JP2008312225A - アドレス管理装置、及び、位置管理装置 - Google Patents

アドレス管理装置、及び、位置管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線区間におけるメッセージ量を削減することにより、無線区間を圧迫することなく移動通信端末を識別するための端末識別アドレス情報を動的に割り当てる際に使用され、端末識別アドレス情報を重複管理することを防ぐアドレス管理装置、及び、位置管理装置を提供する。
【解決手段】MN1は、IPha情報を含んだLRをAR2に送信する。AR2のアドレス取得要否判定部21は、LRに含まれるIPha情報に基づいて、MN1に割り当てるべきIPha情報を取得する必要があるか否かを判定する。
AR2のアドレス取得proxy部22はIPha情報を取得する。アドレス取得後位置登録部23は、取得したIPha情報を含んだLUをLM4に送信する。割当アドレス通知部24は、取得したIPha情報を含んだLRAckをMN1に返信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、移動通信端末に対してIP(Internet Protocol)ホストアドレスを動的に割り当てる際に用いられるアドレス管理装置、及び、位置管理装置に関する。
一般的に、移動通信システムにおいて、移動通信端末には、電話番号のようなユーザが確認することのできる識別子が割り当てられており、移動通信端末同士はこの識別子を使用して通信を確立している。また、ユーザプロファイルを管理するサーバによって、電話番号を識別子として現在移動通信端末がどこに在圏しているか等が管理されている。
近年では、IP2(IP based IMT Network Platform)において、従来電話番号で行っていた、移動通信端末を識別する情報の役目を、IPホストアドレス(以下「IPha」という)にて行う技術が提案されている。この技術内容が、特願2002−276196、特願2002−323129、及び、特願2003−206339等の明細書に記載されている。
これらの明細書に記載されている内容によれば、移動通信端末(Mobile Node;以下「MN」という)の位置情報を管理する位置管理装置(Location Manager;以下「LM」という)は、MNに割り当てられているIPhaと、MNとリンクが確立しているアクセスルータ(Access Router;以下「AR」という)との関係を保持している。また、これらの文献においては、MNに設定されるIPhaは、事業者等によるサービスオーダ(SO)にて設定される等、固定的な払出のみが考慮されている。
MNに動的にIPhaを割り当てるには、既存技術である「RFC3315 Dynamic Host Configuration Protocol for IPv6(DHCPv6)」記載のDHCPv6サーバ、および「RFC2136 Dynamic Updates in the Domain Name System(DNS UPDATE)」記載のDynamic DNSなどを使用することにより実現可能である。
図15及び図16を用いて、従来のIPha割当手法の問題点を説明する。
図15には、MN1に固定的にIPha#1を割り当てる手法を示している。同図に示すように、まず、サービスオーダ管理サーバからの指示によりIPha#1が払い出される(S1001)。MN1はサービスオーダ管理サーバと接続することにより、IPha#1を取得する。IPha#1はMN1に固定的に設定される。
または、MN1はサービスオーダ管理サーバからの何らかの通知により、IPha#1を取得し、ユーザによってMN1へIPha#1が固定的に設定される(S1002)。
LMはサービスオーダ管理サーバからの通知により、位置管理テーブルに、MN1へ払い出したIPha#1を固定的に登録(設定)する(S1003)。
MN1とLMとにIPha#1が登録された後、IP2での以下に示す位置登録手順が行われる。
まず、MN1の電源がONになると(S1004)、AR1とMN1の間でL2リンクが設定される。MN1は、MN1に設定されているIPha#1を含んだ位置登録メッセージ(LR:Location Regstration)をAR1へ送信する(S1005)。
AR1は、MN1から受け取ったLRに含まれるIPha#1を含んだ位置更新メッセージ(LU:Location Update)をLMへ送信する(S1006)。
LMはAR1からのLUを受信すると、位置管理テーブルに既に登録されているIPha#1に、LUの送信元であるAR1の識別子を関連付けて登録する。そして、LMは位置更新応答メッセージ(LUAck:Location Update Acknowledgement)をAR1へ送信する(S1007)。
AR1は位置登録応答メッセージ(LRAck:Location Registration Acknowledgement)をMN1へ送信する(S1008)。
このときに、サービスオーダ管理サーバよりMN1に通知されたIPhaを変更する場合には、サービスオーダ管理サーバへのアクセスが必要となる。ユーザは、MN1に設定されたIPhaを変更するために、サービスオーダ管理サーバを管理する会社の窓ロに足を運んだり、NW(network)提供会社に電話をしてIPhaの変更を依頼する等、労力を強いられる。また、この手法においては、IPha割当手順と位置登録手順とは独立した手順により行われている。
次に、図16を参照しながら、既存技術適用による動的なIPha割当手法を説明する。ここでは、IPアドレス管理装置の例としてDHCPv6サーバを用いる。また、DHCPにおけるMN1の端末識別子をDUID(A DHCP Unique Identifier for a DHCP)とする。
まず、MN1の電源が入ると、AR1とMN1の間でL2リンクが設定される(S1011)。MN1は、自装置にIPhaが設定されていないため、IPhaを取得するためにDHCPサーバへDHCP SOLICITを送信する(S1012)。
AR1はMN1から受信したDHCP SOLICITをDHCPv6サーバへ転送し(S1013)、その後、DHCPv6サーバからのDHCP ADVERTISEを受信すると(S1014)、MN1へ転送する(S1015)。
MN1はAR1からDHCP ADVERTISEを受信し、DHCP REQUESTをAR1へ送信する(S1016)。AR1はMN1からのDHCP REQUESTをDHCPv6サーバへ転送する(S1017)。DHCPv6サーバは、MN1の端末識別子であるDUIDと払い出したIPha#1とをIPアドレス管理テーブルに登録する(S1018)。DHCPv6サーバは、IPha#1を含んだDHCP REPLYを送信する(S1019)。AR1は、DHCPv6サーバからのDHCP REPLYを受信すると、MN1へ転送する(S1020)。MN1はAR1からのDHCP REPLYを受信し、IPha#1を取得する(S1021)。
MN1は、IPha#1をMN1へ設定後、払い出されたIPha#1を含んだLRをAR1へ送信する(S1022)。AR1はMN1からLRを受信すると、LUをLMへ送信する(S1023)。LMは位置登録を完了した後(S1024)、AR1にLUAckを送信する(S1025)。AR1はLUAckを受信すると、LRAckをMN1へ送信する(S1026)。MN1はAR1からLRAckを受信し、位置登録が終了する。
この手法では、AR1はMN1とDHCPv6サーバとの間の中継しか行わないため、IPha取得はMN1とDHCPv6サーバ間で行われることになる。また、この手法では、IPha払出手順と位置登録手順とは独立した手順により行われている。このため、MN1とAR1の間でメッセージが多くやり取りされることとなり、結果として無線区間を圧迫することとなる。
このように、既存技術適用による動的なIPha割当はメッセージ量が冗長である。また、固定的なIPha割当においては、IPhaが固定であるが故に発生しうるMNへの悪意ある攻撃などを避けるために、IPhaの変更はSOでの変更が想定され、ユーザへの負担が大きい。
特許文献1には、動的にIPアドレスを割り当てるための他の手法が開示されている。特許文献1においては、無線基地局が、DHCPサーバより移動通信端末に割り当てるべきIPアドレスを予め保有している。そして、移動通信端末がIPアドレスの割当要求を送信してきたときに、無線基地局は、保有しているIPアドレスの中の1つを移動通信端末に割り当て、当該移動通信端末に送信している。
特開2001−186573号公報(要約)
特許文献1に開示されている手法では、無線基地局が移動通信端末に割り当てるべきIPアドレスを予め保有することにより、移動通信端末がIPアドレスの割当を要求してから取得するまでの時間を短縮することを目的としている。このため、移動通信端末の位置登録手順のことは考慮されておらず、IPアドレス割当手順と位置登録手順とは独立した手順により行われている。従って、IPアドレス割当と位置登録との全体のメッセージ量を考慮した場合には、特許文献1の技術は、無線区間におけるメッセージ量を確実に減少させることができる技術であるとはいえない。
本発明は、上記の課題に着目してなされたもので、無線区間におけるメッセージ量を削減することにより無線区間を圧迫することなく、移動通信端末を識別するための端末識別アドレス情報を動的に割り当てる際に使用され、端末識別アドレス情報を重複管理することを防ぐアドレス管理装置、及び、位置管理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、移動通信端末に対して、該移動通信端末を移動通信ネットワークにおいて一意に識別するための端末識別アドレス情報を割り当てるアドレス管理装置において、前記移動通信端末に割り当てられた端末識別アドレス情報を管理するアドレス管理手段と、前記アドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報と異なる端末識別アドレス情報を前記移動通信端末に対して割り当てる処理を行う場合と、前記アドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報に対応付けられている有効期間が経過した場合との少なくとも一方の場合に、前記アドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報を削除することを特徴とするアドレス管理装置を提供する。
請求項1に記載の発明によれば、アドレス管理装置は、特定の事象が発生した場合にアドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報を削除するアドレス削除手段を備えているため、端末識別アドレス情報を重複管理することを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアドレス管理装置において、前記移動通信端末に対して、前記アドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報と異なる端末識別アドレス情報を割り当てる処理を行う際に、前記アドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報と一致する端末識別アドレス情報を含む位置情報の削除を要求するメッセージを、前記移動通信端末の位置情報を管理する位置管理装置に送信する旧アドレス削除要求手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、アドレス管理装置は、移動通信端末に対して端末識別アドレス情報を割り当てる処理を行う際に、該移動通信端末に今まで割り当てられていた旧の端末識別アドレス情報を含む位置情報の削除を要求するメッセージを位置管理装置に送信するため、位置管理装置は、旧の端末識別アドレス情報を含む位置情報を確実に削除することができ、アドレス管理装置と位置管理装置とで端末識別アドレス情報管理の整合性を保つことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のアドレス管理装置において、前記端末識別アドレス情報に対応付けられている有効期間が経過した時に、該有効期間を表す情報と対応付けられている端末識別アドレス情報が割り当てられている移動通信端末に対して、異なる端末識別アドレス情報の再取得を指示するためのアドレス再割当要求指示データを送信するアドレス再割当要求手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、アドレス管理装置が端末識別アドレス情報に対応付けられている有効期間が経過したことを検知して、移動通信端末に対して、異なる端末識別アドレス情報の再取得を要求するためのアドレス再割当要求指示を送信するため、確実に移動通信端末に対して端末識別アドレス情報の再割当を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載のアドレス管理装置において、前記移動通信端末に割り当てられている端末識別アドレス情報が正当であるか否かを確認するための正当性確認要求メッセージを受信した場合に、該移動通信端末に割り当てられている端末識別アドレス情報が、他の移動通信端末に割り当てられているか否かを、前記アドレス管理手段により管理されている情報に基づいて判定するアドレス正当性評価手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、アドレス管理装置は、移動通信端末に割り当てられている端末識別アドレス情報が、他の移動通信端末に割り当てられているか否かを、アドレス管理手段により管理されている情報に基づいて確認することができるため、移動通信端末が使用している端末識別アドレス情報が、正規に割り当てられたものでない、または、有効期間満了等により、他の移動通信端末に割り当てられている場合に、移動通信端末が使用している端末識別アドレス情報が正当でないことを評価することができる。
請求項5に記載の発明は、移動通信端末の位置情報を管理する位置管理装置において、前記移動通信端末の通信を中継する中継装置から、該移動通信端末の位置情報の登録を要求するためのメッセージを受信した場合に、該メッセージに含まれる、該移動通信端末を移動通信ネットワークにおいて一意に識別するための端末識別アドレス情報と前記中継装置の識別情報とを対応付けて、位置情報として管理する位置情報管理手段と、前記端末識別アドレス情報を管理しているアドレス管理装置から前記端末識別アドレス情報の削除要求を受信した場合と、前記移動通信端末より前記中継装置を経由して前記端末識別アドレス情報の削除要求を受信した場合と、前記位置情報管理手段により管理されている端末識別アドレス情報に対応付けられている有効期間が経過した場合との少なくとも1の場合に、前記位置情報管理手段により管理されている前記端末識別アドレス情報を含む位置情報を削除する位置情報削除手段とを備えることを特徴とする位置管理装置を提供する。
請求項5に記載の発明によれば、位置管理装置は、位置情報管理手段により移動通信端末の位置情報を管理し、様々な事象に対応して位置情報管理手段により管理されている位置情報を削除するアドレス削除手段を備えているため、位置情報管理手段により管理される端末識別アドレス情報の重複を避け、整合性のとれた正当な位置情報を管理することができる。
本発明によれば、アドレス管理装置や位置管理装置は、動的な端末識別アドレス情報の割当に伴い、自装置で管理する端末識別アドレス情報が重複しないように、無線区間のメッセージ量を増加させることなく、端末識別アドレス情報の削除処理や正当性評価処理を行うことができる。
次に、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号が付されている。
[1.構成]
[1.1.全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係るアドレス動的割当システム全体の構成を示すブロック図である。このアドレス動的割当システムは、移動通信端末(以下「MN」という)1と、MN1と接続されMN1のメッセージ授受を中継するアクセスルータ(以下「AR」という)2と、移動通信ネットワークにおいてMN1を一意に識別するために割り当てた端末識別アドレス情報であるIPhaを管理するIPアドレス管理装置3と、MN1の位置情報を管理する位置管理装置(以下「LM」という)4とを含んで構成される。アドレス管理装置3とLM4とは、IP2におけるネットワーク制御を司るNCPF(Network Control PlatForm;ネットワーク制御プラットフォーム)を構成している。なお、同図には1つのMN1とAR2のみ図示しているが、実際には複数存在する。
MN1、AR2、IPアドレス管理装置3及びLM4は、一般的なコンピュータ装置のハードウェア構成を備えており、CPU(Central Processing Unit)とメモリと通信インターフェースとを含んで構成されている。これらの各装置のメモリには、本発明に特徴的な機能を実現するためのプログラムが記憶されている。
[1.2.AR]
次にAR2について説明する。AR2は、MN1に割り当てるためのIPhaの取得と、MN1の位置登録とを一連の処理として行う装置である。AR2は、MN1のIPhaを取得する処理を行う際には、IPhaを取得するための代理サーバとして機能する。AR2の機能構成について説明する。AR2のCPUがAR2のメモリに記憶されているプログラムを実行することにより、図2に示す機能がAR2に実現される。
アドレス取得要否判定部21は、MN1から、位置情報の登録を要求するための位置登録メッセージ(LR)を受信した場合に、当該位置登録メッセージに含まれるIPha情報に基づいて、MN1に割り当てるべきIPhaを取得する必要があるか否かを判定する。
ここで、LRに含まれる「IPha情報」は、位置登録メッセージ内の特定の領域に設定される情報である。また、この「IPha情報」は、MN1に割り当てるべきIPhaを取得する必要があるか否かを表すアドレス取得要否情報である。アドレス取得要否判定部21は、位置登録メッセージに含まれるIPha情報に値が設定されている場合にはIPhaを取得する必要がないと判定する一方、IPhaに値が設定されていない場合にはIPhaを取得する必要があると判定する。
また、MN1がIPhaの再取得を行う場合には、位置登録メッセージ内に、「旧IPha情報」と「新IPha情報」とを設定する領域が設けられる場合がある。この場合には、「新IPha情報」がアドレス取得要否情報の役目を果たす。また、「旧IPha情報」は、現在MN1に割り当てられているIPhaの削除要求を表すこととなる。MN1が、「旧IPha情報」に現在MN1に割り当てられているIPha情報を設定し、かつ、「新IPha情報」を未設定とした位置登録メッセージを送信することにより、MN1は新IPha情報を取得し、かつ、LM4で管理されている旧IPha情報を削除することができる。
なお、アドレス取得要否情報を「IPha情報」や「新IPha情報」によって表す方法は一例である。例えば、MN1が位置登録メッセージ内に直接“取得要”及び“取得否”を表す情報を設定するようにし、アドレス取得要否判定部21がこの情報を解釈することにより、IPhaの取得要否を判定するようにしてもよい。
アドレス取得proxy部22は、アドレス取得要否判定部21によりIPhaを取得する必要があると判定された場合には、MN1に割り当てるべきIPhaを、MN1に代わってIPアドレス管理装置3より取得する。
アドレス取得後位置登録部23は、アドレス取得proxy部22により取得したIPha情報を含んだ位置更新メッセージ(LU)を生成し、生成した位置更新メッセージをLM4に転送する。これにより、LM4は、MN1のIPha情報とAR2の識別子とを対応付けて、MN1の位置情報として管理することができる。
割当アドレス通知部24は、アドレス取得proxy部22が取得したIPhaを含んだ位置登録応答メッセージ(LRAck)を生成し、MN1に返信する。
アドレス正当性確認部25は、MN1に割り当てられているIPhaの正当性を確認するためのメッセージを、IPアドレス管理装置3に送信する。
[1.3.IPアドレス管理装置]
次に、IPアドレス管理装置3の構成について説明する。IPアドレス管理装置3は、MN1に払い出したIPhaを管理する装置であり、例えば、DHCPv6サーバを用いることができる。
図3には、IPアドレス管理装置3が備える本発明に特徴的な機能を示す。同図に示すIPアドレス管理テーブル31は、IPアドレス管理装置3のメモリに設けられている。IPアドレス管理テーブル31には、MN1の端末識別子であるDUIDと、MN1に割り当てられているIPhaとを表す情報が対応付けられて格納されている。また、メモリには、各々のIPha情報のリース期間を表す情報が記憶されている。ここで、リース期間とは、MN1に対してIPhaが割り当てられてから使用を許可する有効期間を表す。IPアドレス管理装置3は、当該リース期間を計時するタイマを備えている。
また、IPアドレス管理装置3のCPUがメモリに記憶されているプログラムを実行することにより、図3に示す以下の機能がIPアドレス管理装置3に実現される。アドレス削除部32は、タイマからの通知により、IPアドレス管理テーブル31に格納されているリース期間が経過したことを検知した時に、当該有効期間を表す情報と対応付けられているIPhaを削除する。
旧アドレス削除要求部33は、MN1に対して新しいIPhaを割り当てる処理を行う時に、MN1に今まで割り当てられていた旧IPhaを削除する要求を、LM4に送信する。
アドレス再割当要求部34は、タイマからの通知により、あるIPhaのリース期間が満了(経過)したことを検知した時点で、当該IPhaが割り当てられているMN1に対して、異なるIPhaの再取得を要求するためのアドレス再割当要求指示データを送信する。
アドレス正当性評価部35は、AR2より、MN1に割り当てられているIPhaが正当であるか否かを確認するためのメッセージを受信した場合に、MN1に割り当てられているIPhaの正当性を評価する。具体的には、アドレス正当性評価部35は、IPアドレス管理テーブル31を参照して、MN1に割り当てられているIPhaが、他のMNに割り当てられているか否かを判定する。
[1.4.LM]
次に、LM4の構成について説明する。図4には、LM4が備える本発明に特徴的な機能を示す。LM4のメモリには位置管理テーブル41が設けられており、当該位置管理テーブル41には、MN1に割り当てられているIPha情報と、位置更新メッセージ(LU)を送信してきたAR2を識別するための情報とを含む位置情報が格納されている。また、メモリには、各々の位置情報の有効期間を表す情報が記憶されている。LM4は、各々の有効期間を計時するタイマを備えている。
また、LM4のCPUがメモリに記憶されているプログラムを実行することにより、図4に示す位置情報削除部42がLM4に実現される。
位置情報削除部42は、MN1に割り当てられたIPha情報の削除要求を検知した場合に、IPha情報を含む位置情報を位置管理テーブル41より削除する。位置情報削除部42が位置管理テーブル41より位置情報を削除する場合としては、IPアドレス管理装置3から削除要求を受信した場合と、MN1よりAR2経由でMN1に割り当てられていた旧IPha情報を受信した場合と、LM4が備えるタイマにより計時される有効期間が満了した場合との少なくとも1の場合が存在する。
[2.動作]
次に、上記構成における動作について説明する。
ここでは、AR2配下にMN1が接続されているものとする。また、IPアドレス管理装置3としてDHCPv6サーバを使用する。以下では、IPアドレス管理装置3を「DHCPv6サーバ3」として説明する。
[2.1.IPha未設定時のIPha取得手順]
まず、図5を用いてIPha取得手順を説明する。図5では、MN1はAR2配下で通信を開始するとする。この際、MN1にはIPha未設定であり、LMにおいてもまだIPhaが未登録であるものとする。
MN1の電源がONになると(S10)、AR2とMN1との間でL2リンクが設定される(S11)。MN1はIPha未設定のため、IPha情報が未設定という情報を含んだ位置登録メッセージ(LR)をAR2へ送信する(S12)。
AR2のアドレス取得要否判定部21は、LRに含まれるIPha情報によりMN1に割り当てるためのIPhaを取得する必要があるか否かを判定する。MN1から受け取ったLRに含まれるIPha情報が未設定であることを確認すると、アドレス取得Proxy部22は、MN1用のIPha取得処理を行う(S13)。具体的には、アドレス取得Proxy部22は、DHCP SOLICITをDHCPv6サーバ3へ送信し(S14)、応答としてDHCP ADVERTISEを受信する(S15)。次いで、アドレス取得Proxy部22は、DHCP REQUESTをDHCPv6サーバ3へ送信する(S16)。
DHCPv6サーバ3は、MN1用のIPhaとして、IPha#1を払い出し、IPアドレス管理テーブル31に、MN1の端末識別子DUIDと払い出したIPha#1とを対応付けて登録する(S17)。
AR2のアドレス取得Proxy部22は、IPha#1を含んだDHCP REPLYを受信する(S18)。これによりMN1用に払い出されたIPha#1がAR2に通知されることとなる。AR2のアドレス取得後位置登録部23は、IPha#1を含んだ位置更新メッセージ(LU)をLM4へ送信する(S19)。
LM4はAR2からのLUを受信すると、位置管理テーブルにIPha#1とAR2を関連付けて登録する(S20)。LM4は、位置更新応答メッセージ(LUAck)をAR2へ送信する(S21)。
AR2の割当アドレス通知部24は、IPha#1を含んだ位置登録応答メッセージ(LRAck)をMN1へ送信する(S22)。
MN1はAR2からLRAckを受信し、位置登録完了と同時にIPha#1の取得が完了する(S23)。
ここで、図16のようにMN1がDHCPv6サーバ3に対して、アドレス取得要求を行うと、MN1とAR2との間に多くのメッセージが必要になる。しかし、本発明では、アドレス取得要求をAR2にあるアドレス取得Proxy部22がMN1に代わり行うことで、NW側(AR2とDHCPv6サーバ3との間)でのIPha取得が可能となり、MN1とAR2との間のメッセージは位置登録に必要なメッセージ以外は不要となる。
[2.2.IPhaの取得完了後の位置登録手順]
次に、図6において、IPhaの取得完了後の位置登録手順を説明する。以下では、図5と異なる手順のみ説明する。
ここでは、MN1はIPha#1を既に取得し、IPha#1がMN1に設定されているものとする。このため、MN1は、IPha#1を含んだLRをAR2に送信する(S32)。AR2のアドレス取得要否判定部21は、LR内にIPha#1が設定されているため、IPhaを取得する必要がないことを判断する(S33)。このため、AR2は、既払出のIPha#1を含んだLUをLM4へ送信する(S34)。LM4はAR2からのLUを受信すると、位置管理テーブル41にIPha#1とAR2の識別子とを関連付けて位置情報として登録し(S35)、LU AckをAR2へ送信する(S36)。
AR2は、IPha#1を含んだLRAckをMN1へ送信する(S37)。MN1はAR2からLRAckを受信し、位置登録を完了する(S38)。
ここで、図16のようにMN1が主導でアドレス取得を要求する場合、NW側にてアドレス取得を管理することが出来ず、MN1からのアドレス取得要求を全て許容することになる。しかし、図6に示す手順においては、AR2のアドレス取得要否判定部21がMN1からのLRを受信し、MN1に対してIPhaが払い出されているか判断することで、無駄なアドレス取得が起こらない。
更に、本発明は、MN1がIPhaを取得し、既にMN1にIPha情報が設定された場合であっても、MN1が再度IPhaを取得するために有効である事を、図7〜12を用いて説明する。なお、図7〜9は、DHCPv6サーバ3及びLM4等のNW主導でのIPha再取得についての説明図であり、図10〜12は、MN1主導でのIPha再取得についての説明図である。
[2.3.NW主導によるIPha再取得手順(DHCPv6サーバの旧IPha削除要求)]
図7を参照して、IPha取得後にMN1のIPhaを再設定(変更)する場合の、NW主導によるIPha再取得手順を説明する。なお、ここでは、LM4は、DHCPv6サーバ3からの旧IPha削除要求メッセージに基づき、位置管理テーブル41におけるMN1のIPha情報を重複して管理することを避けるものとする。また、MN1が持つ旧IPha情報をIPha#1とする。
まず、DHCPv6サーバ3は、MN1へ払い出したIPha#1のリース期間が満了(経過)したことを検知すると、アドレス削除部32はIPアドレス管理テーブル31に格納されているIPha#1を削除する(S41)。これとともに、アドレス再割当要求部34は再払出処理を実行するためのプログラムを起動し、MN1に対して新しいIPhaの再取得を要求するためのDHCP RECONFIGUREを送信する(S42)。
AR2は、DHCPv6サーバからDHCP RECONFIGUREを受信すると、アドレス再割当要求指示をMN1に送信する(S43)。
MN1はAR2からアドレス再割当要求指示を受信すると、図5における手順と同様のIPha取得手順を実行し(S44〜S57)、IPha#2を取得する。
ここで、図5における手順と異なる点は、DHCPv6サーバ3がAR2からDHCP REQUESTを受信すると(S47)、DHCPv6サーバ3の旧アドレス削除要求部33は、IPha#1を含んだ旧IPha削除要求メッセージをLM4に対して送信する(S48)点である。
LM4が旧IPha削除要求メッセージを受信すると、LM4の位置情報削除部42は位置管理テーブル41に格納されているIPha#1を含んだ位置情報を削除する(S49)。その後、LM4は、削除要求応答メッセージをDHCPv6サーバ3に送信する(S50)。
さらに、DHCP REQUESTを受信したDHCPv6サーバ3は(S47)、IPha#2を払い出す(S51)。DHCPv6サーバ3は、払い出したIPha#2をMN1の端末識別子DUIDと対応付けて、IPアドレス管理テーブル31に登録する(S52)。
S50において、DHCPv6サーバ3は、LM4より削除要求応答メッセージを受信すると、IPha#2を含んだDHCP REPLYをAR2に送信する(S53)。
ここで、図16に示すようにアドレス取得を行う場合、アドレス取得のたびに無線区間を圧迫することとなる。また、LM4での位置管理テーブル41に格納されているIPha#1を削除する手段がない。しかし、図7に示す手順においては、LM4の位置情報削除部42は、DHCPv6サーバ3の旧アドレス削除要求部33からの削除要求により、位置管理テーブル41に格納されている旧IPha情報(IPha#1)を削除することができる。そして、LM4は、位置管理テーブル41に新たに払い出された新IPha情報(IPha#2)を登録するため、位置管理テーブル41において、MN1のIPha情報を重複して管理するのを防ぐことができる。
この方法によれば、IPhaのリース期間が満了すると、MN1はアドレス再割当要求を受けることができるため、MN1が使用しているIPhaのリース期間に関わらず、正規のIPhaを使用することが可能となる。また、AR2はMN1とIPhaとの関連を管理しなくても、IPhaの再取得を要求することが可能となる。更に、LM4は、DHCPv6サーバ3から旧IPha削除要求メッセージを受信するため、位置管理テーブル41におけるIPha情報の一意な管理が可能となる。
[2.4.NW主導によるIPha再取得手順(MNからの旧IPha削除要求)]
図7に示す手順では、DHCPv6サーバ3の旧アドレス削除要求部33からの旧IPha削除要求メッセージを契機に、LM4での位置管理テーブル41での重複を避けたが、図8に示す手順では、MN1からの旧IPha情報に基づき、LM4の位置管理テーブル41でのIPhaの重複管理を避ける場合について説明する。なお、MN1が持つ旧IPha情報をIPha#1とする。
DHCPv6サーバ3はMN1へ払い出したIPha#1のリース期間が満了したことを検知すると、アドレス削除部32はIPアドレス管理テーブル31に格納されているIPha#1を削除する(S60)。これとともに、DHCPv6サーバ3は再払出処理を実行するためのプログラムを起動し、DHCP RECONFIGUREをAR2へ送信する(S61)。
AR2は、DHCPv6サーバ3からDHCP RECONFIGUREを受信すると、アドレス再割当要求指示をAR2からMN1に送信する(S62)。
MN1はAR2からアドレス再割当要求指示を受信すると、旧IPha情報(IPha#1)と新IPha情報(未登録)とを含んだLRをAR2に送信する(S63)。
AR2はMN1からLRを受信すると、アドレス取得要否判定部21はMN1に割り当てるべきIPhaを取得する必要があるか否かを判定する。ここでは、LRに含まれる新IPha情報が未登録であることから、アドレス取得proxy部22は、図7と同様のIPha取得手順を実行し(S64〜S69)、IPha#2を取得する。
次に、AR2のアドレス取得後位置登録部23は、旧IPha情報(IPha#1)と新IPha情報(IPha#2)を含んだLUをLM4に送信する(S70)。
LM4はAR2からLUを受信する。LM4の位置情報削除部42は、LUに含まれる旧IPha情報に基づいて、位置管理テーブル41に格納されているIPha#1を含む位置情報を削除する。また、同時に、LM4はLUに含まれる新IPha情報に基づいて、IPha#2を登録する(S71)。その後、LM4はLUAckをAR2に送信する(S72)。
AR2はLM4からLUAckを受信する。AR2の割当アドレス通知部24は、IPha情報としてIPha#2を含んだLRAckをMN1に送信する(S73)。
MN1はAR2からLRAckを受信すると、LRAckに含まれる、新たに割り当てられたIpha#2を取得し、MN1に設定する(S74)。
ここで、図7の手順における効果と同様、LM4の位置情報削除部42は、MN1よりAR2経由で、MN1に割り当てられていた旧IPha情報(IPha#1)を受信することにより、位置管理テーブル41に格納されている旧IPha情報を削除することができる。そして、LM4は、MN1に新たに割り当てられた新IPha情報(IPha#2)を位置管理テーブル41に登録することで、IPha情報の重複管理を避けることが可能となる。
この手順によれば、IPhaのリース期間が満了すると、MN1はアドレス再割当要求を受けることができるため、MN1が使用しているIPhaのリース期間に関わらず、MN1は正規のIPhaを使用することが可能となる。また、AR2はMN1とIPhaとの関連を管理しなくても、アドレスの再取得を要求することが可能となる。さらに、MN1からの旧IPha情報を基に、AR2が旧IPha情報を中継し、LM4が旧IPha情報を受信し削除処理を行うことにより、位置情報管理テーブル41におけるIPha情報の一意な管理が可能である。また、MN1がAR2に対し旧IPha情報を通知することにより、AR2はMN1に割り当てられているIPhaを管理する必要がなくなる。
[2.5.NW主導によるIPha再取得手順(LMでのタイマ満了)]
図9には、LM4が、LM4の位置管理テーブル41に格納されているIPha情報と対応付けられているタイマにより、位置管理テーブル41におけるIPha情報の重複管理を避ける場合の手順を示す。なお、MN1が持つ旧IPha情報をIPha#1とする。また、ここでは、DHCPv6サーバ3のIPアドレス管理テーブル31に格納されているIPha#1のリース期間と、LM4の位置管理テーブル41に格納されているIPha#1に関連付けられているタイマとが満了するタイミングは同一に設定されているものとする。
まず、LM4はIPha#1に関連付けられているタイマにより計時される有効期間が満了したことを検知すると、位置情報削除部42は位置管理テーブル41に格納されているIPha#1を含む位置情報を削除する(S80)。
これと同時に、DHCPv6サーバ3は、MN1へ払い出したIPha#1のリース期間が満了したことを検知する。これにより、DHCPv6サーバ3のアドレス削除部32は、IPアドレス管理テーブル31に格納されているIPha#1を削除する(S81)。また、これとともに、DHCPv6サーバ3のアドレス再割当要求部34は、IPha#1が割り当てられているMN1に対して、新しいIPhaの取得を要求するためのDHCP RECONFIGUREをAR2へ送信する(S82)。
AR2は、DHCPv6サーバ3からDHCP RECONFIGUREを受信すると、アドレス再割当要求指示をMN1に送信する(S83)。MN1はAR2からアドレス再割当要求指示を受信すると、IPha情報(未登録)を含んだLRをAR2に送信する(S84)。AR2がMN1からLRを受信すると、アドレス取得要否判定部21は、LRに含まれるIPha情報が未登録であることから、IPhaの取得が必要であると判定する。以降、アドレス取得proxy部22は、図7と同様のIPha取得手順を実行し(S85〜S90)、IPha#2を取得する。
AR2のアドレス取得後位置登録部23は、取得したIPha情報(IPha#2)を含んだLUをLM4に送信する(S91)。
LM4は、AR2からLUを受信すると、LUに含まれるIPha情報に基づいて、位置管理テーブル41にIPha情報(IPha#2)とAR2の識別情子とを位置情報として登録する(S92)。LM4は、LUAckをAR2に送信する(S93)。AR2がLUAckを受信すると、割当アドレス通知部24は、IPha情報としてIPha#2を含んだLRAckをMN1に送信する(S94)。
MN1はAR2からLRAckを受信すると、LRAckに含まれるIpha#2を取得し、MN1に設定する(S95)。
以上のように、LM4の位置管理テーブル41に格納されたIPha#1に関連付けられているタイマが計時する所定時間が経過した時に、位置情報削除部42がIPha#1を含む位置情報を削除することで、新しく割り当てられたIPha#2との重複を避けることが出来る。LM4のタイマとDHCPv6サーバ3でリース期間を管理するタイマとによって、IPha情報を削除するタイミングに整合をとることで、図7、8と同様に状態不一致を避けることが可能である。
この方法によれば、IPhaのリース期間が満了すると、MN1はアドレス再割当要求を受けることができるため、MN1が使用しているIPhaのリース期間に関わらず、MN1は正規のIPhaを使用することが可能となる。また、AR2はMN1とIPhaとの関連を管理しなくても、アドレスの再取得を要求することが可能となる。さらに、LM4が持つIPhaの管理タイマによって、LM4が管理する位置管理テーブル41に格納されている旧IPha情報が削除されるため、位置管理テーブル41におけるIPha情報の一意な管理が可能となる。
[2.6.MN主導によるIPha再取得手順(DHCPv6サーバの旧IPha削除要求)]
次に、図10を参照して、MN1がIPha取得後にMN1のIPhaを再設定(変更)する場合の、MN1主導によるIPha再取得手順を説明する。なお、ここでは、LM4は、DHCPv6サーバ3からの旧IPha削除要求メッセージに基づき、位置管理テーブル41のIPhaを重複して管理することを避けるものとする。また、MN1が持つ旧IPha情報をIPha#1とする。
まず、MN1はIPha再設定のトリガを受けると(S101)、IPha情報の設定値が未設定であるLRをAR2に送信する(S102)。AR2のアドレス取得要否判定部21は、MN1から受信したLRに含まれるIPha情報の設定値が未設定であることから、IPha取得が必要であることを判断する。アドレス取得Proxy部22は、DHCPv6サーバ3ヘのアドレス取得手順を実行する(S103〜S111)。
具体的には、DHCPv6サーバ3はアドレス取得要求を受けると(S105)、新規にIPha#2を払い出す(S106)。そして、DHCPv6サーバ3のアドレス削除部32は、IPアドレス管理テーブル31の旧IPha情報(IPha#1)を削除する。DHCPv6サーバ3は、IPアドレス管理テーブル31に、MN1の端末識別子DUIDとIPha#2とを対応付けて登録する(S107)。これとともに、DHCPv6サーバ3の旧アドレス削除要求部33は、LM4に対して旧IPha削除要求メッセージを送信する(S108)。
LM4の位置情報削除部42は、受信した旧IPha削除要求メッセージにより、IPha#1を含む位置情報を削除する(S109)。LM4は、旧IPha削除要求応答メッセージをDHCPv6サーバ3へ送信する(S110)。DHCPv6サーバ3は、新規に払い出されたIPha#2を含んだDHCP REPLYを送信する(S111)。
AR2のアドレス取得proxy部22は、DHCPv6サーバ3からDHCP REPLYを受信する。AR2のアドレス取得後位置登録部23は、DHCP REPLYに含まれるIPha#2を含んだLUを生成して、LM4に送信する(S112)。LM4は、LUに含まれるIPha#2とAR2の識別子とを対応付けて、位置情報として位置管理テーブル41に登録する(S113)。以降の手順は、図7における手順と同様である。
ここで、以上説明したMN1主導によるアドレス再取得は、無線区間を圧迫することなく、また、従来の位置登録手順を変更することなく可能である。また、LM4の位置情報削除部42は、DHCPv6サーバ3の旧アドレス削除要求部33からの削除要求により、位置管理テーブル41の旧IPha情報(IPha#1)を含む位置情報を削除し、更に、LM4は、AR2からのLUにより新IPha情報(IPha#2)を含む位置情報を登録するため、位置管理テーブル41においてMN1のIPha情報を重複して管理することを避けることが可能となる。
[2.7.MN主導によるIPha再取得手順(MNからの旧IPha削除要求)]
図11において、IPha取得後にMN1のIPhaを再設定(変更)する場合の、MN1主導によるIPha再取得手順を説明する。なお、ここでは、LM4は、MN1からの旧IPha情報の送信に基づき、位置管理テーブル41においてMN1のIPha情報を重複して管理することを避けるものとする。また、MN1が持つ旧IPha情報をIPha#1とする。
まず、MN1はIPha再設定のトリガを受けると(S120)、新IPha情報の設定値が未設定であり、旧IPha情報がIPha#1であるLRをAR2に送信する(S121)。
AR2のアドレス取得要否判定部21は、MN1から受信したLR内の新IPha設定値が未設定であること、及び、旧IPha情報がIPha#1であることから、MN1に割り当てるべきIPhaの取得が必要であると判断する。アドレス取得Proxy部22は、DHCPv6サーバ3ヘのアドレス取得手順を実行する(S122〜S127)。具体的には、DHCPv6サーバ3は、S124においてアドレス取得要求を受けると、新規にIPha#2を払い出す(S125)。そして、DHCPv6サーバ3のアドレス削除部32は、IPアドレス管理テーブル31の旧IPha情報(IPha#1)を削除する。これとともに、DHCPv6サーバ3は、MN1の端末識別子DUIDとIPha#2とを対応付けて、IPアドレス管理テーブル31に登録する(S126)。DHCPv6サーバ3は、IPha#2を含んだDHCP REPLYをAR2に送信する(S127)。
AR2のアドレス取得Proxy部22は、DHCPv6サーバ3からDHCP REPLYを受信する。AR2のアドレス取得後位置登録部23は、新IPha情報(IPha#2)と旧IPha情報(IPha#1)とを含むLRを生成し、LM4に送信する(S128)。
LM4の位置情報削除部42は、受信したLUに含まれる旧IPha情報に基づいて、位置管理テーブル41より、IPha#1を含む位置情報を削除する。
また、LM4は、LUに含まれる新IPha情報に基づいて、IPha#2とAR2の識別子とを対応付けて、位置情報として位置管理テーブル41に登録する(S129)。以降の手順は図7と同様であるため、重複した説明を省略する。
ここで、図10と同様、MN1主導によるアドレス再取得は無線区間を圧迫することなく、また従来の位置登録手順を変更することなく可能である。また、AR2が、LUに新IPha情報と旧IPha情報とを含めてLM4に送信することにより、LM4における位置管理テーブル41に格納されている旧IPha情報(IPha#1)は削除され、かつ、新IPha情報(IPha#2)が登録される。このため、位置管理テーブル41におけるMN1のIPha情報の重複管理を避けることができる。
[2.8.MN主導によるIPha再取得手順(LMのタイマ満了)]
図12は、LM4の位置管理テーブル41に格納されている位置情報に対応付けられたタイマにより、位置管理テーブル41におけるMN1のIPha情報の重複管理を避けるものとする。なお、MN1が持つ旧IPha情報をIPha#1とする。また、ここでは、LM4のタイマが満了するタイミングとMN1がIPhaの変更指示を受けるタイミングとが一致するように設定されているものとする。
LM4は、位置管理テーブル41に格納されているIPha#1に関連付けられたタイマにより計時される期間が満了したことを検知する。これにより、位置情報削除部42は、位置管理テーブル41に格納されているIPha#1を含む位置情報を削除する(S140)。これと同じタイミングで、MN1は、IPha変更指示を受ける(S141)。これ以降の手順については、位置管理テーブル41のIPha情報を削除するタイミングと削除方法以外は、図10に示す手順処理の流れと同様であるため、重複した説明を省略する。
このように、ステップS140におけるタイマ満了による削除のタイミングと、ステップS141におけるMN1からのIPha再取得要求のタイミングとの整合をとることで、図10及び図11と同様に状態不一致を避けて、IPhaの再割当を行うことが可能である。整合をとる方法としては、例えば、タイマが満了したことの通知を受けたユーザがMN1に変更指示入力をしたり、MN1のタイマを用いて、LM4のタイマとの整合をとることが考えられる。このように、位置管理テーブル41に格納されているIPha情報と対応付けられているタイマの満了により、IPha#1を含む位置情報が削除されることで、IPha#2を含む位置情報との重複管理を避けることが出来る。
[2.9.正当性評価(正当な場合)]
更に、本発明は、MN1が使用しているIPhaの正当性を位置登録手順時にNW側で評価することが可能である事を、図13及び14を用いて説明する。
図13を用いて、MN1が正規に払い出されたIPha#1を使用している場合の評価方法を説明する。なお、ここではMN1の端末識別子はDUID#1であるものとする。また、DHCPv6サーバ3のIPアドレス管理テーブル31には、DUID#1とIPha#1とが対応付けられて格納されているものとする。
まず、MN1は、IPha#1を含んだLRをAR2に送信する(S160)。
AR2のアドレス正当性確認部25は、LRに含まれるIPha#1の正当性を確認するため、DHCPv6サーバ3へDUID#1とIPha#1とを含んだDHCP CONFIRMメッセージにより問い合わせる(S161)。
DHCPv6サーバ3がDHCP CONFIRMメッセージを受信すると、DHCPv6サーバ3のアドレス正当性評価部35は、IPアドレス管理テーブル31との整合をとる(S162)。具体的には、アドレス正当性評価部35は、MN1 に割り当てられているIPha#1が、他のMNに割り当てられているか否かをIPアドレス管理テーブル31に基づいて判定する。ここでは、IPアドレス管理テーブル31には、DUID#1とIPha#1とが対応付けられて格納されているため、アドレス正当性評価部35は、IPha#1が正規払出IPhaであると評価する。
DHCPv6サーバ3は、IPha#1が正規払出IPhaであることを通知するためのDHCP REPLYをAR2へ送信する(S163)。
AR2のアドレス正当性確認部25は、IPha#1が正規払出IPhaであることを確認する。AR2は、正規払出のIPha#1を含んだLUをLM10に送信する(S164)。
LUを受信したLM4は、IPha#1とAR2の識別子とを対応付けて位置管理テーブル41に登録し(S165)、LUAckをAR20へ送信する(S166)。AR2はIPha#1を含んだLRAckをMN1に送信する(S167)。これにより、MN1は位置登録を完了する。
このように、IPha#1は正規のものなので、NW側での正常性確認後に、位置登録が行われる。
[2.10.正当性評価(不正な場合)]
次に、図14を用いて、MN1がDHCPv6サーバ3から払い出されていない、もしくは払い出されていてもリース期間が満了しているなど、不正なIPhaを使用している場合の評価方法を説明する。なお、ここでは、MN1は不正なアドレスとしてIPha#2を使用しているものとする。また、MN1の端末識別子はDUID#1とする。また、DHCPv6サーバ3のIPアドレス管理テーブル31には、DUID#2とIPha#2とが対応付けられて格納されているものとする。
まず、MN1はIPha#2を含んだLRをAR2に送信する(S170)。
AR2はこのIPha#1の正当性を確認するため、DHCPv6サーバ3へDUID#1とIPha#2とを含んだDHCP CONFIRMメッセージにて問い合わせる(S171)。
DHCPv6サーバ3が問合せを受けると、DHCPv6サーバ3のアドレス正当性評価部35は、MN1に割り当てられているIPha#2の正当性を評価するため、IPアドレス管理テーブル31との整合をとる(S172)。具体的には、アドレス正当性評価部35は、MN1に割り当てられているIPha#2が、他のMNに割り当てられているか否かをIPアドレス管理テーブル31に基づいて判定する。ここでは、IPアドレス管理テーブル31には、IPha#2はDUID#2とが対応付けられて格納されている。これは、他MNがIPha#2を使用していることを意味している。このため、アドレス正当性評価部35は、MN1が使用しているIPha#1は正当でないと評価する。DHCPv6サーバ3は、MN1が使用しているIPha#1は不正であることを通知するDHCP REPLYをAR2へ送信する(S173)。
AR2のアドレス正当性確認部25は、DHCP REPLYを受信して正当でないことを確認する。このため、AR2のアドレス取得proxy部22は、アドレス取得手順をDHCPv6サーバ3に対して行うために、DHCP REQUESTを送信する(S174)。
DHCPv6サーバ3は、MN1に新規にIPha#3を払い出す(S175)。そして、DHCPv6サーバ3は、DUID#1と正規に払い出したIPha#3とをIPアドレス管理テーブル31に追加する(S176)。DHCPv6サーバ3は、IPha#3を含んだDHCP REPLYをAR2に送信する(S177)。
AR2のアドレス取得後位置登録部23は、IPha#3を含んだLUをLM4に送信する(S178)。
LUを受信したLM4は、位置管理テーブル41を更新して(S179)、LUAckをAR2へ送信する(S180)。
AR2の割当アドレス通知部24は、IPha#3を含んだLRAckを、MN1に送信する(S181)。これにより、MN1には正規のIPha#3が設定され、位置登録が完了する(S182)。
ここで、IPha#2は不正のものなので、NW側での正当性確認後、正規IPhaを取得し、位置登録と同時に正規IPha割当がMN1に対して行われる。このようにMN1は常に正規IPhaを使用することが可能となる。
上記の説明の通り、AR2にアドレス取得proxy部22を持つことで、MN1とAR2間のメッセージを位置登録手順と融合することができ、MN1とAR2間のメッセージ量を抑制することが可能となる。これと同時に、LM4が持つ位置管理テーブル41の動的な更新が可能となる。また、IPhaの再割当はNW側主導でもMN側主導でも常にMN1に対し一意なIPhaを割り当てることが可能である。更に、NW運用者が、MN1が使用するIPhaの正当性を評価することも可能となる。
本発明は、無線区間のメッセージ量を抑制し、かつ、管理するIPhaの整合性を保ちながら、動的にIPhaを移動通信端末に割り当てる分野に利用することができる。
本発明の実施の形態に係るアドレス動的割当システムの全体構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係るARの機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係る位置管理装置の機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係るLMの機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態に係るIPha動的割当と位置登録を融合した手順を示した図である。 同実施の形態に係るIPha取得後の位置登録手順を示した図である。 同実施の形態に係るIPha取得後のNW主導による再取得手順(DHCPv6サーバからの旧IPha削除メッセージを契機に位置管理テーブル更新)を示した図である。 同実施の形態に係るIPha取得後のNW主導による再取得手順(MNからARへ旧IPha情報送信を契機に位置管理テーブル更新)を示した図である。 同実施の形態に係るIPha取得後のNW主導による再取得手順(LMでのタイマ満了契機に位置管理テーブル更新)を示した図である。 同実施の形態に係るIPha取得後のMN主導による再取得手順(DHCPv6サーバから旧IPha削除要求メッセージを契機に位置管理テーブル更新)を示した図である。 同実施の形態に係るIPha取得後のMN主導による再取得手順(MNからARへ旧IPha情報送信を契機に位置管理テーブル更新)を示した図である。 同実施の形態に係るIPha取得後のMN主導による再取得手順(LMでのタイマ満了契機に位置管理テーブル更新)を示した図である。 同実施の形態に係るIPha正当性の確認手順(正規IPha使用の場合)を示した図である。 同実施の形態に係るIPha正当性の確認手順(不正IPha使用の場合)を示した図である。 従来におけるIPha固定的割当手順及び位置登録手順を示した図である。 従来におけるIPha動的割当手順及び位置登録手順を示した図である。
符号の説明
1 MN(移動通信端末)
2 AR(中継装置)
21 アドレス取得要否判定部
22 アドレス取得proxy部(アドレス取得プロキシ手段)
23 アドレス取得後位置登録部
24 割当アドレス通知部
25 アドレス正当性確認部
3 DHCPv6サーバ(アドレス管理装置)
31 アドレス管理テーブル(アドレス管理手段)
32 アドレス削除部
33 旧アドレス削除要求部
34 アドレス再割当要求部
35 アドレス正当性評価部
4 LM(位置管理装置)
41 位置管理テーブル(位置管理手段)
42 位置情報削除部

Claims (5)

  1. 移動通信端末に対して、該移動通信端末を移動通信ネットワークにおいて一意に識別するための端末識別アドレス情報を割り当てるアドレス管理装置において、
    前記移動通信端末に割り当てられた端末識別アドレス情報を管理するアドレス管理手段と、
    前記アドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報と異なる端末識別アドレス情報を前記移動通信端末に対して割り当てる処理を行う場合と、前記アドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報に対応付けられている有効期間が経過した場合との少なくとも一方の場合に、前記アドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報を削除することを特徴とするアドレス管理装置。
  2. 前記移動通信端末に対して、前記アドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報と異なる端末識別アドレス情報を割り当てる処理を行う際に、前記アドレス管理手段で管理されている端末識別アドレス情報と一致する端末識別アドレス情報を含む位置情報の削除を要求するメッセージを、前記移動通信端末の位置情報を管理する位置管理装置に送信する旧アドレス削除要求手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のアドレス管理装置。
  3. 前記端末識別アドレス情報に対応付けられている有効期間が経過した時に、該有効期間を表す情報と対応付けられている端末識別アドレス情報が割り当てられている移動通信端末に対して、異なる端末識別アドレス情報の再取得を指示するためのアドレス再割当要求指示データを送信するアドレス再割当要求手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のアドレス管理装置。
  4. 前記移動通信端末に割り当てられている端末識別アドレス情報が正当であるか否かを確認するための正当性確認要求メッセージを受信した場合に、該移動通信端末に割り当てられている端末識別アドレス情報が、他の移動通信端末に割り当てられているか否かを、前記アドレス管理手段により管理されている情報に基づいて判定するアドレス正当性評価手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のアドレス管理装置。
  5. 移動通信端末の位置情報を管理する位置管理装置において、
    前記移動通信端末の通信を中継する中継装置から、該移動通信端末の位置情報の登録を要求するためのメッセージを受信した場合に、該メッセージに含まれる、該移動通信端末を移動通信ネットワークにおいて一意に識別するための端末識別アドレス情報と前記中継装置の識別情報とを対応付けて、位置情報として管理する位置情報管理手段と、
    前記端末識別アドレス情報を管理しているアドレス管理装置から前記端末識別アドレス情報の削除要求を受信した場合と、前記移動通信端末より前記中継装置を経由して前記端末識別アドレス情報の削除要求を受信した場合と、前記位置情報管理手段により管理されている端末識別アドレス情報に対応付けられている有効期間が経過した場合との少なくとも1の場合に、前記位置情報管理手段により管理されている前記端末識別アドレス情報を含む位置情報を削除する位置情報削除手段と
    を備えることを特徴とする位置管理装置。
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