JP2008291826A - 内燃機関の酸素センサ故障診断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン始動後における酸素センサの出力信号の履歴を記憶しておき、アクティブ制御によって酸素センサの故障診断動作を行う場合に、上記履歴を参照して、酸素センサからリッチ出力がなされた履歴がある場合には、アクティブ制御実行時においては、リッチ側の制御動作は行わない。また、酸素センサからリーン出力がなされた履歴がある場合には、アクティブ制御実行時においては、リーン側の制御動作は行わない。これにより、酸素センサ故障診断を早期に完了することが可能になる。
【選択図】図3
Description
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決原理は、酸素センサの出力信号の履歴を記憶しておき、アクティブ制御によって酸素センサの故障診断動作を行う場合に、上記履歴を参照し、酸素センサからリッチ出力がなされた履歴がある場合には、この酸素センサはリッチ側においては正常と判断して、アクティブ制御実行時においては、リッチ側の診断動作は行わないようにする。また、酸素センサからリーン出力がなされた履歴がある場合には、この酸素センサはリーン側においては正常と判断して、アクティブ制御実行時においては、リーン側の診断動作は行わないようにしている。
具体的に、本発明は、内燃機関の排気ガスを浄化する触媒の下流側に配設されて触媒下流側における排気ガスの酸素濃度に応じたリッチ信号またはリーン信号を出力する酸素センサに対し、上記内燃機関の目標空燃比を強制的にリッチ側またはリーン側に設定し、それに応じた酸素センサの信号出力がなされたか否かによって酸素センサの故障の有無を診断する酸素センサ故障診断装置を前提とする。この酸素センサ故障診断装置に対し、履歴記憶手段と、リッチ側診断キャンセル手段及び/またはリーン側診断キャンセル手段を備えさせている。履歴記憶手段は、上記酸素センサの信号出力の履歴を記憶するものである。そして、リッチ側診断キャンセル手段は、上記酸素センサの信号出力の履歴に、リッチ信号の出力が存在する場合には、酸素センサ故障診断時に、上記内燃機関の目標空燃比をリッチ側に設定する動作をキャンセルするものである。また、リーン側診断キャンセル手段は、上記酸素センサの信号出力の履歴に、リーン信号の出力が存在する場合には、酸素センサ故障診断時に、上記内燃機関の目標空燃比をリーン側に設定する動作をキャンセルするものである。
図1は本実施形態に係るエンジン1及びその吸排気系の概略構成を示す図である。なお、この図1ではエンジン1の1気筒の構成のみを示している。
次に、上記酸素センサ101の構造について説明する。
上記ECU200は、CPU、ROM、RAM、及び、バックアップRAMなどを備えている。ROMは、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPUは、ROMに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。また、RAMはCPUでの演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAMはエンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
次に、上記空燃比フィードバック制御の具体的な動作手順について説明する。
次に、本発明に係る故障診断装置により実行される酸素センサ101の故障診断動作についての2つの実施形態を説明する。
本実施形態における酸素センサ101の故障診断動作は、アクティブ制御により行われる。先ず、このアクティブ制御の基本動作について説明する。
次に、酸素センサ101の故障診断動作についての第2実施形態を説明する。
以上説明した各実施形態は、酸素センサ101の故障診断装置を自動車用4気筒ガソリンエンジン1に適用した場合について説明した。本発明は、自動車用に限らず、その他の用途に使用されるエンジンに対しても適用可能である。また、気筒数やエンジン形式(直列型やV型や水平対向型等の別)についても特に限定されるものではない。
8 三元触媒
101 酸素センサ
Claims (6)
- 内燃機関の排気ガスを浄化する触媒の下流側に配設されて触媒下流側における排気ガスの酸素濃度に応じたリッチ信号またはリーン信号を出力する酸素センサに対し、上記内燃機関の目標空燃比を強制的にリッチ側またはリーン側に設定し、それに応じた酸素センサの信号出力がなされたか否かによって酸素センサの故障の有無を診断する酸素センサ故障診断装置において、
上記酸素センサの信号出力の履歴を記憶する履歴記憶手段を備えており、
上記酸素センサの信号出力の履歴に、リッチ信号の出力が存在する場合には、酸素センサ故障診断時に、上記内燃機関の目標空燃比をリッチ側に設定する動作をキャンセルするリッチ側診断キャンセル手段、及び/または、
上記酸素センサの信号出力の履歴に、リーン信号の出力が存在する場合には、酸素センサ故障診断時に、上記内燃機関の目標空燃比をリーン側に設定する動作をキャンセルするリーン側診断キャンセル手段を備えていることを特徴とする内燃機関の酸素センサ故障診断装置。 - 内燃機関の排気ガスを浄化する触媒の下流側に配設されて触媒下流側における排気ガスの酸素濃度に応じたリッチ信号またはリーン信号を出力する酸素センサに対し、酸素センサ故障診断実行条件の成立時に、上記内燃機関の目標空燃比を強制的にリッチ側またはリーン側に設定し、それに応じた酸素センサの信号出力がなされたか否かによって酸素センサの故障の有無を診断する酸素センサ故障診断装置において、
上記酸素センサの信号出力の履歴を記憶する履歴記憶手段を備えており、
上記酸素センサの信号出力の履歴に、リッチ信号の出力が存在する場合には、上記酸素センサ故障診断実行条件が成立したとしても上記内燃機関の目標空燃比をリッチ側に設定する動作をキャンセルするリッチ側診断キャンセル手段、及び/または、
上記酸素センサの信号出力の履歴に、リーン信号の出力が存在する場合には、上記酸素センサ故障診断実行条件が成立したとしても上記内燃機関の目標空燃比をリーン側に設定する動作をキャンセルするリーン側診断キャンセル手段を備えていることを特徴とする内燃機関の酸素センサ故障診断装置。 - 請求項2記載の内燃機関の酸素センサ故障診断装置において、
上記酸素センサの信号出力の履歴に、リッチ信号の出力及びリーン信号の出力が共に存在しない場合、上記酸素センサ故障診断実行条件の成立時における酸素センサの信号出力が理論空燃比に対応する出力よりもリッチ側寄りである場合には、上記内燃機関の目標空燃比をリーン側に設定する一方、上記酸素センサ故障診断実行条件の成立時における酸素センサの信号出力が理論空燃比に対応する出力よりもリーン側寄りである場合には、上記内燃機関の目標空燃比をリッチ側に設定するよう構成されていることを特徴とする内燃機関の酸素センサ故障診断装置。 - 内燃機関の排気ガスを浄化する触媒の下流側に配設されて触媒下流側における排気ガスの酸素濃度に応じたリッチ信号またはリーン信号を出力する酸素センサに対し、上記内燃機関の目標空燃比を強制的に切り換えて、それに応じた酸素センサの信号出力がなされたか否かによって酸素センサの故障の有無を診断する酸素センサ故障診断装置において、
上記酸素センサの信号出力の履歴を記憶する履歴記憶手段と、
上記酸素センサの信号出力の履歴に、リッチ信号の出力が存在し且つリーン信号の出力が存在していない場合には、酸素センサ故障診断時に、上記内燃機関の目標空燃比をリーン側に設定し、その後、酸素センサがリーン信号を出力すると、酸素センサに故障はないと判断する故障診断手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の酸素センサ故障診断装置。 - 内燃機関の排気ガスを浄化する触媒の下流側に配設されて触媒下流側における排気ガスの酸素濃度に応じたリッチ信号またはリーン信号を出力する酸素センサに対し、上記内燃機関の目標空燃比を強制的に切り換えて、それに応じた酸素センサの信号出力がなされたか否かによって酸素センサの故障の有無を診断する酸素センサ故障診断装置において、
上記酸素センサの信号出力の履歴を記憶する履歴記憶手段と、
上記酸素センサの信号出力の履歴に、リーン信号の出力が存在し且つリッチ信号の出力が存在していない場合には、酸素センサ故障診断時に、上記内燃機関の目標空燃比をリッチ側に設定し、その後、酸素センサがリッチ信号を出力すると、酸素センサに故障はないと判断する故障診断手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の酸素センサ故障診断装置。 - 請求項2記載の内燃機関の酸素センサ故障診断装置において、
上記酸素センサの信号出力の履歴に、リッチ信号の出力及びリーン信号の出力が共に存在しない場合、上記酸素センサ故障診断実行条件の成立時における酸素センサの信号出力が理論空燃比に対応する出力よりもリッチ側寄りである場合には、上記内燃機関の目標空燃比をリッチ側に設定する一方、上記酸素センサ故障診断実行条件の成立時における酸素センサの信号出力が理論空燃比に対応する出力よりもリーン側寄りである場合には、上記内燃機関の目標空燃比をリーン側に設定するよう構成されていることを特徴とする内燃機関の酸素センサ故障診断装置。
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