JP2008294499A - リモコン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 1枚の印刷銘版で2つのリモコンモードを設けることができ、ユーザーが操作を簡単にできて、しかも、印刷銘版を取り付け取り外し可能とすることができて、掃除を容易に行なうことができるリモコン装置を提供する。
【解決手段】 リモコン本体の上ケース2の表面に、表裏異なるコード1用とコード2用の表示が印刷された印刷銘版5が取り付け取り外し可能に配置され、上ケース2の裏面側に印刷銘版5の複数のボタン挿入穴5bに出入りされる複数のボタン4aを有するラバー4が配置され、ラバー4の下側にはラバー4のボタン4aが押されたときにボタン4aの下端のカーボン接点が接触する複数のパターン9が形成された基板3が配置され、ラバー4にはコード1とコード2を切り換えるための切換スイッチ6が設けられ、印刷銘版5の一方側にラバー4に設けられた切換スイッチ6が出入りする小穴5aが形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 リモコン本体の上ケース2の表面に、表裏異なるコード1用とコード2用の表示が印刷された印刷銘版5が取り付け取り外し可能に配置され、上ケース2の裏面側に印刷銘版5の複数のボタン挿入穴5bに出入りされる複数のボタン4aを有するラバー4が配置され、ラバー4の下側にはラバー4のボタン4aが押されたときにボタン4aの下端のカーボン接点が接触する複数のパターン9が形成された基板3が配置され、ラバー4にはコード1とコード2を切り換えるための切換スイッチ6が設けられ、印刷銘版5の一方側にラバー4に設けられた切換スイッチ6が出入りする小穴5aが形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、DVDとVCR等の複合機器を操作するためのリモコンコードが2種類あるリモコン装置に関するものである。
DVDとVCR等の複合機器において、同じフォーマットでリモコンコードが2種類ある場合に、機器本体とリモコン装置のモードに食い違いが出るために、機器本体が動作しなくなるという問題があった。
第1の従来技術を図3(a)(b)に示す。この従来のリモコン送信器と同送信器用バックアップボードは、図3(a)(b)に示すように、ケーシング本体111の一側部にボード挿脱口111aを有し、内部にIC基板が装着され、そのスイッチ操作面の一部に2枚の透明フィルムからなり透明なスイッチ回路を有するタッチパネル112を固設してなるリモコン送信器101のボード挿脱口111aに、剛性板材からなり、周辺部に表裏識別部122を有すると共に、表裏面に機能操作用のキーナンバーや絵文字等の機能表示がなされ、タッチパネル112の押圧によるスイッチ操作時にタッチパネルを裏面から支持する各機種に対応して用意された複数から選択された所要のバックアップボード120を挿入して、所望の機種に対応して送信操作を行う。(例えば、特許文献1参照)。
ところが、これにおいては、各機種に対応して複数のバックアップボード120を必要とするためにコスト高になるという問題があった。
第2の従来技術を図4(a)(b)に示す。この従来のリモコン送信機は、図4(a)(b)に示すように、リモコン送信機201の表面202と裏面203の両面にそれぞれボタンスイッチ群204、205を設ける。このように本体の両面にボタンスイッチ群を設けることによって小型に保ちつつボタンスイッチの数を増やすことができる。さらに、内部に重力センサ206を設けてリモコン送信機201の上下位置関係を検出し、上になっている面のボタンスイッチのみ有効にし、下になっている面のボタンスイッチのオン/オフを無視するようにする。これにより、従来どおり手で握って操作した場合でも手で握られる下面のボタンスイッチのオン/オフは無視されるためこれを考慮することなく手で握ることができ、また、テーブル等に置いた場合に突起物に当たって下面のボタンスイッチがオンしても誤ったコードが送信されることがない。(例えば、特許文献2参照)。
ところが、これにおいては、リモコン送信機201の上下の面にボタンスイッチを設けているものである。また、リモコン送信機201の内部に重力センサ206を設けなくてはならないという問題があった。
第3の従来技術を図6に示す。この従来の入力装置は、図6に示すように、表面及び裏面に夫々操作キー301a及び301bを配したコマンダにおいて、表裏検出手段302を設け、この表裏検出手段302により検出した面の操作キーだけを使用できるようにしたものである。(例えば、特許文献3参照)。
ところが、これにおいては、表面及び裏面に夫々操作キー301a及び301bを設けなくてはならないという問題があり、更に、表裏検出手段302を設けなくてはならないという問題があった。
特開平9−271082号公報
特開平9−233576号公報
特開平6−89634号公報
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、1枚の印刷銘版で2つのリモコンモードを設けることができ、ユーザーが操作を簡単にできると共にコストダウンを図れ、しかも、印刷銘版を取り付け取り外し可能とすることができて、掃除を容易に行なうことができるリモコン装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記載の発明は、DVDとVCR等の複合機器を操作するためのリモコンコードが2種類あるリモコン装置において、リモコン本体の上ケースの表面に、表裏異なるコード1用とコード2用の表示が印刷された印刷銘版が取り付け取り外し可能に配置され、前記上ケースの裏面側には前記印刷銘版に形成された複数のボタン挿入穴に出入りされる複数のボタンを有するラバーが配置され、前記ラバーの下側には前記ラバーのボタンが押されたときにこのボタンの下端のカーボン接点が接触する複数のパターンが形成された基板が配置されており、前記ラバーにはコード1とコード2を切り換えるための切換スイッチが設けられ、前記印刷銘版の一方側に前記ラバーに設けられた切換スイッチが出入りする小穴が形成されており、前記印刷銘版の表面が表向きになるように前記上ケースに配置された際には、前記印刷銘版の小穴に前記ラバーの切換スイッチが挿入されてこの切換スイッチの下端のカーボン接点が前記基板に設けられたパターンに接触しないOFF状態のときに前記基板上のマイコン内部でコード1に切換えられ、前記印刷銘版の裏面が表向きになるように前記上ケースに配置された際には、前記ラバーの切換スイッチの上端が前記印刷銘版に当接して下向きに押されて前記切換スイッチの下端のカーボン接点が前記基板に設けられたパターンに接触してON状態のときに前記基板上のマイコン内部でコード2に切換えられるように構成したことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記印刷銘版のコード1側の表面が黒く印刷されてその表示文字が白く表示され、前記印刷銘版のコード2側の裏面が白く印刷されてその表示文字が黒く表示されていて、前記印刷銘版のコード1側の表面の表示とコード2側の裏面の表示を異なる配色にしたものである。
請求項1に記載の発明によれば、印刷銘版の表面が表向きになるように上ケースに配置された際には、印刷銘版の小穴にラバーの切換スイッチが挿入されて切換スイッチの下端のカーボン接点が基板のパターンに接触しないOFF状態のときに基板上のマイコン内部でコード1に切換えられ、印刷銘版の裏面が表向きになるように上ケースに配置された際には、ラバーの切換スイッチの上端が印刷銘版に当接して下向きに押されて切換スイッチの下端のカーボン接点が基板のパターンに接触してON状態のときに基板上のマイコン内部でコード2に切替えられるように構成したから、1枚の印刷銘版で2つのリモコンコードを設けることができ、ユーザーが操作を簡単に行うことができると共にコストダウンを図ることができる。更に、印刷銘版を上ケースに対して取り付け取り外し可能とすることができて、リモコン装置の掃除を容易に行なうことができる。
請求項2に記載の発明によれば、印刷銘版のコード1側の表面が黒く印刷されてその表示文字が白く表示され、印刷銘版のコード2側の裏面が白く印刷されてその表示文字が黒く表示されているから、印刷銘版を裏表変えるだけでその印刷銘版の現在のモードがコード1かコード2をユーザーが見た目でわかるために、操作性を良くすることができる。
以下、本発明に係るリモコン装置の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施形態のリモコン装置を示し、(a)はモード1の場合の断面図、(b)はモード2の場合の断面図、(c)はモード1用の表示が印刷された印刷銘版の表面を示す平面図、(d)はモード2用の表示が印刷された同印刷銘版の裏面を示す平面図、図2はリモコン装置の基板上の回路を示す回路図である。
本実施形態のリモコン装置は、図1(a)(b)に示すように、下ケース1と上ケース2内に基板3と複数のボタン4aを有するラバー4とが配置され、上ケースの上面に印刷銘版5が取り付け取り外し可能に配置されている。ラバー4には切換スイッチ6がその一方側に設けられ、印刷銘版5の一方側に切換スイッチ6が出入りする小穴5aが形成されており、更に、この印刷銘版5にはラバー4の複数のボタン4aに対応する箇所に複数のボタン挿入穴5bが形成されている。印刷銘版5のコード1側の表面は表面が黒く印刷されてその表示文字が白く表示され、コード2側の裏面が白く印刷されてその表示文字が黒く表示されている。図1(c)に示すように、印刷銘版5の小穴5aは、コード1側の表面の図にて上側の右側に形成され、図1(d)に示すように、コード2側の裏面の図にて左側に形成された状態となる。
図1(a)(c)に示すように、印刷銘版5をコード1側の表面が上向きになるようにして上ケース2の上面に配置すると、小穴5aと切換スイッチ6の位置が一致して小穴5a内に切換スイッチ6が入り込み、切換スイッチ6の下端のカーボン接点(図示略)が基板3に設けられたパターン7(図2参照)に接触しないOFF状態となり、基板3上のマイコン8(図2参照)の内部でコード1に切換られる。また、図1(b)(d)に示すように、印刷銘版5をコード2側の裏面が上向きになるようにして上ケース2の上面に配置すると、小穴5aと切換スイッチ6の位置が一致せずに、切換スイッチ6の上端が印刷銘版5の下面に当接して下向きに押されて切換スイッチ6の下端のカーボン接点(図示略)が基板3に設けられたパターン7(図2参照)に接触してON状態のときに基板3上のマイコン8(図2参照)の内部でコード2に切換られるようになっている。尚、本実施形態では、上ケース2にも複数のボタン挿入穴が形成されたものを図示している。図2に示すように、基板3の表面には、切換スイッチ用のパターン7と複数のボタン用のパターン9が形成され、切換スイッチ用のパターン7はマイコン8に接続されている。尚、図2において、符号10は電源、符号11は発光ダイオード、符号12はトランジスタ、符号13はコンデンサ、符号14は発振子を示している。
従って、本実施形態によれば、1枚の印刷銘版5で2つのリモコンコードを設けることができ、ユーザーが操作を簡単に行うことができると共にコストダウンを図ることができる。更に、印刷銘版5を上ケース2に対して取り付け取り外し可能とすることができて、リモコン装置の掃除を容易に行なうことができる。更に、印刷銘版5のコード1側の表面が黒く印刷されてその表示文字が白く表示され、印刷銘版5のコード2側の裏面が白く印刷されてその表示文字が黒く表示されているから、印刷銘版5を裏表変えるだけでその印刷銘版5の現在のモードがコード1かコード2をユーザーが見た目でわかるために、操作性を良くすることができる。
尚、本実施形態では、印刷銘版5の表面を黒く印刷し、裏面を白く印刷したものについて説明したが、これに限らず、他の2色の色で色分けしてもよいことは勿論である。
1 下ケース
2 上ケース
3 基板
4 ラバー
4a ボタン
5 印刷銘版
5a 小穴
5b ボタン挿入穴
6 切換スイッチ
7 切換スイッチ用のパターン
8 マイコン
9 ボタン用のパターン
10 電源
11 発光ダイオード
12 トランジスタ
13 コンデンサ
14 発振子
2 上ケース
3 基板
4 ラバー
4a ボタン
5 印刷銘版
5a 小穴
5b ボタン挿入穴
6 切換スイッチ
7 切換スイッチ用のパターン
8 マイコン
9 ボタン用のパターン
10 電源
11 発光ダイオード
12 トランジスタ
13 コンデンサ
14 発振子
Claims (2)
- DVDとVCR等の複合機器を操作するためのリモコンコードが2種類あるリモコン装置において、リモコン本体の上ケースの表面に、表裏異なるコード1用とコード2用の表示が印刷された印刷銘版が取り付け取り外し可能に配置され、前記上ケースの裏面側には前記印刷銘版に形成された複数のボタン挿入穴に出入りされる複数のボタンを有するラバーが配置され、前記ラバーの下側には前記ラバーのボタンが押されたときにこのボタンの下端のカーボン接点が接触する複数のパターンが形成された基板が配置されており、前記ラバーにはコード1とコード2を切り換えるための切換スイッチが設けられ、前記印刷銘版の一方側に前記ラバーに設けられた切換スイッチが出入りする小穴が形成されており、前記印刷銘版の表面が表向きになるように前記上ケースに配置された際には、前記印刷銘版の小穴に前記ラバーの切換スイッチが挿入されてこの切換スイッチの下端のカーボン接点が前記基板に設けられたパターンに接触しないOFF状態のときに前記基板上のマイコン内部でコード1に切換えられ、前記印刷銘版の裏面が表向きになるように前記上ケースに配置された際には、前記ラバーの切換スイッチの上端が前記印刷銘版に当接して下向きに押されて前記切換スイッチの下端のカーボン接点が前記基板に設けられたパターンに接触してON状態のときに前記基板上のマイコン内部でコード2に切換えられるように構成したことを特徴とするリモコン装置。
- 前記印刷銘版のコード1側の表面が黒く印刷されてその表示文字が白く表示され、前記印刷銘版のコード2側の裏面が白く印刷されてその表示文字が黒く表示されていて、前記印刷銘版のコード1側の表面の表示とコード2側の裏面の表示を異なる配色にした請求項1に記載のリモコン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007134996A JP2008294499A (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | リモコン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007134996A JP2008294499A (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | リモコン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008294499A true JP2008294499A (ja) | 2008-12-04 |
Family
ID=40168822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007134996A Pending JP2008294499A (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | リモコン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008294499A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010058745A1 (ja) | 2008-11-18 | 2010-05-27 | 東ソー株式会社 | 高靭性且つ高透光性の着色アルミナ焼結体及びその製造方法並びに用途 |
-
2007
- 2007-05-22 JP JP2007134996A patent/JP2008294499A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010058745A1 (ja) | 2008-11-18 | 2010-05-27 | 東ソー株式会社 | 高靭性且つ高透光性の着色アルミナ焼結体及びその製造方法並びに用途 |
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