JP2008304121A - 小火器及び小火器管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、部隊における小火器の管理を省力化、電子化し、運用管理効率・安全性の向上を可能にする小火器及び小火器管理システムを提供することにある。
【解決手段】本発明は、武器庫11内に収納され、個別識別情報が記録されたICタグ14もしくは特殊インクラベル15が装着された小火器13と、ICタグ14もしくは特殊インクラベル15が近づくか接触することによりICタグ14もしくは特殊インクラベル15に記録された個別識別情報を読み取るリーダ16と、リーダ16で読み取られた個別識別情報が入力され、個別識別情報を記録および表示する端末17と、武器庫11の出入口12に設けられ、武器庫11への入退を検出する赤外線ビームセンサとを具備することを特徴とするものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、武器庫11内に収納され、個別識別情報が記録されたICタグ14もしくは特殊インクラベル15が装着された小火器13と、ICタグ14もしくは特殊インクラベル15が近づくか接触することによりICタグ14もしくは特殊インクラベル15に記録された個別識別情報を読み取るリーダ16と、リーダ16で読み取られた個別識別情報が入力され、個別識別情報を記録および表示する端末17と、武器庫11の出入口12に設けられ、武器庫11への入退を検出する赤外線ビームセンサとを具備することを特徴とするものである。
【選択図】図1
Description
本発明は拳銃や小銃、機関銃などの携帯可能な火器である小火器の管理に使用される小火器及び小火器管理システムに関するものである。
現在の小火器の管理は施錠により隔離された武器庫に小火器を収納して、訓練などで使用する度に管理者が現物に白ペンキなどで記入された部隊番号、火器識別番号等を目視確認して持ち出し内容を書面に記録し、訓練終了後に再度、持ち出し記録と照合し、現物を確認して収納している。特に一連の作業は電子化されていない。
特開2006−229683号公報
特開2001−121792号公報
従来の方法では多数の隊員が参加する訓練においては、持ち出し及び返納に多くの時間が掛かると共に、紛失や誤って持ち出されるケースもあり、管理上、安全上の課題があり、解決する必要があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、電波、光波等を利用した小火器個体識別管理、入退室管理を可能とし、部隊における小火器の管理を省力化、電子化し、運用管理効率・安全性の向上を可能とする小火器及び小火器管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の小火器は、個別識別情報が記録されたICタグもしくは特殊インクラベルが装着されたことを特徴とするものである。
また本発明の小火器管理システムは、個別識別情報が記録されたICタグもしくは特殊インクラベルが装着された小火器と、前記ICタグもしくは特殊インクラベルが近づくか接触することによりICタグもしくは特殊インクラベルに記録された個別識別情報を読み取るリーダと、前記リーダで読み取られた個別識別情報が入力され、個別識別情報を記録および表示する端末とを具備することを特徴とするものである。
また本発明の小火器管理システムは、武器庫内に収納され、個別識別情報が記録されたICタグもしくは特殊インクラベルが装着された小火器と、前記ICタグもしくは特殊インクラベルが近づくか接触することによりICタグもしくは特殊インクラベルに記録された個別識別情報を読み取るリーダと、前記リーダで読み取られた個別識別情報が入力され、個別識別情報を記録および表示する端末と、前記武器庫の出入口に設けられ、武器庫への入退を検出する赤外線ビームセンサとを具備することを特徴とするものである。
本発明の小火器及び小火器管理システムは、人員の目視確認のみに頼っていた小火器管理を電子化することが可能となり、訓練準備時間の短縮化、個体識別番号などの誤読防止による、管理精度の向上と小火器紛失の防止、安全性の向上を図ることが可能となる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る小火器管理システムを示す構成説明図である。図1において、11は武器庫、12は出入口、13は小火器、14はICタグ、15は特殊インクラベル、16はリーダ(読取装置)、17はパソコンなどの端末、18は赤外線発生器、19は赤外線受光器、20は赤外線ビームである。前記赤外線発生器18及び赤外線受光器19は赤外線センサを構成する。
武器庫11内には例えば拳銃や小銃、機関銃などの携帯可能な火器である多数の小火器13が収納され、各小火器13の銃床などにはICタグ14及び特殊インクラベル15が装着される。前記ICタグ14及び特殊インクラベル15には例えば部隊番号、火器識別番号などの個別識別情報が記録され、ICタグ14及び特殊インクラベル15がリーダ16に近づくか接触することによりICタグ14もしくは特殊インクラベル15に記録された個別識別番号などの個別識別情報がリーダ16に読み取られる。リーダ16に読み取られた個別識別情報はパソコン等の端末17に伝送され、端末17の記憶装置に記録されると共に表示部に表示される。
武器庫11の出入口12には赤外線センサの赤外線発生器18及び赤外線受光器19が対向して設置され、赤外線発生器18から発射した複数の赤外線ビーム20は対応した赤外線受光器19で受光される。隊員などが武器庫11への入退のため出入口12を通過する度に、複数の赤外線ビーム20が遮断され、赤外線受光器19は複数の赤外線ビーム20の変化から隊員などの武器庫11への入退を検出して管理することができる。
ICタグ14は、超小型のICチップであり、リーダ16と電波を用いて無線通信を行うことにより、ICタグ14がリーダ16に近づくか接触したときに、ICタグ14に記録された個別識別番号などの個別識別情報がリーダ16に読み取られる。ICタグ14は小型・軽量で、小火器13に装着した場合でも射手に負荷をかけることなく、使用することができる。ICタグ14は小火器13の銃床内部等に収納することで、訓練動作などでも負荷が掛からず射撃動作などの運用にも支障が生じない。リーダ16はICタグ14を装着した小火器13を近づけることにより非接触で個体識別番号などを読み取る。
特殊インクラベル15に用いられる特殊インクは特殊な波長の光にのみ反応する例えば特許文献2に記載された目に見えないインクなどであり、肉眼では確認できないため、秘匿性が高く、個体識別管理の安全性を高められる。リーダ16は特殊インクラベル15の特殊インクに対して特定の波長の光波を放射し、反射光を電気信号に変換して画像処理し、個体識別番号などの個別識別情報を判別する。
図2は本発明の実施形態に係る小火器の銃床を示す側面図である。図2に示すように、小火器の銃床21には特殊インク(非可視インク)を使用したペン、スタンプ等で数桁の数字の個体識別番号(または文字など)が表示された特殊インクラベル22が装着される。
図3は本発明の実施形態に係るリーダを示す背面斜視図、図4は本発明の実施形態に係るリーダを示す前面斜視図、図5は本発明の実施形態に係るリーダを示す構成説明図である。すなわち、リーダ23の背面には発光部24、カメラ25、ICタグ読取部26が設けられ、リーダ23の上面には表示部27が設けられる。前記発光部24は制御部28を介して操作部29に接続される。前記カメラ25は画像処理部30を介して表示部27に接続され、前記画像処理部30は前記制御部28に接続されると共にパソコン等の端末(図示せず)に接続される。前記ICタグ読取部26は信号処理部31に接続され、前記信号処理部31は前記制御部28に接続されると共にパソコン等の端末(図示せず)に接続される。リーダ23には電源部32が内蔵されている。
操作部29を操作して制御部28によりリーダ23を操作状態にする。銃床に特殊インクラベルが装着された小火器33の銃床をリーダ23に近づけると、リーダ23に内蔵された発光部24から特定波長の光が小火器33の銃床の特殊インクラベルに放射され、特殊インクラベルからの反射光によりカメラ25が肉眼では見ることができない特殊インクラベルの画像を捕らえ、画像処理部30の画像認識処理により表示内容を電気信号として読込む。画像処理部30で処理された画像信号により、リーダ23に内蔵された表示部27には特殊インクラベルの内容が同時に可視表示され、小火器33の個別識別番号を目視で確認することもできる。画像処理部30で処理された画像信号は外部に接続したパソコン等の端末に取り込まれて記録される。
また、銃床にICタグが装着された小火器33の銃床をリーダ23に近づけると、ICタグの個体識別番号などの情報がICタグ読取部26で読み取られ、ICタグ読取部26から入力される信号を信号処理部31で処理し、パソコン等の端末に取り込まれて記録される。
以上のように、人員の目視確認のみに頼っていた小火器管理を電子化することにより、訓練準備時間の短縮化、個体識別番号などの誤読防止による、管理作業の効率化、管理精度の向上と小火器紛失の防止、安全性の向上を図ることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
11…武器庫、12…出入口、13…小火器、14…ICタグ、15…特殊インクラベル、16…リーダ(読取装置)、17…パソコンなどの端末、18…赤外線発生器、19…赤外線受光器、20…赤外線ビーム。
Claims (3)
- 個別識別情報が記録されたICタグもしくは特殊インクラベルが装着されたことを特徴とする小火器。
- 個別識別情報が記録されたICタグもしくは特殊インクラベルが装着された小火器と、
前記ICタグもしくは特殊インクラベルが近づくか接触することによりICタグもしくは特殊インクラベルに記録された個別識別情報を読み取るリーダと、
前記リーダで読み取られた個別識別情報が入力され、個別識別情報を記録および表示する端末と
を具備することを特徴とする小火器管理システム。 - 武器庫内に収納され、個別識別情報が記録されたICタグもしくは特殊インクラベルが装着された小火器と、
前記ICタグもしくは特殊インクラベルが近づくか接触することによりICタグもしくは特殊インクラベルに記録された個別識別情報を読み取るリーダと、
前記リーダで読み取られた個別識別情報が入力され、個別識別情報を記録および表示する端末と、
前記武器庫の出入口に設けられ、武器庫への入退を検出する赤外線ビームセンサと
を具備することを特徴とする小火器管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007151857A JP2008304121A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | 小火器及び小火器管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007151857A JP2008304121A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | 小火器及び小火器管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008304121A true JP2008304121A (ja) | 2008-12-18 |
Family
ID=40232996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007151857A Pending JP2008304121A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | 小火器及び小火器管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008304121A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016003078A (ja) * | 2014-06-13 | 2016-01-12 | 株式会社日立システムズ | 重要器具管理システム |
-
2007
- 2007-06-07 JP JP2007151857A patent/JP2008304121A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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