JP2008289682A - 電気分解還元水素水生成用マドラー - Google Patents
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Abstract
【技術課題】ナノバブル化された電気分解還元水素水を短時間に大量に生成することができると共に、効能を長時間保持できる電気分解還元水素水生成用のマドラーを得る。
【解決手段】プラス極面2aとマイナス極面2bとの間に電動式の圧電セラミックス5を組み込み、電気分解還元水素水生成時に、圧電セラミックス5に電圧を印加してプラス極面2aとマイナス極面2bの双方に微振動を発生させることによりナノバブルを高速で大量に生成する。
【選択図】図2
【解決手段】プラス極面2aとマイナス極面2bとの間に電動式の圧電セラミックス5を組み込み、電気分解還元水素水生成時に、圧電セラミックス5に電圧を印加してプラス極面2aとマイナス極面2bの双方に微振動を発生させることによりナノバブルを高速で大量に生成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、電気分解還元水素水(以下「還元水素水」という。)を生成するマドラーに関するものである。
本発明者は、特開2005−95808号として、還元水素水を生成するためのマドラー(水素水製造用攪拌具)を提案している。
このマドラーは、簡易に還元水素水を生成することができる特徴を有しているが、その使用に際しては、コップ等に水を入れ、これにマドラーを挿入して手動又は電動でマドラーを回転させながらコップ内の水を攪拌して還元水素水を生成する方式のため、生成に時間がかかり、また、還元水素水としての効能は、長くて1日程度で消失してしまうことから、毎日のように生成を行う必要があり、面倒である。
特開2005−95808号公報
このマドラーは、簡易に還元水素水を生成することができる特徴を有しているが、その使用に際しては、コップ等に水を入れ、これにマドラーを挿入して手動又は電動でマドラーを回転させながらコップ内の水を攪拌して還元水素水を生成する方式のため、生成に時間がかかり、また、還元水素水としての効能は、長くて1日程度で消失してしまうことから、毎日のように生成を行う必要があり、面倒である。
本発明は、斯る点に鑑みて提供されるものであって、その第1の目的は、還元水素水の生成時にいちいち攪拌したり回転したりしないで済むマドラーを提供することである。
更に第2の目的は、短時間に大量に還元水素水を生成できるマドラーを提供することである。
更に第3の目的は、発生する気泡をナノバブル化することにより、3〜5日間水素が水中に残存してその性能を保持する還元水素水を生成するマドラーを提供することである。
更に第4の目的は、携帯してどこででも手軽に使用できるマドラーを提供することである。
更に第2の目的は、短時間に大量に還元水素水を生成できるマドラーを提供することである。
更に第3の目的は、発生する気泡をナノバブル化することにより、3〜5日間水素が水中に残存してその性能を保持する還元水素水を生成するマドラーを提供することである。
更に第4の目的は、携帯してどこででも手軽に使用できるマドラーを提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、電気分解還元水素水生成用マドラーにおいて、プラス極面とマイナス極面との間に微振動発生体を組み込み、電気分解還元水素水生成時に、前記微振動発生体に電圧を印加してプラス極面とマイナス極面の双方に微振動を発生させることにより、微細なナノバブルを高速で大量に生成することができるように構成して成ることを特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の電気分解還元水素水生成用マドラーにおいて、前記微振動発生体が圧電セラミックスから成ることを特徴とするものである。
更に、請求項3に記載の発明においては、請求項1に記載の電気分解還元水素水生成用マドラーにおいて、前記プラスとマイナス極面の表面にメッキによる析出構造層を形成してナノバブルの発生を促進させるように構成して成ることを特徴とするものである。
更に、請求項4に記載の発明においては、請求項1に記載の電気分解還元水素水生成用マドラーにおいて、前記プラスとマイナス極面及び微振動発生体の駆動用電源に充電式電池を用いて成ることを特徴とするものである。
本発明に係るマドラーは、以上の如き構成を有することにより、次の効果を発揮する。
1.電気分解中、電極面を微振動させるため、この微振動により電極面に付着した気泡 が離れて電気分解が促進されるため、短時間に大量の還元水素水を生成できる。
2.電極面にデンドライト構造層を形成したことにより、電極面において気泡発生面積 が拡大し、この分大量の還元水素水を短時間で生成できる。
3.電極面の微振動とデンドライト構造層の作用により、大量に発生する気泡をナノバ ブル化することができる。
この結果、このナノバブル化された気泡の場合、水中において水素が長期間安定し て残存するため、3〜5日間は還元水素水としての機能を保持できる。
4.電気分解及び微振動体の駆動用電源に充電式電池を使用することにより、任意のと ころに携帯して使用することができるため、例えば旅行先に携行できて便利である。
1.電気分解中、電極面を微振動させるため、この微振動により電極面に付着した気泡 が離れて電気分解が促進されるため、短時間に大量の還元水素水を生成できる。
2.電極面にデンドライト構造層を形成したことにより、電極面において気泡発生面積 が拡大し、この分大量の還元水素水を短時間で生成できる。
3.電極面の微振動とデンドライト構造層の作用により、大量に発生する気泡をナノバ ブル化することができる。
この結果、このナノバブル化された気泡の場合、水中において水素が長期間安定し て残存するため、3〜5日間は還元水素水としての機能を保持できる。
4.電気分解及び微振動体の駆動用電源に充電式電池を使用することにより、任意のと ころに携帯して使用することができるため、例えば旅行先に携行できて便利である。
上記請求項1〜4に記載した本発明の実施例を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るマドラーに電池を取り付けた状態の説明図、図2はマドラーの断面図、図3はコップ内にマドラーを挿入して電気分解中の説明図、図4(A)(B)はデンドライト構造層の拡大説明図、図5はハンドル型充填式電池とこの充電スタンドの説明図である。
上記各図において、符号の1はマドラーであって、このマドラー1は、電極部2とこの電極部2を先端に取り付けている把手部3と、把手部3の上端に形成された端子部4から成る。
上記各図において、符号の1はマドラーであって、このマドラー1は、電極部2とこの電極部2を先端に取り付けている把手部3と、把手部3の上端に形成された端子部4から成る。
前記電極部2は、図2に示すように、片面にプラス極面2aとこの反対面にマイナス極面2bを形成し、この両極面2a、2bの中間に圧電セラミックス5を挟み込んだ構成から成り、前記端子部4に接続した充電式電池6及び導体6aからの給電により、図3に示すようにガラスコップ7内に入れた飲料水8を電気分解して還元水素水を生成することができる。3aは、把手部3に取り付けたフックであって、ガラスコップ7の縁7aにこのフック3aを引っ掛けておくことができる。
9は、両極面2a、2bの表面に形成された針状(図4(A))、又は樹枝状(図4(B))の析出(デンドライト)構造層であって、この析出構造層9は、ニッケル合金メッキにより形成されたものである。なお、このニッケル合金メッキに代えて、銅メッキにより、針状又は樹枝状の析出ではなく、ポーラスな析出構造としても良い。
9は、両極面2a、2bの表面に形成された針状(図4(A))、又は樹枝状(図4(B))の析出(デンドライト)構造層であって、この析出構造層9は、ニッケル合金メッキにより形成されたものである。なお、このニッケル合金メッキに代えて、銅メッキにより、針状又は樹枝状の析出ではなく、ポーラスな析出構造としても良い。
実施例の場合、前記充電式の電池6からは、3W(24V、120mA)の電力の供給が可能であり、この電力を供給すると、圧電セラミックス5は約1.7MH2の超高速振動を発生し、この振動は両極面2a、2bに伝わり、0.1〜0.5ミクロンの水素ナノバブルを析出構造層9から大量に発生することができる。
上記電気分解時の還元電位(ORP)を測定した結果を次に示す。
水道水・・・・・・・・・・・+450〜500mV
通電30秒後・・・・・・・・−350〜390mV
通電 1分後・・・・・・・・−750mV
通電 2分後・・・・・・・・−850mV
通電 3分後・・・・・・・・−930〜1030mV
通電を停止して、1時間放置した場合、−780〜820mVを示した。
上記電気分解時の還元電位(ORP)を測定した結果を次に示す。
水道水・・・・・・・・・・・+450〜500mV
通電30秒後・・・・・・・・−350〜390mV
通電 1分後・・・・・・・・−750mV
通電 2分後・・・・・・・・−850mV
通電 3分後・・・・・・・・−930〜1030mV
通電を停止して、1時間放置した場合、−780〜820mVを示した。
図5は、スタンド型充電器10を示し、このスタンド型充電器10で充電式電池6に充電を行う。このため、旅先では、このスタンド型充電器10を一緒に携行することで、例えば200ccのコップの水を電解6分間でORP−380mVの水素水にし、繰り返し回数10回、のべ1時間の使用が可能である。すなわち、1回2時間の充電で、合計2Lの還元水素水を生成することができる。
なお、本発明のマドラー1は、ガラスコップ7に固定して振動だけで生成を行っても良いが、適当に攪拌動作を加えるようにしてもよい。
なお、本発明のマドラー1は、ガラスコップ7に固定して振動だけで生成を行っても良いが、適当に攪拌動作を加えるようにしてもよい。
1 マドラー
2 電極部
2a プラス極面
2b マイナス極面
3 把手部
4 端子部
5 圧電セラミックス
6 充電式電池
7 ガラスコップ
8 飲料水
9 析出構造層
10 スタンド型充電器
2 電極部
2a プラス極面
2b マイナス極面
3 把手部
4 端子部
5 圧電セラミックス
6 充電式電池
7 ガラスコップ
8 飲料水
9 析出構造層
10 スタンド型充電器
Claims (4)
- プラス極面とマイナス極面との間に微振動発生体を組み込み、電気分解還元水素水生成時に、前記微振動発生体に電圧を印加してプラス極面とマイナス極面の双方に微振動を発生させることにより、微細なナノバブルを高速で大量に生成することができるように構成して成る電気分解還元水素水生成用マドラー。
- 前記微振動発生体が圧電セラミックスから成ることを特徴とする請求項1に記載の電気分解還元水素水生成用マドラー。
- 前記プラスとマイナス極面の表面にメッキによる析出構造層を形成してナノバブルの発生を促進させるように構成して成る請求項1に記載の電気分解還元水素水生成用マドラー。
- 前記プラスとマイナス極面及び微振動発生体の駆動用電源に充電式電池を用いて成る請求項1に記載の電気分解還元水素水生成用マドラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007138598A JP2008289682A (ja) | 2007-05-25 | 2007-05-25 | 電気分解還元水素水生成用マドラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2008289682A true JP2008289682A (ja) | 2008-12-04 |
Family
ID=40165046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007138598A Pending JP2008289682A (ja) | 2007-05-25 | 2007-05-25 | 電気分解還元水素水生成用マドラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008289682A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014240049A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | 株式会社健康支援センター | 携帯型水素水生成器具 |
US10219670B2 (en) | 2014-09-05 | 2019-03-05 | Tennant Company | Systems and methods for supplying treatment liquids having nanobubbles |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61116580U (ja) * | 1984-12-29 | 1986-07-23 | ||
JPH0395060U (ja) * | 1990-01-16 | 1991-09-27 | ||
JP2004065505A (ja) * | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Isamu Miya | 飲料用エアリング装置 |
JP2005095808A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Shinwa Kogyo Kk | 水素水製造用攪拌具 |
-
2007
- 2007-05-25 JP JP2007138598A patent/JP2008289682A/ja active Pending
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