームの数と等しいが、他の状況を除外しない。前記方式は、例えば、前記送信器により使用される変調方式を規定するが、他の方式を除外しない。前記レートは、例えば、前記送信器により使用される符号レートを規定するが、他の種類のレートを除外しない。前記符号は、例えば、前記送信器により使用されるエラー訂正符号を規定するが、伝送符号及び暗号化符号のような他の種類の符号を除外しない。
本発明による装置、本発明による方法及び本発明による信号の実施例は、本発明による前記送信器及び本発明による前記受信器の実施例に対応する。
本発明は、特に、送信器と受信器との間に通信プロトコル信号メッセージの追加のプロトコル変換が回避されるという洞察に基づき、特に、プライマリメッセージ及びセカンダリメッセージが同一の送信に結合され、前記プライマリ及びセカンダリメッセージが少なくとも1つの通信プロトコル信号メッセージをそれぞれ有するという基本的なアイデアに基づく。
本発明は、特に、追加の構成が追加されかつ送信器と受信器との間に配置されることを必要としない送信器を提供するという問題、及び追加の構成が追加されかつ送信器と受信器との間に配置されることを必要としない受信器を提供するという問題を解決し、特に、同一の送信において送信される又は同一の受信において受信される前記プライマリ及びセカンダリメッセージの結合体は、前記送信器及び前記受信器の効率を増大させる。
本発明のこれら及び他の態様は、以下に記載される実施例を参照して説明され、明らかになる。
例えば無線ローカルエリアネットワーク多入力多出力送受信器のような図1に示される多入力多出力装置100は、例えば、第1の送信アナログユニット110と、第1のデジタル/アナログ変換器112と、第1のマルチプレクサ114とを介して送信エンコーダ116に結合された第1の送信アンテナを有する第1の出力段を有し、例えば、第2の送信アナログユニット111と、第2のデジタル/アナログ変換器113と、第2のマルチプレクサ115とを介して送信エンコーダ116に結合された第2の送信アンテナを有する第2の出力段を有する。送信アナログユニット110及び111は、例えば、電力増幅器をそれぞれ有し、マルチプレクサ114及び115は、例えば、直交周波数分割マルチプレクサ(OFDM)をそれぞれ有する。送信エンコーダ116の入力部は、プリプロセッサ117の出力部に結合され、送信エンコーダ116の他の入力部は、送信コントローラ134の出力部に結合される。送信コントローラ134の入力部は、リアルタイム媒体アクセス制御ユニット137の出力部に結合される。プリプロセッサ117の入力部は、インターフェースユニット101の出力部に結合され、プリプロセッサ117の他の出力部は、リアルタイム媒体アクセス制御ユニット137の他の出力部に結合される。
図1に示される多入力多出力装置100は、例えば、第1の受信アナログユニット120と、第1のアナログ/デジタル変換器122と、第1の内部受信器124とを介して外部受信器126に結合された第1の受信アンテナを有する第1の入力段を更に有し、第2の受信アナログユニット121と、第2のアナログ/デジタル変換器123と、第2の内部受信器125とを介して外部受信器126に結合された第2の受信アンテナを有する第2の入力段を有する。受信アナログユニット120及び121は、例えば、フロントエンドをそれぞれ有する。外部受信器126の出力部は、ポストプロセッサ127の入力部に結合され、外部受信器126の入力部は、受信コントローラ135の出力部に結合される。受信コントローラ135の他の出力部は、リアルタイム媒体アクセス制御ユニット137の入力部に結合される。ポストプロセッサ127の出力部は、インターフェースユニット101の入力部に結合され、ポストプロセッサ127の他の出力部は、リアルタイム媒体アクセス制御ユニット137の他の入力部に結合される。受信コントローラ135の他の入力部は、内部受信器124及び125の出力部に結合される。
インターフェース101は、構成及びシステム管理ユニット102、ホストユニット103、及び媒体アクセス制御ユニット103に更に結合される及び/又はこれらを有する。ホストユニット102は、ユニット101及び103と更に通信することができ、図示されていない他の機器に更に結合される。各ブロック116−117−126−127−134−135−137及び/又は各ユニット101−104は、ハードウェアであってもよく、又はプロセッサにより実行されるべきソフトウェアであってもよく、又はハードウェア及びソフトウェアの混合体であってもよい。
図2に示される模範的な送信器1は、コントローラ11と、送信されるべきプライマリメッセージを受信する入力部を有する巡回冗長検査(cyclic redundancy check)ユニット12とを有する。巡回冗長検査ユニット12の出力部は、スクランブラ(scrambler)13の入力部に結合され、スクランブラ13の出力部は、エンコーダ14の入力部に結合され、エンコーダ14の出力部は、インターリーバ(interleaver)15の入力部に結合され、インターリーバ15の出力部は、マッパ(mapper)16の入力部に結合される。マッパ16は、セカンダリメッセージを前記プライマリメッセージに埋め込むウォーターマーク埋め込み器17の出力部に結合された他の入力部を有する。前記ウォーターマーク埋め込み器の入力部は、前記セカンダリメッセージを受信するためにコントローラ11の出力部に結合される。マッパ16は、送信されるべき情報を生成する出力部を更に有し、前記情報は、同一の送信において結合されるプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージを有し、前記プライマリ及びセカンダリメッセージは、通信プロトコル信号メッセージを有する。送信器1は、例えば、図1に示される送信エンコーダ116と対応する。この場合、図1に示される装置100は、本発明による装置になっている。
図3に示される模範的な受信器2は、コントローラ21と、前記情報を受信する入力部を有するデマッパ(demapper)22とを有し、前記情報が、同一の受信において結合される前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージを有し、前記プライマリ及びセカンダリメッセージは、通信プロトコル信号メッセージを有する。ウォーターマーク検出器27の入力部も、前記送信された情報を受信するためにデマッパ22の入力部に結合される。デマッパ22出力部は、デインターリーバ(deinterleaver)23の入力部と、ウォーターマーク検出器27の他の入力部とに結合され、前記送信された情報内の前記プライマリメッセージから前記セカンダリメッセージを抽出する。デインターリーバ23の出力部は、デコーダ24の入力部に結合され、デコーダ24の出力部は、デスクランブラ(descrambler)25の入力部に結合され、デスクランブラ25の出力部は、巡回冗長検査ユニット26の入力部に結合される。ウォーターマーク検出器27の出力部は、コントローラ21の入力部に結合され、前記セカンダリメッセージを供給する。巡回冗長検査ユニット26は、出力部を有し、前記プライマリメッセージを生成する。受信器2は、例えば、図1に示される外部受信器126と対応する。この場合、図1に示される装置100は、本発明による装置になっている。
図2ないし3において、いずれのユニット及び/又はいずれのブロックも、ハードウェアであってもよく、又はプロセッサにより実行されるべきソフトウェアであってもよく、又はハードウェア及びソフトウェアの混合体であってもよい。
図4に示される模範的な検出のフローチャートにおいて、以下のブロックは以下の意味を有する。
ブロック31:前記送信される情報のプリアンブル(preamble)の検出。
ブロック32:前記検出されたプリアンブルを復号する。
ブロック33:ウォーターマークを検出する。
ブロック34:前記検出されたウォーターマークを所定のマークと比較する。等しい場合には、ブロック35に進み、等しくない場合には、ブロック36に進む。
ブロック35:フレームが第1のタイプのフレームであり、これに応じて復号する。
ブロック36:フレームが第2(第3)のタイプのフレームである。
ブロック37:これに応じて復号する。
前記プライマリ通信プロトコルメッセージが第1の規格"802.11a"に従い、前記セカンダリ通信プロトコルメッセージが第2の規格"802.11n"に従う場合、図4に示される模範的な検出は、以下のようになる。"802.11a"プリアンブルが検出される(ブロック31)。"802.11a"信号フィールドが復号される(ブロック32)。埋め込まれた符号語Bが検出される(ブロック33)。符号語Bが所定の符号語B0と比較される(ブロック34)。等しい場合には、フレームは"802.11a"フレームであり、復号は、前記信号フィールドにより実行されるべきである(ブロック35)。等しくない場合には、符号語Bは、i=1,...,kとしてBiに等しくなくてはならない(ブロック36)。フレームは、モードiである"802.11n"フレームであり、復号は、前記プリアンブルの残り及び前記フレームの残りに対して実行されるべきである。ブロック33を実現するために、例えばMMSE検出器が使用されることができる。このような検出器は、例えば、全ての符号語B={B0...Bk}に対して||R−HB||を計算し、Bをこの距離を最小化する符号語と等しく設定する。他の種類の検出器は除外されない。
このように、プライマリ信号及びセカンダリ信号は、同一の送信及び/又は同一の受信において結合されて交換される。前記セカンダリ信号は、前記信号が前記プライマリ信号のみの存在に対して設計及び最適化された第1のクラスの装置(例えばレガシー装置(legacy devices)、低電力装置、単純な装置等)により受信される場合でさえも、前記プライマリ信号の検出に影響を与えないように設計されることができる。同時に、第2のクラスの装置(例えば新しい装置、より性能が高い装置又は独自の規格外の革新を持つ装置等)は、前記プライマリ信号及び前記セカンダリ信号の両方、又は前記セカンダリ信号のみを確実に検出する。
重要な例は、前記第1のクラスの装置が送信バーストの初期化の間にプライマリBPSKを検出する無線ローカルエリアネットワークに対するプロトコルであり得る。前記第2のクラスの装置も、追加の(セカンダリ)信号を検出する。前記セカンダリ信号から、これらの装置は、送信が、より高いスループット及び/又はより良い信頼性を提供する多入力多出力(mimo)モードであることを知る。前記mimoモードに対して、トレーニング系列、プロトコル信号及び/又は変調方法は、レガシー規格のものとは異なる。
第1の応用例によると、マルチ装置無線ネットワークにおいて、中央ノード(例えばアクセスポイント、住居用ゲートウェイ、DVD+RWプレーヤ等)は、レガシー規格を順守する装置及び新しい規格を理解する装置にメッセージを送信する。前記レガシー規格に対して、ここで基準として802.11a(更に11aと称される)を使用してもよく、次の規格に対して、新しい規格に対する例として802.11n(更に11nと称される)を使用してもよい。新しい11n装置に対する送信の開始時において、前記中央ノードは、前記11aタイプ及び前記11nタイプを含む全ての装置に制御メッセージを送信する必要がある。古い装置は、送信が開始されることを理解する必要があるので、前記中央ノードは、プライマリ信号の形式の信号を送信する必要がある。更に、新しい装置は、前記送信が新しい形式であることをも理解しなくてはならず、この新しい装置は、このメッセージを搬送するセカンダリ信号を受信する必要がある。前記セカンダリ信号(メッセージ)は、好ましくは、前記プライマリ信号(メッセージ)と共に埋め込まれ、前記プライマリ信号は、前記プライマリ信号に記載されたように、前記レガシー装置に特定の持続期間に対して沈黙を継続させる。このようなメッセージは、前記規格の媒体アクセス制御層において存在し、規定される。11aWiFiの例の場合に、このメッセージは、ビットレート、符号化及び交換されるべきバイト数を含む。いずれの(レガシー又は新しい)受信器も、前記レートにより除算された長さとして前記送信の持続期間を決定することができる。これを全て説明するため、図5において、11aレガシー送信の信号フィールドが示される(R=レート、4ビット、L=長さ、12ビット、及びST=信号テール(SignalTail)、6ビット)。
mimoモードにおける11n装置に対する送信の開始時に、前記送信器は、存在する11aモードを選び、特定のビットR1−R4を選択し、対象とするmimo送信のメッセージと等しい長さの仮想メッセージを作成するために何バイトが送信される必要があるかを計算する。L(長さ、Length)フィールドは、これに応じて設定される。典型的には、mimo信号は、11aより高いレートで送信され、したがって、前記仮想メッセージは、推定上、例えば秒で表現される場合に同じ持続期間を持つように、実際の11nメッセージより大きなL(長さ)に対する値を持つ。前記送信器は、この場合、外見的には、このような仮想メッセージに対するL(長さ)パラメータを含む信号フィールドメッセージ及びトレーニング系列を持つ11a送信を開始する。しかしながら、前記送信器は、現実にmimo送信が進むことをmimo使用可能装置(11n装置)に通知する埋め込まれた(セカンダリ)メッセージをも追加し、前記埋め込まれた(セカンダリ)メッセージは、前記プライマリ信号フィールドメッセージで述べられたパラメータとは少なくとも1つのパラメータにおいて異なる。
前記セカンダリメッセージは、この場合、好ましくは、既に新しい伝送方式の鍵パラメータを持っている。このようなパラメータの例は、mimo空間的多重化伝送におけるアンテナの数、空間時間ブロック符号又はAlamouti方式が使用されるか否か、ビットレート、符号レート、エラー訂正符号の選択、相対的又は絶対的チャネル数を持つチャネル抑制方式(channel bounding scheme)の使用等である。このプライマリ及びセカンダリメッセージを受信した結果として、レガシー及び新しい装置は、前記チャネルがビジー状態であることを理解し、対象とする新しい装置は、新しいmimoモードにおいて次のストリームを処理しなければならないことを知る。
第2の及び他の応用例によると、本発明は、例えばブルートゥース環境のような非直交周波数分割多重環境において応用されることもできる。好ましくは、セカンダリ直接系列スペクトル拡散信号(direct-sequence spread spectrum signal)は、前記セカンダリ直接系列スペクトル拡散信号のチップレートがプライマリ・ブルートゥース信号のシンボルレートに等しくなるように前記プライマリ・ブルートゥース信号に加えられる。前記セカンダリ直接系列スペクトル拡散信号は、例えば、超広帯域(Ultra Wide Band)伝送を制御するパラメータを運ぶことができる。
図6において、模範的な変調が示される。送信信号は、r(t)=r1(t)+r2(t)であり、ここでr1(t)は前記プライマリ信号であり、r2(t)は前記セカンダリ信号である。例えば、プライマリメッセージビットによるとr1(t)=+1ボルト又は−1ボルトであり、セカンダリメッセージビットによるとr2(t)=+0.1ボルト又は−0.1ボルトである。受信器は、好ましくは、少なくとも3つの電圧レベル、即ち−1ボルト、0ボルト及び+1ボルトを持つスライサ(slicer)を実施することができる。受信される信号s(t)は、以下のように復号される。
s(t)<−1ボルト プライマリメッセージ"0" セカンダリ信号"0"
−1ボルト<s(t)<0ボルト プライマリメッセージ"0" セカンダリ信号"1"
0ボルト<s(t)<+1ボルト プライマリメッセージ"1" セカンダリ信号"0"
s(t)>+1ボルト プライマリメッセージ"1" セカンダリ信号"1"
明らかに、前記チャネルが雑音を含む場合、前記セカンダリ信号のビットエラーレートは、前記プライマリ信号のビットエラーレートより実質的に大きい。この効果は、強力なエラー訂正符号により補償されることができる。我々の例において、送信系列10001は、前記セカンダリ信号に対して論理"0"を識別するために使用されることができ、代替的に、送信系列01110は、前記セカンダリ信号に対して論理"1"を識別するために使用されることができる。図6において、上のビット11010はプライマリ信号ビットであり、下のビット10001はセカンダリ信号ビットである。
重要な応用例のセットは、プライマリ信号のみを持つ伝送とプライマリ及びセカンダリ信号を持つ伝送とを区別することに関する場合であり得る。この実施例において、前記受信器は、例えば、検出されたセカンダリ信号系列が10001及び01110のいずれにも近く一致(closely match)しない場合に前記セカンダリ信号が不在であると決定することができる。ここで、近い一致とは、1シンボル以下のハミング距離として規定されることができる。系列10000は、セカンダリメッセージ"0"として受容されるが、セカンダリ信号01001は、セカンダリメッセージが不在であると解釈される。
図7において、模範的な変調コンスタレーションが示される(階層変調に対する信号コンスタレーション)。これは、より洗練された実施例である。64のサブキャリアを有する直交周波数分割多重信号の各サブキャリアは、直交振幅変調シンボルを含む。16、64又は256の直交振幅変調信号内の点のサブセットが使用される。横軸は、直交成分を規定し、縦軸は同相成分を規定する。64直交振幅変調信号コンスタレーションが、基準グリッドとして使用される。プライマリメッセージ"0"又は"1"は、上の又は下の領域における点のいずれかを選択することにより送信される。セカンダリメッセージは、選択された領域内の4つの点のうち1つを選択することにより埋め込まれる。前記セカンダリメッセージの信頼性は、複数のサブキャリアにおけるエネルギを結合することにより、例えばマルチキャリアCDMA(MC−CDMA)又は符号化OFDMを使用することにより、向上される。
従来のアナログ軍用音声通信システムにおいて、送信器の強力なデジタル認証に対する要望が存在し、低ビットレートを持つ直接系列スペクトル拡散信号をFM変調アナログ音声信号に付加することが提案されていることに注意されたい。前記拡散スペクトル信号は、前記送信器の又は前記送信器を動作するユーザのデジタル署名を含む。無線データシステム(RDS)において、FM無線放送信号にデジタル信号を付加することが提案されている。ここで、数十kbit/sの遅いデジタル信号は、モノ及びステレオオーディオ信号のアナログマルチプレクスの外に配置される。これらの信号は、一緒にFM変調される。これと対照的に、本発明は、主に、両方ともデジタルであるプライマリ及びセカンダリ信号に応用する。
ウォーターマーキング(I.J. Cox, M. Miller, J.P.M.G. Linnartz and A.C.C. Kalker, "A review of watermarking principles and practices", Chapter 17 of "Digital Signal Processing for Multimedia Systems", K.K. Parhi and T. Nishitani (eds.), Marcel Dekker, Inc., New York, March 1999)は、オーディオ又はビデオコンテンツに追加のデータ(例えば著作権情報)を"埋め込む"既知の方法である。ここで、前記コンテンツは、前記プライマリ信号として機能し、ウォーターマークペイロードは、前記セカンダリ信号として機能する。本発明によると、ウォーターマーキング技術は、前記セカンダリ信号が1つ以上の通信プロトコルに1つ以上の信号メッセージを有するように応用され、及び/又はウォーターマーキング技術は、前記プライマリ信号が1つ以上の通信プロトコル内に1つ以上の信号メッセージを有するように応用される。ウォーターマーキング技術は、前記プライマリ信号が1つ以上のレガシー通信プロトコル(例えばWiFiIEEE802.11a,ブルートゥース)内に1つ以上の信号メッセージを有し、同時に前記セカンダリ信号が新世代の装置(例えば802.11n、新世代LAN又はPAN規格)に関連した1つ以上の信号メッセージを有するように応用されることもできる。
階層変調は、独自のリンク品質をそれぞれ持つ受信器のセットに対して情報を放送する既知の概念である。前記変調は、良いチャネルを持つ受信器が、全ての(プライマリ及びセカンダリ)情報を抽出することができ、貧弱なチャネルを持つ受信器が、前記(プライマリ)情報の少なくとも一部を依然として回復することができるように選択される。この一部は、矛盾が無い情報コンテンツを形成するように選択される。これは、過去にデジタルテレビ放送に対して提案されている。典型的には、このプライマリ情報は、低解像度のビデオストリームである。前記セカンダリ情報を用いて、より高解像度のビデオが得られることができる。本発明によると、階層変調は、前記セカンダリ信号が1つ以上の通信プロトコル内に1つ以上の信号メッセージを有するように応用される。このアイデアは、トレーニングシーケンス、プロトコル制御メッセージ及び/又はユーザデータペイロードを含む様々なプライマリメッセージに応用されることができる。階層変調は、前記プライマリ信号が1つ以上の通信プロトコル内に1つ以上の信号メッセージを有するように応用されることもできる。階層変調は、前記プライマリ信号が1つ以上のレガシー通信プロトコル(例えばWiFiIEEE802.11a、ブルートゥース)内に1つ以上の信号メッセージを有し、同時に前記セカンダリ信号が新世代の装置(例えば802.11n、新世代LAN又はPAN規格)に関連する1つ以上の信号メッセージを有するように応用されることもできる。同様に、前記セカンダリ信号は、より強力な装置に関連する1つ以上の信号メッセージを有してもよく、前記プライマリメッセージは低電力装置によってのみ検出される。
階層符号化は、異なるクラス(例えばレガシー及び新しいもの)からの受信器全てが高い信頼性で動作する必要がある設定において採用されることができる。前記プライマリメッセージは、全ての受信器により高い信頼性で復号されるべきであり、より弱いセカンダリメッセージは、同等に高い信頼性であるべきである。これは、強力な符号化利得又は拡散利得を前記セカンダリ信号に含めることにより達成されることができ、前記セカンダリ信号におけるより弱い信号電力を補償する。これは、セカンダリ信号がしばしば前記プライマリ信号より大きなレートを持つが、前記セカンダリ信号が良いチャネル条件下でのみ回復されることができる、階層符号化の従来の動作モードと対照的である。
マルチキャリアCDMAは、直接系列CDMAをOFDM伝送と組み合わせる拡散スペクトルの一形式である。MC−CDMAは、1993年の公開文献(N. Yee, J.P.M.G. Linnartz and G. Fettweis, "Multi-Carrier CDMA in indoor wireless Radio Networks", IEEE Personal Indoor and Mobile Radio Communications (PIMRC) Int. Conference, Sept. 1993, Yokohama, Japan, pp. 109-113)に開示されている。MC−CDMAは、ビデオストリームのような情報の送信に対して提案されており、符号化OFDMの代替案と見なされる。本発明によると、MC−CDMAは、プライマリOFDM信号の上にセカンダリ信号として重ねられることができる。
本発明は、無線通信用の受信器及び送信器に応用されることができる。したがって、本発明は、無線リンクを信頼する装置の動作を向上させる。本発明は、デジタル無線リンクを持つ家庭用電子機器(テレビ、無線ルータ、ハブ、無線ビデオストリーマ、無線ビデオ配信用クライアント、ビデオ、音楽及び画像記憶装置)で使用されることができ、デジタル無線リンクを介して制御又は送信する専門家用装置、企業用装置、軍用装置にも使用されることができる。これは、病院ネットワーク又は公共無線LAN規格に基づく装置に対する特定の拡張を利用するために使用されることができる。この解決法は、例えば自動車間、又は自動車と道端の通信ポストとの間の、車両用通信に応用されることができる。
この解決法は、プライマリ規格を理解する装置が特定の期間中に沈黙したままであることを保証することを望むセカンダリ規格のシステムにより使用されることができる。しばしば、規格のPHY又はMAC層において、装置が進行中の伝送に対するチャネルに注意するべきであることが規定される。特に、メッセージが傍受され、前記チャネルが特定の時間期間に対してビジー状態であることを示す場合、他の装置は、当該期間の間、沈黙したままである。本発明によると、前記プライマリメッセージは、前記プライマリ規格に従って選択され、前記セカンダリメッセージは、前記セカンダリ規格に準拠する装置により理解されるように選択される。前記セカンダリ規格は802.11nであってもよく、前記プライマリ規格は802.11a又は802.11gであってもよい。前記セカンダリ規格は、1Gbit/s以上のスループットを持つWLANであってもよく、前記プライマリ規格は802.11nであってもよい。前記セカンダリ規格は、病院ネットワークであってもよく、前記プライマリ規格は802.11a又は802.11gであってもよい。これは他の例を除外しない。
レガシー装置との整合性のために、11n伝送は、ビジー状態のチャネルを11a装置に信号通知するために、11aプリアンブルを用いて開始することができることに更に注意すべきである。このプリアンブルの後に、11a装置は、どれだけの持続期間に対して前記チャネルがビジー状態であるかを理解しなくてはならず、目標とされる11n装置は、mimo伝送が後に続くことを理解しなくてはならず、前記目標とされる11n装置は、使用されるべきビットレート及び符号化方式を知らなければならない。埋め込みの設定は、11aトレーニング系列の後に11a信号フィールドが続き、11a信号フィールドが埋め込まれた信号を更に有するようにされてもよい。この埋め込まれた信号は、11nトレーニング系列、その後に続く11n信号フィールド、及びその後に続く11nペイロードを有してもよく、又は、11n信号フィールド、その後に続く11nトレーニング系列、及びその後に続く11nペイロードを有してもよく、又は11nトレーニング系列、及びその後に続く11nペイロードを有してもよく、他のオプションを除外しない。
図7に関して、前記埋め込みの原理は以下のとおりである。BPSK信号は、QAM信号のサブセットを形成する。前記11a装置は、良好なQAM信号を区別しないが、 BPSK信号を見るだけであり、前記11n装置は、より弱い振幅を補償するために複数のサブキャリアからの信号を結合する。前記11n信号は、例えば、7倍小さいが、48のサブキャリア(及び複数のアンテナ)からの成分の追加からなる。前記埋め込みの形式は、以下のとおりである。前記11a信号内の4ビットレート信号フィールドは、11aに対するビジー期間の持続期間を決定し、11nに対する選択のセットを決定する。4ビットの埋め込まれたmimo信号フィールドのうち、2ビットは、並列ストリームの数を規定し(00:2つのストリームSTBC Alamouti(オプション)、01:2つのストリーム、10:3つのストリーム(オプション)、11:4つのストリーム(オプション))、2ビットは、符号レートを規定する(11aフィールドとして00、01は代替レート、未来のアップグレード(ペイロードを無視する、チャネルをビジー状態と見なす)に対する11、mimoリピータを動作する10)。
前記11a規格は、プリアンブルの後に信号フィールドが続き、その後にMACヘッダ及びデータが続くように規定する。TGnSyncドラフトは、プリアンブルの後にスプーフィングされた信号が続き、その後にHT信号が続き、その後にmimoトレーニングが続き、その後にMACヘッダ及びデータが続くことを提案する。本発明によると、例えば、プリアンブルの後に、埋め込まれた信号を有するスプーフィングされた信号が続き、その後にmimoトレーニングが続き、その後にHT信号が後に続き、その後にMACヘッダ及びデータが後に続く。前記埋め込まれた信号は、後に続くmimoトレーニング系列の種類について前記11n受信器に通知し、11a装置による前記信号フィールドの復号を妨害するべきでない。現在のTgnSyncと比較した利点は、前記HT信号フィールドに対する90°回転されたBPSKモードに対して必要とされず、前記11n装置は、2つのモードにおける前記HT信号フィールドの同時処理を行う必要が無く、前記スプーフィングされた信号フィールドの直後に、11n受信器は何をすべきかを知り、追加のトレーニング系列は、前記HT信号フィールドの前に来ることができ、したがって、前記HT信号フィールドは、複数アンテナモードで送信されることができ、前記11n受信器は、低すぎないSN比において前記埋め込みを検出することができる。現在のTGnSyncと比較した不利点は、純粋なBPSK信号フィールドと比較される0.46dBの損失であるが、これは、非常に悪いチャネルをもつレガシー11a装置に対する信号にしか影響を与えない。
前記埋め込みは、16−QAMコンスタレーション点のいくつかを使用することができる。11nフレームの信号フィールド内の48のデータ搬送サブキャリアにおいて、BPSKシンボル±1は送信されず、16−QAMコンスタレーションからの近傍±(3±i)/(10)1/2の1つが送信され、これらは、既に正しいエネルギを持つ(再スケーリングが必要とされない)。11a装置による検出に関して、コンスタレーション点(3±i)/(10)1/2の1つが1の代わりに使用される(及び他の点に対して同様)場合、サブキャリアn内の単一のビットエラーの確率は、(1/2)erfc(γn)1/2の代わりに(1/2)erfc{3/(10)1/2n)1/2}であり、ここでγnはn番目のサブキャリア内のSN比である。純粋な11a信号フィールドと同じエラー確率を得るために、γavは、10/9倍大きくなくてはならない。これは、0.46dBの損失に対応する。
低レートの16−QAM符号に対して、サブキャリアn内の埋め込まれた信号は、±1が送信される場合にbn=0、±(3+i)/(10)1/2が送信される場合にbn=+1、及びbn=±(3−i)/(10)1/2が送信されると規定されることができる。これにより、K+1の符号語B=(b1,...,b48)が規定され、これによりB0=(0,0,...,0)は11aフレームを形成し、i=1,...,Kに対するBi={±1}48は、iにより示される、あるモードにおいて11nフレームを形成する。
前記送信器は、11a信号フィールドX=(x1,...,x48)及び埋め込まれた符号語Bを送信し、即ちsn=xnexp(iθbn)、但しθ=arctan(1/3)である。
埋め込まれた信号の検出に関して、受信された信号は、rn=Hnn+Nnである。11n装置による検出のために、第1のステップによって、11a装置が行うのと同様に、11a信号フィールドXが検出される。これが正しく行われると、第2のステップによって、埋め込まれた信号のMMSE検出が実行される。
B'は、|rnn−Hnexp(iθbn)|2のn=1から48までの和のB={B0,B1,...,BK}に対するargminであり、図2及び3並びそれらの記述をも参照されたい。特にウォーターマーク検出器27は、このB'演算を実行し、マッパ16は、sn=xnexp(iθbn)演算を引き起こす。
IEEE802.11n(略して11n)規格は、IEEE801.11a(略して11a)規格を後継するものである。両方の規格は、同じ周波数帯域で動作するが、11nは、11a装置が復号することができない'ハイスループット'モードを持つ。レガシー11a装置及び新しい11n装置は、しばらくの間おそらく共存し、同時に同じ周波数帯域(20MHz帯域)で動作することができなければならない。11nフレームが11aフレームと'互換性'がある必要が無いが、11nSTAが11aモードを持つ、容易な"解決法"は、例えば、
−11aSTAが存在する場合に全ての11n装置が11aモードにフォールバックする(fall back)こと、
−11nAPが11a装置を関連させないこと、
−11aSTAが存在する場合に、11n装置が11nフレーム送信の前に11aRTS/CTSフレームを常に使用し、前記11a装置がNAVを更新し、前記11nフレームを無視すること、
−対象とする受信器が知られていないので、CTS−トゥ−セルフ(CTS-to-self)が、より少ないオーバーヘッドを持つが、クリーンではないこと、
である。
第1の解決法は、混合11b/gネットワークで現在使用されているものである。11gハードウェアを購入し、依然として古い11b装置を使用する人々は、性能の向上を見ない。第2の解決法(レガシー装置に対して妥協しない)は、技術的に最良の解決法であるが、互換性が無い。しかしながら、11a装置が11nアクセスポイントに関連することができないモードを持つことは道理に適っている。
目的は、11n装置間の高速モードを諦めずに11n及び11aが可能な限り互換性を持つモードを実現することである。11nフレームは、以下のように信号で送られる。11nフレームが(11aフレームと同様に)11aプリアンブル及び11a信号フィールドで開始する場合、11aSTAが前記フレーム(前記11aSTAが復号することができず、したがって信号通知されることができる方がより良い)の持続期間を推定することができ、かつ11nSTAが前記フレームの持続期間を推定し、11aフレームではなく11nフレームであることを検出し、この結果、前記11nSTAは前記フレームを適切に解釈することができる。この場合、11nSTAによる11nフレームの受信は可能であり、11aSTAは、少なくとも前記11n送信がどれだけ長くかかるかを知り、これにより前記11nフレームを完全なでたらめ(gibberish)と見なさず、(使用するCCA機構に依存して)いずれにしろ独自のメッセージを送信するか、又は前記ネットワークから分離する。これは、以下のステップにより構成されることができる。
−ステップ1:Nのアンテナを有するmimo送信器に対して、前記11nプリアンブルがNの11aプリアンブルからなり、j番目の11aプリアンブルが、アンテナiにQij×11aプリアンブル信号を送信させることにより形成されるものとする。QがランクNを持つ(例えば直交である)場合、完全なチャネルマトリクスが推定されることができる。
−ステップ2:(Qの第1列を有する)プリアンブルの第1の相と、後に続く(Qの第1列を有する)信号フィールドを送信し、レート及び長さフィールドは、11aSTAがフレーム全体の持続期間を計算することができるように設定されるべきである。
−ステップ3:N>1であるかどうかが信号通知され、肯定であればNの値である。
−ステップ4:(列2,...,Nを有する)プリアンブルの残りのN−1相と、続いて、バイト数、前記フレームの残りで使用される変調及び符号に関して前記受信器に通知する新しい11n信号フィールドとを送信する。
前記11a信号フィールドにおいて、'未来の使用に対して予約された'1ビットが存在するが、11aに対して0であることは必要とされない。したがって、信号通知は他の形で行われなければならない。可能な解決法は、電力変調による前記プリアンブルにおける埋め込みであり得る。長いプリアンブルにおいて、52全てのサブキャリアが、使用され、振幅Li=±1を持つ。これらの振幅が若干修正され、
i=(1+αwi)1/2iであり、ここで0<α<1及びwi={−1,+1}であり、wiのi=1から52までの和がゼロに等しい場合、合計の送信されたエネルギは同じままである。後の信号フィールドにおいて、同じ乗算が使用される。このプリアンブルを受信する11aSTAは、前記チャネルが乱れている(wild)と結論付けるが、依然として前記信号フィールドを復号することができる。このパケットの残りは、11nモードで送信されるので、復号されることができない。11nSTAは、パターンwiを持つ変調の存在から、前記フレームが11nフレームであると結論付け、前記チャネルを推定し、既知のαwiを補正し、前記11nモードに切り替えなければならない。
ウォーターマーク検出に関して、前記11n受信器は、各サブキャリアにおける受信された電力Piを測定し、Piのi=1から52までの和Sと、Piiのi=1から52までの和Tを計算する。このアイデアは、Tが実質的にαSに等しいというものである。これは、前記チャネルがフラットフェージング(flat fading)である(即ち全てのサブキャリアにおいて等しい、全てのiに対してPi=(1+αwi)P)場合に完全に機能する。変数決定ρ:=T/Sである。閾値はθであり、ρ>θである場合、前記ウォーターマークは存在すると推測され、ρ<θである場合、不在であると推測される。閾値θは、(0,α)内であるべきである。
上述の実施例が本発明を限定するのではなく説明し、当業者が添付の請求項の範囲から逸脱することなく多くの代替実施例を設計することができることに注意すべきである。請求項において、括弧間に配置された参照符号は前記請求項を限定するように解釈されるべきでない。動詞"有する"及びその活用形の使用は、請求項に記載されたもの以外の要素又はステップの存在を除外しない。要素に先行する冠詞"1つの"は、複数のこのような要素の存在を除外しない。本発明は、複数の別個の要素を有するハードウェアを用いて、及び適切にプログラムされたコンピュータを用いて実施され得る。複数の手段を列挙する装置請求項において、これらの手段のいくつかは同一のハードウェアアイテムにより実施され得る。特定の方策が相互に依存する請求項に記載されているという単なる事実は、これらの方策の組み合わせが有利に使用されることができないことを示さない。
多入力多出力装置を概略的に示す。 本発明による模範的な送信器を概略的に示す。 本発明による模範的な受信器を概略的に示す。 模範的な検出のフローチャートを示す。 802.11a信号のフィールドの構造を示す。 模範的な変調を示す。 模範的な変調コンスタレーションを示す。

Claims (20)

  1. 受信器に情報を送信する送信器において、前記情報が、同一の送信において結合されたプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージを有し、前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージが、通信プロトコル信号メッセージを有する、送信器。
  2. 前記プライマリ通信プロトコルメッセージが第1の規格に従い、前記セカンダリ通信プロトコルメッセージが第2の規格に従い、前記受信器が前記第1の規格に従う場合に前記受信器が前記プライマリ通信プロトコルメッセージを検出することができ、前記受信器が前記第2の規格に従う場合に前記受信器が前記セカンダリ通信プロトコルメッセージを検出することができる、請求項1に記載の送信器。
  3. 前記第1の規格が802.11aであり、前記第2の規格がより新しい規格である、請求項2に記載の送信器。
  4. 前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージがデジタルメッセージである、請求項1に記載の送信器。
  5. 前記セカンダリメッセージが、前記プライマリメッセージの少なくとも一部の変調により、及び/又は変調コンスタレーションのセットのサブセットの選択により前記プライマリメッセージに埋め込まれ、前記変調コンスタレーションのセットが基準グリッドとして使用される、請求項1に記載の送信器。
  6. 前記セカンダリメッセージが、前記情報において使用されるフレームのタイプ、前記送信器により使用されるアンテナの数、方式、レート及び/又は符号を規定する、請求項1に記載の送信器。
  7. 送信器から情報を受信する受信器において、前記情報が、同一の送信において結合されたプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージを有し、前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージが、通信プロトコル信号メッセージを有する、受信器。
  8. 前記プライマリ通信プロトコルメッセージが第1の規格に従い、前記セカンダリ通信プロトコルメッセージが第2の規格に従い、前記受信器が前記第1の規格に従う場合に前記受信器が前記プライマリ通信プロトコルメッセージを検出することができ、前記受信器が前記第2の規格に従う場合に前記受信器が前記セカンダリ通信プロトコルメッセージを検出することができる、請求項7に記載の受信器。
  9. 前記第1の規格が802.11aであり、前記第2の規格がより新しい規格である、請求項8に記載の受信器。
  10. 前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージがデジタルメッセージである、請求項7に記載の受信器。
  11. 前記セカンダリメッセージが、前記プライマリメッセージの少なくとも一部の変調により、及び/又は変調コンスタレーションのセットのサブセットの選択により前記プライマリメッセージに埋め込まれ、前記変調コンスタレーションのセットが基準グリッドとして使用される、請求項7に記載の受信器。
  12. 前記セカンダリメッセージが、前記情報において使用されるフレームのタイプ、前記送信器により使用されるアンテナの数、方式、レート及び/又は符号を規定する、請求項7に記載の受信器。
  13. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の送信器と、請求項7ないし12のいずれか一項に記載の受信器とを有する装置。
  14. 送信器と受信器との間で情報を交換する方法において、前記情報が、同一の送信において結合されたプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージを有し、前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージが、通信プロトコル信号メッセージを有する、方法。
  15. 前記プライマリ通信プロトコルメッセージが第1の規格に従い、前記セカンダリ通信プロトコルメッセージが第2の規格に従い、前記受信器が前記第1の規格に従う場合に前記受信器が前記プライマリ通信プロトコルメッセージを検出することができ、前記受信器が前記第2の規格に従う場合に前記受信器が前記セカンダリ通信プロトコルメッセージを検出することができる、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1の規格が802.11aであり、前記第2の規格がより新しい規格である、請求項15に記載の方法。
  17. 前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージがデジタルメッセージである、請求項14に記載の方法。
  18. 前記セカンダリメッセージが、前記プライマリメッセージの少なくとも一部の変調により、及び/又は変調コンスタレーションのセットのサブセットの選択により前記プライマリメッセージに埋め込まれ、前記変調コンスタレーションのセットが基準グリッドとして使用される、請求項14に記載の方法。
  19. 前記セカンダリメッセージが、前記情報において使用されるフレームのタイプ、前記送信器により使用されるアンテナの数、方式、レート及び/又は符号を規定する、請求項14に記載の方法。
  20. 送信器と受信器との間で交換される信号において、前記信号が、同一の送信において結合されたプライマリメッセージ及びセカンダリメッセージを有し、前記プライマリメッセージ及び前記セカンダリメッセージが、通信プロトコル信号メッセージを有する、信号。
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