JP2008283528A - 移動通信システム、無線制御装置および通信端末装置 - Google Patents

移動通信システム、無線制御装置および通信端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】情報通知/取得のための物理的リソースを効率的に利用する。
【解決手段】フレームを一つ以上に分割したサブフレームを用いて基地局からダウンリンクデータを移動局に送信する移動通信システムにおいて、基地局は、リファレンス信号生成部1213で複数フレーム区間に設定される時間区間制御情報を移動局に通知するセル固有の符号系列を生成し、割り当て部1214で上記セル固有の符号系列を各サブフレームに多重される基準信号に割り当てる。
【選択図】図10

Description

本発明は、移動通信システム、無線制御装置および通信端末装置に関し、特に、下り方向(ダウンリンク)無線通信方式にOFDMA通信方式を採用したLTE(Long Term Evolution)規格に従って通信を行なう移動通信システム、無線制御装置および通信端末装置に関する。
近年、W−CDMA方式をはじめとする第3世代移動体通信(3G)が世界的に普及して来ている。さらに、現在、第3世代移動体通信規格を検討する組織である3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、ダウンリンクにおいてOFDMA通信方式を採用した、より高速な通信速度を実現する次世代移動体通信方式が検討されている。以降、本明細書ではこの次世代通信規格をLTEと呼ぶ。
LTEの移動体通信システムでは、移動局は、初期同期確立(初期セルサーチ)のために、あるいは、ハンドオーバーのために、自機(移動局)が接続しようとするセルおよびセクタを同定する必要がある。LTEでは、高速なセルサーチのために、いわゆる3段階セルサーチ方法が採用されている。
LTEにおける3段階セルサーチは、一般に、物理チャネルとして同期チャネル(SCH:Synchronization Channel)とリファレンス信号(RS:Reference Signal)とが使用される。SCHは、P−SCH(Primary SCH)と、S−SCH(Secondary SCH)との2つのチャネルによって構成される。
まず、P−SCHによってシンボルタイミングを検出し(第1段階)、次に、S−SCHコードの相関検出によっていくつかのセル番号をグループ分けしたセルIDグループの同定とP−SCHの符号を判定することによりグループ内のセクタIDの同定を実施する(第2段階)。次に、RSを用いた相関検出によって、セル固有であるRSの符号の検出を行なうことによってセルIDの確認を行なう(第3段階)。詳細に関しては現在も検討中であるが、暫定的にはセルIDグループとして170種類、セクタIDを3種類としている。よって、セルIDグループとセクタIDとの組み合わせで生成されるセルIDは510種類になる。
さらに、基地局との同期確立を終えた移動局は、その後、移動局からの制御情報を受信する。この制御情報は、報知情報とも呼ばれている。報知情報で通知される情報の1つにシステムフレーム番号(SFN:System Frame Number)がある。SFNとは、フレームより長い周期の時間単位であり、ハンドオーバーの際の2つの基地局間のデータ受け渡しのタイミング制御などに使用される。LTEでは、現在は明確なSFN周期は決定されていないが、同じ3GPPの規格であるW−CDMAでは4096フレームで1周期である。
非特許文献1においては、LTEの規格として検討されている下りリンクOFDMA通信方式を用いたSFNの通知方法が記載されており、SFNは、LTEの物理チャネルの1つとして検討されているプライマリBCH(P−BCH:Primary Broadcast Channel)によって移動局に通知される。
3GPP寄書 "R2−070768", "Combining of P−BCH" [平成19年3月7日検索],インターネット (ftp://ftp.3gpp.org/TSG_RAN/WG2_RL2/TSGR2_57/Documents/R2−070768.zip)
上記のとおり、次世代移動体通信規格であるLTEにおいては、SCHとRSを利用した3段階セルサーチを実施した後、接続しようとする基地局からの報知情報を取得する。
報知情報は、主にBCHにより移動局に通知される。BCHにより通知される報知情報としては、SFNの他にシステム帯域幅情報、送信アンテナ数情報、FDD/TDD識別情報のようなものが検討されている。BCHは、移動局がセルサーチを行なうと同時に取得する情報を含むため、定期的(例えば、1フレームに1度)に固定的なリソース配置で送信されるのが普通である。ただし、BCHの情報によっては一定間隔で取得する必要性が低いものもあるため、その場合にはBCHをその必要性により分割し、動的なチャネルで送信する方法も検討されている。
一方で、BCH自身で多くの情報を移動局に通知しようとすると、BCH全体の情報量が増加し、全下りリンク通信に占める報知情報の割合が高くなってしまうという問題がある。そのため、BCHで送信を行なう情報量をなるべく削減する必要がある。
本発明は、このような実情に鑑みて為されたものであり、情報通知/取得のための物理的リソースを効率的に利用することができる移動通信システム、無線制御装置および通信端末装置を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明に係る移動通信システムは、フレームを一つ以上に分割したサブフレームを用いて無線制御装置からダウンリンクデータを通信端末装置に送信する移動通信システムであって、前記無線制御装置は、複数フレーム区間に設定される時間区間制御情報を前記通信端末装置に通知するセル固有の符号系列を生成し、前記セル固有の符号系列を各サブフレームに多重される基準信号に割り当て、前記通信端末装置は、各サブフレームに多重された基準信号を抽出し、前記セル固有の符号系列を検出し、当該セル固有の符号系列の割当位置に応じて前記時間区間制御情報を取得することを特徴としている。
このように、無線制御装置で時間区間制御情報を通知するセル固有の符号系列を生成し、当該セル固有の符号系列を各サブフレームに多重される基準信号に割り当てる一方、通信端末装置で当該セル固有の符号系列の割当位置に応じて時間区間制御情報を取得することから、時間区間制御情報を通知するために使用される物理的リソースを削減することができるので、情報通知/取得のための物理的リソースを効率的に利用することが可能となる。
(2)本発明に係る移動通信システムにおいて、前記無線制御装置は、前記セル固有の符号系列として、1フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列を生成し、前記通信端末装置は、当該符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴としている。
このように、セル固有の符号系列として、1フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列が生成されることから、シフト量に情報を持たせることができるので、当該情報によって時間区間制御情報を通信端末装置に通知することが可能となる。
(3)また、本発明の移動通信システムにおいて、前記無線制御装置は、前記セル固有の符号系列として、複数フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列を生成し、前記通信端末装置は、当該符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴としている。
このように、セル固有の符号系列として、複数フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列が生成されることから、シフト量に情報を持たせることができるので、当該情報によって時間区間制御情報を通信端末装置に通知することが可能となる。特に、複数フレーム毎に符号系列をシフトさせているので、1フレーム毎に符号系列をシフトさせる場合と比べてより大きい時間区間制御情報を通信端末装置に通知することが可能となる。
(4)また、本発明の移動通信システムにおいて、前記無線制御装置は、セルIDと1対1に対応する前記セル固有の符号系列を生成し、前記通信端末装置は、当該符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴としている。
このように、セルIDと1対1に対応するセル固有の符号系列が生成されることから、セルIDを確認することによって当該セル固有の符号系列を特定することができるので、通信端末装置において容易に時間区間制御情報を取得することが可能となる。
(5)また、本発明の移動通信システムにおいて、前記無線制御装置は、1フレーム毎に1符号シフトする前記セル固有の符号系列を生成し、前記通信端末装置は、当該符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴としている。
このように、1フレーム毎に1符号シフトするセル固有の符号系列が生成されることから、この符号系列の特徴を活用した情報を通信端末装置に通知することが可能となる。例えば、時間方向の情報を通信端末装置に通知することが可能となる。
(6)また、本発明の移動通信システムにおいて、前記無線制御装置は、1フレーム毎に一定符号シフトし、当該一定符号シフト量がフレーム毎に一定である前記セル固有の符号系列を生成し、前記通信端末装置は、当該符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴としている。
このように、1フレーム毎に一定符号シフトし、当該一定符号シフト量がフレーム毎に一定であるセル固有の符号系列が生成されることから、例えば、通信端末装置において、一定符号だけシフトさせた符号系列における相関結果を、フレーム毎の平均化に使用することが可能となる。
(7)また、本発明の移動通信システムにおいて、前記時間区間制御情報がシステムフレーム番号であることを特徴としている。
このように、時間区間制御情報がシステムフレーム番号であることから、システムフレーム番号を通知するために使用される物理的リソースを削減することができるので、システムフレーム番号の通知/取得のための物理的リソースを効率的に利用することが可能となる。
(8)本発明の無線制御装置は、フレームを一つ以上に分割したサブフレームを用いて通信端末装置にダウンリンクデータを送信する無線制御装置であって、複数フレーム区間に設定される時間区間制御情報を前記通信端末装置に通知するセル固有の符号系列を生成するリファレンス信号生成手段と、前記セル固有の符号系列を各サブフレームに多重される基準信号に割り当てる符号割当手段とを備えることを特徴としている。
このように、リファレンス信号生成手段で時間区間制御情報を通知するセル固有の符号系列を生成し、符号割当手段で当該セル固有の符号系列を各サブフレームに多重される基準信号に割り当てることから、通信端末装置で当該セル固有の符号系列の割当位置に応じて時間区間制御情報を取得することにより、時間区間制御情報を通知するために使用される物理的リソースを削減することができるので、情報通知/取得のための物理的リソースを効率的に利用することが可能となる。
(9)本発明の無線制御装置において、前記リファレンス信号生成手段は、前記セル固有の符号系列として、1フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列を生成することを特徴としている。
このように、セル固有の符号系列として、1フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列が生成されることから、シフト量に情報を持たせることができるので、当該情報によって時間区間制御情報を通信端末装置に通知することが可能となる。
(10)本発明の無線制御装置において、前記リファレンス信号生成手段は、前記セル固有の符号系列として、複数フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列を生成することを特徴としている。
このように、セル固有の符号系列として、複数フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列が生成されることから、シフト量に情報を持たせることができるので、当該情報によって時間区間制御情報を通信端末装置に通知することが可能となる。特に、複数フレーム毎に符号系列をシフトさせているので、1フレーム毎に符号系列をシフトさせる場合と比べてより大きい時間区間制御情報を通信端末装置に通知することが可能となる。
(11)本発明の無線制御装置において、前記リファレンス信号生成手段は、セルIDと1対1に対応する前記セル固有の符号系列を生成することを特徴としている。
このように、セルIDと1対1に対応するセル固有の符号系列が生成されることから、セルIDを確認することによって当該セル固有の符号系列を特定することができるので、通信端末装置において容易に時間区間制御情報を取得することが可能となる。
(12)本発明の無線制御装置において、前記リファレンス信号生成手段は、1フレーム毎に1符号シフトする前記セル固有の符号系列を生成することを特徴としている。
このように、1フレーム毎に1符号シフトするセル固有の符号系列が生成されることから、この符号系列の特徴を活用した情報を通信端末装置に通知することが可能となる。例えば、時間方向の情報を通信端末装置に通知することが可能となる。
(13)本発明の無線制御装置において、前記リファレンス信号生成手段は、1フレーム毎に一定符号シフトし、前記一定符号シフト量がフレーム毎に一定である前記セル固有の符号系列を生成することを特徴としている。
このように、1フレーム毎に一定符号シフトし、当該一定符号シフト量がフレーム毎に一定であるセル固有の符号系列が生成されることから、例えば、通信端末装置において、一定符号だけシフトさせた符号系列における相関結果を、フレーム毎の平均化に使用することが可能となる。
(14)本発明の無線制御装置において、前記時間区間制御情報がシステムフレーム番号であることを特徴としている。
このように、時間区間制御情報がシステムフレーム番号であることから、システムフレーム番号を通知するために使用される物理的リソースを削減することができるので、システムフレーム番号の通知/取得のための物理的リソースを効率的に利用することが可能となる。
(15)本発明の通信端末装置は、フレームを一つ以上に分割したサブフレームを用いて無線制御装置からのダウンリンクデータを受信する通信端末装置であって、前記無線制御装置からのダウンリンクデータを受信する受信手段と、前記ダウンリンクデータにおいて各サブフレームに多重される基準信号に割り当てられたセル固有の符号系列を検出し、当該セル固有の符号系列の割り当て位置に応じて複数フレーム区間に設定される時間区間制御情報を取得するリファレンス信号処理手段と、を備えることを特徴としている。
このように、ダウンリンクデータにおいて各サブフレームに多重される基準信号に割り当てられたセル固有の符号系列を検出し、当該セル固有の符号系列の割り当て位置に応じて時間区間制御情報を取得することから、時間区間制御情報を通知するために使用される物理的リソースを削減することができるので、情報通知/取得のための物理的リソースを効率的に利用することが可能となる。
(16)本発明の通信端末装置において、前記リファレンス信号処理手段は、1フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴としている。
このように、1フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列に基づいて時間区間制御情報を取得することから、例えば、無線制御装置においてシフト量に持たせた情報を時間区間制御情報として取得することができるので、時間区間制御情報を通知するために使用される物理的リソースを削減することが可能となる。
(17)本発明の通信端末装置において、前記リファレンス信号処理手段は、複数フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴としている。
このように、複数フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列に基づいて時間区間制御情報を取得することから、例えば、無線制御装置においてシフト量に持たせた情報を時間区間制御情報として取得することができるので、時間区間制御情報を通知するために使用される物理的リソースを削減することが可能となる。特に、複数フレーム毎にシフトした符号系列に基づいて時間区間制御情報を取得するので、1フレーム毎にシフトした符号系列に基づいて時間区間制御情報を取得する場合と比べてより大きい時間区間制御情報を取得することが可能となる。
(18)本発明の通信端末装置は、前記リファレンス信号処理手段は、セルサーチによって検出されるセルIDと1対1に対応する前記セル固有の符号系列を検出することを特徴としている。
このように、セルIDと1対1に対応するセル固有の符号系列を検出することから、セルIDを確認することによって当該セル固有の符号系列を特定することができるので、容易に時間区間制御情報を取得することが可能となる。
(19)本発明の通信端末装置は、前記リファレンス信号処理手段は、1フレーム毎に1符号シフトする前記セル固有の符号系列を検出することを特徴としている。
このように、1フレーム毎に1符号シフトするセル固有の符号系列を検出することから、この符号系列の特徴を活用した情報を取得することが可能となる。例えば、時間方向の情報を取得することが可能となる。
(20)本発明の通信端末装置は、前記リファレンス信号処理手段は、1フレーム毎に一定符号シフトし、前記一定符号シフト量がフレーム毎に一定である前記セル固有の符号系列を検出することを特徴としている。
このように、1フレーム毎に一定符号シフトし、当該一定符号シフト量がフレーム毎に一定であるセル固有の符号系列を検出することから、例えば、一定符号だけシフトさせた符号系列における相関結果を、フレーム毎の平均化に使用することが可能となる。
(21)本発明の通信端末装置は、前記時間区間制御情報がシステムフレーム番号であることを特徴としている。
このように、時間区間制御情報がシステムフレーム番号であることから、システムフレーム番号を通知するために使用される物理的リソースを削減することができるので、システムフレーム番号の通知/取得のための物理的リソースを効率的に利用することが可能となる。
本発明によれば、時間区域制御情報を通知するセル固有の符号系列を各サブフレームに多重される基準信号に割り当てるようにしたことから、時間区間制御情報を通知するために使用される物理的リソースを削減することができるので、情報通知/取得のための物理的リソースを効率的に利用することが可能となる。
本発明の実施形態について説明する前に、本発明で使用されるマルチキャリア通信における基本技術や基礎的な概念について簡単に説明する。以下において、本移動通信システムが有する無線制御装置の例として基地局装置(以下、基地局と呼ぶ)を、本移動通信システムが有する通信端末装置の例として移動局装置(以下、移動局と呼ぶ)を用いて説明する。なお、移動局には、例えば、携帯電話端末、PDA端末、携帯可能なパーソナルコンピュータ等が含まれる。
(マルチキャリア通信の基本事項)
以下の説明では、下りリンク無線通信に使用するデジタル変調方式としてOFDMを使用する。また、本発明における移動通信システム(OFDM通信システム)では、1つのセルを3つの通信制御領域(セクタ)として制御する基地局がセル内の中心付近に設置され、複数の移動局と同時に通信を行なうことが考慮されている。移動通信システムでは、無線通信フレーム(以下、これをフレームと呼ぶ)を複数の移動局で使用できるように小さく分割し(以下、この分割単位をリソースブロックと呼ぶ)、それぞれのリソースブロックを通信環境が良好な移動局に割り当てることによって通信速度の向上を図っている。
(フレームの説明)
図1は、本発明に係る移動通信システムで使用されるダウンリンクのフレーム構成を示す図である。フレーム構成は、図1に示すようにOFDMA通信方式で用いられる一般的なフレーム構成と同様である。すなわち、一定時間区間(フレーム区間)を複数に分割し、かつ、周波数領域も複数のサブキャリアから構成される一定の帯域幅に分割した構成を使用する。これらの分割された1つの領域を本明細書においてはリソースブロックと呼んでいる。一般的に時間領域のフレームを分割した単位をサブフレームと呼び、周波数領域での分割された単位を周波数リソースブロック(サブチャネル)と呼ぶこともある。図1では、周波数軸方向にはRB1からRB6までの6つの周波数リソースブロックと時間軸方向にはSF1からSF10の10個のサブフレームで構成されている。
ただし、ブロック分割数およびブロックサイズはこれに限定して適用されるものではなく、本明細書で示す実施の方法はリソースブロックの分割数に依存しない。また、各移動局はこれらのブロックを共有して使用し、特に通信特性(スループット)の向上を図るために各ブロックが伝搬路環境の良い移動局にスケジューリングされることになる。また、小さいデータ量の通信を行なっている複数の移動局がある場合には、1つのリソースブロックをさらに分割し共有して使用することも可能である。
(セルサーチ)
マルチセル環境における移動局は、通信を開始する際に複数の基地局の中から受信特性の良好な、一般的には受信信号の受信電力が最も高い基地局を選択し、基地局と接続した後、無線通信を開始する。このような無線通信の開始時の動作を一般的にセルサーチと呼ぶ。セルサーチには通信特性の良好な基地局(すなわち、受信電力が最大となる基地局)の選択、セルIDなどの情報を含む基地局情報の取得、フレーム同期ならびにシンボル同期などが含まれる。移動局はセルサーチ後に、基地局固有情報(報知情報)を取得し無線通信を開始する。
なお、本明細書の説明ではセルサーチ後に報知情報を取得する手順を示しており、報知情報の取得とセルサーチを別々のステップとしているが、セルサーチの手順の1つとして報知情報の取得が含まれる場合もある。また、ある基地局と通信を行なっていた移動局が移動したことによって通信品質が劣化した場合には、ハンドオーバーと呼ばれる基地局を切り替える動作を行なう。このハンドオーバーではセルサーチと同様に新しく接続する基地局とのセルID情報、フレームタイミング、およびシンボルタイミングなどの情報をセルサーチの場合と同様に取得する必要がある。さらには、報知情報に関しても同様にハンドオーバー時に取得するため、本発明の適用が可能である。
図2は、セルおよびセクタの構成の一例を示す図である。図示されるように、1つのセル(CL1〜CL3)の中心に基地局(BS1〜BS3)が設置され、各セル(CL1〜CL3)は、各々、3つのセクタ(SC1〜SC3)に分割されている。各セルには複数の移動局(UE1等、他は省略する)が存在しており、各移動局は、受信品質の最も優れる基地局を選択し、無線通信を行なう。
例えば、図2に示した基地局(BS1〜BS3)が同一の送信電力で下り方向無線通信を行なっているとすると、移動局UE1は、最も伝搬損の少ないと考えられるBS1と接続し、通信を行なう。このように複数の基地局を検出し、その中から最も通信品質が良好な基地局を選択し、接続するためにセルサーチを行なう必要がある。
(3段階セルサーチ方法とSFNの取得)
以下にLTEの規格として検討されているセルサーチ方法を説明する。本明細書ではセルサーチ方法として以下の方法を前提に実施形態の説明を行なうが、セルサーチ方法はこれに限定されるものではない。ここでは、セルIDを取得するための1例として示している。セルサーチ方法は、3段階セルサーチ法と呼ばれる3ステップに分けたセルサーチ方法が提案されている。第1ステップでは、P−SCHの時間相関検出を使用して、OFDMシンボルタイミング、周波数オフセットの検出を行なう。
図3は、フレームにおける同期チャネル(SCH)の配置位置の一例を示す図である。図3(a)に示すように、SCHは、第1サブフレーム(SF1)と第6サブフレーム(SF6)に配置される。また、図3(b)に示すように、リソースブロック内での配置は前述したサブフレームの第7シンボルにP−SCHが、第6シンボルにS−SCHが配置されている。また、リファレンス信号(RS)は、各サブフレームの第1、第5、第8および第12シンボルに3サブキャリア毎に配置されている。
なお、本発明における実施形態は、必ずしもこれらの配置に限定されないが、セルサーチを行なう移動局にSCHのフレーム内の配置は既知である必要がある。また、RSの配置に関しても既知であるか、もしくはSCHの情報によって移動局に通知されることが望ましい。本発明は以上のフレーム構成とチャネル配置を前提として説明を行なう。
以上のようなチャネル配置において、セルサーチは、上述したように第1ステップでフレーム内の2つのSCHの時間的位置を検出することによってフレーム区間の1/2の周期で同期を行なうことができる。同時に、P−SCHのシンボル位置が固定されているのでシンボル同期も行なう。
第2ステップでは、第1ステップで検出したP−SCHのシンボル位置で周波数領域におけるP−SCHの符号の検出が行なわれる。P−SCHの符号は、セクタ固有に設定されており、これによってセクタ番号を検出することができる。例えば、図2に示したような3セクタのセルによって構成されるマルチセルである場合、セクタ番号は、1から3まで設定されることになる。同時に、S−SCHを構成するデータを復調し、基地局情報(例えば、セルIDグループ、フレームタイミングなど)を取得する。
セルID情報は、セクタ番号とセルIDグループの組み合わせによって決定される。よって、以上のような2ステップでセルID情報が取得できる。
第3ステップでは、移動局が第2ステップで検出したセルIDグループと対応する基地局固有の符号と、セクタ番号対応する符号とが乗算されたリファレンス信号と実際に受信した信号のリファレンス信号との相関により、セルIDの確認を行なっている。なお、このステップで確認されたRSは、以降のデータ復調に用いられることになる。
次に、移動局は、基地局からの報知情報を取得する。報知情報に含まれる情報としては、SFNの他に、システム帯域幅情報、送信アンテナ数情報、FDD/TDD識別情報などが含まれる。報知情報は、セルとのデータ通信以前に必ず取得する必要がある情報であるという特徴から、定期的に、かつ、セル全体での受信が可能であるような変調方式で送信する必要がある。このことは報知情報が低い変調方式で送信されることを意味し、よって少ない情報でも比較的大きな物理的リソースが必要である。このため、一定間隔で送信され、かつ、変調方式を高く設定できない報知情報に使用されるリソースをなるべく少なくしたい、つまりは情報量をなるべく少なくしたいという要望がある。
そこで、本発明に係る移動通信システムにおいては、セルサーチに使用されるリファレンスシンボルにSFN情報、もしくはその一部の情報を持たせることによって、BCHによるリソースの消費を低減するようにしたものである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下においては、上述したLTE規格の通信方式に基づいた実施形態について説明する。そのため、上述したフレーム構成(図1)およびリソースブロック構成(図3)と同じ構成を前提とした説明を行なう。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。また、セルサーチ方法に関しても、上述したLTEでの方法を前提として説明を行なうが、必ずしも同一のセルサーチ方法である必要はない。
(第1の実施形態)
本発明に係る移動通信システムにおいては、基地局が、リソースブロックに多重されるリファレンス信号(RS)を用いて移動局にSFNを通知する。この場合において、SFNの通知には、セルサーチで取得するセルIDと1対1に対応するRSの符号を用いて行なう。以下、移動局にSFNを通知するために、RSシンボルに符号を割り当てる際の割り当て方法の一例について説明する。
図4は、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、SFN情報を通知するためのRSの基準位置を示す図である。図4において、周波数方向に6つの周波数リソースブロック(RB)を示し、時間軸方向に1つのサブフレーム(SF)を示している。図4に示すように、RSの配置は、上述したSCHを含むリソースブロック(図3(b))と同様の配置になっている。ここで、本実施形態におけるRSシンボルは、全部で96シンボルとなっている。各シンボルの位置をそれぞれp(i=0〜95)としている。
次に、RSシンボルに割り当てる符号(RS符号)r(j=0〜95)の割り当て例を示す。ここで、rは、セル固有の符号であり、セルサーチによって取得できる情報により同定できるものとする。
まず、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、RSシンボルに割り当てられるRS符号の基本ポジションについて示す。図5は、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、RSシンボルに割り当てられるRS符号の基本ポジションの一例を示したものである。図5に示すRS符号の基本ポジションにおいては、p=rとなっている。ここで、基本ポジションのRS符号の割り当て方法は、移動局に既知であり、各セル共通であるものとする。
図6は、図5に示すRS符号の基本ポジションから、1符号分シフトさせた状態のRS符号について示したものである。具体的には、p=r95、p=r0、p=r1・・・となっている。つまり、符号のシフト量をsとすると、あるRSシンボル番号iにおける符号番号は、(i−s)mod96で表せる。すなわち、p=r((i−s)mod96)である。ここで、modは、数値を除算した剰余を示す。
このように、RS符号の割り当てをシフトすることにより、そのシフト量sに情報を持たせ、移動局に通知することができる。より具体的には、図7に示すように、フレーム毎にシフト量sの値を変更することによって時間方向の情報を通知することが出来る。本発明ではこれによってSFNを通知する。RSシンボルが96のシンボルで構成される場合には、シフト量sで96種類の情報を表すことができる。よって、1フレーム毎にsを異なる値に設定すれば、サブフレームのRS符号を検出することによって、SFNの周期を容易に判断することができる。なお、ここでは、SFNが96フレームである例を示している。
なお、この場合において、移動局には基本ポジション(図5)、並びに、基本ポジションをシフトさせた場合のシフト量と位置の関係(図6など)は既知である。すなわち、上述した実施形態以外にも、RSの基本ポジションが異なる形態で実施可能である。また、シフトだけでなく、時間方向に異なる配置を使用することも可能である。
図8は、サブフレーム内の第5シンボルのRSと、第8シンボルのRSとを交換した場合の一例を示すものである。つまり、以降に説明する相関によるRSの検出を行なう際、移動局が図8のような候補も相関を観測する候補の1つとして定義しておくことによって、SFNの情報量を増やすことができる。例えば、図8に示す例においては、SFNの情報量が96×2通りになる。
なお、本実施形態においては、RSシンボルに対して周波数方向にシンボル番号を設定する場合について示しているが、これに限定されるものではなく、時間方向にシンボル番号を設定する方法やランダムにシンボル番号を設定する方法でも実施可能である。ただし、シンボル番号の設定方法は、移動局によって予め認識されているものとする。
また、移動局において、シフト量sが連続的に変化することに着目し、フレーム毎にRSの符号検出結果をシフトしていく符号毎に積分していく(平均化していく)ことは実施形態として好ましい。この場合には、より効果的にRSを検出することが可能になる。
(基地局および移動局の構成)
次に、本実施形態に係る移動通信システムが有する基地局および移動局の構成例について説明する。まず、本実施形態に係る移動通信システムが有する基地局の構成例について説明する。
図9は、本実施形態に係る移動通信システムが有する基地局における、物理レイヤおよびMAC(Media Access Control)サブレイヤの構成例を示すブロック図である。なお、図9に示す基地局においては、図2に示す3セクタのセル構成に対応する場合について示しているため、セクタ#1〜セクタ#3にそれぞれ対応する3つの物理層部を有している。これらの3つの物理層部は同じ構成を採っており、同様の機能を有する。
図9に示すように、基地局は、MAC部11と、物理層部12とを備えている。MAC部11は、論理チャネルと物理チャネルのマッピング、スケジューリング処理、物理層部の制御を行ない、上位層から入力されたデータを物理層部12へ出力する。また、物理層部12から入力されたデータを上位層へ出力する。物理層部12は、MAC部11より入力された伝送データの無線送信信号への変換、並びに、後述する物理層部12のアンテナ部で受信した無線受信信号の伝送データへの変換をMAC部11からの制御情報に基づき行なう。
MAC部11は、上位層より通知されるフレームの各リソースブロックの割り当て情報に基づき、後述する物理層部12の送信回路部を制御する送信回路制御部111と、各リソースブロックのデータチャネル、リファレンス信号などの物理チャネルのデータをスケジューリングされたタイミングに合わせ送信回路部に入力する送信データ出力部112とを備えている。
物理層部12は、MAC部11より入力されたデータチャネルに対して変調を施し、リファレンス信号、およびサブフレームによってはSCHと共にリソースブロックに多重した後、後述するアナログ回路部に入力する送信回路部121と、アナログ回路部からの出力を復調しMAC部11に入力する受信回路部122と、送信回路部121から入力される送信信号を無線周波数に変換し、後述するアンテナ部より受信された受信信号を受信回路部122で処理できる周波数帯に変換するアナログ回路部123と、アナログ回路部123より入力された送信信号を無線空間に送信し、無線空間中の信号を受信するアンテナ部124と、を備えている。
図10は、図9に示す送信回路部121の具体的な構成の一例を示すブロック図である。上述したように、送信回路部121は、MAC部11より入力されたデータチャネルの符号化および変調を行なうと共に、データチャネル、リファレンス信号、SCHをMAC部11からの制御信号に基づき、リソースブロックに多重して送信を行なう。
図10に示すように、送信回路部121は、信号処理部1211と、SCH信号生成部1212と、リファレンス信号生成部1213と、割り当て部1214と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部1215と、P/S変換部1216と、GI付加部1217と、D/A変換部1218とを備えている。また、信号処理部1211は、誤り訂正符号化部1219と、S/P変換部1220と、変調部1221とを備えている。
信号処理部1211は、MAC部11より入力されたデータチャネルをリソースブロック毎に送信データの信号処理を行なう。この信号処理部1211において、誤り訂正符号化部1219は、送信データの誤り訂正符号化を行なう。S/P変換部1220は、誤り訂正符号化部1219の出力を並列直列変換する。変調部1221は、S/P変換部1220の出力に対し、BPSK、QPSK、16QAMなどの変調処理を行なう。
SCH信号生成部1212は、MAC部11からの制御情報に基づきSCHデータの生成を行なう。リファレンス信号生成部1213は、同じくMAC部11からの制御信号に基づきリファレンス信号の生成を行なう。割り当て部1214は、信号処理部1211からの出力信号と、SCH信号生成部1212からの出力信号と、リファレンス信号生成部1213からの出力信号をリソースブロックの各サブキャリアに割り当てる。
IFFT部1215は、割り当てられた周波数領域のデータ信号列を時間波形に変換する。P/S変換部1216は、IFFT部1215の出力を並列直列変換する。GI付加部1217は、P/S変換部1216の出力に対してガードインターバルを付加する。D/A変換部1218は、GI付加部1217の出力信号をデジタル信号からアナログ信号に変換する。
割り当て部1214では、MAC部11からの制御情報に基づいて処理を行ない、各物理チャネルを所望のサブキャリアに割り当てる。信号処理部1211の出力は、MAC部11の送信回路制御部111より通知される制御情報に基づいて割り当て部1214で適切なサブキャリアに割り当てられた後、IFFT部1215に出力される。D/A変換部1218の出力は、無線周波数への周波数変換を行なうアナログ回路部123を経て、アンテナ部124から空中に、無線信号として送信される。
なお、SCH信号生成部1212、並びに、リファレンス信号生成部1213においては、送信機会毎にデータの生成を行なうことも可能であるし、また、一度生成したデータを記憶して使用することも可能である。リファレンス信号は、上述したようにサブフレーム毎にリソースブロックに多重され、さらにフレーム毎に周波数方向にその符号をシフトすることを特徴としているが、一度あるシフト量のRS符号を生成し、それを記憶しておくことによって、次のフレームでは新たに符号を生成せずに記憶されたRS符号をシフトするだけでよいことになる。
RS符号のシフトは、上述したリファレンス信号生成部1213によって行なわれるが、これに限定されるものではない。例えば、リファレンス信号生成部1213で行なう方法以外に、割り当て部1214にてシフトを施したRSシンボルにRS符号を割り当てることによって代用することも可能である。
以上のように複数のセクタを制御する基地局の送信部においては、各リソースブロックの適切な位置にSCH信号とリファレンス信号をデータCHと共に多重し、それぞれのセクタに対応するアンテナ部124から送信する。これにより、リファレンス信号の符号系列によって、移動局が基地局と接続を行なう際に取得するSFNを移動局に通知することが可能になる。
次に、本実施形態に係る移動通信システムが有する移動局の構成例について説明する。図11は、本実施形態に係る移動通信システムが有する移動局の構成例を示すブロック図である。
図11に示すように、移動局は、アンテナ部21と、アナログ受信回路部22と、A/D変換部23と、タイミング検出部24と、GI(ガードインターバル)除去部25と、S/P(直列/並列)変換部26と、FFT部27と、サブキャリア補償部28と、復調部29と、誤り訂正復号化部30と、初期同期部31とを備えている。また、初期同期部31は、SCH信号処理部32と、リファレンス信号処理部33とを備えている。
アンテナ部21は、基地局から送信された無線信号を受信する。アナログ受信回路部22は、アンテナ部21で受信した無線信号を無線周波数帯からベースバンド周波数帯に変換する。A/D変換部23は、アナログ受信回路部22でベースバンド周波数帯に変換された信号を、アナログ信号からデジタル信号に変換する。
タイミング検出部24は、デジタルデータに変換された受信データからSCHを検出し、このSCHにシンボル同期を行なうためにSCH検出処理を施す。具体的には、A/D変換部23から入力された時間方向の信号に対し、SCHの時間波形が観測されるかを検出する。ここで、検出されたタイミングは、シンボルタイミングおよびSCHの含まれるサブフレームのタイミングとして使用される。
GI除去部25は、タイミング検出部24からのタイミング情報に従ってGIを除去する。S/P変換部26は、GI除去部25でGIを除去されたシンボルを直列信号から並列信号に変換する。FFT部27は、S/P変換部26で並列信号に変化された信号に対してFFT処理を施す。サブキャリア補償部28は、リファレンス信号を基準の信号として復調および復号を行なうデータのサブキャリア補償を施す。復調部29は、サブキャリア補償部28から入力されたデータの復調を行なう。誤り訂正復号化部30は、復調部29で復調されたデータの誤り訂正および復号化を行なう。
初期同期部31において、SCH信号処理部32は、FFT部27から入力されたSCHデータを使用してセルIDグループおよびセクタIDを検出し、これらを組み合わせてセルIDを生成する。リファレンス信号処理部33は、SCH信号処理部32で生成されるセルIDに対応するRS符号のレプリカ信号を生成し、受信信号のRS(受信RS)との相関を計算することによりSFNを検出する。
ここで、上記構成を有する移動局でSFN情報を取得する際の動作について図12を用いて説明する。図12は、本実施形態に係る移動通信システムが有する移動局でSFN情報を取得する際の動作について説明するためのフローチャートである。
SFN情報を取得する際、図12に示すように、移動局は、まず、セルサーチにより受信品質が良好な基地局から送信されるSCH信号からセルIDを検出する。例えば、上述した3段セルサーチで示したようにP−SCHの時間波形によりタイミングを検出した後、S−SCHからセルIDグループおよびP−SCHからセクタIDを検出し、それらの組み合わせによりセルIDを検出する(ステップ(以下、Sと略す)101)。
具体的には、まず、信号との時間的同期を行なうために受信信号からSCHタイミングの検出が行なわれる。すなわち、アンテナ部21を介して受信した基地局からの無線信号をアナログ受信回路部22でベースバンド周波数帯に変換し、この変換後の信号をA/D変換部23でアナログ信号からデジタル信号に変換する。そして、デジタルデータに変換された受信データからタイミング検出部24でSCHを検出し、シンボル同期を行なうためにSCH検出処理を施す。そして、タイミング検出部24によって取得したタイミング情報を、GI除去部25および初期同期部31に入力する。
GI除去部25でタイミング情報に従ってGIを除去した後、GIを除去したシンボルをS/P変換部26で直列信号から並列信号に変換する。そして、変換後の並列信号に対してFFT部27でFFT処理を施し、SCHデータおよびリファレンス信号データを初期同期部31に入力する。そして、初期同期部31(SCH信号処理部32)でSCHデータを使用してセルIDグループおよびセクタIDを検出し、これらを組み合わせてセルIDを生成する(S101)。
次に、移動局は、生成した基地局のID、つまり、セルIDグループとセクタIDとを組み合わせて生成されるセルIDと対応するRS符号のレプリカ信号rp(t=0〜95)を初期同期部31(リファレンス信号処理部33)生成する(S102)。ここで生成されるRS符号のレプリカ信号は、受信信号のRSとの相関を取ることにより、SFNを検出するために使用される。
受信RSは、FFT部27より初期同期部31に入力される。ここで初期同期部31に入力される受信RSは、サブフレーム内の所定のシンボル位置に多重されており、FFT部27でFFTを施された後、RSシンボル位置にある信号が選択され初期同期部31に入力されることになる。当該信号(受信RS)が入力されると、初期同期部31(リファレンス信号処理部33)によってRS符号のレプリカ信号と、受信RSとの相関の計算を行なう(S103)。
なお、S103において行なわれる相関の計算は、受信信号のRS位置にある信号pと、移動局で生成したRS符号のレプリカ信号rpの相関値を計算することによって行なわれる。この場合においては、シフト量sを検出するためにpもしくはrpの符号のどちらかをシフトすることで相関値を計算する。
初期同期部31(リファレンス信号処理部33)においては、受信リファレンス信号データを図4に示した移動局に既知の符号配列pに基づいて配列する。そして、これに対してRS符号のレプリカ信号rpを循環的にシフトさせながら相関を取っていくことによって、最も相関値が高いシフト量を判定する(S104)。例えば、図7に示したSFNに定義されたフレーム構成においては、フレームFにおいてはシフト量0で最も高い相関値が観測され、フレームFにおいてはシフト量+1において最も高い相関値が観測されることになる。
そして、RS符号のレプリカ信号rpのシフト量sに対する最大ピーク値を観測すると、初期同期部31(リファレンス信号処理部33)においてそのシフト量sからSFN情報を取得する(S105)。以上のようにして取得されたSFN情報は、不図示のMAC部へ送られる。このMAC部においては、このSFN情報に従って基地局との通信を行なうことができる。
このように、本実施形態に係る移動通信システムにおいては、リファレンス信号(RS)に、セル固有の符号を使用すると共に、その符号割り当て方法をある基準割り当て方法に対し、フレーム毎に循環的にシフトさせることによってそのシフト量とシステムフレーム番号(SFN)とが1対1に対応させている。これにより、移動局において容易にSFNを取得することができるようにしている。
したがって、OFDMダウンリンク通信システムにおいて報知情報でSFN情報を通知する必要がなく、BCHの負担を低減することが可能となる。また、移動局においては、セクタIDの同定とセルIDグループ情報より同定されるセルIDと対応したRS符号のレプリカ信号を用いることによってSFN情報を容易に検出することが可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。これらの変形例は、LTE(Long Term Evolution)に準拠した通信方式の実用化に貢献する。また、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る移動通信システムにおいては、RSの符号のシフトを複数フレームに対して1度行なう例について説明する。なお、基本的なフレーム構成、並びに、リソースブロックの構成について第1の実施形態に係る移動通信システムと同様である。また、基地局および移動局の構成も第1の実施形態で示した構成と同様の構成で実施可能である。
第1の実施形態に係る移動通信システムにおいては、RSの符号を1フレーム毎に1シンボルだけシフトさせる場合について説明している。第2の実施形態に係る移動通信システムにおいては、上述したRSによってSFNの一部を通知することを特徴とする。つまり、SFN周期の1/Mの周期をRSによって通知する方法を示すものである。
図13は、第2の実施形態におけるフレーム構成とRS符号のシフト量sとの対応を示す図である。図13においては、3フレーム毎にRS符号を1シンボルだけシフトする場合について示している。つまり、第2の実施形態に係る移動通信システムにおいては、3フレーム区間では同一のシフト量sとなる。
このように、第2の実施形態に係る移動通信システムにおいては、RSの符号のシフトを複数フレームに対して1度行なう。これにより、第1の実施形態に係る移動通信システムの3倍のSFN区間を示すことが可能となる。なお、移動局においては、RS符号のシフト量sが変化するフレームを判定することによって、FN情報を取得することが可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る移動通信システムにおいては、RSの符号のシフトを毎フレーム行ない、かつ、SFN周期より短い周期で繰り返す例について説明する。なお、基本的なフレーム構成、並びに、リソースブロックの構成について第1の実施形態に係る移動通信システムと同様である。また、基地局および移動局の構成も第1の実施形態で示した構成と同様の構成で実施可能である。
第1の実施形態に係る移動通信システムにおいては、RSの符号を1フレーム毎に1シンボルだけシフトさせる場合について説明している。第2の実施形態に係る移動通信システムにおいては、上述したRSによってSFNの一部を通知することを特徴とする。つまり、SFN周期の1/Mの周期をRSによって通知する方法を示すものである。
図14は、第3の実施形態におけるフレーム構成とRS符号のシフト量sとの対応を示す図である。図14においては、3フレームで1周期のシフト変化をする場合について示している。つまり、第3の実施形態に係る移動通信システムにおいては、3フレーム毎に同一のシフト変化が繰り返されることになる。
つまり、第3の実施形態に係る移動通信システムにおいては、図14に示すようなSFNの1/Mの周期情報をRSによって通知する。図14においては、移動局は、3つの連続するフレームのRS符号のシフト量sを32に設定しているため、フレーム毎に32ずらしたレプリカ信号と相関を取り、32シフトしたRS符号の相関結果をフレーム毎に平均化に使用することが可能となる。ただし、この場合において、移動局は、このようなRS符号のシフト量の変化量は既知であるものとする。
本発明に係る移動通信システムで使用されるダウンリンクのフレーム構成を示す図である。 セルおよびセクタの構成の一例を示す図である。 フレームにおける同期チャネル(SCH)の配置位置の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおいて、SFN情報を通知するためのRSの基準位置を示す図である。 第1の実施形態に係る移動通信システムにおいて、RSシンボルに割り当てられるRS符号の基本ポジションの一例を示す図である。 図5に示すRS符号の基本ポジションから、1符号分シフトさせた状態のRS符号について示す図である。 第1の実施形態に係る移動通信システムにおけるフレーム構成とRS符号のシフト量sとの対応を示す図である。 図5に示すRS符号の基本ポジションから、サブフレーム内の第5シンボルのRSと、第8シンボルのRSとを交換した状態のRS符号について示す図である。 第1の実施形態に係る移動通信システムが有する基地局における、物理レイヤおよびMACサブレイヤの構成例を示すブロック図である。 図9に示す送信回路部の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る移動通信システムが有する移動局の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る移動通信システムが有する移動局でSFN情報を取得する際の動作について説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるフレーム構成とRS符号のシフト量sとの対応を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるフレーム構成とRS符号のシフト量sとの対応を示す図である。
符号の説明
11 MAC部
111 送信回路制御部
112 送信データ出力部
12 物理層部
121 送信回路部
1211 信号処理部
1212 SCH信号生成部
1213 リファレンス信号生成部
1214 割り当て部
1215 IFFT部
1216 P/S変換部
1217 GI付加部
1218 D/A変換部
1219 誤り訂正符号化部
1220 S/P変換部
1221 変調部
122 受信回路部
123 アナログ回路部
124 アンテナ部
21 アンテナ部
22 アナログ受信回路部
23 A/D変換部
24 タイミング検出部
25 GI除去部
26 S/P変換部
27 FFT部
28 サブキャリア補償部
29 復調部
30 誤り訂正復号化部
31 初期同期部
32 SCH信号処理部
33 リファレンス信号処理部

Claims (21)

  1. フレームを一つ以上に分割したサブフレームを用いて無線制御装置からダウンリンクデータを通信端末装置に送信する移動通信システムであって、
    前記無線制御装置は、複数フレーム区間に設定される時間区間制御情報を前記通信端末装置に通知するセル固有の符号系列を生成し、前記セル固有の符号系列を各サブフレームに多重される基準信号に割り当て、
    前記通信端末装置は、各サブフレームに多重された基準信号を抽出し、前記セル固有の符号系列を検出し、当該セル固有の符号系列の割当位置に応じて前記時間区間制御情報を取得することを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記無線制御装置は、前記セル固有の符号系列として、1フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列を生成し、前記通信端末装置は、当該符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 前記無線制御装置は、前記セル固有の符号系列として、複数フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列を生成し、前記通信端末装置は、当該符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  4. 前記無線制御装置は、セルIDと1対1に対応する前記セル固有の符号系列を生成し、前記通信端末装置は、当該符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  5. 前記無線制御装置は、1フレーム毎に1符号シフトする前記セル固有の符号系列を生成し、前記通信端末装置は、当該符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴とする請求項2記載の移動通信システム。
  6. 前記無線制御装置は、1フレーム毎に一定符号シフトし、当該一定符号シフト量がフレーム毎に一定である前記セル固有の符号系列を生成し、前記通信端末装置は、当該符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴とする請求項2記載の移動通信システム。
  7. 前記時間区間制御情報がシステムフレーム番号であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の移動通信システム。
  8. フレームを一つ以上に分割したサブフレームを用いて通信端末装置にダウンリンクデータを送信する無線制御装置であって、
    複数フレーム区間に設定される時間区間制御情報を前記通信端末装置に通知するセル固有の符号系列を生成するリファレンス信号生成手段と、
    前記セル固有の符号系列を各サブフレームに多重される基準信号に割り当てる符号割当手段と、を備えることを特徴とする無線制御装置。
  9. 前記リファレンス信号生成手段は、前記セル固有の符号系列として、1フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列を生成することを特徴とする請求項8記載の無線制御装置。
  10. 前記リファレンス信号生成手段は、前記セル固有の符号系列として、複数フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列を生成することを特徴とする請求項8記載の無線制御装置。
  11. 前記リファレンス信号生成手段は、セルIDと1対1に対応する前記セル固有の符号系列を生成することを特徴とする請求項8記載の無線制御装置。
  12. 前記リファレンス信号生成手段は、1フレーム毎に1符号シフトする前記セル固有の符号系列を生成することを特徴とする請求項9記載の無線制御装置。
  13. 前記リファレンス信号生成手段は、1フレーム毎に一定符号シフトし、前記一定符号シフト量がフレーム毎に一定である前記セル固有の符号系列を生成することを特徴とする請求項9記載の無線制御装置。
  14. 前記時間区間制御情報がシステムフレーム番号であることを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載の無線制御装置。
  15. フレームを一つ以上に分割したサブフレームを用いて無線制御装置からのダウンリンクデータを受信する通信端末装置であって、
    前記無線制御装置からのダウンリンクデータを受信する受信手段と、
    前記ダウンリンクデータにおいて各サブフレームに多重される基準信号に割り当てられたセル固有の符号系列を検出し、当該セル固有の符号系列の割り当て位置に応じて複数フレーム区間に設定される時間区間制御情報を取得するリファレンス信号処理手段と、を備えることを特徴とする通信端末装置。
  16. 前記リファレンス信号処理手段は、1フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴とする請求項15記載の通信端末装置。
  17. 前記リファレンス信号処理手段は、複数フレーム毎に符号系列を循環的にシフトした符号系列に基づいて前記時間区間制御情報を取得することを特徴とする請求項15記載の通信端末装置。
  18. 前記リファレンス信号処理手段は、セルサーチによって検出されるセルIDと1対1に対応する前記セル固有の符号系列を検出することを特徴とする請求項15記載の通信端末装置。
  19. 前記リファレンス信号処理手段は、1フレーム毎に1符号シフトする前記セル固有の符号系列を検出することを特徴とする請求項16記載の通信端末装置。
  20. 前記リファレンス信号処理手段は、1フレーム毎に一定符号シフトし、前記一定符号シフト量がフレーム毎に一定である前記セル固有の符号系列を検出することを特徴とする請求項16記載の通信端末装置。
  21. 前記時間区間制御情報がシステムフレーム番号であることを特徴とする請求項15から請求項20のいずれかに記載の通信端末装置。
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