JP2008026173A - 液位計 - Google Patents

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護 長谷川
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Abstract

【課題】量水標が計測対象の液体の液面上に設置され、量水標の目盛から液位を迅速かつ的確に認識することで、液位の計測を簡易に行う液位計を提供する。
【解決手段】液位計測対象の液面に浮遊するフロートと、前記フロートにその一端が止着されるワイヤと、前記フロートの上方に設置され、前記ワイヤが掛け回されるワイヤ支持部材と、前記ワイヤの、前記ワイヤ支持部材に関して前記フロートとは反対側の部位に取付けられた重りと、前記ワイヤに取り付けられた指示部と、前記指示部の近傍に設置され、前記指示部により差し示される目盛が設けられた液位目盛標とを備える液位計である。
【選択図】図1

Description

ダムや河川などの液面の液位を計測するための液位計に関し、とくに、液位目盛標を用いた液位計に関する。
ダム、河川、地下水、石油、化学薬品等の液体の液位を計測するために、数々の液位計が研究・開発されている。とくに、ダムや河川の水位を測定するために、水中に立設した支柱に水位測定用の目盛を表示した量水標を用いて、水位を計測する手法が用いられている。近年では、監視カメラを用いて遠隔地においても河川等の水位を計測できる技術(例えば、特許文献1)や、量水標を折り畳み可能にすることで可搬性を高め、さらに仮設足場の設置をすることなく簡易に水位を計測できる水位計(例えば、特許文献2)が提案されているが、固定式の量水標を用いて水位を計測する手法が経済的かつ運用上効率的であり、一般的に用いられている。
特開2001−33297号公報 特開2005−273203号公報
この手法において用いる量水標は、その一部または大部分が長期間水面下にあるため、その部分の表面が水垢などによって汚れたり、表示される目盛の色が薄くなったりして目盛が読みにくくなったりする問題がある。この問題に対応するため、定期的に量水標を清掃したり取り替えたりする必要がある。しかしながら、清掃する量水標が水位が高い場所に設置されていたり、清掃するための足場が不安定な場所に設置されていたりする場合、清掃に手間がかかる。その上、計測する水面の液体が透明色に近い場合、量水標と水面の接点の認識が難しくなり、水位の計測がしづらいことがある。
このような問題に鑑み、本発明は、量水標が計測対象の液体の液面上に設置され、量水標の目盛から液位を迅速かつ的確に認識することで、液位の計測を簡易に行う液位計を提供することを目的とする。
第1発明である液位を計測するための液位計は、液位計測対象の液面に浮遊するフロートと、前記フロートにその一端が止着されるワイヤと、前記フロートの上方に設置され、前記ワイヤが掛け回されるワイヤ支持部材と、前記ワイヤの、前記ワイヤ支持部材に関して前記フロートとは反対側の部位に取付けられた重りと、前記ワイヤに取り付けられた指示部と、前記指示部の近傍に設置され、前記指示部により差し示される目盛が設けられた液位目盛標とを備える。また、前記液位計は、前記ワイヤおよび前記フロートを収容する中空形状の収容部材を備えることとしてもよい。
第2発明である液位を計測するための液位計は、液位計測対象の液面に浮遊するフロートと、前記フロートにその一端が止着し、前記フロートの上方に伸張するサポート部材と、前記サポート部材に取付けられた指示部と、前記指示部の近傍に設置され、前記指示部により差し示される目盛が設けられた液位目盛標とを備える。また、前記液位計は、前記サポート部材および前記フロートを収容する中空形状の収容部材を備えることとしてもよい。
この発明により、量水標の清掃や取替え等の保守作業を軽減できると共に、計測対象の液体の液面が透明色等の視認しづらい色であっても量水標の目盛から液位を迅速かつ的確に認識することができるため、液位の計測を簡易に行うことができる液位計を提供することが可能となった。
===ワイヤを用いた液位計の構成===
図1(a)は、本発明の第1の実施形態である液位計100を示す構成図である。図1(a)に示すように、液位計100は、水面に浮遊するフロート10と、フロート10にその一端が止着しフロート10から上方に延びるワイヤ20と、フロート10の上方に設置され、上向きに延びるワイヤ20が掛け回されてこのワイヤ20を下向きに反転するように支持するワイヤ支持部材としての滑車30と、ワイヤ20の他端に設けられ、ワイヤ20の弛みを除去して張りを持たせるための重り40と、ワイヤ20の適宜な位置に設けられる指示針50と、指示針50の近傍に設置され、指示針50により差し示される液位目盛標としての量水標60を備えている。さらに、液位計100は、ワイヤ20とフロート10を収容する筒型または角型で中空形状の収容部材として塩ビ管70、72、80を備える。ここで、塩ビ管とは、塩化ビニル樹脂を主原料とした管をいう。
フロート10は、計測対象の液体に浮遊すると共に、水中で腐食を起こし難い素材で構成され、例えば、発泡プラスチックのような軽量材料製のブロックや板材、あるいは、各種樹脂材料やステンレスなどの金属で構成された中空体などを用いることができるが、これらに限られない。ワイヤ20は、フロート10と後述する重り40の釣り合いによって発生する張力に耐えうる素材で構成され、例えば、ステンレスなどの金属、各種繊維からなるロープなどを用いることができるが、これらに限られない。
滑車30は、ワイヤ20を掛け回すときにワイヤ20との摩擦が少なくなるという利点を有するためワイヤ支持部材として用いられているが、ワイヤ20をその向きが反転するように支持できれば、滑車30以外の部材を採用してもよい。
重り40は、ワイヤ20が弛まず鉛直方向に張る程度の張力を付与でき、かつ、フロート10の重量よりも小さな重量を有するものであり、例えば、プラスチック、ステンレス、金属、ガラス、木材などで構成されるが、これらに限られない。
指示針50は、後述する量水標60に表示されている目盛を差し示すためのものである。指示針50は、量水標60の目盛と同色等の視認しづらい色でない限りはとくに着色する必要はないが、指示針50を赤色や蛍光塗料などの目立つ色で着色することによって、遠方からでも視認しやすい構成とすることも可能である。ただし、指示針50に代えて、例えば、透明のプレートに矢印を表示したものなどを用いてもよく、要するに、量水標60の目盛を指示してそれを視認できるものであれば、本発明の指示部として用いることができる。
量水標60は、支柱等の部材に液位目盛を表示させた液位目盛標である。図1(a)に示すように、量水標60は測定対象の液体の上方に設置されているが、表示される液位目盛が測定対象の液体の上方に設置されていれば、それ以外の部分は液体中に設置される構成であってもよい。
図1(a)、(b)に示す如く、ワイヤ20はフロート10から上方に延びる部分が塩ビ管70に収容され、滑車30により反転されて下向きに延びる部分が塩ビ管72に収容されるように設けられている。塩ビ管70、72は、風によってワイヤ20が左右に揺動することを防いだり、ワイヤ20を風雨による破損や磨耗から保護したりすることを可能としている。塩ビ管70にはその長手方向に延びるスリット70aが形成されており、図1(b)の横断面図に示すように、このスリット70aを通して、ワイヤ20に取付けられた指示針50が塩ビ管70の外部へ突出する構成となっている。
さらに、図1(c)に示す如く、フロート10を囲むように塩ビ管80が設けられている。塩ビ管80は、風や水面の流れによってフロート10が左右に揺動することを防ぎ、フロート10を風雨による破損等から保護する役目を担っている。また、塩ビ管70の下端に設けられたキャップ74を塩ビ管80の上端に被せて圧入することで、図1(c)の縦断面図に示すように、塩ビ管70と塩ビ管80を結合する。
塩ビ管80の内部には、フロート10の上方と下方にスペーサが設けられており、これらのスペーサは、フロート10の上下への異常な移動を抑制する。つまり、フロート10が破損して水面下に没したときや、水面上に浮遊せずに上方に浮き上がってしまったときにこれらのスペーサによってフロート10の上下移動を抑制する。
このようにして構成された液位計100において、図1(a)に示すように、フロート10は計測対象の液体の液面に浮遊する。そして、液面の液位が上下に変位するとフロート10も上下に移動し、その上下移動に連動してワイヤ20も上下に移動する。ワイヤ20が上下に移動することによって指示針50も上下に移動し、指示針50が差し示す量水標60の目盛を視認することで計測対象の液体の液位を計測することが可能となる。その際、上記のように、重り40によって、フロート10とワイヤ20がほぼ垂直状態に保たれるので、指示針50が量水標60の目盛に液位を正確に差し示すことが可能となる。
===サポート部材を用いた液位計の構成===
図2(a)は、本発明の第2の実施形態である液位計200を示す構成図である。図2(a)に示すように、液位計200は、液位計100におけるワイヤ20と滑車30と重り40の構成の代わりにサポート部材であるパイプ22を使用する構成である。
パイプ22は、フロート10にその下端が止着し、フロート10の上方に伸張している。また、パイプ22の適宜な位置に指示針50が設けられている。パイプ22は、風雨等による破損や腐食に耐えうるための耐久力を有している素材で構成され、例えば、アルミニウム、マグネシウム、チタンなどの合金である軽金属、ステンレスなどの金属や、樹脂材料で構成されるが、フロート10の浮力を超過しない程度の重力であるならば、これらに限られない。また、塩ビ管70の上端には、風雨の侵入を防ぐカバーが設けられている。
また、液位計100の構成と同様に、塩ビ管70にはスリット70aが形成されており(図2(b)の横断面図参照)、このスリット70aを介してパイプ22に設けられている指示針50が塩ビ管70から突出する構成となっている。さらに、塩ビ管70の下端に設けられたキャップ74を塩ビ管80の上端に被せて圧入することで、塩ビ管70と塩ビ管80を結合する(図2(c)の縦断面図参照)。
このようにして構成された液位計200において、図2(a)に示すように、フロート10は計測対象の液体の液面に浮遊する。そして、液面の液位が上下に変位するとフロート10も上下に移動し、その上下移動に連動してパイプ22も上下に移動する。パイプ22が上下に移動することによって指示針50も上下に移動し、指示針50が差し示す量水標60の目盛を視認することで計測対象の液体の液位を計測することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態の液位計によれば、量水標の清掃や取替え等の保守作業を軽減できると共に、計測対象の液体の液面が透明色等の視認しづらい色であっても量水標の目盛から液位を迅速かつ的確に認識することができるため、液位の計測を簡易に行うことができる液位計を提供することが可能となる。
本発明の一実施例における液位計の構成図である。 本発明の他の実施例における液位計の構成図である。
符号の説明
10 フロート
20 ワイヤ
22 パイプ
30 滑車
40 重り
50 指示針
60 量水標
100、200 液位計

Claims (4)

  1. 液位を計測するための液位計であって、
    液位計測対象の液面に浮遊するフロートと、
    前記フロートにその一端が止着されるワイヤと、
    前記フロートの上方に設置され、前記ワイヤが掛け回されるワイヤ支持部材と、
    前記ワイヤの、前記ワイヤ支持部材に関して前記フロートとは反対側の部位に取付けられた重りと、
    前記ワイヤに取り付けられた指示部と、
    前記指示部の近傍に設置され、前記指示部により差し示される目盛が設けられた液位目盛標と、を備えたことを特徴とする、
    液位計。
  2. 前記ワイヤおよび前記フロートを収容する中空形状の収容部材を備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の液位計。
  3. 液位を計測するための液位計であって、
    液位計測対象の液面に浮遊するフロートと、
    前記フロートにその一端が止着し、前記フロートの上方に伸張するサポート部材と、
    前記サポート部材に取付けられた指示部と、
    前記指示部の近傍に設置され、前記指示部により差し示される目盛が設けられた液位目盛標と、を備えたことを特徴とする、
    液位計。
  4. 前記サポート部材および前記フロートを収容する中空形状の収容部材を備えることを特徴とする、
    請求項3に記載の液位計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011209096A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Marutaka Concrete Kogyo Kk 河川等の水位表示方法と表示装置及び構築用擁壁ブロック
JP2012207916A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The 液位計及び該液位計を用いたポンプ機能検査方法
CN104309963A (zh) * 2014-09-25 2015-01-28 成都市花香酒业有限公司 酒罐液位计
CN108279056A (zh) * 2018-03-02 2018-07-13 中山市知科应用科技研究有限公司 一种信号无线传输且自供电的液位检测装置
CN115540975A (zh) * 2022-10-18 2022-12-30 山东省地质矿产勘查开发局八〇一水文地质工程地质大队(山东省地矿工程勘察院) 一种岩溶地下水水位波动异常预警装置

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