JP2008304931A - 画像形成装置 - Google Patents

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隆行 古本
Yoshiyuki Fujiwara
義幸 藤原
Takashi Tamura
崇 田村
Kenta Higashiyamazaki
健太 東山崎
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Abstract

【課題】表示部の像の色と背景の色が可変でありながら、使用者の指定ミスによって像の視認が不可能または困難になるのを防止し得る画像形成装置を提供する。
【解決手段】複写機(1)は、使用者によって指定された色を表示部(15)の像の色として設定し、同じく使用者によって指定された色を表示部(15)の背景の色として設定する。設定に先立ち、像および背景の色として指定された色の差が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判定し、所定値以下のときは警告を表示する。また、像および背景の色として指定された色が同じであるときは、像および背景の色の設定を行わない。
【選択図】図1

Description

本発明はシートに画像を形成する複写機等の画像形成装置に関し、特に、情報を表示する表示部の色が可変の画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置には、画像の形成に関する情報、操作案内等を表示するための表示部が設けられている。従来の表示部はモノクロームであったが、近年ではカラーの表示部が多用されている。
表示部に表示する像(文字、記号等)の色や背景の色を変え得るようにした画像形成装置も提案されている(例えば、特開平11−203007号参照)。使用者によって好みの色は相違し、また、色覚に異常を有する使用者もあるから、このように、表示部の像や背景の色を変え得るようにすると、使用者が好みの色や見易い色を設定することができて、便利である。
特開平11−203007号公報
ところが、色を指定する際の使用者のミスにより、表示部の像の色と背景の色が、全く同じになったり、僅かしか違わないという事態が生じる。像の色と背景の色が同じであれば、当然、像の視認は不可能であり、像の色と背景の色が異なっていても大きな差がなければ、像の視認が困難になる。
このような状態になったときには色を設定し直す必要があるが、色の設定を直ちに表示部に反映する装置では、色の設定を案内する表示自体が、視認できなくなったり視認が困難になったりする。その場合、装置の再起動が必要になる。しかし、色の設定を記憶しておいて、起動時の表示部の色を停止直前の色に設定する装置もあり、このような装置では、色を設定し直すことがきわめて難しくなる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、表示部の像の色と背景の色が可変でありながら、使用者の指定ミスによって像の視認が不可能または困難になるのを防止し得る画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像の形成に関する情報を含む所定の事項を表す像を表示する表示部を有し、使用者から与えられる指示に応じて、表示部の像の色および表示部の背景の色を変更するものにおいて、使用者によって指定される表示部の像の色と表示部の背景の色の差が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判断し、前記差が所定値以下のときに、警告を発することを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像の形成に関する情報を含む所定の事項を表す像を表示する表示部を有し、使用者から与えられる指示に応じて、表示部の像の色および表示部の背景の色を変更するものにおいて、使用者によって指定される表示部の像の色と表示部の背景の色の差が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判断し、前記差が所定値以下のときに、表示部の像の色および表示部の背景の色をその指示が与えられる前の色に保つことを特徴としている。
本発明の画像形成装置において、前記差が所定値以下のときに、警告を発するようにしてもよい。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像の形成に関する情報を含む所定の事項を表す像を表示する表示部を有し、使用者から与えられる指示に応じて、表示部の像の色および表示部の背景の色を変更するものにおいて、前記像の色および前記背景の色の表示は、モノクロームであり、使用者によって指定される前記像の色と前記背景の色とにおける濃度の差の絶対値が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判断し、前記絶対値が所定値以下のときに、警告を発することを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像の形成に関する情報を含む所定の事項を表す像を表示する表示部を有し、使用者から与えられる指示に応じて、表示部の像の色および表示部の背景の色を変更するものにおいて、前記像の色および前記背景の色の表示は、モノクロームであり、使用者によって指定される前記像の色と前記背景の色とにおける濃度の差の絶対値が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判断し、前記絶対値が所定値以下のときに、前記像の色および前記背景の色をその指示が与えられる前の色に保つことを特徴としている。
本発明の画像形成装置において、前記絶対値が所定値以下のときに、警告を発するようにしてもよい。
本発明の画像形成装置において、前記警告は、色の設定の実行前に行われることが望ましい。
本発明のように、使用者によって指定される表示部の像の色と背景の色と差(または濃度の差の絶対値)が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判断し、所定値以下のときに警告を発するようにすると、像の視認が困難になったり不可能になったりするのを避けることができる。使用者は、ミスを気にすることなく、安心して色の変更を指示することが可能である。
また、本発明のように、使用者によって指定される表示部の像の色と背景の色と差(または濃度の差の絶対値)が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判断し、所定値以下のときに、表示部の像の色および背景の色をその指示が与えられる前の色に保つようにすると、像の視認が不可能になるのを確実に防止することができる。
なお、色には有彩色と無彩色があり、無彩色の白と黒は、一般に、異なる色とされている。また、白と黒の中間である灰色も、白や黒とは別の色とされている。本発明における色は、このような一般的な意味でのものであり、色度(色相)と明度の双方を要素とする。すなわち、色度が一定のモノクローム表示でも、明度の異なる部位があれば、それらの部位は異なる色を有する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。第1の実施形態の複写機1の外観および内部の一部を図1の上面図に模式的に示す。複写機1は、原稿を載置するためのコンタクトガラス11、コンタクトガラス11上に原稿Dを搬送するとともに、画像読み取り後の原稿を排出する原稿搬送部12、使用者によって操作される操作部14、および、複写機の設定状況、操作案内等を表示する表示部15を上面に備えている。
原稿搬送部12は、その一縁を中心に回動可能であり、コンタクトガラス11を覆う閉じた状態と、コンタクトガラス11を露出させる開いた状態とを取り得る。図1は原稿搬送部12が閉じている状態を表している。操作部14は、複数の操作キー14aと、指が触れた部位を検出するタッチパネル14bより成る。表示部15はカラーの液晶パネルより成り、タッチパネル14bと重ねて配置されている。複写機1は、また、コンタクトガラス11に向けて光を照射しながら矢印A方向に移動して、コンタクトガラス11上の原稿からの反射光によって原稿の画像を読み取るスキャナ式の画像読取部13を内部に備えている。
複写機1の構成を図2に模式的に示す。複写機1は、上述の各部のほか、記憶部16、通信部17、画像処理部18、画像記憶部19、画像形成部20、シート搬送部21、および制御部22を備えている。記憶部16は制御部22が複写機1の制御に用いるプログラムおよびパラメータを記憶している。図示しないが、通信部17は、LANケーブルを介してパーソナルコンピュータに接続されており、また、公衆電話回線を介して外部のファクシミリ装置に接続される。
画像処理部18は、画像読取部13が読み取った画像にデジタル化、画質の向上等の処理を施す。画像処理部18はまた、制御部22から与えられる文字データを、その内容を表す画像に変換する処理も行う。画像記憶部19は、画像処理部18によって処理を施された画像、および文字データから変換された画像を記憶する。画像形成部20は、画像記憶部19に記憶されている画像をシートに形成し、シート搬送部21は、画像形成部20に画像形成用のシートを搬送するとともに、画像形成後のシートを排出する。制御部22は、上記の各部を制御して、複写機1の動作全体を制御する。
このような構成の複写機1は、パーソナルコンピュータから与えられるデータを印刷するプリンタとしても機能し、公衆電話機線を介して他のファクシミリ装置との間でデータを送受するファクシミリ装置としても機能する。
表示部15が表示する内容の一例を図3に示す。ここでは、複写が可能な状態にあることを示す情報と、複写部数等の画像の形成に関する情報の一部が、文字として表示されている。表示部15には、文字のほか、記号、図形等も表示される。以下、表示部15に表示されるこれらの像31のことを、その代表例である文字ともよぶ。
表示部15の像31の色と背景32の色はいずれも可変であり、使用者の指示に応じて設定される。これらの色を設定する際に表示部15に表示する操作案内を図4に示す。像31および背景32に用いられる色はあらかじめ定められている。ここでは、図4(a)に示すように、像31の色として「文字」の見出しのもとに10種、背景32の色として同じ10種が、各々の名前33で示されている。使用者は、タッチパネル14bのうち、色名33が表示された部位に指を触れることで、その色名33に対応する色を指定することができる。
この操作案内の表示開始時には、その時点で設定されている色の色名33に枠34の表示が加えられる。この枠34は、使用者が色名33を指定した時点で、その色名33に移動する。
これらの色名33のほか、「終了」と記したボタン35も表示されており、タッチパネル14bのうち、このボタン35が表示された部位に指を触れることにより、色の設定の実行を指示することができる。実行を指示するまでは、像31および背景32に用いる色の指定を何度でも変更することが可能である。
設定の実行により像31と背景32の色は直ちに変わる。また、設定された色は記憶部16に記憶され、次回の起動の際には、像31と背景32の色は記憶部16に記憶されているものに設定される。
複写機1は、指定された像31の色と背景32の色に大きな差がなく、そのまま設定すると像31の視認が困難になるおそれがあるときは、表示部15に警告を表示する。その例を図4(b)に示す。この警告36は、像31の色または背景32の色が指定された時点で、すなわち、色の設定の実行の前に表示される。したがって、使用者は、視認が困難になる設定を避けることができる。
複写機1はまた、指定された像31の色と背景32の色が同じで、そのまま設定すると像31の視認が不可能になるときは、表示部15に警告を表示するとともに、色の設定の実行が指示されても、色の設定を行わない。この警告の例を図4(c)に示す。この警告37も、像31の色または背景32の色が指定された時点で、表示される。
像31の色と背景32の色の差の大きさは、各色を赤色(R)成分、緑色(G)成分、青色(B)成分の量で表して、R成分、G成分、B成分の各々について、像31と背景32との差を求めることで判定する。例えば、赤はR成分が100%、G成分およびB成分が0%、緑はG成分が100%、R成分およびB成分が0%、白はR成分、G成分、B成分が全て100%、黒はR成分、G成分、B成分が全て0%であり、このような百分率で表した量の差を求める。
そして、R成分の量の差が所定値R0以下、G成分の量の差が所定値G0以下、かつ、B成分の量の差が所定値B0以下のときに、像31の色と背景32の色に大きな差がないと判定する。所定値R0、G0、B0は、例えば、それぞれ10とする。また、R成分、G成分、B成分の量の差が全て0のとき、像31の色と背景32の色は同じであると判定する。なお、各色の成分量は、記憶部16に記憶されている。
複写機1における表示部15の像31の色と背景32の色の設定に関する処理の流れを図5に示す。まず、色の設定を行ってよいか否かを示す可否フラグの値を1とし(ステップ#105)、像31および背景32の現時点で設定されている色のR成分、G成分、B成分の量を求める(#110、#115)。
次いで、図4の操作案内に表示された項目(色名33およびボタン35)のうち、いずれかが選択されるのを待つ(#120)。いずれかの項目が選択されると、それが像31の色名33である否かを判定し(#125)、像31の色名33であれば、その色のR成分、G成分、B成分の量を求める(#130)。
ステップ#125の判定で、選択された項目が像31の色名33でないときには、選択された項目が背景32の色名33であるか否かを判定する(#135)。そして、選択された項目が背景32の色名33のときは、その色のR成分、G成分、B成分の量を求める(#140)。
ステップ#130の後およびステップ#140の後、像31のR成分の量と背景32のR成分の量の差の絶対値が前述の所定値R0以下であるか否かを判定する(#145)。この絶対値が所定値R0以下のときは、像31のG成分の量と背景32のG成分の量の差の絶対値が所定値G0以下であるか否かを判定する(#150)。さらに、この絶対値が所定値G0以下のときは、像31のB成分の量と背景32のB成分の量の差の絶対値が所定値B0以下であるか否かを判定する(#155)。ステップ#145〜#155の判定で、いずれかの絶対値が所定値R0、G0、B0を超えるときは、可否フラグの値を1として(#160)、ステップ#120に戻る。
ステップ#145〜#155の判定で、全ての絶対値が所定値R0、G0、B0以下のときは、像31と背景32とでR成分の量、G成分の量、B成分の量が全て等しいか否か、すなわち、上述の絶対値が全て0であるか否かを判定する(#165)。そして、R成分の量、G成分の量、B成分の量が全て等しいときは、可否フラグの値を0として色の設定を不可にし(#170)、図4(c)の警告37を表示して(#175)、ステップ#120に戻る。また、R成分の量、G成分の量、B成分の量のいずれかが等しくないときは、可否フラグの値を1とし(#180)、図4(b)の警告36を表示して(#185)、ステップ#120に戻る。
ステップ#135の判定で、選択された項目が背景32の色名33でないとき、すなわち、選択された項目が色の設定の実行を指示するボタン35のときは、可否フラグの値が1であるか否かを判定する(#190)。可否フラグの値が1でないときは、ステップ#120に戻り、可否フラグの値が1のときは、像31および背景32の色を設定する(#195)。
なお、本実施形態では、像31および背景32として用いる色の色名を表示するようにしているが、複数の区画にそれぞれ色を付けたカラーパレットを表示して、その中から像31および背景32の色を選択するようにしてもよい。また、像31および背景32として用いる色をあらかじめ定めておくことに代えて、R成分、G成分、B成分の量を数値で入力することにより色を指定するようにしてもよい。この場合は、操作キー14aを入力に用いるのが便利である。
R成分、G成分、B成分の量を数値で入力する場合、入力された像31の色と背景32の色が、厳密に同じではなくても、ほとんど同じになって、そのまま設定すれば像31の視認ができなくなることがある。したがって、この場合は、入力された像31の色と背景32の色の差が所定値以下であるか否かを判定し、所定値以下のときに、設定を行わないようにするのが望ましい。
これは、例えば、図5のステップ#165を省略して、ステップ#155からステップ#170に直接進むようにすることで実現できる。また、R成分、G成分、B成分の量に対して上述の所定値R0、G0、B0よりも小さな所定値R1、G1、B1を定めておいて、ステップ#165に代えて、ステップ#145〜#155と同様の判定(所定値R0、G0、B0に代えて所定値R1、G1、B1を用いる)を行うステップを設け、全ての色成分の差の絶対値がこれらの所定値以下のときに、ステップ#170に進むようにすることでも、実現することができる。
第2の実施形態の複写機2について説明する。複写機2は、上述の複写機1とほぼ同様の構成であり、表示部15がモノクロームである点でのみ相違する。複写機2においても、表示部15の像31と背景32は色が可変であり、使用者の指示に応じて設定される。ただし、表示部15はモノクロームであるから、色の要素のうち明度(濃度)のみが可変である。
像31および背景32の色(濃度)を設定する際に表示部15に表示する操作案内を図6に示す。像31および背景32の濃度はあらかじめいくつかの段階に定められている。ここでは、図6(a)に示すように、像31の濃度を0〜9の10段階、背景32の濃度を同じ10段階としている。これらの、濃度は等間隔である。使用者は、タッチパネル14bのうち、濃度値33aが表示された部位に指を触れることで、その濃度を指定することができる。なお、濃度値33aのうち指定されたものに枠34の表示が付加されること、および、色(濃度)の設定の実行を指示するボタン35が表示されることは前述の通りである。
複写機2は、指定された像31の濃度と背景32の濃度に大きな差がなく、そのまま設定すると像31の視認が困難になるおそれがあるときは、表示部15に警告を表示する。その例を図6(b)に示す。この警告36aは、像31の色または背景32の濃度が指定された時点で、すなわち、濃度の設定の実行の前に表示される。したがって、使用者は、視認が困難になる設定を避けることができる。
複写機2はまた、指定された像31の濃度と背景32の濃度が同じで、そのまま設定すると像31の視認が不可能になるときは、表示部15に警告を表示するとともに、濃度の設定の実行が指示されても、濃度の設定を行わない。この警告の例を図6(c)に示す。この警告37aも、像31の濃度または背景32の濃度が指定された時点で、表示される。
像31の濃度と背景32の濃度の差の大きさは、0〜9の10段階の数値から直接判定する。そして、例えば、差が2以下のときに、像31の濃度と背景32の濃度に大きな差がないとする。また、差が0のときに像31の濃度と背景32の濃度が同じであるとする。
複写機2における表示部15の像31の色と背景32の色の設定に関する処理の流れを図7に示す。まず、色の設定を行ってよいか否かを示す可否フラグの値を1とし(ステップ#205)、像31および背景32の現時点で設定されている濃度を求める(#210、#215)。
次いで、図6の操作案内に表示された項目(濃度値33aおよびボタン35)のうち、いずれかが選択されるのを待つ(#220)。いずれかの項目が選択されると、それが像31の濃度値33aである否かを判定し(#225)、像31の濃度値でなければ、背景32の濃度値33aであるか否かを判定する(#230)。
ステップ#225または#230の判定で、像31または背景32の濃度値であったときは、像31の濃度値と背景32の濃度値の差の絶対値が2以下であるか否かを判定する(#235)。この絶対値が2を超えているときは、可否フラグの値を1として(#240)、ステップ#220に戻る。
濃度値の差の絶対値が2以下のときは、像31の濃度値と背景32の濃度値が等しいか否かを判定する(#245)。濃度値が等しいときは、可否フラグの値を0として色の設定を不可にし(#250)、図6(c)の警告37aを表示して(#255)、ステップ#220に戻る。また、濃度値が等しくないときは、可否フラグの値を1とし(#260)、図6(b)の警告36aを表示して(#265)、ステップ#220に戻る。
ステップ#230の判定で、選択された項目が背景32の濃度値33aでないとき、すなわち、選択された項目が色の設定の実行を指示するボタン35のときは、可否フラグの値が1であるか否かを判定する(#270)。可否フラグの値が1でないときは、ステップ#220に戻り、可否フラグの値が1のときは、像31および背景32の色(濃度)を設定する(#275)。
なお、本実施形態では、像31および背景32の濃度値を複数表示して、その中から選択するようにしているが、濃度を数値で入力するようにしてもよい。この場合は、操作キー14aを入力に用いるのが便利である。また、その場合、入力された像31の濃度と背景32の濃度が、厳密に同じではなくても、ほとんど同じになって、そのまま設定すれば像31の視認ができなくなることがある。したがって、入力された像31の濃度と背景32の濃度の差が所定値以下であるか否かを判定し、所定値以下のときに、設定を行わないようにするのが望ましい。
また、上記の各複写機1、2では表示によって警告を発するようにしているが、他の方法、例えば音声で警告を発するようにすることもできる。
なお、本発明は、以下のように表現することもでき、その結果、以下の作用効果を奏すると言える。
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像の形成に関する情報を含む所定の事項を表す像を表示する表示部を有し、使用者から与えられる指示に応じて、表示部の像の色および表示部の背景の色を変更するものにおいて、使用者から与えられた指示により表示部の像の色と表示部の背景の色の差が所定値以下になるときに、警告を発する構成である。
この画像形成装置は、表示部の像の色と背景の色に大きな差がなくなるときには、警告を発して、その設定では像の視認が困難になったり不可能になったりすることを使用者に知らせることができる。この警告に応じて、使用者が像または背景の色を他の色とする指示を与えることで、像の視認が容易な設定とすることが可能になる。
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像の形成に関する情報を含む所定の事項を表す像を表示する表示部を有し、使用者から与えられる指示に応じて、表示部の像の色および表示部の背景の色を変更するものにおいて、使用者から与えられた指示により表示部の像の色と表示部の背景の色の差が所定値以下になるときに、表示部の像の色および表示部の背景の色をその指示が与えられる前の色に保つ構成である。
この画像形成装置は、表示部の像の色と表示部の背景の色が同じまたはほとんど同じになるときには、それらの色を変更しないようにすることができる。したがって、像の視認が不可能になるのを確実に防止することが可能である。
第1、第2の実施形態の複写機の外観および内部の一部を模式的に示す上面図。 第1、第2の実施形態の複写機の構成を模式的に示すブロック図。 第1、第2の実施形態の複写機の表示部が表示する内容の一例を示す図。 第1の実施形態の複写機における表示部の色の設定に際して表示する操作案内を示す図。 第1の実施形態の複写機における表示部の色の設定に関する処理の流れを示すフローチャート。 第2の実施形態の複写機における表示部の色の設定に際して表示する操作案内を示す図。 第2の実施形態の複写機における表示部の色の設定に関する処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1、2 複写機
11 コンタクトガラス
12 原稿搬送部
13 画像読取部
14 操作部
14a 操作キー
14b タッチパネル
15 表示部
16 記憶部
17 通信部
18 画像処理部
19 画像記憶部
20 画像形成部
21 シート搬送部
22 制御部
31 像
32 背景
33 色名
33a 濃度値
34 枠
35 ボタン
36、36a、37、37a 警告

Claims (7)

  1. シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像の形成に関する情報を含む所定の事項を表す像を表示する表示部を有し、使用者から与えられる指示に応じて、表示部の像の色および表示部の背景の色を変更するものにおいて、
    使用者によって指定される表示部の像の色と表示部の背景の色の差が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判断し、前記差が所定値以下のときに、警告を発することを特徴とする画像形成装置。
  2. シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像の形成に関する情報を含む所定の事項を表す像を表示する表示部を有し、使用者から与えられる指示に応じて、表示部の像の色および表示部の背景の色を変更するものにおいて、
    使用者によって指定される表示部の像の色と表示部の背景の色の差が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判断し、前記差が所定値以下のときに、表示部の像の色および表示部の背景の色をその指示が与えられる前の色に保つことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記差が所定値以下のときに、警告を発することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像の形成に関する情報を含む所定の事項を表す像を表示する表示部を有し、使用者から与えられる指示に応じて、表示部の像の色および表示部の背景の色を変更するものにおいて、
    前記像の色および前記背景の色の表示は、モノクロームであり、
    使用者によって指定される前記像の色と前記背景の色とにおける濃度の差の絶対値が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判断し、前記絶対値が所定値以下のときに、警告を発することを特徴とする画像形成装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像の形成に関する情報を含む所定の事項を表す像を表示する表示部を有し、使用者から与えられる指示に応じて、表示部の像の色および表示部の背景の色を変更するものにおいて、
    前記像の色および前記背景の色の表示は、モノクロームであり、
    使用者によって指定される前記像の色と前記背景の色とにおける濃度の差の絶対値が所定値以下であるか否かを色の設定の実行前に判断し、前記絶対値が所定値以下のときに、前記像の色および前記背景の色をその指示が与えられる前の色に保つことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記絶対値が所定値以下のときに、警告を発することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記警告は、色の設定の実行前に行われることを特徴とする請求項1、3、4または6に記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7476634B2 (ja) 2020-04-14 2024-05-01 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム

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