JP2008312194A - 無線通信装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線伝送路の伝送状況に応じた伝送レートを利用することができるようにする。
【解決手段】複数の伝送レートが使用可能な無線通信機能を有するAPにおいて、MAC回路111のメディア占有率算出部211は、前記無線通信機能で無線通信が行われる無線伝送路の占有率を算出し、伝送レート決定部202に供給する。伝送レート決定部202は、メディア占有率算出部211から供給されたメディア占有率を少なくとも用いて、伝送レートを決定する。本発明は、無線LANシステムを構成するAPに適用できる。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数の伝送レートを選択的に使用可能な無線通信において、無線伝送路の伝送品質に応じて伝送レートを決定する方法及び当該方法を実施するための無線通信装置並びにプログラムに関する。
近年、機器の設置場所の自由度が高い等の利点を有することから、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.11に代表される無線LAN(Local Area Network)等の無線ネットワークが、有線ネットワークに代わり普及しつつある。また、例えば画像等といった大容量のデータを扱うような多種多様なアプリケーションがネットワークに頻繁にアクセスするようになった結果、無線LANにおいても要求される伝送レートが高くなりつつあり、スループットのさらなる向上が要求されている。
かかる目的を達成するため、IEEE802.11では、物理レイヤ(PHYレイヤ)において複数種類の伝送レートを使用可能とし、実際の通信環境の変化に合わせて、最適な通信レート選択が行われるようになっている(この伝送レート制御は、リンクアダプテーションと呼ばれる)。例えば、実際の通信環境が図1に示されるように変化している場合(図中点線を参照)、ネットワーク内で利用される伝送レートは、実際の通信環境に合致するように変更されることとなる(図中実線を参照)。
この結果、例えば、無線伝送路の伝送状況(以下、単に「伝送路品質」という)が良好なときには高い伝送レートが選択されて高スループットが実現される一方、伝送路品質が良好でないときには低い伝送レート(すなわち、誤り耐性の強い伝送レート)が選択されて、送信データの到達可能性が向上することとなり、単位時間当りのスループット(伝送情報量)が向上する。なお、各伝送レートは、当該伝送レートに応じた変調方式、冗長度(EWC、WiMAX等、MIMO(Multiple Input Multiple Output)を利用した通信システムにあっては、アンテナ本数)等の組合せにより実現されるものである。
ここで、伝送レートを選択する際の選択基準となる伝送路品質は、各種のパラメータにより推定可能であり、例えば、パケットの再送状況に応じて伝送路品質を推定し、伝送レートを決定するシステムも提案されている(特許文献1参照)。
図2に再送状況に応じて伝送レートを決定する従来の無線通信システムを示すと共に、当該システムに含まれるAP1の構成例を図3に示す。
従来の無線LANシステムにおいてはAP1の制御の元、AP1と一以上のSTA2−1,2−2,・・・2−n(以下、個々に区別する必要がない場合、STA2と称する)によりBSS(Base Service Set)が形成され、各STA2間の通信はAP1を介して実現される(インフラストラクチャモード)。
このBSSを構成するAP1(図3参照)は、Tx(送信)及びRx(受信)の各々に対応した、MAC回路11、18、PHY回路12、17、RF回路13、16から構成され、Tx側の回路群においては、MAC回路11及びPHY回路12が、夫々、上位レイヤ19から供給されたデータに対してMAC層及びPHY層に対応した処理を施す。この結果、当該データに対応した信号は、RF回路13においてアップコンバートされてアンテナ14から出力されることとなる。一方、Rx側においては、アンテナ15により受信された信号がRF回路16によってダウンコンバートされた後、PHY回路17及びMAC回路18においてPHY層及びMAC層に対応した処理を施され、上位レイヤ19へと供給される。
データパケットの再送制御は、Tx側のMAC回路11により実行され、通信に利用される伝送レートもまたMAC回路11により、この再送制御に伴って決定されることとなる。なお、MAC回路11による再送制御手法は、IEEE802.11にて規定されており、送信対象となるデータパケットに対応するACKパケットを送信側が受信したか否かに応じて、そのデータパケットの再送の要否が決定されることとなる。
かかる機能を実現するMAC回路11の具体的な構成を図4に示す。
このMAC回路11においては、上位レイヤ19からパケット送信指令が入力されると、パケット送信部31がデータバッファ32に保持されている、その指令で指定されたデータパケット(以下、データパケットAと称する)を、PHY回路12に供給する。
この際、パケット送信部31は、データパケットAをPHY回路12に供給すると同時に、シーケンスナンバ管理部33を制御し、データバッファ32に保持されている、送信対象データパケットAに対してシーケンスナンバWを付与させる。
また、パケット送信部31は、パケットの送信に際して、データパケットの送信が行われたことを示すパケット送信信号を、伝送レート決定部22に出力する。
ACK受信部34は、パケット送信部31によりデータパケットAが送信された後、ACKパケットの受信待ち状態、すなわち、当該送信されたデータパケットAに対するACKパケットが受信されたことを示すACKパケットフラグがMAC回路18から供給されるのを待機する状態となる。この状態において、ACK受信部34がACKパケットフラグを受信すると、データパケットAが受信側に届いたものと判断して、データバッファ32からシーケンスナンバWが付与されたデータパケットAが消去される。
一方ACKパケットフラグを受信しなかった場合、ACK受信部34はその旨をパケット送信部31に通知し、その通知を受けたパケット送信部31は、データパケットAを再送させるために、データバッファ32に保持されているデータパケットAを、再度、PHY回路12に供給する。パケット送信部31はこのとき、データパケットの再送が行われたことを示すパケット再送信号を、伝送レート決定部22に出力する。
一方、伝送レート決定部22においては、パケット再送カウント信号出力部51が以下の処理を実行する。
(1)送信制御部21(のパケット送信部31)からパケット再送信号が供給された場合には、パケット再送カウント信号をパケット再送回数保持部53に供給。
(2)送信制御部21(のパケット送信部31)からパケット送信信号が供給された場合には、パケット送信カウント信号をパケット送信回数保持部54に供給。
このようにして、パケット再送カウント信号出力部51から何れかのカウント信号が供給されると、パケット再送回数保持部53は、レート決定のためのサンプル期間中に送信されたデータパケット数(Y)と、データパケットの再送回数(X)をカウントし、エラーレート算出部55に供給する。
この結果、エラーレート算出部55において、データパケットの再送回数(X)がデータパケットの送信回数(Y)で除算され、エラーレートが算出される。
伝送レート決定部56は、エラーレート算出部55から供給されたエラーレートと、閾値保持部57に保持されている閾値とを比較し、その比較結果に基づいて伝送レートを決定し、所定のレート情報信号をPHY回路12に供給する。
具体的には、伝送レート決定部56は、エラーレートが、所定の閾値Dを上回る場合には、現在利用している伝送レートが、無線伝送路の伝送状況に比してアグレッシブであるためにエラーが起こっているものとし、伝送レートを現在のものよりも下げる判断を行い、その旨を示すレート情報信号を、PHY回路12に供給する。
またエラーレートが所定の閾値Uを下回る場合、伝送レート決定部56は、現在利用している伝送レートよりも高い伝送レートを利用できるものとし、伝送レートを上げる判断を行い、その旨を示すレート情報信号を、PHY回路12に供給する。
更にエラーレートが閾値Dおよび閾値Uの範囲内にある場合、伝送レート決定部56は、現状利用されている伝送レートが適切なものと判断し、その伝送レートを維持する旨を示すレート情報信号をPHY回路12に供給する。この結果、PHY回路12においては、MAC回路11から供給されたレート情報信号に応じて伝送レートが変更、すなわちMAC回路11から供給されるデータパケットの変調方式が変更される事となる。
なおここでの伝送レートの上げ下げは、選択できる伝送レートを一段階ずつ上げ(例えば、12Mbpsから18Mbpsに上げたり)下げするようにしても良く、二段階以上、一気に上下(例えば、12Mbpsから24Mbpsに上げたり)させることもできる。
特開2004−328652号公報
上述したように、従来の方法では、無線伝送路の伝送状況、すなわちデータパケットの届き難さの判断は、ACKパケットの受信の有無、すなわちデータパケットの再送の有無に基づいて判断されるが、受信側にデータパケットが届かない原因、すなわちデータパケットの再送が行われた原因は、無線伝送路の伝送品質に対して不適当な伝送レートが利用されることによるものと(無線伝送路の状況において実質伝送可能なレートよりも、伝送レートが上回っている場合)、データパケットが他のSTA2から送信されたデータパケットと衝突してしまい受信側にパケットが届かないことによるものとがある。
しかしながら従来の方法では、データパケットの再送の原因は考慮されない。
従って、無線伝送路の伝送品質に対して適当な伝送レートが利用されている場合であっても、他のデータパケットとの衝突によりデータパケットの再送が行われたとき、伝送レートがアグレッシブすぎるものとされ、伝送レートを下げる判断が行われる。すなわち従来の方法では、例えば本来使えるはずの無線伝送路を有効利用できないことがあった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、無線伝送路の伝送品質に応じた伝送レートを利用することができるようにするものである。
本発明の一側面の無線通信装置は、複数の伝送レートが使用可能な無線通信機能を有する無線通信装置において、前記無線通信機能で無線通信が行われる無線伝送路の使用率を算出する使用率算出手段と、少なくとも、前記使用率算出手段により算出された前記使用率に基づき、伝送レートを決定する決定手段とを備える。
この構成によれば、伝送レートの決定に際して、無線伝送路の使用率が考慮されることとなる。通常、再送回数等、各種のパラメータのみに応じて伝送レートを決定する方法を採用する場合、実際に伝送路品質が悪化しているのか、或いは、伝送路が混んでおり、そのためにパケットの衝突が発生して送信エラーが発生しているのかをSTA或いはAPにおいて特定することが出来ない。一方、パケットの衝突率は、無線伝送路の使用率に依存する事が想定され、使用率が高い場合には、送信エラーの要因がパケットの衝突である可能性が非常に高くなる。したがって、伝送レートの決定に際して、無線伝送路の使用率を考慮する事で、実環境(すなわち、伝送路品質)を反映した伝送レート選択が実現できることとなる。
なお、決定手段は、前記算出された前記使用率が閾値を下回る状態で実施されたデータの再送回数に基づいてデータの再送率を算出し、当該算出された再送率に基づいて前記伝送レートを決定するようにしても良く、更にこの場合において、決定手段は算出された前記使用率が閾値を上回る状態で実施されたデータの再送回数を、実際の再送回数から除外するようしても良い。
なおまた、無線通信装置が準拠する通信規格に関しては、任意であり、例えば、IEEE802.11やWiMAX、LTE等、レートアダプテーション機能を規定している各種の通信方式に適用可能である。
更に、前記使用率算出手段は、所定の測定時間の前記無線伝送路が使用されている使用時間を算出し、算出した前記使用時間を、前記測定時間で除算して、前記使用率を算出するようにしても良い。この際における使用時間の算出方法は任意であり、例えば、データパケットを構成するMACヘッダ内にあるDuration値、PHYヘッダ内にあるLENGTH値およびRATE値、または受信信号の信号強度値を用いて決定するようにする事も可能である。
また、使用率算出手段は、受信したマネージメントパケットを構成する情報要素内にあるチャネル情報を用いて前記使用時間を算出ようにする事も可能である。
本発明の一側面の無線通信方法、またはプログラムは、複数の伝送レートが使用可能な無線通信機能を有する無線通信装置の無線通信方法において、または複数の伝送レートが使用可能な無線通信処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記無線通信機能で無線通信が行われる無線伝送路の使用率を算出する使用率算出ステップと、少なくとも、前記使用率算出ステップの処理で算出された前記使用率に基づき、伝送レートを 決定する決定ステップとを含む。
本発明の一側面の無線通信装置、無線通信方法、またはプログラムにおいては、無線通信機能で無線通信が行われる無線伝送路の使用率が算出され、少なくとも、算出された前記使用率に基づき、伝送レートが決定される。
本発明によれば、無線伝送路の伝送状況に応じた伝送レートを利用することができる。
図5は、本発明を適用した無線LANシステムの構成例を示している。この無線LANシステムでは、図2のAP1に代えてAP101が設けられている。他の部分は、図2における場合と同様である。
すなわちこの無線LANシステムも、IEEE802.11に準拠して、AP101と、複数のSTA2−1,2−2,・・・2−n(STA2−3乃至2−nの図示は省略されている)が無線ネットワークで接続されており、その物理層においては複数の種類の伝送レートが提供されている。IEEE802.11bでは1Mbps、2Mbps、5.5Mbps、および11Mbpsの4種類、IEEE802.11a/gでは6Mbps、9Mbps、12Mbps、18Mbps、24Mbps、36Mbps、48Mbps、および54Mbpsの8種類の伝送レートが用意されている。
なお現在標準化中のIEEE802.11nにおいてはさらに高速な伝送レートが多数用意されることが予定されている。
AP101は、IEEE802.11で定義されているMACレベルでのパケット再送機能によるデータパケットの再送の有無の他、無線伝送路の使用率(例えば、無線伝送路におけるパケット送信時間率)(以下、メディア占有率と称する)に基づいて伝送レートを決定する。
上述したように、受信側にデータパケットが届かない原因は、無線伝送路の伝送品質に対して不適当な伝送レートが利用されたことによるものと、データパケットが他のSTA2から送信された他のデータパケットと衝突してしまい受信側にデータパケットが届かないことによるものとがある。仮に、伝送品質が確保されているにも関わらず、データパケット同士の衝突が発生した場合、この衝突に起因して、データパケットの再送が実行される。この場合、実際には伝送品質が確保されているにも関わらず、無用に伝送レートが下げられてしまい、実際の通信環境に合致しない伝送レート選択が行われてしまう可能性がある。そこで、本実施形態にかかる無線LANシステムにおいては、メディア占有率に基づいてデータパケットとの衝突の可能性の高さを検知し、それらを考慮することで、データパケットの衝突に起因する伝送レート制御を極力防止し、もって、実際の伝送品質に応じた伝送レートの決定を実現する手法を採用することとした。
特にIEEE802.11で運用されるような無線LANシステムでは、CSMA/CA方式によるパケット衝突の防止機構が設けられているため、メディア占有率とパケット衝突確率の相関が高く、メディア占有率によりデータパケットとの衝突の可能性を正確に検知できることが期待される。
図6は、メディア占有率の高さと衝突確率の相関の概念図を示している。
IEEE802.11のようなCSMA/CAのシステムでは、メディア(すなわち、無線伝送路)の獲得はランダムバックオフと呼ばれる確率的な方法で行われるため、たまたま同じランダムバックオフ値を獲得したSTA2やアクセスカテゴリ同士ではデータパケットの衝突が起こり得る。すなわち、図6の上段に示すように、メディア占有率が高ければ、多数のSTA2またはアクセスカテゴリが、その無線伝送路上に存在することになるため、データパケッ トを投げたとしても、衝突によりACKパケットが返ってこず、データパケットの再送が行われる可能性が高くなるのである。
一方図6の下段に示すように、メディア占有率が低い場合には、他のデータパケットと衝突する可能性が低く、ACKパケットが返ってこない場合は、その原因は、利用している伝送レートが不適当であった可能性が高い。
図7は、データパケットのMACヘッダのDurationフィールドの値(以下、Duration値と称する)を利用したメディア占有率の概念図である。
このDuration値は、IEEE802.11に規定されている送信権を獲得した者が、送信宛先以外の第3者端末に対し、送信禁止区間(以下、NAVと称する)を設定するためのもので、無線伝送路の占有時間(すなわち送信権を獲得した時間)を示している。なお、このDuration値は、受信したデータパケットをMACヘッダまでデコードすることにより得られる値となっている。
図7の例では、ある測定時間Tの間に受信されたパケット1,2,3のDuration値(p、q、r)が取得され、それらの加算値(すなわち合計時間)が、測定時間Tでの無線伝送路の使用時間(すなわち占有時間)とされる。従って、当該加算値を測定時間Tで除算することによりメディア占有率が求められる(式(1))。
メディア占有率=(p+q+r)/T・・・(1)
AP101は、ビーコンと呼ばれる報知信号をネットワーク内(BSS)(図5中、点線の枠の範囲内)に送信することで、決定した伝送レートをSTA2に通知する。
図8にAP101の構成例を示す。このAP101には、図3のAP1のMAC回路11に代えてMAC回路111が設けられ、Duration値抽出部112がさらに設けられている。他の部分は、図3のAP1と同様であるので、その説明は適宜省略する。
Duration値抽出部112は、Rx側のMAC回路18により取得されたデータから、MACヘッダを抽出するとともに、そのMACヘッダからDuration値を抽出し、当該抽出したDuration値を、MAC回路111に供給する。
MAC回路111は、Duration値抽出部112から供給されたDuration値に基づいてメディア占有率を算出し、当該算出した占有率と、データパケットの再送の有無に応じて、伝送レートを決定する。
このようにして、決定した伝送レートを示すレート情報信号がMAC回路111からPHY回路12に供給され、PHY回路12において伝送レートが決定されることとなる。
図9は、MAC回路111の機能的構成例を示している。なお、図9において、上述した図4と同様の要素については、同様の符号を付してある。従って、特に説明しない限り同様の符号を付した要素に関しては、図4に示されている各要素と同様の構成及び処理を実行するものとなっている。また、特許請求の範囲における「使用率算出手段」は、例えば、この図9のメディア占有率算出部211に対応し、決定手段は、例えば、図9の伝送レート決定部202に対応する。
図9に示すように、MAC回路111には、図4のMAC回路11の伝送レート決定部22に代えて伝送レート決定部202が設けられていると共に、パケット衝突推定部201が追加された構成となっている。
これらの要素中、パケット衝突推定部201は、Duration値抽出部112から供給されたDuration値を利用して測定時間Tにおける無線伝送路の占有時間を算出し、それを測定時間Tで除算することによりメディア占有率を算出する(式1)。
また、パケット衝突推定部201は、算出したメディア占有率に基づいて、データパケットとの衝突の可能性の高さを検知し、その可能性が高いと判断した場合、その旨を示すパケット衝突推定信号を伝送レート決定部202に供給する。
かかる機能を実現するため、パケット衝突推定部201は、累積加算部221及び算出部222から構成されるメディア占有率算出部211と、閾値比較部212とを有する。
累積加算部221は、測定時間Tの間にDuration値抽出部112から供給されたDuration値を累積加算し、その結果得られた値(図7の例では、p+q+r)、すなわち測定時間Tにおける無線伝送路の占有時間を、算出部222に供給する。
算出部222は、累積加算部221から供給された占有時間を、測定時間Tで除算し(すなわち式(1)を演算し)、メディア占有率を算出する。この算出されたメディア占有率は、閾値比較部212に供給され、閾値比較部212において、所定の閾値と比較される。この比較の結果、メディア占有率がその閾値より大きい場合、閾値比較部212は、データパケットとの衝突の可能性が高いと判断し、パケット衝突推定信号を、伝送レート決定部202に供給する。
次いで、伝送レート決定部202は、図4の伝送レート決定部22と同様に、送信制御部21からのパケット送信信号とパケット再送信号に基づいて、エラーレートを算出すると共に、パケット衝突推定部201から供給されるパケット衝突推定信号に基づいて伝送レートを決定する。
かかる機能を実現するため、伝送レート決定部202は、図4に示した各要素と同様の要素の他、パケット再送カウント信号出力部231を有している。
このパケット再送カウント信号出力部231は、図4のパケット再送カウント信号出力部51と同様に、送信制御部21からパケット再送信号が供給されたとき、パケット再送カウント信号をパケット再送回数保持部53に供給する。ここで、上述したようにパケット再送の発生原因がパケットの衝突に起因している場合、当該再送に基づいて伝送レートを設定してしまうと、実質的な通信路品質と合致しない伝送レート選択がなされてしまうこととなる。従って、伝送レート決定部202からパケット衝突推定信号が供給されている期間中に発生したパケットの再送に関しては、他のデータパケットとの衝突に起因するものと看做し、伝送レートの決定基準たる再送回数から除外する必要性が生じる。
そこで、本実施形態にかかるパケット再送カウント信号出力部231は、パケット衝突推定部201からパケット衝突推定信号が供給された場合(すなわち、再送原因が衝突によるものと推定される場合)、当該信号の供給期間中、パケット再送カウント信号のパケット再送回数保持部53への供給を停止するように構成されている。
この結果、エラーレート算出部55において、エラーレートを算出する際の基準となる再送回数(X)から衝突に起因するものと想定される再送回数が除外され、実際の伝送路品質に合致する伝送レートを伝送レート決定部56にて決定する事が可能となり、もって、衝突に起因する伝送レート切換の発生を未然に防止する事が可能となる。
なおここでの伝送レートの上げ下げは、選択できる伝送レートを一段階ずつ上げ(例えば、12Mbpsから18Mbpsに上げたり)下げするようにしても良く、二段階以上、一気に上下(例えば、12Mbpsから24Mbpsに上げたり)させることもできる。
以上説明したように、本実施形態にかかるAP101によれば、メディア占有率に基づいてデータパケットとの衝突の可能性の高さを検知し、その可能性が高いときのデータパケットの再送を、エラーレートの算出から除外し、そのエラーレートにより伝送レートを決定するようにしたため、実際の伝送路品質に応じて適切な伝送レートを決定することが可能となる。
従って、無線伝送路の伝送品質に対して適当な伝送レートが利用されている場合に、他のデータパケットとの衝突によりデータパケットの再送が行われても、その再送はエラーレートの算出に考慮されないので、伝送レートを下げる判断は行われない。すなわち本来使える無線伝送路を有効利用できる。
なお以上においては、AP101が伝送レートを決定する場合を例として説明したが、STA2にも、本発明は適用可能である。この場合においても、STA2側において伝送レートを決定すること以外、上述したAP1の構成例と同様の構成により実現可能である為、詳細は省略する。
また以上においては、図7に示したように、測定期間を測定時間T毎の期間としたが、図10に示すように、測定時間Tより短い所定の時間Sだけずらしながら測定期間を決定することもできる。すなわち測定期間を時間Tのウインドウ幅を持たせて決定することもできる。
また以上においては、メディア占有率が閾値を1回上回った場合、パケット衝突推定信号が出力されたが、連続して所定の回数だけ閾値を上回った場合に、パケット衝突推定信号が出力されるようにすることもできる。
またBSS内に登録されているSTA2の数に応じて、メディア占有率と比較される閾値を動的変えることもできる。これは登録されているノード数が多いほど、データパケットの衝突の確率が高くなることが考えられるためのである。
また隣接するチャネルに40MHz帯域幅を利用する装置が存在する場合には、メディア占有率と比較される閾値を例えば大きな値のもにし、パケット衝突推定信号が出力され難いようにすることもできる。40MHz帯域幅を使用とする装置は、40MHz帯域でビーコンを送出するので、そのビーコンを検出することにより、40MHz帯域幅を利用する装置の存在を検知することができる。
また、以上においては、MACヘッダのDuration値を用いて測定時間Tの無線伝送路の占有時間を算出したが、データパケット検出後、データパケットのPHYヘッダにあるLENGTHフィールド、RATEフィールドをデコードし、それらの値からパケット長(バイト)を求め、それを、そのときの伝送レートで時間に変換することで占有時間を算出することもできる。
図11には、パケットのPHYヘッダにあるLENGTHフィールド、RATEフィールドの値から占有時間を算出し、メディア占有率を算出する場合のAP101の構成例が示されている。このAP101には、図8のAP101のDuration値抽出部112に代えて、パケット長算出部113が設けられている。他の部分は、図8における場合と同様であるので、その説明は適宜省略する。
パケット長算出部113は、PHY回路17でデコードされたデータパケットのPHYヘッダを抽出するとともに、そこからLENGTHフィールドおよびRATEフィールドの値(以下、LENGTH値およびRATE値と称する)を抽出する。
パケット長算出部113は、抽出したLENGTH値およびRATE値に基づいて、パケット長を算出し、それをそのときの伝送レートで時間に変換してMAC回路111のパケット衝突推定部201に供給する。
パケット衝突推定部201に供給されたパケット長さに相当する時間は、メディア占有率算出部211の累積加算部221に入力され、累積加算部221は、測定時間Tの間、その時間を累積加算して、占有時間を算出する。
算出部222および閾値比較部212は、上述したようにして、パケット衝突推定信号を、適宜、伝送レート決定部202のパケット再送カウント信号出力部231に供給する。
また、受信信号の信号強度が一定以上となる場合の時間を計測し、その時間を累積加算して測定時間Tにおける占有時間を算出することもできる。
図12には、信号強度から占有時間を算出してメディア占有率を算出する場合のAP101の構成例が示されている。このAP101には、図8のAP101のDuration値抽出部112に代えて、RSSI抽出部114が設けられている。他の部分は、図8における場合と同様であるので、その説明は適宜省略する。
RSSI抽出部114は、RF回路16に入力された受信信号からRSSI(Received Signal Strength Indicator)を抽出し、それをMAC回路111に供給する。
図13は、この例の場合のMAC回路111の構成例を示している。このMAC回路111のパケット衝突推定部201には、図9の累積加算部221に代えて累積加算部251が設けられている。
累積加算部251には、RSSI抽出部114から供給されたRSSIが入力される。累積加算部251は、RSSI抽出部114から供給されたRSSIと所定の閾値と比較し、RSSIがその閾値より大きいときの時間を、測定時間Tの間、累積加算して、測定時間Tにおける占有時間を算出し、算出部222に供給する。
算出部222および閾値比較部212は、上述したようにして、パケット衝突推定信号を、適宜、伝送レート決定部202のパケット再送カウント信号出力部231に供給する。
更に、上記の実施例に加えて、現在策定中のIEEE802.11kにおいて規定されるマネージメントパケット(Radio Measurement Report)を利用する事も可能である。IEEE802.11kはPHY/MACレベルの情報をできるだけレポートする事を目的として策定中の規格であり、STA(或いはAP)は、他のSTA(或いはAP)に対して、例えば、下記のような項目の測定と報告を要求できる。
(1) そのステーションの範囲内にある指定されたチャンネルまたはすべてのチャンネルにおけるAPの数
(2) 各APのビーコン信号の強度
(3) 指定された時間内に受信したフレームの数、フレームを受信したすべてのステーション、受信したフレームの数、各送信元の平均信号強度
(4) 各チャンネルにおける無線LANの動作レベル
(5) 802.11デバイスに干渉する可能性がある携帯電話や電子レンジといったデバイスから発信される、各チャンネルにおける無線LAN以外の無線の動作
(6) 送信を待っている間に発生した遅延時間の平均、失敗した転送の数、受信したフレームで検出されたFCSエラーの数などの統計
(7) 要求先ステーションで測定された要求元ステーションの信号長
(8) 他のステーションの位置。
(9) PHYレベルでのフレーム統計情報(例えば、受信電力、使用アンテナ数・番号、PHYType等)
(10) 近隣のAPでのBSS開設情報(例えば、TSFカウンタ値、BSSID, Vendor情報等)
上記の測定結果は、マネージメントパケット中に記載されてSTA間、或いは、AP-STA間において共有されることとなるが、当該測定結果に対応したIE(Information Elements)のうち、
(a) Channel Load (CCA busy時間率統計を示すIE)
(b) Noise Histogram(NAV中の受信電力、すなわち、STAの存在確率を示すIE)
は、何れもチャネル上に存在するSTA等の数や、Busy率を示すものであるため、これらのIEを利用することにより、メディア占有時間Tを決定する事が可能となる。
また、
(c) STA Statistics(送受信パケットカウンタ、再送カウンタを示すIE)
は、パケットのエラーレートを算出するために適用可能なIEとなっている。
従って、マネージメントパケット内に含まれる、これらのIEを利用することにより、適切な伝送レート選択を実現できることとなる。
更にまた、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図14は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)501,ROM(Read Only Memory)502,RAM(Random Access Memory)503は、バス504により相互に接続されている。
バス504には、さらに、入出力インタフェース505が接続されている。入出力インタフェース505には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部506、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部507、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部508、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部509、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア511を駆動するドライブ510が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU501が、例えば、記憶部508に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース505およびバス504を介して、RAM503にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU501)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア511に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア511をドライブ510に装着することにより、入出力インタフェース505を介して、記憶部508にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部509で受信し、記憶部508にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM502や記憶部508に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
伝送レートの推移を説明する図である。 従来の無線LANシステムの構成例を示すブロック図である。 図2のAP1の構成例を示すブロック図である。 図3のMAC回路11の機能的構成例を示すブロック図である。 本発明を適用した無線LANシステムの構成例を示すブロック図である。 メディア占有率とデータパケットとの衝突との関係を説明する図である。 メディア占有率を説明する図である。 図5のAP101の構成例を示すブロック図である。 図8のMAC回路111の機能的構成例を示すブロック図である。 メディア占有率を説明する他の図である。 図5のAP101の他の構成例を示すブロック図である。 図5のAP101の他の構成例を示すブロック図である。 図12のMAC回路111の機能的構成例を示すブロック図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
101 AP, 111 MAC回路, 112 Duration値抽出部, 113 パケット長算出部, 114 RSSI抽出部, 201 パケット衝突推定部, 202 伝送レート決定部, 211 メディア占有率算出部, 212 閾値比較部, 221 累積加算部, 222 算出部, 231 パケット再送カウント信号出力部, 251 累積加算部

Claims (9)

  1. 複数の伝送レートが使用可能な無線通信機能を有する無線通信装置において、
    前記無線通信機能で無線通信が行われる無線伝送路の使用率を算出する使用率算出手段と、
    少なくとも、前記使用率算出手段により算出された前記使用率に基づき、伝送レートを決定する決定手段と
    を備える無線通信装置。
  2. 前記決定手段は、前記算出された前記使用率が閾値を下回る状態で実施されたデータの再送回数に基づいてデータの再送率を算出し、当該算出された再送率に基づいて前記伝送レートを決定する
    請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記決定手段は、前記算出された前記使用率が閾値を上回る状態で実施されたデータの再送回数を、実際の再送回数から除外して前記再送率を算出する
    請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記無線通信機能は、IEEE802.11に準拠した無線通信を実行する機能である
    請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記使用率算出手段は、所定の測定時間の前記無線伝送路が使用されている使用時間を算出し、算出した前記使用時間を、前記測定時間で除算して、前記使用率を算出する
    請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記使用率算出手段は、データパケットを構成するMACヘッダ内にあるDuration値、PHYヘッダ内にあるLENGTH値およびRATE値、または受信信号の信号強度値を用いて、前記使用時間を算出する
    請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記使用率算出手段は、受信したマネージメントパケットを構成する情報要素内にあるチャネル情報を用いて、前記使用時間を算出する
    請求項4に記載の無線通信装置。
  8. 複数の伝送レートが使用可能な無線通信機能を有する無線通信装置の無線通信方法において、
    前記無線通信機能で無線通信が行われる無線伝送路の使用率を算出する使用率算出ステップと、
    少なくとも、前記使用率算出ステップの処理で算出された前記使用率に基づき、伝送レートを決定する決定ステップと
    を含む無線通信方法。
  9. 複数の伝送レートが使用可能な無線通信処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記無線通信機能で無線通信が行われる無線伝送路の使用率を算出する使用率算出ステップと、
    少なくとも、前記使用率算出ステップの処理で算出された前記使用率に基づき、伝送レートを決定する決定ステップと
    を含む無線通信処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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