JP2008282654A - プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents
プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008282654A JP2008282654A JP2007125341A JP2007125341A JP2008282654A JP 2008282654 A JP2008282654 A JP 2008282654A JP 2007125341 A JP2007125341 A JP 2007125341A JP 2007125341 A JP2007125341 A JP 2007125341A JP 2008282654 A JP2008282654 A JP 2008282654A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auxiliary
- main
- partition wall
- barrier ribs
- barrier rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
【課題】主隔壁または補助隔壁と基板との隙間からのプラズマ放電の漏洩に起因するクロストークの発生を抑制し、高画質で高輝度のプラズマディスプレイパネルを実現する。
【解決手段】本発明のプラズマディスプレイパネルは、一対の基板を内部に放電空間が形成されるように対向配置することにより構成したプラズマディスプレイパネルであって、少なくとも一方の基板には前記放電空間を仕切るための、複数の主隔壁と、前記主隔壁間で主隔壁と結合した複数の補助隔壁とを有し、前記主隔壁と前記補助隔壁との結合部において前記補助隔壁の高さが前記主隔壁よりも低く、かつ前記結合部以外において前記補助隔壁の高さが前記結合部における前記補助隔壁より高く、前記主隔壁より高くないことを特徴とする。
【選択図】図5
【解決手段】本発明のプラズマディスプレイパネルは、一対の基板を内部に放電空間が形成されるように対向配置することにより構成したプラズマディスプレイパネルであって、少なくとも一方の基板には前記放電空間を仕切るための、複数の主隔壁と、前記主隔壁間で主隔壁と結合した複数の補助隔壁とを有し、前記主隔壁と前記補助隔壁との結合部において前記補助隔壁の高さが前記主隔壁よりも低く、かつ前記結合部以外において前記補助隔壁の高さが前記結合部における前記補助隔壁より高く、前記主隔壁より高くないことを特徴とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、大画面で薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと記す)およびその製造方法に関するものである。
近年、PDPは、視認性に優れた表示パネル(薄型表示デバイス)として注目されており、高輝度高精細化および大画面化が進められている。
このPDPには、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の簡便性から、現状では、AC型で面放電型のPDPが主流を占めるようになってきている。
このPDPの一般的な構造を図1に示す。図1はPDPの概略構成を示す断面斜視図である。前面板1は、例えばガラスのような透明且つ絶縁性の基板2上に誘電体層3およびMgO蒸着膜による保護膜4で覆われた複数の表示電極5が付設された構造となっている。表示電極5は、走査電極6aと維持電極6bとが対となったものである。また、背面板7は、例えばガラスのような絶縁性の基板8上に絶縁体層9で覆われた複数のデータ電極10が付設され、絶縁体層9上のデータ電極10間にはデータ電極10と平行してストライプ状の隔壁11が設けられている。さらに、高精細化に際して隣接する画素となる放電セル間で誤放電が発生するいわゆるクロストークの対策として、補助隔壁12が隔壁11間に隔壁11と結合部13で交差して設けられている。図2に隔壁11と補助隔壁12との詳細を示す。ここで、隔壁11と補助隔壁12は、例えば感光性ペースト材料を塗布した後、所定の隔壁および補助隔壁の形状となるように露光を行った後、現像し、その後、焼成により固化することで得られる(例えば特許文献1)。
そして、絶縁体層9の表面と隔壁11および補助隔壁12の側面にかけて蛍光体層14が形成されている。そして前面板1と背面板7とは、走査電極6aおよび維持電極6bとデータ電極10とが直交するように放電空間15を挟んで対向して配置されている。そして放電空間15には、放電ガスとして、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうち、少なくとも1種類の希ガスが封入されており、隔壁11および補助隔壁12によって仕切られ、データ電極10と走査電極6aおよび維持電極6bとの交差部の放電空間15が放電セル16として動作する。
以上のように、補助隔壁12を設けることによりデータ電極10の延伸方向に隣接する放電セル16に対し、プラズマ放電や放電により発生する紫外線の漏洩を防ぐとともに輝度の高いPDPを得ることが可能となる。さらに、補助隔壁12を隔壁11より低く作製することにより、製造工程における蛍光体の塗布形成が容易となり、高歩留りで生産性に優れたPDPを得ることができる。
特開2000−195431号公報
しかし、上述したような補助隔壁を有するPDPの構造であっても、画像表示時にクロストークでの画質の劣化が発生する場合があった。
上記課題を解決するために、本発明のPDPは、一対の基板を内部に放電空間が形成されるように対向配置することにより構成したPDPであって、少なくとも一方の基板には前記放電空間を仕切るための、複数の主隔壁と、前記主隔壁間で主隔壁と結合した複数の補助隔壁とを有し、前記主隔壁と前記補助隔壁との結合部において前記補助隔壁の高さが前記主隔壁よりも低く、かつ前記結合部以外において前記補助隔壁の高さが前記結合部における前記補助隔壁より高く、前記主隔壁より高くないことを特徴とする。また、前記結合部における前記補助隔壁の高さが、前記主隔壁の高さに対して87%以下であって、かつ前記主隔壁と隣接する前記主隔壁との頂部間隔の長さに対して前記結合部以外の前記補助隔壁の長さが60%〜94%であることを特徴とする。
さらに、本発明のPDPの製造方法は、一対の基板を内部に放電空間が形成されるように対向配置することにより構成したPDPの製造方法であって、少なくとも一方の基板に前記放電空間を仕切るための、複数の主隔壁と前記主隔壁間で主隔壁と結合した複数の補助隔壁とを形成する工程において、少なくとも2以上の積層膜を形成するステップと、前記積層膜の任意の1以上の層に前記主隔壁と前記補助隔壁との井桁状のパターニングをする露光ステップと、前記積層膜の任意の1以上の層に前記主隔壁と前記補助隔壁とが結合しないパターニングをする露光ステップとを有することを特徴とする。さらに前記主隔壁と前記補助隔壁を形成する工程において、少なくとも3以上の積層膜を形成するステップと、前記積層膜の任意の1以上の層に前記主隔壁と前記補助隔壁との井桁状のパターニングをする露光ステップと、前記積層膜の任意の1以上の層に前記主隔壁と前記補助隔壁とが結合しないパターニングをする露光ステップと、前記積層膜の任意の1以上の層に前記主隔壁のみのパターニングをする露光ステップとを有することを特徴とする。
本発明によるPDPによれば、クロストークなどの隣接する放電セル間の誤放電の発生を抑制し、高画質で高輝度のPDPを実現することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明の実施の形態はこれに制限されるものではない。
(実施の形態)
本発明の実施の形態によるPDPについて、図を用いて以下に説明する。本発明の実施の形態によるPDPの概略構成は、図1に示した構成と、隔壁および補助隔壁の部分を除いて同様であり、したがって以下では、本実施の形態1が特徴的な点について詳細に説明する。
本発明の実施の形態によるPDPについて、図を用いて以下に説明する。本発明の実施の形態によるPDPの概略構成は、図1に示した構成と、隔壁および補助隔壁の部分を除いて同様であり、したがって以下では、本実施の形態1が特徴的な点について詳細に説明する。
図5は、本実施の形態によるPDPの、主隔壁11と補助隔壁12の部分を示す斜視図である(蛍光体層は図示せず)。なお、図2に示した構成と同じ構成部分には同一の番号を付している。
本実施の形態の特徴的な点は、主隔壁11の両側の補助隔壁12が、その結合部13において、補助隔壁12の高さが低くなっていることである。主隔壁11と補助隔壁12との結合部13をこのような形状に形成することにより、主隔壁11および補助隔壁12を形成する際の焼成・固化などの熱履歴によって発生する結合部13での凹みの量を減少させることができる。
従来技術のいわゆる井桁状の隔壁構造であっても、クロストークなどの誤放電が発生する原因について発明者等が検討した結果、このクロストークの特徴的な点は、データ電極10の延伸方向に対して斜め隣に位置する放電セル16に対しても発生するということであった。そこで発明者等がこのクロストーク発生の原因についてさらに検討した結果、図3に示すように、隔壁11と補助隔壁12の結合部13において隔壁11に凹みが発生していることを確認しており、この凹みの結果、隔壁12と前面板1との間に生じた隙間からプラズマ放電の漏洩が発生しやすくなり、クロストークが生じやすくなるということが判った。この凹みは、隔壁11と補助隔壁12とを形成する際に行われる焼成によって隔壁11および補助隔壁12に生じる収縮が原因であると考えられる。また凹みは隔壁11および補助隔壁12の高さの差が小さいほど大きくなることを確認している。
ここで、主隔壁11と補助隔壁12とを上述のような構成とすることにより、加熱・固化後の主隔壁11の凹み量が小さくなる原因としては、主隔壁11および補助隔壁12の加熱・固化時における収縮の集中が低減したためと考えられる。すなわち、加熱・固化における主隔壁11および補助隔壁12の体積収縮率は60%程度と大きく、且つ、従来例に示したような、主隔壁11と補助隔壁12とを同等の高さで結合部を形成した場合では、結合部13においては主隔壁11および補助隔壁12のそれぞれの収縮方向の4方向に収縮力が作用することになるため、高さ方向に対する縮みが大きくなり、その結果、結合部に凹みが生じてしまうのである。
これに対して本発明の実施の形態のように結合部13において補助隔壁12側にスリットのような構造を設けるため、補助隔壁12によって結合部13に作用する収縮力が軽減され、その結果、結合部13での高さ方向の縮みが軽減され、結合部の凹み量が減少するものと考えられる。
また、主隔壁11と補助隔壁12との高さの差(つまりスリット構造部の深さとその幅)を調節することで、結合部13の凹み量を増大させることなく、かつ主隔壁11方向の隣接する放電セル16間のクロストークの発生を低減することができる。
本発明の実施の形態における背面板7の断面構造の一部を図4に示す。このように結合部13において主隔壁11の高さと補助隔壁12の高さが異なり、両者の間にスリット部が形成される。ここで主隔壁11の頂部端部から隣接する主隔壁11の頂部端部までの長さをw1とし、結合部13以外の部分の補助隔壁12の頂部の長さをw2とする。また主隔壁11の高さをh1とし、結合部13での補助隔壁12の高さをh2とする。そして結合部13以外の部分の補助隔壁12であって頂部の長さがw2である部分を補助隔壁12a(図示せず)とし、それ以外の部分を補助隔壁12b(図示せず)とする。
発明者がさらに検討した結果、クロストークの発生を低減させかつ、主隔壁11の縮みを軽減させる効果は、スリット構造部の大きさに依存していることが判明した。具体的には、図4のように主隔壁11の形成方向に対する断面図におけるスリット構造部の断面積に依存している。例えば図4において補助隔壁12aの長さw2が小さくなれば、スリット構造部の深さに相当する高さh1と高さh2との差を大きくする必要があり、一方、補助隔壁12aの長さw2が大きくなれば、高さh1と高さh2との差は小さくとも効果を奏する。
これらの検討結果として、具体的には結合部13での補助隔壁12の高さh2は、主隔壁11の高さh1に対して87%以下であって、かつ補助隔壁12aの長さw2は、隣接する2本の主隔壁11間の長さw1に対して60%〜94%となる必要がある。この場合に、確実にクロストークの発生を低減させ、かつ結合部の凹み量を抑制することができた。すなわち、高さh2が高さh1の87%であった場合、補助隔壁12aの長さw2は主隔壁11間の長さw1に対して60%程度が望ましい。
ここより、PDPの製造方法について説明する。まず基板2上に、表示電極5となる走査電極6aおよび維持電極6bを形成する。これらの表示電極5は導電性黒色粒子あるいは銀(Ag)材料を含むペーストを所望の温度で焼成して固化している。黒色材料を含むペーストをスクリーン印刷する方法や黒色材料をガラス基板の全面に形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングし、焼成することにより形成される。
具体的な表示電極5の形成手順は、以下に示す手順が一般的である。基板2上に黒色材料を含んだペーストを印刷し乾燥させた後、フォトリソグラフィ法でパターニングして、画像表示時のコントラストを向上するための黒色層を形成する。さらにその上に顔料を含んだペーストと導電性粒子を含んだペーストをそれぞれ印刷、乾燥を繰り返す。その後フォトリソグラフィ法でパターニングして黒色層と白色層からなる表示電極5を形成する。
次に、表示電極5を覆うように基板2上に誘電体ペーストをダイコート法などにより塗布して誘電体ペースト層(誘電体ガラス層)を形成する。誘電体ペーストを塗布した後、所定の時間放置することによって塗布された誘電体ペースト表面がレベリングされて平坦な表面になる。その後、誘電体ペースト層を焼成固化することにより、表示電極5を覆う誘電体層3が形成される。なお、誘電体ペーストは粉末の誘電体ガラス、バインダおよび溶剤を含む塗料である。次に、誘電体層3上に酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層4を真空蒸着法により形成する。以上の工程により、基板2上に所定の構成部材が形成されて前面板1が完成する。
一方、背面板7は次のようにして形成される。まず、基板8上に、銀(Ag)材料を含むペーストをスクリーン印刷する方法や、金属膜を全面に形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングする方法などによりデータ電極10用の構成物となる材料層を形成し、それを所望の温度で焼成することによりデータ電極10を形成する。次に、データ電極10が形成された基板8上にダイコート法などによりデータ電極10を覆うように誘電体ペーストを塗布して誘電体ペースト層を形成する。その後、誘電体ペースト層を焼成することにより下地誘電体層9を形成する。なお、誘電体ペーストは粉末の誘電体ガラスとバインダおよび溶剤を含んだ塗料である。
次に、下地誘電体層9上に隔壁材料を含む隔壁形成用ペーストを塗布して所定の形状にパターニングして隔壁材料層を形成し、その後、焼成することにより主隔壁11および補助隔壁12を形成する。ここで、下地誘電体層9上に塗布した隔壁用ペーストをパターニングする方法としては、フォトリソグラフィ法やサンドブラスト法を用いることができる。これについては、後述する。次に、隣接する主隔壁11間、補助隔壁12間および下地誘電体層9上に蛍光体材料を含む蛍光体ペーストを塗布して焼成することにより蛍光体層14が形成される。以上の工程により、基板8上に所定の構成部材が形成されて背面板7が完成する。
このようにして所定の構成部材を備えた前面板1と背面板7とを表示電極5とデータ電極10とが直交するように対向配置して、その周囲をガラスフリットで封着し、放電空間16にNe、Xeなどを含む放電ガスを封入することによりPDPが完成する。
以下、主隔壁11および補助隔壁12の製造方法について詳述する。本発明の実施の形態では、少なくとも2層以上の構造によって上述の隔壁を形成する。まず上述した下地誘電体層9上にガラス粉末と感光性有機物との混合した材料である感光性ペーストを第1層としてスクリーン印刷法、ダイコート法などにより塗布する。ここで仕上がり時の膜厚が補助隔壁12の結合部13での高さに相当するように形成する。この塗布膜に対して、いわゆる井桁状となるようにフォトリソグラフィ法の露光による第1のパターニングをする。図6はここで使用する露光時のマスクパターンの模式図を示す。このように主隔壁11a,補助隔壁12aおよび結合部13aよりマスクパターンは形成されている。
続いて、第2層として同様のガラス粉末と感光性有機物との混合材料である感光性ペーストを同じくスクリーン印刷法、ダイコート法などにより塗布する。ここでの仕上がり時の膜厚が補助隔壁12の結合部13以外での高さに相当するように形成する。この塗布膜に対して、第1のパターニングと同様に第2のパターニングを行う。図7はここで使用する露光時のマスクパターンの模式図を示す。ここで露光時のマスクは主隔壁11bのパターンと補助隔壁12bが結合されないように形成される。このように、現像・加熱・固化後の結合部13近傍の補助隔壁12の高さは1層目の塗布膜に応じた高さとなり、主隔壁11及び結合部13近傍以外の補助隔壁12高さは1層目と2層目の塗布膜に応じた高さとなる。
また上述の手法に加えて、第2のパターニングの後に、第3層として同様の感光性ペーストを第2層の塗布膜状に塗布形成し、主隔壁11部のみを形成する構造もある。図8はここで使用する露光時のマスクパターンの模式図を示す。このように主隔壁11cのみのマスクパターンとなる。このようにすることで主隔壁11は1層目、2層目、3層目の塗布膜に、結合部13近傍以外の補助隔壁は1層目、2層目の塗布膜に、結合部13近傍の補助隔壁12は1層目の塗布膜に応じた高さとなる。
前述した2層構造では主隔壁11及び結合部13近傍以外の補助隔壁12の高さは1層目と2層目の塗布膜に応じた高さとなるが、結合部13近傍以外の補助隔壁12は主隔壁11に比べて体積が小さく加熱・固化によって発生する体積収縮が小さくなる。そのため結合部13近傍以外の補助隔壁12高さが主隔壁11よりも高くなり、前面板1と背面板7を対向配置する際に結合部13近傍以外の補助隔壁12が主隔壁11よりも先に前面板1に当たり倒れるおそれがある。
これに対して、上述した3層構造では、主隔壁11に第3層目を設けることによって主隔壁11の高さが結合部13近傍以外の補助隔壁12高さよりも低くなることを防ぎ上述した問題を防ぐことができる。
上述のように、本発明の実施の形態によれば、放電空間を仕切る隔壁と補助隔壁との結合部における隔壁の形状変化、つまり凹み量を小さくして形状精度を高めることができ、その結果、クロストークの発生を抑制し、高画質で高輝度のPDPを実現することができる。
なお、以上の説明においては、主隔壁11および補助隔壁12を形成する際、加熱・固化により主隔壁11および補助隔壁12に発生する体積収縮に対して、本実施の形態が効果を有することを示したが、主隔壁11および補助隔壁12が特に加熱・固化によって形成されるものに限られるものではなく、体積収縮を伴って形成されるものであれば、同様の効果を得ることができる。
本発明のPDPおよびその製造方法は、クロストークの発生を抑制し、高画質で高輝度のPDPを実現する点で有用である。
1 前面板
2,8 基板
3 誘電体層
4 保護膜
5 表示電極
6a 走査電極
6b 維持電極
7 背面板
9 下地絶縁体層
10 データ電極
11 主隔壁
12 補助隔壁
13 結合部
14 蛍光体層
15 放電空間
16 放電セル
2,8 基板
3 誘電体層
4 保護膜
5 表示電極
6a 走査電極
6b 維持電極
7 背面板
9 下地絶縁体層
10 データ電極
11 主隔壁
12 補助隔壁
13 結合部
14 蛍光体層
15 放電空間
16 放電セル
Claims (4)
- 一対の基板を内部に放電空間が形成されるように対向配置することにより構成したプラズマディスプレイパネルであって、少なくとも一方の基板には前記放電空間を仕切るための、複数の主隔壁と、前記主隔壁間で前記主隔壁と結合した複数の補助隔壁とを有し、前記主隔壁と前記補助隔壁との結合部において前記補助隔壁の高さが前記主隔壁よりも低く、かつ前記結合部以外において前記補助隔壁の高さが前記結合部における前記補助隔壁より高く、前記主隔壁より高くないことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
- 前記結合部における前記補助隔壁の高さが、前記主隔壁の高さに対して87%以下であって、かつ前記主隔壁と隣接する前記主隔壁との頂部間隔の長さに対して前記結合部以外の前記補助隔壁の長さが60%〜94%であることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
- 一対の基板を内部に放電空間が形成されるように対向配置することにより構成したプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、少なくとも一方の基板に前記放電空間を仕切るための、複数の主隔壁と前記主隔壁間で主隔壁と結合した複数の補助隔壁とを形成する工程において、少なくとも2以上の積層膜を形成するステップと、前記積層膜の任意の1以上の層に前記主隔壁と前記補助隔壁との井桁状のパターニングをする露光ステップと、前記積層膜の任意の1以上の層に前記主隔壁と前記補助隔壁とが結合しないパターニングをする露光ステップとを有することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
- 前記主隔壁と前記補助隔壁を形成する工程において、少なくとも3以上の積層膜を形成するステップと、前記積層膜の任意の1以上の層に前記主隔壁と前記補助隔壁との井桁状のパターニングをする露光ステップと、前記積層膜の任意の1以上の層に前記主隔壁と前記補助隔壁とが結合しないパターニングをする露光ステップと、前記積層膜の任意の1以上の層に前記主隔壁のみのパターニングをする露光ステップとを有することを特徴とする請求項3記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007125341A JP2008282654A (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007125341A JP2008282654A (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008282654A true JP2008282654A (ja) | 2008-11-20 |
Family
ID=40143299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007125341A Pending JP2008282654A (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008282654A (ja) |
-
2007
- 2007-05-10 JP JP2007125341A patent/JP2008282654A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4788226B2 (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
JP2004164885A (ja) | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 | |
JP2008282654A (ja) | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 | |
JP4307101B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの製造方法 | |
JP4092963B2 (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
JP4135468B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの製造方法 | |
JP2013084407A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
JP4425314B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの製造方法 | |
JP2010218942A (ja) | プラズマディスプレイパネルの製造方法 | |
JP2005332599A (ja) | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 | |
US7722423B2 (en) | Method of manufacturing plasma display panel with concave barrier wall portion | |
KR100808178B1 (ko) | 라미네이션 장치, 이를 이용하여 제조된 플라즈마디스플레이 패널의 상부 기판 및 그 형성방법 | |
JP2009301866A (ja) | プラズマディスプレイパネルの製造方法 | |
JP4259190B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの製造方法 | |
JP2008112651A (ja) | プラズマディスプレイパネルの背面板の製造方法 | |
JP2006351263A (ja) | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 | |
JP2008123936A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
JP2008123938A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
JP2010027319A (ja) | プラズマディスプレイパネルの製造方法 | |
JP2013084406A (ja) | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 | |
JP2004247196A (ja) | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 | |
JP2004014478A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
JP2009289633A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
JP2008098042A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
JP2011103223A (ja) | プラズマディスプレイパネル |