JP2008304073A - 空気調和機 - Google Patents

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勝 米澤
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Abstract

【課題】省エネ、省コストな加湿機能を搭載した空気調和機の提供を可能にする。
【解決手段】空気調和機の室内機1の送風回路5内に、細孔を備えた多孔質材料6を配置し、室外機2に室外空気から結露水を取水する結露取水装置7を具備し、複数の微小内径中空糸からなる水搬送路9によって、室内機1側に備えられた多孔質材料6と、結露水取水装置7内部にある結露水貯水槽8とを結合することによって、多孔質材料6から水分が蒸発すると自動的に適量の水が微小内径中空糸の水搬送路9によって供給されるため、ポンプなどの動力を制御する複雑な制御システムは不要となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内機と室外機と、それらを接続する接続配管で構成されたヒートポンプ式空気調和機で、室内側の空気を加湿する機能を有する空気調和機に関するものである。
従来の加湿機能を有する空気調和機としては、例えば、室外機に貯水タンクを設け、室内機の送風機内に別に設けられた貯水タンクに、ポンプにより補給水を供給し、室内機の貯水タンクから、水を吸水する吸水材を送風回路内に設けて構成する特許がある(例えば、特許文献1参照)。
また、室内機に設けられた加湿ユニットに残存する補給水を定期的に排水することにより、加湿ユニット内に蓄積した不純物を除去する除去手段を設ける特許がある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記のように構成された空気調和機はいずれも補給水供給手段としてのポンプなどの動力を必要とし、電力を消費する。また、室内機へ補給水を供給しすぎるとオーバーフローが発生してしまうため、補給水供給手段停止のための水面位置検知手段や、湿度センサなどで室内空気の湿度を検知し補給量を調節するなどの、なんらかの制御システムを必要とし、コストを増大させる。
実開平1−160240号公報 特許第2919711号公報
すなわち、前記従来の構成では、補給水供給のための補給手段として、動力を必要とし、補給水供給の動力制御として、水位センサや湿度センサなどの検知手段を含む制御システムを必要とする。そのため、加湿機能を追加する事による、消費電力の増加、コスト増大は回避できなかった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ポンプなどの動力や複雑な制御システムを必要とせず、大きなコストがかからない空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の第一の発明は、室内機と室外機とを有するヒートポンプ式空気調和機において、室内機の室内熱交換器および室内ファンの下流側の送風回路内に、孔径がサブナノメーターから十数ナノメーターの範囲にある細孔を備えた多孔質材料を配置し、室外機に室外空気から結露水を取水する結露水取水装置を備え、前記多孔質材料と前記結露水取水装置とを、複数の微小内径中空糸からなる水搬送路にて結合した構成を備えている。
この構成によれば、室外機に備えられた結露水取水装置で得られた水分を、複数の微小内径中空糸が毛細管現象で吸水し、室内機へ搬送することができ、ポンプなどの動力を必要としない。
さらに、室内送風回路内に設けられた、多孔質材料と微小内径中空糸とが結合されているため、多孔質材料から水分が蒸発すると自動的に適量の水が微小内径中空糸から供給されるため、ポンプなどの動力を制御する複雑な制御システムは不要となる。
また、水に含まれる不純物は、微小中空糸を通過する際にろ過され、定期的な排水機構などは必要としない。
本発明の空気調和機は、水搬送手段としてのポンプなどの動力を必要としない為、省エネ型である。また、ポンプなどの動力が不要であるので、動力制御のための複雑な制御システムを必要としないため、省コスト型である。
室内機と室外機とを有するヒートポンプ式空気調和機で、室内機の室内熱交換器および室内ファンの下流側の送風回路内に、細孔を備えた多孔質材料を配置し、室外機に室外空気から結露水を取水する結露水取水装置を備え、前記多孔質材料と前記結露水取水装置とを、複数の微小内径中空糸からなる水搬送路にて結合されている。そして、多孔質材料は、孔径がサブナノメーターから十数ナノメーターの範囲にあるものである。
この構成によれば、室外機に備えられた結露水取水装置で得られた水分を、複数の微小内径中空糸が毛細管現象で吸水し、室内機へ搬送することができ、ポンプなどの動力を必要としないと共に、室内送風回路内に設けられた、多孔質材料と微小内径中空糸とが結合されているため、多孔質材料から水分が蒸発すると自動的に適量の水が微小内径中空糸から供給されるため、ポンプなどの動力を制御する複雑な制御システムは不要となる。また、水に含まれる不純物は、微小中空糸を通過する際にろ過され、定期的な排水機構などは必要としない。
こうすることにより、水搬送手段としてのポンプなどの動力を必要としない為、省エネ型である。また、ポンプなどの動力が不要であるので、動力制御のための複雑な制御システムを必要としないため、省コスト型である空気調和機を提供することが可能となる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の構成図である。図1において、本発明の空気調和機は、室内機1と室外機2を有するヒートポンプ式空気調和機で、室内機1の室内熱交換器3および室内ファン4の下流側の送風回路5内に、孔径がサブナノメーターから十数ナノメーターの範囲にある細孔を備えた多孔質材料6を配置し、室外機2に室外空気から結露水を取水する結露取水装置7を具備し、結露取水装置7の内部には、結露水を貯水する貯水槽8を具備している。
そして、複数の微小内径中空糸からなる水搬送路9によって、室内機1側に備えられた多孔質材料6と、結露水取水装置7内部にある結露水貯水槽8とを結合する構成をそなえている。複数の微小内径中空糸からなる水搬送路9は、図2に示す断面図のように、微小内径中空糸10を複数備え、チューブ11の内部に納められている構成となっている。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。まず、室外機2に備えられた結露水取水装置7が、屋外の空気中の水分を結露させ集水して結露水貯水槽8に貯える。結露水貯水槽8に貯えられた結露水は、複数の微小内径中空糸からなる水搬送路9の中空糸の毛細管現象により中空糸内に吸水される。同時に室内機1に設けられた多孔質材料6へ供給される。
多孔質材料6は、室内熱交換器3および室内ファン4の下流側の送風回路5内に配置されていて、給水した水を室内空気に放出することとなる。また、多孔質材料6には、多孔質材料6から水分が蒸発すると自動的に適量の水が微小内径中空糸から供給されることと
なる。
多孔質材料を構成する材料の候補としては、セラミックス、金属、プラスチック、天然資材などがあり、製造上好適なのはセラミックスであるが特にこだわらなくてよい。
この構成によれば、室外機に備えられた結露水取水装置で得られた水分を、複数の微小内径中空糸が毛細管現象で吸水し、室内機へ搬送することができ、ポンプなどの動力を必要としないと共に、室内送風回路内に設けられた、多孔質材料と微小内径中空糸とが結合されているため、多孔質材料から水分が蒸発すると自動的に適量の水が微小内径中空糸から供給されるため、ポンプなどの動力を制御する複雑な制御システムは不要となる。
また、水に含まれる不純物は微小中空糸を通過する際にろ過され、定期的な排水機構などは必要としない。
こうすることにより、水搬送手段としてのポンプなどの動力を必要としない為、省エネ型である。また、ポンプなどの動力が不要であるので、動力制御のための複雑な制御システムを必要としないため、省コスト型である空気調和機を提供することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、配管設置壁穴の寸法制限をうける送風機器において、機能の異なるダクトの両立が必要な機器に適応が可能である。
本発明の実施の形態1における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態1における複数の微小内径中空糸からなる水搬送路の断面図
符号の説明
1 室内機
2 室外機
3 室内熱交換器
4 室内ファン
5 送風回路
6 多孔質材料
7 結露水集水装置
8 貯水槽
9 複数の微小内径中空糸からなる水搬送路
10 微小内径中空糸
11 チューブ

Claims (2)

  1. 室内機と室外機とを有するヒートポンプ式空気調和機において、室内機の室内熱交換器および室内ファンの下流側の送風回路内に細孔を備えた多孔質材料を配置し、室外機に室外空気から結露水を取水する結露水取水装置を備え、前記多孔質材料と前記結露水取水装置とを、複数の微小内径中空糸からなる水搬送路にて結合したことを特徴とする空気調和機。
  2. 多孔質材料の孔径がサブナノメーターから十数ナノメーターの範囲にあることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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