JP2008301264A - 画像ブロックレイアウト方法、並びに画像ブロックレイアウトシステム - Google Patents

画像ブロックレイアウト方法、並びに画像ブロックレイアウトシステム Download PDF

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Abstract


【課題】既定サイズの画面に必ず全てブロックを収めることが前提として、全ての画像ブロックを同じ倍率で適応的に拡大・縮小して、同一画面上にレイアウトすることを目的とする。

【解決手段】 それぞれに順番が定められている複数の画像ブロックを一画面内に表示させる画像ブロックレイアウト方法であって、一画面内に表示させる画像ブロック数と同数のセルを有するレイアウトパターンであって、予め所定の順番が定められたセルを前記ブロック数と同数個有する、複数のレイアウトパターンを取得するステップと、画像ブロックの順番とその画像ブロックを格納するセルの順番が一致するように、画像ブロックをレイアウトパターンに従って配置した場合、前記レイアウトパターンのそれぞれについてその面積占有率を計算し、面積占有率が最大であるレイアウトパターンを選出するステップとを有する。

【選択図】 図1

Description

本発明は、画像ブロックレイアウト方法、並びに画像ブロックレイアウトシステムに関し、より詳しくは、複数のセイリエント部分のような画像ブロックを、画像ブロックの順番や大きさを考慮しながら、一画面にこれら画像ブロックを表示するための画像ブロックレイアウト方法、並びに画像ブロックレイアウトシステムに関する。
DVDレコーダやHDDレコーダなどの大容量の記憶媒体を有する映像記録再生装置の普及に従って、記録された映画やテレビ番組などの映像を快適に閲覧できるよう、映像内容の要約を作成したり、所望の箇所を迅速に検索してその箇所からの映像再生を行えるようにするニーズが高まっている。このようなニーズに応える従来の技術として、数十分〜数時間の再生時間を要する動画について、数秒間で画面に動画内容の主要部分である画像ブロックを分かり易く表示させる技術が提案されている。このような従来技術として、動画内容を意味的まとまりごとに自動的に要約し、全体の意味を損なうことなく、映像を短縮する技術がある(例えば、非特許文献1)。
また、サイズや縦横比の異なる画像ブロックを単一の画面や頁にレイアウトする方法が提案されている(例えば、非特許文献2)。但し、この記述は画像ブロック相互の順番は考慮せずにレイアウトを行う。 また、一連の映像を解析し、特定のイベントを検出し、イベントに基づいて抽出した代表画像等を自動的にレイアウトすることで一覧性を持つ本型の電子映像文書に変換する技術も提案されている(例えば、特許文献1)。
是津耕司、上原邦昭 田中克己著. 映像の意味的構造の発見 情報処理学会論文誌Vol.41 No.1 2000年1月, 社団法人情報処理学会発行、Pages:12〜23 Atkins, B.C.Adaptive photo collection page layout Image Processing, 2004. ICIP '04. 2004 International Conference 特開2001−5838号公開公報
一般に、自動要約された映像の代表画像が同じサイズで画面に並べることやグループに分けてストーリーボードを提示することが映像要約の分野によく使われるが、画面サイズが制限されている条件下で、如何に画面のスペースを効率的に利用して映像情報を表示するかが、ユーザの理解し易さや情報を見つける速さを向上させる上で重要である。また、複数の画像ブロックを1画面に収めながら、各画像ブロックをなるべく大きく表示することがユーザに認識させ易くする上で望ましい。
しかし、上記の従来方法では、映像要約情報から抽出したセイリエント部分のように、画面上に表示する複数のブロックの順番は考慮されないという問題がある。
また、上記特許文献1に記載の技術では、画面上のレイアウト順番が左→右→下の繰り返すZig-Zag順で次のブロックの配置スペースを探すことで、1次元の時間順番へ容易に対応できる反面、配置する順番の制限が厳しくて、可能なレイアウトの選択肢が少ないという問題が残る。
また、特許文献1に開示された技術は、映像を代表画像に要約して、複数の代表画像を画面にレイアウトする提案であった。代表画像(ブロック)をそのサイズのまま画面上に配置し、次の代表画像を画面上に配置するスペースがなくなる時点で、改ページを行うため、同一画面に全部の代表画像を集約して表示することはできず、素早く全体を把握することは難しかった。また、特許文献1に開示された技術は、画面上のレイアウト順番が左→右→下の繰り返すZig-Zag順で次のブロックの配置スペースを探すため、1次元の時間順番へ容易に対応できる反面、配置する順番の制限が厳しいため、可能な画像ブロックのレイアウトの選択肢が少なく、効率的な画像ブロックの配置ができない、無駄なスペースが画面上にできて個々の画像ブロックのサイズを大きくすることが難しいという問題もあった。
本発明は、既定サイズの画面に必ず全てブロックを収めることが前提として、全ての画像ブロックを同じ倍率で適応的に拡大・縮小して、同一画面上にレイアウトすることを目的とする。また、本発明は、それぞれが順番を定められた画像ブロックを画面上の左上→右下(2次元)の順で配置し、画像ブロックのレイアウトパターンの選択肢幅を広めて、より効率的な画像ブロックのレイアウトを可能とすることを目的とする。(順番適応度 の定義により2次元ベクトルと1次元時間順の対応問題を解決した)。
上記課題を解決するための手段として、本発明は以下の特徴を有する。
本発明の第1の態様は、それぞれに順番が定められている複数の画像ブロックを一画面内に表示させる画像ブロックレイアウト方法であって、一画面内に表示させる画像ブロック数と同数のセルを有するレイアウトパターンであって、予め所定の順番が定められたセルを前記ブロック数と同数個有する、複数のレイアウトパターンを取得するステップと、
画像ブロックの順番とその画像ブロックを格納するセルの順番が一致するように、画像ブロックをレイアウトパターンに従って配置した場合、前記レイアウトパターンのそれぞれについてその面積占有率を計算し、面積占有率が最大であるレイアウトパターンを選出するステップとを有することを特徴とする画像ブロックレイアウト方法として提案される。
本発明の第2の態様は、画像ブロックの元となる画像データを記憶した記憶手段と、前記記憶手段に接続された画像ブロックレイアウト生成手段と、前記画像ブロックレイアウト生成手段に接続された出力手段とを有する、画像ブロックレイアウトシステムであって、前記画像ブロックレイアウト生成手段は、一画面内に表示させる画像ブロック数と同数のセルを有するレイアウトパターンであって、予め所定の順番が定められたセルを前記ブロック数と同数個有する、複数のレイアウトパターンを予め記憶しており、画像ブロックの順番とその画像ブロックを格納するセルの順番が一致するように、画像ブロックをレイアウトパターンに従って配置した場合、前記レイアウトパターンのそれぞれについてその面積占有率を計算し、面積占有率が最大であるレイアウトパターンを選出し、前記レイアウトパターンに前記画像ブロックを当て嵌めて生成される画像データを出力装置に表示させることを特徴とする画像ブロックレイアウトシステムとして提案される。
本発明によれば、サイズの限られた画面に、複数のブロックを画面にできる限り大きなサイズで表示することで、1画面に多くの情報量が提示できる。また、本発明によれば、遠隔端末の通信量や通信スピードが制限される場合にも、少ない通信量で所望コンテンツを確認することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、画像ブロックレイアウト方法、画像ブロックレイアウトシステム、並びに画像ブロックレイアウト生成装置として提案される。
本発明は、所定の画像表示領域内(例えば、携帯電話機の液晶ディスプレイ)に、順番を付与された複数の画像ブロックを、各画像ブロックをできる限り大きなサイズで、且つ順番に従ってレイアウトする技術である。ここで、画像ブロック(以下、単にブロックと呼ぶ)とは、ある画像(例えば、動画を構成する各フレーム)の全部又は一部をいうものとする。本発明において取り扱われる複数のブロックは、それぞれに順位、順列、若しくは順番(以下、単に順番という)が定められている。また、各ブロックのサイズ及び縦横比は同じでなくともよい。
本発明は、所定の画像表示領域内に各ブロックを、互いに重なることなく、垂直又は水平方向に、配置する。本発明は、各ブロックを拡大/縮小して配置するが、各ブロックの縦横比及びブロック間の相対サイズは変更しない。従、本発明では全ブロックを画像表示領域に収めるために、全てのブロックを同一倍率で適当に拡大/縮小する。
また、本発明の扱う各ブロックは順番に対応する番号1,2,3,…である順番情報が付与されている。画像表示領域に各ブロックを配置する時には、ブロックに付与された番号に従って画面上の左上から右下へ向かってブロックを配置することを優先する。
[1.画像ブロックレイアウトシステム及び画像ブロックレイアウト生成装置の構成例]
以下、本発明の実施の形態の一つである画像ブロックレイアウトシステム及び画像ブロックレイアウト生成装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は画像ブロックレイアウトシステムの構成例のブロック図を示す。画像ブロックレイアウトシステムは、本発明の一態様である画像ブロックレイアウト方法を実行するシステムであって、それぞれに順番が定められている複数のブロックを、各ブロックのサイズを大きく取りながら、ブロックの順番を考慮したレイアウト(配置、割付ともいう)を決定し、決定したレイアウトに従って各ブロックを一画面中に表示させるシステムである。
図1に示す画像ブロックレイアウトシステム1は、画像ブロックレイアウト生成装置10と、画像ブロックレイアウト生成装置10(本発明の画像ブロックレイアウト生成手段に相当する)に接続された記憶装置20(本発明の記憶手段に相当する)と、画像ブロックレイアウト生成装置10に接続された出力装置30(本発明の出力手段に相当する)とを有するシステムである。
また、画像ブロックレイアウト生成装置10は、インターネット、移動体通信網などのネットワークを介して記憶装置20及び出力装置30の少なくとも一方と接続される構成としても画像ブロックレイアウトシステム1は成立する。
また、画像ブロックレイアウト生成装置10、記憶装置20、出力装置30は必ずしもそれぞれ別の装置でなくともよく、例えば画像ブロックレイアウト生成装置10、記憶装置20はパーソナルコンピュータ、出力装置30はパーソナルコンピュータに接続されたモニタとしても画像ブロックレイアウトシステム1は成立する。
[1.1.記憶装置]
記憶装置20は、ブロックの元となる画像を記憶する装置であって、ブロックを生成する元となる複数の画像データを記憶保持しており、複数の画像データを画像ブロックレイアウト生成装置10に出力する機能を有する。記憶装置20は、例えば、HDDレコーダ、DVDプレーヤ、ハードディスク記憶装置、これらを搭載したパーソナルコンピュータ、携帯電話機、或いはメモリースティックなどである。ここで、「画像」は静止画像でも動画でもよい。ここにいう静止画には、パワーポイントやワードなどの文書作成ソフトウエアで作成された電子文書も含まれる。また、動画の場合は、その動画を構成する各フレームがここにいう画像に相当する。なお、一つの画像から複数のブロックが作成される場合も、当然に本発明の技術的範囲に含まれる。
[1.2.出力装置]
出力装置30は、画像ブロックレイアウト生成装置10が出力した画像データをユーザが視認可能な内容で出力する装置であって、例えば液晶ディスプレイ装置、プリンタ装置、TV受信装置、携帯電話機、携帯ゲーム機、モニタを備えたパーソナルコンピュータなどである。
[1.3.画像ブロックレイアウト生成装置]
画像ブロックレイアウト生成装置10は、記憶装置20から入力された画像データから、複数のブロックを生成し、これらブロックを各ブロックに付与された順番にできる限り従って、各ブロックの大きさができる限り大きくなるように決定した、画像ブロックのレイアウトを決定し、決定したレイアウトに従った画像レイアウトデータ(各ブロックを一画面中にレイアウトに従って配置した画像を表示させるデータ)を出力装置30に出力する。
画像ブロックレイアウト生成装置10は、演算処理装置(CPU)40、主メモリ(RAM)50、読出し専用メモリ(ROM)60、入力装置(例えば、キーボード、操作パネルなど)70、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置(図略)を具備している装置であって、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置、或いは家電製品に搭載可能なマイクロコンピュータなどである。演算処理装置(CPU)40、主メモリ(RAM)50、読出し専用メモリ(ROM)60、及び入力装置70はバス80を介して互いにデータの受け渡しが可能に接続されている。また、バス80にはグラフィック・ボード90が接続されており、グラフィック・ボード90は、CPU40からの制御に従って画像レイアウトを表示させるための画像データ(例えば、ビットマップ形式の画像データ)を生成する。また、演算処理装置(CPU)40、主メモリ(RAM)50、読出し専用メモリ(ROM)60によって演算部15を構成する。演算部15は、後述する序列データ生成部101,ブロック生成部102,レイアウト生成部103として機能する。
前記ROM60、若しくは外部記憶装置(図略)などに、情報処理装置を画像ブロックレイアウト生成装置10として機能させるためのプログラム、又は画像レイアウト生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶されており、このプログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより画像ブロックレイアウト生成装置10が実現され、若しくは画像レイアウト生成方法が実行される。
図2は、画像ブロックレイアウト生成装置10の演算部15の構成例を示す機能ブロック図である。画像ブロックレイアウト生成装置10の演算部15は、序列データ生成部101、ブロック生成部102、レイアウト生成部103とを有している。
序列データ生成部101は、記憶装置20から複数の単位画像データ(一枚の静止画像に相当する)から構成される画像データ(例えば、動画データファイル)を取得し、順番情報を付与した複数の連続性ある単位画像データの集まり(以下、序列化画像データと呼ぶ)を生成する。典型的には、序列化画像データは、連続した画像フレームが時系列(再生順)に従って配列可能な画像フレーム列である。各フレームには、時間(再選順)に従った順番が定められている。序列データ生成部101は、画像フレームに順番に応じて順番情報を付与する。すなわち、序列データ生成部101は、動画像を構成する各フレームに、そのフレームの時間順に応じた順番情報を設定する。例えば、第1番のフレームには順番情報「1」が設定され、第2番のフレームには順番情報「2」が設定される。なお、同じフレームから2以上のブロックを抽出する場合も考えられる。このような場合には単に時間順でブロックの前後の区別はできないが、ブロックのフレーム中の位置に応じて、フレームの上から下、左から右への方向に従って順番情報を設定すればよい。
ブロック生成部102は、序列データ生成部101から取得した序列化画像データ(例えば、動画ファイルを構成する全フレームの集合)を、意味的まとまりごとに基づく序列化画像データを意味単位に分割して、それぞれの意味単位例えば、動画中のあるひとまとまりのシーンを構成するフレームの集合)から代表画像(あるフレーム)を選出し、さらに代表画像の中にあるセイリエント部分(重要部分;例えば俳優の顔部分など)を特定して切り出す処理を実行する。ここにいうセイリエント部分は、本発明のブロックに該当する。なお、ブロックには順番情報が付与されており、この順番情報は代表画像に設定されている順番情報に基づいて、付与される。なお、同じフレームから2以上のブロックを抽出する場合も考えられる。このような場合には単に時間順でブロックの前後の区別はできないが、ブロックのフレーム中の位置に応じて、フレームの上から下、左から右への方向に従って順番情報を設定すればよい。
映像を意味単位に分割する方法として、ドラマ映像の物理的様相としてのトラック構造に現れるパターンを推測することで映像の重要部分を選出する方法は既に知られている。あるいは、映像のメタデータからストーリー分割や重要なストーリーを選出する方法を用いることができる。いずれにしても、従来の技術を用いて、映像を意味単位に分割する処理が可能であり、ここではその詳細な説明は省略する。
「セイリエント部分」は、代表画像中の重要な矩形部分である。例えば、代表画像に登場人物の顔部分があれば、その顔部分を中心とした矩形領域をセイリエント部分、すなわちブロックとして抽出する。なお、代表画像中に顔部分がなければ、代表画像の中にある目立つ部分を中心とした矩形部分をセイリエント部分として切り出し、ブロックとする。このようなセイリエント部分を特定する方法は、顔特徴ベクトルや画像重要度マップなどの従来方法を使うことができる。
レイアウト生成部103は、前記ブロック生成部102からのブロックを受け取り、これらのブロックを縦横比を変更することなく、必要に応じて拡大若しくは縮小を行い、可能な限り順番情報に応じて、画像表示領域内に占めるブロックの面積が可能な限り大きくなるように、定められた画像表示領域内にレイアウトする。
一画面にレイアウトするブロック数は、前記のブロック生成部102が出力するブロック数に依存する。例えば、映画やTV番組録画のような一つの動画ファイルを、大きな映像単位に分けて、映像単位ごとにブロックを抽出し、抽出された複数のブロックを一画面で表示するレイアウトを生成することで、映画や番組の全体の流れやストーリーが一目でわかるようになる。また、上記の一つの大きな映像単位をさらに複数の小さい映像単位に分割して、小さい映像単位ごとにブロックを抽出し、抽出した複数のブロックを1画面で表示することで、大きな映像単位の中身が一目でわかるようにすることもできる。
前記レイアウト生成部103は、生成したレイアウトデータ(各ブロックの表示位置及び大きさを指定するデータ)をグラフィック・ボード90に出力する。グラフィック・ボード90はレイアウトに基づいて複数のブロックを一画面で表示させるための画像データを生成し、出力装置30に画像データを出力する。出力装置30は受け取った画像データを出力し、ユーザにレイアウトされたブロックの一覧を閲覧させる。
以下、レイアウト生成部103について、さらに詳しく説明する。
図3は、レイアウト生成部103によって生成されたレイアウトに応じて、出力装置30が表示する一覧化されたブロックの一例を示す図である。図3に示すように、出力装置30の画像表示領域301内には、複数のブロック302が、レイアウト生成部103によって生成されたレイアウトに従って表示されている。画像表示領域301内に表示された複数のブロック302を囲む最小の矩形枠はバウンディングボックス(Bounding Box)303と呼ぶ。また、画像表示領域301内に配置された全てのブロック302を囲む最小の矩形枠をルート・バウンディングボックスと呼ぶ。また、バウンディングボックス303内には、ブロック302ごとに配分されたスペースがあり、これをセル304と呼ぶ。
画像ブロックレイアウト生成装置10によるレイアウトは、複数のブロック302を画像表示領域301内に全て配置し、各ブロックに付与された順番情報の順番に可能な限り従って、且つ各ブロックをなるべく画面に大きく表示することを目標としている。
ブロック302を画像表示領域内301に各ブロックをレイアウトする、すなわち、画像表示領域301内での各ブロック302の位置及び大きさを決定する処理であるレイアウトの決定プロセスの一例を図4のフローチャートに示す。
図4に示すように、レイアウトの決定プロセスを開始すると、まずレイアウト生成部103は、レイアウト生成のための基本データを取得する(ステップS101)。ここで、基本データとは、画像表示領域101の大きさ(高さ及び幅など)、ブロック数、各ブロックの大きさ(高さ及び幅、縦横比など)などであって、予め演算部15に記憶されているデータである。
次に、レイアウト生成部103は、レイアウトの対象となるブロック数Nが所定数Mを超えるか否かを判定する(ステップS102)。所定数Mを超える場合(S102,Yes)は、レイアウト生成部103は、後述する第2のレイアウト選出法を実行する(S105〜S110)。なお、所定数Mは、自然数であればどのような数字でも構わない。但し、所定数Mを大きくすれば予め準備しなければならないレイアウトパターンが多数となる。この実施の形態では、所定数M=4として説明を行うが、所定数Mが「4」に限定される趣旨ではない。
レイアウトされるべきブロック数Nが所定数M(ここでは、M=4)個以下であれば、レイアウト生成部103は、第1のレイアウト選出法を用いて、ブロックの順番情報とサイズに関する条件を満たした最適なレイアウトを決定する(S103)。ここで、ブロック数M=4としたのは、例挙できるレイアウト候補が少なからず、多からず、処理の分岐点として適当なブロック数であるためである。先に述べたように、所定数Mが4以外の数を取っても、本発明は成立する。
次に、第1のレイアウト選出法について詳しく説明する。
図4は、第1のレイアウト選出法(S103)の一例を示すフローチャートである。
レイアウト生成部103は、ブロック数が1の場合、2の場合、3の場合、4の場合のそれぞれに対応するレイアウトパターンを予め有している。ブロック数が1の場合、選択可能なレイアウトパターンは1個、2の場合選択可能なレイアウトパターンは2個、3の場合選択可能なレイアウトパターンは8個、4の場合選択可能なレイアウトパターンは37個である。これら複数のレイアウトパターンの中から、当該レイアウトパターンに全ブロック302を適宜拡大/縮小して配置した場合、配置された全ブロック302の面積の合計が最大となるレイアウトパターンを最適レイアウトパターンとして選択する。
レイアウトパターンを選択した後、各ブロック302に対応するセル304の位置とサイズを計算して(ステップS202)、それぞれのブロック302を拡大縮小して対応するセル304に当て嵌める(S203)。なお、各レイアウトパターンの各セル304には予め順番情報が設定されており、ブロック302の順番情報とセル304の順番情報が対応するように、ブロック302のセル304への当て嵌めが行われる。
まず、ブロック数が1の場合を図6を参照して詳しく説明する。図6(a)、図6(b)は、一個のブロック302を画像表示領域301内に配置した場合の図である。一つのブロック302を画面に出来る限り大きく表示させるように配置するために、画像表示領域301に収まるように拡大/縮小する。すなわち、ブロック302の縦横比が画像表示領域301の縦横比より大きい場合、ブロック302の高さが画像表示領域301の高さ以内となるようにブロック302を拡大/縮小して、縦横比を保持するために横方向に同じ倍率で拡大/縮小する(図6(a))。一方、ブロック302の縦横比が画像表示領域301の縦横比より小さい場合、ブロック302の幅が画像表示領域301の幅以内となるように拡大/縮小して、縦横比を保持するために縦方向に同じ倍率で拡大/縮小する(図6(b))。
なお、ブロック302を分かり易く表示するために、ブロック302の縦横が同じ倍率としながら、ブロック302の周囲に余白が残るようブロック302の拡大/縮小を行うようにしてよい。
図5に戻り、第1のレイアウト選出法の説明を続ける。
ステップS201の判定に置いて、ブロック数Nは1でないと判定した場合(S201,No)、レイアウト生成部103はブロック数が2であるか否かを判定する(S204)。ブロック数Nが2であると判定した場合(S204、Yes)、レイアウト生成部103はブロック数が2の場合に用意されている2種類のレイアウトパターンから最適なレイアウトパターンを決定し、選択する(S205)。
図7に、ステップS205において選択対象となる2種類のレイアウトパターンを示す。図7(a)はバウンディングボックス303を水平方向に二分した2つのセル304が配置されたレイアウトパターンであり、図7(b)は、バウンディングボックス303を垂直方向に二分したセル304を有するレイアウトパターンである。いずれのレイアウトパターンにおいても、配置されるブロック302の順番は、画面表示領域301の左上から右下へ向かって進むように、各セル304の順番情報が定められている。図7中セル304内に示したローマ数字は、当該セル304の順番情報を示す。
なお、バウンディングボックス303の大きさ、縦横比、及び区分は、固定されたものではなく、そのバウンディングボックス303内に配置されるブロック302の縦横比、大きさによって変化する。
図7(a)(b)の上部分には、それぞれのレイアウトパターンに対応する二分木構造を示している。この二分木構造において、記号「H」は水平方向でバウンディングボックス303を分けることを示し、記号「V」が垂直方向にバウンディングボックス303を分けることを意味する。2ブロックの場合に、バウンディングボックス303の相対サイズが計算できれば、このバウンディングボックス303を前記の1ブロックの場合と同様に、画面に配置するサイズと位置が決められる。
さて、図7に示した2種類のレイアウトパターンからどちらを選び、また、第1のブロック302(順番情報は1、以下、ブロック302Aとする)と第2のブロック302(順番情報は2,以下、ブロック302Bとする)の位置とサイズをどのように決めるかを図8を参照しながら詳しく説明する。
まず、ブロック302Aとブロック302Bを囲む2種類のバウンディングボックス303の相対サイズを計算する。これらのバウンディングボックス303を1ブロックとして画面に配置するため、画面のサイズを合わせて、配置するサイズを決める。
次に、それぞれのレイアウトパターンにおける面積占有率(ブロック302Aとブロック302Bの面積を画像表示領域301の面積で割った値)を比べて、より大きい面積占有率を有するレイアウトパターンを最適レイアウトパターンとして選択する。
さらに、それぞれのブロック302A、302Bを配置するセルの位置とサイズを計算する(S202)。最後に、ブロック302Aとブロック302Bを拡大/縮小して、それぞれの対応セルに当て嵌める(S203)。
さて、複数のブロック302の面積占有率Sは一般に下式で計算される。
Figure 2008301264
上記式において、Nはブロック数を示し、Aは順位情報i番のブロック302の相対面積を示し、apageは画像表示領域301の縦横比を示し、aroot、Arootはそれぞれルートバウンディングボックスの縦横比と相対面積を示す。
図8に2つのブロック302A、302Bについて最適レイアウトを選択する場合の計算例を示す。図8(a)は、ブロック302A、ブロック302Bの縦横比、相対面積を示し、図8(b)は、図7(a)のレイアウトパターンでブロック302A、ブロック302Bが配置された場合の例を示し、図8(c)は、図7(b)のレイアウトパターンでブロック302A、ブロック302Bが配置された場合の例を示している。
図8に示す例では、ブロック302Aの縦横比a=1/3、相対面積A=1/3、ブロック302Bの縦横比a=1、相対面積A=2/5、画像表示領域301の縦横比apage=3/2,面積w×h=300×200である。図8(a)、図8(b)の二つのレイアウトパターンについて別々に面積占有率Sを計算する。
まず、図7(a)のレイアウトパターンを用いてブロック302A、302Bを配置した場合について、以下のように面積占有率Sを計算する。
まず、ブロック302Aとブロック30Bを囲むバウンディングボックス303の相対幅w12、相対高さh12、縦横比a12、及び相対面積A12を以下の計算によって算出する。
Figure 2008301264
そして、ブロック302A、及びブロック302Bの面積占有率S(以下、区別のために面積占有率SVと呼ぶ)は以下のように計算される。
Figure 2008301264
一方、図7(b)のレイアウトパターンを用いてブロック302A,302Bを配置する場合のバウンディングボックス303について、その相対幅w12、相対高さh12、縦横比a12、及び相対面積A12は以下のように計算される。
Figure 2008301264
上記の計算結果に従い、図8(b)のレイアウトパターンにおける二つのブロック302A、302Bが占有する相対面積の比率、すなわち面積占有率S(以下、区別のために面積占有率SNHと呼ぶ)は以下のように計算される。
Figure 2008301264
これらの計算結果より、図7(a)に示すレイアウトパターンを用いた場合の面積占有率SNV=0.48889は、図7(b)に示すレイアウトパターンを用いた場合の面積占有率SNH=0.27518より大きいことが判定できる。すなわち、二つのブロック302A,302Bを縦に並べるレイアウトパターンを用いた場合の面積占有率Sが大きいため、S205においてレイアウト生成部103は図7(a)のレイアウトパターンを最適レイアウトパターンとして選ぶこととなる。

次に、バウンディングボックス303の縦横比a12
Figure 2008301264
である。
一方、画像表示領域301の縦横比は、300/200=1.5であり、バウンディングボックス303の縦横比は、画像表示領域301の縦横比より小さい。従、図5(b)のケースのように、バウンディングボックス303の幅を画像表示領域301の幅(=200)に合わせるように決定する。
また、バウンディングボックス303を構成するセル303とセル303の高さの比率は下記式により定まる。
Figure 2008301264
この比率に従ってバウンディングボックス303をセル303とセル303に分ける。セル303とセル303の幅はそれぞれ画像表示領域301の幅をとり、それぞれの高さは下記式のように
Figure 2008301264
となる(図8(a)参照)。
また、画面に表示されるブロック302を互いに区別し易くするために、ブロック302の周囲に余白を設けるようにする。上述の例では、ブロック302の幅と高さが対応するセル幅と高さの、例えば、98%までになるように拡大/縮小を行う。この例では、ブロック302Aの(幅, 高さ)とブロック302Bの(幅, 高さ)はそれぞれ(196, 65)と(124, 124)になる。
なお、縦並べのレイアウトパターンで配置された場合との比較のため、図8(c)に、横並べのレイアウトパターンで配置された場合を示した。図8(c)の横並べのレイアウトパターンに比べて、最適レイアウトパターンとして選択された縦並べのレイアウトパターンはブロック302A、及び302Bが大きく表示されることが一目でわかる。
最後に、レイアウト生成部103は、ブロック302A、302Bをそれぞれ上記のサイズまで拡大/縮小して、ブロックの配置位置(例えば、ブロックの中心と、セルの中心とが一致する位置)を決定する。これにより、各ブロックの大きさ、及び配置位置が決定し、レイアウト生成部103は、各ブロックの大きさ、及び配置位置をレイアウトデータとして出力する。
図5に戻り、第1のレイアウト選出法の説明を続ける。
ステップS204においてブロック数Nが2でなかった場合(S204,No)、レイアウト生成部103はブロック数Nが3であるか否かを判定する(S206)。ブロック数Nが3であると判定した場合(S206、Yes)、レイアウト生成部103はブロック数が3の場合に用意されている8種類のレイアウトパターンから最適なレイアウトパターンを決定し、選択する(S207)。
図9は、ブロック数が3の場合に用意されている8種類のレイアウトパターン(a)〜(h)を示している。
これらのレイアウトパターンから、画面の面積占有率Sを最大にすることを条件として、最適レイアウトパターンを選択するために、それぞれのレイアウトパターンを二つの二分木構造に分解し、前記2個のブロック302の計算と同じ方法で、各ブロック302の配置位置とサイズを決めることができる。
図10に図9(a)に示したレイアウトパターンにおける例を示す。
例えば、図9(a)に示したレイアウトパターンでは、図10に示すように、ブロック302とブロック302を有する水平分割の二分木B(901)と、二分木B(901)に相当するノードIIとブロック302を持つ垂直分割二分木A(902)から構成される。二分木A(902)と二分木B(901)は、それぞれに図7(a)、図7(b)のレイアウトパターンに対応する。
ブロック302とブロック302を用いて、二分木B(901)に対応するバウンディングボックス303の相対サイズを計算する。続いて、ブロック302と二分木B(901)に対応するバウンディングボックス303を用いて、二分木A(901)のバウンディングボックスの相対サイズを計算する。その後バウンディングボックス303の相対サイズに基づいて、各ブロックの画面に置かれた場合の大きさを計算し、各ブロックの大きさに基づいてそのレイアウトパターンにおける面積占有率Sを算出する。
以下、レイアウト生成部103は、図9(b)〜図9(h)に示す他のレイアウトパターンのそれぞれについて、同様に面積占有率Sを計算して、一番大きい面積占有率Sを有するレイアウトパターンを最適レイアウトパターンとして選択する(S207)。
最後に、選択したレイアウトパターンにおけるそれぞれのセル304の位置とサイズを計算し(S202)、各ブロック302を拡大/縮小して相応位置に当て嵌めるように、各ブロックの大きさ及び配置位置を決定して出力する(S203)。
例えば、前記図9(a)のレイアウトレイアウトパターンが、最大の面積占有率Sをゆうするものとして選ばれたとすると、レイアウト生成部103は、画像表示領域301のサイズに合わせて、二分木Aに対応するバウンディングボックス303の実際サイズを決める。そして、ブロック302とノードBの実際サイズを決める。さらに、ブロック302とブロック302の実際サイズを決める。
図4に戻り、第1のレイアウト選出法の説明を続ける。
ステップS206においてブロック数が3でなかった場合(S206,No)、レイアウト生成部103はブロック数が4の場合に用意されている37種類のレイアウトパターンから最適なレイアウトパターンを決定し、選択する(S208)。ブロック数が4の場合、ブロックの既定順番を考慮した37種類のレイアウトパターンを図10に示す。これらのレイアウトパターンから、レイアウト生成部103は、画像表示領域301の面積占有率Sを最大にするレイアウトパターンを最適レイアウトとして選出する。より具体的には、前述のブロック数Nが3の場合と同様に、それぞれのレイアウトパターンを三つの二分木構造に分解し、前記2個のブロックにおける計算と同様の方法で、各二分木構造に対応するバウンディングボックス303の大きさの決定、ブロック302の配置する位置及びサイズを決定し、各レイアウトパターンにおける面積占有率Sを計算し、最大の面積占有率Sを有するレイアウトパターンを最適レイアウトパターンとして選択する。
図12に、図11に示すレイアウトパターンの一つについて面積占有率Sを算出する手法の例を示す。
図12(a)は、図11の左上隅に掲げたレイアウトパターンである。このレイアウトパターンは、図12(b)の二分木構造に相当する。図12(b)に示す二分木構造は、図11(c)のように、上から下への順番で二分木A、二分木B、二分木Cの三つのに分木構造に分解される。
次に、ブロックI〜IVを用いて、各二分木A〜Cに対応するバウンディングボックス303の相対サイズを計算する。二分木Aに対応するバウンディングボックス303の計算は、ノードIIの相対サイズに依存する。また、二分木Bに対応するバウンディングボックス303の計算は、ノードIIIの相対サイズに依存する。この様に、二分木C、二分木B、二分木Aの順番でそれぞれの相対サイズを決める。
さらに、レイアウト生成部103は、画像表示領域301の実際のサイズを用いて、上記バウンディングボックス303の実際サイズ、そしてブロック302の配置する実際サイズを計算する。二分木A(に対応するバウンディングボックス303)は、画像表示領域301のサイズに合わせて自分の実際サイズを決める。ノードBとブロックIVは二分木Aに対応するバウンディングボックス303の実際サイズに合わせて、それぞれの実際サイズを決める。ノードCとブロックIは二分木Bに対応するバウンディングボックス303の実際サイズに合わせて、それぞれの実際サイズを決める。ブロックIIとブロックIIIは二分木Cに対応するバウンディングボックス303の実際サイズに合わせて、それぞれの実際サイズを決める。この様に、(ブロックIV, ノードB)組、(ブロックI, ノードC)組、(ブロックII, ブロックIII)組という順番で、それぞれの実際サイズを計算する。
ブロックの位置と実際サイズが決めたら、ブロックI〜IVをそれぞれの実際サイズまで拡大/縮小して、対応するセル304に当て嵌める(S203)。
以上で、第1のレイアウト選定法(図5)の説明を終了する。
図3に戻り、レイアウト生成部103の動作例の説明を続ける。
ステップS102において、レイアウト生成部103はブロック数Nが所定数Mを超えると判定した場合(S102,Yes)、レイアウト生成部103はレイアウト対象であるN個のブロック302を面積の降順に配列する(S105)。次に、面積が大きい上位M個のブロック302を選択する(S106)。このM個のブロック302について、前述の第1のレイアウト選定法によりこれらM個のブロック302のレイアウトパターン及び各ブロックの配置位置及びサイズを決定する(S107)。
次に、残ったブロック302のうち最大の面積を有するブロック302(残余最大ブロックと呼ぶ)を選択する(S108)。選択した残余最大ブロック302と、直前のステップS107において各ブロックの配置位置及びサイズを決定されたブロック302について、後述する第2のレイアウト選出法を実行する(S109)。
次に、第2のレイアウト選出法(S109)について詳しく説明する。
第1のレイアウト選出法では、ブロック数の増加に従い、選択可能なレイアウトパターン数、使用メモリや計算時間が急増し、レイアウトパターンからの最適レイアウトパターンの全探索が難しくなる。そこで、第2のレイアウト選出法は、K(4<K<N、Nは全ブロック数)個のブロック302の最適レイアウトパターンに基づいて、(K+1)個のブロックの最適レイアウトパターンを求める手法である。
具体的には、ブロック302を一つずつ決定済のレイアウトパターンに追加する。どの部分に追加のブロックを嵌め込むかで複数のレイアウトパターンが生成可能であり、生成された複数のレイアウトパターンから最適レイアウトを選出する。
ブロック302の追加により生成されたレイアウトパターン数は、ブロック数Kに正比例する。K個のブロックのレイアウトパターンに対応する全二分木のノード数は(2K−1)個である。それぞれのノードは、垂直方向及び水平方向の2つのパターンに二分することができる。従、K個のブロック302に1個のブロック302を追加して得られるレイアウトパターンは、2×(2Kー1)個となる。
図13はK個(K≧4)個のブロック302のレイアウトから(K+1)個のブロック302のレイアウトパターンを生成し、その中から最適レイアウトパターンを選出する、第2のレイアウト選出法の一例を示すフローチャートである。
第2のレイアウト選出法の実行を開始したレイアウト生成部103は、まず、基本データの取得を行う(S301)。ここに言う基本データは、K個のブロック302、302、…302について生成されたレイアウトパターンの二分木Y、二分木Yのノード列N、N、…N(2K−1)、追加しようとする残余最大ブロック302(K+1)の縦横比、相対面積である。
次に、レイアウト生成部103は、カウント用の変数「i」に値1をセットする(S302)。これは、ブロック302(K+1)を用いて(2K−1)個のノードを二分するためのループのための処理で、その他の方法であってももちろん構わない。
次に、レイアウト生成部103は、i番目のノードNに対応するバウンディングボックス303内に残余最大ブロック302(K+1)を縦に並べるレイアウトパターンを生成し(S303)、続いてそのレイアウトパターンについて後述する目標関数値Sivを算出する(S304)。
次に、レイアウト生成部103は、このi番目のノードNに対応するバウンディングボックス303内に残余最大ブロック302(K+1)を横に並べるレイアウトパターンを生成し(S305)、続いてそのレイアウトパターンについて後述する目標関数値Sihを算出する(S306)。
ここで4個のブロックI〜ブロックIVの決定済レイアウトパターンYに1個のブロック302を追加する場合を一例としてあげる。4個のブロック302に対応した二分木Yのノード数Nは2*4-1 =7個であり、ブロックVを追加する場合には、2*7=14種類のレイアウトパターンが最適レイアウトパターンの候補となる。
図14は二分木Yのノードを二分する方法を示す。図14(a)の左側は、4ブロックのレイアウトパターン1301と、これに対応した二分木Yの二分木構造1302を示している。二分木構造1302中に記号「●」をつけたノードに対応するセル304Xを水平方向及び縦方向に二分して一つの新しいセルを追加することにより、2つのレイアウトパターン1303、1304が得られる。
図14(b)は、二分木Yの内部ノードを垂直/水平方向に二分して、ブロックVを追加する場合を示す。図13(b)の左側は、4個のブロック302のレイアウトパターン1301と、これに対応した二分木Yの二分木構造1302を示している。二分木構造1302中に記号「●」をつけたノードに対応するバウンディングボックス303Yを水平方向及び縦方向に二分して一つの新しいセルを追加することにより、2つのレイアウトパターン1305、1306が得られる。
ここで、説明したいのは、二分木に対応するレイアウトパターンが画面で表示されるが、セル304の実際のサイズを示すわけではない。また、どのノードを二分しても、他のノードに実際の画面上のサイズに影響を及ぼす。一つのブロック302を追加することで、ルートバウンディングボックスから全てのセル304/ブロック302までのサイズが変わる。
また、実際のセル304,ブロック302のサイズの計算について、前述4個のブロックの方法と同じように、二分木の葉(ノード)から、ルートまで順次に、バウンディングボックス/セルの相対サイズを計算する。さらに、画像表示領域301のサイズに合わせて、バウンディングボックス303/セル304の実際のサイズを決める。最後に、各レイアウトパターンの面積占有率Sを求め、最終的に目標関数値TSiv、TSihを計算する。
ここで、上記の目標関数値TSiv、TSih(以下、TSiv、TSihの両者を総括して「TS」と表記する)の算出方法につて説明する。
目標関数値を以下のように定める
Figure 2008301264
この目標関数値は、以下の式で計算する。
Figure 2008301264
上記の式に置いて面積占有率Sは前述の方法で計算する。また、順番調整係数χは以下の式により定まる。
Figure 2008301264

上記式中、K(但し、K>4)はレイアウトされたブロック数であり、αは任意の係数である。また、順番適応度r(nは、K≧n≧1を満たす整数)は以下のように求められる。
ブロック302の既定順番を画面上の左上から右下への順番で表す。レイアウトパターン中に配置されたブロック302の順番情報に従って、先の番号を有するブロック302から後の番号を有するブロック302へ、対応するセル304の左上角から左上角へ向かうベクトルを引き、このベクトルの方向を順番適応度rで表す。順番適応度rは以下の式により定義される。
Figure 2008301264

上記式において、(X、Y)は先の番号のブロック302に対応するセル304の左上角の座標(画面の左上角が原点とする)であり、(X、Y)は後の番号のブロック302に対応するセル304の左上角の座標である。
図15は、順番適応度rの値とベクトルの方向を示す図である。図14に示すように、左向きと上向きベクトルに対して、順番適応度rはそれぞれ値-0.5を取る。左上向きベクトルに対して、順番適応度rは値-1.0を取る。その他の方向に対して、順番適応度rは値0.0を取る。但し、上記の定義方法はあくまでベクトルに点数をつける一つの例である。その他の点数をつける方法であっても、画像表示領域301における各ブロック302の配列がブロック302の順番情報に合致する程度を反映できる方法であれば、本発明の範囲内である。
また、係数αは、ブロック302に付与された順番情報の重要性を調整するための要素である。例えば係数α=1.0と設定する。ここで、図16(a)に示すように6個のブロック302が配置されたものとする。なお、各ブロック302内に示されたローマ数字はそのブロック302の順番情報である。図16(a)のレイアウトパターンにおける順番適応度rnを求めるためのベクトルは図15(c)に示すようになる。このとき、順番調整係数χは以下の値を取る。
Figure 2008301264
図16(a)のブロック配置では、ブロック302の順番が左上から右下に従い配置されているため、順番調整係数χは1.0となり、その結果目標関数値TSは画面の面積占有率Sと同じ値となる。一方、図16(b)のレイアウトパターンに対して、6個のブロック302が配置されたものとする。なお、各ブロック302内に示されたローマ数字はそのブロック302の順番情報である。図15(b)のレイアウトパターンにおける順番適応度rnを求めるためのベクトルは図15(d)に示すようになる。このとき、順番調整係数χは以下の値を取る。
Figure 2008301264
図16(b)のレイアウトパターンにおいて、ブロックVは、左上から右下へ向かう順番に違反して配置されているため、順番調整計数χの値は、左上から右下へ向かう順番に適した配列がなされている図16(a)の順番調整計数χに比べて小さな値となり、目標関数値TSの値は画面の面積占有率Sの92%となる。図16(a)と図16(b)の面積占有率Sが同じであるとすれば、図16(a)の目標関数値TSがより大きいことになり、最適レイアウトパターンとして図16(a)に示されたレイアウトパターンが選択される。
なお、最適レイアウトパターンの選択においてブロック302の配列順番の重要性をもっと増やすためには係数αの値を大きく取る。逆に、ブロック302の配列順番の重要性をより低く評価する(面積占有率Sをより重視する)場合、係数αを小さな値(例えば1未満)にすればよい。
以上で、目標関数値TSの算出方法の説明を終了する。
再び図13に戻り、第2のレイアウト選出法の説明を続ける。
ステップS303〜ステップS306によって、目標関数値TSiv、TSihを算出したレイアウト生成部103は、カウンタ値iを+1インクリメントする(S307)。次に、レイアウト生成部103は、インクリメントされたカウンタ値iがレイアウトパターンの二分木Yのノード数(2K−1)を超えたか否かを判定する(S308)。
カウンタ値iがレイアウトパターンの二分木Yのノード数(2K−1)を超えていないと判定した場合(S308,No)は、レイアウト生成部103は、ステップ303に戻り、次のノードに対応するバウンディングボックス303について、縦に分割して残余最大ブロック302を追加した場合の目標関数値TSiv、及び横に分割して残余最大ブロック302を追加した場合の目標関数値TSihを算出する(S303〜S306)。以下、カウンタ値iがノード数(2K−1)を超えるまで、すなわち、二分木Yの全てのノードN1、N2、…、N(2k−1)に対応するバウンディングボックス303について縦に分割して残余最大ブロック302を追加した場合の目標関数値TS1v、TS2v、…、TS(2k−1)vと、横に分割して残余最大ブロック302を追加した場合の目標関数値TS1h、TS2h、…、TS(2k−1)hとを算出する。
一方、カウンタ値iがレイアウトパターンの二分木Yのノード数(2K−1)を超えたと判定した場合(S308,Yes)は、レイアウト生成部103は、目標関数値TS1v、TS2v、…、TS(2k−1)v、及び目標関数値TS1h、TS2h、…、TS(2k−1)hのうち最大の値である最大目標関数値TSmaxを抽出する(S309)。最大目標関数値TSmaxに対応する態様で残余最大ブロック302が追加されたレイアウトパターンが、(K+1)このブロックを画面に配置したときの最適レイアウトパターンである。
最後に、上記最大目標関数値Smaxに対応するレイアウトパターン(若しくは当該パターンに対応する二分木構造Y(K+1))を出力する(S310)。
以上で、K個のブロック302が配置された最適レイアウトパターンに追加のブロック302(K+1)を追加した場合の最適レイアウトパターンを選出する場合の、第2のレイアウト選出法が終了する。
図4に戻り、レイアウト生成部103の動作例の説明を続ける。
第2のレイアウト選出法の実行(S109)を終了すると、レイアウト生成部103は全てのブロック302について第2のレイアウト選出法を実行したか否かを判定する(S110)。全てのブロック302について第2のレイアウト選出法を実行していないと判定した場合(S110,No)、レイアウト生成部103はステップS108に戻り、次の残余最大ブロック302を追加して、第2のレイアウト選出法を実行し(S109)、最適レイアウトパターンを求める。
一方、全てのブロック302について第2のレイアウト選出法を実行したと判定した場合(S110,Yes)、レイアウト生成部103は、直前の第2のレイアウト選出法で取得したレイアウトパターンをグラフィック・ボード90に出力する。
[まとめ]
本発明によれば、映像などから抽出した複数の順番ある矩形ブロック(例えば映像のセイリエント部分)を画面に大きく表示するためのレイアウト方法として、ブロック数がM個(例えばM=4)以下の時に全探索方法で、且つブロック数がM以上の時に累積方法で、画面レイアウト結果を求め、上記の全探索方法や累積方法において、ブロックの順番が画面左上から画面右下への順番で反映することができる。
本発明は主に以下の三つの特徴がある。1、ブロック数がM(例えばM=4)以下の場合、時間順を考慮した候補レイアウト類を例挙して、面積占有率最大を条件として画面レイアウトを選択する。2、ブロック数がM以上の場合、候補レイアウト類選択する全探索方法とブロックを一つずつ追加する累積方法を使え分けて、全体最適レイアウトに近い結果が得られる。3、ブロックの順番が画面上の左上から右下への順番で反映される。
画像ブロックレイアウトシステムの構成例を示すブロック図 画像ブロックレイアウト生成装置の構成例を示す機能ブロック図 出力装置に表示される画面例を示す図 画像ブロックレイアウト生成装置の動作例を示すフローチャート 第1のレイアウト選出法の例を示すフローチャート ブロック数が1の場合のレイアウト例を示す図 ブロック数が2の場合のレイアウトパターン例を示す図 ブロック数が2の場合の計算例を示す図 ブロック数が3の場合のレイアウトパターン例を示す図 ブロック数が3の場合の計算例を示す図 ブロック数が4の場合のレイアウトパターン例を示す 図11に示すレイアウトパターンの一つについて面積占有率を算出する手法の例を示す図 第2のレイアウト選出法の一例を示すフローチャート 二分木Yのノードを二分する方法を示す図 順番適応度の値とベクトルの方向を示す図 係数αの計算例及びその効果の例を示す図
符号の説明
1 … 画像ブロックレイアウトシステム
10 … 画像ブロックレイアウト装置
20 … 記憶装置
30 … 出力装置
101 … 序列データ生成部
102 … ブロック生成部
103 … レイアウト生成部

Claims (7)

  1. それぞれに順番が定められている複数の画像ブロックを一画面内に表示させる画像ブロックレイアウト方法であって、
    一画面内に表示させる画像ブロック数と同数のセルを有するレイアウトパターンであって、予め所定の順番が定められたセルを前記ブロック数と同数個有する、複数のレイアウトパターンを取得するステップと、
    画像ブロックの順番とその画像ブロックを格納するセルの順番が一致するように、画像ブロックをレイアウトパターンに従って配置した場合、前記レイアウトパターンのそれぞれについてその面積占有率を計算し、面積占有率が最大であるレイアウトパターンを選出するステップと
    を有することを特徴とする画像ブロックレイアウト方法。
  2. それぞれに順番が定められている複数の画像ブロックを一画面内に表示させる画像ブロックレイアウト方法であって、
    前記複数の画像ブロックをサイズの大きさの順に順位を決めるステップと、
    前記順位において上位M個の画像ブロックについて、請求項1に記載の方法を用いて最適レイアウトパターンを決めるステップと、
    前記複数の画像ブロックのうち残余のもので最も順位の高い残余最大ブロックを前記最適レイアウトパターンに追加して得られる複数のレイアウトパターンについて、目標関数値を算出し、目標関数値の最も大きいレイアウトパターンを最適レイアウトパターンとして選択するステップと、
    前記画像ブロックの全てが追加されるまで、前記目標関数値の最も大きいレイアウトパターンを最適レイアウトパターンとして選択するステップを繰り返すステップと
    を有することを特徴とする画像ブロックレイアウト方法。
  3. 一画面内に表示させる画像ブロック数に応じて、画像ブロックを所定の規則に従って順番に並べることができるレイアウトパターンが事前に定められていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の画像ブロックレイアウト方法。
  4. 前記目標関数値は、画像ブロックの順番と、予め定めた画像ブロックを画面上に配置する基準とが一致する程度を表す数値である順番調整係数に、前記画像ブロックに関する面積占有率を乗じた値であることを特徴と有する、請求項2又は請求項3に記載された画像ブロックレイアウト方法。
  5. ある順位を有する画像ブロックを格納するセルにより定まる座標から、その次順位の画像ブロックを格納するセルにより定まる座標へ向かうベクトルを定め、そのベクトルの方向に従って定まる点数を、一画面中に表示される全画像ブロックについて定まるベクトルのそれぞれについて定め、前記点数の総計に基づいて前記調整係数を算出することを特徴と有する請求項4に記載の画像ブロックレイアウト方法。
  6. 画像ブロックの元となる画像データを記憶した記憶手段と、前記記憶手段に接続された画像ブロックレイアウト生成手段と、前記画像ブロックレイアウト生成手段に接続された出力手段とを有する、画像ブロックレイアウトシステムであって、
    前記画像ブロックレイアウト生成手段は、一画面内に表示させる画像ブロック数と同数のセルを有するレイアウトパターンであって、予め所定の順番が定められたセルを前記ブロック数と同数個有する、複数のレイアウトパターンを予め記憶しており、
    画像ブロックの順番とその画像ブロックを格納するセルの順番が一致するように、画像ブロックをレイアウトパターンに従って配置した場合、前記レイアウトパターンのそれぞれについてその面積占有率を計算し、面積占有率が最大であるレイアウトパターンを選出し、
    前記レイアウトパターンに前記画像ブロックを当て嵌めて生成される画像データを出力装置に表示させる
    ことを特徴とする画像ブロックレイアウトシステム。
  7. 前記画像ブロックレイアウト生成手段は、前記複数の画像ブロックをサイズの大きさの順に順位を決め、前記順位において上位M個の画像ブロックについて、請求項1に記載の方法を用いて最適レイアウトパターンを決め、
    前記複数の画像ブロックのうち残余のもので最も順位の高い残余最大ブロックを前記最適レイアウトパターンに追加して得られる複数のレイアウトパターンについて、目標関数値を算出し、目標関数値の最も大きいレイアウトパターンを最適レイアウトパターンとして選択し、
    前記画像ブロックの全てが追加されるまで、前記目標関数値の最も大きいレイアウトパターンを最適レイアウトパターンとして選択することを繰り返す
    ことを特徴とする画像ブロックレイアウトシステム。
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