JP2008286570A - 浸水量測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マンホール等の対象空間の浸水量を簡易かつ正確に算出することができる浸水量測定装置を提供する。
【解決手段】マンホールX等の対象空間の浸水量を測定する浸水量測定装置1は、マンホールX内に直立して設置され、表面に浸水量を示す目盛が表示された柱状の量水標2と、リング状の形状で内部に量水標2が挿通され、浸水の表面に浮遊してその水位を指示する指示体3とを備え、量水標2に表示された目盛は、指示体3が指示する水位を表している。
【選択図】図3

Description

本発明は、マンホール、ハンドホールや穴等の対象空間の浸水量を測定する浸水量測定装置に関する。
屋外に設けられるマンホール、ハンドホールや穴等の縦坑には、これらに連通するケーブルや配管を伝って雨水や地下水等が流れ込むことがある。そのため、縦坑内に設置される設備や機器等は浸水に対応した防水仕様のものとなっている。しかし、これらの設備や機器等の点検や工事等を行う際には、浸水があれば排水する必要が生じる。ここで、排水処理に必要な車両等の手配や処理施設への申請等のため、浸水量の把握が不可欠となる。
そこで、縦坑内の浸水量を把握するために、表面に水位を示す目盛を付してなる量水標(例えば、特許文献1参照)を縦坑内に導入して浸水の水位を計測すると共に、縦坑の設計図面から底部面積を割り出し、水位と底部面積から浸水量を見積もっている。
特開2005−345403号公報
しかしながら、マンホール等の縦坑内の空間は光が遮られた暗闇下であり、空間上部に設けられた入口から懐中電灯等を頼りに空間内の浸水量を把握しなければならない。そのため、量水標を縦坑内に導入しただけでは、水面の位置を確認して、該水面位置に対応した量水標の目盛を読み取ることは困難である。
水面位置での目盛の読み取りを容易とするため、量水標を蓄光材とすることや目盛の部分を反射シートで構成することも考えられるが、長期に亘って光が遮られている縦坑内では蓄光の効果が期待できない。また、反射シートで構成される目盛部分を空間上部から照らしても、反射した光が浸水内を照らし出すに過ぎず、水面位置を識別することはできず、水面位置に対応した目盛を正確かつ容易に読み取ることはできない。
さらに、量水標により浸水の水位を把握しても、縦坑の設計図面等から改めて、その底部面積を割り出して、浸水量を算出しなければならず、煩雑である。
本発明は、以上の点に鑑みて、マンホール等の対象空間の浸水量を容易に把握することができる浸水量測定装置を提供することを目的とする。
本発明は、マンホール、ハンドホールや穴等の対象空間の浸水量を測定する浸水量測定装置であって、前記対象空間内に直立して設置され、表面に前記対象空間の浸水量を示す目盛が表示された柱状の量水標と、リング状の形状で内部に前記量水標が挿通され、前記対象空間における浸水の表面に浮遊してその水位を指示する指示体とを備え、前記目盛は前記指示体が指示する水位に応じた浸水量を表していることを特徴とする。
本発明の浸水量測定装置によれば、マンホール等の対象空間に立てられた量水標を取り囲むように、水面を浮遊するリング状の指示体が取り付けられているので、空間内が浸水している場合には指示体がその水位の変化に応じて浮遊し、空間上部の入口からも懐中電灯等を頼りに水面位置を識別することができる。
また、リング状の指示体は、その内部に量水標が挿通されているため、量水標に付された目盛の近くに指示体が存在し、指示体によって識別可能となった水面位置に応じた目盛を正確に読み取ることができる。
さらに、量水標に付された目盛は、予めマンホール等の対象空間の底部面積等と高さ(水位)から算出された容積(浸水量)となっているため、改めて浸水の水位から浸水量を算出する必要もない。
このように、本発明の浸水量測定装置によれば、マンホール等の対象空間の浸水量を容易に把握することができる。
前記目盛は、蛍光材によって前記量水標の表面に表示されていることが好ましい。これにより、指示体によって識別可能となった浸水の水面位置に対応した目盛を、暗闇下であっても懐中電灯等を頼りに読み取り易くする。
前記指示体は、その表面に前記対象空間の上部から差し込んだ光を前記量水標を照らす方向に反射する反射部を有することが好ましい。かかる構成によれば、マンホール等の対象空間の入口から、懐中電灯等で空間内を照らした際に、その光が反射部により反射されて量水標を照らし出す。これにより、対象空間のどこに量水標が設置されているかを直ぐに確認することができる。
さらに、前記反射部は、反射した光が、前記指示体が指示する水位に対応した前記目盛の部位を照らすように、所定の角度で該指示体に設けられていることが好ましい。特に、支持体に設けられた反射部が、量水標に表示された目盛の中から、浸水の水面位置に対応した箇所を照らし出すようにすることで、浸水量として読み取るべき目盛を明確にすることができる。
前記目盛は、形状の異なる複数の対象空間に応じた複数の目盛が異なる色で表示され、前記反射部は、所定の光成分を吸収又は反射するカラーフィルタを有して、前記複数の目盛の中から所定の目盛を見え易く又は見え難くすることが好ましい。これにより、量水標に形状の異なる複数の対象空間に応じた複数の目盛を色を変えて併記し、支持体の反射部に、反射光により量水標が設置される対象空間に応じた目盛を浮かび上がらせるカラーフィルタを設けることで、カラーフィルタを交換することで形状の異なる複数の対象空間に適用することができる。
図示の浸水量測定装置は、例えば、マンホール、ハンドホールや穴等の縦坑内に設置されて、浸水量の測定に使用されるものである。
図1に示すように、本実施形態の浸水量測定装置1は、浸水量を示す目盛が表示された柱状の量水標2と、リング状の形状で内部に量水標2が挿通可能な指示体3とを備える。
量水標2は、前記目盛が表示された柱状の量水標本体21と、量水標本体21の下部に設けられて床面に面接触する板状の下部ベースプレート22と、量水標本体21の上部に連結されて天井面に面接触する板状の上部プレート23とを備える。
量水標本体21の表面には、所定の間隔で付され目盛と、該目盛に対応した数字及び単位(例えばm)が蛍光材によって付されており、これらの目盛、数字及び単位は測定対象となる縦坑の水位に対応した浸水量となっている。尚、量水標本体21の表面に付されている目盛は、水面位置での浸水量を示すものではなく、水面に浮かんだ指示体3の上端位置が指し示す浸水量を表している(図2参照)。すなわち、これらの目盛は、測定位置となる指示体3の上端で正確な浸水量の値となるよう、指示体3の厚みによる誤差を換算したものとなっている。
上部プレート23と量水標本体21とは、上部プレート23から垂下した螺子部23aが量水標本体21の上端部に設けられた螺子孔(図示省略)に螺合して上下動自在に連結され、更に螺子部23aに螺合したナット23bで締め付けて固定される。これにより、縦坑の高さに応じて上部プレート23の位置を変更して、下部ベースプレート22及び上部プレート23をそれぞれ床面及び天井面に面接触させて、縦坑内に安定的に直立させておくことができる。
図2に示すように、指示体3は、浸水に対して浮遊する合成樹脂製の部材であって、上面が内側に下方傾斜した形状となっており、この傾斜部分に反射部としての反射板31が設けられている。この環状の反射板31は、上方から指示体3に照射された光を反射させて、量水標2に付された目盛のうち指示体3の上端位置にあるものを照らし出すように、その傾斜角が設定されている。
次に、本実施形態の浸水量測定装置1の使用方法について説明する。
図3に示すように、浸水量測定装置1は、縦坑である対象空間としてのマンホールX内に設置され、マンホールXに浸水した浸水の体積(浸水量)を測定する。
浸水量測定装置1の量水標2は、指示体3の内部に挿通されて、量水標本体21の周囲で指示体3が上下方向および周方向に移動自在に支持された状態として、下部ベースプレート22及び上部プレート23がそれぞれ床面及び天井面に面接触するようにして、マンホールX内に直立した状態で設置される。この際、上部プレート23の位置がナット23bで固定されるため、マンホールXに設置された量水標2が不意に脱落して傾くこともない。
また、量水標本体21の表面には、マンホールXの規格から予め算出した、水位に応じた浸水量を示す目盛、数字及び単位が蛍光材等のシールによって貼付されている。
このようにして、浸水量測定装置1が設置されたマンホールXにおいて、マンホールX内の設備や機器の点検や工事等を行う際には、かかる作業を行う作業者は、マンホールXの上部の入口Y側から懐中電灯等を頼りにマンホールX内の浸水量を把握する。
作業員が入口Y側からマンホールX内を照らし出すと、指示体3の反射板31により上方から差し込んだ光が反射されて量水標2を照らすので、マンホールX内のどこに浸水量測定装置1が設置されているかを直ぐに確認することができる。
また、反射板31は、特に、指示体3の上端の測定位置に対応した目盛部分を照らし出すように所定の角度で指示体3設けられていることから、量水標本体21に表示された目盛の中から、浸水量の値として読み取るべき目盛部分が明るく照らされて明確になっている。
さらに、指示体本体21に付された目盛、数字及び単位は、蛍光材によって表示されているため、反射板31によって明るく照らし出された目盛部分の目盛及び数字は、懐中電灯等の照度でも容易に読み取ることができる。
以上説明したように、本実施形態の浸水量測定装置1によれば、マンホール等の対象空間の浸水量を迅速かつ容易に把握することができる。
尚、上記実施形態では、予めマンホールXの規格に合わせて、その水位に応じた浸水量を示す目盛、数字及び単位を表すシールを量水標本体21に貼付したが、これに限定されるものではなく、図4に示すように、規格の異なる複数のマンホールXに応じた複数の目盛を異なる色のシールで量水標本体21に並列して添付するようにしてもよい。この場合、浸水量測定装置1が設置されるマンホールの規格に合わせて、指示体3の反射板31の表面に、所定の色の透明板からなるカラーフィルタ32を取り付けることで、量水標本体21に異なる色で併記された目盛のうち、カラーフィルタ32と同系色で表示された目盛が見え難くなり、マンホールXの規格に対応した目盛のみが浮き出て見えるようにしてもよい。これにより、カラーフィルタ32を交換することで形状の異なる複数のマンホールに同一の量水標2を適用することができる。
実施形態の浸水量測定装置の全体的構成を示す図。 図1の指示体の機能を示す図。 実施形態の浸水量測定装置の使用状態を示す説明図。 図1の浸水量測定装置の他の形態を示す図。
符号の説明
1…浸水量測定装置、2…量水標、3…指示体、21…量水標本体、22…下部ベースプレート、23…上部プレート、31…反射板(反射部)、32…カラーフィルタ、X…マンホール、Y…入口。

Claims (5)

  1. マンホール、ハンドホールや穴等の対象空間の浸水量を測定する浸水量測定装置であって、
    前記対象空間内に直立して設置され、表面に前記対象空間の浸水量を示す目盛が表示された柱状の量水標と、
    リング状の形状で内部に前記量水標が挿通され、前記対象空間における浸水の表面に浮遊してその水位を指示する指示体とを備え、
    前記目盛は前記指示体が指示する水位に応じた浸水量を表していることを特徴とする浸水量測定装置。
  2. 請求項1記載の浸水量測定装置において、
    前記目盛は、蛍光材によって前記量水標の表面に表示されていることを特徴とする浸水量測定装置。
  3. 請求項1又は2記載の浸水量測定装置において、
    前記指示体は、その表面に前記対象空間の上部から差し込んだ光を前記量水標を照らす方向に反射する反射部を有することを特徴とする浸水量測定装置。
  4. 請求項3記載の浸水量測定装置において、
    前記反射部は、反射した光が、前記指示体が指示する水位に対応した前記目盛の部位を照らすように、所定の角度で該指示体に設けられていることを特徴とする浸水量測定装置。
  5. 請求項3又は4記載の浸水量測定装置において、
    前記目盛は、形状の異なる複数の対象空間に応じた複数の目盛が異なる色で表示され、
    前記反射部は、所定の光成分を吸収又は反射するカラーフィルタを有して、前記複数の目盛の中から所定の目盛を見え易く又は見え難くすることを特徴とする浸水量測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111502660A (zh) * 2020-04-22 2020-08-07 贵州理工学院 一种保水开采用的地表水位实时监控装置

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