JP2008293537A - サイト評価システムおよびサイト評価プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、1つ以上のページで構成されたサイトを評価するサイト評価システム、およびコンピュータシステムをそのようなサイト評価システムとして動作させるサイト評価プログラムに関し、誤差やばらつきが抑制され、評価費用が削減された評価ができるサイト評価システム、およびコンピュータシステムをそのようなサイト評価システムとして動作させるサイト評価プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】 サイトを構成する各ページに対するアクセスの数の時間変化を知得し、アクセスの数の時間変化が所定の基準を超えたページを特定し、さらに、特定されたページ内の単語の時間変化を知得し、特定されたページに対するアクセスの数の時間変化と、その単語の時間変化とを比較し、その比較の結果を所定の基準に基づいて評価する
【選択図】 図2

Description

本発明は、1つ以上のページで構成されたサイトを評価するサイト評価システム、およびコンピュータシステムをそのようなサイト評価システムとして動作させるサイト評価プログラムに関する。
従来、インターネット上のWEBサーバでは、HTML(HyperText Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)などといった言語で記述されたページの形式で画像や文章などといった情報を蓄積し、外部からのアクセス要求を受けてその情報をアクセス要求元に送信することが行われている。また、このWEBサーバでは、例えば、アクセス要求元のIPアドレスや、アクセス要求元のドメイン名や、アクセスされた日付と日時や、アクセスされたファイル名等といったWEBサーバへのアクセス状況を記録したアクセスログを生成することも行われている。
このようなWEBサーバで生成されるアクセスログは、いわゆるアクセスログ解析ソフトウェアによって集計される。そして、WEBサイトのサイト運営者は、このようにして集計されたアクセスログの集計結果を判断材料とした、例えば、そのWEBサイトへのアクセスの数の変動の要因分析等といった分析を行うことによって、そのWEBサイトを評価し、WEBサイトのアクセス数を向上させるための対策を考えている。
ところが、上述したような、アクセスログの集計結果を判断材料とした分析や、その分析に基づくWEBサイトの評価は、人手により行われている。従って、このようにして得られるWEBサイトの評価結果は、分析や評価を行うオペレータの経験や技量の影響を受けたものとなり、その評価結果に誤差やばらつきが生じるおそれがある。
また、WEBサイトによっては膨大な量のアクセスログが生成される場合があり、この場合には、アクセスログの集計結果も膨大な量のものとなる。このような膨大な量の集計結果を人手によって分析してWEBサイトを評価することは非効率的であり、人件費が嵩むという問題も生じている。
本発明は、上記事情に鑑み、誤差やばらつきが抑制され、評価費用が削減された評価ができるサイト評価システム、およびコンピュータシステムをそのようなサイト評価システムとして動作させるサイト評価プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のサイト評価システムのうちの第1のサイト評価システムは、
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
上記サイトについて、そのサイトを構成するページを要求するアクセスの総数の時間変化を知得するサイトアクセス数知得部と、
上記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
上記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、上記サイトアクセス数知得部によって知得されたアクセスの総数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第1の評価部と、
上記第1の評価部による評価の結果を閲覧に供する第1の結果供用部とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記「ページ」とは、例えばHTML(HyperText Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)などといった言語で記述されたものをいう。
また、上記「知得」とは、算出することや、算出された結果を取得することなどをいう。
また、上記「閲覧に供する」とは、例えば、インターネット等の通信網を利用した電子的なメールによって通知することや、電話回線等の通信網を利用したファクシミリによって通知することや、ハードディスク等の記憶媒体に格納してブラウザによるアクセスを許可することなどをいう。
本発明のサイト評価システムのうちの第1のサイト評価システムは、サイトを構成する各ページに対するアクセスの数の時間変化と、そのサイトを構成する全ページに対するアクセスの数の時間変化とを知得し、アクセスの数の時間変化が所定の基準を超えたページを特定し、特定されたページに対するアクセスの数の時間変化とサイト全体に対するアクセスの数の時間変化とを比較し、その比較の結果を所定の基準に基づいて評価するものである。従って、サイト全体に対するアクセスの数の変動が、分析対象として特定されたページに対するアクセスの数の変動に及ぼした影響が、このサイト評価システムによって自動的に調べられる」。即ち、分析対象として特定されたページに対するアクセスの数が、サイト全体に対するアクセスの数と連鎖的に変動した可能性等が、このサイト評価システムによって自動的に評価される。このような第1のサイト評価システムによって、従来の人手によるサイトの評価と比較して、誤差やばらつきが抑制され、人件費が削減されたサイト評価が実現される。
また、上記目的を達成する本発明のサイト評価システムのうちの第2のサイト評価システムは、
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
上記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
上記サイトを構成する各ページのうちの前記ページ特定部によって特定されたページの記述に含まれる単語の、そのページの記述内容の更新に伴う時間変化を知得する単語知得部と、
上記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、上記単語知得部によって知得された単語の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第2の評価部と、
上記第2の評価部による評価の結果を閲覧に供する第2の結果供用部とを備えたことを特徴とする。
本発明のサイト評価システムのうちの第2のサイト評価システムは、サイトを構成する各ページに対するアクセスの数の時間変化を知得し、アクセスの数の時間変化が所定の基準を超えたページを特定し、さらに、特定されたページ内の単語の時間変化を知得し、特定されたページに対するアクセスの数の時間変化と、その単語の時間変化とを比較し、その比較の結果を所定の基準に基づいて評価するものである。従って、分析対象として特定されたページの記述内容の変更による、アクセスの数の変動に及ぼした影響が、このサイト評価システムによって自動的に評価される。この結果から、分析対象として特定されたページに対するアクセスの数の向上に、そのページの記述に含まれる各単語に関連する情報の増減が有効であるか否かを知ることができる。このような第2のサイト評価システムによって、上述した第1のサイト評価システムと同様に、従来の人手によるサイトの評価よりも、誤差やばらつきが抑制され、人件費が削減されたサイト評価が実現される。
ここで、上記第2のサイト評価システムにおいて、上記単語知得部が、単語の時間変化として、予め登録された所定単語が、前記サイトを構成する各ページのうちの前記ページ特定部によって特定されたページ内で使用されている使用頻度の時間変化を知得するものであることが好ましい。
このようにして知得された使用頻度の時間変化とアクセス数の時間変化とが比較されて評価されるので、予め登録された所定単語の増減が、その所定単語が使用されているページのアクセス数の向上に有効であるか否かを評価することができる。
また、上記目的を達成する本発明のサイト評価システムのうちの第3のサイト評価システムは、
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
上記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
上記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、そのページにリンクされたページにおけるアクセス数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第3の評価部と、
上記第3の評価部による評価の結果を閲覧に供する第3の結果供用部とを備えたことを特徴とする。
本発明のサイト評価システムのうちの第3のサイト評価システムは、サイトを構成する各ページに対するアクセスの数の時間変化を知得し、アクセスの数の時間変化が所定の基準を超えたページを特定し、特定されたページに対するアクセスの数の時間変化と、そのページにリンクされたページに対するアクセスの数の時間変化とを比較し、その比較の結果を所定の基準に基づいて評価するものである。従って、各リンク先のページに対するアクセスの数の変動が、分析対象として特定されたページに対するアクセスの数の変動へ及ぼした影響が、このサイト評価システムによって自動的に調べられる。即ち、分析対象として特定されたページに対するアクセスの数の向上に、リンク先のページが貢献しているか否かが、このサイト評価システムによって自動的に評価される。このような第3のサイト評価システムによって、上述した第1および第2のサイト評価システムと同様に、従来の人手によるサイトの評価よりも、誤差やばらつきが抑制され、人件費が削減されたサイト評価が実現される。
ここで、上記第2又は第3のサイト評価システムは、
上記サイトについて、そのサイトを構成するページを要求するアクセスの総数の時間変化を知得するサイトアクセス数知得部と、
上記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、上記サイトアクセス数知得部によって知得されたアクセスの総数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第1の評価部と、
上記第1の評価部による評価の結果を閲覧に供する第1の結果供用部とを更に備えたものであることも好ましい形態である。
このような、サイトアクセス数知得部、第1の評価部、および第1の結果供用部を更に備えた上記第2のサイト評価システムによれば、ページのアクセスの数の変動の原因が、そのページの記述に含まれる各単語に関連する情報の増減にあるのか、あるいは、そのページの属するサイト全体にあるのかを判別することができる。また、このような、サイトアクセス数知得部、第1の評価部、および第1の結果供用部を更に備えた上記第3サイト評価システムによれば、ページのアクセスの数の変動の原因が、そのページにリンクされたリンク先のページの貢献にあるのか、あるいは、そのページの属するサイト全体にあるのかを判別することができる。
上記目的を達成する本発明のサイト評価プログラムのうちの第1のサイト評価プログラムは、
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
上記サイトについて、そのサイトを構成するページを要求するアクセスの総数の時間変化を知得するサイトアクセス数知得部と、
上記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
上記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、上記サイトアクセス数知得部によって知得されたアクセスの総数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第1の評価部と、
上記第1の評価部による評価の結果を閲覧に供する第1の結果供用部とを有することを特徴とする。
本発明のサイト評価プログラムのうちの第1のサイト評価プログラムによれば、この第1のサイト評価プログラムを、コンピュータシステムを構成するコンピュータにインストールして動作させることにより、そのコンピュータシステム上に本発明のサイト評価システムのうちの第1のサイト評価システムを容易に実現することができる。
また、上記目的を達成する本発明のサイト評価プログラムのうちの第2のサイト評価プログラムは、
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
上記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
上記サイトを構成する各ページのうちの前記ページ特定部によって特定されたページの記述に含まれる単語の、そのページの記述内容の更新に伴う時間変化を知得する単語知得部と、
上記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、上記単語知得部によって知得された単語の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第2の評価部と、
上記第2の評価部による評価の結果を閲覧に供する第2の結果供用部とを有することを特徴とする。
本発明のサイト評価プログラムのうちの第2のサイト評価プログラムによれば、この第2のサイト評価プログラムを、コンピュータシステムを構成するコンピュータにインストールして動作させることにより、そのコンピュータシステム上に本発明のサイト評価システムのうちの第2のサイト評価システムを容易に実現することができる。また、この第2のサイト評価プログラムには、その第2のサイト評価システムの各種態様に対応する全ての態様が含まれる。
また、上記目的を達成する本発明のサイト評価プログラムのうちの第3のサイト評価プログラムは、
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
上記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
上記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、そのページにリンクされたページにおけるアクセス数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第3の評価部と、
上記第3の評価部による評価の結果を閲覧に供する第3の結果供用部とを有することを特徴とする。
本発明のサイト評価プログラムのうちの第3のサイト評価プログラムによれば、この第3のサイト評価プログラムを、コンピュータシステムを構成するコンピュータにインストールして動作させることにより、そのコンピュータシステム上に本発明のサイト評価システムのうちの第3のサイト評価システムを容易に実現することができる。また、この第3のサイト評価プログラムには、その第3のサイト評価システムの各種態様に対応する全ての態様が含まれる。
なお、本発明のサイト評価システムと本発明のサイト評価プログラムとで、それぞれ構成要素に同じ名前を付したが、それらの構成要素は、サイト評価システムではハードウェアおよびソフトウェアを意味し、サイト評価プログラムではソフトウェアのみを意味する。
以上説明したように、本発明によれば、誤差やばらつきが抑制され、評価費用が削減された評価ができるサイト評価システム、およびコンピュータシステムをそのようなサイト評価システムとして動作させるサイト評価プログラムが提供される。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態では、インターネット上のWEBサーバにおいて生成されるアクセスログを集計し、集計されたアクセスログの集計結果に基づいてWEBサイトを分析・評価する、本発明にいうサイト評価システムの一例であるWEBサイト分析システムの例で説明する。
ここでWEBサイトとは、情報が記述されるとともに記述内容が随時に更新される、相互にリンクされた複数のWEBページで構成され、インターネット等の通信網を介したアクセスによってWEBページを要求されると、その要求されたWEBページをアクセス元に送信する機能を有するものである。
図1は、本発明にいうサイト評価システムの一実施形態であるWEBサイト分析システムが採用される、ネットワーク上のコンピュータシステムの全体構成図である。また、図2は、図1に示すコンピュータシステムにおいてWEBサイトを分析する手順を示した模式図である。ここでは、先ずこの図1,図2を参照して、本発明の位置づけについて説明する。
図1に示すコンピュータシステムの全体構成図には、WEBサーバ110と、解析サーバ210と、更新履歴データベースサーバ250と、アクセス数データベースサーバ260とが示されている。これらWEBサーバ110、解析サーバ210、更新履歴データベースサーバ250、およびアクセス数データベースサーバ260の各サーバは、それぞれ、比較的大型のワークステーション等で構成され、インターネット100あるいはイントラネット200を介して接続されている。また、更新履歴データベースサーバ250は、後述する記述内容を保存する更新履歴データベース251を有し、アクセス数データベースサーバ260は、後述するアクセス数を保存するアクセス数データベース261を有する。
WEBサーバ110は、HTML(HyperText Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)などといった言語で記述されたページの形式で画像や文章などといった情報を蓄積し、あるいは、データベースの形式で蓄積された画像や文章などといった情報をスクリプトに従って処理することによってページを生成し、蓄積あるいは生成されたページを外部からのアクセス要求を受けてアクセス要求元に送信する、インターネット100上のサーバである。また、このWEBサーバ110は、WEBサーバ110自身の動作を記録したアクセスログを生成する役割も担っている。ここで、アクセスログとして記録される内容は、例えば、アクセス要求元のIPアドレスや、アクセス要求元のドメイン名や、アクセスされた日付と日時や、アクセスされたファイル名等である。
また、解析サーバ210は、WEBサーバ110で生成されるアクセスログを集計し、後述する、WEBサイトの更新履歴やアクセス数に基づいて、WEBサーバ110に蓄積されたWEBサイトを分析・評価する、インターネット100に接続されたイントラネット200上のサーバである。
また、更新履歴データベースサーバ250は、WEBサーバ110に蓄積されたWEBサイトを構成するWEBページの記述内容が更新あるいは追加された場合に、更新あるいは追加されたWEBページの記述内容を取得して、この記述内容を更新履歴データベース251に保存する、解析サーバ210に接続されたイントラネット200上のサーバである。
また、アクセス数データベースサーバ260は、WEBサーバ110に蓄積されたWEBサイトに関する、WEBサーバ110に記録されたアクセスログが解析サーバ210で集計されることによって得られるアクセス数を取得して、このアクセス数をアクセス数データベース261に保存する、解析サーバ210に接続されたイントラネット200上のサーバである。
次に、図1に示すコンピュータシステムにおいてWEBサイトを分析する手順の概要を、図1,図2を参照して説明する。
まず、WEBサーバ110に蓄積されたWEBサイトを構成するWEBページの記述内容が、そのWEBサイトのサイト運営者10によって更新あるいは追加されると、更新あるいは追加されたWEBページの記述内容が更新履歴データベース251に登録される(ステップI)。また、データベースの形式でWEBサーバ110に蓄積された情報に基づいてWEBページが生成される場合には、蓄積された情報の内容がサイト運営者10によって更新あるいは追加されることをトリガとして、更新あるいは追加された後の情報がスクリプトに従って処理されることによってWEBページが生成され、このWEBページの記述内容が更新履歴データベース251に登録される(ステップI)。
尚、本実施形態のWEBページは、上述したようにデータベースの形式でWEBサーバ110に蓄積された情報に基づいて生成されるものであってもよいが、以下の説明では、WEBページの例として、WEBサーバ110に蓄積されたWEBページを使って説明する。
次に、WEBサーバ110に蓄積されたWEBサイトを構成するWEBページが顧客20によって参照されることによって、そのWEBページに関するアクセスログがWEBサーバ110で生成され、このアクセスログが解析サーバ210で集計されることによって、そのWEBページのアクセス数が得られ、得られたアクセス数がアクセス数データベース261に登録される(ステップII)。
次に、解析サーバ210では、ステップIIでアクセス数データベース261に登録されたアクセス数から、WEBページのアクセス数の変動が解析サーバ210で調べられる(ステップIII)。
次に、解析サーバ210では、ステップIIIでアクセス数の変動がある場合、更新履歴データベース251に登録されたWEBページの記述内容の中から、アクセス数が変動する直前のWEBページの記述内容と、アクセス数が変動した直後のWEBページの記述内容とを取り出し、WEBページの更新内容がアクセス数の変動に及ぼした影響が調べられる(ステップIV)。
次に、解析サーバ210では、ステップIVで得られた分析結果に基づいてWEBサイト分析結果レポートが作成され、そのWEBサイト分析結果レポートが電子的なメールでWEBサイトのサイト運営者10に送信される(ステップV)。
尚、上述した各ステップの具体的な説明については後述する。
ここで、この図1,図2に示すコンピュータシステムにおける、本発明の一実施形態としての特徴は、図1に示す解析サーバ210の内部で実行される処理内容に関連があり、以下、先ず、この解析サーバ210について説明する。
図3は、図1にブロックで示す、本発明のサイト評価システムの一実施形態を構成する解析サーバ210の外観斜視図、図4は、その解析サーバ210のハードウェア構成図である。
図3に示すように、この解析サーバ210は、外観構成上、本体装置211、その本体装置211からの指示に応じて表示画面212a上に画像や文字列を表示する画像表示装置212、本体装置211に、キー操作に応じた各種の情報を入力するキーボード213、および、表示画面212a上の任意の位置を指定することにより、指定時にその位置に表示されている例えばアイコン等に応じた指示を入力するマウス214を備えている。また、この本体装置211は、外観上、フレキシブルディスク(FD)を装填するためのFD装填口211a、およびCD−ROMを装填するためのCD−ROM装填口211bを有する。
図3に示す解析サーバ210の本体装置211の内部には、図4に示すように、各種プログラムを実行するCPU221、ハードディスク装置223に格納されたプログラムが読み出されCPU221での実行のために展開される主メモリ222、各種プログラムやデータ等が保存されるハードディスク装置223、FD300が装填され、その装填されたFD300をアクセスするFDドライブ224、CD−ROM400が装填され、その装填されたCD−ROM400をアクセスするCD−ROMドライブ225、例えば、図示しないデジタルカメラと接続され、そのデジタルカメラから画像データを受け取ったり、図示しないプリンタと接続され、そのプリンタにデータを送るI/Oインタフェース226、図示しない通信回線に接続され、他のマシンとの通信を制御する通信インタフェース227が備えられおり、これらの各種要素と、さらに図3にも示す画像表示装置212、キーボード213、マウス214は、バス220を介して相互に接続されている。
ここで、CD−ROM400には、この解析サーバ210をサイト評価システムとして動作させるためのサイト評価プログラムが記憶されており、そのCD−ROM400はCD−ROMドライブ225に装填され、そのCD−ROM400に記憶されたサイト評価プログラムがこの解析サーバ210にアップロードされてハードディスク223に記憶される。
尚、ここでは、本発明のサイト評価プログラムを記憶する記憶媒体としてCD−ROMを例示したが、上記のようにしてサイト評価プログラムがアップロードされた状態のハードディスクも記憶媒体の一例に相当する。また、そのサイト評価プログラムがFD等といった他の記憶媒体にダウンロードされるときは、そのダウンロードされたサイト評価プログラムを記憶した状態にあるFDなども記憶媒体の一例に相当する。さらに、サイト評価プログラムを記憶する記憶媒体は、ここに例示したものに限られるものではなく、DVDや、コンパクトディスクや、カード状あるいはスティック状の小型メディアなどであってもよい。サイト評価プログラムを記憶する記憶媒体がこのような記憶媒体である場合には、本発明のサイト評価プログラムを実行するコンピュータには、そのような記憶媒体にアクセスするドライブが備えられることとなる。
図5は、本発明のサイト評価プログラムの一実施形態を示した図である。
この図5に示すサイト評価プログラム410は、図4に示すCD−ROM400に記憶されている。
このサイト評価プログラム410は、図1,図3,図4に示す解析サーバ210内で実行され、その解析サーバ210を、WEBサイトを分析・評価する、本発明にいうサイト評価システムとして動作させるサイト評価プログラムである。このサイト評価プログラム410は、ページアクセス数知得部411と、サイトアクセス数知得部412と、ページ特定部413と、第1の評価部414と、単語知得部415と、第2の評価部416と、第3の評価部417と、第1の結果供用部418と、第2の結果供用部419と、第3の結果供用部420とから構成されている。
このサイト評価プログラム410の各要素の作用については後述する。
図6は、本発明のサイト評価システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。
この図6に示すサイト評価システム500は、図1,図3,図4に示す解析サーバ210に、図5に示すサイト評価プログラム410がローディングされ、そのサイト評価プログラム410がその解析サーバ210内で実行されることにより実現される。
この図6に示すサイト評価システム500は、WEBサイトを分析・評価するものであって、このサイト評価システム500には、ページアクセス数知得部511と、サイトアクセス数知得部512と、ページ特定部513と、第1の評価部514と、単語知得部515と、第2の評価部516と、第3の評価部517と、第1の結果供用部518と、第2の結果供用部519と、第3の結果供用部520とが備えられている。
このサイト評価システム500に備えられているページアクセス数知得部511、サイトアクセス数知得部512、ページ特定部513、第1の評価部514、単語知得部515、第2の評価部516、第3の評価部517、第1の結果供用部518、第2の結果供用部519、および第3の結果供用部520の各要素は、それぞれ、図5に示すサイト評価プログラム410を構成するソフトウェア部品としてのページアクセス数知得部411、サイトアクセス数知得部412、ページ特定部413、第1の評価部414、単語知得部415、第2の評価部416、第3の評価部417、第1の結果供用部418、第2の結果供用部419、および第3の結果供用部420の各要素と、それらのソフトウェア部品の各機能を実現するために必要な、図1,図3,図4に示す解析サーバ210のハードウェアとOS(Operating System)やアプリケーションプログラムとの組み合わせから構成されている。
以下、図6に示すサイト評価システム500の各要素を説明することによって、図5に示すサイト評価プログラム410の各要素も合わせて説明する。
なお、ここでは、このサイト評価システム500の各要素の抽象的な作用について説明し、これら各要素の具体的な作用については後述する。
図6に示すサイト評価システム500のページアクセス数知得部511は、アプリケーションソフトウェア上は、図5に示すサイト評価プログラム410のページアクセス数知得部411に対応する要素であり、上述したWEBサイトを構成する各WEBページについて、WEBページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するものである。このページアクセス数知得部511は、本発明にいうページアクセス数知得部の機能の一例を示すものであり、その機能は、ハードウェア上は、図1,図3,図4に示す解析サーバ210のI/Oインタフェース226あるいは通信インタフェース227と、CPU221等との組合せによって担われる。
尚、以下説明する、サイト評価システム500の各要素においても、各要素の機能は、ハードウェア上は、主に、図1,図3,図4に示す解析サーバ210のCPU221等によって担われるので、重複説明を避けるため、これら各要素のハードウェア上の説明は省略する。
また、サイトアクセス数知得部512は、アプリケーションソフトウェア上は、図5に示すサイト評価プログラム410のサイトアクセス数知得部412に対応する要素であり、上述したWEBサイトについて、そのWEBサイトを構成するWEBページを要求するアクセスの総数の時間変化を知得するものである。このサイトアクセス数知得部512は、本発明にいうサイトアクセス数知得部の機能の一例を示すものである。
また、ページ特定部513は、アプリケーションソフトウェア上は、図5に示すサイト評価プログラム410のページ特定部413に対応する要素であり、ページアクセス数知得部511によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているWEBページを特定するものである。このページ特定部513は、本発明にいうページ特定部の機能の一例を示すものである。
また、第1の評価部514は、アプリケーションソフトウェア上は、図5に示すサイト評価プログラム410の第1の評価部414に対応する要素であり、ページ特定部513によって特定されたWEBページにおけるアクセス数の時間変化を、サイトアクセス数知得部512によって知得されたアクセスの総数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価するものである。この第1の評価部514は、本発明にいう第1の評価部の機能の一例を示すものである。
また、単語知得部515は、アプリケーションソフトウェア上は、図5に示すサイト評価プログラム410の単語知得部415に対応する要素であり、上述したWEBサイトを構成する各WEBページのうちのページ特定部513によって特定されたWEBページの記述に含まれる単語の、そのWEBページの記述内容の更新に伴う時間変化を知得するものである。また、本実施形態における単語知得部515は、単語の時間変化として、予め登録された所定単語(以下、この所定単語をキーワードと称する)が、上述したWEBサイトを構成する各WEBページのうちのページ特定部513によって特定されたWEBページ内で使用されている使用頻度の時間変化を知得するように構成されている。この単語知得部515は、本発明にいう単語知得部の機能の一例を示すものである。
また、第2の評価部516は、アプリケーションソフトウェア上は、図5に示すサイト評価プログラム410の第2の評価部416に対応する要素であり、ページ特定部513によって特定されたWEBページにおけるアクセス数の時間変化を、単語知得部515によって知得された単語の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価するものである。この第2の評価部516は、本発明にいう第2の評価部の機能の一例を示すものである。
また、第3の評価部517は、アプリケーションソフトウェア上は、図5に示すサイト評価プログラム410の第3の評価部417に対応する要素であり、ページ特定部513によって特定されたWEBページにおけるアクセス数の時間変化を、そのWEBページにリンクされたWEBページにおけるアクセス数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価するものである。この第3の評価部517は、本発明にいう第3の評価部の機能の一例を示すものである。
また、第1の結果供用部518は、アプリケーションソフトウェア上は、図5に示すサイト評価プログラム410の第1の結果供用部418に対応する要素であり、第1の評価部514による評価の結果を電子的なメールによって通知するものである。この第1の結果供用部518は、本発明にいう第1の結果供用部の機能の一例を示すものである。
また、第2の結果供用部519は、アプリケーションソフトウェア上は、図5に示すサイト評価プログラム410の第2の結果供用部419に対応する要素であり、第2の評価部516による評価の結果を電子的なメールによって通知するものである。この第2の結果供用部519は、本発明にいう第2の結果供用部の機能の一例を示すものである。
さらに、第3の結果供用部520は、アプリケーションソフトウェア上は、図5に示すサイト評価プログラム410の第3の結果供用部420に対応する要素であり、第3の評価部517による評価の結果を電子的なメールによって通知するものである。この第3の結果供用部520は、本発明にいう第3の結果供用部の機能の一例を示すものである。
以下、本発明の実施形態をさらに具体的に説明する。
図7は、図1,図2を参照して説明したステップIの処理に相当する、WEBサイトを構成するWEBページが更新履歴データベース251に登録処理される流れを示すフローチャートである。
まず、WEBサイトのサイト運営者10(図2参照)が、HTMLで記述されたWEBページで構成されたWEBサイトをWEBサーバ110(図1,図2参照)にアップロードすると、このWEBサーバ110によって、そのWEBページが、更新履歴データベースサーバ250に備えられた更新履歴データベース251(図1,図2参照)に既に登録されたWEBページに対して更新あるいは追加されたWEBページであるか否かが判定される(ステップS11)。
次に、ステップS11で判定された結果、そのWEBページが更新あるいは追加されたWEBページの場合は、HTMLで記述されたそのWEBページの記述内容が、更新履歴データベース251(図1,図2参照)に登録される(ステップS12)。
図8は、更新履歴データベース251のテーブル構成の一例を示す更新履歴登録テーブル600である。
この図8に示す更新履歴登録テーブル600は、図7のステップS12で登録された記述内容の具体例を示すものである。
図8に示すように、本実施形態では、WEBページの記述内容が登録される日付601と、登録されるWEBページを表すファイルのURI(Uniform Resource Identifiers)602と、HTMLで記述されたWEBページの記述内容である、<html>タグから</html>タグまでの記述内容603が対応付けられて更新履歴データベース251に登録される。
図9は、図1,図2を参照して説明したステップIIの処理に相当する、アクセス数の算出と、算出されたアクセス数がアクセス数データベース261に登録処理される流れを示すフローチャートである。
まず、WEBサーバ110に蓄積されたWEBサイトを構成するWEBページが顧客20によって参照されることによってWEBサーバ110で生成された、そのWEBページに関するアクセスログが、解析サーバ210(図1参照)によって、1日に1度、午前0時0分(日付が変わるタイミング)に、WEBサーバ110から取得される(ステップS21)。
次に、解析サーバ210では、ステップS21で取得されたアクセスログが集計され、図6に示すページアクセス数知得部511によって、WEBサイトを構成するWEBページ毎の1日間のアクセス数が算出される(ステップS22)。
次に、ステップS22で算出されたWEBページ毎の1日間のアクセス数が、アクセス数データベースサーバ260に備えられたアクセス数データベース261(図1,図2参照)に登録される(ステップS23)。
尚、図6に示すサイトアクセス数知得部512は、このように算出されて登録されたWEBページ毎のアクセス数を、対象WEBサイトを構成するWEBページについて合計することによってWEBサイト全体のアクセス数を得る。
図10は、アクセス数データベース261のテーブル構成の一例を示すアクセス数登録テーブル610である。
この図10に示すアクセス数登録テーブル610は、図9のステップS23で登録された内容の具体例を示すものである。
図10に示すように、本実施形態では、アクセス数が登録される日付611と、WEBページを表すファイルのURI612と、算出されたWEBページ毎の1日間のアクセス数613が対応付けられてアクセス数データベース261に登録される。
図11は、図1,図2を参照して説明したステップIIIの処理に相当する、アクセス数の変動が判定される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、解析サーバ210(図1参照)によって、アクセス数データベース261(図1,図2参照)に登録されたアクセス数が取得される(ステップS31)。
次に、ステップS31で取得されたアクセス数が、設定された所定の期間(例えば、1週間、1ヶ月、1年など)に、設定された所定の変動数以上にアクセス数が変動(増加または減少)しているWEBページ(以下、このWEBページを分析対象WEBページと称する)が、解析サーバ210によって、図6に示すページ特定部511で検索される(ステップS32)。
次に、ステップS32における検索で分析対象WEBページが見つかった場合には、その分析対象WEBページのアクセス数の変動の要因分析が、解析サーバ210によって行われる(ステップS33)。
図12は、図1,図2を参照して説明したステップIVの処理に相当する、アクセス数の変動の要因分析処理の流れを示すフローチャートである。
まず、解析サーバ210(図1参照)によって、更新履歴データベース251(図1,図2参照)に登録されたWEBページの記述内容のうちの、図11を参照して説明したステップS32で見つかった分析対象WEBページに対応する、アクセス数が変動する直前の分析対象WEBページのHTMLで記述された記述内容、およびアクセス数が変動した直後の分析対象WEBページのHTMLで記述された記述内容が取得される(ステップS41)。
次に、その分析対象WEBページのアクセス数の変動の要因分析のうちの、図6に示す第1の評価部514によるサイト分析が解析サーバ210(図1参照)で実行される(ステップS42)。尚、このサイト分析の詳細については後述する。
次に、その分析対象WEBページのアクセス数の変動の要因分析のうちの、図6に示す第2の評価部516によるキーワード分析が解析サーバ210(図1参照)で実行される(ステップS43)。尚、このキーワード分析の詳細についても後述する。
次に、その分析対象WEBページのアクセス数の変動の要因分析のうちの、図6に示す第3の評価部517によるリンク分析が解析サーバ210(図1参照)で実行される(ステップS44)。尚、このリンク分析の詳細についても後述する。
次に、上述したサイト分析、キーワード分析、およびリンク分析それぞれの分析内容について説明する。
図13は、図12に示すサイト分析(ステップS42)の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、解析サーバ210(図1参照)によって、図11を参照して説明したステップS32で検索された分析対象WEBページ、およびこの分析対象WEBページの属するWEBサイト全体それぞれについての、アクセス数が変動する直前のアクセス数、およびアクセス数が変動した直後のアクセス数が、アクセス数データベース261(図1,図2参照)から取得される(ステップS51)。また、取得されたアクセス数に基づいて、「アクセス数の変動率」が算出される。
ここで、図14は、アクセス数が変動する直前および直後のアクセス数のテーブル構成の一例を示すアクセス数取得テーブル620である。
この図14に示すアクセス数取得テーブル620は、図13のステップS51で取得された、アクセス数が変動する直前および直後のアクセス数の具体例を示すものである。
図14に示すように、本実施形態では、WEBサイト全体と分析対象WEBページとを示す対象621と、対象621それぞれにおけるアクセス数が変動する直前のアクセス数622と、対象621それぞれにおけるアクセス数が変動した直後のアクセス数623と、アクセス数622およびアクセス数623から算出される「アクセス数の変動率」624が対応付けられて、解析サーバ210(図1参照)によって、アクセス数データベース261(図1,図2参照)から取得される。
尚、この図14に示すアクセス数取得テーブル620の中の「アクセス数の変動率」624は、下記(1)式にて求められる。
「アクセス数の変動率」=((変動後のアクセス数−変動前のアクセス数)÷変動前のアクセス数)×100 ……(1)
このように「アクセス数の変動率」が算出されると、次に、図13に示すステップS52では、図14に示すWEBサイト全体の「アクセス数の変動率」と分析対象WEBページの「アクセス数の変動率」との差分値が算出され、算出された差分値と所定の評価基準とに基づいて、WEBサイト全体のアクセス数の変動が、分析対象WEBページのアクセス数の変動に及ぼした影響が調べられる。
図15は、サイト分析における評価基準の一例を示す評価基準テーブル630である。
この図15に示す評価基準テーブル630は、図14に示すWEBサイト全体の「アクセス数の変動率」624aと分析対象WEBページの「アクセス数の変動率」624bとの差分値である「変動率の差」631、およびこの「変動率の差」631に基づく、分析対象WEBページのアクセス数がWEBサイト全体のアクセス数と連鎖的に変動した可能性を5段階で評価する出力メッセージ632によって構成される評価基準テーブルの具体例を示すものである。
サイト分析の具体的な手順を図14に示すアクセス数取得テーブル620を使って説明すると、WEBサイト全体のアクセス数が変動する直前および直後のアクセス数から算出されるWEBサイト全体の「アクセス数の変動率」624aが“35.7%”であり、分析対象WEBページのアクセス数が変動する直前および直後のアクセス数から算出される「アクセス数の変動率」624bが“82.7%“であるので、「変動率の差」として“47%”が算出される。この「変動率の差」“47%”は、図15に示す評価基準テーブル630の「変動率の差」631の“40〜”に当て嵌まるので、分析対象WEBページのアクセス数がWEBサイト全体のアクセス数と連鎖的に変動した可能性が、5段階で一番低い“サイトとの連鎖的変動の可能性:1”(出力メッセージ632a)という評価が得られる。
このようなサイト分析によれば、例えば、WEBサイト全体のアクセス数が、分析対象WEBページのアクセス数と似たように変動している場合、WEBサイト全体のアクセス数の変動が、分析対象WEBページのアクセス数の変動に及ぼした影響が大きく、分析対象WEBページの更新による変動は少なかったなどという評価が自動的に得られる。この結果、従来の人手によるサイトの評価と比較して、誤差やばらつきが抑制され、人件費が削減されたサイト評価が実現される。
図16は、図12に示すキーワード分析(ステップS43)の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、解析サーバ210(図1参照)によって、図12を参照して説明したステップS41で取得された、アクセス数が変動する直前および直後それぞれの分析対象WEBページのHTMLで記述された記述内容が読み込まれる(ステップS61)。
ここで、図17は、予め登録されたキーワードの一例を示すキーワードテーブル640である。
この図17に示すように、本実施形態のキーワードテーブル640には、キーワード641として、“サポート”、“製品情報”、“ダウンロード”、“インターネット”、および“ショッピング”の、5つの単語が登録されている。
次に、図16に示すステップS62では、ステップS61で読み込まれた、アクセス数が変動する直前および直後それぞれの分析対象WEBページのHTMLで記述された記述内容に、予め登録されたキーワードが含まれる数(以下、この数をキーワード数と称する)が、図6に示す単語知得部515によって集計される。また、取得されたキーワード数に基づいて、「キーワード数の変動率」が算出される。
ここで、図18は、アクセス数が変動する直前および直後の分析対象WEBページに含まれるキーワード数が集計されたテーブル構成の一例を示すキーワード数集計テーブル650である。
この図18に示すキーワード数集計テーブル650は、図16を参照して説明したステップS62で集計された、アクセス数が変動する直前および直後の分析対象WEBページに含まれるキーワード数の具体例を示すものである。
図18に示すように、本実施形態では、予め登録されたキーワード651と、アクセス数が変動する直前の分析対象WEBページにおけるキーワード651それぞれのキーワード数652と、アクセス数が変動する直後の分析対象WEBページにおけるキーワード651それぞれのキーワード数653と、キーワード数652およびキーワード数653から算出される「キーワード数の変動率」654が集計される。
尚、この図18に示すキーワード数集計テーブル650の中の「キーワード数の変動率」654は、下記(2)式にて求められる。
「キーワード数の変動率」=((変動後のキーワード数−変動前のキーワード数)÷変動前のキーワード数)×100 ……(2)
このように「キーワード数の変動率」が算出されると、次に、図16に示すステップS63では、図14に示す、分析対象WEBページの「アクセス数の変動率」と、図18に示す、分析対象WEBページの「キーワード数の変動率」が、所定の評価基準に当て嵌められて、分析対象WEBページの更新内容がアクセス数の変動に及ぼした影響が調べられる。
図19は、キーワード分析における評価基準の一例を示す評価基準テーブル660である。
この図19に示す評価基準テーブル660は、図14に示す分析対象WEBページの「アクセス数の変動率」624bを当て嵌めるアクセス数変動率661、および図18に示す「キーワード数の変動率」654を当て嵌めるキーワード数変動率662に基づいて、分析対象WEBページのアクセス数向上に各キーワードに関連する情報の増減が有効であるかを評価する出力メッセージ663によって構成される評価基準テーブルの具体例を示すものである。
キーワード分析を、具体例を使って説明すると、例えば、図18に示す“インターネット”は、「キーワード数の変動率」654aが“300.0%”であり、図14に示す分析対象WEBページの「アクセス数の変動率」624bが“82.7%”であるので、図19に示す評価基準テーブル660のアクセス数変動率661は“30〜”に当て嵌まり、キーワード数変動率662は“30〜”に当て嵌まるので、“キーワードに関連する情報の追加を続けるべきである” (出力メッセージ663a)という評価が得られる。
このようなキーワード分析によれば、例えば、分析対象WEBページのアクセス数が、分析対象WEBページのキーワード数と似たように変動している場合、分析対象WEBページの記述内容の変更が分析対象WEBページのアクセス数の変更に及ぼした影響が大きかったなどという評価が自動的に得られる。この結果、上述したサイト分析と同様に、従来の人手によるサイトの評価と比較して、誤差やばらつきが抑制され、人件費が削減されたサイト評価が実現される。
図20は、図12に示すリンク分析(ステップS44)の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、解析サーバ210(図1参照)によって、図12を参照して説明したステップS41で取得された、アクセス数が変動する直前および直後それぞれの分析対象WEBページのHTMLで記述された記述内容が読み込まれる(ステップS71)。
次に、ステップS71で読み込まれた、アクセス数が変動する直前および直後それぞれの分析対象WEBページのHTMLで記述された記述内容に含まれる、この分析対象WEBページにリンクされたWEBページのURIを抽出する(ステップS72)。
ここで、図21は、分析対象WEBページにリンクされたWEBページのURIの一例を示すURIテーブル670である。
この図21に示すように、本実施形態のURIテーブル670には、分析対象WEBページにリンクされたWEBページのURI671として、“sale/book.html”、“sale/box.html”、“sale/cash.html”の、3つのURI671が、ステップS72で抽出されている。
次に、図20に示すステップS73では、ステップS72で抽出されたURI671に対応するWEBページの、アクセス数が変動する直前のアクセス数、およびアクセス数が変動した直後のアクセス数が、アクセス数データベース261(図1,図2参照)から取得される。また、取得されたアクセス数に基づいて、「アクセス数の変動率」が算出される。
ここで、図22は、アクセス数が変動する直前および直後の、分析対象WEBページにリンクされたWEBページのアクセス数の集計のテーブル構成の一例を示すアクセス数集計テーブル680である。
この図22に示すアクセス数集計テーブル680は、図20を参照して説明したステップS73で取得された、アクセス数が変動する直前および直後のアクセス数の具体例を示すものである。
図22に示すように、本実施形態では、分析対象WEBページにリンクされたWEBページのURI681と、URI681それぞれにおけるアクセス数が変動する直前のアクセス数682と、URI681それぞれにおけるアクセス数が変動した直後のアクセス数683と、アクセス数682およびアクセス数683から算出される「アクセス数の変動率」624が対応付けられて、解析サーバ210(図1参照)によって、アクセス数データベース261(図1,図2参照)から取得される。
尚、この図22に示すアクセス数集計テーブル680の中の「アクセス数の変動率」684は、下記(3)式にて求められる。
「アクセス数の変動率」=((変動後のアクセス数−変動前のアクセス数)÷変動前のアクセス数)×100 ……(3)
このように「アクセス数の変動率」が算出されると、次に、図20に示すステップS74では、図14に示す、分析対象WEBページの「アクセス数の変動率」と、図22に示す、分析対象WEBページにリンクされたWEBページの「アクセス数の変動率」が、所定の評価基準に当て嵌められて、リンク先のアクセス数の変動が分析対象WEBページのアクセス数の変動へ及ぼした影響が調べられる。
図23は、リンク分析における評価基準の一例を示す評価基準テーブル690である。
この図23に示す評価基準テーブル690は、図14に示す分析対象WEBページの「アクセス数の変動率」624bを当て嵌めるアクセス数変動率691、および分析対象WEBページにリンクされたWEBページの「アクセス数の変動率」684を当て嵌めるアクセス数変動率692に基づいて、各リンク先のWEBページのアクセス数の変動から、分析対象WEBページのアクセス数向上にリンク先の改善あるいは変更が有効であるかを評価する出力メッセージ693によって構成される評価基準テーブルの具体例を示すものである。
リンク分析を、具体例を使って説明すると、例えば、図22に示す“sale/cash.html”は、「アクセス数の変動率」684aが“86.0%”であり、図14に示す分析対象WEBページの「アクセス数の変動率」624bが“82.7%”であるので、図23に示す評価基準テーブル690のアクセス数変動率691は“30〜”に当て嵌まり、アクセス数変動率692は“30〜”に当て嵌まるので、“リンク先のアクセス数増加の影響あり。さらにリンク先のアクセス数向上を図ることを勧める。” (出力メッセージ693a)という評価が得られる。
このようなリンク分析によれば、例えば、分析対象WEBページのアクセス数が、分析対象WEBページにリンクされたWEBページのアクセス数と似たように変動している場合、分析対象WEBページにリンクされたWEBページのアクセス数の変動が、分析対象WEBページのアクセス数の変動増加に及ぼした影響が大きかったなどという評価が自動的に得られる。この結果、上述したサイト分析やキーワード分析と同様に、従来の人手によるサイトの評価と比較して、誤差やばらつきが抑制され、人件費が削減されたサイト評価が実現される。
図24は、図1,図2を参照して説明したステップVで作成・送信されるWEBサイト分析結果レポートの一例を示す図である。
この図24に示すWEBサイト分析結果レポート700は、上述した分析結果に基づいて解析サーバ210(図1参照)によって、図6に示す第1の結果供用部518、第2の結果供用部519、および第3の結果供用部520で作成されるものである。ここでは、このWEBサイト分析結果レポート700に、分析対象WEBページに対する分析が実行された日時710と、その分析対象WEBページを表すURI720と、その分析対象WEBページのアクセス数の増減730と、図13,図14,図15を参照して説明したサイト分析に基づくサイト分析結果740と、図16,図17,図18,図19を参照して説明したキーワード分析に基づくキーワード分析結果750と、図20,図21,図22,図23を参照して説明したリンク分析に基づくリンク分析結果760とが示されている。
この図24に示すWEBサイト分析結果レポート700のサイト分析結果740は、図15を参照して説明した評価基準テーブル630における出力メッセージ632が埋め込まれることによって示されるものである。
また、キーワード分析結果750は、図19を参照して説明した評価基準テーブル660における出力メッセージ663が埋め込まれることによって示されるものである。
また、リンク分析結果760は、図23を参照して説明した評価基準テーブル690における出力メッセージ693が埋め込まれることによって示されるものである。
このようなWEBサイト分析結果レポート700が電子的なメールでWEBサイトのサイト運営者10(図2参照)に送信される。
尚、本実施形態の説明では、本発明のサイト評価プログラムを1つのコンピュータにインストールして動作させたときに、その1つのコンピュータが本発明のサイト評価システムとして動作するように構成される例を示したが、本発明のサイト評価システムは、本発明のサイト評価プログラムを複数のコンピュータにインストールして動作させたときに、それら複数のコンピュータによって構成されるコンピュータシステムが本発明のサイト評価システムとして動作するように構成されるものであってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいう第1の結果供用部、第2の結果供用部、および第3の結果供用部それぞれにおける「閲覧に供する」手段の例として、評価の結果を電子的なメールによって通知する例を示したが、本発明にいう第1の結果供用部、第2の結果供用部、および第3の結果供用部それぞれにおける「閲覧に供する」手段としては、評価の結果を、例えば電話回線等の通信網を利用したファクシミリによって通知するものや、例えばハードディスク等の記憶媒体に格納してブラウザによるアクセスを許可するものなどであってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいう「アクセスの数の時間変化」や「アクセスの総数の時間変化」の一例として「アクセス数の変動率」を挙げたが、本発明にいう「アクセスの数の時間変化」や「アクセスの総数の時間変化」は、例えば「アクセス数の差分値」などであってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいう「単語の時間変化」の一例として「キーワード数の変動率」を挙げたが、本発明にいう「単語の時間変化」は、例えば「単語の変動率」や「単語の差分値」や「キーワード数の差分値」などであってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいう第2の評価部の一例として、予め登録されたキーワードが分析対象WEBページの記述内容に含まれる数の変化率に基づく評価の例を示したが、本発明にいう第2の評価部は、例えば予め類義語を登録しておいて、その類義語が分析対象WEBページの記述内容に含まれる数の変化率に基づく評価などであってもよい。
以下、本発明の各実施態様を付記する。
(付記1)
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
前記サイトについて、該サイトを構成するページを要求するアクセスの総数の時間変化を知得するサイトアクセス数知得部と、
前記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、前記サイトアクセス数知得部によって知得されたアクセスの総数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第1の評価部と、
前記第1の評価部による評価の結果を閲覧に供する第1の結果供用部とを備えたことを特徴とするサイト評価システム。
(付記2)
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
前記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
前記サイトを構成する各ページのうちの前記ページ特定部によって特定されたページの記述に含まれる単語の、該ページの記述内容の更新に伴う時間変化を知得する単語知得部と、
前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、前記単語知得部によって知得された単語の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第2の評価部と、
前記第2の評価部による評価の結果を閲覧に供する第2の結果供用部とを備えたことを特徴とするサイト評価システム。
(付記3)
前記単語知得部が、単語の時間変化として、予め登録された所定単語が、前記サイトを構成する各ページのうちの前記ページ特定部によって特定されたページ内で使用されている使用頻度の時間変化を知得するものであることを特徴とする付記2記載のサイト評価システム。
(付記4)
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
前記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、そのページにリンクされたページにおけるアクセス数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第3の評価部と、
前記第3の評価部による評価の結果を閲覧に供する第3の結果供用部とを備えたことを特徴とするサイト評価システム。
(付記5)
前記サイトについて、該サイトを構成するページを要求するアクセスの総数の時間変化を知得するサイトアクセス数知得部と、
前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、前記サイトアクセス数知得部によって知得されたアクセスの総数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第1の評価部と、
前記第1の評価部による評価の結果を閲覧に供する第1の結果供用部とを更に備えたことを特徴とする付記2又は4記載のサイト評価システム。
(付記6)
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
前記サイトについて、該サイトを構成するページを要求するアクセスの総数の時間変化を知得するサイトアクセス数知得部と、
前記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、前記サイトアクセス数知得部によって知得されたアクセスの総数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第1の評価部と、
前記第1の評価部による評価の結果を閲覧に供する第1の結果供用部とを有することを特徴とするサイト評価プログラム。
(付記7)
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
前記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
前記サイトを構成する各ページのうちの前記ページ特定部によって特定されたページの記述に含まれる単語の、該ページの記述内容の更新に伴う時間変化を知得する単語知得部と、
前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、前記単語知得部によって知得された単語の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第2の評価部と、
前記第2の評価部による評価の結果を閲覧に供する第2の結果供用部とを有することを特徴とするサイト評価プログラム。
(付記8)
通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
前記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、そのページにリンクされたページにおけるアクセス数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第3の評価部と、
前記第3の評価部による評価の結果を閲覧に供する第3の結果供用部とを有することを特徴とするサイト評価プログラム。
本発明にいうサイト評価システムの一実施形態であるWEBサイト分析システムが採用される、ネットワーク上のコンピュータシステムの全体構成図である。 図1に示すコンピュータシステムにおいてWEBサイトを分析する手順を示した模式図である。 図1にブロックで示す、本発明のサイト評価システムの一実施形態を構成する解析サーバの外観斜視図である。 図3に示す解析サーバのハードウェア構成図である。 本発明のサイト評価プログラムの一実施形態を示した図である。 本発明のサイト評価システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。 図1,図2を参照して説明したステップIの処理に相当する、WEBサイトを構成するWEBページが更新履歴データベースに登録処理される流れを示すフローチャートである。 更新履歴データベースのテーブル構成の一例を示す更新履歴登録テーブルである。 図1,図2を参照して説明したステップIIの処理に相当する、アクセス数の算出と、算出されたアクセス数がアクセス数データベースに登録処理される流れを示すフローチャートである。 アクセス数データベースのテーブル構成の一例を示すアクセス数登録テーブルである。 図1,図2を参照して説明したステップIIIの処理に相当する、アクセス数の変動が判定される処理の流れを示すフローチャートである。 図1,図2を参照して説明したステップIVの処理に相当する、アクセス数の変動の要因分析処理の流れを示すフローチャートである。 図12に示すサイト分析(ステップS42)の処理の流れを示すフローチャートである。 アクセス数が変動する直前および直後のアクセス数のテーブル構成の一例を示すアクセス数取得テーブルである。 サイト分析における評価基準の一例を示す評価基準テーブルである。 図12に示すキーワード分析(ステップS43)の処理の流れを示すフローチャートである。 予め登録されたキーワードの一例を示すキーワードテーブルである。 アクセス数が変動する直前および直後の分析対象WEBページに含まれるキーワード数が集計されたテーブル構成の一例を示すキーワード数集計テーブルである。 キーワード分析における評価基準の一例を示す評価基準テーブルである。 図12に示すリンク分析(ステップS44)の処理の流れを示すフローチャートである。 分析対象WEBページにリンクされたWEBページのURIの一例を示すURIテーブルである。 アクセス数が変動する直前および直後の、分析対象WEBページにリンクされたWEBページのアクセス数の集計のテーブル構成の一例を示すアクセス数集計テーブルである。 リンク分析における評価基準の一例を示す評価基準テーブルである。 図1,図2を参照して説明したステップVで送信されるWEBサイト分析結果レポートの一例を示す図である。
符号の説明
10 サイト運営者
20 顧客
100 インターネット
110 WEBサーバ
200 イントラネット
210 解析サーバ
211 本体装置
211a FD装填口
211b CD−ROM装填口
212 画像表示装置
212a 表示画面
213 キーボード
214 マウス
220 バス
221 CPU
222 主メモリ
223 ハードディスク装置
224 FDドライブ
225 CD−ROMドライブ
226 I/Oインタフェース
227 通信インタフェース
250 更新履歴データベースサーバ
251 更新履歴データベース
260 アクセス数データベースサーバ
261 アクセス数データベース
300 FD
400 CD−ROM
410 サイト評価プログラム
500 サイト評価システム
411,511 ページアクセス数知得部
412,512 サイトアクセス数知得部
413,513 ページ特定部
414,514 第1の評価部
415,515 単語知得部
416,516 第2の評価部
417,517 第3の評価部
418,518 第1の結果供用部
419,519 第2の結果供用部
420,520 第3の結果供用部
600 更新履歴登録テーブル
601,611 日付
602,612,671,681,720 URI
603 記述内容
610 アクセス数登録テーブル
613,622,623 アクセス数
620 アクセス数取得テーブル
621 対象
624,624a,624b,684,684a アクセス数の変動率
630,660,690 評価基準テーブル
631 変動率の差
632,632a,663,663a,693,693a 出力メッセージ
640 キーワードテーブル
641,651 キーワード
650 キーワード数集計テーブル
652,653 キーワード数
654,654a キーワード数の変動率
661 アクセス数変動率
662 キーワード数変動率
670 URIテーブル
680 アクセス数集計テーブル
682,683 アクセス数
691,692 アクセス数変動率
700 WEBサイト分析結果レポート
710 日時
730 アクセス数の増減
740 サイト分析結果
750 キーワード分析結果
760 リンク分析結果

Claims (4)

  1. 通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
    前記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
    前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、そのページにリンクされたページにおけるアクセス数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第3の評価部と、
    前記第3の評価部による評価の結果を閲覧に供する第3の結果供用部とを備えたことを特徴とするサイト評価システム。
  2. 前記サイトについて、該サイトを構成するページを要求するアクセスの総数の時間変化を知得するサイトアクセス数知得部と、
    前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、前記サイトアクセス数知得部によって知得されたアクセスの総数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第1の評価部と、
    前記第1の評価部による評価の結果を閲覧に供する第1の結果供用部とを更に備えたことを特徴とする請求項1記載のサイト評価システム。
  3. 通信網を介したアクセスによって要求されたページをアクセス元に送信するサイトを構成する各ページについて、ページを要求するアクセスの数の時間変化を知得するページアクセス数知得部と、
    前記ページアクセス数知得部によって知得されたアクセス数の時間変化が所定の基準を越えているページを特定するページ特定部と、
    前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、そのページにリンクされたページにおけるアクセス数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第3の評価部と、
    前記第3の評価部による評価の結果を閲覧に供する第3の結果供用部とを有するサイト評価システムとしてコンピュータを動作させることを特徴とするサイト評価プログラム。
  4. 前記サイト評価システムが、更に、
    前記サイトについて、該サイトを構成するページを要求するアクセスの総数の時間変化を知得するサイトアクセス数知得部と、
    前記ページ特定部によって特定されたページにおけるアクセス数の時間変化を、前記サイトアクセス数知得部によって知得されたアクセスの総数の時間変化と比較し、比較の結果を所定の評価基準に基づいて評価する第1の評価部と、
    前記第1の評価部による評価の結果を閲覧に供する第1の結果供用部とを更に備えたものであることを特徴とする請求項3記載のサイト評価プログラム。
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