JP2008308204A - 包装機におけるノズル、充填漏斗の移動制御装置 - Google Patents

包装機におけるノズル、充填漏斗の移動制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】グリップ対に対応して回転体に配置されたノズル又は充填漏斗の回転領域内に、付設装置の構成物品を配置することが可能な包装機におけるノズル、充填漏斗の移動制御装置を提供すること。
【解決手段】回転体4にグリップ対に対応させて立設したガイドバーに昇降体17を夫々移動可能に設け、ノズル23を取り付けたヘッド部材21を昇降体に進退可能に設け、回転体と同心状に周設したカムレールに主ローラを載せた昇降体を支承させるように設け、ノズルを包装袋に挿入する工程に主ローラを載せる第1スライダを昇降自在に設け、ノズルを包装袋から脱出させる工程に主ローラを載せる第2スライダを昇降自在に設け、ノズルを包装袋から脱出させる工程から包装袋に挿入する工程の間に、昇降体の上昇時にヘッド部材に設けた副ローラ25をカム56により誘導するように設け、充填工程においてヘッド部材をカムにより回転体の中心部側へ後退させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ロータリー式包装機において、付設装置との衝突を回避するためのノズルの移動制御装置と充填漏斗の移動制御装置に関する。
従来のガス充填包装機の一例として、本件出願人にかかるものが特許文献1により開示されている。そのガス充填包装機は、包装袋への被包装物の充填作業及び窒素ガス等の不活性ガスの充填作業と、それらを充填した後の袋口のヒートシール作業とを1つの間欠回転体(テーブル)を用いて行う構成とされている。その回転体には、各グリップ対に夫々対応するように配置された充填漏斗を上下方向に移動可能に設け、それらの充填漏斗に不活性ガスを充填するノズルを夫々設けた構造とされている。
また、特許文献2の包装機の充填装置は、多数のグリップ対を設けた回転体上に設けたガイドバーにブラケットを昇降自在とし、各グリップ対に夫々対応する充填漏斗をブラケットに取り付けた構造とされている。
ところが、特許文献1における不活性ガスを充填するノズルは、対応するグリップ対と一緒に回転作動すると共に当該グリップ対の上方で昇降作動するので、その回転領域内には包装機に付設する装置を設けることはできなかった。
特許文献2における充填漏斗についても、特許文献1のノズルと同様の理由により、その回転領域内には包装機に付設する装置を設けることはできなかった。
特開2004−67224号公報 特開平9―278001号公報
本発明の目的は、各グリップ対に夫々対応して回転体に配置されたノズル又は充填漏斗の回転領域内に、付設装置の構成物品を配置することが可能な包装機におけるノズル、充填漏斗の移動制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、多数のグリップ対を放射方向に設けた回転体を間欠駆動手段により複数の工程毎に間欠停止して移動させ、各グリップ対により吊り下げ状に支持された包装袋に所定量の被包装物を充填するように構成された包装機において、前記回転体の外周縁に前記グリップ対に夫々対応させて立設したガイドバーに昇降体を夫々移動可能に設け、前記包装袋内に不活性ガス又は液体を充填するノズルを取り付けたヘッド部材が先端部に固定された支持杆を各々の昇降体に進退可能に設け、前記回転体と同心状に周設されたカムレールに、その昇降体に設けた主ローラを載せて当該昇降体を所定高さに支承させるように設け、前記ノズルを包装袋に挿入する工程に、前記主ローラを一時的に載せる受け止め片を備えた第1スライダを第1駆動手段により昇降自在に設け、前記ノズルを包装袋から脱出させる工程に、前記主ローラを一時的に載せる受け止め片を備えた第2スライダを第2駆動手段により昇降自在に設け、前記昇降体を第2駆動手段により上昇させてノズルを包装袋から脱出させる工程から同昇降体を第1駆動手段により下降させてノズルを包装袋に挿入する工程までの間に、前記回転体の中心部に接近及び離隔するように形成されたカムを有するカム板を機台の上部に設け、前記昇降体が上昇した状態において前記ヘッド部材に設けた副ローラを該カムにより誘導するように設け、特定工程において前記ヘッド部材を前記カムにより前記回転体の中心部側へ後退させることにより、当該ヘッド部材に取り付けたノズルと付設装置の構成物品との衝突を回避するように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の包装機におけるノズルの移動制御装置において、前記ヘッド部材に前記ノズルと充填漏斗を夫々取り付けるように構成したことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、多数のグリップ対を放射方向に設けた回転体を間欠駆動手段により複数の工程毎に間欠停止して移動させ、各グリップ対により吊り下げ状に支持された包装袋に充填漏斗を介して所定量の被包装物を充填するように構成された包装機において、前記回転体の外周縁に前記グリップ対に夫々対応させて立設したガイドバーに昇降体を夫々移動可能に設け、前記充填漏斗を取り付けたヘッド部材が先端部に固定された支持杆を各々の昇降体に進退可能に設け、前記回転体と同心状に周設されたカムレールに、その昇降体に設けた主ローラを載せて当該昇降体を所定高さに支承させるように設け、前記充填漏斗を包装袋に挿入する工程に、前記主ローラを一時的に載せる受け止め片を備えた第1スライダを第1駆動手段により昇降自在に設け、前記充填漏斗を包装袋から脱出させる工程に、前記主ローラを一時的に載せる受け止め片を備えた第2スライダを第2駆動手段により昇降自在に設け、前記昇降体を第2駆動手段により上昇させて充填漏斗を包装袋から脱出させる工程から同昇降体を第1駆動手段により下降させて充填漏斗を包装袋に挿入する工程までの間に、前記回転体の中心部に接近及び離隔するように形成されたカムを有するカム板を機台の上部に設け、前記昇降体が上昇した状態において前記ヘッド部材に設けた副ローラを該カムにより誘導するように設け、特定工程において前記ヘッド部材を前記カムにより前記回転体の中心部側へ後退させることにより、当該ヘッド部材に取り付けられた充填漏斗と付設装置の構成物品との衝突を回避するように構成したことを特徴とする。
(請求項1の発明)
この包装機におけるノズルの移動制御装置は、各グリップ対に夫々対応して回転体に配置された不活性ガス又は液体を充填するノズルの回転領域内に、付設装置の構成物品を配置することができるように構成されているので、包装機の設計の自由度が広がり、包装機の小型化を図ることができる。
(請求項2の発明)
この包装機におけるノズルの移動制御装置は、各グリップ対に夫々対応して回転体に配置された充填漏斗と不活性ガス又は液体を充填するノズルの回転領域内に、付設装置の構成物品を配置することができるように構成されているので、包装機の設計の自由度が広がり、包装機の小型化を図ることができる。
(請求項3の発明)
この包装機における充填漏斗の移動制御装置は、各グリップ対に夫々対応して回転体に配置された充填漏斗の回転領域内に、付設装置の構成物品を配置することができるように構成されているので、包装機の設計の自由度が広がり、包装機の小型化を図ることができる。
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用したガス充填包装機の平面図、図2は同、側面図、図3は昇降体、カム板及び充填漏斗との相対位置関係を示す平面図、図4は回転体とノズル及びその周辺構成を示す側面図、図5はノズルを包装袋に挿入する工程の説明図、図6はノズルを備えた昇降体の側面図、図7はノズルを備えた昇降体の平面図、図8はカム板の平面図、図9は第1スライダと第2スライダを設ける工程を合わせて表したカムレールの全工程の展開図である。
本発明の「包装機におけるノズルの移動制御装置NC」を適用したロータリー式ガス充填包装機Pを図1、図2に示す。この包装機Pは、給袋工程(1)、賞味期限等の印字工程(2)、包装袋の開口工程(3)、削り節等の被包装物の充填・第1押込み工程(4)、第2押込み工程(5)、ノズル挿入及び袋口仮付けシール工程(6)、ガス置換・モミホグシ工程(7)〜(13)、トップシール工程(14)、シール部の冷却工程(15)、製品取出し工程(16)の16工程からなる。
この包装機Pの機台1上には、縦向きの間欠回転軸2を回転自由に支持したスタンド3を設け、その間欠回転軸2に取り付けた円盤状の回転体4には、包装袋aを掴着又は釈放するための(工程数と同数の)16個のグリップ対gが等角度間隔で放射方向に突出するように設けられている。上記給袋工程(1)に配置された給袋装置10は、供給台11の上に積み重ねられた多数の包装袋aを、図示しない吸盤を備えた吸着手段によって上方から一枚ずつ分離して袋口を上にして吊り下げた状態でグリップ対gに供給する公知の構造とされている。
図3、図4に示すように、上記回転体4の上部に同心状に設けられたリングプレート5の外周縁5aには、本発明の「包装機におけるノズルの移動制御装置NC」を構成する構成要素である左右一対のガイドバー15,15を各グリップ対gの中央位置に夫々対応させて平行に立設している。それらのガイドバー15の上端部は、リングプレート16に連結されている。17は本体18の両側に縦向きに設けられた摺動部材19を上記ガイドバー15,15に内側から装着して上下方向に移動可能に設けられた昇降体である。
図6に示すように、昇降体17の本体18の中央上下位置に設けられた摺動部18a,18aには、支持杆20,20を水平方向に進退可能に設けている。それら支持杆20,20の先端部にはヘッド部材21を、後端部には連結片22を固定して一体状に設けられている。ヘッド部材21の前面には、包装袋内に不活性ガスを充填するノズル23を縦向きに取り付けたホルダー24を固定している。25はヘッド部材21の上面に横方向に回転自由に設けられた副ローラ、26はヘッド部材21の側面に縦方向に回転自由に設けられたガイドローラである。ガイドローラ26は、回転体4の回転作動時に後方となる側に設けられている。また、本体18の背面中央部には、主ローラ28を縦方向に回転自由に設けた支持板27を取り付けている。
図4に示すように、前記間欠回転軸2内に同心状に設けられた中空軸6の上端には、軸受7によってボス8を相対的に回転可能に設ける。そのボス8には、前記リングプレート5よりも少し高い位置で、かつ、間欠回転軸2と同心状に円形底板30が固定されている。その円形底板30の外周縁には、図示しない多数の支持杆を立設し、それら支持杆の上端に円形天板32を取り付けている。図9に示すように、1工程から6工程の間、及び14工程から16工程の間には、カムレール34a,34bを円形天板32に固定された支持部材33a〜33cにより平行で水平に取り付けている。また、6工程から14工程の間には、カムレール35a,35bを前記支持杆に固定された支持部材により平行で水平に取り付けている。カムレール34a,34bは高い位置に、カムレール35a,35bは低い位置にて回転体4と同心状に周設されている。なお、6工程と14工程については、カムレール34a,34bとカムレール35a,35bとの間に後記受け止め片39、受け止め片52を進入させる空所を設けるものとする。
しかして、主ローラ28をカムレール34a、カムレール35aに載せることにより、昇降体17、即ちノズル23が上昇位置と下降位置に保持されつつ全工程を移動可能に設けられている。なお、ノズル23の下降位置において、昇降体17の後端は、リングプレート5に設けたストッパー片36に内接するように設けられている。
ノズル挿入及び袋口仮付けシール工程(6)には、図4に示すように、円形底板30の外周縁に立設された角形のガイドバー37に第1スライダ38を移動自由に遊嵌し、この第1スライダ38を第1駆動手段40によって昇降自在に設けている。第1スライダ38の前面には、前記昇降体17の主ローラ28を載せる受け止め片39を設けている。
第1駆動手段40については、円形底板30に立設した支柱部材41に小形レバー43と大形レバー45を上下方向に揺動可能に設け、前記中空軸6内に配置された駆動ロッド42を小形レバー43の中間位置に連結し、小形レバー43の先端と大形レバー45の中間位置をロッド44により連結し、大形レバー45の先端と第1スライダ38の背面に設けられた連結部38aをロッド46により連結している。
しかして、図示しないカム機構の作動により駆動ロッド42が下降すると、小形レバー43と大形レバー45が下方へ移動して第1スライダ38を下降させ、他方、駆動ロッド42が上昇すると、小形レバー43と大形レバー45が上方へ移動して第1スライダ38を上昇させる第1駆動手段40が構成される。
トップシール工程(14)には、図5に示すように、円形底板30の外周縁に立設された角形のガイドバー50に第2スライダ51を移動自由に遊嵌し、この第2スライダ51を第2駆動手段(図示せず)によって昇降自在に設けている。第2スライダ51の前面には、前記昇降体17の主ローラ28を載せる受け止め片52を設けている。
第2駆動手段については、前述した第1駆動手段40の構成と同一構成とされているので、説明及び図示を省略する。
図3に示すように、昇降体17を第2駆動手段により上昇させてノズル23を包装袋から脱出させる工程、即ちトップシール工程(14)から、同昇降体17を第1駆動手段40により下降させてノズル23を包装袋に挿入する工程、即ちノズル挿入及び袋口仮付けシール工程(6)までの間には、カム板55を機台1の上部に固定した状態で設ける。図8に示すように、カム板55は、上記工程の間を回転体4の中心部に接近及び離隔するように形成されたカム溝56を設けている。そして、昇降体17が上昇した状態において、ヘッド部材21の副ローラ25をカム溝56に遊嵌させるように設けられている。
図4に仮想線で示すように、特定工程、この実施形態例では被包装物の充填・第1押込み工程(4)において副ローラ25をカム溝56により回転体4の中心部側へ後退させることにより、ヘッド部材21に取り付けられたノズル23も一緒に後退するため、同ノズル23と付設装置の構成物品、この実施形態では充填漏斗71との衝突が回避されるように設けられている。
これにより、本発明の「包装機におけるノズルの移動制御装置NC」が構成される。
60は前記円形天板32上に配置されたロータリーバルブである。このロータリーバルブ60は、円形天板32側に固定される中心部の弁軸61にリング形状の弁体62を回転自由に外装した構造とされている。その弁体62には、ノズル23と同数、即ち16個の図示しないガス供給孔が弁軸のガス通路と連通するように設けられている。弁体62はステー63により前記リングプレート16に連結されており、回転体4と一緒に回転作動するように設けられている。
上記ガス供給孔とノズル23とは、図示しないフレキシブルチューブによって夫々連結される。また、ロータリーバルブ60には、不活性ガス供給装置から所定圧力(0.1〜0.3MPa)に調整された窒素ガス、炭酸ガス等の不活性ガスを供給するように設けられる。
被包装物の充填装置70は、投入工程(21)、系外排出工程(23)、充填工程(25)等の6工程からなり、図示しない計量装置で計量された所定量の削り節等の被包装物を充填漏斗71内で圧縮して小嵩にした状態で包装袋a内に投入・充填するように構成されている。
なお、この充填装置70については本発明の要旨ではないので、詳しくは述べない。
以上により、本発明を適用したガス充填包装機Pが構成される。
つぎに、本発明の「包装機におけるノズルの移動制御装置NC」の作用について説明する。
(イ)給袋工程(1)から第2押込み工程(5)において、回転体4の間欠回転移動により昇降体17の主ローラ28がカムレール34a上を転動するのでノズル23は上昇位置を保持される。
(ロ)前記工程中の削り節等の被包装物の充填・第1押込み工程(4)では、ノズル23を取り付けたヘッド部材21の副ローラ25がカム溝56により回転体4の中心部側へ後退するので、同ノズル23と充填漏斗71との衝突が回避される。
(ハ)ノズル挿入及び袋口仮付けシール工程(6)において、昇降体17の主ローラ28がカムレール34aから上昇位置で待機した第1スライダ38の受け止め片39に乗り移ると、第1駆動手段40の作動により第1スライダ38が下降する。これと同時にノズル23も下降してその下端23aが包装袋a内に挿入される。ついで、袋口の仮付けシールがノズル23の挿入箇所を除いて施される。
(ニ)モミホグシ工程(7)〜(13)において、昇降体17の主ローラ28がカムレール35a上を転動するのでノズル23は下降位置を保持される。そして、振動手段によって包装袋aが揺さぶられながら、ノズル23から噴出される不活性ガスと袋内の空気との置換作用が行なわれる。
(ホ)トップシール工程(14)において、昇降体17の主ローラ28がカムレール35aから下降位置で待機した第2スライダ51の受け止め片52に乗り移ると、第2駆動手段の作動により第2スライダ51が上昇する。これと同時に、ノズル23も上昇してその下端23aが包装袋aから脱出する。そして、シール装置によって袋口のヒートシールが施される。
(ヘ)第2スライダ51(ノズル23)が上昇した状態において、ヘッド部材21の副ローラ25はカム溝56に遊嵌される。また、昇降体17の主ローラ28は受け止め片52からカムレール34aに乗り移り、ノズル23は再び上昇位置に保持される。
上記実施形態においては、ノズル23から不活性ガスを包装袋内へ噴出させる構成としているが、本発明はこれに限定されることなく、被包装物によっては添加物等の液体をノズルから放出する構成とすることも可能であり、さらに液体状の被包装物をノズルから充填する構成とすることも可能である。また、ヘッド部材にノズルと小形の充填漏斗を夫々取り付ける構成とすることも可能である(請求項2の発明)。
また、上記ノズルに代えて小形の充填漏斗をヘッド部材に取り付ければ、充填漏斗と付設装置の構成物品との衝突を回避する包装機における充填漏斗の移動制御装置が構成される(請求項3の発明)。
以上に述べた通り、この包装機におけるノズルの移動制御装置は、各グリップ対に夫々対応して回転体に配置された不活性ガス又は液体を充填するノズルの回転領域内に、付設装置の構成物品を配置することができるように構成されているので、包装機の設計の自由度が広がり、包装機の小型化を図ることができる。
本発明を適用したガス充填包装機の平面図 同、側面図 昇降体、カム板及び充填漏斗との相対位置関係を示す平面図 回転体とノズル及びその周辺構成を示す側面図 ノズルを包装袋に挿入する工程の説明図 ノズルを備えた昇降体の側面図 ノズルを備えた昇降体の平面図 カム板の平面図 第1スライダと第2スライダを設ける工程を合わせて表したカムレールの全工程の展開図
符号の説明
P・・・ロータリー式ガス充填包装機
g・・・グリップ対
a・・・包装袋
NC・・・ノズルの移動制御装置
4・・・回転体
15、15・・・ガイドバー
17・・・昇降体
20、20・・・支持杆
21・・・ヘッド部材
23・・・ノズル
25・・・副ローラ
28・・・主ローラ
34a,34b・・・カムレール
35a,35b・・・カムレール
38・・・第1スライダ
39・・・受け止め片
40・・・第1駆動手段
51・・・第2スライダ
52・・・受け止め片
55・・・カム板
56・・・カム溝
71・・・充填漏斗

Claims (3)

  1. 多数のグリップ対を放射方向に設けた回転体を間欠駆動手段により複数の工程毎に間欠停止して移動させ、各グリップ対により吊り下げ状に支持された包装袋に所定量の被包装物を充填するように構成された包装機において、
    前記回転体の外周縁に前記グリップ対に夫々対応させて立設したガイドバーに昇降体を夫々移動可能に設け、前記包装袋内に不活性ガス又は液体を充填するノズルを取り付けたヘッド部材が先端部に固定された支持杆を各々の昇降体に進退可能に設け、前記回転体と同心状に周設されたカムレールに、その昇降体に設けた主ローラを載せて当該昇降体を所定高さに支承させるように設け、前記ノズルを包装袋に挿入する工程に、前記主ローラを一時的に載せる受け止め片を備えた第1スライダを第1駆動手段により昇降自在に設け、前記ノズルを包装袋から脱出させる工程に、前記主ローラを一時的に載せる受け止め片を備えた第2スライダを第2駆動手段により昇降自在に設け、前記昇降体を第2駆動手段により上昇させてノズルを包装袋から脱出させる工程から同昇降体を第1駆動手段により下降させてノズルを包装袋に挿入する工程までの間に、前記回転体の中心部に接近及び離隔するように形成されたカムを有するカム板を機台の上部に設け、前記昇降体が上昇した状態において前記ヘッド部材に設けた副ローラを該カムにより誘導するように設け、特定工程において前記ヘッド部材を前記カムにより前記回転体の中心部側へ後退させることにより、当該ヘッド部材に取り付けたノズルと付設装置の構成物品との衝突を回避するように構成したことを特徴とする包装機におけるノズルの移動制御装置。
  2. 前記ヘッド部材に前記ノズルと充填漏斗を夫々取り付けるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の包装機におけるノズルの移動制御装置。
  3. 多数のグリップ対を放射方向に設けた回転体を間欠駆動手段により複数の工程毎に間欠停止して移動させ、各グリップ対により吊り下げ状に支持された包装袋に充填漏斗を介して所定量の被包装物を充填するように構成された包装機において、
    前記回転体の外周縁に前記グリップ対に夫々対応させて立設したガイドバーに昇降体を夫々移動可能に設け、前記充填漏斗を取り付けたヘッド部材が先端部に固定された支持杆を各々の昇降体に進退可能に設け、前記回転体と同心状に周設されたカムレールに、その昇降体に設けた主ローラを載せて当該昇降体を所定高さに支承させるように設け、前記充填漏斗を包装袋に挿入する工程に、前記主ローラを一時的に載せる受け止め片を備えた第1スライダを第1駆動手段により昇降自在に設け、前記充填漏斗を包装袋から脱出させる工程に、前記主ローラを一時的に載せる受け止め片を備えた第2スライダを第2駆動手段により昇降自在に設け、前記昇降体を第2駆動手段により上昇させて充填漏斗を包装袋から脱出させる工程から同昇降体を第1駆動手段により下降させて充填漏斗を包装袋に挿入する工程までの間に、前記回転体の中心部に接近及び離隔するように形成されたカムを有するカム板を機台の上部に設け、前記昇降体が上昇した状態において前記ヘッド部材に設けた副ローラを該カムにより誘導するように設け、特定工程において前記ヘッド部材を前記カムにより前記回転体の中心部側へ後退させることにより、当該ヘッド部材に取り付けられた充填漏斗と付設装置の構成物品との衝突を回避するように構成したことを特徴とする包装機における充填漏斗の移動制御装置。
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