JP2008311502A - パターン形成方法 - Google Patents

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裕子 中村
Koji Hashimoto
耕治 橋本
Soichi Inoue
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Abstract

【課題】パターンの制約を緩和する、チップ面積を減少させる、或いは配線の信頼性を向上するパターン形成方法を提供すること。
【解決手段】パターン形成方法は、複数種類のパターンを形成するパターン形成方法であって、前記複数種類のパターンを、第1の照明形状の第1の照明で形成する第1のパターンと、前記第1の照明形状とは異なる第2の照明形状の第2の照明で形成する第2のパターンとに分類する工程(S101)と、前記第1の照明で前記第1のパターンを第1のレジスト層に露光する工程(S104)と、前記第2の照明で前記第2のパターンを前記第1のレジスト層とは別の第2のレジスト層に露光する工程(S110)とを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は半導体のパターンを形成するリソグラフィー技術に関し、特に感光性樹脂膜パターンを形成する際のパターン形成方法に関するものである。
エッチングマスクとしての感光性樹脂パターンは、レイヤーによっては、種々のパターンが含まれることがある。狭マージンリソグラフィーにおいては、すべてのパターンを十分な露光マージンをもって単一の照明で形成することが難しくなっている。このため形成可能なパターンのみを使用するように設計パターンに制約を与えることや、パターンを分割して二重露光することが行われている。
まず、形成可能なパターンのみを使用するように設計に制約を与える場合について説明する。照明条件を密パターン形成に有利になるように固定して、ラインとスペースの幅を変えたときの焦点深度(DOF:Depth Of Focus)をみてみると、孤立ラインや孤立スペースになると、焦点深度(DOF)が下がってしまう。デバイス作製の場合には、種々のデューティー比をもったパターンを同時に形成しなければならない。しかし、上述したように微細な孤立スペースの焦点深度が取れないため、微細孤立スペースは作らないよう設計段階で制限を設けることがなされている。
また、パターンを分割して二重露光するのは以下のような場合である。例えば、NANDのM1レイヤーにおいて、セル部は一種類の微細な周期L&S(ラインアンドスペース)パターンが配置されているため、そのピッチに応じた二重極照明でL&Sマスクを使用して露光する。しかし、さまざまなL&Sパターンを含む周辺部は二重極照明では形成できず、二重極照明とは異なる輪帯照明で露光することになる。
このときのプロセスフローは、レジスト塗布、ソフトベーク後二重極照明でL&Sパターンを作製する。次に輪帯照明により周辺回路部を露光する。さらに、ポストエクスポージャーベーク(PEB)を行い、最後に現像してM1層のレジストパターンを得る。
しかし、2回に分けて露光したそれぞれのパターンを混在させることはできない。混在させてしまうと、レジスト中で光学像が足し合わされて所望の性能が得られないからである。そこで、パターンを形成する場所を分割させることになるが、場所を分割するだけでは、次のような問題がある。
即ち、各露光においてはドーズ量の数%のフレア(本来露光されない部分がバックグランドにより露光されてしまうこと)がのる。露光が1回であれば問題のないレベルではあるが、同じ場所を2回露光すると、フレアが2倍になる。フレアがのることで、コントラストが低下し、光学像が劣化してしまう。これは、狭マージンリソグラフィーにおいてはより顕著であり、大きな問題となる。
このように1層のレジストに2回露光する場合には、もう一方の露光の際のフレアがのったり、レジスト中で光学像が足しあわされたりするため、単一露光で得られる露光マージンが得られないことになる。
これらの問題を回避するために以下のような対策がなされている。
例えば、フレアの影響を避けようとする場合にはフレアを遮蔽するためにレチクルに遮光膜を設けることがなされている。上述した、セル部と周辺回路部の露光を分けて行う場合には、おのおののパターンを分離したレチクルを用いる。セル部のL&Sパターンを露光する際に用いるレチクルの場合には、周辺回路部に対応する場所を遮光膜にする。また、周辺回路部を露光する際に用いるレチクルの場合には、セル部のL&Sパターンに対応する場所に遮光膜を形成する。さらに、両者の境界部分では、光が回り込むため、レチクル上で20μm〜40μm幅(ウエハ上では5μm〜10μm幅)のパターンがない領域を設ける。このため、チップ面積は増大してしまう。
またこの場合には、セル部と周辺回路部をM1層のなかではつなぐことができない。セル部から周辺回路部へ配線を引き出す際には、M1層のセル部と周辺回路部のそれぞれから、下層であるM0層にコンタクトを通じて配線を落とし、M0層の配線を介してセル部と周辺回路部をつなぐことがなされている。このため配線の抵抗値があがってしまったり、信頼性が低下したり、チップ面積が増加するという問題があった。
また、同様に2回の露光を行うDDL(double dipole lithography)においては、直交する配線に対応する部分をレチクル上では遮光膜で覆ってしまう(例えば、非特許文献1参照。)。DDLは、周期性を持つL&Sパターンの縦方向の配線と横方向の配線を分けて、先に縦方向の配線だけ二重極照明で露光し、次に横方向の配線だけアパーチャーの位置が90度ずれた二重極照明で露光して微細配線を形成する方法である。
この場合も、上で述べたように、2回の露光による光学像が足しあわされてしまう。従ってコントラストをあげるには、例えば、縦線を形成する場合には、縦線方向を露光する場合のみ光が達し、横線方向を露光する場合には光が到達しないようにする必要がある。さらに、横線方向を露光する場合には、縦線に対応する部分はレチクル上遮光膜で覆ってしまうのである。これを非特許文献1においてはシールディングと呼んでいる。
しかし遮光膜は元のパターンよりも大きいので、必ず、遮光膜を入れるだけの領域が存在しなくてはならない。このことはパターン制約、チップ面積の増大につながる。また、縦線と横線をつなぐ領域においては、遮光膜は元のパターンよりも大きいので、配線のつなぎ目は二重極照明でクリアに露光されたパターンでつながるわけではなく、遮光膜によって残したパターンでつなぐことになる。
さらに、縦方向のパターンと横方向のパターンの両者を重ね合わせるのも容易ではなく、パターンサイズにより変化してしまうつなぎ部分の精度を上げることはトライアンドエラーとなってしまうため非常な労力を要し、プロセスマージンも小さいので信頼性が低下してしまう。
以上述べたように、狭マージンリソグラフィーにおいて異なるパターンを同一層に形成する場合には、焦点深度が小さいパターンを形成しないようにするなど、設計パターンに制約を設けねばならないという問題があった。また、2重露光する場合においては、分離したパターンの境界領域を設けるためにチップ面積が大きくなってしまったり、わざわざ異なる層にコンタクトホールをおとして配線したりする必要が生じるという問題があった。さらには、DDLプロセスにおいては、縦と横のパターンをマージンのないパターンでつないだりすることになり、配線の信頼性が低下してしまうという問題があった。
S. D. Hsu et al."Diope Decomposition Mask-design for Full Chip Implementation",Proc. SPIE vol. 4691, 476 (2002)
本発明は、パターンの制約を緩和する、チップ面積を減少させる、或いは配線の信頼性を向上するパターン形成方法を提供する。
この発明の一つの態様に係るパターン形成方法は、複数種類のパターンを形成するパターン形成方法であって、前記複数種類のパターンを、第1の照明形状の第1の照明で形成する第1のパターンと、前記第1の照明形状とは異なる第2の照明形状の第2の照明で形成する第2のパターンとに分類する工程と、前記第1の照明で前記第1のパターンを第1のレジスト層に露光する工程と、前記第2の照明で前記第2のパターンを前記第1のレジスト層とは別の第2のレジスト層に露光する工程とを含む。
本発明によれば、パターンの制約を緩和する、チップ面積を減少させる、或いは配線の信頼性を向上するパターン形成方法を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。図面において、対応する部分には対応する符号を付し、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号で示している。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に関わるパターン形成方法を図1および図2を用いて説明する。
本実施形態においては、形成したいすべてのパターンを十分な露光マージンをもって単一の照明で形成することが難しい場合に、形成したいパターンを2つのグループに分類し、それぞれ別の照明形状の照明を用いて露光する。これにより、一方のグループに属するパターンを1層目のレジストに形成し、他方のグループに属するパターンを2層目のレジストに形成する。
L&Sのさまざまなパターンに対する焦点深度(DOF)を示す図1を用いて、すべてのパターンを十分な露光マージンをもって単一の照明で形成することが難しい場合について説明する。
図1は照明条件を輪帯遮蔽率1/2の輪帯照明に固定して、ラインとスペースの幅を変えたときの焦点深度を輪郭(contour)マップにしたものである。左上がライン幅とスペース幅が1:1のL&Sパターンであり、右にいくほどスペース幅が広くなった場合を、下に行くほどライン幅が広くなった場合での焦点深度を示している。図1では焦点深度を3段階に分けて示してある。
デバイス作製の場合には、種々のデューティー比をもったパターンを同時に形成しなければならない。しかし、図1から分かるように孤立ラインや孤立スペースになると、焦点深度が下がってしまう。図1のような場合には、微細な孤立スペースの焦点深度が取れない。
従って、従来、設計パターンにさまざまなライン幅、スペース幅が混在している場合には、設計パターンに制約を設けて、作製困難なパターンを使わないで設計することがなされてきた。たとえば、図1の場合には、焦点深度がもっとも取れないDOFが0.2〜0.4μmの部分は使わないで設計するような制約を設ける。即ち、微細孤立スペースは作らないよう設計段階で制限を設けることがなされている。しかし、これでは所望のパターンが形成できないため、チップ面積が増大してしまうという問題があった。
そこで、本実施形態においては、図2に示すようなフローチャートに従って、レジストフローを実行する。
まず、形成したい複数のパターンを、輪帯照明により焦点深度(DOF)が0.4μm以上取れるので、輪帯照明(第1の照明)で形成できる第1のパターンのグループと、輪帯照明では焦点深度(DOF)が0.4μm未満となるので、小σの通常照明(第2の照明)で形成できる第2のパターンのグループとに分類する(ステップS101)。輪帯照明及び小σの通常照明のアパーチャーの形状を、それぞれ図3及び図4に示す。
このステップS101はレチクル形成の際に、1層目のレチクパターンと2層目のレチクルパターンを決定するステップである。このためレチクル形成の際に1回行えば良く、ウエハ上にパターン形成するたびに行う必要はない。
そして、第1のパターンを形成するための第1のレジスト層を塗布し(ステップS102)、次にこのレジストの溶剤を揮発させるためのソフトベークを実行する(ステップS103)。
次に、第1のパターンを、第1の照明である輪帯照明により第1のレジスト層に露光する(ステップS104)。さらに、ポストエクスポージャーベーク(PEB)(ステップS105)、現像(ステップS106)を実行し第1のパターンを形成する。このとき第2のレジスト層でパターニングする領域は、第1のレジスト層のパターニング時にはレジストの抜き領域とする。
このあと、第2のパターンを形成するための第2のレジスト層を塗布する(ステップS108)ことになるが、第1のレジスト層に形成されたレジストパターンが第2のレジスト層のレジスト塗布時や現像時に溶解してしまう場合には、ステップS108の前にベークやUV光、DUV光、EBによるキュアやイオン注入等により第1のレジスト層に形成されたレジストパターンの不溶化処理を行う(ステップS107)。
ステップS108の後に、第2のレジスト層に対してソフトベークを実行する(ステップS109)。
次に、第2のパターンを、第2の照明である小σの通常照明により第2のレジスト層に露光する(ステップS110)。さらに、ポストエクスポージャーベーク(PEB)(ステップS111)、現像(ステップS112)を実行し第2のパターンを形成する。
以上説明したように、本実施形態のパターン形成方法により、所望するすべてのパターンを設計に制約を加えることなく形成することができるので、チップ面積の増大を抑えることが可能となる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に関わるパターン形成方法を図9乃至図17を用いて説明する。
本実施形態においては、パターンを分割して異なる照明でパターンを露光し分ける場合に生じるパターンの制約や、異なる層での配線の必要性を、レジストを2層にしてそれぞれ最適条件で露光することにより解消する。
ここでは、パターンを分割して二重露光するケースとしてNANDのM1レイヤーを例にとって説明する。NANDのM1レイヤーにおいては、セル部は一種類の微細な周期L&Sパターンが配置されているため、L&Sパターンのピッチに応じて二重極照明でL&Sマスクを使用して露光する。
しかし、二重極照明は、決まったピッチの一方向の1:1L&Sパターンの解像力を向上させはするが、これと垂直方向のL&Sパターンやピッチの異なるパターンはむしろ解像しなくなってしまう。このためさまざまなL&Sパターンを含む周辺部は二重極照明では形成できず、二重極照明とは異なる輪帯照明で露光することになる。
この場合に従来行われていたプロセスフローを図5のフローチャートで示す。
レジスト塗布(ステップS501)及びソフトベーク(ステップS502)の後に、まず、二重極照明でセル部のL&Sパターンを作製する(ステップS503)。二重極照明のアパーチャーの形状を、図6に示す。
次に、輪帯照明により周辺回路部を露光する(ステップS504)。さらに、ポストエクスポージャーベーク(PEB)を行い(ステップS505)、最後に現像して(ステップS506)M1層のレジストパターンを得る。
しかし、先に述べたように、2回に分けて露光したそれぞれのパターンを混在させることはできない。混在させてしまうと、レジスト中で光学像が足し合わされて所望の性能が得られないからである。そこで、パターンを形成する場所を分割させることになるが、場所を分割するだけでは、2回に分けた露光によってフレアが2回のるため、コントラストの低下、光学像の劣化が生じ、狭マージンリソグラフィーにおいては大きな問題となる。
これら問題を回避するため、例えば、フレアの影響を避けようとする場合にはフレアを遮蔽するためにレチクルに遮光膜を設けることがなされている。
上記のセル部と、周辺回路部のうちわけの場合には、図7(a)、(b)に示すように、おのおののパターンを分離したレチクルを用意する。セル部のL&Sパターンを露光する際に用いる図7(a)に示すレチクルの場合には、周辺回路部に対応する場所を遮光膜にする。また、周辺回路部を露光する際に用いる図7(b)に示すレチクルの場合には、L&Sパターンに対応する場所に遮光膜を形成する。また、両者の境界部分では、光が回り込むため、レチクル上で20μm〜40μm幅(ウエハ上では5μm〜10μm幅)のパターンがない領域を設ける。このため、チップ面積は増大してしまう。
またこの場合には、セル部と周辺回路部をM1層の中ではつなぐことができない。図8はセル部81から周辺回路部82へ配線を引き出す際の設計パターンを示す。セル部81から周辺回路部82へ配線を引き出すために、M1層のセル部81と周辺回路部82のそれぞれから、下層であるM0層にコンタクトを通じて配線を落とし、M0層において配線80を介してセル部81と周辺回路部82をつなぐことがなされている。このため配線の抵抗値があがってしまったり、信頼性が低下したり、チップ面積が増加するという問題があった。
以上述べたように、従来セル部と周辺回路部の露光を分けて行う場合には、図7に示すように領域を分割して、光の回り込みを避けるための領域を形成し、さらに、図8に示すように、両者をつなぐためにM0層までコンタクトホールを落として配線をつなぐということがなされている。
しかしながら、光の回り込みを避けるための領域や、コンタクトホールを落とすための領域を形成するためにチップ面積は増大してしまう。また、層間でパターンをつなぐため抵抗値が上がったり、信頼性が低下してしまうという問題があった。
そこで、以上の問題を解決するために、本実施形態においては、セル部と周辺回路部とを別のレジスト層で形成することで、セル部と周辺回路部を別の照明で打ち分けて露光することによってリソグラフィー性能を確保するとともに、引き出し線を同時に形成する。
図9は、本実施形態におけるセル部91と周辺回路部92をつなぐ引き出し部の設計パターンを示す。セル部91はレジスト1層目で形成した後、その上からレジスト2層目で周辺回路部92を形成するが、図9に示すように1層目のレジストパターンの一部を覆うように2層目のレジストパターンを重ねることで、両者を接続することができる。
図9において、セル部91のラインアンドスペースパターンの周期長をpとすると、ライン幅に相当するその半周期長p/2よりも、周辺回路部92のライン幅、及びその間のスペース幅は大きい。
図8と比較すると、コンタクトホールを形成する必要や、M0層でつなぎパターンを形成する必要がないので、チップ面積を小さくできることがわかる。また、層間をコンタクトホールでつなぐ必要もなくなるので、抵抗を下げたり、信頼性を向上させることができる。
本実施形態に関わるパターン形成方法のフローチャートを図10に示す。セル部91は二重極照明を用いて1層目のレジストで形成し(ステップS203)、周辺回路部92のみ輪帯照明により2層目のレジストで形成した(ステップS209)。第1の実施形態と同様、1層目のレジストパターンの不溶化(ステップS206)は一層目のレジストパターンが二層目のレジスト塗布時に溶解してしまう場合に必要である。
なお、本実施形態においてはセル部91を先に形成したが、周辺回路部92を先に形成してもかまわない。
上記ではセル部を二重極照明で、周辺回路を輪帯照明で形成した。しかし照明はこれに限定されるものではなく、周辺回路にどのようなパターンが含まれているかによる。以下、どのように照明を決めていくかを説明する。
図11は通常照明で、周期L&Sパターンが投影レンズの瞳面で作る回折光の位置を示す。中央に0次回折光、その外側に1次回折光というように回折光ができる。回折光が複数投影レンズの瞳を通過すると、ウエハ上で干渉し、コントラストの高い、L&Sの光学像が得られる。
回折光の間隔は、露光波長をλ、L&Sパターンの周期をp、投影レンズの開口数をNAとし、投影レンズの瞳の半径を1とすると、λ/(p*NA)となる。ただし、図11においては、回折光の間隔を固定して、それに対する投影レンズの瞳の相対的な大きさの変化を示している。
L&Sパターンの周期pが大きいときや、NAが大きいときには、図11の点線で示した領域が投影レンズの瞳となり、0字回折光と1次回折光が投影レンズの瞳を通過し、ウエハ上で干渉して、コントラストの高い、L&Sの光学像が得られる。しかしpが小さくなったり、NAが小さくなると、図11の一点鎖線で示したように0次回折光しか投影レンズの瞳を通過しなくなる。これでは干渉が起きず、レジストが解像できる光学像は得られなくなってしまう。
これを解決するのが斜入射照明である。たとえば図12のように照明の中心からλ/(2p*NA)の位置のみ開口している照明を用いる。すると、回折光の位置がずれ、図13に示すように0次回折光と1次回折光の一方が投影レンズの瞳を通過し、ウエハ上で干渉して、コントラストの高い、L&Sの光学像を得ることができる。実際には照明の対称性が必要なので、図14のように照明の中心に対して対称な2つの位置に開口部を設ける。これが二重極照明である。
上記ではウエハ側から照明形状を述べたが、レチクル側から照明形状を述べると次のようになる。
斜入射照明において、開口部を透過した光はレチクルを斜めに照明する。ウエハ上での周期pのL&Sパターンはレチクルの倍率をMとすると、レチクル上ではp×Mとなる。例えば4倍体のレチクルでMは4である。斜入射光のレチクルへの入射角がθ、露光波長がλとすると、ウエハ上で回折光を干渉させるためには、入射角θがsinθ=λ/(2×p×M)を満たす必要がある。図13のように投影レンズの瞳面を回折光が通過するためには、アパーチャーを通過した斜入射光のレチクルへの入射面はレチクルのL&Sパターンのライン方向と垂直でなければならない。また、対称性が必要なので、図14のように対称な位置に開口部を設ける必要がある。これが二重極照明になる。
微細パターンでは二重極照明のアパーチャー径があまり大きくなると、バックグラウンドがあがってしまうため、解像できなくなってしまう。このため微細パターンは二重極照明を使用するのである。しかしパターン寸法が大きくなると、光学像のコントラストが高いので、バックグラウンドが上がっても解像するようになる。このため図15(a)のように二重極照明のアパーチャー径を大きくすることができる。
また、異なる周期のL&Sパターンが存在していても、回折光が入ればよいので、周期端は別にして、異なる周期のL&Sパターンを解像させることもできる。さらにパターンが大きくなると、四重極照明(図15(b))や輪帯照明(図15(c))でも解像するようになる。この場合には、縦方向のラインの回折光のみならず、横方向のラインの回折光も投影レンズの瞳を通過するため、1回の露光で縦線も横線も解像する。
バックグラウンドが抑えられる点では四重極照明の方が解像性では優れているが、光量は低下する。また、斜め線が入っている場合には四重極照明では解像せず、輪体照明を使用しなければならない。
上記では周期性を持つパターンについて述べた。しかし孤立パターンについては結像に主として寄与するのが0次光であり、干渉効果は期待できない。これが孤立パターンは大きなパターンしかできない理由である。孤立パターンのみを形成する場合には0次光が到達し、バックグラウンドが上がらないように、図16に示すような小σの通常照明が望ましい。
以上をまとめると、周期パターンからなるセル部ではパターン寸法が解像限界に近い場合には二重極照明を使用する。パターン寸法が解像限界に比べて大きければ、四重極照明、さらに大きければ輪帯照明も使用することができる。ただし、直行方向に加えて斜め方向のパターンが含まれている場合は四重極照明は使用できず、輪帯照明を使わなくてはならない。
周辺回路部はパターン寸法がセル部に比べて大きいので解像限界からは余裕がある。また、異なる周期のパターンが縦方向にも横方向にも存在する。周辺回路部に孤立パターンが含まれる場合には少なくとも照明の中心に開口がなくてはならない。このため通常照明が用いられることが多い。周辺回路部に孤立パターンが含まれない場合には照明の中心に開口を設ける必要がなく、輪帯照明や四重極照明を使用する。
このように照明はパターンの種類、パターン寸法により変わる。また、使用するレジストの性能、フレア等の露光条件にもよるため、適宜選択する必要がある。
ここでは通常使われる照明形状で、パターンと形状の関係を定性的に説明したが、より厳密におこなうのであれば、候補となる照明形状を使って、含まれるパターンの光学像計算を行い、マスク寸法の最適化も含めて、プロセスウィンドウを最大にする照明形状を選択することもできる。
さらに、照明形状を二重極照明や四重極照明というように照明形状を限定せず、含まれるパターンのプロセスウィンドウを最大にする照明形状をパターンに応じて求めたカスタマイズド(customized)照明を使用することもできる。
上記では、二重極照明や四重極照明のアパーチャーは円であるとして説明したが、回折光が入ればよいので、円に限定されるものではなく、図17のように扇形であっても良い。また、回折光の入るアパーチャーを含む照明、例えば、二重極照明の中心が開口した照明を用いても良い。
さらに開口部を形成して照明形状を作るだけでなく、一般に知られている手法であるが、光の回折等を利用して輝度の強弱を形成して類似の照明形状を作っても良い(例えばA. Engelen et al. Proc. of SPIE vol. 5377, pp1323 (2004) “Implementation of Pattern Specific Illumination Pupil Optimization on Step & Scan Systems”)。この場合にはアパーチャーに対応する位置の光強度がその周辺に比べて強くなる。
上で説明したような照明選択方法はコンタクトホールパターンの場合にも当てはまる。L&Sパターンとの違いは、L&Sパターンは1次元パターンなので、回折光が1次元に並ぶが、コンタクトホールパターンの場合には2次元パターンなので、格子状に回折光が現れる。しかしそれ以外はL&Sパターンと同じであり、照明の選択方法は上記に述べた方法を適用できる。
具体的には、例えば第1のレジスト層で形成するパターンは、図22に示すような縦横共に周期長pのコンタクトホールパターンである。
これを露光する第1の照明は図15(b)に示すような四重極照明で、照明の半径を1、投影レンズの開口数をNAとしたとき、照明の中心から露光波長/(2p*NA)で示される位置に開口部が設けられている。図15(b)の二つの開口151を結んだ方向は、図22のコンタクトホールパターンの縦に並んだ方向と垂直の関係にある。即ち、二つの開口151を通る露光光は、図22のコンタクトホールパターンのエッジ221、222、223、224を解像する。残りのこれらに垂直なエッジは図15(b)の二つの開口152によって解像される。
そして、例えば、第2のレジスト層で形成するパターンは周期長が第1のレジスト層で形成されるコンタクトホールパターンの周期長pより大きい寸法を有するパターンであり、上とは異なる四重極照明で形成される。
また、上記に述べた照明選択方法は第1の実施形態のような場合にも適用可能である。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に関わるパターン形成方法を図20及び図21を用いて説明する。
本実施形態においては、微細配線を形成する際に、レジストを2層重ねてニ重極照明により形成する方法について述べる。
従来は、レジストを1層塗布後、縦方向のラインと横方向のラインを二重極照明で形成するDDLが提案されている。DDLのプロセスフローは、図18のフローチャート及び図19に示されるように、レジスト塗布(図18のステップS1801)、ソフトベーク(ステップS1802)、横ライン露光(1回目の二重極照明)(ステップS1803、図19(a))、縦ライン露光(2回目の二重極照明)(ステップS1804、図19(b))、PEB(ステップS1805)、現像(ステップS1806)、の順になる。(図19においてレチクルパターンは周期パターンの1周期分のみを示している。)
しかし、先にも述べたが、図19に示されるように、もう一方の露光で露光される領域にはそのパターンよりも大きいシールディングパターン191、192を入れる必要があり、チップ面積を広げてしまうという問題があった。さらに縦横のラインをつなごうとすると、図19に示したように光学像のコントラストが低くトリッキーなシールディング部分191でつなぐ必要があり、配線の信頼性が低下するという問題があった。
そこで、本実施形態においては、縦方向のラインと横方向のラインをおのおの異なるレジスト層で形成する。そのプロセスを図20のフローチャート、及び図21に示す。
一層目のレジスト塗布(図20のステップS301)、ソフトベーク(ステップS302)の後、二重極照明により横方向のL&Sパターンを露光する(ステップS303)。この場合には図21(a)に示すような二重極照明を使用する。(図21においてレチクルパターンは周期パターンの1周期分のみを示している。)
その後、PEB(ステップS304)、現像(ステップS305)まで行い、一層目のレジストパターンを形成する。一層目のレジストパターンが二層目のレジスト塗布やパターニング時に溶解してしまう場合には、二層目のレジスト塗布の前に、第1、第2の実施形態と同様に、レジスト不溶化を行う(ステップS306)。
その後、二層目のレジストの塗布(ステップS307)、ソフトベーク(ステップS308)の後、図21(b)に示すように、一層目の露光に使用した照明とはアパーチャーの位置が90度ずれた二重極照明を用いて、縦方向のL&Sパターンを露光する(ステップS309)。その後、PEB(ステップS310)、現像(ステップS311)が行なわれ、二層目のレジストパターンが形成される。
一般に、横方向のラインが周期長がpのL&Sパターンである場合には、第2の実施形態で述べたように回折光が投影レンズの瞳を通過するようにしなければならない。従って、図21(a)の二重極照明は、照明の半径を1、投影レンズの開口数をNAとしたとき、照明の中心に対して互いに反対で、且つそれぞれ照明の中心から横方向のL&Sパターンのライン方向とは垂直な方向に露光波長/(2p*NA)だけ離れた2つの位置に開口部を設ける。或いは、光の回折等を利用してその2つの位置において光強度が周囲より高くなるような照明形状にする。
同様に、縦方向のL&Sパターンの周期長がpである場合には、図21(b)の二重極照明は、照明の半径を1、投影レンズの開口数をNAとしたとき、照明の中心に対して互いに反対で、且つそれぞれ照明の中心から縦方向のL&Sパターンのライン方向とは垂直な方向に露光波長/(2p*NA)だけ離れた2つの位置に、開口部が設けられている。或いは、光の回折等を利用してその2つの位置において光強度が周囲より高くなるような照明形状にする。
この方法では、一層目と二層目のレジストパターンを別々に形成するため、フレアやレジスト中での光学像の足し合わせがなくなり、リソグラフィー性能を引き出すことができる。さらに、従来のように遮光膜により形成されたコントラストの低い光学像を元に、縦方向のラインと横方向のラインを繋げるのではなく、高コントラストの光学像を元に縦方向のラインと横方向のラインを重ねて繋ぐことができるので、配線の信頼性も向上する。
さらに、それぞれの周期長がpi(i=1,2,3…)からなる互いに平行な複数の周期L&Sパターンを解像する場合には、上記同様に回折光が投影レンズの瞳を通過するようにしなければならない。すなわちL&Sパターンの複数の周期長pi(i=1、2、3…)毎に、照明の半径を1、投影レンズの開口数をNAとしたとき、照明の中心に対して互いに反対で、且つそれぞれ照明の中心からL&Sパターンのライン方向とは垂直な方向にλ/(2pi*NA)だけ離れた2つの位置を全ての周期長pに対して含むように開口している二重極照明のアパーチャーを用いる。或いは、光の回折等を利用して該開口部において光強度が周囲より高くなるような照明形状を使用する。
これは横方向のラインも縦方向のラインもいずれも同様であるので、横方向に互いに平行な複数の周期L&Sパターンがあり、縦方向にもそれらと垂直で互いに平行な複数の周期L&Sパターンがある場合は、上記のような照明を横方向と縦方向のL&Sパターンに対応して2種類用意して、2つのレジスト層において使い分ける。
以上、説明したように本実施形態においては、複数種類のパターンを形成する際、第1の照明形状の照明で形成できるパターンと、第1の照明形状とは異なる第2の照明形状の照明で形成できるパターンに分け、第1の照明形状で形成できるパターンを第1のレジスト層で形成し、第2の照明形状で形成できるパターンを第1のレジスト層とは別の第2のレジスト層で形成する。
これにより各レジスト層で各々最適条件で露光、現像を行うことが可能となり、最大のコントラストを得るようにパターニングすることができるので、広い露光マージンが得られる。即ち、最大のリソグラフィー性能を引き出すことができ、広いプロセスマージンが得られる。
さらに二つのレジスト層を重ねることができるため、パターン制約がなくなり、チップ面積を小さくすることができる。また、トリッキーなパターンを用いる必要がなくなるため、配線の信頼性も向上する。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
異なるデューティー比のL&Sパターンを輪帯照明で形成する際に、得られる焦点深度(DOF)を示す図。 本発明の第1の実施形態に関わるパターン形成方法を示すフローチャート。 輪帯照明のアパーチャーの形状を示す図。 小σの通常照明のアパーチャーの形状を示す図。 NANDのセル部及び周辺回路部を打ち分けて形成する従来行われていたプロセスフロー。 二重極照明のアパーチャーの形状を示す図。 従来セル部と周辺回路部を打ち分ける際に使用していたレチクルであり、(a)はセル部を露光する際に使用するレチクル、(b)は周辺回路部を露光する際に使用するレチクル。 セル部から周辺回路部へ配線を引き出す際の設計パターンを示す図。 本発明の第2の実施形態におけるセル部と周辺回路部をつなぐ引き出し部の設計パターンを示す図。 本発明の第2の実施形態に関わるパターン形成方法を示すフローチャート。 通常照明における、周期L&Sパターンの回折光の位置と投影レンズの瞳面の関係をパターン周期長p及びNAを変えて示した図。 斜入射照明を説明する図。 斜入射照明の際に、回折光が投影レンズに入る様子を説明する図。 二重極照明の説明する図。 L&Sパターンの寸法が大きくなった際に使用できる照明のバリエーションを説明する図。 孤立パターンを形成する際に使用する小σの通常照明を説明する図。 四重極照明の変形例を示す図。 DDL(従来例)のプロセスフローを示すフローチャート。 DDL(従来例)において縦横ラインを打ち分けてつなげる場合に使用するレチクルと照明を示す図。 本発明の第3の実施形態に関わるパターン形成方法を示すフローチャート。 第3の実施形態で使用するレチクルパターン、照明およびウエハ上に形成されるパターンを示す図。 縦横共に周期長pのコンタクトホールパターンを示す図。
符号の説明
S101〜S112、S201〜S211、S301〜S311、S501〜S506、S1801〜S1806…ステップ、
80…配線、81、91…セル部、82、92…周辺回路部、151、152…開口、
191、192…シールディングパターン、221、222、223、224…エッジ。

Claims (5)

  1. 複数種類のパターンを形成するパターン形成方法であって、
    前記複数種類のパターンを、第1の照明形状の第1の照明で形成する第1のパターンと、前記第1の照明形状とは異なる第2の照明形状の第2の照明で形成する第2のパターンとに分類する工程と、
    前記第1の照明で前記第1のパターンを第1のレジスト層に露光する工程と、
    前記第2の照明で前記第2のパターンを前記第1のレジスト層とは別の第2のレジスト層に露光する工程と
    を含むことを特徴とするパターン形成方法。
  2. 前記第1のパターンは周期長がpのラインアンドスペースパターンであり、
    前記第1の照明は二重極照明で、照明の半径を1、投影レンズの開口数をNAとしたとき、露光波長/(2p*NA)だけ離れた2つの位置を含むように、開口部或いは光強度が周囲より高い領域が設けられており、前記2つの位置を結ぶ線が前記第1のパターンのライン方向と直交している、
    前記第2のパターンはライン幅、スペース幅ともにp/2より大きい寸法を有するパターンである
    ことを特徴とする請求項1記載のパターン形成方法。
  3. 前記第1のパターンは同一パターンが並んだ周期パターンであり、
    前記第2のパターンは複数種類のパターンを含んだ周辺回路パターンである
    ことを特徴とする請求項1記載のパターン形成方法。
  4. 前記第1のパターンは、周期長がpのラインアンドスペースパターンであり、
    前記第1の照明は二重極照明で、照明の半径を1、投影レンズの開口数をNAとしたとき、露光波長/(2p*NA)だけ離れた2つの位置を含むように、開口部或いは光強度が周囲より高い領域が設けられており、前記2つの位置を結ぶ線が前記第1のパターンのライン方向と直交している、
    前記第2のパターンは、前記第1のパターンのラインアンドスペースパターンと直交する周期長がpのラインアンドスペースパターンであり、
    前記第2の照明は二重極照明で、照明の半径を1、投影レンズの開口数をNAとしたとき、露光波長/(2p*NA)だけ離れた2つの位置を含むように、開口部或いは光強度が周囲より高い領域が設けられており、前記2つの位置を結ぶ線が前記第2のパターンのライン方向と直交している
    ことを特徴とする請求項1記載のパターン形成方法。
  5. 前記第1のパターンは、それぞれの周期長がp(i=1,2,3…)の互いに平行な複数のラインアンドスペースパターンであり、
    前記第1の照明は二重極照明で、照明の半径を1、投影レンズの開口数をNAとしたとき、露光波長/(2p*NA)だけ離れた2つの位置を全ての周期長pに対して含むように、開口部或いは光強度が周囲より高い領域が設けられており、前記2つの位置を結ぶ線が前記第1のパターンのライン方向と直交している、
    前記第2のパターンは、前記第1のパターンのラインアンドスペースパターンと直交し、且つそれぞれの周期長がq(i=1,2,3…)の互いに平行な複数のラインアンドスペースパターンであり、
    前記第2の照明は二重極照明で、照明の半径を1、投影レンズの開口数をNAとしたとき、露光波長/(2q*NA)だけ離れた2つの位置を全ての周期長qに対して含むように、開口部或いは光強度が周囲より高い領域が設けられており、前記2つの位置を結ぶ線が前記第2のパターンのライン方向と直交している
    ことを特徴とする請求項1記載のパターン形成方法。
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