JP2008311779A - データ受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鍵情報の漏洩が発生した場合でも、情報の漏洩を最小限に抑えることができるデータ受信装置を提供する。
【解決手段】映像蓄積配信サーバ6は、映像暗号化装置10において上位鍵をもとに生成される下位鍵によりそれぞれ暗号化された映像データを記録装置7に記録している。映像受信装置4は、映像蓄積配信サーバ6から通信ネットワーク1を介して下位鍵Bで暗号化された映像データを受信すると、この受信された映像データを暗号化するために用いた下位鍵Bに対応する復号鍵を上位鍵をもとに生成し、この生成した復号鍵を用いて受信された映像データを復号する。映像受信装置4は、上記上位鍵をもとに映像暗号化装置10では使用されることのない下位鍵Zを一方向関数を用いて生成し、生成された下位鍵Zにより上記復号された映像データを再暗号化してリムーバブルメディア8等に記録する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、監視カメラ等の撮像装置で撮影された映像(画像)データを暗号化して配信する映像配信システムに係わり、特に、暗号化されたデータを受信するデータ受信装置に関する。
従来から、ホテルやビル、コンビニエンスストアや金融機関、或いはダムや道路といった公共施設には、犯罪抑止や事故防止等の目的で、映像監視システムが設置されている。映像監視システムでは、監視対象をカメラ等の撮像装置で撮影し、撮影した映像を管理事務所や警備室等の監視センタへ伝送し、監視者がその映像を監視して、目的や必要性に応じて、注意や警告をし、或いは映像を録画や保存する。
近年、このような映像監視システムの分野において、監視カメラ映像をデジタル化して、インターネットに代表されるIP(Internet Protocol)ネットワークを介して、映像を伝送して監視を行うネットワーク型の映像監視システムの普及が進みつつある。
現在、主流となっているネットワーク型映像監視システムでは、監視カメラに接続された映像発信装置から映像受信装置に向けて、ネットワークを介してライブ映像を配信する。このシステムは、常駐の監視者が、常時、配信された映像(及び音声)を視聴し、問題発生時には状況に応じた対応をするといった監視形態に適合したシステムとなっている。
一方、映像監視としては、上述のようなライブ映像監視を主体とする「ライブ型監視」の他に、「監視映像を記録や保存して、問題発生時に時間を遡って記録映像を見る」といった「記録型監視」の監視形態もあり、金融機関や商店を中心にこうした「記録型監視」の顧客ニーズが存在する。ネットワーク型映像監視システムでは、このような「記録型監視」のニーズに対応可能な「映像蓄積配信サーバ」を用いることが可能である。
また、盗聴や記録映像の盗難による映像漏洩防止のために、ネットワークに伝送される映像データ及び記録映像を暗号化して、復号の鍵を持った映像受信装置のみで閲覧することを可能にする暗号化ネットワーク型映像監視システムの普及が進みつつある。
なお、上記技術は、発明者が既に知られていることと認識して記述したものであるが、適切な文献が見出せなかったので、従来技術文献情報の記載をしていない。
ところが、利用形態によっては、映像受信装置に受信された暗号化映像をさらに記録媒体に記録して映像閲覧装置に持ち込むことがある。このような場合には、映像閲覧装置においても、暗号化された映像データを復号するための鍵が必要となる。このとき、映像閲覧装置に鍵を持ち込むが、持ち込む途中あるいは持ち込んだ後、鍵が漏洩するおそれがある。一般に、映像閲覧装置は映像受信装置よりも、セキュリティレベルが低く、鍵の漏洩の危険性が高い場合が多い。映像閲覧装置において鍵が漏洩すると、漏洩した鍵を取得した第三者によってネットワークに伝送される暗号化映像や映像蓄積配信サーバに記録された暗号化映像など全ての暗号化映像が復号されてしまうという問題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、鍵情報の漏洩が発生した場合でも、情報の漏洩を最小限に抑えることができるデータ受信装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明に係るデータ受信装置は、複数のデータを、上位鍵をもとに生成される複数の第1の下位鍵によりそれぞれ暗号化して送信するデータ送信装置に対し、通信ネットワークを介して接続可能なデータ受信装置であって、前記第1の下位鍵により暗号化された複数のデータを、前記通信ネットワークを介して選択的に受信する手段と、前記受信されたデータを暗号化するために用いた第1の下位鍵に対応する復号鍵を前記上位鍵をもとに生成し、この生成した復号鍵をもとに前記受信されたデータを復号する手段と、前記上位鍵をもとに前記第1の下位鍵とは異なる第2の下位鍵を一方向関数を用いて生成し、前記復号されたデータを前記生成された第2の下位鍵をもとに再暗号化して閲覧に供する手段とを具備することを特徴とする。
上記構成では、データ受信装置は、通信ネットワークを介して受信された暗号化データを復号し、復号されたデータを送信装置で用いた暗号鍵とは異なる鍵で再暗号化するようにしている。また、再暗号化に用いる鍵は、上位鍵から一方向関数を用いて生成するため、別途暗号鍵を設定する手間が発生することがない。このように構成することで、通信ネットワークに伝送される暗号化映像や映像蓄積配信サーバに蓄積された暗号化映像等の情報漏洩を防止し、鍵の漏洩によって発生する情報漏洩の範囲を極小化することが可能となる。
したがってこの発明によれば、鍵情報の漏洩が発生した場合でも、情報の漏洩を最小限に抑えることができるデータ受信装置を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、この発明に係わる映像配信システムの一実施形態を示す構成図である。
このシステムは、通信ネットワーク1と、映像生成装置2と、映像発信装置3と、映像受信装置4と、映像表示装置5A,5Bと、映像蓄積配信サーバ6と、記録装置7と、リムーバブルメディア8と、映像閲覧装置9と、映像暗号化装置10とを備える。
通信ネットワーク1は、例えば、ネットワークケーブルや無線LAN(Local Area Network)、公衆回線等であり、送信されたデータを伝送する。また、ここにはルータやハブ等のネットワーク機器も含む。映像発信装置3、映像受信装置4、映像蓄積配信サーバ6は、通信ネットワーク1に接続され、互いが通信できるようになっている。映像生成装置2は、例えば、カメラといった撮像素子を持った映像生成装置であり、光を電気に変換して映像を生成する機能を有する。
映像発信装置3は、例えば、映像生成装置2により入力される映像信号を入力する入力インタフェースと画像コーデック、ネットワークインタフェースを内蔵したエンコーダ装置が用いられる。映像発信装置3は、映像生成装置2により入力される映像信号をネットワーク伝送に適した映像データの形式に変換して通信ネットワーク1に送出する。例えば、映像生成装置2からの入力映像がアナログ映像信号であった場合にはデジタル変換し、通信ネットワーク1の伝送帯域によっては圧縮処理を施したりもする。映像生成装置2と映像発信装置3とが1つの装置として結合された形態でもよい。
一方、映像受信装置4は、例えばネットワークインタフェースと画像コーデック、映像表示装置5Aに映像を出力する出力インタフェース、リムーバブルメディア8への読み書きを行うインタフェースを内蔵したデコーダ装置が用いられる。映像受信装置4は、通信ネットワーク1を伝送されてきた映像データを受信し、映像表示装置5Aが表示可能な形式に変換し出力する。例えば、映像表示装置5Aがテレビモニタであった場合には、アナログ映像信号に変換する。また、受信した映像が暗号化された映像データであった場合には所定の復号鍵を用いて復号する処理を行う。また、受信した映像が圧縮映像であった場合には、画像コーデックを使って伸張処理を施したりもする。
また、映像受信装置4は、受信した映像を映像閲覧装置9において再生可能な形式でリムーバブルメディア8に記憶する。この記憶処理は、映像受信装置4を操作するユーザの指定によって行うようにしてもよいし、映像受信装置4内のソフトウェアによって自動的に行うようにしてもよい。
図2に、受信した映像をリムーバブルメディアへの保存を指定する画面の一例を示す。映像受信装置4は、ユーザから映像の保存要求を受け付けると、この画面を映像表示装置5Aに表示する。この画面には、保存する範囲指定欄201、保存するフォルダ名入力欄202、保存実行ボタン303が設けられている。ユーザは記録装置7に記録されている映像データのうち、どの部分をリムーバブルメディアに保存するかを保存する範囲指定欄201に入力する。例えば、2007年1月1日1時1分1秒〜2007年1月1日1時7分7秒と指定する。保存するフォルダ名入力欄202には、例えば、E:¥Incident¥のように入力して保存する場所を指定する。ユーザにより保存実行ボタン203が押下されると、映像受信装置4は保存処理を実行する。
映像表示装置5A、及び5Bは、例えば、テレビモニタ、コンピュータのCRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイといった投影素子を持った映像表示装置で、電気を光に変えて映像を表示するものである。なお、映像受信装置4と映像表示装置5Aは、1つの装置として結合された形態でもよい。例えば、テレビモニタに内蔵された形態、CRTを接続したコンピュータの形態、あるいは、表示装置を備えた携帯電話等の携帯端末の形態などが挙げられる。
また、映像受信装置4は、映像蓄積配信サーバ6に対し、再生や早送り等の再生指示を行う操作インタフェースも内蔵する。このインタフェースは、例えば、コンピュータ画面のGUI(Graphical User Interface)、あるいは、映像受信装置4に接続された制御盤端末でも良い。
映像蓄積配信サーバ6は、例えば、ネットワークインタフェースや、記録媒体へのインタフェースを内蔵したパーソナルコンピュータである。映像蓄積配信サーバ6は、映像発信装置3あるいは映像暗号化装置10から通信ネットワーク1を伝送されてきた映像を受信し、接続された記録装置7に映像を記録する。また、映像受信装置4からの映像配信要求に応じて、記録装置7から該当する映像を読み出して、通信ネットワーク1を介して映像受信装置4に配信する機能を有する。
記録装置7は、例えば、ハードディスクやディスクアレイといった映像を記録する媒体である。記録装置7は、映像記録配信サーバ6と、例えば、SCSI(Small Computer System Interface)やATA(AT Attachment)、Fibre Channelといった専用のインタフェース、または、SAN(Storage Area Network)やNAS(Network Attached Storage)といったIPネットワークを用いたインタフェース等によって接続される。
リムーバブルメディア8は、着脱可能な記録媒体であり、映像受信装置4から入力された映像が記録される。例えば、DVD−RAMやMO、CD−RWといった光メディアとドライブの組み合わせ、あるいは、着脱可能なケースに装着されたハードディスク、USBやIEEE1394といった着脱可能なインタフェースを内蔵したハードディスクが用いられる。
映像閲覧装置9は、例えば、画像コーデック、映像表示装置5Bに映像を出力するインタフェース、リムーバブルメディア8へのインタフェースを内蔵したデコーダ装置である。リムーバブルメディア8に記録された映像を、映像表示装置5Bが表示可能な形に変換し出力する。例えば、映像表示装置5Bがテレビモニタであった場合には、アナログ変換を行う。また、映像が暗号化された映像データであった場合には所定の鍵を用いて復号処理を行う。また、受信した映像が圧縮映像であった場合には、画像コーデックを使って伸張処理を施したりもする。なお、映像閲覧装置9と映像表示装置5Bは、1つの装置として結合された形態でもよい。
映像暗号化装置10は、例えば、ネットワークインタフェースを内蔵した装置であり、映像発信装置3から受信した映像を暗号化し、暗号化された映像を通信ネットワーク1に送出する。映像暗号化装置10と映像発信装置3は、1つの装置として結合された形態でもよい。また、映像暗号化装置10と映像蓄積配信サーバ6は、1つの装置として結合された形態でもよい。あるいは、また、映像暗号化装置10と映像発信装置3と映像蓄積配信サーバ6の3つの機器が1つの装置として結合された形態でもよい。
なお、図1においては、各装置は1台ずつ示したが、これらは映像蓄積配信サーバ6に対し、それぞれ複数台接続されることが可能である。また、映像蓄積配信サーバ6は、複数の映像発信装置3あるいは映像暗号化装置10それぞれから送信された映像を同時に受信して記録装置7に記録しながら、この処理と並行して、複数の映像受信装置4へそれぞれ異なった映像を同時に配信することが可能である。
さて、図1において、映像暗号化装置10に下位鍵Dが設定されており、映像暗号化装置10は下位鍵Dで暗号化されたデータを配信している。映像蓄積配信サーバ6と接続された記録装置7には過去に映像暗号化装置10において、下位鍵A、下位鍵B及び下位鍵Cによってそれぞれ暗号化された暗号データがそれぞれ記録されている。映像受信装置4は記録装置7の下位鍵Bで暗号化された映像データを映像蓄積配信サーバ6から受信している。
このとき、映像受信装置4には全ての下位鍵(下位鍵A、下位鍵B、下位鍵C、下位鍵D、…、下位鍵Z)を算出可能な上位鍵が設定されている。映像受信装置4は上位鍵から下位鍵Bに対応する復号鍵を算出して上記受信した映像データを復号する。さらに、上位鍵から下位鍵Zを算出して、上記復号された映像データを下位鍵Zで再暗号してリムーバブルメディア8に保存している。ここで、上位鍵から下位鍵Zを算出することによって映像受信装置4に新たな専用の鍵を設定する手間が発生しないようにしている。
下位鍵Zで暗号化された映像データは映像閲覧装置9に持ち込まれ、別途持ち込まれた下位鍵Zを使って復号する。下位鍵Zは映像暗号化装置10において、過去に使用されておらず、未来にも使用することはない鍵とする。この具体的な方法の一例を示す。ここでは、映像暗号化装置10において使用する下位鍵Aの生成にはAという文字と上位鍵とを用いて生成する場合を例にとって説明する。時間の経過によって異なる鍵を使用するとき、下位鍵Aの次には下位鍵Bを使用し、以下順に下位鍵C、下位鍵D・・・と下位鍵Yまで順に使用し、下位鍵Yの次は、下位鍵AA(AAという文字と上位鍵から生成する)を使用し、さらに順に下位鍵AB、下位鍵ACを使用する仕様とする。すなわち、Zという文字(あるいはZという文字に他に文字列を加えたもの)と上位鍵によって生成される下位鍵Zは映像暗号化装置10において使用されることはない。
また、下位鍵の算出は、上位鍵から下位鍵を算出はできても、下位鍵から上位鍵を算出したり、下位鍵から別の下位鍵を算出することが極めて困難な算出方法で行うものとする。具体的には一方向関数(例えば、ハッシュ関数)を用いる。その他にも、十分な桁数の乱数を用いて下位鍵を算出するようにしても、過去に使用されておらず、未来にも使用することのない下位鍵Zを生成することが可能である。
ここで、下位鍵Zが漏洩した場合、漏洩のおそれがある映像はリムーバブルメディア8に保存された下位鍵Zで暗号化された映像データのみであり、通信ネットワーク1に流れる下位鍵Dで暗号化された映像データや記録装置7に記録された、下位鍵A,下位鍵B及び下位鍵Cで暗号化された映像データは漏洩するおそれがない。このようにすることで、映像閲覧装置9から鍵が漏洩したときの映像データの漏洩を極小化している。
次に、映像受信装置4の動作の詳細について説明する。図3は、映像受信装置4の処理の手順とその内容を示すフローチャートである。
映像受信装置3は、初期化処理(ステップS3a)において、メモリ等の初期化を行ったのち、暗号化された映像データを受信する(ステップS3b)。例えば、図1において、映像受信装置4は、下位鍵Bで暗号化された映像データを受信したものとする。次に、映像受信装置4は、下位鍵Bを算出するために必要な情報を受信する(ステップS3c)。ここでは、例えば「B」という文字列などを受信したものとする。
次に、映像受信装置4があらかじめ保持している上位鍵とステップS3cで受信した「B」という文字列からハッシュ関数などを用いて下位鍵である下位鍵Bを算出する(ステップS3d)。次に、上記ステップS3bで受信した暗号化された映像データを、ステップS3dで算出した下位鍵Bを用いて復号する(ステップS3e)。
さらに、映像受信装置4は、あらかじめ保持している上位鍵と例えば再暗号化処理のみで用いる「Z」という文字からハッシュ関数などを用いて下位鍵である下位鍵Zを算出する(ステップS3f)。もちろん、下位鍵Zの算出においては「Z」という文字を固定的に使用するのではなく、外部からパスワードのような形でユーザに文字列を入力させてもよい。映像受信装置4は、この算出した下位鍵Zを記録媒体に記録する(ステップS3g)。なお、ここで保存された下位鍵Zは、後述する映像データを格納するリムーバブルメディア8とは別個のリムーバブルメディアなど何らかの手段を用いて配布される。
次に、映像受信装置4は、上記ステップS3eで復号した映像データを、ステップS3fで算出した下位鍵Zを用いて再暗号化する(ステップS3h)。そして、ステップS3hで再暗号化した映像データをリムーバブルメディア8に保存する。最後に、メモリの開放処理などの終了処理を行う(ステップS3i)。
以上述べたように、上記実施形態では、映像受信装置4は、映像蓄積配信サーバ6から通信ネットワーク1を介して下位鍵Bで暗号化された映像データを受信すると、この受信された映像データを暗号化するために用いた下位鍵Bに対応する復号鍵を上位鍵をもとに生成し、この生成した復号鍵を用いて受信された映像データを復号する。そして映像受信装置4は、上記上位鍵をもとに映像暗号化装置10では使用されることのない下位鍵Zを一方向関数を用いて生成し、生成された下位鍵Zにより上記復号された映像データを再暗号化してリムーバブルメディア8に記録して映像閲覧装置9に提供する。
すなわち、映像受信装置4は、通信ネットワーク1を介して受信された暗号化データを一旦復号し、復号されたデータを映像暗号化装置10で用いた暗号鍵とは異なる鍵で再暗号化して閲覧に供するようにしている。また、この再暗号化に用いる暗号鍵は、上位鍵から一方向関数を用いて生成するため、別途鍵を設定する手間が発生することがない。
例えば、上記実施形態において、下位鍵Zが漏洩した場合でも、復号されるのはリムーバブルメディア8に記録されたデータに限られ、通信ネットワーク1を伝送するデータや、映像蓄積配信サーバ6に記録されるデータが悪意ある第三者に復号されることがない。したがって、鍵情報の漏洩が発生した場合でも、情報の漏洩する範囲を最小限に抑えることが可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
再暗号化方法の鍵と暗号化されたデータの関係を示す一例の模式図。 ユーザの指定による場合の受信した映像をリムーバブルメディアに保存する画面の一例を示す図。 映像受信装置の処理手順とその内容を示すフローチャート。
符号の説明
1…通信ネットワーク、2…映像生成装置、3…映像発信装置、4…映像受信装置、5A,5B…映像表示装置、6…映像蓄積配信サーバ、7…:記録装置、8…リムーバブルメディア、9…映像閲覧装置、10…映像暗号化装置、201…保存する範囲指定欄、202…保存するフォルダ名入力欄、203…保存実行ボタン。

Claims (1)

  1. 複数のデータを、上位鍵をもとに生成される複数の第1の下位鍵によりそれぞれ暗号化して送信するデータ送信装置に対し、通信ネットワークを介して接続可能なデータ受信装置であって、
    前記第1の下位鍵により暗号化された複数のデータを、前記通信ネットワークを介して選択的に受信する手段と、
    前記受信されたデータを暗号化するために用いた第1の下位鍵に対応する復号鍵を前記上位鍵をもとに生成し、この生成した復号鍵をもとに前記受信されたデータを復号する手段と、
    前記上位鍵をもとに前記第1の下位鍵とは異なる第2の下位鍵を一方向関数を用いて生成し、前記復号されたデータを前記生成された第2の下位鍵をもとに再暗号化して閲覧に供する手段と
    を具備することを特徴とするデータ受信装置。
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